JP2003085119A - 入出力アドレス設定装置、入出力アドレス設定プログラムおよびそれを記録した記録媒体 - Google Patents
入出力アドレス設定装置、入出力アドレス設定プログラムおよびそれを記録した記録媒体Info
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Abstract
イバに関わらず、I/OユニットにおけるI/Oアドレ
スと変数との割り付けに関する割付情報を共有化する。 【解決手段】 ドライバ指定部32bで、I/Oユニッ
ト19に対応するI/Oドライバと、I/Oユニット1
9のユニット番号とを指定する。I/Oアドレスには、
このユニット番号が含まれる。また、データタイプ指定
部32cでI/Oアドレスに対応する入出力端子に接続
される入出力機器4のデータタイプを指定する。そし
て、割付部32eで上記のI/Oアドレスと変数とを割
り付ける。I/Oユニット19の交換に伴い、同様にI
/Oドライバおよびデータタイプを指定すると、そのI
/Oユニット19が交換前と同種であり、かつデータタ
イプが一致するとき、前のI/Oユニット19の割付情
報に基づいて、割付部32eが新たなI/Oアドレスと
前の変数とを自動的に割り付ける。
Description
接続されるデバイスに入出力アドレスを割り付ける割付
情報を、入出力ユニットの交換時に入出力ドライバが変
更されても、そのまま使用するようにした入出力アドレ
ス設定装置、入出力アドレス設定プログラムおよびそれ
を記録した記録媒体に関するものである。
(以降、PLCと称する)などと呼ばれる産業用制御装
置は、シーケンス制御をはじめとする各種制御を実現す
るために、CPUおよびメモリを中心とするハードウェ
アの部分と、制御を司るソフトウェアの部分とを備えて
いる。ソフトウェアの部分は、PLCを設計当初の制御
システム通りに動作させるためのシーケンス制御フロー
の設計、その制御フローの命令語への変換、命令語のメ
モリへの書き込みなどを含んでいる。一般に、この一連
の作業をプログラミングと称している。
ンピュータの専門知識を持たなくても簡単にプログラム
作成ができるように、独自の言語を用いており、利用者
に使いやすい各種のプログラミング言語が次々と開発さ
れるようになった。現在、IEC(International Elect
rotechnical Commission) において、標準のプログラミ
ング言語が制定されている(IEC 6 1131-3 )。それ
は、SFC(Sequential Function Chart) 、LD(Ladde
r Diagram)、IL(Instruction List)、FBD(Functio
n Block Diagram)およびST(Structured Text) の5言
語である。
を用いてプログラム開発を行うことができるように環境
が整えられつつある。例えば、ラダー図(LD)は、リ
レー記号を用いて比較的容易にラダー回路を設計するこ
とができるので従来から広く普及しており、現在でも最
もよく用いられているプログラミング言語である。この
ようなプログラミング言語によるプログラミング作業に
おいて用いられるプログラミングツールとしては、ラダ
ーエディタなどのプログラミングソフトウェアが普及し
てきている。このソフトウェアは、パーソナルコンピュ
ータなどのコンピュータ装置において、ラダー図などを
ラダー記号を含む形態で作成できるので、プログラムの
作成および編集を容易に行える。
は、予めPLCの入力端子および出力端子のそれぞれに
付与されている入力番号および出力番号(I/Oアドレ
ス)と、各入出力端子に接続される制御対象機器(デバ
イス)との割り付けを行う必要がある。このため、上記
のプログラミングソフトウェア(エディタ)では、その
割り付けのための設定や登録を行えるようになってい
る。従来、このような割り付けは、PLCのメーカによ
って異なっており、絶対アドレスで設定されるので、メ
ーカに応じたメモリテーブルを用意する必要がある。た
だし、上記のIECに準拠したエディタでは、変数(自
由変数)を介してデバイスとI/Oアドレスとを割り付
けるので、上記のようなメモリテーブルが不要であり、
また、PLCの機種の変更などによってI/Oアドレス
が変わっても、一度決定した割り付けを容易に変更する
ことができる。
/Oアドレスに変数を割付けた結果を割付情報(I/O
設定)として保存しておく。
るPLCに対して、PLCの機能をソフトウェアで実現
するいわゆるオープンコントローラ(ソフトウェアPL
C)のように汎用化が進みつつある。オープンコントロ
ーラは、汎用のパーソナルコンピュータやFA現場に適
したパネルコンピュータによって構成されており、I/
O、OS、プログラミング言語などが標準化されて、メ
ーカ独自の仕様にとらわれないシステム構成を可能にし
ている。
e) 機器としてのプログラマブル表示器にも、I/Oな
どを搭載することによってPLC機能を備えた機種が登
場してきている。
PLCと同様、割付情報が必要となる。
の種類や数、扱うデータの種類などに応じて各種用意さ
れている。このようなI/Oは、PLC機能を有する装
置本体に着脱可能に設けられるようにユニット化され
て、交換可能になっている機種がある。I/Oユニット
としては、例えば、デジタルデータの入出力を行うため
