JP2003083381A - 油圧緩衝器のチューブ構造及びチューブ製造方法 - Google Patents
油圧緩衝器のチューブ構造及びチューブ製造方法Info
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- JP2003083381A JP2003083381A JP2001275289A JP2001275289A JP2003083381A JP 2003083381 A JP2003083381 A JP 2003083381A JP 2001275289 A JP2001275289 A JP 2001275289A JP 2001275289 A JP2001275289 A JP 2001275289A JP 2003083381 A JP2003083381 A JP 2003083381A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 リブを備える、外筒及び/又は内筒をポート
ホール押出しにより成形するに際し、接合面の衝撃に対
する強度を向上し、腐食に対する耐久性を向上するこ
と。 【解決手段】 外筒12と内筒13をリブ14にて結合
した構造からなる油圧緩衝器10のチューブ構造におい
て、外筒12がリブ14を備えるとともに、その周方向
の複数位置に接合面12Aをもつポートホール押出しに
より成形され、該接合面12Aがリブ14に設定されて
なること。
ホール押出しにより成形するに際し、接合面の衝撃に対
する強度を向上し、腐食に対する耐久性を向上するこ
と。 【解決手段】 外筒12と内筒13をリブ14にて結合
した構造からなる油圧緩衝器10のチューブ構造におい
て、外筒12がリブ14を備えるとともに、その周方向
の複数位置に接合面12Aをもつポートホール押出しに
より成形され、該接合面12Aがリブ14に設定されて
なること。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は油圧緩衝器のチュー
ブ構造及びチューブ製造方法に関する。
ブ構造及びチューブ製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、油圧緩衝器のチューブ構造とし
て、実開平4-84842号公報に記載の如く、アルミ合金等
の押出し成形により、外筒と内筒をリブにて結合したハ
ニカム構造からなるものがある。この内外筒一体のチュ
ーブによれば、外筒がリブを介して内筒に支持されるか
ら、チューブ強度を向上できるし、内筒と外筒をリブに
よってセンタリングして組付作業性を向上できる。
て、実開平4-84842号公報に記載の如く、アルミ合金等
の押出し成形により、外筒と内筒をリブにて結合したハ
ニカム構造からなるものがある。この内外筒一体のチュ
ーブによれば、外筒がリブを介して内筒に支持されるか
ら、チューブ強度を向上できるし、内筒と外筒をリブに
よってセンタリングして組付作業性を向上できる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来技術において、リ
ブを備える、外筒及び/又は内筒をポートホール押出し
により成形する場合には、ポートホールダイスの周方向
の複数位置に設けたポート部においてアルミ合金等のビ
レットを分割し、この分割体をチャンバー部において再
度接合することにより、リブをもつ外筒及び/又は内筒
を形成することになる。
ブを備える、外筒及び/又は内筒をポートホール押出し
により成形する場合には、ポートホールダイスの周方向
の複数位置に設けたポート部においてアルミ合金等のビ
レットを分割し、この分割体をチャンバー部において再
度接合することにより、リブをもつ外筒及び/又は内筒
を形成することになる。
【0004】従って、外筒及び/又は内筒は、周方向で
いくつかの接合面をもち、接合面において強度的に弱
く、応力によって接合面の剥離を生じ、剥離面からの腐
食、破損を生ずる虞がある。
いくつかの接合面をもち、接合面において強度的に弱
く、応力によって接合面の剥離を生じ、剥離面からの腐
食、破損を生ずる虞がある。
【0005】本発明の課題は、リブを備える、外筒及び
/又は内筒をポートホール押出しにより成形するに際
し、接合面の衝撃に対する強度を向上し、腐食に対する
耐久性を向上することにある。
/又は内筒をポートホール押出しにより成形するに際
し、接合面の衝撃に対する強度を向上し、腐食に対する
耐久性を向上することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、外筒
と内筒をリブにて結合した構造からなる油圧緩衝器のチ
ューブ構造において、外筒及び/又は内筒が複数のリブ
を備えるとともに、それらの周方向の少なくとも1つ以
上の位置に接合面をもつポートホール押出しにより成形
され、該接合面が前記リブの少なくとも1つ以上に設定
されてなるようにしたものである。
と内筒をリブにて結合した構造からなる油圧緩衝器のチ
ューブ構造において、外筒及び/又は内筒が複数のリブ
を備えるとともに、それらの周方向の少なくとも1つ以
上の位置に接合面をもつポートホール押出しにより成形
され、該接合面が前記リブの少なくとも1つ以上に設定
されてなるようにしたものである。
【0007】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て更に、前記外筒及び/又は内筒の周方向に設けた全て
のリブに接合面をもつようにしたものである。
て更に、前記外筒及び/又は内筒の周方向に設けた全て
のリブに接合面をもつようにしたものである。
【0008】請求項3の発明は、外筒と内筒をリブにて
