JP2003076506A - 情報処理方法及び情報処理システム及び画像処理方法及び画像処理装置並びに記憶媒体 - Google Patents

情報処理方法及び情報処理システム及び画像処理方法及び画像処理装置並びに記憶媒体

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JP2003076506A
JP2003076506A JP2001265821A JP2001265821A JP2003076506A JP 2003076506 A JP2003076506 A JP 2003076506A JP 2001265821 A JP2001265821 A JP 2001265821A JP 2001265821 A JP2001265821 A JP 2001265821A JP 2003076506 A JP2003076506 A JP 2003076506A
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JP2001265821A
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Junichi Shishizuka
順一 宍塚
Shigeki Konno
茂樹 今野
Fumio Furukawa
文夫 古川
Yasuo Hirouchi
康夫 廣内
Koji Kanemoto
好司 金本
Masaki Kashiwagi
正樹 柏木
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 処理手段が他の処理手段の資源獲得状況を意
識しないで処理を行い、しかも処理手段内の制御を単純
にすることが可能な情報処理方法及びシステムを提供す
る。 【解決手段】 情報処理装置から送信されたプロトコル
をプロトコル解釈部303で解釈し、その解釈に従って
ジョブ生成部401でジョブを生成し、該ジョブをジョ
ブ処理部402で小さなドキュメント単位に分割してド
キュメントを生成し、前記ドキュメントをドキュメント
処理部403で小さなページ単位に分割してページを生
成し、該ページをバンド処理部405で小さなバンド単
位に分割してバンドを生成し、ジョブ処理部402とド
キュメント処理部403とページ処理部404とバンド
処理部405とからデバイス割り当て部406で使用要
求を調停し、前記ジョブに付加した実行優先順位と資源
の獲得要求を出した単位に応じて資源の獲得/解放を制
御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリンタ、ファッ
クス(FAX)、複写機、デジタル複合機等の周辺機器
を含む情報処理システムにより情報を処理する情報処理
方法及び情報処理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】コピー、ファックス、プリント等の処理
を、ジョブ、ドキュメント、ページ、バンド等の処理手
段に分けて行うシーケンス制御法において、上位の処理
手段が資源を獲得すると、下位の処理手段では資源を獲
得する必要はない(ドキュメントがページメモリ資源を
獲得した場合は、ページはページメモリ資源に新たに獲
得する必要はなく、ドキュメントから与えられたページ
メモリ資源を使用する)。この場合、上位の処理手段
(親)は、下位の処理手段(子)に対して獲得した資源
に関する情報を伝えることが必要であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このため、上述した従
来例にあっては、下位の処理手段は資源を獲得したか否
か、また、獲得した資源の種類に応じて制御手順を変え
る必要があった。このような場合、処理手段の中に条件
分岐が多く入ることになり、制御が複雑になるという問
題点があった。また、上位の処理手段が下位の処理手段
に資源の獲得状況を一々教えなければならず、処理手段
(オブジェクト)間の独立性を阻害するという問題点が
あった。
【0004】本発明は上述した従来の技術の有するこの
ような問題点に鑑みてなされたものであり、その目的と
するところは、処理手段(ジョブ、ドキュメント、ペー
ジ、バンド)が他の処理手段の資源獲得状況を意識しな
いで処理を行い、しかも処理手段内の制御を単純にする
ことが可能な情報処理方法及びシステムを提供しようと
するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1記載の情報処理方法は、所定の通信媒体を介
して複数の情報処理装置から送信される種々のジョブを
実行する周辺機器を含む情報処理システムにより情報を
処理する情報処理方法において、前記情報処理装置から
送信された手続きを解釈する手続き解釈ステップと、前
記手続き解釈ステップによる手続きの解釈に従ってジョ
ブを生成するジョブ生成ステップと、前記ジョブ生成ス
テップにより生成されたジョブを小さなドキュメント単
位に分割してドキュメントを生成するドキュメント生成
ステップと、前記ドキュメント生成ステップにより生成
されたドキュメントを小さなページ単位に分割してペー
ジを生成するページ生成ステップと、前記ページ生成ス
テップにより生成されたページを処理するページ処理ス
テップと、前記ページ生成ステップにより生成されたペ
ージを小さなバンド単位に分割してバンドを生成するバ
ンド生成ステップと、前記バンド生成ステップにより生
成されたバンドを処理するバンド処理ステップと、前記
ドキュメント生成ステップと前記ドキュメント処理ステ
ップと前記ページ処理ステップと前記バンド処理ステッ
プとからデバイスの使用要求を調停するデバイス使用要
求調停ステップと、前記ジョブ(それ以下のドキュメン
ト、ページ、バンドを含む)に実行の優先順位を付加す
る実行優先順位付加ステップとを有し、前記デバイス使
用要求調停ステップは、前記実行優先順位と資源の獲得
