JP2003080672A - 平板用多色オフセット印刷機 - Google Patents

平板用多色オフセット印刷機

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JP2003080672A
JP2003080672A JP2001276135A JP2001276135A JP2003080672A JP 2003080672 A JP2003080672 A JP 2003080672A JP 2001276135 A JP2001276135 A JP 2001276135A JP 2001276135 A JP2001276135 A JP 2001276135A JP 2003080672 A JP2003080672 A JP 2003080672A
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Kazu Shimizu
和 清水
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Nippon Bunka Seiko Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 平板形状被印刷物を載置するターンテーブル
を大型化した場合でも印刷胴を回転駆動するための一対
のラックの配列間隔を長くする必要がなく、印刷胴を含
むキャリッジ全体の軽量化及び印刷胴の高速駆動を可能
にする。 【解決手段】 平板形状被印刷物を載置したターンテー
ブル22と、印刷胴23を支えるキャリッジ25と、印
刷版32とを備え、ターンテーブル周囲にて、その直径
方向にラック30が平行配置され、ラック30にかみ合
うピニオン50が前記キャリッジ25にそれぞれ軸支さ
れ、ピニオン50よりもターンテーブル22に近接する
側に配置された印刷胴23にピニオン50の回転を伝達
する伝動機構を設け、ピニオン50が回転すると、伝動
機構を介して印刷胴23が回転駆動され、印刷版32の
インキをターンテーブル上の平板形状被印刷物に転写す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスク(C
D、DVD等)の如く屈曲不可能な平板形状被印刷物へ
多色オフセット印刷を施す場合に用いられる平板用多色
オフセット印刷機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の平板用多色オフセット印
刷機としては、本出願人等による特開平3−75149
号公報で提案したものがある。
【0003】上述の従来の平板用多色オフセット印刷機
は、図5に示すように、平板形状被印刷物である光ディ
スク1を多数個載置したターンテーブル(インデックス
テーブル)2と、印刷胴3及びインキ付けローラー4を
軸支するキャリッジ5と、インキ付けローラー4にイン
キを供給するインキ供給手段6とを備えている。また、
ターンテーブル2に沿って印刷前の光ディスク1をター
ンテーブル上に供給するローダー7と印刷後の光ディス
ク1をターンテーブル2から取り出すアンローダー8が
設けられている。
【0004】前記ターンテーブル(インデックステーブ
ル)2の直径方向に前記印刷胴3を回転させながら駆動
するためにラック10が平行配置され、ラック10にか
み合うピニオンが印刷胴3両端部に一体化されている。
一対のラック10は固定配置であり、この上を印刷胴3
の両側に一体化されたピニオンが回転しながら移動する
ことで、印刷胴3もピニオンと一体的に回転する。通
常、印刷胴3はターンテーブル2に対して最も前進した
状態から後退するときに、ターンテーブル2の印刷位置
P1,P2,P3,P4にある光ディスク1上を転動
(回転しながら移動)し、印刷版12にインキ付けロー
ラー4で塗布されていたインキを光ディスク1上に転写
する(印刷胴3には前回の後退動作時に印刷版12上を
転動していることでインキが付着している)。さらに、
印刷胴3は印刷版載置用版定盤11上に載置固定された
印刷版12上を転動して次回の印刷動作のためのインキ
が付けられてターンテーブル2から離れた最も後退した
位置に戻る。なお、印刷版12は色毎に異なる印刷パタ
ーンQ1,Q2,Q3,Q4を有し、各印刷パターン毎
に異なる色のインキが塗布されている。ターンテーブル
2の印刷位置P1は印刷パターンQ1に、印刷位置P2
は印刷パターンQ2に、印刷位置P3は印刷パターンQ
3に,印刷位置P4は印刷パターンQ4に対応してい
