JP2003078417A - 送信装置、受信装置および送受信装置 - Google Patents

送信装置、受信装置および送受信装置

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JP2003078417A
JP2003078417A JP2001262574A JP2001262574A JP2003078417A JP 2003078417 A JP2003078417 A JP 2003078417A JP 2001262574 A JP2001262574 A JP 2001262574A JP 2001262574 A JP2001262574 A JP 2001262574A JP 2003078417 A JP2003078417 A JP 2003078417A
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Wataru Kawasaki
渉 河崎
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】入力信号の冗長性・相関性を用いることなくそ
の特性に依存せず、高い能率で伝送可能であり、元の信
号を忠実に再生できるディジタル伝送用の送受信装置を
提供する。 【解決手段】入力信号の折り返し雑音を防止するローパ
スフィルタ12と、予め定めた任意の単位時間ごとに入
力信号に含まれる最高周波数を検出する手段11と、検
出された最高周波数の2倍以上のサンプリング周波数を
選択しローパスフィルタからの入力信号をA/D変換す
る手段13と、A/D変換されたデータをサンプリング
周波数とともに送信する送信部14とを有する送信装置
と、A/D変換された受信データとそのサンプリング周
波数とを受信する受信部15と、受信データをサンプリ
ング周波数のサンプリングクロックでD/A変換する手
段17とを有する受信装置とを備えた送受信装置を提供
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディジタルネット
ワークを介してアナログデータを高能率に伝送する送信
装置、受信装置および送受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、情報を圧縮して伝送する高能率伝
送方法としては、入力情報に対し時空間でのサブサンプ
リングを行うものがあり、この種の伝送方法としては、
たとえば、特許第3104439号公報に示すような従
来技術が知られている。この従来技術について図12を
用いて説明する。図12は従来技術の高能率符号化/復
号化装置の概略的なブロック図であり、入力信号に対し
間引き操作を行い出力する間引きサブサンプリング部1
と、モデル対応係数演算部2と、モデル対応補間演算部
と、時系列変換部で構成される。モデル対応係数演算部
2は、予め定義したモデルに従った領域の情報のサブサ
ンプル抽出を行って連立方程式である正規方程式を生成
する正規方程式生成部2aと、該正規方程式生成部2a
から供給される画素情報によって正規方程式に含まれる
未定係数を求める係数演算部2bで構成される。入力信
号は、間引きサブサンプリング部1で間引き処理をされ
て伝送情報となる。伝送情報と入力信号はモデル対応係
数演算部2にも入力され、モデル化を行って正規方程式
を生成し、生成した正規方程式の未定係数を最小二乗法
により算出し係数として出力する。伝送情報と係数を受
け取った側では、モデル対応の補間演算と時系列変換を
行うことで、ほとんど品質劣化がなく入力信号を復元
し、出力信号としている。このように、従来技術では、
画像情報を圧縮して高能率で伝送することができる。
【0003】さらに、他の従来技術として、フォールバ
ックモードにおいて、通常モードに比べてA/D変換の
サンプリング周波数を低くするものがあり、この種の伝
送方法としては、たとえば、特開平6−54200号公
報に示すような従来技術が知られている。この従来技術
では、伝送路の品質が劣化したときのフォールバックモ
ードでも、1サンプル当たりの平均ビット数を通常モー
ドと同程度としながら、例えば、予測符号化を採用した
システムでは、S/Nの劣化を防ぐことができ、またD
CTを採用したシステムでは、ブロック歪みの発生を防
止することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特許第
3104439号公報に示される方法では、入力情報に
対しては、映像信号の同一フレーム内の冗長性とフレー
ム間の相関性を用いているため、伝送対象が画像信号に
限られるという課題があり、また特開平6−54200
号公報に示される方法は、伝送路の品質が通常状態より
悪いときに用いるフォールバックモード時において、A
/D変換のサンプリング周波数を通常状態よりも低くし
ているため、元の信号が再現できない場合があるという
課題があった。
【0005】本発明は、上記従来の2つの課題を解決す
るためになされたもので、単位時間ごとにサンプリング
周波数を変更することによる高能率伝送を可能とし、か
つ入力信号の冗長性・相関性を用いていないため入力信
号の特性に依存せず、更に標本化定理に従ったサンプリ
ングクロックを用いるために元の信号が再生可能な送信
装置、受信装置および送受信装置を提供するものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明における送受信装
