JPH0726109Y2 - 印刷機の駆動機構 - Google Patents
印刷機の駆動機構Info
- Publication number
- JPH0726109Y2 JPH0726109Y2 JP1987124762U JP12476287U JPH0726109Y2 JP H0726109 Y2 JPH0726109 Y2 JP H0726109Y2 JP 1987124762 U JP1987124762 U JP 1987124762U JP 12476287 U JP12476287 U JP 12476287U JP H0726109 Y2 JPH0726109 Y2 JP H0726109Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gear
- shaft
- input
- output
- printing machine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Rotary Presses (AREA)
- Gear Transmission (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、原動機から複数の印刷機スタンドへライン軸
を介して動力を伝達するに際し、このライン軸と各印刷
機スタンドとの間に配設される歯車の噛み合い調整を容
易に行い得るようにした印刷機の駆動機構に関する。
を介して動力を伝達するに際し、このライン軸と各印刷
機スタンドとの間に配設される歯車の噛み合い調整を容
易に行い得るようにした印刷機の駆動機構に関する。
〈従来の技術〉 多色刷りの印刷機においては、印刷インキの色数に応じ
た複数台の印刷機が直列に配置され、各印刷機の版胴や
圧胴或いはブランケット胴（ゴム胴）等の胴が一台の原
動機にて同期駆動回転し、印刷用紙に次々と印刷インキ
が重ねられて行くようになっている。
た複数台の印刷機が直列に配置され、各印刷機の版胴や
圧胴或いはブランケット胴（ゴム胴）等の胴が一台の原
動機にて同期駆動回転し、印刷用紙に次々と印刷インキ
が重ねられて行くようになっている。
例えば、従来の四色刷り印刷機の概念を表す第４図に示
すように、給紙装置101から送り出される印刷用紙102
は、四台の印刷機103a,103b,103c,103dを通過する間に
それぞれ異なった色の印刷が行われ、この印刷用紙102
の印刷面が乾燥装置104によって乾燥冷却されたのち、
折機105で所定の寸法形状に断裁や折りが施される。そ
して、これら給紙装置101や各印刷機103a〜103d及び折
機105には、一台の原動機106からの駆動力が印刷用紙10
2の搬送方向に沿って配設されたライン軸107を介し伝達
されるようになっている。
すように、給紙装置101から送り出される印刷用紙102
は、四台の印刷機103a,103b,103c,103dを通過する間に
それぞれ異なった色の印刷が行われ、この印刷用紙102
の印刷面が乾燥装置104によって乾燥冷却されたのち、
折機105で所定の寸法形状に断裁や折りが施される。そ
して、これら給紙装置101や各印刷機103a〜103d及び折
機105には、一台の原動機106からの駆動力が印刷用紙10
2の搬送方向に沿って配設されたライン軸107を介し伝達
されるようになっている。
各印刷機103a〜103dとライン軸107との間で動力伝達機
構を表す第５図に示すように、ライン軸107は印刷機フ
レーム108に固定されたライン軸ブランケット109に対し
軸受110を介して回転自在に支持されている。このライ
ン軸107には一端側が軸受111を介してライン軸ブランケ
ット109に回転自在に支持された入力軸112と一体の入力
側歯車113と噛み合う駆動歯車114が一体的に嵌着されて
いる。入力軸112の他端側は印刷機フレーム108から突設
された歯車軸ブランケット115の先端部に軸受116を介し
て支持され、この歯車軸ブランケット115には軸受117を
介して印刷機フレーム108に回転自在に支持された胴118
と一体の伝達歯車119と噛み合う出力側歯車120が軸受12
1を介して回転自在に取付けられている。そして、出力
側歯車120と一体の出力側傘歯車122には、入力側歯車11
3と一体の入力側傘歯車123が噛み合わされ、ライン軸10
7からの駆動力がこれら歯車114,113,123,122,120,119を
介して胴118に伝えられる。
構を表す第５図に示すように、ライン軸107は印刷機フ
レーム108に固定されたライン軸ブランケット109に対し
軸受110を介して回転自在に支持されている。このライ
ン軸107には一端側が軸受111を介してライン軸ブランケ
