JP2008102066A - ガス遮断装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ガス流量を計測する流量計測手段17と、異常時にガス流路を遮断するガス遮断弁2cと、流量計測手段17の計測結果に基づく各種情報を記憶する情報記憶手段10bと、複数の相手先と情報の送受信を行う無線モジュール11と、相手先に応じて通信周波数帯を切り替える通信切替手段10cとを備え、基地局14から送信される漏洩検査指令を受信すると表示端末装置12に漏洩検査許可確認信号を送信し、表示端末装置12の画面上に要否確認を含む漏洩検査情報を表示すると共に要否確認信号を受信し、要否確認信号が要の場合、所定の漏洩確認動作を実施するようにした構成としてある。
【選択図】図8
Description
わせが発生する。
とができ、ガスメータからは基地局からの指令に基づく検針値データや異常発生時の情報さらには漏洩検査の許可応答信号をスムーズに伝達することができ、従来のように作業者が需要家宅まで出向いて検針を行ったり、漏洩検査の承諾を得たのち検査作業を行うという手間の必要がなく、かつガス漏れ等の異常時に回線の混雑でセンターに通報することができないという不具合を解消することができる。
と、流量計測手段の計測結果に基づく各種情報および定期的に実施するガス配管の漏洩検査情報を特定小電力無線等の無線通信手段を用いてテレビや携帯電話等の表示端末装置との通信が可能な無線モジュールとを、ガスメータ内の流量計測用制御回路基板に一体的に組み込んだ形態としているため、ガスメータを設置するだけで基地局と電話回線を用いることなく通信が可能となり、回線の混雑状況に影響を受けず基地局からの検針要求指令や異常復帰指示さらには定期的な漏洩検査指令等の情報をスムーズに伝達することができ、ガスメータからは基地局からの指令に基づく検針値データや異常発生時の情報さらには漏洩検査の許可応答信号をスムーズに伝達することができ、従来のように作業者が需要家宅まで出向いて検針を行ったり、漏洩検査の承諾を得たのち検査作業を行うという手間が必要がなく、かつガス漏れ等の異常時に回線の混雑でセンターに通報することができないという不具合を解消することができる。
図1は本発明の実施の形態1におけるガス遮断装置と基地局及び需要家宅との通信形態の全体構成図、図2は同ガス遮断装置の外観及び構成部品を示す図、図3は同ガス遮断装置の内部構成図、図4は同ガス遮断装置の制御回路基板の構成ブロック図である。
ル11bを用いて需要家宅13内のテレビ12aあるいは携帯電話12b等の表示端末装置12に表示データを送信する。
ール11bは特定小電力無線通信周波数帯(429MHz)でテレビ12a等の表示端末装置12に一体的に取り付けた無線モジュール11cに送信し、画面上に例えば、図6(b)に示すような復帰作業の手順を表示する。そして、表示端末装置12への送信が完了すると、上記した如く、報知完了信号をガス事業者15に送信し、需要家への情報伝達が完了したことを通知する。
送受信を切換えて、第2送受信器17Bから第1送受信器17A、すなわち下流から上流に向かって超音波信号を送信し、この送信を前述のように繰り返し、それぞれの時間値を計測する。そして、第1送受信器17Aと第2送受信器17Bとの超音波の伝搬時間差から流路16の大きさや流体の流れ状態を考慮して信号処理手段19で流量値を求める。求められた流量データは情報記憶手段10bで累積され、所定期間毎の累積データとして記憶される。
下流側に設けたガス圧検出手段である圧力センサ2dで検出されるガス流路内のガス圧を制御回路10aに設けた漏洩判断手段25で監視し、所定期間内のガス圧変化が所定の範囲を超えて低下する場合にガス漏れが有りと判断してガス遮断弁2cの復帰動作を禁止する。また、所定期間内のガス圧変化が所定の範囲内の場合はガス漏れ無しと判断してガス遮断弁2cの復帰動作を行う。
