JP2003082019A - 熱加工性テトラフルオロエチレン共重合体の精製方法 - Google Patents
熱加工性テトラフルオロエチレン共重合体の精製方法Info
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Abstract
適したポリマーの提供を目的とする。 【解決手段】 次の工程: A)機械的攪拌下に、2以下のpH値を有する酸性電解
質を加えることによってポリマー ラテックスをゲル形
態にし、 B)そのポリマーゲルを1〜7のpHを有する水溶液を
用いて洗浄するからなる熱加工性テトラフルオロエチレ
ン(TFE)共重合体の精製方法。
Description
を有し、抽出され得るカチオンが極めて低い水準にある
ため半導体への応用に適したポリマーを得るための、熱
加工性テトラフルオロエチレン(TFE)共重合体の精
製方法に関するものである。特に、本発明は、高い純
度、少ない量の抽出性物質(以下に定義)および優れた
光学的性質を有する最終コポリマーを得るための、実質
的に無機の塩類を含まない熱加工性テトラフルオロエチ
レン(TFE)共重合体を、ゲルの形態でラテックス洗
浄することによって得る方法に関するものである。
よって残留する界面活性剤が実質的に低減される。この
ようにして得られる熱加工性共重合体の粉体は、低い黄
色指数値と高い白色度値を有していて最終製品に着色問
題がないから、優れた光学的性質が要求される最終製品
に適用することができる。その上、本発明の粉体は、抽
出され得る物質の低い放出性を有するポリマーが要求さ
れる半導体分野でも使用することができる。
ルジョン/水性分散液中でのフッ素化モノマーの重合工
程では、界面活性剤、重合開始剤およびその他の添加剤
が加えられることが知られている。したがって、重合工
程から得られるラテックスは凝固する。その凝固過程は
次の段階からなっている: −ラテックスを水で希釈し、不安定化電解質を任意に添
加してラテックスを凝固させる; −粒子が粒状化して浮遊するまでラテックスを機械的に
攪拌してコロイド状の粒子を凝集させる; −浮遊した粉体を母液から分離する; −粉体を任意に水で洗浄する。
は、抽出性物質の放出度が大きいため、半導体の分野に
は不適という欠点がある。その上、それらは高い黄色指
数値と低い白色度指数を示すので、光学的な用途に使用
することもできない。抽出性物質の含量を減らし、改善
された光学的性質を得るには、得られたポリマーを高温
での熱処理に付すべきである。このことはポリマーの部
分的な分解に繋がるという欠点がある。したがって、優
れた光学的性質を有する製品が求められる利用分野、あ
るいはポリマーに抽出性物質の低放出性が求められる利
用分野、例えば前記の半導体産業に適した共重合体が得
られるような、熱加工性のテトラフルオロエチレン(T
FE)共重合体の精製方法の開発が望まれていた。
的は、下記の工程からなる熱加工性テトラフルオロエチ
レン(TFE)共重合体の精製方法である。 A)分散液または水性エマルジョン中での重合により得
られる熱加工性テトラフルオロエチレン(TFE)共重
合体のポリマーラテックスを、機械的攪拌下に、2以
下、好ましくは0.4〜1.6の範囲のpH値を有する
酸性電解質を添加することによってゲル化状態に変え、 B)pH1〜7を有する酸性水溶液または中性水溶液で
ポリマーゲルを洗浄する。
程B)後のH+以外の抽出され得るカチオンを1ppm
未満の量で含む熱加工性TFE共重合体を得ることがで
きる。本発明の方法は、バッチ式または連続式で実施で
きる。本発明の方法をバッチ式で行なう場合、ゲル形態
のポリマーラテックスを得るための工程A)は、じゃま
板および攪拌装置を備えた槽の中で行うのが好ましい。
攪拌装置は、好ましくは傾斜翼装置である。ゲル形成の
工程A)は次の工程からなる: −約30〜40重量%の濃度を有する重合ラテックス
を、5〜25重量%の濃度に、任意に水で希釈する; −1.5〜5KW/m3 の特定の動力での機械的攪拌下
にラテックスを維持し、酸性電解質、好ましくは硝酸
を、水性分散液のpH値が2以下、好ましくは0.4〜
1.6のpH値になるような量で加える。
ポリマー粒子が液相に浸され、交差結合によって互いに
結合して厚い網状組織を形成することを意味する。ゲル
の性質は、ポリマー粒子と液相との相互作用に大きく依
存する。実際に、保持される液体はポリマーの網状組織
が密な塊になるのを防いでいるし、ポリマーの網状組織
は液体がゲルから出るのを防いでいる。化学組成や他の
工程パラメーター、例えば固体および電解質濃度に依存
して、ゲルの稠度は粘着な流動体から相当に固い固体ま
での範囲にある。
とき、次の工程からなる洗浄工程B)が引き続いて行な
われる: 1)機械的攪拌の停止、およびB)に示した水溶液の添
加;加えられる水の量は通常ポリマーゲル100部に対
して100〜200部である; 2)その後、ゲルを通常0.2〜2 KW/m3 の特定の動
力で周速度0.1〜0.6 m/s未満で、通常1〜10
分間、穏かに攪拌する;この条件下では、ゲルは破壊し
て小塊となるが、同時にゲルと空気の接触が最小とな
り、浮遊することなしに水との水力学的接触を維持する
フロックを得る; 3)攪拌を停止し、ゲルフロックをデカンテーションし
て上澄の水を除去する。
チオン(H+を除く)の量が1ppm未満になるまで繰
り返す。洗浄工程B)は、通常3〜10回、好ましくは
4〜8回繰り返される。本発明の方法を連続式で行う場
合は、ゲル形態のポリマーラテックス(工程A)は、好
ましくは、次のようにして得られる。分散液(乳濁液)
中での重合によって得られるポリマーラテックスを、向
流方式で連続流式洗浄カラムに供給する。
ば円錐状の円盤、円盤状タービン、傾斜翼、好ましくは
円盤状タービンを備えた多段式カラムであり; −カラムの高さ/直径の比は、5より大きく、好ましく
は8〜20の間であり; −段数は5〜20の間であり; −ポリマーゲルの偏析および水からの分離のために、静
止域が攪拌装置のないカラム頂部における第一段および
カラム底部における最終段に設けられており; −酸性の電解質がカラムに沿って供給される。
で起こる。ポリマーラテックスは、カラム上部の第一段
に直接供給される。ここでポリマーゲルのフロックがほ
とんど瞬時に形成される。ゲルフロックの洗浄は、カラ
ムに沿って重力を利用して偏析が行われている間に起こ
り、ゲルフロックは洗浄カラムの底部から流出してく
る。洗浄水はカラム底部から流入し、上部、すなわち通
常カラムの第一段から流出する。工程A)における望ま
しいpH値を得るために、用いられる酸性電解質は多段
カラムに供給される。酸性電解質の供給箇所は、カラム
出口のゲルのpH値を制御するように、カラムに添って
変わり得る。酸性電解質の供給量は、ポリマーゲルの形
成を都合良く行なうために、カラムの第一段におけるp
H条件が2以下、好ましくは0.4〜1.6の間になる
ように決定される。
は、攪拌機の周速度が0.6m/s 未満、好ましくは
0.1〜0.5 m/s であることが必要である。洗浄カ
ラム内の温度は、通常10℃〜40℃の範囲である。一
般的に、ポリマーゲルのフロックが水によって引き摺ら
れるのを避けるために、カラム内の洗浄水の線速度は、
1 cm/sec 未満でなければならない。上記のように操
作することによって、ポリマー損失は、0.1重量%未
満であって無視できるほどである。本発明の洗浄カラム
におけるゲル洗浄効果は、ゲルフロックのカラム内滞留
時間に依存する。滞留時間は、カラムが長くなるほど長
くなる。したがって、段数が多いほど、洗浄効果が高く
なる。
れてゲル洗浄効果が向上することを見出した。事実、攪
拌速度の増大は、ゲルフロックの大きさを減じ、したが
って洗浄効果を促進する。本発明の連続式精製工程にお
いて、洗浄水の流速(l/h)とラテックスの流速(l
/h)の比は、カラムの段数に依存し、通常1:1〜1
0:1、好ましくは1.5:1〜5:1である。酸性電
解質としては、無機酸、好ましくは硝酸および塩酸が挙
げられるが、硝酸が特に好ましい。
少なくとも1つのエチレン型不飽和を有する1以上のモ
ノマーとを重合して得られるポリマーを意味する。TF
Eコモノマーとしては、次のようなフッ素化されたもの
が具体的に挙げられる: −ヘキサフロオロプロペン(HFP)のようなC3−C8
パーフルオロオレフィン; −ビニルフルオライド(VF)、ビニリデンフルオライ
ド(VDF)、トリフルオロエチレン、ヘキサフルオロ
イソブテン、パーフルオロアルキルエチレン CH2=
CH−Rf(ここで、RfはC1−C6パーフルオロアルキ
ルである)のようなC2−C8水素化フルオロオレフィ
ン;
E)のようなC2−C8 クロロ−および/またはブロモ
−および/またはヨウド−フルオロオレフィン; −(パー)フルオロアルキルビニルエーテル(PAV
E)CF2=CFORf(ここで、Rfは、C1−C6(パ
ー)フルオロアルキル、例えば、CF3、C2F5、C 3F
7である); −(パー)フルオロ−オキシアルキルビニルエーテル C
F2=CFOX(ここで、Xは1以上のエーテル基を有
するC1−C12アルキル、C1−C12オキシアルキルもし
くはC1−C12(パー)フルオロオキシアルキル、例え
ばパーフルオロ−2−プロポキシ−プロピルである);
フルオロジオキソール; −次のタイプの非共役ジエン: CF2=CFOCF2CF2CF=CF2 CFX1=CX2OCX3X4OCX2=CX1F (ここで、X1およびX2は、互いに同一または異なっ
て、F、ClまたはHであり;X3およびX4は、互いに
同一または異なって、FまたはCF3であり、これらは
重合中に環化重合する);
AI(A−I)で表されるフルオロビニルエーテル(MO
VE)(ここで、RAIは、C2〜C6の直鎖状もしくは分
枝鎖状またはC5−C6環状の(パー)フルオロアルキル
基、あるいは1〜3の酸素原子を含むC2−C6の直鎖状
もしくは分枝鎖状の(パー)フルオロオキシアルキル基
であり;RAIが前記のようにフルオロアルキル基または
フルオロオキシアルキル基であるとき、それはH、C
l、Br、Iから選ばれる1〜2の同一または異なった
原子を含むことができる);一般式 CFXAI=CXAI
OCF2OCF2CF 2YAIの化合物(A−II)(ここ
で、YAI=F、OCF3;XAIは上記に定義したものが
好ましい);特に、(MOVEI)CF2=CFOCF2
OCF2CF3(A−III)および(MOVEII) C
F2=CFOCF2OCF2CF2OCF3(A−IV)が
好ましい。
オレフィンも好ましいものとして挙げられる。水素化オ
レフィンの例は、エチレン、プロピレン、ブテンおよび
イソブテンである。通常、共重合体中のコモノマーの量
は、共重合体が熱加工性であるような量である。通常、
それは1〜18重量%、好ましくは2〜10重量%であ
り、コモノマーのタイプに依存する。本発明のポリマー
は、熱加工性であり、103〜108 Pa.s.の範囲の溶融
粘度を有する。実際に、ラテックスを得るための重合工
程では、所定の粘度を与える分子量を得るために、連鎖
移動剤が使用される。当業者は、先行技術の公知の熱加
工性ポリマーを得るのにどうすればよいかを知ってい
る。
ックスは、上記のようなコモノマーの存在下に、分散液
(乳濁液)中でTFEを重合させることによって得られ
る。ラテックスポリマーの一次粒子は、0.1〜0.4
ミクロンの粒子径を有する。ラテックスを得る工程は、
マイクロエマルジョン中でも行なわれる。例えば、米国
特許第4,864,006号、米国特許第4,990,283号および欧州
特許第969,027号を参照されたい。このケースでは、ラ
テックスの一次粒子の直径は、0.01〜0.1ミクロ
ンの範囲である。本発明の方法によって、母液からポリ
マー粉体を分離後は、抽出され得るカチオン(H+を除
く)を実質的に含まない熱加工性TFE共重合体を得る
ことができる。
チオンを1ppm未満の量で含む熱加工性TFE共重合
体である。本発明の方法で得られる熱加工性ポリマー粉
体は、任意に、工程の最終段階で乾燥工程に付すことが
できる。乾燥温度は通常230℃〜280℃の範囲であ
る。乾燥工程後、H+以外の抽出され得るカチオンの量
は1ppm未満であることが見出された。この処理後、
界面活性剤の量は、分析検出限界未満であり、実際のと
ころポリマー粉体から実質的に除去されている。
チオンの量が1ppm未満であり、残存する界面活性剤
が実質的にない、つまり検出限界(10ppm)未満、
すなわち10ppm未満である熱加工性TFE共重合体
である。本発明に従って行なわれる精製工程における共
重合体の損失は、0.1重量%のオーダーであって無視
できる。前記のとおり、本発明の熱加工性ポリマーの粉
体は、抽出され得る物質を放出しないので、半導体産業
で用いられる製品、例えばタンクや配管系(パイプと付
属品)を製造するのに特に好適である。その他の用途と
しては、改善された特性を有する光学分野での適用であ
る。本発明は、以下の具体的実施例でもってより詳しく
説明されるが、これらの実施例は単に示されているだけ
であって、本発明自体の範囲を限定するものではない。
ンクロマトグラフィにより測定される。カリウム・カチ
オンは比較的多く存在するものであり、この理由によ
り、このイオンのみが表中で報告されている。種々のカ
チオンを測定するのに用いられる方法がカリウムイオン
のためにここで例示されており、同じ方法が他のカチオ
ンにも繰り返される。カリウム・カチオンは、ゲルとの
バランスにおいて、母液および洗浄水について測定さ
れ、測定量は粉体の全量に対し関連づけられた。
に存在するK+の量と関連づけられる(操作条件:電気
伝導度測定セルを備えた Dionex 4500i クロマトグラ
フ‐前カラムおよび分離カラム CG12 ‐ CS12‐ 溶出
液:20mNメタンスルホン酸−溶出速度:1ml/分
−自動再生機CSRS:100μl ループ)。洗浄によっ
て除去されたK+の量は、各洗浄後に排出される水の重量
から計算される。重合に加えられたカリウム塩の量に対
する差により、粉体に残存するK+の量が計算される。こ
の方法の検出限界は0.15ppmである。
STM D1925の方法に従って行われる。 − 界面活性剤量の測定 乾燥粉体および湿潤粉体中の界面活性剤の量は、次の手
順に従って、対応するメチルエステルをガスクロマトグ
ラフィで分析することにより測定された:粉体0.5g
をエタノールで湿潤にし、水酸化アンモニウム溶液でp
Hを塩基性にする。この粉体を窒素気流中で乾燥する。
乾燥粉体に2mlの酸性メタノールを加える。密閉され
た試験管中、70℃で16時間エステル化を行う。この
時点で、0.5mlのDelifrene(登録商標)A113
および4mlの水を混合物に加える。
し、界面活性剤エステルを含む低級フッ素化相1μlを
とる。この溶液をキャピラリーカラムでガスクロマトグ
ラフに注入する(イントロダクション・スプリット/ス
プリットレス・セット200°に設定を備えたキャピラ
リー・ガスクロマトグラフィー・システム−キャピラリ
ーカラムタイプCP−SIL8CB 25cm × 0.32 mm
× 1.3 μm−、担体ヘリウム=50KPa 分流速度 2
6 ml/分−仕上げ担体:窒素40KPa、−導入容量
1μl‐温度プロフィール 40℃× 4'、 40℃/
'〜60°、8°/' 〜84°、40°/ ' 〜220
°× 10 '、−検出器FID 250℃に設定(空気/
水素の比=100/90 KPa)‐電位計:レンジ 0、
AT 0)。検量線を用いて、ピーク領域を存在する界
面活性剤の量に換算する。実施例のラテックスを得るた
めに用いられた界面活性剤は、アンモニウムパーフルオ
ロオクタノエート(PFOA)である。この測定法の検
出限界は10ppmである。
チ式洗浄 過硫酸カリウムの存在下で重合して得られるターポリマ
ー TFE/PMVE/PPVE、ハイフロン(Hyflon) MFA640
(登録商標) 18重量%のラテックス16リットル
を、50リットルの反応器に導入する。この混合物を機
械的攪拌下(傾斜翼攪拌機、特定攪拌動力 3 KW/
m3)に置き、攪拌しながら、ラテックスのpHが1にな
るように20%のHNO3を加える。ゲルが得られるまでラ
テックスを攪拌する。ゲルが形成された後、水相のpH
が1になるように、20%のHNO3を加えた20リットル
の水を加える。1回の洗浄におけるpHを表2に示す。
水/ゲルの混合物を、ゲルが破壊されてフロックにな
り、浮遊することなしに水と密に接触するに十分な特定
の動力0.5KW/m3 にて、5分間攪拌する。
トするとき、20リットルの水が上澄み層から除去され
る。洗浄操作をさらに5回繰り返す。続いて、5KW/m3
という特定の動力を攪拌機に適用して、粉体が浮遊す
るまで混合物を攪拌する。攪拌を停止し、湿った微粉末
から含まれている水が分離される。凝固が起こる条件を
表1に要約する。
り分析する。洗浄水のpHデータ、および水の分析によ
り計算され、各洗浄後の粉体中に存在する量に換算され
たカリウム・カチオンの量を表2に示す。カリウムの量
が1ppm未満のとき、存在する全てのカチオンの量も
測定される。存在するカチオンの合計量は1ppm未満
であった。270℃で6時間乾燥した後の粉体を押し出
す。押出しから導かれる細粒の成形後に得られる見本
は、表3に示す黄色指数および白色度値を有する。得ら
れた光学的性質は、低い黄色指数および高い白色度値を
有し、きわめて優れている。
ーのバッチ式洗浄 過硫酸カリウム存在下の重合で得られた、ターポリマー
TFE/PMVE/PPVEハイフロン MFA640(登録商標)18
重量%のラテックス16リットルを、50リットルの反
応器に導入する。混合物を機械的攪拌下(固定翼攪拌
機、特定攪拌動力 3 KW/m3)に置き、攪拌しなが
ら、ラテックスのpH値が1になるように、20%のHN
O3を加える。ゲルが得られるまでラテックスを攪拌す
る。ゲルが形成された後、pH7の水20リットルを加
える。水/ゲルの混合物を、ゲルが破壊されてフロック
になり、浮遊することなしに水と密に接触するに十分な
特定の動力0.5KW/m3 にて、5分間攪拌する。1
回洗浄のpHを表2に示す。
トするとき、20リットルの水が上澄み層から除去され
る。洗浄操作をさらに5回繰り返す。続いて、5KW/m3
という特定の動力を攪拌機に適用して、粉体が浮遊す
るまで混合物を攪拌する。攪拌を停止し、湿った微粉末
から含まれている水が分離される。凝固が起こる条件を
表1に要約する。洗浄液のpHデータ、および水の分析
により計算され、各洗浄後の粉体中に存在する量に換算
されたカリウムカチオンの量を表2に示す。カリウムの
量が1ppm未満のときは、存在するその他すべてのカ
チオンの量も測定された。存在するカチオンの合計量は
1ppm未満であった。260℃で6時間乾燥した後の
粉体を押し出す。押出しから導かれる細粒の成形後に得
られる見本は、表3に示す黄色指数および白色度値を有
する。この実施例でも、優れた光学的性質が得られた。
1)のポリマー洗浄 過硫酸カリウム存在下の重合で得られた、ターポリマー
TFE/ PMVE/ PPVEハイフロンMFA640(登録商標 )1
8重量%のラテックス16リットルを、50リットルの
反応器に導入する。混合物を機械的攪拌下(固定翼攪拌
機−特定攪拌動力3 KW/m3)に置き、攪拌しながら、
ラテックスのpHが1になるように20%のNHO3を加え
る。5KW/m3 という特定の動力を攪拌機に適用して、粉
体が浮遊するまでラテックスを攪拌する。攪拌を停止
し、湿潤微粉末に含まれる全ての水(12リットル)を
除去する。
拌しながら、20リットルの水(pH7)を用いて、湿
潤粉体を5分間洗浄する。1回の洗浄におけるpHを表
2に示す。攪拌を停止し、20リットルの洗浄水を除去
する。この洗浄操作をさらに5回繰り返す。凝固が起こ
る条件を表1に要約する。洗浄液のpHデータ、および
水の分析により計算され、各洗浄後の粉体中に存在する
量に換算されたカリウムカチオンの量を表2に示す。表
から分かるように、カリウムの量は、5回洗浄した後で
も、1ppmより多く、その後の洗浄によっても減少し
なかった。この例では、存在するその他すべてのカチオ
ンの量を測定するのは余計である。270℃で5時間乾
燥した後の粉体を押し出す。特徴づけの実施例で示した
方法でもって、押出しから導かれる細粒を成形した後に
得られる見本は、表3に示す黄色指数および白色度値を
有する。光学的性質は劣っている。
ラテックス供給流速が16リットル/hにおける,本発明
方法による連続工程 ターポリマー TFE/PMVE/PPVE ハイフロンMFA640
(登録商標)のラテックスを、向流方式で、連続流式洗
浄カラムに供給する。カラムは多段カラムであり、各段
にはじゃま板および機械的攪拌用の4枚翼の円盤状ター
ビンが設けられている。
5mである。段数は11であり、各段の高さは0.11
mである。高さ0.03mの円錐状の円盤が、各段を仕
切っている。静止域が、カラムの上部と底部に、それぞ
れ設計されている。攪拌機の周速度は0.4 m/s で
あり、洗浄カラム内の温度は30℃である。18重量%
に等しいポリマー濃度を有するラテックスを、16リッ
トル/h に等しい流速で、カラムの第一段に直接供給す
る。洗浄水はカラムの底部から入り、カラムの上部から
流出する。水の流速とラテックスの流速の比は2に等し
い。20重量%のHNO3溶液を、6段目に想到する多
段カラムに供給する。HNO3溶液の流速は、カラム6段目
を始点にカラム頂部までを測定して、0.688リット
ル/h に等しく、pH値=1.3である。このような条
件では、ラテックスは瞬時にゲル化する。
(H+を除く)は、0.6mg/l である。洗浄後のポ
リマーは、白色度値78、および1.55に等しい黄色
指数値を有する。細粒化、浮遊化および270℃、6時
間の乾燥を経たポリマー細粒中のカリウム濃度(前記の
ように測定)は、0.15ppmであった。存在するそ
の他すべてのカチオンの量を測定した。H+も含めて、存
在する全てのカチオンの量は1ppm未満であった。細
粒中の界面活性剤の量は、分析検出限界よりも少なかっ
た。
5、ラテックス供給流速16リットル/hにおける,本発
明方法による連続工程 ターポリマー TFE/PMVE/PPVE ハイフロンMFA640
(登録商標)18重量%濃度のラテックスを、流速16
リットル/h にて、実施例4の洗浄カラムの第1段に供
給する。水の流速とラテックスの流速toの比は1.5
に等しい。20重量%のHNO3溶液を、6段目に想到
する多段カラムに供給する。HNO3溶液の流速は、カラム
第6段目を始点としてカラムの頂上までを測定して、
0.573 リットル/hであり、pH値=1.0であ
る。この条件でラテックスは瞬時にゲル化する。
(H+を除く)は、0.73 mg/lである。洗浄後のポ
リマーは、白色度値76,および黄色指数値1.7を有
する。細粒化、浮遊化および270℃で6時間乾燥後の
ポリマー細粒中のカリウムカチオン濃度は、0.18p
pmであった。存在するその他すべてのカチオンの量を
が測定した。H+も含めて、存在する全てのカチオンの量
は1ppm未満であった。細粒中の界面活性剤の量は、
分析検出限界よりも少なかった。
5、ラテックス供給流速10リットル/hでの本発明方法
による連続工程 ターポリマー TFE/PMVE/PPVE ハイフロンMFA640
(登録商標)18重量%濃度のラテックスを、流速10
リットル/h にて、実施例4の洗浄カラムの第一段に供
給する。水の流速とラテックスの流速の比は5.5に等
しい。20重量%のHNO3溶液を、最終段に想到する
多段カラムの底部に供給する。HNO3溶液の流速は、カラ
ム全体を測定して1.49リットル/hであり、pH値
=1である。この条件では、ラテックスは瞬時にゲル化
する。
(H+を除く)は、0.6 mg/lである。洗浄後のポリ
マーは、白色度値79,および黄色指数値1.5を有す
る。細粒化、浮遊化および275℃で4時間乾燥後のポ
リマー細粒中のカリウムカチオン濃度は0.15ppm
であった。存在するその他すべてのカチオンの量を測定
した。H+も含めて、存在する全てのカチオンの量は1p
pm未満であった。細粒中の界面活性剤の量は、分析検
出限界よりも少なかった。
し、抽出され得るカチオンが極めて低い水準にあるため
半導体への応用に適したポリマーを得ることができる。
Claims (17)
- 【請求項1】 次の工程: A)分散液または水性エマルジョン中での重合により得
られる熱加工性テトラフルオエチレン(TFE)共重合
体のポリマーラテックスを、機械的攪拌下に、2以下、
好ましくは、0.4〜1.6の範囲のpH値を有する酸
性電解質を添加することによってゲルの形態に変え、 B)pH1〜7を有する酸性水溶液もしくは中性水溶液
でポリマーゲルを洗浄することからなる、熱加工性テト
ラフルオロエチレン(TFE)共重合体の精製方法。 - 【請求項2】 バッチ式または連続式で行われる請求項
1に記載の精製方法。 - 【請求項3】 ゲルの形態のポリマーラテックスを得る
ための工程A)が、じゃま板および攪拌装置、好ましく
は傾斜翼装置を備えた槽の中で、バッチ式で行われる請
求項1または2に記載の精製方法。 - 【請求項4】 工程A)が次の工程: −約30〜40重量%の濃度を有する重合ラテックス
を、5〜25重量%の濃度に、任意に水で希釈する; −1.5〜5 KW/m3 の特定の動力での機械的攪拌下に
ラテックスを維持し、酸性電解質、好ましくは硝酸を加
えて、pH値を2以下、好ましくは0.4〜1.6にす
ることからなる、請求項1〜3のいずれかに記載のバッ
チ式方法。 - 【請求項5】 洗浄工程B)が次の工程: 1)機械的攪拌の停止、および工程B)で示した水溶液
の添加;添加される水の量がポリマーゲル100部に対
して100〜200部である; 2)続いて、一般的に0.2〜2 KW/m3 の特定の動力
で、0.1m/s〜0.6m/s 未満の周速度で、1〜1
0分間、ゲルを機械的に攪拌する; 3)攪拌を停止し、ゲルのフロックをデカンテーション
して、上澄液を除去することからなり、洗浄工程B)が
通常3〜10回、好ましくは4〜8回繰り返される、請
求項1〜4のいずれかに記載のバッチ式方法。 - 【請求項6】 次の特徴: −各段にじゃま板および1以上の機械的攪拌装置、好ま
しくは円錐状円盤、円盤状タービン、傾斜翼、より好ま
しくは円盤状タービンを備えた多段カラム; −カラムの高さ/直径の比が5より大きく、好ましくは
8と20の間である; −段数は5と20の間である; −カラム頂部の第一段およびカラム底部の最終段には攪
拌装置がない; −酸性電解質がカラムに沿って供給されるを有する連続
フロー洗浄カラムにポリマーラテックスを向流方式で供
給する方法において、ポリマーラテックスをカラムの第
一段に直接供給し、洗浄水をカラムの底部から流入さ
せ、カラムの上部から流出させることにより、ゲルの形
態にあるポリマーラテックス(工程A)を連続式で得
る、請求項1または2に記載の方法。 - 【請求項7】 供給される酸性電解質の量が、カラムの
第一段におけるpHの条件が2以下に、好ましくは0.
