JP2003079841A - 遊技機、プログラム、記録媒体 - Google Patents

遊技機、プログラム、記録媒体

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JP2003079841A
JP2003079841A JP2001277420A JP2001277420A JP2003079841A JP 2003079841 A JP2003079841 A JP 2003079841A JP 2001277420 A JP2001277420 A JP 2001277420A JP 2001277420 A JP2001277420 A JP 2001277420A JP 2003079841 A JP2003079841 A JP 2003079841A
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JP2001277420A
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Masahiro Takagi
正宏 高木
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Maruhon Industry Co Ltd
Original Assignee
Maruhon Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】第1種始動口に遊技球が定期的に入賞している
ことを遊技者に報知可能な第1種パチンコ機を提供す
る。 【解決手段】点灯表示例1において、特別図柄記憶表示
LED36a〜36dが点灯されるとき、各LED36
a〜36dの発光色を、ランプ制御コマンドが送り出さ
れた時点t1から所定時間t2が経過するまでは赤色に
させ、所定時間t2の経過後に所定時間t3が経過する
までは黄色にさせ、所定時間t3の経過後に所定時間t
4が経過するまでは緑色にさせ、所定時間t4の経過後
に所定時間t5が経過するまでは青色にさせる。尚、各
所定時間t2〜t5は例えば5秒間とする。このように
すれば、遊技者は、特別図柄記憶表示LED36a〜3
6dの発光色に基づいて、第1種始動口27に遊技球が
入賞してから現時点までの経過時間を認識することが可
能になり、第1種始動口27に遊技球が定期的に入賞し
ているかどうかを確実に判定することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は遊技機、プログラ
ム、記録媒体に係り、例えば、パチンコ機、そのパチン
コ機を実現するようにコンピュータシステムを機能させ
るためのプログラム、そのプログラムが記録されたコン
ピュータで読み取り可能な記録媒体に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の遊技機として、例えば、
図9に正面図を示す第1種パチンコ機500が知られて
いる。第1種パチンコ機500における遊技盤502の
略中央部には、センターケース504が配設されてい
る。センターケース504には、3個のLEDからなる
普通図柄表示装置506と、表示領域508aに複数の
図柄の組み合わせを変動表示する特別図柄表示装置50
8と、特別図柄表示装置508が図柄の変動表示を始動
可能な回数を表示する4個のLEDからなる特別図柄記
憶表示LED510とが配設されている。
【0003】センターケース504の下方には、特別図
柄表示装置508による図柄の変動表示を始動させる機
能を備えた第1種始動口(始動領域)512が設けられ
ている。第1種始動口512には普通電動役物514が
取り付けられている。普通電動役物514は、左右対称
の可動翼片を備え、通常は直立状態にある両可動翼片が
それぞれの支軸を中心として左右に回転して開くように
なっている。そして、普通電動役物514は、普通図柄
表示装置506が当たり停止図柄を表示した場合に両可
動翼片を開くようになっている。普通電動役物514の
両可動翼片が開くと、第1種始動口512の入口が開き
又は拡大して遊技球(遊技媒体)が入賞し易くなる。
【0004】遊技球が第1種始動口512に入賞する
と、3つの遊技状態(大当たり遊技状態、ハズレリーチ
遊技状態、ハズレ通常停止遊技状態)の内いずれか1つ
が選択される。そして、特別図柄表示装置508の表示
領域508aにおける横方向の3箇所に、複数の特別図
柄(例えば、「0」〜「9」などの数字)が上下方向に
スクロール表示されることにより図柄が変動表示され、
その後に、大当たり停止図柄またはハズレ停止図柄が表
示領域508aに停止表示される。
【0005】この特別図柄表示装置508による図柄の
変動表示時には、特別図柄の他に、特別図柄の背景や各
種キャラクタなどのアニメーションが遊技を演出するた
めに表示される。その特別図柄表示装置508による図
柄の変動表示時に表示される表示内容(特別図柄のスク
ロール表示状態、特別図柄の背景や各種キャラクタなど
のアニメーションの種類)のパターン(以下、「変動表
示パターン」という)は予め複数設定されている。
【0006】そして、大当たり遊技状態になると、大当
たり遊技状態に対応して予め設定されている複数の変動
表示パターンの中から選択された1つの変動表示パター
ンが、特別図柄の変動表示と共に特別図柄表示装置50
8の表示領域508aに表示される。また、ハズレリー
チ遊技状態になると、予め設定された条件に従い、ハズ
レリーチ遊技状態に対応して予め設定されている複数の
変動表示パターンの中から選択された1つの変動表示パ
ターンが、特別図柄の変動表示と共に特別図柄表示装置
508の表示領域508aに表示される。
【0007】ここで、大当たり遊技状態が選択された場
合、特別図柄表示装置508には、まず、表示領域50
8aにおける横方向の3箇所に複数の特別図柄が上方か
ら下方に向かってスクロール表示されることにより所定
時間(例えば、数秒間)だけ図柄が変動表示され、次
に、表示領域508aにおける左側および中央の2箇所
に同じ特別図柄が停止表示され(この状態は一般に「リ
ーチ」と呼ばれる)、続いて、表示領域508aにおけ
る右側の特別図柄のみが上方から下方に向かってスクロ
ール表示されることにより所定時間(例えば、数秒間〜
数分間)だけ図柄が変動表示され(以下、この状態を
「リーチ変動」という)、最後に、表示領域508aに
おける右側に左側および中央と同じ特別図柄が停止表示
されることにより、表示領域508aにおける横方向の
3箇所に同じ特別図柄(例えば、「777」。これが
「大当たり停止図柄」となる)が停止表示される。
【0008】すると、大入賞口516が開口(開放)さ
れて大当たり遊技状態が発生し、大入賞口516への多
数の遊技球の入賞が可能となる。そして、大入賞口51
6が開口されてから所定時間経過するか、または、大入
賞口516に所定個数の遊技球が入賞すると、大入賞口
516が閉口される。このとき、大入賞口516の内部
に設けられた特定領域(図示略)を遊技球が通過する
と、連続して大入賞口516が開口される。ところで、
第1種始動口512への1個の遊技球の入賞に対して
は、1個の遊技球が賞球(賞媒体)として賞球・貸球供
給口518から払い出される。また、大入賞口516へ
の1個の遊技球の入賞に対しては、5個の遊技球が賞球
(賞媒体)として賞球・貸球供給口518から払い出さ
れる。
【0009】また、ハズレリーチ遊技状態が選択された
場合、特別図柄表示装置508には、まず、表示領域5
08aにおける横方向の3箇所に複数の特別図柄が上方
から下方に向かってスクロール表示されることにより所
定時間(例えば、数秒間)だけ図柄が変動表示され、次
に、表示領域508aにおける左側および中央の2箇所
に同じ特別図柄が停止表示され(「リーチ」)、続い
て、表示領域508aにおける右側の特別図柄のみが上
方から下方に向かってスクロール表示されることにより
所定時間(例えば、数秒間〜数分間)だけ図柄が変動表
示され(リーチ変動)、最後に、表示領域508aにお
ける右側に左側および中央とは異なる特別図柄が停止表
示されることにより、ハズレ停止図柄(例えば、「77
1」「772」「665」「663」など)が停止表示
される。尚、表示領域508aにおける左側および中央
の2箇所に同じ特別図柄が停止表示されると共に、右側
の特別図柄のみがスクロール表示される特別図柄の組み
合わせ(例えば、「77*」「66*」など。「*」は
任意の特別図柄)がリーチ図柄となる。
【0010】そして、ハズレ通常停止遊技状態が選択さ
れた場合、特別図柄表示装置508には、まず、表示領
域508aにおける横方向の3箇所に複数の特別図柄が
上方から下方に向かってスクロール表示されることによ
り所定時間(例えば、数秒間)だけ図柄が変動表示さ
れ、次に、表示領域508aにおける横方向の3箇所に
