JP2003084036A - 診断システム及び診断方法 - Google Patents

診断システム及び診断方法

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JP2003084036A
JP2003084036A JP2001273546A JP2001273546A JP2003084036A JP 2003084036 A JP2003084036 A JP 2003084036A JP 2001273546 A JP2001273546 A JP 2001273546A JP 2001273546 A JP2001273546 A JP 2001273546A JP 2003084036 A JP2003084036 A JP 2003084036A
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Katsu Sanada
克 眞田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 SCANチェーンを有する回路の故障箇所を
SCANチェーン機能を用いた論理の比較により特定で
きるようにする。 【解決手段】 LSI全体からSCANチェーンを用い
て故障内蔵の組合せ回路群4−2を抽出し、その組合せ
回路群4−2を構成する基本論理回路(ブロック)B1
乃至Bn毎に、異常を伴う論理と同一の論理が正常状態
に存在するか否かを検索し、存在すれば正常、存在しな
けれ故障内蔵の疑いのあるブロックとして抽出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、診断システム及び
診断方法に関し、特に、LSIの論理回路にて発生した
故障箇所を特定する診断システム及び診断方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、CMOS論理回路に発生した故障
箇所の特定は、出力論理情報を用いる方式が一般的であ
った。この出力論理情報を用いる方式は、まず、被検査
LSIの外部入力端子においてテストベクタを入力し、
外部出力端子からの出力論理情報を得る。そして、得ら
れた出力論理情報が期待値と異なるとき、そのテストベ
クタ番号、出力論理情報の値、端子番号を利用して、故
障発生箇所を診断するというものである。
【0003】この方式には代表的な2つの方式がある。
1つは、LSIの外部出力端子において検出される期待
値異常情報を用いて、外部出力端子から外部入力端子側
へ、論理を逆方向へ溯りながら故障箇所を推定する「バ
ックトレース方式」であり、もう1つは、LSI内部に
故障を定義した回路の論理シミュレーションによる出力
期待値と、実故障LSIの出力結果の一致の有無を検索
することで故障箇所を特定する「故障辞書方式」であ
る。
【0004】バックトレース方式は、図10に示すよう
に、出力期待値情報を基に、出力端子(Pad)から入
力端子の方向へ含意操作を繰り返しながら論理を展開
し、故障箇所を特定する方式である。ここで含意操作と
は、任意の基本論理回路の入出力論理値を基に、不明な
基本論理回路の論理を求める操作であり、入力端子から
出力端子の方向へ論理を求める前方含意操作と、逆方向
の後方含意操作がある。これらの含意操作を用いて、基
本論理回路間の接続配線の論理を決定しながら、故障経
路を特定することができる。
【0005】図10は、バックトレース方式を説明する
ための図であり、故障箇所は期待値異常の出力端子から
入力端子側に含意操作を用いたバックトレースを繰り返
すことで得られるコーン状の回路部分にあると考えられ
る。複数の期待値異常に対して、各故障端子から絞り込
まれる複数のコーンの交差領域をとることで、より高い
確度で故障の存在領域を特定することができる。
【0006】また、故障辞書方式は、故障辞書を用いた
診断方式である。図11は、故障辞書方式を説明するた
めの図である。故障辞書とは、縮退故障を回路中に定義
し、論理シミュレーションにより出力する出力情報(端
子番号、論理、タイミングなど)を表にまとめたもので
ある。そして、故障辞書と故障LSIの出力期待値異常
の比較を行い、一致すれば定義箇所を故障発生箇所と判
定する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来方式には以下の問題があった。まず、バックトレ
ース方式には、次のような問題がある。 1.本方式は論理異常に限定した診断のため、縮退故障
モデル以外の診断を困難にする。そのため、他の故障モ
