JP2002058630A - 内視鏡システム - Google Patents
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Abstract
に把握して操作できる操作性の良い内視鏡システムを提
供する。 【解決手段】 ディスプレイに表示される操作画面はリ
モコンによる場合と音声コマンドによる操作画面とが共
通し、例えば機器操作スイッチ表示エリア56に表示さ
れる気腹装置操作スイッチ57、電気メス操作スイッチ
58等をリモコン或いは音声コマンドで操作する場合、
リモコンではカーソル50を操作しようとするスイッチ
に移動させてエンタースイッチを操作すれば良いし、音
声コマンドでは各スイッチに表示されている「気腹装
置」、「電気メス」等と発生すれば操作でき、操作手段
が異なっていても共通の操作画面であり、操作に対する
処理方法の共通部分が多く、1つの操作方法が分かれ
ば、他の操作方法も容易に把握でき、使い勝手が良い。
Description
れる光源装置等の複数の医療機器を備えた内視鏡システ
ムに関する。
ステムとして、例えば内視鏡を備えた内視鏡システムが
挙げられる。一般的な内視鏡システムでは、観察を行う
ための内視鏡、内視鏡に接続されるカメラヘッド、カメ
ラヘッドで撮像した画像信号を処理する内視鏡用カメラ
装置、被写体へ照明光を供給する光源装置、被写体画像
を表示するモニタなどの複数の機器を備えている。
位へ内視鏡を挿入し、光源装置からの照明光を被写体へ
照射して内視鏡で被写体の光学像を得てカメラヘッドで
撮像した被写体像の画像信号を内視鏡用カメラ装置で信
号処理してモニタの画面上に被写体画像を写し出すよう
になっている。このような内視鏡システムにより、体腔
内などの観察・検査が行われている。
行われており、この内視鏡外科手術では、腹腔内を膨張
させるために用いる気腹装置や手技を行うための処置装
置である生体組織を切除あるいは凝固する高周波焼灼装
置(電気メス)などの手術用医療機器等によって内視鏡
で観察しながら各種処置が行える。
鏡システムにおいて、複数の機器を容易に操作・制御す
る事が出来、システムの操作性を向上させるため、各種
機器の設定状態を表示するための表示手段として、液晶
パネルなどの表示装置や各種機器の機能または設定値を
変更するための遠隔装置手段としてリモートコントロー
ラ(以下、リモコンと略記)などの遠隔操作装置または
各機器の操作スイッチをタッチパネルに設けた集中操作
装置を備えている。このような内視鏡システムの従来技
術として、特願平11−105230号がある。この装
置の遠隔操作手段の構成は以下の通りである。
イッチと、これらのスイッチを選択するためのカーソル
が表示されている。リモコン本体には、ポインティング
デバイスとエンタースイッチが設けられている。ポイン
ティングデバイスを用いてカーソルの移動を行い、各ス
イッチにカーソルを合わせ、エンタースイッチにより選
択する事で各装置の操作を行う。
1−311517号がある。この装置の遠隔操作手段の
構成は以下の通りである。各装置と直接的あるいは間接
的に音声コントローラが接続されている。音声コントロ
ーラにはマイクが接続されている。表示パネルには操作
を受け付けるコマンドが表示されている。音声コマンド
をマイクに向かって発声する事により各装置の操作を行
う。
30号と、特願平11−311517号には、以下の問
題がある。特願平11−105230号のようなリモコ
ンによる操作の方法と、特願平11−311517号の
ような音声コマンドによる操作方法が異なる。リモコン
でも音声コマンドのどちらの操作手段でも操作可能なシ
ステムとした場合、それぞれの操作手段毎に異なる操作
方法で操作を行わなければならず、使い勝手が悪かっ
た。
てなされたもので、操作手段が異なる場合にも、1つの
操作手段の操作方法から他の操作手段による操作方法が
容易に把握出来る操作性の良い内視鏡システムを提供す
ることを目的とする。
使用される複数の医療機器と、前記複数の医療機器を通
信手段を介して集中制御するシステムコントローラと、
前記医療機器の機能を操作するための操作画面を表示す
る表示手段と、前記表示手段に表示される操作画面に従
って、前記医療機器の操作を行うためのリモートコント
ローラと、前記表示手段に表示される操作画面に従っ
て、音声コマンドにより前記医療機器の操作を行うため
