JPH11211532A - ガスメータおよびガス使用監視システム - Google Patents

ガスメータおよびガス使用監視システム

Info

Publication number
JPH11211532A
JPH11211532A JP1279198A JP1279198A JPH11211532A JP H11211532 A JPH11211532 A JP H11211532A JP 1279198 A JP1279198 A JP 1279198A JP 1279198 A JP1279198 A JP 1279198A JP H11211532 A JPH11211532 A JP H11211532A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gas
consumption
flow rate
duration
gas consumption
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1279198A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshimasa Toriyama
敏正 鳥山
Kimikatsu Isobe
公克 磯部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yazaki Corp filed Critical Yazaki Corp
Priority to JP1279198A priority Critical patent/JPH11211532A/ja
Publication of JPH11211532A publication Critical patent/JPH11211532A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measuring Volume Flow (AREA)
  • Details Of Flowmeters (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 独居老人のような独居者が通常の生活を続け
ているか否かについて、即ち独居者の安否についてを、
従来の専用ホームセキュリティーシステムのような繁雑
なシステムの付加を必要とすることなく、極めて簡易で
安価なシステムを用いて住居の外部から確実に確認する
ことができるようにする。 【解決手段】 ガス消費停止継続時間tを、予め定めら
れた継続時間しきい値Tthと比較して、この比較手段1
07で比較された結果、ガス消費停止継続時間tが継続
時間しきい値Tth以上であった場合には、前記ガスの消
費者つまりガスメータが設置されている住居に住む独居
老人のようなユーザーの安否に異常が発生したものとし
て警報発生手段109,201が警報を発する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はガスメータに関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年では、家庭のいわゆる核家族化や生
活の個人化が進んでおり、また人口統計的にも老人人口
がさらに増加を続けていることから、特に独居老人の住
居戸数が、従来にも増してさらに多くなって来ている。
また老人に限らず一般に独居者の住む住居戸数も多くな
っている。
【0003】このような独居老人をはじめとして独居者
の住む住居においては、その住人が不慮の事故や急病等
によって具合が悪くなって住居内で倒れたような場合
に、そのまま誰にも気付かれずに亡くなってしまうとい
った事態が生じる可能性が高くなっている。
【0004】特に、身寄りの無い独居老人の場合には、
前記の如く近年の生活の個人主義化等に起因して近隣の
住人にも気付かれること無く、住居内で具合が悪くなっ
て倒れたままの状態でそのまま亡くなってしまうといっ
た痛ましい事態がさらに頻繁に生じるようになってきて
おり、今後のさらなる老人人口の急増に伴って、このよ
うな独居老人の安否の確認や、不慮の事故や急病等に対
するしかるべき対処の必要性が、さらに重要なものとな
って行くことは確実である。
【0005】そこで、そのような独居老人をはじめとす
る独居者の安否を確認する安全システムの構築あるいは
導入が要請されることになるが、それを実現するための
従来の技術としては、例えばホームセキュリティーシス
テムといった、いわゆる警備会社等によるセキュリティ
ーシステムが有る。
【0006】しかしながら、そのようなホームセキュリ
