JP2003078770A - 画像処理方法及びその装置 - Google Patents

画像処理方法及びその装置

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JP2003078770A
JP2003078770A JP2001261800A JP2001261800A JP2003078770A JP 2003078770 A JP2003078770 A JP 2003078770A JP 2001261800 A JP2001261800 A JP 2001261800A JP 2001261800 A JP2001261800 A JP 2001261800A JP 2003078770 A JP2003078770 A JP 2003078770A
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memory
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JP2001261800A
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Takeshi Aoyanagi
剛 青柳
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 符号化した画像データの量がメモリ容量を越
える場合、その画像データの圧縮率を上げてメモリ容量
内に収める。 【解決手段】 入力された画像信号を複数ブロックに分
割するブロック化部102と、各ブロックの画像信号を
それぞれ異なる圧縮率で符号化するビットシフト器10
6,107とハフマン符号化器108、109とを有
し、ビットシフト器106とハフマン符号化器108に
より符号化した符号化データをメモリ112に記憶し、
ビットシフト器107とハフマン符号化器109により
符号化した倍の圧縮率の符号化データをメモリ110に
記憶する。圧縮率がほぼ半分の符号化データの量がメモ
リ112の記憶容量を越えると判定すると、ビットシフ
ト器106,107のシフト量を倍にして圧縮率を倍に
するとともに、メモリ110に記憶されている倍の圧縮
率の符号化データをメモリ112に転送して記憶させ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、入力した画像信号
を符号化してメモリに格納する画像処理方法及び装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】ローカルエリアネットワーク(LAN)
等を介してPC(パーソナルコンピュータコンピュー
タ)にスキャナやプリンタ等を接続して構成される画像
処理システムでは、スキャナにより読取った原稿画像の
画像データをLANやインターネットを介して伝送した
り、或いはLANやインターネットから受信した画像デ
ータをプリンタによりプリントアウトすることができ
る。また、スキャナからの画像データをファクシミリ装
置に送信したり、モデムから受信したファクシミリ画像
をプリンタによりプリントアウトするといった、ネット
ワークを介した様々な画像データの受け渡しを行うこと
ができる。
【0003】このような画像処理システムでは、PDL
(ページ記述言語)により記述された画像データやスキ
ャナからの入力画像データ、プリンタ出力用の画像デー
タ、ファクシミリ用の画像データ、画像データベースに
蓄積するための画像データなど様々な画像フォーマット
の画像データに変換し、これら各種フォーマットの画像
データを入出力する必要がある。
【0004】このような画像処理システムにおける処理
効率を考えた場合、画像データの受け渡しを頻繁に行な
う状況において大量の画像データをやり取りすることは
大きなマイナス要因となる。特にスキャナから入力され
る画像データは、カラー表現をするための色数、階調を
表わすためのビット数、また高画質化に伴う高解像度化
により非常に大きなデータ容量となってきている。その
ため、スキャナから入力された画像データを画像処理シ
ステム内で取り扱う際には、まずその画像データを圧縮
してデータ量を小さくし、一旦メモリに格納してから、
その画像システムで処理を行なうといった取り扱い方法
が一般的である。このような画像データの圧縮に関して
様々なデータ圧縮方法が存在するが、中でもスキャナ画
像データの特徴に合わせたデータ圧縮技術が標準化され
たものとしてJPEG処理がある。このJPEG処理
は、階調画像に対して最適な圧縮方法として一般的に使
用されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このようなJPEGに
より圧縮された画像データを記憶する場合、その圧縮し
た画像データを格納するメモリの容量は、圧縮された画
像データの容量を予め想定して決めておくこととなる。
しかし、JPEGによる圧縮符号化処理は、元の画像デ
ータによってその圧縮率が大きく変化するため、必ずし
も予想している圧縮率で圧縮符号化できるとは限らな
い。つまり、予想した圧縮率よりも小さい圧縮率で圧縮
符号化された画像データの場合には、その圧縮データの
容量がメモリ容量をオーバーしてしまい、全てのデータ
を格納できない事態が発生する。
【0006】そのような場合、その画像データの圧縮率
を上げて圧縮処理をやり直す必要がある。その際、スキ
ャナでは、そのメモリ容量内に収まる画像データの容量
となるまで何度も原稿をセットし直してスキャンを行な
う必要があり使用者の手を煩わせることとなっていた。
【0007】本発明は上記従来例に鑑みてなされたもの
で、符号化したデータの量がメモリ容量を越えると判断
すると、より高い圧縮率で符号化した符号化データを当
該メモリに転送して記憶することができる画像処理方法
及び装置を提供することを目的とする。
【0008】また本発明の目的は、画像信号を符号化し
たデータの量がメモリ容量を越えると判断した場合で
も、再度、画像信号を入力することなく、入力した画像
信号を符号化してメモリに格納できる画像処理方法及び
装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の画像処理装置は以下のような構成を備える。
即ち、画像信号を入力する画像入力手段と、前記画像入
力手段により入力された画像信号を複数ブロックに分割
する分割手段と、前記分割手段により分割された各ブロ
ックの画像信号をそれぞれ異なる圧縮率で符号化する符
号化手段と、前記符号化手段により、より小さい方の圧
縮率で符号化された各ブロックの第1符号化データを第
1メモリに、より高い方の圧縮率で符号化された各ブロ
ックの第2符号化データを第2メモリに記憶するように
制御する記憶制御手段と、前記小さい方の圧縮率で圧縮
された符号化データのデータ量が前記第1メモリの記憶
容量を越えるか否かを判定する判定手段と、前記判定手
段により越えると判定されると前記符号化手段による圧
縮率を変更するとともに、前記第2メモリに記憶されて
いる符号化データを前記第1メモリに転送して記憶さ
せ、前記第2メモリに記憶されている符号化データをよ
り高い圧縮率で符号化して前記第2メモリに書き込むよ
うに制御する制御手段と、を有することを特徴とする。
【0010】上記目的を達成するために本発明の画像処
理方法は以下のような工程を備える。即ち、画像信号を
入力する画像入力工程と、前記画像入力工程で入力され
た画像信号を複数ブロックに分割する分割工程と、前記
分割工程で分割された各ブロックの画像信号をそれぞれ
異なる圧縮率で符号化する符号化工程と、前記符号化工
程で、より小さい方の圧縮率で符号化された各ブロック
の第1符号化データを第1メモリに、より高い方の圧縮
率で符号化された各ブロックの第2符号化データを第2
メモリに記憶するように制御する記憶制御工程と、前記
小さい方の圧縮率で圧縮された符号化データのデータ量
が前記第1メモリの記憶容量を越えるか否かを判定する
判定工程と、前記判定工程により越えると判定されると
前記符号化工程による圧縮率を変更するとともに、前記
第2メモリに記憶されている符号化データを前記第1メ
モリに転送して記憶させ、前記第2メモリに記憶されて
いる符号化データをより高い圧縮率で符号化して前記第
2メモリに書き込むように制御する制御工程と、を有す
ることを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】[実施の形態1]以下、添付図面
を参照して本発明の好適な実施の形態を詳細に説明す
る。
【0012】図1は、本発明の実施の形態に係る画像処
理システムの全体構成を示すブロック図である。
【0013】図において、制御部2000は、画像入力
装置であるスキャナ2070や画像出力装置であるプリ
ンタ2095と接続され、一方ではLAN2011や公
衆回線(WAN)2051に接続されている。この制御部2
000は、画像情報やデバイス情報の入出力、PDLデ
ータからのイメージ展開を行う。CPU2001はシス
テム全体を制御するプロセッサである。本実施の形態で
は2つのCPU2001を用いた例を示す。これら二つ
のCPU2001は、共通のCPUバス2126に接続
され、さらに、システムバスブリッジ2007に接続さ
れる。このシステムバスブリッジ2007はバススイッ
チであり、CPUバス2126、RAMコントローラ2
124、ROMコントローラ2125、IO(入出力)
バス1(2127)、サブバススイッチ2128、IO
バス2(2129)、画像リングインターフェース21
47、画像リングインターフェース2148が接続され
ている。サブバススイッチ2128は第2のバススイッ
チであり、画像DMA1(2130)、画像DMA2
(2132)、フォント伸張部2134、ソート回路2
135、ビットマップトレース部2136が接続され、
これらのDMAから出力されるメモリアクセス要求を調
停し、システムバスブリッジ2007への接続を行う。
