JP2003000615A - 手術システム制御装置 - Google Patents
手術システム制御装置Info
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- JP2003000615A JP2003000615A JP2001185239A JP2001185239A JP2003000615A JP 2003000615 A JP2003000615 A JP 2003000615A JP 2001185239 A JP2001185239 A JP 2001185239A JP 2001185239 A JP2001185239 A JP 2001185239A JP 2003000615 A JP2003000615 A JP 2003000615A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 機器の状態を会話的な文言により音声入力す
るだけで、容易かつ確実に対象機器を制御し、操作性を
向上させる。 【解決手段】 システムコントローラ12は、音声認識
処理部40とシステム制御部41とからなり、音声認識
処理部40は、マイク31からの音声入力信号をデジタ
ル変換し記憶する音声データ記憶部42と、音声データ
記憶部42に記憶した音声データを認識処理する演算処
理部43と、複数の標準音声データが格納されている標
準音声データ格納部44とを備えて構成される。
るだけで、容易かつ確実に対象機器を制御し、操作性を
向上させる。 【解決手段】 システムコントローラ12は、音声認識
処理部40とシステム制御部41とからなり、音声認識
処理部40は、マイク31からの音声入力信号をデジタ
ル変換し記憶する音声データ記憶部42と、音声データ
記憶部42に記憶した音声データを認識処理する演算処
理部43と、複数の標準音声データが格納されている標
準音声データ格納部44とを備えて構成される。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は手術システム制御装
置、更に詳しくは音声により機器を操作する音声操作部
分に特徴のある手術システム制御装置に関する。 【0002】 【従来の技術】近年では内視鏡装置を用いた外科手術な
ども行われており、この内視鏡外科手術では、腹腔内を
膨張させるために用いる気腹装置や手技を行うための処
置装置であり、生体組織を切除、あるいは凝固する高周
波焼灼装置などの手術機器を前述の装置に加えることに
よって、内視鏡で観察しながら各種処置が行える。 【0003】また、これら複数の各種機器を備えた内視
鏡手術システムにおいて、複数の装置を容易に操作、制
御することができ、システムの操作力性を向上させるた
め、術者が滅菌域で各種機器の設定状態を確認するため
の表示手段として液晶パネルなどの表示パネルや、術者
が滅菌域で操作し各種機器の機能または設定値を変更す
るための遠隔操作手段としてリモコン(リモートコント
ローラ)などの遠隔操作装置、さらには術者の指示に従
ってナース等の補助者が非滅菌域で操作し各種機器の機
能または設定値を変更するための各機器の操作スイッチ
をタッチパネルに設けた集中操作パネル、各種機器を音
声で操作するためのマイク等を備えている。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
内視鏡手術システムにおいて音声にて各種機器を操作す
る場合、術者は機器操作のためのコマンドを階層的に、
しかも意図的に発生しなければならず、手技を進めてい
く上で使い勝手が悪いといった問題があった。 【0005】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、機器の状態を会話的な文言により音声入力する
だけで、容易かつ確実に対象機器を制御し、操作性を向
上させることのできる手術システム制御装置を提供する
ことを目的としている。 【0006】 【課題を解決するための手段】本発明の手術システム制
御装置は、被制御手術機器の動作状態に関する動作状態
音声情報を入力する音声情報入力手段と、前記動作状態
音声情報を認識するための動作状態標準音声データと前
記動作状態標準音声データに関連付けられた前記動作状
態を変更するコマンドに対応したコマンド標準音声デー
タをと備えた標準音声データ格納手段と、前記動作状態
標準音声データにより前記動作状態音声情報を認識し認
識した前記動作状態標準音声データに関連付けられた前
記コマンド標準音声データに基づき被制御手術装置を制
御するための操作信号を生成すると共に前記コマンドを
告知するための告知用音声情報を出力する音声認識処理
手段と、前記告知用音声情報を音声に変換して出力する
音声出力手段と、前記操作信号に基づく制御信号を生成
し前記被制御手術装置を制御する制御手段とを備えて構
成される。 【0007】 【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施の形態について述べる。 【0008】図1ないし図6は本発明の一実施の形態に
係わり、図1は内視鏡外科手術システムの全体構成を示
す構成図、図2は図1の内視鏡外科手術システムの各機
器の接続関係を示すブロック図、図3は図2のシステム
コントローラの構成を示すブロック図、図4は図3の標
準音声データ格納部の構成を示すブロック図、図5は図
3の演算処理部の処理の流れを示すフローチャート、図
6は図5の確認処理の流れを示すフローチャートであ
る。 【0009】図1及び図2に示すように、内視鏡外科手
術システムは、患者が横たわる手術用ベッド1の両側に
配置した第1のカート2及び第2のカート3には複数の
被制御装置である内視鏡周辺機器が搭載されている。 【0010】前記第1のカート2には、内視鏡カメラ装
