JP2819855B2 - 格子状マークを用いた位置検出方法及び位置検出装置 - Google Patents

格子状マークを用いた位置検出方法及び位置検出装置

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JP2819855B2
JP2819855B2 JP3099523A JP9952391A JP2819855B2 JP 2819855 B2 JP2819855 B2 JP 2819855B2 JP 3099523 A JP3099523 A JP 3099523A JP 9952391 A JP9952391 A JP 9952391A JP 2819855 B2 JP2819855 B2 JP 2819855B2
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  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、格子状マークを用いた
位置検出方法及び位置検出装置に関し、例えば半導体素
子製造用の露光装置においてレチクル等の第1物体面上
に形成されている電子回路パターンをウエハー等の第2
物体面上に投影レンズにより投影し露光転写する際のレ
チクル、ウエハー間の相対的な位置合わせを行う場合に
好適なものである。
【0002】
【従来の技術】半導体素子製造用の露光装置において、
レチクルとウエハの相対的な位置合わせは高精度化を図
る為の重要な1要素となっている。特に最近では半導体
素子の高集積化に伴ってサブミクロン以下の位置合わせ
精度が要求されている。
【0003】位置合わせ方法としては従来より幾つもの
方法が考案されている。その1つとして格子状マークの
位相情報を利用するものがある。図8は、この方法によ
る位置合わせ装置を有した半導体素子製造用の露光装置
の要部概略図である。同図により示された露光装置は、
照明装置ILからの露光光により照明されたレチクルR
面上の電子回路パターンを、投影レンズ1によりウエハ
ーステージS上に載置したウエハーW面上に縮小投影
し、露光転写を行っている。このときのレチクルRおよ
びウエハーW間の相対的な位置合わせは、露光を行う前
に次のようにして行われている。
【0004】直線偏光のHe−Neレーザ2から放射さ
れたレーザ光を回転している回転拡散板3に入射する。
回転拡散板3を通り、レンズ4で集光したレーザ光は偏
光ビームスプリッタ5で反射し、λ/4板6、レンズ
7、ミラー8および投影レンズ1を介してウエハW上の
ウエハマークGWを照明している。ウエハマークGWか
らの反射光束は再び投影レンズ1を通過し、ミラー8、
レンズ7、λ/4板6、そして偏光ビームスプリッタ5
を通過する。そしてレンズ9、ビームスプリッタ10を
通過して固体撮像素子11に導かれその撮像面11a上
にウエハマークGWの像を形成している。
【0005】また一方では、ウエハマークGWの照明光
の波長と異なる波長を放射するLED等の光源12から
の光束をコンデンサーレンズ13により集光し、基準マ
スク14面上に形成されている基準マークGS を照明し
ている。基準マークGS は例えば図2に示すようなウエ
ハマークGWと同様な格子状マークより成っている。同
図では斜線部が透明領域でその他が不透明領域になって
いる。
【0006】固体撮像素子11面上に形成された基準マ
ークGS の像とウエハマークGWの像は、例えば図3に
示すようになっている。このとき予め基準マークGS
ピッチLS とウエハーマークGWのピッチLwは、各々
の結像倍率に対応させて決定されており、固体撮像素子
11の撮像面11a上において同一ピッチとなるように
なっている。そして基準マークGS の像とウエハマーク
GWの像の基本周期の位相差Δδを求めることにより基
準マークGS とウエハマークGWの相対的な位置ズレ量
Δxを次式により求めている。
【0007】Δx=Δδ/2π
【0008】
【発明が解決しようとする課題】図8に示す位置合わせ
装置においては、各マーク像の位相から相対的な位置ず
れ量Δxを求めている。このとき基準マークGS とウエ
ハーマークGWとの位置ズレ量Δxは図3に示すように
予め双方のマークの基本周期PS の1/2未満になって
いる必要がある。これはマーク像が情報として周期性を
持っているためである。
【0009】したがってこの場合は予め別の方法により
粗い位置検出を行ってウエハーステージSを駆動し、ウ
エハーマークGWの位置を追い込んでおく必要がある。
そのために従来はマークのピッチがウエハーマークGW
よりも大きい別のウエハーマークGW′をウエハー上の
別の位置に設けておき、これを用いて粗く位置合わせを
するか、異なる形状のマークを用いて別の処理方式によ
り位置合せを行っておく必要があった。このためウエハ
ー内におけるマークの占有面積が増加し、又マーク位置