【0014】RAM2002は、CPU2001が動作
するためのシステムワークメモリであり、また画像デー
タを一時記憶するための画像メモリでもあり、RAMコ
ントローラ2124により制御されている。本実施の形
態では、ダイレクトRDRAMを採用する例を示す。R
OM2003はブートROMであり、システムのブート
プログラムが格納されており、ROMコントローラ21
25により制御される。
【0015】画像DMA2130は画像圧縮部3131
に接続され、レジスタアクセスリング2137を介して
設定された情報に基づいて画像圧縮部2131を制御
し、RAM2002にある非圧縮データを読み出して圧
縮させ、その圧縮した後の画像データをRAM2002
に書き戻しを行う。本実施の形態では、画像圧縮部21
31は、圧縮アルゴリズムとしてJPEGを採用してい
る。
【0016】画像DMA2132は、画像伸張部213
3に接続され、レジスタアクセスリング2137を介し
て設定された情報に基づき、画像伸張部2133を制御
し、RAM2002上に記憶されている圧縮データを読
み出して伸張し、その伸張した後の画像データをRAM
2002に書き戻している。本実施の形態では、画像伸
張部2133は、JPEGを伸張アルゴリズムとして採
用している。
【0017】フォント伸張部2134は、LANコント
ローラ2010等を介し外部より転送されるPDLデー
タに含まれるフォントコードに基づき、ROM2003
もしくはRAM2002に格納された、圧縮フォントデ
ータの伸張を行う。本実施の形態では、フォント伸張部
2134はFBEアルゴリズムを採用した例を示す。ソ
ート回路2135は、PDLデータを展開する段階で生
成されるディスプレイリストのオブジェクトの順番を並
び替える回路である。ビットマップトレース回路213
6は、ビットマップデータよりエッジ情報を抽出する回
路である。
【0018】IOバス2127は内部IOバスの一種で
あり、標準バスであるUSBバスのコントローラ、US
Bインターフェース2138、汎用シリアルポート21
39、インタラプトコントローラ2140、GPIOイ
ンターフェース2141が接続される。またIOバス2
127には、バスアービタ(図示せず)が含まれる。操
作部インターフェース2006は、操作部(UI)201
2とインターフェース部を含み、操作部2012に表示
する画像データを操作部2012に対して出力する。ま
た、操作部2012から本システムの使用者が入力した
情報を、CPU2001に伝える役割をする。IOバス
2129は内部IOバスの一種であり、汎用バスインタ
ーフェース1及び2(2142)と、LANコントロー
ラ2010とが接続される。IOバス2129にはバス
アービタ(図示せず)が含まれる。この汎用バスインタ
ーフェース2142は、2つの同一のバスインターフェ
ースから成り、標準IOバスをサポートするバスブリッ
ジである。本実施の形態では、PCIバス2143を採
用した例を示す。
【0019】外部記憶装置2004は、システムソフト
ウェアや画像データ等を格納する。本実施の形態ではハ
ードディスクドライブとし、ディスクコントローラ21
44を介して一方のPCIバス2143に接続されてい
る。LANコントローラ2010は、MAC回路214
5、PHY/PMD回路2146を介しLAN2011
に接続されて情報の入出力を行っている。モデム205
0は公衆回線2051に接続されて情報の入出力を行
う。
【0020】画像リングインターフェース1(214
7)及び画像リングインターフェース2(2148)
は、システムバスブリッジ2007との間で画像データ
を高速で転送する画像リング2008を接続し、後述す
るように、タイル化された後に圧縮された画像データを
RAM2002とタイル画像処理部2149との間で転
送するDMAコントローラを含んでいる。画像リング2
008は、一対の単方向接続経路の組み合わせにより構
成される(画像リング1及び画像リング2)。また画像
リング2008は、画像処理部2149で、画像リング
インターフェース2101及び画像リングインターフェ
ース2102を介して、タイル伸張部2103、コマン
ド処理部2104、ステータス処理部2105、タイル
圧縮部2106に接続される。本実施の形態では、タイ
ル伸張部2103を2組、タイル圧縮部を3組、それぞ
れ実装する例を示した。
【0021】タイル伸張部2103は、画像リングイン
ターフェース2101への接続に加え、タイルバス21
07に接続され、画像リング2008より入力された圧
縮された画像データを伸張してタイルバス2107へ転
送するバスブリッジである。本実施の形態では、多値デ
ータにはJPEG、2値データにはパックビッツを伸張
アルゴリズムとして採用している。
【0022】タイル圧縮部2106は、画像リングイン
ターフェース2102への接続に加え、タイルバス21
07に接続され、このタイルバス2107より入力され
たタイル画像データを圧縮し、画像リング2008へ転
送するバスブリッジである。本実施の形態では、多値デ
ータにはJPEG、2値データにはパックビッツを圧縮
アルゴリズムとして採用している。
【0023】図2は、本実施の形態に係るタイル圧縮部
2106の内部構成を説明するブロック図である。
【0024】図において、4001はデータ入力インタ
ーフェースで、タイルバス2107からのパケット化さ
れたタイルデータを入力する。4002はヘッダ情報解
析部で、パケットデータのヘッダ部分の情報を読み取
り、ヘッダ情報としてヘッダ情報変更部4005に出力
する。また、データ部分の情報はJPEG圧縮部400
3に送られて圧縮符号化処理が行なわれる。このJPE
Gによる圧縮符号化処理に関しては、後程詳細な説明を
行なう。
【0025】このJPEG圧縮部4003でJPEG圧
縮符号化されたデータは、データ出力インターフェース
4006に出力されるとともに、カウンタ4004に入
力される。このカウンタ4004は、圧縮後のデータが
どれだけのデータ量になったかをカウントし、その情報
をデータサイズとしてヘッダ情報変更部4005に出力
する。ヘッダ情報変更部4005は、入力したパケット
データのヘッダ情報のデータサイズ情報を、圧縮後のサ
イズ情報に変更するとともに、圧縮フラグを書き換えて
圧縮後であることを示すデータ表示とする。このように
して、その内容が変更されたヘッダ情報は、データ出力
インターフェース4006に入力され、圧縮符号化後の
データのヘッダとして付加され、パケットデータとして
画像リングインターフェース2102に出力される。
【0026】再び図1に戻り、コマンド処理部2104
は、画像リングインターフェース2101,2102へ
の接続に加え、レジスタ設定バス2109に接続され、
画像リング2008を介して入力した、CPU2001
より発行されたレジスタ設定要求をレジスタ設定バス2
109に接続される該当ブロックへ書き込む。また、C
PU2001より発行されたレジスタ読み出し要求に基
づき、レジスタ設定バス2109を介して該当レジスタ
より情報を読み出し、画像リングインターフェース21
02に転送する。またステータス処理部2105は、各
画像処理部の情報を監視し、CPU2001に対してイ
ンタラプトを発行するためのインタラプトバケットを生
成し、画像リングインターフェース2102に出力す
る。
【0027】尚、タイルバス2107には、上記ブロッ
クに加え、以下の機能ブロック、即ち、レンダリング部
インターフェース2110、画像入力インターフェース
2112、画像出力インターフェース2113、多値化
部2119、2値化部2118、色空間変換部211
7、画像回転部2030、解像度変換部2116等が接
続されている。
【0028】レンダリング部インターフェース2110
は、後述するレンダリング部2060により生成された
ビットマップイメージを入力するインターフェースであ
る。レンダリング部2060とレンダリング部インター
フェース2110は、一般的なビデオ信号バス2111
にて接続される。レンダリング部インターフェース21
10は、タイルバス2107に加え、メモリバス210
8、レジスタ設定バス2109への接続を有し、入力さ
れたラスタ画像をレジスタ設定バス2109を介して設
定された所定の方法によりタイル画像への構造変換をす
るとともに、クロックの同期化を行ってタイルバス21
07に対して出力する。
【0029】画像入力インターフェースは2112は、
後述するスキャナ用画像処理部2114により補正され
画像処理されたラスタイメージデータを入力とし、レジ
スタ設定バス2109を介して設定された所定の方法に
より、タイル画像への構造変換とクロックの同期化を行
ってタイルバス2107に出力する。画像出力インター
フェース2113は、タイルバス2107からのタイル
画像データを入力し、ラスター画像への構造変換及びク
ロックレートの変更を行い、ラスター画像としてプリン
タ用画像処理部2115へ出力する。画像回転部203
0は画像データの回転を行い、解像度変換部2116は
画像データの解像度の変更を行う。また色空間変換部2
117はカラー及びグレースケール画像の色空間の変換
を行う。2値化部2118は、多値カラー、グレースケ
ール画像を2値化する。多値化部2119は2値画像を
多値データへ変換する。
【0030】外部バスインターフェース部2120は、
画像リングインターフェース2147,2148,21
01,2102、コマンド処理部2104、レジスタ設
定バス2109を介し、CPU2001により発行され
た、書き込み、読み出し要求を変換して外部バス212
1に出力するバスブリッジである。この外部バス212
1は本実施の形態では、プリンタ用画像処理部211
5、スキャナ用画像処理部2114に接続されている。
【0031】メモリ制御部2122はメモリバス210
8に接続され、各画像処理部の要求に従い、予め設定さ
れたアドレス分割により、画像メモリ1及び画像メモリ
2(2123)に対して画像データの書き込み、読み出
