JP2000207262A - 画像ファイル作成装置および方法,画像ファイル作成装置を制御するためのプログラムを格納した記録媒体ならびにディジタル・カメラおよび方法 - Google Patents

画像ファイル作成装置および方法,画像ファイル作成装置を制御するためのプログラムを格納した記録媒体ならびにディジタル・カメラおよび方法

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JP2000207262A
JP2000207262A JP11002713A JP271399A JP2000207262A JP 2000207262 A JP2000207262 A JP 2000207262A JP 11002713 A JP11002713 A JP 11002713A JP 271399 A JP271399 A JP 271399A JP 2000207262 A JP2000207262 A JP 2000207262A
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time stamp
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JP11002713A
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English (en)
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Kenichiro Ayaki
健一郎 綾木
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)
  • Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 タイム・スタンプに画像ファイルの作成日時
の代わりに撮影日時を書き込む。 【構成】 画像ファイルをコンピュータのハードディス
クに書き込むとき(ステップ32,41)に,その画像ファ
イル書き込み日時が「タイム・スタンプ」に格納される
(ステップ42,43)。画像ファィルに格納されている撮
影日時データが読み出され,「タイム・スタンプ」に上
書きされる(ステップ35,44)。「タイム・スタンプ」
に書き込まれているデータを読み出すことにより,撮影
日時を比較的簡単に知ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】この発明は,画像ファイルを作成して記憶
媒体に記憶する画像ファイル作成装置および方法,画像
ファイル作成装置を制御するためのプログラムを格納し
た記録媒体ならびにディジタル・カメラおよびその制御
方法に関する。
【0002】
【発明の背景】パーソナル・コンピュータなどにおいて
は,タイム・スタンプを生成する機能を有している。タ
イム・スタンプは,ファイルが作成されたときにそのフ
ァイルの作成日時を表すものである。タイム・スタンプ
を表すデータは,ファイルが記憶される記憶媒体の所定
のタイム・スタンプ・データ格納領域に,対応するファ
イルに関連づけて記憶される。
【0003】ディジタル・カメラによって被写体が撮像
されると被写体像を表す画像データが画像ファイルに格
納される。画像ファイルは,メモリ・カード,ディジタ
ル・カメラに内蔵されているメモリなどに記憶される。
【0004】ディジタル・カメラによって作成された画
像ファイルをパーソナル・コンピュータに送信すると,
パーソナル・コンピュータにおいて新たな画像ファイル
が作成される。作成された画像ファイル内に撮像によっ
て得られた画像データが格納される。パーソナル・コン
ピュータにおいて作成された画像ファイルのタイム・ス
タンプ・データは,画像ファイルの作成日時を表すもの
である。したがって,ディジタル・カメラからパーソナ
ル・コンピュータに画像ファイルが送信された場合に
は,その送信日時を表すタイム・スタンプ・データが画
像ファイルに関連してタイム・スタンプ・データ格納領
域に記憶される。
【0005】しかしながら,画像ファイル送信日時を記
憶していても利用価値が少ない。
【0006】
【発明の開示】この発明は,タイム・スタンプ・データ
格納領域に,画像ファイルに格納されている画像データ
によって表される画像の撮影日時を記憶できるようにす
ることを目的とする。
【0007】第1の発明による画像ファイル作成装置
は,画像データおよびこの画像データによって表される