ードに適用できない。 2.出力端子から入力端子の方向へ逆に論理を追ってい
くため、終点を設定できない。さらに、逆方向の論理の
展開は素子数の2乗に比例して増大する。そのため、診
断を収束することができなくなる。 3.LSIの規模の増大とともに検索経路数が膨大とな
り、多数の擬似故障箇所を抽出してしまう。 次に、故障辞書方式には、次のような問題がある。 1.LSIの大規模化とともに定義する故障箇所のデー
タが膨大になる。 2.本方式は論理異常に限定した診断のため、縮退故障
モデル以外の診断を困難にする。そのため、他の故障モ
ードに適用できない。
【0008】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、回路の故障個所を高速かつ高精度に特定す
ることができるようにするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の診断シ
ステムは、回路内部に作り込まれたフリップフロップ回
路を直列に接続し、任意の制御信号によりフリップフロ
ップ回路内部に保持された論理情報を出力するSCAN
チェーン回路を有するLSIの故障個所を診断する診断
システムであって、SCANチェーン回路に囲まれた組
合せ回路群から、故障の疑いのある組合せ回路群を特定
する第1の特定手段と、第1の特定手段によって特定さ
れた組合せ回路群の入力端子の論理情報を抽出する第1
の抽出手段と、組合せ回路群を構成する基本論理回路に
入力する論理情報を抽出する第2の抽出手段と、第2の
抽出手段によって抽出された基本論理回路毎の論理情報
を比較することにより、故障の疑いのある基本論理回路
を特定する第2の特定手段とを備えることを特徴とす
る。また、第1の特定手段は、SCANチェーンからの
出力情報を基に、期待値異常として測定された該SCA
Nチェーンへの入力に対応する組合せ回路群を故障の疑
いのある組み合わせ回路として特定するようにすること
ができる。また、第1の抽出手段は、SCANチェーン
の出力情報を基に、SCANチェーンに囲まれた組合せ
回路群の論理シミュレーションにより、組合せ回路群の
入力端子の論理情報を抽出するようにすることができ
る。また、第2の抽出手段が抽出する論理情報は、LS
Iの設計上で使用される基本的な論理を伴う回路群を最
小単位とする回路における入力論理とすることができ
る。また、第2の特定手段は、論理異常を伴う所定のテ
ストベクタ番号での入力論理と同一の論理が正常状態で
の入力論理に存在するかを検索するようにすることがで
きる。また、第2の特定手段は、論理異常を伴う所定の
テストベクタ番号での入力論理と同一の論理が、正常状
態での入力論理に存在するかを検索することにより抽出
した基本論理回路情報と、SCANチェーンに囲まれた
組合せ回路群の期待値異常となる出力端子を基に、該組
合せ回路群の入力方向へ論理をシミュレーションにより
溯りながら、抽出した故障の疑いのある箇所情報の重な
り合った箇所を故障箇所として特定するようにすること
ができる。また、第2の特定手段は、論理異常を伴う所
定のテストベクタ番号での入力論理及び出力論理と同一
の論理が正常状態での入力論理及び出力論理に存在する
かを検索するようにすることができる。また、第2の特
定手段は、論理異常を伴う所定のテストベクタ番号での
入力論理及び出力論理と同一の論理が正常状態での入力
論理及び出力論理に存在するかを検索することにより抽
出した基本論理回路情報と、SCANチェーンに囲まれ
た組合せ回路群の期待値異常となる出力端子を基に、該
組合せ回路の入力方向へ論理をシミュレーションにより
溯りながら抽出した故障の疑いのある箇所情報の重なり
合った箇所を故障箇所として特定するようにすることが
できる。請求項9に記載の診断システムは、回路内部に
作り込まれたフリップフロップ回路を直列に接続し、任
意の制御信号によりフリップフロップ回路内部に保持さ
れた論理情報を出力するSCANチェーン回路を有する
LSIの故障個所を診断する診断システムであって、S
CANチェーン回路に囲まれた組合せ回路群から、故障
の疑いのある組合せ回路群を特定する第1の特定手段を
備えるテストシステムと、第1の特定手段によって特定
された組合せ回路群の入力端子の論理情報を抽出する第
1の抽出手段と、組合せ回路群を構成する基本論理回路
に入力する論理情報を抽出する第2の抽出手段とを備え
るシミュレーションシステムと、第2の抽出手段によっ
て抽出された基本論理回路毎の論理情報を比較すること
により、故障の疑いのある基本論理回路を特定する第2
の特定手段を備える情報機器とからなり、テストシステ
ムと、シミュレーションシステムと、情報機器は、所定
