JP2003078893A - 映像伝送機能付き携帯型端末装置、及びそれに適用される映像伝送方法 - Google Patents

映像伝送機能付き携帯型端末装置、及びそれに適用される映像伝送方法

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JP2003078893A
JP2003078893A JP2001268264A JP2001268264A JP2003078893A JP 2003078893 A JP2003078893 A JP 2003078893A JP 2001268264 A JP2001268264 A JP 2001268264A JP 2001268264 A JP2001268264 A JP 2001268264A JP 2003078893 A JP2003078893 A JP 2003078893A
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transmission
video
terminal device
transmission rate
portable terminal
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JP2001268264A
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English (en)
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Yasushi Yoshikawa
恭史 吉川
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 異なる伝送レートを持つ装置間同士でも通信
機能に支障を来すことなく安定して映像伝送を行うこと
ができる映像伝送機能付き携帯型端末装置を提供するこ
と。 【解決手段】 この携帯型端末装置における送信側機能
部では、CPU23がカメラ部21で撮影した映像信号
の符号部26経由で入力されたものを符号化するに先立
ち、相手先の受信側装置における伝送レート値と自装置
の送信側機能部における伝送レート値とを比較し、その
結果により示されるレート割合の算出結果に基づいて最
適な符号化フレーム数を算出した上で符号化を行い、相
手先の受信側装置における伝送レート及び復号化性能に
合わせて符号化を行った上で送信部24へ転送し、送信
部24に入力されたデジタルデータによる符号化された
映像信号が送信用アンテナ25から無線信号として送信
される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として携帯型電
話機に代表される映像データを含む映像信号を送受信可
能な映像伝送機能付き携帯型端末装置であって、詳しく
は異なる伝送レート間でも映像信号を伝送可能にした映
像伝送機能付き携帯型端末装置、及びそれに適用される
映像伝送方法に関する。
【0002】
【従来の技術】昨今の携帯型端末装置には、カラー式の
LCDやカメラを搭載することにより映像伝送機能を付
設することが多くなっており、こうした映像伝送機能付
き携帯型端末装置向けに様々なビデオ符号化LSI,ビ
デオ復号化LSI等が開発されて搭載される傾向にあ
る。
【0003】これらの各種ビデオ用LSIの機能によ
り、送信側の携帯型端末装置において装置に搭載された
カメラで撮影した映像データを含む映像信号を符号化し
た上で相手先の受信側の携帯型端末装置へ送信し、相手
先の受信側の携帯型端末装置において受信した映像信号
を復号化してカラー式のLCD上で映像データを再生す
ることができるようになっている。
【0004】ところで、このような携帯型端末装置で
は、将来的に広帯域なバンド幅を持つサービスが開始さ
れる予定があるが、サービス開始当初から数年の間は伝
送帯域が高くなることが予測されるため、その期間中に
は伝送帯域の異なる携帯型端末装置が普及することにな
る。
【0005】因みに、こうした映像伝送機能付き携帯型
端末装置に関連する周知技術としては、特開平4−29
7176号公報に開示されたマルチメディア通信装置、
