JP2003076420A - 制御用表示装置、制御システム、制御プログラムならびにそれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

制御用表示装置、制御システム、制御プログラムならびにそれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体

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JP2003076420A
JP2003076420A JP2001262242A JP2001262242A JP2003076420A JP 2003076420 A JP2003076420 A JP 2003076420A JP 2001262242 A JP2001262242 A JP 2001262242A JP 2001262242 A JP2001262242 A JP 2001262242A JP 2003076420 A JP2003076420 A JP 2003076420A
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舜雨 谷川
稔 ▲吉▼田
Minoru Yoshida
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昌夫 斉藤
Masayuki Sakamoto
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プログラマブル表示器のデータを容易に蓄積
し、また、プログラマブル表示器の過去の操作画面を容
易に再現する。 【解決手段】 プログラマブル表示器1は、あらかじめ
設定された画面データに基づいたレイアウトで入出力機
器4の状態を示す操作画面を表示部13に表示するとと
もに、当該操作画面への操作を操作部14が受け付ける
と、当該操作に応じて入出力機器4の状態制御指示を送
信する。特に、プログラマブル表示器1は、操作画面の
表示が変わるたびに、入出力機器4の状態を示すデータ
を、時間および画面データと対応づけてデータベース1
5に蓄積するデータベース管理部11aを備えている。
また、プログラマブル表示器1は、データベース15に
蓄積されたデータに基づいて、表示部13に操作画面を
再現する画面再生部11bを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばプログラマ
ブル表示器など、制御システムのHMI(HumanMachine
Interface)として使用される制御用表示装置に関し、
さらに詳しくは、制御用表示装置、制御システム、制御
プログラムならびにそれを記録したコンピュータ読み取
り可能な記録媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】プログラマブルロジックコントローラ
(以下、PLCと記す)などと呼ばれる産業用制御装置
は、シーケンス制御をはじめとする各種制御を実現する
ために、ベルトコンベアー式の自動組付機などの種々の
ターゲットシステムを制御する制御装置として広く使用
されている。このようなPLCへの制御指示を行うため
の操作盤や、PLCの稼働状況を示す表示灯などに代わ
って、近年、HMI機器としてのプログラマブル表示器
が普及している。
【0003】プログラマブル表示器は、ドット表示画
面、操作用入力スイッチ、ホストコントローラ(PL
C)とのインターフェイス、画面上での操作入力のよう
な制御のためのプログラムメモリなどを備えた制御用表
示装置である。一般に、プログラマブル表示器は、グラ
フィック表示を行うので、操作盤、スイッチ、表示灯な
どの機能を備えることができる他、制御対象機器(デバ
イス)の稼働状況や作業指示のような管理のための各種
のモニタ、機器に対する設定値を入力する端末としての
機能を備えている。
【0004】また、近年では、制御対象機器を接続する
ための入出力ユニットなどを搭載することによってPL
Cの制御機能を備えたプログラマブル表示器も登場して
きている。
【0005】このようなプログラマブル表示器で表示さ
れる制御画面は、画面作成ソフトウェア(作画エディ
タ)を用いてユーザ独自で作成できるようになってい
る。画面作成に際しては、ユーザが、パーソナルコンピ
ュータなどにおいて作画ソフトによって提供されるスイ
ッチ、ランプ、テンキー、メータ表示器、グラフ表示器
などが画像としてデザイン化された部品、所望形状の画
像、数値などを所望の位置に動的に表示させるためのタ
グ、描画機能などを用いて所望の制御画面を構成する。
【0006】プログラマブル表示器は、生産現場などに
おいて、ユーザが作成した上記の画面上で、PLCの稼
働状況の表示、PLCへの作業指示の入力などを可能に
している。しかしながら、現場のオペレータがプログラ
マブル表示器を操作するので、操作ミスが生じると、タ
ーゲットシステムにおける機器の動作異常や故障を招く
おそれがある。
【0007】このような不都合を回避するには、諸デー
タをPLCの稼働時に定期的に蓄積しておき、操作ミス
が生じたときのデータを基に、操作ミスの種類や発生時
刻を過去にさかのぼって検証し、そのような操作ミスが
生じないように対策を講じることが必要である。このた
め、例えば、データ収集用のソフトウェアを用いて、P
LCからデータを定期的に収集して蓄積しておくことが
考えられる。このようなソフトウェアによれば、指定さ
れた時刻や期間にPLCとの間の通信で入出力データを
収集し、これらのデータを市販のアプリケーションソフ
トウェア(表計算ソフトなど)に記録して日報や月報と
して保存しておき、これらを用いて過去の操作ミスを検
証することができる。
【0008】また、蓄積したデータをトレンドグラフと
して表すこともよく行われる。トレンドグラフによれ
ば、データの変化を視覚的に表現することができ、アラ
ームの原因となったデータを容易に特定することができ
る。さらに、上記のデータをデータベースに蓄積するこ
とによって、検索などのデータアクセスを容易にするこ
とも考えられる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、PLC
からのデータのみでは、プログラマブル表示器でどのよ
うな操作が行われたかを特定することは難しい。このた
め、プログラマブル表示器に表示された画面の変化を録
画装置で記録すれば、画面を動画として再生することが
できる。しかしながら、この記録方法は、動画の状態で
記録するため、デジタルデータであっても記録すべきデ
ータ量が膨大になり、実現性に乏しい。
【0010】また、上記のようなデータ収集用のソフト
ウェアは、そのソフトウェアがインストールされたパー
ソナルコンピュータなどから、設定された時刻や周期で
PLCにデータの送信を要求する必要があり、データ収
集の効率があまり良くなかった。
【0011】さらに、トレンドグラフを作成する場合
は、データロギングの周期やロギングすべきデータの設
定や、データのグラフ化の形態の設定を行う必要があ
り、そのための設計が必要である。また、トレンドグラ
フによっても、プログラマブル表示器でどのような操作
が行われたかを特定することは難しい。しかも、アラー
ムなどの異常メッセージは、プログラマブル表示器で表
示可能であるが、パーソナルコンピュータなどでは別途
ユーザが作成したプログラムを用いなければ表示できな
かった。
【0012】一方、収集されたデータをデータベースに
構築する場合、データベースを構築する作業が必要であ
るので、そのために生産ラインの管理者などを専任の担
当者として割り当てる必要がある。しかも、そのデータ
ベースが担当者により独自に構築されてしまうと、担当
者が変わったときにデータの詳細や所在が分かりにくい
という不都合が生じて、データベース管理に支障を来す
おそれがある。
【0013】本発明は、上記の問題点を解決するために
なされたもので、その目的は、制御用表示装置(プログ
ラマブル表示器)のデータを容易に蓄積できる制御用表
示装置および制御システムを提供することにある。ま
た、本発明の他の目的は、制御用表示装置の過去の操作
画面を容易に再現できる制御用表示装置および制御シス
テムを提供することにある。また、本発明の目的には、
上記制御用表示装置および制御システムを実現する制御
プログラム、ならびにこれを記録したコンピュータ読み
取り可能な記録媒体を提供することも含まれる。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明の制御用表示装置は、あらかじめ設定され
た画面データに基づいたレイアウトでデバイスの状態を
示す操作画面を表示部に表示するとともに、当該操作画
面への操作を操作部が受け付けると、当該操作に応じて
デバイスの状態制御指示を送信する制御用表示装置にお
いて、データベースを備えるとともに、上記操作画面の
表示が変わるたびに、デバイスの状態を示すデータを、
時間および上記画面データと対応づけて上記データベー
スに蓄積するデータ蓄積手段を備えていることを特徴と
している。
【0015】上記の構成により、上記制御用表示装置
は、データ蓄積手段が、操作画面の表示が変わるたび
に、デバイスの状態を示すデータを、時間および画面デ
ータと対応づけてデータベースに蓄積する。すなわち、
その時入出力されたデータを、時間およびレイアウトに
関する情報と組み合わせて記録する。なお、デバイスの
状態を示す生データは、データベースにそのままの形式