置4、光源装置5、高周波焼灼装置(電気メス)6、気
腹装置7、VTR8、第1モニタ9、集中表示パネル1
0、看護婦などが遠隔的に操作する集中操作パネル11
及び、手術システム制御装置であるシステムコントロー
ラ12が搭載されている。 【0011】それぞれの機器は、図示しないシリアルイ
ンターフェイスケーブルで前記システムコントローラ1
2に接続されて、双方向の通信を行えるようになってい
る。 【0012】また、内視鏡カメラ装置4には内視鏡カメ
ラヘッド13が、光源装置5にはライトガイド14が接
続されており、これら内視鏡カメラヘッド13、ライト
ガイド14は内視鏡15にそれぞれ接続されている。前
記気腹装置7にはCO2ボンベ16が接続され、気腹装
置7から患者に伸びた気腹チューブ17により、患者の
腹腔内にCO2ガスが供給されるようになっている。 【0013】一方、第2カート3には内視鏡カメラ装置
18、光源装置19、超音波診断装置20、画像処理装
置21、第2モニタ22、集中表示パネル10、及び中
継ユニット23が搭載され、それぞれの内視鏡周辺機器
は図示しないシリアルインターフェイスケーブルで前記
中継ユニット23に接続されて、双方向の通信を行える
ようになっている。 【0014】また、内視鏡カメラ装置18には内視鏡カ
メラヘッド24が、光源装置19にはライトガイド25
が接続されており、これら内視鏡カメラヘッド24、ラ
イトガイド25は内視鏡26にそれぞれ接続されてい
る。 【0015】また、前記コントローラ12と前記中継ユ
ニット23とはシステムインターフェイスケーブル27
で接続されて双方向の通信を行えるようになっている。 【0016】前記集中操作パネル11は液晶ディスプレ
イ等の表示部と、この表示部の上に一体的に設けられた
タッチセンサとにより構成され、各装置の状態表示や、
操作スイッチなどを設定画面として表示する表示機能と
ともに、タッチセンサの所定領域を触れることで操作ス
イッチによる操作機能を有し、この遠隔的な操作で、シ
ステムコントローラ12を介して各内視鏡周辺機器の操
作を直接行うのと同等の操作を行うことができるように
なっている。 【0017】また、システムコントローラ12には、音
声入力を行うマイク31及び音声出力を行うイヤホン3
2が一体的に構成され術者頭部に搭載可能な音声入出力
装置33が接続できるようになっており、システムコン
トローラ15はマイク31から入力された音声を後述す
る音声認識処理部40(図3参照)により認識し、ま
た、認識した音声をイヤホン32により音声出力するこ
とで、術者の音声による各機器の制御を確実に行うこと
ができるようになっている。 【0018】この音声入出力装置33は、術者が頻繁に
使用する周辺機器を集中的に遠隔操作するための遠隔操
作手段として用いられ、頻繁に使用する内視鏡周辺機器
の設定や操作を、滅菌領域にいながらにして術者自身が
音声により自在に行うためのものである。 【0019】システムコントローラ12は、図3に示す
ように、音声認識処理部40とシステム制御部41とか
らなり、音声認識処理部40は、マイク31からの音声
入力信号をデジタル変換し記憶する音声データ記憶部4
2と、音声データ記憶部42に記憶した音声データを認
識処理する演算処理部43と、複数の標準音声データが
格納されている標準音声データ格納部44とを備えて構
成される。 【0020】この演算処理部43は、入力された音声デ
ータを音声データ記憶部42に記憶させ、また、標準音
声データ格納部44に格納されている複数の標準音声デ
ータに基づき音声データ記憶部42に記憶した音声デー
タを認識処理し、認識した音声データの標準音声データ
を音声データ記憶部42に記憶させ、音声データ記憶部
42に記憶した標準音声データを用いてイヤホン32に
音声出力し、さらに認識した音声データに応じた操作信
号をシステム制御部41に出力するようになっている。
そして、システム制御部41では操作信号に基づき、制
御対象機器に対して制御信号を送信するようになってい
る。 【0021】図4に示すように、標準音声データ格納部
44は、設定変更要求用キーワード標準音声データを格
納した設定変更要求用キーワード標準音声データ格納部
44a、設定変更内容確認用標準音声データを格納した
設定変更内容確認用標準音声データ格納部44b、確認
用標準音声データを格納した確認用標準音声データ格納
部44cからなり、各格納部には図に示すような複数の
文言に対応した複数の標準音声データが格納されてお
り、設定変更要求用キーワード標準音声データと設定変
更内容確認用標準音声データは矢印に示すように各標準
音声データ毎に関連付けられている。 【0022】次にこのように構成された本実施の形態の
作用について説明する。 【0023】図5に示すように、演算処理部43は、ス
テップS1で内部のタイマー(図示せず)をリセットし
タイマー動作を停止する、また音声データ記憶部42の
内容をクリアするといった初期設定処理を実行する。そ
して、ステップS2でタイマーの値が所定値以上かどう
か判断する。最初のステップS2の処理では、タイマー
の値は0であるので、ステップS3に進みマイク31か
らの音声入力を待つ。 【0024】そして、術者によりマイク31から音声入
力がされると、ステップS4で音声データ記憶部42に
標準音声データが記憶されているか否かを判断する。最
初のステップS4の処理では、音声データ記憶部42が
クリアされているので、ステップS5に進み、ステップ
S5で入力された音声入力をデジタル変換し音声データ
記憶部42に記憶させる。 【0025】つぎに、ステップS6において、音声デー
タ記憶部42に記憶した入力音声データと、標準音声デ
ータ格納部44の設定変更要求用キーワード標準音声デ
ータ格納部44aに格納されている複数の設定変更要求
