JP2003075220A - 流量計測装置 - Google Patents
流量計測装置Info
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Abstract
れた流量計測手段により使用器具を判定し、使用状態の
変化や使用者の特定、安否確認及び外部機関への通報も
可能な生活異常監視システムとして利用する。 【解決手段】 器具判定手段27は瞬時流量計測手段1
4、演算手段25からの流量信号の時間変化を基にし
て、使用されている器具12の判定を行う。そして器具
の使用が異常な時は通信手段34により外部にまで通報
できるようにして利便性を向上する。
Description
を測定し、使用器具を特定するシステムと、その信号を
用いて利用者の安否をシステム的に確認する流量計測装
置に関する。
特開平11−287684号公報のものが知られてい
た。以下、その構成について図10を参照しながら説明
する。複数の器具6に1つの供給流路1より流体を供給
する流体配管系において、供給流路1に配置された流量
計測部2と、器具使用開始の検知部3と、流量計測部2
の制御部4と、流量計測部2からの信号により使用器具
を特定する判断部5を備えている。
開平6−46160号公報のものが知られていた。その
構成は住居側の電子式水道メータとアダプタとT−NC
Uを加入電話回線を通じて、センタ側のC−NCUとセ
ンタ装置に接続して自動検針を行う際、住居内に設置し
た動体センサや電気錠、火災センサなど信号をアダプタ
が受信して、異常かどうかの判断の後、センタ装置へ通
報する構成である。
の技術では、使用開始時の状態から器具の判定は可能に
なるが、使用状態の変化や使用者の特定や安否確認まで
はっきりとできていない。
テムにおいてはセンサをたくさんつける構成により利用
者にとっては監視されている感じが強くなり、リラック
スして生活を続けるような雰囲気とはいかなくなること
がある。
に、本発明の流量計測装置は、複数の器具に流体を供給
する配管系で、被測定流体の流れる流路に配置された流
量計測手段と、前記流量計測手段を制御する制御手段を
備え、前記制御手段は前記流量計測手段の信号により瞬
時流量を求める瞬時流量計測手段を有する構成としたも
のである。
用開始時の認識が容易になるとともにその流量変化の状
態を確実に検出することが可能になる。
複数の器具に流体を供給する配管系で、被測定流体の流
れる流路に配置された流量計測手段と、前記流量計測手
段を制御する制御手段を備え、前記制御手段は前記流量
計測手段の信号により瞬時流量を求める瞬時流量計測手
段を有する流量計測装置である。そして、瞬時流量を計
測できることから使用開始時の認識が容易になるととも
にその流量変化の状態を確実に検出することを可能とす
るものである。
求項1記載の制御手段が器具判定手段を有し、瞬時流量
計測手段の信号と流量の時間変化により器具を判定する
構成としたものである。これにより瞬時流量とその流量
の時間変化を用いることにより複数の器具のうち特定の
器具の使用を認識することを可能とするものである。
求項1記載の制御手段が計時手段を有し、器具判定手段
は前記計時手段で設定した時刻と瞬時流量計測手段の信
号から器具を判定する構成としたものである。これによ
り瞬時流量とその流量の時間変化および使用時刻を用い
ることにより複数の器具のうち特定の器具の使用を認識
することを可能とするものである。
定手段が第1の記憶手段を有し、前記第1の記憶手段の
値を参考にして器具判定を行う構成としたものである。
これにより判定基準をテーブル形式でもつことにより器
具の判定精度をより確実に行うことができるようにする
ものである。
定手段の判定を実行させるためのプログラムを格納した
ことを特徴とするものである。これにより器具判定をソ
フトで行うことで設定、変更が容易でできるためよりフ
レキシブルに器具判定を行うことが可能になる。
求項4記載の第1の記憶手段が書き換え可能とする構成
にしたものである。これにより経年変化や設置状況の変
化により環境が大きく変化した場合でも第1の記憶手段
を書き換え可能にすることで容易に対応することが可能
になる。
求項4および請求項6記載の第1の記憶手段が器具判定
手段の信号により内容を変更していく学習手段を有する
構成としたものである。これにより器具の状態が変化し
た場合でも第1の記憶手段は器具判定手段の信号でその
内容を変更していくことにより柔軟に対応していくこと
が可能になる。
求項4から7記載の第1の記憶手段の内容を外部入出力
手段をもちいることで外部から設定できる構成としたも
のである。これにより外部から第1の記憶手段の内容を
設定できるため実使用の現場に対応した条件設定を容易
に行うことが可能になる。
求項4から8記載の制御手段が通信手段を有し、遠隔か
らの情報で第1の記憶手段の値を設定、書き換えを行う
構成としたものである。これにより第1の記憶手段の内
容を遠隔で設定できるためシステムの管理保守が容易に
かつ実時間で行うことが可能になる。
の記憶手段の内容を書き込むためのプログラムを格納し
たことを特徴とする第2の記録媒体を有する構成とした
ものである。これにより第1の記憶手段の内容設定をプ
ログラムで行うことにより設定、変更が容易であるため
柔軟な器具判定条件を設定可能になる。
判定手段の結果を表示する表示手段を有する構成とした
ものである。これにより器具判定結果を表示することに
より今何を使用しているかが表示を見ることで認識でき
るため保守点検等に際して便利になる。
請求項11記載の表示手段の指示を修正する修正手段を
有する構成としたものである。これにより器具判定結果
が間違っている場合は手動で修正できるようにするため
より学習効果を高めることが可能になる。
手段の指示を実行するためのプログラムを格納したこと
を特徴とする第3の記録媒体を有する構成としたもので
ある。これにより表示手段の指示をプログラムで行うこ
とで設定、変更が容易であるために柔軟な表示を設定で
きるようになる。
判定手段を有し、器具判定手段の信号と流量計測手段の
信号から異状判定時には警報信号を出力する構成とした
ものである。これにより異常判定手段により器具の異常
を判定し警報を発することで利用者はうっかりミスを防
ぐことができ安全な使用状態を実現することが容易に実
現できる。
判定手段が器具判定手段が器具の判定後、同一器具の使
用が一定時間経過すると警報信号を出力する構成とした
ものである。これにより異常判定手段が器具判定後、一
定時間経過すると警報を発することで連続使用時のうっ
かり忘れを防ぐことができ経済的で安全な使用状態を実
現することが容易に実現できる。
判定手段が器具判定手段が器具の判定後、同一器具の使
用流量が一定量を越えると警報信号を出力する構成とし
たものである。これにより異常判定手段が器具判定後、
一定流量を越えると警報を発することで器具より先で供
給過剰になることを防ぐことができ経済的で安全な使用
状態を実現することが容易に実現できる。
判定手段が器具判定手段で器具の判定後、同一器具の使
用流量が予め定められた一定時刻になると警報信号を出
力する構成としたものである。これにより異常判定手段
が器具判定後、一定時刻になると警報を発することで日
々の通常使用状態と大きく異なることを防ぐことができ
利用者の利便性を向上することが可能になる。