要求を出した単位に応じて資源の獲得及び解放を制御す
ることを特徴とする。
【0006】また、上記目的を達成するために請求項2
記載の情報処理方法は、請求項1記載の情報処理方法に
おいて、前記周辺機器は、プリンタ、ファクシミリ(F
AX)、複写機、デジタル複合機等であることを特徴と
する。
【0007】また、上記目的を達成するために請求項3
記載の情報処理方法は、請求項1記載の情報処理方法に
おいて、前記手続きは、プロトコルであることを特徴と
する。
【0008】また、上記目的を達成するために請求項4
記載の情報処理方法は、請求項1記載の情報処理方法に
おいて、前記ドキュメント生成ステップは、ジョブを処
理することを特徴とする。
【0009】また、上記目的を達成するために請求項5
記載の情報処理方法は、請求項1記載の情報処理方法に
おいて、前記ページ生成ステップは、ドキュメントを処
理することを特徴とする。
【0010】また、上記目的を達成するために請求項6
記載の情報処理方法は、請求項1記載の情報処理方法に
おいて、前記バンドは、短冊状のデータであることを特
徴とする。
【0011】また、上記目的を達成するために請求項7
記載の情報処理方法は、請求項1記載の情報処理方法に
おいて、前記バンド生成ステップは、ページを処理する
ことを特徴とする。
【0012】また、上記目的を達成するために請求項8
記載の情報処理方法は、請求項1記載の情報処理方法に
おいて、前記デバイス使用要求調停ステップは、デバイ
スを割り当てることを特徴とする。
【0013】また、上記目的を達成するために請求項9
記載の情報処理方法は、請求項1記載の情報処理方法に
おいて、前記デバイス使用要求調停ステップは、前記資
源の獲得/解放要求を出す際に要求を出す処理手段
(子)を識別する識別子と、前記処理手段の上位にある
処理手段(親)の識別子を付加する付加手段と、前記処
理手段の一連の識別子(親子関係を表す)に従って資源
を獲得/解放させるか否かを判断する判断手段とを有す
ることを特徴とする。
【0014】また、上記目的を達成するために請求項1
0記載の情報処理システムは、所定の通信媒体を介して
複数の情報処理装置から送信される種々のジョブを実行
する周辺機器を含む情報処理システムにおいて、前記情
報処理装置から送信された手続きを解釈する手続き解釈
手段と、前記手続き解釈手段による手続きの解釈に従っ
てジョブを生成するジョブ生成手段と、前記ジョブ生成
手段により生成されたジョブを小さなドキュメント単位
に分割してドキュメントを生成するドキュメント生成手
段と、前記ドキュメント生成手段により生成されたドキ
ュメントを処理するドキュメント処理手段と、前記ドキ
ュメント生成手段により生成されたドキュメントを小さ
なページ単位に分割してページを生成するページ生成手
段と、前記ページ生成手段により生成されたページを処
理するページ処理手段と、前記ページ生成手段により生
成されたページを小さなバンド単位に分割してバンドを
生成するバンド生成手段と、前記バンド生成手段により
生成されたバンドを処理するバンド処理手段と、前記ド
キュメント生成手段と前記ドキュメント処理手段と前記
ページ処理手段と前記バンド処理手段とからデバイスの
使用要求を調停するデバイス使用要求調停手段と、前記
ジョブ(それ以下のドキュメント、ページ、バンドを含
む)に実行の優先順位を付加する実行優先順位付加手段
とを有し、前記デバイス使用要求調停手段は、前記実行
優先順位と資源の獲得要求を出した単位に応じて資源の
獲得及び解放を制御することを特徴とする。
【0015】また、上記目的を達成するために請求項1
1記載の情報処理システムは、請求項10記載の情報処
理システムにおいて、前記周辺機器は、プリンタ、ファ
クシミリ(FAX)、複写機、デジタル複合機等である
ことを特徴とする。
【0016】また、上記目的を達成するために請求項1
2記載の情報処理システムは、請求項10記載の情報処
理システムにおいて、前記手続きは、プロトコルである
ことを特徴とする。
【0017】また、上記目的を達成するために請求項1
3記載の情報処理システムは、請求項10記載の情報処
理システムにおいて、前記ドキュメント生成手段は、ジ
ョブを処理することを特徴とする。
【0018】また、上記目的を達成するために請求項1
4記載の情報処理システムは、請求項10記載の情報処
理システムにおいて、前記ページ生成手段は、ドキュメ
ントを処理することを特徴とする。
【0019】また、上記目的を達成するために請求項1
5記載の情報処理システムは、請求項10記載の情報処
理システムにおいて、前記バンドは、短冊状のデータで
あることを特徴とする。
【0020】また、上記目的を達成するために請求項1
6記載の情報処理システムは、請求項10記載の情報処
理システムにおいて、前記バンド生成手段は、ページを
処理することを特徴とする。
【0021】また、上記目的を達成するために請求項1
7記載の情報処理システムは、請求項10記載の情報処
理システムにおいて、前記デバイス使用要求調停手段
は、デバイスを割り当てることを特徴とする。
【0022】また、上記目的を達成するために請求項1
8記載の情報処理システムは、請求項10記載の情報処
理システムにおいて、前記デバイス使用要求調停手段
は、前記資源の獲得/解放要求を出す際に要求を出す処
理手段(子)を識別する識別子と、前記処理手段の上位
にある処理手段(親)の識別子を付加する付加手段と、
前記処理手段の一連の識別子(親子関係を表す)に従っ
て資源を獲得/解放させるか否かを判断する判断手段と
を有することを特徴とする。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
面に基づき説明する。
【0024】図1は、本発明の一実施の形態に係る画像
処理装置である情報処理装置を具備した情報処理システ
ムの構成図であり、同図中、101,102,103は
ホストコンピュータで、種々のジョブを生成し周辺機器
