JP2003077823A - 露光装置及び露光方法 - Google Patents
露光装置及び露光方法Info
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- JP2003077823A JP2003077823A JP2001270632A JP2001270632A JP2003077823A JP 2003077823 A JP2003077823 A JP 2003077823A JP 2001270632 A JP2001270632 A JP 2001270632A JP 2001270632 A JP2001270632 A JP 2001270632A JP 2003077823 A JP2003077823 A JP 2003077823A
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- G03F—PHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
- G03F7/00—Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
- G03F7/70—Microphotolithographic exposure; Apparatus therefor
- G03F7/70216—Mask projection systems
- G03F7/70275—Multiple projection paths, e.g. array of projection systems, microlens projection systems or tandem projection systems
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- General Physics & Mathematics (AREA)
- Optical Elements Other Than Lenses (AREA)
- Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
- Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 基材のうねりの影響を露光時に除去するよう
にして、うねりを有する被露光物の焦点深度に対する光
軸方向の移動の余裕度を大きくすることにある。 【解決手段】 露光装置は、露光用マスクに形成された
パターンの中間像を形成する第1の結像光学系と、中間
像の位置に設けられた反射面の形状が変形可能な反射鏡
と、中間像を被露光面に結像するための第2の結像光学
系と、第1の結像光学系からの光を反射鏡に導きかつ反
射鏡からの反射光を第2の結像光学系に導く中間光学系
とを含む。
にして、うねりを有する被露光物の焦点深度に対する光
軸方向の移動の余裕度を大きくすることにある。 【解決手段】 露光装置は、露光用マスクに形成された
パターンの中間像を形成する第1の結像光学系と、中間
像の位置に設けられた反射面の形状が変形可能な反射鏡
と、中間像を被露光面に結像するための第2の結像光学
系と、第1の結像光学系からの光を反射鏡に導きかつ反
射鏡からの反射光を第2の結像光学系に導く中間光学系
とを含む。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体集積回路又
は液晶表示装置等の製造におけるフォトリソグラフィ工
程で用いられる露光装置及び露光方法に関する。
は液晶表示装置等の製造におけるフォトリソグラフィ工
程で用いられる露光装置及び露光方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、フォトリソグラフィ工程におい
ては、シリコンウェーハ等の半導体基材又は液晶表示パ
ネル用のガラス基材に配線材料又は他の材料を成膜して
その材料を所定のパターンにエッチングする。また、エ
ッチングされる領域を特定するレジストパターンを形成
するために、レジストの塗布工程、露光マスクの位置合
わせ工程、被露光物の焦点合わせ工程、露光工程及びレ
ジストの現像工程がこの順に行われる。
ては、シリコンウェーハ等の半導体基材又は液晶表示パ
ネル用のガラス基材に配線材料又は他の材料を成膜して
その材料を所定のパターンにエッチングする。また、エ
ッチングされる領域を特定するレジストパターンを形成
するために、レジストの塗布工程、露光マスクの位置合
わせ工程、被露光物の焦点合わせ工程、露光工程及びレ
ジストの現像工程がこの順に行われる。
【0003】露光工程で用いられる露光方法として投影
露光方法があり、この方法は、露光マスクの光の透過及
び遮蔽のパターンを、基材に形成された積層領域を覆っ
て成膜されたレジスト層の面に高解像度で結像させるこ
とができる利点を有する。
露光方法があり、この方法は、露光マスクの光の透過及
び遮蔽のパターンを、基材に形成された積層領域を覆っ
て成膜されたレジスト層の面に高解像度で結像させるこ
とができる利点を有する。
【0004】一般に、解像度は、基材に幅及び間隔が同
一の線状レジストパターンを形成したときの実使用可能
な最小線幅として表され、以下に示す式(1)により求
められる。ただし、k1は係数、λは波長、NAは開口
数である。