し、更には必要に応じてメモリのリフレッシュ等の動作
を行う。本実施の形態では、画像メモリ2123にSD
RAMを用いた例を示した。
【0032】スキャナ用画像処理部2114は、画像入
力デバイスであるスキャナ2070によりスキャンされ
て読取られた画像データを補正し画像処理する。プリン
タ用画像処理部2115は、プリンタ2095へ出力す
るための画像処理を行い、その結果をプリンタ2095
に出力する。レンダリング部2060は、PDLコード
或いは中間ディスプレイリストをビットマップイメージ
に展開する。
【0033】本実施の形態に係る制御部2000は、画
像データを図3に示すデータパケットのようにパケット
化された形式で転送する。
【0034】図3は本実施の形態1に係るデータパケッ
トを説明する図である。
【0035】図において、画像データを32(画素)×
32(画素)のタイル単位の画像データ3002に分割
して取り扱う例を示した。このタイル単位の画像に、必
要なヘッダ情報3001及び画像付加情報等3003を
付加してデータパケットとする。
【0036】以下、ヘッダ情報3001に含まれる情報
について説明する。
【0037】パケットのタイプはヘッダ情報3001の
パケットタイプ(PacketType)3004で区別される。こ
のパケットタイプ3004には、リピートフラグ(Repea
tFlag)3022が含まれており、データパケットの画像
データが1つ前に送信したデータパケットの画像データ
と同一の場合に、このリピートフラグ3022をセット
する。チップID(ChipID)3005は、このパケットを
送信するターゲットとなるチップのIDを示す。データ
タイプ(DataType)3006は、データのタイプを示
す。ページID(PageID)3007はページを示してお
り、ジョブID(JobID)は、ソフトウェアで管理するた
めのジョブID3008を格納する。
【0038】タイル番号は、Y方向のタイル座標300
9とX方向のタイル座標3010との組み合わせで(Y
n,Xn)で表される。ここで、データパケットは、画像
データが圧縮されている場合と非圧縮の場合がある。本
実施の形態では、圧縮アルゴリズムとして、多値(カラ
ー多値グレースケールを含む)の場合はJPEGを、2
値の場合はパックビッツを採用している。圧縮されてい
る場合と非圧縮の場合との区別は、圧縮フラグ(Compres
sFlag)3017がオン(圧縮)かオフ(非圧縮)で示さ
れる。
【0039】プロセス指示(ProcessInstruct)3011
は、左詰で処理順に設定し、各処理ユニットは、処理
後、このプロセス指示を左に8ビットシフトする。この
プロセス指示3011は、ユニットID(UnitID)301
9とモード(Mode)3020の組が8組格納されている。
ユニットID3019は、各処理ユニットを指定し、モ
ード3020は、各処理ユニットでの動作モードを指定
する。これにより、1つのパケットを、8つのユニット
で連続して処理することができる。
【0040】パケットバイト長(PacketByteLength)30
12は、このパケットのトータルバイト数を示す。画像
データバイト長(ImageDataByteLengh)3015は、画
像データのバイト数、付加データバイト長(ZDataByteL
ength)3016は、画像付加情報のバイト数を表し、
画像データオフセット(ImageDataOffset)3013、
付加データオフセット(ZdataOffset)3014は、そ
れぞれのデータのパケットの先頭からのオフセットを表
している。そして、各パケットデータは、パケットテー
ブル(PacketTable)6001(図4)によって管理さ
れている。
【0041】図4は、パケットテーブルのデータフォー
マットを示す図である。
【0042】このパケットテーブル6001の構成要素
は次の通りである。
【0043】それぞれテーブルの値に「0」を5ビット
分付加すると、パケットの先頭アドレス6002、パケ
ットのバイト長6005となる。パケットアドレスポイ
ンタ(PacketAddressPointer:27ビット)+0000
0=パケット先頭アドレスまた、パケット長(PacketLen
gth:11ビット)+00000=パケットのバイト長
となる。なお、ここでパケットテーブル6001とチェ
インテーブル6010は分割されないものとする。
【0044】パケットテーブル6001は、常に走査方
向に並んでおり、Yn/Xn=000/000,000/
001,000/002,…という順で並んでいる。こ
のパケットテーブル6001のエントリー(Entry)
は、一意に一つのタイルを示す。また、Yn/Xmaxの次
のエントリーは、Yn+1/X0となる。
【0045】ここで、パケットが一つ前のパケットと全
く同じデータである場合は、そのパケットはメモリには
書かず、パケットテーブルのエントリーに1つ目のエン
トリーと同じパケットアドレスポインタ、パケット長を
格納する。即ち、1つ目のパケットデータを2つのテー
ブルエントリーが指すような形になる。この場合、2つ
目のテーブルエントリーのリピートフラグ6003
「r」がセットされる。
【0046】パケットがチェインDMAにより複数に分
断された場合は、分割フラグ(DivideFlag:d)600
4をセットし、そのパケットの先頭部分が入っているチ
ェインブロックのチェインテーブル(ChainTable)番号
6006をセットする。このチェインテーブル6010
のエントリーは、チェインブロックアドレス6011と
チェインブロック長6012からなっており、テーブル
の最後のエントリーには、アドレス、データ長と共に
「0」を格納しておく。
【0047】以上のようなシステムにおいて、画像デー
タを処理する場合、容量の大きなデータを各処理ブロッ
ク間で受け渡しを行なうと処理に時間がかかってしま
う。そのため、一般的に画像データは、圧縮符号化処理
を行なった状態で受け渡しを行ない、実際に出力するに
あたって、その圧縮符号化されたデータを復号化し出力
することを行なっている。FAXやPC、画像データベ
ースなどからネットワークを通してシステム内に送られ
てくるデータは、既に圧縮符号化されているものが送ら
れてくるため、そのまま各処理ブロック内の受け渡しに
使用することができるが、スキャナから入力された画像
データは、圧縮符号化処理を行なった後にメモリにその
情報を格納し、その後の処理に使用する。
【0048】その時のデータの流れを前述の図1を参照
して説明すると、以下のような流れとなる。
【0049】スキャナ2070から入力された画像デー
タは、スキャナ用画像処理部2114によって補正処理
及び画像処理が行なわれ、画像入力インターフェース2
112、タイルバス2107を通って、タイル圧縮部2
106へ入力される。本実施の形態では、タイル圧縮部
2106のうち、タイル圧縮部1(2106)はJPE
Gによって圧縮符号化処理を行なうものとする。
【0050】ここで、JPEGによる圧縮方法の仕組み
を簡単に説明しておく。
【0051】図5は、カラー静止画符号化の国際標準方
式として、JPEG(JointPhotographicExpertsGrou
p)にて提案されている符号化方式を説明するブロック
構成図である。
【0052】図において、入力端子5001より入力さ
れた画像データはブロック化部5002において8×8
画素のブロック単位に切り出される。これら各ブロック
は離散コサイン変換DCT5003にてコサイン変換さ
れた後、その変換係数が量子化部5004に供給され
る。この量子化部5004では、量子化テーブルQテー
ブル5005より供給される量子化ステップ情報に従っ
て変換係数の線形量子化を行ない、その量子化結果をハ
フマン符号化ブロック5017に出力する。
【0053】このハフマン符号化ブロック5017で
は、以下の処理が行われる。
【0054】量子化された変換係数の内、DC係数は予
測符号化回路(DPCM)5006にて前ブロックのD
C成分との差分予測誤差がとられ、それが一次元ハフマ
ン符号化部5007に供給される。
【0055】図6は、予測符号化回路(DPCM)50
06の詳細構成を示すブロック図である。
【0056】同図において、量子化部5004にて量子
化されたDC係数は、遅延回路5101及び減算器51
02に入力される。この遅延回路5101は、離散コサ
イン変換部5003が1ブロック、即ち、8×8画素分
の演算に必要な時間だけ遅延させる回路であり、遅延回
路5101からは前ブロックのDC係数が減算器510
2に供給される。よって、減算器5102の出力は、前
ブロックとのDC係数の差分予測誤差が出力されること
になる。この予測符号化では、予測値として直前のブロ
ック値を用いている。
【0057】図5に示す1次元ハフマン符号化部500
7は、予測符号化回路5006より供給された予測誤差
信号を、DCハフマンコードテーブル5008に従って
可変長符号化し、多重化部5015にDCハフマンコー
ドとして供給する。
【0058】一方、量子化部5004にて量子化された
AC係数(DC係数以外の係数)は、スキャン変換部5
009にて、低次の係数より順にジグザグスキャンさ
れ、有意係数検出部5010に供給される。このジグザ
グスキャンでは、図7に示すような順番「0」から「6
3」の順に、2次元DCTの結果をスキャンし、1次元
の連続データに変換する。
【0059】図7は、このジグザグスキャンを説明する
図である。
【0060】有意係数検出部5010は、この量子化さ
れたAC係数が「0」かどうかを判定し、「0」の場合
はラン長カウンタ5011にカウントアップ信号を供給
し、カウンタ5011の値を+1させる。しかしAC係
数が「0」以外であれば、リセツト信号をラン長カウン
タ5011に供給し、カウンタ5011の計数値をリセ
ツトする。これと共にグループ化部5012にて、図8
に示すように、係数をグループ番号SSSSと付加ビッ
トとに分割する。そして、グループ番号SSSSを2次
元ハフマン符号化部5013に出力し、付加ビットを多
