JP2003082942A - 改装サッシ - Google Patents

改装サッシ

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JP2003082942A JP2001277900A JP2001277900A JP2003082942A JP 2003082942 A JP2003082942 A JP 2003082942A JP 2001277900 A JP2001277900 A JP 2001277900A JP 2001277900 A JP2001277900 A JP 2001277900A JP 2003082942 A JP2003082942 A JP 2003082942A
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Tadashi Mihashi
正 三橋
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 既設のサッシ枠の下枠における窓台室外面か
らの突出部を切り欠くことなく新設のサッシ枠を容易に
取付けることができようにして、施工性の向上を図る。 【解決手段】 建物の開口部2に取付けられている内付
納まりの既設サッシ3のサッシ枠4に取付けられる半外
付納まりの新設のサッシ枠13を有する改装サッシ12
であって、前記既設のサッシ枠4の室外側内周における
少なくとも下枠4b上に取付部材16を設け、該取付部
材16の室外面は窓台1aの室外面と略同じ面上にあ
り、前記新設のサッシ枠13の下枠13bは室内外方向
略中間の外周に取付フィン15を有しており、該取付フ
ィン15を前記取付部材16の室外面に固着具24で固
定してなる。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、改装サッシに係
り、特に既設サッシのサッシ枠を撤去することなく新設
サッシのサッシ枠を取付可能とした改装サッシに関す
る。 【0002】 【従来の技術】建物の開口部に取付けられている既設の
サッシを新しいものに改装する場合、従来では、既設サ
ッシを撤去してから新設サッシを取付ける工法が採られ
ている。しかしながら、この工法では、既設サッシの撤
去に手間がかかるだけでなく、その周縁の外装や内装も
解体しなければならないため、工期や施工コストが多く
かかるという問題があった。 【0003】このような問題を解決するために、既設サ
ッシのサッシ枠を撤去することなく新設サッシのサッシ
枠を取付可能としたリフォーム用サッシ枠が提案されて
いる(特開2001−82031号公報参照)。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記リ
フォーム用サッシ枠においては、室内外方向略中間の外
周に取付フィンを有しており、この取付フィンを窓台の
室外面に固定するようにしているため、既設のサッシ枠
の下枠に窓台の室外面よりも突出した突出部を有してい
る場合、その突出部が取付フィンの固定の邪魔になり、
突出部を切り欠かずに新設のサッシ枠を取付けることは
困難であった。 【0005】本発明は、前記事情を考慮してなされたも
ので、既設のサッシ枠の下枠における窓台室外面からの
突出部を切り欠くことなく新設のサッシ枠を容易に取付
けることができ、施工性の向上が図れる改装サッシを提
供することを目的とする。 【0006】 【課題を解決するための手段】本発明は、建物の開口部
に取付けられている内付納まりの既設サッシのサッシ枠
に取付けられる半外付納まりの新設のサッシ枠を有する
改装サッシであって、前記既設のサッシ枠の室外側内周
における少なくとも下枠上に取付部材を設け、該取付部
材の室外面は窓台の室外面と略同じ面上にあり、前記新
設のサッシ枠の下枠は室内外方向略中間の外周に取付フ
ィンを有しており、該取付フィンを前記取付部材の室外
面に固着具で固定してなることを特徴とする。 【0007】 【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を添
付図面に基いて詳述する。図1は本発明の第1の実施の
形態を示す改装サッシの縦断面図、図2は図1の改装サ
ッシの横断面図、図3は図1の改装サッシの分解断面図
である。 【0008】本実施の形態では、本発明を窓サッシに適
用した一例が示されている。図1〜図3に示すように、
