JP2003077749A - 巻鉄心の巻き込み装置及び締め付け装置 - Google Patents

巻鉄心の巻き込み装置及び締め付け装置

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JP2003077749A
JP2003077749A JP2001265891A JP2001265891A JP2003077749A JP 2003077749 A JP2003077749 A JP 2003077749A JP 2001265891 A JP2001265891 A JP 2001265891A JP 2001265891 A JP2001265891 A JP 2001265891A JP 2003077749 A JP2003077749 A JP 2003077749A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な作業によって巻鉄心を巻線の脚部に対
して締め付けることができる簡易で安価な巻鉄心の巻き
込み装置を提供する。 【解決手段】 巻き込み装置は、巻鉄心1の内周側を回
転駆動して電磁鋼板を大円6に送り込む内側ローラ11
と、巻鉄心1の外周側に当接して従動回転する外側ロー
ラ31とを備える。スライダ41とガイドレール43か
らなるガイド機構に沿って巻線5の支持機構47をエア
シリンダ60によって移動させることにより、巻鉄心1
の外周を巻き込み時とは反対方向に回転する内側ローラ
11に当接させ、それによって巻線5の脚部5aに対し
て巻鉄心を締め付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、巻線の脚部に珪素
鋼板等の電磁鋼板を巻き込んで変成器、変圧器用の巻鉄
心を形成するための巻鉄心の巻き込み装置に関するもの
である。特に、本発明は、巻線の脚部に対して巻き込ん
だ巻鉄心をその脚部に対して締め付ける機能を有する巻
き込み装置に関する。また、本発明は、巻線の脚部に対
して巻き込んだ巻鉄心をその脚部に対して締め付けるた
めの巻鉄心の締め付け装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、巻線の脚部に珪素鋼板等の電
磁鋼板を巻き込んで、巻鉄心を形成するための装置が提
供されている(例えば、特許第129551号公報、特
開昭55−125617号公報、及び特開平8−176
69号公報参照)。図16(A)〜(D)は、この種の
装置において巻鉄心を巻き込む際の原理を示している。
【0003】図16(A)において、1は電磁鋼板2を
圧延方向と巻回方向が一致するように巻回した後に焼鈍
した巻鉄心であり、巻き込みを行う巻線5の寸法に応じ
た内径及び外径を有する。巻鉄心1は、巻き込み装置の
内側ローラ3と外側ローラ4の間に配置され、矢印Aで
示すように、内側ローラ3と外側ローラ4により、巻厚
方向に押圧される。また、巻鉄心1の最も外側の電磁鋼
板2を一枚ほぐして、図において左右方向に移動自在に
保持した巻線5の一対の脚部5a,5aの間の空間(窓
部5b)に挿通する。さらに、図16(B)に示すよう
に、この窓部5bに挿通した電磁鋼板2の先端2aを巻
鉄心1まで戻して、テープ、スポット溶接等の手段によ
り仮止めして巻鉄心1よりも径の大きい電磁鋼板2の円
(大円6)を形成する。
【0004】次に、内側ローラ3を駆動して、図中矢印
Bで示すように、巻鉄心1を巻回方向と反対の方向に回
転させる。巻鉄心1をこのように回転させると、巻鉄心
1を形成する電磁鋼板2は外側の層から順次大円6へ供
給され、大円6は、矢印Cで示すように巻鉄心1と同方
向に回転しつつ、巻厚が増大する。内側ローラ3を駆動
し続けると、図16(C)に示すように巻鉄心1の電磁
鋼板2はすべて大円6に送り込まれる。電磁鋼板2は弾
性を有するため、図16(C)において矢印Dで示すよ
うに、大円6には縮径しようとする力が作用している。
そのため、図16(D)に示すように、内側ローラ3を
取り除いて上記巻厚方向の押圧力を除去すると共に仮止
めを解除すると、大円6は弾性的に縮径して巻線5の脚
部5aに巻き付き、脚部5aに巻鉄心1が形成される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】変成器ないしは変圧器
が所期の性能を発揮するためには、巻線5の脚部5aに
巻き込まれた巻鉄心1は、焼鈍後であって巻き込み前と
同じ状態(図16(A)参照)となっていることが理想
的である。すなわち、巻鉄心1を構成する電磁鋼板2が
隙間無く密に積層され、巻鉄心1が図16(D)におい
て二点鎖線で示すように巻線5への巻き込み前とほぼ同
一の外径を有することが好ましい。しかし、単に巻線5
の脚部5aに巻鉄心1を巻き付けただけでは、上記のよ
うに電磁鋼板1が密に積層された理想的な状態とするの
は困難である。すなわち、巻鉄心1を構成する電磁鋼板
2は互いに隣接する層間に隙間が生じた比較的疎な状態
で積層され、図16(D)におい実線で示すように、巻
鉄心1は巻線5への巻き込み前よりも外径が大きくな
る。
【0006】上記巻鉄心1を構成する電磁鋼板2が比較
的疎に積層された状態(実線)を、密に積層された状態
(二点鎖線)に修正するには、巻鉄心1を巻線5の脚部
5aに対して締め付ける必要がある。この締め付け作業
では、例えば、脚部5aに巻き込み済みの巻鉄心5を作
業者が手で回転させる。具体的には、図16(D)にお
いて矢印Eで示すように、脚部5aに対する巻き込み時
の巻鉄心2の回転方向(図16(B)の矢印B)と同方
向に巻鉄心1を回転させる。巻鉄心1を回転させるに
は、巻鉄心1の端面と巻鉄心1が載置されているテーブ
ルとの間に作用する摩擦力を上回る力を加える必要があ
るため比較的大きな力を要し、作業効率低下の原因とな
る。特に、巻鉄心1が大型で重量が重い場合には、手作
業による巻鉄心1の締め付けは作業者にとって大きな負
担であり、作業効率も大幅に低下する。
【0007】一方、特開昭56−165312号公報に
は、巻鉄心及び大円を外周から締め付け付ける巻き込み
ベルトを設け、この巻き込みベルトにより巻鉄心を鉄心
に対して締め付ける巻鉄心の巻き込み装置が開示されて
いる。しかし、この装置では、巻き込みベルトによる締
め付け力の調節等が極めて困難であり、現実的には巻線
の脚部に対して巻鉄心を巻き込むことはできない。
【0008】また、特許第129551号公報には、図
17に示すように、巻線5の脚部5aの巻き込み済みの
巻鉄心1に対して、回転駆動される締め付けローラ7
A,7Bを押し付け、それによって脚部5aに対して巻
鉄心5を締め付けるようにした巻鉄心の巻き込み装置が
開示されている。しかし、この装置では、巻鉄心1を巻
き込むための内側ローラ及び外側ローラとは別に、それ
ぞれ回転駆動される締め付け専用の2個のローラ7A,
7Bを設けることになるため、巻き込み装置の機構及び
制御が大幅に複雑化し、かつコスト高となる。また、締
め付けローラ7A,7B及びこれを駆動するための機構
が巻鉄心1の周囲に配置されているため、巻線5の脚部
5aへの巻鉄心1の巻き付け状態を作業者が観察するこ
とが困難であり、巻鉄心1の巻き込みや締め付けに支障
が生じた場合であっても微調整を行うことができない。
【0009】そこで、本発明は、簡易で安価な機構を使
用する簡単な作業によって巻鉄心を巻線の脚部に対して
締め付けることができ、巻鉄心の巻き込み装置及び締め
付け装置を提供することを課題としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】従って、第1の発明は、
巻鉄心を構成する電磁鋼板を巻線の窓部に挿通させて大
円を形成し、上記巻鉄心を回転させて電磁鋼板を上記大
円に送り込み、それによって巻鉄心を巻線の脚部に巻き
込む、巻鉄心の巻き込み装置であって、上記巻線の軸線
と平行な方向に延びるそれ自体の軸線回りに回転する内
側ローラと、上記巻線の軸線と平行な方向に延びるそれ
自体の軸線回りに回転する外側ローラと、上記巻線を着
脱可能に支持する支持機構と、この支持機構を上記外側
ローラ及び内側ローラに対して接近及び離反する方向に
移動可能に支持するガイド機構とを備え、上記内側ロー
ラと上記外側ローラをそれぞれ上記巻鉄心の内周側と外
周側に当接させ、上記内側ローラと外側ローラのうち一
方により巻鉄心を回転させ、他方を巻鉄心に従動回転さ
せ、それによって巻鉄心を巻線の脚部に巻き込むと共
に、内側ローラと外側ローラのいずれか一方のみを回転
駆動し、上記ガイド機構に沿って上記支持機構を移動さ
せて上記巻鉄心の外周を回転する内側ローラ又は外側ロ
ーラに当接させ、それによって上記巻線の脚部に対して
巻鉄心を締め付けるようにしている、巻鉄心の巻き込み
装置を提供する。
【0011】第1の発明の巻き込み装置では、ガイド機
構に沿って支持機構を移動させ、回転駆動される内側ロ
ーラ又は外側ローラに対して巻鉄心の外周を当接させる
だけで、巻鉄心を巻線の脚部に対して締め付けることが
できる。よって、巻鉄心の締め付けのために手作業で巻
鉄心を巻線の脚部に対して回転させる必要がなく、巻鉄
心の巻き込み作業の作業効率を大幅に向上することがで
きる。また、巻鉄心を巻線の脚部に巻き込むために使用
される内側ローラと外側ローラのうちの一方を巻鉄心の
締め付けに併用する。従って、第1の発明の巻き込み装
置は、簡易かつ安価な機構により巻鉄心を巻線の脚部に
対して締め付けることができる。
【0012】巻鉄心の締め付けを内側ローラにより行う
場合には、締め付け時の内側ローラの回転方向は、巻鉄
心の巻き込み時の内側ローラの回転方向と反対方向であ
る。一方、巻鉄心の巻き付けを外側ローラにより行う場
合には、締め付け時の外側ローラの回転方向は、巻鉄心
の巻き込み時の外側ローラの回転方向と同方向である。
【0013】上記ガイド機構に沿って上記支持機構を前
進及び後退させ、上記巻鉄心の締め付けの際に巻鉄心を
内側ローラ又は外側ローラに当接させるためのアクチュ
エータを備えることが好ましい。
【0014】このアクチュエータを設けることにより、
巻鉄心の締め付けを自動的に実行することができる。た
だし、このアクチュエータを設けずに、巻鉄心の締め付
けの際に、手作業で支持機構をガイド機構に沿って前進
させ、それによって内側ローラ又は外側ローラに巻鉄心
を当接させてもよい。
【0015】上記巻鉄心の締め付け時に巻鉄心の上端面
に当接する回転自在の締め付け用押えローラを備えるこ
とが好ましい。
【0016】この締め付け用押えローラを設けることに
より、巻鉄心の締め付け中に巻鉄心を構成する電子鋼板
の逸出(せり上がり)を防止し、巻鉄心をその上端面及
び下端面が平面となった状態で巻線の脚部に対して締め
付けることができる。
【0017】具体的には、巻鉄心の外径が比較的小さい
場合には、巻線が備える一対の脚部が対向する方向と平
行に延びる1個の締め付け用押えローラを設ければ、巻
鉄心をその上端面及び下端面が平面となっている状態で
巻線の脚部に対して締め付けることができる。
【0018】一方、巻鉄心の外径が比較的大きい場合に
は、巻線が備える一対の脚部の対向する方向と平行に延
びる1個の第1の締め付け用押えローラと、一対の脚部
の対向方向と所定角度をなして延びる1個又は複数個の
第2の締め付け用押えローラとを設ければ、巻鉄心をそ
の上端面及び下端面が平面となっている状態で巻線の脚
部に対して締め付けることができる。
【0019】平面視で放射状に配置され、上記巻鉄心の
下端面を支持する複数の回転自在な支持ローラを備える
ことが好ましい。
【0020】この支持ローラを設ければ、巻き込み時及
び締め付け時に巻鉄心の端面に作用する摩擦抵抗が大幅
に低減され、より確実に電磁鋼板が密に積層された状態
で巻線の脚部に巻鉄心を形成することができる。
【0021】上記巻線の種類は特に限定されない。具体
的には、上記巻線は絶縁材料からなるコイルボビンに導
線を巻回してなるものであってもよく、導線を巻回して
その外周を絶縁テープで被覆したものであってもよい。
【0022】第2の発明は、巻鉄心を構成する電磁鋼板
を巻線の窓部に挿通させて大円を形成し、上記巻鉄心を
回転させて電磁鋼板を上記大円に送り込むことにより巻
線の脚部に巻き込んだ巻鉄心を、巻線の脚部に対して締
め付ける、巻鉄心の締め付け装置であって、上記巻線の
脚部に巻き込んだ巻鉄心の軸線に対して平行な軸線回り
に回転駆動される締め付けローラと、脚部に巻鉄心を巻
き込み済みの巻線を着脱自在に支持する支持機構と、こ
の支持機構を上記締め付けローラに対して接近及び離反
する方向に移動自在に支持するガイド機構とを備え、上
記ガイド機構に沿って上記支持機構を移動させて上記巻
鉄心の外周を回転駆動される締め付けローラに当接さ
せ、それによって上記巻線の脚部に対して巻鉄心を締め
付けるようにしている、巻鉄心の締め付け装置を提供す
る。
【0023】第2の発明に係る巻鉄心の締め付け装置で
は、ガイド機構に沿って支持機構を移動させ、回転駆動
される締め付けローラに対して巻鉄心の外周を当接させ
るだけで、巻鉄心を巻線の脚部に対して締め付けること
ができる。よって、巻鉄心の締め付けのために手作業で
巻鉄心を巻線の脚部に対して回転させる必要がなく、作
業能率を大幅に向上することができる。
【0024】具体的には、上記締め付けローラは、上記
巻鉄心を構成する電磁鋼板の送り方向が上記巻鉄心の巻
き込み時に電磁鋼板が大円に送り込まれる方向と同方向
となる方向に回転駆動される。
【0025】上記ガイド機構に沿って上記支持機構を前
進及び後退させるためのアクチュエータを備えることが
好ましい。
【0026】このアクチュエータを設けることにより、
巻鉄心の締め付けを自動的に実行することができる。た
だし、このアクチュエータを設けずに、手作業で支持機
構をガイド機構に沿って前進させ、それによって締め付
けローラに巻鉄心を当接させてもよい。
【0027】上記巻鉄心の締め付け時に巻鉄心の端面に
当接する回転自在の締め付け用押えローラを備えること
が好ましい。
【0028】この締め付け用押えローラを設けることに
より、巻鉄心を構成する電子鋼板の逸出(せり上がり)
を防止し、巻鉄心をその上端面及び下端面が平面となっ
ている状態で巻線の脚部に対して締め付けることができ
る。
【0029】上記締め付け用押えローラは、巻線が備え
る一対の脚部が対向する方向と平行に延びている。
【0030】具体的には、巻鉄心の外径が比較的小さい
場合には、巻線が備える一対の脚部が対向する方向と平
行に延びる1個の締め付け用押えローラを設ければ、巻
鉄心をその上端面及び下端面が平面となっている状態で
巻線の脚部に対して締め付けることができる。
【0031】一方、巻鉄心の外径が比較的大きい場合に
は、巻線が備える一対の脚部の対向する方向と平行に延
びる1個の第1の締め付け用押えローラと、一対の脚部
の対向方向と所定角度をなして延びる1個又は複数個の
第2の締め付け用押えローラとを設ければ、巻鉄心をそ
の上端面及び下端面が平面となっている状態で巻線の脚
部に対して締め付けることができる。
【0032】平面視で放射状に配置され、上記巻鉄心の
下端面を支持する複数の回転自在な支持ローラを備える
ことが好ましい。
【0033】この支持ローラを設ければ、巻き込み時及
び締め付け時の巻鉄心の回転抵抗が大幅に低減され、よ
り確実に電磁鋼板が密に積層された状態に巻線の脚部に
対して巻鉄心を締め付けることができる。
【0034】上記支持機構は、一対の脚部のうち上記締
め付けローラ側に位置するものを切り換える機構を備え
ることが好ましい。
【0035】この場合、巻線を支持機構から取り外すこ
となく、巻線の一対の脚部に対して巻き込み済みの2個
の巻鉄心を締め付けることができ、作業効率がより向上
する。
【0036】
【発明の実施の形態】次に、図面に示す実施形態に基づ
いて、本発明を詳細に説明する。 (第1実施形態)図1及び図2は、本発明の第1実施形
態に係る巻鉄心の巻き込み装置を示している。これらの
図のうち、図1は巻線5の脚部5aへの巻鉄心1の巻き
込み作業中の状態を示し、図2は巻鉄心1の脚部5aへ
の締め付け作業中の状態を示している。
【0037】図において11で示す内側ローラは、その
外径を巻鉄心1の内径よりも小さく設定しており、巻鉄
心1の内周側に挿入配置できる。また、内側ローラ11
の外周は摩擦係数の大きいゴムで外周を被覆している。
内側ローラ11は鉛直方向に延びるシャフト13の先端
に固定されており、このシャフト13の基端側はギア機
構15を介して回転駆動用のモータ17に連結されてい
る。従って、内側ローラ11はこのモータ17により鉛
直方向に延びる軸線L1回りに回転駆動される。内側ロ
ーラ11、シャフト13、モータ17、及びギア機構1
5はスライダ19上に搭載されている。このスライダ1
9はフレーム21に固定された鉛直方向に延びる直線の
ガイドレール23上を移動自在である。また、スライダ
19にはフレーム21に取り付けられたエアシリンダ2
5のロッド25aが連結されている。従って、エアシリ
ンダ25のロッド25aが進退すると、スライダ19上
に搭載された内側ローラ11が鉛直方向に移動する。具
体的には、内側ローラ11は、フレーム21のテーブル
部21aから上方に突出した上昇位置と、テーブル部2
1aの下側に位置する降下位置とに移動可能である。
【0038】図において31は、外側ローラである。こ
の外側ローラ31が固定された鉛直方向に延びるシャフ
ト33は、カップリング35を介してモータ37に連結
されている。従って、外側ローラ31はモータ37によ
り鉛直方向に延びる軸線L2回りに回転駆動される。カ
ップリング35とモータ37はブラケット39に搭載さ
れている。このブラケット39を固定したスライダ41
はフレーム21に固定された水平方向に延びる直線のガ
イドレール43上を移動自在である。また、スライダ4
1にはフレーム21に取り付けられたエアシリンダ45
のロッド45aが連結されている。従って、エアシリン
ダ45のロッド45aが進退すると、外側ローラ31が
水平方向に移動する。
【0039】図において47は、支持機構である。この
支持機構47は巻鉄心1を巻き込む対象である巻線5を
着脱可能に支持する。この支持機構47の具体的な構造
は特に限定されず、例えば周知のチャック機構を支持機
構47として採用することができる。
【0040】本実施形態における巻線5は、図14で示
す絶縁樹脂材料からなる矩形枠状のコイルボビン49の
外周に設けられた溝49b内に、導線を複数回巻回する
ことにより構成されている。このコイルボビン49は、
巻線5の脚部5aに対応する部分(鉄心巻き込み部49
a)の外周面の側部の断面形状が巻鉄心1との密接度を
高めるために円弧状となっている。ただし、この巻き込
み装置は、導線を複数回巻回して外周を絶縁テープ等で
被覆してなる巻線にも使用することができる。
【0041】コイルボビン49は鉄心巻き込み部49a
が鉛直方向を向く姿勢で支持機構47に保持される。す
なわち、鉄心巻き込み部49aに巻き込まれた巻鉄心1
の軸線L3が内側ローラ11及び外側ローラ31の軸線
L1,L2と平行となるように、コイルボビン49が支
持機構47に保持される。
【0042】上記支持機構47はスライダ51上に搭載
されており、このスライダ51はフレーム21に固定さ
れた水平方向に延びるガイドレール53上を移動自在で
ある。上記スライダ51及びガイドレール53が本発明
におけるガイド機構を構成している。スライダ51は、
フレーム21に固定されたエアシリンダ60の水平方向
に延びるロッド60aの先端に連結されている。従っ
て、ロッド60aが進退すると、スライダ51がガイド
レール53上を移動し、支持機構47に保持されたコイ
ルボビン49が巻鉄心1と共に内側ローラ11及び外側
ローラ31に対して接近及び離反する。
【0043】図において55は、巻き込み作業中に巻鉄
心1の端面からの電磁鋼板2の逸出(せり上がり)を防
止するための巻き込み用押えローラである。この巻き込
み用押えローラ55は水平方向に延びる軸線回りに回転
自在である。図7に概略的に示すように、巻き込み用押
さえローラ55は、内側ローラ11の径方向に延びてお
り、平面視で巻線5の一対の脚部5a,5aの対向方向
(二点鎖線L’で示す。)に対して所定角度をなしてい
る。また、巻き込み用押えローラ55は、図示しないエ
アシリンダ等のアクチュエータにより、図1に示すよう
に巻鉄心1の端面に当接する降下位置と、図2に示す巻
鉄心1から離反する上昇位置との間で昇降可能である。
【0044】図において61は、締め付け作業中に巻鉄
心1の端面から電磁鋼板2の逸出を防止するための締め
付け用押えローラである。この締め付け用押えローラ6
1は水平方向に延びる軸線回りに回転可能である。図3
に概略的に示すように、締め付け用押えローラ61は、
平面視で巻線5の一対の脚部5a,5aの対向方向L’
に対して平行である。また、締め付け用押えローラ61
は、スライダ62に固定されたエアシリンダ63の鉛直
方向に延びるロッド63aに取り付けられている。スラ
イダ62はフレーム21に固定された水平方向に延びる
ガイドレール64上を移動可能であり、かつフレーム2
1に固定されたエアシリンダ65の水平方向に延びるロ
ッド65aの先端に連結されている。従って、締め付け
用押えローラ61は、ロッド63aの進退により昇降
し、ロッド65aの進退により内側ローラ11及び外側
ローラ31に対して接近及び離反する方向に水平移動す
る。
【0045】巻鉄心1の下端面を支持するための3個の
支持ローラ68A,68B,68Cが設けられている。
これらの支持ローラ68A〜68Cは、フレーム21の
テーブル部21aに回転自在に取り付けられており、水
平方向に延びるそれら自体の軸線回りに回転自在であ
る。また、各支持ローラ68A〜68Cはテーブル部2
1aの上面から僅かに突出している。さらに、図3に示
すように、これらの支持ローラ68A〜68Cは、平面
視で放射状に配設されている。
【0046】図において57で示すコントローラは、上
記モータ17,37、エアシリンダ25,45,60,
65等の動作を制御する。
【0047】次に、この巻き込み装置により巻鉄心1を
巻線5の脚部5aに対して巻き込み、その後に締め付け
る方法について説明する。まず、所望の内径及び外径を
有するように巻回後に焼鈍した巻鉄心1を、上昇位置
(図1参照)にある内側ローラ11がその内周側に差し
込まれるようにテーブル部21a上に載せる。また、支
持機構47にコイルボビン49を取り付ける。支持機構
47の連結されたエアシリンダ60はロッド60aが進
退自在な状態にあり、スライダ51はガイドレール53
上で移動自在である。さらに、エアシリンダ63によ
り、締め付け用押えローラ61をコイルボビン49と干
渉しない位置まで上昇させる。
【0048】次に、上記エアシリンダ45を駆動して、
スライダ41を矢印F方向で示すように内側ローラ11
に接近する方向に移動させる。図3に示すように、スラ
イダ41の移動により、外側ローラ31を内側ローラ1
1に差し込んだ巻鉄心1の外周に当接させ、矢印Gで示
すように、巻鉄心1を内側ローラ13と外側ローラ31
により巻厚方向に押圧する。この押圧力はエアシリンダ
45に対して図示しない空気源から供給するエア圧を調
節することにより、任意の強さに設定することができ
る。
【0049】また、巻鉄心1の最も外側の電磁鋼板2を
一枚ほぐして、コイルボビン49の鉄心巻き込み部49
a間の空間(巻線5の窓部5b)に挿通し、この窓部5
bに挿通した電磁鋼板2の先端2aを巻鉄心1まで戻
し、最も外側の電磁鋼板2に仮止めして大円6を形成す
る。さらに、巻き込み用押えローラ55を降下させ、巻
鉄心1の上端面に当接させる。
【0050】次に、モータ17を駆動して、図4におい
て矢印Hで示すように、巻鉄心1の巻回方向と反対方向
に内側ローラ11を回転させる。この内側ローラ11の
回転により巻鉄心1が矢印I方向に回転すると、巻鉄心
1を構成する電磁鋼板2は外周側から順次大円6に供給
され、大円6は矢印J方向に回転しつつ巻厚が増大して
いく。このときモータ37を駆動し、外側ローラ31を
大円6と接触状態を維持して従動回転させる。内側ロー
ラ11を駆動し続けると、図5に示すように巻鉄心1の
電磁鋼板2はすべて大円6に送り込まれる。このとき、
電磁鋼板2自体の有する弾性により、矢印Kで示すよう
に大円6を縮径する力が作用している。
【0051】次に、巻き込み用押えローラ55を上昇さ
せて巻鉄心1から離反させた後、大円6の仮固定を外
す。また、エアシリンダ25によりスライダ19を降下
させ、内側ローラ11を大円6から引き抜く。その結
果、図6に示すように、大円6が上記矢印Kで示す弾性
的な力により縮径し、コイルボビン49の鉄心巻き込み
部49aに巻き込まれる。この巻き込み終了時点で、巻
鉄心1を構成する電磁鋼板2が隙間なく密に積層され、
図6において二点鎖線で示すように巻き込み前とほぼ同
一の外径を有することが理想的である。しかし、実際に
は、巻鉄心1を構成する電磁鋼板2は互いに隣接する層
間に隙間が生じた比較的疎な状態で積層される。このと
き巻鉄心1の外径は、図6において実線で示すように巻
き込み前よりも大きい。そこで、以下のように鉄心巻き
込み部49a(脚部5a)に対して巻鉄心1を締め付け
る。
【0052】まず、エアシリンダ45を駆動してスライ
ダ43を図1において矢印F’で示す方向に後退させ、
それによって外側ローラ31を巻鉄心1から離反させ
る。また、エアシリンダ60によりスライダ51を後退
させ、支持機構47に保持されたコイルボビン49を内
側ローラ11及び外側ローラ31から離反させる。次
に、エアシリンダ25によりスライダ19を上昇させ、
再度、内側ローラ11をテーブル部21aから突出させ
る。次に、エアシリンダ65によりスライダ62を水平
移動させて巻鉄心1に対して締め付け用押えローラ61
を位置決めした後、エアシリンダ63により締め付け用
えローラ61を巻鉄心1の上端面に当接するまで降下さ
せる。この時点の状態は図7に示している。
【0053】図7に示すように、締め付け用押えローラ
61の巻鉄心1に対する位置は、平面視において、実線
で示す電磁鋼板が疎に積層された状態の巻鉄心1の外周
と、二点鎖線で示す電磁鋼板が密に積層された状態の巻
鉄心1の外周の両方が含まれる位置であることが好まし
い。
【0054】次に、モータ17を駆動して内側ローラ1
1を回転させる。この際、内側ローラ11の回転方向は
図7において矢印Mで示すように平面視で右回りであ
り、図4において矢印Hで示す巻鉄心1の巻き付け時の
回転方向とは反対方向である。
【0055】次に、エアシリンダ60を駆動して、ガイ
ドプレート51を回転中の内側ローラ11へ向けて移動
させる。このガイドプレート51の移動により、図7に
おいて矢印Rで示すように巻鉄心1が内側ローラ11に
向けて移動し、図2及び図8に示すように巻鉄心1の外
周が内側ローラ11に当接する。回転中の内側ローラ1
1に巻鉄心1が当接すると、図8において矢印Nで示す
ように巻鉄心1を構成する電磁鋼板2は、巻鉄心1の巻
き込み時に大円6に対して電磁鋼板6が送り込まれる方
向(図4の矢印J参照)と同方向に送り込まれる。
【0056】図8において矢印R’で示す巻鉄心1を外
側ローラ31に対して押圧する力をエアシリンダ60に
よって調節しつつ、回転する内側ローラ11に巻鉄心1
が接触した状態を維持すると、矢印N方向の電磁鋼板2
の送り込みにより、図9に示すように巻鉄心1が鉄心巻
き込み部49a(脚部5a)に対して締め付けられる。
すなちわ、巻鉄心1を構成する電磁鋼板2が互いに隙間
無く密に積層した状態となり、巻鉄心1の外径は巻き込
み前とほぼ同一となる。
【0057】以上のように第1実施形態に係る巻鉄心の
巻き込み装置では、エアシリンダ60によってガイドレ
ール53に沿って支持機構47を移動させ、モータ17
により回転駆動される内側ローラ11に対して巻鉄心1
の外周を当接させるだけで、巻鉄心1をコイルボビン4
9の鉄心巻き込み部49a(巻線5の脚部5a)に対し
て締め付けることができる。よって、巻鉄心1の締め付
けのために手作業で巻鉄心1を鉄心巻き込み部49aに
対して回転させる必要がなく、巻鉄心1の巻き込み作業
の作業能率を大幅に向上することができる。
【0058】また、巻鉄心1の締め付けに使用する内側
ローラ11は、巻鉄心1を鉄心巻き込み部49aに巻き
込む際に巻鉄心1を回転駆動するためのものを併用して
いるので、簡易かつ安価な機構により巻鉄心を巻線の脚
部に対して締め付けることができる。
【0059】さらに、巻鉄心1の締め付け中は、巻鉄心
1の上端面に締め付け用押えローラ61を当接させてい
るため、巻鉄心1を構成する電磁鋼板2の逸出を防止
し、上下端面が水平面である状態に巻鉄心1を締め付け
ることができる。
【0060】本実施形態では、巻鉄心1の外径が比較的
小さいため、脚部5a,5aの対向方向L’と平行な方
向に延びる1個の締め付け用押えローラ61を備えてい
るが、巻鉄心1の外径か゛比較的大きい場合には、図7
から図9において点線で示すように、上記対向方向L’
に対して所定角度をなして延びる締め付け用押えローラ
61’をさらに設けても良い。この追加の締め付け用押
えローラ61’を設けることにより、巻鉄心1の外径が
比較的大きい場合でも、電磁鋼板2の逸出を確実に防止
することができる。さらに、追加の締め付け用押えロー
ラ61’は1個である必要はなく、2個以上設けても良
い。
【0061】巻鉄心1はテーブル部21aの上面に載置
されるのではなく、回転自在な支持ローラ68A〜68
C上に載置されているため、巻き込み時及び締め付け時
i巻鉄心1を構成する電磁鋼板2の端面に作用する摩擦
抵抗が大幅に低減され、より確実に電磁鋼板2が密に積
層された状態で巻線5の脚部5aに巻鉄心1を形成する
ことができる。
【0062】(第2実施形態)図10に示す本発明の第
2実施形態に係る巻鉄心の巻き込み装置は、外側ローラ
31を、巻鉄心1の巻き込み時に巻鉄心1を回転駆動
と、巻鉄心1の締め付けとに使用する点が第1実施形態
と異なる。すなわち、外側ローラ31は駆動用のモータ
37と減速機構35’を介して接続され(速度制御)、
内側ローラ31は駆動用のモータ17とカップリング1
7’を介して接続されている(トルク制御)。
【0063】巻鉄心1の巻き込み時の動作は、外側ロー
ラ31が回転駆動用のローラとなり、内側ローラ11が
従動回転のローラとなる点を除いて、第1実施形態と同
様である(図3から図6参照)。
【0064】巻鉄心1の締め付け時の動作について説明
すると、図11に示すように、内側ローラ11は降下位
置を維持している。一方、外側ローラ31はエアシリン
ダ45により駆動されて、図11において矢印Tで示す
ように巻鉄心1に向けて前進する。このとき、降下位置
にある内側ローラ11はテーブル21aよりも下側に位
置しているため、前進する外側ローラ31と干渉しな
い。また、締め付け用押えローラ61が降下して巻鉄心
1の上端面に当接する。
【0065】次に、モータ37により外側ローラ31が
回転駆動される。この締め付け時の外側ローラ31の回
転方向は図11において矢印M’で示すように平面視で
右回りであり、図4において矢印H’で示す巻鉄心1の
巻き付け時の回転方向と同方向である。
【0066】次に、図11において矢印Rで示すよう
に、エアシリンダ60により駆動された巻鉄心1が回転
中の外側ローラ31に向けて移動し、図10及び図12
に示すように巻鉄心1の外周が外側ローラ31に当接す
る。その結果、図12において矢印Nで示すように巻鉄
心1を構成する電子鋼板2は、巻鉄心1の巻き込み時に
大円6に対して電磁鋼板6が送り込まれる方向(図4の
矢印J参照)と同方向に送り込まれ、図13に示すよう
に、鉄心巻き込み部49a(脚部5a)に対して巻鉄心
1が締め付けられる。
【0067】第2実施形態の巻鉄心の巻き込み装置のそ
の他の構成及び作用は上記第1実施形態と同様であるの
で、同一の要素には同一の符号を付して説明を省略す
る。
【0068】(第3実施形態)図15は本発明の第3実
施形態に係る巻鉄心の締め付け装置を示している。この
締め付け装置は上記図12を参照して説明した方法によ
りコイルボビン49の鉄心巻き込み部49a(巻線5の
脚部5a)に対して既に巻き込んである巻鉄心1を、巻
き込み作業終了後に締め付けるための装置である。
【0069】図15において、131は締め付けローラ
である。この締め付けローラ131が固定された鉛直方
向に延びるシャフト133はモータ137に連結されて
いる。従って、締め付けローラ131はモータ137に
より鉛直方向に延びる軸線L11回りに回転駆動され
る。モータ137はブラケット139に搭載されてい
る。このブラケット139を固定したスライダ141は
フレーム121に固定された水平方向に延びるガイドレ
ール143上を移動自在である。また、スライダ141
にはフレーム121に取り付けられたエアシリンダ14
5のロッド145aが連結されている。従って、エアシ
リンダ145のロッド145aが進退すると、外側ロー
ラ131が水平方向に移動する。
【0070】図において147は、支持機構である。こ
の支持機構147は巻鉄心1を巻き込み済みのコイルボ
ビン49を鉄心巻き込み部49aが鉛直方向を向く姿勢
で着脱可能に保持する。すなわち、鉄心巻き込み部49
aに巻き込まれた巻鉄心1の軸線L12が外側ローラ3
1の軸線L11と平行となるように、コイルボビン49
が支持機構147に保持される。
【0071】上記支持機構147は回転機構(切換機
構)148を介してスライダ151上に搭載されてい
る。回転機構148は、鉛直方向に延びる軸線L13回
りに回転可能である。従って、支持機構147に保持さ
れたコイルボビン49を軸線L13回りに回転させるこ
とにより、コイルボビン49の一対の鉄心巻き込み部4
9aにそれぞれ巻き込まれた2個の巻鉄心1のうち締め
付けローラ131と対向して配置する巻鉄心1、すなわ
ち締め付けを行う巻鉄心1を選択することができる。ス
ライダ151はフレーム121に固定された水平方向に
延びるガイドレール153上を移動自在である。さら
に、スライダ151はフレーム121に取り付けられた
エアシリンダ160の水平方向に延びるロッド160a
に連結されている。
【0072】締め付け用押えローラ161は、水平方向
に延びるガイドレール164上を移動するスライダ16
2に固定されたエアシリンダ163の鉛直方向に延びる
ロッド163aの下端に取り付けられている。また、ス
ライダ162は、フレーム121に固定されたエアシリ
ンダ165の水平方向に延びるロッド165aの先端に
連結されている。従って、締め付け用押えローラ161
は、ロッド163aの進退により昇降し、ロッド165
aの進退により締め付けローラ131に対して接近及び
離反する方向に水平移動する。
【0073】また、巻鉄心1を支持するための回転自在
の3個の支持ローラ支持ローラ168が放射状に配設さ
れている。
【0074】この締め付け装置による巻鉄心1の締め付
け作業は、上記第2実施形態と同様である(図11から
図13参照)。すなわち、この締め付け装置では、エア
シリンダ160によりガイドレール153に沿って支持
機構147を移動させ、モータ137により回転駆動さ
れる締め付けローラ131に対して巻鉄心1の外周を当
接させるだけで、巻鉄心1を鉄心巻き込み部49aに対
して締め付けることができる。よって、巻鉄心1の締め
付けのために手作業で巻鉄心1を回転させる必要がな
く、作業能率を大幅に向上することができる。第3実施
形態のその他の構成及び作用は、上記第1及び第2実施
形態と同様である。
【0075】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、第1の
発明に係る巻鉄心の巻き込み装置では、ガイド機構に沿
って支持機構を移動させ、回転駆動される内側ローラ又
は外側ローラに対して巻鉄心の外周を当接させるだけ
で、巻鉄心を巻線の脚部に対して締め付けることができ
る。よって、巻鉄心の締め付けのために手作業で巻鉄心
を巻線の脚部に対して回転させる必要がなく、巻鉄心の
巻き込み作業の作業能率を大幅に向上することができ
る。また、巻鉄心を巻線の脚部に巻き込むために使用さ
れる内側ローラと外側ローラのうちの一方を巻鉄心の締
め付けに併用するので、簡易かつ安価な機構により巻鉄
心を巻線の脚部に対して締め付けることができる。
【0076】また、第2の発明に係る巻鉄心の締め付け
装置では、ガイド機構に沿って支持機構を移動させ、回
転駆動される締め付けローラに対して巻鉄心の外周を当
接させるだけで、巻鉄心を巻線の脚部に対して締め付け
ることができる。よって、巻鉄心の締め付けのために手
作業で巻鉄心を巻線の脚部に対して回転させる必要がな
く、作業能率を大幅に向上することができる。また、巻
線の一対の脚部のうち締め付けローラ側に位置するもの
を切り換える機構を支持機構に設ければ、巻線を支持機
構から取り外すことなく、一対の脚部にそれぞれ巻き込
み済みの2個の巻鉄心を締め付けることができ、作業効
率がさらに向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態の巻鉄心の巻き込み装
置(巻き込み作業時)を示す概略正面図である。
【図2】 本発明の第1実施形態の巻鉄心の巻き込み装
置(締め付け作業時)を示す概略正面図である。
【図3】 本発明の第1実施形態の巻鉄心の巻き込み装
置の動作(巻き込み作業)を説明するための概略平面図
である。
【図4】 本発明の第1実施形態の巻鉄心の巻き込み装
置の動作(巻き込み作業)を説明するための概略平面図
である。
【図5】 本発明の第1実施形態の巻鉄心の巻き込み装
置の動作(巻き込み作業)を説明するための概略平面図
である。
【図6】 本発明の第1実施形態の巻鉄心の巻き込み装
置の動作(巻き込み作業)を説明するための概略平面図
である。
【図7】 本発明の第1実施形態の巻鉄心の巻き込み装
置の動作(締め付け作業)を説明するための概略平面図
である。
【図8】 本発明の第1実施形態の巻鉄心の巻き込み装
置の動作(締め付け作業)を説明するための概略平面図
である。
【図9】 本発明の第1実施形態の巻鉄心の巻き込み装
置の動作(締め付け作業)を説明するための概略平面図
である。
【図10】 本発明の第2実施形態の巻鉄心の巻き込み
装置(締め付け作業時)を示す概略正面図である。
【図11】 本発明の第2実施形態の巻鉄心の巻き込み
装置の動作(締め付け作業)を説明するための概略平面
図である。
【図12】 本発明の第2実施形態の巻鉄心の巻き込み
装置の動作(締め付け作業)を説明するための概略平面
図である。
【図13】 本発明の第2実施形態の巻鉄心の巻き込み
装置の動作(締め付け作業)を説明するための概略平面
図である。
【図14】 コイルボビンの一例を示す斜視図である。
【図15】 本発明の第3実施形態の巻鉄心の締め付け
装置を示す概略正面図である。
【図16】 (A)、(B)、(C)、及び(D)は、
巻線の脚部への巻鉄心の巻き込み方法の原理を示す概略
平面図である。
【図17】 従来の巻鉄心の締め付け機構の一例を示す
概略平面図である。
【符号の説明】
1 巻鉄心 2 電磁鋼板 5 巻線 5a 脚部 5b 窓部 11 内側ローラ 17 モータ 19 スライダ 23 ガイドレール 25 エアシリンダ 31 外側ローラ 37 モータ 41 スライダ 43 ガイドレール 45 エアシリンダ 47 支持機構 51 スライダ 53 ガイドレール 49 コイルボビン 49a 鉄心巻き込み部 49b 溝 55 巻き込み用押えローラ 57 コントローラ 60 エアシリンダ 61 締め付け用押えローラ 68A,68B,68C 支持ローラ 131 締め付けローラ 137 モータ 141 スライダ 143 ガイドレール 145 エアシリンダ 147 支持機構 148 回転機構 151 スライダ 153 ガイドレール

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 巻鉄心を構成する電磁鋼板を巻線の窓部
    に挿通させて大円を形成し、上記巻鉄心を回転させて電
    磁鋼板を上記大円に送り込み、それによって巻鉄心を巻
    線の脚部に巻き込む、巻鉄心の巻き込み装置であって、 上記巻線の軸線と平行な方向に延びるそれ自体の軸線回
    りに回転する内側ローラと、 上記巻線の軸線と平行な方向に延びるそれ自体の軸線回
    りに回転する外側ローラと、 上記巻線を着脱可能に支持する支持機構と、 この支持機構を上記外側ローラ及び内側ローラに対して
    接近及び離反する方向に移動可能に支持するガイド機構
    とを備え、 上記内側ローラと上記外側ローラをそれぞれ上記巻鉄心
    の内周側と外周側に当接させ、上記内側ローラと外側ロ
    ーラのうち一方により巻鉄心を回転させ、他方を巻鉄心
    に従動回転させ、それによって巻鉄心を巻線の脚部に巻
    き込むと共に、内側ローラと外側ローラのいずれか一方
    のみを回転駆動し、上記ガイド機構に沿って上記支持機
    構を移動させて上記巻鉄心の外周を回転する内側ローラ
    又は外側ローラに当接させ、それによって上記巻線の脚
    部に対して巻鉄心を締め付けるようにしている、巻鉄心
    の巻き込み装置。
  2. 【請求項2】 上記巻鉄心の締め付けは内側ローラによ
    り行い、締め付け時の内側ローラの回転方向は、巻鉄心
    の巻き込み時の内側ローラの回転方向と反対方向であ
    る、請求項1に記載の巻鉄心の巻き込み装置。
  3. 【請求項3】 上記巻鉄心の締め付けは外側ローラによ
    り行い、締め付け時の外側ローラの回転方向は、巻鉄心
    の巻き込み時の外側ローラの回転方向と同方向である、
    請求項1に記載の巻鉄心の巻き込み装置。
  4. 【請求項4】 上記ガイド機構に沿って上記支持機構を
    前進及び後退させ、上記巻鉄心の締め付けの際に巻鉄心
    を内側ローラ又は外側ローラに当接させるためのアクチ
    ュエータを備える、請求項1から請求項3のいずれか1
    項に記載の巻鉄心の巻き込み装置。
  5. 【請求項5】 上記巻鉄心の締め付け時に巻鉄心の上端
    面に当接する回転自在の締め付け用押えローラを備え
    る、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の巻鉄
    心の巻き込み装置。
  6. 【請求項6】 上記締め付け用押えローラは、巻線が備
    える一対の脚部が対向する方向と平行に延びている、請
    求項5に記載の巻鉄心の巻き込み装置。
  7. 【請求項7】 上記締め付け用押えローラは、巻線が備
    える一対の脚部の対向する方向と平行に延びる第1の締
    め付け用押えローラと、一対の脚部の対向方向と所定角
    度をなして延びる第2の締め付け用押えローラとを備え
    る、請求項5に記載の巻鉄心の巻き込み装置。
  8. 【請求項8】 平面視で放射状に配置され、上記巻鉄心
    の下端面を支持する複数の回転自在な支持ローラを備え
    る請求項1から請求項7に記載の巻鉄心の巻き込み装
    置。
  9. 【請求項9】 上記巻線は絶縁材料からなるコイルボビ
    ンに導線を巻回してなる、請求項1から請求項8のいず
    れか1項に記載の巻鉄心の巻き込み装置。
  10. 【請求項10】 巻鉄心を構成する電磁鋼板を巻線の窓
    部に挿通させて大円を形成し、上記巻鉄心を回転させて
    電磁鋼板を上記大円に送り込むことにより巻線の脚部に
    巻き込んだ巻鉄心を、巻線の脚部に対して締め付ける、
    巻鉄心の締め付け装置であって、 上記巻線の脚部に巻き込んだ巻鉄心の軸線に対して平行
    な軸線回りに回転駆動される締め付けローラと、 脚部に巻鉄心を巻き込み済みの巻線を着脱自在に支持す
    る支持機構と、 この支持機構を上記締め付けローラに対して接近及び離
    反する方向に移動自在に支持するガイド機構とを備え、 上記ガイド機構に沿って上記支持機構を移動させて上記
    巻鉄心の外周を回転駆動される締め付けローラに当接さ
    せ、それによって上記巻線の脚部に対して巻鉄心を締め
    付けるようにしている、巻鉄心の締め付け装置。
  11. 【請求項11】 上記締め付けローラは、上記巻鉄心を
    構成する電磁鋼板の送り方向が上記巻鉄心の巻き込み時
    に電磁鋼板が大円に送り込まれる方向と同方向となる方
    向に回転駆動される、請求項10に記載の巻鉄心の締め
    付け装置。
  12. 【請求項12】 上記ガイド機構に沿って上記支持機構
    を前進及び後退させるためのアクチュエータを備える、
    請求項10又は請求項11に記載の巻鉄心の締め付け装
    置。
  13. 【請求項13】 上記巻鉄心の締め付け時に巻鉄心の端
    面に当接する回転自在の締め付け用押えローラを備え
    る、請求項10から請求項12のいずれか1項に記載の
    巻鉄心の締め付け装置。
  14. 【請求項14】 上記締め付け用押えローラは、巻線が
    備える一対の脚部が対向する方向と平行に延びている、
    請求項13に記載の巻鉄心の締め付け装置。
  15. 【請求項15】 上記締め付け用押えローラは、巻線が
    備える一対の脚部の対向する方向と平行に延びる第1の
    締め付け用押えローラと、一対の脚部の対向方向と所定
    角度をなして延びる第2の締め付け用押えローラとを備
    える、請求項13に記載の巻鉄心の締め付け装置。
  16. 【請求項16】 平面視で放射状に配置され、上記巻鉄
    心の下端面を支持する複数の回転自在な支持ローラを備
    える請求項10から請求項15のいずれか1項に記載の
    巻鉄心の締め付け装置。
  17. 【請求項17】 上記巻線の一対の脚部にそれぞれ巻鉄
    心が巻き込み済みであり、 上記支持機構は、上記一対の脚部のうち上記締め付けロ
    ーラ側に位置するものを切り換える機構を備える、請求
    項10から請求項16のいずれか1項に記載の巻鉄心の
    巻き付け装置。
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