にジョブを送信する。104はデジタル複合機で、プリ
ントジョブ、スキャンジョブ、ファックスジョブ、コピ
ージョブ等、種々のジョブを実行処理する。第1、第2
のホストコンピュータ101,102及びデジタル複合
機(画像処理装置、情報処理装置)104は、それぞれ
がLAN(ローカルエリアネットワーク)105に接続
されており、デジタル複合機104を使用することがで
きる。また、第3のホストコンピュータ103は、LA
Nではなくパラレル(またはシリアル)等のインターフ
ェース106を介してデジタル複合機104に接続さ
れ、該デジタル複合機104を使用することができる。
【0025】図2は、図1に示す情報処理システムの基
本的な構成を示すブロック図であり、同図において、2
01はCPU(中央演算処理装置)で、本システム全体
の制御及び演算処理等を行う。202はROM(リード
オンリーメモリ)で、システム起動プログラムやプリン
タエンジンの制御を行うプログラム及び文字データ、文
字コード情報等の記憶領域である。203はRAM(ラ
ンダムアクセスメモリ)、で、使用制限のない記憶領域
で、ダウンロードにより追加登録されたフォントデータ
が記憶されたり、様々な処理ごとにプログラムやデータ
がロードされ実行される。
【0026】204は例えばハードディスク等の外部記
憶装置で、印刷装置(プリンタ)が受け付けた印刷ジョ
ブ(プリントジョブ)をスプールしたり、プログラムや
各種情報ファイル等が格納されたり、作業用の領域とし
て利用される。205は液晶表示器等の表示部で、印刷
装置の設定状態や、現在の印刷装置内部の処理状態や、
エラー状態等を表示する。206は操作部で、印刷装置
の設定を変更したり、リセットするために使用される。
207はエンジンインターフェース(エンジンI/F)
で、実際にエンジンを制御するコマンド等をやり取りす
る。208はネットワークインターフェース(ネットワ
ークI/F)で、このネットワークI/F208を介し
て機器がネットワークに接続される。209は外部イン
ターフェース(外部I/F)で、パラレル(またはシリ
アル)等のインターフェースを介してホストコンピュー
タと接続される。210はシステムバスで、上述した各
構成要素間のデータの通路となる。
【0027】図3は、ホストコンピュータとデジタル複
合機104の内部ソフトウェア構造を示す図であり、同
図において、301はホストコンピュータ(図1の10
1〜103に相当する)である。302はコントローラ
ソフトウェアで、その内部はプロトコル解釈部303、
ジョブ制御部304及びデバイス部305に分割されて
いる。
【0028】プロトコル解釈部303は、ホストコンピ
ュータ301から図1のLAN105または図2の外部
I/F209を介して送られてきたコマンド(プロトコ
ル)を解釈して、ジョブ制御部304に対してジョブの
実行を依頼する部分である。また、ジョブ制御部304
は、プロトコル解釈部303の依頼したジョブを実際に
処理する部分である。更に、デバイス部305は、ジョ
ブ制御部304がジョブを実行する際に使用される。
【0029】図4は、コントローラソフトウェア302
の概略を説明するためのブロック図である。同図におい
て、303はプロトコル解釈部、304はジョブ制御
部、305はデバイス部である。ジョブ制御部304
は、ジョブ生成部401、ジョブ処理部402、ドキュ
メント処理部403、ページ処理部404、バンド処理
部405、デバイス割り当て部406を有している。ま
た、デバイス部305は、第1デバイス407、第2デ
バイス408及び第3デバイス409を有している。
【0030】そして、図1のホストコンピュータ101
〜103から送られてきた一連の操作依頼は、コマンド
(プロトコル)という形で、ネットワークI/F208
及び外部I/F209を介して送られてくる。送られて
きたコマンド或いは操作部206から送られて来たコマ
ンドは、プロトコル解釈部303で解釈された後、ジョ
ブ制御部401に送られる。この時点でコマンドは、ジ
ョブ制御部304が理解できる形に変換されることにな
る。
【0031】ジョブ生成部401はジョブ410を生成
する。このジョブ410はコピージョブ、プリントジョ
ブ、スキャンジョブ及びファックスジョブ等、様々なも
のが考えられる。例えば、プリントジョブならば印刷す
る文書の名前や印刷部数、出力先の排紙トレイの指定等
の設定情報や、印刷データ自体(PDLデータ)等も含
まれる。ジョブ410はジョブ処理部402に送られ、
処理が行われる。ここでは、ジョブ410全体に関する
設定(複数の文書をまとめて印刷しステープルする等)
や処理が行われる。
【0032】更に、ジョブ処理部402では、ジョブ4
10全体に関する設定や処理以外は、更に小さな仕事の
単位である入力ドキュメント411に分割する。入力ド
キュメント411は、ドキュメント処理部403により
出力ドキュメント414に変換処理される。つまり、例
えば、原稿の束をスキャナで読み取り、複数のイメージ
データに変換するスキャンジョブを考えると、原稿の束
に関する設定や操作の手順が書かれているのが入力ドキ
ュメント411であり、複数のイメージデータに関する
設定や操作の手順が書かれているのが出力ドキュメント
414である。そして、紙の束を複数のイメージデータ
に変換する役割を持っているのがドキュメント処理部4
03である。
【0033】また、ドキュメント処理部403は、ドキ
ュメント単位の処理のみ行い、更に小さな仕事の単位で
ある入力ページ412を生成する。これは、ちょうどジ
ョブ処理部402がジョブ単位の処理に専念して、更に
細かい仕事のためにドキュメントを生成するのと同じで
ある。ドキュメント単位の設定及び操作は、具体的には
ページの並び替え、両面印刷の指定、表紙の付加、OH
P中差し等のページ順序に関するものである。
【0034】また、入力ページ412はページ処理部4
04により出力ページ415に変換される。例えば、上