建物の躯体1に形成された開口部2には内付納まりの既
設サッシ3のサッシ枠4が設けられている。この既設の
サッシ枠4は、例えばアルミ押出形材からなる上枠4
a、下枠4bおよび左右の縦枠4c,4cを方形枠状に
組んで構成されている。これら上枠4a、下枠4bおよ
び左右の縦枠4c,4cは、それぞれ躯体1における開
口部2の内周に固着具例えばネジ5a〜5cで固定され
ている。特に、下枠4bは躯体1における窓台1a上に
固定されている。 【0009】また、前記既設サッシ枠4は、室外面の位
置の外周に取付フィン6を有し、該取付フィン6が躯体
1の室外面に固着具例えば釘7で固定されている。窓台
1aの室外面には、水切り部材8が前記下枠4bの取付
フィン6と共に前記釘7で固定されている。また、躯体
1の室外面には外装材9が設けられている。 【0010】前記既設サッシ3は引違いサッシからな
り、そのサッシ枠4は下枠4bに外レール支持部10a
と、該外レール支持部10aよりも高さの高い内レール
支持部10bとを室外方向への雨水の排水性を良くすべ
く断面階段状に有している。外レール支持部10aには
図示しない外障子を開閉自在に支持する下部外レール1
1aが設けられ、内レール支持部10bには図示しない
内障子を開閉自在に支持する下部内レール11bが設け
られている。 【0011】そして、前記既設サッシ枠4の内側(内
周)、好ましくは外レール支持部10aから室外側に、
半外付納まりの新設のサッシ枠13を有する改装用の新
設のサッシ(改装サッシ)12が取付けられる。この改
装サッシ12は、図示例では、引違いサッシからなり、
そのサッシ枠13内には図示しない外障子と内障子とが
開閉自在に設けられる。新設のサッシ枠13は、上枠1
3a、下枠13bおよび左右の縦枠13c,13cを方
形枠状に組んで構成されている。 【0012】これら上枠13a、下枠13bおよび左右
の縦枠13c,13cは、図示例では、金属製例えばア
ルミ押出形材からなる室外側形材13xと、金属製例え
ばアルミ押出形材からなる室内側形材13yとを、低熱
伝導材製例えば樹脂製のブリッジ材13zを介して結合
してなる断熱形材からなっている。下枠13bには、室
外側形材13xに下部外レール14aが、室内側形材1
3yに下部内レール14bがそれぞれ設けられ、この下
部内レール14bと既設のサッシ枠4の下部外レール1
1aとは室内外方向の略同じ位置とされている。 【0013】前記新設のサッシ枠13は、室内外方向略
中間位置の外周に取付フィン15を有している。この新
設サッシ枠13を既設サッシ枠4内に取付けるために、
既設サッシ枠4の室外側内周における少なくとも下枠4
b上には取付部材16が設けられる。図示例では、既設
サッシ枠4の室外側内周(四周)に取付部材16が設け
られている。該取付部材16は、上枠4aの下面にその
上部外レール17aを跨ぐようにして長手方向(左右方
向)に沿って取付けられる上部取付部材16aと、下枠
4bの上面(外レール支持部上)にその下部外レール1
1aを跨ぐようにして長手方向に沿って取付けられる下
部取付部材16bと、左右の縦枠4c,4cの内側面に
長手方向(上下方向)に沿って取付けられる側部取付部
材16c,16cとからなっている。 【0014】これらの取付部材16a,16b,16c
は、例えばアルミ押出形材からなっている。これらの取
付部材16a,16b,16cは、固着具例えばネジ1
8で既設のサッシ枠4または躯体1に固定される。取付
部材16の取付強度を向上させるために、図示例のよう
に、固着具例えばネジ18は既設のサッシ枠4を貫通し
て躯体1に固定されることが好ましい。この場合、下部
取付部材16bは、固着具例えばネジ18で躯体1の窓
台1aに固定される。 【0015】前記取付部材16の室外面は、既設のサッ
シ枠4の室外面例えば網戸レールと略同一面の取付面1
6fとされている。図示例では、下部取付部材16b
は、その取付面16fを下部網戸レール19aの室外面
と同一面とすべく下部網戸レール19aを収容する凹部
16gが形成されている(図3参照)。また、取付部材
16の対向面(例えば下部取付部材の上面)は、平坦な
支持面16hとされ、この支持面16hに新設のサッシ
枠13の取付フィン15よりも室内側部分が直接または
スぺーサ20を介して間接的に支持されるようになって
いる。 【0016】スぺーサ20は、上部取付部材16aと新
設サッシ枠13の上枠13aとの間に介在される上部ス
