JP2003084791A - 音声制御システム - Google Patents

音声制御システム

Info

Publication number
JP2003084791A
JP2003084791A JP2001272490A JP2001272490A JP2003084791A JP 2003084791 A JP2003084791 A JP 2003084791A JP 2001272490 A JP2001272490 A JP 2001272490A JP 2001272490 A JP2001272490 A JP 2001272490A JP 2003084791 A JP2003084791 A JP 2003084791A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voice
function
command
specified
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2001272490A
Other languages
English (en)
Inventor
Akinobu Uchikubo
明伸 内久保
Masaya Fujita
征哉 藤田
Koji Yasunaga
浩二 安永
Kazutaka Nakatsuchi
一孝 中土
Masahiro Kudo
正宏 工藤
Yoshitaka Honda
吉隆 本田
Takeaki Nakamura
剛明 中村
Tadahiro Nakano
忠博 中野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
Priority to JP2001272490A priority Critical patent/JP2003084791A/ja
Publication of JP2003084791A publication Critical patent/JP2003084791A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B1/00Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor
    • A61B1/00002Operational features of endoscopes
    • A61B1/00039Operational features of endoscopes provided with input arrangements for the user
    • A61B1/0004Operational features of endoscopes provided with input arrangements for the user for electronic operation
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B1/00Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor
    • A61B1/00002Operational features of endoscopes
    • A61B1/00039Operational features of endoscopes provided with input arrangements for the user
    • A61B1/00042Operational features of endoscopes provided with input arrangements for the user for mechanical operation

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Surgery (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Radiology & Medical Imaging (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Biophysics (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Medical Informatics (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Endoscopes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 音声入力に対する判断結果が所定の機能とし
て特定できないような場合、それをユーザに告知できる
ようにした音声制御システムを提供する。 【解決手段】 マイク3から音声入力がされた場合、音
声認識部23により第1のメモリ24に記憶された定形
のコマンドかの認識を行ったり、判別部25により第2
のメモリ29に記憶された接続された電子機器の情報
や、第3のメモリ30に記憶された過去の操作来歴を参
