JP2006196984A - 多機能印刷方法及びその装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】多機能化による多岐に渡る項目の設定をすべてユーザーのホスト上で行い、受付番号の管理のみで処理をできるようにし、原稿を持って出向いた先のプリンタのパネル上で受付番号の選択・実行を行うだけでコピー機能及びスキャン機能を利用できるネットワーク・プリンティング・システムを構築する。
【解決手段】プリント機能のみの単機能プリンタをコピー機能及びスキャン機能を有する多機能プリンタへ拡張する場合に、プリンタにスキャナを接続する手段、ネットワークに接続する手段を設け、前記プリンタとのデータ通信を可能にするためのドライバ・ソフトをネットワークに接続されたコンピュータにインストールすることによりプリント機能、コピー機能及びスキャン機能の各ジョブ属性をコンピュータのモニタ画面上で設定する手段、前記一組のジョブ属性設定をグループ化してそれを複数個設定できる手段を有することを特徴とする多機能印刷方法。
【選択図】 図1

Description

発明は、ネットワーク対応SFP(Single Function Printer)をMFP(Multi Function Printer)への拡張に係る多機能印刷方法及びその装置に関するものである。
MFPとして設計されたプリンタは多機能であるが故に設定項目も多岐に渡るため、ユーザーの使い勝手を考慮して必然的にその表示装置(以下、パネルと呼ぶ)は高価なVGA表示画面を持ち、タッチパネル等で容易に設定を行えるようになっている場合が多い(例えば、特許文献1参照)。
一方、SFPではプリンタ機能に限定されているのでパネル構成としては、せいぜい2行LCD表示と幾つかのキー及びLEDから成っている場合が多い。ネットワーク化が進んだSFPにおいては、パネルは極力必要最小限としてコストを抑えて、ホスト側のドライバ・ソフトの表示画面で各種設定を行う方向へと進んでいるのが現状である。ここで、SFPにスキャナを接続してMFP化し、コピー機能を実現する場合、ユーザーはMFP(プリンタ)の前でコピー操作を行うのが一般的である。従って、SFPをMFPに拡張する場合には、ユーザーの使い勝手を考慮すると高価なVGA表示装置へ拡張するか、無理に現状のパネルの各種キーに多重に設定機能を割り付けなければならなくなる。最近のSFPは機能が充実しており、それだけでもかなりパネルのキー操作は複雑である。そこにさらにコピー機能をパネルに割り当てることは実際不可能に近い。やったとしても非常に使い勝手の悪いものとなっていた。当然ながらVGA表示装置を用いるとその分コストアップに直結する。さらに、プリンタに出向いた先でスキャナが使用中であったなどの問題があった。すなわち、従来のMFPは単機能から多機能化を行う場合に使い勝手に問題があるか、コスト的に割高感があった。
特開2001−337830号公報
そこで本発明では、多機能化による多岐に渡る設定項目もネットワークの利点を活かし、基本的にすべてユーザーのホスト上で行い、受付番号の管理のみで処理をできるようにして、コピー機能を利用する場合は原稿を持って出向いた先のプリンタのパネル上で受付番号の選択・実行を行うだけでコピー機能及びスキャン機能を利用できることを可能とする。また、前記の事は基本的にホストにインストールするドライバ・ソフト及びプリンタ/スキャナのファームウェアのみで処理可能とし、はじめから多機能プリンタとして計画されていないプリンタの場合であっても容易に、そして安価に多機能プリンタへと拡張し、ハイコストパフォーマンスなネットワーク・プリンティング・システムを構築する方法を提供することにある。