重化部5015に各々供給する。
【0061】なお、図8において、EOBは1ブロック
(8×8画素)の符号化を終えたという区切り符号を示
し、R16は、0ランが16以上の場合に使用する符号
である。ラン長カウンタ5011は「0」のラン長をカ
ウントする回路で、「0」以外の有意係数間の「0」の
数「NNNN」をハフマン符号化部5013に供給す
る。ハフマン符号化部5013は、供給された「0」の
ラン長「NNNN」と、有意係数のグループ番号「SS
SS」をACハフマンコードテーブル5014に従って
可変長符号化し、多重化部5015にACハフマンコー
ドを供給する。多重化部5015は、1ブロック(8×
8の入力画素)分のDCハフマンコード、ACハフマン
コード、及び付加ビットを多重化し、結果的に、圧縮さ
れた画像データを出力端子5016より出力する。従っ
て、出力端子5016より出力される圧縮データをメモ
リに記憶し、読出し時に逆操作によって伸張することに
よりメモリ容量の削減が可能である。
【0062】再び図1において、タイル圧縮部1(21
06)にて圧縮符号化されたデータは、画像リングイン
ターフェース2102及び、画像リングインターフェー
ス2148、システムバスブリッジ2007、RAMコ
ントローラ2124を経由して、RAM2002へと格
納される。こうして圧縮されRAM2002に格納され
た画像データは、その後、システムバスブリッジ200
7を経由してプリンタ2095、FAX送信、LANの
データベースなど、それぞれ目的の処理ブロックに送ら
れる。
【0063】RAM2002には、画像データを格納す
るために十分な容量のメモリを使用する必要があるが、
実際にはコストとの兼ね合いで、それほど大きな容量の
メモリを使用することはできない。そこで実際は、ある
程度圧縮符号化が行なわれたデータを蓄積することを前
提として、それに合った容量のメモリを用意しておくこ
とになる。
【0064】以上のような構成において、JPEGによ
って圧縮を行なう場合、できるだけ高画質のデータを後
の処理ブロックにおいて取り扱うためには、できるだけ
低圧縮率で圧縮符号化処理を行なう必要がある。つま
り、RAM2002に格納できる容量で、なおかつ、低
圧縮率の圧縮符号化処理を行なうことが必要となる。そ
のため一般的には、次のような方法で圧縮符号化データ
処理を行ない、メモリに格納する。尚、本実施の形態で
は、RAM2002の容量は、入力される元の画像デー
タのデータ量の1/16の容量しかないものとする。
【0065】まず最初、タイル圧縮部1(2106)に
おけるJPEG処理において、予想圧縮率が「1/8」
となるようなQテーブル5005を使用して圧縮を行な
う。これでは、大抵の場合、RAM2002の容量より
も圧縮符号化処理後のデータ量が多くなる。しかし前述
したように、JPEG処理では、元の画像データによっ
ては、予想した圧縮率よりも高圧縮率で圧縮される場合
があるので、この予想圧縮率に基づく圧縮処理で、元の
画像データの容量の「1/16」以下まで圧縮されてい
れば、そのままRAM2002に格納できることにな
る。
【0066】これに対し、圧縮符号化後の画像データの
容量がRAM2002の容量を越えてしまった場合につ
いて考える。この場合には、予想圧縮率が「1/16」
のQテーブル5005を使用して圧縮を行なう。この圧
縮符号化処理によって、圧縮符号化後のデータがRAM
2002の容量以下まで圧縮された場合は、その符号化
データをRAM2002に格納する。
【0067】しかしこれでも、元の画像データによって
は、予想した圧縮率に満たない圧縮率となってしまう場
合がある。このような場合には、RAM2002のメモ
リ容量では、その符号化データを格納しきれない。この
ような場合には、更に予想圧縮率が「1/32」のQテ
ーブル5005を使用して圧縮を行なう。この圧縮符号
化処理によって圧縮符号化後のデータがRAM2002
の容量以下まで圧縮された場合は、その符号化データを
RAM2002に格納する。
【0068】以上のように、RAM2002の容量に収
まるような圧縮符号化処理が行なわれるまで、次々と圧
縮率の高いQテーブル5005に切り替えて圧縮処理を
行なうことにより、RAM2002に格納できる容量
で、なおかつ低圧縮率の圧縮符号化処理を行なうように
している。
【0069】しかし、このような方法では、複数回の圧
縮処理が必要となり幾つかの問題が発生する。その1つ
は、複数のQテーブルを用意しなくてはならない点にあ
る。これによってQテーブルを格納しておくメモリの増
大を招くこととなる。また復号を行なう際も、符号化を
行なった時と同じQテーブルを使用する必要があるた
め、タイル伸張部2103などの復号処理を行なう部分
でも、符号化部におけるテーブル数と同数のQテーブル
が必要となり、これにより、Qテーブルを格納しておく
ためのメモリ容量の増大を招くことになる。
【0070】2点目は、予想圧縮率を変更して圧縮処理
を行なう際に、スキャナ2070による画像の再読み取
りが必要となることである。このようなスキャン動作を
繰り返し行なうことにより、ジョブの処理に要する時間
の増大を招く。また、スキャナ2070において1枚ず
つ原稿画像をスキャンする場合には、再度、所望の画像
を読み取ることも可能であるが、オートシートフィーダ
などにより連続して複数枚の原稿画像を読み取っている
場合には、リアルタイムで処理を進めていかなくてはな
らないため原稿画像の再読み取りが難しくなる。そし
て、再度読み取る場合には、ユーザはもう一度原稿をセ
ットし直す必要があり、手を煩わせることとなる。
【0071】そこで本実施の形態では、複数の符号化回
路と復号回路とメモリを使用し、画像データをパケット
データとして取り扱い、複数のQテーブルを持つ代わり
にビットシフトを行なう。
【0072】尚、本実施の形態では、データは先に説明
を行なったタイル画像(パケット)フォーマットで入出
力が行なわれるものとする。
【0073】図9は、原稿画像を複数のタイルに分割し
た例を示す図で、図10は、このような画像データのデ
ータフォーマット例を示す図である。
【0074】具体的には、図9のように画像データを、
それぞれが32(画素)×32(画素)を1単位とした
複数のタイルに分割し、各タイルのX座標、Y座標を定
め、ヘッダ部分にその座標データを入れておく。また画
像データ部分には、1タイル分、つまり1024(=3
2×32)画素分の画像データが格納される。この画像
データ部分には、スキャナ2070から入力された場合
にはRGBデータが含まれ(図10の上側)、そのRG
Bデータに圧縮処理を行なった場合には、圧縮後の符号
化データ(図10の下側)が入れられる。
【0075】次に図11〜図20を参照して、画像デー
タの圧縮とメモリへの格納処理について説明する。
【0076】例えば図11に示すように、1つの画像デ
ータの各タイルデータを2つの処理ブロック1100
0,11001で処理し、その処理結果をアービタ11
002を通して、メモリ11003に格納する画像処理
システムの場合で考える。この時、アービタ11002
は、先に入力されたタイル画像(パケット)フォーマッ
トデータの転送が終わるまで、次に入力されたデータを
格納し、先に入力されたデータの出力が終了し次第、次
のデータの出力を行ない、タイル画像フォーマットのブ
ロック毎にメモリ11003に入力して格納する。この
ような構成のシステムにおいて、各タイルのデータは、
処理ブロック11000、処理ブロック11001のい
ずれかの、前のタイルの処理が終わった処理ブロックに
入力されて処理が行なわれるものとする。また、本実施
の形態では、処理ブロック11000の処理時間の方が
処理ブロック11001における処理時間よりも短いも
のとする。
【0077】図11では、まず最初に処理ブロック11
000に座標X=0,Y=0のタイルデータが入力さ
れ、また処理ブロック11001に座標X=0,Y=1
のタイルデータが入力される。
【0078】図12では、処理ブロック11000の座
標X=0,Y=0のタイルデータの処理が終了し、アー
ビタ11002を通ってメモリ11003の「00番
地」に格納され、新たに次のデータである、座標X=
0,Y=2のタイルデータが処理ブロック11000に
入力される。この時、処理ブロック11001では、座
標X=0,Y=1のタイルデータの処理が行なわれてい
る。
【0079】図13では、処理ブロック11000の座
標X=0,Y=2のタイルデータの処理が終了し、アー
ビタ11002を通ってメモリ11003の「01番
地」に格納される。そして、新たに次のデータである、
座標X=0,Y=3のタイルデータが処理ブロック11
000に入力される。この時、処理ブロック11001
では、座標X=0,Y=1のタイルデータの処理が行な
われている。
【0080】図14では、処理ブロック11001の座
標X=0,Y=1のタイルデータの処理が終了し、アー
ビタ11002を通ってメモリ11003の「02番
地」に格納される。そして、新たに次のデータである座
標X=1,Y=0のタイルデータが処理ブロック110
01に入力される。この時、処理ブロック11000で
は、座標X=0,Y=3のタイルデータの処理が行なわ
れている。
【0081】図15では、処理ブロック11000の座
標X=0,Y=3のタイルデータの処理が終了し、アー
ビタ11002を通ってメモリ11003の「03番
地」に格納される。そして新たに次のデータである座標
X=1,Y=1のタイルデータが処理ブロック1100
0に入力される。この時、処理ブロック11001で
は、座標X=1,Y=0のタイルデータの処理が行なわ
れている。
【0082】図16では、処理ブロック11000の座
標X=1,Y=1のタイルデータの処理が終了し、アー
ビタ11002を通ってメモリ11003の「04番
地」に格納される。そして、新たに次のデータである座
標X=1,Y=2のタイルデータが処理ブロック110
00に入力される。この時、処理ブロック11001で
