JP2003076365A - 楽音制御装置 - Google Patents

楽音制御装置

Info

Publication number
JP2003076365A
JP2003076365A JP2001267951A JP2001267951A JP2003076365A JP 2003076365 A JP2003076365 A JP 2003076365A JP 2001267951 A JP2001267951 A JP 2001267951A JP 2001267951 A JP2001267951 A JP 2001267951A JP 2003076365 A JP2003076365 A JP 2003076365A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
musical
output
tone
operator
sound
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001267951A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3812387B2 (ja
Inventor
Yoshiki Nishitani
善樹 西谷
Kenichi Miyazawa
憲一 宮澤
Masaharu Ono
正晴 大野
Nagayuki Kato
永之 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamaha Corp
Original Assignee
Yamaha Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yamaha Corp filed Critical Yamaha Corp
Priority to JP2001267951A priority Critical patent/JP3812387B2/ja
Priority to US10/234,677 priority patent/US7297862B2/en
Publication of JP2003076365A publication Critical patent/JP2003076365A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3812387B2 publication Critical patent/JP3812387B2/ja
Priority to US11/871,301 priority patent/US7528318B2/en
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10HELECTROPHONIC MUSICAL INSTRUMENTS; INSTRUMENTS IN WHICH THE TONES ARE GENERATED BY ELECTROMECHANICAL MEANS OR ELECTRONIC GENERATORS, OR IN WHICH THE TONES ARE SYNTHESISED FROM A DATA STORE
    • G10H1/00Details of electrophonic musical instruments
    • GPHYSICS
    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10HELECTROPHONIC MUSICAL INSTRUMENTS; INSTRUMENTS IN WHICH THE TONES ARE GENERATED BY ELECTROMECHANICAL MEANS OR ELECTRONIC GENERATORS, OR IN WHICH THE TONES ARE SYNTHESISED FROM A DATA STORE
    • G10H2210/00Aspects or methods of musical processing having intrinsic musical character, i.e. involving musical theory or musical parameters or relying on musical knowledge, as applied in electrophonic musical tools or instruments
    • G10H2210/375Tempo or beat alterations; Music timing control
    • G10H2210/381Manual tempo setting or adjustment
    • GPHYSICS
    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10HELECTROPHONIC MUSICAL INSTRUMENTS; INSTRUMENTS IN WHICH THE TONES ARE GENERATED BY ELECTROMECHANICAL MEANS OR ELECTRONIC GENERATORS, OR IN WHICH THE TONES ARE SYNTHESISED FROM A DATA STORE
    • G10H2220/00Input/output interfacing specifically adapted for electrophonic musical tools or instruments
    • G10H2220/155User input interfaces for electrophonic musical instruments
    • G10H2220/395Acceleration sensing or accelerometer use, e.g. 3D movement computation by integration of accelerometer data, angle sensing with respect to the vertical, i.e. gravity sensing.
    • GPHYSICS
    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10HELECTROPHONIC MUSICAL INSTRUMENTS; INSTRUMENTS IN WHICH THE TONES ARE GENERATED BY ELECTROMECHANICAL MEANS OR ELECTRONIC GENERATORS, OR IN WHICH THE TONES ARE SYNTHESISED FROM A DATA STORE
    • G10H2230/00General physical, ergonomic or hardware implementation of electrophonic musical tools or instruments, e.g. shape or architecture
    • G10H2230/045Special instrument [spint], i.e. mimicking the ergonomy, shape, sound or other characteristic of a specific acoustic musical instrument category
    • G10H2230/245Spint accordion, i.e. mimicking accordions; Electrophonic instruments with one or more typical accordion features, e.g. special accordion keyboards or bellows, electrophonic aspects of mechanical accordions, Midi-like control therefor