判定手段の動作を実行するためのプログラムを格納した
ことを特徴とする第4の記録媒体を有する構成としたも
のである。これにより異常判定手段の動作をプログラム
で行うことによりその設定、変更が容易であるために柔
軟な判定を設定できるようになる。
判定手段の信号と流量計測手段の信号により利用者の特
定を行う利用者特定手段を有する構成としたものであ
る。これにより使用器具とその使用パターンにより利用
者を特定することで誰が何を使用しているかが流量計測
装置側で認識することが可能になる。
者特定手段の動作を実行するためのプログラムを格納し
たことを特徴とする第5の記録媒体を有する構成とした
ものである。これにより利用者特定手段の動作をプログ
ラムで行うことで、その設定、変更が容易であるために
柔軟な利用者特定の設定できるようになる。
者特定手段の信号と流量計測手段の信号を記憶する第2
の記憶手段を有する構成としたものである。これにより
第2の記憶手段に利用者の操作癖等を記憶することでよ
り精度の高い利用者特定が可能になる。
の記憶手段の値と流量信号の相関が一定値以上ずれると
利用者の異常と判定する安否判定手段を有する構成とし
たものである。これにより第2の記憶手段の信号と使用
中の流量信号が大きくずれてくると利用者に何か平常と
異なることが発生していると考えられるためその安否を
判定することが可能になる。
判定手段の動作を実行するためのプログラムを格納した
ことを特徴とする第6の記録媒体を有する構成としたも
のである。これにより安否判定手段の動作をプログラム
で行うことでその設定、変更が容易であるために柔軟な
安否判定の設定できるようになる。
手段の信号と利用者特定手段の信号から使用間隔が一定
以上になると異常と判定する生活異常検出手段を有する
構成としたものである。これにより計時手段の信号で利
用者の使用間隔が一定時間以上になると利用者に平常で
ないことが発生し使用できない状態であると判定し生活
パターンが崩れている異常検出をできる。
定めた時刻に特定器具の使用を判定しない場合は異常と
判定する生活異常検出手段を有する構成としたものであ
る。これにより通常使用する時間に通常使用する器具が
動作しないことを判定すると異常状態であると検出する
ことでより精度よく利用者の生活状態の異常を検出する
ことができるようになる。
異常検出手段の動作を実行するためのプログラムを格納
したことを特徴とする第7の記録媒体を有する構成とし
たものである。これにより生活異常検出手段の動作をプ
ログラムで行うことでその設定、変更が容易であるため
に柔軟な生活異常検出の設定できるようになる。
請求項22から請求項25記載の安否判定手段または生
活異常手段の信号を外部に伝送する安否通信手段を有す
る構成としたものである。これにより生活者の異常な状
態を検出するとそれを外部に通信することでより早く生
活者の支援体制を確立することができるようになる。
通信手段の動作を実行するためのプログラムを格納した
ことを特徴とする第8の記録媒体を有する構成としたも
のである。これにより安否通信手段の動作をプログラム
で行うことでその設定、変更が容易であるために柔軟な
通信内容、状態の設定できるようになる。
請求項27記載の安否通信手段により異常信号を受信し
た外部機関は確認の信号を利用者の近傍に設置してある
確認手段に送出する構成としたものである。これにより
利用者の異常を検知した場合は、その信号が誤動作であ
るかの確認を兼ねて外部機関の方から状態の把握を行う
ことでより確実に安否状態を把握することが可能にな
る。
請求項27記載の安否通信手段により異常信号を受信し
た外部機関は時刻に応じた一定時間経過後に確認の信号
を利用者の近傍に設置してある確認手段に送出する構成
としたものである。これにより外部機関は利用者の異常
を検知した場合はその時刻に応じて確認処理を行うこと
でより確実に安否状態を把握することが可能になる。
求項27から30記載の安否通信手段において外部機関
との通信内容を設定する第3の記憶手段を有し、前記第
3の記憶手段の内容は利用者と外部機関の同意した条件
による構成としたものである。これにより外部機関に通
報する信号内容を利用者と外部機関の合意のもと設定す
ることで持病や予算の関係をはっきりしていることから
より精度よく安否確認を行うことが可能になる。
請求項27から31記載の確認手段は利用者の条件が変
化した場合に設定を行う利用者確定手段を有する構成と
したものである。これにより確認手段の設定を利用者の
生活状態の変化に応じて変更可能にすることからより精
度良く安否確認を行うことができる。
手段の動作を実行するためのプログラムを格納したこと
を特徴とする第9の記録媒体を有する構成としたもので
ある。これにより確認手段の動作をプログラムで行うこ
とでその設定、変更が容易であるために柔軟な安否判定
の設定できるようになる。
請求項32記載の利用者確定手段に外来者設定手段を有
する構成としたものである。これにより利用者の条件が
変化したことを確認手段に認識させ、異常判定条件を変
更することができる。
請求項34記載の外来者設定手段の信号が無い場合に流
量の変化が大きいと外部機関に異常信号を送出する侵入
者判定手段を有する構成としたものである。これにより
外来者設定手段の信号が無い場合に通常と異なる器具使
用を検出した時は利用者以外の何者かが使用していると
推定できるため侵入者として外部に通報することがで
き、治安の向上に寄与できる。
請求項35の外来者設定手段の信号が外部機関に送出す
る構成としたものである。これにより流量の使用が無い
場合でも人の出入りを外部から確認することができ安否
と治安を外から確認することが容易に実現できる。
機関の通信手段において外来者設定手段の信号変化状態
を記憶する第3の記録手段を有する構成としたものであ
る。これにより外部機関の通信手段には外来者設定手段
の信号を記憶しておくことで過去の異常な訪問状態等を
把握でき、異常状態が発生した場合の推定材料への利用
が可能となる。
者設定手段の動作を実行するためのプログラムを格納し
たことを特徴とする第10の記録媒体を有する構成とし
たものである。これにより外来者設定手段の動作をプロ
グラムで行うことでその設定、変更が容易であるために
柔軟な訪問判定の設定できるようになる。
請求項1から21記載の流量計測装置において流量計測
手段は超音波を用いた構成とするものである。これによ
り流量測定を超音波で行うことで瞬時の流速計測とそれ
を基にした流量測定が可能になる。
説明する。
3、請求項4、請求項5、請求項6、請求項7、請求項
8、請求項9、請求項10および請求項39に係る実施
例1に関する本発明の流量計測装置について説明する。
図1は本実施例の構成を示す流量計測装置のブロック図
である。
に配置した流量計測手段11と、前記流量計測手段11
に接続されている複数の器具12と、前記流量調節手段
12を制御する制御手段13と、前記制御手段13にあ
る瞬時流量計測手段14が接続されている。前記制御手
段13は本実施例では示していないが通常電源と接続さ
れている。電源は商用電源でも良いが電池にするとより
取扱いが便利になる。
測定では羽根車式などいろいろな種類があるが本実施例
では電力を用いた超音波流量計を例として説明する。な
お電力を用いた方式では電磁式や熱線式などがあるがこ
れらを用いても同様の効果が得られる。