記の例のスキャンジョブの場合は、入力ページ412に
は読み取りの解像度、読み取りの向き(ランドスケープ
/ポートレイト)等の設定や手順が書かれており、出力
ページ415にはイメージデータの格納場所(RAM2
03や外部記憶装置204のアドレスやデータ名)等の
設定や手順が書かれている。
【0035】ここまでは、ジョブの単位を徐々に小さく
して、ページの単位で扱えるようにすることを説明して
きた。高価なシステムでは、1ページ分のページメモリ
を持てるならば、最終的にページ単位までジョブを詳細
化すればよい。しかし、現実にはメモリのコスト等の問
題や、印刷エンジンがインクジェットプリンタのような
低速の場合には、数ライン分のメモリ(バンドメモリ)
しか持たないシステムも考えられる。そのような場合に
は、ページを更に細かい単位であるバンドに分けて扱
う。それが入力バンド413、バンド処理部405、出
力バンド416の役目である。これらの動作に関して
は、ページの場合と同様である。
【0036】ジョブ処理部402、ドキュメント処理部
403、ページ処理部404及びバンド処理部405
は、いずれも処理を進める際にデバイスを使用する。当
然、複数の処理部が同時に仕事を進めるとデバイスの競
合が発生するので、それを調停するのがデバイス割り当
て部406である。第1〜第3デバイス407〜408
は、デバイス割り当て部406により上記処理部に割り
当てられるデバイスであり、例えば、ページメモリやバ
ンドメモリ、ドキュメントフィーダー、マーキングエン
ジン及びスキャナ等が考えられる。
【0037】<ジョブの並行動作>ジョブ制御部では、
ジョブはデバイスが獲得できる限り並行に動く。デバイ
スを獲得するオブジェクトは、ジョブ、ドキュメント、
ページ(更に小さい単位でバンド)単位であり、それぞ
れがデバイスの獲得と解放とを行いながら仕事を進め
る。従って、ユーザが投入したジョブは、基本的にデバ
イスが獲得できる限り並行に動作する(勿論、ドキュメ
ント単位でデバイスを獲得/解放するジョブとページ単
位でデバイスを獲得/解放するジョブの並行動作も同様
に扱うことが可能である)。
【0038】<ジョブ単位の排他制御>あるデバイスを
ジョブ単位で獲得すると、ジョブ単位で並行動作させる
ことができる。ジョブ実行の優先順位を最も高いプライ
オリティに設定すると、当該ジョブの処理が終了するま
で、排他的にデバイスを占有することが可能である。
【0039】図5に示すように、プリントジョブ1とプ
リントジョブ2とが、あるデバイス(例えば、ページメ
モリ)を獲得する場合を考える。時刻T1でプリントジ
ョブ1がデバイスを獲得する。時刻T2のタイミングで
プリントジョブ2はデバイスを獲得しに行くが、プリン
トジョブ1がデバイスを獲得しているので、獲得するこ
とができず、獲得要求はキューイングされる。そして、
時刻T3のタイミングでプリントジョブ1がデバイスを
解放すると、プリントジョブ2はデバイスを獲得でき、
その後の処理を続けることができる。つまり、時刻T1
から時刻T3の間、プリントジョブ501は排他的にデ
バイスを使用する。
【0040】<ドキュメント単位の排他制御>ドキュメ
ント単位でも並行動作が可能である。
【0041】図6に示すように、プリントジョブ1には
ドキュメント1とドキュメント2が含まれ、結果として
2種類のドキュメントを印刷するものとする。また、プ
リントジョブ2には1つのドキュメント1が含まれる。
プリントジョブ1のドキュメント1は、時刻T1でデバ
イスを獲得する。時刻T2のタイミングでプリントジョ
ブ2のドキュメント1はデバイスを獲得しに行くが、プ
リントジョブ1のドキュメント1がデバイスを獲得して
いるので、獲得することができず、獲得要求はキューイ
ングされる。そして、時刻T3のタイミングで解放する
と、プリントジョブ2のドキュメント1はデバイスを獲
得でき、その後の処理を続けることができる。更に、時
刻T4でプリントジョブ1のドキュメント2がデバイス
を獲得しても、プリントジョブ2のドキュメント1が獲
得されているため、時刻T5のタイミングまで実行がブ
ロックされる。
【0042】以上説明したように、ドキュメント単位で
のジョブの並行動作が行われる。
【0043】<ページ単位の排他制御>ジョブ単位及び
ドキュメント単位の並行動作と同じ考え方でページ単位
のジョブの並行動作も行われる。
【0044】図7において、プリントジョブ1のドキュ
メント1に印刷すべきページが3ページあるが、2ペー
ジ目と3ページ目の処理の切れ目で、プリントジョブ2
のドキュメント1の1ページ目が割り込むことになる。
【0045】<親子資源獲得>今までデバイスを獲得す
る単位にジョブ、ドキュメント、ページ(そして、更に
小さい単位でバンド)があることを説明した。ドキュメ
ント(親)があるデバイスを獲得したときに、ページ
(子)はそのデバイスを獲得する必要はない。
【0046】また、逆に、ドキュメント(親)がデバイ
スを獲得していないときは、ページ(子)はそのデバイ
スを獲得する必要がある。このように、ページがデバイ
スを獲得したり、獲得しなかったりするケースがある。
そこで、ジョブ制御部では、状況によってデバイス獲得
のシーケンスが異なることを避けるために、親も子も必
ず資源を獲得することにしている。しかし、これでは問
題が生じる。
【0047】例えば、ドキュメント単位で獲得した排紙
先(ビン)をページ単位の処理で獲得して使うときに、
当該ドキュメントの中のページであれば獲得可能である
が、別のドキュメントの中のページであれば獲得できな
いように制御する必要が生じる。このような場合に親子
資源獲得の考えが必要になる。ここでの親と子の関係
は、ジョブを親とするとドキュメントは子になり、ドキ
ュメントを親とするとページは子になる。また、バンド
にとっての親はページになる。
【0048】図8に示すように、ジョブ1はドキュメン
ト単位でページメモリデバイスを獲得する。最初にドキ
ュメント1がデバイス割り当て部にページメモリデバイ
スの獲得を依頼する。デバイス割り当て部はページメモ
リデバイスの状況を見て、ドキュメント1に対してペー
ジメモリデバイスの獲得を許可する。次にページ1が同
様にデバイス割り当て部にページメモリデバイスの獲得
を依頼する。デバイス割り当て部はドキュメント1とペ
ージ1とが親子関係にあるので、そのページメモリデバ
イスの獲得依頼に対して許可を出す(実際には、ドキュ
メント1が資源獲得している)。更に、ページ2がデバ
イス割り当て部に対してページメモリデバイスの獲得依
頼を行う。この場合は、既にデバイスを獲得しているド
キュメント1とページ2とは親子関係にない。従って、
デバイス割り当て部はページ2にページメモリデバイス
の獲得依頼の許可を与えず、その要求(依頼)は、ドキ
ュメント1が資源を解放するときまでキューイングされ
る。
【0049】従来の複合機は、例えば、印刷(プリン
ト)機能、複写(コピー)機能、ファクシミリ(FA
X)機能の3つの機能毎にそれぞれのCPUが制御して
いたため、並行処理が容易にできたが、実際は複合機と
いえども3つの機能を合体させたものに過ぎない。これ
に対して、本実施の形態によれば、1つのCPUがそれ
ぞれの機器(機能)を順次制御するようにしたもので、
そのためにジョブを複数の処理単位に分割し、それぞれ
デバイスの要求を出すものである。
【0050】また、本実施の形態におけるフローチャー
トの制御は、ROMに格納されたプログラムに基づいて
CPUが制御するものであり、また、前記プログラム
は、FD、CD−ROM、CD−R、DVD等の外部記
憶装置からインストールされる場合、或いはFDがFD
ドライブに挿入され、インストールされる場合もある。
【0051】また、リソースとは、メモリだけではな
く、スキャナ(画像読み取り部)、プリンタ(印刷
部)、モデム(画像データ通信部)、メモリ(ページメ
モリ、HD、RAM)、ソータ(出力ビン)、ADF
(原稿入力部)等を示す。
【0052】また、本実施の形態においては、RAMに
メモリマップが展開される。
【0053】また、本実施の形態においては、優先度
は、本装置の表示部205と操作部206とから設定す
る場合と、ホストコンピュータ301のUIから設定す
る場合がある。
【0054】また、本実施の形態においては、親が獲得
したデバイスは子が使用できるので、親子の判断として
識別情報が必要であるが、この識別情報としては、適当
な識別子で良い。
【0055】なお、リモートプリントのジョブがホスト
コンピュータから入力された場合に、リソースとして印
刷部、メモリ、出力ビンの3つのデバイスを獲得し、並
行してFAXを送信する場合に、リソースとして画像読
み取り部、画像データ通信部の2つのデバイスを獲得し
ても良い。
【0056】
【発明の効果】以上詳述したように本発明の情報処理方
法及び情報処理システム及び画像処理方法及び画像処理
装置によれば、ジョブ、ドキュメント、ページ、バンド
等の処理手段が資源を獲得する場合に、どの処理手段も
同じ手順で資源を獲得することができるので、下位の処
理手段は上位の処理手段が獲得した資源のことを意識し
ないで済むという効果を奏する。また、処理手段の資源
獲得手順を簡略化できるという効果を奏する。
【0057】また、本発明の記憶媒体によれば、上述し
たような本発明の情報処理システム及び画像処理装置を
円滑に制御することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る情報処理システム
の構成図である。
【図2】本発明の一実施の形態に係る情報処理システム
における周辺機器の基本的な構成を示すブロック図であ
る。
【図3】本発明の一実施の形態に係る情報処理システム
における周辺機器のソフトウェア構造の概要を示す図で
ある。
【図4】本発明の一実施の形態に係る情報処理システム
における周辺機器のソフトウェア構造の詳細を示す図で
ある。
【図5】本発明の一実施の形態に係る情報処理システム
におけるジョブ単位の排他的制御を説明するための図で
ある。
【図6】本発明の一実施の形態に係る情報処理システム
におけるドキュメント単位の排他的制御を説明するため
の図である。
【図7】本発明の一実施の形態に係る情報処理システム
におけるページ単位の排他的制御を説明するための図で
ある。
【図8】本発明の一実施の形態に係る情報処理システム
における親子資源ロックを説明するための図である
【符号の説明】
101 ホストコンピュータ 102 ホストコンピュータ 103 ホストコンピュータ 104 デジタル複合機器 105 LAN(ローカルエリアネットワーク) 106 インターフェース 201 CPU(中央演算処理装置) 202 ROM(リードオンリーメモリ) 203 RAM(ランダムアクセスメモリ) 204 外部記憶装置 205 表示部 206 操作部 207 エンジンインターフェース(エンジンI/F) 208 ネットワークインターフェース(ネットワーク
I/F) 209 外部インターフェース(外部I/F) 210 システムバス 301 ホストコンピュータ 302 コントローラソフトウェア 303 プロトコル解釈部 304 ジョブ制御部 305 デバイス部 401 ジョブ生成部 402 ジョブ処理部 403 ドキュメント処理部 404 ページ処理部 405 バンド処理部 406 デバイス割り当て部 407 第1デバイス 408 第2デバイス 409 第3デバイス 410 ジョブ 411 入力ドキュメント 412 入力ページ 413 入力バンド 414 出力ドキュメント 415 出力ページ 416 出力バンド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 古川 文夫 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 廣内 康夫 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 金本 好司 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 柏木 正樹 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 Fターム(参考) 2C087 AA03 AA09 AB06 AC07 BA01 BA03 BA05 BA09 BB09 BC02 BC05 BD13 5B021 AA01 BB01 CC05 CC07 EE01 5C062 AA02 AA05 AA13 AA35 AB41 AB42 AC21 AC22 AC24 AC34 AF00

Claims (54)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の通信媒体を介して複数の情報処理
    装置から送信される種々のジョブを実行する周辺機器を
    含む情報処理システムにより情報を処理する情報処理方
    法において、 前記情報処理装置から送信された手続きを解釈する手続
    き解釈工程と、 前記手続き解釈工程による手続きの解釈に従ってジョブ
    を生成するジョブ生成工程と、 前記ジョブ生成工程により生成されたジョブを小さなド
    キュメント単位に分割してドキュメントを生成するドキ
    ュメント生成工程と、 前記ドキュメント生成工程により生成されたドキュメン
    トを処理するドキュメント処理工程と、 前記ドキュメント生成工程により生成されたドキュメン
    トを小さなページ単位に分割してページを生成するペー
    ジ生成工程と、 前記ページ生成工程により生成されたページを小さなバ
    ンド単位に分割してバンドを生成するバンド生成工程
    と、 前記バンド生成工程により生成されたバンドを処理する
    バンド処理工程と、 前記ドキュメント生成工程と前記ページ生成工程と前記
    バンド生成工程と前記バンド処理工程とからデバイスの
    使用要求を調停するデバイス使用要求調停工程と、 前記ジョブ(それ以下のドキュメント、ページ、バンド
    を含む)に実行の優先順位を付加する実行優先順位付加
    工程とを有し、 前記デバイス使用要求調停工程は、前記実行優先順位と
    資源の獲得要求を出した単位に応じて資源の獲得及び解
    放を制御することを特徴とする情報処理方法。
  2. 【請求項2】 前記周辺機器は、プリンタ、ファクシミ
    リ(FAX)、複写機、デジタル複合機等であることを
    特徴とする請求項1記載の情報処理方法。
  3. 【請求項3】 前記手続きは、プロトコルであることを
    特徴とする請求項1記載の情報処理方法。
  4. 【請求項4】 前記ドキュメント生成工程は、ジョブを
    処理することを特徴とする請求項1記載の情報処理方
    法。
  5. 【請求項5】 前記ページ生成工程は、ドキュメントを
    処理することを特徴とする請求項1記載の情報処理方
    法。
  6. 【請求項6】 前記バンドは、短冊状のデータであるこ
    とを特徴とする請求項1記載の情報処理方法。
  7. 【請求項7】 前記バンド生成工程は、ページを処理す
    ることを特徴とする請求項1記載の情報処理方法。
  8. 【請求項8】 前記デバイス使用要求調停工程は、デバ
    イスを割り当てることを特徴とする請求項1記載の情報
    処理方法。
  9. 【請求項9】 前記デバイス使用要求調停工程は、前記
    資源の獲得/解放要求を出す際に要求を出す処理手段
    (子)を識別する識別子と、前記処理手段の上位にある
    処理手段(親)の識別子を付加する付加手段と、前記処
    理手段の一連の識別子(親子関係を表す)に従って資源
    を獲得/解放させるか否かを判断する判断手段とを有す
    ることを特徴とする請求項1記載の情報処理方法。
  10. 【請求項10】 所定の通信媒体を介して複数の情報処
    理装置から送信される種々のジョブを実行する周辺機器
    を含む情報処理システムにおいて、 前記情報処理装置から送信された手続きを解釈する手続
    き解釈手段と、 前記手続き解釈手段による手続きの解釈に従ってジョブ
    を生成するジョブ生成手段と、 前記ジョブ生成手段により生成されたジョブを小さなド
    キュメント単位に分割してドキュメントを生成するドキ
    ュメント生成手段と、 前記ドキュメント生成手段により生成されたドキュメン
    トを小さなページ単位に分割してページを生成するペー
    ジ生成手段と、 前記ページ生成手段により生成されたページを小さなバ
    ンド単位に分割してバンドを生成するバンド生成手段
    と、 前記バンド生成手段により生成されたバンドを処理する
    バンド処理手段と、 前記ドキュメント生成手段と前記ページ生成手段と前記
    バンド生成手段と前記バンド処理手段とからデバイスの
    使用要求を調停するデバイス使用要求調停手段と、 前記ジョブ(それ以下のドキュメント、ページ、バンド
    を含む)に実行の優先順位を付加する実行優先順位付加
    手段とを有し、 前記デバイス使用要求調停手段は、前記実行優先順位と
    資源の獲得要求を出した単位に応じて資源の獲得及び解
    放を制御することを特徴とする情報処理システム。
  11. 【請求項11】 前記周辺機器は、プリンタ、ファクシ
    ミリ(FAX)、複写機、デジタル複合機等であること
    を特徴とする請求項10記載の情報処理システム。
  12. 【請求項12】 前記手続きは、プロトコルであること
    を特徴とする請求項10記載の情報処理システム。
  13. 【請求項13】 前記ドキュメント生成手段は、ジョブ
    を処理することを特徴とする請求項10記載の情報処理
    システム。