特開平11−215480号公報に開示された映像通信
システム及び映像送信装置及び映像受信装置及びそれら
の制御方法及び記憶媒体、特開2000−23121号
公報に開示された画像通信装置、画像通信方法及び記憶
媒体、特開2000−244560号公報に開示された
通信サービス品質制御方法及び装置、特開2000−2
44872号公報に開示されたトランスコーダ装置、特
開2001−94981号公報に開示された情報端末及
び情報端末の符号化データ伝送制御方法、特開2001
−145072号公報に開示された動画像伝送システム
等が挙げられる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した映像伝送機能
付き携帯型端末装置の場合、将来的に予定される広帯域
なバンド幅を持つサービスの開始に伴って伝送帯域の異
なる機種が普及することが見込まれるが、現状では送信
側の携帯型端末装置と受信側の携帯型端末装置とにおけ
る伝送レートが同一であれば問題ないものの、伝送レー
トが異なれば通信機能に支障を来してしまうという問題
(即ち、送信側の携帯型端末装置が早い伝送レートで映
像信号を送信可能であって、受信側の携帯型端末装置が
遅い伝送レートで映像信号を受信可能な場合には通信不
能になる問題が起こり、送信側の携帯型端末装置で伝送
レートを単に下げて映像信号を符号化した上で送信した
場合には送信できないデータが残こったり、或いは受信
側の携帯型端末装置で映像信号を再生する際に復号化に
より再生できないフレームが発生する問題が起こる)が
ある。
【0007】本発明は、このような問題点を解決すべく
なされたもので、その技術的課題は、異なる伝送レート
を持つ装置間同士でも通信機能に支障を来すことなく安
定して映像伝送を行うことができる映像伝送機能付き携
帯型端末装置及びそれに適用される映像伝送方法を提供
することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、映像デ
ータの送受信を行うための映像送受信手段を備えた映像
伝送機能付き携帯型端末装置において、映像送受信手段
は、映像データを含む映像信号を符号化して相手先へ送
信する際、該相手先の受信側伝送レート及び復号化性能
に合わせて該符号化を行った上で該映像信号を送信する
映像伝送機能付き携帯型端末装置が得られる。
【0009】又、本発明によれば、上記映像伝送機能付
き携帯型端末装置において、映像送受信手段は、映像信
号の符号化に先立って相手先の受信側へ伝送レート値取
得要求を行うための伝送レート値取得要求手段と、伝送
レート値取得要求を受信したときに伝送レート値を通知
するための伝送レート値通知手段とを備えた映像伝送機
能付き携帯型端末装置が得られる。
【0010】更に、本発明によれば、上記映像伝送機能
付き携帯型端末装置において、映像送受信手段は、伝送
レート値取得要求手段及び伝送レート値通知手段の働き
で得られた相手先の受信側伝送レート値と自装置の送信
側伝送レート値との比較結果により得られるレート割合
を算出すると共に、該レート割合に基づいて最適な符号
化フレーム数を算出するレート割合及びフレーム数演算
手段を備えた映像伝送機能付き携帯型端末装置が得られ
る。
【0011】加えて、本発明によれば、レート割合及び
フレーム数演算手段は、レート割合が送信側伝送レート
値よりも相手先の受信側伝送レート値の方が小さい場合
に該レート割合の算出結果に基づく最適な符号化フレー
ム数の算出を行い、且つ該送信側伝送レート値と該相手
先の受信側伝送レート値とが同じか、或いは該送信側伝
送レート値よりも該相手先の受信側伝送レート値の方が
大きい場合に該送信側の符号化可能な既定値を用いるも
のとした上で符号化に供する映像伝送機能付き携帯型端
末装置が得られる。
【0012】一方、本発明によれば、映像データの送受
信が可能な映像伝送機能付き携帯型端末装置に適用され
る映像伝送方法において、送信側の携帯型端末装置では
映像データを含む映像信号を符号化して相手先の受信側
へ送信する際、該相手先の受信側の携帯型端末装置にお
ける伝送レート及び復号化性能に合わせて該符号化を行
った上で該映像信号を送信し、該相手先の受信側の携帯
