JP4428122B2 - セキュリティ装置及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、セキュリティ装置およびそれらを実現するプログラムに関するものである。
従来、この種のセキュリティ装置を用いたシステムとしては、特許文献1にて示されるように、建物のドアや窓といった侵入経路にドアや窓の開閉により作動する開口センサ等端末装置を配置し、室外からの侵入が発生した場合、前記センサの作動を検知し、侵入者の有りと判断したセキュリティ装置(特許文献1中では中央演算装置と呼ばれる)から警告信号を送信するといった侵入者監視システムに関する技術が開示されている。
また、特許文献2にて示されるように、一般家庭用のセキュリティ装置(特許文献2中では警備装置と呼ばれる)においては、施錠した後に家人が家の中にいる場合と、家人が外出する場合とでセキュリティ装置の警戒状態を区別する必要があるため、就寝時など、人が家の中にいる場合に侵入者や異常事態を検知するための「在宅警戒モード」や、外出時など家の中に人がいない場合に侵入者や異常事態を検知するための「外出警戒モード」等数種の警戒モードを定義し、使用者が指定した警戒モードによって各センサ群の発報信号の処理を変えることで、利便性の高いセキュリティ装置を実現している。
特開平6−301868号公報 特開2003−298756号公報
しかしながら前記従来の構成では、警戒モードに移行した時点で、通信対象のセンサの電池がなくなっている、センサ自体が故障しているなどの理由から通信不能となっていた場合については言及しておらず、センサから電池電圧低下や故障等の異常状態発生時にセキュリティ装置に通知するが、その通知がノイズの影響や無線の電波伝搬環境の問題などから正常に前記セキュリティ装置にて検出されなかった場合には、上記のような警戒モードに移行した時に、端末より送信した電文に対して通信対象のセンサから応答がない等の事象により初めて端末装置の異常を検知することとなる。
しかし、外出警戒設定時に各センサと通信していると時間がかかってしまう。そこで、予め各センサの状態を内部に保持することを考える。警戒モードに移行するときにセキュリティ装置内部で保持しているセンサの状態が警戒モード時の状態(例えばすべての窓が「閉」である状態)と一致していればそれを実際の状態と認識し(実際にすべての窓が閉まっている)、警戒モードに移行する。
そのため、前述のような端末装置の異常報知が正常にセキュリティ装置で検出されないという状況が発生した場合、セキュリティ装置内部に保持している状態と現状の端末装置の状態が違っている(実際は窓が開いているのにセンサ異常のためその通知をセキュリティ装置に送信することができず、セキュリティ装置は内部状態は変化していないのですべての窓は「閉」であると認識する)という事象が発生してしまい、警戒モードといいつつも侵入経路を見落としてしまうことが起こるという課題があった。
前記従来の課題を解決するために、本発明のセキュリティ装置は、端末装置と通信する通信手段を備えたセキュリティ装置において、所定の時間を計る計時手段と、前記計時手段にて所定の時間が計時されたときに前記端末装置の状態を取得して記憶する端末状態取得手段と、セキュリティモードに関する設定の情報を記憶するセキュリティモード設定記憶手段と、外部からセキュリティモードに移行するトリガを与える入力手段とを備え、前記入力手段により、外部からの入力が行われた際に、前記端末状態取得手段にて得ている情報と前記セキュリティモード設定記憶手段に記憶してある情報を比較し、結果が正常である場合には入力されたセキュリティモードに移行させる状態判定手段と、前記状態判定手段が比較した結果が異常である場合や、前記端末情報取得手段にて、前記端末装置の状態が正常に取得できなかった場合にはその旨を報知する報知手段を備えたものである。