  14. 【請求項14】 前記ページ生成手段は、ドキュメント
    を処理することを特徴とする請求項10記載の情報処理
    システム。
  15. 【請求項15】 前記バンドは、短冊状のデータである
    ことを特徴とする請求項10記載の情報処理システム。
  16. 【請求項16】 前記バンド生成手段は、ページを処理
    することを特徴とする請求項10記載の情報処理システ
    ム。
  17. 【請求項17】 前記デバイス使用要求調停手段は、デ
    バイスを割り当てることを特徴とする請求項10記載の
    情報処理システム。
  18. 【請求項18】 前記デバイス使用要求調停手段は、前
    記資源の獲得/解放要求を出す際に要求を出す処理手段
    (子)を識別する識別子と、前記処理手段の上位にある
    処理手段(親)の識別子を付加する付加手段と、前記処
    理手段の一連の識別子(親子関係を表す)に従って資源
    を獲得/解放させるか否かを判断する判断手段とを有す
    ることを特徴とする請求項10記載の情報処理システ
    ム。
  19. 【請求項19】 複数の機能を有する画像処理装置によ
    り画像を処理する画像処理方法であって、 ジョブを入力する入力工程と、 前記ジョブを識別情報を含む複数の処理単位に分割する
    分割工程と、 前記分割工程により分割された処理単位からのデバイス
    の使用要求を調停する調停工程と、 前記分割工程により前記ジョブが分割された前記処理単
    位毎に前記識別情報に基づいて前記デバイスの獲得及び
    解放を制御する制御工程とを有することを特徴とする画
    像処理方法。
  20. 【請求項20】 前記複数の機能とは、画像読み取り機
    能、印刷機能、画像データ通信機能を含むことを特徴と
    する請求項19記載の画像処理方法。
  21. 【請求項21】 前記デバイスとは、画像読み取り部、
    印刷部、画像データ通信部、メモリ部を含むことを特徴
    とする請求項19記載の画像処理方法。
  22. 【請求項22】 前記分割工程は、前記ジョブを前記識
    別情報を含む複数のドキュメントに分割するドキュメン
    ト生成工程を含むことを特徴とする請求項19記載の画
    像処理方法。
  23. 【請求項23】 前記分割工程は、前記ジョブを前記識
    別情報を含む複数のバンド単位に分割するバンド生成工
    程を含むことを特徴とする請求項19記載の画像処理方
    法。
  24. 【請求項24】 前記調停工程は、前記ジョブの優先度
    に基づいて前記処理単位毎に割り込むように前記デバイ
    スの獲得及び解放を制御することを特徴とする請求項1
    9記載の画像処理方法。
  25. 【請求項25】 前記優先度を前記ジョブの種類に応じ
    て設定する設定工程を有することを特徴とする請求項2
    4記載の画像処理方法。
  26. 【請求項26】 前記優先度を前記ジョブの種類に応じ
    て設定する設定情報を前記入力工程により外部から入力
    し、前記設定情報に基づいて前記処理単位の割り込みを
    制御することを特徴とする請求項24記載の画像処理方
    法。
  27. 【請求項27】 前記調停工程は、前記デバイスがどの
    ジョブに割り当てられるかを示す割り当てテーブルを参
    照して前記処理単位に前記デバイスを割り当てるように
    制御することを特徴とする請求項19記載の画像処理方
    法。
  28. 【請求項28】 複数の機能を有する画像処理装置であ
    って、 ジョブを入力する入力手段と、 前記ジョブを識別情報を含む複数の処理単位に分割する
    分割手段と、 前記分割手段により分割された処理単位からのデバイス
    の使用要求を調停する調停手段と、 前記分割手段により前記ジョブが分割された前記処理単
    位毎に前記識別情報に基づいて前記デバイスの獲得及び
    解放を制御する制御手段とを有することを特徴とする画
    像処理装置。
  29. 【請求項29】 前記複数の機能とは、画像読み取り機
    能、印刷機能、画像データ通信機能を含むことを特徴と
    する請求項28記載の画像処理装置。
  30. 【請求項30】 前記デバイスとは、画像読み取り部、
    印刷部、画像データ通信部、メモリ部を含むことを特徴
    とする請求項28記載の画像処理装置。
  31. 【請求項31】 前記分割手段は、前記ジョブを前記識
    別情報を含む複数のドキュメントに分割するドキュメン
    ト生成手段を含むことを特徴とする請求項28記載の画
    像処理装置。
  32. 【請求項32】 前記分割手段は、前記ジョブを前記識
    別情報を含む複数のバンド単位に分割するバンド生成手
    段を含むことを特徴とする請求項28記載の画像処理装
    置。
  33. 【請求項33】 前記調停手段は、前記ジョブの優先度
    に基づいて前記処理単位毎に割り込むように前記デバイ
    スの獲得及び解放を制御することを特徴とする請求項2
    8記載の画像処理装置。
  34. 【請求項34】 前記優先度を前記ジョブの種類に応じ
    て設定する設定手段を有することを特徴とする請求項3
    3記載の画像処理装置。
  35. 【請求項35】 前記優先度を前記ジョブの種類に応じ
    て設定する設定情報を前記入力手段により外部から入力
    し、前記設定情報に基づいて前記処理単位の割り込みを
    制御することを特徴とする請求項33記載の画像処理方
    法。
  36. 【請求項36】 前記調停手段は、前記デバイスがどの
    ジョブに割り当てられるかを示す割り当てテーブルを参
    照して前記処理単位に前記デバイスを割り当てるように
    制御することを特徴とする請求項28記載の画像処理装
    置。