す。図2において流路10に配置された超音波を送受信
する第1の振動子15a、第2の振動子15bと、前記
第1の振動子15aを駆動する駆動手段17と、前記駆
動手段17を動作する計測スタート信号を出力する制御
手段13と、前記第2の振動子15bの出力を受け流路
10内における被測定流体の流速を演算によって求める
流量演算手段16とを有するものである。
受けた駆動手段17が第1の振動子15aを一定時間パ
ルス駆動を行い、流量演算手段16は前記第2の振動子
15bの受信信号を受け信号を増幅する受信手段20と
その信号を用いて受信タイミングを決定するタイミング
検知手段21と、タイミング検知手段21の出力を所定
の遅延時間遅れて前記駆動手段17のトリガ信号として
出力する遅延手段22と、超音波の送受信そして遅延手
段22で遅延時間の後に再度超音波の送受信を繰り返す
という動作回数を計測し所定の回数で動作を停止する繰
り返し手段23と、少なくとも駆動手段17による第1
の振動子10aの駆動開始から前記繰り返し手段23の
動作停止までの超音波の伝搬時間を測定する計時手段2
4と、前記計時手段24の値から前記一対の振動子間の
流速を演算し、それから流量を求める演算手段25と、
その演算手段25の信号から瞬時流量を求める瞬時流量
計測手段14とからなっている。
a、および第2の振動子15bと受信手段20の間に切
換手段26を設け、超音波の送受信を第1の振動子15
aと第2の振動子15bの間で交互に行うようにしても
よい。このように切換手段26で送受信を交互に行うよ
うにすると、被測定流体の上流から下流と下流から上流
へのそれぞれの伝搬時間を測定し、(式1)より速度v
を求め、流速から流量を求めることができる。この方法
によれば音速の変化の影響を受けずに流度を測定するこ
とが出来るので広く利用されている(超音波センサ間の
流れ方向の有効距離をL、上流から下流への測定時間時
間をt1、下流から上流への測定時間時間をt2とす
る)。
計測手段14の信号と演算手段25の信号より使用され
ている器具12を判定する器具判定手段27と、計時手
段28と、器具の判定に用いるデータをもつ第1の記憶
手段29、器具判定の動作を行うプログラムを格納して
いる第1の記録媒体30、器具判定の信号による学習効
果で第1の記憶手段29の内容を変更できる学習手段3
1、第1の記憶手段29の内容を外部から設定できるよ
うにする外部入出力手段32と、設定手段33、遠隔よ
り第1の記憶手段の内容を設定できるようにする通信手
段34、第1の記憶手段29の内容を書き込むためのプ
ログラムを格納している第2の記録媒体35とからなっ
ている。
実施例では被測定流体として水を例にする。水道の流れ
を測定する水道メータの下流には各需要者、家庭のいろ
いろな器具が接続されている。水というのは通常、端末
を操作すると出てくるのが当たり前の生活を送ってい
る。通常の水道メータは流れで羽根車を回転しそれに接
続されているギヤで指針を回転し流量を表示している。
瞬時流量によりこの指針の回転速度が変化する。しか
し、この回転だけを見ていても何が使用されているのか
がよくわからないし、微小流量では羽根車も回転せずに
流量供給を行ってしまうことがある。
1で求めれば断面積をかけることで流量が求まる。式1
を使うために測定時間t1、t2を求める際、制御手段
13はサンプリング時間を調整する。サンプリング時間
を短くすれば細かい流量変化を精度良く求めることがで
き、通常あまり流量が無い場合や、流れている流量の変
化の少ない場合はサンプリング時間を長くしても良い。
サンプリング時間を短くした制御で、流量または流速を
演算手段25で計測すると、その値を瞬時流量計測手段
14に渡し、瞬時の流量を求めることができ複数の器具
12の使用開始時等を認識することが容易に実現でき
る。サンプリング時間を例えば1秒とするとその時間内
の流速と断面積から瞬時流量が決まる。その値を360
0倍すると1時間あたりの流量になる。また計算を簡単
にするためには流速そのものを用いても良い。この瞬時
流量計測を基に以下の動作を説明する。
流量と、瞬時流量計測手段14から求まった瞬時流量を
もとに例えば流量変化と瞬時流量から使用している器具
を判定する。高速の流量変化がある場合はレバー式の蛇
口が開栓された可能性が高く、流量変化がゆっくりの場
合は回転式で開栓する蛇口かもしれない。また流量がゆ
っくりと変化しているのは給湯機の温度制御を行ってい
る等と考えられる。これらの判断は瞬時流量計測手段2
5で求めた値と、演算手段で求めた流量の変化から器具
判定手段27が行い、その配管に接続されている複数の
器具のうち実際に使用している器具を認識することがで
きるようになる(2)。
らの信号も利用することができる。例えば、時刻に応じ
て使用する器具12は大体決まっている。このため器具
判定手段27は瞬時流量計測手段25で求めた値と、演
算手段25で求めた流量の変化から器具の推定を絞り込
んだ後、計時手段28の信号で時刻情報を得、さらに精
度よく使用している器具を認識することができる。なお
最初に時刻情報を得てから大体の器具を絞りこんでから
流量情報を参考にしても同様の結果が得られるのは言う
までもない(3)。
際に流量データや流量変化情報を予めテーブル形式等で
もっておくことが可能である。そこで第1の記憶手段2
9を設けてその動作を行う。第1の記憶手段の例として
はデータを記憶する電子式のメモリや、機械的なスイッ
チ機能でも良い。器具判定手段は予め設定されている流
量データを有する第1の記憶手段29の値を判定基準と
して用い、実際の瞬時流量計測手段25で求めた値と、
演算手段25で求めた流量の変化からさらに精度良く使
用されている器具の判定を行うことが可能になる
(4)。
流量計測手段14で求めた瞬時流量や演算手段25で求
めた流量を用いて使用器具の判定を行うには、予め実験
等によりそれらの相関を求め、また計時手段を使用する
のであれば時刻との関係も例えばファジィ制御のメンバ
ーシップ関数のように適合度というような形で判断する
判定ソフトを第1の記録媒体に格納しておく。通常マイ
クロコンピュータのメモリやフラッシュメモリ等電気的
に書き込み可能なものにしておくと利用が便利である。
このように器具判定をプログラムで行うことができるよ
うになると判定の設定、変更が容易でできるためよりフ
レキシブルに器具判定を行うことができる(5)。
手段29の内容は一定であると問題の発生する場合があ
る。例えば器具が増減したり、器具の経年変化などによ
りその使用流量変化量が大幅にずれてしまうなどの現象
である。これらに判定環境の変化に対応するために第1
の記憶手段29は書き換え可能にしておく。書き換える
方法は器具設置条件を変更した場合にその設置者が責任
を持って変更したり、また一定期間ごとに点検・保守に
まわる方が変更するようにしておけば良い。このように
第1の記憶手段29き換え可能とすることこで経年変化
や設置状況の変化により環境が大きく変化した場合でも
容易に対応ができ、器具判定手段27の判定精度を落と
すことなく利用を継続することが可能になる(6)。
1を設け器具12の使用流量と使用時間等を日々学習
し、その内容を器具判定手段27の判定基準および第1
の記憶手段29に照らしあわせてみる。そして第1の記
憶手段29の情報がずれてきている場合はその値を学習
内容から変更する。この操作は厳密に行う必要はなく、