置は、入力信号の折り返し雑音を防止するローパスフィ
ルタと、予め定めた任意の単位時間ごとに前記入力信号
に含まれる最高周波数を検出する最高周波数検出手段
と、検出された最高周波数の2倍以上のサンプリング周
波数を選択し前記ローパスフィルタからの入力信号をA
/D変換するA/D変換手段と、A/D変換されたデー
タを前記サンプリング周波数とともに送信する送信部と
を有する送信装置と、A/D変換されたデータと前記サ
ンプリング周波数とを受信する受信部と、A/D変換さ
れたデータを前記サンプリング周波数のサンプリングク
ロックでD/A変換するD/A変換手段とを有する受信
装置とを備えるという構成を有している。この構成によ
り、入力信号の特性に依存しない、元の信号が再生可能
な高能率伝送を可能にすることができる。
【0007】本発明における送信装置は、入力信号の折
り返し雑音を防止するローパスフィルタと、前記ローパ
スフィルタからの入力信号を異なる周波数でサンプリン
グする複数のA/D変換手段と、前記各A/D変換手段
の出力をそれぞれアナログ信号に変換するD/A変換手
段と、変換されたアナログ信号と遅延させた前記入力信
号とを単位時間ごとに比較する比較手段と、比較結果が
入力信号に含まれる最高周波数成分の2倍以上となるよ
うな周波数許容範囲内にあるアナログ信号列のうち最低
のサンプリング周波数のA/D変換出力とサンプリング
周波数とを選択するセレクタと、A/D変換されたデー
タを前記サンプリング周波数とともに送信する送信部と
を備えるという構成を有している。この構成により、入
力信号の特性に依存しない、元の信号が再生可能な高能
率伝送を可能にすることができる。
【0008】本発明における送信装置は、前記比較手段
の一方の比較入力として、前記遅延させた入力信号に替
え最高サンプリング周波数でA/D変換した変換出力を
再度アナログ信号に変換した信号を用いるという構成を
有している。この構成により、入力信号の特性に依存し
ない、元の信号が再生可能な高能率伝送を可能とし、更
にアナログ遅延線が不要で集積化に適合することができ
る。
【0009】本発明における送信装置は、入力信号の折
り返し雑音を防止するローパスフィルタと、前記入力信
号をサンプリングするA/D変換手段と、A/D変換し
たデータを記憶するメモリと、記憶したA/D変換デー
タを飛び飛びに読み出す読出手段と、飛び飛びに読み出
したA/D変換データを補間する補間手段と、補間デー
タと入力信号をA/D変換したデータとを単位時間ごと
に比較する比較手段と、比較の結果、再生可能な再生許
容範囲内にある飛び飛びの読み出しデータのうちデータ
数が最少のデータ列とそのサンプリング周波数とを選択
するセレクタと、前記セレクタにより選択されたデータ
列と前記サンプリング周波数とを送信する送信部とを備
えるという構成を有している。この構成により、入力信
号の特性に依存しない、元の信号が再生可能な高能率伝
送を可能とする送信装置が得られ、更に1つのA/D変
換器と1種類のサンプリングクロックで構成することが
できる。
【0010】本発明における送信制御方法は、サンプリ
ングクロックで入力信号をサンプリングしてA/D変換
したデータを記憶し、記憶したA/D変換データを飛び
飛びに読み出し、飛び飛びに読み出したA/D変換デー
タを補間し、補間データと入力信号をA/D変換したデ
ータとを単位時間ごとに比較し、比較の結果、再生可能
な再生許容範囲内にある飛び飛びの読み出しデータのう
ちデータ数が最少のデータ列とそのサンプリング周波数
とを選択し、選択されたデータ列とそのサンプリング周
波数とを送信する各工程を備えるという構成を有してい
る。この構成により、入力信号の特性に依存しない、元
の信号が再生可能な高能率の伝送が可能となる。
【0011】本発明におけるコンピュータに読み取り可
能な記録媒体は、請求項5に記載の送信制御方法におけ
る各工程をコンピュータに実行させるためのプログラム
を記録するという構成を有している。この構成により、
入力信号の特性に依存しない、元の信号が再生可能な高
能率伝送を可能にする制御プログラムを他のコンピュー
タで使用することができる。
【0012】本発明における送信装置は、入力信号の折
り返し雑音を防止するローパスフィルタと、前記入力信
号をフーリエ変換し単位時間ごとの最高周波数を検出す
る最高周波数検出手段と、検出された最高周波数の2倍
以上のサンプリングクロックを生成する可変発振手段
と、前記ローパスフィルタからの入力信号を前記可変発
振手段からのサンプリングクロックによりA/D変換す
るA/D変換手段と、A/D変換されたデータをサンプ
リング周波数とともに送信する送信部とを備えるという
構成を有している。この構成により、入力信号の特性に
依存しない、元の信号が再生可能な高能率伝送を可能と
することができる。
【0013】本発明における送信装置は、前記可変発振
手段に代わり、複数周波数のサンプリングクロックを発
生する手段と、前記最高周波数の2倍以上で最も低い周
波数を選択するセレクタとを備えるという構成を有して
いる。この構成により、入力信号の特性に依存しない、
元の信号が再生可能な高能率の伝送を可能にすることが
できる。
【0014】本発明における送受信装置は、前記単位時
間を可変長とするという構成を有している。この構成に
より、入力信号の特性に依存しない、元の信号が再生可
能な高能率伝送を可能にする上、サンプリング周波数の
値を送る回数を減らし、伝送効率を改善することができ