までウエハーステージ駆動を行うため処理速度が低下し
てくる等の問題点があった。
【0010】本発明は、ウエハ面上に形成した格子状マ
ーク像の位相情報を用いて基準マークと格子状マークと
の位置合せを行う際に同一のマーク像情報よりマーク間
の粗い位置検出を行うことのできる格子状マークを用い
た位置検出方法及び位置検出装置を提供することを目的
とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の位置検出装置
は、第1物体面上のパターンを第2物体面上に投影する
投影レンズを介して基準マークと該第2物体面に設けた
一定ピッチの格子状マークとの相対的な位置検出を行う
際、光源手段からの光束により該格子状マークを照明
し、該格子状マークからの反射回折光のうち所定次数の
回折光を用いて該格子状マーク像を該基準マーク像が形
成されている所定面上に形成し、コントラスト演算回路
により該格子状マーク像のコントラストの空間分布を検
出すると共に該コントラストの分布から該格子状マーク
の中心位置を求め、該中心位置を利用して位置検出回路
により該基準マークと格子状マークとの位置検出を行っ
たことを特徴としている。
【0012】この他本発明では、前記位置検出回路から
の信号に基づいて駆動手段により前記第2物体を前記基
準マークと前記格子状マークとの相対的位置ずれ量が前
記格子状マークのピッチの少なくとも1/2以下となる
ように駆動制御したことを特徴としている。
【0013】又位置検出方法としては、第1物体面上の
パターンを第2物体面上に投影する投影レンズを介して
基準マークと該第2物体面に設けた一定ピッチの格子状
マークとの相対的な位置検出を行う際、光源手段からの
光束により該格子状マークを照明し、該格子状マークか
らの反射回折光のうち所定次数の回折光を用いて該格子
状マーク像を該基準マーク像が形成されている所定面上
に形成し、コントラスト演算回路により該格子状マーク
像のコントラストの空間分布を検出すると共に該コント
ラストの分布から該格子状マークの中心位置を求め、該
中心位置を利用して位置検出回路により該基準マークと
特定マークとの相対的位置関係を求め、次いで該位置検
出回路からの信号に基づいて駆動手段により前記第2物
体を前記基準マークと前記格子状マークとの相対的位置
ずれ量が前記格子状マークのピッチの少なくとも1/2
以下となるように駆動させ、その後該基準マークと該格
子状マークとの相対的位置検出を行ったことを特徴とし
ている。本発明の位置検出装置は、第1物体面上のパタ
ーンを第2物体面上に投影する投影レンズを介して基準
マークと該第2物体面に設けた一定ピッチの格子状マー
クとの相対的な位置検出を行う際、光源手段からの光束
により該格子状マークを照明し、該格子状マークからの
反射回折光のうち所定次数の回折光を用いて該格子状マ
ーク像を該基準マーク像が形成されている所定面上に形
成し、コントラスト演算回路により該格子状マーク像の
コントラストの空間分布を検出すると共に該コントラス
トの分布から該格子状マークの位置を求め、該位置を利
用して位置検出回路により該基準マークと格子状マーク
との位置検出を行ったことを特徴としている。この他本
発明では、前記位置検出回路からの信号に基づいて駆動
手段により前記第2物体を前記基準マークと前記格子状
マークとの相対的位置ずれ量が前記格子状マークのピッ
チの少なくとも1/2以下となるように駆動制御したこ
とを特徴としている。又位置検出方法としては、第1物
体面上のパターンを第2物体面上に投影する投影レンズ
を介して基準マークと該第2物体面に設けた一定ピッチ
の格子状マークとの相対的な位置検出を行う際、光源手
段からの光束により該格子状マークを照明し、該格子状
マークからの反射回折光のうち所定次数の回折光を用い
て該格子状マーク像を該基準マーク像が形成されている
所定面上に形成し、コントラスト演算回路により該格子
状マーク像のコントラストの空間分布を検出すると共に
該コントラストの分布から該格子状マークの位置を求
め、該位置を利用して位置検出回路により該基準マーク
と特定マークとの相対的位置関係を求め、次いで該位置
検出回路からの信号に基づいて駆動手段により前記第2
物体を前記基準マークと前記格子状マークとの相対的位
置ずれ量が前記格子状マークのピッチの少なくとも1/
2以下となるように駆動させ、その後該基準マークと該
格子状マークとの相対的位置検出を行ったことを特徴と
している。
【0014】
【実施例】図1は本発明の実施例1の要部概略図であ
る。同図において照明装置ILからの露光光により照明
されたレチクルR面上の電子回路パターンを投影レンズ
1によりウエハーステージS上に載置したウエハーW面
上に縮小投影し、露光転写している。
【0015】直線偏光を放射する光源手段としてのHe
−Neレーザ2からの露光光の波長とは異なる波長の光