ぺーサ(上枠スぺーサともいう)20aと、下部取付部
材16bと新設サッシ枠13の下枠13bとの間に介在
される下部スぺーサ(下枠スぺーサともいう)20b
と、側部取付部材16cと新設サッシ枠13の縦枠13
cとの間に介在される側部スぺーサ(縦枠スぺーサとも
いう)20cとからなっている。スぺーサ20は、それ
ぞれ複数に分割されており、取付部材16の支持面16
hに適宜間隔で隣接した数箇所に両面テープなどで取付
けられる。スぺーサ20は、室外側形材13xと室内側
形材13y間のヒートブリッジ(熱橋)にならないよう
に、低熱伝導材例えば合成樹脂により形成されているこ
とが好ましい。 【0017】また、スぺーサ20は、薄いスぺーサ板を
粘着材ないし両面テープを介して多数枚積層してなり、
スぺーサ板を剥離することで厚さを可変できるようにな
っていることが好ましい。そして、図示例では、既設の
サッシ枠4の外レール支持部10a上に、新設のサッシ
枠13の取付フィン15よりも室内側部分が下部取付部
材16bおよび下部スぺーサ20bを介して間接的に取
付けられている。 【0018】新設サッシ(改装サッシ)12ないし新設
サッシ枠13の室外方向への倒れ(前倒れ)を防止する
ために、新設サッシ枠13の取付フィン15よりも室内
側の下枠13b下面には倒れ防止部材(倒れ防止金具)
21の一端が固着具例えばネジ22aで固定され、該倒
れ防止部材21の他端が既設のサッシ枠4の下枠4aま
たは窓台1aに固着具例えばネジ22bで固定される。
倒れ防止部材21の取付強度を向上させるために、図示
例のように、固着具例えばネジ22bは既設のサッシ枠
4の下枠4aを貫通して窓台1aに固定されることが好
ましい。倒れ防止部材21は、剛性を有する金属板を図
示例のように曲げ加工してなり、新設サッシ枠13の横
幅に応じて適宜個数使用される。 【0019】また、新設サッシ12ないし新設サッシ枠
13の風圧による撓みを防止するために、新設サッシ1
2の取付フィン15よりも室内側の上枠13aおよび縦
枠13bが上部取付部材16aおよび側部取付部材16
cのそれぞれの支持面16hにそれぞれ固着具例えばネ
ジ23で固定される。そして、前記新設サッシ枠13の
取付フィン15が前記取付部材16の室外面(取付面1
6f)に固着具例えばネジ(好ましくはテクスネジ)2
4で固定される。この場合、下部および側部の取付フィ
ン16は下部取付部材16bおよび側部取付部材16c
のそれぞれの取付面16fに直接当接されて固定される
が、上部の取付フィン15は上部取付部材16aの取付
面16fに上部網戸レール19bを介して固定される。
なお、テクスネジ24でネジ穴を加工する際の精度およ
び施工性を向上させるために、少なくとも下部取付部材
16bの取付面16fには水平のV溝25が上下方向に
所定ピッチ間隔で形成されていることが好ましい(図3
参照)。 【0020】また、上記の場合、固着具の頭部が外部に
露出しないようにして外観の向上を図るために、取付フ
ィン15の室外面には断面U形状の形材からなる基部枠
26が前記固着具例えばネジ24の共締めによって取付
けられ、該基部枠26に対して略断面U形状の形材から
なる固着具隠しカバー材27が嵌合により装着される。
また、色違いの水切り部材8を隠すために、該水切り部
材8の表面には着色塗装ないし着色フィルムがラッピン
グされたアルミ押出形材からなる水切りカバー材28が
取付けられる。 【0021】一方、既設サッシ枠4が室内側に露出しな
いようにして外観の向上を図るために、新設サッシ枠1
3の室内側開口周縁部には四周を覆う化粧額縁29が取
付けられ、躯体1の開口部2の室内側四周には方形枠状
に組まれた木質化粧材30が取付けられていると共に、
該木質化粧材30の内周には前記化粧額縁29の室内端
面に当接される押縁31が取付けられる。前記化粧額縁
29は、表面が着色塗装ないし着色フィルムがラッピン
グされたアルミ押出形材からなる断面略L形状の上下左
右の額縁材29a〜29cをタッピングネジ32を介し
て方形枠状に組んでなり、その室外側周縁部が新設サッ
シ枠13の室内側周縁部に固着具例えば皿ネジ33で固
定されている。 【0022】前記押縁31は、着色塗装ないし着色フィ
ルムがラッピングされたアルミ押出形材からなる断面略
H形状の上下左右の押縁材31a〜31cからなり、各
押縁材31a〜31cは木質化粧材30に固着具例えば
ネジ34で固定されている。また、各押縁材31a〜3
1cには固着具の頭部が露出しないように覆う樹脂製の