る。
【0015】本発明における送信装置は、前記単位時間
を可変長とするという構成を有している。この構成によ
り、入力信号の特性に依存しない、元の信号が再生可能
な高能率伝送を可能にする上、サンプリングクロックの
周波数の値を送る回数を減らし、伝送効率を改善するこ
とができる。
【0016】本発明における受信装置は、請求項2ない
し4のいずれか、7または8記載の送信装置とネットワ
ークを介して接続され、前記送信装置からA/D変換さ
れたデータとサンプリング周波数の値とを受信する受信
部と、受信したA/D変換されたデータを受信したサン
プリング周波数に対応するD/Aクロックにより読み出
しD/A変換してアナログ信号を出力する手段とを備え
るという構成を有している。この構成により、入力信号
の特性に依存しない、元の信号が再生可能な高能率伝送
を可能にすることができる。
【0017】本発明における送信装置は、前記最高周波
数をfmaxとし、他の周波数をfmax/2n (n
=1,2,3,・・・)とするという構成を有してい
る。この構成により、入力信号の特性に依存しない、元
の信号が再生可能な高能率伝送を可能にし、更に簡単な
手段で複数のサンプリングクロックを得ることができ
る。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づき、本発明
の第1ないし第7の実施の形態を詳細に説明する。 (第1の実施の形態)まず、図1を参照して、本発明の
第1の実施の形態における入力アナログ信号をディジタ
ル伝送する送受信装置の構成を説明する。図1に示す送
受信装置は、入力信号の予め定められた任意の単位時間
ごとに入力信号の最高周波数を検出する最高周波数検出
部11と、折り返し雑音を防止するためのカットオフ周
波数を可変出来るローパスフィルタ(LPF、以下単に
フィルタともいう)12と、ローパスフィルタ12を通
過した入力信号をディジタル信号に変換するA/D(ア
ナログディジタル)変換器(ADC)13と、単位時間
ごとの最高周波数の値とA/D変換されたデータを1つ
のデータパケットあるいはフレームとして送信する送信
部14と、データパケットあるいはフレームを受信して
最高周波数の値とA/D変換されたデータを出力する受
信部15と、受信部15から最高周波数の値を受け取り
受け取った値の2倍の周波数で発振する可変発振器16
と、可変発振器16の発振周波数でA/D変換されたデ
ータを受信部15から読み出し、D/A(ディジタルア
ナログ)変換するD/A変換器(DAC)17とにより
構成される。なお、入力信号の最高周波数検出部11と
ローパスフィルタ12とA/D変換器(ADC)13と
送信部14とにより送信装置を構成し、受信部15と可
変発振器16とD/A変換器(DAC)17とにより受
信装置を構成する。
【0019】次に、図1を参照して、本発明の第1の実
施の形態における送受信装置の動作を説明する。図1に
おいて、最高周波数検出部11は予め定めた単位時間ご
とに入力信号中の最高周波数Fmaxを検出し、ローパ
スフィルタ12、A/D変換器13及び送信部14に通
知する。ローパスフィルタ12は通知された最高周波数
Fmaxの2倍以上にカットオフ周波数を設定したの
ち、単位時間中の入力信号を通過させる。標本化定理に
より、A/D変換器13は通知された最高周波数Fma
xの2倍以上のサンプリングクロックを選択しローパス
フィルタ12を通過した入力信号をA/D変換して送信
部14へ出力する。送信部14は通知された最高周波数
Fmaxの値とA/D変換器13から出力されたA/D
変換データを1つのパケットあるいはフレームに構成し
て伝送路に送出する。
【0020】受信部15は、伝送路からパケットあるい
はフレームを受信して最高周波数Fmaxの値とA/D
変換されたデータとを分離し、それぞれ可変発振器16
およびD/A変換器17に出力する。可変発振器16は
受信部から最高周波数の値を受け取り受け取った値の2
倍の周波数で発振し、D/A変換器17にD/Aクロッ
クとして出力する。D/A変換器17は受信部15から
A/D変換されたデータをD/Aクロックにより読み出
すとともにD/A変換し出力信号として出力する。
【0021】本発明の第1の実施の形態によれば、単位
時間ごとに入力信号の最高周波数に基づき、サンプリン
グ周波数を変更することにより高能率伝送が可能とな
り、かつ入力信号の冗長性・相関性を用いていないため
入力信号の特性に依存せず、更に標本化定理に従ったサ
ンプリングクロックを用いることにより、元の信号を再
生することができるデータ伝送方法を実施可能な送受信
装置を提供することができる。
【0022】(第2の実施の形態)次に、図2を参照し
て、本発明の第2の実施の形態における入力アナログ信
号をディジタル伝送する送信装置の構成を説明する。図
2に示す送信装置は、折り返し雑音を防止するためカッ
トオフ周波数を図中右側に接続されるA/D変換器22
のサンプリングクロックの2倍にしたローパスフィルタ
(以下、単にフィルタともいう)21と、各々サンプリ
ング周波数が異なりローパスフィルタ21を通過した入
力信号をA/D変換するA/D変換器22と、A/D変
換器22のA/D変換データをD/A変換するD/A変
換器23と、入力信号がローパスフィルタ21、A/D
変換器22、D/A変換器23を通過する時間と相等し
い時間だけ入力信号を遅延させる遅延手段としてのアナ
ログ遅延素子24と、一定周期の信号を出力するインタ