れている。
査における需要家とのトラブルを回避できるもので、定期検査を必要とする各種メータにも適用できるものである。
2c ガス遮断弁
2d 圧力センサ(圧力検出手段)
10 制御回路基板
10a 制御回路
10b 情報記憶手段
10c 通信切替手段
11 無線モジュール
11a 広域通信無線モジュール
11b エリア通信無線モジュール
12 表示装置
12a テレビ
12b 携帯電話
14 基地局
17 流量計測手段
25 漏洩判断手段
Claims (10)
- ガスメータを経由した後の配管に接続される複数のガス器具の使用状況を監視するとともに、複数の相手先と電話回線以外の通信回線を用いて直接送受信が可能な無線モジュールを搭載したガス遮断装置であって、
ガスメータには、ガス流量を計測する流量計測手段と、ガス流路の遮断及び開放動作が可能なガス遮断弁と、前記流量計測手段の計測結果に基づく各種情報を記憶する情報記憶手段と、ガス流路内の圧力を検出する圧力検出手段と、前記遮断弁が遮断状態にあるときの前記圧力検出手段の出力よりガス漏洩状態を判断する漏洩判断手段と、前記流量計測手段や漏洩判断手段等を構成する制御回路と、複数の相手先と情報の送受信を行う無線モジュールとを備え、
前記無線モジュールは、前記制御回路と一体的に構成して前記ガスメータ内に収納し、少なくとも基地局との通信周波数帯と表示端末装置との通信周波数帯を有し、
前記基地局から送信される漏洩検査指令を受信すると前記表示端末装置に漏洩検査許可確認信号を送信し、前記表示端末装置の画面上に要否確認を含む漏洩検査情報を表示すると共に要否確認信号を受信し、要否確認信号が要の場合、所定の漏洩確認動作を実施するようにしたガス遮断装置。 - 漏洩確認動作は、基地局から送信される漏洩検査開始信号を受信すると流量計測手段で流量の有無を確認し、流量なしの場合にガス遮断弁を閉じて圧力検出手段で検出されるガス圧変化が所定範囲内にあるか否かで漏洩状態を確認し、流量ありの場合は流量なしの状態が確認されるまで待機状態とした請求項1記載のガス遮断装置。
- 漏洩確認動作が実施されたとき、経過情報を残時間あるいは完了予定時刻等で表示端末装置に表示するようにした請求項1または2記載のガス遮断装置。
- 漏洩確認動作が実施され流量ありが確認されたとき、流量なし状態への待機状態であることを表示端末装置に表示するようにした請求項1または2記載のガス遮断装置。
- 漏洩確認動作の実施中に急激なガス圧変化が確認されたとき、遮断弁を開状態に復帰して漏洩確認動作を中断すると共に、中断状態であることを表示端末装置に表示するようにした請求項1〜4のいずれか1項記載のガス遮断装置。
- 漏洩検査結果を基地局に通報し復帰許可指令を受信すると、遮断弁を開状態に復帰してガスの供給動作を可能にすると共に、漏洩検査結果で問題がなく正常に復帰したことを表示端末装置に表示するようにした請求項1〜5のいずれか1項記載のガス遮断装置。
- 漏洩検査結果を基地局に通報し復帰禁止指令を受信すると、遮断弁を遮断状態に保持してガスの供給動作を不可にすると共に、漏洩検査結果で問題が発生し修理が必要であることを表示端末装置に表示するようにした請求項1〜5のいずれか1項記載のガス遮断装置。
- 表示端末装置はテレビあるいは携帯電話とし、ガス遮断装置に内蔵の無線モジュールと同一の通信周波数帯を有する無線モジュールを内蔵あるいは一体的に取り付けた請求項1〜7のいずれか1項記載のガス遮断装置
- 基地局との通信用無線モジュールと表示端末装置との通信用無線モジュールをそれぞれ別々に備えた請求項1〜8のいずれか1項記載のガス遮断装置。
- 基地局と表示端末装置との通信を通信周波数帯を切り替えることで1つの無線モジュールを用いて行うようにした請求項1〜8のいずれか1項記載のガス遮断装置。
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