で蓄積してもよいし、蓄積のための形式に変換してから
蓄積してもよい。
【0016】例えば、データ蓄積手段は、デバイスの状
態の変化やユーザの操作によって操作画面の表示が変わ
った時、デバイスの数値データ、制御用表示装置のスイ
ッチデータ、ランプ表示の動作データなどを順次取得し
て、データベースに蓄積する。もちろん、操作スイッ
チ、ランプ、数値表示など操作画面を表示するために必
要なデータも蓄積する。具体的には、データ蓄積手段
は、デバイスの状態として制御用表示装置の表示部に表
示されている状態(数値)を、デバイスのアドレスと、
その時刻および画面データを特定するデータ(例えば、
画面ID等)とともに記録してもよい。
【0017】また、データ蓄積手段は、デバイスの状態
の変化やユーザの操作によって操作画面の表示が変わっ
た時、制御用表示装置内のデータを取得し、自装置内の
データベースに自動的に蓄積するので、データを他の装
置に転送する必要もなく、短時間に記録できる。すなわ
ち、操作画面の表示が変わった時点のメモリ状態を直ち
に記録できるので、スイッチ操作などにより短時間に多
量のデータが発生してもデータの取りこぼしがない。
【0018】したがって、上記制御用表示装置によれ
ば、操作画面の表示が変わるたびに、制御用表示装置の
データを容易かつ確実に蓄積できる。その結果、データ
ベースのデータに基づき制御用表示装置の過去の状態の
分析が可能となり、制御システムの異常や操作ミスの解
決が容易となる。特に、制御用表示装置は、あらかじめ
設定された画面データに基づいたレイアウトに従ってデ
バイスの状態を表示する。そのため、デバイスのデータ
を時間および画面データと対応づけて記録しておくこと
によって、過去の操作画面を動画で再生することが可能
となる。
【0019】さらに、本発明の制御用表示装置におい
て、上記データ蓄積手段は、さらに、上記操作部が操作
を受け付けるたびに、当該操作を特定するデータを、時
間および上記画面データと対応づけて上記データベース
に蓄積するものであることを特徴としている。
【0020】上記の構成により、さらに、データ蓄積手
段は、操作部が操作を受け付けるたびに、当該操作を特
定するデータを、時間および画面データと対応づけてデ
ータベースに蓄積する。すなわち、データ蓄積手段は、
操作画面の表示が変わった時点でのデバイスの状態を示
すデータに加えて、操作部が受け付けた操作を特定する
データを蓄積する。
【0021】例えば、データ蓄積手段は、ユーザの操作
を受け付けた時、操作を特定し、そのデータを、時刻お
よびその時表示している操作画面の画面データを特定す
るデータ(例えば、画面ID等)とともに記録する。な
お、操作を特定するデータとしては、操作部がタッチパ
ネルであれば、タッチパネルの出力電圧から変換した入
力位置情報を記録してもよい。
【0022】また、データ蓄積手段は、ユーザの操作を
受け付けた時、操作を特定するデータを自装置内のデー
タベースに自動的に蓄積するので、データを他の装置に
転送する必要もなく、短時間に記録できる。すなわち、
操作を直ちに記録できるので、スイッチ操作などにより
短時間に多量のデータが発生してもデータの取りこぼし
がない。
【0023】したがって、上記制御用表示装置によれ
ば、操作を受け付けるたびに、操作を特定するデータを
容易かつ確実に蓄積できる。その結果、データベースの
データに基づきユーザが行った過去の操作の分析が可能
となり、操作ミスの解決が容易となる。特に、上記制御
用表示装置では、操作を特定するデータを、デバイスの
データに加えて、時間および画面データと対応づけて記
録しておくことで、過去の操作画面を動画で再生させな
がら、操作を再現することが可能である。
【0024】さらに、本発明の制御用表示装置におい
て、上記データ蓄積手段は、さらに、通常の動作モード
で動作している上記制御用表示装置から出力可能なデー
タのすべてを、時間と対応づけて上記データベースに蓄
積するものであることを特徴としている。
【0025】上記の構成により、さらに、データ蓄積手
段は、通常の動作モードで動作している制御用表示装置
から出力可能なデータのすべてを、時間と対応づけてデ
ータベースに蓄積する。すなわち、データ蓄積手段は、
操作画面の表示が変わった時点でのデバイスの状態を示
すデータ、および、操作部が受け付けた操作を特定する
データに加えて、それ以外のデータも蓄積する。
【0026】すなわち、データ蓄積手段は、表示部に画
面データに従って表示可能なすべてのデータに加えて、
表示部に表示されないデータであって制御用表示装置か
ら出力可能なすべてのデータを蓄積する。よって、デー
タ蓄積手段は、制御用表示装置で可能な最小のタイミン
グでメモリの状態を自動的に記録するので、データを他
の装置に転送する必要もなく、短時間に記録できる。
【0027】また、データ蓄積手段は、データを自装置
内のデータベースに自動的に蓄積するので、データを転
送する必要もなく、短時間に記録できる。すなわち、す
べてのデータを短い周期で記録し続けるので、スイッチ
操作などにより短時間に多量のデータが発生してもデー
タの取りこぼしがない。
【0028】したがって、上記制御用表示装置によれ
ば、すべてのデータを容易かつ確実に蓄積できる。その
結果、データベースのデータに基づき制御用表示装置の
過去の状態やユーザが行った過去の操作の分析が可能と
なり、制御システムの異常や操作ミスの解決が容易とな
る。特に、上記制御用表示装置では、デバイスのデータ
および操作を特定するデータに加えて、その他のデータ
を記録するため、過去の操作画面を動画で再生し、操作
の再現しながら、より詳細な分析が可能である。
【0029】さらに、本発明の制御用表示装置は、上記
データベースに蓄積されたデータに基づいて、上記表示
部に上記操作画面を再現する履歴表示手段を備えている
ことを特徴としている。
【0030】上記制御用表示装置は、あらかじめ設定さ
れた画面データに基づいたレイアウトに従ってデバイス
の状態を表示する。また、上記制御用表示装置は、デー
タ蓄積手段により、少なくともデバイスのデータを時間
および画面データと対応づけてデータベースに蓄積す
る。
【0031】さらに、上記制御用表示装置は、上記履歴
表示手段を備えている。よって、制御用表示装置は、履
歴表示手段により、データベースに蓄積されたデバイス
のデータを用いて、このデータに対応づけられた画面デ
ータに従って、過去に表示した操作画面を再現できる。
なお、過去の操作画面の再現するインターフェイスとし
ては、例えばVTRの操作を模して、再生、巻き戻し、
早送りなどを可能にし、何度もフィードバックして確認
できるように構成してもよい。
【0032】したがって、上記制御用表示装置によれ
ば、過去の操作状況、すなわち、過去に操作した操作ス
イッチ、ランプ、数値表示などの状態を確認できる。そ
れゆえ、過去の状態の分析が可能になり、操作ミスを起
こさないシステムへの改善に利用できる。さらに、デー
タベースに操作を特定するデータが蓄積されていれば、
操作画面とともにユーザの操作を確認できる。また、そ
の他のデータがデータベースに蓄積されていれば、より
詳細な分析が可能となる。例えば、過去の操作時点では
表示されなかった画面を表示することもできる。
【0033】また、本発明の制御システムは、上記の制
御用表示装置と、上記制御用表示装置の上記データベー
スに蓄積されたデータを取得するデータ取得手段を備え
たコンピュータ装置と、を含むことを特徴としている。
【0034】上記の構成により、上記制御システムのコ
ンピュータ装置は、データ取得手段によって、制御用表
示装置のデータベースに蓄積されたデータを制御用表示
装置に取得できる。
【0035】よって、上記制御システムによれば、制御
用表示装置のデータの集積を当該制御用表示装置におい
て高速に取りこぼしなく行い、データの分析等のために
処理能力の高いコンピュータ装置に転送することができ
る。
【0036】その結果、コンピュータ装置では、制御用
表示装置から取得したデータを蓄積し、このデータを用
いて、例えば、制御用表示装置での操作画面を再現した
り、操作を確認したり、より詳細な分析を行ったりする
ことが可能となる。また、上記コンピュータ装置は、複
数の制御用表示装置からデータを取得することもできる
ため、複数の制御用表示装置を対象として、同じエラー
が何回起きたか等の分析が可能となる。もちろん、コン
ピュータ装置では、制御用表示装置において蓄積したデ
ータを用いて当該制御用表示装置で行える処理と同様の
処理を行うこともできる。なお、上記コンピュータ装置
は、制御用表示装置からデータを取得した後、さらに他
の装置へデータを転送してもよい。
【0037】さらに、本発明の制御システムは、上記コ
ンピュータ装置が、上記制御用表示装置の上記表示部に
表示された上記操作画面を、上記データ取得手段で取得
したデータに基づいて再現する第2の履歴表示手段を備
えていることを特徴としている。
【0038】上記制御用表示装置のデータベースには、
少なくとも制御用表示装置のデバイスのデータが時間お
よび画面データと対応づけて記録されており、コンピュ
ータ装置はデータ取得手段により、これらのデータを取
得する。
【0039】そして、上記コンピュータ装置は、上記第
2の履歴表示手段を備えている。よって、コンピュータ
装置は、第2の履歴表示手段により、制御用表示装置か
ら取得したデバイスのデータを用いて、このデータに対
応づけられた画面データに従って、過去に制御用表示装