ーバルタイマ25と、インターバルタイマ25の出力ご
とにリセットスタートしD/A変換器23の出力とアナ
ログ遅延素子24の出力との差分即ち元の入力信号とA
/DおよびD/A変換した信号との誤差を積分する減算
器26と、インターバルタイマ25の信号出力時に減算
器26の出力する積分誤差が予め定めた許容範囲内であ
り、かつデータ量を少なくするためにそのうちで最も低
いサンプリングクロックの周波数値を出力する比較器2
7と、インターバルタイマ25の信号周期の間、A/D
変換データを順に格納するFIFO構造のメモリである
FIFO28と、比較器27が出力するサンプリングク
ロックの周波数値に応じてFIFO28が出力するA/
D変換データを選択的に出力するセレクタ29と、比較
器27が出力するサンプリングクロックの周波数値とセ
レクタ29の出力するA/D変換データを1つのパケッ
トあるいはフレームに構成して送信する送信部30とに
より構成される。
【0023】次に、図2を参照して、本発明の第2の実
施の形態における送受信装置の動作を説明する。図2に
おいて、入力信号はA/D変換の際折り返し雑音が発生
しないようにサンプリングクロックの2倍のカットオフ
周波数にした各ローパスフィルタ21を通過し、それぞ
れサンプリングクロックの周波数が異なるA/D変換器
22によりディジタル信号に変換される。説明の便宜
上、インターバルタイマ25の出力時刻t1とt2の間
の入力信号の最高周波数が3fであったとすると、時刻
t1にA/D変換された各データはFIFO28に格納
されると共に、各々D/A変換器23でD/A変換され
減算器26に入力される。一方、入力信号がローパスフ
ィルタ21、A/D変換器22、D/A変換器23を通
過する時間と相等しい時間だけ遅延させるアナログ遅延
素子24を通過した入力信号も減算器26に入力され
る。こうして順次、A/D変換、D/A変換、誤差の積
分が時刻t2まで実行される。この間、インターバルタ
イマ25は時刻t1に減算器26をリセットスタートさ
せ、時刻t2に比較器27に対し周波数値の出力を指示
する。
【0024】この例の場合、標本化定理によりサンプリ
ング周波数が6f以上であれば元の信号を復元すること
ができる。即ち、サンプリングクロックが8f、16
f、32f、64fの場合は積分誤差が概ね回路自体の
誤差分のみとなり、信号を復元できない4f以下の場合
と明瞭に区別できる。比較器27は上記の上位4つのサ
ンプリング周波数のうち最も低い周波数値8fをセレク
タ29及び送信部30に出力する。セレクタ29は周波
数値8fを受けて、サンプリングクロックが8fのA/
D変換データを送信部30に送る。送信部30は周波数
値8fとFIFO28に格納されているA/D変換デー
タを1つのパケットあるいはフレームに構成して外部に
送信する。
【0025】本発明の第2の実施の形態によれば、単位
時間ごとにサンプリング周波数を変更することにより高
能率伝送が可能となり、かつ入力信号の冗長性・相関性
を用いていないため入力信号の特性に依存せず、更に標
本化定理に従ったサンプリングクロックを用いることに
より、元の信号を再生可能な送信装置を提供することが
できる。
【0026】なお、以上の説明では、サンプリングクロ
ックを2n fとしたが異なる周波数であれば問題なく、
効果は変わらない。また、サンプリングクロックを2n
fにすると、図11に示すような極簡単な回路構成で複
数周波数のサンプリングクロックを得られるという有利
な効果が追加される。
【0027】(第3の実施の形態)次に、図3を参照し
て、本発明の第3の実施の形態における入力アナログ信
号をディジタル伝送する送信装置の構成を説明する。図
2に示す送信装置では、その減算器26に入力する信号
としてアナログ遅延素子24で遅延させた入力信号を用
いているが、図3に示す送信装置では、遅延した入力信
号に替えて、最高周波数でサンプリングしたA/D変換
データをD/A変換した信号(この例では64fが最高
周波数)を入力している点で相違する。その他の構成
は、図2に示す第2の実施の形態のものと同様である。
すなわち、図2と同一の番号を付与した図3の構成要素
は図2のものと同様の作用・効果を有する。
【0028】図3に示す例では、単位時間内の入力信号
の最高周波数が、例えば、16fを越える場合は32f
以下の全てのA/D変換データで入力信号を復元でき
ず、積分誤差が予め定めた許容範囲を超えることになる
が、この場合比較器27は64fを選択する。
【0029】本発明の第3の実施の形態によれば、単位
時間ごとにサンプリング周波数を変更することにより高
能率伝送が可能となり、かつ入力信号の冗長性・相関性
を用いていないため入力信号の特性に依存せず、更に標
本化定理に従ったサンプリングクロックを用いることに
より、元の信号が再生可能であり、更にアナログ遅延線
が不要のため集積化に適合した送信装置が得られるとい
う有利な効果を得ることができる。
【0030】(第4の実施の形態)次に、図4に示すブ
ロック構成図と、図5に示すメモリへのデータ格納の様
子を示す模式図と、図6に示すメモリへのデータ格納と
補間データ生成の手順を示すフローチャートとを参照し
て、本発明の第4の実施の形態における入力アナログ信
号をディジタル伝送する送信装置について説明する。
【0031】図4に示す送信装置は、折り返し雑音を防
止するためのローパスフィルタ41と、ローパスフィル
タ41を通過した入力信号をディジタル信号に変換する
