JP2003085492A - 手順管理システム - Google Patents

手順管理システム

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JP2003085492A
JP2003085492A JP2001279917A JP2001279917A JP2003085492A JP 2003085492 A JP2003085492 A JP 2003085492A JP 2001279917 A JP2001279917 A JP 2001279917A JP 2001279917 A JP2001279917 A JP 2001279917A JP 2003085492 A JP2003085492 A JP 2003085492A
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JP2001279917A
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Takashi Horinouchi
貴志 堀ノ内
Keiji Yasui
啓二 安井
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/02Total factory control, e.g. smart factories, flexible manufacturing systems [FMS] or integrated manufacturing systems [IMS]

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のデータキャリアを識別対象に取り付け
る場合、交信領域や周辺の金属の影響に配慮して、デー
タ読取書込装置と交信できるような位置に取り付ける必
要があり、そのため、用途によってはデータキャリアの
取付位置に制限を受けたり、逆に、データ読取書込装置
側のアンテナヘッドの取付位置が制限を受けるといった
課題があった。 【解決手段】 周囲に金属があっても読み取りまたは書
き込みが可能なデータキャリアをもちい、さらにデータ
キャリアの交信領域を広くし、アンテナヘッドを小型化
することで、生産設備にデータ読取書込システムを組み
込むことを容易にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データキャリアと
前記データキャリアのデータを読み出しまたは書き込み
可能な装置と、これらを利用した作業手順管理システム
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、工場内で製品を搬送する物流ライ
ンや、人の入退出管理において、物や人の識別と管理を
自動化することを目的とし、識別対象に識別用または管
理用データを記録可能なデータキャリアをつけ、必要に
応じてそのデータを読み取りまたは書き込みを行う管理
システムが利用されている。
【0003】特に、工場内では、搬送される物品にデー
タキャリアを直接取り付けたり、物品を積載または把持
する移動体にデータキャリアを取り付けて、たとえば、
搬送ラインの分岐ポイントに配置したデータ読取装置で
データキャリアに格納された搬送先データを読み取って
物品をピックアップしたり、加工やハンドリングに使わ
れるロボットのアームに取り付けたデータ読取装置でデ
ータキャリアに格納された作業内容データを読みとって
ロボットに最適なツールを選択させる。
【0004】このような搬送ラインにおいてデータキャ
リアは、振動や衝撃、水や油、高温や粉塵などの過酷な
環境にさらされやすいため、電磁波を介してデータ読取
書込装置と非接触で交信可能な非接触式のものを採用す
るケースが多い。
【0005】図1は非接触式のデータキャリアとデータ
読取書込システムのブロック図を示すもので、データ読
取書込装置システム110は、データキャリア100と
のインターフェースとしてのアンテナヘッド111を介
してデータ通信を行うデータ読取書込装置112と、デ
ータ読取書込装置システム110全体を管理するための
ホスト装置113を備えている。また、データキャリア
100は、データ読取書込装置システム110とのイン
ターフェースとしてのアンテナ103を介してデータ通
信を行うCPU102と、データ格納用メモリ101と
を内部に備えている。ここで、アンテナヘッド111に
数100kHzの信号電流を通電することにより発生す
る誘導電磁界を、CPU102の駆動に必要な電力供給
およびデータ伝送の媒体として使用することで、データ
読取書込装置システム110はデータ格納用メモリ10