置で表示された操作画面を再現できる。なお、再現する
操作画面は、分析のために変更を加えることが可能であ
り、制御用表示装置で実際に表示された操作画面と同じ
でなくてもよく、また、同時刻に表示可能であったが実
際には表示されなかった他の操作画面であってもよい。
【0040】また、本発明の制御用表示装置の制御プロ
グラムは、コンピュータを上記の各手段として機能させ
るコンピュータ・プログラムである。
【0041】上記の構成により、コンピュータで上記制
御用表示装置の各手段を実現することによって、上記制
御用表示装置を実現することができる。したがって、制
御用表示装置のデータを容易に蓄積し、また、制御用表
示装置の過去の操作画面を容易に再現することが可能と
なる。
【0042】また、本発明のコンピュータ装置の制御プ
ログラムは、コンピュータを上記の各手段として機能さ
せるコンピュータ・プログラムである。
【0043】上記の構成により、コンピュータで上記コ
ンピュータ装置の各手段を実現することによって、上記
コンピュータ装置を実現することができる。したがっ
て、コンピュータ装置において、制御用表示装置のデー
タを容易に蓄積し、また、制御用表示装置の過去の操作
画面を容易に再現することが可能となる。
【0044】また、本発明の制御プログラムを記録した
コンピュータ読み取り可能な記録媒体は、上記の各手段
をコンピュータに実現させて、上記制御用表示装置ある
いはコンピュータ装置を動作させる制御プログラムを記
録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
【0045】上記の構成により、上記記録媒体から読み
出された制御プログラムによって、上記制御用表示装置
あるいはコンピュータ装置をコンピュータ上に実現する
ことができる。
【0046】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態について図
1から図7に基づいて説明すれば、以下のとおりであ
る。
【0047】まず、図1〜図4を用いて、本実施の形態
に係るプログラマブル表示器およびコンピュータ装置を
含む制御システムの概略について説明する。
【0048】図1に示すように、上記制御システムは、
プログラマブル表示器(制御用表示装置)1、PLC
2、コンピュータ装置3を含んでいる。
【0049】コンピュータ装置3には、複数のプログラ
マブル表示器1…が、共通の通信プロトコルで通信可能
なイーサネット(商標)等による共通ネットワーク5を
介して接続されている。プログラマブル表示器1には、
PLC2が、PLC2ごとに固有の通信プロトコルで通
信可能なRS−232Cあるいはイーサネット等による
専用ネットワーク6を介して接続されている。PLC2
には、入出力機器(デバイス)4が複数接続されてい
る。さらに、共通ネットワーク5は、図示しないルータ
を介してインターネット8に接続されている。このイン
ターネット8には、クライアント装置9が接続されてい
る。
【0050】上記プログラマブル表示器1は、データ処
理部11、メモリ部12、表示部13、操作部14、デ
ータベース15、インターフェイス部(図中、I/F
部)16・17、データ送信部18、入出力制御インタ
ーフェイス(図中、I/O制御I/F部)20、入出力
ユニット(図中、I/Oユニット)21を備えている。
【0051】上記メモリ部12は、DRAM、FEPR
OM(Flash Erasable and Programmable ROM)等のメ
モリを含んでいる。ここで、DRAMは、主に、表示制
御などの演算処理時の作業用に用いられる他、PLC2
との間でやり取りされるデータの一時的な記憶に用いら
れる。FEPROMは、書き替え可能な読み出し専用の
フラッシュメモリであり、一般のパーソナルコンピュー
タにおけるハードディスクドライブの役割を果たす。フ
ラッシュメモリは、可動部を持たず、かつ衝撃に強いの
で、劣悪な周囲環境でも安定して動作する。
【0052】また、上記FEPROMには、表示制御シ
ステムプログラムと、通信プロトコルと、画面データを
定義した画面ファイル12aとがそれぞれ格納されてい
る。表示制御システムプログラムは、画像表示制御を行
うための基本機能を実現するためのプログラムである。
通信プロトコルは、PLC2との通信処理で用いられる
プロトコルであり、PLC2の機種(メーカ)に応じて
固有に定められている。また、上記画面ファイル12a
は、表示部13に表示すべきベース画面や画像ブロック
としてのマークのデータおよび各マークに付与された処
理指示語W(後述、図2参照)などよりなる画面データ
を、1または複数画面分含む表示内容プログラムであ
る。画面ファイル12aは、サーバ装置であるコンピュ
ータ装置3の作画エディタ32b(後述)によって作成
されて、FEPROMにダウンロードされている。
【0053】上記のマークは、タッチスイッチ、ラン
プ、各種表示器などの画像化された基本的な部品として
あらかじめ用意されている。また、マークは、スイッチ
や数値表示器などの動的変化を画面上の任意の位置で表
現させるために、所望の位置に設定された矩形エリアに
所望の動画機能が設定された機能部が含まれている。
【0054】なお、図2に示すように、上記画面データ
に含まれる処理指示語Wは、ベース画面上で実行される
べき事象ごとに作成されている。この処理指示語Wは、
基本的には、表示制御動作を実行すべきベース画面のフ
ァイル番号Fと、このベース画面上で実行されるべき動
作内容を特定する事象名Tと、実行事象ごとに参照され
る1または複数のデータからなる参照情報Iとを一組と
して備えている。
【0055】上記データ処理部11は、メモリ部12に
格納された表示制御システムプログラムに従って、プロ
グラマブル表示器1の各部の動作を制御する。また、デ
ータ処理部11は、インターフェイス部16(後述)を
介してコンピュータ装置3との通信を制御する機能を有
している。この機能により、コンピュータ装置3から画
面ファイル12aを受け取って、メモリ部12のFEP
ROMに格納したり、ラダープログラム(ユーザプログ
ラム)を受け取って、PLC2に転送したりすることが
できる。なお、データベース管理部11aおよび画面再
生部11bについては後述する。
【0056】上記表示部13は、VRAMと、グラフィ
ックコントローラと、ディスプレイ装置とを備えてい
る。ここで、VRAMは、ディスプレイ装置に表示され
る画面のイメージを一時的に保持するメモリであり、メ
モリ部12のFEPROMからの表示画面(操作画面)
のイメージを水平方向に表示される順にドットデータと
して格納している。また、ディスプレイ装置は、液晶パ
ネルやELパネルのような平板型表示素子によって構成
されている。グラフィックコントローラは、VRAMに
展開された画面のイメージを、ディスプレイ装置に描画
するドライバソフトウェアである。
【0057】上記操作部14は、操作画面上で入力を行
うために設けられた入力装置であり、アナログ抵抗膜式
タッチパネルなどが好適である。この場合、タッチパネ
ルコントローラがタッチパネルの出力電圧を入力位置情
報に変換してデータ処理部11に出力する。
【0058】上記インターフェイス部16は、共通ネッ
トワーク5を介してコンピュータ装置3との間の通信を
行うための通信ポートである。一方、インターフェイス
部17は、専用ネットワーク6を介してPLC2との間
で入出力機器4…の制御や監視に関するデータなどの転
送やPLC2の出力データの取り込みを制御するインタ
ーフェイスである。
【0059】さらに、プログラマブル表示器1は、PL
C機能を含んで、入出力機器4…を直接制御するように
構成されていてもよい。このため、プログラマブル表示
器1は、メモリ部12にさらにSRAMを備えるととも
に、インターフェイス部17の代わりにI/O制御イン
ターフェイス部20およびI/Oユニット21を備えて
いる。
【0060】ここで、メモリ部12のSRAMには、コ
ンピュータ装置3のラダーエディタ32a(後述)によ
って作成されたラダープログラムが格納される。すなわ
ち、プログラマブル表示器1がPLC機能を備える場
合、メモリ部12には、表示制御システムプログラム
と、通信プロトコルと、画面データとに加えて、制御機
能プログラムと、ラダープログラムとがそれぞれ格納さ
れる。ここで、制御機能プログラムは、シーケンス制御
の基本機能を実現するためのプログラムである。
【0061】上記I/O制御インターフェイス部20
は、データ処理部11とI/Oユニット21との間の信
号の授受を仲介するインターフェイス回路であって、入
出力メモリ、D/A変換器、A/D変換器などを備えて
いる。上記I/Oユニット21は、入出力機器4…が接
続可能であるように、多数の入出力端子、入出力回路な
どを備えている。
【0062】また、上記PLC2は、内蔵するCPU部
によって、制御機能プログラムに従い、コンピュータ装
置3のラダーエディタ32aで作成されたラダープログ
ラム(制御手順プログラム)で定められた手順で、入出
力機器4…の動作を制御する。そのため、PLC2内の
メモリには、アドレスを指定することにより、ワードデ
バイスおよびビットデバイスが格納場所を特定可能に設
定されている。ワードデバイスは、入出力されるデータ
が数値のようなワードデータに対して設定され、ビット
デバイスは、オン/オフ状態のようなビットデータに対
して設定される。このような設定により、PLC2内の
任意のワードデバイスまたはビットデバイスをアクセス
するだけで入出力機器4…を制御し、またはその動作状
