JP2003080543A - 複合精密成形品の製造方法 - Google Patents

複合精密成形品の製造方法

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JP2003080543A
JP2003080543A JP2001271836A JP2001271836A JP2003080543A JP 2003080543 A JP2003080543 A JP 2003080543A JP 2001271836 A JP2001271836 A JP 2001271836A JP 2001271836 A JP2001271836 A JP 2001271836A JP 2003080543 A JP2003080543 A JP 2003080543A
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Toshihiro Kanematsu
俊宏 金松
Hidenobu Kishi
秀信 岸
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遮光部の薄い複合精密成形品及びその製造方
法にも対応でき、1次加工品と2次加工の装置との上記
位置合わせ不良を解消した、高転写性で高精度な寸法精
度の複合精密成形品及びその製造方法を提供する。 【解決手段】 1次加工品(1)と金型(3b)とに相
対する形状の基準位置(11a、11b)を設け、セッ
ティング時の位置を調整する。寸法差の調整は、1次加
工品(1)又は金型(3a、3b)を熱膨張又は収縮さ
せるか、または1次加工品の寸法を機械的に調整して行
う。また、1次加工品(1)を製造装置(5)に位置保
持する開始タイミングは、相対位置を検出するか、温度
を検出して相対位置を線膨張係数から算出するか、温度
と寸法により算出した時間にて制御する。1次加工品
(1)がガラス転移点より3〜25℃高い温度に達した
時点を、2次加工の開始タイミングとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の部材で構成
される高精度な複合精密成形品の製造方法に関するもの
であり、特に、マルチレンズ、ミラー等の光学素子技術
に用いるプラスチック成形品の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】2種類以上の複合部材から構成される1
次加工品を任意の形状に2次加工して形成する複合精密
成形品は、1次加工品と、それを2次加工して複合精密
成形品を製造する製造装置との位置合わせの精度が重要
である。1次加工品が射出成形によるものであり、 2
次加工が加熱圧縮方式の装置による場合、どちらも熱を
利用するため、1次加工品及び製造装置の熱膨張や収縮
による寸法のばらつきが生じ易く、位置合わせが困難と
なる。
【0003】図1は加熱圧縮方式による2次加工の様子
を示す概略図であり、図2は2次加工での位置合わせに
よる複合精密形成品の寸法精度を示す概略図である。1
次加工品は結像のためのレンズ部(2a)と迷光を遮断
するための遮光部(2b)から構成され、金型(3a、
3b)により加熱圧縮される。特に高精度なマルチレン
ズ光学系に用いる複合精密形成品の場合、レンズ光軸
(4)から遮光部(2b)までの寸法Aの精度は±20
μm以下を要求される。この寸法精度が悪いと結像ムラ
(ゴースト光、フレア光)が生じたり、明るさムラが生
じたりする。これは、1次加工品と装置のセッティング
位置ズレ差(B)及び1次加工品と装置の寸法差(C)
の和による位置合わせ不良が原因である。
【0004】特開2000−227505号公報では、
先ずレンズ部を成形し、次いで遮光部に黒色塗装を施す
か、又は、遮光部をインサート成形にてレンズアレイの
一体成形を行い、高精度な複合精密形成品を提供する技
術を提案しているが、該技術は遮光部が薄い(0.2m
m以下)のものには不向きである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記問題点に鑑み、本
発明が解決しようとする課題は、遮光部の薄い複合精密
成形品及びその製造方法にも対応でき、1次加工品と2
次加工の装置との上記位置合わせ不良を解消した、高転
写性で高精度な寸法精度の複合精密成形品及びその製造
方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に記載の本発明は、複数部材から構成され
る1次加工品の少なくとも1部材以上を加熱圧縮にて任