の音声コントローラを有し、前記リモートコントローラ
による操作と前記音声コマンドによる操作を同一の操作
画面に基づいて行う操作画面表示処理手段を備えたこと
により、リモートコントローラでも音声コマンドで操作
する場合でも操作画面が共通しているため、1つの操作
手段による操作が分かれば、他の操作手段による操作方
法も簡単に把握でき、医療機器の操作が簡単に行え、操
作性が良い。
施の形態を説明する。 (第1の実施の形態)図1ないし図6は本発明の第1の
実施の形態に係り、図1は第1の実施の形態の内視鏡外
科手術システムの全体構成を示し、図2は図1の主要部
によるシステム構成を示し、図3はシステムコントロー
ラの内部構成を示し、図4はディスプレイの表示画面を
示し、図5は術者用リモコンの操作部とポインティング
デバイス部分の拡大図を示し、図6は操作画面を示す。
を構成する第1の実施の形態の内視鏡外科手術システム
1では患者3が横たわる手術台2の両側に第1のトロリ
4及び第2のトロリ5とが配置され、これら両トロリ
4、5には、観察、検査、処置、記録などを行う複数の
内視鏡周辺機器が搭載されている。
置6、第1の光源装置7、高周波焼灼装置(以下電気メ
ス)8、気腹装置9、音声コントローラ11、第1のデ
ィスプレイ12(以下ディスプレイ)、ナースが医療機
器の操作を集中して行う集中操作パネル14、システム
コントローラ15などが搭載され、それぞれの機器は図
示しないシリアルインターフェースケーブルを介してシ
ステムコントローラ15と接続され、双方向通信を行え
るようになっている。
するライトガイドケーブル16を介して第1の内視鏡1
7に接続され、第1の光源装置7の照明光を第1の内視
鏡17のライトガイドに供給し、この第1の内視鏡17
の挿入部が刺入された患者3の腹部内の患部等を照明す
る。
素子を備えた第1のカメラヘッド19が装着され、第1
の内視鏡17の観察光学系による患部など光学像を第1
のカメラヘッド19内の撮像素子で撮像し、カメラケー
ブル20を介して第1のTVカメラ装置6に伝送し、第
1のTVカメラ装置6の信号処理回路で信号処理して映
像信号を生成し、システムコントローラ15を介してデ
ィスプレイ12に出力して患部などの内視鏡画像を表示
出来るようにしている。
の頭部に装着可能で音声(コマンド)による操作を行う
ために音声入力用のマイク39が接続されている。そし
て、マイク39に入力された音声は電気信号に変換され
て音声コントローラ11に入力され、音声コントローラ
11により音声認識される。音声コントローラ11内の
メモリには予め術者により音声コマンドで操作を行おう
とする単語が登録されており、音声コントローラ11内
の音声認識部は音声入力があった場合、どのような音声
コマンドであるかの認識を行い、登録された単語と一致
するか判断する。そして、一致すると判断した場合に
は、その判断信号をシステムコントローラ15に送り、
対応する制御動作を行う。
が接続され、気腹装置9から患者3に延びた気腹チュー
ブ22を介して患者3を腹腔内にCO2 ガスを供給出来
るようにしている。電気メス8には、各機能のオン・オ
フ操作を行うフットスイッチ37が接続されている。
置23、第2の光源装置24、超音波処置装置25、V
TR26、第2のディスプレイ27、及び中継ユニット
29などが搭載され、それぞれの機器は図示しないケー
ブルで中継ユニット29に接続され、双方向の通信が可
能になっている。
ライトガイドケーブル31を介して第2の内視鏡32に
接続され、第2の光源装置24の照明光を第2の内視鏡
32のライトガイドに供給し、この第2の内視鏡32の
挿入部が刺入された患者3の腹部内の患部等を照明す
る。
素子を備えた第2のカメラヘッド33が装着され、第2
の内視鏡32の観察光学系による患部など光学像を第2
のカメラヘッド33内の撮像素子で撮像し、カメラケー
ブル34を介して第2のTVカメラ装置23に伝送し、
第2のTVカメラ23内の信号処理回路で信号処理して
映像信号を生成し、第2ディスプレイ27に出力して患
部などの内視鏡画像を表示出来るようにしている。
オフ操作を行うフットスイッチ38が接続されている。
また、システムコントローラ15と中継ユニット29
は、ケーブル35で接続されている。更に、システムコ
ントローラ15には、術者が滅菌域から機器操作を行う
術者用リモコン36が接続されている。