用キーワード標準音声データとを順次比較し、ステップ
S7で音声データ記憶部42に記憶した入力音声データ
との類似度が所定値以上の設定変更要求用キーワード標
準音声データがあるかどうかを判断して音声認識処理を
行い、類似度が所定値以上の設定変更要求用キーワード
標準音声データがある場合にはステップS8に進み、類
似度が所定値以上の設定変更要求用キーワード標準音声
データがない場合にはステップS9で音声データ記憶部
42をクリアしてステップS1に戻る。 【0026】すなわち、術者が例えば「暗い」と音声入
力すると、この設定変更要求用キーワードの入力音声信
号である「暗い」がデジタル変換され入力音声データと
して音声データ記憶部42に記憶される(ステップS
5)。そして、音声データ記憶部42に記憶した「暗
い」という入力音声データが設定変更要求用キーワード
標準音声データ格納部44aに格納されている複数の設
定変更要求用キーワード標準音声データと順次比較され
(ステップS6)、「暗い」という入力音声データとの
類似度が所定値以上の設定変更要求用キーワード標準音
声データがあるかどうかを判断する(ステップS7)。
この場合、「暗い」という設定変更要求用キーワード標
準音声データが設定変更要求用キーワード標準音声デー
タ格納部44aに格納されているので、ステップS8に
進むことになる。 【0027】そして、ステップS8で音声データ記憶部
42に記憶されている設定変更要求用キーワードの入力
音声データを類似度が所定値以上の設定変更要求用キー
ワード標準音声データで更新し、音声データ記憶部42
に類似度が所定値以上の設定変更要求用キーワード標準
音声データを記憶させる。 【0028】次に、ステップS10で音声データ記憶部
42に記憶されている類似度が所定値以上の設定変更要
求用キーワード標準音声データに関連する設定変更内容
確認用標準音声データを標準音声データ格納部44の設
定変更内容確認用標準音声データ格納部44bより抽出
し音声出力データを生成し、ステップS11で生成した
音声出力データに基づきイヤホン32に音声出力を行
い、術者に対して設定変更内容を告知し、ステップS1
2でタイマーの動作を開始してステップS2に戻ること
で、設定変更内容に対する術者からの確認のための音声
入力を待つ。 【0029】すなわち、上述したように例えば音声デー
タ記憶部42に記憶されたデータが「暗い」という入力
音声データの場合、音声データ記憶部42が「暗い」と
いう設定変更要求用キーワード標準音声データにより更
新され、音声データ記憶部42に「暗い」という設定変
更要求用キーワード標準音声データが記憶される(ステ
ップS8)。そして、「暗い」という設定変更要求用キ
ーワード標準音声データに関連する「画像の明るさをア
ップしますか?」という設定変更内容確認用標準音声デ
ータを設定変更内容確認用標準音声データ格納部44b
より抽出することで音声出力データが生成され(ステッ
プS10)、イヤホン32より術者に対して「画像の明
るさをアップしますか?」という音声出力で設定変更内
容が告知され、ステップS12を介してステップS2に
戻ることになる。 【0030】そして、ステップS2及びS3でタイマー
が所定値以上になる前(所定時間の経過前)の音声入力
を待つ。タイマーが所定値以上になると、ステップS9
で音声データ記憶部42をクリアしてステップS1に戻
る。 【0031】そして、ステップS3において音声入力が
あると、ステップS4で音声データ記憶部42に標準音
声データが記憶されているか否かを判断する。設定変更
内容の告知後においては、音声データ記憶部42には設
定変更要求用キーワード標準音声データが記憶されてい
るので、ステップS13の後述する確認処理がなされ、
ステップS1に戻る。 【0032】すなわち、機器操作用標準音声データに基
づく告知後に所定時間内に音声入力がない場合は音声デ
ータ記憶部42をクリアし(ステップS9).、所定時
間内に音声入力があった場合には確認処理(ステップS
13)がなされることになる。 【0033】次に、上記ステップS13の確認処理につ
いて説明する。図6に示すように、確認処理では、ま
ず、ステップS21で入力された入力音声データを音声
データ記憶部42に記憶し、ステップS22で音声デー
タ記憶部42に記憶された入力音声データと、標準音声
データ格納部44の確認用標準音声データ格納部44c
に格納されている複数の確認用標準音声データとを順次
比較する。 【0034】すなわち、ステップS21において、音声
データ記憶部42に記憶される入力音声データは、確認
用の入力音声データであって、「はい」というような肯
定の確認用の入力音声データあるいは「いいえ」という
否定の確認用の入力音声データとなるので、ステップS
22では「はい」あるいは「いいえ」という確認用の入
力音声データが確認用標準音声データ格納部44bに格
納されている複数の確認用標準音声データと順次比較さ
れる。 【0035】そして、ステップS23で確認用標準音声
データとの比較結果により、確認用の入力音声データと
「はい」というような肯定の確認用標準音声データが認
識できたかどうかを判断し、肯定の確認用標準音声デー
タと認識できない場合は図5のステップS2に戻り、肯
定の確認用標準音声データと認識できた場合にはステッ
プS24に進む。 【0036】次に、ステップS24で音声データ記憶部
42に記憶されている設定変更要求用キーワード標準音
声データを解析し、ステップS25で解析した設定変更
要求用キーワード標準音声データに対応した操作信号を
システム制御部41に出力し、ステップS26で音声デ
ータ記憶部42内のデータをクリアし、ステップS27
でタイマーをリセットすると共にタイマーの動作を停止
して図5のステップS1に戻る。 【0037】このように本実施の形態では、術者が手技