型端末装置では該映像信号を受信して復号化する映像伝
送機能付き携帯型端末装置に適用される映像伝送方法が
得られる。
【0013】他方、本発明によれば、上記映像伝送機能
付き携帯型端末装置に適用される映像伝送方法におい
て、送信側の携帯型端末装置では、予め通信要求により
取得した相手先の受信側の携帯型端末装置における伝送
レート値と自身側の伝送レート値とを比較した結果によ
り得られるレート割合を算出すると共に、該レート割合
に基づいて最適な符号化フレーム数を算出した上で符号
化を行う映像伝送機能付き携帯型端末装置に適用される
映像伝送方法が得られる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に実施例を挙げ、本発明の映
像伝送機能付き携帯型端末装置及びそれに適用される映
像伝送方法について、図面を参照して詳細に説明する。
【0015】図1は、本発明の一実施例に係る映像伝送
機能付き携帯型端末装置の基本構成を送信側及び受信側
の全体で示したブロック図である。
【0016】この映像伝送機能付き携帯型端末装置は、
一方のものが送信側装置となり、且つ他方のものが受信
側装置となると共に、双方が映像データの送受信を行う
ための映像送受信手段と、映像データを表示するための
カラー式のLCD等の表示部11a,11bとを備える
ことで双方向通信が可能に構成されている。
【0017】このうち、映像送受信手段は、符号化され
た映像データを含む映像信号を送受信するための送受信
用アンテナ14a,14bと、入力された映像信号を符
号化するための符号を格納した符号部17a,17b
と、送受信用アンテナ14a,14bで受信された符号
化された含む映像信号を復号化するための復号を格納し
た復号部16a,16bと、符号部17a,17bに格
納された符号を用いて映像データを含む映像信号を符号
化処理してから送信部13a,13bへ引き渡して送受
信用アンテナ14a,14bを介して相手先の受信側装
置へ送信するように送信通信制御を行うと共に、送受信
用アンテナ14a,14bにより相手先の受信側装置か
ら符号化された映像信号が受信されて受信部15a,1
5bを介して引き渡たされるように受信通信制御を行う
と共に、受信部15a,15bから引き渡たされた符号
化された映像信号を復号部16a,16bに格納された
復号を用いて復号化処理して映像データを取得する通信
制御演算処理部12a,12bとから構成されている。
【0018】又、ここでの通信制御演算処理部12a,
12bは、相手先の受信側装置における伝送レート及び
復号化性能に合わせて符号化を行った上で映像信号を送
信する機能を有しており、このために映像信号の符号化
に先立って相手先の受信側装置へ送信部13a及び送受
信用アンテナ14a,送信部13b及び送受信用アンテ
ナ14bを介して伝送レート値取得要求を行うための伝
送レート値取得要求手段と、送受信用アンテナ14a及
び受信部15a,送受信用アンテナ14b及び受信部1
5bを介して伝送レート値取得要求を受信したときに伝
送レート値を送信部13a及び送受信用アンテナ14
a,送信部13b及び送受信用アンテナ14bを介して
通知するための伝送レート値通知手段とを備えている。
【0019】更に、ここでの通信制御演算処理部12
a,12bは、伝送レート値取得要求手段及び伝送レー
ト値通知手段の働きで得られた相手先の受信側装置にお
ける伝送レート値と自装置の送信側装置における伝送レ
ート値との比較結果により得られるレート割合を算出す
ると共に、レート割合に基づいて最適な符号化フレーム
数を算出するレート割合及びフレーム数演算手段を備え
ている。このレート割合及びフレーム数演算手段は、レ
ート割合が送信側装置における伝送レート値よりも相手
先の受信側装置における伝送レート値の方が小さい場合
にレート割合の算出結果に基づく最適な符号化フレーム
数の算出を行い、且つ送信側装置における伝送レート値
と相手先の受信側装置における伝送レート値とが同じ
か、或いは送信側装置における伝送レート値よりも相手
先の受信側装置における伝送レート値の方が大きい場合
に送信側装置の符号化可能な既定値を用いるものとした
上で符号化に供する。
【0020】即ち、ここでの映像データの送受信が可能