るシステム構成をブロック図で示す。図2では、説明を
簡略するために、一部の医療機器を省いて図している。
TVカメラ装置6、光源装置7、電気メス8、気腹装置
9、ディスプレイ12はそれぞれ通信ケーブル40によ
り、システムコントローラ15と接続されている。TV
カメラ装置23、光源装置24、超音波処置装置25、
VTR26、ディスプレイ27は通信ケーブル41によ
り中継ユニット29に接続され、中継ユニット29はケ
ーブル35によりシステムコントローラ15と接続され
ている。
6、音声コントローラ11もそれぞれ操作パネルケーブ
ル42、リモコンケーブル44、音声コントローラケー
ブル45によりシステムコントローラ15と接続されて
いる。また、音声コントローラ11には音声(コマン
ド)を入力するマイク39が接続されている。
構成を示す。システムコントローラ15は、各周辺機器
とは通信ケーブル40を介して通信インターフェース
(通信I/Fと略記)80で接続され、集中操作パネル
14、ディスプレイ12、リモコン36、音声コントロ
ーラ11とはそれぞれ集中操作パネルI/F81、ディ
スプレイI/F82、リモコンI/F83、音声コント
ローラI/F84と接続され、これらI/F80〜84
は、集中制御するCPU85と接続されている。
レイI/F82の動作を制御し、ディスプレイ82に表
示される操作画面をリモコン36による操作画面とマイ
ク39からの音声コマンドによる操作画面とを共通の操
作画面となるように操作画面表示処理を行う(操作画面
表示処理手段を形成する)ようにしている。
入力に対して共通して(共通の)表示画面が変化するよ
うにして、いずれの操作入力の場合でも一方の操作方法
から他方の操作方法を容易に把握し易いようにして、
(従来例の場合における)操作方法が異なると異なる操
作画面となるような場合における操作方法が分かりにく
く(操作方法に応じて操作方法を覚えないと操作が困難
に)なることを解消している。
す。座標指示手段として、カーソル50が表示されてい
る。表示画面の下寄りの位置の入力映像子画面51、5
2、53、54には、それぞれ第1のTVカメラ装置6
の映像、第2のカメラ装置23の映像、図示しない院内
ネットの映像や外部記録媒体の映像などのシステムコン
トローラ15に入力されている映像が表示される。
示画面55には、入力されている映像の中から選択され
た映像が表示される。子画面51〜54の右側の機器操
作スイッチ表示エリア56には、気腹装置操作スイッチ
57、電気メス操作スイッチ58、超音波処置装置操作
スイッチ59が表示されている。
ータス表示エリア60には、機器ステータス情報とし
て、患者の腹腔圧力61、気腹装置の設定圧力62、気
腹装置の設定流量63、電気メス切開出力64、電気メ
ス凝固出力65、超音波処置装置の超音波出力66が表
示されている。
部36aの詳細図である。術者用リモコン36の操作部
36aにはポインティングデバイス(座標移動操作手
段)70とエンタースイッチ71とが設けてある。この
ポインティングデバイス70を操作することにより、デ
ィスプレイ12上で表示された座標指示手段としてのカ
ーソルを上下左右方向に移動する事が出来る。
0の拡大図である。斜線部70aで指示された範囲を押
す事によって図4に示したカーソル50をディスプレイ
12上で上下左右に自由自在に移動する事が出来る。例
えば、ポインティングデバイス70の網掛け部70bを
押す事で図4の矢印のようにカーソル50を移動する事
が出来る。
上にカーソル50がない場合はカーソル50を表示して
操作部36aを使用出来る状態にし、また、ポインティ
ングデバイス70によって移動されたカーソル50が指
示している設定状態を選択・確定するためのスイッチで
ある。
や各種ステータス情報が見にくくならないように一定時
間リモコン36からの入力がないとディスプレイ12上
から表示が消える。そして、エンタースイッチ71が押
された場合には、表示が消える前の位置に再び表示され
る。
操作画面を示す図である。図6(A)は、第1の操作階
層の操作画面を示す図である。操作画面表示エリア56
には、第2の操作階層の操作画面を表示するためのスイ
ッチが配置される。具体的には、気腹装置操作スイッチ
57、電気メス操作スイッチ58、超音波処置装置操作
スイッチ59が配置される。
らスイッチ上にカーソル50を合わせてエンタースイッ