照する等して、唯一の機能と特定できない場合にはディ
スプレイ32により特定に失敗した旨の表示でユーザに
告知を行うことにより、操作漏れを防止した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は音声により電子医療
機器を操作する音声処理部分に特徴のある音声制御シス
テムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年では内視鏡を用いた外科手術なども
行われており、この内視鏡外科手術では、腹腔内を膨張
させるために用いる気腹装置や手技を行うための処置装
置である生体組織を除去、あるいは凝固する高周波焼灼
装置などの電子医療機器(手術機器)、前述の装置に加
えることによって、内視鏡で観察しながら各種処置が行
える。
【0003】また、これら複数の各種電子医療機器を備
えた内視鏡手術システムにおいて、複数の機器或いは装
置を容易に操作、制御することができ、システムの操作
力性を向上させるため、術者が滅菌域で各種機器の設定
状態を確認するための表示手段として液晶パネルなどの
表示パネルや、術者が滅菌域で操作し各種機器の機能ま
たは設定値を変更するための遠隔操作手段としてリモコ
ン(リモートコントローラ)なでの遠隔操作装置、さら
にば術者の指示に従ってナース等の補助者が非滅菌域で
操作し各種機器の機能または設定値を変更するための各
機器の操作スイッチをタッチパネルに設けた集中操作パ
ネル、各種機器を音声で操作するためのマイク等を備え
ている。
【0004】
【課題を解決するための手段】しかしながら、従来の方
式で音声制御を行うと、所定のコマンドを正確に発音し
なければ認識されない。また、複数のコマンドによって
制御を行う場合、各々のコマンドを正しく一語一句間違
いなく所定の順序で入力しないと所望の制御を行う事が
出来なかった。
【0005】また、手術などの作業をしているときに、
音声で入力しても手術作業の方に専念していて音声で入
力された操作が実行されたか否か気がつかない場合があ
った。
【0006】(発明の目的)本発明は、上記事情に鑑み
てなされたものであり、特に音声入力の判断結果が所定
の機能として特定されないで実行されないような場合、
それをユーザに告知できるようにした音声制御システム
を提供する事を目的とする。また、音声入力による判断
結果をユーザが知る事が出来る音声制御システムを提供
する事を目的とする。さらにより少ない語句の音声入力
の場合でも所望とする機能を実行させることが可能とな
る使い勝手のよい音声制御システムを提供する事を目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】複数の電子医療機器の機
能を音声により制御する音声制御システムにおいて、前
記複数の電子医療機器の何れかに対して所定の機能を実
行させるための音声を入力する音声入力手段と、前記音
声入力手段により入力した音声に基き制御すべき機能を
特定する機能特定手段と、前記機能特定手段による特定
が失敗したときに、該失敗したことを告知する告知手段
と、を設けることにより、機能特定手段による特定が失
敗したときに、それを告知手段で告知するようにして、
手術等の作業を行っている場合でも機能特定手段による
特定が失敗したことが分かるようにしている。
【0008】また、機能特定手段による特定が成功した
場合にもそれを表示するようにしているので、その機能
を確認することができるようにしている。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図1ないし図6は本発明の1実施
の形態に係り、図1は1実施の形態を備えた内視鏡外科
手術システムの全体構成を示す構成図、図2は図1の音
声制御装置の構成を示すブロック図、図3は図2の音声
制御装置の処理の流れを示し、図4は機能を特定できた
場合におけるディスプレイによる表示例を示し、図5は
機能を特定できなかった場合におけるディスプレイによ
る表示例を示し、図6は図4の変形例における表示例を
示す。
【0010】図1に示すように、内視鏡外科手術システ
ム1は術者2に対して用意された専用のマイク3で入力
された音声が音声信号として入力される音声制御装置4
と、この音声制御装置4に接続され、音声制御装置4に
より音声で制御される制御対象となる複数の電子医療機
器(単に電子機器と略記)とから構成される。
【0011】図1の場合には、音声制御装置4により音
声で制御される複数の電子機器として、例えば超音波手
術装置5、電気メス装置6、気腹装置7、内視鏡用カメ
ラコントロールユニット(内視鏡用CCUと略記)8、
内視鏡用光源装置9が接続され、これらの電子機器に対
してマイク3からの音声に基く制御を行うことができる
ようにしている。
【0012】また、内視鏡用光源装置9は内視鏡10と
接続され、内視鏡用光源装置9から内視鏡10の照明光
導光手段に照明光を供給し、内視鏡10の挿入部11の
先端の照明窓からその照明光を出射し、手術を行う部位
を照明するようにしている。また、内視鏡10の接眼部
12には撮像素子13を内蔵したTVカメラ14が装着