異なる特別図柄が停止表示されることにより、ハズレ停
止図柄(例えば、「231」「745」など)が停止表
示される。尚、ハズレリーチ遊技状態またはハズレ通常
停止遊技状態が選択された場合、大入賞口516は閉口
されたままとなる。
【0011】ところで、特別図柄表示装置508が図柄
の変動表示中または大当たり停止図柄を表示中に、遊技
球が第1種始動口512に入賞すると、その入賞した遊
技球の最初の4個までが記憶され、その記憶された遊技
球の個数は特別図柄記憶表示LED510の点灯数によ
って表示される。この記憶された遊技球の個数(特別図
柄記憶表示LED510の点灯数)が、特別図柄始動記
憶数TUである。
【0012】そして、特別図柄表示装置508による図
柄の変動表示の後に大当たり停止図柄またはハズレ停止
図柄が表示されたとき、特別図柄始動記憶数TU(特別
図柄記憶表示LED510の点灯数)が「1」以上であ
れば、特別図柄表示装置508による図柄の変動表示が
再び行われ、特別図柄始動記憶数TU(特別図柄記憶表
示LED510の点灯数)が1つ減らされる。例えば、
特別図柄始動記憶数TU(特別図柄記憶表示LED51
0の点灯数)が「3」の場合には、特別図柄表示装置5
08による図柄の変動表示が3回繰り返され、その図柄
の変動表示が繰り返される度に、特別図柄始動記憶数T
U(特別図柄記憶表示LED510の点灯数)が1つず
つ減らされ、図柄の変動表示が3回繰り返されると、特
別図柄始動記憶数TU(特別図柄記憶表示LED510
の点灯数)が「0」になる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】(第1の課題)第1種
始動口512に遊技球が定期的に入賞している場合に
は、大当たり遊技状態が発生し易くなり、大入賞口51
6も開口し易くなるため、第1種始動口512および大
入賞口516に入賞する遊技球の数が多くなり、賞球・
貸球供給口518から払い出される賞球の個数も多くな
ることから、遊技者に付与される利益が大きくなる。従
って、遊技者は、第1種始動口512に遊技球が定期的
に入賞しているかどうかに注意を払っている。しかし、
従来の第1種パチンコ機500には、第1種始動口51
2に遊技球が定期的に入賞していることを遊技者に報知
する機能は備えられていなかった。
【0014】そのため、遊技者は、特別図柄記憶表示L
ED510の点灯数を目安にして、第1種始動口512
に遊技球が定期的に入賞しているかどうかを判定してい
る。しかし、特別図柄記憶表示LED510の点灯数
は、第1種始動口512に遊技球が入賞した時点からの
経過時間を表示するものではないため、特別図柄記憶表
示LED510の点灯数に基づいて、第1種始動口51
2に遊技球が定期的に入賞しているかどうかを確実に判
定するのは困難である。そこで、近年、第1種始動口5
12に遊技球が定期的に入賞しているかどうかを遊技者
に報知することが要求されている。
【0015】(第2の課題)前記した「リーチ」が発生
すると、遊技者は、大当たり遊技状態の発生に対して大
きな期待を抱き、遊技に対する興味が喚起される。つま
り、前記したリーチ図柄は、遊技者に有利な遊技状態の
発生が期待される図柄といえる。そして、従来の第1種
パチンコ機500では、一般に「リーチ」の継続時間
(リーチ変動の継続時間)が長くなるほど、「リーチ」
が発生した後に大当たり遊技状態が発生する割合(「リ
ーチ」が発生した後に大当たり遊技状態が出現する比
率。以下、「大当たり信頼度」という)が高くなるよう
に設定されている。
【0016】従って、遊技者は、「リーチ」が発生して
リーチ変動が開始されてから現時点までの経過時間や、
現時点から「リーチ」(リーチ変動)が終了するまでの
残り時間に対して、注意を払っている。しかし、従来の
第1種パチンコ機500には、「リーチ」が発生してリ
ーチ変動が開始されてから現時点までの経過時間や、現
時点から「リーチ」(リーチ変動)が終了するまでの残
り時間について、遊技者に報知する機能は備えられてい
ない。そのため、遊技者は、特別図柄表示装置508に
よる図柄の変動表示時に表示される変動表示パターンを
目安にして、「リーチ」が発生してリーチ変動が開始さ
れてから現時点までの経過時間や、現時点から「リー
チ」(リーチ変動)が終了するまでの残り時間を判定し
ている。しかし、変動表示パターンはそれら時間を直接
表示するものではないため、それら時間を確実に判定す
ることは困難である。そこで、近年、「リーチ」が発生
してリーチ変動が開始されてから現時点までの経過時間
や、現時点から「リーチ」(リーチ変動)が終了するま
での残り時間を、遊技者に報知することが要求されてい
る。
【0017】本発明は上記要求を満足するためになされ
たものであって、以下の目的を有するものである。 (1)図柄の変動表示を始動させる機能を備えた始動領域
に遊技媒体が定期的に位置することを遊技者に報知可能
な遊技機を提供する。 (2)遊技者に有利な遊技状態の発生が期待される図柄の
変動表示がなされた時点からの経過時間を遊技者に報知
可能な遊技機を提供する。 (3)遊技者に有利な遊技状態の発生が期待される図柄の
変動表示がなされている残り時間を遊技者に報知可能な
遊技機を提供する。 (4)上記(1)〜(3)のいずれかの遊技機を実現するように
コンピュータシステムを機能させるためのプログラムを
提供する。 (5)上記(1)〜(3)のいずれかの遊技機を実現するように
コンピュータシステムを機能させるためのプログラムが
記録されたコンピュータで読み取り可能な記録媒体を提
供する。
【0018】
【課題を解決するための手段・作用および発明の効果】
係る目的を達成するためになされた請求項1に記載の発
明は、図柄を変動表示した後に図柄を停止表示する図柄
表示手段と、予め設定された始動領域に遊技媒体が位置
することを検知する検知手段と、その検知手段が遊技媒
体を検知したことに基づいて、前記図柄表示手段による
図柄の変動表示を始動させる図柄制御手段と、前記図柄
表示手段が図柄の変動表示を始動可能な回数を記憶する
記憶手段と、前記検知手段が遊技媒体を検知した時点か
らの経過時間を判定する時間判定手段と、前記記憶手段
に記憶されている前記回数を報知すると共に、前記時間
判定手段の判定した前記時間を報知する報知手段とを備
えたことをその要旨とする。従って、請求項1に記載の
発明によれば、時間判定手段の判定した前記時間(検知
手段が遊技媒体を検知した時点からの経過時間)が報知
手段によって報知されるため、遊技者は当該報知に基づ
いて、始動領域に遊技媒体が位置してから現時点までの
経過時間を認識することが可能になり、始動領域に遊技
媒体が定期的に位置しているかどうかを確実に判定する
ことができる。
【0019】次に、請求項2に記載の発明は、図柄を変
動表示した後に図柄を停止表示する図柄表示手段と、予
め設定された始動領域に遊技媒体が位置することを検知
する検知手段と、その検知手段が遊技媒体を検知したこ
とに基づいて、前記図柄表示手段による図柄の変動表示
を始動させる図柄制御手段と、前記図柄表示手段が図柄
の変動表示を始動可能な回数を記憶する記憶手段と、遊
技者に有利な遊技状態の発生が期待される図柄の変動表
示が前記図柄表示手段に表示された時点からの経過時間
を判定する時間判定手段と、前記記憶手段に記憶されて
いる前記回数を報知すると共に、前記時間判定手段の判
定した前記時間を報知する報知手段とを備えたことをそ
の要旨とする。従って、請求項2に記載の発明によれ
ば、時間判定手段の判定した前記時間(遊技者に有利な
遊技状態の発生が期待される図柄の変動表示が図柄表示
手段に表示された時点から現時点までの経過時間)が報
知手段によって報知されるため、遊技者は当該報知に基
づいて前記時間を確実に判定することができる。
【0020】次に、請求項3に記載の発明は、図柄を変
動表示した後に図柄を停止表示する図柄表示手段と、予
め設定された始動領域に遊技媒体が位置することを検知
する検知手段と、その検知手段が遊技媒体を検知したこ
とに基づいて、前記図柄表示手段による図柄の変動表示
を始動させる図柄制御手段と、前記図柄表示手段が図柄
の変動表示を始動可能な回数を記憶する記憶手段と、遊
技者に有利な遊技状態の発生が期待される図柄の変動表
示が前記図柄表示手段に表示されている残り時間を判定
する時間判定手段と、前記記憶手段に記憶されている前
記回数を報知すると共に、前記時間判定手段の判定した
前記時間を報知する報知手段とを備えたことをその要旨
とする。従って、請求項3に記載の発明によれば、時間
判定手段の判定した前記時間(遊技者に有利な遊技状態
の発生が期待される図柄の変動表示が図柄表示手段に表
示されている残り時間)が報知手段によって報知される
ため、遊技者は当該報知に基づいて前記時間を確実に判
定することができる。
【0021】ところで、請求項4に記載の発明のよう