態に関する情報を個別に取り出すことができる。
【0063】プログラマブル表示器1は、上記のビット
デバイスまたはワードデバイスが示す状態情報のうち、
必要な情報を適時にメモリ部12に読み込む一方、上記
の処理指示語Wを繰り返し読み出して各処理指示語Wの
事象名Tで特定される内容の動作をPLC2側の状態情
報を参照しながら実行する。これによって、ビットデバ
イスまたはワードデバイスの状態の変化に応じて変化す
る表示動作が実行される。
【0064】つづいて、図1を参照しながら、上記コン
ピュータ装置3について説明する。コンピュータ装置3
は、パーソナルコンピュータなどの汎用コンピュータに
よって構成されている。コンピュータ装置3は、サーバ
部31、アプリケーション部32、プログラムファイル
33、データベース34、公開ファイル生成部35、、
公開サーバ部36、インターフェイス部(図中、I/F
部)37を備えている。
【0065】上記サーバ部31は、アプリケーション部
32を含む各種のアプリケーションソフトウェアを動作
させる際の各部の制御や演算処理を行う。なお、コンピ
ュータ装置3は、RAM、ROMなどのメモリ(図示せ
ず)を備えており、固定データの格納、一時的なデータ
記憶、サーバ部31の演算処理時における作業エリアの
提供などの役割を果たす。なお、データベース管理部3
1aについては後述する。
【0066】上記アプリケーション部32は、ラダーエ
ディタ32aおよび作画エディタ32bを含んでいる。
なお、後述するように、アプリケーション部32は分析
部32cを備えていてもよい。
【0067】上記ラダーエディタ32aは、入出力機器
4…が所望のシーケンスに従って動作するようにPLC
2の制御手順を定めるラダープログラムを作成するため
のプログラミングソフトウェアである。ラダーエディタ
32aは、コンピュータ装置3の表示画面上で入出力機
器4の動作に対応するラダー記号(画像ブロック)を配
置してラダー図を作成できるように構成されている。こ
のラダーエディタ32aには、例えば、国際基準IEC
(International Electrotechnical Commission)に準
拠したプログラミング言語が用いられる。
【0068】また、ラダーエディタ32aは、PLC2
の入力端子および出力端子のそれぞれに付与されている
入力番号および出力番号と、各入出力端子に接続される
入出力機器4について設定された変数との対応付けを入
出力番号の割り付け(I/Oアサイン)として行う。こ
の割り付けの結果は、割り付け作業時にはRAMにテン
ポラリファイルとして作成されるシンボルリスト61
(図3(a)参照)に登録され、ラダープログラムの作
成後にはラダープログラムの一部としてプログラムファ
イル33に保存される。
【0069】なお、割り付けを行う際、入力番号および
出力番号をそれぞれI/Oアドレス(以下、単にアドレ
スと記す)として、各アドレスに対応するデバイス名が
メモリに格納される。従来、このような割り付けは、P
LCのメーカによって異なっており、絶対アドレスで設
定されるので、メーカに応じたメモリテーブルを用意す
る必要がある。ただし、ラダーエディタ32aはIEC
に準拠しており、自由変数によってユーザが入出力を決
定できるので、上記のようなメモリテーブルは不要であ
る。また、一度決定した割り付けも、後に変更すること
ができる。
【0070】このようにしてラダーエディタ32aで作
成されたラダープログラムは、ラダーファイル33aと
してプログラムファイル33に格納され、必要に応じて
インターフェイス部37を介してプログラマブル表示器
1に転送され、さらにPLC2のメモリにダウンロード
される。なお、ラダープログラムは、コンピュータ装置
3から、プログラマブル表示器1を介さずに、PLC2
に直接転送されてもよい。
【0071】上記作画エディタ32bは、プログラマブ
ル表示器1が、入出力機器4…の稼働状況や作業指示の
ような管理のための各種のモニタ、機器に対する設定値
を入力する端末としての機能を備えるように、表示部1
3に表示させる操作画面を作成する画面作成ソフトウェ
アである。
【0072】一般に、作画エディタ32bは、ユーザ独
自の画面(ユーザ画面)を作成できるように、スイッ
チ、ランプ、テンキー、各種表示器(例えば、数値表示
器、メータ表示器およびグラフ表示器)などの部品(マ
ーク)、描画機能、テキスト入力機能などを備えてい
る。
【0073】また、作画エディタ32bは、作成された
画面に配置されたマークの各入出力機器4に対する前記
の入出力番号(アドレス)と上記の変数とを、ラダーエ
ディタ32aと同様に割り付けて、シンボルリスト62
(図3(b)参照)に登録する。
【0074】このようにして作成されたユーザ画面の画
面データは、画面ファイル33bとしてプログラムファ
イル33に格納され、必要に応じてインターフェイス部
37を介してプログラマブル表示器1に転送され、メモ
リ部12のFEPROMに画面ファイル12aとしてダ
ウンロードされる。
【0075】ここで、図3(a)に示すように、登録リ
ストとしてのシンボルリスト61は、ラダーエディタ3
2aによって割り付けられた変数とアドレスとを登録す
るために設けられており、シンボルとしての変数とアド
レスとを1対1で対応付けて登録している。一方、図3
(b)に示すように、登録リストとしてのシンボルリス
ト62は、作画エディタ32bによって割り付けられた
変数とアドレスとを登録するために設けられており、シ
ンボルとしての変数とアドレスとを1対1で対応付けて
登録している。
【0076】このように、上記コンピュータ装置3は、
アプリケーション部32を備えることによってラダープ
ログラムおよび画面データの作成および編集を行うため
のエディタ装置として機能する。
【0077】上記プログラムファイル33は、ラダーフ
ァイル33aおよび画面ファイル33bを含んでいる。
プログラムファイル33は、ラダープログラムおよび画
面データを互いに関連づけて管理している。
【0078】図4(a)に示すように、ラダーファイル
33aは、コマンドファイル部33a1および変数デー
タファイル部33a2から構成されている。コマンドフ
ァイル部33a1は、入力されたラダー記号に対応する
ニーモニック(ラダー命令)およびオペランドを格納
し、変数データファイル部33a2は、コマンドファイ
ル部33a1に対応するように、入力されたラダー命令
についてシンボルリスト61で設定された変数およびア
ドレスを格納している。ラダーファイル33aは、各ラ
ダープログラムごとにコマンドファイル部33a1およ
び変数データファイル部33a2に格納したデータを管
理している。
【0079】変数としては、スイッチに対応するSW1
やランプに対応するLAMP1のようにデバイス(入出
力機器4)に対応する符号や、操作指示、デバイスの動
作状態のような事象名が挙げられる。このように定義さ
れる変数は、前述のように、デバイスに対応する所望の
入出力番号(アドレス)にあらかじめ対応付けられてい
る。
【0080】図4(b)に示すように、画面ファイル3
3bは、図形データファイル部33b1および変数デー
タファイル部33b2から構成されている。図形データ
ファイル部33b1は、入力されたマークについての図
形データを格納し、変数データファイル部33b2は、
図形データファイル部33b1に対応するように、入力
されたマークについてシンボルリスト62で設定された
変数およびアドレスを格納している。画面ファイル33
bは、各画面データごとにコマンドファイル部33b1
および変数データファイル部33b2に格納したデータ
を管理している。
【0081】このように、ラダーファイル33aおよび
画面ファイル33bが、変数データファイル部33a2
・33b2によって互いに関連づけられているので、上
記制御システムにおける表示動作および制御動作は互い
に関連する。
【0082】上記インターフェイス部37は、プログラ
マブル表示器1との間でデータ通信を行う入出力部であ
る。ラダーエディタ32aで作成されたラダープログラ
ムおよび作画エディタ32bで作成された画面データ
は、このインターフェイス部37を介してプログラマブ
ル表示器1に転送される。
【0083】つづいて、本実施の形態の特徴的な機能で
ある、上記プログラマブル表示器1におけるデータの蓄
積および操作画面の再現、上記コンピュータ装置3にお
けるデータの蓄積、プログラマブル表示器1の操作画面
の再現、およびデータの分析について詳細に説明する。
【0084】(1)プログラマブル表示器におけるデー
タの蓄積 図1に示すように、上記プログラマブル表示器1は、デ
ータ処理部11にデータベース管理部(データ蓄積手
段,検索手段)11aを含むとともに、データベース1
5を備えている。
【0085】上記データベース15は、交換可能かつ書
き換え可能な不揮発性の半導体メモリ(例えば、コンパ
クトフラッシュ(登録商標))であり、データベース管
理部11aによって順次書き込まれるデータを記憶す
る。
【0086】上記データベース管理部11aは、プログ
ラマブル表示器1で表示された画面データまたはPLC
2で実行されたラダープログラムと、その画面データに
おける変化要素としてのシンボル(部品およびタグ)ま
たはそのラダープログラムにおける変化要素としてのラ
ダー記号と、デバイスアドレスと、上記の入出力データ
とを各々組み合わせてレコードとして、発生順にデータ
ベース15に登録する。
【0087】例えば、図5(a)に示すように、画面デ