Abstract

(57)【要約】 【課題】 現実に楽器を演奏しているという感覚を損な
うことなく容易に演奏を行なうことができる演奏制御装
置を提供する。 【解決手段】 制御部15は、楽音を出力可能な音源装
置13およびサウンドスピーカシステム14に対し、楽
音の出力を指示する。このとき、制御部15は、当該音
源装置13が出力すべき楽音に関する特徴量のうちの音
程を、記憶装置12に記憶された音程データに従って指
示する一方、楽音に関する音程以外の特徴量のうち少な
くともひとつの特徴量(例えば発音タイミングや音量)
を、動作センサ11により検出された操作者の動作に応
じて指示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、楽音の発生を制御
する楽音制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、ピアノやオルガンなどの
鍵盤楽器や、バイオリンやギターなどの弦楽器、トラン
ペットやフルートなどの管楽器といった各種の自然楽器
によれば極めて多様な音楽表現が可能である。また、電
子ピアノや電子オルガンといった電子楽器を用いた場合
にも、自然楽器と同等の豊かな音楽表現が可能である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、楽曲演奏の
態様は、リズム、音量および音程といった様々な特徴量
に応じて特徴付けられる。したがって、演奏者が楽器を
用いて所望の音楽表現を行なうためには、適切なリズム
および音量で、特定の楽音を選択して出力させる必要が
ある。しかしながら、これらすべての特徴量を適宜に選
択して演奏を行なうことは、楽器の演奏に慣れていない
初心者にとって極めて困難である。
【0004】一方、いわゆるデスクトップミュージック
によれば、パーソナルコンピュータなどを用いて楽音に
関する各種の特徴量を入力することによって所望の楽曲
の演奏を行なうことができるため、初心者であっても比
較的容易に多様な演奏を行なうことができる。しかしな
がら、この手法を用いた場合には、実際に楽器を演奏し
ているという感覚を得ることができず、実際に楽器の演
奏動作を楽しみたいという者にとって満足できるとはい
えなかった。
【0005】本発明は、以上説明した事情に鑑みてなさ
れたものであり、現実に演奏しているという感覚を損な
うことなく容易に演奏を行なうことができる楽音制御装
置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明に係る楽音制御装置は、楽曲を構成する楽音
の音程を示す音程データを含む楽曲データを記憶する記
憶手段と、操作者の動作を検出する検出手段と、楽音を
出力可能な楽音出力装置に対し、当該楽音出力装置が出
力すべき楽音に関する特徴量のうちの音程を前記音程デ
ータに従って指示する一方、楽音に関する音程以外の特
徴量のうち少なくともひとつの特徴量を前記検出手段に
より検出された操作者の動作に応じて指示する制御手段
とを具備することを特徴としている。
【0007】この楽音制御装置によれば、楽曲を構成す
る各楽音の音程について、予め記憶された音程データに
従って決定される一方、当該楽音に関する音程以外の特
徴量については、検出手段により検出された操作者の動
作に応じて決定されるようになっている。したがって、
楽曲の演奏を行なう操作者は楽音の音程について特に留
意する必要はないから、容易に楽曲の演奏を行なうこと
ができる。他方、楽音に関する音程以外の特徴量が当該
操作者の動作に応じて調節されるため、現実に演奏して
いるという感覚が損なわれることを防ぐことができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明をさらに理解しやす
くするため、実施の形態について説明する。以下に示す
実施の形態は、本発明の一態様を示すものであり、この
発明を限定するものではなく、本発明の範囲内で任意に
変更可能である。
【0009】<A:第1実施形態>まず、図1を参照し
て、本発明の第1実施形態に係る楽音制御装置の構成を
説明する。同図に示すように、この演奏制御装置1は、
動作センサ11、記憶装置12、音源装置13、サウン
ドスピーカシステム14および制御部15を備える。
【0010】動作センサ11は、当該楽音制御装置1の
操作者の動作を検出するための手段である。具体的に
は、動作センサ11は、加速度センサや速度センサ、傾
斜センサといった各種のセンサであり、操作者の動作に
応じた信号(以下、「動作信号」と表記する)を制御部
15に出力するようになっている。動作センサ11によ
る検出の対象となる動作としては、例えば所定の操作子
を操作する動作や、当該楽音制御装置1を傾ける動作な
どが該当するが、具体的な動作内容については後に詳述
する。
【0011】記憶装置12は、演奏対象となる楽曲に対
応した楽曲データを記憶するための装置であり、例えば
フロッピー(登録商標)ディスクやCD−ROMといっ
た記録媒体と、これらの記憶媒体に記憶されたデータを
読み出す読出装置とから構成される。記憶装置12(よ
り詳細には、記憶装置12を構成する記録媒体)には、
複数の楽曲データが記憶されている。ここで、図2は、
楽曲データの内容を示す図である。同図に示すように、
楽曲データは、複数の楽曲の各々に対応して記憶されて
いる。ひとつの楽曲に対応する楽曲データは、当該楽曲
を構成する複数の楽音の音程を示す音程データ(図2に
おいては「ド(C)」「ミ(E)」などが付されてい
る)が、その楽曲を構成する順番に配列された構成とな
っている。
【0012】図1に示す音源装置13は、出力すべき楽
音に対応した楽音信号を生成してサウンドスピーカシス
テム14に出力するための手段である。より具体的に
は、音源装置13は、制御部15によって楽音に関する
特徴量を指示されると、その特徴量によって特定される
楽音に対応した楽音信号を生成し、この楽音信号をサウ
ンドスピーカシステム14に出力する。サウンドスピー
カシステム14は、例えばアンプやスピーカなどを含ん
で構成され、音源装置13から供給される楽音信号に応
じた楽音をスピーカから出力する。なお、特許請求の範
囲における「楽音出力装置」は、音源装置13およびサ
ウンドスピーカシステムに相当するものである。
【0013】制御部15は、CPU(Central Processi
ng Unit)などからなり、動作センサ11、記憶装置1
2および音源装置13との間で各種情報の授受を行うこ
とによって、この楽音制御装置の制御中枢として機能す
る。より具体的には、制御部15は、記憶装置12に記
憶された音程データと動作センサ11から供給される動
作信号とに基づいて、音源装置13に対し、楽音信号を
生成すべき楽音に関する特徴量を指示する。ここで、楽
音の特徴量とは、当該楽音を特徴付けるパラメータであ
り、例えば音程や発音タイミング、音量、音色などであ
る。ただし、本実施形態における制御部15は、音源装
置13に対し、当該音源装置13が楽音信号を生成すべ
き楽音の特徴量として、音程、発音タイミングおよび音
量を指示するものとする。
【0014】さらに詳述すると、制御部15は、音源装
置13による信号生成の対象となる楽音の音程として、
記憶装置12に記憶された曲データ中の音程データが示
す音程を指示する。したがって、サウンドスピーカシス
テム14から出力される楽音の音程は、操作者の意図に
かかわらず曲データの内容に応じて決定されることとな
る。他方、制御部15は、楽音に関わる音程以外の特徴
量、すなわち発音タイミングおよび音量については、動
作センサ11から出力された動作信号に基づいて音源装
置13に指示を与えるようになっている。したがって、
サウンドスピーカシステム14から出力される楽音に関
わる音程以外の特徴量は、動作センサ11から出力され
る動作信号、すなわち操作者の動作の内容を反映したも
のとなる。例えば、操作者が特定の動作を行なったこと
を動作センサ11から供給される動作信号によって認識
すると、制御部15は、その動作が行なわれたタイミン
グで、楽曲データ中の音程データを音源装置13に出力
する。この結果、操作者が特定の動作を行なうたびに、
楽曲を構成する楽音がスピーカから順次出力されること
となる。また、操作者が他の動作を行なうと、制御部1
5は、その動作に応じた音量を音源装置13に対して指
示する。この結果、スピーカから出力される楽音の音量
は、操作者の動作に応じたものとなる。
【0015】本発明に係る演奏制御装置の基本的な構成
は以上の通りである。以下では、本発明をさらに理解し
やすくするため、本発明を適用した演奏制御装置の具体
的な態様を例示する。
【0016】<A−1:第1の態様>図3(a)は、本
発明の第1の態様に係る楽音制御装置の外観を示す平面
図であり、図3(b)は(a)に対応する側面図であ
る。これらの図に示すように、この楽音制御装置1a
は、支持部21と、スライダ22と、本体部23とを有
する。支持部21は、U字型に屈曲した管状の部材であ
る。スライダ22は、支持部21と同様にU字型に屈曲
した管状の部材であり、その両端部が支持部21の両端
部にそれぞれ挿入された構成となっている。このような
構成の下、操作者は、一般的なトロンボーンが備えるス
ライダのように、スライダ22を、支持部21から十分
に引き出された位置(図3(a)において実線で示され
た位置)から支持部21に深く挿入された位置(図3
(a)において破線で示された位置)に至るまでの任意
の位置に反復して移動させることができる。
【0017】本体部23は、前掲図1に示した各要素
と、これらの要素を収容する筐体231とを備える。筐
体231は、略円盤型の形状であり、その側端面の一部
が、支持部21のうち平行に延びる一対の直線部分に固
定されている。また、筐体231のうち一方の円形面に
は、サウンドスピーカシステム14を構成するスピーカ
141が配設されている。
【0018】さらに、本態様に係る楽音制御装置1a
は、図4に示すように、前掲図1に示した動作センサ1