され、内視鏡10の挿入部11の先端の観察窓に取り付
けた対物レンズによる像を接眼部12側に伝送し、撮像
素子13に結像する。そして、撮像素子13で光電変換
された信号を内視鏡用CCU8に入力して映像信号を生
成し、モニタ15に撮像素子13で撮像した画像を表示
するようにしている。そして、術者2はモニタ15に表
示された画像を観察して、内視鏡観察下での超音波手術
装置5等による外科手術を行えるようにしている。
【0013】図2に示すように、マイク3は、プラグ1
9を介して音声制御装置3に設けられている入力部20
の入力端子21に着脱自在に接続される。音声制御装置
3は、上記入力部20から入力された音声をそれぞれA
/D変換してデジタルの音声入力データに変換するA/
D変換器22と、A/D変換器22からの音声入力デー
タによりコマンドを音声認識する音声認識部23と、A
/D変換器22からの音声入力データを表1に示すよう
なコマンドテーブルとして格納する第1のメモリ24
と、この第1のメモリ24に格納されている複数のコマ
ンド音声データと音声認識部23の出力とを比較し、音
声入力データとの類似度が所定値以上のコマンド音声デ
ータを認識することにより音声入力されたコマンドを認
識する判別部25と、この判別部25の出力に基き制御
対象の電子機器を操作するための制御信号を発生する制
御信号発生部26と、制御信号発生部26からの制御信
号を制御対象の電子機器に出力するI/F(インターフ
ェース)部27とを備えている。
【0014】I/F部27は、通信機能を備えた前述の
超音波手術装置5や電気メス装置6などの周辺の電子機
器と通信を行うことによりどの電子機器が接続されてい
るか識別部28に通知する。この識別部28では、音声
制御装置4に接続されて通信を行っている周辺の電子機
器のリストを作成し、第2のメモリ29にその結果を格
納する。表2は、第2のメモリ29に記憶された周辺の
電子機器群を示す。
【0015】
【表1】
【表2】 制御信号発生部26の出力は、第3のメモリ30に蓄え
られる。制御信号発生部26が新たな制御を行う度に第
3のメモリ30の記憶内容は上書き更新される。第3の
メモリ30に蓄えられた操作来歴を表3に示す。
【0016】
【表3】 なお、第1のメモリ24に格納されたコマンドデータは
キーボード等の入力装置31により、設定したり、変更
したりすることができるようにしている。また、制御信
号発生部26にはディスプレイ32が接続され、判別部
25で判別した結果等や、I/F部27により接続され
た機器の状態等を表示できるようにしている。
【0017】このように構成された本実施の形態では、
以下に説明するように、音声入力手段としてのマイク3
から入力された音声による制御動作を行うコマンドが入
力された場合、音声認識部23、判別部25等により構
成される機能特定手段により、唯一の電子機器を特定す
るコマンドであると判断された場合にのみ、音声による
そのコマンドを実行するようにしている。
【0018】この場合、表1の超音波出力アップ等のよ
うに、唯一の電子機器を特定する定形コマンドであると
判断する場合の他に、過去に実行されたコマンドを繰り
返す繰り返しコマンド(例えばモア(MORE)のよう
な繰り返しのコマンド)も受け付けることができるよう
にしている。
【0019】そして、繰り返しコマンドであると判断す
ると、その繰り返しコマンドの前に行われた第3のメモ
リ30の操作来歴を調べ、その来歴からただ一つの電子
機器を特定するコマンドであり、そのコマンドを実行し
たと判断した場合にはその繰り返しのコマンドを受け付
けるようにしている。このように繰り返しコマンドを受
け付けるようにしたことにより、より短いコマンドによ
り所望とするコマンドを実行できるようにしている。
【0020】また、単に「出力アップ」の音声による入
力が行われた場合、表1からは超音波出力アップのコマ
ンドであるか、電気メス出力アップのコマンドであるか
が分からないが、表2のように超音波手術装置5が接続
されていないで、電気メス装置6を含む複数の電子機器
が接続されている場合には、電気メス装置6に対する
「出力アップ」のコマンドであると判断して、より少な
い語句の場合でも唯一の電子機器が特定できる音声入力
の場合には、対応する機能を実行できるようにして操作
性(使い勝手)を向上している。
【0021】また、判別部25で判別した結果等を表示
できるようにして、術者等のユーザに対して判別した結
果を分かり易く告知できるようにして、コマンドが実行
されたのか、されないのかを認識して、操作漏れを防止
できるようにしていることが特徴となっている。特に、
機能特定手段による機能の特定が失敗した場合、それを
告知手段としてのディスプレイ32による表示で告知す
ることにより、操作漏れが発生するのを有効に防止でき
るようにしている。
【0022】次に本実施の形態の作用を説明する。図1
に示すように音声制御装置4に手術に使用する電気メス
装置65等の電子機器を接続し、各電子機器や音声制御
装置4の電源を投入して動作状態に設定し、音声制御装
置4による音声入力をできる状態にする。
