JP6327815B2 - 緊急通報システム、緊急通報装置、サーバおよび緊急通報方法 - Google Patents

緊急通報システム、緊急通報装置、サーバおよび緊急通報方法 Download PDF

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Description

この発明は、通報発信を行う緊急通報装置と、電話回線網を介して緊急通報装置に接続され、当該緊急通報装置からの通報発信に応答するオペレータ電話機と、データ通信網を介して緊急通報装置に接続され、オペレータ電話機に対する通報発信の着信・応答状態を管理するサーバとを備えた緊急通報システム、緊急通報装置、サーバおよび緊急通報方法に関するものである。
主に高齢者向けの緊急通報サービスなど電話により通報発信を行うシステムでは、確実に通報先に電話回線が接続されることが必要である(例えば特許文献1,2参照)。しかしながら、(1)通報先のシステムが故障などにより、通報が着信しているものの電話が鳴らず、着信に気がつかない場合、(2)通報先の電話が鳴っているものの、通報先に何らかのトラブルが発生し、応答できる人がいない場合、(3)電話回線の故障などにより、通報先に着信しない場合、(4)電話回線の異常などにより、通報先以外に着信してしまう場合に、接続に失敗することがある。緊急通報サービスにおける通報発信は、緊急時の場合が想定され、上記のような接続失敗は人命に関わる可能性がある。
そこで、このような場合に対応するため、通常、通報発信を行う緊急通報装置には、図6,7に示すように、一定時間内に通報先が応答しない場合に、予め登録されている第二通報先の電話番号にかけ直す仕組みが用意されている。ここで、通報先が応答したかどうかは、通常、通報先がオフフックしたかどうかで判断する。なお、図6は一定時間内に第一通報先が応答した場合を示し、図7は一定時間内に第一通報先が応答せず、第二通報先に通報発信した場合を示している。
特開2002−209026号公報 特開2011−145733号公報
しかしながら、上記方式では以下のような課題がある。すなわち、自動的にオフフックするシステムに対しては、上記(1),(2)の場合において、応答があったものと見なされてしまう。また、上記(3)の場合において、故障の状態によっては応答がないこと正しく検出できるとは限らず、信頼性が低い。また、上記(4)の場合において、間違った通報先からの応答が得られる可能性があるため、異常を検知できない。
さらに、第二通報先として緊急通報装置内に予め設定された電話番号以外にすることができないという課題もある。例えば、第一通報先、第二通報先は両方とも緊急通報装置内に設定されているが、これらの電話番号が間違っている場合には正しい通報先に接続されない。特に第二通報先の電話番号が変わった場合において緊急通報装置内の設定を変更し忘れた場合、第一通報先が正常な場合には第二通報先に通報されることがないため変更し忘れたことに気がつかない。したがって、第一通報先にトラブル等が発生したときに初めて第二通報先の電話番号が誤っていることに気がつくことになるため、緊急通報として役に立たないことになってしまう。
また、緊急通報装置を携帯電話のアプリケーションなどで実現した場合、携帯電話によってはアプリケーションにより相手がオフフックしたことを検出できない場合があり、通報先が応答したかどうか判断できないため、このような場合には第二通報先にかけ直すことは不可能であるという課題もある。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、通報発信の着信・応答状態を確実に知ることができ、信頼性を向上させることができる緊急通報システム、緊急通報装置、サーバおよび緊急通報方法を提供することを目的としている。
この発明に係る緊急通報システムは、通報発信を行う緊急通報装置と、電話回線網を介して緊急通報装置に接続され、当該緊急通報装置からの通報発信に応答するオペレータ電話機と、データ通信網を介して緊急通報装置に接続され、オペレータ電話機に対する通報発信の着信・応答状態を管理するサーバとを備えた緊急通報システムであって、緊急通報装置は、通報発信を行う通報先であるオペレータ電話機に関する情報を記憶する記憶手段と、自機による通報発信に対するオペレータ電話機による着信・応答状態の確認をサーバに要求する確認要求手段と、確認要求手段による要求に対するサーバからの応答を受信する応答受信手段と、応答受信手段による受信結果に基づいて、自機による通報発信に対するオペレータ電話機による着信・応答状態を判定する判定手段と、判定手段により着信・応答状態が異常であると判定された場合に、記憶手段に記憶されている情報に基づいて、