チ71を押すことで、第2の操作階層の操作画面が表示
されるようにシステムコントローラ15のCPU85は
ディスプレイI/F82を介してディスプレイ12、2
7の表示を制御する。また、これらのスイッチ57〜5
9には音声コマンドを表すテキストが表示されている。
具体的には気腹装置操作スイッチ57では「気腹装
置」、電気メス操作スイッチ58では「電気メス」、超
音波処置装置操作スイッチ59では「超音波処置装置」
である。そして、音声コマンドを用いて操作する場合、
これらのテキストを発声することで、(リモコン36を
操作した場合と同様に)第2の操作画面が表示されるよ
うにシステムコントローラ15は制御する。
2の操作階層の操作画面を表示するためのスイッチを配
置したが、もちろん第1の操作階層で、直接機能を操作
できるスイッチを配置しても構わない。また、本実施の
形態では、操作画面表示エリア56には、操作できる機
器の操作画面を表示するためのスイッチを配置してい
る。
を示す図である。操作画面表示エリア56には、第3の
操作階層の操作画面を表示するためのスイッチ、または
機能を直接操作するためのスイッチが配置される。リモ
コン36を用いて操作する場合、これらスイッチ上にカ
ーソルを合わせてエンタースイッチ71を押すことで、
第3の操作階層の操作画面が表示されるか、或いは機能
を操作することができる。
を表すテキストが表示されている。音声コマンドを用い
て操作する場合、これらのテキストを発声することで、
第3の操作画面が表示されるか、或いは機能を操作する
ことができる。
には、気腹装置操作画面90が表示される。気腹装置操
作画面90上には、送気スイッチ91、停止スイッチ9
2、設定圧力スイッチ93、流量モードスイッチ94、
設定流量スイッチ95、気腹装置操作画面90の表示を
消すためのクローズスイッチ96がそれぞれ配置されて
いる。
を示す図である。操作画面表示エリア56には、機能を
直接操作するためのスイッチが配置される。リモコン3
6を用いて操作する場合、これらスイッチ上にカーソル
を合わせてエンタースイッチ71を押すことで、機能を
操作することができる。
を表すテキストが表示されている。音声コマンドを用い
て操作する場合、これらのテキストを発声することで、
機能を操作することができる。
表示される。設定圧力操作画面97上には、圧力上昇ス
イッチ98、圧力降下スイッチ99、設定圧力値表示ウ
ィンドウ100がそれぞれ配置される。
の形態ではリモコン36による操作画面と、音声コマン
ドによる操作画面とが同じ(共通)しており、異なる操
作に対して共通した操作画面で変化するように処理を行
うので、1つの操作方法(が分かれば、その操作方法)
から他の操作方法を簡単に把握(理解)でき、従来例の
ように操作方法により操作画面が異なる場合よりもはる
かに操作が容易にできるようにしている。
能を操作するスイッチを配置したが、もちろん第3の操
作階層で、他の操作階層の操作画面を表示するためのス
イッチを配置しても構わない。
において、気腹装置の設定圧力をアップする操作につい
て説明する。図6(A)では、リモコン36及び音声コ
マンドによる操作とも、気腹装置操作画面を表示する操
作を行う。
ずエンタースイッチ71を押す事で、カーソル50を表
示する。次にポインテイングデバイス70を用いて図6
(A)のように気腹装置操作スイッチ57上に移動す
る。エンタースイッチ71を押すと、図6(B)のよう
に気腹装置操作画面90が表示される。
器操作画面操作エリア56に配置されているスイッチの
中から気腹装置操作スイッチ57に表示されているテキ
ストの「気腹装置」を発声する。すると、図6(B)の
ように、気腹操作画面90が表示される。次に図6
(B)では、リモコン36及び音声コマンドによる操作
とも、圧力設定操作画面を表示する操作を行う。
腹装置操作画面90に配置されたスイッチから操作した
いスイッチにカーソルを合わせて選択する事で操作した
い機能の操作画面を表示する。カーソル50をポインテ
ィングデバイス70を用いて設定圧力操作スイッチ93
上に移動する。エンタースイッチ71を押す事で、図6
(C)の通り設定圧力操作画面97が表示される。
腹装置操作画面90上に配置されたスイッチの中から設
定圧力操作スイッチ93上に表示されたテキストの「設
定圧力」と発声する。図6(C)のように設定圧力操作
画面97が表示される。