プリント機能のみの単機能プリンタに画像読み取り装置(スキャナ等)を接続して、コピー機能及びスキャン機能を有する多機能プリンタへ拡張する場合に、プリンタにスキャナ(以下、スキャナを画像読み取り装置の代表とする)を接続する手段を有し、前記プリンタをネットワークに接続する手段、前記プリンタとのデータ通信を可能にするためのドライバ・ソフトをネットワークに接続されたコンピュータにインストールすることによりプリント機能、コピー機能及びスキャン機能の各ジョブ属性をコンピュータのモニタ画面上で設定する手段、前記一組のジョブ属性設定をグループ化してそれを複数個設定できる手段、前記ジョブ設定画面にて前記プリンタと同等の機能を有し通信可能なネットワーク上に接続された複数の他のプリンタをユーザーが自由に指定できる手段、前記コンピュータに登録されているプリンタをユーザーが指定せずにドライバ・ソフトがジョブ内容に応じて最適なプリンタを選択する手段を有する構成を特徴とし、前記コンピュータ上で設定した複数グループのジョブ属性を前記プリンタにネットワークを介してリモートで設定できる手段、プリンタ側では受信した複数グループのジョブ属性に対して1個のグループに1個の受付番号を付加する手段、前記受付番号のジョブ内容によりコピー処理及びスキャン処理それぞれのキュー(待ち順番登録)に記録して記憶する手段、前記各グループのジョブ属性に付加した受付番号のすべてを依頼元のコンピュータに通知する手段、前記受付番号の通知とともにプリンタ及びスキャナのステータス情報(空き状況通知、コピー及びスキャン処理の終了通知等)を同時に通知する手段を有し、前記受付番号及びプリンタのステータス情報の通知を受けたコンピュータは、ユーザーに対してメッセージ表示する手段、前記ステータス情報のメッセージに応じてユーザーがジョブのキャンセルや同じ機能を有するネットワーク上の他のプリンタに変更できる選択手段を有する構成とする。さらに、コピー操作及びスキャン操作可能であるメッセージを受けたユーザーが原稿を持ってプリンタに出向いた際に、プリンタの表示操作装置(以下、パネルと呼ぶ)上で前記受付番号を選択してコピー操作及びスキャン操作を実行できる手段、受付番号のジョブをキャンセルできる手段、さらに受付番号のジョブ内容の一部及び全部をパネル上で変更できる手段、必要であればユーザーがパネル上で指定して受付番号に対するジョブ内容及びパネル上での内容変更方法をプリンタから出力できる手段を有する構成とする。
[作用]
スキャナ装置をプリントのみの単機能しかないネットワーク対応プリンタに接続することにより、コピー機能及びスキャン機能を持った多機能プリンタへシンプルな構造で、安価に機能アップ可能できる作用がある。さらに、ユーザーの使い勝手も損ねることがない。
スキャナ装置をプリントのみの単機能しかないネットワーク対応プリンタに接続することにより、コピー機能及びスキャン機能を持った多機能プリンタへシンプルな構造で、安価に機能アップ可能となる。多機能化による多岐に渡る設定項目もネットワークの利点を活かし、基本的にすべてユーザーのホスト上で行い、受付番号の管理のみで処理するため、コピー機能を利用する場合でも原稿を持って出向いた先のプリンタではパネル上で受付番号の選択・実行を行うだけでコピー機能及びスキャン機能を利用できるのでユーザーの使い勝手を損ねることもない。多機能化に伴って単機能プリンタのパネル表示装置を機能アップする必要もない。また、基本的にドライバ・ソフト及びプリンタ・ファームウェアのみで処理可能なので、はじめから多機能プリンタとして計画されていないプリンタであっても容易に多機能プリンタへと拡張可能である。単機能プリンタはファームウェアのバージョンアップのみでよい。すなわち、優れたコストパフォーマンスで容易に多機能化したネットワーク・プリンティング・システムを提供できる効果がある。
以下、図を用いて本発明の実施例を説明する。
図1は、本発明を用いたプリンティング・システムの構築例である。101はイーサネット(登録商標)等に代表されるネットワークを示す。102はLBP(レーザービームプリンタ)等のネッワーク対応プリンタである。103は前記プリンタにUSBインターフェイスにより直接接続されるスキャナである。本実施例では、USBインターフェイスでプリンタと接続しているが、その他のインターフェイス、例えばセントロニクスであってもかまわない。102のプリンタ単体ではプリント機能しかない。すなわち、SFP(シングル・ファンクション・プリンタ)である。そのプリンタに103のスキャナを接続することによりコピー機能を実現するMFP(マルチ・ファンクション・プリンタ)に拡張している。