ティーシステムは、それ専用の通報装置と伝送系と集中
管理センターとが少なくとも必要であり、しかもそれが
ホームセキュリティーのための専用システムであること
に起因して、繁雑な種々のハードウェアを新たに設置し
なければならないので、そのための手間が極めて繁雑
で、またそのセキュリティーシステムのコストも高くつ
くことなどから、実際上は独居老人をはじめとする独居
者が安価で簡易に加入できるようなものではないという
問題があった。そしてその結果、独居老人等の独居者に
とってはそのような専用の繁雑で高コストなホームセキ
ュリティーシステムの導入は実際上極めて困難であると
いう問題があった。
【0007】そこで、そのような繁雑な専用システムの
付加をさほど必要とすることなしに簡便で安価に構築可
能な、独居老人等の独居者の安否を確認できるシステム
を構築することが強く要請されるが、そのようなシステ
ムの構築は実際上は未だ殆ど全く成されておらず、また
それを実現するための有効な技術の提案等も実際には殆
ど全く成されていなかった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記のよう
な問題を解決するために成されたものである。本発明の
解決すべき課題は、独居老人のような独居者が通常の生
活を続けているか否かについて、即ち独居者の安否につ
いてを、従来の専用ホームセキュリティーシステムのよ
うな繁雑なシステムの付加を必要とすることなく、極め
て簡易で安価なシステムを用いて住居の外部から確実に
確認することができるようにすることにある。
【0009】即ち換言すれば、本発明の解決すべき課題
は、独居老人が住居内で具合が悪くなって誰にも気付か
れずに亡くなってしまう、といった痛ましい事態を、本
発明の技術を導入することで回避することができるよう
にすることにある。しかもそのような機能を、繁雑な専
用システムを付加すること無しに、ガスメータの検針シ
ステムを巧妙に用いることで、簡易で安価に実現するこ
とができるようにすることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】第1に、本発明のガスメ
ータは、上流側のガス供給管又はガスボンベから下流側
のガス消費機器側へと流れるガスの流量又は流速を計測
するガス流計測手段と、前記計測されたガスの流量又は
流速の値に基づいて前記ガスの消費量の積算値を演算す
るガス積算消費量演算手段とを有するガスメータにおい
て、前記ガス流計測手段によって計測された前記ガスの
流量又は流速の値に基づいて前記ガスが消費停止の状態
にあるか否かを判定するガス消費停止判定手段と、前記
ガス消費停止判定手段によって前記ガスの消費が停止状
態にあることが判定されると、該ガスの消費停止状態が
継続されている時間をカウントするガス消費停止継続時
間カウント手段と、前記ガス消費停止継続時間カウント
手段によってカウントされた前記ガス消費停止継続時間
を予め定められた継続時間しきい値と比較する比較手段
と、前記比較手段で比較された結果、前記ガス消費停止
継続時間が前記継続時間しきい値以上であった場合に
は、前記ガスの消費者の安否に異常が発生したものとし
て警報を発するための信号を出力する警報信号出力手段
とを備えたことを特徴とするガスメータである。
【0011】即ち、一般にガスは生活に最も必需のエネ
ルギ資源のうちの主要なものの一つであるため、住居に
住んでいてガスを使用するユーザーが不慮の事故や体の
具合が無くなって死亡したり寝込まない限りは、朝晩の
身支度や風呂や食事の用意やお茶を入れる際など、1日
あるいは2〜3日のうちに必ず一度や二度はユーザーが
ガスを消費するはずである。
【0012】逆に言えば、例えば4日以上などの長い時
間に亙って一度もガスの消費が無い場合には、その住居
に住んでいるユーザーの安否に何らかの異常が発生した
確率が極めて高いと考えて良いはずである。そこで、本
発明によれば、ユーザーの安否に何らかの異常が発生し
たと判定しても妥当であるような値に継続時間しきい値
を予め定めておき、ガス消費の停止状態が継続している
時間をガス消費停止継続時間カウント手段がカウント
し、そのカウントされた消費停止継続時間を比較手段が
前記継続時間しきい値と比較して、その継続時間しきい
値よりもさらに長い時間に亙ってガス消費の停止状態が
継続した場合に、そのユーザーの安否に何らかの異常が
発生したものと判定して、その旨の警報を発するための
信号を警報信号出力手段が出力する。
【0013】このようにして、ガスメータによってガス
の消費停止状態の継続時間をパラメータとして用いて、