本発明のセキュリティ装置及びプログラムは、前述のように、端末装置と通信する通信手段を備えたセキュリティ装置において、計時手段と、端末状態取得手段と、セキュリティモード設定記憶手段と、入力手段と、状態判定手段と、報知手段を備えることにより、セキュリティ装置から所定の時間に端末装置に問い合わせにいくので、端末装置の通信状態を常に監視することができ、端末装置の異常状態を早期の時点(実際に端末装置の機能が必要となる緊急の場面よりも前の時点)で検出することが可能となるとともに、一度の通信で、端末装置の状態も監視しているので、通信トラフィックの軽減を図りながらも、端末装置の状態と本セキュリティ装置で内部に保持している端末装置の状態を高い確率で一致させ、セキュリティモードへの移行処理を正確に、且つ迅速に行うことが可能となる。
第1の発明は、端末装置と通信する通信手段を備えたセキュリティ装置において、所定の時間を計る計時手段と、前記計時手段にて所定の時間が計時されたときに前記端末装置の状態を取得して記憶する端末状態取得手段と、セキュリティモードに関する設定の情報を記憶するセキュリティモード設定記憶手段と、セキュリティモードに移行するトリガを与える入力手段とを備え、前記入力手段により、セキュリティモードに移行するトリガの入力が行われた際に、前記端末状態取得手段にて得ている情報と前記セキュリティモード設定記憶手段に記憶してある情報を比較し、結果が正常である場合には入力されたセキュリティモードに移行させる状態判定手段と、前記状態判定手段が比較した結果が異常である場合にはその旨を報知する報知手段を備えたものである。これにより、セキュリティ装置から所定の時間に端末装置に問い合わせにいくので、端末装置の通信状態を常に監視することができ、端末装置の異常状態を早期の時点で検出することが可能となるとともに、一度の通信で、端末装置の状態も監視しているので、通信トラフィックの軽減を図りながらも、端末装置の状態と本セキュリティ装置で内部に保持している端末装置の状態を高い確率で一致させ、セキュリティモードへの移行処理を正確に、且つ迅速に行うことが可能となる。
第2の発明は、特に第1の発明のセキュリティ装置において、計時手段にて計時される時間を外部より設定するものである。これにより、計時手段にて計時される時間を外部から変更することができるので、使用者がセキュリティモードを使用する時間帯に合わせて、使用者もしくは管理者が端末装置の状態を取得しに行く時間を設定することが出来、前記セキュリティ装置がセキュリティモードに移行する際に使用する内部状態をより正確な情報に更新することが可能となる。
例えば、使用者は毎日午前8時に外出モードに設定して外出することがわかっていれば計時手段に午前7時50分を設定する。そのようにすれば各端末装置との通信は外出モードを設定する前に予め完了するし、かつ10分前の端末装置の状態を取得しているのでその情報の信頼性は高い。
第3の発明は、特に第1の発明のセキュリティ装置において、入力手段からセキュリティモードに移行するトリガを与えられた時間と、入力されたセキュリティモードを記憶する入力情報記憶手段と、前記入力情報記憶手段に記憶された情報からセキュリティモード移行時間を予測し、前記セキュリティモード移行時間の少し前の時間を計時手段に設定する計時時間設定手段を備えたものである。これにより、使用者がセキュリティモードを使用する時間帯を予測して、端末装置の状態を取得しに行く時間を設定するため、使用者もしくは管理者の手を煩わせることなく前記セキュリティ装置がセキュリティモードに移行する際に使用する内部状態をより正確な情報に更新することが可能となる。
例えば、使用者は毎日午前8時に外出モードに設定して外出することを記憶し学習することで、計時時間設定手段は計時手段に午前7時50分に設定する。そのようにすれば各端末装置との通信は外出モードを設定する前に予め完了するし、かつ10分前の端末装置の状態を取得しているのでその情報の信頼性は高い。