形材からなるキャップ35が嵌合装着されている。前記
押縁31が化粧額縁29の室内面に接するように配設さ
れていることにより、既設サッシ枠4と新設サッシ枠1
3の相対的大きさの違いに伴う化粧額縁29と木質化粧
材30との間の隙間が如何程であっても、それに対応な
いし追随して隙間を覆い隠すことができる。前記化粧額
縁29の室内面と押縁31の室外面の何れか一方には、
これらの間をシールする気密材36が設けられているこ
とが好ましい。 【0023】次に、以上の構成からなる改装サッシ3の
施工方法および作用について説明する。先ず、既設サッ
シ枠4の室外側内周(四周)に取付部材16を固着具例
えばネジ18で取付固定する。そして、取付部材16の
内周に新設サッシ枠13の取付フィン15よりも室内側
部分が丁度納まるように、取付部材16の内周を形成す
る支持面16hにスぺーサ20を適宜取付けておく。ま
た、新設サッシ枠13の取付フィン15よりも室内側の
下枠13b下面に倒れ防止部材21の一端を固着具例え
ばネジ22aで予め取付固定しておく。 【0024】次に、新設サッシ枠13の取付フィン15
よりも室内側部分を前記既設サッシ枠4における取付部
材16の内側(内周)に室外側から挿入し、当該室内側
部分をスぺーサ20を介して取付部材16の支持面16
hに支持させると共に、前記取付フィン15を取付部材
16の取付面(室外面)16fに当接させる。そして、
前記取付フィン15を取付部材16の取付面16fに固
着具例えばネジ(テクスネジ)24で固定する。その際
に、取付フィン15の室外面に固着具隠しカバー材27
の基部枠26を前記ネジ24の共締めによって取付け、
その後、基部枠26に対して固着具隠しカバー材27を
装着すれば良い。 【0025】次に、前記倒れ防止部材21の他端を固着
具例えばネジ22bで既設サッシ枠4の下枠4bまたは
窓台1aに固定し、新設サッシ枠13の上枠13aおよ
び縦枠13cを上部取付部材16aおよび側部取付部材
16cにそれぞれ固着具例えばネジ23で固定する。こ
のようにして新設サッシ枠13の取付けが終了したな
ら、化粧額縁29、木質化粧材30、押縁31や水切り
カバー材28の取付けを行えば良い。そして、新設サッ
シ枠13内に障子を装着することにより、新設サッシで
ある改装サッシ12の取付施工が終了する。 【0026】以上の構成からなる改装サッシ12によれ
ば、前記既設のサッシ枠4は下枠4bに外レール支持部
10aと、該外レール支持部10aよりも高さの高い内
レール支持部10bとを有しており、前記新設のサッシ
枠13は室内外方向略中間の外周に取付フィン15を有
しており、既設のサッシ枠4の外レール支持部10a上
に新設のサッシ枠13の取付フィン15よりも室内側部
分を直接または取付部材16を介して間接的に取付けて
なるため、既設のサッシ枠4の内レール支持部10b上
に新設のサッシ枠13の取付フィン15よりも室内側部
分を取付ける場合に比して、新設のサッシ枠13の開口
を広く確保することができ、採光性の向上が図れる。 【0027】また、前記既設のサッシ枠4の室外側内周
における少なくとも下枠4b上に取付部材16を設け、
該取付部材16の室外面は窓台1aの室外面と略同じ面
上にあり、前記新設のサッシ枠13は室内外方向略中間
の外周に取付フィン15を有しており、該取付フィン1
5を前記取付部材16の室外面に固着具例えばネジ24
で固定してなるため、既設のサッシ枠4の下枠4bに窓
台1a室外面よりも突出する突出部50を有していたと
しても、該突出部50を切り欠くことなく新設のサッシ
枠13を容易に取付けることができ、施工性の向上が図
れる。図示例では、既設のサッシ枠4の室外側内周(四
周)に取付部材16が設けられているため、取付けフィ
ン15を取付部材16の室外面に面一に確実且つ容易に
取付けることができ、施工性の向上および気密性の向上
が図れる。 【0028】更に、前記新設のサッシ枠13は室内外方
向略中間の外周に取付フィン15を有しており、新設の
サッシ枠13の取付フィン15よりも室内側の下枠下面
に倒れ防止部材21の一端を固定し、該倒れ防止部材2
1の他端を既設のサッシ枠4の下枠4bまたは窓台1a
に固定してなるため、半外付納まりであることによる外
障子等の荷重による新設サッシ枠13ないし新設サッシ
12の前倒れを簡単且つ確実に防止することができる。 【0029】図4は本発明の第2の実施の形態を示す改