【0023】そして、術者が音声で入力すると、音声制
御装置4は、マイク3から入力されたコマンドをステッ
プS1に示すようにそのコマンドが繰り返しを意図する
コマンドか否か判断する。
【0024】ステップS1の判断において、繰り返しを
指示するコマンドでないと判断した場合には、ステップ
S2に移り、このステップS2では、音声認識部23の
出力を第1のメモリ24に記憶されたコマンドテーブル
の定形のコマンドと一致するかを判断する。なお、この
コマンドテーブルの定形のコマンドは一意に決定できる
コマンドとなっている。
【0025】一致するものがある場合、ステップS3に
示すように該当するコマンドを認識(一意の機能として
特定)し、そのコマンドを実行する旨をディスプレイ3
2で表示し、かつステップS4に示すように該当するコ
マンドをI/F部27を介して機器に送信して実行す
る。
【0026】例えば図4に示すように、ディスプレイ3
2に認識したコマンドを術者に明瞭に認識出来るようよ
うに、該当するコマンドに対応する部分の表示を明滅さ
せる。これにより、術者は所望のコマンドが選択された
事を容易に認知出来る。
【0027】なお、図4のディスプレイ32にはI/F
部27を介して接続された電子機器との通信により、接
続された電子機器の状態が表示されている。図4の例で
は、ディスプレイ32の左側には、画像表示に関係する
(内視鏡用)CCU8及び(内視鏡用)光源装置9が表
示され、また右側のメイン画面には、気腹装置7による
現在設定されている状態や電気メス装置6の設定出力状
態等の処置を行う接続された電子機器の設定情報が表示
されている。
【0028】一方、ステップS1の判断において、音声
認識部23の認識結果が繰り返し操作を示す音声コマン
ド「MORE」であると判断した場合、第3のメモリ3
0の記憶内容を読み出し、該当するコマンドを認識した
場合にはステップS5に示すようにディスプレイ32で
その認識した旨の表示を行うと共に、ステップS6で制
御信号発生部26から第3のメモリ30に蓄えられた直
前の操作と同じ操作をI/F部27を介して周辺の電子
機器に送信し、そのコマンドを実行する。
【0029】例えば、第3のメモリ30に電気メス出力
アップの操作来歴がされた後に、「MORE」が発せら
れた場合には、この電気メス出力アップのコマンドに対
応する旨の表示をディスプレイ32で行うと共に、その
コマンドを実行する制御動作を行うよう制御する。
【0030】ステップS2の判断において、コマンドテ
ーブルの定形のコマンドと一致するものがない場合、ス
テップS7で定形のコマンドと部分的に一致するか、或
いは第3のメモリ30に格納された過去の操作コマンド
の来歴と部分的に一致するコマンドがあるかの判断を行
う。
【0031】この判断により、部分的に一致するコマン
ドがある場合には、接続されている電子機器の中で一意
的に決まるコマンドであるかの判断を行う。そして、一
意的に決まるコマンドであると判断した場合には、ステ
ップS9に示すように該当するコマンドを認識した旨の
表示を行うと共に、ステップS10でそのコマンドを実
行する。
【0032】ステップS9では、上述したようにディス
プレイ32で認識したコマンドを術者に明瞭に認識出来
るよう表示を明滅させ、ステップS10でそのコマンド
を実行させる。
【0033】ステップS7で定形のコマンド等と部分的
にも一致しないと判断した場合や、ステップS8におい
て過去の操作来歴に一致するコマンドが複数見つかって
一意的に決定できないコマンドであるような場合には、
ステップS11で示すように、コマンドの対象となる電
子機器を特定出来ない旨を、例えば図5の右側に示すよ
うにディスプレイ32でエラー表示を行い、かつステッ
プS12に示すように非動作コマンドとしてそのコマン
ドを破棄する。
【0034】このように本実施の形態では、音声入力に
対して一意に決定できるコマンドとしてそれを特定でき
たことを表示してそのコマンドを実行するようにすると
共に、音声入力に対してそれに一意的等で特定できない
として実行しない場合には、その音声入力に対してはエ
ラー表示を行って、その音声入力による操作を破棄する
ようにしているので、術者は手術中の場合にも音声入力
した操作が実行されたか或いは失敗して実行されないか
が容易に分かる。
【0035】さらに図3による作用を具体例で説明す
る。例えば、各メモリ24、29、30の記憶内容が表
1から表3に示す内容であった場合を例に説明する。術
者が「電気メスバイポーラ」と音声入力すると、ステッ
プS3により入力コマンドが電気メスの出力モードをバ
イポーラに設定する事が表1により一意的に決まる。
【0036】術者1が「バイポーラ」と音声入力したと
き、表1、表2から電気メスバイポーラのコマンドであ
る事が一意的に判別する事が出来る。判別部25は、こ
のとき表1のコマンドテーブルに収められたコマンドと
部分的に一致するものを抽出し、表2から一意的に決定
された場合、このコマンドを術者が入力したと見なす判
断を行い、そのコマンドが特定されたことの表示をし
て、そのコマンドを実行する。これにより、術者は、長