一の線状レジストパターンを形成したときの実使用可能
な最小線幅として表され、以下に示す式(1)により求
められる。ただし、k1は係数、λは波長、NAは開口
数である。
【0005】
【数1】
(解像度)=(k1×λ)/(NA)・・・(1)
【0006】投影露光方法は、1μm以下の解像度いわ
ゆるサブミクロンオーダーの解像度が得られる利点を有
する。
ゆるサブミクロンオーダーの解像度が得られる利点を有
する。
【0007】また、焦点深度は、所定の結像性能を維持
できる焦点範囲として表され、以下に示す式(2)によ
り求められる。ただし、k2は係数、λは波長、NAは
開口数である。
できる焦点範囲として表され、以下に示す式(2)によ
り求められる。ただし、k2は係数、λは波長、NAは
開口数である。
【0008】
【数2】
(焦点深度)=(k2×λ)/(NA)2・・・(2)
【0009】露光工程に先だって行われる、レジスト層
を含む被露光物の焦点合わせ工程は、露光用マスクの光
の透過及び遮蔽のパターンが高解像度でレジスト層に転
写されるように、レジスト層を所定の焦点深度の範囲内
に収めるべく被露光物を光軸方向に移動させることによ
り行われる。
を含む被露光物の焦点合わせ工程は、露光用マスクの光
の透過及び遮蔽のパターンが高解像度でレジスト層に転
写されるように、レジスト層を所定の焦点深度の範囲内
に収めるべく被露光物を光軸方向に移動させることによ
り行われる。
【0010】焦点合わせにおいて、以下の式(3)の右
辺に示される各項の和、すなわち基材のうねり、被露光
物の焦点合わせ精度、基材に形成された配線層及び他の
層のの凸又は凹並びに結像系の収差の和が焦点深度より
小であることが要求される。
辺に示される各項の和、すなわち基材のうねり、被露光
物の焦点合わせ精度、基材に形成された配線層及び他の
層のの凸又は凹並びに結像系の収差の和が焦点深度より
小であることが要求される。
【0011】
【数3】
(焦点深度)>(基材のうねり)+(焦点合わせ精度)+(配線層及び他の層の
凸又は凹)+(結像系の収差)・・・(3)
【0012】ここで、基材のうねりは、基材自体が有す
る形状的な歪みを意味する。焦点合わせ精度は、基材の
移動機構の精度を意味する。配線層及び他の層の凸又は
凹は、基材に形成された配線層及び他の層の凸又は凹の
程度を意味し、基材自体のうねりを含まない。結像系の
収差は、色収差及び5種類の光線収差等を含む。
る形状的な歪みを意味する。焦点合わせ精度は、基材の
移動機構の精度を意味する。配線層及び他の層の凸又は
凹は、基材に形成された配線層及び他の層の凸又は凹の
程度を意味し、基材自体のうねりを含まない。結像系の
収差は、色収差及び5種類の光線収差等を含む。
【0013】式(3)から理解されるように、式(3)
の右辺に示す各項の和が小さければ小さいほど、焦点面
に対する被露光物の被露光面すなわちレジスト層の全面
の合致度が高くなり、それにより、焦点合わせが容易に
なって、焦点合わせに要する時間が短縮される。
の右辺に示す各項の和が小さければ小さいほど、焦点面
に対する被露光物の被露光面すなわちレジスト層の全面
の合致度が高くなり、それにより、焦点合わせが容易に
なって、焦点合わせに要する時間が短縮される。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかし、基材のうねり
が大きいと、レジスト層のうねりも大きくなる。したが
って、レジスト層の全面を焦点深度内に収めることので
きるような、基材の位置のとりうる範囲が減少する。こ
の減少された範囲内に基材を位置させるように調整する
ために、焦点合わせが困難になって、焦点合わせに要す
る時間がより長くなる。
が大きいと、レジスト層のうねりも大きくなる。したが
って、レジスト層の全面を焦点深度内に収めることので
きるような、基材の位置のとりうる範囲が減少する。こ
の減少された範囲内に基材を位置させるように調整する
ために、焦点合わせが困難になって、焦点合わせに要す
る時間がより長くなる。
【0015】このような不都合を回避するために、うね
りの小さな基材のみを選別すること、うねりの程度に応
じて1回当たりの露光面積を小さくすること等によっ
て、うねりの影響を緩和させることが行われている。し
かし、基材の選別により不使用の無駄な基材が生じ、ま
た、1回当たりの露光面積を小さくすると1製品当たり
の露光時間が長くなり、いずれも製造費用が増加する。
りの小さな基材のみを選別すること、うねりの程度に応
じて1回当たりの露光面積を小さくすること等によっ
て、うねりの影響を緩和させることが行われている。し
かし、基材の選別により不使用の無駄な基材が生じ、ま
た、1回当たりの露光面積を小さくすると1製品当たり
の露光時間が長くなり、いずれも製造費用が増加する。
【0016】したがって、配線パターンのさらなる高集
積化又は微細化、より短時間での製造及び製造費用の低
減のために、基材のうねりは小さいことが要求される。
積化又は微細化、より短時間での製造及び製造費用の低
減のために、基材のうねりは小さいことが要求される。
【0017】基材がシリコンウェーハである場合、基材
のうねりは比較的小さい。しかし、基材に形成される配
線層及び他の層等の積層領域は後工程になるほど増加し
て、積層領域に起因する内部応力が累積し、この累積さ
れた内部応力が基材にうねりを生じさせる。このうねり