1の読み取りや書き込みを行うことができる。
【0006】ただし、データキャリアを識別対象に取り
付ける場合、データ読取書込装置と交信できるような位
置に取り付ける必要があり、そのため、用途によっては
データキャリアの取付位置、またはデータ読取書込装置
の取付位置が制限を受けるケースがある。
【0007】そこで、上記問題を解決するために、特開
平10−293828号では図2に示すように、2つの
コイルを接続したコイルモジュール200を用意し、前
記モジュールの一方のコイル201をデータキャリア2
10に電磁結合させ、もう一方のコイル202をデータ
読取書込装置222のアンテナヘッド221の近傍に配
置することで交信可能な距離を延長する手段が提案され
ている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、データ
キャリアとデータ読取書込装置間の通信手段に電磁結合
方式や電磁誘導方式をもちいる場合、周囲に金属がある
と通信特性に影響がでるという問題があって、データキ
ャリアを使った管理システムを構築する際には、物品や
移動体などの材質や、データキャリアおよびデータ読取
書込装置の取付位置に注意をはらう必要があった。
【0009】また、構造的強度が高く加工しやすい金属
は生産設備の構成部品として多く用いられているため、
データキャリアおよびデータ読取書込装置を生産設備に
組み込んで利用するときも同様の検討が必要であった。
【0010】したがって本発明の目的は、周囲に金属が
あっても読み取りまたは書き込みが可能なデータキャリ
アをもちい、さらにデータキャリアの交信領域を広く
し、アンテナヘッドを小型化することで生産設備にデー
タ読取書込システムを組み込むことを容易にするととも
に、所定の作業の過程の区切りにデータキャリアまたは
データ読取書込装置を配置することで手順管理システム
を提供するものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に請求項1記載の本発明は、所定の作業手順の過程の区
切りとなる点に設けられたデータキャリアと、前記デー
タキャリアにデータを書き込みまたは前記データキャリ
アのデータを読み取るデータ読取書込装置とを有し、前
記データキャリアにそのデータキャリアの周囲で行う作
業過程に関するデータを書き込む手順管理システムを提
供するものである。
【0012】つぎに請求項2記載の本発明は、所定の作
業手順の過程の区切りとなる点に設けられたデータキャ
リアと、前記データキャリアにデータを書き込みまたは
前記データキャリアのデータを読み取るデータ読取書込
装置とを有し、前記データキャリアにそのデータキャリ
アの周囲で行う作業過程に関するデータを書き込み、書
き込んだ全てのデータを読み取り確認する手順管理シス
テムを提供するものである。
【0013】つぎに請求項3記載の本発明は、所定の作
業手順の過程の区切りとなる点に設けられたデータキャ
リアと、前記データキャリアに格納されたデータを読み
取るデータ読取装置とを有し、前記データキャリアにそ
のデータキャリアの周囲で行う作業過程に関するデータ
が書き込まれている手順管理システムを提供するもので
ある。
【0014】つぎに請求項4記載の本発明は、所定の作
業手順の過程の区切りとなる点に設けられたデータキャ
リアと、前記データキャリアに格納されたデータを読み
取るデータ読取装置と、前記データ読取装置で読み取っ
たデータを受信するホスト装置とを有し、前記データキ
ャリアにそのデータキャリアの周囲で行う作業過程に関
するデータが書き込まれ、前記ホスト装置は受信したデ
ータから作業手順通りに作業がされたか判断する手順管
理システムを提供するものである。
【0015】つぎに請求項5記載の本発明は、データキ
ャリアを金属部に配された請求項1〜4記載の手順管理
システムを提供するものである。
【0016】つぎに請求項6記載の本発明は、データキ
ャリアを電磁結合させたコイルとリング状の電線とを接
続した請求項1〜5記載の手順管理システムを提供する
ものである。
【0017】つぎに請求項7記載の本発明は、フック部
分が金属製のハンガーと、前記ハンガーに取り付けられ
たデータキャリアと、前記ハンガーのフック部分を吊り
下げることで前記データキャリアに格納されたデータを
読み取りまたは書き込むためのアンテナヘッドと、前記
アンテナヘッドに取り付けられたデータ読取書込装置と
からなり、前記データキャリアには前記ハンガーに掛け
られる物品の状態が記録されている手順管理システムを
提供するものである。
【0018】つぎに請求項8記載の本発明は、フック部
分が金属製のハンガーと、前記ハンガーに取り付けられ