画像の撮影日時に関する撮影日時データを格納した画像
ファイルを作成する画像ファイル作成手段,上記画像フ
ァイル作成手段によって作成された画像ファイルを記憶
媒体の画像ファイル格納領域に記憶する画像ファイル記
憶制御手段,上記画像ファイル作成手段により作成され
た画像ファイルの作成日時を示すタイム・スタンプ・デ
ータを生成するタイム・スタンプ・データ生成手段,上
記タイム・スタンプ・データ生成手段によって生成され
たタイム・スタンプ・データを対応する画像ファイルに
関連づけて上記記憶媒体のタイム・スタンプ・データ格
納領域に記憶するタイム・スタンプ・データ記憶制御手
段,上記画像ファイルから上記撮影日時データを読み取
る撮影日時データ読み取り手段,ならびに上記撮影日時
データ読み取り手段によって読み取られた撮影日時デー
タを上記タイム・スタンプ・データ格納領域に,対応す
る画像ファイルに関連づけて記憶する撮影日時データ記
憶制御手段を備えていることを特徴とする。
【0008】第1の発明は,上記画像ファイル作成装置
に適した方法も提供している。すなわち,この方法は,
画像データおよびこの画像データによって表される画像
の撮影日時に関する撮影日時データを格納した画像ファ
イルを作成し,作成された画像ファイルを記憶媒体の画
像ファイル格納領域に記憶し,作成された画像ファイル
の作成日時を示すタイム・スタンプ・データを生成し,
生成されたタイム・スタンプ・データを対応する画像フ
ァイルに関連づけて上記記憶媒体のタイム・スタンプ・
データ格納領域に記憶し,上記画像ファイルから上記撮
影日時データを読み取り,読み取られた撮影日時データ
を上記タイム・スタンプ・データ格納領域に,対応する
画像ファイルに関連づけて記憶するものである。
【0009】第1の発明は,上記画像ファイル作成装置
を制御するためのプログラムを格納したコンピュータが
読み取り可能な記録媒体も提供している。
【0010】画像データによって表される画像の撮影日
時を表す撮影日時データがその画像データを格納してい
る画像ファイルに格納されている。画像ファイルが作成
されると,その画像ファイルに格納されている撮影日時
データが読み取られる。読み取られた撮影日時データが
上記タイム・スタンプ・データ記憶領域に,対応する画
像ファイルに関連付けられて記憶される。
【0011】タイム・スタンプ・データ記憶領域に記憶
されているデータの読み出しは,比較的簡単である。こ
のため画像ファイルに格納されている撮影日時データを
読み出して,画像ファイルに格納されている画像データ
によって表される画像の撮影日時を確認する場合に比べ
て,比較的簡単に撮影日時を確認することができる。タ
イム・スタンプ・データ記憶領域に記憶されている撮影
日時データを読み出すことにより撮影日時を確認でき
る。
【0012】画像ファイルの作成は,空のファイルをあ
らかじめ作成しておき,その空のファイルに画像データ
を格納するものでもよい。
【0013】また,上記タイム・スタンプ・データ記憶
領域に撮影日時データを記憶する場合には,上記タイム
・スタンプ・データ記憶領域にすでに記憶されているタ
イム・スタンプ・データに上書きするものであってもよ
いし,撮影日時データを追加するものでもよい。
【0014】画像ファイルを入力する画像ファイル入力
手段をさらに備えることもできる。この場合には,上記
画像ファイル入力手段から入力された画像ファイルを上
記画像ファイル格納領域に格納することとなる。
【0015】ディジタル・カメラから画像ファイルを入
力することもできるであろうし,ネットワークを介して
画像ファイルを入力することもできる。入力した画像フ
ァイルに格納されている画像データによって表される画
像の撮影日時を表すデータを,読み出しやすいタイム・
スタンプ・データ格納領域に記憶することができる。
【0016】上記撮影日時データが上記タイム・スタン
プ・データ格納領域に記憶されていることを報知する
(たとえばファイル名を変更する)ことが好ましい。
【0017】上記タイム・スタンプ・データ格納領域に
記憶されているデータを読み出す場合に,そのデータが
画像ファイルの作成日時を表すものでなく,撮影日時を
表すものであることを知ることができる。
【0018】第2の発明によるとディジタル・カメラ
は,被写体を撮像し,被写体像を表す画像データを出力
する撮像手段,上記撮像手段から出力される画像データ
を格納した画像ファイルを作成し,作成した画像ファイ
ルを記憶媒体の画像ファイル格納領域に記憶する画像フ