第4の発明は、特に第1〜3のいずれか1つの発明のセキュリティ装置において、端末状態取得手段にて取得される状態をドアや窓の開/閉状態、破壊状態、施錠状態や、機器のON/OFFのうち少なくとも1つの状態とするものである。これにより、ドアや窓の開閉状態、破壊状態、施錠状態、機器のON/OFFを集中的に監視して、セキュリティ性を高めることが可能となる。
第5の発明は、請求項1〜4のいずれかに記載のセキュリティ装置の少なくとも一つの手段をコンピュータに実行させるためのプログラムである。この構成によれば、プログラムであるので電気・情報機器、コンピュータ、サーバー等のハードリソースを協働させて、本発明のセキュリティ装置の一部あるいは全てを容易に実現することができる。また、記録媒体に記録したり通信回線を用いて、プログラムを配信したりすることでプログラム
の配布を容易とすることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて一実施形態について詳細に説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
本実施の形態では、戸建て住宅や集合住宅等の建築物において、外部と連通する開口部である出入り口や窓にセキュリティセンサ(以下「センサ」と呼ぶ)を設け、上記センサにより開口部の開閉扉であるサッシやドアの開閉状態、破壊状態、施錠状態等を検知し、通信することによりセキュリティ装置にて集中監視するセキュリティシステムを想定する。
図1に、本発明のセキュリティ装置とセンサ等の端末装置とが、無線通信回線にて接続されたセキュリティ監視システムの構成例を示す。
ある通信可能な警備領域の中に配置されるセキュリティ装置1と端末装置2A〜Cがあり、端末装置2Aは外部と連通する開口部であるドア3の開閉状態を検知する開閉センサであり、端末装置2Bは外部と連通する開口部である窓4の開閉状態を検知する開閉センサであり、端末装置2Cは、ストーブ5のON/OFF状態を検知する状態検知センサである。
これらの端末装置2A〜Cは、ドア3の開閉状態、窓4の開閉状態、ストーブ5のON/OFF状態が変化したときに、その状態変化を検知し、セキュリティ装置1に現在の状態を送信する。セキュリティ装置1は、受信した各センサの状態を内部に保持すると共に、設定された時間になると、各端末装置2A〜Cに現在の状態を問い合わせる通信を行う。
なお、本実施例においては、端末装置2として開閉センサとストーブの状態検知センサのみ明示しているが、セキュリティ装置1と通信を行うものとして、他に、「セキュリティセンサ群」、「家電機器群」、「流量計測装置群」、「健康機器群」(後述)も考えられる。
なお、「開閉センサ」「人感センサ」共、AC駆動でもよいが、「開閉センサ」「人感センサ」共、AC電源が取れない場所に設置する可能性も高く、電池駆動としたほうが設置時の利便性がある。なお、別に、センサは電池駆動ではなく、AC駆動であってもよい。
また、本実施例では、宅内の通信媒体として特定小電力無線を用いているが、の通信は、特定小電力無線に限らず、電灯線、赤外線、無線LAN、bluetooth(R)と言ったような通信媒体を利用してもよい。
図2に、図1におけるセキュリティ装置1の内部構成図を示す。
セキュリティ装置1は、端末装置2A〜Cと通信する通信手段6と、各端末装置の状態を問い合わせる時間を計測する計時手段7と、計時手段7にて設定された時間になったことが検知されたときに端末装置2A〜Cの状態を問い合わせ、現在各端末装置が開状態なのか、閉状態なのか、もしくはON状態なのか、OFF状態なのかを取得しセキュリティ装置内部に記憶する端末状態取得手段8を備える。
また、各セキュリティモード移行時にどのセンサがどのような状態になっていればよいかという設定を記憶しているセキュリティモード記憶手段10を備え、各セキュリティモードへ移行するトリガを与える入力手段11を備えている。