たデータキャリアと、前記ハンガーのフック部分を吊り
下げることで前記データキャリアに格納されたデータを
読み取りまたは書き込むためのアンテナヘッドと、前記
アンテナヘッドに取り付けられたデータ読取書込装置
と、前記データ読取書込装置と有線または無線で接続さ
れたホスト装置とからなり、前記データキャリアには前
記ハンガーに掛けられる物品の状態が記録されている手
順管理システムを提供するものである。
【0019】
【発明の実施の形態】作用1 上記本発明によれば、所定の作業の過程の区切りにデー
タキャリアまたはデータ読取を配置することで手順管理
システムを構築できるといった作用を有する。
【0020】作用2 上記本発明によれば、周囲に金属があってもデータの読
み取りまたは書き込みが可能なデータキャリアを使用す
ることで、構成部品の材質に金属をもちいても、データ
キャリアとデータ読取書込装置間の交信特性に影響を受
けない手順管理システムを構築できるといった作用を有
する。
【0021】作用3 上記本発明によれば、リング状の電線とデータキャリア
とを接続することで、データキャリアの交信可能領域を
電線部分まで広げ、また交信可能領域を容易に変更可能
な手順管理システムを構築できるといった作用を有す
る。
【0022】作用4 上記本発明によれば、ハンガーで把持した衣服を管理す
る管理システムにおいて、ハンガーをデータキャリアと
して扱い、ハンガーを掛けるポールをアンテナヘッドと
することで、小型化が可能で使い勝手のよい手順管理シ
ステムを構築できるといった作用を有する。
【0023】以下で、本発明の実施の形態について説明
する。
【0024】(実施の形態1)図3は、本発明における
手順管理システムの概要図を示すもので、制御装置32
0に接続して生産装置330に動作を指示するための操
作ボックス300の盤面には複数のスイッチ301〜3
03が設けられ、それぞれのスイッチ301〜303に
はデータキャリア311〜313を内蔵している。さら
に、前記操作ボックス300を使って前記生産装置33
0に指示をおくる操作者の腕にはデータ読取書込システ
ム400を装着する。
【0025】図4は、本発明における装着型のデータ読
取書込システムの概要図を示すもので、前記データ読取
書込システム400は、操作者の指先側にデータキャリ
アとのインターフェースとしてのアンテナヘッド401
と、手首側には腕時計型のデータ読取書込装置402を
備え、前記アンテナヘッド401と前記データ読取書込
装置402は通信線403で接続する。くわえて、指先
側には圧力感知センサ404と、手首側には表示装置4
10を備え、前記データ読取書込装置402のCPUと
接続する。そして、前記圧力感知センサ404が一定量
の圧力を感知するとき、前記CPUは、前記データ読取
書込装置402のもつデータキャリアとの交信機能を有
効とし、データキャリアとの交信結果を表示装置410
に表示したのち交信機能を無効にするといった制御を行
う。
【0026】ここで、操作者が前記操作ボックス300
盤面のスイッチ301〜302を操作するために前記デ
ータ読取書込システム400を装着した手がスイッチ3
01〜302に触れるとき、前記圧力感知センサ404
の働きによりデータ読取書込装置402の交信機能が有
効となり、さらに前記スイッチと対応するデータキャリ
アが前記アンテナヘッド401の交信領域にはいること
で、データキャリアに内蔵されたデータ格納用メモリ1
01のデータを、前記データ読取書込装置402によっ
て読み取りまたは書き込むことが可能となる。
【0027】たとえば、前記生産設備330を操作する
のに規定の「スイッチ操作手順」が存在する場合、前記
スイッチ301〜303の操作手順に対応する作業手順
番号1、2、3…を、それぞれのスイッチに内蔵された
データキャリアに前記データ読取書込システム400を
もちいてあらかじめ書き込んでおいて、実際にスイッチ
を操作するときは、該スイッチに対応するデータキャリ
アに格納された作業手順番号を、前記データ読取書込シ
ステム400をもちいて読み取って前記表示装置410
に作業手順番号を逐一表示する。これにより、操作者が
スイッチを操作しようとする度に、操作者に正しいスイ
ッチ操作手順を通知できる。
【0028】(実施の形態2)実施の形態1で示したシ
ステムの構成において、最初に操作するスイッチ301
に内蔵されたデータキャリア311に、前記スイッチ3
01〜303の固有番号とスイッチの操作手順とを対応
づけた「テーブルデータ」を格納しておき、操作者が前
記スイッチ301に触れるときに、データ読取書込装置
400をもちいてデータキャリア311から前記テーブ
ルデータを読み出して、作業手順を前記表示装置410