ァイル作成記憶制御手段,上記画像ファイル作成記憶制
御手段による上記画像ファイルの作成日時を表すタイム
・スタンプ・データを生成し,生成したタイム・スタン
プ・データを対応する上記画像ファイルに関連づけて上
記記憶媒体にタイム・スタンプ・データ格納領域に記憶
するタイム・スタンプ・データ生成記憶制御手段,上記
撮像手段による被写体の撮影日時を表す撮影日時データ
を生成する撮影日時データ生成手段,および上記撮影日
時データ生成手段により生成された撮影日時データを対
応する上記画像ファイルに関連づけて上記タイム・スタ
ンプ・データ格納領域に記憶する撮影日時データ記憶制
御手段を備えていることを特徴とする。
【0019】第2の発明は,上記ディジタル・カメラの
動作制御方法も提供している。すなち,この方法は,被
写体を撮像し,被写体像を表す画像データを得,上記撮
像によって得られた画像データを格納した画像ファイル
を作成し,作成した画像ファイルを記憶媒体の画像ファ
イル格納領域に記憶し,上記画像ファイルの作成日時を
表すタイム・スタンプ・データを生成し,生成したタイ
ム・スタンプ・データを対応する上記画像ファイルに関
連づけて上記記憶媒体にタイム・スタンプ・データ格納
領域に記憶し,被写体の撮影日時を表す撮影日時データ
を生成し,生成された撮影日時データを対応する上記画
像ファイルに関連づけて上記タイム・スタンプ・データ
格納領域に記憶するものである。
【0020】第2の発明においても,撮影日時データを
上記タイム・スタンプ・データ記憶領域に記憶すること
ができる。上記タイム・スタンプ・データ記憶領域から
比較的簡単に撮影日時データを読み出すことができ,撮
影日時の確認が比較的容易となる。
【0021】
【実施例の説明】図1は,この発明の実施例を示すもの
で,ディジタル・カメラが接続されているコンピュータ
の電気的構成を示すブロック図である。
【0022】コンピュータ1の動作は,演算装置2によ
って統括される。演算装置2にはデータを一時的に記憶
するためのメモリが内蔵されている。
【0023】コンピュータ1には,CD−ROM ドライブ4
が含まれている。後述する処理の動作プログラムが格納
されたCD−ROM11 がCD−ROM ドライブ4によって読み取
られることにより,アプリケーション・プログラムがコ
ンピュータ1にインストールされる。
【0024】コンピュータ1には,時刻を計測するため
のタイマ10,画像,文字などの情報を表示するための表
示装置5も含まれている。
【0025】また,コンピュータ1には,データ(アプ
リケーション・プログラム,オペレーティング・システ
ム(OS)を含む)を記憶するための記憶装置(ハード
・ディスク)7が含まれている。記憶装置7は,ハード
・ディスク・ドライブによってアクセスされる。記憶装
置7には,タイム・スタンプ・データ格納領域8および
画像ファイル格納領域9が含まれている。タイム・スタ
ンプ・データ格納領域8は,時刻を表すタイム・スタン
プ・データを格納する領域である。画像ファイル格納領
域9は,画像を表す画像データが記憶されている画像フ
ァイルを格納する領域である。画像ファイル格納領域9
に格納されている画像ファイルとタイム・スタンプ・デ
ータ格納領域8に格納されているタイム・スタンプ・デ
ータとは一対一に対応しており,後述するリンク・デー
タによってリンクされている。
【0026】コンピュータ1とディジタル・カメラ20と
は,入力端子3によってケーブルで接続されている。デ
ィジタル・カメラ20からコンピュータ1への画像ファイ
ルの送信が可能である。画像ファイルの送信用のプログ
ラムがディジタル・カメラ20およびコンピュータ1にイ
ンストールされているのはいうまでもない。
【0027】図2は,コンピュータ1に含まれている記
憶装置7のタイム・スタンプ・データ格納領域8および
画像ファイル格納領域9の詳細を示している。
【0028】画像ファイル格納領域9には,第1の画像
ファイルから第4の画像ファイルが格納されている。
【0029】タイム・スタンプ・データ格納領域8に
は,ファイル名を表すデータを格納する領域「ファイル
名」,タイム・スタンプを表すデータを格納する領域
「タイム・スタンプ」および画像ファイル格納領域9に
格納されている対応する画像ファイルと,ファイル名お
よびタイム・スタンプとをリンクするためのリンク・デ
ータを格納する領域「リンク・データ」が含まれてい
る。「タイム・スタンプ」には,対応する画像ファイル
が作成されたとき(記憶装置7に画像ファイルが記憶さ