る。
【0005】この図5の構成では、ターンテーブル2の
直径方向Dに平行な一対のラック10の先端位置が印刷
胴3の前進位置を規定しており、ラック10の先端は印
刷位置P1,P2,P3,P4を通り越してターンテー
ブル2の中心Cを通る直線L(前記直径方向Dに垂直)
に近づく所まで延びている必要がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、生産性を上
げるために、ターンテーブルの径を大きくして、ターン
テーブルに載置される光ディスクの個数を増加するとと
もに、印刷胴の移動速度を速めることが本出願人により
考慮されている。
【0007】その場合、図5の構成であると、ターンテ
ーブル2の径の増大に伴い、ターンテーブル2の両側に
配するラック10の配列間隔は大きくなり、印刷胴3を
軸支するキャリッジ5の幅が大きくなる。このため、印
刷胴3に撓みの影響が出たり、印刷胴3、インキ付けロ
ーラー4等を有するキャリッジ全体の重量が増加し、高
速駆動が困難になる。
【0008】前記印刷胴3の高速駆動のためには前記一
対のラック10の配列間隔は短い方がよく、印刷胴3を
含むキャリッジ全体の重量も軽量化した方がよいが、タ
ーンテーブルを大型化(大径化)した場合、ラック10
の配列間隔が短いとターンテーブルの印刷位置にある光
ディスク上に印刷胴3を接触させることができなくな
る。
【0009】本発明は、上記の点に鑑み、光ディスク等
の平板形状被印刷物を載置するターンテーブルを大型化
した場合でも印刷胴を回転駆動するための一対のラック
の配列間隔を長くする必要がなく、印刷胴を含むキャリ
ッジ全体の軽量化を可能にし、ひいては印刷胴の高速駆
動を可能にした平板用多色オフセット印刷機を提供する
ことを目的とする。
【0010】本発明のその他の目的や新規な特徴は後述
の実施の形態において明らかにする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、平板形状被印刷物を等角度間隔で多数個
載置したターンテーブルと、印刷胴を回転自在に支える
キャリッジと、前記ターンテーブルの周囲に固定配置の
印刷版とを備える平板用多色オフセット印刷機におい
て、前記ターンテーブル周囲にて、前記ターンテーブル
の直径方向に対を成すラックが平行配置され、該ラック
にかみ合うピニオンが前記キャリッジにそれぞれ軸支さ
れ、該ピニオンよりも前記ターンテーブルに近接する側
に配置された前記印刷胴に前記ピニオンの回転を伝達す
る伝動機構を設け、前記キャリッジが前記ターンテーブ
ルの直径方向に移動するとき、前記ラックにかみ合う前
記ピニオンが回転し、前記伝動機構を介して前記印刷胴
が回転駆動され、前記印刷版に塗布されていたインキを
前記ターンテーブルの印刷位置に載置された平板形状被
印刷物に転写することを特徴としている。
【0012】また、平板用多色オフセット印刷機におい
て、前記印刷版は色毎に異なる印刷パターンを有し、前
記ターンテーブルには各々の印刷パターンに対応した印
刷位置が設けられているとよい。
【0013】さらに、前記対を成すラックは前記ターン
テーブルの全ての印刷位置を少なくとも挟む配置であ
り、かつ前記ラックの先端が前記ターンテーブルの直径
方向で測って前記全ての印刷位置の平板形状被印刷物の
印刷領域を通過する位置よりも手前側に位置する構成に
するとよい。
【0014】さらに、前記ピニオンと回転中心が同じア
ームで前記印刷胴が前記ピニオンよりも前記ターンテー
ブルに近接する側に軸支された構成にするとよい。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る平板用多色オ
フセット印刷機の実施の形態を図面に従って説明する。
【0016】図1乃至図4で本発明に係る平板用多色オ
フセット印刷機の実施の形態を説明する。これらの図に
おいて、1は平板形状被印刷物である光ディスク、22
はこれを等角度間隔で多数個載置したターンテーブル
(インデックステーブル)であり、図5に示す従来装置
のターンテーブル2よりも光ディスク1の載置個数を多
くしてターンテーブル22の直径を大きく設定してい
る。ターンテーブル22は間欠回転運動を行う。
【0017】前記ターンテーブル22の外側、つまり周
囲には1対のラック30がターンテーブルの直径方向
D’に平行配置されている。すなわち、1対のラック3
0はターンテーブル22が設置された基台40上に固定
配置されている。また、1対のラック30はターンテー