ータについては、「日時」、「画面」、「設定温度」、
「レベル」、「設定圧力」、「レベル」、「アラーム」
などの各項目がフィールドとして設けられている。「日
時」は、同図において分の単位まで記載されているが、
必要に応じて秒やミリ秒の単位まで保存できるようにし
てもよい。「画面」は、画面データのファイル名を表し
ている。「設定温度」および「設定圧力」は、作業指示
として設定された温度および圧力を表し、「レベル」
は、設定された温度や圧力に対する実際の温度や圧力を
表している。アラームは、設定された温度や圧力が規定
範囲内にあるときは正常であるとして“0”の値をと
り、規定範囲外にあるときは異常であるとして“1”の
値をとる。
【0088】また、図示はしないが、「画面」を除いた
各フィールドのデータは、デバイスアドレスおよび画面
データ上のシンボルのデータが対になるように併せて書
き込まれる。例えば、「温度設定」の場合は、温調器の
デバイスアドレスおよび数値入力タグであったり、「ア
ラーム」の場合は、ランプのデバイスアドレスおよびシ
ンボルであったりする。それらのフィールドによって1
つのレコードが形成され、各レコードが日時順に書き込
まれる。画面データが切り替わる場合は、その画面デー
タに応じたファイル名が書き込まれるようになってい
る。
【0089】また、図5(b)に示すように、ラダープ
ログラムについても、画面データ(図5(a))と同様
の形式でレコードが書き込まれる。この場合、「日
時」、「ラダー」、「ON」、「生産数」、「ON/O
FF」、「カウント値」、「点灯/消灯」などの各項目
がフィールドとして設けられている。「ラダー」は、ラ
ダープログラムのファイル名を表している。「ON」
は、生産ラインのスタートボタンがONされたことを表
している(ON時に“1”となる)。「生産数」は、ラ
インにおける所定位置を通過する製品の数の設定値を表
している。「ON/OFF」は、上記の所定位置で製品
の通過を検出する光センサの出力を表しており、検出す
なわちONが“1”であり、非検出すなわちOFFが
“0”である。「カウント値」は、光センサのON出力
のカウンタによるカウント値を表している。「点灯/消
灯」は、設定された数の製品がラインにより搬送されて
いるか否かをランプの点灯または消灯で表しており、搬
送時すなわち点灯が“1”であり、非搬送時すなわち消
灯が“0”である。
【0090】また、図6に示すように、画面データおよ
びラダープログラムのレコードを一括して管理するよう
にしてもよい。図6において「プログラム」は、図5
(a)における「画面」および図5(b)の「ラダー」
に相当し、画面データのファイル名およびラダープログ
ラムのファイル名が格納されるようになっている。
【0091】このように、データベース管理部11a
は、データベース15に、表示部13に表示している
操作画面の表示が変わるたびに、入出力機器4の状態を
示すデータを、時間および画面データと対応づけて蓄積
する。操作部15がユーザによる操作を受け付けるた
びに、その操作を特定するデータを、時間および画面デ
ータと対応づけて蓄積する。通常の動作モードで動作
しているプログラマブル表示器1から出力可能なデータ
のすべてを、最小のタイミングで、時間と対応づけて蓄
積する。なお、通常の動作モードとは、プログラマブル
表示器1のデバッグモード等の特殊なモード以外のモー
ドである。また、このデータには、PLC2とコンピュ
ータ装置3との間の通信において、プログラマブル表示
器1を通過するデータも含まれる。さらに、プログラマ
ブル表示器1で動作する他のアプリケーションプログラ
ムに関わるデータも含まれる。
【0092】また、データベース管理部11aは、デー
タベース15に、レコードをプログラムごとに記録して
もよいし(図5(a)(b))、複数のプログラムのデ
ータを1つにまとめて記録してもよい(図6)。
【0093】また、データベース15においては、レコ
ードが入力順に保存される順編成のファイル構造が形成
される。これにより、時刻順にレコードを検索する順ア
クセスを可能にしている。また、データベース15にお
いては、指定された検索項目に基づいてレコードを直接
アクセスすることを可能にするために、所望のレコード
がデータベース管理部11aによってキーを付与された
状態で保存される。このキーの設定は、図示しないが、
データベース管理部11aが提供するキー設定用の画面
であらかじめユーザによって行われる。
【0094】キーは、例えば、時刻、アラームなどのデ
ータ(検索項目)に付与される。最終的なレコードへの
アクセスは、物理アドレスに基づいて行われるので、物
理アドレスとキーとの対応付けが必要となる。この対応
付けとしては、例えば、キーと物理アドレスとを対照表
で1対1で対応付けたり、あるいはキー値を基に所定の
関数を用いて得られた値を物理アドレスとしてレコード
を書き込んだりすることが挙げられる。また、キーと物
理アドレスとの対応付けの代わりに、キーからレコード
番号を算出し、このレコード番号に基づいてレコードの
書き込みを行って、OSのファイルシステムにレコード
番号から物理アドレスを算出させるようにしてもよい。
【0095】このように、キーをレコードに付与するこ
とによって、キーにより所望のレコードを一意的に特定
することができる。
【0096】(2)プログラマブル表示器における操作
画面の再現 まず、上記データベース管理部11aは、データベース
15に登録されたデータから、ユーザが指定した条件に
基づいてレコードを検索する機能を有する。
【0097】そして、図1に示すように、上記プログラ
マブル表示器1は、データ処理部11に、データベース
管理部11aが抽出したレコードを再生する画面再生部
(履歴表示手段)11bを含んでいる。
【0098】図7は、データベース管理部11aが検索
のためにユーザに提供する検索画面の一例である。
【0099】図7に示すように、データベース管理部1
1aが表示する検索画面51は、再生キー51a、停止
キー51b、早送りキー51c、早戻しキー51d、一
時停止キー51e、日時を設定する日時設定部51fお
よび後述するキーを指定するキー指定部51gを有して
いる。
【0100】データベース管理部11aは、再生キー5
1aの操作により、画面再生部11bが検索データを動
画的に表示するように、連続的にデータの検索を行う。
この検索において早送りキー51cまたは早戻しキー5
1dが操作されると、検索速度が高くなり、検索画面が
順方向または逆方向に高速で表示される一方、一時停止
キー51eの操作により検索が一時停止し、このとき、
画面データが静止状態で表示される。また、早送りキー
51cまたは早戻しキー51dのみの操作では、高速度
で検索位置が変化するが、画面データは表示(再生)さ
れない。このとき、日時設定部51fには、検索位置の
移動時に認識された日時が表示されていく。さらに、停
止キー51cの操作により、検索が停止する。
【0101】ここで、図7のように、上記検索画面51
は、検索されて画面再生部11bによって表示された再
生画面52上に表示され、タッチパネルのタッチキーに
より所望の位置への移動が可能である。このような検索
画面51により、オーディオ装置などの操作と同様な感
覚で検索を行う環境がユーザに提供される。
【0102】上述のように、データベース15に蓄積さ
れているレコードにはキーが付与されており、このキー
に基づいて、所望のレコードを抽出できる。そして、過
去の操作画面に基づいて記録されたレコードは画面デー
タと対応づけて記録されているため、メモリ部12の画
面ファイル12aから、対応する画面データを参照でき
る。よって、画面再生部11bは、抽出したレコード中
のデータによって指定された画面データをメモリ部12
から取得し、この画面データに従って、当該レコードの
その他のデータを用いて操作画面を再現できる。さら
に、各レコードは時間と対応づけて記録されているた
め、時間順に操作画面を再現することにより、過去の操
作画面を動画として再生できる。
【0103】以上のように、上記プログラマブル表示器
1では、現場でプログラマブル表示器1の画面を操作す
るか、周期的に画面のデータをタンキングすることによ
り、プログラマブル表示器1内部のメモリ部12にデー
タが保存される。なお、プログラマブル表示器1のスキ
ャンタイムと関連づけてデータを蓄積してもよい。ま
た、プログラマブル表示器1では操作を行わず、PLC
2および入出力機器4を監視し、これらのデータの採取
およびそのデータベース化のみを行ってもよい。
【0104】また、プログラマブル表示器1では、PL
C2から来たデータも蓄える。このように、PLC2の
データを直接接続されたプログラマブル表示器1で記録
するため、データ収集の時間が短く、データベースの構
築もスピーディである。ここで、PLC2のデータは、
PLC2の任意アドレスに対してプログラマブル表示器
1からアクセスすることで取得できる。そして、取得す
るデータのアドレスは、あらかじめ画面データに設定さ
れており、プログラマブル表示器1内部に保存されてい
る。
【0105】また、取得されたデータは、画面データの
設定情報により、任意にプログラマブル表示器1内部の
メモリ部12の場所を指定して、最終的にはプログラマ
ブル表示器1内部のデータベース15(SRAMやCF
カード)に蓄積される。なお、CFカードをデータベー
ス15として、データを蓄積すると、蓄積可能なデータ
容量はCFカードの容量に制限されるが、この問題は、
CFカードの交換によって克服できる。
【0106】また、プログラマブル表示器1では、ユー
ザの操作をデータとしてすべて蓄積し、データベース1
5を構築する。これにより、プログラマブル表示器1の
動作をユーザの操作と対照して確認ができる。よって、
過去に起きた操作ミスを解析することができ、操作ミス
を起こさない改善が可能になる。
【0107】(3)コンピュータ装置におけるデータの
蓄積 図1に示すように、上記コンピュータ装置3は、サーバ
部31にデータベース管理部(データ取得手段,蓄積手
段,検索手段)31aを含むとともに、データベース3
4を備えている。また、上記プログラマブル表示器1
は、データ送信部18を備えている。
【0108】上記データベース管理部31aは、コンピ
ュータ装置3のユーザの要求に従い、プログラマブル表
示器1のデータベース15に蓄積されたデータを取得
し、データベース34に蓄積する。プログラマブル表示
器1では、コンピュータ装置3からのデータの送信要求
を受信すると、要求されたデータをデータ送信部18が
コンピュータ装置3へ送信する。
【0109】上記データベース管理部31aは、データ
ベース34においてプログラマブル表示器1ごとに名称
が付与されたフォルダを設定し、プログラマブル表示器
1から取得した、プログラマブル表示器1における操作
画面のデータ、操作のデータ、その他すべてのデータを
各々組み合わせてレコードとし、上記のフォルダにその
レコードを発生順に登録する。なお、フォルダ名として
は、例えば、プログラマブル表示器1の局名、例えば、
図1に示すようなAで表される「ノードA」や、プログ
ラマブル表示器1の機種名などの適当な名称が用いられ
る。
【0110】上記データベース34は、前述したデータ
ベース15と同様に、データベース管理部31aによっ
て順次書き込まれるデータをフォルダごとに管理してい
る。すなわち、データベース34は、データベース15
と異なり、複数のプログラマブル表示器1…からデータ
を取得して、プログラマブル表示器1ごとに管理するこ
とができる。
【0111】ここで、データベース34に蓄積するデー
タは、基本的に、ユーザが要求した時点で収集される。
しかし、データベース管理部31aは、所定のタイミン
グで、プログラマブル表示器1のデータ送信部18にデ
ータの送信を要求してもよい。あるいは、データ送信部
18が、所定のタイミングで、データベース15に蓄積
されたデータをコンピュータ装置3へ自発的に送信し、
データベース管理部31aはデータを受信した時点でデ
ータベース34に格納してもよい。
【0112】(4)コンピュータ装置におけるプログラ
マブル表示器の操作画面の再現 上記データベース管理部31aは、データベース34に
登録されたデータから、ユーザが指定した条件に基づい
てレコードを検索する機能を有する。そして、データベ
ース管理部31aは、ユーザが指定したフォルダの指定
した時刻のレコードを検索して、得られたレコードを表
示させるように作画エディタ(第2の履歴表示手段)3
2bまたはラダーエディタ32aに渡す。
【0113】具体的には、データベース管理部31aが
表示する検索画面は、プログラマブル表示器1のデータ
ベース管理部11aが表示する検索画面と同様である
(図7)。また、コンピュータ装置3では、データベー
ス管理部31aが、再生キー51aの操作により、作画
エディタ32bまたはラダーエディタ32aが検索デー
タを動画的に表示するように連続的にデータの検索を行
う。
【0114】なお、データベース34は、一般にハード
ディスク装置に構築されるため、データベース34から
のデータの読み出しには比較的長い時間を要する。この
ため、データベース管理部31aは、複数のレコードか
らなるブロック単位でレコードを読み出す。これによ
り、ハードディスク装置へのアクセスが少なくなり、検
索の速度を高めることができる。また、複数のブロック
をまとめて読み出すことによって、さらに高速の検索を
行うことができる。
【0115】(5)コンピュータ装置におけるデータの
分析 図1に示すように、上記コンピュータ装置3は、アプリ
ケーション部32の分析部32cに、データベース34
に蓄積されたデータの分析を行う機能が設けられてい
る。すなわち、コンピュータ装置3では、各プログラマ
ブル表示器1の操作画面を再現することに加えて、デー
タベース34に蓄積されたデータを用いて任意の分析を
行うことができる。
【0116】例えば、上記データベース34には、複数
のプログラマブル表示器1から取得したデータが蓄積さ
れている。よって、上記分析部32cによれば、複数の
プログラマブル表示器1を対象としたデータ分析が可能
である。また、上記データには、プログラマブル表示器
1に操作画面として表示されないデータも含まれてい
る。よって、上記分析部32cによれば、操作画面とし
て表示されないデータを含めた分析も可能である。
【0117】なお、各プログラマブル表示器1のデータ
ベース15には、そのプログラマブル表示器1で取得可
能なデータが蓄積されている。よって、データ処理部1
1に上記分析部32cのような分析部を設ければ、自装
置のデータについては、操作画面の再現以外の分析を行
うことも可能である。
【0118】さらに、図1に示すように、上記コンピュ
ータ装置3は、公開ファイル生成部35および公開サー
バ部36を備えている。
【0119】上記公開ファイル生成部35は、上記の画
面データまたはラダープログラムを、クライアント装置
9のブラウザ91に含まれるバーチャルマシンで実行で
きるようなJava(登録商標)言語のアプレットに変換す
る。このアプレットは、Java言語からなっているので、
クライアント装置9のプラットフォームに依存しない。
アプレットにおける各インスタンスは、画面データにお
いて対応するシンボルまたはラダープログラムにおいて
対応するラダー記号と同じデバイスアドレスを参照する
ように設定されている。また、各インスタンスは、デバ
イスアドレスの入出力データをシンボルまたはラダー記
号に反映させるように作成されている。
【0120】コンピュータ装置3には、あらかじめ作画
エディタ32bで用いられるシンボルの種類またはラダ
ーエディタ32aで用いられるラダー記号の種類ごとに
バーチャルマシンが実行するメソッドを含むクラスが格
納されており、公開ファイル生成部35が画面データに
おける各シンボルまたはラダープログラムにおける各ラ
ダー記号に対応するメソッドを呼び出すコードを生成す
る。また、公開ファイル生成部35は、図7に示す検索
画面51も画面データまたはラダープログラムと同様に
アプレットに変換する。この検索画面51による前述の
各検索操作についても、バーチャルマシンが実行するメ
ソッドを含むクラスが用意されている。
【0121】上記公開サーバ部36は、クライアント装
置9からの要求に対し、例えば、URL(Universal Re
source Identifier)などに基づいて、クライアント装
置9が要求している画面データを判別し、CGI(Comm
on Gateway Interface)やBGI(Binary Gateway Int
erface)などによって、公開ファイル生成部35にアプ
レットの生成を指示する。また、公開サーバ部36は、
インターフェイス部37から共通ネットワーク5および
インターネット8を介してクライアント装置9に上記の
アプレットを送出する。
【0122】また、端末装置としてのクライアント装置
9は、例えば、HTTP(Hyper Text Transfer Protoco
l)プロトコルでコンピュータ装置3などのサーバ装置か
らHTMLドキュメントなどのドキュメントを受け取っ
て閲覧するブラウザ91を備えている。このブラウザ9
1は、汎用の閲覧用ソフトウェアなどで構成されてお
り、バーチャルマシンを含んでいる。バーチャルマシン
は、プラットフォームに依存しないバイトコードをクラ
イアント装置9のネイティブコードに変換する。このバ
ーチャルマシンは、コンピュータ装置3からの入出力デ
ータに応じて、画面データをプログラマブル表示器1で
の表示状態と同様に表示させるため、またはラダープロ
グラムをPLC2の動作状態を反映させた状態で表示さ
せるための描画メソッドを実行する。また、バーチャル
マシンは、ブラウザ91から独立して設けられていても
よい。
【0123】以上のように、コンピュータ装置3は、公
開ファイル生成部35および公開サーバ部36を備える
ことによって、プログラマブル表示器1の操作画面やP
LC2の状態等をインターネット8上で公開するWeb
サーバとして機能する。
【0124】すなわち、公開サーバ36は、作画エディ
タ32bで作成された画面データを公開ファイル生成部
35で変換したHTMLファイルと、データベース34
に蓄積したデータとを用いて、クライアント9のWeb
ブラウザ91にプログラマブル表示器1の操作画面を表
示させることができる。具体的には、ブラウザ91にH
TMLファイルとともにダウンロードされたJavaア
プレットがデータの送信を公開サーバ部36に要求し、
この要求に応じて公開サーバ部36がデータベース管理
部31aにデータベース34からのデータの抽出を依頼
する。データベース管理部31aは、要求とともに指定
された条件に基づいて、データベース34を検索してデ
ータを抽出し、このデータを公開サーバ部36がブラウ
ザ91に送信する。
【0125】よって、プログラマブル表示器1の画面の
再生はWebにも対応しているので、インターネット上
に配信でき、工場や事務所からでもパソコンを用いて確
認することが可能になる。なお、上記と同様の処理によ