意の形状に2次加工することで形成される複合精密形成
品の製造方法において、1次加工品と製造装置との相対
位置を調整し、1次加工品を製造装置にて位置関係を保
持し、成形可能な温度に達した時点のタイミングで2次
加工を開始することを特徴とする複合精密成形品の製造
方法とする。
【0007】請求項2に記載の本発明は、1次加工品と
製造装置とに相対する形状の基準位置を設け、両基準位
置を合わせることで、1次加工品と製造装置とのセッテ
ィング時の位置を調整することを特徴とする請求項1の
複合精密成形品の製造方法とする。基準位置は、例え
ば、1次加工品側に突起部を設け、製造装置側に凹み部
を設けることで、容易に位置合わせを行うことができ
る。
【0008】請求項3に記載の本発明は、1次加工品又
は製造装置の部材を熱膨張又は収縮させることで、1次
加工品と製造装置との寸法差の調整を行うことを特徴と
する請求項1の複合精密成形品の製造方法とする。請求
項4に記載の本発明は、1次加工品の寸法を機械的に調
整することで、1次加工品と製造装置との寸法差の調整
を行うことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかの複
合精密成形品の製造方法とする。
【0009】請求項5に記載の本発明は、1次加工品と
製造装置とに相対する形状の基準位置を設け、両基準位
置を合わせることで、1次加工品と製造装置とのセッテ
ィング時の位置を調整し、且つ、1次加工品又は製造装
置の部材を熱膨張又は収縮させることで、1次加工品と
製造装置との寸法差の調整を行うことを特徴とする請求
項1の複合精密成形品の製造方法とする。請求項6に記
載の本発明は、1次加工品と製造装置とに相対する形状
の基準位置を設け、両基準位置を合わせることで、1次
加工品と製造装置とのセッティング時の位置を調整し、
且つ、1次加工品の寸法を機械的に調整することで、1
次加工品と製造装置との寸法差の調整を行うことを特徴
とする請求項1の複合精密成形品の製造方法とする。
【0010】請求項7に記載の本発明は、1次加工品の
位置を機械的に調整し、1次加工品と製造装置との相対
位置を調整することを特徴とする請求項1乃至6のいず
れかの複合精密成形品の製造方法とする。
【0011】請求項8に記載の本発明は、1次加工品と
製造装置との相対位置を検出し、1次加工品を製造装置
に位置保持する開始タイミングを制御することを特徴と
する請求項1乃至7のいずれかの複合精密成形品の製造
方法とする。請求項9に記載の本発明は、1次加工品と
製造装置の温度を検出し、相対位置を線膨張係数から算
出し、1次加工品を製造装置に位置保持する開始タイミ
ングを制御することを特徴とする請求項1乃至7のいず
れかの複合精密成形品の製造方法とする。請求項10に
記載の本発明は、温度と寸法により算出した時間にて、
1次加工品を製造装置に位置保持する開始タイミングを
制御することを特徴とする請求項1乃至7のいずれかの
複合精密成形品の製造方法とする。請求項11に記載の
本発明は、1次加工品の部材がガラス転移点より3〜2
5℃高い温度に達した時点を、2次加工の開始タイミン
グとすることを特徴とする請求項1乃至10のいずれか
の複合精密成形品の製造方法。
【0012】請求項12に記載の本発明は、1次加工品
と製造装置との相対位置を検出し、1次加工品を製造装
置に位置保持する開始タイミングと、1次加工品と製造
装置の温度を検出し、相対位置を線膨張係数から算出
し、1次加工品を製造装置に位置保持する開始タイミン
グと、温度と寸法により算出した時間にて、1次加工品
を製造装置に位置保持する開始タイミングと、のいずれ
かの開始タイミングと、1次加工品の部材がガラス転移
点より3〜25℃高い温度に達した時点の2次加工の開
始タイミングと、が同時であることを特徴とする複合精
密成形品の製造方法とする。
【0013】請求項13に記載の本発明は、1次加工品
が複数に分割されており、連結していないことを特徴と
する請求項1の複合精密成形品の製造方法及び製造装置
とする。
【0014】請求項14に記載の本発明は、1次加工品
と製造装置とに相対する形状の基準位置を設け、両基準
位置を合わせることで、1次加工品と製造装置とのセッ
ティング時の位置を調整する方法と、1次加工品又は製
造装置の部材を熱膨張又は収縮させることで、1次加工
品と製造装置との寸法差の調整を行う方法と、1次加工
品の寸法を機械的に調整することで、1次加工品と製造
装置との寸法差の調整を行う方法と、1次加工品の位置
を機械的に調整し、1次加工品と製造装置との相対位置
を調整する方法と、いずれかの方法を併用することで1