4と1.6の間になるように決定される、請求項6に記
載の方法。 - 【請求項8】 攪拌機の周速度が0.6 m/s 未満、好
ましくは0.1と0.5 m/sの間であり、洗浄カラム
内の温度が10℃〜40℃の範囲である、請求項6また
は7に記載の方法。 - 【請求項9】 カラムにおける洗浄水の直線方向の速度
が1m/s 未満である請求項6〜8のいずれかに記載の
方法。 - 【請求項10】 洗浄水の流速とラテックスの流速の比
が、1:1〜10:1、好ましくは1.5:1〜5:1
の範囲にある、請求項6〜9のいずれかに記載の方法。 - 【請求項11】 酸性電解質が無機酸であり、好ましく
は硝酸または塩酸であり、より好ましくは硝酸である、
請求項1〜10のいずれかに記載の方法。 - 【請求項12】 熱加工性TFE共重合体が、TFE
と、少なくとも1つのエチレン型不飽和を含み、好まし
くはフッ素化された、次のもの:−C3−C8パーフルオ
ロオレフィン、好ましくはヘキサフルオロプロペン(H
FP)、−ビニルフルオライド(VF)、ビニリデンフ
ルオライド(VDF)、トリフルオロエチレン、ヘキサ
フルオロイソブテンおよびパーフルオロアルキルエチレ
ンCH2=CH−Rf(ここで、RfはC1−C6パーフル
オロアルキルである)から選択されるC2−C8水素化フ
ルオロオレフィン;−C2−C8 クロロ−および/また
はブロモ−および/またはヨウド−フルオロオレフィ
ン、好ましくはクロロトリフルオロエチレン(CTF
E);−(パー)フルオロアルキルビニルエーテル(P
AVE)CF2=CFORf(ここで、RfはC1−C
6(パー)フルオロアルキル、好ましくは、CF3、C2
F5、C3F7である);−(パー)フルオロ−オキシアル
キルビニルエーテル CF2=CFOX(ここで、Xは
1以上のエーテル基を有するC1−C12アルキル、C1−
C12オキシアルキルまたはC1−C12(パー)フルオロ
オキシアルキル、好ましくはパーフルオロ−2−プロポ
キシ−プロピルである);−フルオロジオキソール、好
ましくはパーフルオロジオキソール;−次のタイプの非
共役ジエン:CF2=CFOCF2CF2CF=CF2CF
X1=CX2OCX3X4OCX2=CX1F(ここで、X1
およびX2は互いに同一または異なって、F、Clまた
はHであり、X3およびX4は互いに同一または異なっ
て、FまたはCF3であるり、これらは重合の間に環状
に重合する);−次の一般式のフルオロビニルエーテル
(MOVE):CFXAI=CXAIOCF2ORAI (A
−I)(ここで、RAIは、C2−C6の直鎖状、分枝鎖状
もしくはC5−C6環状の(パー)フルオロアルキル基、
または1〜3の酸素原子を含むC2−C6の直鎖状、分鎖
状のパーフルオロオキシアルキル基であるり、RAIが上
記のフルオロアルキルもしくはフルオロオキシアルキル
であるとき、それはH、Cl、BrおよびIから選ばれ
る同一または異なる1または2個の原子を含むことがで
き;XAI=FまたはH);一般式:CFXAI=CXAIO
CF2OCF2CF2YAIの化合物 (A−II)(ここ
で、YAI=F、OCF3であり、XAIは上記のものが好
ましい);特に好ましいのは、(MOVE I) CF2
=CFOCF2OCF2CF3(A−III)、および
(MOVE II) CF2=CFOCF2OCF2CF2
OCF3(A−IV)であるから選択される1以上のモ
ノマーとの重合によって得られる、請求項1〜11のい
ずれかに記載の方法。 - 【請求項13】 フッ素化されたコモノマーに加えて、
水素化されたオレフィンが用いられる、請求項12に記
載の方法。 - 【請求項14】 共重合体中のコモノマーの量が1〜1
8重量%、好ましくは2〜10重量%である、請求項1
2または13に記載の方法。 - 【請求項15】 熱加工性重合体の粉体の乾燥が230
℃〜280℃の温度で行われる、請求項1〜14のいず
れかに記載の方法。 - 【請求項16】 1ppm未満の抽出され得るカチオン
を含む、請求項12〜14のいずれかに記載の熱加工性
TFE共重合体。 - 【請求項17】 抽出され得るカチオンの量が1ppm
未満であり、残存する界面活性剤の量が約10ppm未
満である、請求項15に記載の熱加工性TFE共重合
体。
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