ユーザーの安否に何らかの異常が発生したか否かを判定
し、異状が発生したと判定された場合にはその旨の警報
を発して、ユーザーの安否に異状が発生したことをその
ユーザーの住居の外部に対して迅速に報知することを可
能とすることができる。
【0014】ところで、生活に最も必需のエネルギ資源
としては、ガス以外にも、電気もそのうちの主要な一つ
であることは言うまでもないが、しかし電気よりもガス
の方が本発明に係るユーザーの安否を監視するためのパ
ラメータとしての利用に好適である。何故なら、電気の
場合には、例えば冷蔵庫など、ユーザーの安否に殆ど無
関係に半永久的に継続使用される機器が多く存在してお
り、ユーザーの安否と電気消費停止状態とが必ずしも強
い相関関係にあるわけではないからである。そして一
方、ガスの場合はガスエアコンシステムなど若干の例外
はあるものの、一般にその消費状態はユーザーの寝起き
などの生活リズムにつれて大きく変動するものであるか
ら、特にその消費量がほぼ0あるいは0と見做して良い
状態が長期に亙って継続すると、その場合にはユーザー
の生活状態つまり安否に何らかの支障が生じたものであ
る確率は極めて高いという強い相関関係が一般に成り立
っている。従って、本発明に係るユーザーの安否の監視
を行なう技術は、特にガスの消費量を監視するガスメー
タに特に好適な技術であると言える。
【0015】しかもこのとき、ガス消費停止判定手段が
ガス消費停止の状態にあるか否かを判定するためには、
ガス流が0あるいは0と見做して良い流量(または流
速)を検出することが必要だが、このための機能として
は、従来からガスメータが必ず有しているガス流計測手
段を用いて、前記のガス流が0あるいは0と見做して良
い流量(または流速)の状態であるか否かを検知するこ
とができるので、本発明に係る専用のガス流計測手段の
新たな付加を必要とせず、構造を簡易なままに保ちなが
らも本発明に係るユーザーの安否の有効な監視機能を付
加することができる。
【0016】また、前記のガス消費停止判定手段によっ
てガス流が0あるいは0と見做して良い流量(または流
速)の状態であるか否かを判定する際に用いるロジック
としては、例えば従来のいわゆる微少流量漏洩検知に用
いられているような微少流量の判定の際に用いられる微
少流量しきい値を好適に用いて、その微少流量しきい値
以下の値に、計測されたガスの流量(あるいはそれに換
算可能な流速)がなっている場合には、そのときのガス
流が0あるいは0と見做して良い流量(または流速)の
状態であるものと判定することができる。つまり、微少
流量しきい値以下の流量のガス流を、前記のガス消費停
止判定手段はガス消費の停止状態として判定すれば良
い。そしてこのような微少流量漏洩検知に用いられる微
少流量しきい値を用いてガス消費の停止状態を判定する
ためのロジックは、前記の微少流量漏洩の発生を判定す
るためのロジックのちょうど逆のロジックということに
なるが、これはしかし従来ガスメータが有している微少
流量漏洩検知のためのハードウェア資源およびソフトウ
ェア資源を殆ど流用あるいは兼用して用いて、その判定
のためのロジックだけを微少流量漏洩検知とは逆にすれ
ば良いだけで済む。つまり、微少流量漏洩検知の場合に
は、計測されたガス流量値が微少流量しきい値を越えた
場合に微少流量漏洩が発生したものと判定するが、本発
明に係るガス消費停止判定手段によるガス消費停止判定
の場合には、計測されたガス流量値が微少流量しきい値
以下の場合にガス消費が停止状態にあるものと判定す
る。このように、一方はその値を越えた場合、他方はそ
の値以下の場合に、それぞれ肯定的な判定を下すことに
なる点ではその判定ロジックは正反対だが、いずれも同
じ微少流量しきい値を用いることでは同じである。従っ
て、本発明に係るガス消費停止判定手段としての新たな
専用の手段のさらなる付加といった繁雑さを殆ど全く必
要とせず、装置全体としての構造を簡易なままに保ちな
がらも判定ロジックというソフトウェア上の若干の簡易
な付加のみで本発明に係るユーザーの安否を確認する機
能を付加することがてきるという利点がある。ただし、
ガス消費停止判定手段のロジックとしては、このような
微少流量しきい値を用いるもののみには限定しないこと
は言うまでもない。この他にも、例えばガス流計測手段
として用いられるガス流量センサの計測可能な0を含む
最小流量値+安全率(誤差マージン)の値を、前記のガ
ス流が0あるいは0と見做して良い流量として定義し、
これをガス消費停止状態の判定のためのしきい値として
用いても良い。
【0017】第2に、本発明のガスメータは、上流側の
ガス供給管又はガスボンベから下流側のガス消費機器側