を配線層及び他の層の成膜技術の改良等によって除去し
ようとする試みが行われているが、うねりの根本的な除
去は極めて困難であるのが現状である。
のうねりは比較的小さい。しかし、基材に形成される配
線層及び他の層等の積層領域は後工程になるほど増加し
て、積層領域に起因する内部応力が累積し、この累積さ
れた内部応力が基材にうねりを生じさせる。このうねり
を配線層及び他の層の成膜技術の改良等によって除去し
ようとする試みが行われているが、うねりの根本的な除
去は極めて困難であるのが現状である。
【0018】基材にこのようなうねりを有する被露光物
の露光において、うねりを露光時に緩和するような種々
の装置及び方法が提案されている。しかし、従来の装置
及び方法では、うねりの光軸方向の平均位置を焦点面と
するように被露光物の光軸方向の位置を調整しており、
うねりを完全に除去することができなかった。
の露光において、うねりを露光時に緩和するような種々
の装置及び方法が提案されている。しかし、従来の装置
及び方法では、うねりの光軸方向の平均位置を焦点面と
するように被露光物の光軸方向の位置を調整しており、
うねりを完全に除去することができなかった。
【0019】また、液晶表示パネルの場合には、基材は
ガラス板であることから、そのうねりは極めて大きくな
る。しかし、うねりのないガラス板を製造とすることは
困難である。そのため、例えば1μmの解像度を得るた
めに、うねりの影響が緩和されるように1回当たりの露
光面積を小さくし、この小面積での露光を繰り返してガ
ラス板全体の露光を完了させている。したがって、ガラ
ス板1枚当たりの露光時間が長く、単位時間に製造でき
る製品数が少ないため効率が悪かった。
ガラス板であることから、そのうねりは極めて大きくな
る。しかし、うねりのないガラス板を製造とすることは
困難である。そのため、例えば1μmの解像度を得るた
めに、うねりの影響が緩和されるように1回当たりの露
光面積を小さくし、この小面積での露光を繰り返してガ
ラス板全体の露光を完了させている。したがって、ガラ
ス板1枚当たりの露光時間が長く、単位時間に製造でき
る製品数が少ないため効率が悪かった。
【0020】本発明の目的は、基材のうねりの影響を露
光時に除去するようにして、うねりを有する被露光物の
焦点深度に対する光軸方向の移動の余裕度を大きくする
ことにある。
光時に除去するようにして、うねりを有する被露光物の
焦点深度に対する光軸方向の移動の余裕度を大きくする
ことにある。
【0021】また、本発明の目的は、得られる解像度を
向上させることにある。
向上させることにある。
【0022】
【課題を解決する解決手段、作用及び効果】本発明に係
る露光装置は、露光用マスクに形成されたパターンの中
間像を形成する第1の結像光学系と、前記中間像の位置
に設けられた反射面の形状が変形可能な反射鏡と、前記
中間像を被露光面に結像するための第2の結像光学系
と、前記第1の結像光学系からの光を前記反射鏡に導き
かつ前記反射鏡からの反射光を前記第2の結像光学系に
導く中間光学系とを含む。
る露光装置は、露光用マスクに形成されたパターンの中
間像を形成する第1の結像光学系と、前記中間像の位置
に設けられた反射面の形状が変形可能な反射鏡と、前記
中間像を被露光面に結像するための第2の結像光学系
と、前記第1の結像光学系からの光を前記反射鏡に導き
かつ前記反射鏡からの反射光を前記第2の結像光学系に
導く中間光学系とを含む。
【0023】そのような露光装置においては、前記第1
の結像光学系は露光用マスクを透過した光を結像させて
中間像を形成し、前記中間光学系は前記第1の結像光学
系からの光を前記反射鏡に導き、前記反射鏡は前記中間
光学系から導かれた光を反射し、前記中間光学系は前記
反射鏡からの反射光を前記第2の結像光学系に導き、前
記第2の結像光学系は前記反射鏡からの反射光を結像さ
せて最終像を形成する。露光装置は、被露光物の被露光
面が最終像の位置となるように予め位置合わせをされて
いる。
の結像光学系は露光用マスクを透過した光を結像させて
中間像を形成し、前記中間光学系は前記第1の結像光学
系からの光を前記反射鏡に導き、前記反射鏡は前記中間
光学系から導かれた光を反射し、前記中間光学系は前記
反射鏡からの反射光を前記第2の結像光学系に導き、前
記第2の結像光学系は前記反射鏡からの反射光を結像さ
せて最終像を形成する。露光装置は、被露光物の被露光
面が最終像の位置となるように予め位置合わせをされて
いる。
【0024】そのような露光装置は、前記第1の結像光
学系からの光の少なくとも1部の反射位置が残りの光の
反射位置に対して前記中間像の結像面における光軸方向
に異なるように前記反射鏡の少なくとも1部が前記中間
像の結像面における光軸方向に変形して光の反射位置を
異ならせる
学系からの光の少なくとも1部の反射位置が残りの光の
反射位置に対して前記中間像の結像面における光軸方向
に異なるように前記反射鏡の少なくとも1部が前記中間
像の結像面における光軸方向に変形して光の反射位置を
異ならせる
【0025】それにより、最終像の結像面にうねりが形
成される。したがって、うねりを有する被露光物の被露
光面と光の最終像の結像面との合致度が高くなって、う
ねりを有する被露光物の焦点深度に対する光軸方向の移
動の余裕度が大きくなる。これにより、焦点合わせが容
易になって、焦点合わせに要する時間が短縮する。