ブル22の全ての印刷位置P1’,P2’,P3’,P
4’を少なくとも挟む配置であり、かつラック30の先
端がターンテーブル22の直径方向で測って全印刷位置
P1’,P2’,P3’,P4’にある光ディスク1の
印刷領域を通過する位置Kよりも手前側にある構成とな
っている。
【0018】前記ラック30間の基台40上には印刷版
載置用版定盤31が固定配置され。この定盤31上に印
刷版32が位置決め固定されている。この印刷版32は
前記印刷位置P1’,P2’,P3’,P4’にそれぞ
れ対応した印刷パターンQ1’,Q2’,Q3’,Q
4’を有している。
【0019】キャリッジ25にはインキ付けローラー2
4(図1では2本のローラーからなる)が両側にて軸支
されており、回転駆動機構により所定速度で回転しなが
らインキ供給手段(図示せず)から適正量のインキの供
給を受けるようになっている。但し、印刷版32の印刷
パターンQ1’,Q2’,Q3’,Q4’毎に異なる色
のインキを塗布できるようにインキ付けローラー24の
幅方向に異なる色が供給される。
【0020】また、外側中空軸41と内側軸42とで2
重軸が構成され、その外側中空軸41両端がブッシュ4
3によりキャリッジ25に回転自在に支持されている。
内側軸42の両側には前記ラック30にかみ合うピニオ
ン50が図2及び図3の如く固着されている。外側中空
軸41の両端部には印刷胴取付アーム44がそれぞれ固
着され、これにより印刷胴23が前記ピニオン50より
もターンテーブル22に近接する側に軸支される。すな
わち、印刷胴23の両側に一体化された軸体23aが印
刷胴取付アーム44側の軸受で回転自在に支持されてい
る。
【0021】内側軸42の両端部及び軸体23aの両端
部には図2及び図3に示すベルト車45,46が固着さ
れており、両ベルト車45,46間にタイミングベルト
47が巻掛けられている。また、アーム44にはタイミ
ングベルト47の弛みを無くすためのベルト車48が取
り付けられている。これらはピニオン50の回転を印刷
胴23に伝達する伝動機構を構成している。
【0022】前記印刷胴23はゴム等の弾性体を外周に
有するローラーであり、図3及び図4に示すリンク機構
60及びエアーシリンダ70を組み合わせた機構によ
り、昇降駆動されるようになっている。前記リンク機構
60は、印刷胴23の両側に一体化された軸体23aで
下端部がそれぞれ枢支される第1リンク61と、キャリ
ッジ25に固着のブラケット62にピン63で上端が枢
支された第2リンク64と、第1リンク61と第2リン
ク64とを枢着するピン65とからなっており、キャリ
ッジ25に一端が取付具72で枢支されたエアーシリン
ダ70の伸縮端71が各々の第1リンク61の上端部に
ピン66で連結されている。
【0023】前記エアーシリンダ70の伸長時は前記第
1及び第2リンク61,64は略直線状であって、印刷
胴23は下降位置となり、ラック30間の基台40上に
配置された印刷版32及びターンテーブル22の印刷位
置P1’,P2’,P3’,P4’の光ディスク1に接
触して転動可能となる。逆にエアーシリンダ70の縮動
時は前記第1及び第2リンク61,64は略く字状に折
れ曲がり、印刷胴23は上昇位置となり、どこにも接触
することなく移動できる。このエアーシリンダ70の縮
動による印刷胴23の上昇はキャリッジ25がターンテ
ーブル22に対し前進する期間中保たれる。
【0024】さらに、前記印刷胴23の両側に一体化さ
れた軸体23aの先端部には図2の如く円柱状のカムフ
ォロア67がそれぞれ一体化されている。このカムフォ
ロア67は基台40側に設置された図示しないカムに当
接することで、キャリッジ25がターンテーブル22か
ら後退する時に、印刷版32及び印刷位置P1’,P
2’,P3’,P4’の光ディスク1上を印刷胴23が
転動するとき以外は印刷胴23を上昇位置とする。
【0025】なお、キャリッジ25は図示しない往復駆
動機構で前進と後退を繰り返すようになっている。その
他の構成は図5の従来装置と同様でよいので、説明は省
略する。
【0026】次に、この実施の形態の動作説明を行う。
【0027】図1の実線で示される印刷胴23及びイン
キ付けローラー24を有するキャリッジ25の後退位置
からキャリッジ25がターンテーブル22に向けて前進
(ターンテーブルの直径方向に前進)する場合、エアー
シリンダ70は縮動状態であり、印刷胴23は上昇位置
を保って最も前進した位置に移動する。
【0028】次に、前記印刷胴23及びインキ付けロー
ラー24を有するキャリッジ25の前進位置からキャリ