1として、変位センサ111と傾斜センサ112とを備
えている。このうち変位センサ111は、スライダ22
の支持部21に対する位置に応じた信号(以下、「変位
信号」と表記する)を制御部15に出力するセンサであ
る。他方、傾斜センサ112は、当該楽音制御装置1a
の傾き(すなわち姿勢)に応じた信号(以下、「傾斜信
号」と表記する)を制御部15に出力するセンサであ
る。すなわち、操作者によるスライダ22を移動させる
動作(以下、「スライド動作」と表記する)を反映した
変位信号と、操作者による当該楽音制御装置1aを傾け
る動作を反映した傾斜信号とが、上述した動作信号とし
て制御部15に出力されるのである。そして、制御部1
5は、変位信号の内容に応じて楽音の発音タイミングを
制御する。すなわち、操作者によってスライド動作が行
なわれているときに楽音の出力がなされる一方、スライ
ド動作が実行されていないときには楽音の出力が停止さ
れるように、制御部15から音源装置13への指示が与
えられるといった具合である。さらに、制御部15は、
出力される楽音の音量を、傾斜信号の内容に応じて制御
する。
【0019】次に、本態様に係る楽音制御装置1aの動
作について説明する。まず、操作者は、本体部23に設
けられたキー(図示略)に対して所定の操作を行うこと
により、演奏対象となる楽曲の選択および演奏開始の指
示を楽音制御装置1aに対して与える。この指示を受け
た制御部15は、以後、記憶装置12に記憶された楽曲
データの内容と、動作センサ11から供給される動作信
号(変位信号および傾斜信号)とに基づき、音源装置1
3に対して楽音信号の生成を指示する。以下、図5を参
照して、この処理の具体的な内容を説明する。なお、図
5に示すグラフは、操作者によるスライド動作に伴って
変化するスライダ22の位置xが縦軸に、時間tが横軸
にそれぞれ示されている。この位置xは、スライダ22
が特定の位置にあるときの位置を「0」としたときの当
該スライダ22の支持部21に対する位置を示してい
る。また、ここでは、図2に例示した楽曲Aが選択され
た場合、すなわち「ド(C)」「ミ(E)」「ソ
(G)」……、といった楽音がこの順に配列された楽曲
が演奏される場合を想定する。
【0020】まず、操作者が、図6に示すように楽音制
御装置1aを持った状態で、時刻t0において、スライ
ダ22を支持部21から遠ざける方向(同図中の矢印方
向)に移動させた場合を想定する。このスライド動作の
開始を、変位センサ111から供給される変位信号によ
って認識すると、制御部15は、記憶装置12に記憶さ
れた楽曲Aに対応する楽曲データのうち、最初の楽音
「ド」に対応する音程データを、音源装置13に出力す
る。この音程データを受信した音源装置13は、楽音
「ド」に対応する楽音信号を生成してサウンドスピーカ
システム14に出力する。この結果、図5に示すよう
に、スピーカ141から楽音「ド」が出力される。次
に、時刻t1において、上記スライド動作が停止したこ
と(つまり、位置xの増減がなくなったこと)を変位信
号によって認識すると、制御部15は、現に出力してい
る楽音「ド」を停止すべき旨の指示を音源装置13に対
して与える。この結果、音源装置13からの楽音信号の
出力、および楽音「ド」のスピーカ141からの出力は
停止される。つまり、楽音「ド」は、スライド動作が行
なわれている期間において、継続して出力されることと
なる。
【0021】次に、時刻t2において再びスライド動作
が開始されると、制御部15は、楽曲データ中の次の楽
音「ミ」を示す音程データを音源装置13に出力する。
この結果、当該音程「ミ」に対応する楽音信号が音源装
置13によって生成され、スピーカ141から出力され
る。以後においても同様の動作が実行され、この結果、
操作者がスライド動作を行なっている期間ごとに、楽曲
を構成する各楽音(本実施形態においてはひとつの楽
音)が、当該楽曲を構成する順にスピーカ141から出
力されることとなる。
【0022】一方、図7に示すように、操作者が楽音制
御装置1aを傾ける動作を行なうと、この傾きに応じた
傾斜信号が傾斜センサ112から出力される。この傾斜
信号を受信すると、制御部15は、音源装置13に対
し、当該傾斜信号が示す傾きの程度に応じた音量を指示
する。音源装置13を介してこの指示を受信すると、サ
ウンドスピーカシステム14は、出力すべき楽音の音量
を、指示された音量となるように調整する。
【0023】このように、本態様によれば、楽曲を構成
する各楽音が、スライド動作に応じたタイミングで、か
つ楽音制御装置1aの傾きに応じた音量によって出力さ
れる。したがって、操作者は、楽音については特に留意
することなく、極めて容易に楽曲の演奏を行なうことが
できる。その反面、発音タイミングおよび音量について
は、操作者が自己の動作に応じて任意に調節することが
できるから、演奏しているという実感が損なわれたり、
自己の音楽表現が著しく妨げられるといった事態を回避
することができる。
【0024】なお、本態様においては、スライド動作が
行なわれているか否かに応じて楽音を出力するか否かを
切り換える構成を例示したが、スライド動作の向きに応
じて楽音の出力または停止を切り換えるようにしてもよ
い。例えば、スライダ22を支持部21から遠ざける方
向にスライド動作が行なわれているときには楽音の出力
を行う一方、これとは逆の方向、すなわちスライダ22
を支持部21に近づける方向にスライド動作が実行され
ているとき、およびスライド動作が停止されているとき
には楽音の出力を停止するようにしてもよい。この場
合、図4に示した変位センサ111に代えて、スライダ
22および支持部21により形成される管内の圧力を検
出して当該圧力に応じた信号を出力する圧力センサを設
けてもよい。すなわち、制御部15は、圧力信号の示す
圧力が負圧であるときにはスライダ22が支持部21か
ら遠ざかる方向に移動していると判断して楽音の出力を
音源装置13に指示する一方、圧力信号の示す圧力が正
圧であるときにはスライダ22が支持部21に近づく方
向に移動していると判断して楽音の停止を音源装置13
に指示するようにしてもよい。
【0025】<A−2:第2の態様>図8は、本発明の
第2の態様に係る楽音制御装置の外観を示す斜視図であ
る。同図に示すように、この楽音制御装置1bは、伸縮
可能な蛇腹31と、蛇腹31を介して連結された第1胴
体部32および第2胴体部33とを備え、アコーディオ
ン(コンサティーナ)に類似した構成となっている。第
1胴体部32および第2胴体部33には操作者の手を固
定するためのベルト34が設けられている。この構成の
下、操作者は、右手および左手を第1胴体部32および
第2胴体部33にベルト34によってそれぞれ固定した
状態で、両胴体部を近づけまたは遠ざける動作を反復的
に行なうことができる。
【0026】第1胴体部32には、前掲図1に示した各
要素が収容されている。ただし、本実施形態に係る楽音
制御装置1bにおいては、動作センサ11として、蛇腹
31内の風圧に応じた圧力信号を出力する圧力センサ
と、当該楽音制御装置1b(より詳細には第1胴体部3
2)の傾きに応じた傾斜信号を出力する傾斜センサとを
備えている。かかる構成の下、制御部15は、上記第1
の態様と同様に、圧力センサからの圧力信号と傾斜セン
サからの傾斜信号とを操作者の動作に応じた動作信号と
して受信し、これらの動作信号に応じて楽音の発音タイ
ミングおよび音量を制御する。
【0027】すなわち、操作者が第1胴体部32と第2
胴体部33とを近づけ、または遠ざける動作(以下、
「開閉動作」と表記する)を行なうと、圧力センサから
は、この開閉動作に伴う蛇腹31内の圧力変化に応じた
圧力信号が出力される。この圧力信号を受信することに
よって開閉動作が開始されたことを認識すると、制御部
15は、記憶装置12に記憶された楽曲データのうち、
当該楽曲の最初の楽音に対応する音程データを音源装置
13に出力する。この結果、音源装置13によって当該
音程データに応じた楽音信号が生成されるとともに、こ
の楽音信号に応じた楽音がサウンドスピーカシステム1
4から出力される。一方、操作者が開閉動作を停止する
と、制御部15は、圧力信号の変化によって当該動作の
停止を認識し、現に出力されている楽音を停止すべき旨
の指示を音源装置13に対して与える。この結果、サウ
ンドスピーカシステム14からの楽音の出力が停止され
る。以後、操作者の開閉動作に応じて同様の処理が実行
され、この結果、開閉動作が行なわれる期間ごとに、楽
曲を構成する各楽音が順番に出力されるのである。
【0028】一方、操作者が第1胴体部32を傾ける動
作を行なうと、この傾きに応じた傾斜信号が傾斜センサ
から出力される。この傾斜信号を受信すると、制御部1
5は、サウンドスピーカシステム14に対し、当該傾斜
信号が示す傾きに程度に応じた音量を指示する。この指
示を受信すると、サウンドスピーカシステム14は、出
力すべき楽音の音量を、指示された音量となるように調
整する。
【0029】<A−3:第3の態様>次に、図9は、本
発明の第3の態様に係る楽音制御装置の外観を示す斜視
図である。同図に示すように、本態様に係る楽音制御装
置1cは、胴体部(響胴)41と、胴体部41から突出
するネック42と、胴体部41からネック42の一端近
傍に至るように張設された弦43とを備え、一般的なバ
イオリンに類似した構成となっている。ただし、この楽
音制御装置1cにおいては2本の弦43が張設されてい
る点で、通常4本の弦が張設されているバイオリンとは
異なっている。かかる構成の下、操作者は、弦43を指
で弾き、または弓で擦るといった動作を行なうことによ
り、弦に振動を与えることができる。
【0030】胴体部41には、前掲図1に示した各要素
が収容されている。ただし、本態様に係る楽音制御装置
1cにおいては、動作センサ11として、弦43に与え
られた振動に応じた信号(以下、「振動信号」と表記す
る)を出力する振動センサと、当該楽音制御装置1cの
傾きに応じた傾斜信号を出力する傾斜センサとを備えて