成される。したがって、うねりを有する被露光物の被露
光面と光の最終像の結像面との合致度が高くなって、う
ねりを有する被露光物の焦点深度に対する光軸方向の移
動の余裕度が大きくなる。これにより、焦点合わせが容
易になって、焦点合わせに要する時間が短縮する。
【0026】また、露光用マスクを透過した光が最終的
に形成する最終像の結像面と被露光面との合致度が向上
することから、焦点深度をより小さく設定することがで
きるので、前記した式(1)、(2)から理解されるよ
うに、解像度が向上する。したがって、従来技術では得
られない高解像度の露光を実現することができる。
に形成する最終像の結像面と被露光面との合致度が向上
することから、焦点深度をより小さく設定することがで
きるので、前記した式(1)、(2)から理解されるよ
うに、解像度が向上する。したがって、従来技術では得
られない高解像度の露光を実現することができる。
【0027】また、最終像の結像面にうねりが形成され
ることから、うねりを有する被露光物の焦点深度に対す
る光軸方向の移動の余裕度が大きくなるので、前記した
式(3)の右辺において、基材のうねりの可能な値の範
囲が広がり、基材のうねりに対する許容度が向上する。
したがって、より大きなうねりを有する基材であっても
その基材を採用することができ、基材の選別作業等が容
易になる。また、うねりの大きさに対する許容度が増す
ので、1回当たりの露光面積をより大きくすることがで
きる。
ることから、うねりを有する被露光物の焦点深度に対す
る光軸方向の移動の余裕度が大きくなるので、前記した
式(3)の右辺において、基材のうねりの可能な値の範
囲が広がり、基材のうねりに対する許容度が向上する。
したがって、より大きなうねりを有する基材であっても
その基材を採用することができ、基材の選別作業等が容
易になる。また、うねりの大きさに対する許容度が増す
ので、1回当たりの露光面積をより大きくすることがで
きる。
【0028】前記露光装置は、さらに、前記被露光面の
凹凸形状を検出する検出装置を含み、検出された凹凸形
状の情報に基づいて前記反射鏡の反射面を変形させても
よい。
凹凸形状を検出する検出装置を含み、検出された凹凸形
状の情報に基づいて前記反射鏡の反射面を変形させても
よい。
【0029】換言すれば、露光装置においては、前記第
1の結像光学系からの光の少なくとも1部の反射位置が
残りの光の反射位置に対して前記中間像の結像面におけ
る光軸方向に異なるように前記反射鏡の少なくとも1部
を前記中間像の結像面における光軸方向に変形させる。
そのような露光装置は、被露光物の被露光面のうねりを
高精度に検出し、反射鏡の反射面の形状すなわち反射面
のうねりと被露光物の被露光面のうねりとがより精確に
対応するように反射鏡の反射面を変形させる。これによ
って、露光マスクを透過した光が最終的に形成する最終
像の結像面と被露光面との合致度がさらに高くなる。
1の結像光学系からの光の少なくとも1部の反射位置が
残りの光の反射位置に対して前記中間像の結像面におけ
る光軸方向に異なるように前記反射鏡の少なくとも1部
を前記中間像の結像面における光軸方向に変形させる。
そのような露光装置は、被露光物の被露光面のうねりを
高精度に検出し、反射鏡の反射面の形状すなわち反射面
のうねりと被露光物の被露光面のうねりとがより精確に
対応するように反射鏡の反射面を変形させる。これによ
って、露光マスクを透過した光が最終的に形成する最終
像の結像面と被露光面との合致度がさらに高くなる。
【0030】本発明に係る露光方法は、前記した露光装
置を用いる。前記検出装置を含まない前記露光装置を用
いる露光方法においては、予め被露光物の凹凸形状を適
宜な検出手段で測定した後、その測定結果の情報を用い
て前記反射鏡を変形させるようにしてもよい。
置を用いる。前記検出装置を含まない前記露光装置を用
いる露光方法においては、予め被露光物の凹凸形状を適
宜な検出手段で測定した後、その測定結果の情報を用い
て前記反射鏡を変形させるようにしてもよい。
【0031】
【発明の実施の形態】本発明の実施例を説明するに先だ
って、該説明において用いる用語について説明する。
って、該説明において用いる用語について説明する。
【0032】少なくとも「基材」は、「半導体やガラス
等からなる、円形、矩形等の基材」の意味で用いる。
「積層領域」は、基材に形成された層状の材料の領域の
意味で用い、例えば、配線や電極等の導電層、電気絶縁
材料や光選択材料等の層、チャネル層等を含む。「半導
体基板」は、「積層領域が形成された基材」の意味で用
い、したがって、基材がガラス等である場合を含む。
「被露光物」は、「レジスト層が形成された半導体基
板」の意味で用いる。
等からなる、円形、矩形等の基材」の意味で用いる。
「積層領域」は、基材に形成された層状の材料の領域の
意味で用い、例えば、配線や電極等の導電層、電気絶縁
材料や光選択材料等の層、チャネル層等を含む。「半導
体基板」は、「積層領域が形成された基材」の意味で用
い、したがって、基材がガラス等である場合を含む。
「被露光物」は、「レジスト層が形成された半導体基
板」の意味で用いる。
【0033】図1を参照するに、露光装置10は、露光
用マスク12を透過した光14を受け入れる第1の結像
レンズ群16と、第1の結像レンズ群16を経て導かれ
た光18を反射するミラー20と、ミラー20で反射さ
れて導かれた光22を受け入れる第2の結像レンズ群2