れたとき)の時間が最初に書き込まれる。後述するよう
に,タイム・スタンプ・データは,対応する画像ファイ
ルに格納されている画像データによって表される画像の
撮影日時に書き換えられる。
【0030】ファイル名を指定することにより,対応す
るタイム・スタンプがわかり,かつ,リンクデータによ
り対応する画像ファイルを画像ファイル格納領域9から
読み出すことができる。
【0031】図3は,ディジタル・カメラ20を用いて被
写体を撮像したときに作成される1駒分の圧縮画像デー
タが格納されているファイル構造を示している。このフ
ァイル構造は,Exif(Exchangeable Image File Fo
rmat)のものである。
【0032】ファイルには,ヘッダ領域とデータ記録領
域とがある。
【0033】ヘッダ領域は,このファイルを管理する各
種データが格納されている。ヘッダ領域には,圧縮デー
タ・スタートを記憶する「SOI」,およびアプリケー
ション・マーカ・セグメントを記憶する「APPI」の
各領域が含まれている。
【0034】データ記録領域には,量子化テーブルを記
憶する「DQT」,ハフマン・テーブルを記憶する「D
HT」,フレーム・ヘッダを記憶する領域「SOF」,
スキャン・ヘッダを記憶する領域「SOS」,エントロ
ピ符号化データ(圧縮された画像データ)を記憶する領
域およびエントロピ符号化データ終了を記憶する領域
「EOI」が含まれている。
【0035】ヘッダ領域の中の「APPI」には,さら
に,APPIマーカ領域,Exif識別コードを記憶す
る領域,付属情報領域およびサムネイル領域が含まれて
いる。APPIマーカ領域には,さらにAPPIマーカ
およびAPPIの長さの各データを記憶する領域が含ま
れている。付属情報領域には,TIFFヘッダ,0thIF
D および0thIFD の値をそれぞれ記憶する領域が含まれ
ている。サムネイル領域には,1stIFD ,1stIFD の値
および1stIFD の画像データをそれぞれ記憶する領域が
含まれている。エントロピ符号化データによって表され
る画像の撮影日時を表すデータはOthIFD の領域に格納
されている。ディジタル・カメラ20にはタイマが内蔵さ
れており,このタイマによって被写体像の撮影日時が得
られ,撮影時刻を表すデータが0thIFD の領域に格納さ
れるのはいうまでもない。
【0036】図4は,コンピュータ1の処理手順を示す
フローチャートであり,アプリケーション・プログラム
による処理とオペレーティング・システムによる処理と
が示されている。
【0037】被写体が撮像され,被写体像を表す画像デ
ータが格納されている画像ファイルがディジタル・カメ
ラ20にあらかじめ記憶されているものとする。
【0038】コンピュータ1とディジタル・カメラ20と
が接続される。
【0039】ディジタル・カメラ20から1駒分の画像フ
ァイルがコンピュータ20に送信されれる。画像ファイル
がコンピュータ1において受信されると(ステップ3
1),受信した画像ファイルは,演算装置2に内蔵のメ
モリに一時的に記憶される。メモリに一時的に記憶され
た画像ファイルの記憶装置7への書き込み指令がアプリ
ケーション・プログラムからオペレーティング・システ
ムに与えられる(ステップ32)。
【0040】画像ファイルの書き込み指令がオペレーテ
ィング・システムに与えられると,その指令に応答し
て,メモリに一時的に記憶されている画像ファイルが記
憶装置の画像ファイル格納領域9に書き込まれる(ステ
ップ41)。画像ファイルが画像ファイル格納領域9に書
き込まれたときの日時がタイマ10から読み取られる(ス
テップ42)。読み取られた日時がタイム・スタンプとし
てタイム・スタンプ・データ格納領域8の対応する「タ
イム・スタンプ」に書き込まれる(ステップ43)。
【0041】画像ファイル格納領域9に格納された画像
ファイルのファイル名が「DSC00001.JPG」であるとし,
画像ファイルが画像ファイル格納領域に書き込まれた日
時が1998年12月10日午後12時5分1秒であったとする
と,その書き込み時刻を表すデータが対応する「タイム
・スタンプ」に書き込まれる(図2参照)。
【0042】アプリケーション・プログラムによって画
像ファイルのヘッダに記憶されている情報が読み出され
る(ステップ33)。画像ファイルが上述したExifであれ
ば,0thIFDに撮影日時データが記憶されている。0thI
FDから撮影日時データが読み出される。画像ファイルが