声コマンドによる操作とも、圧力設定値をアップする操
作を行う。
定圧力上昇スイッチ98にカーソルを移動し、エンター
スイッチ71を押す事で設定圧力がアップする。設定圧
力値は設定圧力表示ウィンドウ100に表示される。
定圧力操作画面97上に配置された設定圧力上昇スイッ
チ98上に表示されたテキスト「アップ」と発声すると
設定圧力値がアップする。設定圧力値は設定圧力表示ウ
ィンドウ100に表示される。
ドでも、同じ操作画面、操作手順で操作が行える。ま
た、同じ操作画面上であれば、リモコン36と音声コマ
ンドのどちらでも操作可能にすることもできる。
(C)の通り、設定圧力操作画面を表示する。図6
(C)において、「アップ」と発声した時に、カーソル
50を設定圧力上昇スイッチ98上に表示する。更に、
設定圧力値をアップする場合は、リモコン36のエンタ
ースイッチ71を押してアップする。
昇スイッチ98上にカーソル50を表示する操作までを
音声コマンドで行い、その後の圧力値をアップする操作
をリモコン36で行う事が出来る。これにより、同じ言
葉を何度も発声しなくてもエンタースイッチ71を押す
事で設定値を上げる事が出来るので使い勝手が良い。本
実施の形態は以下の効果を有する。
作表示画面で、操作に対する方法も多くの部分が共通し
た方法で処理を行うので、1つの操作方法が分かれば他
の操作方法が容易に把握でき、複数の操作方法を覚える
ことを殆ど不要にできるので使い勝手が良い。また、簡
単に操作でき、スムーズに手術を進めることができる。
実施の形態を図7ないし図10を参照して説明する。但
し、第1の実施の形態と同一の構成要素には同一の符号
を付し、その詳細な説明は省略する。図7はリモコン3
6の外観図を示す。リモコン36には、第1のスイッチ
101、第2のスイッチ102、第3のスイッチ103
の3つのスイッチを持つ。これらのスイッチ101〜1
03はその機能に応じてスイッチ形状が異なるるように
している。
種の処置を行うための処置具104に着脱可能または一
体的に接続されている。例えば処置具104の操作ハン
ドル104aに設けている。この場合、操作のために把
持する指で、処置具104から手を離すことなく、操作
することができるように操作し易い位置に設けている。
には、リモコン36及び音声コマンドにより操作出来る
機能が表示される。図9(A)では、設定圧力62、設
定流量63、切開出力64、凝固出力65、超音波出力
66、画像記録105の機能が操作出来る。斜線部10
6aには、各機能の操作に対応するリモコン36の第1
〜第3のスイッチをそれぞれのスイッチと同じ形状のイ
ラストで表示する。スイッチの形状ではなく、各スイッ
チを色別に表示しても良い。
の機能については、操作パネル14、あるいはシステム
コントローラ15から自由にカスタマイズ出来るように
しても良い。例えば、図9(A)の操作画面106で
は、気腹装置の設定圧力及び設定流量、電気メスの切開
出力及び凝固出力、超音波処置装置の超音波出力、画像
記録装置の画像記録について操作が出来る。
力、TVカメラの露出調整及び輪郭強調、超音波処置装
置の超音波出力、システムコントローラのイメージの表
示切り替え、画像記録装置の画像記録の機能について操
作したい場合、操作パネル14、あるいはシステムコン
トローラ15上から操作画面106で操作できる機能を
選択するカスタマイズ操作を行うことで、図9(B)の
操作画置106のように、設定圧力62、露出調整10
8、輪郭強調109、超音波出力66、イメージの表示
切り替え110、画像記録105の機能について操作可
能な操作画面を作成することが出来る。上記のように操
作画面をカスタマイズ可能とすることで、手技に応じて
術者が操作したい機能を操作できるようになる。
分野毎に、手術に使用する周辺機器は異なる。従って、
操作できる機能が固定のシステムの場合、複数の分野で
使用することが出来ない問題がある。しかし、上記のよ
うに操作できる機能をカスタマイズ可能とすることで、
各分野毎に操作画面を作成することができるため、複数
の分野で使用できるシステムとすることができる。
ラ11により操作を行った場合の操作画面106を示す
図である。図9(A)の斜線部106bに表示され(図
10では斜線部を省略してい)る設定圧力、設定流量等
のテキストは、機能を操作するためのフレーム111を
表示するための音声コマンドを意味する。