に、請求項1〜3のいずれか1項に記載の遊技機におい
て、前記報知手段は、多色発光素子を備え、当該多色発
光素子の点灯数により前記回数を報知すると共に、当該
多色発光素子の点灯数と発光色により前記時間を報知し
てもよい。また、請求項5に記載の発明のように、請求
項1〜3のいずれか1項に記載の遊技機において、前記
報知手段は、発光素子を備え、当該発光素子の点灯数に
より前記回数を報知すると共に、当該発光素子の点灯数
と点灯状態の変化により前記時間を報知し、当該点灯状
態は連続点灯および点滅時における点灯時間と消灯時間
の時間間隔の段階的変化としてもよい。また、請求項6
に記載の発明のように、請求項1〜3のいずれか1項に
記載の遊技機において、前記報知手段は、発光素子を備
え、当該発光素子の点灯数により前記回数を報知すると
共に、当該発光素子の点灯数と点灯状態の変化により前
記時間を報知し、当該点灯状態の変化は輝度の段階的変
化としてもよい。
【0022】次に、請求項7に記載の発明は、請求項1
〜6のいずれか1項に記載の遊技機における前記各手段
としてコンピュータシステムを機能させるためのプログ
ラムを提供するものである。つまり、請求項1〜6のい
ずれか1項に記載の遊技機における前記各手段を実現す
るための機能は、コンピュータシステムで実行されるプ
ログラムとして備えることができる。
【0023】次に、請求項8に記載の発明は、請求項1
〜6のいずれか1項に記載の遊技機における前記各手段
としてコンピュータシステムを機能させるためのプログ
ラムが記録されたコンピュータで読み取り可能な記録媒
体を提供するものである。このようなプログラムの場
合、例えば、ROMやバックアップRAMをコンピュー
タで読み取り可能な記録媒体として前記プログラムを記
録しておき、このROMあるいはバックアップRAMを
コンピュータシステムに組み込んで用いることができ
る。この他、半導体メモリ(スマートメディア,メモリ
スティックなど),ハードディスク,フロッピー(登録
商標)ディスク,データカード(ICカード,磁気カー
ドなど),光ディスク(CD−ROM,CD−R,CD
−RW,DVDなど),光磁気ディスク(MOなど),
相変化ディスク,磁気テープなどのコンピュータで読み
取り可能な記録媒体に前記プログラムを記録しておき、
そのプログラムを必要に応じてコンピュータシステムに
ロードして起動することにより用いてもよい。
【0024】尚、上述した[特許請求の範囲]および
[課題を解決するための手段および発明の効果]に記載
した構成要素と、後述する[発明の実施の形態]に記載
した構成部材との対応関係は以下のようになっている。
「遊技機」は、第1種パチンコ機10に該当する。「遊
技媒体」は、遊技球に該当する。「図柄表示手段」は、
主基板100のメインCPU112における特別図柄処
理(S400)または普通図柄処理(S200)と、特
別図柄表示装置32および特別図柄制御装置33とに該
当する。「始動領域」は、第1種始動口27または普通
図柄作動ゲート26a,26bに該当する。
【0025】「検知手段」は、主基板100のメインC
PU112における特別図柄処理(S400)または普
通図柄処理(S200)と、第1種始動口スイッチ27
aまたはゲートスイッチ26cとに該当する。「図柄制
御手段」は、主基板100のメインCPU112におけ
る特別図柄処理(S400)または普通図柄処理(S2
00)に該当する。「図柄の変動表示を始動可能な回
数」は、特別図柄始動記憶数TUまたは普通図柄始動記
憶数FUに該当する。「記憶手段」は、主基板100の
メインCPU112における特別図柄処理(S400)
または普通図柄処理(S200)と、特別図柄始動記憶
数TUおよび普通図柄始動記憶数FUを記憶するRAM
116とに該当する。
【0026】「時間判定手段」は、主基板100のメイ
ンCPU112におけるランプ処理(S700)に該当
する。「報知手段」は、主基板100のメインCPU1
12におけるランプ処理(S700)と、特別図柄記憶
表示LED36a〜36dまたは普通図柄記憶表示LE
D35に該当する。「遊技者に有利な遊技状態の発生が
期待される図柄」は、リーチ図柄に該当する。「遊技者
に有利な遊技状態の発生が期待される図柄の変動表示」
は、「リーチ」およびリーチ変動に該当する。「遊技者
に有利な遊技状態の発生が期待される図柄の変動表示が
前記図柄表示手段に表示された時点」は、「リーチ」が
発生してリーチ変動が開始された時点に該当する。「プ
ログラム」は、主基板100のメインCPU112が実
行する図4に示すフローチャートの処理に該当する。
「記録媒体」は、ROM114に該当する。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る遊技機の一実
施形態について図面を参照して説明する。尚、本実施形
態では、本発明に係る遊技機として、いわゆる第1種パ
チンコ機を例に挙げて説明する。 [全体の主要構成]図1は、本実施形態の第1種パチン
コ機10の正面図である。第1種パチンコ機(遊技機)
10には、前枠11が開閉可能に備えられており、その
前枠11には、金枠12が取り付けられており、さらに
金枠12には、ガラス枠13aが開閉可能に取り付けら
れている。ガラス枠13aには、第1種パチンコ機10
の前面ガラス板13が嵌め込まれている。ガラス枠13
aおよび前面ガラス板13の内部には遊技盤14が配設
され、前面ガラス板13と遊技盤14とは平行に配置さ
れている。
【0028】前枠11の右下には発射ハンドル15aが
回動可能に取り付けられている。発射ハンドル15aが
回動されると発射モータ(図示略)が駆動され、発射ハ
ンドル15aの回動角度に応じた発射速度で遊技球(遊
技媒体)が遊技盤14へ発射される。また、発射ハンド
ル15aに配設された発射停止スイッチ15bが操作さ
れると、発射モータが停止されて遊技球の発射も停止さ
れる。遊技盤14の左方には、発射された遊技球を遊技
領域へ案内するガイドレール16が配設されている。前
枠11の右側には、ガラス枠13aの開閉用の鍵を差し
込む鍵穴15を備えた鍵穴飾り17が配設されている。
前枠11の上方には、枠ランプ18aが配設されてい
る。
【0029】ガラス枠13aの下には、前面板19が配
設されている。前面板19の左側上部には、遊技球が賞
球(賞媒体)や貸球として供給される賞球・貸球供給口
20aが形成されており、この賞球・貸球供給口20a
の供給側には、その賞球・貸球供給口20aから供給さ
れた遊技球(賞球、貸球)を収容しておくための上受け
皿20が配設されている。上受け皿20の下方には、上
受け皿20の収容可能数を超えて流下した賞球や上受け
皿球抜きレバー20bの操作により上受け皿20から排
出された遊技球などを排出する排出口21aが形成され
ている。排出口21aの排出側には、その排出口21a
から排出された遊技球を収容しておくための下受け皿2
1が配設されている。
【0030】前枠11の左側には、プリペイドカードを
挿入するためのスリット22aおよび球貸しボタン22
bなどが配設されたプリペイドカードユニットなどの遊
技機外装置部分(CRカードサンド)22が配設されて
いる。この第1種パチンコ機10は、現金ではなくプリ
ペイドカードを使用して遊技を行う、いわゆるCR機で
ある。
【0031】[遊技盤14の主要構成]図2は、第1種
パチンコ機10から取り外した遊技盤14を表側から見
た正面図である。遊技盤14の略中央上寄りには、セン
ターケース30が配設されている。センターケース30
の頂部には、天入賞口31が配設されている。センター
ケース30の上部には、3個のLEDからなる普通図柄
表示装置34が配設されている。普通図柄表示装置34
の上部には、普通図柄作動ゲート26a,26bへの遊
技球の通過に基づいて普通図柄表示装置34が図柄の変
動表示を始動可能な回数を表示する4個のLEDからな
る普通図柄記憶表示LED35が配設されている。
【0032】センターケース30の中央部には、矩形状
の表示領域32aに複数の特別図柄の組み合わせを変動
表示する特別図柄表示装置32が配設されている。尚、
表示領域32aは、どのような表示装置(例えば、LC
D,プラスマディスプレイ,CRTなど)によって具体
化してもよい。センターケース30の下部には、第1種
始動口27への遊技球の入賞に基づいて特別図柄表示装
置32が図柄の変動表示を始動可能な回数を表示する4
個のLEDからなる特別図柄記憶表示LED36が配設
されている。
【0033】センターケース30の左右には、普通図柄
表示装置34による図柄の変動表示を始動させる機能を
備えた普通図柄作動ゲート26a,26bが配設されて
いる。センターケース30の下方には、特別図柄表示装
置32による図柄の変動表示を始動させる機能を備えた
第1種始動口27が配設されている。第1種始動口27
には普通電動役物28が取り付けられている。普通電動