大体の傾向をつかむだけでも効果はある。学習手段31
は例えばエキスパートシステム等による推論プログラム
を利用してもよい。もっと簡単に大規模なデータベース
をその使用している器具の適合する値だけを抜き取って
くる参照方式のようなものでも十分である。このように
第1の記憶手段29は器具判定手段27の信号を用い学
習手段31でその内容を変更していくことにより器具の
状態が変化した場合でもそれを認識し柔軟に対応してい
くことが可能になる(7)。
記憶手段29の内容を変更してもよい。例えば新しい家
に最初にこの流量計測装置を取り付けた場合、器具とし
て何が設置されているのかがぜんぜんわからない。この
ように初期状態から動作する場合は最初設定手段33か
ら取り付けてある器具の情報を外部入出力手段32を用
いて第1の記憶手段29に設定できるようにしておく。
この場合設定手段33は第1の記憶手段29にデータを
渡すだけでなく、反対に第1の記憶手段29の情報を入
力することも可能な構成にしておくと点検等の場合に便
利である。設定手段と外部入出力手段の結合は電気的な
コネクタ結合や光、磁気等の結合を用いることができ
る。このように第1の記憶手段29を容易に変更するこ
とができることで過去の情報に引きずられることなく流
量計測装置としての対応が簡単になる。特に第1の記憶
手段29の内容を外部から設定できるため実使用の現場
に対応した条件設定を容易に行うことができるようにな
る(8)。
合等は近くまで出向いて設定値を変更する操作に多大な
人件費のかかることがある。それに比べて昨今は通信費
用が大幅に低下してきている。これを利用する場合につ
いて説明する。第1の記憶手段29の内容の変更は通信
手段34を用い、外部とくに遠隔地にある集中監視セン
タ等から定期的にその内容の確認と設定変更を行う。例
えば広域で行う水道行政等の場合にも水道管理者が通信
操作するだけで端末側の流量計測装置の器具判定手段2
7を司るデータである第1の記憶手段29の内容を変更
することができるのようになる。通信手段としては電話
回線等の有線でも良いし、無線通信手段や他の通信手段
でもよい。このように第1の記憶手段29の内容を遠隔
で設定できるためシステムの管理保守が容易にかつ実時
間で行うことができる(9)。
するには外部入出力手段32や通信手段34を用いるが
その動作は制御手段13に接続されている第2の記録媒
体35に格納されているプログラムで行う。データを書
き換えることになるため一方的な書き込み動作では動作
を失敗したとき不都合が生じる。このためこの制御プロ
グラムとしてはハンドシェイク等に確認動作を行いなが
ら丁寧に書き込みようにする。プログラムは通常マイク
ロコンピュータのメモリやフラッシュメモリ等電気的に
書き込み可能なものにしておくと利用が便利である。こ
のように第1の記憶手段29の内容設定をプログラムで
行うことにより設定、変更が容易であるため柔軟な器具
判定条件を設定可能になる(10)。
の圧損を極力小さくして計測することができ、サンプリ
ング時間も自由に設定でき、瞬時流量も簡単に求めるこ
とが可能になるため、瞬時の流速計測とそれを基にした
流量測定や器具判別動作が可能になる(39)。
び請求項13に係る実施例2に関する本発明の流量計測
装置について説明する。図4は本実施例の流量計測装置
の制御手段近傍のブロック図である。実施例1と異なる
ところは、表示手段36、修正手段37、第3の記録媒
体38を設けていることである。
る。実施例1に示したように流量の変化で使用している
器具12は器具判定手段27で判定できる。しかし、こ
のままではその判定した内容は利用者や保守・点検者に
は直接見ることができない。そこで制御手段13には器
具判定手段14の結果を表示する表示手段36を接続す
る。これにより流量計測装置に接続されている器具の使
用状態を直接表示手段36で確認することができる。広
大な使用場所、複数の階に渡る使用状態でも表示手段3
6を見るだけでその時点での使用器具の状態を把握する
ことができるため特に保守点検等に際しての利便性が大
幅に向上する。表示としては液晶などの画像表示や、器
具と対応するLEDのオン・オフ表示でも良い(1
1)。
り、経年変化等により動作が不安定になってくると器具
判定手段27の判定の正確さが落ちてくることが考えら
れる。また実際に器具の判定が間違うこともあるかもし
れない。このような場合、例えば点検・保守を行う者が
修正手段37を用いて表示手段36の修正を行う。ま
た、この判定が間違えているため器具判定手段の判定条
件を修正することも可能である。修正手段としては外部
接続する設定手段33のようなものから、単純なテンキ
ー方式による内部メモリの変更装置等で実現が可能であ
る。このように器具判定結果が間違っている場合は手動
で修正できるようにするためより器具判定手段27の学
習効果を高めることが可能になる(12)。
37に出力するには色々の表現方法があり、またその修
正には結果が正しくなるまで繰り返して教指動作を行う
等のステップがある。その動作は制御手段13に接続さ
れている第3の記録媒体38に格納されているプログラ
ムで行う。表示については利用者などからの要求がもっ
とも集中しやすいところであるため内容を簡単に書き換
えられるような柔軟性の高いプログラムを構成しておく
と仕様取り決めなどにおいても満足度が高まり有用であ
る。このように表示手段37の指示をプログラムで行う
ことにより設定、変更が容易であるために柔軟な表示を
設定できるようになる(13)。
求項16、請求項17および請求項18に係る実施例3
に関する本発明の流量計測装置について説明する。図5
は本実施例の流量計測装置の制御手段近傍のブロック図
である。実施例1と異なるところは、異常判定手段39
を設けていることである。
る。実施例1に示したように流量の変化で使用している
器具12は器具判定手段27で判定できる。しかし、こ
のままではその判定しただけで終わってしまう。通常と
異なる使用をした結果、器具12の動作が不安定になっ
ていたり、また器具より先の状態が異常なことになって
いる可能性もある。したがって器具判定手段27で器具
を判定した後、その器具の使用状態を異常判定手段39
が確認しつづける。そして動作が異常と判定した場合は
例えばブザーや回転灯等の報知手段43で器具近傍の人
に知らせることが可能になる。このように異常判定手段
39により器具の異常を判定し警報を発することで利用
者はうっかりミスを防ぐことができ安全な使用状態を実
現することが容易に実現できる(14)。
7から器具12の判定結果を受け取った後、例えばタイ
マ手段40等でその器具の使用時間を計測するそして通
常ありえない時間使用している場合に報知手段43を用
いてその異常を利用者に知らせることが可能になる。こ
のように異常判定手段39が器具判定後、一定時間経過
すると警報を発することで連続使用時のうっかり忘れを
防ぐことができ経済的で安全な使用状態を実現すること
が容易に実現できる(15)。
7から器具12の判定結果を受け取った後、例えば積算
手段41等でその器具の使用流量を計測するそして通常
ありえない流量を積算して使用している場合に報知手段
43を用いてその異常を利用者に知らせることが可能に
なる。このように異常判定手段39が器具判定後、一定
流量を越えると警報を発することで器具より先で供給過
剰になることを防ぐことができ経済的で安全な使用状態
を実現することが容易に実現できる(16)。
7から器具12の判定結果を受け取った後、例えば計時
手段42等でその器具の使用時刻を把握するそして通常
ありえない時刻に流量を使用している場合に報知手段4
3を用いてその異常を利用者に知らせることが可能にな
る。もしこれが真夜中等の場合は報知音を少し小さくす
るなどの工夫が必要である。このように異常判定手段3
9が器具判定後、一定時刻になると警報を発することで
日々の通常使用状態と大きく異なることを防ぐことがで
き利用者の利便性を向上する(17)。
段や積算手段等を使用するため複雑になる。そこでタイ
マの設定値や積算のアルゴリズムを変数として設定可能
なようにした設計をすることが大切である。その動作は
制御手段13に接続されている第3の記録媒体44に格
納されているプログラムで行う。異常判定については間
違うと利用者に迷惑がかかるためそのアルゴリズムには
簡単に確認でき、かつ設定が適切になる柔軟性の高いプ
ログラムを構成しておくことが必要になる。このように
異常判定手段39の動作をプログラムで行うことにより
その設定、変更が容易であるために柔軟な異常判定を設
定できるようになる(18)。
求項31、請求項22および請求項23に係る本発明の
流量計測装置について説明する。図6は本実施例の流量
計測装置の制御手段近傍のブロック図である。実施例1
と異なるところは、利用者特定手段45、第5の記録媒
体46、第2の記憶手段47、安否判定手段48、第6
の記録媒体49を設けていることこである。
る。実施例1に示したように流量の変化で使用している
器具12は器具判定手段27で判定できる。しかし、こ
のままでは器具12の判定だけにとどまり利用者の操作
まで把握することができない。そこで制御手段13には
利用者特定手段45を設ける。利用者特定手段45は器
具判定手段27の信号により使用している器具12の識
別ができ、そして瞬時流量計測手段14や演算手段25
の情報から、その使用状態を認識できる。そしてその使
用状態の時間的な変化を調べると流量の状態、使用時
間、その増減の過渡状態から使用者の行動パターン、癖
をつかむことができる。これを日々学習しながら使用し
ている器具とその利用者を対に特定していくことを利用
者特定手段45の作業とする。このように利用者特定手
段45の動作により使用器具とその使用パターンにより
利用者を特定することで誰が何を使用しているかが流量
計測装置側で認識できるようになる。利用者特定手段4
5としてはデータベースを用いるような装置でも良い
し、単純に設置時に利用者の動作と流量等を手動で入力
していく設定手段のようなものでも良い(19)。
後になかなか認識精度があがらず使用回数が多くなるに
ついて学習しながら認識精度を上げていく方式が多い。
これはメモリにその情報を入力し、現在の値と比べなが
ら相関関係を比べていくようなアルゴリズムを有する設
計をすることが大切である。その動作は制御手段13に
接続されている第5の記録媒体46に格納されているプ
ログラムで行う。利用者特定は間違うと安否等の判定に
も不都合が生じるためそのアルゴリズムには簡単に確認
でき、かつ設定が適切になる柔軟性の高いプログラムを
構成しておくことが必要になる。このように利用者特定
手段の動作をプログラムで行うことによりその設定、変
更が容易であるために柔軟な利用者特定の設定できるよ
うになる(20)。
する情報として利用者特定手段45の今までの情報、現
在の情報、また流量計測手段の情報、さらには器具判定
手段の情報のうち少なくとも2つ以上を簡便に利用でき
る形式で記憶しておく第2の記憶手段47を設ける。こ
れにより器具判定手段27で使用器具を判定した後、そ
の使用パターンを第2の記憶手段のデータと照らし合わ
せることで、利用者の操作癖等を記憶しているためにそ
の利用者特定における認識精度がさらに向上する(2
1)。
において第2の記憶手段47の信号と使用されている器
具の流量使用状況を比較する安否判定手段48を設け
る。これは現在使用している器具の動作が通常と異なる
場合を検出するものである。例えば器具判定後におい
て、その器具の使用流量が第2の記憶手段47に記憶し
ている今までの使用状態と異なる場合、その相関が大き
くずれてくる。これは利用者の行動が何かいつもと異な
るためであると推定される。従って安否判定手段48は
この相関が大きくずれた場合に利用者の状態に異常が発
生している可能性が高まったと判定する。これにより、
流量信号の変化から利用者の異常を判定することが可能
になる(22)。
憶手段47や利用者特定手段45、器具判定手段27さ
らには現在の流量など多くの情報を基に判定を行う。こ
れは複数の情報とその時間変化を用い、現在の値と比べ
ながら相関関係を比べていくようなアルゴリズムを有す
る設計をすることが大切である。その動作は制御手段1
3に接続されている第6の記録媒体49に格納されてい
るプログラムで行う。安否判定は間違うとまわりに多大
な迷惑が生じるためそのアルゴリズムには簡単に確認で
き、かつ設定が適切になる柔軟性の高いプログラムを構
成しておくことが必要になる。このように安否判定手段
の動作をプログラムで行うことによりその設定、変更が
容易であるために柔軟な安否判定の設定できるようにな
る(23)。
び請求項26に係る本発明の流量計測装置について説明
する。図7は本実施例の流量計測装置の制御手段近傍の
ブロック図である。実施例1と異なるところは、生活異
常検出手段50、第7の記録媒体51を設けていること
である。
る。実施例4に示したように流量の変化があると利用者
特定手段45によりその利用者の状態を知ることが可能
になる。しかし流量のある時だけの信号で利用者の特定
やその安否を判定していては遅いような場合がある。そ
れらの防ぐために生活異常検出手段50を設ける。生活
異常検出手段50はタイマ等の時間間隔を測定する機能
を有している。そして時間経過の信号と利用者特定手段
45の信号を用い、その使用状況を認識する。そして利
用者特定手段45で特定している利用者の器具使用間隔
が一定時間以上になると通常の状況で無いと判定する。
例えば何らかの異常が発生し水道の蛇口までたどりつけ
ない場合とか、体調を崩しトイレに行けない場合等であ
る。このような状態が水道器具を使用していなくても時
間経過情報と利用者特定手段45の信号から生活異常検
出手段50が認識し、利用者の使用間隔が一定時間以上
になると利用者に平常でないことが発生し使用できない
状態であると判定し生活パターンが崩れている異常検出
をできる(24)。
く生活異常を検出することも可能である。例えば通常朝
にトイレに行く利用者が昼近くになってもトイレの水信
号が無かったり、深夜に必ず1度は蛇口をひねって水を
飲む人の使用信号が無い場合等である。計時手段28の
時刻信号と流量信号、利用者特定手段45からの信号を
用い普段使用する時刻近傍にその器具が使用されていな
い場合は生活異常検出手段50は何らかの異常があった
とみなす。このように通常使用する時間に通常使用する
器具が動作しないことを判定すると異常状態であると検
出することでより精度よく利用者の生活状態の異常を検
出することができるようになる(25)。
判定手段27や利用者特定手段45、計時手段28さら
には現在の流量など多くの情報を基に判定を行う。これ