い電気メスバイポーラというコマンドを一語一句間違わ
ずに入力しなくても、より短い語句で所望の機能を実行
させる事が出来る。
【0037】また、超音波手術装置5が音声制御装置4
に接続されておらず、第2のメモリ29に記憶された接
続機器が表2に示す通りであった場合、術者が「出力ア
ップ」と音声入力した場合、判別部25は表1のコマン
ドテーブルと表2の接続機器テーブルから該当するコマ
ンドは「電気メス出力アップ」に一意的に定まると判断
し(ステップS8)、電気メス装置6の出力を上げるコ
マンドである旨の表示を行った後、そのコマンドをI/
F部27から電気メス装置6へ送信して、そのコマンド
を実行する。
【0038】一方、仮に第2のメモリ29には超音波手
術装置5も接続されている場合において、術者が「出力
アップ」と入力した場合、表1、表2のコマンドテーブ
ルから該当するコマンドは「超音波出力アップ」と「電
気メス出力アップ」の2つがあり、どちらか特定する事
が出来ない。この場合はステップS11に示すように、
エラー表示を行い、さらにステップS12に示すように
そのコマンドは非動作コマンドとして破棄される。
【0039】また、仮に繰り返しコマンドとしての[M
ORE」が発せられたと判断した場合、判別部25はス
テップS5で、1つ前に行われたコマンドが有るかを第
3のメモリ30の操作来歴から調べ、1つ前に行われた
該当するコマンドが有ると判断した場合には、ステップ
S5に示すように、その1つ前の操作と同じコマンドを
認識した旨をディスプレイ32で表示い、次のステップ
S6でおのコマンドを実行する。つまり、第3のメモリ
30に蓄えられた直前の操作と同じ操作のコマンドをI
/F部27を介して周辺の電子機器に送信する。そし
て、そのコマンドを実行する。
【0040】上述したように本実施の形態によれば、機
能特定手段により機能の特定が失敗した場合には、それ
を告知するようにしているので、操作漏れを防止でき
る。なお、失敗した場合、単に失敗したことを表示して
も良いが、失敗した内容を表示するようにしても良い。
また、ユーザの選択に応じて失敗した内容の概要や詳細
等を表示するようにしても良い。また、機能特定手段に
より機能の特定が成功した場合にもそれを告知するよう
にしているので、特定された機能を確認することができ
る。この場合も単に成功した事を表示しても良いし、成
功した機能等が分かるように表示しても良いし、ユーザ
の選択に応じて表示内容の程度を選択できるようにして
も良い。
【0041】また、入力された音声入力が、接続された
電子機器或いは過去の操作来歴から唯一の機能に特定で
きる場合には、その機能を実行するようにしているの
で、より短い語句の場合でも実行させることができ、操
作性を向上できる。
【0042】尚、上述の説明では音声入力に対してその
音声入力により判断した場合の結果をディスプレイ32
で表示することにより、術者等のユーザに告知すると説
明したが、この告知に限定されるものでなく、スピーカ
等の音声による告知やブザー等の音による告知でも良
い。また、両方で告知するようにしても良い。
【0043】なお、上述の説明では、音声入力に対して
例えば一意に決まる機能であると判断した場合、その結
果を表示した後、その機能を実行するように、I/F部
27から該当する電子機器に実行させようとするコマン
ド等を送信するが、その電子機器との通信が何らかの障
害で正常に行えなかった場合、或いは正常に通信が終了
しなかった場合、I/F部27は制御信号発生部26に
対してエラー発生を通知する。制御信号発生部26で
は、エラー通知を受けて、この場合にも例えば図5に示
すように、ディスプレイ32上に正常に制御を終了出来
なかったコマンドを表示する。
【0044】従って、音声入力により一意に決まる機能
でも、実際に実行しようとした場合、正常に実行出来な
かったことを表示等で告知するようにしているので、ユ
ーザは音声入力による判断結果が実行されたか否かを容
易に判断でき、ユーザに対して使い易い装置を提供でき
る。
【0045】尚、上述の実施の形態では、認識したコマ
ンドをディスプレイ32上に文字情報で表示したが、こ
れに限定されるものでなく、該当するコマンド内容を簡
潔に表すイラストなどを用いて良いことはいうまでもな
い。また、図6に示すように、選択されたコマンドをよ
り明瞭に視認させるために通常のコマンド表示を拡大し
て強調表示しても良い。
【0046】[付記] 1.複数の電子医療機器の機能を音声により制御する音
声制御システムにおいて、前記複数の電子医療機器の何
れかに対して所定の機能を実行させるための音声を入力
する音声入力手段と、前記音声入力手段により入力した
音声に基き制御すべき機能を特定する機能特定手段と、
前記機能特定手段による特定が失敗したときに、該失敗
したことを告知する告知手段と、を有することを特徴と
する音声制御システム。
【0047】2.前記音声入力手段により入力した音声
に基づき前記複数の電子機器のうち制御すべき電子機器
を特定する機器特定手段と、を有することを特徴とする
付記1に記載の音声制御システム。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、複