り、分析部32cでの分析結果を公開することも可能で
ある。
【0126】なお、データベース管理部31aは、ネッ
トワークを介してのデータベース34へのアクセスに対
するセキュリティチェックを行うことができる。例え
ば、共通ネットワーク5においては、ユーザIDおよび
パスワードが登録されたものであると確認されると、ア
クセスが許可(認証)される。これにより、共通ネット
ワーク5に接続されるインターネット8からの第三者に
よる不用意なアクセスを拒否することができる。
【0127】また、データベースによるプログラマブル
表示器1の画面の再現は、開発、設計者のシミュレーシ
ョン機能として応用ができる。例えば、新入社員に対す
る教育システムに上記シミュレーションを取り入れる
と、過去の正しい操作順序を知ることができ、その操作
方法を新入社員に容易に伝授できる。
【0128】また、上記コンピュータ装置3は、ワーク
ステーションやパーソナルコンピュータ等の汎用のコン
ピュータをベースに構成できる。すなわち、上記コンピ
ュータ装置3は、それぞれの機能を実現するプログラム
の命令を実行するCPU(central processing unit
)、ブートロジックを格納したROM(read only mem
ory)、上記プログラムを展開するRAM(random acce
ss memory)、上記プログラムおよび各種データベース
を格納するハードディスク等の記憶装置(記録媒体)、
入力装置、出力装置、外部のネットワークに接続するネ
ットワーク接続機器が、内部バスによって接続されて構
成されている。
【0129】なお、上記入力装置は、キーボード、マウ
スなどの入力操作を行うための装置であり、特に、GU
I(Graphical User Interface)環境上で動作するアプリ
ケーション部32での入力作業にはマウスなどの装置が
適している。また、上記出力装置は、CRTやLCDな
どの表示装置であり、コンピュータ装置3がパネルコン
ピュータである場合には、液晶パネルやELパネルのよ
うな平板型表示素子によって構成される。
【0130】最後に、本発明の目的は、上述した機能を
実現するソフトウエアであるプログラマブル表示器1お
よびコンピュータ装置3の制御プログラムのプログラム
コード(実行形式プログラム、中間コードプログラム、
ソースプログラム)をコンピュータで読み取り可能に記
録した記録媒体を、システムあるいは装置に供給し、そ
のシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPU
やMPU)が記録媒体に記録されているプログラムコー
ドを読み出し実行することによっても、達成可能であ
る。この場合、記録媒体から読み出されたプログラムコ
ード自体が上述した機能を実現することになり、そのプ
ログラムコードを記録した記録媒体は本発明を構成する
ことになる。
【0131】具体的には、上記プログラマブル表示器1
が備えるデータ処理部11(データベース管理部11
a、画面再生部11b)、データ送信部18は、プログ
ラマブル表示器1のメモリ(図示せず)に格納された所
定のプログラムを、マイクロプロセッサなどが実行する
ことにより実現される。また、上記コンピュータ装置3
が備えるサーバ部31(データベース管理部31a)、
アプリケーション部32(ラダーエディタ32a、作画
エディタ32b、分析部32c)、公開ファイル生成部
35、公開サーバ部36は、コンピュータ装置3のメモ
リ(図示せず)に格納された所定のプログラムを、マイ
クロプロセッサなどが実行することにより実現される。
【0132】上記プログラムコードを供給するための記
録媒体は、システムあるいは装置と分離可能に構成する
ことができる。また、上記記録媒体は、プログラムコー
ドを供給可能であるように固定的に担持する媒体であっ
てもよい。そして、上記記録媒体は、記録したプログラ
ムコードをコンピュータが直接読み取ることができるよ
うにシステムあるいは装置に装着されるものであって
も、外部記憶装置としてシステムあるいは装置に接続さ
れたプログラム読み取り可能な装置を介して読み取るこ
とができるように装着されるものであってもよい。な
お、コンピュータ装置3のアプリケーション部32は、
単一の記録媒体に記録されていてもよいが、ラダーエデ
ィタ32aや作画エディタ32bの各プログラムがそれ
ぞれ別個の記録媒体に記録されていてもよい。
【0133】例えば、上記記録媒体としては、磁気テー
プやカセットテープ等のテープ系、フロッピー(登録商
標)ディスク/ハードディスク等の磁気ディスクやCD
−ROM/MO/MD/DVD/CD−R等の光ディス
クを含むディスク系、ICカード(メモリカードを含
む)/光カード等のカード系、あるいはマスクROM/
EPROM/EEPROM/フラッシュROM等の半導
体メモリ系などを用いることができる。
【0134】また、上記プログラムコードは、コンピュ
ータが記録媒体から読み出して直接実行できるように記
録されていてもよいし、記録媒体から主記憶のプログラ
ム記憶領域へ転送された後コンピュータが主記憶から読
み出して実行できるように記録されていてもよい。
【0135】さらに、システムあるいは装置を通信ネッ
トワーク(インターネット、イントラネット等を含む)
と接続可能に構成し、上記プログラムコードを通信ネッ
トワークを介して供給してもよい。
【0136】なお、プログラムコードを記録媒体から読
み出して主記憶に格納するためのプログラム、および、
通信ネットワークからプログラムコードをダウンロード
するためのプログラムは、コンピュータによって実行可
能にあらかじめシステムあるいは装置に格納されている
ものとする。
【0137】上述した機能は、コンピュータが読み出し
た上記プログラムコードを実行することによって実現さ
れるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づ
き、コンピュータ上で稼働しているOSなどが実際の処
理の一部または全部を行うことによっても実現される。
【0138】さらに、上述した機能は、上記記録媒体か
ら読み出された上記プログラムコードが、コンピュータ
に装着された機能拡張ボードやコンピュータに接続され
た機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた後、そ
のプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボー
ドや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理
の一部または全部を行うことによっても実現される。
【0139】
【発明の効果】以上のように、本発明の制御用表示装置
は、あらかじめ設定された画面データに基づいたレイア
ウトでデバイスの状態を示す操作画面を表示部に表示す
るとともに、当該操作画面への操作を操作部が受け付け
ると、当該操作に応じてデバイスの状態制御指示を送信
する制御用表示装置において、データベースを備えると
ともに、上記操作画面の表示が変わるたびに、デバイス
の状態を示すデータを、時間および上記画面データと対
応づけて上記データベースに蓄積するデータ蓄積手段を
備えている構成である。
【0140】それゆえ、データ蓄積手段は、デバイスの
状態の変化やユーザの操作によって操作画面の表示が変
わった時、制御用表示装置内のデータを取得し、自装置
内のデータベースに自動的に蓄積するので、データを他
の装置に転送する必要もなく、短時間に記録できる。す
なわち、操作画面の表示が変わった時点のメモリ状態を
直ちに記録できるので、スイッチ操作などにより短時間
に多量のデータが発生してもデータの取りこぼしがな
い。
【0141】したがって、上記制御用表示装置によれ
ば、操作画面の表示が変わるたびに、制御用表示装置の
データを容易かつ確実に蓄積できるという効果を奏す
る。その結果、データベースのデータに基づき制御用表
示装置の過去の状態の分析が可能となり、制御システム
の異常や操作ミスの解決が容易となるという効果を奏す
る。
【0142】さらに、本発明の制御用表示装置におい
て、上記データ蓄積手段は、さらに、上記操作部が操作
を受け付けるたびに、当該操作を特定するデータを、時
間および上記画面データと対応づけて上記データベース
に蓄積する構成である。
【0143】それゆえ、さらに、データ蓄積手段は、ユ
ーザの操作を受け付けた時、操作を特定するデータを自
装置内のデータベースに自動的に蓄積するので、データ
を他の装置に転送する必要もなく、短時間に記録でき
る。すなわち、操作を直ちに記録できるので、スイッチ
操作などにより短時間に多量のデータが発生してもデー
タの取りこぼしがない。
【0144】したがって、上記制御用表示装置によれ
ば、操作を受け付けるたびに、操作を特定するデータを
容易かつ確実に蓄積できるという効果を奏する。その結
果、データベースのデータに基づきユーザが行った過去
の操作の分析が可能となり、操作ミスの解決が容易とな
るという効果を奏する。
【0145】さらに、本発明の制御用表示装置におい
て、上記データ蓄積手段は、さらに、通常の動作モード
で動作している上記制御用表示装置から出力可能なデー
タのすべてを、時間と対応づけて上記データベースに蓄
積する構成である。
【0146】それゆえ、さらに、データ蓄積手段は、デ
ータを自装置内のデータベースに自動的に蓄積するの
で、データを転送する必要もなく、短時間に記録でき
る。すなわち、すべてのデータを短い周期で記録し続け