次加工品と製造装置との相対位置を調整することを特徴
とする請求項1乃至6のいずれかの複合精密成形品の製
造方法とする。
【0015】
【発明の実施の形態】以下より、本発明の実施の形態に
ついて図に基づき説明する。図1は、1次加工品に2次
加工を施して複合精密成形品を形成するための、加熱圧
縮方式の装置を示す概略構成図である。装置(5)は、
開閉機(7)を備える圧縮調整機構とヒータ(8)及び
冷却管(9)を備える温度調整機構とを設けた加熱圧縮
部(6)と、2次成形形状を転写させる金型(3a、3
b)とから構成されている。金型(3a、3b)は予め
位置調整されている。
【0016】図2は1次元アレイの一例であり、図3は
2次元アレイの一例である。レンズ部(2a)の部材と
しては、光学用熱可塑性プラスチックが好ましく、ポリ
エチレン(PS)、ポリカーボネート(PC)、ポリメ
チルメタクリレート(PMMA)、脂環式ポリオレフィ
ン等を用いることができる。遮光部(2b)の部材とし
ては、樹脂と光吸収剤とを混合したもの等、耐熱性及び
遮光性のある部材であれば良い。
【0017】次に図3に基づき、本発明の複合精密成形
品の大まかな製造工程について説明する。 工程1.1次加工品(1)を金型(3a、3b)の間に
挿入する。(図3a) 工程2.1次加工品(1)と金型(3a、3b)の位置
合わせを行う。 工程3.所定位置に達した時点で、金型(3a、3b)
あるいは金型の一部を1次加工品(1)の位置が維持さ
れる程度の力で閉じる。(図3b) 工程4.1次加工品(1)が成形可能な温度に達した時
点で、成形(圧縮)を開始する。(図3c) 以上の工程により、高精度な寸法精度と高形状精度の複
合精密成形品を製造する。
【0018】1次加工品(1)には一部に斜面状の突起
部(11a)(凹みでも可)を設け、金型(3b)には
その突起形状と反転した凹み部(11b)(又は突起
部)を有した基準位置が設けられている。この基準位置
を合わせて挿入し、位置合わせ用ブロック(12)で押
さえつけることで、1次加工品(1)と金型(3b)と
のセッティング位置ズレを抑制することができる。
【0019】また、上記工程2の位置合わせでは、1次
加工品(1)と金型(3a、3b)とを基準部分で合わ
せることにより、セッティング位置ズレを抑制すること
ができる。次に、1次加工品(1)を熱膨張又は収縮さ
せることにより、金型(3a、3b)との寸法差を合わ
せることができる。
【0020】金型(3a、3b)はヒータ(8)により
任意の温度(1次加工品が変形しない領域)に加熱させ
ている。ここで、挿入された1次加工品(1)は金型
(3a、3b)の熱にて膨張するため、寸法を合わせる
ことができる。なお、1次加工品(1)の寸法合わせの
ための加熱は、金型の熱以外にも赤外線ヒータ等で行っ
てもかまわない。本発明では、1次加工品(1)の寸法
は熱膨張量を考慮して金型(3a、3b)の寸法より多
少短くしておく必要がある。寸法の範囲は、金型寸法−
1次加工品の膨張量<1次加工品寸法<金型寸法であ
る。
【0021】例として、金型温度T2=130℃、1次
加工品の線膨張係数λ1=60×10−6、全長L=3
20mmとした時、1次加工品を室温(T1=20℃)
から130℃へ加熱したときの膨張は約2mm(=(T
2−T1)×λ×L)となるため、挿入前の1次加工品
寸法は318〜320mmの範囲が必要である。なお、
最終的な温度微調整はT3=Δx/((λ1−λ2)×
L)で表される。ここで、Δxは微調整寸法量、λ2は
金型部材の線膨張係数である。例えばΔx=0.02m
mの調整を行いたい時は、λ2=12×10−6とする
と、T3=1.4℃である。
【0022】しかし上記調整方法では、Δx=0.00
1mmの微調整を行いたい時、熱膨張での場合T3=
0.07℃の温度制御が必要となり困難となることがあ
る。そこで、ピエゾ素子等を用いた位置制御装置にて1
次加工品(1)を引っ張り又は圧縮して機械的に調整す
ることで、高精度な寸法差を調整することができる。な
お、上記の熱膨張を粗調整として併用すると1次加工品
へのストレスが小さくなるためより効果的である。
【0023】次に工程3では、1次加工品が膨張して金
型寸法との差が所定位置(ここでは±0.02mm)に
達したとき、1次加工品(1)を金型(3a、3b)に
固定する。この時、1次加工品(1)と金型(3a、3
b)の相対位置を位置検出器にて検出(ここでは、端面
を測定)し、固定開始タイミングを装置(5)にフィー
ドバックする。ここで、各位置を直接測定するので、高
精度な位置検出ができ、固定開始タイミングの精度が高
い。