環境の機器の状態を会話的に音声入力するだけで、適切
な機器制御コマンドが選択されるので、音声による制御
の操作性を向上させることができる。 【0038】また、設定変更内容の音声による告知後
に、確認用の音声入力を待つことで、より確実に操作コ
マンドの誤認識による機器の機能変更を防止することが
できる。 【0039】[付記] (付記項1) 被制御手術システムを音声により制御す
る手術システム制御装置において、前記被制御手術シス
テムの動作状態に関する音声を入力する音声入力手段
と、前記音声入力手段より入力される前記動作状態に関
する音声と、該動作状態を改善する為の操作メニューと
を対応付けた操作メニュー対応付け手段と、前記音声入
力手段から入力された前記動作状態に関する音声に基
き、前記操作メニュー対応付け手段で対応付けられた操
作メニューを選択する操作メニュー選択手段と、前記操
作メニュー選択手段で選択された操作メニューを実行す
るか否かのメッセージを告知する告知手段とを有するこ
とを特徴とする手術システム制御装置。 【0040】(付記項2) 被制御手術システムを音声
により制御する手術システム制御装置において、操作者
の音声を電気信号である音声情報に変換して出力する音
声入力手段と、前記音声入力手段より入力した音声情報
を前記被制御手術システムの設定変更の要求か否かを認
識する音声認識処理手段と、前記音声認識処理手段によ
る音声情報認識結果が前記被制御手術システムの設定変
更の要求であった場合に、前記被制御手術システムの設
定の変更内容を確認する為の確認用音声情報を選択する
確認用音声選択手段と、前記確認用音声選択手段によっ
て選択された確認用音声情報を音声に変換して告知する
告知手段と、前記被制御手術システムの設定の変更内容
を実行する為の音声情報が前記音声入力手段より入力さ
れたことにより、前記被制御手術システムの設定の変更
内容を実行する設定内容制御手段とを有することを特徴
とする手術システム制御装置。 【0041】(付記項3) 前記音声認識処理手段は、
予め決められた複数の標準音声情報を記憶保持する記憶
手段を有し、この標準音声情報と前記音声入力手段より
入力した音声情報とを比較結果に基づき、前記被制御手
術システムの設定変更の要求か否かを認識することを特
徴とする付記項2に記載の手術システム制御装置。 【0042】(付記項4) 前記確認用音声情報は、前
記標準音声情報から生成されることを特徴とする付記項
3に記載の手術システム制御装置。 【0043】(付記項5) 前記被制御手術システム
は、複数の手術用電子機器を含むことを特徴とする付記
項1又は2に記載の手術システム制御装置。 【0044】 【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、機
器の状態を会話的な文言により音声入力するだけで、容
易かつ確実に対象機器を制御し、操作性を向上させるこ
とができるという効果がある。
置、更に詳しくは音声により機器を操作する音声操作部
分に特徴のある手術システム制御装置に関する。 【0002】 【従来の技術】近年では内視鏡装置を用いた外科手術な
ども行われており、この内視鏡外科手術では、腹腔内を
膨張させるために用いる気腹装置や手技を行うための処
置装置であり、生体組織を切除、あるいは凝固する高周
波焼灼装置などの手術機器を前述の装置に加えることに
よって、内視鏡で観察しながら各種処置が行える。 【0003】また、これら複数の各種機器を備えた内視
鏡手術システムにおいて、複数の装置を容易に操作、制
御することができ、システムの操作力性を向上させるた
め、術者が滅菌域で各種機器の設定状態を確認するため
の表示手段として液晶パネルなどの表示パネルや、術者
が滅菌域で操作し各種機器の機能または設定値を変更す
るための遠隔操作手段としてリモコン(リモートコント
ローラ)などの遠隔操作装置、さらには術者の指示に従
ってナース等の補助者が非滅菌域で操作し各種機器の機
能または設定値を変更するための各機器の操作スイッチ
をタッチパネルに設けた集中操作パネル、各種機器を音
声で操作するためのマイク等を備えている。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
内視鏡手術システムにおいて音声にて各種機器を操作す
る場合、術者は機器操作のためのコマンドを階層的に、
しかも意図的に発生しなければならず、手技を進めてい
く上で使い勝手が悪いといった問題があった。 【0005】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、機器の状態を会話的な文言により音声入力する
だけで、容易かつ確実に対象機器を制御し、操作性を向
上させることのできる手術システム制御装置を提供する
ことを目的としている。 【0006】 【課題を解決するための手段】本発明の手術システム制
御装置は、被制御手術機器の動作状態に関する動作状態
音声情報を入力する音声情報入力手段と、前記動作状態
音声情報を認識するための動作状態標準音声データと前
記動作状態標準音声データに関連付けられた前記動作状
態を変更するコマンドに対応したコマンド標準音声デー
タをと備えた標準音声データ格納手段と、前記動作状態
標準音声データにより前記動作状態音声情報を認識し認
識した前記動作状態標準音声データに関連付けられた前
記コマンド標準音声データに基づき被制御手術装置を制
御するための操作信号を生成すると共に前記コマンドを
告知するための告知用音声情報を出力する音声認識処理
手段と、前記告知用音声情報を音声に変換して出力する
音声出力手段と、前記操作信号に基づく制御信号を生成
し前記被制御手術装置を制御する制御手段とを備えて構