結合した構造からなる油圧緩衝器のチューブ製造方法に
おいて、外筒及び/又は内筒を、複数のリブを備えると
ともに、それらの周方向の少なくとも1つ以上の位置に
接合面をもつポートホール押出しにより成形するに際
し、該接合面を前記リブの少なくとも1つ以上に設定し
たものである。
結合した構造からなる油圧緩衝器のチューブ製造方法に
おいて、外筒及び/又は内筒を、複数のリブを備えると
ともに、それらの周方向の少なくとも1つ以上の位置に
接合面をもつポートホール押出しにより成形するに際
し、該接合面を前記リブの少なくとも1つ以上に設定し
たものである。
【0009】請求項4の発明は、請求項3の発明におい
て更に、前記外筒と内筒を別々に成形し、外筒の内部に
内筒を挿入した状態で、外筒と内筒を結合するようにし
たものである。
て更に、前記外筒と内筒を別々に成形し、外筒の内部に
内筒を挿入した状態で、外筒と内筒を結合するようにし
たものである。
【0010】
【作用】請求項1、3の発明によれば下記、の作用
がある。 複数のリブを備える、外筒及び/又は内筒をポートホ
ール押出しにより成形するに際し、ポートホールダイス
のポート部においてビレットを分割し、その後この分割
体をチャンバー部で再度接合して形成される接合面を、
リブの少なくとも1つ以上に設定した。従って、外筒及
び/又は内筒の接合面を非リブ部分に設定するものに比
して、この接合面の面積をリブの厚み(チューブ径方向
サイズ)により増大化し、接合面の衝撃に対する強度を
向上し、腐食に対する耐久性も向上できる。もし、接合
面の腐食が発生しても、リブの厚肉部分であり、耐久性
を損なわない。
がある。 複数のリブを備える、外筒及び/又は内筒をポートホ
ール押出しにより成形するに際し、ポートホールダイス
のポート部においてビレットを分割し、その後この分割
体をチャンバー部で再度接合して形成される接合面を、
リブの少なくとも1つ以上に設定した。従って、外筒及
び/又は内筒の接合面を非リブ部分に設定するものに比
して、この接合面の面積をリブの厚み(チューブ径方向
サイズ)により増大化し、接合面の衝撃に対する強度を
向上し、腐食に対する耐久性も向上できる。もし、接合
面の腐食が発生しても、リブの厚肉部分であり、耐久性
を損なわない。
【0011】リブの少なくとも1つ以上に接合面を設
けるから、リブの数により外筒及び/又は内筒の分割箇
所が決まる。リブの数が多いと、強度は向上するが、リ
ザーバ室の容積が減り、重量が増える。リブの数が少な
いと、強度が低下する。従って、車重に合せたリブの数
を設定する。特にリブを対称位置に設けると剛性、強度
が向上する。
けるから、リブの数により外筒及び/又は内筒の分割箇
所が決まる。リブの数が多いと、強度は向上するが、リ
ザーバ室の容積が減り、重量が増える。リブの数が少な
いと、強度が低下する。従って、車重に合せたリブの数
を設定する。特にリブを対称位置に設けると剛性、強度
が向上する。
【0012】請求項2の発明によれば下記の作用があ
る。 外筒及び/又は内筒の周方向に設けた全てのリブに接
合面を設けることにより、押出条件(肉厚)が安定し、
成形後の形状も安定する。
る。 外筒及び/又は内筒の周方向に設けた全てのリブに接
合面を設けることにより、押出条件(肉厚)が安定し、
成形後の形状も安定する。
【0013】請求項4の発明によれば下記〜の作用
がある。 外筒と内筒の成形は、一方にはリブを出すだけ、他方
は単なる円管状にするだけのものであり、それらの成形
サイズの自由度は大きい。従って、外筒を小径、薄肉に
しながら、外筒と内筒の間に必要なリザーバの容積を確
保しながら、チューブのサイズをコンパクトにできる。
がある。 外筒と内筒の成形は、一方にはリブを出すだけ、他方
は単なる円管状にするだけのものであり、それらの成形
サイズの自由度は大きい。従って、外筒を小径、薄肉に
しながら、外筒と内筒の間に必要なリザーバの容積を確
保しながら、チューブのサイズをコンパクトにできる。
【0014】外筒と内筒は同一材料(同種金属)又は
別材料(異種金属)で形成できる。例えば、外筒を6000
系アルミで、内筒を2000系アルミで作成することによ
り、チューブの強度を上げることができ、完全一体成形
のチューブよりも軽量としながら、強度も確保できる。
別材料(異種金属)で形成できる。例えば、外筒を6000
系アルミで、内筒を2000系アルミで作成することによ
り、チューブの強度を上げることができ、完全一体成形
のチューブよりも軽量としながら、強度も確保できる。
【0015】外筒と内筒が完全には一体化していない
から、外筒と内筒の間に挟持される内蔵部品(軸封部や
ボトムピース)に、外筒が全長で生成する大きな弾性的
軸力を付与してこれらを簡易に確実に保持できる。従っ
て、ばね材等の軸力保持手段を付加する必要がない。
から、外筒と内筒の間に挟持される内蔵部品(軸封部や
ボトムピース)に、外筒が全長で生成する大きな弾性的
軸力を付与してこれらを簡易に確実に保持できる。従っ
て、ばね材等の軸力保持手段を付加する必要がない。
【0016】
【発明の実施の形態】図1は第1実施形態の油圧緩衝器
を示す半断面図、図2はダンパチューブの上端部を示す
拡大図、図3はダンパチューブの下端部を示す拡大図、
図4はダンパチューブを示す横断面図、図5はダンパチ
ューブの製造工程を示す工程図、図6は第2実施形態の
ダンパチューブを示す横断面図、図7は第3実施形態の
ダンパチューブを示す横断面図、図8は第4実施形態の
ダンパチューブを示す横断面図である。
を示す半断面図、図2はダンパチューブの上端部を示す
拡大図、図3はダンパチューブの下端部を示す拡大図、
図4はダンパチューブを示す横断面図、図5はダンパチ
ューブの製造工程を示す工程図、図6は第2実施形態の