は複数の情報とその時間変化を用い、利用者の状態を推
定していくようなアルゴリズムを有する設計をすること
が大切である。その動作は制御手段13に接続されてい
る第7の記録媒体51に格納されているプログラムで行
う。生活異常検出は間違うとまわりに多大な迷惑が生じ
るためそのアルゴリズムには簡単に確認でき、かつ設定
が適切になる柔軟性の高いプログラムを構成しておくこ
とが必要になる。このように生活異常検出手段の動作を
プログラムで行うことによりその設定、変更が容易であ
るために柔軟な生活異常検出の設定できるようになる
(26)。
求項29、請求項30および請求項31に係る本発明の
流量計測装置について説明する。図8は本実施例の流量
計測装置の制御手段近傍のブロック図である。実施例1
と異なるところは、安否通信手段52、第8の記録媒体
54、確認手段55、第3の記憶手段57を設けている
ことである。
る。実施例4、実施例5に示したように利用者の特定や
その利用者の安否判定、さらには生活情報を推定するこ
とにより生活異常検出が可能になってくる。しかしこれ
らの情報が利用者の近傍でしか得られないのならあまり
利便性は良く無い。そこで安否通信手段52を設ける。
安否通信手段52は安否判定手段48や生活異常検出手
段50からの信号が入力されている。そしてこれらの情
報が使用者の安否、生活の異常を推定する場合、時によ
っては早急に補助、救助を行わなければならない。した
がって安否通信手段52はこれらの緊急情報を外部機関
53に連絡する。通信媒体としては電話回線等の有線で
も良いし、無線通信手段や他の通信手段でもよい。この
ように生活者の異常な状態を検出するとそれを外部に通
信することでより早く生活者の支援体制を確立すること
ができるようになる(27)。
手段48や生活異常検出手段50の情報を入力し、外部
機関53と通信する。外部機関はこのような流量計測装
置と多数結合されているため単純な1対1通信ではなく
1対N通信を構築しなければならない。このような通信
に対応するには固有のアドレスを用いるようなアルゴリ
ズムを有する設計をすることが大切である。その動作は
制御手段13に接続されている第8の記録媒体54に格
納されているプログラムで行う。安否通信手段52の動
作は間違うとまわりに多大な迷惑が生じるためそのアル
ゴリズムには簡単で、かつ多数の情報を短時間に外部機
関53が処理できるよう柔軟性の高いプログラムを構成
しておくことが必要になる。このように安否通信手段5
2の動作をプログラムで行うことによりその設定、変更
が容易であるために外部機関にとっても柔軟な通信内
容、状態の設定できるようになる(28)。
らの異常通信を受信すると利用者の状態を確認しなけれ
ばならない。すぐに現場に駆けつけるのがもっとも確実
であるが、それよりも先に状態を認識できればさらに緊
急な出動を専門の機関に依頼する必要がある。これらの
判断を行うため外部機関53は異常信号を受信した場合
に一度利用者の近傍に設置している確認手段55に信号
を送出する。利用者は確認手段55に信号を受信した場
合、何も異常がなく安否判定手段48等の判断ミス等の
場合にはその旨を外部機関に電話等を利用して返答する
ことができる。もちろん確認手段55にそのような返答
手段を設けておいても良い。外部機関53は確認手段5
5に信号を送出しても返答が無い場合は本当に異常事態
が発生しているとしてしかるべき動作を開始する。この
ように外部機関53が利用者の異常を検知した場合は、
その信号が誤動作であるかの確認を兼ねて外部機関53
の方から確認手段55に状態の把握を行うことでより確
実に安否状態を把握することが可能になる(29)。
らの異常通信を受信すると利用者の状態を確認しなけれ
ばならないが、時間帯によってはその動作を遅らせる方
が良い場合がある。例えば真夜中の異常信号の場合、す
ぐに確認手段55に信号を送出すると熟睡していた場合
には余計に体調不良の状態にさせてしまう。そこで外部
機関53は安否通信手段52からの信号を入力した時の
時刻を計時手段56で検知し、予め設定した時間だけ遅
らせてから確認手段55に確認信号を送出する。夜の異
常を利用者がちょうど目覚めた時に確認をとると何ら問
題のないことで両者ともに不愉快な思いをしなくてすむ
場合がある。このように外部機関53は利用者の異常を
検知した場合はその時刻に応じて確認処理を行うことで
より確実に安否状態を把握することが可能になる(3
0)。
認手段55に信号を送出するかはその利用者の状況によ
って異なる。前述したように緊急を要しない場合は一定
時間経過後でもよいが、持病を持つ方で早急な処置が必
要な場合もある。このような判断は個々の利用者によっ
て異なるため利用者と外部機関53で予めどのような場
合に確認手段55を使用するかの取り決めを行ってお
く。そしてその条件を第3の記憶手段57に設定してお
く。このように外部機関に通報する信号内容を利用者と
外部機関の合意のもと設定することで持病や予算の関係
をはっきりしていることからより精度よく安否確認を行
うことが可能になる(31)。
計測装置側においているが、別に外部機関53の方に設
置してもよい。
求項34、請求項35、請求項36、請求項37および
請求項38に係る本発明の流量計測装置について説明す
る。図9は本実施例における流量計測装置の制御手段近
傍のブロック図である。実施例1と異なるところは、利
用者確定手段58、第9の記録媒体59、外来者設定手
段60、侵入者判定手段61、第4の記憶手段63、第
10の記録媒体を設けていることである。
る。実施例6に示したように利用者の安否情報は外部機
関53に送信していれば安心感が増して快適な生活が享
受でkる。しかし利用者の条件が頻繁に変化するような
場合、例えば訪問介護等で訪れる人が一定の人でなく器
具の使用パターンも一定でない場合がある。このような
場合生活異常検出手段52が動作してしまう可能性が考
えられる。したがってこれらの状態を防止する手段とし
て利用者確定手段58を設ける。利用者確定手段58は
通常の生活を営む利用者の人数等が変化した場合にこれ
を入力し安否確認等の誤動作を防止するものである。も
し人数が長期外出などで減少している場合は、そのまま
であればいつまでまっても利用者の器具使用が無く異常
と判定してしまう。しかし利用者確定手段58でその外
出を入力していれば判定する際に考慮できるため異常信
号を送出してしまうことは無い。このようにして確認手
段55の設定を利用者の生活状態の変化に応じて変更可
能にすることからより精度良く安否確認を行うことがで
きる(32)。
確認にとって重要である。この大切な通信、確認動作を
利用者確定手段58の動作を含め行うには操作誤り等が
極力少なくなるようなアルゴリズムを有する設計をする
ことが大切である。その動作は制御手段13に接続され
ている第9の記録媒体59に格納されているプログラム
で行う。確認手段55の動作は間違うとまわりに多大な
迷惑が生じるだけでなく設定が複雑であると利用者の負
担も大変になるためそのアルゴリズムには簡単に確認で
き、かつ設定が適切になる柔軟性の高いプログラムを構
成しておくことが必要になる。このように確認手段55
の動作をプログラムで行うことによりその設定、変更が
容易であるために利用者の操作も簡単で、柔軟な安否判
定の設定できるようになる(33)。
段60を設けておく。これにより介護や来客等で外来者