のネットワークを介して接続されることを特徴とする。
請求項10に記載の診断方法は、回路内部に作り込まれ
たフリップフロップ回路を直列に接続し、任意の制御信
号によりフリップフロップ回路内部に保持された論理情
報を出力するSCANチェーン回路を有するLSIの故
障個所を診断する診断方法であって、SCANチェーン
回路に囲まれた組合せ回路群から、故障の疑いのある組
合せ回路群を特定する第1の特定ステップと、第1の特
定ステップにおいて特定された組合せ回路群の入力端子
の論理情報を抽出する第1の抽出ステップと、組合せ回
路群を構成する基本論理回路に入力する論理情報を抽出
する第2の抽出ステップと、第2の抽出ステップにおい
て抽出された基本論理回路毎の論理情報を比較すること
により、故障の疑いのある基本論理回路を特定する第2
の特定ステップとを備えることを特徴とする。本発明に
係る診断システム及び診断方法においては、SCANチ
ェーン回路に囲まれた組合せ回路群から、故障の疑いの
ある組合せ回路群を特定し、特定された組合せ回路群の
入力端子の論理情報を抽出し、組合せ回路群を構成する
基本論理回路に入力する論理情報を抽出し、抽出された
基本論理回路毎の論理情報を比較することにより、故障
の疑いのある基本論理回路を特定する。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図を参照して本発明を応用
した診断システムの一実施の形態について説明する。近
年の大規模化、多機能化してきたLSI(large
scaleintegrated circuit)に
おいて、LSIが正常であるか異常であるかを判定する
テストには莫大なコストが掛かるようになってきてい
る。特に、高品質が要求されるLSIのテストにおいて
は、テストカバレージと呼ばれる「テストがなされる回
路素子の割合」が、少なくとも90%以上は確保されね
ばならない状態である。ここで、テストカバレージと
は、「テストがなされる回路素子の割合」と定義する。
【0011】このような状況下で、より効率的にLSI
のテストを実施するために、以下に説明するSCANチ
ェーンと呼ばれる順序回路を、あたかも組合せ回路とし
てテストする方式が一般的になってきている。
【0012】SCANチェーン設計は、LSIを構成す
る論理回路を効果的にテストするためのテスト容易化設
計(Design For Testabilityの
略でDFTと記載する)である。SCANチェーン設計
は、LSI内部のすべてのフリップフロップ(Flip
−Flop)(以降、F/Fと記載する)を順番につな
いでチェーン状に構成することで、内部論理の制御性
(Controllability)や観測性(Obs
ervability)を高めるテスト効果を有する。
【0013】次に、スキャン動作について説明する。図
1に示すように、F/F群3を構成する各F/F2(F
/F2−1乃至2−4)は、スキャン動作を行う為に、
3つの端子(スキャンイン:SI、スキャンアウト:S
O、スキャンイネーブル:SE)が追加され、4個のス
キャン機能付きF/Fのスキャン(SCAN)チェーン
1を構成している。SEを活性化(例えば”H”を入
力)することにより、SCANチェーン1の論理が正常
であるか否かを確認することができ、SEに”L”を入
力することにより、対象とするSCANチェーン1の各
々のF/F2−1乃至2−4に入力される前段の組合せ
回路群4の出力論理(Date)を確認することができ
る。このような特徴を用いて、SCANチェーン1に囲
まれた組合せ回路群4の診断が可能となる。
【0014】図2、図3は、診断手順を説明するフロー
チャートである。SCAN動作が正常かどうかのチェッ
ク後、LSIの入力端子にテストパターンを入力し、S
CANチェーン1にて測定される、各テストベクタ番号
(TVN)毎の出力値と期待値の比較を行う。SCAN
チェーン測定において期待値異常が検出された時、チェ
ーンの順番からどのF/F群3の出力が異常か特定でき
るため、そのF/F群3と前段のF/F群3で囲まれた
組合せ回路群4中に故障があると判定される。次に、特
定された組合せ回路群4を構成する基本論理回路毎の、
TVNに対応する論理情報をシミュレーションにより取
り出すことで故障内蔵の基本論理回路を特定できる。
【0015】まず最初に、図2のステップS1におい
て、SCANチェーン1の測定を行う。即ち、SCAN
動作が正常か否かをチェックする。次に、ステップS2
において、入力論理の印加を行う。即ち、LSI21
(図5)の入力端子22にテストパターンを入力する。