いる。かかる構成の下、制御部15は、上記第1および
第2の態様と同様に、振動センサおよび傾斜センサを有
する動作センサ11から動作信号(振動信号および傾斜
信号)を受信し、この動作信号に応じて楽音の発音タイ
ミングおよび音量を制御する。
【0031】すなわち、操作者が弦43に振動を与える
と、この振動に応じた振動信号が振動センサから出力さ
れる。この振動信号を受信することによって弦43に振
動が与えられたことを認識すると、制御部15は、記憶
装置12に記憶された楽曲データのうち、当該楽曲にお
ける最初の楽音の音程を示す音程データを音源装置13
に出力する。次いで、音源装置13によって当該音程デ
ータに応じた楽音信号が生成されるとともに、この楽音
信号に応じた楽音がサウンドスピーカシステム14によ
って出力される。一方、弦43に与えられた振動の振幅
が所定のしきい値以下に減衰すると、制御部15は、振
動センサから出力される振動信号によって当該振動の減
衰を認識し、現に出力されている楽音を停止すべき旨の
指示を音源装置13に対して与える。この結果、振動の
減衰に伴って楽音の出力が停止される。以後、操作者に
よる弾弦または擦弦動作によっていずれかの弦43に振
動が与えられるたびに同様の処理が実行され、この結
果、弦43が振動している期間ごとに、楽曲を構成する
各楽音が順番に出力されることとなる。
【0032】一方、操作者が当該楽音制御装置1cを傾
けたときには、上記第1および第2の態様と同様の処理
が実行され、出力される楽音の音量が当該楽音制御装置
1cの傾きに応じた音量に調整される。
【0033】なお、ここではバイオリン型の楽音制御装
置1cを例示したが、図10に例示するように、アコー
スティックギターに類似した構成の楽音制御装置1dに
も、本態様に係る技術的思想を同様に適用することがで
きる。すなわち、この楽音制御装置1dにおいても、弦
43が振動している期間ごとに、楽曲を構成する各楽音
が順番に出力される一方、当該楽音の音量が、当該楽音
制御装置1dの傾きに応じた音量となるようにすればよ
い。
【0034】<A−4:第4の態様>上記各態様におい
ては、なんらかの楽器(またはその一部分)に類似した
構成を有する楽音制御装置を例示したが、より簡易な構
成として、例えば図11に示す構成を採用することもで
きる。すなわち、この楽音制御装置1eは、前掲図1に
示した各要素と、これらの要素を収容する直方体状の筐
体51とを備える。筐体51のひとつの面には、サウン
ドスピーカシステム14を構成するスピーカ141と、
楽曲演奏の開始および停止を指示するための操作スイッ
チ52と、楽音の発音タイミングを指示するための演奏
用操作スイッチ53と、出力される楽音の音量を調節す
るための音量調節摘み54とが設けられている。さら
に、本態様に係る楽音制御装置1eにおいては、前掲図
1に示した動作センサ11として、演奏用操作スイッチ
53に対する押圧動作の有無に応じた信号を出力するセ
ンサと、音量調節摘み54に与えられた動作に応じた信
号を出力するためのセンサとを備えている。
【0035】かかる構成において、操作スイッチ52が
押圧されて演奏開始の指示が与えられた後、動作センサ
11からの出力信号によって演奏用操作スイッチ53が
押下されたことを認識すると、制御部15は、記憶装置
12に記憶された楽曲データのうち、当該楽曲における
最初の楽音の音程を示す音程データを出力する。この結
果、スピーカ141からはこの楽音が出力される。一
方、演奏用操作スイッチ53の押圧が解除されたことを
動作センサ11からの信号によって認識すると、制御部
15は、現に出力されている楽音を停止すべき旨の指示
を音源装置13に対して与える。この結果、楽音の出力
が停止される。以後、操作者による演奏用操作スイッチ
53の押圧または解除動作が行なわれるたびに同様の処
理が実行され、この結果、演奏用操作スイッチ53が押
圧されている期間ごとに、楽曲を構成する各楽音が順番
に出力されることとなる。
【0036】一方、音量調整摘み54が操作(回転)さ
れたことを動作センサ11からの出力信号によって認識
すると、制御部15は、サウンドスピーカシステム14
に対し、当該音量調整摘み54の回転角度に応じた音量
を指示する。この結果、スピーカ141から出力される
楽音の音量が、操作者による音量調整摘み54への操作
に応じて調節されることとなる。
【0037】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、楽曲を構成する各楽音の特徴量のうち、音程につい
ては予め記憶された音程データに応じて決定されるか
ら、操作者は、音程に留意することなく容易に楽曲の演
奏を行なうことができる。加えて、本実施形態において
は、音程以外の楽音の特徴量(発音タイミングおよび音
量)については操作者の動作に応じて決定されるように
なっており、楽曲の演奏に操作者の動作を反映させるこ
とができるから、操作者が現実に演奏しているという感
覚を損なうのを防ぐことができる。
【0038】<B:第2実施形態>次に、本発明の第2
実施形態に係る楽音制御装置について説明する。上記実
施形態においては、楽曲を構成する各楽音を、操作者の
動作に応じたタイミングで順次出力する構成とした。こ
れに対し、本実施形態に係る楽音制御装置においては、
操作者の動作に応じて、楽曲演奏の進行および停止が切
り換えられるようになっている。加えて、本実施形態に
おいては、楽曲の演奏テンポが、操作者の動作に応じて
随時変更されるようになっている。詳述すると、以下の
通りである。
【0039】本実施形態に係る楽音制御装置の機能的な
構成は、前掲図1に示した構成と同様である。ただし、
本実施形態においては、各楽曲に対応する楽曲データ
は、例えばMIDI(Musical Instrument Digital Int
erface)規格に準拠したものであり、複数のパート(音
色が異なる複数の楽器)についての演奏内容を示すデー
タを含んでいる。
【0040】一方、制御部15は、音源装置13に対
し、楽曲データに基づく楽曲演奏の進行を指示する。こ
の結果、楽曲データに応じた楽音信号が生成されるとと
もに、サウンドスピーカシステム14から演奏音が出力
されることとなる。ただし、本実施形態における制御部
15は、動作センサ11により検出された動作に応じ
て、楽曲演奏の進行または停止のいずれかを指示するよ
うになっている。具体的には、制御部15は、動作セン
サ11からの動作信号により、操作者によって特定の動
作が実行されているか否かを判断し、特定の動作が実行
されているときには楽曲演奏の進行を指示する一方、実
行されていないときには楽曲演奏の停止を指示するとい
った具合である。さらに、制御部15は、楽曲演奏のテ
ンポが操作者の動作に応じたテンポとなるように制御を
行なう。例えば、操作者が特定の動作を素早く行なった
場合には速いテンポで楽曲演奏を進行させる一方、操作
者が特定の動作を緩やかに行なった場合には遅いテンポ
で楽曲演奏を進行させるといった具合である。
【0041】ここで、本実施形態に係る楽音制御装置の
具体的な動作について説明する。なお、本実施形態に係
る楽音制御装置においては、前掲図3または図8から図
11に示したいずれの形態をも採用することができる
が、ここでは第1の態様として例示したスライダ型の楽
音制御装置1aを例にとって説明する。すなわち、この
場合、操作者がスライダ22をスライド動作している場
合に楽音演奏が進行される一方、スライド動作が停止さ
れているときには楽音演奏が停止され、加えて、当該演
奏のテンポがスライド動作の速さに応じて決定されるこ
ととなる。以下、図12を参照して、この動作の具体例
について説明する。なお、楽曲演奏の音量については、
上記第1実施形態と同様に、傾斜センサにより検出され
た当該楽音制御装置の傾きに応じた音量となるように適
宜調整されるものとする。
【0042】まず、操作者は、演奏対象となる楽曲を指
定した後、スライダ22を任意に移動させる。図12に
おいては、このスライド動作を開始した時刻t0から所
定の時間が経過した時刻t1までの間に、スライダ22
が初期位置x0から位置x1に至るように移動された場
合を例示している。制御部15は、変位センサ111か
ら出力される変位信号によってスライダ22が移動して
いることを検知すると、記憶装置12から楽曲データを
読み出し、これに含まれる各種のデータ、例えば音程を
指定する音程データ(ノートナンバ)や楽音の発生を指
示するためのノートオンイベント、楽音の停止を指示す
るためのノートオフイベントなど(以下、これらのデー
タを総称して「演奏データ」と表記する)を音源装置1
3に順次出力する。制御部15は、時刻t1においてス
ライダ22が停止されるまでの間、これらの演奏データ
を順次出力する。このとき、制御部15は、初期値とし
て予め決められたテンポTe0(初期値)に応じた時間
間隔で演奏データを出力する。一方、音源装置13は、
これらの演奏データに基づいて楽音信号を生成してサウ
ンドスピーカシステム14に出力する。この結果、サウ
ンドスピーカシステム14のスピーカ141からは、楽
曲データに応じた楽音がテンポTe0に従って順次出力
される。
【0043】一方、変位センサ111から出力される変
位信号によって、スライダ22のスライド動作が停止し
たことを検知すると(時刻t1)、制御部15は、音源
装置13への演奏データの出力を停止する。この結果、
スピーカ141からの楽音の出力も停止される。さら
に、制御部15は、直前のスライド動作の平均速度を算
出して、記憶装置12に記憶する。例えば、上述したよ
うに、スライダ22が、時刻t0からt1までの間に位
置x0から位置x1まで移動した場合、このスライド動
作に関する平均速度v1は、スライダ22の変位(x1
―x0)を、当該スライド動作に費やされた時間(t1
−t0)により除したものとなる。
【0044】一方、時刻t2において、それまで停止さ
れていたスライダ22が再び移動され始めると、制御部