A/D変換器42と、A/D変換されたデータ及びその
補間値を記憶するメモリ43と、A/D変換器42、メ
モリ43および送信部45との間でデータの授受を行う
と共にA/D変換データの間引き操作、補間計算および
誤差計算を行うCPU44と、単位時間ごとの最高周波
数の値とA/D変換されたデータを1つのパケットある
いはフレームとして送信する送信部45とにより構成さ
れる。また、CPU44は、記憶したA/D変換データ
を飛び飛びに読み出す読出手段と、飛び飛びに読み出し
たA/D変換データを補間する補間手段と、補間データ
と入力信号をA/D変換したデータとを単位時間ごとに
比較する比較手段と、比較の結果、再生可能な再生許容
範囲内にある飛び飛びの読み出しデータのうちデータ数
が最少のデータ列とそのサンプリング周波数とを選択す
るセレクタとを備えて構成される。
【0032】なお、本実施の形態における最高周波数F
maxは、他の実施の形態におけるような入力信号の最
高周波数によりきめるのではなく、システムの要求によ
りまたは経験的に予め設定しておく周波数である。入力
データを送信する際には、複数のデータ列の各データを
飛び飛びに読み出してデータ間を補間し、再生可能な再
生許容範囲内にある飛び飛びの読み出しデータ列のうち
データ数が最少のデータ列を送信するよう設定する。な
お、補間データはFmaxで読み出したデータと比較し
て、送信するデータ列の補間データが再生許容範囲内に
あるかどうかを決定する。このようにして、伝送するデ
ータを減少することにより、能率の高い伝送が可能とな
る。そのようなデータ列の送信手順は、以下詳細に説明
する。
【0033】次に、図4、図5および図6を参照して、
本発明の第4の実施の形態における入力アナログ信号を
ディジタル伝送する送信装置の動作を説明する。まず、
図4において、入力信号はA/D変換の際折り返し雑音
が発生しないようサンプリングクロックの2倍のカット
オフ周波数としたローパスフィルタ41を通過し、A/
D変換器42でディジタル信号に変換される。A/D変
換器42は1回の変換終了ごとにCPU44に対し割り
込み信号(図示せず)で通知し、CPU44はA/D変
換データをA/D変換器42から読み出しメモリ43に
格納する。図5の(A)はA/D変換器42のサンプリ
ングクロック周波数をfmaxとしたとき、A/D変換
データがメモリ43に格納される様子を示す。CPU4
4は図5の(A)のデータ0からデータNを順次格納す
ると共に、A/D変換データ列をM個飛び(M=1、
2、3、・・・)でメモリ43に格納する。以下、説明
の便宜上、M=1、2、3とし、その場合のメモリ43
への格納イメージを図5の(B)から図5の(D)に示
す。それぞれの場合のサンプリングクロックがfmax
の1/2、1/3、1/4になることは容易に推察でき
る。CPU44は更に飛ばしたA/D変換データの前後
のデータを格納すると、補間値を計算し飛ばした領域に
格納する。補間式1ないし補間式6は図5の下部に示
す。図5の(B)に適用する補間式1では前後の値の単
純平均を用い、図5の(C)および(D)に適用する補
間式2ないし6では加重平均を用いている。予め定めた
単位時間あたりのN個のA/D変換データの格納と補間
値の計算および格納を終えると、CPU44は補間値と
図5の(A)のそれに対応する領域の格納データとの
差、即ち補間誤差の計算を行い、その絶対値の合計を算
出する。
【0034】次に、図6には、以上説明した動作の一連
の動作手順を示す。図6において、REG0〜REG2
はそれぞれCPU44の内部レジスタ、ADCはA/D
変換器の出力データ、ADRSはメモリアドレスレジス
タ、( ADRS) はメモリアドレスレジスタの値で間接
指定するメモリ領域、MB0、MB1はそれぞれfma
x、fmax/2のA/D変換データを格納するメモリ
の基底アドレスを示す。なお、図6では説明の都合上、
1つ飛びの場合のみを示した。また、説明の都合上、A
/D変換データのメモリへの格納と補間計算を逐次処理
的に記述したが、多重並列的に処理することも可能であ
る。しかし、図6は、一見して判断可能のため、詳細な
説明は省略する。
【0035】上述のように、図5の(A)ないし(D)
までの場合のサンプリングクロックはそれぞれfma
x、fmax/2,fmax/3,fmax/4となる
からデータ0からデータNの間の最高周波数成分が、
(1)fmax/8以下であれば4つの場合全てが、
(2)fmax/8を超えてfmax/6以下であれば
図5の(A)ないし(C)の場合が、(3)fmax/
6を超えてfmax/4以下であれば図5の(A)およ
び(B)の場合が、(4)fmax/4を超えてfma
x/2以下であれば図5の(A)の場合のみが、それぞ
れ元の信号を再生可能となるため、補間誤差の絶対値の
合計が再生できない場合と明確に区別できる。CPU4
4のセレクタは上記(1)ないし(4)のそれぞれに於
いて、例えば、データが再生許容範囲内にある等の条件
を満たす最もデータ数の少ない場合を選択し、サンプリ
ングクロックの周波数値とA/D変換データを送信部4
5に転送する。例えば(1)の場合、周波数値fmax
/4と飛び飛びに読み出したA/D変換データ0、デー
タ4、データ8、・・・とを送信部45に転送する。送
信部45は周波数値fmax/4とA/D変換データデ
ータ0、データ4、データ8、・・・とを1つのパケッ
トあるいはフレームに構成して送信する。このように、
間引きしたデータを送信することにより、送信データ量