数の電子医療機器の機能を音声により制御する音声制御
システムにおいて、前記複数の電子医療機器の何れかに
対して所定の機能を実行させるための音声を入力する音
声入力手段と、前記音声入力手段により入力した音声に
基き制御すべき機能を特定する機能特定手段と、前記機
能特定手段による特定が失敗したときに、該失敗したこ
とを告知する告知手段と、を設けているので、機能特定
手段による特定が失敗したときに、それを告知手段で告
知するようにして、手術等の作業を行っている場合でも
機能特定手段による特定が失敗したことが分かる。ま
た、機能特定手段による特定が成功した場合にもそれを
表示するようにしているので、その機能を確認すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施の形態を備えた内視鏡外科手術
システムの全体構成を示すブロック図。
【図2】図1の音声制御装置の構成を示すブロック図。
【図3】図2の音声制御装置の処理の流れを示すフロー
チャート図。
【図4】機能を特定できた場合におけるディスプレイに
よる表示例を示す図。
【図5】機能を特定できなかった場合におけるディスプ
レイによる表示例を示す図。
【図6】図4の変形例における表示例を示す図。
【符号の説明】
1…内視鏡外科手術システム 2…術者 3…マイク 4…音声制御装置 5…超音波手術装置 6…電気メス装置 7…気腹装置 8…内視鏡用CCU 9…内視鏡用光源装置 10…内視鏡 11…挿入部 13…撮像素子 14…TVカメラ 15…モニタ 20…入力部 23…音声認識部 24…第1のメモリ 25…判別部 26…制御信号発生部 27…I/F部 28…識別部 29…第2のメモリ 30…第3のメモリ 32…ディスプレイ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G10L 3/00 571U 571V (72)発明者 安永 浩二 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 中土 一孝 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 工藤 正宏 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 本田 吉隆 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 中村 剛明 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 中野 忠博 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 Fターム(参考) 4C061 AA24 BB02 CC06 DD00 HH09 HH56 HH60 JJ17 5D015 KK01 LL03 LL05

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の電子医療機器を音声により制御す
    る音声制御システムにおいて、 前記複数の電子医療機器の何れかに対して所定の機能を
    実行させるための音声を入力する音声入力手段と、 前記音声入力手段より入力した音声に基づき制御すべき
    機能を特定する機能特定手段と、 前記機能特定手段による機能の特定が失敗したときに、
    該失敗したことを告知する告知手段と、 を有することを特徴とする音声制御システム。
  2. 【請求項2】 前記機能特定手段による機能の特定が成
    功したときに、該成功したことを告知する告知手段と、 を有することを特徴とする請求項1に記載の音声制御シ
    ステム。
  3. 【請求項3】 前記音声入力手段により入力した音声が
    過去に特定された機能を繰り返して制御する音声である
    か否かを判定する繰り返し音声判定手段と、 前記繰り返し音声判定手段により繰り返し制御の音声で
    あると判定されたとき、前記機能特定手段手段で過去に
    特定した制御すべき機能に基づき前記機器特定手段によ
    り特定された電子医療機器を繰り返し制御する繰り返し
    制御手段と、 を有することを特徴とする請求項2に記載の音声制御シ
    ステム。
  4. 【請求項4】 前記機能特定手段で過去に特定した機能
    の来歴を記憶する制御来歴記憶手段をさらに有し、前記
    繰り返し制御手段は前記制御来歴記憶手段に記憶された
    過去の制御内容に基づき前記特定された電子医療機器を
    制御することを特徴とする請求項3に記載の音声制御シ
    ステム。
  5. 【請求項5】 前記機能特定手段により特定した機能を
    前記制御来歴記憶手段により記憶した前記機能の来歴に
    対して照合する比較手段と、 前記比較手段による照合結果に応じて前記告知手段を制
    御する告知制御手段と、 を有することを特徴とする請求項4に記載の音声制御シ
    ステム。