は、座標X=1,Y=0のタイルデータの処理が行なわ
れている。
【0083】図17では、処理ブロック11001の座
標X=1,Y=0のタイルデータの処理が終了し、アー
ビタ11002を通ってメモリ11003の「05番
地」に格納される。そして、新たに次のデータである座
標X=1,Y=3のタイルデータが処理ブロック110
01に入力される。この時、処理ブロック11000で
は座標X=1,Y=2のタイルデータの処理が行なわれ
ている。
【0084】図18は、処理ブロック11000の座標
X=1,Y=2のタイルデータの処理が終了し、アービ
タ11002を通ってメモリ11003の「06番地」
に格納される。そして、新たに次のデータである座標X
=2,Y=0タイルデータが処理ブロック11000に
入力される。この時、処理ブロック11001では座標
X=1,Y=3のタイルデータの処理が行なわれてい
る。
【0085】図19では、処理ブロック11000の座
標X=2,Y=0のタイルデータの処理が終了し、アー
ビタ11002を通ってメモリ11003の「07番
地」に格納される。そして新たに次のデータである座標
X=2,Y=1のタイルデータが処理ブロック1100
0に入力される。この時、処理ブロック11001で
は、座標X=1,Y=3のタイルデータの処理が行なわ
れている。
【0086】図20では、処理ブロック11000の座
標X=1,Y=3のタイルデータの処理が終了し、アー
ビタ11002を通ってメモリ11003の「08番
地」に格納される。そして、新たに次のデータである座
標X=2,Y=2のタイルデータが処理ブロック110
01に入力される。この時、処理ブロック11000で
は、座標X=1,Y=1のタイルデータの処理が行なわ
れている。
【0087】以上のように、処理ブロック11000,
11001における処理が終了した順にメモリ1100
3に処理済みデータを格納していくと、その格納された
タイルデータの順番は元のタイルの順番とは異なる順で
メモリ11003に格納される。
【0088】このようなシステムにおいて、先に説明を
行なったタイル画像(パケット)フォーマットでない場
合、画像データは位置情報を持たないので、処理後のデ
ータを元のタイルデータの並びに復元することはできな
い。しかし、本実施の形態におけるようなタイル画像
(パケット)フォーマットであった場合、各タイルの位
置情報(X,Y座標データ)がヘッダ情報に付加されて
いる。また、パケットテーブルフォーマットによって、
メモリ11003に格納された各タイルの格納アドレス
が管理されているため、順不同でメモリ11003に格
納されていても、それらタイルデータを元のタイルの並
び順でメモリ11003から読み出すことができる。
【0089】次にJPEG圧縮処理において、量子化デ
ータをビットシフト器によって、ビットシフトさせる効
果に関して説明を行なう。
【0090】図21は、ビットシフト器を有する本実施
の形態に係るデータ符号化部の構成を示すブロック図で
ある。尚、この図21において、前述の図5に示す構成
と共通する部分には同じ番号を付与し、それらの説明を
省略する。
【0091】ここでの説明に使用するQテーブル500
5は、予想圧縮率が「1/8」となるQテーブルを使用
する。またビットシフト器1501では、前述のCPU
2001により、ビットシフトを行なわないように設定
されており、ビットシフト器1502では、CPU20
01により1ビットのシフト(1/2演算)を行うよう
に設定しておく。
【0092】このような設定により、ある画像データの
量子化を行なった結果、図22の左側に示すような量子
化結果になったとする。
【0093】図22は、本実施の形態に係る量子化結果
とビットシフト器1501を通したハフマン符号化を説
明する図である。
【0094】ビットシフト器1501では、ビットシフ
トを行なわない設定になっているので、その量子化結果
をそのままハフマン符号化部5017−1に出力してハ
フマン符号化による圧縮符号化を行なう。これにより、
図22の右側に示したように合計106ビットの圧縮デ
ータが得られる。
【0095】またビットシフト器1502では、1ビッ
トシフト(1/2にする)を行なう設定になっているの
で、ビットシフト器1502から出力される量子化結果
は、図23の左側に示すように、それぞれ1/2となっ
た値となる。
【0096】図23は、本実施の形態に係るビットシフ
ト器1502を通した量子化結果とそのハフマン符号化
を説明する図である。
【0097】図23に示すように、図22の左側に示す
量子化データで「1」及び「−1」であった部分は、こ
のようなビットシフトによって「0」となる。そのた
め、量子化データをジグザグスキャンし、その並びを符
号化する際に「0」が連続する部分が多くなる。そのた
めこのデータをハフマン符号化による圧縮符号化を行な
うと、図23の右側に示したように、合計63ビットの
圧縮データとなり、図22の場合に比べて、より画像デ
ータが圧縮されることになる。
【0098】この方法によると、ビットシフトを行なう
前に比べて、圧縮後のデータは正確に「1/2」にはな
らないが、標準的な画像を処理した場合ほぼ1/2の大
きさに圧縮される。
【0099】図24は、本実施の形態に係るタイル圧縮
部2106の内部構成を表わすブロック図である。
【0100】図24において、メモリ112は、図1に
おけるRAM2002に相当し、図1における画像リン
グインターフェース2102及び画像リングインターフ
ェース2148、システムバスブリッジ2007、RA
Mコントローラ2124は、この図23においては、省
略している。
【0101】図23において、入力端子101は、タイ
ルバスインターフェース2107からの画像データを入
力するインターフェース部分である。この入力端子10
1より入力されたイメージデータは、ブロック化部10
2において、それぞれが8×8画素の複数ブロックに分
割される。これら各ブロックデータは、離散コサイン変
換(DCT)部103にてコサイン変換された後、その
変換係数が量子化部104に供給されて量子化される。
この量子化部104では、量子化テーブル(Qテーブ
ル)105より供給される量子化ステップ情報に従って
変換係数の線形量子化を行なう。
【0102】この量子化部104で量子化された量子化
データは、ビットシフト器106及び107に入力され
る。ここでは8×8の量子化データを、ビットシフトに
より「1/2」や「1/4」或いは「1/8」にする機
能を持っている。ここで何ビットシフトを行なうかとい
った情報は、CPU2001によって制御されるものと
する。またビットシフト器106のビットシフト数は、
ビットシフト器107のビットシフト数より1ビット分
少ない値とする。これらビットシフト器106及びビッ
トシフト器107から出力された量子化データはそれぞ
れハフマン符号化108、ハフマン符号化器109へと
入力され、さきに詳細に説明を行なった符号化方法に従
って圧縮符号化処理が行なわれる。
【0103】ハフマン符号化器108によって符号化さ
れたデータは、アービタ111に入力され、メモリ2
(112)に格納される。また、ハフマン符号化器10
9から出力された符号化データはメモリ1(110)に
格納される。メモリ110のデータの入出力は、CPU
2001によって制御されるものとする。メモリ112
から出力されたデータは、アービタ111を通ってメモ
リ110に入力されるとともに、ハフマン復号器113
によって、元の量子化テーブルに復号される。こうして
復号されたデータは、ビットシフト器114によって1
ビットシフト(1/2)される。このビットシフト器1
14によって1ビットシフトされた量子化結果は、ハフ
マン符号化器115によって再び符号化されてメモリ1
10へ入力される。
【0104】以上の構成からなるタイル圧縮部2106
によって、メモリ112に蓄積できうる最も小さな圧縮
率による圧縮処理をリアルタイムで行なうための方法を
以下に説明する。
【0105】図25から図32は、メモリ110に蓄積
できうる最も小さな圧縮率による圧縮処理をリアルタイ
ムで行なうための方法の説明するための図で、図24と
共通する部分は同じ記号で示し、それらの説明を省略す
る。本実施の形態の前提として、Qテーブル105は、
予想圧縮率が「1/8」のものを使用するものとする。
また、メモリ110は、元の画像データの「1/16」
の容量まで、蓄積できる容量を持っているものとする。
図中の実線で表わされている部分はデータが流れている
経路を表わし、点線で表わされている部分は、その図の
状態の時にはデータが流れていない経路を示している。
【0106】まず、図25に示すように、CPU200
1の制御によって、ビットシフト器1(106)は0ビ
ットシフト(スルー)に設定される。またビットシフト
器2(107)は1ビットシフト(1/2)に設定され
る。
【0107】以上のような設定を行なった後、入力画像
データの圧縮符号化処理を行なうと、ハフマン符号化器
1(108)から約1/8に圧縮された画像データが出
力され、アービタ111を介してメモリ2(112)に
蓄積される。また、ハフマン符号化器2(109)から
は、その倍の約「1/16」に圧縮された画像データが
出力され、メモリ1(110)に蓄積される。この状態
では、メモリ110からはデータの出力は行なわない。
【0108】上記設定で処理を行なった時、圧縮率が足
らずに図26のように、メモリ2(112)の容量が一
杯になってしまった場合、メモリ112にはリセットが
かかり蓄積されたデータはクリアされる。
【0109】メモリ112のデータがクリアされた後、
図27に示すように、CPU2001の制御によって、
ビットシフト器106に対して1ビットシフト(1/
2)を設定する。またビットシフト器107を2ビット
シフト(1/4)に設定する。そしてメモリ110か
ら、今まで蓄積されていた約1/16に圧縮符号化され
た画像データの先頭から、図26の状態でリセットがか