入力手段11からトリガが与えられると状態判定手段12を用いて現在の端末装置2A〜Cの状態が、指定されたセキュリティモードに移行できる状態か否かを判定する。そして、本実施の形態では、セキュリティ装置が端末情報取得手段8を用いて端末装置2A〜Cに状態の問い合わせを行った際に異常を検知したときに報知する報知手段と、セキュリティモードに移行する際に状態判定手段12にて判定された結果が異常であった場合に使用者に報知する報知手段を同一のものとして報知手段9を搭載している。この報知手段は、同一のものでなくても構わない。
図3にセキュリティモード記憶手段10に記憶しているセキュリティモード例を示す。
本実施の形態では、セキュリティモードの例として、外出時にすべての外部と連通する開口部を閉状態にし、機器の電源を切る「外出警戒モードM1」と、子供や老人が一人で家に残る時に外部と連通する開口部を閉状態にするが、機器の電源のON/OFFは問わない「在宅警戒モードM2」、そしてすべての端末装置の状態が何であっても関与しない「解除モードM0」の3つをあげた。
つまり、「外出警戒モードM1」では、窓が開いている、ドアが開いている、ストーブが点いている事象のいずれか1つが発生すると該当情報端末よりセキュリティ装置1に通知があがり、セキュリティ装置1がその旨を報知する。
また、「在宅警戒モードM2」では、窓が開いている、またはドアが開いている状態になったら該当情報端末よりセキュリティ装置1に通知があがり、セキュリティ装置1がその旨を報知するが、端末装置2CからON/OFFのいずれの通知を受信してもセキュリティ装置1は何も報知することはない。
そして、「解除モードM0」はすべての報知設定を解除するためにある。
なお、これらの設定はほんの一例であるので、外出警戒モードM1は、使用者が外出するまでの時間を考慮して外出警戒モードM1へ移行する時間に遅延時間をもたせる、在宅警戒モードM2は、就寝時に使用することを想定して、すべての端末装置の状態を閉もしくはOFF状態にするという設定も可能であるし、家屋の一階の開口部は閉状態にするが、二階の開閉状態は問わない、といったような端末装置毎個別に設定することも可能である。使用者は、必要に応じてセキュリティモードをカスタマイズする、もしくは新たなセキュリティモードを追加して搭載することが可能である。
また、本実施例では端末装置2A〜Cにて開閉センサの開/閉状態、状態検知センサのON/OFF状態を採用しているが、これは、検知する対象により、鍵の施錠状態であっても、窓やドアの破損状態であっても、ガス漏れ状態であっても人の有無状態であっても構わなく、その状態内容やモード設定内容によって本発明の効果が限定されるものではない。
図4に図1におけるセキュリティ装置1の動作シーケンスを示す。
図4(a)のように、セキュリティ装置1は端末装置2に対し、所定の時間になると問い合わせを行う。問い合わせを受けた端末装置2は、問い合わせ内容に応じて状態情報13を返す(図3中現在状態)。このとき、端末装置2が故障している(受信できない/送信できない)、電池がなくなっている、電波伝播状態が悪化している等の理由から図4(b)のようにセキュリティ装置1にて状態情報をT1時間後にも受け取れない場合には端末装置2に異常が発生していると判断し、「端末装置と通信できません。端末装置の状態を確認してください。」という旨をセキュリティ装置1にて報知する。このときの異常状態と判断される基準として、一定間隔で数回再送しても応答が返ってこない等の条件を加えることも可能である。また、報知手段として、セキュリティ装置1上で上記の文言を表示する、音を鳴らし喚起を促す、電話・インターネット等の通信回線を利用して外部に通報する等目的と異常状態に応じて手段を設定することが可能である。
正常に状態情報13をセキュリティ装置1で受信できた場合(図4(a))には、その状態情報を端末状態取得手段8にて内部に保持する(S1)。そして、使用者が外出するなどの際に、セキュリティ装置1を操作して予めセキュリティモード記憶手段10に設定されている「外出警戒モードM1」、「在宅警戒モードM2」などの任意のセキュリティモードへ移行するトリガを入力する(S2)(直接入力、リモコン・携帯電話等で遠隔入力することも可)。そのトリガをうけたセキュリティ装置1は、セキュリティモード記憶手段10に設定されている設定内容と内部に保持している各端末装置の状態を比較し、状態判定手段12にて、セキュリティモードの移行が行えるか否かを判定して(S3)、その結果を報知する(S4、S5)。セキュリティモードに移行する際には各端末装置との通信は行わない。
図5に図1におけるセキュリティ装置1の計時手段7にて計時される時間を外部より設定する計時時間入力手段を備えたセキュリティ装置1Aの内部構成図を示す。図1と同じ構成のものは同一符号を付して説明を省略する。
計時時間入力手段14では、各端末装置の状態を問い合わせに行く時間を外部より設定することが出来、使用者が設定することも、電話・インターネット等の通信回線を利用して管理者が設定することも可能である。前者の場合としては、例えば使用者が「外出警戒モード」を使用する場合に、毎日出勤することがわかっているのであれば、出勤時刻を入力すると、その出勤時刻の10分前に各端末装置に問い合わせを行う時刻を内部で設定し、セキュリティモード使用時にはセキュリティ装置1の保持する端末装置の状態がより現状に即したものとすることができる。
後者の場合としては、例えば管理センター等の遠隔地にてこれらを一括管理している複数のビルを管理する保安システムの場合には、その警戒領域の使用される時間帯に合わせて通信電文により、端末装置に問い合わせを行う時間を設定することが出来る。図6にその設定電文例を示す。
図6では、a)計時時間を時刻で設定する場合、b)計時時刻を時間間隔で設定する場合を例として示している。設定電文は、応答が必要か否かを示す要求応答指定15と、添付のデータがどのようなデータであるのか(今回は計時時間指定データ)を示す情報種別指定16と、計時時間をどのように指定するかを示す計時種別17と計時時間データ領域18より構成される。計時時間データ領域18には、計時種別17にて時刻指定0x41とされていれば、計時時刻18aを設定し、時間間隔指定0x42であれば計時開始日時18bと計時間隔指定18bを設定する。
図7に図1におけるセキュリティ装置1の計時手段7にて計時される時間を予測して設定する計時時間設定手段を備えたセキュリティ装置1Bの内部構成図を示す。図1と同じ構成のものは同一符号を付して説明を省略する。
セキュリティ装置1Bは、入力情報記憶手段20をもち、この入力情報記憶手段20では、入力手段11からセキュリティモードに移行するトリガを与えられた時間と、入力されたセキュリティモードを記憶する。つまり、この監視領域に毎日朝8時に出勤していく人が住んでいるのならば「毎日」「朝8時」に「外出警戒モード」が使用されることを記憶する。そして、入力情報記憶手段20に記憶された情報からセキュリティモード移行時間を計時時間設定手段21にて予測し、前記セキュリティモード移行時間の少し前の時間を計時手段7に設定する。前述の場合では、「毎日」「朝8時」に「外出警戒モード」が設定されるので、図3に示した図より、「ドア開閉センサ(端末装置2A)」「窓開閉センサ(端末装置2B)」「ストーブ状態検知センサ(端末装置2C)」に「毎日」「朝8時」10分前に状態を問い合わせに行く。なお、本実施例中では端末装置の状態を問い合わせに行く時間を、入力した時間の10分前としているが、この時間は任意に変更することが可能である。
(実施の形態2)
本実施の形態では、実施の形態1の図1に示すシステムと同様のシステムを構成可能な本発明のセキュリティ装置で、端末装置32と通信する際に、通信状態を確認するとともに端末装置32の電池電圧情報取得するセキュリティ装置31について説明する。
図8に、本実施の形態におけるセキュリティ装置31の内部構成図を示す。