示する場合は、リモコン36の第3のスイッチ103を
押すことで表示できる。
らの入力がないかまたは音声コマンドの入力がないと表
示が消える。再び第3のスイッチ103あるいは音声コ
マンドの入力があった場合、表示が消える前の位置に再
び表示される。
表示するには、 (A)リモコン36を用いた場合、リモコン36の第3
のスイッチ103を押すと、最後に操作した機能を設定
圧力とすると、図10(B)のように、フレーム111
が表示される。
える操作は、リモコン36の第3のスイッチ103を押
すことで行う。第3のスイッチ103を押す度にフレー
ム111が一段づつ下がって表示される。つまり、第3
のスイッチ103を押す度に図10(A)→図10
(B)→図10(C)→図10(D)→図10(E)→
図10(F)→図10(G)→図10(B)…のように
表示される。
ば、「設定圧力」と発声すれば、図10(B)が表示さ
れる。例えば、「切開出力」と発声すれば、図10
(C)が表示される。このように操作したい機能の音声
コマンドを発声することで、その機能上にフレーム11
1が表示される。
リモコン36または音声コマンドにより操作を行える機
能である。例えば、図10(B)では、フレーム111
が設定圧力61に表示されている。ここでは、設定圧力
の操作が行える。
合、リモコン36の各スイッチに対応するイラストに従
って操作する。第1のスイッチ101を示すイラストに
はアップを意味する「▲」、第2のスイッチ102を示
すイラストには「▼」が表示されている。従って、リモ
コン36の第1のスイッチ101を押すと、設定圧力が
アップする。第2のスイッチ102を押すと、設定圧力
がダウンする。
合、操作画面112に表示される、あるいは操作画面1
06上に新たに追加される音声コマンドに従って操作す
る。
圧力がアップする。「ダウン」と発声すれば、設定圧力
がダウンする。
0において、電気メスの切開出力をアップする操作につ
いて説明する。図10(A)では、リモコン36及び音
声コマンドによる操作とも、フレーム111を電気メス
の切開出力に表示する操作を行う。
ずリモコン36の第3のスイッチ103を1回押して、
図10(B)のようにフレーム111を表示する。
図10(C)→図10(D)のようにフレーム111を
移動して、図10(D)の通り、フレーム111を切開
出力に表示する。
作画面106に表示されている音声コマンドの中から
「切開出力」を発声する。すると図10(D)の通り、
フレーム111が切開出力に表示される。次に図10
(D)では、リモコン36及び音声コマンドによる操作
とも、切開出力値をアップする操作を行う。
モコン36の第1のスイッチ101を押すと、設定圧力
がアップする。 (B)音声コマンドにより操作を行う場合、「アップ」
と発声すると、設定圧力がアップする。このように、リ
モコン36でも音声コマンドでも、同じ操作画面、操作
手順で操作が行える。
の実施の形態のように、ポインティングデバイスを上下
左右に動かす操作を必要としないため、処置具を握りな
がらでも容易に操作が行える。
の実施の形態の効果に加えてリモコンによる操作を術者
が処置具から手を離さずに行えるため手術の進行をスム
ーズに出来る。
実施の形態を図11及び図12を参照して説明する。第
2の実施の形態と同一の構成要素には同一の符号を付
し、その詳細な説明は省略する。図11はリモコン36
の外観図を示す。
種の処置を行う把持鉗子などの処置具104の先端に設
けられている。リモコン36には、第1のスイッチ10
1、第2のスイッチ102、第3のスイッチ103が設
けられている。リモコン36の第1のスイッチ101〜
第3のスイッチ103の表面を硬質材料で形成しても良
い。これにより、把持鉗子等の把持する処置で挟んでス
イッチを押すことができるようになりスイッチが押しや
すくなる。
4に溝部104bを設けて、リモコン36を溝部104
bにスライドすることで着脱可能に構成しても良い。着
脱可能とすることで、複数の処置具に使用することが出
来る。また、鉗子以外の処置具にも使用できる。
ッチ101、第2のスイッチ102、第3のスイッチ1
03を窪ませて設けるようにしても良い。これにより各
スイッチを押す処置具113の先端部が窪みに嵌まるこ
とでスイッチが押しやすくなる。図12は、リモコン3
6による操作を示す図である。