な映像伝送機能付き携帯型端末装置に適用される映像伝
送方法を簡略的に説明すれば、送信側の携帯型端末装置
では映像データを含む映像信号を符号化して相手先の受
信側へ送信する際、相手先の受信側の携帯型端末装置に
おける伝送レート及び復号化性能に合わせて符号化を行
った上で映像信号を送信し、相手先の受信側の携帯型端
末装置では映像信号を受信して復号化するが、このとき
に送信側の携帯型端末装置では予め通信要求により取得
した相手先の受信側の携帯型端末装置における伝送レー
ト値と自身側の伝送レート値とを比較した結果により得
られるレート割合を算出すると共に、レート割合に基づ
いて最適な符号化フレーム数を算出した上で符号化を行
う。
【0021】このような映像伝送方法によれば、送信側
の携帯型端末装置は受信側の携帯型端末装置における伝
送レートに合わせてフレーム数を変更して送信用に最適
な符号化処理を行ってから映像信号を送信し、異なる伝
送レート間同士で映像データを伝送する場合にも通信機
能に支障を来すことなく安定して映像伝送を行うことが
できるため、例えば受信側の携帯型端末装置が遅い伝送
レートで復号化して映像データを再生する場合にも正常
に映像を再生することができる。
【0022】この映像伝送機能付き携帯型端末装置にお
ける各部の基本機能を処理手順に従って簡単に説明すれ
ば、先ず送信側装置となる通信制御演算処理部12a,
12bが入力された映像信号を符号部17a,17bに
格納された符号を用いて符号化した上で送信部13a,
13bへ転送し、送信部13a,13bでは送受信用ア
ンテナ14a,14bを通して符号化された映像信号を
デジタルデータ形式で相手先の受信側装置へ送信する。
勿論、ここでの符号化に先立って送信側の携帯型端末装
置における通信制御演算処理部12a,12bは、上述
したように伝送レート値取得要求手段及び伝送レート値
通知手段の働きで得られた相手先の受信側装置における
伝送レート値と自装置の送信側装置における伝送レート
値とをレート割合及びフレーム数演算手段で比較し、そ
の結果により示されるレート割合の算出結果に基づいて
最適な符号化フレーム数を算出した上で符号化を行うこ
とにより、相手先の受信側の携帯型端末装置における伝
送レート及び復号化性能に合わせて符号化を行った上で
映像信号を送信することになる。
【0023】このとき、表示部11a,11bは、送信
時の符号化に供される映像データを表示するか、或いは
それに必要なキーの操作内容を表示する。
【0024】一方、相手先の受信側装置となる通信制御
演算処理部12a,12bは、符号化された映像信号を
送受信用アンテナ14a及び受信部15a,送受信用ア
ンテナ14b及び受信部15bを介して受信すると、復
号合16a,16bに格納された復号を用いて符号化さ
れた映像信号を復号化して映像データを取得する。
【0025】このとき、表示部11a,11bは、受信
時の復号化された映像データを表示するか、或いはそれ
に必要なキーの操作内容を表示する。
【0026】因みに、通信制御演算処理部12a,12
bは、送信部13a及び受信部15a,送信部13b及
び受信部15bにおける送受信動作の通信制御を行うた
めにCPUが搭載されていると共に、上述した符号化,
復号化やレート割合及び最適な符号化フレーム数の算出
を含む一連の演算処理の他、表示部11a,11bの表
示動作の制御を含む各部への各種制御動作を担うものと
なっている。
【0027】図2は、上述した映像伝送機能付き携帯型
端末装置における送信側機能部の細部構成を周辺部を含
めて別構成として示したブロック図である。
【0028】この送信側機能部において、入力部27か
らの操作指示によりカメラ部21で撮影した映像信号は
符号部26へ入力され、符号部26では入力された映像
信号をデジタルデータに変換した上で符号を付してCP
U23へ送出し、CPU23ではデジタルデータに変換
された映像信号を符号を用いて符号化した上で送信部2
4へ転送し、送信部24に入力されたデジタルデータに
よる符号化された映像信号が送信用アンテナ25から無
線信号として送信される。但し、ここでのCPU23は
上述した各手段のうち、映像信号の符号化に先立って相
手先の受信側装置へ伝送レート値取得要求を行うための