15は、上記と同様に、楽曲データ中の各演奏データを
音源装置13に順次出力する。このとき、制御部15
は、先に記憶装置12に記憶した平均速度v1(つま
り、前回のスライド動作の平均速度)に応じたテンポT
e1で楽曲の演奏が実行されるように、各演奏データを
出力する。例えば、平均速度v1が比較的大きい場合に
は速いテンポで楽曲の演奏が実行されるように演奏デー
タを出力する一方、平均速度v1が比較的小さい場合に
は遅いテンポで楽曲の演奏が実行されるように演奏デー
タを出力するといった具合である。このようなテンポの
変更は、公知の各種技術を用いて実現することができ
る。例えば、基準となるクロック信号を平均速度v1に
応じて分周し、この結果得られたクロック信号に同期し
て演奏データの出力を行なうことが考えられる。こうし
て平均速度v1に応じた時間間隔で演奏データの出力が
実行される結果、当該平均速度v1に対応したテンポT
e1で、楽曲データに応じた楽曲の演奏が実現される。
【0045】次に、時刻t3において、スライダ22の
移動方向が、それまでの向きから逆の向きに切り換えら
れると、すなわちスライダ22を支持部21から引き出
す方向への移動から支持部21に挿入する方向への移動
に切り換えられると、制御部15は、時刻t2から時刻
t3までの期間に行なわれた直前のスライド動作につい
て平均速度v2を算出する。図12を例にとれば、平均
速度v2は、(x2−x1)/(t3−t2)となる。
そして、時刻t3以後のスライド動作に伴い、制御部1
5は、当該平均速度v2に応じたテンポTe2で楽曲の
演奏が実行されるように、各演奏データを出力する。こ
の結果、時刻t3から時刻t4までのスライド動作に伴
って、テンポTe2に従った楽曲の演奏が行なわれる。
以後、楽曲の演奏が終了するまで、上述した動作が繰り
返される。
【0046】このように、本実施形態においては、スラ
イド動作が行なわれている間は楽曲データに従った楽曲
演奏が進行される一方、スライド動作が行なわれていな
い間は楽曲演奏が停止される。したがって、楽器演奏に
慣れていない初心者であっても容易に楽曲の演奏を行な
うことができる。一方、操作者の動作を演奏に反映させ
ることができるから、操作者が現実に演奏しているとい
う感覚を損なうことが回避される。加えて、本実施形態
においては、ある期間のスライド動作に伴う楽曲演奏の
テンポが、その直前に行なわれたスライド動作の内容
(平均速度)に応じて随時変更されるようになっている
から、楽曲の演奏に対して極めて容易に自己の表現を反
映させることができる。
【0047】なお、ここではスライダ型の楽音制御装置
を例に説明したが、図8から図11に示した他の形態の
楽音制御装置においても、同様の構成を採用することが
できる。例えば、図8に示したアコーディオン型の楽音
制御装置1bにおいては、一対の胴体部32および33
の開閉動作が実行されている間に楽曲の演奏を進行させ
るとともに、ある期間における開閉動作に伴って、その
直前の動作の平均速度に応じたテンポで、楽曲の演奏を
行なうようにしてもよい。また、図9に示したバイオリ
ン型、または図10に示したアコースティックギター型
といった弦楽器型の楽音制御装置においては、弦43に
振動が与えられている期間において楽曲の演奏を進行さ
せる一方、ある時刻における弾弦動作に伴って実行され
る楽曲の演奏が、その直前に実行された弾弦動作の内容
(例えば弾弦の強さ)に応じたテンポで実行されるよう
にしてもよい。
【0048】また、ここでは、楽曲演奏のテンポを変え
る単位となる期間を、ある動作が継続して実行された期
間(例えば、スライダ22が一方向に継続して移動され
ている期間)としたが、以下のようにしてもよい。すな
わち、楽曲の演奏開始時点から一定時間間隔ごとに、各
期間内に実行された動作の平均速度を算出するととも
に、各期間について算出された平均速度を、当該期間の
次の期間において実行される楽曲演奏のテンポに反映さ
せるようにしてもよい。こうすれば、操作者の動作内容
をより詳細に楽曲演奏のテンポに反映させることができ
る。
【0049】<C:変形例>以上この発明の一実施形態
について説明したが、上記実施形態はあくまでも例示で
あり、上記実施形態に対しては、本発明の趣旨から逸脱
しない範囲で様々な変形を加えることができる。変形例
としては、例えば以下のようなものが考えられる。
【0050】<C−1:変形例1>スライド動作や弾弦
動作といった検出の対象となる動作の内容は、上記実施
形態に示したものに限られない。すなわち、図3に示し
たスライダ型の楽音制御装置においてはスライダ22に
与えられたスライド動作を検出し、前掲図8に示したア
コーディオン型の楽音制御装置においては両胴体部に与
えられた開閉動作を検出し、図9または図10に示した
弦楽器型の楽音制御装置においては弦に与えられた弾弦
動作または擦弦動作を検出するようにしたが、検出の対
象となる動作はこれに限られるものではない。したがっ
て、操作者によって操作される操作子の態様も、スライ
ダ22、第1および第2胴体部、弦43に限定されるも
のではなく、その他の態様を採用してもよい。
【0051】また、操作者の動作に応じた制御対象とな
る楽音の特徴量は、上記各実施形態に示したものに限ら
れない。すなわち、上記第1実施形態においては発音タ
イミングおよび音量を、第2実施形態においてはテンポ
および音量を、それぞれ動作に応じた制御対象とした場
合を想定したが、この他にも、楽音の音色や、当該楽音
に付与される効果などを制御対象としてもよい。例え
ば、操作者の動作に応じて楽音の音色を異ならせたり、
出力される楽音に対して操作者の動作に応じた効果(例
えば残響など)を付与することも考えられる。つまり、
楽音に関する特徴量のうち少なくとも音程については楽
曲データに基づいて決定する一方、音程以外の特徴量の
うち少なくともひとつの特徴量を、操作者の動作に応じ
て(つまり、動作センサ11から出力された動作信号の
内容に応じて)決定する構成であればよいのである。
【0052】さらに、特徴量の制御内容を決定する動作
についても、上述した各実施形態に示したものに限られ
ない。例えば、上記各実施形態においては、楽音制御装
置の姿勢に応じて楽音の音量を制御する構成としたが、
図9または図10に示した弦楽器型の楽音制御装置にお
いては、弦43に与えられた振動の振幅に応じて音量を
制御するようにしてもよい。
【0053】<C−2:変形例2>上記各実施形態にお
いては、音源装置13およびサウンドスピーカシステム
14(特許請求の範囲における「楽音出力装置」に相
当)を、楽音制御装置と一体に設けた構成としたが、こ
れらを別体として設けてもよい。すなわち、楽音制御装
置の制御部15から出力されたデータを、当該楽音制御
装置とは離間して設けられた音源装置13およびサウン
ドスピーカシステム14に信号線を介して供給するよう
にしてもよい。また、図3および図8ないし図11に示
した形態は、本発明に係る楽音制御装置の形態を例示し
たものに過ぎず、本発明の適用範囲をこれらに限定する
ものではない。
【0054】<C−3:変形例3>上記第1実施形態に
おいては操作者により特定の動作が実行されるたびに楽
音が順次出力される演奏方法を例示し、第2実施形態に
おいては操作者により特定の動作が実行されている間に
楽音の演奏が進行する演奏方法を例示したが、ひとつの
楽音制御装置によって双方の演奏方法が実現される構成
とし、操作者がいずれかの演奏方法を任意に選択できる
ようにしてもよい。
【0055】<C−4:変形例4>上記第1実施形態に
おいては、操作者が特定の動作を停止すると、これに伴
って楽音の出力を直ちに停止するようにしたが、操作者
が当該動作を停止した後、停止される楽音に対して所定
の時間にわたって残響を付与するようにしてもよい。こ
うすれば、楽音が急に停止するのを回避して、より自然
な演奏を行なうことができる。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
現実に演奏しているという感覚を損なうことなく容易に
楽曲の演奏を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態に係る楽音制御装置の
機能構成を示すブロック図である。
【図2】 同楽音制御装置における楽曲データの内容を
示す図である。
【図3】 (a)は同実施形態の第1の態様に係る楽音
制御装置の外観を示す正面図であり、(b)はその側面
図である。
【図4】 同楽音制御装置の機能構成を示すブロック図
である。
【図5】 同楽音制御装置の動作を説明するための図で
ある。
【図6】 同楽音制御装置を操作するための動作例を示
す図である。
【図7】 同楽音制御装置を操作するための動作例を示
す図である。
【図8】 同実施形態の第2の態様に係る楽音制御装置
の外観を示す斜視図である。
【図9】 同実施形態の第3の態様に係る楽音制御装置
の外観を示す斜視図である。
【図10】 第3の態様に係る楽音制御装置の他の例を
示す斜視図である。
【図11】 同実施形態の第4の態様に係る楽音制御装
置の外観を示す平面図である。
【図12】 本発明の第2実施形態に係る楽音制御装置
の動作を説明するための図である。
【符号の説明】
1,1a,1b,1c,1d,1e……楽音制御装置、
11……動作センサ(検出手段)、12……記憶装置、
13……音源装置(楽音出力装置)、14……サウンド
スピーカシステム(楽音出力装置)、15……制御部
(制御手段)、22……スライダ(操作子)、31……
蛇腹(連結部材)、32……第1胴体部(操作子)、3
3……第2胴体部(操作子)、43……弦(操作子)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大野 正晴 静岡県浜松市中沢町10番1号 ヤマハ株式 会社内 (72)発明者 加藤 永之 静岡県浜松市中沢町10番1号 ヤマハ株式 会社内 Fターム(参考) 5D378 MM21 MM51 SF01 SF02 SF03 SF04 UU31 UU32