2において、リモコン36による操作を行う場合、処置
具104に設けたリモコン36を第1のTVカメラヘッ
ド19または第2のTVカメラヘッド33で撮像する。
術者は第1のディスプレイ12あるいは第2のディスプ
レイ27に表示されたリモコン36の映像を見ながらも
う一方の処置具113の先端を用いてリモコン36の第
1のスイッチ101〜第3のスイッチ103を押す事
で、各種の操作を行う。
の実施の形態の効果に加えてディスプレイから目を離さ
ずにリモコンの操作による操作が行えるため、より手術
の進行をスムーズの行う事が出来る。
図13及び図14を参照して説明する。第1の実施の形
態と同一の構成は同一の符号を付し、その詳細な説明は
省略する。図13はリモコン36の外観図である。
の切り替えスイッチである。表示/非表示用スイッチ1
14が操作画面の表示/非表示を切り替えるスイッチで
ある。表示/非表示スイッチ114を押すと、最後に使
用した機器の操作画面がデイスプレイに表示される。
17、第3のスイッチ118、第4のスイッチ119、
第5のスイッチ120、第6のスイッチ121、第7の
スイッチ122、第8のスイッチ123、第9のスイッ
チ124、第10のスイッチ125は、各機器の機能を
操作するために使用する。
る。操作画面表示エリア56には、リモコン36のスイ
ッチと同じレイアウトで各機器の操作画面が表示され
る。
ア56にはTVカメラ操作画面126が表示される。
と同じレイアウトで表示されており、例えばリモコン3
6の第1のスイッチ116と操作画面126のホワイト
バランススイッチ128、リモコン36の第2のスイッ
チ117と操作画面126の輪郭強調スイッチ129と
いったようにそれぞれのリモコン36のスイッチが操作
画面126のスイッチに対応する。
コン36の切り替えスイッチ115を押す事で切り替え
る。
115を押すと、図14(B)のように、光源装置操作
画面127が表示される。光源装置操作画面127のス
イッチも同様にリモコン36の各スイッチと対応してい
る。
は、使用しないスイッチを意味する。また、操作画面の
各スイッチには、それぞれの機能を操作するための音声
コマンドが表示されている。
4において、光源装置を高輝度モードにする操作を説明
する。先ずリモコン36、音声コマンドとも、操作した
い機器の操作画面をディスプレイに表示する操作を行
う。
示/非表示スイッチ114を押して、機器の操作画面を
ディスプレイに表示する。図14(A)のように、操作
画面表示エリア56にテレビカメラ操作画面126が表
示される。
5を押して光源装置操作画面を表示する。図14(A)
において、切り替えスイッチ115を押すと、図14
(B)のように、光源装置操作画面127が表示され
る。
したい装置名を発声する事で操作画面表示エリア56に
各機器の操作画面が表示される。「光源装置」と発声し
た場合、図14(B)のように、光源装置操作画面12
7が表示される。
マンドとも、操作したい機能の操作を行う。 (A)リモコン36で操作を行う場合、術者はディスプ
レイに表示される光源装置操作画面127を見て、高輝
度モードを操作するスイッチが、リモコン36の第1の
スイッチ116に対応することが解る。従って、リモコ
ン36の第1のスイッチ116を押すことで、高輝度モ
ードにする事が出来る。
輝度モード」と発声することで、光源装置を高輝度モー
ドにできる。
の実施の形態の効果に加えて各機能の操作を行うまでの
操作階層を少なく出来るため、よりスムーズな手術進行
が可能になる。
と、前記複数の医療機器を通信手段を介して集中制御す
るシステムコントローラと、前記医療機器の機能を操作
するための操作画面を表示する表示手段と、前記表示手
段に表示される操作画面に従って、前記医療機器の操作
を行うためのリモートコントローラと、前記表示手段に
表示される操作画面に従って、音声コマンドにより前記
医療機器の操作を行うための音声コントローラを有し、
前記リモートコントローラによる操作と前記音声コマン
ドによる操作を同一の操作画面に基づいて行う操作画面
表示処理手段を備えたことを特徴とする内視鏡システ
ム。
設け、前記リモートコントローラによる操作を前記処置
具から手を放さずに行えるようにしたことを特徴とする
付記1記載の内視鏡システム。 3.前記表示手段に表示する機能の操作画面を選択可能
にしたことを特徴とする付記1記載の内視鏡システム。