成される。 【0007】 【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施の形態について述べる。 【0008】図1ないし図6は本発明の一実施の形態に
係わり、図1は内視鏡外科手術システムの全体構成を示
す構成図、図2は図1の内視鏡外科手術システムの各機
器の接続関係を示すブロック図、図3は図2のシステム
コントローラの構成を示すブロック図、図4は図3の標
準音声データ格納部の構成を示すブロック図、図5は図
3の演算処理部の処理の流れを示すフローチャート、図
6は図5の確認処理の流れを示すフローチャートであ
る。 【0009】図1及び図2に示すように、内視鏡外科手
術システムは、患者が横たわる手術用ベッド1の両側に
配置した第1のカート2及び第2のカート3には複数の
被制御装置である内視鏡周辺機器が搭載されている。 【0010】前記第1のカート2には、内視鏡カメラ装
置4、光源装置5、高周波焼灼装置(電気メス)6、気
腹装置7、VTR8、第1モニタ9、集中表示パネル1
0、看護婦などが遠隔的に操作する集中操作パネル11
及び、手術システム制御装置であるシステムコントロー
ラ12が搭載されている。 【0011】それぞれの機器は、図示しないシリアルイ
ンターフェイスケーブルで前記システムコントローラ1
2に接続されて、双方向の通信を行えるようになってい
る。 【0012】また、内視鏡カメラ装置4には内視鏡カメ
ラヘッド13が、光源装置5にはライトガイド14が接
続されており、これら内視鏡カメラヘッド13、ライト
ガイド14は内視鏡15にそれぞれ接続されている。前
記気腹装置7にはCO2ボンベ16が接続され、気腹装
置7から患者に伸びた気腹チューブ17により、患者の
腹腔内にCO2ガスが供給されるようになっている。 【0013】一方、第2カート3には内視鏡カメラ装置
18、光源装置19、超音波診断装置20、画像処理装
置21、第2モニタ22、集中表示パネル10、及び中
継ユニット23が搭載され、それぞれの内視鏡周辺機器
は図示しないシリアルインターフェイスケーブルで前記
中継ユニット23に接続されて、双方向の通信を行える
ようになっている。 【0014】また、内視鏡カメラ装置18には内視鏡カ
メラヘッド24が、光源装置19にはライトガイド25
が接続されており、これら内視鏡カメラヘッド24、ラ
イトガイド25は内視鏡26にそれぞれ接続されてい
る。 【0015】また、前記コントローラ12と前記中継ユ
ニット23とはシステムインターフェイスケーブル27
で接続されて双方向の通信を行えるようになっている。 【0016】前記集中操作パネル11は液晶ディスプレ
イ等の表示部と、この表示部の上に一体的に設けられた
タッチセンサとにより構成され、各装置の状態表示や、
操作スイッチなどを設定画面として表示する表示機能と
ともに、タッチセンサの所定領域を触れることで操作ス
イッチによる操作機能を有し、この遠隔的な操作で、シ
ステムコントローラ12を介して各内視鏡周辺機器の操
作を直接行うのと同等の操作を行うことができるように
なっている。 【0017】また、システムコントローラ12には、音
声入力を行うマイク31及び音声出力を行うイヤホン3
2が一体的に構成され術者頭部に搭載可能な音声入出力
装置33が接続できるようになっており、システムコン
トローラ15はマイク31から入力された音声を後述す
る音声認識処理部40(図3参照)により認識し、ま
た、認識した音声をイヤホン32により音声出力するこ
とで、術者の音声による各機器の制御を確実に行うこと
ができるようになっている。 【0018】この音声入出力装置33は、術者が頻繁に
使用する周辺機器を集中的に遠隔操作するための遠隔操
作手段として用いられ、頻繁に使用する内視鏡周辺機器
の設定や操作を、滅菌領域にいながらにして術者自身が
音声により自在に行うためのものである。 【0019】システムコントローラ12は、図3に示す
ように、音声認識処理部40とシステム制御部41とか
らなり、音声認識処理部40は、マイク31からの音声
入力信号をデジタル変換し記憶する音声データ記憶部4
2と、音声データ記憶部42に記憶した音声データを認
識処理する演算処理部43と、複数の標準音声データが
格納されている標準音声データ格納部44とを備えて構
成される。 【0020】この演算処理部43は、入力された音声デ
ータを音声データ記憶部42に記憶させ、また、標準音
声データ格納部44に格納されている複数の標準音声デ
ータに基づき音声データ記憶部42に記憶した音声デー
タを認識処理し、認識した音声データの標準音声データ
を音声データ記憶部42に記憶させ、音声データ記憶部
42に記憶した標準音声データを用いてイヤホン32に
音声出力し、さらに認識した音声データに応じた操作信
号をシステム制御部41に出力するようになっている。
そして、システム制御部41では操作信号に基づき、制
御対象機器に対して制御信号を送信するようになってい
る。 【0021】図4に示すように、標準音声データ格納部
44は、設定変更要求用キーワード標準音声データを格
納した設定変更要求用キーワード標準音声データ格納部
44a、設定変更内容確認用標準音声データを格納した
設定変更内容確認用標準音声データ格納部44b、確認
用標準音声データを格納した確認用標準音声データ格納
部44cからなり、各格納部には図に示すような複数の
文言に対応した複数の標準音声データが格納されてお
り、設定変更要求用キーワード標準音声データと設定変
更内容確認用標準音声データは矢印に示すように各標準
音声データ毎に関連付けられている。 【0022】次にこのように構成された本実施の形態の
作用について説明する。 【0023】図5に示すように、演算処理部43は、ス
テップS1で内部のタイマー(図示せず)をリセットし
タイマー動作を停止する、また音声データ記憶部42の