4と、第1の結像レンズ群16からの光26をハーフミ
ラー面28で反射して光18としてミラー20に導き、
かつミラー20からの反射光30を透過させて光22と
して第2の結像レンズ群24に導くハーフミラー32と
を含む。
用マスク12を透過した光14を受け入れる第1の結像
レンズ群16と、第1の結像レンズ群16を経て導かれ
た光18を反射するミラー20と、ミラー20で反射さ
れて導かれた光22を受け入れる第2の結像レンズ群2
4と、第1の結像レンズ群16からの光26をハーフミ
ラー面28で反射して光18としてミラー20に導き、
かつミラー20からの反射光30を透過させて光22と
して第2の結像レンズ群24に導くハーフミラー32と
を含む。
【0034】第1の結像レンズ群16は、受け入れた光
14を、光26としてハーフミラー32のハーフミラー
面28に導き、ハーフミラー面28で反射された光18
を結像させて中間像34を形成する。
14を、光26としてハーフミラー32のハーフミラー
面28に導き、ハーフミラー面28で反射された光18
を結像させて中間像34を形成する。
【0035】ミラー20は、例えば反射面の少なくとも
1部が中間像34の結像面における光軸方向に変位する
ことにより、反射面の形状が変形可能となるように、変
形可能な基体に反射膜が形成されている。実施例におい
ては、反射膜は、金属薄膜の材料としてアルミニウムを
用いて基体に形成されたアルミニウム薄膜である。ミラ
ー20として、例えば、オランダ国デルフト市のオコ・
テクノロジーズ社(OKO Technologie
s)のインターネット(URL:http://www.okotech.c
om/mirrors/)等で開示されたデフォーマブルミラー、
メインブレインミラー等を用いることができる。
1部が中間像34の結像面における光軸方向に変位する
ことにより、反射面の形状が変形可能となるように、変
形可能な基体に反射膜が形成されている。実施例におい
ては、反射膜は、金属薄膜の材料としてアルミニウムを
用いて基体に形成されたアルミニウム薄膜である。ミラ
ー20として、例えば、オランダ国デルフト市のオコ・
テクノロジーズ社(OKO Technologie
s)のインターネット(URL:http://www.okotech.c
om/mirrors/)等で開示されたデフォーマブルミラー、
メインブレインミラー等を用いることができる。
【0036】ミラー20の反射面の基準となる位置は、
中間像34の結像面又はそれに近接した面に設定されて
いる。
中間像34の結像面又はそれに近接した面に設定されて
いる。
【0037】第2の結像レンズ群24は、光22を受け
入れ、通過した光36を結像させて最終像38を形成す
る。最終像38の基準面と、後述する被露光物40の被
露光面42の基準面との位置合わせを予め行うことによ
り、中間像34は被露光面42に結像される。
入れ、通過した光36を結像させて最終像38を形成す
る。最終像38の基準面と、後述する被露光物40の被
露光面42の基準面との位置合わせを予め行うことによ
り、中間像34は被露光面42に結像される。
【0038】ハーフミラー32は、第1の結像レンズ群
16からの光26をハーフミラー面28で反射して光1
8としてミラー20に導く。また、ハーフミラー32
は、ミラー20からの反射光30を透過させて光22と
して第2の結像レンズ群24に導く。
16からの光26をハーフミラー面28で反射して光1
8としてミラー20に導く。また、ハーフミラー32
は、ミラー20からの反射光30を透過させて光22と
して第2の結像レンズ群24に導く。
【0039】露光装置10において、図示しない露光用
光源から導かれた光44は、マスク支持台46に支持さ
れた露光用マスク12を透過する。露光用マスク12
は、マスク基板48と、光透過部分50及び光遮蔽部分
52を有する光変調層54とを備えている。光44は、
光変調層54の光透過部分50を透過する。
光源から導かれた光44は、マスク支持台46に支持さ
れた露光用マスク12を透過する。露光用マスク12
は、マスク基板48と、光透過部分50及び光遮蔽部分
52を有する光変調層54とを備えている。光44は、
光変調層54の光透過部分50を透過する。
【0040】露光用マスク12を透過した光14は、前
記したように、第1の結像レンズ群16、ハーフミラー
32、ミラー20、ハーフミラー32、第2の結像レン
ズ群24を経て、最終像38を形成するように結像され
る。
記したように、第1の結像レンズ群16、ハーフミラー
32、ミラー20、ハーフミラー32、第2の結像レン
ズ群24を経て、最終像38を形成するように結像され
る。
【0041】被露光物支持台56は、予め最終像38の
結像面の基準位置に対し位置合わせをされている。
結像面の基準位置に対し位置合わせをされている。
【0042】それらの結果、最終像38の結像面と、被
露光物支持台56に支持された被露光物40の被露光面
42との合致度が向上する。
露光物支持台56に支持された被露光物40の被露光面
42との合致度が向上する。
【0043】予めマスク支持台46及び被露光物支持台
56の各支持台における光軸方向の位置合わせを済ませ
ておくことにより、露光のたびの光軸方向の位置合わせ
を不要にすることができる。
56の各支持台における光軸方向の位置合わせを済ませ
ておくことにより、露光のたびの光軸方向の位置合わせ
