JP2003080931A - ヒートポンプおよびその制御方法 - Google Patents
ヒートポンプおよびその制御方法Info
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- JP2003080931A JP2003080931A JP2001281566A JP2001281566A JP2003080931A JP 2003080931 A JP2003080931 A JP 2003080931A JP 2001281566 A JP2001281566 A JP 2001281566A JP 2001281566 A JP2001281566 A JP 2001281566A JP 2003080931 A JP2003080931 A JP 2003080931A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】温度が低い場合であっても、機器に支障を来す
ことなく、十分に高い暖房能力を得ることができるとと
もに、加熱対象物を効率的に加熱および除湿する。 【解決手段】圧縮機32が駆動されると、高温高圧のガ
ス冷媒が空調ダクト40内の室内凝縮器34に供給さ
れ、送風ファン50、52によって送給された内気が加
熱される。一方、室内凝縮器34から出力された冷媒
は、気液分離器76によって気体と液体とに分離された
後、液体の冷媒が膨張弁78によって急激に膨張され、
定温低圧の冷媒として室内吸熱器36に供給される。従
って、空調ダクト40内に供給された内気は、室内吸熱
器36によって吸熱されることで除湿され、次いで、室
内凝縮器34によって加熱された後、車室内に送給され
る。
ことなく、十分に高い暖房能力を得ることができるとと
もに、加熱対象物を効率的に加熱および除湿する。 【解決手段】圧縮機32が駆動されると、高温高圧のガ
ス冷媒が空調ダクト40内の室内凝縮器34に供給さ
れ、送風ファン50、52によって送給された内気が加
熱される。一方、室内凝縮器34から出力された冷媒
は、気液分離器76によって気体と液体とに分離された
後、液体の冷媒が膨張弁78によって急激に膨張され、
定温低圧の冷媒として室内吸熱器36に供給される。従
って、空調ダクト40内に供給された内気は、室内吸熱
器36によって吸熱されることで除湿され、次いで、室
内凝縮器34によって加熱された後、車室内に送給され
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特に温度の低い加
熱対象物を効果的に加熱および除湿することのできるヒ
ートポンプおよびその制御方法に関する。
熱対象物を効果的に加熱および除湿することのできるヒ
ートポンプおよびその制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、車載用エアコンの場合、車室内
を暖房するための熱源としてエンジン冷却水の熱を利用
しているが、例えば、冬期のようにエンジン冷却水の熱
量が十分でない場合や、電気自動車のように基本的にエ
ンジンを持たない車両においては、エンジン冷却水以外
の車室内暖房用熱源が必要となる。このような熱源を供
給する手段の1つとしてヒートポンプが用いられる。
を暖房するための熱源としてエンジン冷却水の熱を利用
しているが、例えば、冬期のようにエンジン冷却水の熱
量が十分でない場合や、電気自動車のように基本的にエ
ンジンを持たない車両においては、エンジン冷却水以外
の車室内暖房用熱源が必要となる。このような熱源を供
給する手段の1つとしてヒートポンプが用いられる。
【0003】図8は、ヒートポンプ機能を備えた従来技
術に係る車載用エアコン2の回路構成を示す(特許26
77966号公報参照)。
術に係る車載用エアコン2の回路構成を示す(特許26
77966号公報参照)。
【0004】この車載用エアコン2では、暖房開始初期
において、圧縮機4によって圧縮された冷媒を、室内凝
縮器6、気液分離器8、電磁弁10および膨張弁12を
介して室外吸熱器14に導き、送風ファン15により送
られた内気を室内凝縮器6の放熱によって加熱するとと
もに、送風ファン17により送られた外気の熱を室外吸
