JP2003076228A - 画像形成装置および画像形成装置の故障状態報知方法およびプログラムおよび記憶媒体 - Google Patents

画像形成装置および画像形成装置の故障状態報知方法およびプログラムおよび記憶媒体

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JP2003076228A
JP2003076228A JP2001262567A JP2001262567A JP2003076228A JP 2003076228 A JP2003076228 A JP 2003076228A JP 2001262567 A JP2001262567 A JP 2001262567A JP 2001262567 A JP2001262567 A JP 2001262567A JP 2003076228 A JP2003076228 A JP 2003076228A
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failure
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Noriko Uchida
紀子 内田
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    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/55Self-diagnostics; Malfunction or lifetime display

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
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  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 プリンタエンジンが故障状態に陥ったとき
に、パーソナルコンピュータまたはその他特別な治具等
を用いることなく、プリンタエンジン単体で故障内容を
容易に判別すること。 【解決手段】 エンジンテストプリントスイッチ11に
より、画像形成動作試験モードの実行が指示されると、
プリンタエンジンの故障状態を検出し、該故障状態検出
結果に基づいて、メインモータの駆動動作を異ならせて
プリンタエンジンの故障状態を報知する構成を特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主に電子写真プロ
セスを用いて画像を形成する画像形成装置および画像形
成装置の故障状態報知方法およびプログラムおよび記憶
媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、電子写真プロセスを用いるレーザ
ビームプリンタ等の画像形成装置において、前記レーザ
ビームプリンタエンジンが何らかの故障状態に陥ったと
き、その故障内容を判別する方法として、前記レーザビ
ームプリンタのLCD表示、或いはリセットスイッチ等
の押下によって生じるLED,LCD等の表示により判
別する方法が多くとられている。
【0003】しかし、小型機等においては、小型化また
はコストダウン等の為、LCD及びLED等の表示ユニ
ットが搭載されていないレーザビームプリンタが増加し
ている。この場合、レーザビームプリンタエンジンが故
障した場合に、ユーザ或いはサービスマンが、パーソナ
ルコンピュータまたはその他の治具等を接続して、確認
する方法をとっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
方法では小型機等に多く見受けられるLCDまたはLE
D等の表示ユニットまたはリセットスイッチ等がない画
像形成装置のエンジン等が故障状態に陥った場合に、ユ
ーザ或いはサービスマンがパーソナルコンピュータまた
はその他の治具等を接続して判別するという煩わしさが
あるという問題点があった。
【0005】本発明は、上記の問題点を解決するために
なされたもので、本発明の目的は、テストプリントスイ
ッチにより、画像形成動作試験モードの実行が指示され
ると、プリンタエンジンの故障状態を検出し、該故障状
態検出結果に基づいて、メインモータの駆動動作を異な
らせてプリンタエンジンの故障状態を報知することによ
り、プリンタエンジンが故障状態に陥ったときに、パー
ソナルコンピュータまたはその他特別な治具等を用いる
ことなく、プリンタエンジン単体で故障内容を容易に判
別することができる画像形成装置および画像形成装置の
故障状態報知方法およびプログラムおよび記憶媒体を提
供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る第1の発明
は、電子写真プロセスを用いて記録媒体に画像形成を行
う画像形成手段(図1に示すレーザスキャナ4,感光体
7,現像器21,転写ローラ8,定着器6)と、前記画
像形成手段に給紙される記録媒体を搬送する搬送手段
(図1に示す給紙ローラ2,搬送ローラ3a,3b,転
写ローラ8,排紙ローラ5)と、前記搬送手段を駆動す
る駆動手段(図示しないメインモータ)とを有する画像
形成装置において、画像形成動作の試験モードの実行を
指示する指示手段(図1に示すエンジンテストプリント
スイッチ11)と、前記画像形成手段の故障状態を検出
する検出手段(図2に示すエンジンコントローラ23)