を不要にすることができる。
【0044】また、ハーフミラー32により、中間像3
4の結像面に直角な方向と中間像34の結像面における
光軸方向とをより高精度に一致させることができる。す
なわち、第1の結像レンズ群16を経て導かれた光18
の少なくとも1部の反射位置が残りの光の反射位置に対
して中間像34の結像面における光軸方向に異なるよう
にミラー20の少なくとも1部を中間像34の結像面に
おける光軸方向に変形させることができる。
4の結像面に直角な方向と中間像34の結像面における
光軸方向とをより高精度に一致させることができる。す
なわち、第1の結像レンズ群16を経て導かれた光18
の少なくとも1部の反射位置が残りの光の反射位置に対
して中間像34の結像面における光軸方向に異なるよう
にミラー20の少なくとも1部を中間像34の結像面に
おける光軸方向に変形させることができる。
【0045】上記実施例に示したハーフミラー32に代
えて、第1の結像レンズ群16からの光を透過させてミ
ラー20に導き、ミラー20からの反射光をハーフミラ
ー面で反射して第2の結像レンズ群24に導くようにし
たハーフミラーを用いてもよい。この場合には、ミラー
20はその配置が変更される。
えて、第1の結像レンズ群16からの光を透過させてミ
ラー20に導き、ミラー20からの反射光をハーフミラ
ー面で反射して第2の結像レンズ群24に導くようにし
たハーフミラーを用いてもよい。この場合には、ミラー
20はその配置が変更される。
【0046】ハーフミラーに代えて、偏光ビームスプリ
ッターと4分の1波長板とを用いることができる。偏光
ビームスプリッターは、第1の結像レンズ群16からの
光26のS偏光成分の光のみを反射して光18としてミ
ラー20に導く。4分の1波長板は、偏光ビームスプリ
ッターとミラー20との間に配置され、ミラー20から
の反射光30をS偏光からP偏光に変換し、偏光ビーム
スプリッターを透過させて第2の結像レンズ群24に導
く。
ッターと4分の1波長板とを用いることができる。偏光
ビームスプリッターは、第1の結像レンズ群16からの
光26のS偏光成分の光のみを反射して光18としてミ
ラー20に導く。4分の1波長板は、偏光ビームスプリ
ッターとミラー20との間に配置され、ミラー20から
の反射光30をS偏光からP偏光に変換し、偏光ビーム
スプリッターを透過させて第2の結像レンズ群24に導
く。
【0047】また、この構成に代えて、偏光ビームスプ
リッターは、第1の結像レンズ群16からの光のP偏光
成分の光のみを透過させてミラー20に導き、4分の1
波長板は、偏光ビームスプリッターとミラー20との間
に配置され、ミラー20からの反射光30をP偏光から
S偏光に変換し、偏光ビームスプリッターで反射させて
第2の結像レンズ群24に導く構成としてもよい。この
場合には、ミラー20はその配置が変更される。
リッターは、第1の結像レンズ群16からの光のP偏光
成分の光のみを透過させてミラー20に導き、4分の1
波長板は、偏光ビームスプリッターとミラー20との間
に配置され、ミラー20からの反射光30をP偏光から
S偏光に変換し、偏光ビームスプリッターで反射させて
第2の結像レンズ群24に導く構成としてもよい。この
場合には、ミラー20はその配置が変更される。
【0048】図2を参照するに、変形装置58は、測定
光60を照射する照射装置62と、被露光面42からの
反射光64を受光して検出する検出装置66と、うねり
の量を相殺するうねり補正量を算出する算出装置68
と、算出されたうねり補正量に基づいてミラー20の少
なくとも1部を変形させる駆動装置70とを含む。
光60を照射する照射装置62と、被露光面42からの
反射光64を受光して検出する検出装置66と、うねり
の量を相殺するうねり補正量を算出する算出装置68
と、算出されたうねり補正量に基づいてミラー20の少
なくとも1部を変形させる駆動装置70とを含む。
【0049】照射装置62は、図示しない測定用光源を
備えており、測定光60を被露光物40の被露光面42
に照射する。
備えており、測定光60を被露光物40の被露光面42
に照射する。
【0050】検出装置66は、図示しない受光装置と演
算装置とを備えている。照射装置62からの測定光60
は被露光面42で反射され、反射光64は受光装置によ
って受光される。受光装置は、受光した光を複数の光電
変換素子によって電気信号に変換する。演算装置は、変
換された電気信号に基づいて被露光面42のうねりの量
を算出する。
算装置とを備えている。照射装置62からの測定光60
は被露光面42で反射され、反射光64は受光装置によ
って受光される。受光装置は、受光した光を複数の光電
変換素子によって電気信号に変換する。演算装置は、変
換された電気信号に基づいて被露光面42のうねりの量
を算出する。
【0051】算出装置68は、検出装置66によって算
出されたうねりの量に基づいて、うねりの量を相殺する
うねり補正量を算出する。うねり補正量は、中間像34
に対する最終像38の倍率mに対してうねりの量の(2
×m2)分の1として算出することができる。
出されたうねりの量に基づいて、うねりの量を相殺する
うねり補正量を算出する。うねり補正量は、中間像34
に対する最終像38の倍率mに対してうねりの量の(2
×m2)分の1として算出することができる。
【0052】駆動装置70は、複数の圧電素子72と複