伝送レート値取得要求手段と、伝送レート値取得要求に
応じた相手先の受信側装置の伝送レート値通知手段の働
きで得られた相手先の受信側装置における伝送レート値
と自装置の送信側機能部における伝送レート値とをレー
ト割合及びフレーム数演算手段で比較し、その結果によ
り得られるレート割合の算出結果に基づいて最適な符号
化フレーム数を算出するレート割合及びフレーム数演算
手段とを備え、相手先の受信側装置における伝送レート
及び復号化性能に合わせて符号化を行った上で映像信号
を送信する機能を有しているものとする。
【0029】ここで、表示部22にはCPU23を経由
してカメラ部21で撮影された映像信号のデジタルデー
タが表示される他、入力部27からの各種操作内容も画
面上に表示される。尚、表示部22における画面の表示
内容は、入力部27の操作指示により切り替えること
(映像の再生や停止、相手先の受信側装置からの伝送レ
ート値通知内容等)が可能である。
【0030】こうした一連の動作制御は、CPU23が
担うもので、CPU23はカメラ部21,表示部22,
送信部24,符号部26,入力部27の周辺部における
全ての動作制御機能を有している。
【0031】図3は、上述した映像伝送機能付き携帯型
端末装置における受信側機能部の細部構成を周辺部を含
めて別構成として示したブロック図である。
【0032】この受信側機能部において、入力部35の
操作指示により送信側の携帯型端末装置が送信したデジ
タルデータによる符号化された映像信号は受信用アンテ
ナ31を介して受信部32で受信され、受信部32では
受信したデジタルデータによる符号化された映像信号を
CPU34へ送出し、CPU34では復号部36の復号
により符号化された映像信号を復号化してデジタルデー
タ形式の映像データを取得してから表示部33へ送る。
但し、ここでのCPU34においても、上述した各手段
のうち、送信側機能部のCPU23による符号化に先立
って伝送レート値取得要求手段からの伝送レート値取得
要求により伝送レート値取得要求を受信したときに伝送
レート値を通知するための伝送レート値通知手段を備え
ているものとする。
【0033】表示部33では、CPU34を経由して復
号化された映像データが表示される他、入力部35から
の各種操作内容も画面上に表示される。尚、表示部33
における画面の表示内容は、入力部35の操作指示によ
り切り替えること(映像の再生や停止、伝送レート値通
知内容等)が可能である。
【0034】こうした一連の動作制御は、CPU34が
担うもので、CPU34は受信部32,表示部33,復
号部36,入力部35の周辺部における全ての動作制御
機能を有している。
【0035】図4は、上述した映像伝送機能付き携帯型
端末装置における送信側機能部(そのCPU23)に備
えられるレート割合及びフレーム数演算手段によるフレ
ーム変換機能を模式的に示したものである。
【0036】ここでは、受信側装置の伝送レートが送信
側装置の伝送可能なレートより低い場合を例示したもの
で、送信側装置が伝送能力に対して受信側装置の伝送能
力が1/5の場合、一番上の1行目が送信側装置で通常
の符号化処理をしたときのフレーム構成であるときに2
行目に示されるように1行目のフレームと比較すると5
フレームに1回だけフレームを生成してフレーム変換し
たフレーム構成とすることにより、伝送率が1/5であ
ることに対応してフレーム数を1/5にして符号化に供
することを示している。
【0037】図5は、上述した映像伝送機能付き携帯型
端末装置に備えられる送信装置側の通信制御演算処理部
12a,12bにおける符号化処理及び送信制御に関す
る動作処理を示したフローチャートである。
【0038】ここでは、先ず送信装置側の通信制御演算
処理部12a,12bの何れか一方が映像信号を符号化
するに先立ち、伝送レート値取得要求手段により相手先
の受信側装置の通信制御演算処理部12a,12bの何
れか他方に対して伝送レート値取得要求を行い、通信制
御演算処理部12a,12bの何れか他方のものは伝送
レート値通知手段により通信制御演算処理部12a,1
2bの何れか一方のものへ伝送レート値を応答して通知
する。これにより通信制御演算処理部12a,12bの