ダンパチューブを示す横断面図、図7は第3実施形態の
ダンパチューブを示す横断面図、図8は第4実施形態の
ダンパチューブを示す横断面図である。
【0017】(第1実施形態)(図1〜図4)
図1は、ストラット型サスペンションを構成する複筒型
式油圧緩衝器10であり、ダンパチューブ11を外筒
(アウタチューブ)12と内筒(シリンダ)13からな
る二重管とし、外筒12、内筒13を後述するリブ14
によって同芯に結合している。油圧緩衝器10は、外筒
12に内蔵の内筒13に中空ピストンロッド15を挿入
し、ピストンロッド15の上端部に固定の取付ブラケッ
ト(不図示)を車体に連結し、外筒12の下端部をナッ
クルブラケット16により車輪側に連結し、車両の懸架
装置を構成する。ナックルブラケット16は外筒12の
下端部外周に巻回され、溶接されている。
式油圧緩衝器10であり、ダンパチューブ11を外筒
(アウタチューブ)12と内筒(シリンダ)13からな
る二重管とし、外筒12、内筒13を後述するリブ14
によって同芯に結合している。油圧緩衝器10は、外筒
12に内蔵の内筒13に中空ピストンロッド15を挿入
し、ピストンロッド15の上端部に固定の取付ブラケッ
ト(不図示)を車体に連結し、外筒12の下端部をナッ
クルブラケット16により車輪側に連結し、車両の懸架
装置を構成する。ナックルブラケット16は外筒12の
下端部外周に巻回され、溶接されている。
【0018】油圧緩衝器10は、外筒12の外周の下ス
プリングシート17と、ピストンロッド15の上端部の
取付ブラケットにスラスト軸受(不図示)を介して背面
支持した上スプリングシート(不図示)の間に懸架ばね
18を介装している。
プリングシート17と、ピストンロッド15の上端部の
取付ブラケットにスラスト軸受(不図示)を介して背面
支持した上スプリングシート(不図示)の間に懸架ばね
18を介装している。
【0019】油圧緩衝器10は、内筒13に挿入される
ピストンロッド15のためのロッドガイド21(ブッシ
ュ22)とオイルシール23からなる軸封部20を、内
筒13の上端部と外筒12の上端部の間に後述する如く
に固定している。
ピストンロッド15のためのロッドガイド21(ブッシ
ュ22)とオイルシール23からなる軸封部20を、内
筒13の上端部と外筒12の上端部の間に後述する如く
に固定している。
【0020】尚、油圧緩衝器10は、外筒12の上端部
にバンプストッパ24を備え、ピストンロッド15が備
えるバンプラバー(不図示)をバンプストッパ24に衝
合せしめて最圧縮ストロークを規制する。また、ピスト
ンロッド15は内筒13への挿入部にリバウンドシート
25、リバウンドラバー26を備え、リバウンドラバー
26をロッドガイド21に衝合せしめて最伸長ストロー
クを規制する。
にバンプストッパ24を備え、ピストンロッド15が備
えるバンプラバー(不図示)をバンプストッパ24に衝
合せしめて最圧縮ストロークを規制する。また、ピスト
ンロッド15は内筒13への挿入部にリバウンドシート
25、リバウンドラバー26を備え、リバウンドラバー
26をロッドガイド21に衝合せしめて最伸長ストロー
クを規制する。
【0021】油圧緩衝器10は、ピストンバルブ装置3
0とベースバルブ装置50を有し、それらが発生する減
衰力により、懸架ばね18による衝撃力の吸収に伴うピ
ストンロッド15の伸縮振動を制振する。
0とベースバルブ装置50を有し、それらが発生する減
衰力により、懸架ばね18による衝撃力の吸収に伴うピ
ストンロッド15の伸縮振動を制振する。
【0022】(ピストンバルブ装置30)(図1、図
3) ピストンバルブ装置30は、図3に示す如く、ピストン
ロッド15のピストン装着部31にバルブストッパ3
2、バルブシート33、チェックバルブ34、ピストン
35、ディスクバルブ36、バルブシート37、バルブ
ストッパ38を装着し、これらをナット39で固定し、
更にピストンロッド15の外端面を加締加工してこのナ
ット39の固着化を図っている。そして、ピストン35
は、内筒13の内部をピストンロッド15が収容されな
いピストン側油室40Aと、ピストンロッド15が収容
されるロッド側油室40Bとに区画し、両油室40A、
40Bを連通する圧側流路41Aと伸側流路41Bを備
える。圧側流路41Aはチェックバルブ34により開閉
され、伸側流路41Bはディスクバルブ36により開閉
される。
3) ピストンバルブ装置30は、図3に示す如く、ピストン
ロッド15のピストン装着部31にバルブストッパ3
2、バルブシート33、チェックバルブ34、ピストン
35、ディスクバルブ36、バルブシート37、バルブ
ストッパ38を装着し、これらをナット39で固定し、
更にピストンロッド15の外端面を加締加工してこのナ
ット39の固着化を図っている。そして、ピストン35
は、内筒13の内部をピストンロッド15が収容されな
いピストン側油室40Aと、ピストンロッド15が収容
されるロッド側油室40Bとに区画し、両油室40A、
40Bを連通する圧側流路41Aと伸側流路41Bを備
える。圧側流路41Aはチェックバルブ34により開閉
され、伸側流路41Bはディスクバルブ36により開閉
される。
【0023】これにより、油圧緩衝器10のピストンバ
ルブ装置30にあっては、圧縮時に、ピストン側油室4
0Aの油が圧側流路41Aを通りチェックバルブ34を
たわみ変形させて開き、ロッド側油室40Bに導かれ
る。また、伸長時には、ロッド側油室40Bの油が伸側
流路41Bを通りディスクバルブ36をたわみ変形させ
て開き、ピストン側油室40Aに導かれ、伸側減衰力を
生ずる。
ルブ装置30にあっては、圧縮時に、ピストン側油室4
0Aの油が圧側流路41Aを通りチェックバルブ34を