役物28は、左右対称の可動翼片(一般に「チューリッ
プ」と呼ばれる)を備え、通常は直立状態にある両可動
翼片がそれぞれの支軸を中心として左右に回転して開く
ようになっている。そして、普通電動役物28は、普通
図柄表示装置34が当たり停止図柄を表示した場合に両
可動翼片を開くようになっている。
【0034】第1種始動口27の下方には、特別図柄表
示装置32が大当たり停止図柄(所定図柄)を表示した
場合に作動する変動入賞装置40が配設されている。変
動入賞装置40には、大当たり遊技状態の発生時に大入
賞口41を開口する開閉部材42が開閉可能に取り付け
られている。大入賞口41の内部には、大入賞口41を
連続して開口する機能を有する特定領域43と、この特
定領域43を通過した遊技球を検出(検知)する特定領
域スイッチ(図示略)と、大入賞口41に入賞した遊技
球の数をカウントする大入賞口スイッチ(図示略)とが
設けられている。
【0035】変動入賞装置40の左側には左下入賞口2
9aが配設され、変動入賞装置40の右側には右下入賞
口29bが配設されている。左下入賞口29aの左側上
方には、左袖入賞口24aが配設されている。右下入賞
口29bの右側上方には、右袖入賞口24bが配設され
ている。そして、遊技盤14には、風車23a,23b
と、LEDによって装飾された装飾風車25a,25b
と、コーナー飾りランプ18b,18cと、サイド飾り
ランプ18d,18eと、入賞しなかった遊技球をアウ
ト球として回収するアウト口44とが配設されている。
また、遊技盤14には、多くの釘(図示略)が打ち込ま
れており、ガイドレール16を通って遊技盤14に発射
された遊技球は、釘の間を乱舞しながら遊技盤14面を
流下(落下)する。
【0036】図3は、センターケース30の正面図であ
る。各特別図柄記憶表示LED36a〜36dは、この
順番で左から右に向かって水平方向に配列されている。
【0037】[第1種パチンコ機10の電気的構成]図
4は、第1種パチンコ機10の電気的構成を示すブロッ
ク回路図である。第1種パチンコ機10には、主基板
(電子制御装置)100が設けられており、この主基板
100には、マイクロコンピュータ(マイクロプロセッ
サ)110が搭載されている。マイクロコンピュータ1
10には、遊技の制御を実行するメインCPU112
と、このメインCPU112が各種制御を実行するため
の各種制御プログラムが記憶されたROM114と、メ
インCPU112が各種制御プログラムを実行する際に
ROM114から読み出された制御プログラムや遊技中
に発生する当たりに関するデータなどの各種データを一
時的に格納するRAM116とが搭載されている。ま
た、RAM116は、停電などの電源遮断時における遊
技状態を電源復帰後に再現するために、電源遮断時にお
いてメインCPU112が処理したデータや各装置およ
び各基板へ送り出したコマンドなどをバックアップす
る。
【0038】主基板100には、次に記載するものが電
気的に接続されている。電源基板80、賞球(賞媒体)
の払い出しなどを制御する払出制御基板200、特別図
柄表示装置32を制御する特別図柄制御装置33、遊技
盤14に設けられたランプ類を制御するランプ制御装置
75、遊技中の効果音などを再生(発音)する音声再生
装置79aを制御する音声制御装置79、第1種始動口
27への遊技球の入賞を検出(検知)するための第1種
始動口スイッチ27a(尚、図4ではスイッチを「S
W」と表記する)、遊技盤情報(入賞、当たり、遊技停
止など)をパチンコホール(遊技場)の管理室などに設
けられたコンピュータ(以下、ホールコンピュータと称
する。図示略)へ送り出すための遊技枠情報端子基板5
2、盤面中継基板51、遊技枠中継基板53である。
【0039】払出制御基板200には、主基板100か
ら送り出される制御コマンドを入力して動作するマイク
ロコンピュータ(マイクロプロセッサ)210が搭載さ
れており、マイクロコンピュータ210には、賞球の払
い出しなどを制御するサブCPU212と、このサブC
PU212が賞球の払い出しなどの制御を実行するため
の各種制御プログラムが記憶されたROM214と、サ
ブCPU212が各種制御プログラムを実行する際にR
OM214から読み出された制御プログラムや遊技中に
発生する賞球の個数などの各種データを一時的に格納す
るRAM216とが搭載されている。また、払出制御基
板200には、電源基板80、CR接続基板56、発射
モータ駆動基板15c、遊技枠情報端子基板52、払出
中継基板55が電気的に接続されている。
【0040】発射モータ駆動基板15cには、発射モー
タ15e、発射スイッチ15d、発射停止スイッチ15
bが電気的に接続されている。発射ハンドル15aが操
作されると、発射スイッチ15dは発射ハンドル15a
の回転角度に応じた検出信号を生成し、その発射スイッ
チ15dの検出信号は発射モータ駆動基板15cを介し
てサブCPU212へ送り出される。すると、サブCP
U212から発射モータ駆動基板15cを介して発射モ
ータ15eに駆動信号が出力され、発射モータ15eは
その駆動信号に従って、発射ハンドル15aの回転角度
に応じた発射速度で遊技球を発射する。
【0041】また、発射ハンドル15aが操作されて発
射スイッチ15dがオフされると、その発射スイッチ1
5dの検出信号は発射モータ駆動基板15cを介してサ
ブCPU212へ送り出される。すると、サブCPU2
12から発射モータ駆動基板15cを介して発射モータ
15eに駆動停止信号が出力され、発射モータ15eは
その駆動停止信号に従って遊技球の発射を停止する。ま
た、発射停止スイッチ15bが操作されると、その発射
停止スイッチ15bの検出信号は発射モータ駆動基板1
5cを介してサブCPU212へ送り出され、サブCP
U212から発射モータ駆動基板15cを介して発射モ
ータ15eに駆動停止信号が出力され、発射モータ15
eはその駆動停止信号に従って遊技球の発射を停止す
る。
【0042】遊技枠中継基板53には、下受け皿21が
賞球で満杯になったことを検出するための満杯検出スイ
ッチ21bおよびセンサ中継基板54が電気的に接続さ
れている。センサ中継基板54には、賞球ユニット62
に備えられた賞球払出センサ62a,62bおよび払出
中継基板55が電気的に接続されている。
【0043】賞球ユニット62は、賞球払出センサ62
a,62bおよび賞球払出モータ62cを備える。賞球
の払出機構は、賞球の払い出しを効率良く行うために2
カ所に設けられており、各払出機構は賞球払出モータ6
2cによって駆動される。また、賞球払出センサ62a
は一方の払出機構に設けられており、賞球払出センサ6
2bは他方の払出機構に設けられている。各賞球払出セ
ンサ62a,62bの検出信号は、センサ中継基板54
から遊技枠中継基板53を介して主基板100へ送り出
され、その信号に基づいてメインCPU112は、払い
出された賞球の個数をカウントする。払出中継基板55
には、貸球がなくなったことを検出するための貸球切れ
スイッチ61、賞球払出モータ62c、貸球を供給する
貸球ユニット63が電気的に接続されている。
【0044】盤面中継基板51には、次に記載するもの
が電気的に接続されている。普通電動役物28の両可動
翼片を開閉させる普通電動役物ソレノイド28a(尚、
図4ではソレノイドを「SL」と表記する)、普通図柄
表示装置34、各普通図柄作動ゲート26a,26bの
いずれかを遊技球が通過したことを検出(検知)するた
めのゲートスイッチ26c、大入賞口41への遊技球の
入賞を検出(検知)するための大入賞口スイッチ41
b、各袖入賞口24a,24bのいずれかへの遊技球の
入賞を検出(検知)するための袖入賞口スイッチ24
c、各下入賞口29a,29bのいずれかへの遊技球の
入賞を検出(検知)するための下入賞口スイッチ29
c、天入賞口31への遊技球の入賞を検出(検知)する
ための天入賞口スイッチ31a、大入賞口中継基板50
である。
【0045】大入賞口中継基板50には、特定領域43
を通過(入賞)した遊技球を検出するための特定領域ス
イッチ43a、開閉部材42を開閉させることにより大
入賞口41を開閉させる大入賞口ソレノイド41aが電
気的に接続されている。CR接続基板56には、プリペ
イドカードの残りの度数を表示する度数表示基板やプリ
ペイドカードを読み取る装置などを備える遊技機外装置
部分22が電気的に接続されている。
【0046】電源基板80は、主電源70から交流(A
C)24V(50Hz/60Hz)の電源供給を受け、
その交流電源から各種電圧の直流電源を生成し、その直
流電源を各基板56,100,200および各装置3
3,75,79へ供給する。そして、主基板100のメ
インCPU112には、第1種始動口スイッチ27aの
検出信号が入力されると共に、盤面中継基板51を介し
て各スイッチ24c,26c,29c,31a,41b