【0024】又は、予め温度と寸法の関係を掴んだ上
で、温度を温度検出器で測定し、所定の温度(ここでは
寸法差±0.02mmに相当する温度)に達したとき固
定開始タイミングを装置(5)にフィードバックしても
かまわない。上記位置検出器がレーザ測長器の場合、熱
による揺らぎが精度を低下させることがある。この場
合、温度検出器での測定が有効である。
【0025】又は、温度と寸法と時間の関係を掴んだ上
で、所定の時間で固定開始タイミングを装置(5)にフ
ィードバックしてもかまわない。これは、1次加工品や
装置の形状が複雑で、温度や寸法が直接計測できない時
に有効な手段である。固定する方法としては、金型(3
a、3b)又は位置保持ブロック(13)を1次加工品
(1)が変形しない程度で位置ズレが起きない程度の力
で閉じて固定する。
【0026】工程4では、1次加工品(1)が加工可能
な温度、つまりガラス転移点に対して3〜25℃高い温
度に達した時点で圧縮加工を開始し、その後、金型(3
a、3b)を冷却しガラス転移点以下にて圧縮を解除す
る。また、圧縮加工の開始タイミングは、加工可能な温
度領域で位置合わせすれば、工程3の位置固定と同タイ
ミングでもよい。これにより、高転写性及び高精度の複
合精密成形品を得ることができる。
【0027】また、1次加工品が複数に分割されてお
り、連結していない構成であっても、本発明の複合精密
成形品の製造方法を用いることで、高転写性で高精度な
複合精密成形品を提供することができる。
【0028】図5は本発明の複合精密成形品を用いた光
学素子形状の(a)斜視図と(b)断面図である。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
1次加工品と金型とに基準部分を設けてセッティング位
置ずれを抑制し、熱膨張又は引っ張りにより1次加工品
を金型の寸法に合わせることで、1次加工品と2次加工
の装置との位置合わせ不良を解消し、遮光部の薄い複合
精密成形品及びその製造方法にも対応可能であり、高転
写性で高精度な寸法精度の複合精密成形品及びその製造
方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】加熱圧縮方式の装置を示す概略構成図である。
【図2】1次元アレイの一例を示す概略図である。
【図3】2次元アレイの一例を示す概略図である。
【図4】本発明の複合精密成形品の製造工程を示す図で
あり、(a)位置合わせ、(b)位置保持、(c)2次
加工をそれぞれ示す図である。
【図5】本発明により製造された複合精密成形品を用い
た光学素子の、(a)斜視図、(b)断面図である。
【図6】加熱圧縮方式による2次加工の様子を示す概略
図である。
【図7】2次加工での位置合わせによる複合精密形成品
の寸法精度を示す概略図であり、(a)正常な場合、
(b)セッティング位置ずれの場合、寸法が合っていな
い場合をそれぞれ示す図である。
【符号の説明】
1 1次加工品 2a レンズ部 2b 遮光部 3a、3b 金型 4 レンズ光軸 5 製造装置 6 加熱圧縮部 7 開閉機 8 ヒータ 9 冷却管 10a ダイプレート(上) 10b ダイプレート(下) 11a 基準位置突起部 11b 基準位置凹み部 12 位置合わせ用ブロック 13 位置保持ブロック 14 保持部材 15 光学素子 A レンズ光軸から遮光部までの寸法 B 1次加工品と装置のセッティング位置ズレ差 C 1次加工品と装置の寸法差

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数部材から構成される1次加工品の少
    なくとも1部材以上を加熱圧縮にて任意の形状に2次加
    工することで形成される複合精密形成品の製造方法にお
    いて、 1次加工品と製造装置との相対位置を調整し、1次加工
    品を製造装置にて位置関係を保持し、成形可能な温度に
    達した時点のタイミングで2次加工を開始することを特
    徴とする複合精密成形品の製造方法。
  2. 【請求項2】 1次加工品と製造装置とに相対する形状
    の基準位置を設け、両基準位置を合わせることで、1次
    加工品と製造装置とのセッティング時の位置を調整する
    ことを特徴とする請求項1の複合精密成形品の製造方
    法。
  3. 【請求項3】 1次加工品又は製造装置の部材を熱膨張
    又は収縮させることで、1次加工品と製造装置との寸法
    差の調整を行うことを特徴とする請求項1の複合精密成
    形品の製造方法。
  4. 【請求項4】 1次加工品の寸法を機械的に調整するこ