次に、ステップS3において、スキャンテストを行う。
即ち、SCANチェーン1にて測定される、各テストベ
クタ番号毎の出力値と期待値の比較を行う。次に、ステ
ップS4において、故障を有する組合せ回路群4の抽出
を行う。
【0016】後述するように、図3のステップS11に
おいては、基本論理回路(ブロック)毎の論理抽出(論
理シミュレーション)が行われる。次に、ステップS1
2において、各ブロックの診断が行われる。次に、ステ
ップS13において、異常を伴う論理と正常状態の論理
の比較が行われる。異常を伴う論理と正常状態の論理が
共に存在すると判定された場合(ステップS14)、ス
テップS15に進み、正常であると判定される。一方、
異常を伴う論理と正常状態の論理が共に存在しないと判
定された場合(ステップS16)、ステップS17に進
み、故障内蔵の疑いがあると判定される。
【0017】SCANチェーン1の測定において期待値
異常が検出されたとき、SCANチェーン1の順番か
ら、どのF/F群3の出力が異常であるかを特定するこ
とができるため、そのF/F群3と前段のF/F群3と
で囲まれた組合せ回路群4中に故障があると判定するこ
とができる。次に、故障があると特定された組合せ回路
群4を構成する基本論理回路毎の、TVNに対応する論
理情報をシミュレーションにより取り出す。これによ
り、故障内蔵の基本論理回路を特定することができる。
【0018】このように、あらかじめLSI21全体を
構成する基本論理回路毎にTVNに対応した論理情報を
抽出する。そして、故障内蔵の疑いのある組合せ回路群
4が特定されたとき、この論理情報を用いて、この組合
せ回路群4を構成するすべての基本論理回路を診断し、
故障の疑いのある基本論理回路を特定することができ
る。
【0019】次に、図4を参照して、本発明を応用した
診断システムの一実施の形態の構成例について説明す
る。同図に示すように、診断システムは、3つの装置か
らなる。即ち、LSIテスタに代表されるテストシステ
ム11と、LSI設計のベースとなる設計CADデータ
処理システム12と、診断アルゴリズムを有するソフト
ウエアを搭載し、上記システムから診断用のデータを取
り込み、診断処理を実行するパーソナルコンピュータ
(PC)、又は、エンジニアリングワークステーション
(EWS)13とからなる。そして、テストシステム1
1と、設計CADデータ処理システム12と、PC、又
は、EWS13はネットワーク14を介して接続されて
いる。
【0020】次に、図5を参照して、SCANチェーン
1に囲まれた、論理異常を伴う組合せ回路群4の検出方
法について説明する。図5は、左右をSCANチェーン
1で囲まれた組合せ回路群4を示す図である。診断対象
は、論理異常が検出されたSCANチェーン1の前段の
組合せ回路群4であり、故障の疑い有りと診断される。
この理由は、SCANチェーン1によって観測される論
理は、前段の組合せ回路群4の出力論理値を測定してい
る為である。
【0021】LSI21のSCANチェーン論理を測定
する前に、SCANチェーン1自身のチェックが実施さ
れる(図2のステップS1)。異常がないことを確認し
てから、LSI21の入力端子22に論理が入力され
(図2のステップS2)、論理動作がテストされる(図
2のステップS3)。その過程で、LSI21の入力端
子22からの任意の入力論理におけるSCANチェーン
1の出力論理において期待値異常が検出されたとする。
SCANチェーン1からの出力論理はそのSCANチェ
ーン1を後段に持つ組合せ回路群4の出力論理に該当す
る。図中、SCANチェーン1中のF/F群3−1から
の出力論理に相当する論理は組合せ回路群4−1の出力
論理であり、F/F群3−2からの出力論理に相当する
論理は組合せ回路群4−2の出力論理である。
【0022】測定の結果、SCANチェーン1からの出
力において、F/F群3−1の出力に相当する論理値
(111100)は異常がないが、F/F群3−2の出
力に相当する論理値(00101010)において、期
待値(00001010)と異なる論理が検出されたと
する。その場合、この論理を出力した出力端子を有する
組合せ回路群4−2が故障を内蔵していることが判明す
る(図2のステップS4)。
【0023】次に、以上の情報を基に、組合せ回路群4
−2内部の診断が実施される。まず最初に、組合せ回路
群4−2の入力端子情報の抽出が行われる(図3のステ
ップS11)。組合せ回路群4−2を構成する基本論理
回路の論理は論理シミュレーションを用いて特定でき
る。診断に必要な情報はSCANチェーン1にて出力す
る期待値情報から特定が可能であり、あたかも組合せ回