束をAO(音響光学)素子3に入射させ、これによりミ
ラー4へ向かう光量を制御している。そしてミラー4は
2軸方向に回転可能となっており、入射したレーザ光を
Fθレンズ5に入射させている。Fθレンズ5に入射し
たレーザ光束は偏光ビームスプリッタ9で反射し、λ/
4板8、レンズ7、ミラー6、そして投影レンズ1を介
してウエハーWに導光している。そしてウエハマークG
Wを照明している。ウエハマークGWは図3に示すよう
に一定ピッチの格子状マークより成っている。
【0016】このときの照明光は、投影レンズ1と2つ
のレンズ5、7で構成される光学系の瞳面において、A
O素子3による光量制御およびミラー4の回動によって
図7に示すような有効光源を形成するように制御されて
いる。同図においてV、Wは光学系の瞳面上における座
標系である。ここで有効光源のピッチW0はLwをウエ
ハマークGWのピッチとすると W0=λ/Lw(λはHe−Neレーザ2からの発振波
長) である。ウエハーW面上のウエハーマークGWからの光
束は投影レンズ1を通過した後、順次ミラー6、レンズ
7、λ/4板8、偏光ビームスプリッタ9、レンズ1
0、そしてビームスプリッタ15を通過して位置Aにウ
エハーマークGWの空中像を形成している。
【0017】この空中像はさらにフーリエ変換レンズ1
6を介し、ストッパー17によってウエハーマークGW
からの反射光のうち、ウエハーW面上での角度が±si
-1W0に相当する光束のみを透過させてフーリエ逆変
換レンズ18に入射させている。そしてフーリエ逆変換
レンズ18を介し固体撮像素子19の撮像面19aにウ
エハーマークGWの像を結像している。
【0018】一方ウエハーマークGWの照明光と異なる
波長を持つLED等の光源11からの光束はコンデンサ
ーレンズ12により集光し、基準マスク13面上に形成
されている基準マークGS を照明している。基準マーク
S は図2に示すように格子状マークより成っている。
この基準マークGS からの光束は、レンズ14によりビ
ームスプリッタ15へ導光している。そしてビームスプ
リッタ15により反射し、A面上に基準マークGSの空
中像を形成している。この空中像はウエハーマークGW
の像と同様に固体撮像素子19の撮像面19a上に結像
している。本実施例ではフーリエ変換レンズ16,18
で構成される光学系101はHe−Neレーザ2からの
照明光の波長とLED11からの照明光の波長の2波長
で良好に収差補正している。
【0019】尚、本実施例では基準マークGS とレチク
ルRの相対的な位置関係は予め別のシーケンス又は焼き
付けにより求められている。従って基準マークGS とウ
エハマークGWとの相対的位置関係を求めれば、レチク
ルRとウエハWとの相対的位置関係を求めることができ
る。
【0020】尚、102はAO素子3を駆動させる為の
駆動手段であり、光束通過のスイッチング動作を行って
いる。又、図2に示す基準マークGS は図3に示すウエ
ハーマークGWと同様な格子状マークより成っており、
同図では斜線部が透明領域でその他が不透明領域であ
る。
【0021】本実施例においてレーザ2からの光束に基
づくウエハー照明光がウエハーW面上に入射し、ウエハ
ーマークGWから反射したときの反射光の強度分布は、
ストッパー17の位置においては例えば図4(A)に示
すようになっている。ここでストッパー17の光束に対
する透過率分布tを図4(B)とすると固体撮像素子1
9に入射する光束は図5(A)に示す特定次数の回折光
(同図では±1次回折光)のみが選択される。このよう
にウエハWに入射する光束の入射角およびウエハWから
の出射角を制限することにより固体撮像素子19上に形
成されるウエハマークGWの像の強度分布は、瞳面上の
複素振幅分布が F(w)=G(w)eIH(W) で有効光源がw=±nw0のときに I(n,−n)=2[G((n+1)w0)2 ] +4G((n+1)w0)G((n−1)w0) *cos(H(n+1)−H(n−1)) *cos(2π(2x/p−2Δx/p)) (n=0,1,2,・・) となる。ただしΔxはウエハマークGWの光軸からのず
れ量である。このI(n,−n)は周期がp/2のco
s関数であり、しかも図5(B)に示すように瞳面上で
のスペクトル分布の広がりによって振幅変調された信号
波形となり、その振幅は一般にウエハーマークGWの中
心で最も大きくなる。つまり格子状のウエハーマークG
Wの中心の格子状マークにおいてコントラストが最も高
くなる。
【0022】更に本実施例においては、ウエハマークG
Wの像コントラストの分布を求め重み付き平均処理によ
って、コントラストが最大となる位置を求めている。そ
して、このコントラストが最大となる位置と、予め計測
されている基準マークGS の位置から粗アライメントを
行っている。これによりウエハーマークGWと基準マー
クGS とが基準周期の1/2ピッチ以上ずれた場合であ
っても、相対的な位置ずれ量が1/2ピッチ以内になる