何れか一方のものが相手側の伝送レート取得(ステップ
S1)する処理が行われる。
【0039】次に、送信側の通信制御演算処理部12
a,12bの何れか一方のものは、受信側の伝送レート
値を取得すると、レート割合及びフレーム数演算手段に
より受信側の伝送レート値と自身(送信)側の伝送レー
ト値とを比較し、自分側の伝送レート値と比較(ステッ
プS2)する処理が行われる。
【0040】ここでは、相手側の伝送レート値が自分側
の伝送レート値よりも小さいか否かを示すレート割合を
算出して調べる処理、即ち、相手側(受信側)<自分側
(送信側)であるか否かの判定(ステップS3)を行
い、この結果、レート割合が相手側(受信側)<自分側
(送信側)でなく、送信側と受信側との伝送レート値が
同じか、或いは自分側よりも相手側の方が大きければ送
信側の性能である規定値で符号化処理(ステップS5)
してから送信(ステップS6)することで処理を終了す
るようにするが、レート割合が相手側(受信側)<自分
側(送信側)であり、送信側よりも受信側の伝送レート
の方が小さい場合、送信側と受信側との伝送レートのレ
ート割合の算出に基づいて最適な符号化フレーム数を算
出することにより符号化フレーム数を計算(ステップS
4)してから符号化処理(ステップS5)した後、送信
(ステップS6)して処理を終了するようにする。例え
ば送信側装置が2Mbpsの伝送能力を持ち、受信側装
置が400Kbpsのとき、送信側の通信制御演算処理
部12a,12bの何れか一方のものにおけるレート割
合及びフレーム数演算手段は、符号化するフレーム数を
5分の1にする。即ち、図4で説明したように送信側装
置で符号化可能なフレーム数の5分の1で符号化処理を
行う場合に該当するもので、その符号化処理されたデジ
タルデータ形式の映像信号を送信部経由で受信側装置へ
送信する。
【0041】
【発明の効果】以上に説明した通り、本発明によれば、
送信側の携帯型端末装置で受信側の携帯型端末装置にお
ける伝送レートに合わせてフレーム数を変更して送信用
に最適な符号化処理を行ってから映像信号を送信するよ
うにしているので、異なる伝送レート間同士で映像デー
タを伝送する場合にも通信機能に支障を来すことなく安
定して映像伝送を行うことができるようになり、受信側
の携帯型端末装置が遅い伝送レートで復号化して映像デ
ータを再生するような場合にも正常に映像を再生するこ
とができるようになる。結果として、送信側装置で伝送
不可能な映像信号が発生したり、受信側装置で再生不可
能なフレームが発生したりすることなく、異なる伝送レ
ート間同士でも安定して映像信号を伝送してその映像信
号から映像データを適確に再生することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る映像伝送機能付き携帯
型端末装置の基本構成を送信側及び受信側の全体で示し
たブロック図である。
【図2】図1に示す映像伝送機能付き携帯型端末装置に
おける送信側機能部の細部構成を周辺部を含めて別構成
として示したブロック図である。
【図3】図1に示す映像伝送機能付き携帯型端末装置に
おける受信側機能部の細部構成を周辺部を含めて別構成
として示したブロック図である。
【図4】図1に示す映像伝送機能付き携帯型端末装置に
おける送信側機能部(そのCPU)に備えられるレート
割合及びフレーム数演算手段によるフレーム変換機能を
模式的に示したものである。
【図5】図1に示す映像伝送機能付き携帯型端末装置に
備えられる送信装置側の通信制御演算処理部における符
号化処理及び送信制御に関する動作処理を示したフロー
チャートである。
【符号の説明】
11a,11b,22,33 表示部 12a,12b 通信制御演算処理部 13a,13b,24 送信部 14a,14b 送受信用アンテナ 15a,15b,32 受信部 16a,16b,36 復号部 17a,17b,26 符号部 21 カメラ部 23,34 CPU 25 送信用アンテナ 27,35 入力部 31 受信用アンテナ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C064 AA01 AB04 AC02 AC04 AC09 AC12 AD02 AD14 AD16 5K027 AA11 BB01 CC08 FF22 GG00 5K067 AA34 BB04 BB21 DD52 EE02 EE12 GG01 HH21 HH22 5K101 KK04 LL02 LL12 NN06 NN18 NN21 PP03