Exif以外のフォーマットであっても撮影日時データが記
憶されている領域はあらかじめ定められているので,撮
影日時データを読み出すことができる。
【0043】撮影日時データを読み出すことができると
(ステップ34でYES),「タイム・スタンプ」に撮影
日時データを書き込むように,アプリケーション・プロ
グラムからオペレーティング・システムに指令が与えら
れる(ステップ35)。
【0044】書き込み指令が与えられると,オペレーテ
ィング・システムによってタイム・スタンプ・データ格
納領域8の対応する「タイム・スタンプ」に画像ファイ
ルから読み取られた撮影日時データが上書きされる(ス
テップ44)。
【0045】「タイム・スタンプ」には画像ファイルの
作成日時ではなく,画像ファイルに格納されている画像
データによって表される画像の撮影日時でが書き込まれ
ていることをユーザに知らせるために画像ファイル名が
変更される(ステップ36)。このファイル名の変更は,
アプリケーション・プログラムによって行われる。この
実施例では「タイム・スタンプ」に撮影日時データが記
憶されていると,ファイル名の前に「ADJUSTED」という
文字が付加される(図2参照)。もちろん,「ADJUSTE
D」という文字に限らないのはいうまでもない。たとえ
ば,ファイル名の駒番号が含まれている場合には,存在
しない駒番号をファイル名に付加するようにしてもよ
い。
【0046】複数の駒の画像ファイルをディジタル・カ
メラ20からコンピュータ1に送信する場合には,図4の
処理が繰り返される。ディジタル・カメラ20に格納され
ているすべての画像ファイルを一度にコンピュータ1に
送信するようにしてもよい。この場合には,「タイム・
スタンプ」に撮影日時データを上書きする画像ファイル
を選択できるようにすることが好ましい。所望の画像フ
ァイルに対応する「タイム・スタンプ」に撮影日時デー
タを上書きすることができるようになる。
【0047】また,上述した実施例では撮影日時データ
を画像ファイル作成日時を表すデータに上書きしている
が,上書きせずとも単に追加するようにしてもよい。
【0048】さらに,上述の実施例では,ディジタル・
カメラ20からコンピュータ1に画像ファイルが送信され
ているが,ネットワークを介してコンピュータ1に画像
ファイルを送信するようにしてもよい。この場合には,
コンピュータ1には,モデムのような送受信回路が設け
られよう。
【0049】図5は,他の実施例を示すもので,コンピ
ュータ1の処理手順を示している。この図においても図
4と同様にアプリケーション・プログラムにもとづく処
理とオペレーティング・システムにもとづく処理とが示
されている。
【0050】図5においては,画像ファイルがすでにコ
ンピュータ1の記憶装置7の画像ファイル格納領域9に
記憶されているものとする。
【0051】「タイム・スタンプ」に撮影日時を書き込
むべき画像ファイルのファイル名を指定することにより
(コンピュータ1のキーボードなどを用いて),選択さ
れる。選択された画像ファイルからヘッダ情報が読み出
される(ステップ51)。ヘッダの中から撮影日時データ
を読み出すことができると(ステップ52でYES),ア
プリケーション・プログラムによって,対応する「タイ
ム・スタンプ」に読み出した撮影日時データを上書きす
るように指令が与えられる(ステップ53)。
【0052】オペレーティング・システムによって,指
令に応答して読み出した撮影日時データが「タイム・ス
タンプ」に上書きされる(ステップ55)。
【0053】「タイム・スタンプ」に撮影日時データが
上書きされると,その上書きされた「タイム・スタン
プ」に対応する画像ファイル名の前に「ADJUSTED」と付
加される(ステップ54)。
【0054】画像ファイルをコンピュータ1に送信した
ときに「タイム・スタンプ」に撮影日時データを上書き
せずとも,その後ユーザの好きなときに上書きすること
ができる。
【0055】図6および図7は,さらに他の実施例を示
すものである。
【0056】図6は,ディジタル・カメラの電気的構成
を示すブロック図である。図7は,ディジタル・カメラ
の処理手順を示すフローチャートである。
【0057】ディジタル・カメラ60の全体の動作は,演
算装置69によって統括される。
【0058】ディジタル・カメラ60には,時刻を計測す
るためのタイマ68が含まれている。タイマ68によって計
測された時刻を表すデータは演算装置69によって読み取
られる。
【0059】ディジタル・カメラ60には撮像装置64が含
まれている。撮像装置64に含まれるCCD61によって被
写体が撮像される(ステップ71)。被写体像を表す映像
信号がCCD61から出力され,撮像回路62に入力する。
撮像回路62において,ガンマ補正,色バランス調整など
の撮像処理が行われる。撮像回路から出力された映像信
号がアナログ/ディジタル変換回路63に入力し,ディジ
タル画像データに変換される。
【0060】ディジタル・カメラ60には,記憶装置67が
含まれている。この記憶装置67には,画像ファイル格納
領域66とタイム・スタンプ・データ格納領域65とがあ
る。画像ファィル格納領域66とタイム・スタンプ・デー
タ格納領域65とは互いにリンクされているのはコンピュ
ータ1の場合と同じである。
【0061】アナログ/ディジタル変換回路63からディ
ジタル画像データが出力されると,演算装置69によって
画像ファイルが作成され,作成された画像ファイルにデ
ィジタル画像データが格納される。また,タイマ68から
日時が読み出され,画像ファイルのヘッダに撮影日時を
表すデータが書き込まれる。画像ファイルを記憶装置67
の画像ファイル格納領域66に記憶し,かつ「タイム・ス
タンプ」に撮影日時データを書き込む処理に移行する
(ステップ72)。
【0062】まず,画像ファイルが記憶装置67の画像フ
ァイル格納領域66に書き込まれる(ステップ81)。タイ
マ68の日時が読み出される(ステップ82)。画像ファイ
ルを画像ファイル格納領域66に書き込んだときの日時が
「タイム・スタンプ」に書き込まれる(ステップ83)。
画像ファイルのヘッダに書き込まれている撮影日時のデ
ータが読み出される。読み出された撮影日時のデータが
対応する「タイム・スタンプ」に上書きされる(ステッ
プ84)。
【0063】「タイム・スタンプ」には,撮影日時を表
すデータが書き込まれてることを示すように,ファイル
名の前に「ADJUSTED」が付加されて画像ファイル名が変
更される(ステップ73)。
【0064】被写体を撮影した時間と被写体を撮影する
ことにより得られた画像データを格納した画像ファイル
を記憶装置67に書き込む時間とは微妙にずれている。こ
の実施例によるディジタル・カメラにおいては被写体を
撮影した時間そのものを「タイム・スタンプ」に記憶さ
せることができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ディジタル・カメラが接続されたコンピュータ
の電気的構成を示すブロック図である。
【図2】タイム・スタンプ・データ格納領域および画像
ファイル格納領域の詳細を示している。
【図3】ディジタル・カメラで作成される画像ファイル
の構造を示している。
【図4】コンピュータの処理手順を示すフローチャート
である。
【図5】他の実施例を示すものでコンピュータの処理手
順を示すフローチャートである。
【図6】ディジタル・カメラの電気的構成を示すブロッ
ク図である。
【図7】ディジタル・カメラの処理手順を示すフローチ
ャートである。
【符号の説明】
1 コンピュータ 2,69 演算装置 4 CD−ROM ドライバ 7,67 記憶装置 8,65 タイム・スタンプ・データ格納領域 9,66 画像ファイル格納領域 10,68 タイマ 20,60 ディジタル・カメラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/78 G06F 15/62 P 5/765 H04N 5/781 510F 5/781

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像データおよびこの画像データによっ
    て表される画像の撮影日時に関する撮影日時データを格
    納した画像ファイルを作成する画像ファイル作成手段,
    上記画像ファイル作成手段によって作成された画像ファ
    イルを記憶媒体の画像ファイル格納領域に記憶する画像
    ファイル記憶制御手段,上記画像ファイル作成手段によ
    り作成された画像ファイルの作成日時を示すタイム・ス
    タンプ・データを生成するタイム・スタンプ・データ生
    成手段,上記タイム・スタンプ・データ生成手段によっ
    て生成されたタイム・スタンプ・データを,対応する画
    像ファイルに関連づけて上記記憶媒体のタイム・スタン
    プ・データ格納領域に記憶するタイム・スタンプ・デー
    タ記憶制御手段,上記画像ファイルから上記撮影日時デ
    ータを読み取る撮影日時データ読み取り手段,ならびに