    とで、1次加工品と製造装置との寸法差の調整を行うこ
    とを特徴とする請求項1乃至3のいずれかの複合精密成
    形品の製造方法。
  5. 【請求項5】 1次加工品と製造装置とに相対する形状
    の基準位置を設け、両基準位置を合わせることで、1次
    加工品と製造装置とのセッティング時の位置を調整し、
    且つ、1次加工品又は製造装置の部材を熱膨張又は収縮
    させることで、1次加工品と製造装置との寸法差の調整
    を行うことを特徴とする請求項1の複合精密成形品の製
    造方法。
  6. 【請求項6】 1次加工品と製造装置とに相対する形状
    の基準位置を設け、両基準位置を合わせることで、1次
    加工品と製造装置とのセッティング時の位置を調整し、
    且つ、1次加工品の寸法を機械的に調整することで、1
    次加工品と製造装置との寸法差の調整を行うことを特徴
    とする請求項1の複合精密成形品の製造方法。
  7. 【請求項7】 1次加工品の位置を機械的に調整し、1
    次加工品と製造装置との相対位置を調整することを特徴
    とする請求項1乃至6のいずれかの複合精密成形品の製
    造方法。
  8. 【請求項8】 1次加工品と製造装置との相対位置を検
    出し、1次加工品を製造装置に位置保持する開始タイミ
    ングを制御することを特徴とする請求項1乃至7のいず
    れかの複合精密成形品の製造方法。
  9. 【請求項9】 1次加工品と製造装置の温度を検出し、
    相対位置を線膨張係数から算出し、1次加工品を製造装
    置に位置保持する開始タイミングを制御することを特徴
    とする請求項1乃至7のいずれかの複合精密成形品の製
    造方法。
  10. 【請求項10】 温度と寸法により算出した時間にて、
    1次加工品を製造装置に位置保持する開始タイミングを
    制御することを特徴とする請求項1乃至7のいずれかの
    複合精密成形品の製造方法。
  11. 【請求項11】 1次加工品の部材がガラス転移点より
    3〜25℃高い温度に達した時点を、2次加工の開始タ
    イミングとすることを特徴とする請求項1乃至10のい
    ずれかの複合精密成形品の製造方法。
  12. 【請求項12】 1次加工品と製造装置との相対位置を
    検出し、1次加工品を製造装置に位置保持する開始タイ
    ミングと、 1次加工品と製造装置の温度を検出し、相対位置を線膨
    張係数から算出し、1次加工品を製造装置に位置保持す
    る開始タイミングと、温度と寸法により算出した時間に
    て、1次加工品を製造装置に位置保持する開始タイミン
    グと、のいずれかの開始タイミングと、 1次加工品の部材がガラス転移点より3〜25℃高い温
    度に達した時点の2次加工の開始タイミングと、が同時
    であることを特徴とする複合精密成形品の製造方法。
  13. 【請求項13】 1次加工品が複数に分割されており、
    連結していないことを特徴とする請求項1の複合精密成
    形品の製造方法及び製造装置。
  14. 【請求項14】 1次加工品と製造装置とに相対する形
    状の基準位置を設け、両基準位置を合わせることで、1
    次加工品と製造装置とのセッティング時の位置を調整す
    る方法と、 1次加工品又は製造装置の部材を熱膨張又は収縮させる
    ことで、1次加工品と製造装置との寸法差の調整を行う
    方法と、 1次加工品の寸法を機械的に調整することで、1次加工
    品と製造装置との寸法差の調整を行う方法と、 1次加工品の位置を機械的に調整し、1次加工品と製造
    装置との相対位置を調整する方法と、 いずれかの方法を併用することで1次加工品と製造装置
    との相対位置を調整することを特徴とする請求項1乃至
    6のいずれかの複合精密成形品の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2007029864A1 (en) 2005-09-09 2007-03-15 Ricoh Company, Ltd. Miniature cell array structure and manufacturing method of miniaturized composite component using such a miniature cell array structure

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