を少なくすることができる。
【0036】本発明の第4の実施の形態によれば、単位
時間ごとにサンプリング周波数を変更することにより高
能率伝送が可能となり、かつ入力信号の冗長性・相関性
を用いていないため入力信号の特性に依存せず、更に標
本化定理に従ったサンプリングクロックを用いることに
より、元の信号が再生可能な送信装置、および入力信号
の最高周波数の検出が不要のため、使用する制御プログ
ラムを容易に得ることができ、その制御プログラムを記
録した記録媒体を提供できるという有利な効果が得られ
る。
【0037】(第5の実施の形態)次に、図7を参照し
て、本発明の第5の実施の形態における入力アナログ信
号をディジタル伝送する送信装置の構成を説明する。図
7に示す送信装置は、入力信号の予め定めた単位時間ご
との最高周波数をフーリエ変換により検出するFFT部
71と、折り返し雑音を防止するためのカットオフ周波
数を可変できるローパスフィルタ72と、ローパスフィ
ルタ72を通過した入力信号をディジタル信号に変換す
るA/D変換器73と、FFT部71から最高周波数の
値を受け取り受け取った値の2倍の周波数で発振する可
変発振器(可変OSC)74と、単位時間ごとの最高周
波数の値とA/D変換されたデータを1つのパケットあ
るいはフレームとして送信する送信部75とにより構成
される。
【0038】次に、図7を参照して、本発明の第5の実
施の形態における送信装置の動作を説明する。図7にお
いて、FFT部71は予め定めた単位時間ごとに入力信
号中の最高周波数Fmaxを算出し、ローパスフィルタ
72、可変発振器74及び送信部75に通知する。ロー
パスフィルタ72は通知された最高周波数Fmaxの2
倍以上にカットオフ周波数を設定したのち、前記単位時
間中の入力信号を通過させる。標本化定理により、可変
発振器74は通知された最高周波数Fmaxの2倍以上
のサンプリングクロックをA/D変換器73に出力す
る。A/D変換器73はローパスフィルタ72を通過し
たデータをA/D変換して送信部75へ出力する。送信
部75は通知された最高周波数Fmaxの値とA/D変
換器73から出力されたA/D変換データを1つのパケ
ットあるいはフレームに構成し、本発明の請求の範囲外
の手段で送信する。
【0039】本発明の第5の実施の形態によれば、単位
時間ごとにサンプリング周波数を変更することにより高
能率伝送が可能となり、かつ入力信号の冗長性・相関性
を用いていないため入力信号の特性に依存せず、更に標
本化定理に従ったサンプリングクロックを用いることに
より、元の信号に再生可能な送信装置が得られるという
有利な効果が得られる。
【0040】(第6の実施の形態)次に、図8を参照し
て、本発明の第6の実施の形態における入力アナログ信
号をディジタル伝送する送信装置の構成を説明する。図
8に示す本実施の形態における送信装置では、図7に示
す可変発振器74に替えて、複数の発振周波数出力を持
つ発振器(OSC)81と、発振器81の出力からFF
T部71が通知した最高周波数Fmaxの2倍以上の周
波数で最も低い周波数を選択するセレクタ82を用いる
点で、図7に示す送信装置と異なる。その他の構成は、
図7に示す第5の実施の形態のものと同様である。すな
わち、図7と同一の番号を付与した図8の構成要素は図
7のものと同様の作用・効果を有する。
【0041】本発明の第6の実施の形態によれば、単位
時間ごとにサンプリング周波数を変更することにより高
能率伝送が可能となり、かつ入力信号の冗長性・相関性
を用いていないため入力信号の特性に依存せず、更に標
本化定理に従ったサンプリングクロックを用いることに
より、元の信号が再生可能な送信装置が得られるという
有利な効果が得られる。
【0042】また、上記から分かるように、図7に示す
可変発振器74と、図8に示す本実施の形態における発
振器81およびセレクタ82とは、ほぼ同様の機能およ
び作用・効果を有するが、本実施の形態における発振器
81は、その出力周波数を最も高い周波数をfmaxと
し、以下fmax/2n とすると、図11に示すような
極簡単な回路構成により複数周波数のサンプリングクロ
ックが得られるという有利な効果が追加される。
【0043】(第7の実施の形態)次に、図9および図
10を参照して、本発明の第7の実施の形態における入
力アナログ信号をディジタル伝送する送信装置(送信
部)および受信装置(受信部)により構成される送受信
装置の構成と、送信装置と受信装置間で送受信するパケ
ットまたはフレームの構成例を説明する。
【0044】図9において、入力信号の予め定めた単位
時間ごとの最高周波数の2倍以上のサンプリングクロッ
クで入力信号をA/D変換し送信部92へ出力するA/
D変換器(ADC)91と、制御部921、送信バッフ
ァ922及び並列直列変換回路(P→S)923で構成
され、単位時間ごとの最高周波数の値とA/D変換され
たデータを1つのパケットあるいはフレームとして送信
する送信部92と、制御部931、受信バッファ932
及び直列並列変換回路(S→P)933で構成され、パ
ケットあるいはフレームを受信して最高周波数の値とA
/D変換されたデータを出力する受信部93と、受信部
93から最高周波数の値を受け取り受け取った値の2倍
の周波数で発振する可変発振器(可変OSC)94と、
可変発振器94から出力する信号をクロックとして受信
部93からのデータをD/A変換するD/A変換器(D
AC)95とにより構成される。