と、前記指示手段により画像形成動作の試験モードの実
行が指示されると、前記検出手段の故障状態検出結果に
基づいて、前記駆動手段の駆動動作を異ならせることに
より前記画像形成手段の故障状態を報知する制御手段
(図2に示すエンジンコントローラ23)とを有するこ
とを特徴とする。
【0007】本発明に係る第2の発明は、前記制御手段
は、前記検出手段の故障状態検出結果に基づいて、前記
駆動手段の駆動時間を異ならせる(図4のステップS2
04〜S206,S209〜211)ことにより前記画
像形成手段の故障状態を報知することを特徴とする。
【0008】本発明に係る第3の発明は、前記制御手段
は、前記検出手段の故障状態検出結果に基づいて、前記
駆動手段の駆動回数を異ならせる(図5のステップS2
04〜S206,S309〜311)ことにより前記画
像形成手段の故障状態を報知することを特徴とする。
【0009】本発明に係る第4の発明は、前記制御手段
は、前記検出手段の故障状態検出結果に基づいて、前記
駆動手段の駆動時間及び駆動回数を異ならせる(図6の
ステップS204〜S206,S409〜411)こと
により前記画像形成手段の故障状態を報知することを特
徴とする。
【0010】本発明に係る第5の発明は、前記画像形成
手段は、入力される画像信号に基づいて感光体(図1に
示す感光体7)上に静電潜像を形成する潜像形成手段
(図1に示すレーザスキャナ4)と、前記潜像形成手段
により感光体上に形成された静電潜像を現像剤で現像す
る現像手段(図1に示す現像器21)と、前記現像手段
により現像される現像剤像を搬送される記録媒体に転写
する転写手段(図1に示す転写ローラ8)と、前記転写
手段により記録媒体に転写された現像剤像を定着する定
着手段(図1に示す定着器6)とを有し、前記検出手段
は、前記潜像形成手段の故障状態及び前記定着手段の故
障状態を検出することを特徴とする。
【0011】本発明に係る第6の発明は、前記制御手段
は、前記検知手段による検知結果が前記潜像形成手段の
み故障した状態の第1の故障状態(故障No.1)、前
記定着手段のみ故障した状態の第2の故障状態(故障N
o.2)、前記潜像形成手段及び前記定着手段が共に故
障した状態の第3の故障状態(故障No.3)で、前記
駆動手段の駆動動作を異ならせることにより前記画像形
成手段の故障状態を報知することを特徴とする。
【0012】本発明に係る第7の発明は、LCD又はL
EDを備える表示ユニットを設けたことを特徴とする。
【0013】本発明に係る第8の発明は、前記画像形成
手段の再起動を指示するリセット指示手段(リセットス
イッチ)を設けたことを特徴とする。
【0014】本発明に係る第9の発明は、電子写真プロ
セスを用いて記録媒体に画像形成を行う画像形成手段
と、前記画像形成手段に給紙される記録媒体を搬送する
搬送手段と、前記搬送手段を駆動する駆動手段とを有す
る画像形成装置の故障状態報知方法において、画像形成
動作の試験モードの実行を指示する指示工程(図3のス
テップS101以前の工程)と、前記画像形成手段の故
障状態を検出する検出工程(図3のステップS105〜
S111)と、前記指示工程により画像形成動作の試験
モードの実行が指示されると、前記検出工程の故障状態
検出結果に基づいて、前記駆動手段の駆動動作を異なら
せることにより前記画像形成手段の故障状態を報知する
報知工程(図4のステップS204〜S206,S20
9〜211,図5のステップS309〜311,図6の
ステップS409〜411)とを有することを特徴とす
る。
【0015】本発明に係る第10の発明は、請求項9に
記載された画像形成装置の故障状態報知方法を実現する
ことを特徴とする。
【0016】本発明に係る第11の発明は、請求項9に
記載された画像形成装置の故障状態報知方法を実行する
ためのプログラムを記憶媒体にコンピュータが読み取り
可能に記憶したことを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施形態を図を用
いて説明する。
【0018】〔第1実施形態〕図1は、本発明の第1実
施形態を示す画像形成装置を適用可能なレーザビームプ
リンタ(LBP)のエンジン構成を示す断面図である。
【0019】図1において、10は中継基板で、後述す
る図2に示すように、ビデオコントローラ22とエンジ
ンコントローラ23及びレーザスキャナ4とを各々接続
するためのものである。
【0020】レーザスキャナ4は、入力されたビデオ信
号に応じて図示しない半導体レーザから発射されるレー
ザ光を左右方向に振って感光体(感光ドラム)7上を走
査露光する。これにより、感光体7上には文字パターン
の静電潜像が形成されることになる。この潜像は、感光
体7周囲に設けられた現像器21により所定の現像剤
(トナー)で現像された後、転写ローラ8により記録紙
1に転写される。
【0021】この記録紙1にはカットシートを用い、こ
の記録紙1はLBPに装着した用紙カセット9に収納さ
れ、給紙ローラ2および搬送ローラ3a,3bにより、
装置内に取り込まれて感光体7に供給される。
【0022】転写ローラ8により記録紙1上に転写され
た現像剤像は、定着器6により記録紙1に熱と圧力によ
り定着され、排紙ローラ5により機外に排紙される。
【0023】また、レーザビームプリンタは、図示しな
いメインモータを備え、感光体(感光ドラム)7,給紙
ローラ2,搬送ローラ3a,3b,転写ローラ8,排紙
ローラ5等を回転駆動する。
【0024】また、図1に示すエンジンにはエンジンテ