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 楽曲を構成する楽音の音程を示す音程デ
    ータを含む楽曲データを記憶する記憶手段と、 操作者の動作を検出する検出手段と、 楽音を出力可能な楽音出力装置に対し、当該楽音出力装
    置が出力すべき楽音に関する特徴量のうちの音程を前記
    音程データに従って指示する一方、楽音に関する音程以
    外の特徴量のうち少なくとも一の特徴量を前記検出手段
    により検出された操作者の動作に応じて指示する制御手
    段とを具備することを特徴とする楽音制御装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、楽曲を構成する各楽音
    を出力すべきタイミングとして、前記操作者の動作に応
    じたタイミングを、前記楽音出力装置に対して指示する
    ことを特徴とする楽音制御装置。
  3. 【請求項3】 操作者によって操作される操作子を具備
    し、 前記検出手段は、前記操作子に与えられた操作を検出す
    る一方、 前記制御手段は、楽曲を構成する各楽音を出力すべきタ
    イミングとして、前記操作子に与えられた操作に応じた
    タイミングを、前記楽音出力装置に対して指示すること
    を特徴とする請求項2に記載の楽音制御装置。
  4. 【請求項4】 前記操作子は、操作者の動作に伴い特定
    の方向に沿って反復して移動可能な部材であり、 前記制御手段は、前記操作子が移動しているときに、前
    記楽曲を構成する各楽音を出力すべき旨の指示を前記楽
    音出力装置に与えることを特徴とする請求項3に記載の
    楽音制御装置。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は、前記操作子が前記特定
    の方向に沿った一方の向きに移動しているときに、前記
    楽曲を構成する各楽音を出力すべき旨の指示を前記楽音
    出力装置に与えることを特徴とする請求項4に記載の楽
    音制御装置。
  6. 【請求項6】 前記操作子は、伸縮可能な連結部材を介
    して連結された一対の部材であり、 前記制御手段は、操作者の動作に伴って前記一対の部材
    同士が遠ざけられているとき、または前記一対の部材同
    士が近づけられているときの少なくともいずれかにおい
    て、前記楽曲を構成する各楽音を出力すべき旨の指示を
    前記楽音出力装置に与えることを特徴とする請求項3に
    記載の楽音制御装置。
  7. 【請求項7】 前記操作子は、操作者の動作に伴って振
    動する弦であり、 前記制御手段は、前記弦が振動しているときに、前記楽
    曲を構成する各楽音を出力すべき旨の指示を前記楽音出
    力装置に与えることを特徴とする請求項3に記載の楽音
    制御装置。
  8. 【請求項8】 前記制御手段は、前記操作者の動作に応
    じた音量を、前記楽音出力装置が出力すべき楽音の音量
    として指示することを特徴とする請求項1に記載の楽音
    制御装置。
  9. 【請求項9】 前記検出手段は、前記操作者の動作に応
    じて変化する当該楽音制御装置の姿勢を検出する一方、 前記制御手段は、前記検出手段により検出された楽音制
    御装置の姿勢に応じた音量を、前記楽音出力装置が出力
    すべき楽音の音量として指示することを特徴とする請求
    項8に記載の楽音制御装置。
  10. 【請求項10】 操作者によって操作される操作子を具
    備し、 前記検出手段は、前記操作子に与えられた操作を検出す
    る一方、 前記制御手段は、前記検出手段により検出された操作に
    応じて、前記楽曲データに基づく楽音出力の進行または
    停止のいずれかを、前記楽音出力装置に対して指示する
    ことを特徴とする請求項1に記載の楽音制御装置。
  11. 【請求項11】 前記制御手段は、前記操作子が操作さ
    れている場合に楽音出力の進行を指示する一方、前記操
    作子が操作されていない場合に楽音出力の停止を指示す
    ることを特徴とする請求項10に記載の楽音制御装置。
  12. 【請求項12】 前記制御手段は、操作者の動作に応じ
    たテンポを、楽音出力を進行させるテンポとして前記楽
    音出力装置に対して指示することを特徴とする請求項1
    0または11に記載の楽音制御装置。
  13. 【請求項13】 前記楽音出力装置が一体に配設されて
    いることを特徴とする請求項1から12のいずれかに記
    載の楽音制御装置。
JP2001267951A 2001-09-04 2001-09-04 楽音制御装置 Expired - Fee Related JP3812387B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001267951A JP3812387B2 (ja) 2001-09-04 2001-09-04 楽音制御装置
US10/234,677 US7297862B2 (en) 2001-09-04 2002-09-04 Musical tone control apparatus and method
US11/871,301 US7528318B2 (en) 2001-09-04 2007-10-12 Musical tone control apparatus and method