【0045】次に、図9および図10を参照して、本発
明の第7の実施の形態における送受信装置の動作を説明
する。図9において、制御部921は単位時間ごとの最
高周波数の値とA/D変換データを送信バッファ922
に蓄積し、ヘッダ、単位時間ごとの最高周波数の値を示
すサンプリング周波数識別子、A/D変換データのデー
タ数を表すデータ長およびA/D変換データを、順に並
列直列変換回路923に転送する。並列直列変換回路9
23は得られたデータを順にパラレルデータからシリア
ルデータに変換して伝送路に送出する。
【0046】上記の順に伝送する場合の伝送路上の伝送
フォーマットを図10に示す。受信部93は、伝送路か
ら受信したシリアルデータを直列並列変換回路933に
よりパラレルデータに変換し、受信バッファ932に格
納する。一つのパケット若しくはフレームの受信が終了
すると、直列並列変換回路933は制御部931に受信
割込み(図示せず)を通知する。制御部931は受信割
込みを検出すると受信バッファ932内のサンプリング
周波数識別子を読みとり、対応する周波数値を可変発振
器94に出力すると共に、A/D変換データをD/A変
換器95に転送してD/A変換させ、D/A変換器95
からアナログ信号を出力する。
【0047】本発明の第7の実施の形態によれば、単位
時間ごとにサンプリング周波数を変更することによる高
能率伝送が可能となり、かつ入力信号の冗長性・相関性
を用いていないため入力信号の特性に依存せず、更に標
本化定理に従ったサンプリングクロックを用いているこ
とにより、元の信号に再生可能な送受信装置が得られる
という有利な効果が得られる。特に、本実施の形態で
は、データの送信部および受信部にバッファ使用するこ
とにより、データ送受信間の同期をとることができる。
【0048】なお、以上説明したいずれの実施の形態に
於いても、A/D変換器及びD/A変換器は、例えばオ
ーム社発行の「電子情報通信ハンドブック」937,9
38ページ記載の回路例等で容易に構成することができ
る。
【0049】
【発明の効果】本発明における送受信装置は、上記のよ
うに構成され、単位時間ごとにサンプリング周波数を変
更して最適な周波数にすることにより、高能率伝送を可
能とし、かつ入力信号の冗長性・相関性を用いていない
ため入力信号の特性に依存せず、更に標本化定理に従っ
たサンプリングクロックを用いることにより、元の信号
を忠実に再生することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における送受信装置
の構成を示すブロック図、
【図2】本発明の第2の実施の形態における送信装置の
構成を示すブロック図、
【図3】本発明の第3の実施の形態における送信装置の
構成を示すブロック図、
【図4】本発明の第4の実施の形態における送信装置の
構成を示すブロック図、
【図5】本発明の第4の実施の形態における送信装置の
メモリへのデータ格納の様子を示す模式図、
【図6】図4に示すメモリへのデータ格納と補間データ
生成の手順を示すフローチャート、
【図7】本発明の第5の実施の形態における送信装置の
構成を示すブロック図、
【図8】本発明の第6の実施の形態における送信装置の
構成を示すブロック図、
【図9】本発明の第7の実施の形態における送受信装置
の構成を示すブロック図、
【図10】本発明の第7実施の形態における送信装置と
受信装置との間で送受信するパケットまたはフレームの
構成例を示す図、
【図11】複数周波数のサンプリングクロックを出力す
る簡単な回路構成を示す図、
【図12】従来技術の高能率符号化/復号化装置の概略
的なブロック図。
【符号の説明】
11 最高周波数検出部 12、21、41、72 ローパスフィルタ(LPF) 13、22、42、73、91 A/D変換器(DA
C) 14、30、45、75、92 送信部 15、93 受信部 16、74、94 可変発振器 17、23、95 D/A変換器(DAC) 24 アナログ遅延素子 25 インターバルタイマ 26 減算器 27 比較器 28 FIFO構造のメモリ 29 セレクタ 43 メモリ 44 CPU 71 FFT部 81 発振器 82 セレクタ 921、931 制御部 922 送信バッファ 923 並列直列変換回路 932 受信バッファ 933 直列並列変換回路
フロントページの続き Fターム(参考) 5C059 LA01 LB03 LB11 PP04 SS06 SS20 UA02 UA12 UA36 UA37 UA38 5J064 AA02 AA04 BA06 BA16 BB04 BC01 BC06 BC07 BC10 BC11 BC25 BD02

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力信号の折り返し雑音を防止するローパ
    スフィルタと、予め定めた任意の単位時間ごとに前記入
    力信号に含まれる最高周波数を検出する最高周波数検出
    手段と、検出された最高周波数の2倍以上のサンプリン
    グ周波数を選択し前記ローパスフィルタからの入力信号
    をA/D変換するA/D変換手段と、A/D変換された
    データを前記サンプリング周波数とともに送信する送信
    部とを有する送信装置と、A/D変換されたデータと前
    記サンプリング周波数とを受信する受信部と、A/D変
    換されたデータを前記サンプリング周波数のサンプリン
    グクロックでD/A変換するD/A変換手段とを有する