ッジ25が後退する場合、図2〜図4のエアーシリンダ
70は伸長状態となり印刷胴23は下降位置となり、ま
ずターンテーブル22の印刷位置P1’,P2’,P
3’,P4’の光ディスク1上を印刷胴2が転動してイ
ンキを光ディスク1に転写する(印刷胴23には前回の
後退動作時に印刷版32上を転動していることでインキ
が付着しており、オフセット印刷が行われる。)。同時
にインキ付けローラー24が印刷版32上を転動して各
印刷パターンQ1’,Q2’,Q3’,Q4’にそれぞ
れ異なる色のインキを塗布する。さらに印刷胴23が後
退することで、次回の印刷動作のために印刷版32上を
転動して印刷パターンQ1’,Q2’,Q3’,Q4’
に塗布されていた各々異なる色のインキを受け取り図1
実線の最も後退した位置に戻る。
【0029】上記印刷動作において、ラック30の先端
は、ターンテーブル22の直径方向D’で測って全ての
印刷位置P1’〜P4’にある光ディスク1の印刷領域
を通過した位置Kの手前側にあるが、ラック30にかみ
合うピニオン50よりもターンテーブル22に近接する
側に印刷胴23が支持されているため、全ての印刷位置
P1’,P2’,P3’,P4’に置かれた光ディスク
1を印刷できる。
【0030】この実施の形態によれば、以下の効果を得
ることができる。
【0031】(1) ターンテーブル22周囲にて、ター
ンテーブルの直径方向D’に対を成して平行配置された
ラック30にかみ合うピニオン50をキャリッジ25に
それぞれ軸支し、ピニオン50よりもターンテーブル2
2に近接する側に印刷胴23を配置し、ピニオン50の
回転を伝動機構を介して印刷胴23に伝達するようにし
たので、ラック30の先端がターンテーブル22の直径
方向で測って全ての印刷位置P1’,P2’,P3’,
P4’にある光ディスク1の印刷領域を通過する位置K
よりも手前側であっても印刷胴23は全印刷位置をカバ
ーでき、所要のオフセット印刷が可能である。
【0032】(2) ターンテーブル22を大径化した場
合であっても、1対のラック30の間隔は大きくする必
要がなくなり、印刷胴23やインキ付けローラー24の
軸が長くなって撓んだりする不都合が無くなる。
【0033】(3) 1対のラック30の間隔を必要最小
限とすることで、印刷胴23やインキ付けローラー24
の軸が短くかつキャリッジ25の幅も小さくでき、印刷
胴23やインキ付けローラー24を取り付けたキャリッ
ジ全体の重量を軽量化して高速駆動が可能である。
【0034】(4) ピニオン50と回転中心が同じ印刷
胴取付アーム44で印刷胴23がピニオン50よりもタ
ーンテーブル22に近接する側に軸支されており、印刷
胴23の昇降駆動制御も容易に行うことができる。
【0035】なお、上記実施の形態において、ピニオン
50の回転をタイミングベルト47を用いた巻掛け伝動
機構で印刷胴23に伝達したが、歯車を用いた伝動機構
を用いてもよい。
【0036】また、上記実施の形態ではキャリッジ25
がターンテーブル22に対して後退するときに印刷胴2
3が被印刷物の光ディスク1に印刷する場合を述べた
が、逆にキャリッジ25がターンテーブル22に対して
前進するときに印刷胴23が被印刷物の光ディスク1に
印刷する動作とすることも原理上は可能である。この場
合には、キャリッジ25が後退位置から前進位置に移動
するとき、ラック30にかみ合うピニオン50が回転
し、伝動機構を介してピニオン50よりも前方にある印
刷胴23が回転駆動され、印刷版32上面を印刷胴23
が転動してから前進して印刷版23に塗布されていたイ
ンキをターンテーブル22の印刷位置に載置された光デ
ィスク1に転写する動作となる。
【0037】以上本発明の実施の形態について説明して
きたが、本発明はこれに限定されることなく請求項の記
載の範囲内において各種の変形、変更が可能なことは当
業者には自明であろう。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
平板形状被印刷物を等角度間隔で多数個載置したターン
テーブルと、印刷胴を回転自在に支えるキャリッジと、
前記ターンテーブルの周囲に固定配置の印刷版とを備え
る平板用多色オフセット印刷機において、前記ターンテ
ーブル周囲にて、前記ターンテーブルの直径方向に対を
成すラックを平行配置し、該ラックにかみ合うピニオン
を前記キャリッジにそれぞれ軸支し、該ピニオンよりも
前記ターンテーブルに近接する側に前記印刷胴を配置
し、前記キャリッジが前記ターンテーブルの直径方向に