ット109に回転自在に支持された入力軸112と一体の入力
側歯車113と噛み合う駆動歯車114が一体的に嵌着されて
いる。入力軸112の他端側は印刷機フレーム108から突設
された歯車軸ブランケット115の先端部に軸受116を介し
て支持され、この歯車軸ブランケット115には軸受117を
介して印刷機フレーム108に回転自在に支持された胴118
と一体の伝達歯車119と噛み合う出力側歯車120が軸受12
1を介して回転自在に取付けられている。そして、出力
側歯車120と一体の出力側傘歯車122には、入力側歯車11
3と一体の入力側傘歯車123が噛み合わされ、ライン軸10
7からの駆動力がこれら歯車114,113,123,122,120,119を
介して胴118に伝えられる。
〈考案が解決しようとする問題点〉 第５図に示した印刷機の従来の駆動機構では、歯車119,
120の噛み合い状態が軸受117を支持する軸受メタル124
及び歯車軸ブランケット115の印刷機フレーム118に対す
る位置精度に左右される上、歯車113,114の噛み合い状
態がライン軸ブランケット109に対するライン軸107及び
入力軸112の位置精度に左右されるため、極めて高精度
な加工及び組立が要求される。しかも、これらの噛み合
い調整が実質的に不可能なため、傘歯車122,123の噛み
合い状態を正しく調整することも非常に難しい。
120の噛み合い状態が軸受117を支持する軸受メタル124
及び歯車軸ブランケット115の印刷機フレーム118に対す
る位置精度に左右される上、歯車113,114の噛み合い状
態がライン軸ブランケット109に対するライン軸107及び
入力軸112の位置精度に左右されるため、極めて高精度
な加工及び組立が要求される。しかも、これらの噛み合
い調整が実質的に不可能なため、傘歯車122,123の噛み
合い状態を正しく調整することも非常に難しい。
〈問題点を解決するための手段〉 本考案による印刷機の駆動機構は、印刷機フレームに回
転自在に支持された胴と、該胴の回転軸心と直角方向に
配置されて原動機に接続すると共に径方向へ移動可能に
前記印刷機フレームに回転自在に支持されたライン軸
と、前記胴の回転軸心と直角方向へ位置調整可能に前記
印刷機フレームに取り付けられた歯車ユニット支持部材
と、該歯車ニット支持部材に回転自在に取り付けられ且
つ前記ライン軸に一体的に嵌着された歯車と噛み合う入
力歯車が設けられた入力軸と、該入力軸の回転軸心と平
行な方向に位置調整可能に当該入力軸に嵌着された入力
側傘歯車と、前記歯車ユニット支持部材に回転自在に取
り付けられ且つ前記胴と一体の歯車と噛み合う出力歯車
が設けられた出力軸と、該出力軸の回転軸心と平行な方
向に位置調整可能に当該出力軸に嵌着されて前記入力側
傘歯車と噛み合う出力側傘歯車とを具えたことを特徴と
するものである。
転自在に支持された胴と、該胴の回転軸心と直角方向に
配置されて原動機に接続すると共に径方向へ移動可能に
前記印刷機フレームに回転自在に支持されたライン軸
と、前記胴の回転軸心と直角方向へ位置調整可能に前記
印刷機フレームに取り付けられた歯車ユニット支持部材
と、該歯車ニット支持部材に回転自在に取り付けられ且
つ前記ライン軸に一体的に嵌着された歯車と噛み合う入
力歯車が設けられた入力軸と、該入力軸の回転軸心と平
行な方向に位置調整可能に当該入力軸に嵌着された入力
側傘歯車と、前記歯車ユニット支持部材に回転自在に取
り付けられ且つ前記胴と一体の歯車と噛み合う出力歯車
が設けられた出力軸と、該出力軸の回転軸心と平行な方
向に位置調整可能に当該出力軸に嵌着されて前記入力側
傘歯車と噛み合う出力側傘歯車とを具えたことを特徴と
するものである。
〈作用〉 原動機からの駆動力はライン軸と一体の歯車から入力歯
車及び入力側傘歯車を介して出力側傘歯車及び出力歯車
により胴と一体の歯車に伝えられ、胴を駆動する。胴と
一体の歯車と出力歯車との噛み合い状態は、印刷機フレ
ームに対する歯車ユニット支持部材の位置を変えること
で調整可能である。また、入力側傘歯車と出力側傘歯車
との噛み合い状態は、入力軸に対する入力側傘歯車の位
置及び出力軸に対する出力側傘歯車の位置をそれぞれ変
えることで調整可能である。更に、入力歯車とライン軸
と一体の歯車との噛み合い状態は、印刷機フレームに対
するライン軸の位置を変えることによりライン軸と入力
軸との軸間距離を変化させて調整する。
車及び入力側傘歯車を介して出力側傘歯車及び出力歯車
により胴と一体の歯車に伝えられ、胴を駆動する。胴と
一体の歯車と出力歯車との噛み合い状態は、印刷機フレ
ームに対する歯車ユニット支持部材の位置を変えること
で調整可能である。また、入力側傘歯車と出力側傘歯車