    受信装置とを備えることを特徴とする送受信装置。
  2. 【請求項2】入力信号の折り返し雑音を防止するローパ
    スフィルタと、前記ローパスフィルタからの入力信号を
    異なる周波数でサンプリングする複数のA/D変換手段
    と、前記各A/D変換手段の出力をそれぞれアナログ信
    号に変換するD/A変換手段と、変換されたアナログ信
    号と遅延させた前記入力信号とを単位時間ごとに比較す
    る比較手段と、比較結果が入力信号に含まれる最高周波
    数成分の2倍以上となるような周波数許容範囲内にある
    アナログ信号列のうち最低のサンプリング周波数のA/
    D変換出力とサンプリング周波数とを選択するセレクタ
    と、A/D変換されたデータを前記サンプリング周波数
    とともに送信する送信部とを備えることを特徴とする送
    信装置。
  3. 【請求項3】前記比較手段の一方の比較入力として、前
    記遅延させた入力信号に替え最高サンプリング周波数で
    A/D変換した変換出力を再度アナログ信号に変換した
    信号を用いることを特徴とする請求項2記載の送信装
    置。
  4. 【請求項4】入力信号の折り返し雑音を防止するローパ
    スフィルタと、前記入力信号をサンプリングするA/D
    変換手段と、A/D変換したデータを記憶するメモリ
    と、記憶したA/D変換データを飛び飛びに読み出す読
    出手段と、飛び飛びに読み出したA/D変換データを補
    間する補間手段と、補間データと入力信号をA/D変換
    したデータとを単位時間ごとに比較する比較手段と、比
    較の結果、再生可能な再生許容範囲内にある飛び飛びの
    読み出しデータのうちデータ数が最少のデータ列とその
    サンプリング周波数とを選択するセレクタと、前記セレ
    クタにより選択されたデータ列と前記サンプリング周波
    数とを送信する送信部とを備えることを特徴とする送信
    装置。
  5. 【請求項5】サンプリングクロックで入力信号をサンプ
    リングしてA/D変換したデータを記憶し、記憶したA
    /D変換データを飛び飛びに読み出し、飛び飛びに読み
    出したA/D変換データを補間し、補間データと入力信
    号をA/D変換したデータとを単位時間ごとに比較し、
    比較の結果、再生可能な再生許容範囲内にある飛び飛び
    の読み出しデータのうちデータ数が最少のデータ列とそ
    のサンプリング周波数とを選択し、選択されたデータ列
    とそのサンプリング周波数とを送信する各工程を備える
    ことを特徴とする送信制御方法。
  6. 【請求項6】請求項5に記載の送信制御方法における各
    工程をコンピュータに実行させるためのプログラムを記
    録した、コンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  7. 【請求項7】入力信号の折り返し雑音を防止するローパ
    スフィルタと、前記入力信号をフーリエ変換し単位時間
    ごとの最高周波数を検出する最高周波数検出手段と、検
    出された最高周波数の2倍以上のサンプリングクロック
    を生成する可変発振手段と、前記ローパスフィルタから
    の入力信号を前記可変発振手段からのサンプリングクロ
    ックによりA/D変換するA/D変換手段と、A/D変
    換されたデータをサンプリング周波数とともに送信する
    送信部とを備えることを特徴とする送信装置。
  8. 【請求項8】前記可変発振手段に代わり、複数周波数の
    サンプリングクロックを発生する手段と、前記最高周波
    数の2倍以上で最も低い周波数を選択するセレクタとを
    備えることを特徴とする請求項7記載の送信装置。
  9. 【請求項9】前記単位時間を可変長とすることを特徴と
    する請求項1記載の送受信装置。
  10. 【請求項10】前記単位時間を可変長とすることを特徴
    とする請求項2ないし4のいずれか、7または8記載の
    送信装置。
  11. 【請求項11】請求項2ないし4のいずれか、7または
    8記載の送信装置とネットワークを介して接続され、前
    記送信装置からA/D変換されたデータとサンプリング
    周波数の値とを受信する受信部と、受信したA/D変換
    されたデータを受信したサンプリング周波数に対応する
    D/Aクロックにより読み出しD/A変換してアナログ
    信号を出力する手段とを備えることを特徴とする受信装
    置。
  12. 【請求項12】前記最高周波数をfmaxとし、他の周
    波数をfmax/2n(n=1,2,3,・・・)とす
    ることを特徴とする請求項2ないし4のいずれか、7、
    8または10記載の送信装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005053163A1 (ja) * 2003-11-26 2005-06-09 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 信号処理装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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