  37. 【請求項37】 所定の通信媒体を介して複数の情報処
    理装置から送信される種々のジョブを実行する周辺機器
    を含む情報処理システムを制御するための制御プログラ
    ムを格納する記憶媒体であって、前記制御プログラム
    は、 前記情報処理装置から送信された手続きを解釈する手続
    き解釈モジュールと、 前記手続き解釈モジュールによる手続きの解釈に従って
    ジョブを生成するジョブ生成モジュールと、 前記ジョブ生成モジュールにより生成されたジョブを小
    さなドキュメント単位に分割してドキュメントを生成す
    るドキュメント生成モジュールと、 前記ドキュメント生成モジュールにより生成されたドキ
    ュメントを小さなページ単位に分割してページを生成す
    るページ生成モジュールと、 前記ページ生成モジュールにより生成されたページを小
    さなバンド単位に分割してバンドを生成するバンド生成
    モジュールと、 前記バンド生成モジュールにより生成されたバンドを処
    理するバンド処理モジュールと、 前記ドキュメント生成モジュールと前記ページ生成モジ
    ュールと前記バンド生成モジュールと前記バンド処理モ
    ジュールとからデバイスの使用要求を調停するデバイス
    使用要求調停モジュールと、 前記ジョブ(それ以下のドキュメント、ページ、バンド
    を含む)に実行の優先順位を付加する実行優先順位付加
    モジュールとを有し、 前記デバイス使用要求調停モジュールは、前記実行優先
    順位と資源の獲得要求を出した単位に応じて資源の獲得
    及び解放を制御することを特徴とする記憶媒体。
  38. 【請求項38】 前記周辺機器は、プリンタ、ファクシ
    ミリ(FAX)、複写機、デジタル複合機等であること
    を特徴とする請求項37記載の記憶媒体。
  39. 【請求項39】 前記手続きは、プロトコルであること
    を特徴とする請求項37記載の記憶媒体。
  40. 【請求項40】 前記ドキュメント生成モジュールは、
    ジョブを処理することを特徴とする請求項37記載の記
    憶媒体。
  41. 【請求項41】 前記ページ生成モジュールは、ドキュ
    メントを処理することを特徴とする請求項37記載の記
    憶媒体。
  42. 【請求項42】 前記バンドは、短冊状のデータである
    ことを特徴とする請求項37記載の記憶媒体。
  43. 【請求項43】 前記バンド生成モジュールは、ページ
    を処理することを特徴とする請求項37記載の記憶媒
    体。
  44. 【請求項44】 前記デバイス使用要求調停モジュール
    は、デバイスを割り当てることを特徴とする請求項37
    記載の記憶媒体。
  45. 【請求項45】 前記デバイス使用要求調停モジュール
    は、前記資源の獲得/解放要求を出す際に要求を出す処
    理手段(子)を識別する識別子と、前記処理手段の上位
    にある処理手段(親)の識別子を付加する付加モジュー
    ルと、前記処理手段の一連の識別子(親子関係を表す)
    に従って資源を獲得/解放させるか否かを判断する判断
    モジュールとを有することを特徴とする請求項37記載
    の記憶媒体。
  46. 【請求項46】 複数の機能を有する画像処理装置を制
    御するための制御プログラムを格納する記憶媒体であっ
    て、前記制御プログラムは、 ジョブを入力する入力モジュールと、 前記ジョブを識別情報を含む複数の処理単位に分割する
    分割モジュールと、 前記分割モジュールにより分割された処理単位からのデ
    バイスの使用要求を調停する調停モジュールと、 前記分割モジュールにより前記ジョブが分割された前記
    処理単位毎に前記識別情報に基づいて前記デバイスの獲
    得及び解放を制御する制御モジュールとを有することを
    特徴とする記憶媒体。
  47. 【請求項47】 前記複数の機能とは、画像読み取り機
    能、印刷機能、画像データ通信機能を含むことを特徴と
    する請求項46記載の記憶媒体。
  48. 【請求項48】 前記デバイスとは、画像読み取り部、
    印刷部、画像データ通信部、メモリ部を含むことを特徴
    とする請求項46記載の記憶媒体。
  49. 【請求項49】 前記分割モジュールは、前記ジョブを
    前記識別情報を含む複数のドキュメントに分割するドキ
    ュメント生成モジュールを含むことを特徴とする請求項
    46記載の記憶媒体。
  50. 【請求項50】 前記分割モジュールは、前記ジョブを
    前記識別情報を含む複数のバンド単位に分割するバンド
    生成モジュールを含むことを特徴とする請求項46記載
    の記憶媒体。
  51. 【請求項51】 前記調停モジュールは、前記ジョブの
    優先度に基づいて前記処理単位毎に割り込むように前記
    デバイスの獲得及び解放を制御することを特徴とする請
    求項46記載の記憶媒体。
  52. 【請求項52】 前記優先度を前記ジョブの種類に応じ
    て設定する設定モジュールを有することを特徴とする請
    求項51記載の記憶媒体。
  53. 【請求項53】 前記優先度を前記ジョブの種類に応じ
    て設定する設定情報を前記入力モジュールにより外部か
    ら入力し、前記設定情報に基づいて前記処理単位の割り
    込みを制御することを特徴とする請求項51記載の記憶
    媒体。
  54. 【請求項54】 前記調停モジュールは、前記デバイス
    がどのジョブに割り当てられるかを示す割り当てテーブ
    ルを参照して前記処理単位に前記デバイスを割り当てる
    ように制御することを特徴とする請求項46記載の記憶
    媒体。
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