ここで、本発明を適用することにより本来MFPとして計画されて設計されてないプリンタにも容易にMFP化できることを明確にするために、SFPをMFPに拡張した(又は拡張可能な)プリンタをmSFP、それに対応したスキャナをmSCANの名称で呼ぶことにする。104はネットワークに接続されたホストコンピュータ(以下ホストと呼ぶ)の一群である。図1では、本発明の特徴であるホストから送信されたジョブ属性に対する受付番号の発行とそれによるユーザーのコピー操作のイメージを表現している。
図2は、mSFPコントローラのシステム構成例である。201はネットワーク上のホスト群を表す。202は前記ホストと通信制御を行うためのNetwork−IF(インターフェイス)部である。一般的にはTCP/IPのプロトコルに対応する。203は本プリンタ(mSFP)に接続してコピー機能を実現するためのスキャナ(mSCAN)である。204は前記mSCANとUSBプロトコルを介して通信制御を行うためのUSB−IF部である。この場合、mSFPコントローラがUSBホスト(ルートハブ)役割りを果たし、mSCAN側がUSBデバイスとして接続される。205はROM(リード・オンリー・メモリ)で不揮発性メモリである。プログラムやフォント等の変更しないデータを格納する。デバイスの種類としては、Mask−ROM(書き換え不可のカスタムROM)やFlash−ROM(電気的に書き換え可能なROM)等がある。206はRAM(ランダム・リード・メモリ)でDRAMに代表される揮発性メモリである。プログラムの作業領域、描画データの格納領域等の比較的頻繁に書き換えが必要な用途に用いられるメモリである。また、前記ROMに比較して、一般的に集積度が高く、動作速度も速いのでROM内に格納されるプログラムの一部(及び全部)をRAMにコピーしてプログラム領域としても使用する場合もある。207はCPU(中央処理演算器)である。前記ROM及びRAMに格納されたプログラムに従って、各種演算処理や機能ブロックのレジスタ設定等を行う。208は表示装置である。プリンタ(mSFP)及びスキャナ(mSCAN)の各種設定や状態をパネル上のLCDに表示したり、操作キーにより設定条件や状態を変化させることが可能である。209はホストやスキャナ(mSCAN)から送られてきた画像データに加工を施して、印刷データを生成する描画部である。210はスキャナから転送されるイメージデータや処理した描画データを圧縮・伸張するブロックでリソース(メモリ)の節約やデータ転送の効率化(転送データ量を減らす)を行う。圧縮・伸張方法としてはJPEGやJBIG等がある。211は前記ROM、RAMへのアクセス制御を行う。CPUのメモリアクセスやCPUを介さずに直接メモリにアクセスするDMA(ダイレクト・メモリ・アクセス)の制御やCPU、その他の機能ブロックが同時にアクセスした場合のバス調停機能を有している。212はビデオ制御部である。プリンタエンジンとのコマンド・ステータスのやり取りやメモリ上に生成された描画データの転送、描画データのエッジ処理を行ったりする。213は印字部である。主に前記ビデオ制御部からのコマンド情報に従い、描画データをプリント用紙に印刷して出力する。その他、ビデオ制御部を介してプリンタエンジンの状態変化をコントローラ側に通知したりする。214はハードディスク装置(HDD)である。ネットワークやスキャナからの印刷データの格納、印字データとオーバーレイして印刷するための定型フォーマットデータの格納、本発明に関係する受付番号(詳細は後述)に伴う印刷データのジョブ属性情報及び受付番号の保存等に使用される。215はシステムの時間監視を行うためのタイマーである。あるタスクに対して規定時間内にジョブが終了しなかった場合には、タイムアウトエラーとして処理する等に用いる。216は各種バス(制御及びデータ)をひとまとめにして表している。本システムの各ブロックはすべてこのバスに接続され、制御やデータのやり取りを行う。以下、さらに図を用いて本発明の詳細な説明をする。