へと流れるガスの流量又は流速を計測するガス流計測手
段と、前記計測されたガスの流量又は流速の値に基づい
て前記ガスの消費量の積算値を演算するガス積算消費量
演算手段とを有するガスメータにおいて、前記ガスの前
記上流側から下流側への流れを遮断する遮断弁と、前記
遮断弁の開閉を切り替えるための遮断弁開閉スイッチ
と、前記遮断弁開閉スイッチによって切り替えられて前
記遮断弁が開いた状態となっているときに、前記ガス流
計測手段によって計測された前記ガスの流量又は流速の
値に基づいて前記ガスが消費停止の状態にあるか否かを
判定するガス消費停止判定手段と、前記ガス消費停止判
定手段によって前記ガスの消費が停止状態にあることが
判定されると、該ガスの消費停止状態が継続されている
時間をカウントするガス消費停止継続時間カウント手段
と、前記ガス消費停止継続時間カウント手段によってカ
ウントされた前記ガス消費停止継続時間を予め定められ
た継続時間しきい値と比較する比較手段と、前記比較手
段で比較された結果、前記ガス消費停止継続時間が前記
継続時間しきい値以上であった場合には、前記ガスの消
費者の安否に異常が発生したものとして警報を発するた
めの信号を出力する警報信号出力手段とを備えたことを
特徴とするガスメータである。
【0018】この第2記載のガスメータは、上記第1記
載のガスメータに、ガスの前記上流側から下流側への流
れを遮断する遮断弁と、前記遮断弁の開閉を切り替える
ための遮断弁開閉スイッチとをさらに付加して、その遮
断弁が遮断弁開閉スイッチによって閉状態となっている
ときには前記のガスの消費停止状態が継続されている時
間としてはカウントしないようにしたものである。そし
てその結果、例えばユーザーが旅行等でそのガスメータ
の設置されている住居を数日間留守にするような場合
に、本発明に係るガスメータがその留守中のガス消費停
止を検知して異常発生の警報を誤報するといった不都合
を回避して、ガスの消費者の安否のさらに正確な自動監
視を実現することができる。
【0019】即ち、例えばユーザーが旅行等でそのガス
メータの設置されている住居を数日間留守にする場合な
どには、その外出の際にユーザーは遮断弁開閉スイッチ
で遮断弁を閉状態に切り替える。すると本発明に係るガ
スメータはこの切り替え入力を受けて遮断弁を閉状態に
するとともに、ガス消費停止判定手段の動作を停止す
る。つまり、遮断弁開閉スイッチによって遮断弁が閉状
態にされる場合には、ユーザーが旅行などの長期外出で
住居を留守にしているのであるから、その間はガス消費
が停止状態であってもユーザーの安否には無関係であ
る。従ってそのような場合には、本発明に係るガスメー
タのユーザー安否監視機能が働いていてもむしろ誤報を
発することになるだけである。そこでこのような場合に
は、遮断弁の閉状態あるいはそれの命令入力を検知し
て、それをユーザーの不在あるいはガス消費の不要な状
態であるものとしてガス消費停止判定手段の動作を停止
することで、その間の不要な警報の発生等の不都合を回
避することができる。
【0020】第3に、本発明のガス使用監視システム
は、上流側のガス供給管又はガスボンベから下流側のガ
ス消費機器側へと流れるガスの流量又は流速を計測する
ガス流計測手段と、前記計測されたガスの流量又は流速
の値に基づいて前記ガスの消費量の積算値を演算するガ
ス積算消費量演算手段とを有するガスメータと、少なく
とも前記ガスの消費量の積算値のデータを前記ガスメー
タの外部の情報収集手段に対して伝送する伝送手段とを
有するガス使用監視システムにおいて、前記ガス流計測
手段によって計測された前記ガスの流量又は流速の値に
基づいて前記ガスが消費停止の状態にあるか否かを判定
するガス消費停止判定手段と、前記ガス消費停止判定手
段によって前記ガスの消費が停止状態にあることが判定
されると、該ガスの消費停止状態が継続されている時間
をカウントするガス消費停止継続時間カウント手段と、
前記ガス消費停止継続時間カウント手段によってカウン
トされた前記ガス消費停止継続時間を予め定められた継
続時間しきい値と比較する比較手段と、前記比較手段で
比較された結果、前記ガス消費停止継続時間が前記継続
時間しきい値以上であった場合には、前記ガスの消費者
の安否に異常が発生したものとして警報を発するための
信号を、前記伝送手段を介して前記情報収集手段へと出
力する警報信号出力手段とを備えたことを特徴とするガ
ス使用監視システムである。
【0021】即ち、ガスメータは従来から自動検針シス
テムの一環として、ガスの消費量の積算値を演算し、そ
のガス積算消費量の値のデータを、電話線あるいはその