数の医療機器と、前記複数の医療機器を通信手段を介し
て集中制御するシステムコントローラと、前記医療機器
の機能を操作するための操作画面を表示する表示手段
と、前記表示手段に表示される操作画面に従って、前記
医療機器の操作を行うための操作方法が互いに異なる第
1及び第2の操作手段と、前記第1及び第2の操作手段
に対して共通の操作画面での表示を行う操作画面表示処
理手段を備えたことを特徴とする内視鏡システム。
なる操作手段に関わらず、共通した操作画面及び操作に
対する共通した処理方法であるので、1つの操作方法か
ら他の操作方法が把握し易く、従って複数の操作方法を
覚えなくても操作でき、使い勝手が良く、スムーズな手
術進行を実現し易い。
ステムの全体構成を使用例で示す図。
ク図。
ク図。
イス部分の拡大図。
示す図。
行った場合の操作画面を示す図。
を示す図。
を示す図。
Claims (3)
- 【請求項1】 少なくとも内視鏡と共に使用される複数
の医療機器と、 前記複数の医療機器を通信手段を介して集中制御するシ
ステムコントローラと、 前記医療機器の機能を操作するための操作画面を表示す
る表示手段と、 前記表示手段に表示される操作画面に従って、前記医療
機器の操作を行うためのリモートコントローラと、 前記表示手段に表示される操作画面に従って、音声コマ
ンドにより前記医療機器の操作を行うための音声コント
ローラを有し、 前記リモートコントローラによる操作と前記音声コマン
ドによる操作を同一の操作画面に基づいて行う操作画面
表示処理手段を備えたことを特徴とする内視鏡システ
ム。 - 【請求項2】 前記リモートコントローラを処置具に設
け、前記リモートコントローラによる操作を前記処置具
から手を放さずに行えるようにしたことを特徴とする請
求項1記載の内視鏡システム。 - 【請求項3】 前記表示手段に表示する機能の操作画面
を選択可能にしたことを特徴とする請求項1記載の内視
鏡システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000251401A JP2002058630A (ja) | 2000-08-22 | 2000-08-22 | 内視鏡システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000251401A JP2002058630A (ja) | 2000-08-22 | 2000-08-22 | 内視鏡システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002058630A true JP2002058630A (ja) | 2002-02-26 |
Family
ID=18740814
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000251401A Pending JP2002058630A (ja) | 2000-08-22 | 2000-08-22 | 内視鏡システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002058630A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012205748A (ja) * | 2011-03-29 | 2012-10-25 | Olympus Medical Systems Corp | 気腹装置 |
WO2013081042A1 (ja) * | 2011-11-30 | 2013-06-06 | 富士フイルム株式会社 | 医療システム |
-
2000
- 2000-08-22 JP JP2000251401A patent/JP2002058630A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPWO2013081042A1 (ja) * | 2011-11-30 | 2015-04-27 | 富士フイルム株式会社 | 医療システム |
US10667670B2 (en) | 2011-11-30 | 2020-06-02 | Fujifilm Corporation | Medical system |
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