たわみ変形させて開き、ロッド側油室40Bに導かれ
る。また、伸長時には、ロッド側油室40Bの油が伸側
流路41Bを通りディスクバルブ36をたわみ変形させ
て開き、ピストン側油室40Aに導かれ、伸側減衰力を
生ずる。
【0024】(ベースバルブ装置50)(図1、図3)
油圧緩衝器10は、外筒12と内筒13の間隙をリザー
バ室51とし、このリザーバ室51の内部を油室とガス
室とに区画している。そして、ベースバルブ装置50
は、外筒12の下端底部をキャップ52、Oリング52
Aによって後述する如くに閉じ、内筒13の下端部に、
ピストン側油室40Aとリザーバ室51とを仕切るボト
ムピース53を後述する如くに固定して構成され、この
ボトムピース53とキャップ52との間に設けた流路5
4により、リザーバ室51とピストン側油室40Aとを
連絡する。尚、ボトムピース53にはボルト55(ナッ
ト55A)が挿着され、ボルト55とナット55Aの間
にディスクバルブ56、ボトムピース53、チェックバ
ルブ57、ばね58を介装している。
バ室51とし、このリザーバ室51の内部を油室とガス
室とに区画している。そして、ベースバルブ装置50
は、外筒12の下端底部をキャップ52、Oリング52
Aによって後述する如くに閉じ、内筒13の下端部に、
ピストン側油室40Aとリザーバ室51とを仕切るボト
ムピース53を後述する如くに固定して構成され、この
ボトムピース53とキャップ52との間に設けた流路5
4により、リザーバ室51とピストン側油室40Aとを
連絡する。尚、ボトムピース53にはボルト55(ナッ
ト55A)が挿着され、ボルト55とナット55Aの間
にディスクバルブ56、ボトムピース53、チェックバ
ルブ57、ばね58を介装している。
【0025】即ち、油圧緩衝器10の圧縮時には、内筒
13に進入するピストンロッド15の進入容積分の油が
チェックバルブ57の開口、ボトムピース53の流路5
3Aを通ってディスクバルブ56をたわみ変形させて開
き、ピストン側油室40Aからボトムピース53の流路
53A、流路54経由でリザーバ室51へ押出され、圧
側の減衰力を得る。
13に進入するピストンロッド15の進入容積分の油が
チェックバルブ57の開口、ボトムピース53の流路5
3Aを通ってディスクバルブ56をたわみ変形させて開
き、ピストン側油室40Aからボトムピース53の流路
53A、流路54経由でリザーバ室51へ押出され、圧
側の減衰力を得る。
【0026】また、油圧緩衝器10の伸長時には、内筒
13から退出するピストンロッド15の退出容積分の油
が、ばね58に抗してチェックバルブ57を押し開き、
リザーバ室51から流路54、ボトムピース53の流路
53B経由でピストン側油室40Aに補給される。
13から退出するピストンロッド15の退出容積分の油
が、ばね58に抗してチェックバルブ57を押し開き、
リザーバ室51から流路54、ボトムピース53の流路
53B経由でピストン側油室40Aに補給される。
【0027】しかるに、油圧緩衝器10にあっては、ダ
ンパチューブ11の構成、軸封部20の固定構造、ボト
ムピース53の固定構造を以下の如くにしている。
ンパチューブ11の構成、軸封部20の固定構造、ボト
ムピース53の固定構造を以下の如くにしている。
【0028】(A)ダンパチューブ11の構成(図1〜図
4) ダンパチューブ11は、図4に示す如く、外筒12と内
筒13のそれぞれを押出し成形により別々に成形し、外
筒12の内周壁にリブ14を一体成形したものを用い、
外筒12の内部に内筒13を挿入した状態で、外筒12
を縮径してそのリブ14の先端部を内筒13に圧接する
ことにより、外筒12と内筒13を一体結合する。
4) ダンパチューブ11は、図4に示す如く、外筒12と内
筒13のそれぞれを押出し成形により別々に成形し、外
筒12の内周壁にリブ14を一体成形したものを用い、
外筒12の内部に内筒13を挿入した状態で、外筒12
を縮径してそのリブ14の先端部を内筒13に圧接する
ことにより、外筒12と内筒13を一体結合する。
【0029】リブ14は、外筒12と内筒13の周方向
に等間隔に、本実施形態では6本設けられ、外筒12と
内筒13の軸方向の略全長に渡り、内筒13の上端部よ
り一定長下方まで、内筒13の下端部より一定長上方ま
での範囲に延在される。リブ14は、内筒13の上端部
より一定長下方の上端面の上部に、外筒12と内筒13
の間の周方向に連続する環状連続空間61を形成し、軸
封部20においてピストンロッド15がブッシュ22を
通ってロッドガイド21の上面とオイルシール23の間
にまで掻上げた油をロッドガイド21の油戻し路21A
からリザーバ室51に戻すとき、この油を環状連続空間
61から外筒12と内筒13の間のリブ14により区分
されたリザーバ室51の各室(6室)へばらつきなく均
等に分配可能とする。リブ14は、内筒13の下端部の
一定長上方の下端面の下部に、外筒12と内筒13の間
の周方向に連続する環状連続空間62を形成し、油圧緩
衝器10の圧縮時に、ボトムピース53の流路53A、
流路54経由でピストン側油室40Aから押出されてく
る油を、環状連続空間62から外筒12と内筒13の間
のリブ14により区分されたリザーバ室51の各室(6
室)へばらつきなく均等に分配可能とする。
に等間隔に、本実施形態では6本設けられ、外筒12と
内筒13の軸方向の略全長に渡り、内筒13の上端部よ
り一定長下方まで、内筒13の下端部より一定長上方ま
での範囲に延在される。リブ14は、内筒13の上端部
より一定長下方の上端面の上部に、外筒12と内筒13
の間の周方向に連続する環状連続空間61を形成し、軸
封部20においてピストンロッド15がブッシュ22を
通ってロッドガイド21の上面とオイルシール23の間