他の無線伝送経路などの伝送手段を介して各ユーザーの
ガス使用状態を一か所で集中して監視する集中監視セン
ターに収集できるように形成されているものが有る。あ
るいはそのような技術の導入について提案されている。
【0022】そこで、このように各ユーザーのガスメー
タとそれを集中管理する集中監視センターとの間でデー
タをやりとりするデータ伝送系(伝送手段)および、そ
のようにして得られた各ユーザーのガス使用状況の情報
を収集して格納し、あるいはモニタリングすることがで
きる、ハードウェア資源やそれを動作させるためのソフ
トウェア資源については、既に存在しているので、その
ような既に有るデータ収集システムを活用することで、
従来の専用ホームセキュリティシステムのような繁雑な
専用システムを新たに付設すること無しに、簡易なシス
テム構成あるいはそれを実現するための簡易で安価な手
段の付加のみで各ユーザーのガス使用状況を集中監視セ
ンターで監視するシステムを実現することができる。
【0023】つまり、この第3記載のガス使用監視シス
テムは、上記第1記載のガスメータを用いて、それが具
備している警報信号出力手段を、従来の電話線などの伝
送手段を介して従来の集中監視センターの情報収集手段
と接続することで、各ユーザーのガス使用状況を集中監
視センターで監視するシステムを極めて簡易で安価に実
現することができるわけである。このとき、特にハード
ウェアとして本発明に係るガス使用監視システムを構築
するために従来のいわゆる自動ガス検針システムに対し
てさらに付加することが必要なものとしては、前記のガ
スメータ内のガス消費停止継続時間カウント手段および
警報信号出力手段および比較手段であって、その他に
は、ガス消費停止判定手段については既述の通り従来の
微少漏洩検知装置(手段)のハードウェアを用いて構築
可能であるから別に新たな装置の付加は必要無く(ただ
しこれを敢えて別体で設けても良いことは言うまでもな
いが)、またガス流計測手段やガス積算消費量演算手段
についても既述の如く従来のものを適用するだけで済
む。
【0024】このように、本発明によれば、各ユーザー
のガス使用状況を集中監視センターで監視するシステム
を極めて簡易で安価に実現することができる。なお、集
中監視センター側に配置された情報収集手段では、ガス
メータ側の警報信号出力手段から出力された警報を発す
るための信号を受けると、これを記憶手段に読み出し可
能に記憶しておくようにすれば良い。あるいは、後述の
第6記載の技術のように、集中監視センターにおいて視
覚情報又は聴覚情報によって警報を発するようにしても
良い。
【0025】第4に、本発明のガス使用監視システム
は、上流側のガス供給管又はガスボンベから下流側のガ
ス消費機器側へと流れるガスの流量又は流速を計測する
ガス流計測手段と、前記計測されたガスの流量又は流速
の値に基づいて前記ガスの消費量の積算値を演算するガ
ス積算消費量演算手段とを有するガスメータと、少なく
とも前記ガスの消費量の積算値のデータを前記ガスメー
タの外部の情報収集手段に対して伝送する伝送手段とを
有するガス使用監視システムにおいて、前記ガスの前記
上流側から下流側への流れを遮断する遮断弁と、前記遮
断弁の開閉を切り替えるための遮断弁開閉スイッチと、
前記遮断弁開閉スイッチによって切り替えられて前記遮
断弁が開いた状態となっているときに、前記ガス流計測
手段によって計測された前記ガスの流量又は流速の値に
基づいて前記ガスが消費停止の状態にあるか否かを判定
するガス消費停止判定手段と、前記ガス消費停止判定手
段によって前記ガスの消費が停止状態にあることを判定
されると、該ガスの消費停止状態が継続されている時間
をカウントするガス消費停止継続時間カウント手段と、
前記ガス消費停止継続時間カウント手段によってカウン
トされた前記ガス消費停止継続時間を予め定められた継
続時間しきい値と比較する比較手段と、前記比較手段で
比較された結果、前記ガス消費停止継続時間が前記継続
時間しきい値以上であった場合には、前記ガスの消費者
の安否に異常が発生したものとして警報を発するための
信号を、前記伝送手段を介して前記情報収集手段へと出
力する警報信号出力手段とを備えたことを特徴とするガ
ス使用監視システムである。
【0026】即ち、この第4記載のガス使用監視システ
ムは、上記第2記載のガスメータを用いて、それが具備
している警報信号出力手段を、従来の電話線などの伝送
手段を介して従来の集中監視センターの情報収集手段と
接続することで、上記第3記載のガス使用監視システム
と同様に各ユーザーのガス使用状況を集中監視センター
で監視するシステムを極めて簡易で安価に実現すること