次の通報先であるオペレータ電話機に対して通報発信を行う通報発信手段とを備え、サーバは、オペレータ電話機に対して通報発信を行った緊急通報装置を特定する特定手段と、緊急通報装置による通報発信に対するオペレータ電話機による応答を検出する応答検出手段と、特定手段および応答検出手段により得られた情報に基づいて、緊急通報装置による通報発信に対するオペレータ電話機による着信・応答状態を管理する管理手段と、確認要求手段からの要求に応じ、管理手段に管理されている情報に基づいて、該当する緊急通報装置による通報発信に対するオペレータ電話機による着信・応答状態を確認する確認手段と、確認手段による確認結果を該当する緊急通報装置に通知する通知手段とを備えたものである。
また、この発明に係る緊急通報方法は、通報発信を行う緊急通報装置と、電話回線網を介して緊急通報装置に接続され、当該緊急通報装置からの通報発信に応答するオペレータ電話機と、データ通信網を介して緊急通報装置に接続され、オペレータ電話機に対する通報発信の着信・応答状態を管理するサーバとを備えた緊急通報システムによる緊急通報方法であって、緊急通報装置は、自機による通報発信に対するオペレータ電話機による着信・応答状態の確認をサーバに要求する確認要求ステップと、確認要求ステップにおける要求に対するサーバからの応答を受信する応答受信ステップと、応答受信ステップにおける受信結果に基づいて、自機による通報発信に対するオペレータ電話機による着信・応答状態を判定する判定ステップと、判定ステップにおいて着信・応答状態が異常であると判定した場合に、記憶手段に記憶さている通報発信を行う通報先であるオペレータ電話機に関する情報に基づいて、次の通報先であるオペレータ電話機に対して通報発信を行う通報発信ステップとを有し、サーバは、オペレータ電話機に対して通報発信を行った緊急通報装置を特定する特定ステップと、緊急通報装置による通報発信に対するオペレータ電話機による応答を検出する応答検出ステップと、特定ステップおよび応答検出ステップにおいて得られた情報に基づいて、緊急通報装置による通報発信に対するオペレータ電話機による着信・応答状態を管理する管理ステップと、確認要求ステップにおける要求に応じ、管理ステップにおいて管理した情報に基づいて、該当する緊急通報装置による通報発信に対するオペレータ電話機による着信・応答状態を確認する確認ステップと、確認ステップにおける確認結果を該当する緊急通報装置に通知する通知ステップとを有するものである。
この発明によれば、上記のように構成したので、通報発信の着信・応答状態を確実に知ることができ、信頼性を向上させることができる。
この発明の実施の形態1に係る緊急通報システムの構成を示す図である。 この発明の実施の形態1に係る緊急通報装置の構成を示す図である。 この発明の実施の形態1に係るサーバの構成を示す図である。 この発明の実施の形態1に係る緊急通報システムの動作を示すシーケンス図である(通報先が応答した場合)。 この発明の実施の形態1に係る緊急通報システムの動作を示すシーケンス図である(通報先が応答しなかった場合)。 従来の緊急通報システムの動作を示すシーケンス図である(通報先が応答した場合)。 従来の緊急通報システムの動作を示すシーケンス図である(通報先が応答しなかった場合)。
以下、この発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1に係る緊急通報システムの構成を示す図である。
緊急通報システムは、図1に示すように、緊急通報装置1、PBX(構内交換機)2、オペレータ電話機3、サーバ4およびオペレータ端末5から構成されている。なお、緊急通報装置1は利用者が用い、PBX2、オペレータ電話機3、サーバ4およびオペレータ端末5は緊急通報事業者が用いるものである。
緊急通報装置1は、通報発信を行うものである。また、緊急通報装置1は、電話回線による音声通報を行う機能とともに、データ通信を行う機能も有している。なお、携帯電話は一般的に上記両機能を持っている。また、固定型の緊急通報装置1の場合には、電話回線とインターネット回線に接続することにより、上記両機能を持つことができる。また、IP電話機能を持っていれば、インターネット回線に接続することだけで、上記両機能を持つことができる。この緊急通報装置1の構成については後述する。
PBX2は、電話回線網6を介して緊急通報装置1に接続され、該当するオペレータ電話機3への回線交換を行うものである。このPBX2は、緊急通報装置1から通報発信があった場合に、該当するオペレータ電話機3を鳴動させて着信を知らせるとともに、その際の発信者番号をサーバ4に通知する。また、PBX2は、緊急通報事業者により上記オペレータ電話機3がオフフック・オンフックされた場合に、これを検出してその旨をサーバ4に通知する。