内容をクリアするといった初期設定処理を実行する。そ
して、ステップS2でタイマーの値が所定値以上かどう
か判断する。最初のステップS2の処理では、タイマー
の値は0であるので、ステップS3に進みマイク31か
らの音声入力を待つ。 【0024】そして、術者によりマイク31から音声入
力がされると、ステップS4で音声データ記憶部42に
標準音声データが記憶されているか否かを判断する。最
初のステップS4の処理では、音声データ記憶部42が
クリアされているので、ステップS5に進み、ステップ
S5で入力された音声入力をデジタル変換し音声データ
記憶部42に記憶させる。 【0025】つぎに、ステップS6において、音声デー
タ記憶部42に記憶した入力音声データと、標準音声デ
ータ格納部44の設定変更要求用キーワード標準音声デ
ータ格納部44aに格納されている複数の設定変更要求
用キーワード標準音声データとを順次比較し、ステップ
S7で音声データ記憶部42に記憶した入力音声データ
との類似度が所定値以上の設定変更要求用キーワード標
準音声データがあるかどうかを判断して音声認識処理を
行い、類似度が所定値以上の設定変更要求用キーワード
標準音声データがある場合にはステップS8に進み、類
似度が所定値以上の設定変更要求用キーワード標準音声
データがない場合にはステップS9で音声データ記憶部
42をクリアしてステップS1に戻る。 【0026】すなわち、術者が例えば「暗い」と音声入
力すると、この設定変更要求用キーワードの入力音声信
号である「暗い」がデジタル変換され入力音声データと
して音声データ記憶部42に記憶される(ステップS
5)。そして、音声データ記憶部42に記憶した「暗
い」という入力音声データが設定変更要求用キーワード
標準音声データ格納部44aに格納されている複数の設
定変更要求用キーワード標準音声データと順次比較され
(ステップS6)、「暗い」という入力音声データとの
類似度が所定値以上の設定変更要求用キーワード標準音
声データがあるかどうかを判断する(ステップS7)。
この場合、「暗い」という設定変更要求用キーワード標
準音声データが設定変更要求用キーワード標準音声デー
タ格納部44aに格納されているので、ステップS8に
進むことになる。 【0027】そして、ステップS8で音声データ記憶部
42に記憶されている設定変更要求用キーワードの入力
音声データを類似度が所定値以上の設定変更要求用キー
ワード標準音声データで更新し、音声データ記憶部42
に類似度が所定値以上の設定変更要求用キーワード標準
音声データを記憶させる。 【0028】次に、ステップS10で音声データ記憶部
42に記憶されている類似度が所定値以上の設定変更要
求用キーワード標準音声データに関連する設定変更内容
確認用標準音声データを標準音声データ格納部44の設
定変更内容確認用標準音声データ格納部44bより抽出
し音声出力データを生成し、ステップS11で生成した
音声出力データに基づきイヤホン32に音声出力を行
い、術者に対して設定変更内容を告知し、ステップS1
2でタイマーの動作を開始してステップS2に戻ること
で、設定変更内容に対する術者からの確認のための音声
入力を待つ。 【0029】すなわち、上述したように例えば音声デー
タ記憶部42に記憶されたデータが「暗い」という入力
音声データの場合、音声データ記憶部42が「暗い」と
いう設定変更要求用キーワード標準音声データにより更
新され、音声データ記憶部42に「暗い」という設定変
更要求用キーワード標準音声データが記憶される(ステ
ップS8)。そして、「暗い」という設定変更要求用キ
ーワード標準音声データに関連する「画像の明るさをア
ップしますか?」という設定変更内容確認用標準音声デ
ータを設定変更内容確認用標準音声データ格納部44b
より抽出することで音声出力データが生成され(ステッ
プS10)、イヤホン32より術者に対して「画像の明
るさをアップしますか?」という音声出力で設定変更内
容が告知され、ステップS12を介してステップS2に
戻ることになる。 【0030】そして、ステップS2及びS3でタイマー
が所定値以上になる前(所定時間の経過前)の音声入力
を待つ。タイマーが所定値以上になると、ステップS9
で音声データ記憶部42をクリアしてステップS1に戻
る。 【0031】そして、ステップS3において音声入力が
あると、ステップS4で音声データ記憶部42に標準音
声データが記憶されているか否かを判断する。設定変更
内容の告知後においては、音声データ記憶部42には設
定変更要求用キーワード標準音声データが記憶されてい
るので、ステップS13の後述する確認処理がなされ、
ステップS1に戻る。 【0032】すなわち、機器操作用標準音声データに基
づく告知後に所定時間内に音声入力がない場合は音声デ
ータ記憶部42をクリアし(ステップS9).、所定時
間内に音声入力があった場合には確認処理(ステップS
13)がなされることになる。 【0033】次に、上記ステップS13の確認処理につ
いて説明する。図6に示すように、確認処理では、ま
ず、ステップS21で入力された入力音声データを音声
データ記憶部42に記憶し、ステップS22で音声デー
タ記憶部42に記憶された入力音声データと、標準音声
データ格納部44の確認用標準音声データ格納部44c
に格納されている複数の確認用標準音声データとを順次
比較する。 【0034】すなわち、ステップS21において、音声
データ記憶部42に記憶される入力音声データは、確認
用の入力音声データであって、「はい」というような肯
定の確認用の入力音声データあるいは「いいえ」という
否定の確認用の入力音声データとなるので、ステップS
22では「はい」あるいは「いいえ」という確認用の入
力音声データが確認用標準音声データ格納部44bに格
納されている複数の確認用標準音声データと順次比較さ