に表示する。
【0029】また、前記テーブルデータに、前記スイッ
チ301〜303の名称や操作量データなどの補足デー
タを格納しておいて、操作するスイッチの固有番号にく
わえて該データを表示してもよい。
【0030】これにより、操作者は、作業を開始する事
前に、操作ボックスのスイッチ操作手順の概要や各スイ
ッチの名称および操作量を知ることができる。
【0031】(実施の形態3)実施の形態1で示したシ
ステムの構成において、最初に操作するスイッチ301
に内蔵されたデータキャリア311に、前記スイッチ3
01〜303の固有番号とスイッチの操作手順とを対応
づけたテーブルデータを格納しておき、操作者が前記ス
イッチ301に触れることでデータキャリア311から
前記テーブルデータを読み出してデータ読取書込装置4
02のCPUが外部メモリ405に格納する。
【0032】ひきつづき、操作者がスイッチ301〜3
03に触れることで読み取ったスイッチの固有番号と、
前記テーブルデータとをCPUが照合し、該スイッチの
操作手順の正否を、前記表示装置410に作業手順番号
を逐一表示する。この場合、操作者に操作手順の正否を
通知する手段として、CPUと接続する発光素子411
や、ブザー412や、アクチュエータ413を利用した
光・音・振動を使ってもよい。
【0033】これにより、操作者がスイッチを操作しよ
うとする度に、その操作が正しいか否かを判定しその結
果を通知することで、操作者は正しい手順でスイッチ操
作を行うことができる。
【0034】(実施の形態4)実施の形態1で示したシ
ステムの構成において、図5に示すように、データ読取
書込システム500は無線通信モジュール501を備
え、無線通信でホストシステム510と接続する。前記
ホストシステム510は、無線通信モジュール511と
接続するコンピュータ512と外部記憶装置513およ
び入力装置514で構成する。
【0035】前記外部記憶装置513に、前記スイッチ
301〜303の固有番号とスイッチの操作手順とを対
応づけたテーブルデータを格納しておき、操作者が前記
スイッチ301〜303に触れるとき、データ読取書込
システム500はスイッチの固有番号を読み出して、内
蔵CPUが無線通信モジュール501を介して、前記ホ
ストシステム510に固有番号を含んだデータを送信す
る。つぎに、前記ホストシステム510のコンピュータ
511は、無線通信モジュール512を介して該データ
を受信する。そして、前記コンピュータ511は、該デ
ータに含まれるスイッチの固有番号と、外部記憶装置5
12に格納された前記テーブルデータとを照合し、該ス
イッチの操作手順の正否を判断したのち、無線通信モジ
ュール501を介して、データ読取書込システム500
に操作手順の正否を含むデータを送信する。つづいて、
前記データ読取書込システム500は無線通信モジュー
ル501を介して受信した該データに含まれる正否デー
タを取り出して、操作者にスイッチの操作手順の成否を
文字・光・音・振動などの手段を使って通知する。
【0036】これにより、操作者がスイッチを操作しよ
うとする度に、操作が正しいか否かを遠隔地にあるホス
トシステムに問合せて判定しその結果を通知すること
で、操作者は正しい手順でスイッチ操作を行うことがで
きる。
【0037】(実施の形態5)実施の形態1〜4で示し
たシステムの構成において、スイッチ301〜303に
内蔵するデータキャリア311〜313を、周囲に金属
があってもデータの読み取りまたは書き込みが可能なデ
ータキャリアを使用する。
【0038】これにより、操作ボックスおよびスイッチ
の構成部品の材質に金属をもちいても、データキャリア
とデータ読取書込装置間の交信特性に影響を受けない手
順管理システムを構築できる。
【0039】(実施の形態6)実施の形態1〜5で示し
たシステムの構成において、図6に示すように、1つの
コイル601とリング状の電線602を接続したコイル
モジュール600を用意し、前記モジュールのコイル6
01をデータキャリア603に電磁結合させ、前記リン
グ状の電線602を複数のスイッチ群611〜613を
囲むように配置する。これにより、リング状の電線60
2の周辺までデータキャリア603のコイルを延長した
ような効果を得ることで、データキャリア603の交信
可能領域を広げることができる。
【0040】ここで、データキャリア603にリング状
の電線602で囲んだスイッチ群611〜613に共通
する情報(以下、グループ情報)をあらかじめ格納して
おく。そして、操作者が611〜613のいずれかのス
イッチを操作しようとするときに、データキャリア60
3に格納されたグループ情報を、前記データ読取書込シ
ステム400をもちいて読み取り、前記表示装置410
に表示する。
【0041】たとえば、スイッチ群611〜613を操
作することで起こりうる危険性の度合いから、安全、注
意、禁止、「触れるな」の警告といった情報をあらかじ
めデータキャリア603に格納して、操作者がスイッチ
を操作しようとする度に、危険性の度合いを文字・光・
音・振動などの手段を使って通知することで、操作者に
注意を促すことができる。
【0042】(実施の形態7)図7に示すように、1つ
のコイル701とリング状の電線702およびフック部
分704を接合して、衣服を掛けられるようなハンガー
形状に成型したコイルモジュール700(以下、ハンガ
ー)を用意し、前記モジュールのコイル701をデータ
キャリア703に電磁結合させる。ここで、前記データ
キャリア703には、前記ハンガー700に掛けられた
衣服に関するデータを前記データキャリア703に格納
しておく。
【0043】さらに、前記データキャリア703と交信
するためのデータ読取書込装置システム710は、長さ
数10cmで直径数cmの棒状のフェライトを電線で巻
いたポール型アンテナヘッド711と、表示装置713
とをデータ読取書込装置712に接続した構成とする。
そして、作業者がハンガー700を前記ポール型アンテ
ナヘッド711に吊り下げるとき、データ読取書込装置
702はデータキャリアから衣服に関するデータを読み
取って表示装置713に表示する。
【0044】これにより、多量の衣服を集中管理するク
リーニング店などで、交信距離の広いデータキャリア
と、省スペース型のポール型アンテナヘッドを使ったデ
ータ読取書込システムを構築できる。
【0045】(実施の形態8)実施の形態7で示したシ
ステムの構成において、データ読取書込システム712
はホスト装置715と接続する。
【0046】本システムの構成において、データ読取書
込装置712は、ホスト装置715からの指示を受け
て、ポール型アンテナヘッド711に吊り下げられたハ
ンガー700に付属のデータキャリア700から、衣服
を識別するための固有番号を読み取り、前記データ読取
書込装置712は、自身のIDと衣服の固有番号を含ん
だデータをホスト装置715に送信する。なお、ホスト
装置715は複数のデータ読取書込装置と接続可能とす
る。
【0047】これにより、多量の衣服を集中管理する大
型のクリーニング工場などで、探索対象の衣服が吊り下
げられているポール型アンテナヘッドを特定できる。
【0048】
【発明の効果】以上のように本発明は、周囲に金属があ
っても読み取りまたは書き込みが可能なデータキャリア
をもちい、さらにデータキャリアの交信領域を広くし、
アンテナヘッドを小型化することで、生産設備にデータ
読取書込システムを組み込むことを容易にするととも
に、所定の作業の過程の区切りにデータキャリアまたは
データ読取書込装置を配置することで手順管理システム
を実現するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における、非接触式のデー
タキャリアを用いたデータ読取書込システムの構成を示
すブロック図
【図2】コイルモジュールを用いたデータ読取書込シス
テムの構成を示す概要図
【図3】本発明の実施の形態における、データキャリア
を内蔵した生産システムの概要図
【図4】本発明の実施の形態における、データ読取書込
システムの構成を示す概要図
【図5】本発明の実施の形態における、データ読取書込
システムの構成を示すブロック図
【図6】本発明の実施の形態における、データキャリア
を内蔵した生産システムの概要図
【図7】本発明の実施の形態における、データ読取書込
システムの概要図
【符号の説明】
100 非接触式データキャリア 101 記憶部(メモリ) 102 制御部(CPU) 103 I/F部(アンテナ) 110 データ読取書込装置システム 111 I/F部(アンテナヘッド) 112 制御部(データ読取書込装置) 113 ホスト装置 200 コイルモジュール 201 コイル1 202 コイル2 210 非接触式データキャリア 221 アンテナヘッド 222 データ読取書込装置 300 操作ボックス 301 スイッチ1 302 スイッチ2 303 スイッチ3 311 スイッチ1に内蔵されたデータキャリア1 312 スイッチ2に内蔵されたデータキャリア2 313 スイッチ3に内蔵されたデータキャリア3 320 制御装置 330 生産装置 400 データ読取書込システム 401 アンテナヘッド 402 データ読取書込装置 403 接続線 404 圧力感知センサ 405 外部メモリ 406 発光素子 407 ブザー 408 アクチュエータ 410 表示装置 500 データ読取書込システム 501 I/F部(無線通信モジュール) 510 ホストシステム 511 I/F部(無線通信モジュール) 512 制御部(コンピュータ) 513 外部記憶装置 514 入力装置 600 コイルモジュール 601 コイル 602 電線 603 データキャリア 611 スイッチ1 612 スイッチ2 613 スイッチ3 700 ハンガー 701 コイル 702 電線 703 データキャリア 704 フック部 710 データ読取書込システム 711 ポールアンテナヘッド 712 制御部(データ読取書込装置) 713 表示装置 715 ホスト装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06K 19/07 G06K 19/00 Q Fターム(参考) 3C100 AA68 BB19 BB21 DD08 DD13 DD17 DD22 DD23 DD33 5B035 AA07 AA11 BB09 BC00 CA23 5B058 CA17 KA02 KA04 KA24 YA20

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の作業手順の過程の区切りとなる点
    に設けられたデータキャリアと、前記データキャリアに
    データを書き込みまたは前記データキャリアのデータを
    読み取るデータ書込読取装置とを有し、前記データキャ
    リアにそのデータキャリアの周囲で行う作業過程に関す
    るデータを書き込む手順管理システム。
  2. 【請求項2】 所定の作業手順の過程の区切りとなる点
    に設けられたデータキャリアと、前記データキャリアに
    データを書き込みまたは前記データキャリアのデータを
    読み取るデータ書込読取装置とを有し、前記データキャ
    リアにそのデータキャリアの周囲で行う作業過程に関す
    るデータを書き込み、書き込んだ全てのデータを読み取
    り確認する手順管理システム。
  3. 【請求項3】 所定の作業手順の過程の区切りとなる点
    に設けられたデータキャリアと、前記データキャリアに
    格納されたデータを読み取るデータ読取装置とを有し、
    前記データキャリアにそのデータキャリアの周囲で行う
    作業過程に関するデータが書き込まれている手順管理シ
    ステム。
  4. 【請求項4】 所定の作業手順の過程の区切りとなる点
    に設けられたデータキャリアと、前記データキャリアに
    格納されたデータを読み取るデータ読取装置と、前記デ
    ータ読取装置で読み取ったデータを受信するホスト装置
    とを有し、前記データキャリアにそのデータキャリアの
    周囲で行う作業過程に関するデータが書き込まれ、前記
    ホスト装置は受信したデータから作業手順通りに作業が
    されたか判断する手順管理システム。
  5. 【請求項5】 データキャリアを金属部に配された請求
    項1〜4記載の手順管理システム。
  6. 【請求項6】 データキャリアを電磁結合させたコイル
    とリング状の電線とを接続した請求項1〜5記載の手順
    管理システム。
  7. 【請求項7】 フック部分が金属製のハンガーと、前記
    ハンガーに取り付けられたデータキャリアと、前記ハン
    ガーのフック部分を吊り下げることで前記データキャリ
    アに格納されたデータを読み取りまたは書き込むための
    アンテナヘッドと、前記アンテナヘッドに取り付けられ
    たデータ読取書込装置とからなり、前記データキャリア
    には前記ハンガーに掛けられる物品の状態が記録されて
    いる手順管理システム。
  8. 【請求項8】 フック部分が金属製のハンガーと、前記
    ハンガーに取り付けられたデータキャリアと、前記ハン
    ガーのフック部分を吊り下げることで前記データキャリ
    アに格納されたデータを読み取りまたは書き込むための
    アンテナヘッドと、前記アンテナヘッドに取り付けられ
    たデータ読取書込装置と、前記データ読取書込装置と有
    線または無線で接続されたホスト装置とからなり、前記
    データキャリアには前記ハンガーに掛けられる物品の状
    態が記録されている手順管理システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006124122A (ja) * 2004-10-29 2006-05-18 Denso Wave Inc 自動作業システム
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