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001267951A JP3812387B2 (ja) 2001-09-04 2001-09-04 楽音制御装置

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006014385A Division JP2006163435A (ja) 2006-01-23 2006-01-23 楽音制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003076365A true JP2003076365A (ja) 2003-03-14
JP3812387B2 JP3812387B2 (ja) 2006-08-23

Family

ID=19094007

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001267951A Expired - Fee Related JP3812387B2 (ja) 2001-09-04 2001-09-04 楽音制御装置

Country Status (2)

Country Link
US (2) US7297862B2 (ja)
JP (1) JP3812387B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006522951A (ja) * 2003-04-14 2006-10-05 新世代株式会社 自動演奏装置、自動演奏方法、及び、自動演奏プログラム
JP2017167519A (ja) * 2016-03-11 2017-09-21 ヤマハ株式会社 発音制御装置及び方法、プログラム

Families Citing this family (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1130570B1 (en) * 2000-01-11 2007-10-10 Yamaha Corporation Apparatus and method for detecting performer's motion to interactively control performance of music or the like
JP3812387B2 (ja) * 2001-09-04 2006-08-23 ヤマハ株式会社 楽音制御装置
JP2004086067A (ja) * 2002-08-28 2004-03-18 Nintendo Co Ltd 音声発生装置および音声発生プログラム
US20060060068A1 (en) * 2004-08-27 2006-03-23 Samsung Electronics Co., Ltd. Apparatus and method for controlling music play in mobile communication terminal
US7667129B2 (en) * 2005-06-06 2010-02-23 Source Audio Llc Controlling audio effects
US7673907B2 (en) * 2006-04-08 2010-03-09 Valeriy Nenov Musical ice skates
US7842875B2 (en) * 2007-10-19 2010-11-30 Sony Computer Entertainment America Inc. Scheme for providing audio effects for a musical instrument and for controlling images with same
DE102008020340B4 (de) * 2008-04-18 2010-03-18 Hochschule Magdeburg-Stendal (Fh) Gestengesteuertes MIDI-Instrument
KR101058617B1 (ko) * 2008-08-21 2011-08-22 삼성전자주식회사 악기 연주가 가능한 휴대용 통신 장치
FR2947334B1 (fr) * 2009-06-26 2011-08-26 Commissariat Energie Atomique Procede et appareil de conversion d'un deplacement d'un objet magnetique en un signal directement perceptible, instrument incorporant cet appareil
JP5099176B2 (ja) * 2010-06-15 2012-12-12 カシオ計算機株式会社 演奏装置および電子楽器
US8609973B2 (en) 2011-11-16 2013-12-17 CleanStage LLC Audio effects controller for musicians
US9520116B2 (en) * 2012-11-08 2016-12-13 Markus Oliver HUMMEL Universal effects carrier
US9349360B2 (en) * 2012-11-08 2016-05-24 Markus Oliver HUMMEL Accelerometer and gyroscope controlled tone effects for use with electric instruments
US9761211B2 (en) * 2013-08-09 2017-09-12 Viditar, Inc. Detachable controller device for musical instruments
US9939910B2 (en) 2015-12-22 2018-04-10 Intel Corporation Dynamic effects processing and communications for wearable devices
US9966051B2 (en) * 2016-03-11 2018-05-08 Yamaha Corporation Sound production control apparatus, sound production control method, and storage medium
US9812029B1 (en) * 2016-10-12 2017-11-07 Brianna Henry Evaluating a position of a musical instrument
JP2021107843A (ja) * 2018-04-25 2021-07-29 ローランド株式会社 電子楽器システムおよび楽器用コントローラ