ストプリントスイッチ11が搭載されており、このエン
ジンテストプリントスイッチ11が押下されると、画像
形成動作の試験モードを実行して所定のテストプリント
を行う。なお、故障状態においてエンジンテストプリン
トスイッチ11が押下されると、故障内容に応じて図示
しないメインモータの動作を変化させ、ユーザ或いはサ
ービスマンに報知可能である。
【0025】図2は、図1に示したレーザビームプリン
タの制御構成を示すブロック図であり、図1と同一のも
のには同一の符号を付してある。
【0026】図2において、12はCPUで、制御プロ
グラムを格納してあるROM15及びレジスタ等として
使用するRAM16を有し、外部インターフェース18
を介してホストコンピュータ等からコード化された画像
情報(コードデータ)を受信し、コードデータは画像処
理部17へ送出する。画像処理部17ではコードデータ
をRAM19に格納すると共に、コードデータを解析し
て、必要に応じてROM13に格納されている文字フォ
ントからデータを読み出し、コードデータをビデオデー
タに変換しフレームメモリ14に格納する。フレームメ
モリ14に1頁分のビデオデータが格納されると、CP
U12は中継基板10を介してエンジンコントローラ2
3に印字指令を送出し、エンジンコントローラ23から
の主副走査同期信号に同期してフレームメモリ14に格
納されたビデオデータを順次エンジンコントローラ23
に送出する。
【0027】また、エンジンコントローラ23は、種々
の情報(エンジンテストプリントスイッチ11の押下の
有無,プリンタエンジンの動作状態,ジャム状態,レー
ザスキャナの故障状態,扉の開閉状態,定着器の故障状
態等の種々の情報)を検知する。エンジンテストプリン
トスイッチ11は中継基板10上、またはエンジンコン
トローラ23上、またはその他プリンタエンジン内に存
在している。
【0028】また、ROM13には上記出力情報を生成
する際に使用するフォントデータ、またハードディスク
等の図示しない外部メモリが無いプリンタの場合にホス
トコンピュータ24上で利用される情報などを記憶して
いる。CPU12は外部インタフェース部18を介して
ホストコンピュータ24との通信処理が可能となってお
り、プログラム内の情報等をホストコンピュータ24に
通知可能に構成されている。
【0029】19は、画像処理部17の主メモリ,ワー
クエリア等として機能するRAMで、図示しない増設ポ
ートに接続されるオプションRAMによりメモリ容量を
拡張することができるように構成されている。なお、R
AM19は、出力情報展開領域,環境データ格納領域,
NVRAM等に用いられる。
【0030】図1に示したような電子写真プロセスを用
いたレーザビームプリンタが陥る故障は、主にレーザス
キャナ4の故障と定着器6の故障の2つである為、レー
ザスキャナ4の故障時、定着器6の故障時、レーザスキ
ャナ4及び定着器6共に故障時の3つに分類することが
できる。
【0031】図3は、本発明の画像形成装置における第
1の制御処理手順の一例を示すフローチャートであり、
図1に示した画像形成装置のレーザビームプリンタエン
ジン故障状態においてエンジンテストプリントスイッチ
11を押下したときの故障内容報知シーケンス内の故障
内容判別シーケンスに対応する。なお、このフローチャ
ートの処理は、図2に示したエンジンコントローラ23
によりエンジンコントローラ内の図示しないROM又は
その他の記録媒体に格納されるプログラムに基づいて実
行されるものとする。また、S101〜S112は各ス
テップを示す。
【0032】図1に示したエンジンテストプリントスイ
ッチ11が押下されると、まずステップS101〜S1
03において、プリント動作中、故障内容報知中、及び
ジャム状態であるかの3つのチェックを行い、前記ステ
ップS101〜S103の3つのチェックのいずれかが
YES場合(即ち、プリント動作中、故障内容報知中、
及びジャム状態のいずれかである場合)は、ステップS
104に進み、故障内容報知シーケンスから抜ける。
【0033】一方、ステップS101〜S103におい
て、プリント動作中、故障内容報知中、及びジャム状態
であるかの3つのチェックが全てNOの場合(即ち、プ
リント動作中、故障内容報知中、ジャム状態のいずれで
もない場合)は、ステップS105に進み、故障状態で
あるか否かの判定を行う。
【0034】ステップS105で故障状態であると判断
された場合は、ステップS106〜S111の故障状態
判別シーケンスに移行する。
【0035】ステップS106〜S111の故障状態判
別シーケンスでは、発生している故障を、故障No.
1:レーザスキャナ故障、故障No.2:定着器故障、
故障No.3:レーザスキャナ及び定着器共に故障の3
つに分類し、ステップS112に進む。
【0036】詳細には、まずステップS106におい
て、レーザスキャナが故障であるか否かを判定し、レー
ザスキャナが故障であると判断された場合は、ステップ
S107において、レーザスキャナ及び定着器共に故障
であるか否かを判定し、レーザスキャナ及び定着器共に
故障であると判断された場合は、発生している故障を
「故障No.3:レーザスキャナ及び定着器共に故障」
と分類し(S108)、ステップS112に進む。
【0037】一方、ステップS107で、レーザスキャ
ナ及び定着器共に故障でないと判断された場合は、発生
している故障を「故障No.1:レーザスキャナ故障」
と分類し(S109)、ステップS112に進む。
【0038】一方、ステップS106において、レーザ
スキャナが故障でないと判断された場合は、ステップS
110において、定着器が故障であるか否かを判定し、
定着器が故障であると判断された場合は、発生している
故障を「故障No.2:定着器故障」と分類し(S11
1)、ステップS112に進む。
【0039】次に、ステップS112では、図2に示し
たエンジンコントローラ23内の図示しないRAMに記
憶されるテストプリントモードフラグをセットし、図4
に示すプリントチェックシーケンスに移行する。
【0040】図4は、本発明の画像形成装置における第
2の制御処理手順の一例を示すフローチャートであり、
図1に示した画像形成装置のレーザビームプリンタエン
ジン故障状態においてエンジンテストプリントスイッチ
11を押下したときの故障内容報知シーケンス内のプリ
ントチェックシーケンスに対応する。なお、このフロー
チャートの処理は、図2に示したエンジンコントローラ
23によりエンジンコントローラ内の図示しないROM
又はその他の記録媒体に格納されるプログラムに基づい
て実行されるものとする。また、S201〜S211は
各ステップを示す。
【0041】ステップS201において、再度故障状態
か否かをチェックし、故障状態であると判断された場合
は、ステップS202において、テストプリントモード
であるか否かをチェックし、テストプリントモードであ
ると判断された場合は、ステップS203〜S211に
示す故障内容報知シーケンスに移行する。
【0042】詳細には、ステップS203において、図
2に示したエンジンコントローラ23内の図示しないR
AMに記憶される故障内容報知中フラグをセットし、ス
テップS204〜S206において、図3に示した故障
内容チェックシーケンスで故障No.1(レーザスキャ
ナ故障),故障No.2(定着器故障),故障No.3
(レーザスキャナ及び定着器共に故障)のいずれに分類
されたかを判断する。
【0043】図3に示した故障内容チェックシーケンス
で、故障No.1(レーザスキャナ故障)と判断された
場合は(S204)、メインモータを250msecの
間駆動し(S209)、また、故障No.2(定着器故
障)と判断された場合は(S205)、メインモータを
500msecの間駆動し(S210)、さらに、故障
No.3(レーザスキャナ及び定着器共に故障)と判断
された場合は(S206)、メインモータを750ms
ecの間駆動し(S211)、ステップS207に移行
する。
【0044】その後ステップS207において、テスト
プリントモードフラグをクリアし、ステップS208に
おいて、故障内容報知中フラグをクリアし、故障内容報
知シーケンスから抜ける。
【0045】一方、ステップS202で、テストプリン
トモードでないと判断された場合又はステップS201
で故障状態でないと判断された場合は、そのまま故障内
容報知シーケンスから抜ける。
【0046】このように故障状態においてエンジンテス
トプリントスイッチを押下することにより、メインモー
タの駆動時間で(メインモータの駆動時間が、故障内容
により、故障No.1(レーザスキャナ故障)の場合は
「250msec」,故障No.2(定着器故障)の場
合は「500msec」,故障No.3(レーザスキャ
ナ及び定着器共に故障)の場合は「750msec」と
異なることで)、故障内容を、ユーザまたはサービスマ
ンに容易に判別可能に報知することができる。
【0047】なお、この故障内容報知シーケンスは故障
状態にのみ有効であり、通常状態にエンジンテストプリ
ントスイッチ11を押下すると(即ち、ステップS20
1で故障状態でないと判断された場合は)、この故障内
容報知シーケンスから抜けた後、正常にエンジンテスト
プリントを行い、テストプリントモードフラグをクリア
するものとする。
【0048】〔第2実施形態〕上記第1実施形態では、
故障状態においてエンジンテストプリントスイッチを押
下すると、メインモータの駆動時間を故障内容により異
ならせる構成について説明したが、メインモータの駆動
回数を、故障内容により異ならせるように構成してもよ
い。以下、その実施形態について説明する。
【0049】図5は、本発明の画像形成装置における第
3の制御処理手順の一例を示すフローチャートであり、
図1に示した画像形成装置のレーザビームプリンタエン
ジン故障状態においてエンジンテストプリントスイッチ
11を押下したときの故障内容報知シーケンス内のプリ
ントチェックシーケンスに対応する。なお、このフロー
チャートの処理は、図2に示したエンジンコントローラ
23によりエンジンコントローラ23内の図示しないR
OM又はその他の記録媒体に格納されるプログラムに基
づいて実行されるものとする。また、S201〜S20
8,S309〜S311は各ステップを示し、図4と同
一のステップには同一のステップ番号を付してある。
【0050】第1実施形態と同様に、ステップS201
において、再度故障状態か否かをチェックし、故障状態
であると判断された場合は、ステップS202におい
て、テストプリントモードであるか否かをチェックし、
テストプリントモードであると判断された場合は、ステ
ップS203〜S208,S309〜S311に示す故
障内容報知シーケンスに移行する。
【0051】詳細には、ステップS203において、図
2に示したRAM19に記憶される故障内容報知中フラ
グをセットし、ステップS204〜S206において、
図3に示した故障内容チェックシーケンスで故障No.
1(レーザスキャナ故障),故障No.2(定着器故
障),故障No.3(レーザスキャナ及び定着器共に故
障)のいずれに分類されたかを判断する。
【0052】図3に示した故障内容チェックシーケンス
で、故障No.1(レーザスキャナ故障)と判断された
場合は(S204)、メインモータを250msec駆
動、250msec停止を1回行い(S309)、ま
た、故障No.2(定着器故障)と判断された場合は
(S205)、メインモータを250msec駆動、2
50msec停止を2回繰り返し(S310)、さら
に、故障No.3(レーザスキャナ及び定着器共に故
障)と判断された場合は(S206)、メインモータを
250msec駆動、250msec停止を3回繰り返
し(S311)、ステップS210に移行する。
【0053】その後、第1実施形態と同様に、ステップ
S207において、テストプリントモードフラグをクリ
アし、ステップS208において、故障内容報知中フラ
グをクリアし、故障内容報知シーケンスから抜ける。
【0054】一方、ステップS202で、テストプリン
トモードでないと判断された場合又はステップS201
で故障状態でないと判断された場合は、そのまま故障内
容報知シーケンスから抜ける。
【0055】このように故障状態においてエンジンテス
トプリントスイッチを押下することにより、メインモー
タの駆動回数で(メインモータの駆動回数を、故障N
o.1(レーザスキャナ故障)の場合は「250mse
c駆動、250msec停止を1回」,故障No.2
(定着器故障)の場合は「250msec駆動、250
msec停止を2回繰り返す」,故障No.3(レーザ
スキャナ及び定着器共に故障)の場合は「250mse
c駆動、250msec停止を3回繰り返す」と異なる
ことで)、故障内容を、ユーザまたはサービスマンに容
易に判別可能に報知することができる。
【0056】なお、この故障内容報知シーケンスは故障
状態にのみ有効であり、通常状態にエンジンテストプリ
ントスイッチ11を押下すると(即ち、ステップS20
1で故障状態でないと判断された場合は)、第1実施形
態の場合と同様に、この故障内容報知シーケンスから抜
けた後、正常にエンジンテストプリントを行い、テスト
プリントモードフラグをクリアするものとする。
【0057】〔第3実施形態〕故障状態においてエンジ
ンテストプリントスイッチを押下すると、上記第1実施
形態ではメインモータの駆動時間を、第2実施形態では
メインモータの駆動回数を、故障内容により異ならせる
構成について説明したが、メインモータの駆動時間及び
回数(駆動動作(駆動パターン))を、故障内容により
異ならせるように構成してもよい。以下、その実施形態
について説明する。
【0058】図6は、本発明の画像形成装置における第
4の制御処理手順の一例を示すフローチャートであり、
図1に示した画像形成装置のレーザビームプリンタエン
ジン故障状態においてエンジンテストプリントスイッチ
11を押下したときの故障内容報知シーケンス内のプリ
ントチェックシーケンスに対応する。なお、このフロー
チャートの処理は、図2に示したエンジンコントローラ
23によりエンジンコントローラ23内の図示しないR
OM又はその他の記録媒体に格納されるプログラムに基
づいて実行されるものとする。また、S201〜S20
8,S409〜S411は各ステップを示し、図4,図
5と同一のステップには同一のステップ番号を付してあ
る。
【0059】第1,2実施形態と同様に、ステップS2
01において、再度故障状態か否かをチェックし、故障
状態であると判断された場合は、ステップS202にお
いて、テストプリントモードであるか否かをチェック
し、テストプリントモードであると判断された場合は、
ステップS203〜S208,S309〜S311に示
す故障内容報知シーケンスに移行する。
【0060】詳細には、ステップS203において、図
2に示したエンジンコントローラ23内の図示しないR
AMに記憶される故障内容報知中フラグをセットし、ス
テップS204〜S206において、図3に示した故障
内容チェックシーケンスで故障No.1(レーザスキャ
ナ故障),故障No.2(定着器故障),故障No.3
(レーザスキャナ及び定着器共に故障)のいずれに分類
されたかを判断する。
【0061】図3に示した故障内容チェックシーケンス
で、故障No.1(レーザスキャナ故障)と判断された
場合は(S204)、メインモータを750msec駆
動、750msec停止を1回行い(S409)、ま
た、故障No.2(定着器故障)と判断された場合は
(S205)、メインモータを500msec駆動、5
00msec停止を2回繰り返し(S410)、さら
に、故障No.3(レーザスキャナ及び定着器共に故
障)と判断された場合は(S206)、メインモータを
250msec駆動、250msec停止を3回繰り返
し(S411)、ステップS207に移行する。
【0062】その後、第1,2の実施形態と同様に、ス
テップS207において、テストプリントモードフラグ
をクリアし、ステップS208において、故障内容報知
中フラグをクリアし、故障内容報知シーケンスから抜け
る。
【0063】一方、ステップS202で、テストプリン
トモードでないと判断された場合又はステップS201
で故障状態でないと判断された場合は、そのまま故障内
容報知シーケンスから抜ける。
【0064】このように故障状態においてエンジンテス
トプリントスイッチを押下することにより、メインモー
タの駆動時間及び駆動回数(駆動動作(駆動パター
ン))で(メインモータの駆動回数を、故障No.1
(レーザスキャナ故障)の場合は「750msec駆
動、750msec停止を1回」,故障No.2(定着
器故障)の場合は「500msec駆動、500mse
c停止を2回繰り返す」,故障No.3(レーザスキャ
ナ及び定着器共に故障)の場合は「250msec駆
動、250msec停止を3回繰り返す」と異なること
で)、故障内容がユーザまたはサービスマンに容易に判
別可能である。
【0065】なお、この故障内容報知シーケンスは故障
状態にのみ有効であり、通常状態にエンジンテストプリ
ントスイッチ11を押下すると(即ち、ステップS20
1で故障状態でないと判断された場合は)、第1,2実
施形態の場合と同様に、この故障内容報知シーケンスか
ら抜けた後、正常にエンジンテストプリントを行い、テ
ストプリントモードフラグをクリアするものとする。
【0066】以上のように故障状態において、エンジン
テストプリントスイッチを押下することにより、メイン
モータの駆動動作(駆動パターン)を駆動時間、駆動回
数、又は駆動時間及び駆動回数のように異ならせること
で、故障内容を、ユーザまたはサービスマンに容易に判
別可能に報知することができる。
【0067】以上説明したように、本発明によれば、電
子写真プロセスを用いた画像形成装置が故障状態に陥っ
た場合においても、パーソナルコンピュータまたはその
他特別な治具等を用いることなく、前記画像形成装置エ
ンジンのエンジンテストプリントスイッチの押下によ
り、前記エンジン単体で、容易に故障内容を判別するこ
とが可能である。
【0068】また、上述した故障内容報知シーケンス
は、小型機等に多く見受けられるエンジン単体での故障
報知機能を有しない画像形成装置(即ち、LCDまたは
LED等の表示ユニット,プリンタエンジンを初期化す
る(再起動させる)リセットスイッチ等を備えておら
ず、リセットスイッチ等の押下によって生じるLED,
LCD等の表示による故障状態の判別ができない画像形
成装置)において、非常に有効であることは上述した
が、LCDまたはLED等の表示ユニット,リセットス
イッチ等を有する中型、大型機に上述した故障内容報知
シーケンスを適用するように構成してもよく、このよう
なLCDまたはLED等の表示ユニットやリセットスイ
ッチ等を有する中型、大型機においても有効である。こ
の場合、リセットスイッチ等の押下によって故障状態を
LED,LCD等の表示によって報知するとともに、メ
インモータの駆動動作(駆動パターン)を駆動時間、駆
動回数、又は駆動時間及び駆動回数のように異ならせる
ように構成してもよい。
【0069】さらに、上記各実施形態では、3つの故障
内容を判別し、報知する方法を主に説明したが、故障内
容は上述した「レーザスキャナ故障」,「定着器故
障」,「レーザスキャナ及び定着器共に故障」の3つの
故障に限られるものではなく、今後故障内容が増加した
場合においても、故障内容とメインモータの駆動動作
(駆動パターン)を対応させて報知することは容易であ
り、このような場合も本発明に含まれるものであり、非
常に将来性がある。
【0070】また、駆動動作(駆動パターン)も、上記
駆動動作(駆動パターン)に限られるものではなく、例
えば、故障No.1(レーザスキャナ故障)の場合は段
々短く例えば「750msec駆動、500msec停
止、500msec駆動、250msec停止、250
msec駆動、250msec停止を1回」,故障N
o.2(定着器故障)の場合は一定で「500msec
駆動、500msec停止を3回繰り返す」,故障N
o.3(レーザスキャナ及び定着器共に故障)の場合は
段々長く「250msec駆動、250msec停止、
500msec駆動、500msec停止、750ms
ec駆動、750msec停止を1回繰り返す」ような
駆動動作(駆動パターン)も含まれるものである。
【0071】さらに、電子写真プロセス方式以外の印字
方式、例えばインクジェット方式、熱転写方式、昇華方
式等の画像形成装置においても、何らかの故障を検出し
た場合に、該検出された故障状態に基づいて、メインモ
ータの駆動動作(駆動パターン)を異ならせて、該検出
された故障状態を報知するように構成してもよい。
【0072】以上説明したように、図1に示したエンジ
ンテストプリントスイッチ11を有し、電子写真プロセ
スを用いたレーザビームプリンタ等の画像形成装置のエ
ンジンが故障状態に陥ったときに、エンジンテストプリ
ントスイッチ11押下後の図示しないメインモータの動
作により、故障内容をユーザ或いはサービスマンに報知
する機能を有することにより、プリンタが故障状態に陥
ったときに、パーソナルコンピュータまたはその他特別
な治具等を用いることなく、プリンタエンジン単体で故
障内容が容易に判別することが可能となる。
【0073】このように、本発明では、図1に示したエ
ンジンテストプリントスイッチ11は、通常状態でのエ
ンジンテストプリントに使用されるだけでなく、故障状
態においてはユーザ或いはサービスマンに故障内容を報
知する手段としても用いられる。
【0074】以下、図7に示すメモリマップを参照して
本発明に係る画像形成装置で読み出し可能なデータ処理
プログラムの構成について説明する。
【0075】図7は、本発明に係る画像形成装置で読み
出し可能な各種データ処理プログラムを格納する記憶媒
体のメモリマップを説明する図である。
【0076】なお、特に図示しないが、記憶媒体に記憶
されるプログラム群を管理する情報、例えばバージョン
情報,作成者等も記憶され、かつ、プログラム読み出し
側のOS等に依存する情報、例えばプログラムを識別表
示するアイコン等も記憶される場合もある。
【0077】さらに、各種プログラムに従属するデータ
も上記ディレクトリに管理されている。また、インスト
ールするプログラムやデータが圧縮されている場合に、
解凍するプログラム等も記憶される場合もある。
【0078】本実施形態における図3,図4,図5,図
6に示す機能が外部からインストールされるプログラム
によって、ホストコンピュータにより遂行されていても
よい。そして、その場合、CD−ROMやフラッシュメ
モリやFD等の記憶媒体により、あるいはネットワーク
を介して外部の記憶媒体から、プログラムを含む情報群
を出力装置に供給される場合でも本発明は適用されるも
のである。
【0079】以上のように、前述した実施形態の機能を
実現するソフトウエアのプログラムコードを記録した記
憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステ
ムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMP
U)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し
実行することによっても、本発明の目的が達成されるこ
とは言うまでもない。
【0080】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が本発明の新規な機能を実現すること