セキュリティ装置31は、端末装置32と通信する通信手段36と、各端末装置の状態を問い合わせる時間を計測する計時手段37と、計時手段37にて設定された時間になったことが検知されたときに端末装置32の状態を問い合わせ、端末装置の電池電圧状態を取得する端末状態取得手段38より構成される。そして、セキュリティ装置31が端末状態取得手段38を用いて端末装置32に電池電圧状態の問い合わせを行った際に異常を検知したときに報知する報知手段39を備える。
図9に、図8にて示したセキュリティ装置31の動作シーケンスを示す。
図9(a)のように、セキュリティ装置31は端末装置32に対し、所定の時間になると問い合わせを行う。問い合わせを受けた端末装置32は、問い合わせ内容に応じて電池電圧情報33を返す。
このとき、端末装置32が故障している(受信できない/送信できない)、電池がなくなっている、電波伝播状態が悪化している等の理由から図9(b)のようにセキュリティ装置31にて状態情報をT1時間後にも受け取れない場合には端末装置32に異常が発生していると判断し、「端末装置と通信できません。端末装置の状態を確認してください。」という旨をセキュリティ装置1にて報知する。このときの異常状態と判断される基準として、一定間隔で数回再送しても応答が返ってこない等の条件を加えることも可能である。また、報知手段として、セキュリティ装置1上で上記の文言を表示する、音を鳴らし喚起を促す、電話・インターネット等の通信回線を利用して外部に通報する等目的と異常状態に応じて手段を設定することが可能である。
正常に電池電圧情報33をセキュリティ装置31で受信できた場合(図9(a))には、その電池電圧情報が設定されている値を満たしているかを判定し、その結果が異常であればその旨を報知手段39にて報知することで、使用者にメンテナンスの喚起を促す。正常であれば、その値を保持する。
このようにして、常に電池電圧を監視し、現在の電池電圧の値を保持することにより、端末装置で異常が発生した場合に早期に対処できると共に、端末装置の使用頻度、消耗度合いを監視し、電池や端末装置の交換時期を推測したりすることにより、端末装置に異常が起こる前に、使用者にメンテナンスを促すことのできる仕組みを提供している。
なお、本実施例では開閉センサ、状態検知センサを例として用いているが、さまざまな端末装置に対し、本発明を適用することが可能である。
また、本実施例では宅内の通信媒体として無線を用いているが、専用線による有線通信、電灯線搬送通信、赤外線通信、光ファイバ通信など、いずれの通信媒体を用いても同様の効果を有するものである。
また、本実施例では、無線を用いているが、専用線やLAN等のネットワークを用いても同様のシステムを構築することが可能であり、本システムは通信回線に依存しない。
以上のように、本実施の形態においては、セキュリティ装置から所定の時間に端末装置に問い合わせにいくので、端末装置の通信状態を常に監視することができ、端末装置の異常状態を早期の時点で検出することが可能となるとともに、一度の通信で、端末装置の状態も監視しているので、通信トラフィックの軽減を図りながらも、端末装置の状態と本セキュリティ装置で内部に保持している端末装置の状態を高い確率で一致させ、セキュリティモードへの移行処理を正確に、且つ迅速に行うことが可能となる。
また、計時手段にて計時される時間を外部から変更することができるので、使用者がセキュリティモードを使用する時間帯に合わせて、使用者もしくは管理者が端末装置の状態を取得しに行く時間を設定することが出来、前記セキュリティ装置がセキュリティモードに移行する際に使用する内部状態をより正確な情報に更新することが可能となる。
そして、使用者がセキュリティモードを使用する時間帯を予測して、端末装置の状態を取得しに行く時間を設定するため、使用者もしくは管理者の手を煩わせることなく前記セキュリティ装置がセキュリティモードに移行する際に使用する内部状態をより正確な情報に更新することが可能となる。