オペレータ電話機3は、PBX2を介して緊急通報装置1に接続され、当該緊急通報装置1からの通報発信に応答するものである。
サーバ4は、データ通信網7を介して緊急通報装置1に接続され、オペレータ電話機3に対する通報発信の着信・応答状態を管理するものである。このサーバ4の構成については後述する。
オペレータ端末5は、サーバ4からの情報をモニタ上に表示するものである。
次に、緊急通報装置1の構成について、図2を参照しながら説明する。
緊急通報装置1は、図2に示すように、記憶手段11、確認要求手段12、応答受信手段13、判定手段14および通報発信手段15を備えている。
記憶手段11は、通報発信を行う複数の通報先であるオペレータ電話機3に関する情報を記憶するものである。この情報には、例えば通報先の名称や電話番号などを示す情報が含まれている。
確認要求手段12は、通報発信手段15による通報先に対する通報発信から一定期間が経過した後に、データ通信網7を介して、当該通報発信の着信・応答状態の確認をサーバ4に要求するものである。
応答受信手段13は、データ通信網7を介して、確認要求手段12による要求に対するサーバ4からの応答を受信するものである。
判定手段14は、応答受信手段13による受信結果に基づいて、通報先に対する通報発信の着信・応答状態を判定するものである。
通報発信手段15は、電話回線網6を介して、記憶手段11に記憶されている通報先に通報発信を行うものである。この通報発信手段15は、まず、利用者により緊急通報の実行が指示された場合に、記憶手段11に記憶されている第一通報先に対して通報発信を行う。その後、判定手段14により第一通報先に対する通報発信の着信・応答状態が異常であると判定された場合には、第一通報先に対する通報発信を切断し、記憶手段11に記憶されている第二通報先に対して通報発信を行う。その後、通報発信の着信・応答状態が正常であると判定されるまで同様の処理を繰り返す。
次に、サーバ4の構成について、図3を参照しながら説明する。
サーバ4は、図3に示すように、記憶手段41、特定手段42、応答検出手段43、管理手段44、確認手段45および通知手段46を備えている。
記憶手段41は、緊急通報装置1および当該緊急通報装置1を用いている利用者に関する情報を記憶するものである。この情報には、例えば緊急通報装置1の電話番号や利用者の氏名、住所、年齢、家族の連絡先などを示す情報が含まれている。
特定手段42は、PBX2から通知された発信者番号および記憶手段41に記憶されている情報に基づいて、オペレータ電話機3に対して通報発信を行った緊急通報装置1を特定して、当該緊急通報装置1を用いている利用者を特定するものである。
応答検出手段43は、オペレータ電話機3による通報発信に対する応答を検出するものである。
管理手段44は、特定手段42および応答検出手段43により得られた情報に基づいて、オペレータ電話機3に対する通報発信の着信・応答状態を管理するものである。
確認手段45は、データ通信網7を介した緊急通報装置1の確認要求手段12からの要求に応じ、管理手段44により管理されている情報に基づいて、該当する通報発信の着信・応答状態を確認するものである。
通知手段46は、データ通信網7を介して、確認手段45による確認結果を該当する緊急通報装置1に通知するものである。
次に、上記のように構成された緊急通報システムの動作について、図4,5を参照しながら説明する。なお、サーバ4の管理手段44により管理されているオペレータ電話機3に対する通報発信の着信・応答状態は、初期状態では「Idle」となっている。
緊急通報システムの動作では、図4に示すように、まず、緊急通報装置1の通報発信手段15は、利用者による指示に応じ、電話回線網6を介して、記憶手段11に記憶されている第一通報先であるオペレータ電話機3に対して通報発信を行う(ステップST1)。この緊急通報装置1による通報発信はPBX2に接続される。
次いで、PBX2は、緊急通報装置1からの通報発信を受けると、該当するオペレータ電話機3を鳴動させて着信を知らせるとともに、その際の発信者番号をサーバ4に通知する(ステップST2,3)。
次いで、サーバ4の特定手段42は、PBX2から通知された発信者番号および記憶手段41に記憶されている情報に基づいて、オペレータ電話機3に対して通報発信を行った緊急通報装置1を特定して、当該緊急通報装置1を用いている利用者を特定する(ステップST4、特定ステップ)。なお、特定手段42により特定された利用者に関する情報は、オペレータ端末5のモニタ上に表示される。
次いで、管理手段44は、特定手段42により得られた情報に基づいて、該当するオペレータ電話機3に対する通報発信の着信・応答状態を「Idle」から「Ringing」に変更する(ステップST5、管理ステップ)。