れる。 【0035】そして、ステップS23で確認用標準音声
データとの比較結果により、確認用の入力音声データと
「はい」というような肯定の確認用標準音声データが認
識できたかどうかを判断し、肯定の確認用標準音声デー
タと認識できない場合は図5のステップS2に戻り、肯
定の確認用標準音声データと認識できた場合にはステッ
プS24に進む。 【0036】次に、ステップS24で音声データ記憶部
42に記憶されている設定変更要求用キーワード標準音
声データを解析し、ステップS25で解析した設定変更
要求用キーワード標準音声データに対応した操作信号を
システム制御部41に出力し、ステップS26で音声デ
ータ記憶部42内のデータをクリアし、ステップS27
でタイマーをリセットすると共にタイマーの動作を停止
して図5のステップS1に戻る。 【0037】このように本実施の形態では、術者が手技
環境の機器の状態を会話的に音声入力するだけで、適切
な機器制御コマンドが選択されるので、音声による制御
の操作性を向上させることができる。 【0038】また、設定変更内容の音声による告知後
に、確認用の音声入力を待つことで、より確実に操作コ
マンドの誤認識による機器の機能変更を防止することが
できる。 【0039】[付記] (付記項1) 被制御手術システムを音声により制御す
る手術システム制御装置において、前記被制御手術シス
テムの動作状態に関する音声を入力する音声入力手段
と、前記音声入力手段より入力される前記動作状態に関
する音声と、該動作状態を改善する為の操作メニューと
を対応付けた操作メニュー対応付け手段と、前記音声入
力手段から入力された前記動作状態に関する音声に基
き、前記操作メニュー対応付け手段で対応付けられた操
作メニューを選択する操作メニュー選択手段と、前記操
作メニュー選択手段で選択された操作メニューを実行す
るか否かのメッセージを告知する告知手段とを有するこ
とを特徴とする手術システム制御装置。 【0040】(付記項2) 被制御手術システムを音声
により制御する手術システム制御装置において、操作者
の音声を電気信号である音声情報に変換して出力する音
声入力手段と、前記音声入力手段より入力した音声情報
を前記被制御手術システムの設定変更の要求か否かを認
識する音声認識処理手段と、前記音声認識処理手段によ
る音声情報認識結果が前記被制御手術システムの設定変
更の要求であった場合に、前記被制御手術システムの設
定の変更内容を確認する為の確認用音声情報を選択する
確認用音声選択手段と、前記確認用音声選択手段によっ
て選択された確認用音声情報を音声に変換して告知する
告知手段と、前記被制御手術システムの設定の変更内容
を実行する為の音声情報が前記音声入力手段より入力さ
れたことにより、前記被制御手術システムの設定の変更
内容を実行する設定内容制御手段とを有することを特徴
とする手術システム制御装置。 【0041】(付記項3) 前記音声認識処理手段は、
予め決められた複数の標準音声情報を記憶保持する記憶
手段を有し、この標準音声情報と前記音声入力手段より
入力した音声情報とを比較結果に基づき、前記被制御手
術システムの設定変更の要求か否かを認識することを特
徴とする付記項2に記載の手術システム制御装置。 【0042】(付記項4) 前記確認用音声情報は、前
記標準音声情報から生成されることを特徴とする付記項
3に記載の手術システム制御装置。 【0043】(付記項5) 前記被制御手術システム
は、複数の手術用電子機器を含むことを特徴とする付記
項1又は2に記載の手術システム制御装置。 【0044】 【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、機
器の状態を会話的な文言により音声入力するだけで、容
易かつ確実に対象機器を制御し、操作性を向上させるこ
とができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る内視鏡外科手術シ
ステムの全体構成を示す構成図 【図2】図1の内視鏡外科手術システムの各機器の接続
関係を示すブロック図 【図3】図2のシステムコントローラの構成を示すブロ
ック図 【図4】図3の標準音声データ格納部の構成を示すブロ
ック図 【図5】図3の演算処理部の処理の流れを示すフローチ
ャート 【図6】図5の確認処理の流れを示すフローチャート 【符号の説明】 1…手術用ベッド 2…第1のカート 3…第2のカート 4…内視鏡カメラ装置 5…光源装置 6…高周波焼灼装置(電気メス) 7…気腹装置 8…VTR 9…第1モニタ 10…集中表示パネル 11…集中操作パネル 12…システムコントローラ 13…内視鏡カメラヘッド 14…ライトガイド 15…内視鏡 16…CO2ボンベ 17…気腹チューブ 18…内視鏡カメラ装置 19…光源装置 20…超音波診断装置 21…画像処理装置 22…第2モニタ 23…中継ユニット 24…内視鏡カメラヘッド 25…ライトガイド 26…内視鏡 27…システムインターフェイスケーブル 31…マイク 32…イヤホン 33…音声入出力装置 41…音声認識処理部 42…音声データ記憶部 43…演算処理部 44…標準音声データ格納部 44a…設定変更要求用キーワード標準音声データ格納
部 44b…設定変更内容確認用標準音声データ格納部 44c…確認用標準音声データ格納部
ステムの全体構成を示す構成図 【図2】図1の内視鏡外科手術システムの各機器の接続
関係を示すブロック図 【図3】図2のシステムコントローラの構成を示すブロ
ック図 【図4】図3の標準音声データ格納部の構成を示すブロ
ック図 【図5】図3の演算処理部の処理の流れを示すフローチ