になり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本
発明を構成することになる。
【0081】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディス
ク,ハードディスク,光ディスク,光磁気ディスク,C
D−ROM,CD−R,DVD−ROM,磁気テープ,
不揮発性のメモリカード,ROM,EEPROM,シリ
コンディスク等を用いることができる。
【0082】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより、前述した実施形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指
示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペ
レーティングシステム)等が実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0083】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指
示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに
備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、
その処理によって前述した実施形態の機能が実現される
場合も含まれることは言うまでもない。
【0084】また、本発明は、複数の機器から構成され
るシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適
用してもよい。また、本発明は、システムあるいは装置
にプログラムを供給することによって達成される場合に
も適応できることは言うまでもない。この場合、本発明
を達成するためのソフトウエアによって表されるプログ
ラムを格納した記憶媒体を該システムあるいは装置に読
み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本
発明の効果を享受することが可能となる。
【0085】さらに、本発明を達成するためのソフトウ
エアによって表されるプログラムをネットワーク上のデ
ータベースから通信プログラムによりダウンロードして
読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、
本発明の効果を享受することが可能となる。
【0086】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る第
1,7〜11の発明によれば、指示手段により画像形成
動作の試験モードの実行が指示されると、検出手段によ
る電子写真プロセスを用いて画像形成を行う画像形成手
段の故障状態検出結果に基づいて、制御手段が、画像形
成手段に給紙される記録媒体を搬送する搬送手段を駆動
する駆動手段の動作を異ならせることにより画像形成手
段の故障状態を報知するので、画像形成手段が故障状態
に陥ったときに、パーソナルコンピュータまたはその他
特別な治具等を用いることなく、画像形成装置単体で故
障内容を容易に判別することができる。
【0087】第2の発明によれば、前記制御手段は、前
記検出手段の故障状態検出結果に基づいて、前記駆動手
段の駆動時間を異ならせることにより前記画像形成手段
の故障状態を報知するので、画像形成手段が故障状態に
陥ったときに、パーソナルコンピュータまたはその他特
別な治具等を用いることなく、駆動手段の駆動時間によ
り画像形成装置単体で故障内容を容易に判別することが
できる。
【0088】第3の発明によれば、前記制御手段は、前
記検出手段の故障状態検出結果に基づいて、前記駆動手
段の駆動回数を異ならせることにより前記画像形成手段
の故障状態を報知するので、画像形成手段が故障状態に
陥ったときに、パーソナルコンピュータまたはその他特
別な治具等を用いることなく、駆動手段の駆動回数によ
り画像形成装置単体で故障内容を容易に判別することが
できる。
【0089】第4の発明によれば、前記制御手段は、前
記検出手段の故障状態検出結果に基づいて、前記駆動手
段の駆動時間及び駆動回数を異ならせることにより前記
画像形成手段の故障状態を報知するので、画像形成手段
が故障状態に陥ったときに、パーソナルコンピュータま
たはその他特別な治具等を用いることなく、駆動手段の
駆動時間及び駆動回数により画像形成装置単体で故障内
容を容易に判別することができる。
【0090】第5の発明は、前記画像形成手段は、入力
される画像信号に基づいて感光体上に静電潜像を形成す
る潜像形成手段と、前記潜像形成手段により感光体上に
形成された静電潜像を現像剤で現像する現像手段と、前
記現像手段により現像される現像剤像を搬送される記録
媒体に転写する転写手段と、前記転写手段により記録媒
体に転写された現像剤像を定着する定着手段とを有し、
前記検出手段は、前記潜像形成手段の故障状態及び前記
定着手段の故障状態を検出するので、画像形成手段が故
障状態に陥ったときに、パーソナルコンピュータまたは
その他特別な治具等を用いることなく、画像形成装置単
体で潜像形成手段の故障状態及び前記定着手段の故障状
態を容易に判別することができる。
【0091】第6の発明は、前記制御手段は、前記検知
手段による検知結果が前記潜像形成手段のみ故障した状
態の第1の故障状態、前記定着手段のみ故障した状態の
第2の故障状態、前記潜像形成手段及び前記定着手段が
共に故障した状態の第3の故障状態で、前記駆動手段の
駆動動作を異ならせることにより前記画像形成手段の故
障状態を報知するので、画像形成手段が故障状態に陥っ
たときに、パーソナルコンピュータまたはその他特別な
治具等を用いることなく、画像形成装置単体で第1の故
障状態〜第3の故障状態を容易に判別することができ
る。
【0092】従って、電子写真プロセスを用いた画像形
成装置が故障状態に陥った場合においても、パーソナル
コンピュータまたはその他特別な治具等を用いることな
く、前記画像形成装置エンジンのエンジンテストプリン
トスイッチの押下により、前記エンジン単体で、容易に