そして、緊急通報事業者が鳴動しているオペレータ電話機3をオフフックして通話を開始すると、PBX2はこれを検出してその旨をサーバ4に通知し、サーバ4の応答検出手段42はオペレータ電話機3のオフフックを検出する(ステップST6〜9、応答検出ステップ)。なお、応答検出手段42による検出を、オペレータ端末5の表示に反映させてもよい。
次いで、管理手段44は、応答検出手段43により得られた情報に基づいて、該当するオペレータ電話機3に対する通報発信の着信・応答状態を「Ringing」から「OffHook」に変更する(ステップST10、管理ステップ)。
次いで、緊急通報装置1の確認要求手段12は、通報発信手段15による第一通報先に対する通報発信から一定期間が経過した後(例えば30秒後)に、データ通信網7を介して、当該通報発信の着信・応答状態の確認をサーバ4に要求する(ステップST11、確認要求ステップ)。なお、緊急通報装置1は上記要求を行うための特定のURLを予め知っている。そして、緊急通報装置1は通報発信から一定時間後に上記URLにアクセスすることで、通報発信の着信・応答状態の取得を行う。
次いで、サーバ4の確認手段45は、データ通信網7を介した確認要求手段12からの要求に応じ、管理手段44により管理されている情報に基づいて、該当する通報発信の着信・応答状態(「未着信」、「着信中(呼出中)」、「応答中」など)を確認し、通知手段46は、その確認結果を当該緊急通報装置1に通知する(ステップST12,13、確認ステップ、通知ステップ)。なお、通常、データ通信網7との接続にはファイヤーウォールを経由するが、ここではその説明を省略している。
次いで、緊急通報装置1の応答受信手段13は、データ通信網7を介して、確認要求手段12による要求に対するサーバ4からの応答を受信し、判定手段14は通報発信の着信・応答状態を判定する(ステップST14、応答受信ステップ、判定ステップ)。
このステップST14において、判定手段14が通報発信の着信・応答状態は正常(「応答中」)であると判定した場合には、第一通報先に対する通報接続が完了したと見なす。
その後、緊急通報装置1およびオペレータ電話機3がオンフックして通話が終了すると、PBX2はこれを検出してその旨をサーバ4に通知し、サーバ4の応答検出手段42はオペレータ電話機3のオンフックを検出する(ステップST15〜18、応答検出ステップ)。そして、管理手段44は、応答検出手段43により得られた情報に基づいて、該当するオペレータ電話機3に対する通報発信の着信・応答状態を「OffHook」から「Idle」に変更する(ステップST19、管理ステップ)。
一方、図5に示すように第一通報先であるオペレータ電話機3がオフフックされなかった場合、ステップST14において、判定手段14は通報発信の着信・応答状態が異常(図5の例では「着信中(呼出中)」)であると判定する。このように、着信・応答状態が「応答中」以外であり、判定手段14により異常であると判定された場合には、通報発信手段15は第一通報先に対する通報発信を切断する(ステップST20)。そして、PBX2はこれを検出してその旨をサーバ4に通知し、管理手段44は、該当するオペレータ電話機3に対する通報発信の着信・応答状態を「Ringing」から「Idle」に変更する(ステップST21〜23、管理ステップ)。
次いで、通報発信手段15は、電話通信網6を介して、記憶手段11に記憶されている第二通報先であるオペレータ電話機3に対して通報発信を行い、PBX2は該当するオペレータ電話機3を鳴動させる(ステップST24,25)。その後、通報発信の着信・応答状態が正常であると判定されるまで上記と同様の処理を繰り返す。
なお上記では、通報先に正常に着信されなかった場合に、記憶手段11に記憶されている次の通報先に対して通報発信を行う場合について示した。しかしながら、これに限るものではなく、例えば、サーバ4の通知手段46は、確認手段45により通報先に対する通報発信の着信・応答状態が異常であることが確認された場合に、次の通報先であるオペレータ電話機3に関する情報を緊急通報装置1に通知し、当該緊急通報装置1の通報発信手段15は、記憶手段11に代えて、サーバ4の通知手段46により通知された情報に基づいて、次の通報先であるオペレータ電話機3に対して優先的に通報発信するようにしてもよい。これにより、緊急通報装置1の記憶手段11に予め記憶されている通報先以外に通報させることができる。よって、緊急通報装置1に設定されている通報先が混雑している場合や、緊急通報サービス会社の都合によって通報先を切替えたい場合にも有効である。