ができる。
【0027】第5に、本発明のガスメータは、上記第1
又は第2記載のガスメータにおいて、前記警報信号出力
手段によって出力された信号に基づいて、前記ガスの消
費者の安否に異常が発生したものとして視覚情報又は聴
覚情報による警報を発する警報発生手段を、さらに具備
することを特徴とするガスメータである。
【0028】即ち、この第5記載の技術によれば、警報
信号出力手段によって出力された信号に基づいて、警報
発生手段が視覚情報又は聴覚情報によって警報を発する
ことで、そのガスメータが設置されている住居の住人の
安否に何らかの異常が発生したことを、そのガスメータ
を検針に来たガス管理会社の検針担当者あるいはそのガ
スが設置されている住居を訪れた人や隣近所の住人に対
して赤色灯の点滅などの視覚情報あるいは警報ブザーな
どの聴覚情報によって明らかに認識可能な警報を発し
て、その住居の独居老人など安否に関する異常事態の発
生を確実に報知することができる。
【0029】しかも、住居の内部で独居老人などの安否
に異常事態が発生した場合には、その警報を住居外部の
例えば近隣の住人やその他の外部の人間に知らせること
が必要となるが、ガスメータは一般に住居の外部に設置
されるものであることから、住居の内部で発生した独居
老人などの安否に関する異常事態の発生の警報を、その
住居の外部に対して報知するという警報発生手段の付設
には極めて好適な設置条件にあると言える。つまり、本
発明に係るこの第5記載の技術、つまり住居の内部で発
生したユーザーの安否の異常事態の警報を発する警報発
生手段を付設することは、特にガスメータに対して馴染
みが良い好適な技術であると言える。
【0030】第6に、本発明のガス使用監視システム
は、上記第4記載のガス使用監視システムにおいて、前
記警報信号出力手段によって出力された前記信号が前記
伝送手段を介して前記情報収集手段に伝送されると前記
信号に基づいて前記ガスの消費者の安否に異常が発生し
たものとして視覚情報又は聴覚情報による警報を発する
警報発生手段を、(前記情報収集手段の側に)さらに具
備することを特徴とするガス使用監視システムである。
【0031】即ち、ガスの消費者の安否に異常が発生し
た場合には、いわゆる集中監視センター側の情報収集手
段に付設された警報発生手段が、その集中監視センター
において異常発生を報知する警報を発することで、それ
を集中監視センターの監視員等に確実に報知することが
できる。
【0032】第7に、上記第1および第2および第5の
うちいずれかに記載のガスメータにおいて、前記比較手
段は、前記継続時間しきい値を変更可能な比較手段であ
ることを特徴とするガスメータである。また、第8に、
上記第3、第4及び第6のうちいずれかに記載のガス使
用監視システムにおいて、前記比較手段は、前記継続時
間しきい値を変更可能な比較手段であることを特徴とす
るガス使用監視システムである。
【0033】即ち、例えばあるユーザーでは1日平均5
時間程度しかガス消費を停止している時間が継続せず、
また別のユーザーでは週末の2日半に亙っては全くガス
を消費しないなど、実際にはユーザーごとでガス消費の
時間的パターンはある程度ばらつきがあるため、このよ
うなユーザーごとに異なるガス消費の時間的パターンに
きめ細かく対応して継続時間しきい値を設定すること
が、さらに望ましい。
【0034】そこで、上記第7および第8記載の技術で
は、前記比較手段が、前記継続時間しきい値を変更可能
に設定できるものとした。なお、そのような継続時間し
きい値の設定やその変更のさらに具体的な手法として
は、ガスメータの使用開始時点などにユーザーとの協議
に基づいてガス管理者がその継続時間しきい値として例
えば7日間などというように設定値を入力するようにし
ても良く、あるいはガスメータが従来から備えている、
いわゆる初期学習機能と同様に、ガスメータ使用開始時
点から例えば2週間に亙ってガス消費状況をモニタリン
グして、そのユーザーごとのガス消費の時間的パターン
を読み取り、この初期学習機能によって読み取られたガ
ス消費の時間的パターンに対応して自動的に継続時間し
きい値の初期設定を行なうようにしても良い。いずれに
せよ、ユーザーごとに異なるガス消費の時間的パターン
にきめ細かく対応して継続時間しきい値を設定すること
で、さらに正確なユーザーの安否の監視及び警報の機能
を実現することができる。
【0035】なお、本発明に係るガスメータおよびガス
使用監視システムの技術は、いわゆる都市ガス用として
も、あるいはLPガス用としても好適に適用可能である
ことは言うまでもない。
【0036】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るガスメータお
よびそれを用いたガス使用監視システムの実施形態を、
図面に基づいて詳細に説明する。図1は、本発明に係る
ガスメータおよびそれを用いたガス使用監視システムの
構成の主要部を示す図である。本発明に係るガス使用監
視システムは、上流側のガスボンベ(図示省略)又はガ
ス供給管(図示省略)から下流側のガス消費機器側へと
流れるガスの流量ΔQ(又は流速v)を計測するガス流
計測手段101と、前記計測されたガスの流量ΔQ(又
は流速v)の値に基づいて前記ガスの消費量の積算値Q
(=ΣΔQ)の値を演算するガス積算消費量演算手段1
02とを有するガスメータ100と、少なくとも前記ガ
スの消費量の積算値QのデータDQを前記ガスメータ1
00の外部のガス管理会社等に設置されている集中監視
システムにおける情報収集手段200に対して伝送する
伝送手段300とを有するガス使用監視システムにおい
て、前記ガスの前記上流側から下流側への流れを遮断す
る遮断弁103と、前記遮断弁103の開閉を切り替え
るための遮断弁開閉スイッチ104と、前記遮断弁開閉
スイッチ104によって切り替えられて前記遮断弁10
3が開いた状態となっているときに、前記ガス流計測手
段101によって計測された前記ガスの流量ΔQ(又は
流速v)の値に基づいて前記ガスが消費停止の状態にあ
るか否かを判定するガス消費停止判定手段105と、前
記ガス消費停止判定手段105によって前記ガスの消費
が停止状態にあることが判定されると、該ガスの消費停
止状態が継続されている時間tをカウントするガス消費
停止継続時間カウント手段106と、前記ガス消費停止
継続時間カウント手段106によってカウントされた前
記ガス消費停止継続時間tを、予め定められた継続時間
しきい値Tthと比較する比較手段107と、前記比較手
段107で比較された結果、前記ガス消費停止継続時間
tが前記継続時間しきい値Tth以上であった場合には、
前記ガスの消費者つまり前記ガスメータが設置されてい
る住居等に住む独居老人のようなユーザーの安否に異常
が発生したものとして警報を発するための信号Sを、前
記伝送手段300を介して前記情報収集手段200へと
出力する警報信号出力手段108と、を備えている。
【0037】そしてさらに、このガス使用監視システム
は、前記ガスメータ側には、前記警報信号出力手段10
8によって出力された信号Sに基づいて、前記ガスの消
費者の安否に異常が発生したものとして視覚情報および
聴覚情報の両方による警報を発する、ガスメータ側に配
置されるガスメータ側警報発生手段109を、さらに具
備している。
【0038】またさらには、このガス使用監視システム
は、ガス管理会社等に設置された前記集中監視側の情報
収集手段200には、前記警報信号出力手段108によ
って出力された前記信号Sが前記伝送手段300を介し
て前記情報収集手段200に伝送されると、前記信号S
に基づいて前記ガスの消費者の安否に異常が発生したも
のとして視覚情報および聴覚情報の両方による警報を発
する、集中監視側に配置される集中監視側警報発生手段
201を、さらに具備している。
【0039】ここで、上記のように主要部が構成された
本発明に係るガス使用監視システムの各構成のうち、特
にガス流量計測手段101、ガス積算消費量演算手段1
02、遮断弁103、遮断弁開閉スイッチ104、伝送
手段300、そして情報収集手段200については、従
来と同様のガス積算消費量を演算してそのデータを情報
収集手段200に対して伝送手段300を介して伝送す
るという構造およびその動作を行なうものを好適に用い
ることができる。
【0040】即ち、ガス流量計測手段101としては、
従来の一般的ないわゆる膜式流量計をはじめとした、ガ
スの流量を容積が変化する室を用いて直接的に計測する
容積流量計測方式の計測手段でも良く、あるいは、いわ
ゆる推量式(あるいは文献によっては推測式とも言う)
と呼ばれるような、ガス流の流量や流速に対応して変化
する流体的な各種物理量を計測し、その計測値に基づい
てガス流量あるいはガス流速を算出する方式、つまり、
ガス流による動圧あるいは静圧の時間的変化やガス流の
上流と下流とで異なる差圧などを計測する圧力流量計測
方式や、ガス流の粘性抵抗を計測する面積流量計測方式
や、ガス流がタービン羽を動かす仕事率を計測するター
ビン流量計測方式や、ガス流で発生する渦の周波数を計
測する渦流量計測方式や、ガス流中に超音波を伝搬させ
てその伝搬時間あるい伝搬速度等を計測する超音波流量
計測方式などがの各種センサが特に好適である。あるい