Family Cites Families (35)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54118223A (en) 1978-03-03 1979-09-13 Matsushita Electric Ind Co Ltd Electronic musical instrument
JPS54161924A (en) 1978-06-12 1979-12-22 Matsushita Electric Ind Co Ltd Electronic musical instrument
US5290964A (en) 1986-10-14 1994-03-01 Yamaha Corporation Musical tone control apparatus using a detector
US5177311A (en) 1987-01-14 1993-01-05 Yamaha Corporation Musical tone control apparatus
JPH01243096A (ja) 1988-03-24 1989-09-27 Yamaha Corp 携帯楽器
JP2663503B2 (ja) 1988-04-28 1997-10-15 ヤマハ株式会社 楽音制御装置
US5027688A (en) 1988-05-18 1991-07-02 Yamaha Corporation Brace type angle-detecting device for musical tone control
JPH0219197A (ja) 1988-07-08 1990-01-23 Matsushita Electric Ind Co Ltd 洗濯機の制御装置
JPH0283590A (ja) 1988-09-21 1990-03-23 Yamaha Corp 楽音制御装置
JPH0299994A (ja) * 1988-10-06 1990-04-11 Yamaha Corp 楽音制御装置
US5313010A (en) 1988-12-27 1994-05-17 Yamaha Corporation Hand musical tone control apparatus
JPH0672656B2 (ja) * 1989-03-31 1994-09-14 日産自動車株式会社 トロイダル無段変速機のローディングカム装置
US5373096A (en) * 1989-06-14 1994-12-13 Yamaha Corporation Musical sound control device responsive to the motion of body portions of a performer
JP2875346B2 (ja) 1990-05-29 1999-03-31 旭化成工業株式会社 ポリアミドイミドエラストマーの製造方法
JP2993068B2 (ja) 1990-07-30 1999-12-20 ヤマハ株式会社 電子楽器用入力装置及び電子楽器
JP2517177B2 (ja) 1991-02-13 1996-07-24 松下電器産業株式会社 音響発生装置
JPH04294394A (ja) 1991-03-22 1992-10-19 Kawai Musical Instr Mfg Co Ltd 電子楽器
JP2500544B2 (ja) * 1991-05-30 1996-05-29 ヤマハ株式会社 楽音制御装置
JP3134438B2 (ja) * 1991-12-11 2001-02-13 ヤマハ株式会社 楽音制御装置
JP2812055B2 (ja) 1992-03-24 1998-10-15 ヤマハ株式会社 電子楽器
US5422956A (en) * 1992-04-07 1995-06-06 Yamaha Corporation Sound parameter controller for use with a microphone
JPH0635466A (ja) 1992-07-20 1994-02-10 Casio Comput Co Ltd 電子楽器
US5663514A (en) 1995-05-02 1997-09-02 Yamaha Corporation Apparatus and method for controlling performance dynamics and tempo in response to player's gesture
JP3307152B2 (ja) 1995-05-09 2002-07-24 ヤマハ株式会社 自動演奏制御装置
US5648627A (en) 1995-09-27 1997-07-15 Yamaha Corporation Musical performance control apparatus for processing a user's swing motion with fuzzy inference or a neural network
JP3598613B2 (ja) 1995-11-01 2004-12-08 ヤマハ株式会社 楽音パラメータ制御装置
JPH1185153A (ja) 1997-09-08 1999-03-30 Casio Comput Co Ltd 演奏装置
EP1130570B1 (en) 2000-01-11 2007-10-10 Yamaha Corporation Apparatus and method for detecting performer's motion to interactively control performance of music or the like
US6297438B1 (en) * 2000-07-28 2001-10-02 Tong Kam Por Paul Toy musical device
US6867361B2 (en) * 2000-09-05 2005-03-15 Yamaha Corporation System and method for generating tone in response to movement of portable terminal
JP3812387B2 (ja) * 2001-09-04 2006-08-23 ヤマハ株式会社 楽音制御装置
US6861582B2 (en) * 2001-12-05 2005-03-01 Nicholas Crispin Street Signal controller for a musical instrument
US20030196542A1 (en) * 2002-04-16 2003-10-23 Harrison Shelton E. Guitar effects control system, method and devices
US20040042850A1 (en) * 2002-08-31 2004-03-04 Provenzano Peter J. Pre-cast detectable warning tile system and method
US6969795B2 (en) * 2003-11-12 2005-11-29 Schulmerich Carillons, Inc. Electronic tone generation system and batons therefor

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006522951A (ja) * 2003-04-14 2006-10-05 新世代株式会社 自動演奏装置、自動演奏方法、及び、自動演奏プログラム
JP4654390B2 (ja) * 2003-04-14 2011-03-16 新世代株式会社 自動演奏装置、自動演奏方法、及び、自動演奏プログラム
JP2017167519A (ja) * 2016-03-11 2017-09-21 ヤマハ株式会社 発音制御装置及び方法、プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
US20080034949A1 (en) 2008-02-14
JP3812387B2 (ja) 2006-08-23
US20030041721A1 (en) 2003-03-06
US7528318B2 (en) 2009-05-05
US7297862B2 (en) 2007-11-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7528318B2 (en) Musical tone control apparatus and method
Levitin et al. Control parameters for musical instruments: a foundation for new mappings of gesture to sound
JP4399961B2 (ja) 楽譜画面表示装置及び演奏装置
JP4501725B2 (ja) 鍵盤楽器
Maes et al. The man and machine robot orchestra at logos
JP2006163435A (ja) 楽音制御装置
JP2005526264A (ja) 楽器装置及び方法
Halmrast et al. Gesture and timbre
JP4802857B2 (ja) 楽音合成装置及びプログラム
JP3915807B2 (ja) 奏法自動判定装置及びプログラム
Jaffe et al. The computer-extended ensemble
JPH08328555A (ja) 演奏制御装置
Cook Remutualizing the instrument: Co-design of synthesis algorithms and controllers
JP2689614B2 (ja) 電子楽器
JP7332002B2 (ja) 電子楽器、方法及びプログラム
JP3719129B2 (ja) 楽音信号合成方法、楽音信号合成装置および記録媒体
JP7124370B2 (ja) 電子楽器、方法及びプログラム
WO2023171497A1 (ja) 音響生成方法、音響生成システムおよびプログラム
JP2002297139A (ja) 演奏データ変更処理装置
JP2010185973A (ja) 発音制御装置
JP7425558B2 (ja) コード検出装置及びコード検出プログラム
JPH04274297A (ja) 自動演奏装置
JP5412766B2 (ja) 電子楽器及びプログラム
Burtner Composing for the (dis) Embodied Ensemble: Notational Systems in (dis) Appearances.
JP2000003175A (ja) 楽音生成方法、楽音デ―タ作成方法、楽音波形デ―タ作成方法、楽音デ―タ生成方法、および記憶媒体

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20051115

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20051122

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060123

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060214

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060414

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060509

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060522

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313532

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100609

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100609

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110609

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120609

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120609

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130609

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees