JP2003076590A - 画像管理装置、方法およびその方法をコンピュータに実行させるためのプログラム - Google Patents

画像管理装置、方法およびその方法をコンピュータに実行させるためのプログラム

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JP2003076590A
JP2003076590A JP2001269684A JP2001269684A JP2003076590A JP 2003076590 A JP2003076590 A JP 2003076590A JP 2001269684 A JP2001269684 A JP 2001269684A JP 2001269684 A JP2001269684 A JP 2001269684A JP 2003076590 A JP2003076590 A JP 2003076590A
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Mayumi Takeda
真弓 竹田
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Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子アルバムに画像情報を登録する際に、デ
ジタル画像情報機器間あるいは記録媒体と画像情報機器
間で画像情報を自由に授受し、また、画像情報を検索す
ることなく画像情報の二重登録を防止し、さらに目的と
する画像情報を高速に検索、抽出することを実現する。 【解決手段】 画像情報を電子アルバムに登録する際
に、DCF規格のファイル構造が存在しない場合には、
DCF規格のファイル構造および属性ファイルディレク
トリを生成し(ステップS408)、その後、画像情報
の名称の自由文字部を変更することで(ステップS41
4)、登録済みかどうかを名称から判定できるように
し、画像情報の登録を行う時に(ステップS416)、
属性ファイルディレクトリ内にビットテーブルを備えた
属性ファイルを格納し、検索を行う際には、ビットテー
ブルを高速で検索することを実現させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、デジタルスチル
カメラ(以下デジタルカメラと称する)に代表される画
像関連機器で取得される画像情報を、統合的に管理する
電子アルバムに関し、特に画像情報を登録して管理、検
索する画像管理装置、方法およびその方法をコンピュー
タに実行させるためのプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、デジタルカメラに代表されるデジ
タル画像関連機器の普及に伴い、これら各種デジタル画
像関連機器で取得されるデジタル画像情報を、効率良
く、統合的に管理、保存していくために、コンピュータ
上で動作する電子アルバムが普及しつつある。この電子
アルバムは、多量のデジタル画像情報の保管、管理とい
う機能に加え、デジタル画像情報から主たる画像情報を
抽出して、この抽出された画像情報をファイル属性とし
て記録し、この情報に基づいて、デジタル画像情報の中
から、必要な情報を持つデジタル画像情報を検索、選択
して表示する機能も持っている(特開平10―1246
55号公報参照)。
【0003】この電子アルバムでは、デジタル画像情報
を保管、管理する際に、このデジタル画像情報を取得し
たデジタル画像機器、たとえばデジタルカメラのデジタ
ル画像情報の名称をそのまま用いている。また、該デジ
タル画像情報から抽出される主たる画像情報は、ファイ
ル属性として、文字列の形式で前記画像情報の名称ある
いは画像情報そのものに付加されている(特開2000
−293542号公報参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術によれば、電子アルバムにより、デジタル画像情
報機器間あるいは記録媒体と画像情報機器間で画像情報
の授受を行うのは容易ではなく、また、デジタル画像情
報を検索する際に、その検索する速さを高速化すること
が出来なかった。すなわち、検索を行う際に、すべての
デジタル画像情報に対し文字列の比較、対照を行う必要
があった。
【0005】特に、デジタル画像情報機器間あるいは記
録媒体と画像情報機器間で画像情報を授受する際に、画
像情報機器間あるいは記録媒体と画像情報機器間でファ
イル構造が異なる場合には、画像情報を検索して、取り
出することが容易でなかった。
【0006】また、デジタル画像情報を電子アルバムに
登録する際に、同一のデジタル画像情報を再び登録する
二重登録を防止するためには、登録されたすべてのデジ
タル画像情報の名称に対し、文字列の比較、対照をする
必要があった。
【0007】また、登録されたデジタル画像情報からオ
ペレータの目的にあった画像情報を抽出、選択する際に
も、ファイル属性として文字列の形式で記録されたすべ
てのデジタル画像情報ごとの情報を、比較、対照する必
要があった。
【0008】さらに、近年、記録媒体の高密度、高容量
化に伴い、保管、管理するデジタル画像情報の数は、急
速に増大しており、膨大なものになりつつある。デジタ
ル画像情報を検索する時間は、検索されるデジタル画像
情報の数に比例しており、この点からも検索時間は長い
ものになりつつある。
【0009】これらのことから、デジタル画像情報機器
間あるいは記録媒体と画像情報機器間で容易に画像情報
の授受を行い、この画像情報の検索時間の短縮をいかに
実現するかが極めて重要となる。
【0010】この発明は、上述した従来技術による課題
を解決するためになされたものであり、デジタル画像情
報機器間あるいは記録媒体と画像情報機器間で容易に画
像情報の授受を行い、この画像情報の検索時間を短縮す
ることができる、画像管理装置、方法およびその方法を
コンピュータに実行させるためのプログラムを提供する
ことを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決し目
的を達成するために、第1の観点の発明に係る画像管理
装置は、記録媒体に記録された、画像情報を含むファイ
ルの名称あるいは該ファイルを格納するディレクトリの
名称を登録し、該登録された名称に基づいて前記画像情
報を検索して表示する、自由文字部と番号部からなるフ
ァイル名称およびディレクトリ名称を有する画像管理装
置において、前記登録の際に、前記ファイルの名称ある
いは該ファイルを格納するディレクトリの名称を変更す
る名称変更手段と、名称変更された前記ファイルあるい
は前記ディレクトリを記録する記録媒体の、記憶領域の
ファイル構造を変更するファイル構造変更手段と、前記
名称変更手段により変更された名称を検出する名称検出
手段と、を備えたことを特徴とする。
【0012】この第1の観点の発明によれば、登録の際
に、ファイルの名称あるいは該ファイルを格納するディ
レクトリの名称を変更する名称変更手段と、名称変更さ
れたファイルあるいはディレクトリを記録する記録媒体
の、記憶領域のファイル構造を変更するファイル構造変
更手段と、名称変更手段により変更された名称を検出す
る名称検出手段と、を備えることとしているので、画像
管理装置にファイルあるいは該ファイルを格納するディ
レクトリが登録されたかどうかを、ファイルの名称ある
いは該ファイルを格納するディレクトリの名称から判定
することができ、また、記録媒体に格納されるファイル
あるいは該ファイルを格納するディレクトリのファイル
構造を変更して、様々な規格に適合したファイル構造に
できるので、画像情報機器間あるいは記録媒体と画像情
報機器間の画像情報の授受を容易に行うことができる。
【0013】また、第2の観点の発明に係る画像管理装
置によれば、第1の観点による発明において、前記ファ
イルの名称の自由文字部を登録済みを表現する文字に変
更し、前記ファイルの名称の登録ファイル番号部を未変
更にすることを特徴とする。
【0014】この第2の観点の発明によれば、ファイル
の名称の自由文字部を登録済みを表現する文字に変更
し、前記ファイルの名称の登録ファイル番号部を未変更
にすることとしているので、自由文字部を参照すること
により登録済みか否かを判定でき、ファイル番号を参照
することにより変更前のファイルを特定することができ
る。
【0015】また、第3の観点の発明に係る画像管理装
置によれば、第1あるいは第2の観点の発明において、
前記名称変更手段として、前記ディレクトリの名称のデ
ィレクトリ番号部を未変更にし、前記ディレクトリの名
称の自由文字部を登録済みを表現する文字に変更するこ
とを特徴とする。
【0016】この第3の観点の発明によれば、ディレク
トリの名称のディレクトリ番号部を未変更にし、ディレ
クトリの名称の自由文字部を登録済みを表現する文字に
変更することとしているので、自由文字部を参照するこ
とにより登録済みか否かを判定でき、ディレクトリ番号
を参照することにより変更前のディレクトリを特定する
ことができる。
【0017】また、第4の観点の発明に係る画像管理装
置よれば、第1ないし第3のいずれか一つの観点の発明
において、前記名称変更手段として、変更された前記フ
ァイルの名称の自由文字部と、該ファイルを含むディレ
クトリの名称の自由文字部を、該ディレクトリに含まれ
るすべてのファイルが登録済みの場合に、一致させるこ
とを特徴とする。
【0018】この第4の観点の発明によれば、変更され
たファイルの名称の自由文字部と、該ファイルを含むデ
ィレクトリの名称の自由文字部を、該ディレクトリに含
まれるすべてのファイルが登録済みの場合に、一致させ
ることとしているので、ディレクトリの名称から、この
ディレクトリの含まれるファイルが登録済みかどうかを
判定することができる。
【0019】また、第5の観点の発明に係る画像管理装
置によれば、第1ないし第4のいずれか一つの観点の発
明において、前記ファイル構造変更手段として、前記記
録媒体がDCF規格のファイル構造を有しない場合に、
DCF規格の新規ディレクトリを生成し、該ディレクト
リ内に前記ディレクトリおよび前記ファイルを位置変更
することを特徴とする。
【0020】この第5の観点の発明によれば、記録媒体
がDCF規格のファイル構造を有しない場合に、DCF
規格の新規ディレクトリを生成し、該ディレクトリ内に
前記ディレクトリおよび前記ファイルを位置変更するこ
ととしているので、DCF規格のファイル構造を有する
画像情報機器間で画像情報を容易に授受することができ
る。
【0021】また、第6の観点の発明に係る画像管理装
置によれば、第1ないし第5のいずれか一つの観点の発
明において、前記名称検出手段は、名称変更後の前記フ
ァイルの名称および前記ディレクトリの名称と、該ファ
イルおよび該ディレクトリの属性情報と、を格納した属
性ファイルを収集したディレクトリを有することを特徴
とする。
【0022】この第6の観点の発明によれば、名称変更
後のファイルの名称およびディレクトリの名称と、該フ
ァイルおよび該ディレクトリの属性情報と、を格納した
属性ファイルを収集したディレクトリを有することとし
ているので、高速にファイルおよびディレクトリの検索
を行うことができる。
【0023】また、第7の観点の発明に係る画像管理装
置によれば、第6の観点の発明において、前記名称検出
手段は、前記ディレクトリに含まれるファイルの名称の
自由文字部あるいはディレクトリの名称の自由文字部
を、上書き登録しないことを特徴とする。
【0024】この第7の観点の発明によれば、ディレク
トリに含まれるファイルの名称の自由文字部あるいはデ