けられる前までの符号化データが出力され、アービタ1
11を通してメモリ112に蓄積される。そして、メモ
リ110から出力を行なったデータが蓄積されていた部
分はクリアされ、次のデータが入力された時の蓄積エリ
アとして確保されることになる。
【0110】また、ハフマン符号化器108には、リセ
ットが掛けられた後に、入力端子101から入力されて
量子化され1ビットシフトが行なわれたデータが入力さ
れる。このデータはハフマン符号化されて約1/16に
圧縮された画像データとして出力されメモリ112に蓄
積される。
【0111】メモリ112には、メモリ110から入力
される約1/16に圧縮された先頭からの画像データ
と、ハフマン符号化器108から入力される約1/16
に圧縮された途中データの両方が、混ざった形で入力さ
れるが、先に説明したように、パケットフォーマットの
形で、位置情報はパケットテーブルによって管理されて
いるため、後にメモリ112からデータの出力を行なう
時には、スキャナ2070から入力を行なった順番でデ
ータの出力を行なえる。
【0112】またこの時、ハフマン符号化器109から
は、約1/32に圧縮された画像データが出力されてメ
モリ110に蓄積されている。
【0113】また、メモリ110から出力された符号化
データはメモリ112に送られて記憶されると同時に、
ハフマン復号器113に入力されて復号処理が行なわ
れ、量子化データに戻される。その量子化データは、次
のビットシフト器114によって1ビットシフト(1/
2)される。その後、ハフマン符号化器3(115)に
よって再び符号化され、約1/32に圧縮された符号化
データとしてメモリ110に蓄積される。
【0114】つまりメモリ110には、ハフマン符号化
器115から入力される約1/32に圧縮された先頭か
らのデータと、ハフマン符号化器109から入力される
約1/32に圧縮された途中からの符号化データの両方
が、混ざった形で入力されるが、前述したように、パケ
ットフォーマットの形で、位置情報はパケットテーブル
によって管理されているため、後にメモリ110からデ
ータの出力を行なう時には、スキャナ2070から入力
を行なった順番で画像データの出力が行なえる。
【0115】図28のように、メモリ110内に蓄積さ
れていた「1/16」に圧縮されていたデータが全てメ
モリ112に出力された時点で、メモリ110からのデ
ータの出力は停止され、ハフマン符号化器108からの
データのみがメモリ112に入力され格納される。ま
た、この間もメモリ110には、ハフマン符号化器10
9からのデータが蓄積されている。その後、この処理を
続けて約1/16に圧縮されたデータがメモリ112に
全て蓄積された場合、圧縮処理は終了となる。
【0116】しかし、圧縮符号化を行なう画像によって
は、図29のように予想していた「1/16」の圧縮率
を満たさずに、メモリ112に蓄積しきれない場合もあ
る。圧縮率が足らずに図29のように、メモリ112の
容量が一杯になってしまった場合、メモリ112にはリ
セットがかかり蓄積されたデータはクリアされる。
【0117】メモリ112の内容がクリアされた後は、
図30のように、CPU2001の制御によって、ビッ
トシフト器106は、2ビットシフト(1/4)の設定
を行なう。また、ビットシフト器107は、3ビットシ
フト(1/8)の設定を行なうそして、メモリ110か
ら、今まで蓄積されていた約1/32に圧縮符号化され
た画像データの先頭から、今回リセットが掛けられる前
までのデータが出力され、アービタ111を通して、メ
モリ112に蓄積される。メモリ110から出力を行な
ったデータの蓄積されていた部分はクリアされ、次のデ
ータが入力された時の蓄積部分として使用される。
【0118】また、ハフマン符号化器108からは、リ
セットが掛けられた後に、入力端子101から入力され
て量子化され、2ビットシフトが行なわれたデータが入
力され、これをハフマン符号化して約1/32に圧縮さ
れた画像データとして出力し、アービタ111を介して
メモリ112に蓄積する。メモリ112には、メモリ1
10から入力される約1/32に圧縮された先頭からの
データと、ハフマン符号化器108から入力される約1
/32に圧縮された途中データの両方が混ざった形で入
力されるが、前述したように、パケットフォーマットの
形で、位置情報はパケットテーブルによって管理されて
いるため、後にメモリ112からデータの出力を行なう
時には、スキャナ2070から入力を行なった順番でデ
ータの出力を行なえる。またこの時、ハフマン符号化器
109からは、約1/64に圧縮された画像データが出
力されてメモリ110に蓄積される。
【0119】メモリ110から出力されたデータは、メ
モリ112に入力されると同時に、ハフマン復号器11
3に入力されて復号処理が行なわれ、量子化データに戻
される。その量子化データは、次のビットシフト器11
4によって1ビットシフト(1/2)される。その後、
ハフマン符号化器115によって再び符号化され、約1
/64のデータとして、メモリ110に蓄積される。つ
まりメモリ110には、ハフマン符号化器115から入
力される約1/64に圧縮された先頭からのデータと、
ハフマン符号化器109から入力される約1/64に圧
縮された途中データの両方が混ざった形で入力される
が、前述したように、パケットフォーマットの形で、位
置情報はパケットテーブルによって管理されているた
め、後にメモリ110からデータの出力を行なう時に
は、スキャナ2070から入力を行なった順番で、デー
タの出力を行なうことができる。
【0120】図31に示すように、メモリ110に蓄積
されていた「1/32」に圧縮されていたデータが全て
メモリ112に出力された時点で、メモリ110からの
データの出力は停止され、ハフマン符号化器108から
のデータのみがメモリ112に入力される。また、この
間もメモリ110には、ハフマン符号化器109からの
データが蓄積されている。その後、この処理を続けて、
約1/32に圧縮されたデータがメモリ112に全て蓄
積された場合(図32)、この圧縮処理は終了となる。
【0121】以上説明したように、メモリ112、つま
りRAM2002に蓄積できうる最も小さな圧縮率によ
る圧縮処理をリアルタイムで行なうことができるが、こ
の時、RAM2002内の圧縮データが、RAM200
2の容量を越えてしまうということを検知し、処理を切
り替える仕組みが必要となる。
【0122】本実施の形態では、その検知機能をRAM
コントローラ2124が行ない、CPU2001に割込
み信号として伝えることにより、システムのコントロー
ルを行なう。
【0123】図33は、本実施の形態に係るRAMコン
トローラ2124の内部構成を示すブロック図である。
【0124】このRAMコントローラ2124は、シス
テムバスブリッジ2007と、RAM2002間でデー
タの受け渡しを行なう。また、本実施の形態での特徴で
あるRAM2002の容量を越えたデータが入力された
場合に、CPU1(2001)に対して割込み信号を発
生し、タイル圧縮部1(2106)の処理を切り替えさ
せる。801はSSBインターフェース(I/F)部
で、システムバスブリッジ2007からのパケットデー
タの入力及び、システムバスブリッジ2007へのパケ
ットデータの出力を行なう。802はヘッダ情報解析部
で、入力されたパケットデータのヘッダ情報を読み取
り、必要な情報の解析を行なう。また、出力を行なうパ
ケットデータのヘッダ部分の情報の修正を行なう場合の
書き換えも、この部分で行なう。803はパケットテー
ブル生成部で、ヘッダ情報解析部802からヘッダ情報
としてXY座標情報とデータサイズを入力し、それを基
にパケットデータテーブルを生成する。804はRAM
インターフェース部で、パケットテーブル生成部803
で作られたパケットテーブルに従ってアドレスやRAM
制御信号を生成し、RAM2002の制御を行なう。8
05はカウンタで、ヘッダ情報解析部802から出力さ
れたヘッダ情報からデータサイズ情報を入力し、カウン
タによって加算していく。その加算結果を比較器806
に入力し、加算結果がRAM2002の容量を越える時
に割込み信号をCPU2001に出力する。また、この
時同時にカウンタ805の値もクリアする。
【0125】また、割り込み信号を受けたCPU200
1によって、タイル圧縮部2106の制御の切り替えが
行なわれる。また同時に、割込み信号はパケットテーブ
ル生成部803にも入力され、パケットテーブルのクリ
アを行なうとともに、メモリ制御信号を通して、RAM
2002のデータのクリアも行なう。
【0126】以上説明したように、RAM2002内の
圧縮データがRAM2002の容量を越えてしまうとい
うことを検知し、CPU2001に割込み信号として伝
えることにより、システムのコントロールを行なうこと
が可能となる[実施の形態2]本実施の形態2における
特徴は、前述の実施の形態1では、RAMコントローラ
2124にカウンタ805を持ち、RAM2002の容
量と圧縮符号化されたデータ量との比較を行なっていた
のに対し、タイル圧縮部2106にその機能を持たせ、
パケットデータにRAM2002に容量を越えるデータ
が送られるという情報を載せることにある。
【0127】図34は、本発明の実施の形態2に係るタ
イル圧縮部2106の構成を示すブロック図である。
【0128】図において、2106は、前述したタイル
圧縮部2106で、タイルバス2107から入力された
パケットデータに対して、JPEGによる圧縮符号化処
理を行ない、画像リングインターフェース4(210
2)に出力する。901はデータ入力インターフェース
部で、タイルバス2107からのパケット化されたデー
タを入力する。902はヘッダ情報解析部で、パケット
データのヘッダ部分の情報を読み取り、ヘッダ情報とし
てヘッダ情報変更部907に出力する。また、データ部
分の情報はJPEG圧縮部903に入力され、圧縮符号
化処理が行なわれる。このJPEG圧縮部903で圧縮
符号化されたデータは、データ出力インターフェース部