    上記撮影日時データ読み取り手段によって読み取られた
    撮影日時データを上記タイム・スタンプ・データ格納領
    域に,対応する画像ファイルに関連づけて記憶する撮影
    日時データ記憶制御手段,を備えた画像ファイル作成装
    置。
  2. 【請求項2】 画像ファイルを入力する画像ファイル入
    力手段をさらに備え,上記画像ファイル記憶制御手段
    は,上記画像ファイル入力手段から入力した画像ファイ
    ルを上記画像ファイル格納領域に記憶するものである,
    請求項1に記載の画像ファイル作成装置。
  3. 【請求項3】 上記撮影日時データが上記タイム・スタ
    ンプ・データ格納領域に記憶されていることを報知する
    手段をさらに備えた請求項1に記載の画像ファイル作成
    装置。
  4. 【請求項4】 被写体を撮像し,被写体像を表す画像デ
    ータを出力する撮像手段,上記撮像手段から出力される
    画像データを格納した画像ファイルを作成し,作成した
    画像ファイルを記憶媒体の画像ファイル格納領域に記憶
    する画像ファイル作成記憶制御手段,上記画像ファイル
    作成記憶制御手段による上記画像ファイルの作成日時を
    表すタイム・スタンプ・データを生成し,生成したタイ
    ム・スタンプ・データを対応する上記画像ファイルに関
    連づけて上記記憶媒体のタイム・スタンプ・データ格納
    領域に記憶するタイム・スタンプ・データ生成記憶制御
    手段,上記撮像手段による被写体の撮影日時を表す撮影
    日時データを生成する撮影日時データ生成手段,および
    上記撮影日時データ生成手段により生成された撮影日時
    データを対応する上記画像ファイルに関連づけて上記タ
    イム・スタンプ・データ格納領域に記憶する撮影日時デ
    ータ記憶制御手段,を備えたディジタル・カメラ。
  5. 【請求項5】 画像データおよびこの画像データによっ
    て表される画像の撮影日時に関する撮影日時データを格
    納した画像ファイルを作成し,作成された画像ファイル
    を記憶媒体の画像ファイル格納領域に記憶し,作成され
    た画像ファイルの作成日時を示すタイム・スタンプ・デ
    ータを生成し,生成されたタイム・スタンプ・データを
    対応する画像ファイルに関連づけて上記記憶媒体のタイ
    ム・スタンプ・データ格納領域に記憶し,上記画像ファ
    イルから上記撮影日時データを読み取り,読み取られた
    撮影日時データを上記タイム・スタンプ・データ格納領
    域に,対応する画像ファイルに関連づけて記憶する,画
    像ファイル作成方法。
  6. 【請求項6】 作成された画像ファイルを記憶媒体の画
    像ファイル格納領域に記憶し,作成された画像ファイル
    の作成日時を示すタイム・スタンプ・データを生成し,
    生成したタイム・スタンプ・データを対応する画像ファ
    イルに関連づけて上記記憶媒体のタイム・スタンプ・デ
    ータ格納領域に記憶する画像ファイル作成装置を制御す
    るためのプログラムであって,画像データおよびこの画
    像データによって表される画像の撮影日時に関する撮影
    日時データを格納した画像ファイルから上記撮影日時デ
    ータを読取らせ,読み取られた撮影日時データを上記タ
    イム・スタンプ・データ格納領域に,対応する画像ファ
    イルに関連づけて記憶させるようにコンピュータを制御
    するプログラムを格納した記録媒体。
  7. 【請求項7】 被写体を撮像し,被写体像を表す画像デ
    ータを得,上記撮像によって得られた画像データを格納
    した画像ファイルを作成し,作成した画像ファイルを記
    憶媒体の画像ファイル格納領域に記憶し,上記画像ファ
    イルの作成日時を表すタイム・スタンプ・データを生成
    し,生成したタイム・スタンプ・データを対応する上記
    画像ファイルに関連づけて上記記憶媒体にタイム・スタ
    ンプ・データ格納領域に記憶し,被写体の撮影日時を表
    す撮影日時データを生成し,生成された撮影日時データ
    を対応する上記画像ファイルに関連づけて上記タイム・
    スタンプ・データ格納領域に記憶する,ディジタル・カ
    メラの動作制御方法。
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