ャート 【図6】図5の確認処理の流れを示すフローチャート 【符号の説明】 1…手術用ベッド 2…第1のカート 3…第2のカート 4…内視鏡カメラ装置 5…光源装置 6…高周波焼灼装置(電気メス) 7…気腹装置 8…VTR 9…第1モニタ 10…集中表示パネル 11…集中操作パネル 12…システムコントローラ 13…内視鏡カメラヘッド 14…ライトガイド 15…内視鏡 16…CO2ボンベ 17…気腹チューブ 18…内視鏡カメラ装置 19…光源装置 20…超音波診断装置 21…画像処理装置 22…第2モニタ 23…中継ユニット 24…内視鏡カメラヘッド 25…ライトガイド 26…内視鏡 27…システムインターフェイスケーブル 31…マイク 32…イヤホン 33…音声入出力装置 41…音声認識処理部 42…音声データ記憶部 43…演算処理部 44…標準音声データ格納部 44a…設定変更要求用キーワード標準音声データ格納
部 44b…設定変更内容確認用標準音声データ格納部 44c…確認用標準音声データ格納部
フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考)
G10L 15/22 A61B 17/39
(72)発明者 藤田 征哉
東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ
ンパス光学工業株式会社内
(72)発明者 内久保 明伸
東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ
ンパス光学工業株式会社内
(72)発明者 本田 吉隆
東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ
ンパス光学工業株式会社内
(72)発明者 安永 浩二
東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ
ンパス光学工業株式会社内
(72)発明者 中野 忠博
東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ
ンパス光学工業株式会社内
(72)発明者 中村 剛明
東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ
ンパス光学工業株式会社内
Fターム(参考) 4C060 KK02 KK03 KK04
4C061 AA24 BB02 CC06 DD01 GG11
HH09 HH57 HH60
5D015 KK01 LL06
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 被制御手術機器の動作状態に関する動作
状態音声情報を入力する音声情報入力手段と、 前記動作状態音声情報を認識するための動作状態標準音
声データと、前記動作状態標準音声データに関連付けら
れた前記動作状態を変更するコマンドに対応したコマン
ド標準音声データをと備えた標準音声データ格納手段
と、 前記動作状態標準音声データにより前記動作状態音声情
報を認識し、認識した前記動作状態標準音声データに関
連付けられた前記コマンド標準音声データに基づき被制
御手術装置を制御するための操作信号を生成すると共
に、前記コマンドを告知するための告知用音声情報を出
力する音声認識処理手段と、 前記告知用音声情報を音声に変換して出力する音声出力
手段と、 前記操作信号に基づく制御信号を生成し前記被制御手術
装置を制御する制御手段とを備えたことを特徴とする手
術システム制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001185239A JP2003000615A (ja) | 2001-06-19 | 2001-06-19 | 手術システム制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001185239A JP2003000615A (ja) | 2001-06-19 | 2001-06-19 | 手術システム制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003000615A true JP2003000615A (ja) | 2003-01-07 |
Family
ID=19024855
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001185239A Withdrawn JP2003000615A (ja) | 2001-06-19 | 2001-06-19 | 手術システム制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003000615A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101576091B1 (ko) | 2013-12-23 | 2015-12-10 | 이에스산전주식회사 | 음성 인식 기반의 모드 전환 기능을 가지는 전기적 외과 수술 장치 |
-
2001
- 2001-06-19 JP JP2001185239A patent/JP2003000615A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101576091B1 (ko) | 2013-12-23 | 2015-12-10 | 이에스산전주식회사 | 음성 인식 기반의 모드 전환 기능을 가지는 전기적 외과 수술 장치 |
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Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
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