数の電極74とを備えている。各圧電素子72と各電極
74とは一体的な対として構成されている。各圧電素子
72は、ミラー20の反射面とは反対の面側に接するよ
うに配置されている。また、駆動装置70は、図示しな
い電圧印加装置と、印加電圧の大きさ及び印加時間等を
制御する電圧制御装置とを備えている。
数の電極74とを備えている。各圧電素子72と各電極
74とは一体的な対として構成されている。各圧電素子
72は、ミラー20の反射面とは反対の面側に接するよ
うに配置されている。また、駆動装置70は、図示しな
い電圧印加装置と、印加電圧の大きさ及び印加時間等を
制御する電圧制御装置とを備えている。
【0053】駆動装置70は、算出装置68によって算
出されたうねり補正量に基づいて、所定の電極74に所
定の電圧を印加する。電圧を印加された電極74に対応
する圧電素子72は、逆電圧効果により電圧に応じて伸
長又は収縮の形状的な歪み変形を生じる。したがって、
その形状的な歪み変形を生じた圧電素子72は、少なく
ともそれに接するミラー20の部分を、主として中間像
34の結像面に直角な方向に形状的に歪ませる。これに
より、被露光面42のうねりに対応したうねりがより精
確にミラー20の反射面に形成される。
出されたうねり補正量に基づいて、所定の電極74に所
定の電圧を印加する。電圧を印加された電極74に対応
する圧電素子72は、逆電圧効果により電圧に応じて伸
長又は収縮の形状的な歪み変形を生じる。したがって、
その形状的な歪み変形を生じた圧電素子72は、少なく
ともそれに接するミラー20の部分を、主として中間像
34の結像面に直角な方向に形状的に歪ませる。これに
より、被露光面42のうねりに対応したうねりがより精
確にミラー20の反射面に形成される。
【0054】圧電素子としては、逆圧電効果を有する材
料を用いて形成されており、印加された電圧に応じて形
状的な歪みを生じる。このような材料として、ロッシェ
ル塩、チタン酸バリウム、水晶、リン酸二水素カリウム
(KDP)、リン酸二水素アンモニウム(ADP)、硫
酸リチウム、ニオブ酸リチウム等の磁器材料、酸化亜鉛
(ZnO)がある。また、膜状に形成することが相対的
に容易な、二フッ化ポリビニル(PVDF)等の有機圧
電物質を用いることもできる。
料を用いて形成されており、印加された電圧に応じて形
状的な歪みを生じる。このような材料として、ロッシェ
ル塩、チタン酸バリウム、水晶、リン酸二水素カリウム
(KDP)、リン酸二水素アンモニウム(ADP)、硫
酸リチウム、ニオブ酸リチウム等の磁器材料、酸化亜鉛
(ZnO)がある。また、膜状に形成することが相対的
に容易な、二フッ化ポリビニル(PVDF)等の有機圧
電物質を用いることもできる。
【0055】駆動装置は、前記した構成に限定されず、
例えば、鶴田匡夫著、「第4・光の鉛筆」(1997
年)、新技術コミュニケーションズ社、第209頁〜第
210頁に記載の原理に基づいた装置とすることができ
る。また、駆動装置において、圧電素子に代えて、ソレ
ノイド等の磁気を利用するもの、静電気を利用するもの
等を用いることができる。
例えば、鶴田匡夫著、「第4・光の鉛筆」(1997
年)、新技術コミュニケーションズ社、第209頁〜第
210頁に記載の原理に基づいた装置とすることができ
る。また、駆動装置において、圧電素子に代えて、ソレ
ノイド等の磁気を利用するもの、静電気を利用するもの
等を用いることができる。
【0056】図2において、変形装置58は、被露光物
40が露光位置にあるときに被露光面42のうねりを検
出するように露光装置10に配置されているが、露光位
置とは異なる位置で被露光物40の被露光面42のうね
りを検出した後露光位置に被露光物40を移動させるよ
うに配置されてもよい。
40が露光位置にあるときに被露光面42のうねりを検
出するように露光装置10に配置されているが、露光位
置とは異なる位置で被露光物40の被露光面42のうね
りを検出した後露光位置に被露光物40を移動させるよ
うに配置されてもよい。
【0057】これにより、他の被露光物を露光している
間に当の被露光物の被露光面のうねりを検出することが
できるので、露光工程の時間が短縮される。また、被露
光面のうねりの検出のための測定光の入射方向等を、露
光装置10の例えば第2の結像レンズ群24との配置的
な関係を考慮する必要なく、自由に設定することができ
るので、変形装置の設計が容易になる。
間に当の被露光物の被露光面のうねりを検出することが
できるので、露光工程の時間が短縮される。また、被露
光面のうねりの検出のための測定光の入射方向等を、露
光装置10の例えば第2の結像レンズ群24との配置的
な関係を考慮する必要なく、自由に設定することができ
るので、変形装置の設計が容易になる。
【0058】本発明は、上記実施例に限定されず、例え
ば、光導波路や光集積回路等の光学部品や、マイクロモ
ーターやマイクロアクチュエータ等のマイクロマシン等
の基板の露光に適用することもでき、その趣旨を逸脱し
ない限り、種々変更することができる。
ば、光導波路や光集積回路等の光学部品や、マイクロモ
ーターやマイクロアクチュエータ等のマイクロマシン等
の基板の露光に適用することもでき、その趣旨を逸脱し
ない限り、種々変更することができる。
【図1】本発明に係る露光装置の実施例を示す図であ
る。
る。
【図2】本発明に係る露光装置に変形装置を配置した実