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像データの送受信を行うための映像送
    受信手段を備えた映像伝送機能付き携帯型端末装置にお
    いて、前記映像送受信手段は、前記映像データを含む映
    像信号を符号化して相手先へ送信する際、該相手先の受
    信側伝送レート及び復号化性能に合わせて該符号化を行
    った上で該映像信号を送信することを特徴とする映像伝
    送機能付き携帯型端末装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の映像伝送機能付き携帯型
    端末装置において、前記映像送受信手段は、前記映像信
    号の符号化に先立って前記相手先の受信側へ伝送レート
    値取得要求を行うための伝送レート値取得要求手段と、
    前記伝送レート値取得要求を受信したときに伝送レート
    値を通知するための伝送レート値通知手段とを備えたこ
    とを特徴とする映像伝送機能付き携帯型端末装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の映像伝送機能付き携帯型
    端末装置において、前記映像送受信手段は、前記伝送レ
    ート値取得要求手段及び前記伝送レート値通知手段の働
    きで得られた前記相手先の受信側伝送レート値と自身の
    送信側伝送レート値との比較結果により得られるレート
    割合を算出すると共に、該レート割合伝送に基づいて最
    適な符号化フレーム数を算出するレート割合及びフレー
    ム数演算手段を備えたことを特徴とする映像伝送機能付
    き携帯型端末装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の映像伝送機能付き携帯型
    端末装置において、前記レート割合及びフレーム数演算
    手段は、前記レート割合が前記送信側伝送レート値より
    も前記相手先の受信側伝送レート値の方が小さい場合に
    該レート割合の算出結果に基づく前記最適な符号化フレ
    ーム数の算出を行い、且つ該送信側伝送レート値と該相
    手先の受信側伝送レート値とが同じか、或いは該送信側
    伝送レート値よりも該相手先の受信側伝送レート値の方
    が大きい場合に該送信側の符号化可能な既定値を用いる
    ようにした上で前記符号化に供することを特徴とする映
    像伝送機能付き携帯型端末装置。
  5. 【請求項5】 映像データの送受信が可能な映像伝送機
    能付き携帯型端末装置に適用される映像伝送方法におい
    て、送信側の携帯型端末装置では前記映像データを含む
    映像信号を符号化して前記相手先の受信側へ送信する
    際、該相手先の受信側の携帯型端末装置における伝送レ
    ート及び復号化性能に合わせて該符号化を行った上で該
    映像信号を送信し、該相手先の受信側の携帯型端末装置
    では該映像信号を受信して復号化することを特徴とする
    映像伝送機能付き携帯型端末装置に適用される映像伝送
    方法。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の映像伝送機能付き携帯型
    端末装置に適用される映像伝送方法において、前記送信
    側の携帯型端末装置では、予め通信要求により取得した
    前記相手先の受信側の携帯型端末装置における伝送レー
    ト値と自身側の伝送レート値とを比較して得られるレー
    ト割合を算出すると共に、該レート割合に基づいて最適
    な符号化フレーム数を算出した上で前記符号化を行うこ
    とを特徴とする映像伝送機能付き携帯型端末装置に適用
    される映像伝送方法。
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