との噛み合い状態は、入力軸に対する入力側傘歯車の位
置及び出力軸に対する出力側傘歯車の位置をそれぞれ変
えることで調整可能である。更に、入力歯車とライン軸
と一体の歯車との噛み合い状態は、印刷機フレームに対
するライン軸の位置を変えることによりライン軸と入力
軸との軸間距離を変化させて調整する。
〈実施例〉 本考案による印刷機の駆動機構をオフセット印刷機に応
用した一実施例の構造を表す第１図及びそのII-II矢視
断面形状を表す第２図に示すように、印刷機フレーム11
には上下一対のブランケット胴12,13と、これらブラン
ケット胴12,13に転動自在に当接する上下一対の版胴14,
15とがそれぞれ回転自在に支持されている。この印刷機
フレーム11を貫通する上側のブランケット胴12の一側端
部には、伝達歯車16がこのブランケット胴12と同軸一体
に嵌着されており、伝達歯車16と噛み合う出力側歯車17
は、軸受18,19を介して歯車ユニット支持部材20に回転
自在に取付けられた出力軸21と一体的に設けられてい
る。歯車ユニット支持部材20は、印刷機フレーム11にね
じ込まれる複数本のボルト22を介して印刷機フレーム11
に固定されるが、歯車ユニット支持部材20に形成される
ボルト貫通孔23の内径は、ボルト22の軸部の外径よりも
大きめに設定され、印刷機フレーム11に対して歯車ユニ
ット支持部材20を図中、左右方向に微調整できるように
している。
用した一実施例の構造を表す第１図及びそのII-II矢視
断面形状を表す第２図に示すように、印刷機フレーム11
には上下一対のブランケット胴12,13と、これらブラン
ケット胴12,13に転動自在に当接する上下一対の版胴14,
15とがそれぞれ回転自在に支持されている。この印刷機
フレーム11を貫通する上側のブランケット胴12の一側端
部には、伝達歯車16がこのブランケット胴12と同軸一体
に嵌着されており、伝達歯車16と噛み合う出力側歯車17
は、軸受18,19を介して歯車ユニット支持部材20に回転
自在に取付けられた出力軸21と一体的に設けられてい
る。歯車ユニット支持部材20は、印刷機フレーム11にね
じ込まれる複数本のボルト22を介して印刷機フレーム11
に固定されるが、歯車ユニット支持部材20に形成される
ボルト貫通孔23の内径は、ボルト22の軸部の外径よりも
大きめに設定され、印刷機フレーム11に対して歯車ユニ
ット支持部材20を図中、左右方向に微調整できるように
している。
なお、印刷機フレーム11には歯車ユニット支持部材20の
下端面に当接する一対の基準ピン24が突設され、これに
よって歯車ユニット支持部材20は出力軸21と直角な水平
方向に基準ピン24上を摺動可能となっている。つまり、
ボルト22を緩めて印刷機フレーム11に対し、歯車ユニッ
ト支持部材20を基準ピン24上を図中、左右方向に摺動さ
せ、伝達歯車16と出力側歯車17との噛み合い状態を適正
に調整したのち、ボルト22を締め込んで歯車ユニット支
持部材20を印刷機フレーム11に固定することで、伝達歯
車16に対する出力側歯車17のバックラッシュ調整を行う
ようにしている。
下端面に当接する一対の基準ピン24が突設され、これに
よって歯車ユニット支持部材20は出力軸21と直角な水平
方向に基準ピン24上を摺動可能となっている。つまり、
ボルト22を緩めて印刷機フレーム11に対し、歯車ユニッ
ト支持部材20を基準ピン24上を図中、左右方向に摺動さ
せ、伝達歯車16と出力側歯車17との噛み合い状態を適正
に調整したのち、ボルト22を締め込んで歯車ユニット支
持部材20を印刷機フレーム11に固定することで、伝達歯
車16に対する出力側歯車17のバックラッシュ調整を行う
ようにしている。
前記出力軸21には、出力側歯車17と同軸一体に出力側傘
歯車25が嵌着されており、この出力側傘歯車25と噛み合
う入力側傘歯車26が一体的に嵌着された入力軸27は、歯
車ユニット支持部材20に着脱自在に嵌合固定される一対
の軸受ブシュ28,29に対してそれぞれ軸受30を介し回転
自在に支持されている。一方の軸受ブシュ28と歯車ユニ
ット支持部材20との間及び出力軸21には、出力側傘歯車
25と入力側傘歯車26との噛み合い状態を適正に保持する
ためのシム31がそれぞれ装着されており、これらシム31
の厚さを選定することにより、出力側傘歯車25と入力側
傘歯車26とのバックラッシュ調整を適切に保持できるよ
うになっている。
歯車25が嵌着されており、この出力側傘歯車25と噛み合
う入力側傘歯車26が一体的に嵌着された入力軸27は、歯
車ユニット支持部材20に着脱自在に嵌合固定される一対
の軸受ブシュ28,29に対してそれぞれ軸受30を介し回転
自在に支持されている。一方の軸受ブシュ28と歯車ユニ