路群4−2の入力論理と出力論理にのみ注目した内部ブ
ロックの論理情報が論理シミュレーションにより抽出で
きる。
【0024】図6は、基本論理回路(ブロック)B1か
らBnまでのn個のブロックを組合せて構成された組合
せ回路群4−2における、各ブロックのTVNに対する
入力論理テーブルである。例えば、ブロックB1は5入
力を有する基本論理回路であり、LSI21の入力端子
22より入力されるテストベクタに対応する、TVN順
の入力論理を示す入力論理テーブルを表しており、論理
シミュレーションにより特定される。
【0025】次に、組合せ回路群4を構成する基本論理
回路の論理情報の抽出が行われる。基本論理回路のTV
Nに対応する論理情報は、論理シミュレーションを用い
て抽出される。抽出データは各基本論理回路の入力論理
と出力論理であり、これらの組み合わせを用いて診断が
行われる(図3のステップS12)。
【0026】一般に、組合せ回路群4においては、入力
論理に対して内部論理が一意的に決定されるため、入力
論理情報のみで診断ができる。しかしながら、図7に示
すように、組合せ回路群4内に使用される一部の基本回
路である、データ入力端子を持たない“セット、リセッ
ト付きトグル回路”のような回路は、クロック信号の1
周期毎に論理を反転させて出力するため、入力論理情報
のみでは間違った診断を行うことになる。このような回
路に対しては、入力論理情報と出力論理情報を用いるこ
とで正常な診断が可能となる。
【0027】次に、ブロック毎の論理の比較による故障
ブロックの特定が行われる(図3のステップS13)。
ここでは、各ブロック毎に論理異常が検出された入力論
理と同じ論理が正常状態に存在するかどうかを検索する
診断方式が用いられる。組合せ回路群4−2内に明らか
に論理異常が発生しているため、この診断方式は有効で
ある。
【0028】SCANチェーン1に囲まれた組合せ回路
群4の内部論理は、この組合せ回路群4の入力論理によ
り一意的に決定する。
【0029】次に、ブロックが故障を含有しているかど
うかの判定方法について説明する。図8(a)及び図8
(b)は、5入力を有する任意のブロックの入力論理テ
ーブルを示している。
【0030】図8(a)は、論理異常を伴うTVN(m
+2)、TVN(n)は入力論理(11100)を有し
ていることを示しており、この入力論理(11100)
と同じ論理が他のTVNに存在しないことを示す例であ
る。従って、このブロックは故障が存在する可能性があ
ると判定される(図3のステップS16,S17)。こ
の理由は、組合せ回路群4は入力論理に対して一意的に
内部状態を決定するためであり、同一の入力論理で組合
わせ回路群4の出力が論理異常となったり、ならなかっ
たりすることはその組合せ回路群4を構成するこのブロ
ックの入力論理が一意的に内部状態を決定するという原
則に反するからである。
【0031】図8(b)は、TVN(m+2)、TVN
(n)の入力論理は(11100)と同値でありなが
ら、TVN(m+2)は論理異常を伴うが、TVN
(n)は正常論理である状態の例を示している。この場
合は、ブロックは正常であると判定する(図3のステッ
プS14,S15)。この理由は、組合せ回路群4は入
力論理に対して一意的に内部状態を決定するためであ
り、同一の入力論理にもかかわらず、あるTVNで組合
わせ回路群4の出力が論理異常となり、他のTVNで正
常論理となるという2種類の内部論理は有り得ないため
である。
【0032】以下に、上記した診断方式を色々なケース
に応用した例を示す。まず、高速動作故障の診断方法に
ついて説明する。図9は縦軸にスピードを横軸に電源電
圧値(VDD)を採った任意のLSI21の動作マップ
図である。同図に示すように、動作マップは、良品と異
常品で動作領域が大きく異なり、前者はほぼ全VDD値
をカバーするのに対して、異常品はVDDの高い方向
(右方向)へずれた領域となっている。このような高速
動作異常品に対して、このLSI21が論理異常として
検出される動作スピードとVDD値でもってテストを行
い、SCANチェーン1にて出力する異常箇所を検出す
ることで診断が可能となる。
【0033】次に、高精度な診断方法について説明す
る。診断の高精度化を目指して、バックトレース方式と
本診断方法を組合せる方法がある。SCANチェーンを
用いた公知のバックトレース方式により、異常の疑いの
ある箇所を特定できる。その箇所と、本診断方法で特定
した故障箇所の一致箇所を調べることで、より高精度に
故障の疑いのある箇所を特定することができる。
【0034】この方法は、故障がテストベクタに同期し
て論理故障として出力する状態にあれば、故障モードに
依存せず故障箇所を特定することが可能である。即ち、
故障に起因した信号が出力端子まで伝搬し、故障検出が
可能な場合であれば、故障モードに依存せず故障箇所を
特定することが可能である。
【0035】本実施の形態は以下の効果を奏する。第1
の効果は、各基本論理回路毎に診断が可能であるため、
並列処理による大幅な時間短縮が可能となることであ
る。第2の効果は、論理異常となるあらゆる故障の診断
が可能となることである。第3の効果は、SCANチェ
ーンを用いることで、大規模回路に対応できることであ
る。第4の効果は、組合せ回路のみの診断に限定するた
め、診断アルゴリズムを単純化できることである。第5
の効果は、複数の故障の疑いのあるブロックのうち、入
力側に近いブロックを最も確度の高い故障ブロックと判
断できることである。第6の効果は、診断対象が小規模
な部分回路となり、LSI全体を扱わなくて良いことで
ある。
【0036】なお、上記実施の形態の構成及び動作は例
であって、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更す
ることができることは言うまでもない。
【0037】
【発明の効果】以上の如く、本発明に係る診断システム
及び診断方法によれば、SCANチェーン回路に囲まれ
た組合せ回路群から、故障の疑いのある組合せ回路群を
特定し、特定された組合せ回路群の入力端子の論理情報
を抽出し、組合せ回路群を構成する基本論理回路に入力
する論理情報を抽出し、抽出された基本論理回路毎の論
理情報を比較することにより、故障の疑いのある基本論
理回路を特定するようにしたので、回路の故障個所を高
速かつ高精度に特定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】スキャン動作を説明するための図である。
【図2】診断手順を説明するためのフローチャートであ
る。
【図3】診断手順を説明するためのフローチャートであ
る。
【図4】本発明が適用される診断システムの一実施の形
態の構成例を示す図である。
【図5】左右をSCANチェーンで囲まれた組合せ回路
群の診断方法を説明するための図である。
【図6】組合せ回路群を構成する各基本論理回路(ブロ
ック)のTVNに対する入力論理テーブルを示す図であ
る。
【図7】診断データとして入力論理と出力論理を用いる
“セット、リセット付きトグル回路”の例を示す図であ
る。
【図8】5入力を有する任意のブロックの入力論理テー
ブルを示す図である。
【図9】縦軸にスピードを横軸に電源電圧値(VDD)
を採った任意のLSIの動作マップ図である。
【図10】バックトレース方式を説明するための図であ
る。
【図11】故障辞書方式を説明するための図である。
【符号の説明】
1 SCANチェーン 2 フリップフロップ(F/F) 3 F/F群 4 組合せ回路群 11 テストシステム 12 設計CADデータ処理システム 13 PC又はEWS 14 ネットワーク 21 LSI 22 入力端子 23 出力端子

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回路内部に作り込まれたフリップフロッ
    プ回路を直列に接続し、任意の制御信号によりフリップ
    フロップ回路内部に保持された論理情報を出力するSC
    ANチェーン回路を有するLSIの故障個所を診断する
    診断システムであって、 前記SCANチェーン回路に囲まれた組合せ回路群か
    ら、故障の疑いのある組合せ回路群を特定する第1の特
    定手段と、 前記第1の特定手段によって特定された前記組合せ回路
    群の入力端子の論理情報を抽出する第1の抽出手段と、 前記組合せ回路群を構成する基本論理回路に入力する論
    理情報を抽出する第2の抽出手段と、 前記第2の抽出手段によって抽出された前記基本論理回
    路毎の前記論理情報を比較することにより、故障の疑い
    のある前記基本論理回路を特定する第2の特定手段とを
    備えることを特徴とする診断システム。
  2. 【請求項2】 前記第1の特定手段は、前記SCANチ
    ェーンからの出力情報を基に、期待値異常として測定さ
    れた該SCANチェーンへの入力に対応する組合せ回路
    群を故障の疑いのある組み合わせ回路として特定するこ
    とを特徴とする請求項1に記載の診断システム。
  3. 【請求項3】 前記第1の抽出手段は、前記SCANチ
    ェーンの出力情報を基に、前記SCANチェーンに囲ま
    れた前記組合せ回路群の論理シミュレーションにより、
    前記組合せ回路群の入力端子の論理情報を抽出すること
    を特徴とする請求項1又は2に記載の診断システム。
  4. 【請求項4】 前記第2の抽出手段が抽出する論理情報
    は、LSIの設計上で使用される基本的な論理を伴う回
    路群を最小単位とする回路における入力論理であること
    を特徴とする請求項1,2又は3に記載の診断システ
    ム。
  5. 【請求項5】 前記第2の特定手段は、論理異常を伴う
    所定のテストベクタ番号での入力論理と同一の論理が正
    常状態での入力論理に存在するかを検索することを特徴
    とする請求項1乃至4のいずれかに記載の診断システ
    ム。
  6. 【請求項6】 前記第2の特定手段は、論理異常を伴う
    所定のテストベクタ番号での入力論理と同一の論理が、
    正常状態での入力論理に存在するかを検索することによ
    り抽出した基本論理回路情報と、前記SCANチェーン
    に囲まれた前記組合せ回路群の期待値異常となる出力端
    子を基に、該組合せ回路群の入力方向へ論理をシミュレ
    ーションにより溯りながら、抽出した故障の疑いのある
    箇所情報の重なり合った箇所を故障箇所として特定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の診断システム。
  7. 【請求項7】 前記第2の特定手段は、論理異常を伴う
    所定のテストベクタ番号での入力論理及び出力論理と同
    一の論理が正常状態での入力論理及び出力論理に存在す
    るかを検索することを特徴とする請求項1に記載の診断
    システム。
  8. 【請求項8】 前記第2の特定手段は、論理異常を伴う
    所定のテストベクタ番号での入力論理及び出力論理と同
    一の論理が正常状態での入力論理及び出力論理に存在す
    るかを検索することにより抽出した基本論理回路情報
    と、前記SCANチェーンに囲まれた前記組合せ回路群
    の期待値異常となる出力端子を基に、該組合せ回路の入
    力方向へ論理をシミュレーションにより溯りながら抽出
    した故障の疑いのある箇所情報の重なり合った箇所を故
    障箇所として特定することを特徴とする請求項1に記載
    の診断システム。
  9. 【請求項9】 回路内部に作り込まれたフリップフロッ
    プ回路を直列に接続し、任意の制御信号によりフリップ
    フロップ回路内部に保持された論理情報を出力するSC
    ANチェーン回路を有するLSIの故障個所を診断する
    診断システムであって、 前記SCANチェーン回路に囲まれた組合せ回路群か
    ら、故障の疑いのある組合せ回路群を特定する第1の特
    定手段を備えるテストシステムと、 前記第1の特定手段によって特定された前記組合せ回路
    群の入力端子の論理情報を抽出する第1の抽出手段と、
    前記組合せ回路群を構成する基本論理回路に入力する論
    理情報を抽出する第2の抽出手段とを備えるシミュレー
    ションシステムと、 前記第2の抽出手段によって抽出された前記基本論理回
    路毎の前記論理情報を比較することにより、故障の疑い
    のある前記基本論理回路を特定する第2の特定手段を備
    える情報機器とからなり、 前記テストシステムと、前記シミュレーションシステム
    と、前記情報機器は、所定のネットワークを介して接続
    されることを特徴とする診断システム。
  10. 【請求項10】 回路内部に作り込まれたフリップフロ
    ップ回路を直列に接続し、任意の制御信号によりフリッ
    プフロップ回路内部に保持された論理情報を出力するS
    CANチェーン回路を有するLSIの故障個所を診断す
    る診断方法であって、 前記SCANチェーン回路に囲まれた組合せ回路群か
    ら、故障の疑いのある組合せ回路群を特定する第1の特
    定ステップと、 前記第1の特定ステップにおいて特定された前記組合せ
    回路群の入力端子の論理情報を抽出する第1の抽出ステ
    ップと、 前記組合せ回路群を構成する基本論理回路に入力する論
    理情報を抽出する第2の抽出ステップと、 前記第2の抽出ステップにおいて抽出された前記基本論
    理回路毎の前記論理情報を比較することにより、故障の
    疑いのある前記基本論理回路を特定する第2の特定ステ
    ップとを備えることを特徴とする診断方法。
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