るので、スイッチ操作などにより短時間に多量のデータ
が発生してもデータの取りこぼしがない。
【0147】したがって、上記制御用表示装置によれ
ば、すべてのデータを容易かつ確実に蓄積できるという
効果を奏する。その結果、データベースのデータに基づ
き制御用表示装置の過去の状態やユーザが行った過去の
操作の分析が可能となり、制御システムの異常や操作ミ
スの解決が容易となるという効果を奏する。
【0148】さらに、本発明の制御用表示装置は、上記
データベースに蓄積されたデータに基づいて、上記表示
部に上記操作画面を再現する履歴表示手段を備えている
構成である。
【0149】それゆえ、さらに、上記制御用表示装置
は、履歴表示手段により、データベースに蓄積されたデ
バイスのデータを用いて、このデータに対応づけられた
画面データに従って、過去に表示した操作画面を再現で
きる。
【0150】したがって、上記制御用表示装置によれ
ば、過去の操作状況、すなわち、過去に操作した操作ス
イッチ、ランプ、数値表示などの状態を確認できるとい
う効果を奏する。それゆえ、過去の状態の分析が可能に
なり、操作ミスを起こさないシステムへの改善に利用で
きるという効果を奏する。さらに、データベースに操作
を特定するデータが蓄積されていれば、操作画面ととも
にユーザの操作を確認できるという効果を奏する。ま
た、その他のデータがデータベースに蓄積されていれ
ば、より詳細な分析が可能となるという効果を奏する。
【0151】また、本発明の制御システムは、上記の制
御用表示装置と、上記制御用表示装置の上記データベー
スに蓄積されたデータを取得するデータ取得手段を備え
たコンピュータ装置と、を含む構成である。
【0152】それゆえ、上記制御システムによれば、制
御用表示装置のデータの集積を当該制御用表示装置にお
いて高速に取りこぼしなく行い、データの分析等のため
に処理能力の高いコンピュータ装置に転送することがで
きるという効果を奏する。
【0153】さらに、本発明の制御システムは、上記コ
ンピュータ装置が、上記制御用表示装置の上記表示部に
表示された上記操作画面を、上記データ取得手段で取得
したデータに基づいて再現する第2の履歴表示手段を備
えている構成である。
【0154】それゆえ、さらに、上記コンピュータ装置
は、第2の履歴表示手段により、制御用表示装置から取
得したデバイスのデータを用いて、このデータに対応づ
けられた画面データに従って、過去に制御用表示装置で
表示された操作画面を再現できるという効果を奏する。
【0155】また、本発明の制御用表示装置の制御プロ
グラムは、コンピュータを上記の各手段として機能させ
るコンピュータ・プログラムである。
【0156】それゆえ、上記制御用表示装置の制御プロ
グラムによれば、上記制御用表示装置を実現することが
できる。したがって、制御用表示装置のデータを容易に
蓄積し、また、制御用表示装置の過去の操作画面を容易
に再現することが可能となるという効果を奏する。
【0157】また、本発明のコンピュータ装置の制御プ
ログラムは、コンピュータを上記の各手段として機能さ
せるコンピュータ・プログラムである。
【0158】それゆえ、上記コンピュータ装置の制御プ
ログラムによれば、上記コンピュータ装置を実現するこ
とができる。したがって、コンピュータ装置において、
制御用表示装置のデータを容易に蓄積し、また、制御用
表示装置の過去の操作画面を容易に再現することが可能
となるという効果を奏する。
【0159】また、本発明の制御プログラムを記録した
コンピュータ読み取り可能な記録媒体は、上記の各手段
をコンピュータに実現させて、上記制御用表示装置ある
いはコンピュータ装置を動作させる制御プログラムを記
録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
【0160】それゆえ、上記記録媒体から読み出された
制御プログラムによって、上記制御用表示装置あるいは
コンピュータ装置をコンピュータ上に実現することがで
きるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係るプログラマブル表
示器、ならびに、これを含む制御システムの構成の概略
を示す機能ブロック図である。
【図2】図1に示したプログラマブル表示器で表示され
る画面データに含まれる処理指示語の基本的フォーマッ
トを示す説明図である。
【図3】図3(a)は図1に示した制御システムに含ま
れるコンピュータ装置のラダーエディタで用いられるシ
ンボルリストを示す説明図であり、図3(b)は上記コ
ンピュータ装置の作画エディタで用いられるシンボルリ
ストを示す説明図である。
【図4】図4(a)は図1に示した制御システムに含ま
れるコンピュータ装置で作成されるラダーファイルを示
す説明図であり、図4(b)は上記コンピュータ装置で
作成される画面ファイルを示す説明図である。
【図5】図5(a)は図1に示したプログラマブル表示
器のデータベースに格納される画面データに関するレコ
ードの保存形式を示す説明図であり、図5(b)は上記
データベースに格納されるラダープログラムに関するレ
コードの保存形式を示す説明図である。
【図6】図1に示したプログラマブル表示器のデータベ
ースに格納される画面データおよびラダープログラムに
関するレコードの保存形式を示す説明図である。
【図7】図1に示したプログラマブル表示器で表示され
た画面を再生するための操作画面の例を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
1 プログラマブル表示器(制御用表示装置) 3 コンピュータ装置 4 入出力機器(デバイス) 11a データベース管理部(データ蓄積手段) 11b 画面再生部(履歴表示手段) 13 表示部 14 操作部 15 データベース 31a データベース管理部(データ取得手段) 32b 作画エディタ(第2の履歴表示手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 斉藤 昌夫 大阪府大阪市住之江区南港東8−2−52 株式会社デジタル内 (72)発明者 坂本 真之 大阪府大阪市住之江区南港東8−2−52 株式会社デジタル内 Fターム(参考) 5B069 AA11 BA01 BA04 BB16 BC03 LA12 5H220 BB13 CC07 CX04 CX06 CX08 FF02 GG24 GG29 HH01 HH04 JJ53 JJ59 JJ60 5H223 AA05 CC09 DD05 DD07 DD09 EE06 EE15 EE30

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】あらかじめ設定された画面データに基づい
    たレイアウトでデバイスの状態を示す操作画面を表示部
    に表示するとともに、当該操作画面への操作を操作部が
    受け付けると、当該操作に応じてデバイスの状態制御指
    示を送信する制御用表示装置において、 データベースを備えるとともに、 上記操作画面の表示が変わるたびに、デバイスの状態を
    示すデータを、時間および上記画面データと対応づけて
    上記データベースに蓄積するデータ蓄積手段を備えてい
    ることを特徴とする制御用表示装置。
  2. 【請求項2】上記データ蓄積手段は、さらに、上記操作
    部が操作を受け付けるたびに、当該操作を特定するデー
    タを、時間および上記画面データと対応づけて上記デー
    タベースに蓄積するものであることを特徴とする請求項
    1に記載の制御用表示装置。
  3. 【請求項3】上記データ蓄積手段は、さらに、通常の動
    作モードで動作している上記制御用表示装置から出力可
    能なデータのすべてを、時間と対応づけて上記データベ
    ースに蓄積するものであることを特徴とする請求項2に
    記載の制御用表示装置。
  4. 【請求項4】上記データベースに蓄積されたデータに基
    づいて、上記表示部に上記操作画面を再現する履歴表示
    手段を備えていることを特徴とする請求項1から3の何
    れか1項に記載の制御用表示装置。
  5. 【請求項5】請求項1から3の何れか1項に記載の制御
    用表示装置と、 上記制御用表示装置の上記データベースに蓄積されたデ
    ータを取得するデータ取得手段を備えたコンピュータ装
    置と、を含むことを特徴とする制御システム。
  6. 【請求項6】上記コンピュータ装置が、上記制御用表示
    装置の上記表示部に表示された上記操作画面を、上記デ
    ータ取得手段で取得したデータに基づいて再現する第2
    の履歴表示手段を備えていることを特徴とする請求項5
    に記載の制御システム。
  7. 【請求項7】請求項1から4の何れか1項に記載の制御
    用表示装置を動作させる制御プログラムであって、コン
    ピュータを上記の各手段として機能させるための制御プ
    ログラム。
  8. 【請求項8】請求項5または6に記載のコンピュータ装
    置を動作させる制御プログラムであって、コンピュータ
    を上記の各手段として機能させるための制御プログラ
    ム。
  9. 【請求項9】請求項7または8に記載の制御プログラム
    を記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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