ット支持部材20との間及び出力軸21には、出力側傘歯車
25と入力側傘歯車26との噛み合い状態を適正に保持する
ためのシム31がそれぞれ装着されており、これらシム31
の厚さを選定することにより、出力側傘歯車25と入力側
傘歯車26とのバックラッシュ調整を適切に保持できるよ
うになっている。
なお、シム31の介装位置は本実施例に限るものでなく、
傘歯車25,26を軸心と平行な方向に移動できさえすれば
良く、従ってシム31の代りにスペーサやスリーブ等を使
用することも当然可能である。
傘歯車25,26を軸心と平行な方向に移動できさえすれば
良く、従ってシム31の代りにスペーサやスリーブ等を使
用することも当然可能である。
軸心が出力軸21と直角をなして水平に固定された入力軸
27には、図示しない駆動源にオルダム継手や撓み軸継手
等を介して接続するライン軸32に回転位相を調整可能に
一体的に嵌着された駆動歯車34と噛み合う入力側歯車35
が一体的に嵌着されている。ライン軸32の両端部には、
それぞれ軸受36を介して偏心軸受ブシュ37が嵌合され、
これら偏心軸受ブシュ37は印刷機フレーム11にボルト38
を介して一体的に嵌着されている。第１図中のIII-III
矢視形状を表す第３図に示すように、偏心軸受ブシュ37
の印刷機フレーム11に対する嵌合外周面39と、軸受36に
対する嵌合内周面40とはｅだけ偏心状態にあり、従って
偏心軸受ブシュ37を回動することにより、ライン軸32の
軸心は図中、上下に変位する。この偏心軸受ブシュ37に
形成されたボルト貫通孔41は、偏心軸受ブシュ37の嵌合
外周面39の中心を曲率中心とする円弧状の長孔として形
成され、偏心軸受ブシュ37はこのボルト貫通孔41に対応
した量だけ旋回可能となっている。つまり、ボルト38を
緩めて印刷機フレーム11に対し、偏心軸受ブシュ37を旋
回してライン軸32を第１図中、上下に変位させ、入力側
歯車35と駆動歯車34との噛み合いを適正に調整したの
ち、ボルト38を絞め込んで偏心軸受ブシュ37を印刷機フ
レーム11に固定することで、入力側歯車35と駆動歯車34
とのバックラッシュ調整を行うようにしている。なお、
本実施例ではこのバックラッシュ調整後にノックピン42
を偏心軸受ブシュ37から印刷機フレーム11内に打設し、
これらが相対回転しないように配慮している。
27には、図示しない駆動源にオルダム継手や撓み軸継手
等を介して接続するライン軸32に回転位相を調整可能に
一体的に嵌着された駆動歯車34と噛み合う入力側歯車35
が一体的に嵌着されている。ライン軸32の両端部には、
それぞれ軸受36を介して偏心軸受ブシュ37が嵌合され、
これら偏心軸受ブシュ37は印刷機フレーム11にボルト38
を介して一体的に嵌着されている。第１図中のIII-III
矢視形状を表す第３図に示すように、偏心軸受ブシュ37
の印刷機フレーム11に対する嵌合外周面39と、軸受36に
対する嵌合内周面40とはｅだけ偏心状態にあり、従って
偏心軸受ブシュ37を回動することにより、ライン軸32の
軸心は図中、上下に変位する。この偏心軸受ブシュ37に
形成されたボルト貫通孔41は、偏心軸受ブシュ37の嵌合
外周面39の中心を曲率中心とする円弧状の長孔として形
成され、偏心軸受ブシュ37はこのボルト貫通孔41に対応
した量だけ旋回可能となっている。つまり、ボルト38を
緩めて印刷機フレーム11に対し、偏心軸受ブシュ37を旋
回してライン軸32を第１図中、上下に変位させ、入力側
歯車35と駆動歯車34との噛み合いを適正に調整したの
ち、ボルト38を絞め込んで偏心軸受ブシュ37を印刷機フ
レーム11に固定することで、入力側歯車35と駆動歯車34
とのバックラッシュ調整を行うようにしている。なお、
本実施例ではこのバックラッシュ調整後にノックピン42
を偏心軸受ブシュ37から印刷機フレーム11内に打設し、
これらが相対回転しないように配慮している。
〈考案の効果〉 本考案による印刷機の駆動機構によると、ライン軸と胴
との間を駆動連結する複数の歯車の噛み合い状態を微調
整する歯当たり調整機構を設けたので、これらの分解組
立作業性が著しく向上した。又、全ての歯車の噛み合い
状態を調整することが可能となり、これに伴って各回転
軸を支持する箇所の下降位置精度を従来のように高く設
定す必要が全くなく、製造コストの点で有利である。
との間を駆動連結する複数の歯車の噛み合い状態を微調
整する歯当たり調整機構を設けたので、これらの分解組
立作業性が著しく向上した。又、全ての歯車の噛み合い
状態を調整することが可能となり、これに伴って各回転
軸を支持する箇所の下降位置精度を従来のように高く設
定す必要が全くなく、製造コストの点で有利である。
第１図は本考案による印刷機の駆動機構を二色同時オフ