熱器14によって吸熱し、車室内の急速暖房を行う。
において、圧縮機4によって圧縮された冷媒を、室内凝
縮器6、気液分離器8、電磁弁10および膨張弁12を
介して室外吸熱器14に導き、送風ファン15により送
られた内気を室内凝縮器6の放熱によって加熱するとと
もに、送風ファン17により送られた外気の熱を室外吸
熱器14によって吸熱し、車室内の急速暖房を行う。
【0005】なお、気液分離器8には、膨張弁16を介
して室内吸熱器18が接続され、室内吸熱器18の出力
側は、蒸発圧力調整弁20を介して圧縮機4に接続され
ている。この場合、暖房開始初期においては、蒸発圧力
調整弁20の作用により、冷媒が室内吸熱器18側より
も室外吸熱器14側に多く流れるように調整される。
して室内吸熱器18が接続され、室内吸熱器18の出力
側は、蒸発圧力調整弁20を介して圧縮機4に接続され
ている。この場合、暖房開始初期においては、蒸発圧力
調整弁20の作用により、冷媒が室内吸熱器18側より
も室外吸熱器14側に多く流れるように調整される。
【0006】車室内の温度が上昇すると、蒸発圧力調整
弁20の作用により、室内吸熱器18に多くの冷媒が流
れるように調整される。この結果、室内吸熱器18によ
る内気の除湿が行われる。除湿された内気は、室内凝縮
器6によって加熱され、除湿暖房が遂行される。
弁20の作用により、室内吸熱器18に多くの冷媒が流
れるように調整される。この結果、室内吸熱器18によ
る内気の除湿が行われる。除湿された内気は、室内凝縮
器6によって加熱され、除湿暖房が遂行される。
【0007】ところで、このようにして車室内の暖房を
行うヒートポンプでは、暖房開始初期における冷媒の圧
力が低いため、外気温が低すぎると、室外吸熱器14が
着霜して外気の熱を吸熱することができず、十分な暖房
を行うことができない。
行うヒートポンプでは、暖房開始初期における冷媒の圧
力が低いため、外気温が低すぎると、室外吸熱器14が
着霜して外気の熱を吸熱することができず、十分な暖房
を行うことができない。
【0008】また、低外気温時においては、車載用エア
コン2の稼動前の冷媒圧力が低いため、この状態から車
載用エアコン2を駆動すると、圧縮機4の吸入圧力が低
下し、さらには、圧縮機4の吸入圧力が負圧になってし
まう。この状態が継続すると、圧縮機4に十分な量の冷
媒が戻らないため、圧縮機4の焼き付きを惹起するおそ
れがある。
コン2の稼動前の冷媒圧力が低いため、この状態から車
載用エアコン2を駆動すると、圧縮機4の吸入圧力が低
下し、さらには、圧縮機4の吸入圧力が負圧になってし
まう。この状態が継続すると、圧縮機4に十分な量の冷
媒が戻らないため、圧縮機4の焼き付きを惹起するおそ
れがある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記の不具
合を解消するためになされたもので、温度が低い場合で
あっても、機器に支障を来すことなく、十分に高い暖房
能力を得ることができるとともに、加熱対象物を効率的
に加熱および除湿することのできるヒートポンプおよび
その制御方法を提供することを目的とする。
合を解消するためになされたもので、温度が低い場合で
あっても、機器に支障を来すことなく、十分に高い暖房
能力を得ることができるとともに、加熱対象物を効率的
に加熱および除湿することのできるヒートポンプおよび
その制御方法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
めに、本発明では、ガス冷媒を圧縮機により圧縮し、液
化しない範囲で凝縮器に導いて凝縮させ、そのときに発
生する熱により加熱対象物を加熱する。なお、加熱対象
物を加熱したガス冷媒は、減圧弁により負圧とならない
範囲で減圧された後、ガス状態のまま圧縮機に戻され
る。
めに、本発明では、ガス冷媒を圧縮機により圧縮し、液
化しない範囲で凝縮器に導いて凝縮させ、そのときに発
生する熱により加熱対象物を加熱する。なお、加熱対象
物を加熱したガス冷媒は、減圧弁により負圧とならない
範囲で減圧された後、ガス状態のまま圧縮機に戻され
る。
【0011】上記のようにして冷媒をガス状態で循環さ
せることにより、圧縮機における吸入圧力が適正に保持
され、低温時であっても冷媒流量が減少することがない