施例を示す図である。
施例を示す図である。
10 露光装置
12 露光用マスク
16 第1の結像レンズ群
20 ミラー
24 第2の結像レンズ群
28 ハーフミラー面
32 ハーフミラー
34 中間像
38 最終像
40 被露光物
42 被露光面
46 マスク支持台
48 マスク基板
50 光透過部分
52 光遮蔽部分
54 光変調層
56 被露光物支持台
58 変形装置
62 照射装置
66 検出装置
68 算出装置
70 駆動装置
72 圧電素子
74 電極
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考)
H01L 21/30 517
Claims (3)
- 【請求項1】 露光用マスクに形成されたパターンの中
間像を形成する第1の結像光学系と、前記中間像の位置
に設けられた反射面の形状が変形可能な反射鏡と、前記
中間像を被露光面に結像するための第2の結像光学系
と、前記第1の結像光学系からの光を前記反射鏡に導き
かつ前記反射鏡からの反射光を前記第2の結像光学系に
導く中間光学系とを含む、露光装置。 - 【請求項2】 さらに、前記被露光面の凹凸形状を検出
する検出装置を含み、検出された凹凸形状の情報に基づ
いて前記反射鏡の反射面を変形させることを特徴とす
る、請求項1に記載の装置。 - 【請求項3】 請求項1又は2に記載の露光装置を用い
る露光方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001270632A JP2003077823A (ja) | 2001-09-06 | 2001-09-06 | 露光装置及び露光方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001270632A JP2003077823A (ja) | 2001-09-06 | 2001-09-06 | 露光装置及び露光方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003077823A true JP2003077823A (ja) | 2003-03-14 |
Family
ID=19096260
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001270632A Abandoned JP2003077823A (ja) | 2001-09-06 | 2001-09-06 | 露光装置及び露光方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003077823A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006054453A (ja) * | 2004-07-31 | 2006-02-23 | Carl Zeiss Smt Ag | マイクロリソグラフィ投影露光装置の光学システム |
JP2011028122A (ja) * | 2009-07-28 | 2011-02-10 | Nsk Ltd | 露光装置及び露光方法 |
WO2011074319A1 (ja) * | 2009-12-14 | 2011-06-23 | 株式会社ニコン | デフォーマブルミラー、照明光学系、露光装置、およびデバイス製造方法 |
JP2011123461A (ja) * | 2009-11-16 | 2011-06-23 | Nsk Ltd | 露光装置及び露光方法 |
JP2012155086A (ja) * | 2011-01-25 | 2012-08-16 | Nsk Technology Co Ltd | 露光装置及び露光方法 |
-
2001
- 2001-09-06 JP JP2001270632A patent/JP2003077823A/ja not_active Abandoned
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006054453A (ja) * | 2004-07-31 | 2006-02-23 | Carl Zeiss Smt Ag | マイクロリソグラフィ投影露光装置の光学システム |
JP2011028122A (ja) * | 2009-07-28 | 2011-02-10 | Nsk Ltd | 露光装置及び露光方法 |
JP2011123461A (ja) * | 2009-11-16 | 2011-06-23 | Nsk Ltd | 露光装置及び露光方法 |
WO2011074319A1 (ja) * | 2009-12-14 | 2011-06-23 | 株式会社ニコン | デフォーマブルミラー、照明光学系、露光装置、およびデバイス製造方法 |
JP2012155086A (ja) * | 2011-01-25 | 2012-08-16 | Nsk Technology Co Ltd | 露光装置及び露光方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080715 |
|
A762 | Written abandonment of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A762 Effective date: 20091222 |