以上のように、この実施の形態1によれば、緊急通報装置1は、通報発信を行う通報先であるオペレータ電話機3に関する情報を記憶する記憶手段11と、通報発信の着信・応答状態の確認をサーバ4に要求する確認要求手段12と、確認要求手段12による要求に対するサーバ4からの応答を受信する応答受信手段13と、応答受信手段13による受信結果に基づいて、通報発信の着信・応答状態を判定する判定手段14と、判定手段14により着信・応答状態が異常であると判定された場合に、記憶手段11に記憶されている情報に基づいて、次の通報先であるオペレータ電話機3に対して通報発信を行う通報発信手段15とを備え、サーバ4は、オペレータ電話機3に対して通報発信を行った緊急通報装置1を特定する特定手段42と、オペレータ電話機3による通報発信に対する応答を検出する応答検出手段43と、特定手段42および応答検出手段43により得られた情報に基づいて、オペレータ電話機3に対する通報発信の着信・応答状態を管理する管理手段44と、確認要求手段12からの要求に応じ、管理手段44に管理されている情報に基づいて、該当する通報発信の着信・応答状態を確認する確認手段45と、確認手段45による確認結果を該当する緊急通報装置1に通知する通知手段46とを備えたので、通報発信の着信・応答状態を確実に確認することができ、信頼性を向上させることができる。
なお、本発明に係る緊急通報装置1は、緊急通報事業者のサーバ4とデータ通信を行うことで、通報発信の着信・応答状態を確認するものであるが、このデータ通信の方法については様々な方式が考えられる。なお、状態確認はほぼリアルタイムで行うべきであるので、通信遅延時聞が少ないものが望ましい。例えば、緊急通報装置1が状態確認を必要とする時点でサーバ4にアクセスし、状態の情報を取得する方式が挙げられる。この場合の通信プロトコルとしては、httpなどが使用可能である。また、サーバ4が、緊急通報装置1に対して、状態情報を定期的または状態が変化した時点で送信する方式が挙げられる。一般的にサーバ4から端末への通信は、プッシュ通信と呼ばれている方法を用いることができる。また、サーバ4から、緊急通報装置1に対して、メールにて状態方法を送信する方式が挙げられる。メールは携帯電話で使用されているSMSを利用することもできる。なお上記に限らず、本目的を達成できる通信が可能であればよく、その方式は問わない。
また、本願発明はその発明の範囲内において、実施の形態の任意の構成要素の変形、もしくは実施の形態の任意の構成要素の省略が可能である。
1 緊急通報装置
2 PBX
3 オペレータ電話機
4 サーバ
5 オペレータ端末
6 電話回線網
7 データ通信網
11 記憶手段
12 確認要求手段
13 応答受信手段
14 判定手段
15 通報発信手段
41 記憶手段
42 特定手段
43 応答検出手段
44 管理手段
45 確認手段
46 通知手段

Claims (5)

  1. 通報発信を行う緊急通報装置と、電話回線網を介して前記緊急通報装置に接続され、当該緊急通報装置からの通報発信に応答するオペレータ電話機と、データ通信網を介して前記緊急通報装置に接続され、前記オペレータ電話機に対する通報発信の着信・応答状態を管理するサーバとを備えた緊急通報システムであって、
    前記緊急通報装置は、
    通報発信を行う通報先である前記オペレータ電話機に関する情報を記憶する記憶手段と、
    自機による通報発信に対する前記オペレータ電話機による着信・応答状態の確認を前記サーバに要求する確認要求手段と、
    前記確認要求手段による要求に対する前記サーバからの応答を受信する応答受信手段と、
    前記応答受信手段による受信結果に基づいて、自機による通報発信に対する前記オペレータ電話機による着信・応答状態を判定する判定手段と、
    前記判定手段により着信・応答状態が異常であると判定された場合に、前記記憶手段に記憶されている情報に基づいて、次の通報先である前記オペレータ電話機に対して通報発信を行う通報発信手段とを備え、
    前記サーバは、
    前記オペレータ電話機に対して通報発信を行った前記緊急通報装置を特定する特定手段と、
    前記緊急通報装置による通報発信に対する前記オペレータ電話機による応答を検出する応答検出手段と、
    前記特定手段および前記応答検出手段により得られた情報に基づいて、前記緊急通報装置による通報発信に対する前記オペレータ電話機による着信・応答状態を管理する管理手段と、
    前記確認要求手段からの要求に応じ、前記管理手段に管理されている情報に基づいて、該当する前記緊急通報装置による通報発信に対する前記オペレータ電話機による着信・応答状態を確認する確認手段と、
    前記確認手段による確認結果を該当する前記緊急通報装置に通知する通知手段とを備えた