ように駆動手段で駆動制御している。そして、その後微
アライメントを行うようにしている。
【0023】次に本実施例の各処理回路について順に説
明する。
【0024】図1の固体撮像素子19により検出したウ
エハーマークGWの画像信号をAD変換回路103によ
りディジタル信号に変換し、微分回路105を介してコ
ントラスト演算回路106に送出している。またウイン
ドウ発生回路104によりあらかじめ設定されたウイン
ドウの位置に対応した信号を発生し、コントラスト演算
回路106に入力している。ここでウインドウの位置は
図6に示すようにウエハーマークGWのマーク要素の並
ぶ方向に沿ってk個設定している。
【0025】本実施例ではその大きさをSとしている。
ここでコントラスト演算回路106は微分回路105よ
り入力したウエハーマークGWの画像信号の微分値fd
(p)および、ウインドウ発生回路104から入力した
ウインドウ位置に対応した部分各々についてコントラス
トfe(n)を以下の方法で算出している。
【0026】fe(n)=max(fd(p)) p=1,2,3,・・・・S n=1,2,3,・・・・k 位置検出回路107はコントラスト演算回路106で求
めたコントラストfe(n)(n=1,・・,k)およ
びウインドウ位置xnを順次入力し、次式を用いてウエ
ハーマークGWの位置xr、即ち特定マークを求めてい
る。
【0027】
【数1】 このようにして特定マークの位置xrを求めればウエハ
ーWが投影レンズ1の下に送り込まれた際、ウエハーマ
ークGWが固体撮像素子19の視野内にあれば、その位
置ずれが図3に示す格子状マークのピッチPS の1/2
以上であってもウエハーマークGWの位置を求めること
ができる。そしてこのようにして求めた位置xrと基準
マークGS との差は駆動手段としてのXYステージドラ
イバ109に送出し、これによりXYステージ20を駆
動してウエハーWの粗位置合わせを行い、このときウエ
ハーマークGWと基準マークGS の相対的な位置ずれ量
がウエハーマークGWのピッチの1/2未満になるよう
に駆動制御している。
【0028】次にこのようにして粗位置合わせ(粗アラ
イメント)を行ったウエハーマークGWの像を再び固体
撮像素子19を用いて入力し、AD変換回路103を介
して今度は位相検出回路108に送出する。位相検出回
路108は基準マークGS の像とウエハーマークGWの
像の位相差Δδを検出し、基準マークGS とウエハーマ
ークGWの位置ずれΔxを Δx=Lw・Δδ/2π から求めている。これにより微アライメントを行ってい
る。そして予め求めておいた基準マークGS とレチクル
Rとの相対位置からレチクルRとウエハーマークGWの
相対的な位置ずれを演算し、これによりレチクルRとウ
エハーWの位置合わせを行っている。
【0029】
【発明の効果】本発明によれば前述の如く各要素を設定
することにより基準マークとウエハ面上の格子状マーク
(アライメントマーク)との位置検出を行う際に粗位置
合わせと密位置合わせを同じ格子状マーク像から行うこ
とが可能となり、異なる格子状マークを別個に設ける必
要がなく、ウエハー内に占める格子状マークの占有面積
の増大を抑えると共に格子状マーク像の撮像のためのス
テージ駆動回数を抑えた格子状マークを用いた位置検出
方法及び位置検出装置を達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の要部概略図
【図2】図1の基準マークの説明図
【図3】図1の基準マークとアライメントマークとの関
係を示す説明図
【図4】図1の所定面上における格子状マーク像の強度
分布の説明図
【図5】図1の所定面上における格子状マーク像の強度
分布の説明図
【図6】図1の格子状マークと処理ウインドウとの説明
【図7】図1の所定面上における有効光源の説明図
【図8】従来の位置検出装置の要部概略図
【符号の説明】
1 投影レンズ 2 He−Neレーザ 3 AO素子 4 ミラー 5,7,10,12,14 レンズ 8 λ/4板 6 ミラー 9,15 偏光ビームスプリッター 11 LED 13 基準マスク 16 フーリエ変換レンズ 17 ストッパー 18 フーリエ逆変換レンズ 19 固体撮像素子 20 ウエハーステージ 101 フーリエ変換光学系 102 AO素子ドライバー 103 AD変換回路 104 ウインドウ発生回路 105 微分回路 106 コントラスト演算回路 107 位置検出回路 108 位相検出回路 109 ウエハーステージドライバー IL 照明装置 R レチクル W ウエハー GS 基準マーク GW 格子状マーク(ウエハーマーク)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01L 21/027 G03F 9/00

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1物体面上のパターンを第2物体面上