が訪れた時に、安否判断の誤動作を防止する。例えば通
常の利用よりトイレの回数が増加したり、食器の数が増
加して洗い物の時間が増加するなど通常と異なる器具の
使用が発生する。ここで何も設定していなければ外部機
関に対して生活異常信号を送出してしまう恐れがある。
これを防止するために外来者があった場合に利用者設定
手段58に設けた外来者設定手段60で人数が増加した
ことを設定しておく。これにより安否通信手段52は不
要な異常信号を外部機関53に送出することを防ぐこと
ができる。このように外来者設定手段60を設けること
により利用者の条件が変化したことを確認手段55に認
識させ、異常判定条件を変更することができる(3
4)。
1を設けておく。これは外来者設定手段60の信号が無
いのに通常と異なる器具の使用が多発すると利用者が歓
迎している訪問者では無い可能性が高い。そのような場
合には確認手段55や電話等で異常を訴えることができ
ない状況にあるかもしれない。このような場合は外部要
因による利用者の生活異常であるため早急に対応するべ
きである。したがって侵入者判定手段61は外来者設定
手段60の信号が無い場合に通常と異なる器具使用を検
出した時は利用者以外の何者かが使用していると推定で
きるため侵入者がいると判定し、安否通信手段52を会
して外部機関53に通報することができ、治安の向上に
寄与できる(35)。
外部機関53に送出されるようにしておく。これは器具
12の使用が発生してから異常と判定するのではなく、
外部機関53に対して常に利用者宅の人数の把握を可能
にするためにである。そうすることによりあまり訪問者
が訪れない家や、人の出入りが考えられにくい時間に外
来者が発生すると外部機関53としては異常の推定を行
うことができ、場合似よってはすぐに確認作業を行うこ
とが可能になる。さらに外来者設定手段61を利用者の
近傍に設置する構成にしておけば異状時にすぐこれを用
いて通報することが可能になる。この外来者設定手段6
1の信号は外部期間53において外来者記録手段62に
記録するようにしておくと確実である。このように外来
者設定手段61の信号は外部機関53に送出されること
から流量の使用が無い場合でも人の出入りを外部から確
認することができ安否と治安を外から確認することが容
易に実現できる(36)。
来者設定手段61の信号を記憶する外来者記憶手段62
を設けて置く。これにより利用者宅に外来者が訪れた記
録が残ることになる。利用者が異常事態に巻き込まれた
場合、過去にさかのぼってどのような生活を営んできた
かを検証することで、例えば犯罪などの場合は犯人の推
定材料に使用できる。また、遠方の家族にとってはどの
ような生活をしているのかを間接的に知ることができる
ため独居期間が長引いているような場合にはこの情報か
らそれを察知し、電話等のコミュニケーションをとるこ
とが可能になる。このように外部機関53の外来者記録
手段62に外来者設定手段61の信号を記憶しておくこ
とにより過去の異常な訪問状態等を把握でき、異常状態
が発生した場合の推定材料等に利用が可能となる(3
7)。
の安否確認にとって重要である。この大切な設定動作を
行うには利用者が抵抗感なく頻繁にかつ、操作誤り等が
極力少なくなるようなアルゴリズムを有する設計をする
ことが大切である。その動作は制御手段13に接続され
ている第10の記録媒体64に格納されているプログラ
ムで行う。外来者設定手段61の動作は年配者などにと
っても簡単に操作できる必要があるためそのアルゴリズ
ムには簡単に確認でき、かつ設定が適切になる柔軟性の
高いプログラムを構成しておくことが必要になる。この
ように外来者設定手段61の動作をプログラムで行うこ
とによりその設定、変更が容易で、利用者の操作も簡単
かつ確実であり柔軟な外来者の判定の設定できるように
なる(38)。
流量計測装置によれば、次の効果が得られる。
数の器具の使用開始時等を認識することが容易に実現で
きる。
いることにより複数の器具のうち特定の器具の使用を認
識することができる。
び使用時刻を用いることにより複数の器具のうち特定の
器具の使用を認識することができる。
により器具の判定精度をより確実に行うことができる。
設定、変更が容易でできるためよりフレキシブルに器具
判定を行うことができる。
ることこで経年変化や設置状況の変化により環境が大き
く変化した場合でも容易に対応することが可能になる。
号を用い学習手段でその内容を変更していくことにより
器具の状態が変化した場合でもそれを認識し柔軟に対応
していくことが可能になる。
定できるため実使用の現場に対応した条件設定を容易に
行うことができる。
できるためシステムの管理保守が容易にかつ実時間で行
うことができる。
グラムで行うことにより設定、変更が容易であるため柔
軟な器具判定条件を設定可能になる。
り今何を使用しているかが表示を見ることで認識できる
ため保守点検等に際して便利になる。
は手動で修正できるようにするためより学習効果を高め
ることが可能になる。
うことにより設定、変更が容易であるために柔軟な表示
を設定できるようになる。
判定し警報を発することで利用者はうっかりミスを防ぐ
ことができ安全な使用状態を実現することが容易に実現
できる。
時間経過すると警報を発することで連続使用時のうっか
り忘れを防ぐことができ経済的で安全な使用状態を実現
することが容易に実現できる。
流量を越えると警報を発することで器具より先で供給過
剰になることを防ぐことができ経済的で安全な使用状態
を実現することが容易に実現できる。
時刻になると警報を発することで日々の通常使用状態と
大きく異なることを防ぐことができ利用者の利便性を向
上する。
で行うことによりその設定、変更が容易であるために柔
軟な判定を設定できるようになる。
り利用者を特定することで誰が何を使用しているかが流
量計測装置側で認識できるようになる。
ムで行うことによりその設定、変更が容易であるために
柔軟な利用者特定の設定できるようになる。
等を記憶することでより精度の高い利用者特定が可能に
なる。
流量信号が大きくずれてくると利用者に何か平常と異な
ることが発生していると考えられるためその安否を判定
することが可能になる。
で行うことによりその設定、変更が容易であるために柔
軟な安否判定の設定できるようになる。
隔が一定時間以上になると利用者に平常でないことが発
生し使用できない状態であると判定し生活パターンが崩
れている異常検出をできる。
器具が動作しないことを判定すると異常状態であると検
出することでより精度よく利用者の生活状態の異常を検
出することができるようになる。
ラムで行うことによりその設定、変更が容易であるため
に柔軟な生活異常検出の設定できるようになる。
それを外部に通信することでより早く生活者の支援体制
を確立することができるようになる。
で行うことによりその設定、変更が容易であるために柔
軟な通信内容、状態の設定できるようになる。
その信号が誤動作であるかの確認を兼ねて外部機関の方
から状態の把握を行うことでより確実に安否状態を把握
することが可能になる。
た場合はその時刻に応じて確認処理を行うことでより確
実に安否状態を把握することが可能になる。
用者と外部機関の合意のもと設定することで持病や予算
の関係をはっきりしていることからより精度よく安否確
認を行うことが可能になる。
態の変化に応じて変更可能にすることからより精度良く