JP2001272490A 2001-09-07 2001-09-07 音声制御システム Withdrawn JP2003084791A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001272490A JP2003084791A (ja) 2001-09-07 2001-09-07 音声制御システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001272490A JP2003084791A (ja) 2001-09-07 2001-09-07 音声制御システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003084791A true JP2003084791A (ja) 2003-03-19

Family

ID=19097856

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001272490A Withdrawn JP2003084791A (ja) 2001-09-07 2001-09-07 音声制御システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003084791A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006145891A (ja) * 2004-11-19 2006-06-08 Pioneer Electronic Corp 音声処理装置、音声処理方法、音声処理用プログラム及び記録媒体
JP2006208461A (ja) * 2005-01-25 2006-08-10 Honda Motor Co Ltd 音声認識型機器制御装置
JP2016151608A (ja) * 2015-02-16 2016-08-22 アルパイン株式会社 電子装置、情報端末システム、音声認識機能の起動プログラムおよび音声認識機能の起動方法

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006145891A (ja) * 2004-11-19 2006-06-08 Pioneer Electronic Corp 音声処理装置、音声処理方法、音声処理用プログラム及び記録媒体
JP4718163B2 (ja) * 2004-11-19 2011-07-06 パイオニア株式会社 音声処理装置、音声処理方法、音声処理用プログラム及び記録媒体
JP2006208461A (ja) * 2005-01-25 2006-08-10 Honda Motor Co Ltd 音声認識型機器制御装置
JP4628803B2 (ja) * 2005-01-25 2011-02-09 本田技研工業株式会社 音声認識型機器制御装置
JP2016151608A (ja) * 2015-02-16 2016-08-22 アルパイン株式会社 電子装置、情報端末システム、音声認識機能の起動プログラムおよび音声認識機能の起動方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2006081664A (ja) 医療用システム、医療用システムの制御方法
JP4391706B2 (ja) 外科手術システム
JP4504332B2 (ja) 手術システム及びそのシステム稼働情報告知方法
JP4832770B2 (ja) 医療支援システム
US8010368B2 (en) Surgical system controlling apparatus and surgical system controlling method
WO2013061857A1 (ja) 内視鏡手術システム
JP2004275360A (ja) 内視鏡システム
US10130240B2 (en) Medical system
JP2003084794A (ja) 音声制御システム
JP2004113805A (ja) 手術システムの制御方法
JP2003084791A (ja) 音声制御システム
JP4727066B2 (ja) 内視鏡システム
JP2002233535A (ja) 内視鏡手術システム
JP2004267634A (ja) 手術システム及び画像表示方法
JP2003164412A (ja) 制御システム
JP4127769B2 (ja) 医療制御システム
JP2006218230A (ja) 医療用システム
JP2003070805A (ja) 医療機器制御装置
JP2006288956A (ja) 手術システム
JP2002123294A (ja) 医療システム
JP2001128992A (ja) 医療システム
JP4005320B2 (ja) 医療用制御システム
JP2002336183A (ja) 内視鏡システム
JP2001293005A (ja) エネルギー処置具装置
JP2003000615A (ja) 手術システム制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20081202