にまで掻上げた油をロッドガイド21の油戻し路21A
からリザーバ室51に戻すとき、この油を環状連続空間
61から外筒12と内筒13の間のリブ14により区分
されたリザーバ室51の各室(6室)へばらつきなく均
等に分配可能とする。リブ14は、内筒13の下端部の
一定長上方の下端面の下部に、外筒12と内筒13の間
の周方向に連続する環状連続空間62を形成し、油圧緩
衝器10の圧縮時に、ボトムピース53の流路53A、
流路54経由でピストン側油室40Aから押出されてく
る油を、環状連続空間62から外筒12と内筒13の間
のリブ14により区分されたリザーバ室51の各室(6
室)へばらつきなく均等に分配可能とする。
【0030】ダンパチューブ11は以下の手順で製造さ
れる(図5)。 (1)外筒成形工程 ポートホール押出し装置100(コンテナ101、オス
型ダイ102、メス型ダイ103、ダイバッカー10
4)を用いて、例えばアルミ合金のビレット1を押出
し、周方向の複数位置にリブ14を備えた外筒12を押
出し成形する。ビレット1はポートホールダイスの周方
向の複数位置に設けたポート部において複数の分割体に
分割され、その後この分割体がチャンバー部で再度接合
される結果、外筒12は周方向の複数位置に接合面12
Aをもつ。
れる(図5)。 (1)外筒成形工程 ポートホール押出し装置100(コンテナ101、オス
型ダイ102、メス型ダイ103、ダイバッカー10
4)を用いて、例えばアルミ合金のビレット1を押出
し、周方向の複数位置にリブ14を備えた外筒12を押
出し成形する。ビレット1はポートホールダイスの周方
向の複数位置に設けたポート部において複数の分割体に
分割され、その後この分割体がチャンバー部で再度接合
される結果、外筒12は周方向の複数位置に接合面12
Aをもつ。
【0031】ここで、外筒12にあっては、ポートホー
ル押出しに起因して生成される接合面12Aを、リブ1
4の中央部に設定している。接合面12Aは外筒12の
周方向の3位置に設け、リブ14は3個又は6個(本実
施形態ではリブ14を6個とし、それら6個のリブ14
の1つおきに接合面12Aを設けた)とすることができ
る。リブ14に設けた接合面12Aは、必ずしもリブ1
4の中央に設定されていなくても良い。リブ14の幅内
に設ければ良く、接合面12Aが中央から外れた場合で
も、強度、耐久性に影響しない。
ル押出しに起因して生成される接合面12Aを、リブ1
4の中央部に設定している。接合面12Aは外筒12の
周方向の3位置に設け、リブ14は3個又は6個(本実
施形態ではリブ14を6個とし、それら6個のリブ14
の1つおきに接合面12Aを設けた)とすることができ
る。リブ14に設けた接合面12Aは、必ずしもリブ1
4の中央に設定されていなくても良い。リブ14の幅内
に設ければ良く、接合面12Aが中央から外れた場合で
も、強度、耐久性に影響しない。
【0032】(2)内筒成形工程
マンドレル押出し装置200(コンテナ201、ダイ2
02、マンドレル203、ステム204、ディスク20
5)を用いて、例えばアルミ合金のビレット2を押出
し、円環状内筒13を押出し成形する。内筒13は周方
向に連続していて接合面を生成されることがなく、高強
度である。
02、マンドレル203、ステム204、ディスク20
5)を用いて、例えばアルミ合金のビレット2を押出
し、円環状内筒13を押出し成形する。内筒13は周方
向に連続していて接合面を生成されることがなく、高強
度である。
【0033】上述(1)、(2)で、外筒12と内筒13は、
外筒12の内周壁のリブ14の内径と、内筒13の外径
の間に、一定の隙間ができるように成形される。
外筒12の内周壁のリブ14の内径と、内筒13の外径
の間に、一定の隙間ができるように成形される。
【0034】(3)接合工程
外筒12のリブ14の内部に上述の一定の隙間を介して
内筒13を挿入した状態で、内筒13の内部に心金(プ
ラグ)301を入れ、外筒12の外径をダイス302で
縮径するように絞ることで、外筒12の内外径を縮径
し、外筒12のリブ14を内筒13の外径に圧接するこ
とにより、外筒12と内筒13を一体結合する。
内筒13を挿入した状態で、内筒13の内部に心金(プ
ラグ)301を入れ、外筒12の外径をダイス302で
縮径するように絞ることで、外筒12の内外径を縮径
し、外筒12のリブ14を内筒13の外径に圧接するこ
とにより、外筒12と内筒13を一体結合する。
【0035】(B)軸封部20の固定構造(図2)
ダンパチューブ11は、外筒12の上端部を内筒13の
上端部よりも上方に長く延長し、この外筒12の上端部
と内筒13の上端部の間の部分に軸封部20のロッドガ
イド21(ブッシュ22)、オイルシール23を固定し
ている。ロッドガイド21は、下端側小外径部を内筒1
3の内径に、上端側大外径部を外筒12の内径に嵌合さ
れるとともに、小外径部の上側段差部を内筒13の上端
に載せ、その上面にオイルシール23、座金72を載置
した状態において、このオイルシール23とともに外筒
12の上端部の加締部71により固定される。
上端部よりも上方に長く延長し、この外筒12の上端部
と内筒13の上端部の間の部分に軸封部20のロッドガ
イド21(ブッシュ22)、オイルシール23を固定し
ている。ロッドガイド21は、下端側小外径部を内筒1
3の内径に、上端側大外径部を外筒12の内径に嵌合さ
れるとともに、小外径部の上側段差部を内筒13の上端
に載せ、その上面にオイルシール23、座金72を載置
した状態において、このオイルシール23とともに外筒
12の上端部の加締部71により固定される。
【0036】(C)ボトムピース53の固定構造(図3)
ダンパチューブ11は、外筒12の下端部を内筒13の