故障内容を判別することができる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示す画像形成装置を適
用可能なレーザビームプリンタ(LBP)のエンジン構
成を示す断面図である。
【図2】図1に示したレーザビームプリンタの制御構成
を示すブロック図である。
【図3】本発明の画像形成装置における第1の制御処理
手順の一例を示すフローチャートである。
【図4】本発明の画像形成装置における第2の制御処理
手順の一例を示すフローチャートである。
【図5】本発明の画像形成装置における第3の制御処理
手順の一例を示すフローチャートである。
【図6】本発明の画像形成装置における第4の制御処理
手順の一例を示すフローチャートである。
【図7】本発明に係る画像形成装置で読み出し可能な各
種データ処理プログラムを格納する記憶媒体のメモリマ
ップを説明する図である。
【符号の説明】
1 記録紙 2 給紙ローラ 3a,3b 搬送ローラ 4 レーザスキャナ 5 排紙ローラ 6 定着器 7 感光体 8 転写ローラ 9 用紙カセット 10 中継基板 11 エンジンテストプリントスイッチ 12 ビデオコントローラ内のCPU 13 画像処理用のROM 14 フレームメモリ 15 制御用のROM 16 制御用のRAM 17 画像処理部 18 外部インタフェース 19 画像処理用のRAM 21 現像器 22 ビデオコントローラ 23 エンジンコントローラ 24 ホストコンピュータ

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子写真プロセスを用いて記録媒体に画
    像形成を行う画像形成手段と、前記画像形成手段に給紙
    される記録媒体を搬送する搬送手段と、前記搬送手段を
    駆動する駆動手段とを有する画像形成装置において、 画像形成動作の試験モードの実行を指示する指示手段
    と、 前記画像形成手段の故障状態を検出する検出手段と、 前記指示手段により画像形成動作の試験モードの実行が
    指示されると、前記検出手段の故障状態検出結果に基づ
    いて、前記駆動手段の駆動動作を異ならせることにより
    前記画像形成手段の故障状態を報知する制御手段と、を
    有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記検出手段の故障状
    態検出結果に基づいて、前記駆動手段の駆動時間を異な
    らせることにより前記画像形成手段の故障状態を報知す
    ることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、前記検出手段の故障状
    態検出結果に基づいて、前記駆動手段の駆動回数を異な
    らせることにより前記画像形成手段の故障状態を報知す
    ることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、前記検出手段の故障状
    態検出結果に基づいて、前記駆動手段の駆動時間及び駆
    動回数を異ならせることにより前記画像形成手段の故障
    状態を報知することを特徴とする請求項1記載の画像形
    成装置。
  5. 【請求項5】 前記画像形成手段は、入力される画像信
    号に基づいて感光体上に静電潜像を形成する潜像形成手
    段と、前記潜像形成手段により感光体上に形成された静
    電潜像を現像剤で現像する現像手段と、前記現像手段に
    より現像される現像剤像を搬送される記録媒体に転写す
    る転写手段と、前記転写手段により記録媒体に転写され
    た現像剤像を定着する定着手段とを有し、 前記検出手段は、前記潜像形成手段の故障状態及び前記
    定着手段の故障状態を検出することを特徴とする請求項
    1〜4のいずれかに記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記制御手段は、前記検知手段による検
    知結果が前記潜像形成手段のみ故障した状態の第1の故
    障状態、前記定着手段のみ故障した状態の第2の故障状
    態、前記潜像形成手段及び前記定着手段が共に故障した
    状態の第3の故障状態で、前記駆動手段の駆動動作を異
    ならせることにより前記画像形成手段の故障状態を報知
    することを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の
    画像形成装置。
  7. 【請求項7】 LCD又はLEDを備える表示ユニット
    を設けたことを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記
    載の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 前記画像形成手段の再起動を指示するリ
    セット指示手段を設けたことを特徴とする請求項1〜7
    のいずれかに記載の画像形成装置。
  9. 【請求項9】 電子写真プロセスを用いて記録媒体に画
    像形成を行う画像形成手段と、前記画像形成手段に給紙
    される記録媒体を搬送する搬送手段と、前記搬送手段を
    駆動する駆動手段とを有する画像形成装置の故障状態報
    知方法において、 画像形成動作の試験モードの実行を指示する指示工程
    と、 前記画像形成手段の故障状態を検出する検出工程と、 前記指示工程により画像形成動作の試験モードの実行が
    指示されると、前記検出工程の故障状態検出結果に基づ
    いて、前記駆動手段の駆動動作を異ならせることにより
    前記画像形成手段の故障状態を報知する報知工程と、を
    有することを特徴とする画像形成装置の故障状態報知方
    法。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載された画像形成装置の
    故障状態報知方法を実現することを特徴とするプログラ
    ム。
  11. 【請求項11】 請求項9に記載された画像形成装置の
    故障状態報知方法を実行するためのプログラムをコンピ
    ュータが読み取り可能に記憶した記憶媒体。
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