図3は、本発明をプリンティング・システムに適用した場合の処理の流れを示したフロチャートである。このフロチャートに従って、他の図を交えながら説明をして行く。図1で概略を説明したように、SFPにスキャナ(mSCAN)を接続してMFP化したネットワーク・プリンタmSFPに拡張する。同時にSFPコントローラのファームウェアもROMDIMMの差し替え、もしくはFlashROMである場合にはネットワーク等を経由してMFP対応のファームウェアにバージョンアップを行う。これによりmSFPはコピー機能を有する。また、前記mSFPと同一の(この場合異なるネットワークグループであってもルータを介してアクセス可能であれば同一とみなす)ネットワーク上の任意のホストにおいては、mSFP対応ドライバをインストールして、mSFPとの通信が可能な状態にあることを前提として説明する。まず、本実施例のネットワーク・プリンティング・システムにおいて、任意ホストのユーザーが指定のmSFPに対して原稿のコピーを行いたい場合は、mSFP対応のドライバを起動して指定プリンタやその他のジョブ属性を設定する(301)。
図4は、その設定画面の一例である。図の上からプリンタの指定、出力先、用紙サイズ、用紙方向、色指定、品位、印刷面、用紙レイアウト、コピー枚数、印刷終了通知、登録番号の項目がある。プリンタ指定では、“おまかせ”とユーザーがプリンタ(mSFP)を指定することもできる。1台のホストに複数台のmSFPを登録して置けば(すなわち、異機種のmSFP用ドライバをホストにインストールしておけば)、この設定画面にて選択が可能となる。また、“おまかせ”にした場合には、それ以降の設定値により最適なプリンタをドライバが選択する。出力先は、スキャンしたものを用紙としてプリンタに出力するか、ファイルとしてホストに転送するかを選択する。次からの項目で用紙レイアウトまでは一般的なプリンタとしての設定である。次にプリンタのコピー機能として特有のコピー枚数の設定を行い、項目の印刷終了通知では、コピー処理終了の通知をユーザーに対して行うかどうかを設定する。最後の項目である登録番号では、ここまでの設定をグループ化し、その設定グループに対して番号を割り振る。画面例では設定グループとして“1”が割り振られることになる。
ここまでで、画面右下の登録ボタンをクリックするとグループ1の設定として登録される。登録は複数個可能である。設定のグループ2を作成したい場合(例えば、倍率を等倍で用紙レイアウトを1ページ/枚(縦)にしたい場合など)、所定の設定項目を埋めて最後に登録番号を“2”として、登録ボタンをクリックすればよい。さらに、登録番号の項目で番号を指定してキャンセルボタンをクリックすると、その番号の設定が再表示されて修正することも可能である。
すべての登録が完了した後に送信ボタンをクリックすれば所定のプリンタに対してジョブ属性が転送される。ここで、複数の設定を登録した場合にはプリンタの指定値によって複数のプリンタに配信される場合もあるし、指定した1台のプリンタに複数グループのジョブ属性が配信される場合もある(302)。1個又は複数個のジョブ属性を受けたmSFPは、その依頼元のIPアドレス及びジョブ属性を受付番号で管理して、コピー・ジョブのキューに登録及び受付番号に付属するデータ(IPアドレス情報、ジョブ属性情報)をメモリやHDDに保存する。すべての登録処理が完了するとmSFPは、依頼元ホストに対してキューに登録した受付番号と現在のプリンタの状態(空き状況)を通知する(303)。指定プリンタからの返事を受信(304)した依頼元ホストはプリンタの空き状況に応じたメッセージをユーザーに対して表示する。
図5は、そのバリエーションの一例である。もし、プリンタがビジー(使用中)であった場合には図5(a)のメッセージが表示される(305)。この時、急ぎの場合には指定プリンタを変更することも可能であるし、この時点でジョブをキャンセルすることも可能である。指定プリンタを変更する場合(306)には、現在のプリンタに対してキャンセル通知を行い(307)、新たな指定プリンタに対して前回のジョブ属性を送信する。この時点でキャンセルする場合(308)には、現在のプリンタに対してキャンセル通知を行い(307)ジョブを終了する(310)。そのまま指定プリンタを使用する場合には空きメッセージが通知されるまで待機する(309)。指定プリンタが使用可能になると図5(b)のメッセージが表示される(311)。この時点でジョブをキャンセルすることも可能である(312)。プリンタよりコピー操作OKのメッセージを受けたユーザーは原稿を持って所定のmSFPまで出向き(313)、プリンタの操作パネルからコピーモードに入り、受付番号を指定する(314)。
ここで、図6及び図7を用いて操作パネルについて説明する。図6は、mSFPに標準的に搭載される表示パネルの例である。パネルの各部について説明する。601は2行LCD表示装置(以下、LCD)である。602〜604までは、それぞれ左から印刷可、メッセージ、ジョブとその状態になったときに点灯又は点滅するLEDである。パネル中央左側の図形は、パネルの表面モールド上にイラストがシルク印刷されているものである。605は、スキャナのイラストを表し、606はプリンタのイラストを表している。各イラストの所定の場所にはLEDが付いており、必要なときに点灯する。スキャナを表すイラスト中央のLEDは、スキャナを使用するモードの時に点灯する。プリンタを表すイラストの中央3個と左縁の斜め四角枠(手差しを表す)1個のLEDは、どの部分から用紙を給紙させるのかをLEDの点灯で表示する。607は前記給紙の場所を指定する給紙選択キーである。608はオンライン・キーである。このキーはLED点灯ボタンとなっており、LED点灯でネットワークとオンラインで接続されていることを示している。609は排出・キーである。紙づまり等のプリンタ内部に停滞している用紙を外部に排出する場合に用いる。610は動作モードを選択するキーである。
図7に動作モードの遷移を示す。デフォルト状態では、プリンタモード状態にある。ここで動作モード・キーを1度押下するごとにコピーモード(702)→スキャナモード(703)→プリンタモード(701)と状態を遷移させることができる。図6に戻り612は実行・キーである。ある設定の確定や実際の動作を行わせる場合に押下する。614はセットアップ・キーである。プリンタのジョブ属性の設定を変更する場合に用いる。613はユーティリティ/キャンセル・キーである。オフライン状態では、テストプリントやステータス情報(現在の設定値、拡張している機器の接続状態、ネットワークボードのMACアドレス等の表示)出力したりすることができる。オンライン状態では、現在のジョブをキャンセルしたりできる。また、610〜614のキー上部にシルク印刷されている矢印マークは、セットアップやユーティリティ状態の時、項目の選択(左右移動)や数値の増減を変化させることができる。図6の例では、SFP→MFPに拡張可能として計画された製品を想定して、605に示すスキャナイラストを準備しているが、これは特に必須のものではない。製品計画時にはプリンタ単一機能しかないSFPとして製造されたプリンタであっても、本発明を適用すれば、SFPに標準装備のパネル装置はハード的に変更することなしにMFP化することが可能である。また、本例のようにスキャナのイラスト印刷及びLED1個を予め搭載していても、このことによるコストアップはわずかである。
ここからは、図8を用いてユーザーの行うキー操作に対するLCDの表示例を説明する。プリンタまで原稿を持って出向いた時点ではデフォルトでプリンタモードの表示である(801)。ユーザーは、まず動作モード・キー1回押下する。するとコピーモードに変化してLCD表示は、コピーモード表示となり、802に示すように受付番号の選択をユーザーに要求する。ここで、セットアップ・キーを1回押下すると受け付けた新しい順番に受付番号が表示される(803)。矢印キー613、614により受付番号を移動して自分の番号を探す。自分の受付番号が表示された状態で、実行・キーを押下すると、その受付番号のジョブ属性のセッティングをプリンタは行う。セッティングが完了するとプリンタはLCDに原稿をスキャナの(オート)フィーダにセットするように促す(804)。ユーザーは原稿をセットして、再び実行・キーを押下すると、LCDにコピー処理中のメッセージが表示され(805)、コピー処理が完了すると完了メッセージをLCDに表示して(806)、再びプリンタモードに戻る(807)。
再び図3のフロチャートに戻ると、314〜317までを説明したことになる。受つ付けたコピー処理を完了すると、現在処理した受付番号を処理済みとしてすぐに削除してもよいし、HDD等に保存してもよい。コピー処理を受つ付ける最大数をドライバやmSFPのセットアップ・キーで設定可能としておけば、最大数を越えた時点で古い受付番号から削除していけばよい。さらに、この時点でユーザーがコピー処理終了メッセージを要求していれば、mSFPは依頼元のホストに対してコピー終了メッセージを通知する。そのホスト画面表示例が図5(c)である。この機能により大量のコピーを行う際に、ユーザーは一端自分の席に戻ってプリンタからの終了メッセージがきた後に、再び原稿とコピー用紙を取りに行けばよいことになり使い勝手が向上する。ここで、ユーザーがひとつのプリンタに複数のジョブを予約していた場合やmSFP側での受付番号にジョブ属性を変更する場合について説明する。例えば試しコピーのために幾つかの倍率でコピー枚数1枚予約していた場合には、各受付番号をコピーモードで選択してコピーするまでは前記説明した手順を繰り返せばよい。その試しコピーの中で所望の出力結果が得られた受付番号のジョブ属性を一部修正してコピーしたい場合について図9及び図10を用いて説明する。
図9はジョブ属性を変更してコピーするまでの操作の流れを示したフロチャートである。図10は、変更過程のLCD表示を表している。ユーザーがコピーモードで自分の受付番号を選択・確定した状態(901)から、セットアップ・キーを押下すると、ジョブ属性変更モードに入る(902)。この状態から左右矢印キーで受付け内容変更と予約内容印刷を選択でき(903)、予約内容をプリントアウトしたい場合にはその状態で実行・キーを押下すると受付番号のジョブ内容とジョブの変更方法が記載された用紙が出力される(904)。ユーザーはその用紙を見ながら属性を一部変更を行えばよい。前記ジョブ属性変更モードの状態で、受け付け内容変更状態で実行・キーを押下すると順に各ジョブ項目と現在の設定値がLCDに表示される。その時のLCD表示は、図10の1001→1002→1003へと変化する。ジョブの項目は、左右矢印キーで自由に行き来できる。コピー枚数を1枚から30枚に変更する場合には、1003の状態から実行・キーを押下するとコピー枚数変更状態に入る(1004)。この状態でLCDのカーソルは一番左側、すなわち最上位桁にいるので、この状態から上下矢印キーを押下するごとに数字が0〜9の間を増減する。所望の数値で実行・キーを押下することによりその桁の数値を確定する。同様にすべての桁を確定した後に、再度実行・キーを押下すると変更後のコピー枚数が確定され、LCDには次のジョブ項目が表示される(1005)。引き続きその項目を変更したい場合には、同様の操作を行えばよい(1005〜1006)。ここで、ジョブ項目変更状態からさらにもう一度実行・キーを押下するとその受付番号のジョブ属性の変更が確定されて登録内容が書き換えられる(1007)。後は前記説明したコピー操作を行えばよい(1008〜1010、図9では、905〜909までの一連の流れ)。
実施例1では、コピー機能の説明であったが、本実施例ではスキャナ機能としての説明を行う。図11は、ホスト上のドライバ画面である。ここで、設定項目の出力先をファイルとした場合には、mSFPはスキャナモードとして受付番号を登録、依頼元に対してその受付番号を送信する。また、この場合図11に示すようにコピー機能としてのみ設定が必要な項目は網点がかかり設定不能となり、一部の項目はスキャン専用の項目に変化する。例えば用紙サイズ→原稿サイズ、コピー枚数→スキャン枚数等。後はコピー操作時と同様にmSFPからスキャンOKのメッセージを受けたユーザーはプリンタに出向く。mSFPからのメッセージ例を図12に示す。ユーザーは、操作パネルの動作モード・キーによりスキャンモードを選択し、自分の受付番号を選択・実行すると、LCDに原稿用紙セットのメッセージが表示されるので、(オート)フィーダに原稿をセットした後に、実行・キーを押下することによりスキャン処理を開始する。スキャン処理がすぐに終わる場合には、その場で待ってもよいし、大量のスキャンを行う場合には、一端席に戻ってmSFPからのスキャン終了メッセージを待って、転送されたファイルを確認した後に原稿を取りに行ってもよい。その他、複数個の受付番号の取得及びプリンタ側でのジョブ属性の変更操作はすべてコピー機能時と同じである。
本発明を適用したネットワーク・プリンティング・システム例を示す図である。 mSFPコントローラのシステム構成例を示す図である。 コピー操作の一連の流れを示すフロチャートである。 mSFP対応ドライバのジョブ属性設定画面例を示す図である。 ユーザーに通知されるメッセージの例を示す図である。 mSFPの表示パネル例を示す図である。 mSFPの動作モードの遷移状態を示す図である。 コピー操作におけるパネルのLCDに表示されるメッセージの例を示す図である。 操作パネル上でジョブ属性を変更する場合の流れを示すフロチャートである。 操作パネル上でジョブ属性を変更する場合のLCD表示例を示す図である。 スキャンモード時のドライバ画面設定例を示す図である。 スキャンモード時のユーザーに対するメッセージの例を示す図である。
符号の説明
101 ネットワーク
102 プリンタ
103 スキャナ
104 ホスト
201 ホスト群
202 Network−IF(インターフェイス)部
203 スキャナ(mSCAN)
204 USB−IF部
205 ROM
206 RAM
207 CPU
208 表示装置
209 描画部
210 圧縮伸張部
211 メモリ制御部
212 ビデオ制御部
213 印字部
214 HDD
215 タイマー
216 バス

Claims (10)

  1. プリント機能のみの単機能プリンタに画像読み取り装置(スキャナ等)を接続して、コピー機能及びスキャン機能を有する多機能プリンタへ拡張する場合に、
    プリンタにスキャナを接続する手段を有し、前記プリンタをネットワークに接続する手段、前記プリンタとのデータ通信を可能にするためのドライバ・ソフトをネットワークに接続されたコンピュータにインストールすることによりプリント機能、コピー機能及びスキャン機能の各ジョブ属性をコンピュータのモニタ画面上で設定する手段、前記一組のジョブ属性設定をグループ化してそれを複数個設定できる手段を有することを特徴とする多機能印刷方法。
  2. 前記ジョブ設定画面にて、前記プリンタと同等の機能を有し通信可能なネットワーク上に接続された複数の他のプリンタをユーザーが自由に指定できる手段、前記コンピュータに登録されているプリンタをユーザーが指定せずにドライバ・ソフトがジョブ内容に応じて最適なプリンタを選択する手段を有することを特徴とする請求項1に記載の多機能印刷方法。
  3. 前記コンピュータ上で設定した複数グループのジョブ属性を前記プリンタにネットワークを介してリモートで設定できる手段、依頼先のプリンタでは受信した複数グループのジョブ属性に対して1個のグループに1個の受付番号を付加する手段、前記受付番号のジョブ内容によりコピー処理及びスキャン処理それぞれのキュー(待ち順番登録)に記録して記憶する手段、前記各グループのジョブ属性に付加した受付番号のすべてを依頼元のコンピュータに通知する手段、プリンタ及びスキャナのステータス情報(空き状況通知、コピー及びスキャン処理の終了通知等)を依頼元のコンピュータに通知する手段を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の多機能印刷方法。
  4. 前記受付番号及びプリンタのステータス情報の通知を依頼元ユーザーに対してメッセージ表示する手段、前記ステータス情報のメッセージに応じてユーザーがジョブのキャンセルや同じ機能を有するネットワーク上の他のプリンタに変更できる選択手段を有することを特徴とする請求項1、2及び3いずれかに記載の多機能印刷方法。
  5. コピー操作及びスキャン操作可能であるメッセージを受けたユーザーが原稿を持ってプリンタに出向いた際に、
    プリンタの表示操作装置上で前記受付番号を選択してコピー操作及びスキャン操作を実行できる手段、受付番号のジョブをキャンセルできる手段、さらに受付番号のジョブ内容の一部及び全部を表示操作装置上で変更できる手段、必要であればユーザーが表示操作装置上で指定して受付番号に対するジョブ内容及び表示操作装置上での内容変更方法をプリンタから出力できる手段を有することを特徴とする請求項1、2、3及び4いずれかに記載の多機能印刷方法。
  6. プリント機能のみの単機能プリンタに画像読み取り装置(スキャナ等)を接続して、コピー機能及びスキャン機能を有する多機能プリンタへ拡張する場合に、
    プリンタにスキャナを接続する手段を有し、前記プリンタをネットワークに接続する手段、前記プリンタとのデータ通信を可能にするためのドライバ・ソフトをネットワークに接続されたコンピュータにインストールすることによりプリント機能、コピー機能及びスキャン機能の各ジョブ属性をコンピュータのモニタ画面上で設定する手段、前記一組のジョブ属性設定をグループ化してそれを複数個設定できる手段を有することを特徴とする多機能印刷装置。
  7. 前記ジョブ設定画面にて、前記プリンタと同等の機能を有し通信可能なネットワーク上に接続された複数の他のプリンタをユーザーが自由に指定できる手段、前記コンピュータに登録されているプリンタをユーザーが指定せずにドライバ・ソフトがジョブ内容に応じて最適なプリンタを選択する手段を有することを特徴とする請求項6に記載の多機能印刷装置。
  8. 前記コンピュータ上で設定した複数グループのジョブ属性を前記プリンタにネットワークを介してリモートで設定できる手段、依頼先のプリンタでは受信した複数グループのジョブ属性に対して1個のグループに1個の受付番号を付加する手段、前記受付番号のジョブ内容によりコピー処理及びスキャン処理それぞれのキュー(待ち順番登録)に記録して記憶する手段、前記各グループのジョブ属性に付加した受付番号のすべてを依頼元のコンピュータに通知する手段、プリンタ及びスキャナのステータス情報(空き状況通知、コピー及びスキャン処理の終了通知等)を依頼元のコンピュータに通知する手段を有することを特徴とする請求項6又は7に記載の多機能印刷装置。
  9. 前記受付番号及びプリンタのステータス情報の通知を依頼元ユーザーに対してメッセージ表示する手段、前記ステータス情報のメッセージに応じてユーザーがジョブのキャンセルや同じ機能を有するネットワーク上の他のプリンタに変更できる選択手段を有することを特徴とする請求項6、7及び8いずれかに記載の多機能印刷装置。
  10. コピー操作及びスキャン操作可能であるメッセージを受けたユーザーが原稿を持ってプリンタに出向いた際に、
    プリンタの表示操作装置上で前記受付番号を選択してコピー操作及びスキャン操作を実行できる手段、受付番号のジョブをキャンセルできる手段、さらに受付番号のジョブ内容の一部及び全部を表示操作装置上で変更できる手段、必要であればユーザーが表示操作装置上で指定して受付番号に対するジョブ内容及び表示操作装置上での内容変更方法をプリンタから出力できる手段を有することを特徴とする請求項6、7、8及び9いずれかに記載の多機能印刷装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009290714A (ja) * 2008-05-30 2009-12-10 Canon Electronics Inc 画像読取システムおよびその制御方法、並びに画像読取装置
JP2012142680A (ja) * 2010-12-28 2012-07-26 Canon Inc 画像読取装置、その制御方法、および制御プログラム

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