の検出信号が入力され、大入賞口中継基板50から盤面
中継基板51を介して特定領域スイッチ43aの検出信
号が入力される。
【0047】[メインCPU112が実行する主な処
理]図5は、本実施形態において主基板100のメイン
CPU112が実行する主な処理の流れを示すフローチ
ャートである。メインCPU112は、ROM114に
記録(記憶)されているプログラムに従い、コンピュー
タによる各種演算処理によって、以下の各ステップ(以
下、「S」と記載する)の処理を実行する。尚、前記プ
ログラムをコンピュータで読み取り可能な記録媒体(半
導体メモリ(メモリスティックなど)、ハードディス
ク、フロッピーディスク、データカード(ICカード,
磁気カードなど)、光ディスク(CD−ROM,CD−
R,CD−RW,DVDなど)、光磁気ディスク(MO
など)、相変化ディスク、磁気テープなど)を備えた外
部記録装置(外部記憶装置)に記録(記憶)しておき、
当該プログラムを必要に応じて外部記録装置からメイン
CPU112にロードして起動することにより用いるよ
うにしてもよい。
【0048】メインCPU112は、まず、主電源70
の投入時か否かを判定し(S10)、主電源70の投入
時(S10:Yes)には第1種パチンコ機10の各装
置および各基板の初期設定を行い(S20)、最初のル
ーチンを終了してS10の処理へ戻る。2回目以降のル
ーチンにおいては、主電源70の投入時ではないため
(S10:No)、メインCPU112は、以下のS1
00〜S700の処理を順次実行した後に、再びS10
の処理に戻り、S10〜S700の処理を繰り返し実行
する。
【0049】賞球払出処理(S100)において、主基
板100のメインCPU112は、各スイッチ24c,
27a,29c,31a,41bの検出信号に基づい
て、賞球ユニット62から払い出される遊技球の個数
(賞球個数)を決定し、その賞球個数に対応した賞球払
出コマンドを生成し、その賞球払出コマンドを払出制御
基板200のサブCPU212へ送り出す。すると、サ
ブCPU212は、賞球払出コマンドに基づいて賞球払
出命令を生成し、その賞球払出命令を払出中継基板55
を介して賞球ユニット62へ送り出す。賞球ユニット6
2は、賞球払出命令に従って動作し、賞球・貸球供給口
20aから所定個数の遊技球を賞球として払い出させ
る。ここで、大入賞口スイッチ41bが大入賞口41へ
の遊技球の入賞を検出した場合の賞球個数は、大入賞口
41への1個の遊技球の入賞に対して、例えば、15個
に設定されている。また、各スイッチ24c,27a,
29c,31aが各入賞口24a,24b,27,29
a,29b,31への遊技球の入賞を検出した場合の賞
球個数は、当該各入賞口への1個の遊技球の入賞に対し
て、例えば、5個に設定されている。
【0050】普通図柄処理(S200)において、メイ
ンCPU112は、ゲートスイッチ26cの検出信号に
基づいて各普通図柄作動ゲート26a,26bのいずれ
かを遊技球が通過したことを検出し、その検出結果とR
AM116に記憶されている普通図柄始動記憶数FUと
に基づいて普通図柄制御コマンドを生成し、その普通図
柄制御コマンドを盤面中継基板51を介して普通図柄表
示装置34へ送り出す。すると、普通図柄表示装置34
は、普通図柄制御コマンドに基づいて、図柄の変動表示
を行った後に当たり停止図柄またはハズレ停止図柄を表
示する。例えば、普通図柄表示装置34を構成する3個
のLEDが点滅することにより図柄が変動表示され、両
端部の2個のLEDが点灯することにより当たり停止図
柄が表示され、いずれか1個のLEDのみが点灯するこ
とによりハズレ停止図柄が表示される。
【0051】ここで、普通図柄始動記憶数FUは以下の
ように設定されてRAM116に記憶されている。メイ
ンCPU112は、普通図柄表示装置34が図柄の変動
表示中または当たり停止図柄を表示中に、各普通図柄作
動ゲート26a,26bのいずれかを遊技球が通過する
と、その通過した遊技球の最初の4個までをRAM11
6に記憶させる。そして、後述するランプ処理におい
て、RAM116に記憶された遊技球の個数が普通図柄
記憶表示LED35の点灯数によって表示される。この
RAM116に記憶された遊技球の個数(普通図柄記憶
表示LED35の点灯数)が、普通図柄始動記憶数FU
である。
【0052】そして、普通図柄表示装置34に当たり停
止図柄またはハズレ停止図柄が表示されたとき、普通図
柄始動記憶数FU(普通図柄記憶表示LED35の点灯
数)が「1」以上であれば、普通図柄表示装置34によ
る図柄の変動表示が再び行われ、普通図柄始動記憶数F
U(普通図柄記憶表示LED35の点灯数)が1つ減ら
される。例えば、普通図柄始動記憶数FU(普通図柄記
憶表示LED35の点灯数)が「3」の場合には、普通
図柄表示装置34による図柄の変動表示が3回繰り返さ
れ、その図柄の変動表示が繰り返される度に、普通図柄
始動記憶数FU(普通図柄記憶表示LED35の点灯
数)が1つずつ減らされ、図柄の変動表示が3回繰り返
されると、普通図柄始動記憶数FU(普通図柄記憶表示
LED35の点灯数)が「0」になる。
【0053】普通電動役物処理(S300)において、
メインCPU112は、普通図柄処理(S200)の処
理結果に基づいて、普通電動役物ソレノイド28aを駆
動制御するための制御信号を生成し、その制御信号を盤
面中継基板51を介して普通電動役物ソレノイド28a
へ送り出す。すると、普通電動役物ソレノイド28aは
当該制御信号に従って動作し、普通電動役物28の両可
動翼片を開閉させる。すなわち、メインCPU112
は、普通図柄処理で普通図柄表示装置34に当たり停止
図柄を表示させるための普通図柄表示コマンドを生成し
たことに基づいて(普通図柄表示装置34が当たり停止
図柄を表示したことに基づいて)、普通電動役物ソレノ
イド28aを制御して普通電動役物28の両可動翼片を
開放させ、第1種始動口27の入口を開き又は拡大させ
て遊技球を入賞し易くさせる。そして、メインCPU1
12は、普通電動役物28の両可動翼片を開放させてか
ら所定時間(例えば、0.5秒間)経過すると、普通電
動役物28の両可動翼片を閉じさせて第1種始動口27
の入口を閉じ又は縮小させる。
【0054】特別図柄処理(S400)において、メイ
ンCPU112は、第1種始動口スイッチ27aの検出
信号に基づいて第1種始動口27に遊技球が入賞したこ
とを検出し、その検出結果に基づいて3つの遊技状態
(大当たり遊技状態、ハズレリーチ遊技状態、ハズレ通
常停止遊技状態)の内いずれか1つを選択し、その選択
結果とRAM116に記憶されている特別図柄始動記憶
数TUとに基づいて特別図柄制御コマンドを生成し、そ
の特別図柄制御コマンドを特別図柄制御装置33へ送り
出す。
【0055】すると、特別図柄制御装置33は、特別図
柄制御コマンドに基づいて特別図柄表示装置32を制御
し、図柄の変動表示を行った後に大当たり停止図柄(所
定図柄)またはハズレ停止図柄を特別図柄表示装置32
に表示させる。ここで、特別図柄処理(S400)で大
当たり遊技状態が選択された場合、特別図柄表示装置3
2には、例えば、まず、表示領域32aにおける横方向
の3箇所に複数の特別図柄(例えば、「0」〜「9」な
どの数字)が上方から下方に向かってスクロール表示さ
れることにより所定時間(例えば、数秒間)だけ図柄が
変動表示され、次に、表示領域32aにおける左側およ
び中央の2箇所に同じ特別図柄が停止表示され(この状
態は一般に「リーチ」と呼ばれる)、続いて、表示領域
32aにおける右側の特別図柄のみが上方から下方に向
かってスクロール表示されることにより所定時間(例え
ば、数秒間〜数分間)だけ図柄が変動表示され(以下、
この状態を「リーチ変動」という)、最後に、表示領域
32aにおける右側に左側および中央と同じ特別図柄が
停止表示されることにより、表示領域32aにおける横
方向の3箇所に同じ特別図柄(例えば、「777」。こ
れが「大当たり停止図柄」となる)が停止表示される。
【0056】また、特別図柄処理でハズレリーチ遊技状
態が選択された場合、特別図柄表示装置32には、例え
ば、まず、表示領域32aにおける横方向の3箇所に複
数の特別図柄が上方から下方に向かってスクロール表示
されることにより所定時間(例えば、数秒間)だけ図柄
が変動表示され、次に、表示領域32aにおける左側お
よび中央の2箇所に同じ特別図柄が停止表示され(「リ
ーチ」)、続いて、表示領域32aにおける右側の特別
図柄のみが上方から下方に向かってスクロール表示され
ることにより所定時間(例えば、数秒間〜数分間)だけ
図柄が変動表示され(リーチ変動)、最後に、表示領域
32aにおける右側に左側および中央とは異なる特別図
柄が停止表示されることにより、ハズレ停止図柄(例え
ば、「771」「772」「665」「663」など)
が停止表示される。尚、表示領域32aにおける左側お