    ことを特徴とする緊急通報システム。
  2. 前記通知手段は、前記確認手段により着信・応答状態が異常であることが確認された場合に、次の通報先である前記オペレータ電話機に関する情報を前記緊急通報装置に通知し、
    前記通報発信手段は、前記記憶手段に記憶されている情報に代えて、前記通知手段により通知された情報に基づいて、次の通報先である前記オペレータ電話機に対して通報発信を行う
    ことを特徴とする請求項1記載の緊急通報システム。
  3. 通報発信を行う緊急通報装置であって、
    通報発信を行う通報先である、電話回線網を介して自機に接続されて自機からの通報発信に応答するオペレータ電話機に関する情報を記憶する記憶手段と、
    データ通信網を介して自機に接続され、前記オペレータ電話機に対する通報発信の着信・応答状態を管理するサーバに、自機による通報発信に対する前記オペレータ電話機による着信・応答状態の確認を要求する確認要求手段と、
    前記確認要求手段による要求に対する前記サーバからの応答を受信する応答受信手段と、
    前記応答受信手段による受信結果に基づいて、自機による通報発信に対する前記オペレータ電話機による着信・応答状態を判定する判定手段と、
    前記判定手段により着信・応答状態が異常であると判定された場合に、前記記憶手段に記憶されている情報に基づいて、次の通報先である前記オペレータ電話機に対して通報発信を行う通報発信手段と
    を備えたことを特徴とする緊急通報装置。
  4. 通報発信を行う緊急通報装置にデータ通信網を介して接続され、電話回線網を介して前記緊急通報装置に接続されて当該緊急通報装置からの通報発信に応答するオペレータ電話機に対する通報発信の着信・応答状態を管理するサーバであって、
    前記オペレータ電話機に対して通報発信を行った前記緊急通報装置を特定する特定手段と、
    前記緊急通報装置による通報発信に対する前記オペレータ電話機による応答を検出する応答検出手段と、
    前記特定手段および前記応答検出手段により得られた情報に基づいて、前記緊急通報装置による通報発信に対する前記オペレータ電話機による着信・応答状態を管理する管理手段と、
    前記緊急通報装置からの要求に応じ、前記管理手段に管理されている情報に基づいて、当該緊急通報装置による通報発信に対する前記オペレータ電話機による着信・応答状態を確認する確認手段と、
    前記確認手段による確認結果を該当する前記緊急通報装置に通知する通知手段と
    を備えたことを特徴とするサーバ。
  5. 通報発信を行う緊急通報装置と、電話回線網を介して前記緊急通報装置に接続され、当該緊急通報装置からの通報発信に応答するオペレータ電話機と、データ通信網を介して前記緊急通報装置に接続され、前記オペレータ電話機に対する通報発信の着信・応答状態を管理するサーバとを備えた緊急通報システムによる緊急通報方法であって、
    前記緊急通報装置は、
    自機による通報発信に対する前記オペレータ電話機による着信・応答状態の確認を前記サーバに要求する確認要求ステップと、
    前記確認要求ステップにおける要求に対する前記サーバからの応答を受信する応答受信ステップと、
    前記応答受信ステップにおける受信結果に基づいて、自機による通報発信に対する前記オペレータ電話機による着信・応答状態を判定する判定ステップと、
    前記判定ステップにおいて着信・応答状態が異常であると判定した場合に、記憶手段に記憶さている通報発信を行う通報先である前記オペレータ電話機に関する情報に基づいて、次の通報先である前記オペレータ電話機に対して通報発信を行う通報発信ステップとを有し、
    前記サーバは、
    前記オペレータ電話機に対して通報発信を行った前記緊急通報装置を特定する特定ステップと、
    前記緊急通報装置による通報発信に対する前記オペレータ電話機による応答を検出する応答検出ステップと、
    前記特定ステップおよび前記応答検出ステップにおいて得られた情報に基づいて、前記緊急通報装置による通報発信に対する前記オペレータ電話機による着信・応答状態を管理する管理ステップと、
    前記確認要求ステップにおける要求に応じ、前記管理ステップにおいて管理した情報に基づいて、該当する前記緊急通報装置による通報発信に対する前記オペレータ電話機による着信・応答状態を確認する確認ステップと、
    前記確認ステップにおける確認結果を該当する前記緊急通報装置に通知する通知ステップとを有する
    ことを特徴とする緊急通報方法。
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