下端部よりも下方に長く延長し、この外筒12の下端部
と内筒13の下端部の間の部分にボトムピース53、キ
ャップ52(Oリング52A)を固定している。ボトム
ピース53は、上端側小外径部を内筒13の内径に嵌合
されるとともに、小外径部の下側段差部を内筒13の下
端に嵌め、その下面の脚部81のテーパ状座面をキャッ
プ52の陥凹座面上にセンタリングさせて着座させた状
態において、このキャップ52とともに外筒12の下端
部の加締部82により、座金83を介して固定される。
下端部よりも下方に長く延長し、この外筒12の下端部
と内筒13の下端部の間の部分にボトムピース53、キ
ャップ52(Oリング52A)を固定している。ボトム
ピース53は、上端側小外径部を内筒13の内径に嵌合
されるとともに、小外径部の下側段差部を内筒13の下
端に嵌め、その下面の脚部81のテーパ状座面をキャッ
プ52の陥凹座面上にセンタリングさせて着座させた状
態において、このキャップ52とともに外筒12の下端
部の加締部82により、座金83を介して固定される。
【0037】従って、本実施形態によれば、以下の作用
がある。 リブ14を備える外筒12をポートホール押出しによ
り成形するに際し、ポートホールダイスのポート部にお
いてビレット1を分割し、その後この分割体をチャンバ
ー部で再度接合して形成される接合面12Aを、全6個
のリブ14のうちの1つおきの3個のリブ14の中央部
に設定した。従って、外筒12の接合面12Aを非リブ
部分に設定するものに比して、この接合面12Aの面積
をリブ14の厚み(チューブ径方向サイズ)により増大
化し、接合面12Aの衝撃に対する強度を向上し、腐食
に対する耐久性も向上できる。もし、接合面12Aの腐
食が発生しても、リブ14の厚肉部分であり、耐久性を
損なわない。
がある。 リブ14を備える外筒12をポートホール押出しによ
り成形するに際し、ポートホールダイスのポート部にお
いてビレット1を分割し、その後この分割体をチャンバ
ー部で再度接合して形成される接合面12Aを、全6個
のリブ14のうちの1つおきの3個のリブ14の中央部
に設定した。従って、外筒12の接合面12Aを非リブ
部分に設定するものに比して、この接合面12Aの面積
をリブ14の厚み(チューブ径方向サイズ)により増大
化し、接合面12Aの衝撃に対する強度を向上し、腐食
に対する耐久性も向上できる。もし、接合面12Aの腐
食が発生しても、リブ14の厚肉部分であり、耐久性を
損なわない。
【0038】1つおきの3個のリブ14の中央部に接
合面12Aを設けるから、リブ14の数により外筒12
の分割箇所が決まる。リブ14の数が多いと、強度は向
上するが、リザーバ室51の容積が減り、重量が増え
る。リブ14の数が少ないと、強度が低下する。従っ
て、車重に合せたリブ14の数を設定する。
合面12Aを設けるから、リブ14の数により外筒12
の分割箇所が決まる。リブ14の数が多いと、強度は向
上するが、リザーバ室51の容積が減り、重量が増え
る。リブ14の数が少ないと、強度が低下する。従っ
て、車重に合せたリブ14の数を設定する。
【0039】外筒12と内筒13の成形は、一方には
リブ14を出すだけ、他方は単なる円管状にするだけの
ものであり、それらの成形サイズの自由度は大きい。従
って、外筒12を小径、薄肉にしながら、外筒12と内
筒13の間に必要なリザーバ室51の容積を確保しなが
ら、ダンパチューブ11のサイズをコンパクトにでき
る。
リブ14を出すだけ、他方は単なる円管状にするだけの
ものであり、それらの成形サイズの自由度は大きい。従
って、外筒12を小径、薄肉にしながら、外筒12と内
筒13の間に必要なリザーバ室51の容積を確保しなが
ら、ダンパチューブ11のサイズをコンパクトにでき
る。
【0040】外筒12と内筒13は同一材料(同種金
属)又は別材料(異種金属)で形成できる。例えば、外
筒12を6000系アルミで、内筒13を2000系アルミで作
成することにより、ダンパチューブ11の強度を上げる
ことができ、完全一体成形のダンパチューブ11よりも
軽量としながら、強度も確保できる。
属)又は別材料(異種金属)で形成できる。例えば、外
筒12を6000系アルミで、内筒13を2000系アルミで作
成することにより、ダンパチューブ11の強度を上げる
ことができ、完全一体成形のダンパチューブ11よりも
軽量としながら、強度も確保できる。
【0041】外筒12と内筒13が完全には一体化し
ていないから、外筒12と内筒13の間に挟持される内
蔵部品(軸封部20やボトムピース53)に、外筒12
が全長で生成する大きな弾性的軸力を付与してこれらを
簡易に確実に保持できる。従って、ばね材等の軸力保持
手段を付加する必要がない。
ていないから、外筒12と内筒13の間に挟持される内
蔵部品(軸封部20やボトムピース53)に、外筒12
が全長で生成する大きな弾性的軸力を付与してこれらを
簡易に確実に保持できる。従って、ばね材等の軸力保持
手段を付加する必要がない。
【0042】(第2実施形態)(図6)
第2実施形態が第1実施形態と異なる点は、外筒12の
周方向に設けたリブ14の数と同じだけの接合面12A
をリブ14に配置するようにしたものである。リブ14
は4〜8個程度設けることが望ましく、本実施形態では
外周12の周方向に8個のリブ14を設け、それら全て
のリブ14のそれぞれに接合面12Aを設け、全8箇所
の接合面12Aとしたものである。
周方向に設けたリブ14の数と同じだけの接合面12A
をリブ14に配置するようにしたものである。リブ14
は4〜8個程度設けることが望ましく、本実施形態では
外周12の周方向に8個のリブ14を設け、それら全て
のリブ14のそれぞれに接合面12Aを設け、全8箇所
の接合面12Aとしたものである。
【0043】従って、第2実施形態によれば、外筒12
の周方向に設けた全てのリブ14に接合面12Aを設け
ることにより、押出条件(肉厚)が安定し、成形後の形
状も安定する。
の周方向に設けた全てのリブ14に接合面12Aを設け
ることにより、押出条件(肉厚)が安定し、成形後の形
状も安定する。
【0044】尚、第2実施形態では、外筒12の内周壁
に一体成形した各リブ14のリブ本体14Aの先端部に
広巾圧接面14Bを備えた。広巾圧接面14Bは、リブ
本体14Aの全長に渡り、リブ本体14Aの先端部の周
方向の両側に張り出るように設けられ、フラット面又は
円弧面状の圧接面を備える。これにより、外筒12のリ
ブ14と内筒13の圧接面積を大きくし、それらの一体
結合強度をより強固にできる。
に一体成形した各リブ14のリブ本体14Aの先端部に
広巾圧接面14Bを備えた。広巾圧接面14Bは、リブ
本体14Aの全長に渡り、リブ本体14Aの先端部の周
方向の両側に張り出るように設けられ、フラット面又は
円弧面状の圧接面を備える。これにより、外筒12のリ
ブ14と内筒13の圧接面積を大きくし、それらの一体
結合強度をより強固にできる。
【0045】(第3実施形態)(図7)
第3実施形態が第2実施形態と異なる点は、外筒12と
内筒13のうち、内筒13をポートホール押出しにより
成形して該内筒13の側にリブ14を一体成形し、外筒
12をマンドレル押出しにより成形したことにある。そ
して、内筒13において、ポートホール押出しに起因し
て生成される接合面13Aを、リブ14の中央部に設定
した。接合面13Aは内筒13の周方向の8箇所に設
け、リブ14も8個とし、全てのリブ14に接合面13
Aを持たせた構成である。
内筒13のうち、内筒13をポートホール押出しにより
成形して該内筒13の側にリブ14を一体成形し、外筒
12をマンドレル押出しにより成形したことにある。そ
して、内筒13において、ポートホール押出しに起因し
て生成される接合面13Aを、リブ14の中央部に設定
した。接合面13Aは内筒13の周方向の8箇所に設
け、リブ14も8個とし、全てのリブ14に接合面13
Aを持たせた構成である。
【0046】即ち、第3実施形態によれば、内筒13の
周方向に設けた全てのリブ14に接合面13Aを設ける
ことにより、押出条件(肉厚)が安定し、成形後の形状
も安定する。
周方向に設けた全てのリブ14に接合面13Aを設ける
ことにより、押出条件(肉厚)が安定し、成形後の形状
も安定する。
【0047】
【0048】尚、第3実施形態のリブ14も、リブ本体
14Aの先端部に広巾圧接面14Bを備える。外筒12
の内部に内筒13を挿入した状態で、外筒12を縮径し
て、外筒12を内筒13のリブ14の先端部(広巾圧接
面14B)に圧接することにより、外筒12と内筒13
を一体結合するものとなる。
14Aの先端部に広巾圧接面14Bを備える。外筒12
の内部に内筒13を挿入した状態で、外筒12を縮径し
て、外筒12を内筒13のリブ14の先端部(広巾圧接
面14B)に圧接することにより、外筒12と内筒13
を一体結合するものとなる。
【0049】(第4実施形態)(図8)
第4実施形態が第1実施形態と異なる点は、ダンパチュ
ーブ11を構成する外筒12と内筒13がリブ14を備
えて一体となるものを、ポートホール押出しにより一体
で成形したことにある。そして、ダンパチューブ11に
おいて、ポートホール押出しに起因して生成される接合
面11Aを、リブ14の中央部に設定した。接合面11
Aはチューブ11の周方向の8箇所に設け、リブ14も
8個とし、全てのリブ14に接合面11Aを持たせた構
成である。
ーブ11を構成する外筒12と内筒13がリブ14を備
えて一体となるものを、ポートホール押出しにより一体
で成形したことにある。そして、ダンパチューブ11に
おいて、ポートホール押出しに起因して生成される接合
面11Aを、リブ14の中央部に設定した。接合面11
Aはチューブ11の周方向の8箇所に設け、リブ14も
8個とし、全てのリブ14に接合面11Aを持たせた構
成である。
【0050】即ち、第4実施形態によれば、外筒12及
び内筒13の周方向に設けた全てのリブ14に接合面1
1Aを設けることにより、押出条件(肉厚)が安定し、
成形後の形状も安定する。
び内筒13の周方向に設けた全てのリブ14に接合面1
1Aを設けることにより、押出条件(肉厚)が安定し、
成形後の形状も安定する。
【0051】以上、本発明の実施の形態を図面により詳
述したが、本発明の具体的な構成はこの実施の形態に限
られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の
設計の変更等があっても本発明に含まれる。
述したが、本発明の具体的な構成はこの実施の形態に限
られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の
設計の変更等があっても本発明に含まれる。
【0052】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、リブを備
える、外筒及び/又は内筒をポートホール押出しにより
成形するに際し、接合面の衝撃に対する強度を向上し、
腐食に対する耐久性を向上することができる。
える、外筒及び/又は内筒をポートホール押出しにより
成形するに際し、接合面の衝撃に対する強度を向上し、
腐食に対する耐久性を向上することができる。
【図1】図1は第1実施形態の油圧緩衝器を示す半断面
図である。
図である。
【図2】図2はダンパチューブの上端部を示す拡大図で
ある。
ある。
【図3】図3はダンパチューブの下端部を示す拡大図で
ある。
ある。
【図4】図4はダンパチューブを示す横断面図である。
【図5】図5はダンパチューブの製造工程を示す工程図
である。
である。
【図6】図6は第2実施形態のダンパチューブを示す横
断面図である。
断面図である。
【図7】図7は第3実施形態のダンパチューブを示す横
断面図である。
断面図である。
【図8】図8は第4実施形態のダンパチューブを示す横
断面図である。
断面図である。
10 油圧緩衝器
11 ダンパチューブ
11A 接合面
12 外筒
12A 接合面
13 内筒
13A 接合面
14 リブ
フロントページの続き
(72)発明者 照内 宏雄
埼玉県行田市藤原町1丁目14番地1 株式
会社ショーワ埼玉本社工場内
(72)発明者 山森 史登
埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会
社本田技術研究所内
Fターム(参考) 3J069 AA54 CC10 DD47
Claims (4)
- 【請求項1】 外筒と内筒をリブにて結合した構造から
なる油圧緩衝器のチューブ構造において、 外筒及び/又は内筒が複数のリブを備えるとともに、そ
れらの周方向の少なくとも1つ以上の位置に接合面をも
つポートホール押出しにより成形され、該接合面が前記
リブの少なくとも1つ以上に設定されてなることを特徴
とする油圧緩衝器のチューブ構造。 - 【請求項2】 前記外筒及び/又は内筒の周方向に設け
た全てのリブに接合面をもつ請求項1に記載の油圧緩衝
器のチューブ構造。 - 【請求項3】 外筒と内筒をリブにて結合した構造から
なる油圧緩衝器のチューブ製造方法において、 外筒及び/又は内筒を、複数のリブを備えるとともに、
それらの周方向の少なくとも1つ以上の位置に接合面を
もつポートホール押出しにより成形するに際し、該接合
面を前記リブの少なくとも1つ以上に設定したことを特
徴とする油圧緩衝器のチューブ製造方法。 - 【請求項4】 前記外筒と内筒を別々に成形し、外筒の
内部に内筒を挿入した状態で、外筒と内筒を結合する請
求項3に記載の油圧緩衝器のチューブ製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001275289A JP2003083381A (ja) | 2001-09-11 | 2001-09-11 | 油圧緩衝器のチューブ構造及びチューブ製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001275289A JP2003083381A (ja) | 2001-09-11 | 2001-09-11 | 油圧緩衝器のチューブ構造及びチューブ製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003083381A true JP2003083381A (ja) | 2003-03-19 |
Family
ID=19100172
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001275289A Withdrawn JP2003083381A (ja) | 2001-09-11 | 2001-09-11 | 油圧緩衝器のチューブ構造及びチューブ製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003083381A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| JP2014199062A (ja) * | 2013-03-29 | 2014-10-23 | カヤバ工業株式会社 | フロントフォーク及びフロントフォークの製造方法 |
| WO2016043068A1 (ja) * | 2014-09-16 | 2016-03-24 | Kyb株式会社 | 緩衝器 |
| WO2016043069A1 (ja) * | 2014-09-16 | 2016-03-24 | Kyb株式会社 | 緩衝器 |
| WO2016043067A1 (ja) * | 2014-09-16 | 2016-03-24 | Kyb株式会社 | 緩衝器 |
| JP2017116002A (ja) * | 2015-12-24 | 2017-06-29 | 株式会社ショーワ | 圧力緩衝装置 |
| JP2019005804A (ja) * | 2017-06-28 | 2019-01-17 | 日立オートモティブシステムズ株式会社 | シリンダ装置の製造方法およびシリンダ装置 |
| WO2020137218A1 (ja) * | 2018-12-27 | 2020-07-02 | 日立オートモティブシステムズ株式会社 | 緩衝器 |
-
2001
- 2001-09-11 JP JP2001275289A patent/JP2003083381A/ja not_active Withdrawn
Cited By (13)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| JP2019005804A (ja) * | 2017-06-28 | 2019-01-17 | 日立オートモティブシステムズ株式会社 | シリンダ装置の製造方法およびシリンダ装置 |
| WO2020137218A1 (ja) * | 2018-12-27 | 2020-07-02 | 日立オートモティブシステムズ株式会社 | 緩衝器 |
| JPWO2020137218A1 (ja) * | 2018-12-27 | 2021-10-21 | 日立Astemo株式会社 | 緩衝器 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20081202 |