よび中央の2箇所に同じ特別図柄が停止表示されると共
に、右側の特別図柄のみがスクロール表示される特別図
柄の組み合わせ(例えば、「77*」「66*」など。
「*」は任意の特別図柄)がリーチ図柄となる。
【0057】そして、特別図柄処理でハズレ通常停止遊
技状態が選択された場合、特別図柄表示装置32には、
例えば、まず、表示領域32aにおける横方向の3箇所
に複数の特別図柄が上方から下方に向かってスクロール
表示されることにより所定時間(例えば、数秒間)だけ
図柄が変動表示され、次に、表示領域32aにおける横
方向の3箇所に異なる特別図柄が停止表示されることに
より、ハズレ停止図柄が停止表示される。
【0058】この特別図柄表示装置32による図柄の変
動表示時には、特別図柄の他に、特別図柄の背景や各種
キャラクタなどのアニメーションが遊技を演出するため
に表示される。その特別図柄表示装置32による図柄の
変動表示時に表示される表示内容(特別図柄のスクロー
ル表示状態、特別図柄の背景や各種キャラクタなどのア
ニメーションの種類)のパターン(変動表示パターン)
は予め複数設定されている。
【0059】そして、大当たり遊技状態になると、大当
たり遊技状態に対応して予め設定されている複数の変動
表示パターンの中から選択された1つの変動表示パター
ンが、特別図柄の変動表示と共に特別図柄表示装置32
の表示領域32aに表示される。また、ハズレリーチ遊
技状態になると、予め設定された条件に従い、ハズレリ
ーチ遊技状態に対応して予め設定されている複数の変動
表示パターンの中から選択された1つの変動表示パター
ンが、特別図柄の変動表示と共に特別図柄表示装置32
の表示領域32aに表示される。
【0060】大入賞口処理(S500)において、メイ
ンCPU112は、特別図柄処理(S400)の処理結
果に基づいて、大入賞口ソレノイド41aを駆動制御す
るための制御信号を生成し、その制御信号を盤面中継基
板51から大入賞口中継基板50を介して大入賞口ソレ
ノイド41aへ送り出す。すると、大入賞口ソレノイド
41aは当該制御信号に従って作動し、開閉部材42を
開閉させることにより大入賞口41を開閉させる。すな
わち、メインCPU112は、特別図柄処理で大当たり
遊技状態が選択された場合には、開閉部材42を開いて
大入賞口41を開口させることにより大当たり遊技状態
を開始させ、大入賞口41への多数の遊技球の入賞を可
能にする。また、メインCPU112は、特別図柄処理
でハズレリーチ遊技状態またはハズレ通常停止遊技状態
が選択された場合には、開閉部材42を閉じたままにし
て大入賞口41を閉口させておき、大入賞口41への遊
技球の入賞を不可能にする。
【0061】そして、大入賞口41が開口してから所定
時間(例えば、30秒)経過するか、または、大入賞口
41に所定個数(例えば、10個)の遊技球が入賞する
と、開閉部材42が閉じて大入賞口41が閉口され、大
入賞口41への遊技球の入賞が不可能になる。このと
き、大入賞口41の内部に設けられた特定領域43を遊
技球が通過すると、その遊技球の通過を特定領域スイッ
チ43aが検出し、大入賞口41が連続して開口され
る。このように、大入賞口41が開口してから閉口する
までを1ラウンドとし、特定領域43を遊技球が通過す
ることを条件としてラウンドが進行し、予め設定された
最大ラウンド数(例えば、15ラウンド)を終えると大
当たり遊技状態が終了される。
【0062】音声処理(S600)において、メインC
PU112は、S100〜S500の処理結果に基づい
て音声制御コマンドを生成し、その音声制御コマンドを
音声制御装置79へ送り出す。すると、音声制御装置7
9は、音声制御コマンドに基づいて音声再生装置79a
を制御し、遊技中の効果音などを再生させる。
【0063】ランプ処理(S700)において、メイン
CPU112は、S100〜S500の処理結果に基づ
いてランプ制御コマンドを生成し、そのランプ制御コマ
ンドをランプ制御装置75へ送り出す。すると、ランプ
制御装置75は、ランプ制御コマンドに基づいて遊技盤
14に設けられたランプ類(枠ランプ18a、コーナー
飾りランプ18b,18c、サイド飾りランプ18d,
18e、装飾風車25a,25bのLED、普通図柄記
憶表示LED35、特別図柄記憶表示LED36a〜3
6dなど)の点灯を制御する。
【0064】[特別図柄処理およびランプ処理]次に、
特別図柄処理(S400)の処理結果に基づいて実行さ
れるランプ処理(S700)における特別図柄記憶表示
LED36a〜36dの点灯制御について説明する。メ
インCPU112は、特別図柄処理(S400)におい
て、特別図柄表示装置32が図柄の変動表示中または大
当たり停止図柄を表示中に、第1種始動口スイッチ27
aの検出信号に基づいて第1種始動口27に遊技球が入
賞したことを検出すると、その第1種始動口27に入賞
した遊技球の最初の4個までをRAM116に記憶させ
る。
【0065】続いて、メインCPU112は、RAM1
16に記憶させた遊技球の個数に対応するランプ制御コ
マンドを生成し、ランプ処理(S700)において、当
該ランプ制御コマンドをランプ制御装置75へ送り出
す。すると、ランプ制御装置75は、メインCPU11
2がRAM116に記憶させた遊技球の個数を、特別図
柄記憶表示LED36a〜36dの点灯数によって表示
させる。
【0066】このRAM116に記憶された遊技球の個
数(特別図柄記憶表示LED36a〜36dの点灯数)
が、特別図柄始動記憶数TUである。ここで、特別図柄
始動記憶数TUが「1」の場合は特別図柄記憶表示LE
D36aのみが点灯され、特別図柄始動記憶数TUが
「2」の場合は2個の特別図柄記憶表示LED36a,
36bが点灯され、特別図柄始動記憶数TUが「3」の
場合は3個の特別図柄記憶表示LED36a〜36cが
点灯され、特別図柄始動記憶数TUが「4」の場合は4
個全ての特別図柄記憶表示LED36a〜36dが点灯
される。
【0067】そして、特別図柄表示装置32による図柄
の変動表示の後に大当たり停止図柄またはハズレ停止図
柄が表示されたとき、特別図柄始動記憶数TU(特別図
柄記憶表示LED36a〜36dの点灯数)が「1」以
上であれば、特別図柄表示装置32による図柄の変動表
示が再び行われ、特別図柄始動記憶数TU(特別図柄記
憶表示LED36a〜36dの点灯数)が1つ減らされ
る。例えば、特別図柄始動記憶数TU(特別図柄記憶表
示LED36a〜36dの点灯数)が「3」の場合に
は、特別図柄表示装置32による図柄の変動表示が3回
繰り返され、その図柄の変動表示が繰り返される度に、
特別図柄始動記憶数TU(特別図柄記憶表示LED36
a〜36dの点灯数)が1つずつ減らされ、図柄の変動
表示が3回繰り返されると、特別図柄始動記憶数TU
(特別図柄記憶表示LED36a〜36dの点灯数)が
「0」になる。
【0068】ランプ制御装置75は、特別図柄記憶表示
LED36a〜36dを点灯させるとき、以下の点灯表
示例1〜5のいずれかの点灯制御を行う。 <点灯表示例1>特別図柄記憶表示LED36a〜36
dには、光の3原色(赤、青、緑)の発光を行う3色発
光LEDが用いられており、同時に多色発光することで
任意の発光色(例えば、赤、青、緑、黄など)が得られ
るようになっている。尚、3色発光LEDは、各発光色
のLEDが1パッケージ(1チップ)化されて構成され
ている。点灯表示例1において、ランプ制御装置75
は、特別図柄記憶表示LED36a〜36dを点灯させ
るとき、各LED36a〜36dの発光色(点灯色)
を、メインCPU112からランプ制御コマンドが送り
出された時点t1から所定時間t2(例えば、5秒間)
が経過するまでは赤色にさせ、所定時間t2の経過後に
所定時間t3(例えば、5秒間)が経過するまでは黄色
にさせ、所定時間t3の経過後に所定時間t4(例え
ば、5秒間)が経過するまでは緑色にさせ、所定時間t
4の経過後に所定時間t5(例えば、5秒間)が経過す
るまでは青色にさせる。
【0069】このように、点灯表示例1では、特別図柄
記憶表示LED36a〜36dの発光色が時間の経過に
伴って段階的に変化される(例えば、5秒間隔で赤→黄
→緑→青)。例えば、4個の特別図柄記憶表示LED3
6a〜36dのうち、3個のLED36a〜36cの発
光色が常に青色の場合は、第1種始動口27に短い時間
間隔で定期的に遊技球が入賞していることに他ならな
い。また、各LED36b,36cの発光色が青色から
他の色(赤、黄、緑)に頻繁に変化している場合は、第
1種始動口27に遊技球が定期的に入賞しておらず、第
1種始動口27への遊技球の入賞に波(変動)があると
いうことに他ならない。従って、点灯表示例1によれ
ば、遊技者は、特別図柄記憶表示LED36a〜36d
の発光色に基づいて、第1種始動口27に遊技球が入賞
してから現時点までの経過時間を認識することが可能に
なり、第1種始動口27に遊技球が定期的に入賞してい
るかどうかを確実に判定することができる。
【0070】第1種始動口27に遊技球が定期的に入賞
している場合には、大当たり遊技状態が発生し易くな
り、大入賞口41も開口し易くなるため、第1種始動口
27および大入賞口41に入賞する遊技球の数が多くな
り、賞球・貸球供給口20aから払い出される賞球の個
数も多くなることから、遊技者に付与される利益が大き
くなる。そのため、遊技者は第1種始動口27に遊技球
が定期的に入賞しているかどうかに注意を払っている
が、点灯表示例1によればそれを確実に判定できるた
め、遊技者は遊技に集中することが可能になり、遊技の
興趣を高めることができる。
【0071】<点灯表示例2>点灯表示例2において、
ランプ制御装置75は、特別図柄記憶表示LED36a
〜36dを点灯させるとき、各LED36a〜36dの
発光色(点灯色)を、特別図柄始動記憶数TUが所定数
N(例えば、「3」)以上になってから所定時間t6
(例えば、5秒間)が経過するまでは赤色にさせ、特別
図柄始動記憶数TUが所定数N以上になってから所定時
間t6が経過したら所定数N個のLED36a〜36d
を同時に赤色から青色にさせ、その後、特別図柄始動記
憶数TUが所定数N以上に維持されている限りは青色に
保持させ、特別図柄始動記憶数TUが所定数N未満にな
ったら所定数N個のLED36a〜36dを同時に青色
から赤色にさせる。
【0072】従って、点灯表示例2によれば、特別図柄
始動記憶数TUが所定数N(例えば、「3」)以上に維
持されている場合は所定数N個の特別図柄記憶表示LE
D36a〜36dの発光色が青色に保持されるため、遊
技者は、第1種始動口27に短い時間間隔で定期的に遊
技球が入賞していることが判定できる。そのため、点灯
表示例2においても、点灯表示例1と同様の作用・効果
を得ることができる。
【0073】<点灯表示例3>図6は、点灯表示例3を
説明するための説明図である。点灯表示例3において、
ランプ制御装置75は、特別図柄処理(S400)で大
当たり遊技状態またはハズレリーチ遊技状態が選択され
て特別図柄表示装置32に前記リーチ図柄が表示されて
前記「リーチ」が発生し、前記リーチ変動が開始された
時点で、4個全ての特別図柄記憶表示LED36a〜3
6dが赤色に点灯されているとき、各LED36a〜3
6dの発光色(点灯色)を、図6に示すように時間の経
過に伴って段階的に変化させる。従って、点灯表示例3
によれば、遊技者は、特別図柄記憶表示LED36a〜
36dの発光色に基づいて、「リーチ」が発生してリー
チ変動が開始されてから現時点までの経過時間を判定す
ることができる。
【0074】ところで、「リーチ」が発生すると、遊技
者は、大当たり遊技状態の発生に対して大きな期待を抱
き、遊技に対する興味が喚起される。つまり、前記リー
チ図柄は、遊技者に有利な遊技状態の発生が期待される
図柄といえる。そして、第1種パチンコ機10では、一
般に「リーチ」の継続時間(リーチ変動の継続時間)が
長くなるほど、「リーチ」が発生した後に大当たり遊技
状態が発生する割合(「リーチ」が発生した後に大当た
り遊技状態が出現する比率。以下、「大当たり信頼度」
という)が高くなるように設定されている。そのため、
遊技者は「リーチ」が発生してリーチ変動が開始されて
から現時点までの経過時間に対して注意を払っている
が、点灯表示例3によればその経過時間を確実に判定で
きるため、遊技者は遊技に集中することが可能になり、
遊技の興趣を高めることができる。
【0075】また、従来、遊技者は、「リーチ」が発生
すると、発射ハンドル15aを戻して発射モータ15e
による遊技球の発射を停止させ、リーチ変動が終了して
特別図柄表示装置32の表示領域32aに大当たり停止
図柄またはハズレ停止図柄が停止表示されるまでの間、
表示領域32aに表示されている前記変動表示パターン
を見守っていた。つまり、従来、「リーチ」が発生して
リーチ変動が行われている最中は、遊技球が発射されな
かった。しかし、点灯表示例3においては、「リーチ」
が発生してリーチ変動が開始されてから現時点までの経
過時間を特別図柄記憶表示LED36a〜36dの発光
色に基づいて判定するため、「リーチ」が発生してリー
チ変動が行われている最中も、各LED36a〜36d
を点灯させ続けておく必要があり、遊技球を発射させ続
けなければならない。そのため、発射される遊技球の個
数が増加して第1種パチンコ機10の稼働率が上がるた
め、パチンコホールの利益が増すことになる。
【0076】<点灯表示例4>図7は、点灯表示例4を
説明するための説明図である。点灯表示例4において、
ランプ制御装置75は、特別図柄処理(S400)で大
当たり遊技状態またはハズレリーチ遊技状態が選択され
て特別図柄表示装置32に前記リーチ図柄が表示されて
前記「リーチ」が発生し、前記リーチ変動が開始された
時点で、4個全ての特別図柄記憶表示LED36a〜3
6dが赤色に点灯されているとき、各LED36a〜3
6dの発光色(点灯色)を、図7に示すように時間の経
過に伴って段階的に変化させる。
【0077】そして、リーチ変動が開始された時点から
38秒経過した時点で、4個全ての特別図柄記憶表示L
ED36a〜36dが青色に点灯されているならば、そ
の2秒後(リーチ変動が開始された時点から40秒)
に、特別図柄表示装置32の表示領域に大当たり停止図
柄が停止表示される。また、リーチ変動が開始された時
点から38秒経過した時点で、1個の特別図柄記憶表示
LED36dのみが緑色に点灯されているならば、その
2秒後(リーチ変動が開始された時点から40秒)に、
特別図柄表示装置32の表示領域にハズレ停止図柄が停
止表示される。
【0078】従って、点灯表示例4によれば、遊技者
は、特別図柄記憶表示LED36a〜36dの発光色に
基づいて、現時点から「リーチ」(リーチ変動)が終了
するまでの残り時間を判定することができる。前記のよ
うに、第1種パチンコ機10では、一般に「リーチ」の
継続時間(リーチ変動の継続時間)が長くなるほど「大
当たり信頼度」が高くなるように設定されているため、
遊技者は「リーチ」(リーチ変動)の残り時間に対して
注意を払っている。そして、点灯表示例4によればその
残り時間を確実に判定できるため、遊技者は遊技に集中
することが可能になり、遊技の興趣を高めることができ
る。また、点灯表示例4においては、特別図柄記憶表示
LED36a〜36dの発光色に基づいて現時点から
「リーチ」(リーチ変動)が終了するまでの残り時間を
判定するため、「リーチ」が発生してリーチ変動が行わ
れている最中も、各LED36a〜36dを点灯させ続
けておく必要があり、遊技球を発射させ続けなければな
らない。そのため、発射される遊技球の個数が増加して
第1種パチンコ機10の稼働率が上がるため、パチンコ
ホールの利益が増すことになる。
【0079】<点灯表示例5>図8は、点灯表示例5を
説明するための説明図である。点灯表示例5において、
ランプ制御装置75は、特別図柄処理(S400)で大
当たり遊技状態またはハズレリーチ遊技状態が選択され
て特別図柄表示装置32に前記リーチ図柄が表示されて
前記「リーチ」が発生し、前記リーチ変動が開始された
時点で、4個全ての特別図柄記憶表示LED36a〜3
6dが赤色に点灯されているとき、各LED36a〜3
6dの発光色(点灯色)を、図8に示すように時間の経
過に伴って段階的に変化させる。
【0080】そして、いずれかの特別図柄記憶表示LE
D36a〜36dが青色に点灯された時点から少なくと
も10秒間は、リーチ変動が続行されるように設定され
ている。例えば、リーチ変動が開始された時点から5秒
経過した時点で、特別図柄記憶表示LED36aが青色
に点灯された場合には、その時点から少なくとも10秒
間はリーチ変動が続行される(つまり、リーチ変動は開
始されてから少なくとも15秒間続行される)。また、
リーチ変動が開始された時点から35秒経過した時点
で、4個全ての特別図柄記憶表示LED36a〜36d
が青色に点灯された場合には、その時点から少なくとも
10秒間はリーチ変動が続行される(つまり、リーチ変
動は開始されたから少なくとも45秒間続行される)。
【0081】従って、点灯表示例5によれば、いずれか
の特別図柄記憶表示LED36a〜36dが青色に点灯
された時点から少なくとも10秒間はリーチ変動が続行
されるため、遊技者は、「リーチ」(リーチ変動)の残
り時間を確実に判定できる。そのため、点灯表示例5に
おいても、点灯表示例4と同様の作用・効果を得ること
ができる。
【0082】[別の実施形態]ところで、本発明は上記
実施形態に限定されるものではなく、以下のように具体
化してもよく、その場合でも、上記実施形態と同等もし
くはそれ以上の作用・効果を得ることができる。
【0083】(1)特別図柄記憶表示LED36a〜3
6dは、どのような発光素子(例えば、豆電球、ネオン
ランプ、他の半導体発光素子(レーザダイオードな
ど)、電界発光(EL:Electro Luminescence)素子な
ど)に置き代えてもよい。 (2)特別図柄記憶表示LED36a〜36dは、3色
発光LEDでなく、単色発光LEDを組み合わせて(3
原色の各色の単色発光LEDを1個ずつ)構成してもよ
い。
【0084】(3)各点灯表示例1〜4は、特別図柄記
憶表示LED36a〜36dの発光色(点灯色)を変化
させるものである。しかし、各点灯表示例1〜4におい
て、特別図柄記憶表示LED36a〜36dの発光色の
変化を、発光色以外の点灯状態の変化に置き代えてもよ
い。この場合、発光色以外の点灯状態の変化としては、
連続点灯および点滅時における点灯時間と消灯時間の
時間間隔の段階的変化、輝度の段階的変化などがあ
る。
【0085】<3−>特別図柄記憶表示LED36a
〜36dの発光色の変化を、連続点灯および点滅時にお
ける点灯時間と消灯時間の時間間隔の段階的変化に置き
代える場合は、当該時間間隔を適宜設定することで前記
各色(赤、黄、緑、青)に相当させればよい。例えば、
点滅時における点灯時間と消灯時間の時間間隔を3段階
に設定し、その時間間隔が最も長い状態を前記赤色発光
に相当させ、その時間間隔が2番目に長い状態を前記黄
色発光に相当させ、その時間間隔が3番目に長い状態を
前記緑色発光に相当させ、連続点灯状態を前記青色に相
当させればよい。
【0086】<3−>特別図柄記憶表示LED36a
〜36dの発光色の変化を、輝度の段階的変化に置き代
える場合は、輝度を適宜設定することで前記各色(赤、
黄、緑、青)に相当させればよい。例えば、輝度を4段
階に設定し、その輝度が最も低い状態を前記赤色発光に
相当させ、その輝度が2番目に低い状態を前記黄色発光
に相当させ、その輝度が3番目に低い状態を前記緑色発
光に相当させ、その輝度が4番目に低い状態(輝度が最
も高い状態)を前記青色に相当させればよい。
【0087】(4)上記実施形態は、特別図柄表示装置
32による図柄の変動表示の始動機能の制御に適用した
ものである。しかし、普通図柄表示装置34による図柄
の変動表示の始動機能の制御に適用してもよく、その場
合は、普通図柄始動記憶数FUが上記実施形態の特別図
柄始動記憶数TUに相当し、普通図柄記憶表示LED3
5が上記実施形態の特別図柄記憶表示LED36a〜3
6dに相当し、第1種始動口27が普通図柄作動ゲート
26a,26bに相当し、第1種始動口スイッチ27が
ゲートスイッチ26cに相当し、普通図柄処理(S20
0)が特別図柄処理(S400)に相当する。
【0088】(5)上記実施形態は、始動領域として第
1種始動口27に適用したものである。しかし、特別図
柄表示装置32による図柄の変動表示を始動させる機能
を備えた複数個のゲート(特別図柄作動ゲート)を遊技
盤14に新たに配設した場合には、始動領域を当該複数
個のゲートに適用してもよい。
【0089】(6)上記実施形態では、本発明に係る遊
技機として第1種パチンコ機を例に挙げて説明したが、
第1種以外の種類のパチンコ機、あるいは、スロットマ
シンなどの他の遊技機にもこの発明を適用可能なことは
勿論である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を具体化した一実施形態の第1種パチン
コ機10の正面図。
【図2】第1種パチンコ機10から取り外した遊技盤1
4の正面図。
【図3】遊技盤14に配設されたセンターケース30の
正面図。
【図4】第1種パチンコ機10の電気的構成を示すブロ
ック回路図。
【図5】第1種パチンコ機10の主基板100のメイン
CPU112が実行する主な処理の流れを示すフローチ
ャート。
【図6】一実施形態における特別図柄記憶表示LED3
6a〜36dの点灯表示例3を説明するための説明図で
ある。
【図7】一実施形態における特別図柄記憶表示LED3
6a〜36dの点灯表示例4を説明するための説明図で
ある。
【図8】一実施形態における特別図柄記憶表示LED3
6a〜36dの点灯表示例5を説明するための説明図で
ある。
【図9】従来の第1種パチンコ機500の正面図。
【符号の説明】
10…遊技機 26a,26b…普通図柄作動ゲート 26c…ゲートスイッチ 27…第1種始動口 27a…第1種始動口スイッチ 32…特別図柄表示装置 33…特別図柄制御装置 34…普通図柄表示装置 35…普通図柄記憶表示LED 36a〜36d…特別図柄記憶表示LED 100…主基板 112…メインCPU 114…ROM 116…RAM FU…普通図柄始動記憶数 TU…特別図柄始動記憶数

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 図柄を変動表示した後に図柄を停止表示
    する図柄表示手段と、 予め設定された始動領域に遊技媒体が位置することを検
    知する検知手段と、 その検知手段が遊技媒体を検知したことに基づいて、前
    記図柄表示手段による図柄の変動表示を始動させる図柄
    制御手段と、 前記図柄表示手段が図柄の変動表示を始動可能な回数を
    記憶する記憶手段と、 前記検知手段が遊技媒体を検知した時点からの経過時間
    を判定する時間判定手段と、 前記記憶手段に記憶されている前記回数を報知すると共
    に、前記時間判定手段の判定した前記時間を報知する報
    知手段とを備えたことを特徴とする遊技機。
  2. 【請求項2】 図柄を変動表示した後に図柄を停止表示
    する図柄表示手段と、 予め設定された始動領域に遊技媒体が位置することを検
    知する検知手段と、 その検知手段が遊技媒体を検知したことに基づいて、前
    記図柄表示手段による図柄の変動表示を始動させる図柄
    制御手段と、 前記図柄表示手段が図柄の変動表示を始動可能な回数を
    記憶する記憶手段と、 遊技者に有利な遊技状態の発生が期待される図柄の変動
    表示が前記図柄表示手段に表示された時点からの経過時
    間を判定する時間判定手段と、 前記記憶手段に記憶されている前記回数を報知すると共
    に、前記時間判定手段の判定した前記時間を報知する報
    知手段とを備えたことを特徴とする遊技機。
  3. 【請求項3】 図柄を変動表示した後に図柄を停止表示
    する図柄表示手段と、 予め設定された始動領域に遊技媒体が位置することを検
    知する検知手段と、 その検知手段が遊技媒体を検知したことに基づいて、前
    記図柄表示手段による図柄の変動表示を始動させる図柄
    制御手段と、 前記図柄表示手段が図柄の変動表示を始動可能な回数を
    記憶する記憶手段と、 遊技者に有利な遊技状態の発生が期待される図柄の変動
    表示が前記図柄表示手段に表示されている残り時間を判
    定する時間判定手段と、 前記記憶手段に記憶されている前記回数を報知すると共
    に、前記時間判定手段の判定した前記時間を報知する報
    知手段とを備えたことを特徴とする遊技機。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか1項に記載の遊
    技機において、 前記報知手段は、多色発光素子を備え、当該多色発光素
    子の点灯数により前記回数を報知すると共に、当該多色
    発光素子の点灯数と発光色により前記時間を報知するこ
    とを特徴とする遊技機。
  5. 【請求項5】 請求項1〜3のいずれか1項に記載の遊
    技機において、 前記報知手段は、発光素子を備え、当該発光素子の点灯
    数により前記回数を報知すると共に、当該発光素子の点
    灯数と点灯状態の変化により前記時間を報知し、当該点
    灯状態は連続点灯および点滅時における点灯時間と消灯
    時間の時間間隔の段階的変化であることを特徴とする遊
    技機。
  6. 【請求項6】 請求項1〜3のいずれか1項に記載の遊
    技機において、 前記報知手段は、発光素子を備え、当該発光素子の点灯
    数により前記回数を報知すると共に、当該発光素子の点
    灯数と点灯状態の変化により前記時間を報知し、当該点
    灯状態の変化は輝度の段階的変化であることを特徴とす
    る遊技機。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6のいずれか1項に記載の遊
    技機における前記各手段としてコンピュータシステムを
    機能させるためのプログラム。
  8. 【請求項8】 請求項1〜6のいずれか1項に記載の遊
    技機における前記各手段としてコンピュータシステムを
    機能させるためのプログラムが記録されたコンピュータ
    で読み取り可能な記録媒体。
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