セット印刷機に応用した一実施例の断面図、第２図はそ
のII-II矢視断面図、第３図はそのIII-III矢視断面図で
あり、第４図は多色刷り印刷機の概念を表す平面図、第
５図はその動力伝達機構の一例を表す断面図である。 又、図中の符号で11は印刷機フレーム、12,13はブラン
ケット胴、16は伝達歯車、17は出力側歯車、18,19,30,3
3,36は軸受、20は歯車ユニット支持部材、21は出力軸、
22,38はボルト、23,41はボルト貫通孔、24は基準ピン、
25は出力側傘歯車、26は入力側傘歯車、27は入力軸、2
8,29は軸受ブシュ、31はシム、32はライン軸、34は駆動
歯車、35は入力側歯車、37は偏心軸受ブッシュである。
セット印刷機に応用した一実施例の断面図、第２図はそ
のII-II矢視断面図、第３図はそのIII-III矢視断面図で
あり、第４図は多色刷り印刷機の概念を表す平面図、第
５図はその動力伝達機構の一例を表す断面図である。 又、図中の符号で11は印刷機フレーム、12,13はブラン
ケット胴、16は伝達歯車、17は出力側歯車、18,19,30,3
3,36は軸受、20は歯車ユニット支持部材、21は出力軸、
22,38はボルト、23,41はボルト貫通孔、24は基準ピン、
25は出力側傘歯車、26は入力側傘歯車、27は入力軸、2
8,29は軸受ブシュ、31はシム、32はライン軸、34は駆動
歯車、35は入力側歯車、37は偏心軸受ブッシュである。
Claims (1)
- 【請求項１】印刷機フレームに回転自在に支持された胴
と、該胴の回転軸心と直角方向に配置されて原動機に接
続すると共に径方向へ移動可能に前記印刷機フレームに
回転自在に支持されたライン軸と、前記胴の回転軸心と
直角方向へ位置調整可能に前記印刷機フレームに取り付
けられた歯車ユニット支持部材と、該歯車ユニット支持
部材に回転自在に取り付けられ且つ前記ライン軸に一体
的に嵌着された歯車と噛み合う入力歯車が設けられた入
力軸と、該入力軸の回転軸心と平行な方向に位置調整可
能に当該入力軸に嵌着された入力側傘歯車と、前記歯車
ユニット支持部材に回転自在に取り付けられ且つ前記胴
と一体の歯車と噛み合う出力歯車が設けられた出力軸
と、該出力軸の回転軸心と平行な方向に位置調整可能に
当該出力軸に嵌着されて前記入力側傘歯車と噛み合う出
力側傘歯車とを具えたことを特徴とする印刷機の駆動機
構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987124762U JPH0726109Y2 (ja) | 1987-08-18 | 1987-08-18 | 印刷機の駆動機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987124762U JPH0726109Y2 (ja) | 1987-08-18 | 1987-08-18 | 印刷機の駆動機構 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6430231U JPS6430231U (ja) | 1989-02-23 |
| JPH0726109Y2 true JPH0726109Y2 (ja) | 1995-06-14 |
Family
ID=31374779
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987124762U Expired - Lifetime JPH0726109Y2 (ja) | 1987-08-18 | 1987-08-18 | 印刷機の駆動機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0726109Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6510389B2 (ja) * | 2015-11-19 | 2019-05-08 | 株式会社ショーワ | 動力伝達装置およびその軸受の予圧調整方法 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5516669U (ja) * | 1978-07-17 | 1980-02-01 |
-
1987
- 1987-08-18 JP JP1987124762U patent/JPH0726109Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6430231U (ja) | 1989-02-23 |
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