安否確認を行うことができる。
うことによりその設定、変更が容易であるために柔軟な
安否判定の設定できるようになる。
り利用者の条件が変化したことを確認手段に認識させ、
異常判定条件を変更することができる。
に通常と異なる器具使用を検出した時は利用者以外の何
者かが使用していると推定できるため侵入者として外部
に通報することができ、治安の向上に寄与できる。
に送出されることから流量の使用が無い場合でも人の出
入りを外部から確認することができ安否と治安を外から
確認することが容易に実現できる。
定手段の信号を記憶しておくことにより過去の異常な訪
問状態等を把握でき、異常状態が発生した場合の推定材
料に利用が可能となる。
ムで行うことによりその設定、変更が容易であるために
柔軟な訪問判定の設定できるようになる。
り瞬時の流速計測とそれを基にした流量測定が可能にな
る。
のブロック図
図
図
図
図
図
図
Claims (39)
- 【請求項1】 複数の器具に流体を供給する配管系で、
被測定流体の流れる流路に配置された流量計測手段と、
前記流量計測手段を制御する制御手段を備え、前記制御
手段は前記流量計測手段の信号により瞬時流量を求める
瞬時流量計測手段を有する流量計測装置。 - 【請求項2】 制御手段は器具判定手段を有し、瞬時流
量計測手段の信号と流量の時間変化により器具を判定す
る請求項1記載の流量計測装置。 - 【請求項3】 制御手段は計時手段を有し、器具判定手
段は前記計時手段で設定した時刻と瞬時流量計測手段の
信号から器具を判定する請求項1記載の流量計測装置。 - 【請求項4】 器具判定手段は第1の記憶手段を有し、
前記第1の記憶手段の値を参考にして器具判定を行う請
求項1記載の流量計測装置。 - 【請求項5】 請求項2、3又は4記載の器具判定手段
の判定を実行させるためのプログラムを格納した第1の
記録媒体を有する流量計測装置。 - 【請求項6】 第1の記憶手段は書き換え可能とする請
求項4記載の流量計測装置。 - 【請求項7】 第1の記憶手段は器具判定手段の信号に
より内容を変更していく学習手段を有する請求項4又は
6記載の流量計測装置。 - 【請求項8】 外部入出力手段を有し、第1の記憶手段
の設定を外部から行えるようにする請求項4〜7のいず
れか1項記載の流量計測装置。 - 【請求項9】 制御手段は通信手段を有し、遠隔からの
情報で第1の記憶手段の値を設定、書き換えを行う請求
項4〜8のいずれか1項記載の流量計測装置。 - 【請求項10】 請求項2、3又は4記載の第1の記憶
手段の内容を書き込むためのプログラムを格納した第2
の記録媒体を有する流量計測装置。 - 【請求項11】 器具判定手段の結果を表示する表示手
段を有する請求項1記載の流量計測装置。 - 【請求項12】 表示手段の指示を修正する修正手段を
有する請求項11記載の流量計測装置。 - 【請求項13】 請求項11又は12記載の表示手段の
指示を実行するためのプログラムを格納した第3の記録
媒体を有する流量計測装置。 - 【請求項14】 異常判定手段を有し、器具判定手段の
信号と流量計測手段の信号から異状判定時には警報信号
を出力する請求項1記載の流量計測装置。 - 【請求項15】 異常判定手段は器具判定手段が器具の
判定後、同一器具の使用が一定時間経過すると警報信号
を出力する請求項1記載の流量計測装置。 - 【請求項16】 異常判定手段は器具判定手段が器具の
判定後、同一器具の使用流量が一定量を越えると警報信
号を出力する請求項1記載の流量計測装置。 - 【請求項17】 異常判定手段は器具判定手段が器具の
判定後、同一器具の使用流量が予め定められた一定時刻
になると警報信号を出力する請求項1記載の流量計測装
置。 - 【請求項18】 請求項14〜17のいずれか1項記載
の異常判定手段の動作を実行するためのプログラムを格
納した第4の記録媒体を有する流量計測装置。 - 【請求項19】 器具判定手段の信号と流量計測手段の
信号により利用者の特定を行う利用者特定手段を有する
請求項1記載の流量計測装置。 - 【請求項20】 請求項19記載の利用者特定手段の動
作を実行するためのプログラムを格納した第5の記録媒
体を有する流量計測装置。 - 【請求項21】 利用者特定手段の信号と流量計測手段
の信号を記憶する第2の記憶手段を有する請求項1記載
の流量計測装置。 - 【請求項22】 第2の記憶手段の値と流量信号の相関
が一定値以上ずれると利用者の異常と判定する安否判定
手段を有する請求項1記載の流量計測手段。 - 【請求項23】 請求項22記載の安否判定手段の動作
を実行するためのプログラムを格納した第6の記録媒体
を有する流量計測装置。 - 【請求項24】 計時手段の信号と利用者特定手段の信
号から使用間隔が一定以上になると異常と判定する生活
異常検出手段を有する請求項1記載の流量計測装置。 - 【請求項25】 予め定めた時刻に特定器具の使用を判
定しない場合は異常と判定する生活異常検出手段を有す
る請求項1記載の流量計測手段。 - 【請求項26】 請求項24又は25記載の生活異常検
出手段の動作を実行するためのプログラムを格納した第
7の記録媒体を有する流量計測装置。 - 【請求項27】 安否判定手段または生活異常手段の信
号を外部に伝送する安否通信手段を有する請求項22〜
25のいずれか1項記載の流量計測装置。 - 【請求項28】 請求項27記載の安否通信手段の動作
を実行するためのプログラムを格納した第8の記録媒体
を有する流量計測装置。 - 【請求項29】 安否通信手段により異常信号を受信し
た外部機関は確認の信号を利用者の近傍に設置してある
確認手段に送出する請求項27記載の流量計測装置。 - 【請求項30】 安否通信手段により異常信号を受信し
た外部機関は時刻に応じた一定時間経過後に確認の信号
を利用者の近傍に設置してある確認手段に送出する請求
項27記載の流量計測装置。 - 【請求項31】 外部機関との通信内容を設定する第3
の記憶手段を有し、前記第3の記憶手段の内容は利用者
と外部機関の同意した条件による請求項27〜30のい
ずれか1項記載の流量計測装置。 - 【請求項32】 確認手段は利用者の条件が変化した場
合に設定を行う利用者確定手段を有する請求項27〜3
1のいずれか1項記載の流量計測装置。 - 【請求項33】 請求項29〜32のいずれか1項記載
の確認手段の動作を実行するためのプログラムを格納し
た第9の記録媒体を有する流量計測装置。 - 【請求項34】 利用者確定手段は外来者設定手段を有
する請求項32記載の流量計測装置。 - 【請求項35】 外来者設定手段の信号が無い場合に流
量の変化が大きいと外部機関に異常信号を送出する侵入
者判定手段を有する請求項34記載の流量計測装置。 - 【請求項36】 外来者設定手段の信号は外部機関に送
出する請求項35記載の流量計測装置。 - 【請求項37】 外部機関の通信手段には外来者設定手
段の信号変化状態を記憶する第3の記録手段を有する流
量計測装置。 - 【請求項38】 請求項34〜37のいずれか1項記載
の外来者設定手段の動作を実行するためのプログラムを
格納した第10の記録媒体を有する流量計測装置。 - 【請求項39】 流量計測手段は超音波を用いた請求項
1〜21のいずれか1項記載の流量計測装置。
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