ィレクトリの名称の自由文字部を、上書き登録しないこ
ととしているので、二重登録を防ぐことができる。
【0025】また、第8の観点の発明に係る画像管理装
置によれば、第1ないし第7のいずれか一つの観点の発
明において、前記名称検出手段は、前記ディレクトリが
有する名称変更後のファイルあるいはディレクトリの名
称に、ビット情報を付加することを特徴とする。
【0026】この第8の観点の発明によれば、ディレク
トリが有する名称変更後のファイルあるいはディレクト
リの名称に、ビット情報を付加することとしているの
で、ビット情報により登録済みのファイルあるいはディ
レクトリを高速に検索することができる。
【0027】また、第9の観点の発明に係る画像管理装
置によれば、第1ないし第8のいずれか一つの観点の発
明において、名称変更後の前記ファイルあるいは前記デ
ィレクトリは、該ファイルあるいは該ディレクトリの内
容の属性を表現する分類テーブルを有することを特徴と
する。
【0028】この第9の観点の発明によれば、名称変更
後のファイルあるいはディレクトリは、該ファイルある
いは該ディレクトリの内容の属性を表現する分類テーブ
ルを有することとしているので、分類テーブルの内容を
検索することにより目的とする登録済みのファイルある
いはディレクトリを抽出できる。
【0029】また、第10の観点の発明に係る画像管理
装置によれば、第8および第9の観点の発明において、
前記ビット情報のビットは、前記ファイルあるいはディ
レクトリの分類テーブルの項目と一対一の対応関係を有
し、前記ビット情報、および、前記ファイルあるいはデ
ィレクトリの分類テーブルの項目は、手動的あるいは自
動的に、追加あるいは削除することが出来ることを特徴
とする。
【0030】この第10の観点の発明によれば、ビット
情報のビットは、ファイルあるいはディレクトリの分類
テーブルの項目と一対一の対応関係を有し、前記ビット
情報、および、前記ファイルあるいはディレクトリの分
類テーブルの項目は、手動的あるいは自動的に、追加あ
るいは削除することとしているので、分類テーブルの項
目をビット情報により高速に検索することができ、また
該分類テーブルの項目は作製することができる。
【0031】また、第11の観点に係る画像管理方法に
よれば、記録媒体に記録された、画像情報を含むファイ
ルの名称あるいは該ファイルを格納するディレクトリの
名称を登録し、該登録された名称に基づいて前記画像情
報を検索して表示する、自由文字部と番号部からなるフ
ァイル名称およびディレクトリ名称を有する画像管理方
法において、前記登録の際に、前記ファイルの名称ある
いは該ファイルを格納するディレクトリの名称を変更す
る名称変更工程と、名称変更された前記ファイルあるい
は前記ディレクトリが格納される、記録媒体のファイル
構造を変更するファイル構造変更工程と、前記名称変更
手段により変更された名称を検出する名称検出工程と、
を備えたことを特徴とする。
【0032】この第11の観点の発明によれば、画像情
報を登録する際に、ファイルの名称あるいは該ファイル
を格納するディレクトリの名称を変更する名称変更工程
と、名称変更された前記ファイルあるいは前記ディレク
トリが格納される、記録媒体のファイル構造を変更する
ファイル構造変更工程と、前記名称変更手段により変更
された名称を検出する名称検出工程と、を備えることと
しているので、画像管理装置にファイルあるいは該ファ
イルを格納するディレクトリが登録されたかどうかをフ
ァイルの名称あるいは該ファイルを格納するディレクト
リの名称から判定することができ、また、記録媒体に格
納されるファイルあるいは該ファイルを格納するディレ
クトリのファイル構造を変更して、様々な規格に適合し
たファイル構造にできるので、画像情報機器間あるいは
記録媒体と画像情報機器間の画像情報の授受を容易に行
うことができる。
【0033】また、第12の観点に係るプログラムによ
れば、第11の観点に記載した方法をコンピュータに実
行させることを特徴とする。この第12の観点の発明に
よれば、第11の観点に記載した方法をコンピュータに
実行させることとしているので、パーソナルコンピュー
タあるいはゲームソウフトウェア用のコンピュータにも
この方法を実行させることができる。
【0034】
【発明の実施の形態】以下に添付図面を参照して、この
発明にかかる画像管理装置、方法およびその方法をコン
ピュータに実行させるためのプログラムの好適な実施の
形態について説明する。なお、これにより本発明が限定
されるものではない。
【0035】(実施の形態1)まず、本実施の形態にか
かる画像管理装置の全体構成について説明する。図1
は、この発明の実施の形態である画像管理装置120を
接続したデジタルカメラ100および記録装置140で
ある。ここで、画像管理装置120は、パーソナルコン
ピュータ、あるいは、ゲームソフトウェア専用のコンピ
ュータ等を用いることもできる。
【0036】デジタルカメラは、検出部101、制御部
102、記録媒体103、入力部104、表示部10
5、ローカルバス106、入出力I/O107からな
る。制御部102は、検出部101で検出されたデジタ
ル画像情報を、ローカルバス106を介して記録媒体1
03に保存する。また、該デジタル画像情報は、入力部
104からの指示により、表示部105に表示される。
【0037】画像管理装置120は、制御部121、ハ
ードディスク122、入出力I/O125と126、イ
ンターフェース128と127、およびそれらを接続す
るローカルバス129からなり、インターフェース12
8と127には、表示部124と入力部123が接続さ
れている。表示部124に表示される、画像情報あるい
はディレクトリやファイル情報をもとに、入力部123
から制御部121に指示をだし、画像情報を管理、検索
する。また、この画像管理装置120は、デジタルカメ
ラ100と、接続ケーブル110を介して接続され、画
像情報等のやりとりが行われる。
【0038】記録装置140は、記録媒体141、制御
部142、入出力I/O143、およびそれらを接続す
るローカルバス144からなる。記録媒体141は、大
きい容量を持った記録媒体で、例えばハードディスク、
MO(Magneto―Optical Disc)、
CD(Compact Disk)、DVD(Digi
tal Versatile Disc)等を用いる。
画像情報は、データ量が大きいため、この記録装置14
0のように、画像情報専用の大容量記録装置を持つこと
は、画像管理装置120にとってもハードディスク12
2の負担が少なく、有用である。また、記録装置140
は、画像管理装置120と、接続ケーブル130を介し
て接続され、両者間で画像情報等のやりとりを行う。
【0039】つぎに、画像管理装置120の動作につい
て説明する前に、デジタルカメラの画像ファイルフォー
マット規格であるDCF(Design rule f
orCamera File system)規格につ
いて説明する。
【0040】DCF規格では、画像情報を管理するた
め、画像情報を保存するファイル構造、ディレクトリ名
称、およびファイル名称等について規格が定められてい
る。この規格に基づいて、画像情報を保存、管理するこ
とにより、例えばフラッシュメモリとかメモリスティッ
ク等の着脱型の記録媒体間でも画像情報の交換が容易に
行われる。
【0041】図2に、DCF規格に基づいたファイル構
造の一例を示す。この規格では、ルートディレクトリ直
下に名称DCIM(Digital Camera I
Mages)のイメージルートディレクトリを作成し、
このディレクトリ内に、画像情報を格納するディレクト
リ(以下、DCFディレクトリと称する。)、例えば1
00ABCDE、を配置する。そして、このDCFディ
レクトリ内に、画像情報ファイル、例えばABCD00
01.JPG、が配置される。
【0042】ここで、DCFディレクトリの名称および
画像情報ファイルの名称について、DCF規格では、図
3に示すように規定されている。DCFディレクトリの
名称は、図3(A)に示すように、ディレクトリ番号部
と自由文字部とからなり、ディレクトリ番号部は三桁の
数字からなり、自由文字部は5つの文字からなる。そし
て、ディレクトリ番号部の三桁の数字は、100〜99
9の間で自由に選択される。また、自由文字部は半角英
数大文字のみを用い、5つの文字が自由に選択される。
【0043】また、画像情報ファイルの名称は、図3
(B)に示すように、自由文字部とファイル番号部とか
らなり、自由文字部は四つの文字からなり、ファイル番
号部は四桁の数字からなる。そして、自由文字部は半角
英数大文字のみを用い、四つの文字が自由に選択され
る。また、ファイル番号部の四桁の数字は、0001〜
9999の間で自由に選択される。
【0044】つぎに、画像管理装置120の動作につい
て図4を用いて説明する。図4は、画像管理装置120
に画像情報を登録する場合の手順を示したフローチャー
トである。なお、図5および図6に図示したファイル構
造を参照しながら説明を行う。
【0045】まず、画像管理装置120のオペレータ
は、表示部124を参照しながら、入力部123を用い
て登録する画像情報の選択を行う(ステップS40
0)。この選択される画像情報は、デジタルカメラ10
0の記録媒体103に記録されているものでも良いし、
あるいは記録装置140の記録媒体141に記録されて
いるものでもよいし、あるいはまた、画像管理装置12
0のハードディスク122に記録されている画像情報で
も良い。
【0046】この選択された画像情報に対して、画像管
理装置120の制御部121は、該画像情報の記録され
ている記録媒体が、登録する記録媒体、すなわち画像管
理装置120のハードディスク122と同一かどうかを
判定する(ステップS402)。記録媒体が異なる場合
(ステップS402否定)には、選択された画像情報
を、登録する記録媒体、すなわち画像管理装置120の
ハードディスク122にコピーまたは移動する(ステッ
プS404)。
【0047】制御部121は、選択された画像情報の記
録媒体がハードディスク122と同一の場合(ステップ
S402肯定)には、このハードディスク122の記憶
領域内にDCF規格のファイル構造が存在するかどうか
を判定する(ステップS406)。このハードディスク
122の記憶領域内にDCF規格のファイル構造が存在
しない場合には(ステップS406否定)、このハード
ディスク122の記憶領域内に、DCF規格のファイル
構造を生成する。すなわち、ルートディレクトリ直下
に、DCIMの名称を持つイメージルートディレクトリ
を生成する。
【0048】制御部121は、ハードディスク122の
記憶領域内にDCF規格のファイル構造が存在する場合
には(ステップS406肯定)、選択された画像情報が
DCF規格のファイル構造内に存在するかどうかを判定
する(ステップS410)。選択された画像情報がDC
F規格のファイル構造内に存在しない場合(ステップS
410否定)には、選択された画像情報をDCF規格の
ファイル構造内に移動する(ステップS412)。
【0049】その後、制御部121は、選択された画像
情報がDCF規格のファイル構造内に存在する場合には
(ステップS410肯定)、選択された画像情報の名称
変更を行う(ステップS414)。この名称変更では、
選択された画像情報を含むファイルあるいはディレクト
リの名称の自由文字部を、登録済みを示す文字列で置き
換える。ファイルとディレクトリでは、自由文字部の文
字数が異なるので、登録済みを示す文字列の文字数は、
少ない自由文字の数に一致させる。
【0050】その後、制御部121は、選択された画像
情報の登録を行う(ステップS416)。この登録で
は、表示部124で画像情報を表示する際の、色調補正
計算等を行い、属性ファイルに該計算結果を格納し、選
択された画像情報が表示部124で表示可能な状態にす
る。
【0051】その後、制御部121は、画像情報の登録
を行うかどうかを判定し(ステップS418)、登録を
行う場合(ステップS418肯定)には、ステップS4
00に移行し、画像情報の選択を行い、登録を行わない
場合には(ステップS418否定)、この処理を終了す
る。
【0052】この処理の、表示部124に示される、フ
ァイル構造の具体例を、図5および図6に示す。図5
は、画像管理装置120のハードディスク122がDC
F規格のファイル構造を有していない場合の例である。
図5(A)は、選択された登録するファイルの画像情報
が、ステップS400〜404をへて、ハードディスク
122の記憶領域にコピーあるいは移動させられた後の
ファイル構造の例である。登録する画像情報IMG_0
001は、ルートディレクトリ直下のIMAGEという
名称のディレクトリ内に格納されている。
【0053】図5(B)は、制御部121が、ハードデ
ィスク122内に、DCF規格のファイル構造を生成
し、そこに選択された画像情報を名称変更して格納した
例である。ルートイメージディレクトリであるDCIM
をルートディレクトリ直下に生成し、さらにルートイメ
ージディレクトリであるDCIMの下に、DCFディレ
クトリである100KCIMGを生成し、このディレク
トリ内に画像情報IMG_0001を格納している。こ
の際、画像情報IMG_0001の名称は、自由文字部
が、オペレータにより登録済みを表すと定義された文字
列KCIに置き換えられ、ファイル番号部は登録前と同
一番号である。
【0054】なお、図5(B)および(C)には、画像
情報の特徴が記録された属性情報を文字列で記録した属
性ファイルを格納する属性ファイルディレクトリも生成
されている。図5(B)の場合には、ルートイメージデ
ィレクトリであるDCIMの下に、属性ファイルディレ
クトリであるKCPADATAが生成されており、図5
(C)の場合には、ルートディレクトリの直下に、属性
ファイルディレクトリであるKCPADATAが生成さ
れている例が示されている。このように、属性ファイル
を一つのディレクトリにまとめて、管理することにより
属性ファイルの検索を高速で行うことができる。
【0055】図6は、画像管理装置120のハードディ
スク122がDCF規格のファイル構造を有している場
合の例である。図6(A)は、選択されたディレクトリ
あるいはファイルの画像情報が、ステップS402〜4
12をへて、DCF規格のファイル構造内に移動した後
の例である。選択された画像情報のディレクトリ101
ABCDEが、イメージルートディレクトリDCIMの
下に配置されている。
【0056】図6(B)は、ステップS414でディレ
クトリの名称変更を行い、ステップS416で登録を行
った後のファイル構造の例である。選択されたディレク
トリの名称のディレクトリ番号は登録前と同一番号で、
自由文字部はKCIMGという登録済みを表す文字列に
置き換えられている。また、図6(C)は、選択された
ファイルの名称変更を行った後のファイル構造の例であ
る。選択されたファイルの名称の自由文字部は、オペレ
ータにより登録済みを表すと定義された文字列KCIに
置き換えられ、ファイル番号は登録前と同一番号が付け
られている。
【0057】上述してきたように、本実施の形態1で
は、画像情報を画像管理装置120に登録する際に、デ
ィレクトリあるいはファイルの名称の自由文字部の文字
列を変更し、登録済みを表す文字列とし、番号部を登録
する前と後で同一の番号としているので、登録済みのデ
ィレクトリあるいはファイルを、その名称から判定する
ことができ、さらには二重登録を防止するために、登録
済みのディレクトリあるいはファイルを、新規登録の際
に検索する必要がないという効果を奏する。
【0058】なお、本実施の形態1では、DCF規格を
例にしたが、他の同等な規格を採用する機器の場合にも
本発明を適用することができる。また、DCF規格のフ
ァイル構造を持たない場合には、DCF規格のファイル
構造を生成してから、画像情報を含んだファイルを該フ
ァイル構造内に格納しているので、DCF規格のファイ
ル構造を有する画像情報機器、例えばデジタルカメラと
かプリンタ間で、画像情報を容易に授受するとができ
る。
【0059】(実施の形態2)ところで、上記実施の形
態1では、文字列からなる画像情報の属性ファイルを、
属性ファイルディレクトリ内に格納し画像情報の管理を
行っているが、ビットテーブルを含む属性ファイルを使
用し、画像情報の管理を行うこともできる。そこで本実
施の形態では、ビットテーブルを含む属性ファイルを使
用する場合を示すことにする。
【0060】図7は、本実施の形態2にかかる画像管理
装置のハードディスクの構成を示す図である。このハー
ドディスク701は、図1に示した、ハードディスク1
22に対応するものであり、その他の構成については、
図1に示したものと同様のものとなるのでここではその
詳細な説明を省略する。
【0061】図7のハードディスク701は、ローカル
バス129を介して画像管理装置120の制御部121
やその他の機器、例えば表示部124等に接続されてい
る。そして、ハードディスク701の記憶領域には、属
性ファイルディレクトリ703が確保されており、ここ
には、画像情報のファイル名称と、文字列からなる属性
情報と、ビットテーブル709と、を記録した画像情報
の属性ファイル705が保存されている。また、属性フ
ァイルディレクトリ703内には、画像情報の分類項目
とビットテーブル709の各ビットとの対応を示す分類
テーブル707が保管されている。
【0062】ここで、分類テーブル707とビットテー
ブル709の関係を図8を用いて説明する。分類テーブ
ル707には、ビット番号と画像情報の分類項目が対照
表の形で記載されている。そして、分類項目とビット番
号は一対一に対応しており、さらに、ビット番号は、ビ
ットテーブル709のビット位置を表している。図8の
例で分類項目Bは、ビット番号2を有し、ビットテーブ
ル709の右から2番目のビットに対応している。そし
て、該ビットが1であることから、ビットテーブル70
9を有する属性ファイル705、すなわち属性ファイル
705に含まれるファイル名称を有する画像情報は、分
類項目Bに該当している。
【0063】つぎに、ビットテーブル709の動作につ
いて図9および図10のフローチャートを用いて説明す
る。図9は、ビットテーブル709に、新たに分類項目
を追加するやり方を示したものであり、図10は、ビッ
トテーブル709を用いて、画像情報ファイルを検索、
抽出するやり方を示したものである。
【0064】まず、オペレータは、ハードディスク12
2内の属性ファイルディレクトリにある分類テーブル7
07を表示部124に表示する(ステップS901)。
入力部123から、オペレータは、分類テーブルの最大
の旧ビット番号に連番の新ビット番号と新たな分類項目
を追加する(ステップS903)。
【0065】つぎに、制御部121は、属性ファイルデ
ィレクトリ703内の属性ファイル705の検索を行
い、ビットテーブルのビット数が旧ビット番号に等しい
属性ファイル705を検索し、抽出する(ステップS9
05)。そして、この抽出された属性ファイルのビット
テーブルのビット数を1つ追加し(ステップS90
7)、該属性ファイルの文字列からなる属性情報と新た
な分類項目を比較する(ステップS909)。
【0066】ここで、制御部121は、比較した結果、
抽出された属性ファイルが新たな分類項目に該当するか
どうかを判定する(ステップS911)。抽出された属
性ファイルが新たな分類項目に該当する場合には(ステ
ップS911肯定)、ビットテーブルに追加されたビッ
トを1に設定し、抽出された属性ファイルが新たな分類
項目に該当しない場合には(ステップS911否定)、
ビットテーブルに追加されたビットを0に設定する。
【0067】その後、制御部121は、属性ファイルデ
ィレクトリ703内のすべての属性ファイルのビットテ
ーブルに新たなビットが追加されたかどうかを判定し
(ステップS917)、すべての属性ファイルのビット
テーブルに新たなビットが追加されていない場合には
(ステップS917否定)、ステップS905に移行し
属性ファイルの検索を繰り返す。すべての属性ファイル
のビットテーブルに新たなビットが追加されている場合
には(ステップS917肯定)、この処理を終了する。
【0068】つづいて、図10を用いて、属性ファイル
を分類項目に従って検索し、抽出する場合を示す。ま
ず、オペレータは、ハードディスク122内の属性ファ
イルディレクトリにある分類テーブル707を表示部1
24に表示する(ステップS1001)。入力部123
から、オペレータは、分類テーブルの分類項目を単数あ
るいは複数選択する(ステップS1003)。
【0069】その後、制御部121は、選択された分類
項目のビット番号に対応するビットが1に設定された基
準ビットテーブルを生成し、また、検索、抽出された属
性ファイルのファイル名称を保存するリスト領域を確保
する(ステップS1005)。そして、属性ファイル7
05のビットテーブルと基準ビットテーブルを比較し
(ステップS1007)、ビットテーブルが一致するか
どうかを判定する(ステップS1009)。ビットテー
ブルが一致する場合には(ステップS1009肯定)、
該ビットテーブルを有する属性ファイルに含まれるファ
イル名称を抽出して、リスト領域に記録する。ビットテ
ーブルが一致しない場合には(ステップS1009否
定)、つぎのステップに移行する。
【0070】その後、すべての属性ファイルのビットテ
ーブルを基準ビットテーブルと比較したかどうかを判定
し(ステップS1015)、すべての属性ファイルのビ
ットテーブルを基準ビットテーブルと比較していない場
合には(ステップS1015否定)、ステップS100
7に移行し、属性ファイルの比較を繰り返す。また、す
べての属性ファイルのビットテーブルを基準ビットテー
ブルと比較した場合には(ステップS1015肯定)、
この処理を終了する。
【0071】上述してきたように、本実施の形態2で
は、属性ファイルディレクトリに分類項目を記載した分
類テーブルを用意し、この分類項目と対応付けられたビ
ットを有するビットテーブルを属性テーブルに付加して
いるので、分類項目に基づいて属性ファイルを検索し、
抽出する際に、属性テーブルに含まれる、文字列からな
る属性情報を検索する必要がなく、ビットテーブルを検
索することにより、属性ファイルの検索、抽出ができる
ので、高速かつ迅速に、分類項目に該当する属性ファイ
ルの検索および抽出ができる。
【0072】また、本実施の形態では、分類項目の追加
の際に、ビットテーブルに新たなビットを追加したが、
ビットテーブルの大きさとして、たとえば256ビット
あるいは512ビットをあらかじめ確保しておき、その
枠内で分類項目を追加していくこともできる。
【0073】
【発明の効果】以上説明したように、第1の観点の発明
によれば、登録の際に、ファイルの名称あるいは該ファ
イルを格納するディレクトリの名称を変更する名称変更
手段と、名称変更されたファイルあるいはディレクトリ
を記録する記録媒体の、記憶領域のファイル構造を変更
するファイル構造変更手段と、名称変更手段により変更
された名称を検出する名称検出手段と、を備えることと
しているので、画像管理装置にファイルあるいは該ファ
イルを格納するディレクトリが登録されたかどうかを、
ファイルの名称あるいは該ファイルを格納するディレク
トリの名称から判定することができ、また、記録媒体に
格納されるファイルあるいは該ファイルを格納するディ
レクトリのファイル構造を変更して、様々な規格に適合
したファイル構造にできるので、画像情報機器間あるい
は記録媒体と画像情報機器間の画像情報の授受を容易に
行うことができるという効果を奏する。
【0074】また、第2の観点の発明によれば、ファイ
ルの名称の自由文字部を登録済みを表現する文字に変更
し、前記ファイルの名称の登録ファイル番号部を未変更
にすることとしているので、自由文字部を参照すること
により登録済みか否かを判定でき、ファイル番号を参照
することにより変更前のファイルを特定することができ
る。
【0075】また、第3の観点の発明によれば、ディレ
クトリの名称のディレクトリ番号部を未変更にし、ディ
レクトリの名称の自由文字部を登録済みを表現する文字
に変更することとしているので、自由文字部を参照する
ことにより登録済みか否かを判定でき、ディレクトリ番
号を参照することにより変更前のディレクトリを特定す
ることができる。
【0076】また、第4の観点の発明によれば、変更さ
れたファイルの名称の自由文字部と、該ファイルを含む
ディレクトリの名称の自由文字部を、該ディレクトリに
含まれるすべてのファイルが登録済みの場合に、一致さ
せることとしているので、ディレクトリの名称から、こ
のディレクトリの含まれるファイルが登録済みかどうか
を判定することができる。
【0077】また、第5の観点の発明によれば、記録媒
体がDCF規格のファイル構造を有しない場合に、DC
F規格の新規ディレクトリを生成し、該ディレクトリ内
に画像情報のディレクトリおよびファイルを位置変更す
ることとしているので、DCF規格のファイル構造を有
する画像情報機器間で画像情報を容易に授受することが
できる。
【0078】また、第6の観点の発明によれば、名称変
更後のファイルの名称およびディレクトリの名称と、該
ファイルおよび該ディレクトリの属性情報と、を格納し
た属性ファイルを収集したディレクトリを有することと
しているので、高速にファイルおよびディレクトリの検
索を行うことができる。
【0079】また、第7の観点の発明によれば、ディレ
クトリに含まれるファイルの名称の自由文字部あるいは
ディレクトリの名称の自由文字部を、上書き登録しない
こととしているので、二重登録を防ぐことができる。
【0080】また、第8の観点の発明によれば、ディレ
クトリが有する名称変更後のファイルあるいはディレク
トリの名称に、ビット情報を付加することとしているの
で、ビット情報により登録済みのファイルあるいはディ
レクトリを高速に検索することができる。
【0081】また、第9の観点の発明によれば、名称変
更後のファイルあるいはディレクトリは、該ファイルあ
るいは該ディレクトリの内容の属性を表現する分類テー
ブルを有することとしているので、分類テーブルの内容
を検索することにより目的とする登録済みのファイルあ
るいはディレクトリを抽出できる。
【0082】また、第10の観点の発明によれば、ビッ
ト情報のビットは、ファイルあるいはディレクトリの分
類テーブルの項目と一対一の対応関係を有し、前記ビッ
ト情報、および、前記ファイルあるいはディレクトリの
分類テーブルの項目は、手動的あるいは自動的に、追加
あるいは削除することとしているので、分類テーブルの
項目をビット情報により高速に検索することができ、ま
た該分類テーブルの項目は作製することができる。
【0083】また、第11の観点の発明によれば、画像
情報を登録する際に、ファイルの名称あるいは該ファイ
ルを格納するディレクトリの名称を変更する名称変更工
程と、名称変更された前記ファイルあるいは前記ディレ
クトリが格納される、記録媒体のファイル構造を変更す
るファイル構造変更工程と、前記名称変更手段により変
更された名称を検出する名称検出工程と、を備えること
としているので、画像管理装置にファイルあるいは該フ
ァイルを格納するディレクトリが登録されたかどうかを
ファイルの名称あるいは該ファイルを格納するディレク
トリの名称から判定することができ、また、記録媒体に
格納されるファイルあるいは該ファイルを格納するディ
レクトリのファイル構造を変更して、様々な規格に適合
したファイル構造にできるので、画像情報機器間あるい
は記録媒体と画像情報機器間の画像情報の授受を容易に
行うことができる。
【0084】また、第12の観点の発明によれば、第1
1の観点に記載した方法をコンピュータに実行させるこ
ととしているので、パーソナルコンピュータあるいはゲ
ームソウフトウェア用のコンピュータにもこの方法を実
行させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】画像管理装置の全体構成を示すブロック図であ
る。
【図2】DCF規格のファイル構造を示す図である。
【図3】DCF規格のファイル名称およびディレクトリ
名称を示す図である。
【図4】実施の形態1の画像管理装置の動作を示すフロ
ーチャートである。
【図5】DCF規格のファイル構造が存在しない場合の
画像情報の名称を変更する一例を示す図である。
【図6】DCF規格のファイル構造が存在する場合の画
像情報の名称を変更する一例を示す図である。
【図7】実施の形態2の画像管理装置のハードディスク
を示す図である。
【図8】分類テーブルとビットテーブルの関係を示す図
である。
【図9】分類テーブルの分類項目の設定動作を示すフロ
ーチャートである。
【図10】ビットテーブルを用いた検索動作を示すフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
100 デジタルカメラ 102、121、142 制御部 103、141 記録媒体 104、123 入力部 105、124 表示部 106、129、144 ローカルバス 107、125、126,143 入出力I/O 108 検出部 110、130 接続ケーブル 120 画像管理装置 122、701 ハードディスク 127,128 インターフェース 140 記録装置 703 属性ファイルディレクトリ 705 属性ファイル 707 分類テーブル 709 ビットテーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/225 H04N 5/225 F 5/78 5/78 B // H04N 101:00 101:00

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体に記録された、画像情報を含む
    ファイルの名称あるいは該ファイルを格納するディレク
    トリの名称を登録し、該登録された名称に基づいて前記
    画像情報を検索して表示する、自由文字部と番号部から
    なるファイル名称およびディレクトリ名称を有する画像
    管理装置において、 前記登録の際に、前記ファイルの名称あるいは該ファイ
    ルを格納するディレクトリの名称を変更する名称変更手
    段と、 名称変更された前記ファイルあるいは前記ディレクトリ
    を記録する記録媒体の、記憶領域のファイル構造を変更
    するファイル構造変更手段と、 前記名称変更手段により変更された名称を検出する名称
    検出手段と、 を備えたことを特徴とする画像管理装置。
  2. 【請求項2】 前記名称変更手段は、前記ファイルの名
    称の自由文字部を登録済みを表現する文字に変更し、前
    記ファイルの名称の登録ファイル番号部を未変更にする
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像管理装置。
  3. 【請求項3】 前記名称変更手段は、前記ディレクトリ
    の名称のディレクトリ番号部を未変更にし、前記ディレ
    クトリの名称の自由文字部を登録済みを表現する文字に
    変更することを特徴とする請求項1あるいは2に記載の
    画像管理装置。
  4. 【請求項4】 前記名称変更手段は、変更された前記フ
    ァイルの名称の自由文字部と、該ファイルを含むディレ
    クトリの名称の自由文字部を、該ディレクトリに含まれ
    るすべてのファイルが登録済みの場合に、一致させるこ
    とを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一つに記載
    の画像管理装置。
  5. 【請求項5】 前記ファイル構造変更手段は、前記記録
    媒体がDCF規格のファイル構造を有しない場合に、D
    CF規格の新規ディレクトリを生成し、該ディレクトリ
    内に前記ディレクトリおよび前記ファイルを位置変更す
    ることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか一つに
    記載の画像管理装置。
  6. 【請求項6】 前記名称検出手段は、名称変更後の前記
    ファイルの名称および前記ディレクトリの名称と、該フ
    ァイルおよび該ディレクトリの属性情報と、を格納した
    属性ファイルを収集したディレクトリを有することを特
    徴とする請求項1ないし5のいずれか一つに記載の画像
    管理装置。
  7. 【請求項7】 前記名称検出手段は、前記ディレクトリ
    に含まれるファイルの名称の自由文字部あるいはディレ
    クトリの名称の自由文字部を、上書き登録しないことを
    特徴とする請求項6に記載の画像管理装置。
  8. 【請求項8】 前記名称検出手段は、前記ディレクトリ
    が有する名称変更後のファイルあるいはディレクトリの
    名称に、ビット情報を付加することを特徴とする請求項
    1ないし7のいずれか一つに記載の画像管理装置。
  9. 【請求項9】 名称変更後の前記ファイルあるいは前記
    ディレクトリは、該ファイルあるいは該ディレクトリの
    内容の属性を表現する分類テーブルを有することを特徴
    とする請求項1ないし8のいずれか一つに記載の画像管
    理装置。
  10. 【請求項10】 前記ビット情報のビットは、前記ファ
    イルあるいはディレクトリの分類テーブルの項目と一対
    一の対応関係を有し、前記ビット情報、および、前記フ
    ァイルあるいはディレクトリの分類テーブルの項目は、
    手動的あるいは自動的に、追加あるいは削除することが
    出来ることを特徴とする請求項8および9に記載の画像
    管理装置。
  11. 【請求項11】 記録媒体に記録された、画像情報を含
    むファイルの名称あるいは該ファイルを格納するディレ
    クトリの名称を登録し、該登録された名称に基づいて前
    記画像情報を検索して表示する、自由文字部と番号部か
    らなるファイル名称およびディレクトリ名称を有する画
    像管理方法において、 前記登録の際に、前記ファイルの名称あるいは該ファイ
    ルを格納するディレクトリの名称を変更する名称変更工
    程と、 名称変更された前記ファイルあるいは前記ディレクトリ
    が配置される、記録媒体のファイル構造を変更するファ
    イル構造変更工程と、 前記名称変更手段により変更された名称を検出する名称
    検出工程と、 を備えたことを特徴とする画像管理方法。
  12. 【請求項12】 請求項11に記載した方法をコンピュ
    ータに実行させるためのプログラム。
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