また、一度の通信で端末装置の通信状態を常に監視するとともに、端末装置の電池電圧状態も常に監視しているので、通信トラフィックの軽減を図りながらも、端末装置の電池電圧低下による通信異常を早期の時点で検出することができ、通信の異常により危険な状態が発生してしまうのを防ぐことが可能となるとともに、得られた電池電圧状態より、端末装置の使用頻度、消耗度合いを検知することもできるので、端末装置に異常が起こる前に、使用者にメンテナンスを促すことが可能となる。そのため長い期間において安定したセキュリティサービスを提供することが可能となる。
また、取得する状態をドアや窓の開閉状態、破壊状態、施錠状態、機器のON/OFFとすることで、ドアや窓の開閉状態、破壊状態、施錠状態、機器のON/OFFを集中的に監視して、セキュリティ性を高めることができる。
なお、文中「セキュリティセンサ群」は、例えば家庭内の窓や扉に設置し、外部からの侵入者があった場合に反応して警報音を鳴らし、その旨を通報する開閉センサや、人の存在有無を検知しその旨を警報音や通報を用いて威嚇や報知を行い外部からの侵入者を防ぐ人感センサなどを指す。これらは、各家庭周辺に設置されているものとする。
また、「家電機器群」とは、洗濯機、電子レンジ、エアコン、冷蔵庫、炊飯器、給湯器等の家庭で利用される家電機器を指す。また、「流量計測装置群」とは、電気、ガス、水道等の、いわゆる各家庭のライフラインと呼ばれるエネルギー計測装置をし、ガスメーター等は各エネルギーの流量を計測すると共に、各種保安機能を有す場合もある。
例えば、ガスメーターはガスの流れを遮断する遮断機能を有しており、ガス漏れや地震等が発生した場合には自動的にガスの流れを遮断すると共に、その旨を通報する機能を持つ。さらに、ガスメーターは、例えばLPガス用のガスメーターであった場合に、LPガスボンベの残量を検出機能も有している。すなわち、LPガスボンベの残量が予め定められたレベルを下回った場合や、残量がなくなってしまった場合に、ガスメーターはその旨を検知し通報する。通報の方法は前述の遮断等の場合と同様である。通報を受けたガスサービス業者は当該家庭にガスボンベを配送し交換等の作業を行うことが可能である。
また、「健康機器群」とは、血圧計、体重計、体脂肪率計、歩数計等の健康機器を指す。これらの機器は、それぞれ単独の機器として存在する場合もあれば、例えば、温水洗浄便座等に組み込まれている場合もある。なお、便器を利用して排泄物の状態を測定して健康データを取得するような機器も「健康機器群」に含まれる。いずれにしろ、これらの「健康機器群」が取得したデータはセキュリティ装置1を経由して、例えば外部の携帯電話、パソコン、医療機関、サービスセンター等へ通報することが可能である。さらには、例えば医療機関のような外部からこれらのデータを遠隔で取得することも可能である。
また、セキュリティ装置1は、例えば「セキュリティセンサ群」へ各種警戒動作の設定/解除操作、「家電機器群」の電源のON/OFF等の制御、「流量計測装置群」に対する流量のON/OFF等の制御を行う役目も果たす。ここで、「セキュリティセンサ群」の場合においては、AC電源の供給が難しいため、「セキュリティセンサ群」は一般的に電池により動作を行う。また、「流量計測装置群」がガスメーターや水道メーターの場合、ガスメーターや水道メーターは各家庭の庭や裏側等に設置されており、通常電池で動作を行う。一方、「家電機器群」の場合においてはAC電源の供給により動作を行う。このように、セキュリティ装置1と少なくとも1台以上の「セキュリティセンサ群」、「家電機器群」、「流量計測装置群」、「健康機器群」といった端末装置2によりシステムが構成される。
なお、本実施の形態で説明した手段は、CPU(またはマイコン)、RAM、ROM、記憶・記録装置、I/Oなどを備えた電気・情報機器、コンピュータ、サーバー等のハードリソースを協働させるプログラムの形態で実施してもよい。プログラムの形態であれば、磁気メディアや光メディアなどの記録媒体に記録したりインターネットなどの通信回線を用いて配信したりすることで新しい機能の配布・更新やそのインストール作業が簡単にできる。