908に出力されるとともにカウンタ904にも入力さ
れる。カウンタ904では圧縮後のデータがどれだけの
データ量になったかをカウントし、そのカウント情報を
データサイズとしてヘッダ情報変更部907及びカウン
タ905に出力する。カウンタ905では圧縮後のデー
タの加算を行ない、その加算結果を比較器906に出力
する。この時、ヘッダ情報のデータ量も加味した上で加
算を行なうものとする。その加算結果を比較器906に
入力し、その加算結果がRAM2002の容量を越えか
どうかを判定する。越える場合には比較器906は割込
み信号をCPU1(2001)に出力する。また、この
時同時に、カウンタ905の値もクリアする。この割り
込み信号を受けたCPU2001によって、タイル圧縮
部の制御の切り替えが行なわれる。
【0129】ヘッダ情報変更部907では、パケットデ
ータのヘッダ部分にあるデータサイズ情報を、圧縮後の
サイズに変更するとともに、圧縮フラグの書き換えを行
なって圧縮後のデータ表示とする。また、比較器906
からの比較結果を受けて、データの加算結果がRAM2
002の容量を越えた場合には、ヘッダ情報にその情報
を付与して出力用ヘッダ情報とする。
【0130】このようにして内容が変更されたヘッダ情
報は、データ出力インターフェース908に入力され、
圧縮符号化後のデータのヘッダとして付加されパケット
データとして画像リングインターフェース2102へ出
力される。
【0131】図35は、本発明の実施の形態2に係るデ
ータパケットを説明する図で、前述の図3と共通する部
分は同じ番号で示し、それらの説明を省略する。
【0132】図35は、この時付加されるヘッダ情報を
表わしたもので、前述の実施の形態1で説明を行なった
情報に、メモリリセットフラグとして、新たにRAMリ
セット(RAmRst)フラグ1001の1ビットが加えられ
ている。このビットは、通常の処理時には「0」にリセ
ットされており、比較器906からの比較結果を受け
て、データの加算結果がRAM2002の容量を越えた
場合には、このフラグに「1」が立つ。そしてカウンタ
2905がクリアされた時点で、このフラグは「0」に
戻される。
【0133】図35のようなメモリリセットフラグ10
01が付加されたパケットデータを受けて、RAMコン
トローラ2124では、それを基にしてRAM2002
及びパケットテーブルのデータのリセットを行なう。
【0134】図36は、本実施の形態2に係るRAMコ
ントローラ2124の構成を表わしたブロック図であ
る。
【0135】1101はSSBインターフェース部で、
システムバスブリッジ2007からのパケットデータの
入力及び、システムバスブリッジ2007へのパケット
データの出力を行なう。1102はヘッダ情報解析部
で、入力されたパケットデータのヘッダ情報を読み取っ
て必要な情報の解析を行なう。また、出力を行なうパケ
ットデータのヘッダ情報の修正を行なう場合の書き換え
も、この部分で行なう。1103はパケットテーブル生
成部で、ヘッダ情報解析部1102からヘッダ情報とし
て、XY座標情報とデータサイズを入力し、それを基に
パケットデータテーブルの生成を行なう。またヘッダ情
報として、メモリリセットフラグ1001も入力され、
もし「1」が立っていた場合には、RAM2002をリ
セットするとともに、パケットデータテーブルをリセッ
トする。1104はRAMインターフェースで、パケッ
トテーブル生成部1103で作られたパケットテーブル
に従ってアドレスやRAM制御信号を生成し、RAM2
002の制御を行なう。
【0136】以上説明したように本実施の形態2によれ
ば、RAM2002内の圧縮データが、RAM2002
の容量を越えてしまうということを検知し、システムの
コントロールを行なうことが可能となる。
【0137】図37は、本実施の形態に係るCPU20
01により実行される処理を示すフローチャートであ
る。
【0138】まずステップS1で、ビットシフト器10
6,107におけるビットシフト量を設定する。これは
最初はビットシフト器106のシフト量を「0」に、ビ
ットシフト器107のシフト量を「1」にセットする。
次にステップS2に進み、図34の比較器906からの
割込み信号に基づいて、その符号化データの量がメモリ
の容量を越えるかどうかを判定する。ステップS2でメ
モリ容量を越えないと判定するとステップS7に進み、
越えると判定した場合にはステップS3に進み、それま
でメモリ112に記憶されていたデータをクリアし、次
にステップS4で、ビットシフト器106,107にお
けるビットシフト量を、それまでの値の倍に設定する。
【0139】次にステップS5に進み、この時点までメ
モリ110に格納されていた符号化データをメモリ11
2に転送して記憶する。そしてステップS6で、そのメ
モリ110に格納されていた符号化データを復号し、再
度、その倍の圧縮率で符号化してメモリ110に書き戻
す。そしてステップS7に進み、画像データの符号化が
終了したかどうかを調べ、終了していない時はステップ
S2に戻って前述の処理を実行する。
【0140】この様にして、第1及び第2のメモリを使
用し、対象メモリである第1メモリに格納する符号化デ
ータの圧縮率よりも高い圧縮率で符号化した符号化デー
タを並行して第2メモリに格納しておく。そして符号化
データの量が第1メモリのメモリ容量を越えると判断す
ると、符号化する圧縮率を倍に設定し、それまで第1メ
モリに格納していた符号化データを消去し、かつそれま
で第2メモリに格納していた符号化データ(第1メモリ
の符号化データよりも倍の圧縮率で符号化されている)
を第1メモリに転送して格納するとともに、その第2メ
モリに格納されていた符号化データを更に、その倍の圧
縮率で符号化して第2メモリに再度格納する。
【0141】これにより第1メモリには、符号化データ
の量が第1メモリのメモリ容量を越えると判断するまで
の符号化データが、第2メモリより倍の圧縮率の符号化
データとして転送されて格納され、更に、符号化データ
の量が第1メモリのメモリ容量を越えると判断した後の
符号化データは、通常の符号化ルートで符号化されて格
納されることになる。またこれと並行して、第2メモリ
には第1メモリに格納される符号化データが、その倍の
圧縮率で圧縮されて記憶されている。従って、再度、符
号化データの量が第1メモリのメモリ容量を越えると判
断されても、第2メモリに格納されている符号化データ
(第1メモリの符号化データよりも倍の圧縮率で符号化
されている)を第1メモリに転送して格納することがで
きるので、スキャナなどからの画像データの再入力が不
要となる。
【0142】なお本発明は、複数の機器(例えばホスト
コンピュータ、インターフェース機器、リーダ、プリン
タなど)から構成されるシステムに適用しても、一つの
機器からなる装置例えば、複写機、ファクシミリ装置な
ど)に適用してもよい。
【0143】また本発明の目的は、前述した実施形態の
機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録
した記憶媒体または記録媒体を、システムあるいは装置
に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータま
たはCPUやMPUが記憶媒体に格納されたプログラム
コードを読み出し実行することによっても達成される。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード
自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、
そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構
成することになる。また、コンピュータが読み出したプ
ログラムコードを実行することにより、前述した実施形
態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコー
ドの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているオペ
レーティングシステム(OS)などが実際の処理の一部
または全部を行い、その処理によって前述した実施形態
の機能が実現される場合も含まれる。
【0144】更に、記憶媒体から読み出されたプログラ
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備わ
るCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施の形態の機能が実現される
場合も含まれる。
【0145】以上説明したように本実施の形態によれ
ば、JPEGによる圧縮が行なわれた符号化データの容
量がメモリ容量を越えるかどうかをリアルタイムで検知
し、その場合には、より高い圧縮率で圧縮してメモリに
収まるデータ量となるように符号化することが可能とな
る。
【0146】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、符
号化したデータの量がメモリ容量を越えると判断する
と、より高い圧縮率で符号化した符号化データを当該メ
モリに転送して記憶することができる。
【0147】また本発明によれば、画像信号を符号化し
たデータの量がメモリ容量を越えると判断した場合で
も、再度、画像信号を入力することなく、入力した画像
信号を符号化してメモリに格納できるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る画像処理システムの
全体構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態に係わるタイルデータ圧縮
部の構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の実施の形態に係わるパケットデータの
詳細な構成を説明する図である。