装サッシの縦断面図、図5は図4の改装サッシの横断面
図である。本実施の形態では、本発明をテラスサッシに
適用した一例が示されている。図4ないし図5の実施の
形態おいて、前記図1ないし図2の実施の形態と同一部
分は同一参照符号を付して説明を省略し、異なる部分に
ついて説明を加える。既設サッシ3がテラスサッシであ
るため、既設のサッシ枠4の下枠4bの室内端よりも室
内側には床40が設けられている。 【0030】前記床40の上面には、化粧額縁29の下
部額縁材29bの室内端に当接させて、下部押縁材に代
えて下枠補助材41が固着具例えばネジ42で取付固定
されている。この下枠補助材41の上面と下部額縁材2
9bの上面とは、歩行可能なように略面一に形成されて
いる。また、新設のサッシ枠13の下枠13bにおける
取付フィン15よりも室外側部分の下面と取付フィン1
5の室外面とに跨って、断面L形状の下枠補強材43が
下枠13bの横幅に応じて適宜個数設けられている。倒
れ防止部材21は図1の実施の形態における倒れ防止部
材21と共通のものが用いられる。以上の構成からなる
本実施の形態の改装サッシによれば、前記実施の形態と
同様に構成されていることにより、同様の作用効果を奏
することができる。 【0031】以上、本発明の実施の形態を図面により詳
述してきたが、本発明は前記実施の形態に限定されるも
のではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲での種々の
設計変更等が可能である。例えば、既設のサッシ枠の外
レール支持部上に新設のサッシ枠の取付フィンよりも室
内側部分が直接取付けられていてもよい。既設サッシの
サッシ枠は、断熱構造であってもよい。改装サッシのサ
ッシ枠は、必ずしも断熱構造である必要はなく、また、
改装サッシの窓種は、引違いサッシに限定されるもので
はない。 【0032】 【発明の効果】以上要するに本発明によれば、建物の開
口部に取付けられている内付納まりの既設サッシのサッ
シ枠に取付けられる半外付納まりの新設のサッシ枠を有
する改装サッシであって、前記既設のサッシ枠の室外側
内周における少なくとも下枠上に取付部材を設け、該取
付部材の室外面は窓台の室外面と略同じ面上にあり、前
記新設のサッシ枠の下枠は室内外方向略中間の外周に取
付フィンを有しており、該取付フィンを前記取付部材の
室外面に固着具で固定してなるため、既設のサッシ枠の
下枠における窓台室外面からの突出部を切り欠くことな
く新設のサッシ枠を容易に取付けることができ、施工性
の向上が図れる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の第1の実施の形態を示す改装サッシの
縦断面図である。 【図2】図1の改装サッシの横断面図である。 【図3】図1の改装サッシの分解断面図である。 【図4】本発明の第2の実施の形態を示す改装サッシの
縦断面図である。 【図5】図4の改装サッシの横断面図である。 【符号の説明】 1a 窓台 2 開口部 3 既設のサッシ 4 既設のサッシ枠 4a 下枠 12 改装サッシ 13 新設のサッシ枠 15 取付フィン 16 取付部材 24 ネジ(固着具)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 建物の開口部に取付けられている内付納
    まりの既設サッシのサッシ枠に取付けられる半外付納ま
    りの新設のサッシ枠を有する改装サッシであって、前記
    既設のサッシ枠の室外側内周における少なくとも下枠上
    に取付部材を設け、該取付部材の室外面は窓台の室外面
    と略同じ面上にあり、前記新設のサッシ枠の下枠は室内
    外方向略中間の外周に取付フィンを有しており、該取付
    フィンを前記取付部材の室外面に固着具で固定してなる
    ことを特徴とする改装サッシ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015048598A (ja) * 2013-08-30 2015-03-16 Ykk Ap株式会社 建具

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015048598A (ja) * 2013-08-30 2015-03-16 Ykk Ap株式会社 建具

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