    に投影する投影レンズを介して基準マークと該第2物体
    面に設けた一定ピッチの格子状マークとの相対的な位置
    検出を行う際、光源手段からの光束により該格子状マー
    クを照明し、該格子状マークからの反射回折光のうち所
    定次数の回折光を用いて該格子状マーク像を該基準マー
    ク像が形成されている所定面上に形成し、コントラスト
    演算回路により該格子状マーク像のコントラストの空間
    分布を検出すると共に該コントラストの分布から該格子
    状マークの中心位置を求め、該中心位置を利用して位置
    検出回路により該基準マークと格子状マークとの位置検
    出を行ったことを特徴とする位置検出装置。
  2. 【請求項2】 前記位置検出回路からの信号に基づいて
    駆動手段により前記第2物体を前記基準マークと前記格
    子状マークとの相対的位置ずれ量が前記格子状マークの
    ピッチの少なくとも1/2以下となるように駆動制御し
    たことを特徴とする請求項1の位置検出装置。
  3. 【請求項3】 第1物体面上のパターンを第2物体面上
    に投影する投影レンズを介して基準マークと該第2物体
    面に設けた一定ピッチの格子状マークとの相対的な位置
    検出を行う際、光源手段からの光束により該格子状マー
    クを照明し、該格子状マークからの反射回折光のうち所
    定次数の回折光を用いて該格子状マーク像を該基準マー
    ク像が形成されている所定面上に形成し、コントラスト
    演算回路により該格子状マーク像のコントラストの空間
    分布を検出すると共に該コントラストの分布から該格子
    状マークの中心位置を求め、該中心位置を利用して位置
    検出回路により該基準マークと特定マークとの相対的位
    置関係を求め、次いで該位置検出回路からの信号に基づ
    いて駆動手段により前記第2物体を前記基準マークと前
    記格子状マークとの相対的位置ずれ量が前記格子状マー
    クのピッチの少なくとも1/2以下となるように駆動さ
    せ、その後該基準マークと該格子状マークとの相対的位
    置検出を行ったことを特徴とする位置検出方法。
  4. 【請求項4】 第1物体面上のパターンを第2物体面上
    に投影する投影レンズを介して基準マークと該第2物体
    面に設けた一定ピッチの格子状マークとの相対的な位置
    検出を行う際、光源手段からの光束により該格子状マー
    クを照明し、該格子状マークからの反射回折光のうち所
    定次数の回折光を用いて該格子状マーク像を該基準マー
    ク像が形成されている所定面上に形成し、コントラスト
    演算回路により該格子状マーク像のコントラストの空間
    分布を検出すると共に該コントラストの分布から該格子
    状マークの位置を求め、該位置を利用して位置検出回路
    により該基準マークと格子状マークとの位置検出を行っ
    たことを特徴とする位置検出装置。
  5. 【請求項5】 前記位置検出回路からの信号に基づいて
    駆動手段により前記第2物体を前記基準マークと前記格
    子状マークとの相対的位置ずれ量が前記格子状マークの
    ピッチの少なくとも1/2以下となるように駆動制御し
    たことを特徴とする請求項4の位置検出装置。
  6. 【請求項6】 第1物体面上のパターンを第2物体面上
    に投影する投影レンズを介して基準マークと該第2物体
    面に設けた一定ピッチの格子状マークとの相対的な位置
    検出を行う際、光源手段からの光束により該格子状マー
    クを照明し、該格子状マークからの反射回折光のうち所
    定次数の回折光を用いて該格子状マーク像を該基準マー
    ク像が形成されている所定面上に形成し、コントラスト
    演算回路により該格子状マーク像のコントラストの空間
    分布を検出すると共に該コントラストの分布から該格子
    状マークの位置を求め、該位置を利用して位置検出回路
    により該基準マークと特定マークとの相対的位置関係を
    求め、次いで該位置検出回路からの信号に基づいて駆動
    手段により前記第2物体を前記基準マークと前記格子状
    マークとの相対的位置ずれ量が前記格子状マークのピッ
    チの少なくとも1/2以下となるように駆動させ、その
    後該基準マークと該格子状マークとの相対的位置検出を
    行ったことを特徴とする位置検出方法。
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JPH04307722A (ja) 1992-10-29

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