【図4】本発明の実施の形態に係わるパケットテーブル
の詳細構成を示す図である。
【図5】一般的なJPEG処理部の構成を示すブロック
図である。
【図6】JPEG処理における予測符号化部の処理の構
成を説明するブロック図である。
【図7】JPEG処理におけるジグザグスキャンを説明
する図である。
【図8】JPEG処理におけるハフマン符号化を説明す
る図である。
【図9】画像データをタイル単位に分割する方法を示す
図である。
【図10】本発明の実施の形態に係るパケットデータの
構成を簡略的に示す図である。
【図11】、
【図12】、
【図13】、
【図14】、
【図15】、
【図16】、
【図17】、
【図18】、
【図19】、
【図20】本発明の実施の形態に係るパケットデータの
メモリへの格納方法を簡略的に説明する図である。
【図21】JEPG圧縮を行なう際の量子化データのビ
ットシフトの効果を説明するためのブロックの構成を示
す図である。
【図22】JEPG圧縮を行なう際の量子化データのビ
ットシフトの効果を説明するためのビットシフト無しの
量子化データをハフマン符号化した結果例を示す図であ
る。
【図23】JEPG圧縮を行なう際の量子化データのビ
ットシフトの効果を説明するための1ビットシフトした
後の量子化データをハフマン符号化した結果例を示す図
である。
【図24】本発明の実施の形態に係る画像処理システム
のJPEG圧縮部の構成を示すブロック図である。
【図25】、
【図26】、
【図27】、
【図28】、
【図29】、
【図30】、
【図31】、
【図32】本発明の実施の形態に係るJPEG圧縮デー
タのメモリへの格納方法を簡略的に示す図である。
【図33】本発明の実施の形態1に係るRMAコントロ
ーラの構成を示すブロック図である。
【図34】本発明の実施の形態2に係るタイルデータ圧
縮部の処理構成を示すブロック図である。
【図35】実施の形態2に係るパケットデータの詳細な
データ構成を示す図である。
【図36】実施の形態2に係るRMAコントローラの処
理の構成を示すブロック図である。
【図37】本発明の実施の形態に係るCPUによる処理
を示すフローチャートである。
フロントページの続き Fターム(参考) 5C059 KK15 KK35 MA00 MA23 MC11 MC38 ME02 PP01 PP14 SS20 SS21 SS28 TA17 TA46 TA60 TB04 TB07 TC04 TC06 TC19 TC20 TC38 TD06 TD11 UA02 UA32 UA38 UA39 5C073 BC04 CE01 5C078 AA04 AA09 BA57 CA02 DA01 DA07 DB06 DB18 5J064 AA02 BA06 BA16 BC01 BC02 BC16 BD02

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像信号を入力する画像入力手段と、 前記画像入力手段により入力された画像信号を複数ブロ
    ックに分割する分割手段と、 前記分割手段により分割された各ブロックの画像信号を
    それぞれ異なる圧縮率で符号化する符号化手段と、 前記符号化手段により、より小さい方の圧縮率で符号化
    された各ブロックの第1符号化データを第1メモリに、
    より高い方の圧縮率で符号化された各ブロックの第2符
    号化データを第2メモリに記憶するように制御する記憶
    制御手段と、 前記小さい方の圧縮率で圧縮された符号化データのデー
    タ量が前記第1メモリの記憶容量を越えるか否かを判定
    する判定手段と、 前記判定手段により越えると判定されると前記符号化手
    段による圧縮率を変更するとともに、前記第2メモリに
    記憶されている符号化データを前記第1メモリに転送し
    て記憶させ、前記第2メモリに記憶されている符号化デ
    ータをより高い圧縮率で符号化して前記第2メモリに書
    き込むように制御する制御手段と、を有することを特徴
    とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記画像入力手段は、原稿画像を読取っ
    て画像信号を出力する画像読取り装置を含むことを特徴
    とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記符号化手段により符号化された各ブ
    ロックの画像信号は、前記画像信号に対応する画像にお
    ける当該ブロックの位置を示す位置情報を含むことを特
    徴とする請求項1又は2に記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】 前記符号化手段は、各ブロックの画像信
    号をJPEGにより符号化することを特徴とする請求項
    1乃至3のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  5. 【請求項5】 前記第1符号化データの圧縮率は、前記
    第2符号化データの圧縮率のほぼ1/2であることを特
    徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  6. 【請求項6】 前記符号化手段は、 前記各ブロックの画像信号に対して直交変換を実行する
    直交変換手段と、 前記直交変換手段により変換された係数のそれぞれを量
    子化する量子化手段と、 前記量子化手段により量子化された係数に対して、それ
    ぞれ異なるシフト量でビットシフトを実行するビットシ
    フト手段と、 前記ビットシフト手段によりシフトされた各係数に対し
    てハフマン符号化を実行するハフマン符号化手段とを有
    し、 前記制御手段は、前記ビットシフト手段におけるビット
    シフト量を変更して前記圧縮率を変更することを特徴と
    する請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像処理装
    置。
  7. 【請求項7】 画像信号を入力する画像入力工程と、 前記画像入力工程で入力された画像信号を複数ブロック
    に分割する分割工程と、 前記分割工程で分割された各ブロックの画像信号をそれ
    ぞれ異なる圧縮率で符号化する符号化工程と、 前記符号化工程で、より小さい方の圧縮率で符号化され
    た各ブロックの第1符号化データを第1メモリに、より
    高い方の圧縮率で符号化された各ブロックの第2符号化
    データを第2メモリに記憶するように制御する記憶制御
    工程と、 前記小さい方の圧縮率で圧縮された符号化データのデー
    タ量が前記第1メモリの記憶容量を越えるか否かを判定
    する判定工程と、 前記判定工程により越えると判定されると前記符号化工
    程による圧縮率を変更するとともに、前記第2メモリに
    記憶されている符号化データを前記第1メモリに転送し
    て記憶させ、前記第2メモリに記憶されている符号化デ
    ータをより高い圧縮率で符号化して前記第2メモリに書
    き込むように制御する制御工程と、を有することを特徴
    とする画像処理方法。
  8. 【請求項8】 前記画像入力工程では、原稿画像を読取
    って画像信号を入力することを特徴とする請求項7に記
    載の画像処理方法。
  9. 【請求項9】 前記符号化工程で符号化された各ブロッ
    クの画像信号は、前記画像信号に対応する画像における
    当該ブロックの位置を示す位置情報を含むことを特徴と
    する請求項7又は8に記載の画像処理方法。
  10. 【請求項10】 前記符号化工程では、各ブロックの画
    像信号をJPEGにより符号化することを特徴とする請
    求項7乃至9のいずれか1項に記載の画像処理方法。
  11. 【請求項11】 前記第1符号化データの圧縮率は、前
    記第2符号化データの圧縮率のほぼ1/2であることを
    特徴とする請求項7乃至10のいずれか1項に記載の画
    像処理方法。
  12. 【請求項12】 前記符号化工程は、 前記各ブロックの画像信号に対して直交変換を実行する
    直交変換工程と、 前記直交変換工程により変換された係数のそれぞれを量
    子化する量子化工程と、 前記量子化工程により量子化された係数に対して、それ
    ぞれ異なるシフト量でビットシフトを実行するビットシ
    フト工程と、 前記ビットシフト工程によりシフトされた各係数に対し
    てハフマン符号化を実行するハフマン符号化工程とを有
    し、 前記制御工程では、前記ビットシフト工程におけるビッ
    トシフト量を変更して前記圧縮率を変更することを特徴
    とする請求項7乃至11のいずれか1項に記載の画像処
    理方法。
  13. 【請求項13】 請求項7乃至12のいずれか1項に記
    載の画像処理方法を実行することを特徴とするプログラ
    ム。
  14. 【請求項14】 請求項7乃至12のいずれか1項に記
    載の画像処理方法を実行するプログラムを記憶したこと
    を特徴とする、コンピュータにより読み取り可能な記憶
    媒体。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2004093458A1 (ja) * 2003-04-15 2004-10-28 Kanazawa University Technology Licensing Organization Ltd. 動画像符号化又は復号化処理システム及び動画像符号化又は復号化処理方法
US7468803B2 (en) 2002-02-21 2008-12-23 Canon Kabushiki Kaisha Image processing apparatus and image processing method

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