ため、圧縮機を損傷することがなく、しかも、高い暖房
能力が保持される。
せることにより、圧縮機における吸入圧力が適正に保持
され、低温時であっても冷媒流量が減少することがない
ため、圧縮機を損傷することがなく、しかも、高い暖房
能力が保持される。
【0012】また、凝縮器によって加熱対象物を加熱す
るとともに、凝縮器からのガス冷媒を膨張弁を介し膨張
させて吸熱器に導くことにより、ガス冷媒の蒸発による
吸熱作用を用いて加熱対象物の除湿を行う。これによ
り、加熱対象物の除湿および加熱が効率的に遂行され
る。
るとともに、凝縮器からのガス冷媒を膨張弁を介し膨張
させて吸熱器に導くことにより、ガス冷媒の蒸発による
吸熱作用を用いて加熱対象物の除湿を行う。これによ
り、加熱対象物の除湿および加熱が効率的に遂行され
る。
【0013】
【発明の実施の形態】図1〜図4は、本発明のヒートポ
ンプおよびその制御方法が適用される本実施形態の車載
用エアコン30の回路構成を示す。この車載用エアコン
30は、ヒートサイクルである「低外気温暖房モード」
(図1)、「除湿暖房モード」(図2)および「通常暖
房モード」(図3)と、冷凍サイクルである「冷房モー
ド」(図4)とを備える。なお、図1〜図4において、
実線で示す回路は各モードで機能している回路を示し、
点線で示す回路は各モードで機能していない回路を示
す。
ンプおよびその制御方法が適用される本実施形態の車載
用エアコン30の回路構成を示す。この車載用エアコン
30は、ヒートサイクルである「低外気温暖房モード」
(図1)、「除湿暖房モード」(図2)および「通常暖
房モード」(図3)と、冷凍サイクルである「冷房モー
ド」(図4)とを備える。なお、図1〜図4において、
実線で示す回路は各モードで機能している回路を示し、
点線で示す回路は各モードで機能していない回路を示
す。
【0014】車載用エアコン30は、冷媒を吸入圧縮す
る圧縮機32と、車室内に配設される室内凝縮器34お
よび室内吸熱器36と、ラジエータの前面に取り付けら
れる室外吸熱器38とを備える。なお、室外吸熱器38
には、冷却ファン39が併設される。
る圧縮機32と、車室内に配設される室内凝縮器34お
よび室内吸熱器36と、ラジエータの前面に取り付けら
れる室外吸熱器38とを備える。なお、室外吸熱器38
には、冷却ファン39が併設される。
【0015】室内凝縮器34および室内吸熱器36は、
空調ダクト40内に配設される。空調ダクト40は、外
気または内気を取り入れる吸入口42、44を一端部に
備える。吸入口42、44は、切換ドア46によって切
り換え可能に構成される。また、空調ダクト40内に
は、吸入口42、44に近接し、モータ48によって回
転する送風ファン50、52が配設される。
空調ダクト40内に配設される。空調ダクト40は、外
気または内気を取り入れる吸入口42、44を一端部に
備える。吸入口42、44は、切換ドア46によって切
り換え可能に構成される。また、空調ダクト40内に
は、吸入口42、44に近接し、モータ48によって回
転する送風ファン50、52が配設される。
【0016】空調ダクト40の他端部には、室内凝縮器
34および/または室内吸熱器36によって温湿度調整
された空気(内気または外気)を車室内の所定部位に導
くためのフット吹出口54、フェイス吹出口56および
デフロスタ吹出口58が配設される。フット吹出口5
4、フェイス吹出口56およびデフロスタ吹出口58に
は、それぞれ切換ドア60、62および64が配設され
る。なお、室内凝縮器34と室内吸熱器36との間に
は、冷凍サイクルとヒートサイクルとを切り換える切換
ドア66が配設される。
34および/または室内吸熱器36によって温湿度調整
された空気(内気または外気)を車室内の所定部位に導
くためのフット吹出口54、フェイス吹出口56および
デフロスタ吹出口58が配設される。フット吹出口5
4、フェイス吹出口56およびデフロスタ吹出口58に
は、それぞれ切換ドア60、62および64が配設され
る。なお、室内凝縮器34と室内吸熱器36との間に
は、冷凍サイクルとヒートサイクルとを切り換える切換
ドア66が配設される。
【0017】図1に示す「低外気温暖房モード」の回路
では、圧縮機32の出力側と室内凝縮器34の入力側と
が接続される。室内凝縮器34の出力側は、切換弁6
8、70および減圧弁72を順に介して圧縮機32の入
力側に接続される。なお、減圧弁72としては、圧縮機
32により吸入される冷媒の圧力を一定に保持すること
のできる吸入圧力調整弁を用いることができる。
では、圧縮機32の出力側と室内凝縮器34の入力側と
が接続される。室内凝縮器34の出力側は、切換弁6
8、70および減圧弁72を順に介して圧縮機32の入
力側に接続される。なお、減圧弁72としては、圧縮機
32により吸入される冷媒の圧力を一定に保持すること
のできる吸入圧力調整弁を用いることができる。
【0018】図2に示す「除湿暖房モード」の回路にお
いて、室内凝縮器34の出力側は、切換弁68、70、
74、気液分離器76および膨張弁78を順に介して室
内吸熱器36の入力側に接続される。室内吸熱器36の
出力側は、圧縮機32の入力側に接続される。
いて、室内凝縮器34の出力側は、切換弁68、70、
74、気液分離器76および膨張弁78を順に介して室
内吸熱器36の入力側に接続される。室内吸熱器36の
出力側は、圧縮機32の入力側に接続される。
【0019】図3に示す「通常暖房モード」の回路にお
いて、室内凝縮器34の出力側は、切換弁68、80、
気液分離器82、膨張弁84および切換弁86を順に介
して室外吸熱器38の入力側に接続される。室外吸熱器
38の出力側は、切換弁88を介して圧縮機32の入力
側に接続される。
いて、室内凝縮器34の出力側は、切換弁68、80、
気液分離器82、膨張弁84および切換弁86を順に介
して室外吸熱器38の入力側に接続される。室外吸熱器
38の出力側は、切換弁88を介して圧縮機32の入力
側に接続される。
【0020】図4に示す「冷房モード」の回路におい
て、室内凝縮器34の出力側は、切換弁68、80およ
び86を順に介して室外吸熱器38の入力側に接続され
る。室外吸熱器38の出力側は、切換弁88、74、気
液分離器76および膨張弁78を順に介して室内吸熱器
36の入力側に接続される。室内吸熱器36の出力側
は、圧縮機32の入力側に接続される。
て、室内凝縮器34の出力側は、切換弁68、80およ
び86を順に介して室外吸熱器38の入力側に接続され
る。室外吸熱器38の出力側は、切換弁88、74、気
液分離器76および膨張弁78を順に介して室内吸熱器
36の入力側に接続される。室内吸熱器36の出力側
は、圧縮機32の入力側に接続される。
【0021】本実施形態の車載用エアコン30は、基本
的には以上のように構成されるものであり、次に、その
動作について説明する。
的には以上のように構成されるものであり、次に、その
動作について説明する。
【0022】先ず、図1に従い、「低外気温暖房モー
ド」での動作について説明する。
ド」での動作について説明する。
【0023】圧縮機32が駆動されると、ガス状態にあ
る冷媒が吸入圧縮され、高温高圧のガス冷媒として空調
ダクト40内の室内凝縮器34に供給される。この場
合、送風ファン50、52によって送給された外気は、
室内凝縮器34内の高温高圧のガス冷媒によって加熱さ
れ、フット吹出口54、フェイス吹出口56またはデフ
ロスタ吹出口58から車室内に送風され、急速暖房が行
われる。一方、外気によって冷却されたガス冷媒は、減
圧弁72によって適正圧力まで減圧された後、圧縮機3
2に戻される。
る冷媒が吸入圧縮され、高温高圧のガス冷媒として空調
ダクト40内の室内凝縮器34に供給される。この場
合、送風ファン50、52によって送給された外気は、
室内凝縮器34内の高温高圧のガス冷媒によって加熱さ
れ、フット吹出口54、フェイス吹出口56またはデフ
ロスタ吹出口58から車室内に送風され、急速暖房が行
われる。一方、外気によって冷却されたガス冷媒は、減
圧弁72によって適正圧力まで減圧された後、圧縮機3
2に戻される。
【0024】ここで、本実施形態では、図5に示すよう
に、圧縮機32によりガス冷媒を圧縮して室内凝縮器3
4に供給した後、室内凝縮器34において、モリエル線
図の飽和蒸気線を超えない範囲でガス媒体を凝縮させる
ことにより、過熱度を持ったガス媒体として減圧弁72
に供給している。次いで、このガス媒体を負圧とならな
い適正圧力まで減圧し、ガス状態のままで圧縮機32に
戻すようにしている。この場合、圧縮機32の回転数を
増加させても吸入圧力が負圧となることがなく、従っ
て、圧縮機32を損傷することなく、冷媒の流量を必要
に応じて増加させ、所望の急速暖房を行うことができ
る。
に、圧縮機32によりガス冷媒を圧縮して室内凝縮器3
4に供給した後、室内凝縮器34において、モリエル線
図の飽和蒸気線を超えない範囲でガス媒体を凝縮させる
ことにより、過熱度を持ったガス媒体として減圧弁72
に供給している。次いで、このガス媒体を負圧とならな
い適正圧力まで減圧し、ガス状態のままで圧縮機32に
戻すようにしている。この場合、圧縮機32の回転数を
増加させても吸入圧力が負圧となることがなく、従っ
て、圧縮機32を損傷することなく、冷媒の流量を必要
に応じて増加させ、所望の急速暖房を行うことができ
る。
【0025】また、室外吸熱器38を経由することなく
暖房を行うため、低外気温時であっても、室外吸熱器3
8が凍結するおそれはない。
暖房を行うため、低外気温時であっても、室外吸熱器3
8が凍結するおそれはない。
【0026】次に、図2に従い、「除湿暖房モード」で
の動作について説明する。この場合、「除湿暖房モー
ド」は、空調ダクト40内に導入される内気または外気
が室内吸熱器36を着霜させない温度以上であることを
条件として起動させる。本実施形態では、上述した「低
外気温暖房モード」によって内気温が上昇した後、その
内気を空調ダクト40内に供給して行う。なお、外気温
が高い場合には、空調ダクト40内に外気を供給して除
湿暖房を行うこともできる。
の動作について説明する。この場合、「除湿暖房モー
ド」は、空調ダクト40内に導入される内気または外気
が室内吸熱器36を着霜させない温度以上であることを
条件として起動させる。本実施形態では、上述した「低
外気温暖房モード」によって内気温が上昇した後、その
内気を空調ダクト40内に供給して行う。なお、外気温
が高い場合には、空調ダクト40内に外気を供給して除
湿暖房を行うこともできる。
【0027】そこで、圧縮機32が駆動されると、高温
高圧のガス冷媒が空調ダクト40内の室内凝縮器34に
供給され、送風ファン50、52によって送給された内
気が加熱される。
高圧のガス冷媒が空調ダクト40内の室内凝縮器34に
供給され、送風ファン50、52によって送給された内
気が加熱される。
【0028】一方、室内凝縮器34から出力された冷媒
は、気液分離器76によって気体と液体とに分離された
後、液体の冷媒が膨張弁78によって急激に膨張され、
定温低圧の冷媒として室内吸熱器36に供給される。従
って、空調ダクト40内に供給された内気は、室内吸熱
器36によって吸熱されることで除湿される。そして、
除湿された内気は、室内凝縮器34によって加熱された
後、車室内に送給される。
は、気液分離器76によって気体と液体とに分離された
後、液体の冷媒が膨張弁78によって急激に膨張され、
定温低圧の冷媒として室内吸熱器36に供給される。従
って、空調ダクト40内に供給された内気は、室内吸熱
器36によって吸熱されることで除湿される。そして、
除湿された内気は、室内凝縮器34によって加熱された
後、車室内に送給される。
【0029】図6は、「低外気温暖房モード」から「除
湿暖房モード」に切り換え制御を行った場合における内
気温の変化状態の説明図である。
湿暖房モード」に切り換え制御を行った場合における内
気温の変化状態の説明図である。
【0030】「低外気温暖房モード」では、特性(a)
で示すように、内気が室内凝縮器34によって加熱さ
れ、急速に上昇する。次いで、内気温がT1となった時
点で「除湿暖房モード」に切り換えると、特性(b)で
示すように、内気温が室内凝縮器34によって徐々に加
熱され、目標温度T0に到達する。この場合、内気は、
室内凝縮器34によって加熱されるとともに、室内吸熱
器36によって除湿されるため、車室内のウインドウ等
が結露することはない。なお、「除湿暖房モード」に切
り換えることなく「低外気温暖房モード」を継続した場
合には、特性(c)に示すように、内気が除湿されるこ
となく目標温度T0以上まで急速に加熱されてしまうた
め、結露が発生するおそれがある。
で示すように、内気が室内凝縮器34によって加熱さ
れ、急速に上昇する。次いで、内気温がT1となった時
点で「除湿暖房モード」に切り換えると、特性(b)で
示すように、内気温が室内凝縮器34によって徐々に加
熱され、目標温度T0に到達する。この場合、内気は、
室内凝縮器34によって加熱されるとともに、室内吸熱
器36によって除湿されるため、車室内のウインドウ等
が結露することはない。なお、「除湿暖房モード」に切
り換えることなく「低外気温暖房モード」を継続した場
合には、特性(c)に示すように、内気が除湿されるこ
となく目標温度T0以上まで急速に加熱されてしまうた
め、結露が発生するおそれがある。
【0031】次に、図3に従い、「通常暖房モード」で
の動作について説明する。
の動作について説明する。
【0032】圧縮機32が駆動されると、高温高圧のガ
ス冷媒が空調ダクト40内の室内凝縮器34に供給さ
れ、送風ファン50、52によって送給された内気が加
熱される。一方、室内凝縮器34から出力された冷媒
は、気液分離器82によって気体と液体とに分離された
後、液体の冷媒が膨張弁84によって膨張されて室内吸
熱器36に供給され、外気の熱を吸熱して車室内に供給
する。
ス冷媒が空調ダクト40内の室内凝縮器34に供給さ
れ、送風ファン50、52によって送給された内気が加
熱される。一方、室内凝縮器34から出力された冷媒
は、気液分離器82によって気体と液体とに分離された
後、液体の冷媒が膨張弁84によって膨張されて室内吸
熱器36に供給され、外気の熱を吸熱して車室内に供給
する。
【0033】最後に、図4に従い、「冷房モード」での
動作について説明する。
動作について説明する。
【0034】圧縮機32が駆動されると、高温高圧のガ
ス冷媒が空調ダクト40内の室内凝縮器34に供給され
る。このとき、切換ドア66は、空調ダクト40内に供
給された外気を室内凝縮器34を経由することなく車室
内に供給する。従って、内気が室内凝縮器34によって
加熱されることはない。
ス冷媒が空調ダクト40内の室内凝縮器34に供給され
る。このとき、切換ドア66は、空調ダクト40内に供
給された外気を室内凝縮器34を経由することなく車室
内に供給する。従って、内気が室内凝縮器34によって
加熱されることはない。
【0035】一方、室内凝縮器34から出力された高温
高圧のガス冷媒は、室外吸熱器38に供給され、冷却フ
ァン39によって供給される外気により冷却された後、
液状冷媒とされ、気液分離器76を介して調整された液
状冷媒が膨張弁78に供給される。膨張弁78は、液状
冷媒を急激に膨張させ、低温低圧の霧状の冷媒を室内吸
熱器36に供給する。従って、送風ファン50、52に
よって供給された外気は、室内吸熱器36によって吸熱
されて冷却される。冷却された外気は、車室内に送風さ
れ、冷房が行われる。
高圧のガス冷媒は、室外吸熱器38に供給され、冷却フ
ァン39によって供給される外気により冷却された後、
液状冷媒とされ、気液分離器76を介して調整された液
状冷媒が膨張弁78に供給される。膨張弁78は、液状
冷媒を急激に膨張させ、低温低圧の霧状の冷媒を室内吸
熱器36に供給する。従って、送風ファン50、52に
よって供給された外気は、室内吸熱器36によって吸熱
されて冷却される。冷却された外気は、車室内に送風さ
れ、冷房が行われる。
【0036】図7は、以上説明した各モードでの適切な
動作範囲を示す。
動作範囲を示す。
【0037】「低外気温暖房モード」では、例えば、外
気温が−20℃以下〜10℃の範囲で動作させることが
望ましい。10℃以上でも動作可能であるが、内気の温
度上昇率が高いため、過剰暖房となるおそれがある。な
お、圧縮機32の回転数を増加させることにより、より
低い外気温に対応可能である。
気温が−20℃以下〜10℃の範囲で動作させることが
望ましい。10℃以上でも動作可能であるが、内気の温
度上昇率が高いため、過剰暖房となるおそれがある。な
お、圧縮機32の回転数を増加させることにより、より
低い外気温に対応可能である。
【0038】「通常暖房モード」では、例えば、外気温
が0℃〜20℃の範囲で動作させることが望ましい。2
0℃以上でも動作可能であるが、過剰暖房となるおそれ
がある。0℃以下では、室外吸熱器38が着霜するおそ
れがある。なお、0℃〜10℃の範囲では、「低外気温
暖房モード」または「通常暖房モード」のいずれでも対
応可能である。
が0℃〜20℃の範囲で動作させることが望ましい。2
0℃以上でも動作可能であるが、過剰暖房となるおそれ
がある。0℃以下では、室外吸熱器38が着霜するおそ
れがある。なお、0℃〜10℃の範囲では、「低外気温
暖房モード」または「通常暖房モード」のいずれでも対
応可能である。
【0039】「除湿暖房モード」では、切換ドア46を
内気導入状態に設定した場合、例えば、例えば、外気温
が−20℃以下〜20℃の範囲で動作させることが望ま
しい。なお、この場合の動作は、室内吸熱器36の着霜
を回避するため、内気がある程度加熱されてから起動さ
せるものとする。
内気導入状態に設定した場合、例えば、例えば、外気温
が−20℃以下〜20℃の範囲で動作させることが望ま
しい。なお、この場合の動作は、室内吸熱器36の着霜
を回避するため、内気がある程度加熱されてから起動さ
せるものとする。
【0040】切換ドア46を外気導入状態に設定した場
合、例えば、外気温が15℃〜40℃の範囲で動作させ
ることが望ましい。40℃以上では、過剰暖房となり、
15℃以下では室内吸熱器36が着霜するおそれがあ
る。なお、20℃以下では、内気導入状態で対応可能で
ある。また、30℃以上では、「冷房モード」で対応可
能である。
合、例えば、外気温が15℃〜40℃の範囲で動作させ
ることが望ましい。40℃以上では、過剰暖房となり、
15℃以下では室内吸熱器36が着霜するおそれがあ
る。なお、20℃以下では、内気導入状態で対応可能で
ある。また、30℃以上では、「冷房モード」で対応可
能である。
【0041】「冷房モード」では、例えば、外気温が3
0℃以上で動作させることが望ましい。
0℃以上で動作させることが望ましい。
【0042】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、温度が
低い場合であっても、圧縮機を介して凝縮器に冷媒を十
分に供給することができ、これによって、加熱対象物を
迅速に加熱することができる。また、圧縮機に戻される
冷媒の圧力も適正に保持されるため、冷媒流量が減少す
ることがなく、圧縮機を損傷するようなおそれもない。
低い場合であっても、圧縮機を介して凝縮器に冷媒を十
分に供給することができ、これによって、加熱対象物を
迅速に加熱することができる。また、圧縮機に戻される
冷媒の圧力も適正に保持されるため、冷媒流量が減少す
ることがなく、圧縮機を損傷するようなおそれもない。
【0043】さらに、加熱対象物を加熱する状態から、
除湿および加熱する状態に切り換え、加熱対象物を所望
の温度および湿度からなる状態に効率的に調整すること
ができる。
除湿および加熱する状態に切り換え、加熱対象物を所望
の温度および湿度からなる状態に効率的に調整すること
ができる。
【図1】本実施形態の車載用エアコンにおける「低外気
温暖房モード」での回路構成図である。
温暖房モード」での回路構成図である。
【図2】本実施形態の車載用エアコンにおける「除湿暖
房モード」での回路構成図である。
房モード」での回路構成図である。
【図3】本実施形態の車載用エアコンにおける「通常暖
房モード」での回路構成図である。
房モード」での回路構成図である。
【図4】本実施形態の車載用エアコンにおける「冷房モ
ード」での回路構成図である。
ード」での回路構成図である。
【図5】本実施形態の車載用エアコンにおける「低外気
温暖房モード」でのヒートサイクルの説明図である。
温暖房モード」でのヒートサイクルの説明図である。
【図6】本実施形態の車載用エアコンにおける「低外気
温暖房モード」から「除湿暖房モード」に至る際の内気
温の変化状態の説明図である。
温暖房モード」から「除湿暖房モード」に至る際の内気
温の変化状態の説明図である。
【図7】本実施形態の車載用エアコンにおける各モード
の動作範囲の説明図である。
の動作範囲の説明図である。
【図8】従来技術に係るヒートポンプの回路構成図であ
る。
る。
30…車載用エアコン 32…圧縮機
34…室内凝縮器 36…室内吸熱器
38…室外吸熱器 40…空調ダクト
46、60、62、64、66…切換ドア
68、70、74、80、86、88…切換弁
72…減圧弁 76、82…気液分
離器 78、84…膨張弁
離器 78、84…膨張弁
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 鷲足 純哉
栃木県塩谷郡高根沢町宝積寺字サギノヤ東
2021番地8 株式会社ケーヒン栃木開発セ
ンター内
Claims (3)
- 【請求項1】ガス冷媒を吸入圧縮する圧縮機と、 圧縮された前記ガス冷媒を液化しない範囲で凝縮させる
凝縮器と、 凝縮された前記ガス冷媒を減圧して前記圧縮機に導く減
圧弁と、 前記凝縮器と前記減圧弁との間に配設される切換弁と、 前記切換弁を介して前記凝縮器から導かれた前記ガス冷
媒を膨張させる膨張弁と、 膨張された前記ガス冷媒を用いて吸熱する吸熱器と、 を備え、前記圧縮機、前記凝縮器および前記減圧弁を介
して前記圧縮機に至る回路において加熱対象物を加熱す
る一方、前記圧縮機、前記凝縮器、前記膨張弁および前
記吸熱器を介して前記圧縮機に至る回路において前記加
熱対象物を加熱および除湿することを特徴とするヒート
ポンプ。 - 【請求項2】請求項1記載のヒートポンプにおいて、 当該ヒートポンプは、車載用エアコンの冷凍サイクルの
一部によって構成されることを特徴とするヒートポン
プ。 - 【請求項3】ガス冷媒を圧縮機により圧縮し、液化しな
い範囲で凝縮器に導いて凝縮させ、加熱対象物を加熱す
るステップと、 凝縮された前記ガス冷媒を減圧して前記圧縮機に導いて
循環させるステップと、 前記加熱対象物が所定温度に加熱されたとき、前記ガス
冷媒を前記凝縮器から膨張弁を介して吸熱器に導き、前
記加熱対象物を加熱および除湿するステップと、 からなることを特徴とするヒートポンプ制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001281566A JP2003080931A (ja) | 2001-09-17 | 2001-09-17 | ヒートポンプおよびその制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001281566A JP2003080931A (ja) | 2001-09-17 | 2001-09-17 | ヒートポンプおよびその制御方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003080931A true JP2003080931A (ja) | 2003-03-19 |
Family
ID=19105371
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001281566A Pending JP2003080931A (ja) | 2001-09-17 | 2001-09-17 | ヒートポンプおよびその制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003080931A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP2012166679A (ja) * | 2011-02-14 | 2012-09-06 | Tgk Co Ltd | 車両用冷暖房装置および集合弁 |
WO2012171601A1 (fr) * | 2011-06-16 | 2012-12-20 | Valeo Systemes Thermiques | Circuit de fluide refrigerant et procede de controle d'un tel circuit |
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-
2001
- 2001-09-17 JP JP2001281566A patent/JP2003080931A/ja active Pending
Cited By (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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