移動するとき、前記ラックにかみ合う前記ピニオンが回
転し、前記伝動機構を介して前記印刷胴が回転駆動さ
れ、前記印刷版に塗布されていたインキを前記ターンテ
ーブルの印刷位置に載置された平板形状被印刷物に転写
することができる。
【0039】前記印刷胴は前記対を成すラックから回転
力を受けるピニオンよりも前記ターンテーブルに近接し
た位置にあるから、前記ラックの先端が前記ターンテー
ブルの直径方向で測って全ての印刷位置にある前記被印
刷物の印刷領域を通過する位置よりも手前側にあればよ
く、前記対を成すラックの配置の自由度が高くなり、前
記ターンテーブルの径が大きい場合でも前記対を成すラ
ックの配列間隔は前記ターンテーブルの全ての印刷位置
を少なくとも挟む必要最小限の間隔でよい。
【0040】このことは、印刷胴やインキ付けローラー
の両側を支えるキャリッジの幅やこれに取り付けられる
印刷胴やインキ付けローラーの軸長を短縮でき、軸の撓
みの問題を解消できるとともにキャリッジ及びこれに取
り付けられる印刷胴やインキ付けローラー全体の重量を
軽量化でき、キャリッジの高速駆動も可能になり、ひい
ては生産性の向上が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る平板用多色オフセット印刷機の実
施の形態を示す概略平面図である。
【図2】実施の形態の主要構成部分の斜視図である。
【図3】同じく主要構成部分の側面図である。
【図4】実施の形態において、キャリッジ及びこれに取
り付けられた部材の側面図である。
【図5】従来の平板用多色オフセット印刷機の概略平面
図である。
【符号の説明】
1 光ディスク 2,22 ターンテーブル 3,23 印刷胴 4,24 インキ付けローラー 5,25 キャリッジ 6 インキ供給手段 7 ローダー 8 アンローダー 10,30 ラック 11,31 印刷版載置用定盤 12,32 印刷版 40 基台 41 外側中空軸 42 内側軸 43 ブッシュ 44 印刷胴取付アーム 45,46,48 ベルト車 47 タイミングベルト 50 ピニオン 60 リンク機構 61 第1リンク 64 第2リンク 67 カムフォロア 70 エアーシリンダ P1,P2,P3,P4,P1’,P2’,P3’,P
4’ 印刷位置 Q1,Q2,Q3,Q4,Q1’,Q2’,Q3’,Q
4’ 印刷パターン

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平板形状被印刷物を等角度間隔で多数個
    載置したターンテーブルと、印刷胴を回転自在に支える
    キャリッジと、前記ターンテーブルの周囲に固定配置の
    印刷版とを備える平板用多色オフセット印刷機におい
    て、 前記ターンテーブル周囲にて、前記ターンテーブルの直
    径方向に対を成すラックが平行配置され、該ラックにか
    み合うピニオンが前記キャリッジにそれぞれ軸支され、
    該ピニオンよりも前記ターンテーブルに近接する側に配
    置された前記印刷胴に前記ピニオンの回転を伝達する伝
    動機構を設け、 前記キャリッジが前記ターンテーブルの直径方向に移動
    するとき、前記ラックにかみ合う前記ピニオンが回転
    し、前記伝動機構を介して前記印刷胴が回転駆動され、
    前記印刷版に塗布されていたインキを前記ターンテーブ
    ルの印刷位置に載置された平板形状被印刷物に転写する
    ことを特徴とする平板用多色オフセット印刷機。
  2. 【請求項2】 前記印刷版は色毎に異なる印刷パターン
    を有し、前記ターンテーブルには各々の印刷パターンに
    対応した印刷位置が設けられている請求項1記載の平板
    用多色オフセット印刷機。
  3. 【請求項3】 前記対を成すラックは前記ターンテーブ
    ルの全ての印刷位置を少なくとも挟む配置であり、かつ
    前記ラックの先端が前記ターンテーブルの直径方向で測
    って前記全ての印刷位置の平板形状被印刷物の印刷領域
    を通過する位置よりも手前側に位置している請求項1又
    は2記載の平板用多色オフセット印刷機。
  4. 【請求項4】 前記ピニオンと回転中心が同じアーム(4
    4)で前記印刷胴が前記ピニオンよりも前記ターンテーブ
    ルに近接する側に軸支されている請求項1,2又は3記
    載の平板用多色オフセット印刷機。
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