以上のように、本発明にかかるセキュリティ装置及びプログラムは、所定の時間にセキュリティ装置から端末に状態を問い合わせ、通信異常を検知したら報知する。また、正常に通信できた場合には、端末装置の状態を内部で保持し、セキュリティモード移行のトリガを受けた時に内部で保持している端末装置の状態と、設定されているセキュリティモードの内容を比較し、異常と判定したらその旨を使用者に報知するので、端末装置の異常状態を早期の時点で検出することができ、通信トラフィックの軽減を図りながらも、端末装置の状態と本セキュリティ装置で内部に保持している端末装置の状態を高い確率で一致させ、セキュリティモードへの移行処理を正確に、且つ迅速に行うことができるものであり、宅内のセキュリティに限らず、離れた場所にある複数の建物を一括管理したり、警備領域に存在する建物を集中的に管理でき、使用者の生活様式に合わせてカスタマイズすることができるので、個別に発生し得るニーズに対応しながらも警備領域を広範囲に広げることが出来、広範囲で安定したセキュリティサービスを提供することが可能となる。
本発明のセキュリティ装置を用いたシステム構成例図 本発明実施の形態1のセキュリティ装置1内部構成図 本発明実施の形態1のセキュリティモード設定例一覧表図 (a)本発明実施の形態1の情報受信時の通信シーケンス図(b)本発明実施の形態1の情報非受信時の通信シーケンス図 本発明実施の形態1のセキュリティ装置1A内部構成図 本発明実施の形態1の電文構成図 本発明実施の形態1のセキュリティ装置1B内部構成図 本発明実施の形態2のセキュリティ装置31内部構成図 (a)本発明実施の形態2の情報受信時の通信シーケンス図(b)本発明実施の形態2の情報非受信時の通信シーケンス図
符号の説明
1、1A、1B、1C セキュリティ装置
2、32 端末装置
6、36 通信手段
7、37 計時手段
8、38 端末状態取得手段
9、39 報知手段
10 セキュリティモード設定記憶手段
11 入力手段
12 状態判定手段
20 入力情報記憶手段
21 計時時間設定手段

Claims (5)

  1. 端末装置と通信する通信手段を備えたセキュリティ装置において、所定の時間を計る計時手段と、前記計時手段にて所定の時間が計時されたときに前記端末装置の状態を取得して記憶する端末状態取得手段と、セキュリティモードに関する設定の情報を記憶するセキュリティモード設定記憶手段と、セキュリティモードに移行するトリガを与える入力手段とを備え、前記入力手段により、セキュリティモードに移行するトリガの入力が行われた際に、前記端末状態取得手段にて得ている情報と前記セキュリティモード設定記憶手段に記憶してある情報を比較し、結果が正常である場合には入力されたセキュリティモードに移行させる状態判定手段と、前記状態判定手段が比較した結果が異常である場合にはその旨を報知する報知手段を備えたセキュリティ装置。
  2. 計時手段にて計時される時間を設定とする請求項1記載のセキュリティ装置。
  3. 入力手段からセキュリティモードに移行するトリガを与えられた時間と、入力されたセキュリティモードに関する情報を記憶する入力情報記憶手段と、前記入力情報記憶手段に記憶された情報から次回のセキュリティモード移行時間を予測し、前記セキュリティモード移行時間の少し前の時間を計時手段に設定して端末装置の状態を取得する計時時間設定手段を備えた請求項1記載のセキュリティ装置。
  4. 端末状態取得手段にて取得される状態は、ドアや窓の開/閉状態、破壊状態、施錠状態や、機器のON/OFF、運転状態のうち少なくとも1つの状態とする請求項1〜3のいずれか1項記載のセキュリティ装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項記載のセキュリティ装置にて少なくとも一つの手段をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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