のDIOユニットや、高速通信を行うためのリモートI
/Oを構成するFlex Network(登録商標)I/Fユニッ
トに接続される各種I/Oユニット(アナログ/デジタ
ル変換ユニット、高速カウンタユニットなど)が用いら
れる。このようなI/Oユニットを介してデータ通信を
行うには、装置本体にドライバソフトウェア(I/Oド
ライバ)をインストールする必要がある。
Oドライバを選択し、そのI/Oドライバに対してユニ
ット番号を指定する。そして、各端子に接続されるデバ
イスのデータタイプ(ビットまたはワード)を指定した
後、I/Oアドレスに変数を割り付ける。このような一
連の作業によって、割付情報が設定される。
方法では、I/Oユニット(Flex NetworkI/Fユニッ
トのようなインターフェースユニットを含む)の交換に
伴ってI/Oドライバを変更する場合、前のI/Oドラ
イバについて設定した割付情報を、変更したI/Oドラ
イバについて使用することができない。このため、その
I/Oドライバについて上記の一連の作業を行って割付
情報を再設定する必要がある。したがって、I/Oドラ
イバの種類を変更する都度、割付情報を設定し直さなけ
ればならず、そのための作業が煩わしい。また、各種の
I/Oドライバについて設定した割付情報を再利用のた
めに保管・管理する際には、そのために余分な記憶領域
を必要とする。
のであって、I/Oドライバに関わらず割付情報を共有
化して、上記のような不都合を解消することができる入
出力アドレス設定装置、入出力アドレス設定プログラム
およびそれを記録した記録媒体を提供することを目的と
している。
設定装置は、上記の課題を解決するために、デバイスと
の間でのデータ入出力のために該デバイスが接続される
端子を有する入出力ユニットが交換可能に取り付けられ
る制御装置に対し、上記端子を特定する入出力アドレス
と、上記デバイスに対応付けられる変数とを割り付ける
入出力アドレス設定装置であって、上記入出力ユニット
の種類を指定するユニット指定手段と、上記端子に接続
されるデバイスのデータのタイプを指定するデータタイ
プ指定手段と、交換前後の上記入出力ユニットについ
て、上記ユニット指定手段で指定された上記入出力ユニ
ットの種類と、上記データタイプ指定手段で指定された
データタイプとが一致したときに、交換前の上記入出力
ユニットについての変数と入出力アドレスとの割付関係
に基づいて、交換後の上記入出力ユニットについて新た
に設定された上記入出力アドレスと交換前の入出力ユニ
ットで使用した上記変数とを割り付ける割付手段とを備
えていることを特徴としている。
etworkI/Fユニットのようなインターフェースユニッ
トを含む)を交換する際に、ユニット指定手段によって
入出力ユニットの種類が指定され、データタイプ指定手
段によってデータタイプが指定される。このような指定
は、通常、交換される入出力ユニットに応じてユーザに
よる入力操作で行われる。
ように入出力ユニットの種類と、データタイプとが指定
されると、割付手段によって、交換前後の入出力ユニッ
トについて、入出力ユニットの種類およびデータタイプ
の一致が判定される。その結果、これらが一致している
場合、入出力ユニットが交換されても、交換前の入出力
ユニットと同じ変数が利用できるので、割付手段によっ
て、その変数と、交換後に新たに設定された入出力アド
レスとを割り付けていく。
て、I/Oドライバが変更されても、前の変数が自動的
に入出力アドレスに割り付けられるので、同じ変数を用
いた同様な割り付けの作業を再度行う必要がない。
上記割付手段は、交換後の上記入出力ユニットの端子数
が交換前の上記入出力ユニットの端子数より少ないとき
に、変数と入出力アドレスとの割付を行わないことが好
ましい。入出力ユニットの交換後の端子数が減少して、
入出力アドレスを介して変数を同じ番号の端子に対応付
けることができなくなることがあるので、このような場
合には、割付手段が割付を行わないことによって、上記
の不都合を回避することができる。
て、上記入出力ユニットが交換される際に、上記割付関
係を外部ファイルに転送する転送手段を備えていること
が好ましい。これにより、割付関係を他のアプリケーシ
ョンプログラムによって編集することが可能になる。
は、上記の各入出力アドレス設定装置における各手段を
コンピュータに実現させるもである。また、本発明の記
録媒体は、上記のエディタプログラムを記録したコンピ
ュータ読み取り可能な記録媒体である。
よび記録媒体を用いても、上記の各入出力アドレス設定
装置で実現される、入出力ユニット交換後の変数と入出
力アドレスとの割り付けの自動化を同様に実現すること
ができる。
1ないし図8に基づいて説明すれば、以下の通りであ
る。
は、図1に示すように、プログラマブル表示器1を含ん
でいる。
メモリ部12、VRAM13、ディスプレイ14、グラ
フィックコントローラ15、タッチパネル16、タッチ
パネルコントローラ17、メンテナンスポート18、I
/Oユニット19およびI/O制御インターフェース2
0を備えている。
ROM(Flash Erasable and Programmable ROM)12b
等のメモリを含んでいる。DRAM12aは、主に、表
示制御などの演算処理時の作業用に用いられる他、I/
Oユニット19を介して入出力される入出力機器4のデ
ータの一時的な記憶に用いられる。SRAM12cは、
入出力機器4(入力機器)から得られたデータをロギン
グしたり、入出力機器4(出力機器)に与える制御デー
タ(レシピデータ)を記憶したりするために用いられ
る。FEPROM12bは、書き替え可能な読み出し専
用のフラッシュメモリであり、一般のパーソナルコンピ
ュータにおけるハードディスクドライブの役割を果た
す。フラッシュメモリは、可動部を持たず、かつ衝撃に
強いので、劣悪な周囲環境でも安定して動作する。
に示すように、表示制御システムプログラムと、画面デ
ータと、制御機能プログラムと、ユーザプログラムと、
I/Oドライバとをそれぞれ格納するエリアを有してい
る。
制御を行うための基本機能を実現するためのプログラム
である。画面データは、後述するコンピュータ装置3の
構成要素の一つである図示しない作画エディタによって
作成されて、FEPROM12bにダウンロードされて
いる。この画面データは、ディスプレイ14に表示すべ
きベース画面や図形要素としての部品のデータおよび各
マークに付与された後述する処理指示語W(図3参照)
などを含んでおり、表示内容プログラムを構成してい
る。
基本機能を実現するためのプログラムである。ユーザプ
ログラム(制御手順プログラム)は、後述するユーザプ
ログラムエディタによって作成されて、FEPROM1
2bにダウンロードされている。このユーザプログラム
は、入出力機器4…が所望のシーケンスにしたがって動
作するように制御手順を定めるプログラムである。制御
機能プログラムおよびユーザプログラムは、表示器2の
PLC機能を利用する際に用いられる。
ト19を管理するためのプログラムである。このI/O
ドライバは、後述するI/Oユニット19の機種毎に異
なっており、プログラマブル表示器1に仕様上で予め接
続が許可されたI/Oユニット19に対応するものがイ
ンストールされている。
チスイッチ、ランプ、各種表示器(例えば、数値表示器
やメータ表示器)などの画像化された基本的な部品とし
て予め用意されている。また、部品としては、スイッチ
や数値表示器などの動的変化を画面上の任意の位置で表
現させるために、所望の位置に設定された矩形エリアに
所望の動画機能が設定された機能部(タグ)も含まれ
る。このような部品を含むユーザ画面においては、部品
が入出力機器4の動作に応じて動くようになっており、
入出力機器4の動作状況が視覚化されている。
処理指示語Wは、ベース画面上で実行されるべき事象毎
に作成されている。この処理指示語Wは、基本的には、
表示制御動作を実行すべきベース画面のファイル番号F
と、このベース画面上で実行されるべき動作内容を特定
する事象名Tと、実行事象毎に参照される1または複数
のデータからなる参照情報Iとを一組として備えてい
る。
に格納された表示制御システムプログラムにしたがっ
て、プログラマブル表示器1の各部の動作を制御する。
また、CPU11は、後述するメンテナンスポート18
を介しての後述するコンピュータ装置3との通信を制御
する機能を有しており、作画エディタからの画面データ
やユーザプログラムエディタからのユーザプログラムを
受け取るとFEPROM12bに格納する。
される画面のイメージを一時的に保持するメモリであ
り、FEPROM12bからの画面データのイメージを
水平方向に表示される順にドットデータとして格納して
いる。
ネルのような平板型表示素子によって構成されている。
グラフィックコントローラ15は、VRAM13に展開
された画面のイメージを、ディスプレイ14に描画する
ドライバソフトウェアである。タッチパネル16は、デ
ィスプレイ14の表示画面上で入力を行うために設けら
れており、アナログ抵抗膜式タッチパネルなどが好適で
ある。タッチパネルコントローラ17は、タッチパネル
16の出力電圧を入力位置情報に変換してCPU11に
出力する。
ピュータ装置3との間の通信を行うための通信ポートで
ある。
機能を備えて入出力機器4…を直接制御するように構成
されている。このため、プログラマブル表示器1は、図
1に示すように、I/Oユニット19およびI/O制御
インターフェース20を備えている。
9は、入出力機器4…が接続可能となるように、多数の
入出力端子、入出力回路などを備えている。このI/O
ユニット19は、接続される通信システムに応じて異な
る機種が、プログラマブル表示器1の本体に着脱可能に
取り付けられる。例えば、I/Oユニット19として
は、デジタルデータの入出力を行うためのDIOユニッ
トや、高速通信を行うためのリモートI/Oを構成する
Flex NetworkI/Fユニットに接続される各種I/Oユ
ニット(アナログ/デジタル変換ユニット、高速カウン
タユニットなど)が用いられる。プログラマブル表示器
1には、予め装着可能な動作を保証しているI/Oユニ
ット19が規定されている。
U11と入出力ユニット20との間の信号の授受を仲介
するインターフェース回路であって、入出力メモリ、D
/A変換器、A/D変換器などを備えている。
1によって、制御機能プログラムにしたがい、ユーザプ
ログラムエディタで作成されたユーザプログラムで定め
られた手順で、入出力機器4…の動作を制御する。
を指定することにより、ワードデバイスおよびビットデ
バイスが格納場所を特定可能に設定されている。ワード
デバイスは、入出力されるデータが数値のようなワード
データに対して設定され、ビットデバイスは、オン・オ
フ状態のようなビットデータに対して設定される。この
ような設定により、表示器1内の任意のワードデバイス
またはビットデバイスをアクセスするだけで入出力機器
4…を制御し、またはその動作状態に関する情報を個別
に取り出すことができる。
デバイスまたはワードデバイスが示す状態情報のうち、
必要な情報を適時にメモリ部12に読み込む一方、上記
の処理指示語Wを繰り返し読み出して各処理指示語Wの
事象名Tで特定される内容の動作を状態情報を参照しな
がら実行する。これによって、ビットデバイスまたはワ
ードデバイスの状態の変化に応じて変化する表示動作が
実行される。
する。
ュータなどの汎用コンピュータによって構成されてい
る。このコンピュータ装置3は、図1に示すように、C
PU31、I/O割付情報作成部32、割付情報ファイ
ル33、メモリ部34、ディスプレイ35、入力装置3
6、外部記憶装置37およびインターフェース部(図
中、I/F)38を備えている。
ストールされているOS(オペレーティングシステム)
上でI/O割付情報作成部32を含む各種のアプリケー
ションソフトウェアを動作させる際の各部の制御や演算
処理を行う。
モリを備えており、固定データの格納、一時的なデータ
記憶、CPU31の演算処理時における作業エリアの提
供といった役割を果たしている。
タ32a、ドライバ指定部32b、データタイプ指定部
32c、割付部32dおよびインポート/エクスポート
部32eを含んでいる。このI/O割付情報作成部32
は、通常、ユーザプログラムエディタに含まれている。
ディタは、入出力機器4…が所望のシーケンスにしたが
って動作するように制御手順を定めるユーザプログラム
を作成するためのプログラミングソフトウェアである。
ラダーエディタの場合、ディスプレイ35の表示画面上
で入出力機器4の動作に対応するラダー記号(図形要
素)を配置してラダー図を作成できるように構成されて
いる。このユーザプログラムエディタにおいては、例え
ば、国際基準IECに準拠した前述のプログラミング言
語が用いられる。上記のエディタで作成されたユーザプ
ログラムは、I/O割付情報作成部32で設定された割
付情報(割付関係)とともに、プログラマブル表示器1
のFEPROM12bにダウンロードされる。
バイス)に個々に対応付けられる変数を作成するための
エディタである。変数としては、スイッチに対応するS
W1やランプに対応するLAMP1のようにデバイスに
対応する符号や、操作指示、デバイスの動作状態のよう
な事象名やコメントが挙げられる。
/Oユニット19を介して接続されるデバイスに対応し
ているか、あるいは、プログラマブル表示器1の内部デ
バイスに対応しているかを属性データとして設定でき
る。内部デバイスは、例えば、操作回数を示すカウンタ
など、プログラマブル表示器1の計算機能を利用して、
I/Oユニット19を介して通信することなくデータを
取得可能なプログラマブル表示器1に設けられるデバイ
スである。前者の場合は、「入力」または「出力」の設
定入力を受け入れた後、デバイスに対応付けるI/Oア
ドレス(入出力アドレス)の入力を受け付ける一方、後
者の場合は「インターナル」の設定入力を受け入れる。
32bは、プログラマブル表示器1に装着されるI/O
ユニット19に対応したI/Oドライバ、およびそのI
/Oユニット19のユニット番号を指定する。このドラ
イバ指定部32bは、I/Oドライバおよびユニット番
号の指定のために、予めFEPROM12bに格納され
ているI/Oドライバから選択して決定することができ
るユーザーインターフェースを提供する。
プ指定部32cは、I/Oユニット19に接続される入
出力機器4(デバイス)のデータタイプ(ビットまたは
ワード)を指定する。このデータタイプ指定部32c
は、データタイプの指定のために、予め定められている
データタイプから選択して決定することができるユーザ
ーインターフェースを提供する。例えば、スイッチな
ど、デバイスがオン/オフの状態を取る場合には、「ビ
ット」が選択される。また、例えば、製品の生産個数を
計数するようなカウンタである場合や、所定時間までの
計時を行うようなタイマである場合には、「ワード」が
選択される。さらに、例えば、メータなどの数値を扱う
場合や、文字列を扱う場合も「ワード」が選択される。
力端子および出力端子のそれぞれに付与されている入力
番号および出力番号と、各入出力端子に接続される入出
力機器4について設定された変数との対応付けを入出力
番号(端子番号)に基づいたI/Oアドレスを用いて割
り付け(I/Oアサイン)として行う。変数は、例え
ば、ユーザプログラムの作成時に、プログラムで用いら
れる命令や処理を表すシンボル(記号)に対応付けられ
ることによって、プログラム上でI/Oアドレスと命令
・処理とを対応付ける機能を有する。
には、メモリ部34のRAMにテンポラリファイルとし
て登録され、設定完了後には割付情報としてFEPRO
M12bにダウンロードされ、I/Oドライバに組み込
まれる。I/Oドライバは、その割付情報にしたがっ
て、I/Oユニット19の通信動作を管理する。
/Oアドレスは、例えば、入力アドレスの場合「%IX
1.0.1」と表され、出力アドレスの場合「%QX
1.0.1」と表される。1桁目の数値“1”は、I/
Oユニット19の端子番号を表し、2桁目の数値“0”
は、ユニット番号を表す。このユニット番号は、プログ
ラマブル表示器1に接続可能なI/Oユニット19に対
応付けられた番号であり、前述のドライバ指定部32b
で指定される。
力番号および出力番号にそれぞれ基づいたI/Oアドレ
スに対応するデバイス名が格納される。従来、このよう
な割り付けは、PLCのメーカによって異なっており、
絶対アドレスで設定されるので、メーカに応じたメモリ
テーブルを用意する必要がある。ただし、IECに準拠
したユーザプログラムエディタでは、自由変数によって
ユーザが入出力を決定できるので、上記のようなメモリ
テーブルは不要である。また、一度決定した割り付け
も、後に変更することができる。したがって、すでに設
定した変数にI/Oアドレスの対応付けを行うことによ
って、割り付けの変更を行うことができる。
I/Oドライバが変更されたとき、改めてドライバ指定
部32bで指定されたユニット番号と、データタイプ指
定部32cで指定されたデータタイプとに基づいて、前
に使用していたI/Oドライバについて設定された割付
情報(割付関係)を利用できるか否かを判定し、可能で
あれば、その割付情報に基づいて自動的に割付処理を行
う。具体的には、割付部32dは、I/Oユニット19
のタイプとデータタイプとの組み合わせが一致すれば、
同じ割付情報を利用できると判定する。I/Oユニット
19のタイプは、ユニット番号で特定される。
ト部32eは、I/Oドライバが交換されるのに先立っ
て、FEPROM12bに格納されているI/Oドライ
バから割付情報を割付情報ファイル33にエクスポート
する。また、インポート/エクスポート部32eは、I
/Oドライバが交換された後に、割付情報ファイル33
に格納された割付情報を読み出して、割付部32dにイ
ンポートする。なお、インポート/エクスポート部32
eは、割付情報のインポートを割付情報ファイル33以
外の領域、例えばメモリ部34の所定エリアにインポー
トし、そこから割付情報をエクスポートしてもよい。
クスポート部32eによってインポートされてきた割付
情報を保存する外部ファイルである。
ーザプログラムエディタは、パッケージソフトウェアま
たはオーダーメイドソフトウェアとしてプログラムメデ
ィアの形態で提供可能なソフトウェアであって、例え
ば、コンピュータ装置3と分離可能な記録媒体5に記録
されている。そして、ユーザプログラムエディタは、記
録媒体5からコンピュータ装置3にインストールされる
ことによってエディタ機能を発揮することができる。
やカセットテープなどのテープ系、フロッピディスクや
ハードディスクなどの磁気ディスク系、CD−ROM、
MO、MD、DVDなどの光ディスク系、ICカード
(メモリカードを含む)、光カードなどのカード系が好
適である。その他、上記のプログラムメディアは、マス
クROM、EPROM、EEPROM、フラッシュRO
Mなどによる半導体メモリを含めた固定的にプログラム
を担持する媒体であってもよい。
ットを含む通信ネットワークと接続可能であることか
ら、通信ネットワークからプログラムをダウンロードす
るように流動的にプログラムを担持する媒体であっても
よい。ただし、このように通信ネットワークからプログ
ラムをダウンロードする場合には、そのダウンロード用
プログラムは予めコンピュータ装置3に格納されるか、
あるいは別な記録媒体からインストールされるものであ
ってもよい。
御システムにおいて、I/Oドライバが変更された際の
I/O割り付けについて説明する。ここでは、I/Oユ
ニット19としてDIOユニットを装着している状態か
ら、Flex NetworkI/Fユニットに変更し、このFlex N
etworkI/FユニットにDIOユニットを接続する場合
について説明する。先に接続されているDIOユニット
の入出力点数は、入力/出力で16/16である。
ト19としてDIOユニットを接続する場合、ユーザ
は、I/O割付情報作成部32が提供する図4に示す割
付ウインドウ7において以下の各種の入力操作を行う。
この割付ウインドウ7では、DIOドライバの各端子に
割り付けられる変数が表示される。上記のように、この
DIOの入出力点数は、合計32であるが、割付ウイン
ドウ7に表示しきれない端子については画面のスクロー
ルによって表示が可能である。
る右側に配置されたドライバ指定ボタン7aをクリック
して、ドライバ指定部32bおよびデータタイプ指定部
32cが提供するドライバ指定用のウインドウ(図示せ
ず)を開く。ユーザは、そのウインドウにおいて、プロ
グラマブル表示器1に登録されているI/Oユニット1
9の種類からDIOユニットに対応するI/Oドライバ
であるDIOドライバを選択して指定するとともに、D
IOユニットのユニット番号を指定する。
併せてDIOユニットの各端子に接続されるデバイスの
データタイプを指定する。データタイプは、ユニット番
号と関連して指定されるため、その関連付けを持った状
態で登録される。
/Oアドレスが決定される。したがって、I/Oアドレ
スは、ユニット番号を介してデータタイプと関連付けら
れる。
ける割付設定ボタン7bをクリックして、割付部32d
が提供する割付用のウインドウ(図示せず)を開く。ユ
ーザは、そのウインドウにおいて、すでに変数エディタ
32aによって作成された変数と、I/Oアドレスとの
割り付けを行う。このようにして作成された割付情報
は、プログラマブル表示器1にダウンロードされて、F
EPROM12bに格納されているI/Oドライバに組
み込まれる。
IOユニットから、Flex NetworkI/Fユニットに接続
されるDIOユニットに変更する場合、まず、インポー
ト/エクスポート部32eによって、I/Oドライバの
割付情報が割付情報ファイル33にエクスポートされ
る。このエクスポートの処理手順を図5のフローチャー
トを参照して説明する。
9についてのI/Oドライバを選択する(S1)。この
とき、ユーザは、割付ウインドウ7のドライバ指定ボタ
ン7aをクリックして開いたウインドウにおいて、プロ
グラマブル表示器1に登録されているI/Oユニット1
9の種類からFlex NetworkI/Fユニットを介して接続
されるDIOユニットに対応するI/Oドライバである
Flex Networkドライバを選択して指定するとともに、そ
のDIOユニットのユニット番号を指定する。そして、
ユーザは、上記のウインドウで、併せてDIOユニット
の各端子に接続されるデバイスのデータタイプを指定す
る。これにより、ユニット番号を含む前述のI/Oアド
レスが決定される。
機に、FEPROM12bに格納されているI/Oドラ
イバから割付情報を外部ファイルとしての割付情報ファ
イル33へ出力する(S2)。
報を保存しておいてから、Flex NetworkI/Fユニット
についてI/O割付の設定を行う。また、割付情報を割
付情報ファイル33のような外部ファイルにエクスポー
トすることによって、割付情報の他のアプリケーション
プログラムによる編集が可能になる。具体的には、CV
Sファイルなどの形式でエクスポートして表計算プログ
ラムなどのファイルに保存する。したがって、一旦決定
された割付情報でも、I/Oユニット19の交換時に変
更することができる。
タタイプの指定までは、前述のDIOユニットについて
した手順と同様に操作が行われる。ここでは、図6のフ
ローチャートを参照してその手順を説明する。
交換後のI/Oユニット19についてのI/Oドライバ
を選択する(S11)。続いて、上記のようにして選択
されたI/Oドライバが、前述の割付情報ファイル33
に格納された割付情報をインポートして利用できるI/
Oドライバであるか否かを判定する(S12)。
割付設定ボタン7bをクリックして開いた割付用のウイ
ンドウにおいて、すでに変数エディタ32aによって作
成された変数と、上記のI/Oアドレスとの自動割り付
けを指示するためのボタン(図示せず)をクリックす
る。すると、割付部32dによって、ユニット番号(こ
れによって特定されるユニットの種類)とデータタイプ
との組み合わせが入出力端子毎に一致するか否かが判定
され、それらが一致している場合にのみ、割付情報を利
用できるI/Oドライバであると判定される。
バが割付情報を利用できると判定されなかった場合は、
交換前のDIOユニットの割付情報が利用できないもの
としてそのまま処理を終える。また、S12において、
選択されたI/Oドライバが割付情報を利用できると判
定された場合は、交換前のDIOユニットの割付情報に
含まれる変数がインポートできる変数であるか、すなわ
ち交換後のDIOユニットのI/O割付に利用できるか
否かが判定される(S13)。ここでは、交換前のDI
Oユニットの入出力点数と、交換後のDIOユニットの
入出力点数との関係から、交換前後で対応しているか否
かが判定される。
入出力点数が同じである場合や、交換後のI/Oユニッ
ト19の入出力点数が交換前のそれより増加する場合で
は、変数を同じ端子番号に対応付けることができる。し
かし、交換後のI/Oユニット19の入出力点数が交換
前のそれより減少する場合では、変数を同じ端子番号に
対応付けできないことがあるので、割付情報を利用でき
ない場合として処理する。
ないと判定された場合、交換前のDIOユニットの割付
情報が利用できないものとしてそのまま処理を終える。
また、S13において、インポートできる変数であると
判定された場合、交換前後で変数が対応している場合、
インポート/エクスポート部32eは、割付部32dの
要求を受けて、外部ファイルとしての割付情報ファイル
33から、交換前のDIOユニットの割付情報を読み出
す(S14)。
トに共通するデータタイプは、上記のユニット番号の指
定によって、交換後のDIOユニット(Flex NetworkI
/Fユニットを含む)のユニット番号ひいてはそれを含
むI/Oアドレスと関連付けられる。これにより、割付
部32dは、上記の割付情報の変数とI/Oアドレスと
の対応関係に基づいて、交換後のDIOユニットのI/
Oアドレスと、すでに決定されている上記の変数とを1
つずつ割り付けていく。
ドウ7に表示されているI/O割付では、Flex Network
I/Fユニットを介して接続されるDIOユニットに対
応するI/Oドライバ(Flex Networkドライバ)につい
ては、図4に示す割り付けに対して、同じ対応で変数と
I/Oアドレスとが割り付けられる。具体的には、図4
に示すI/O割付では、DIOユニットの入出力点数
が、入力/出力で16/16であり、入力端子では、端
子番号“0”〜“4”に変数が割り付けられる一方、出
力端子でも、端子番号“0”〜“4”に変数が割り付け
られる。これに対し、図7に示すI/O割付では、DI
Oユニットの入出力点数が、入力/出力で8/8であ
り、入力端子では、端子番号“0”〜“4”に変数が割
り付けられる一方、出力端子でも、端子番号“0”〜
“4”に変数が割り付けられる。このように、双方のI
/O割付において、同じ端子番号に同じ変数が割り付け
られている。
付部32dによって、プログラマブル表示器1にダウン
ロードされて、FEPROM12bに格納されているI
/Oドライバに組み込まれる。
/制御システムでは、I/O割付部32において、割付
部32dが、I/Oユニット19が交換される際に、交
換前のI/Oユニット19の割付情報が利用できると判
定すると、その情報に基づいて、自動的に変数とI/O
アドレスとの割り付けを行う。このとき、交換されたI
/Oユニット19について、ドライバ指定部32bでI
/Oドライバおよびユニット番号の指定と、データタイ
プ指定部32cでデータタイプの指定とをユーザが行う
必要があるが、そのための入力作業は入力項目数が少な
く、さほど手間はかからない。しかし、その後の変数と
I/Oアドレスとの割り付け作業が自動化されるので、
ユーザは、変数とI/Oアドレスとを1つずつ割り付け
る手間の係る作業から開放される。
については、I/Oドライバ毎に重複して割付情報を作
成する必要がないので、それだけ割付情報の保存時の記
憶領域を削減することができる。
ンロードする対象として、PLC機能を有するプログラ
マブル表示器1を用いたが、I/Oユニット19と同等
のI/Oユニットを介してデバイスと通信を行い、かつ
I/OドライバでI/Oユニット19による通信を管理
する装置や機器であれば、プログラマブル表示器1と同
様に、I/O割り付けを自動化することができる。
は、ソフトウェアで動作するいわゆるオープンコントロ
ーラ(ソフトウェアPLC)を中心として構成されてい
る。
置3によって構成されており、入出力機器4…を接続す
るために、前述の表示/制御システムにおけるコンピュ
ータ装置3のインターフェース部38の代わりにI/O
ユニット39およびI/O制御インターフェース40を
備えている。
接続可能となるように、多数の入出力端子、入出力回路
などを備えている。このようなI/Oユニット39は、
I/Oボードや着脱自在のユニットとしてコンピュータ
装置3内に実装されるが、リモートI/Oとしてコンピ
ュータ装置3の外部に独立して設けられてもよい。
U31と入出力ユニット39との間の信号の授受を仲介
するインターフェース回路であって、入出力メモリ、D
/A変換器、A/D変換器などを備えている。このI/
O制御インターフェース40は、入出力機器4…との間
で入出力されるデジタル信号またはアナログ信号をCP
U31とやり取りするようになっている。
ーラとして機能するように、インターフェースユニット
(図中、I/Fユニット)41を備えている。インター
フェースユニット41は、イーサネット(登録商標)な
どの汎用の通信プロトコルを用いるオープンネットワー
ク6に対応した入出力部であり、オープンネットワーク
6に接続されている。これによって、コンピュータ装置
3は、オープンネットワーク6を介して他のコンピュー
タ装置、プログラマブル表示器、PLCなどと接続され
る。
などの現場に設置されるタイプのコンピュータである場
合、メモリ部34は、前述のFEPROM12bと同
様、図2に示すように、表示制御システムプログラム
と、通信プロトコルと、画面データと、制御機能プログ
ラムと、ユーザプログラムと、I/Oドライバとをそれ
ぞれ格納するエリアを有している。また、コンピュータ
装置3がパーソナルコンピュータやワークステーション
である場合、これらは、それぞれ外部記憶装置37に形
成された専用のファイルに格納されている。
は、入出力機器4…が配備されたターゲットシステムの
運転時(オンライン状態)では、作成された画面や現場
の様子をディスプレイ35に表示させることによってタ
ーゲットシステムの運転状況を監視するモニタとして機
能するとともに、ターゲットシステムにおける入出力機
器4…の制御を行う。このとき、コンピュータ装置3
は、ユーザプログラムを制御機能プログラムにしたがっ
て実行する。一方、コンピュータ装置3は、ターゲット
システムの非運転時(オフライン状態)において、ユー
ザプログラムエディタを起動することによってユーザプ
ログラムの作成・編集やI/O割付情報作成部32を用
いたI/O割り付けを行うエディタ装置として機能す
る。
も、I/Oユニット39の交換時に、併せてI/Oドラ
イバを変更する場合、前述の図1に示す表示/制御シス
テムと同様、交換前のI/Oユニット39についての割
付情報が利用できる場合は、割付部32dによって自動
的に変数とI/Oアドレスとの割り付けを行うことがで
きる。
9として、DIOユニットおよびFlex NetworkI/Fユ
ニットとDIOユニットとの組み合わせについて例示し
て説明した。しかしながら、I/Oユニット19・39
は、これらに限定されず、I/O割付情報作成部32で
I/O割り付けを行うことができる各種のI/Oユニッ
トも本実施の形態に適用することができる。
設定装置は、デバイスとの間でのデータ入出力のために
該デバイスが接続される端子を有する入出力ユニットが
交換可能に取り付けられる制御装置に対し、上記端子を
特定する入出力アドレスと、上記デバイスに対応付けら
れる変数とを割り付ける入出力アドレス設定装置であっ
て、上記入出力ユニットの種類を指定するユニット指定
手段と、上記端子に接続されるデバイスのデータのタイ
プを指定するデータタイプ指定手段と、交換前後の上記
入出力ユニットについて、上記ユニット指定手段で指定
された上記入出力ユニットの種類と、上記データタイプ
指定手段で指定されたデータタイプとが一致したとき
に、交換前の上記入出力ユニットについての変数と入出
力アドレスとの割付関係に基づいて、交換後の上記入出
力ユニットについて新たに設定された上記入出力アドレ
スと交換前の入出力ユニットで使用した上記変数とを割
り付ける割付手段とを備えていることを特徴としてい
る。
て、I/Oドライバが変更されても、ユニットの種類と
データタイプとが同じであれば、前の変数が自動的に入
出力アドレスに割り付けられるので、同じ変数を用いた
同様な割り付けの作業を再度行う必要がない。したがっ
て、入出力アドレスの設定作業の効率を向上させること
ができるという効果を奏する。
は、上記割付手段が、交換後の上記入出力ユニットの端
子数が交換前の上記入出力ユニットの端子数より少ない
ときに、変数と入出力アドレスとの割付を行わないこと
により、入出力ユニットの交換後の端子数が減少して、
入出力アドレスを介して変数を同じ番号の端子に対応付
けることができなくなるという不都合を回避することが
できる。したがって、より信頼性の高い入出力アドレス
の設定を実現することができるという効果を奏する。
は、上記入出力ユニットが交換される際に、上記割付関
係を外部ファイルに転送する転送手段を備えていること
により、割付関係を他のアプリケーションプログラムに
よって編集することが可能になる。したがって、一旦決
定された割付関係でも、入出力ユニットの交換時に変更
することができるという効果を奏する。
は、上記の各入出力アドレス設定装置における各手段を
コンピュータに実現させるもである。また、本発明の記
録媒体は、上記の入出力アドレス設定プログラムを記録
したコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
よび記録媒体を用いても、上記の各入出力アドレス設定
装置で実現される、入出力ユニット交換後の変数と入出
力アドレスとの割り付けの自動化を同様に実現すること
ができる。したがって、上記の各入出力アドレス設定装
置によって奏される上記の効果を同様に奏することがで
きる。
ムの構成を示すブロック図である。
ル表示器のFEPROMに格納されるプログラム構成を
示す説明図である。
画面の画面データに含まれる指示処理語の基本的フォー
マットを示す説明図である。
装置のI/O割付情報作成部がI/O割り付けのために
提供する割付ウインドウを示す説明図である。
ル表示器のI/Oユニットの交換に伴って、それに対応
するI/Oドライバを選択する際に、I/Oドライバ内
に組み込まれた割付情報を外部ファイルにエクスポート
する手順を示すフローチャートを示す。
ル表示器のI/Oユニットの交換に伴って、それに対応
するI/Oドライバを選択する際に、外部ファイル内の
割付情報を上記I/O割付部にインポートする手順を示
すフローチャートを示す。
と異なるI/O割付を表示した上記割付ウインドウを示
す説明図である。
ステムの構成を示すブロック図である。
段) 32d 割付部(割付手段) 32e インポート/エクスポート部(転送手段) 33 割付情報ファイル(外部ファイル)
Claims (5)
- 【請求項1】デバイスとの間でのデータ入出力のために
該デバイスが接続される端子を有する入出力ユニットが
交換可能に取り付けられる制御装置に対し、上記端子を
特定する入出力アドレスと、上記デバイスに対応付けら
れる変数とを割り付ける入出力アドレス設定装置であっ
て、 上記入出力ユニットの種類を指定するユニット指定手段
と、 上記端子に接続されるデバイスのデータのタイプを指定
するデータタイプ指定手段と、 交換前後の上記入出力ユニットについて、上記ユニット
指定手段で指定された上記入出力ユニットの種類と、上
記データタイプ指定手段で指定されたデータタイプとが
一致したときに、交換前の上記入出力ユニットについて
の変数と入出力アドレスとの割付関係に基づいて、交換
後の上記入出力ユニットについて新たに設定された上記
入出力アドレスと交換前の入出力ユニットで使用した上
記変数とを割り付ける割付手段とを備えていることを特
徴とする入出力アドレス設定装置。 - 【請求項2】上記割付手段が、交換後の上記入出力ユニ
ットの端子数が交換前の上記入出力ユニットの端子数よ
り少ないときに、変数と入出力アドレスとの割付を行わ
ないことを特徴とする請求項1に記載の入出力アドレス
設定装置。 - 【請求項3】上記入出力ユニットが交換される際に、上
記割付関係を外部ファイルに転送する転送手段を備えて
いることを特徴とする請求項1または2に記載の入出力
アドレス設定装置。 - 【請求項4】請求項1ないし3のいずれか1項に記載の
入出力アドレス設定装置を動作させる入出力アドレス設
定プログラムであって、コンピュータを上記各手段とし
て機能させるための入出力アドレス設定プログラム。 - 【請求項5】請求項4に記載の入出力アドレス設定プロ
グラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒
体。
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