はその他にも、ガス流中に熱線を配置してその前後での
温度変化を計測する熱式質量流量計測方式などを、本発
明に係るガス流量計測手段101として好適に用いるこ
とができる。また、ガス積算消費量演算手段102につ
いても、前記のようにして計測されたガス流量ΔQを積
算する演算を行なって前記ガスの流量の積算値つまり前
記ガスの積算消費量の値Qを算出するという機能を実現
する従来の構造のものを用いれば良い。
【0041】なお、上記のガス流量計測手段101が計
測する対象は、ガスメータの上流側から下流側へと流れ
る(つまり消費される)ガスの単位時間あたりの流量Δ
Qでも良く、あるいはガスの流速vでも良い。何故なら
ガスの流速vを計測した場合には、このvの値とガスメ
ータ内の前記ガス流速を計測したガス導通路の断面積S
とに基づいて、このときのガス流量ΔQを、ΔQ=k・
v・S(ここに、kは単位換算上の係数)によって求め
ることができるからであることは言うまでもない。
【0042】そしてまた伝送手段300についても、前
記のガス積算消費量演算手段102で算出されて出力さ
れるガス積算消費量の値Qのデータを、情報収集手段2
00や集中監視側の警報発生手段201が設置されてい
るガス集中監視システム側へと伝送する、従来の電話回
線(あるいは専用無線伝送系も可)等を用いてなる伝送
手段を用いて本発明に係る信号Sを伝送すれば良い。な
お、伝送手段300として電話回線等を用いる場合に実
際には、この伝送手段300に前記の信号Sを乗せるた
めに、伝送手段300の両端にはインターフェイス(I
/F)301,302がそれぞれ配設されている。
【0043】また、遮断弁103およびその開閉を外部
から強制的に制御するための遮断弁開閉スイッチ104
についても、従来の遮断弁および遮断弁開閉スイッチを
好適に用いることができる。なお、遮断弁103につい
ては、詳述は省略するが、従来の例えば微少漏洩検知装
置(図示省略)によってガスメータの下流側等でガス漏
洩が発生したことが検知されると、これに基づいて制御
されてガスのガスメータよりも下流側への供給を遮断す
る本来の遮断弁としての機能およびそのための構造を備
えているものであることは言うまでもない。また、遮断
弁開閉スイッチ104についても、従来から用いられて
いる、例えば住居の内部に設置された端末装置あるいは
ガスメータ本体の操作しやすい位置に配置されており、
その住居の居住者(つまり独居老人のようなユーザー)
が外出する際などにその端末装置やガスメータに配置さ
れているスイッチを押下して、強制的に前記遮断弁10
3を閉状態に制御するための入力を行ない、またその
後、前記の居住者が前記の住居に戻って来た際に再びそ
のスイッチを用いて入力を行なって遮断弁103を開状
態に復帰させるために用いられるような、従来の遮断弁
開閉スイッチを用いることができる。
【0044】これらの各構成については、むしろ従来同
様である方が、従来のガス使用監視システムに本発明の
技術をより簡易に適用しやすいという利点さえあるので
好ましい。そこで、そのような従来と同様のガス積算消
費量の算出や微少漏洩検知機能等を果たすための構成を
好適に用いることができる部分についての説明は、上記
の如く簡略に済ませて、特に本発明に係るガス使用監視
システムにおける主要な特徴である、ガス使用状態の監
視つまりユーザーの安否に関する異常発生の検知に関す
る各主要部の構造や機能、またそれが検知された場合の
警報発生動作についてを中心に、以下に図2の概要フロ
ーチャートに基づいて説明する。
【0045】ガス流量計測手段101は、所定時間周期
ごとにガス流量ΔQを計測する(s1)。このガス流量
計測手段101としては、本実施形態では推量式の流量
計である超音波方式のガス流量計を一例として用いた。
これは、推量式の流量計を用いることによって、計測周
期および計測精度の点で、よりきめの細かい計測を可能
とするためである。しかしこれのみには限定されず、従
来の膜式のような容量計量方式のガス流量計を用いても
良い。
【0046】続いて、ガス積算消費量演算手段102
は、前記のガス流量計測手段101で計測されたガス流
量ΔQに基づいて、そのガス流の初期状態からそれまで
の間の積算値Q=ΣΔQを演算し、その値をガス積算消
費量Qの値のデータDQ として出力する(s2)。
【0047】そしてその値のデータDQ に基づいて表示
手段110はガス積算消費量Qの値を表示する(s
3)。この表示手段110としては、本実施形態におい
ては7桁の数字表示が可能なセグメント方式の液晶表示
装置を用いた。この液晶表示装置自体については従来の
数字表示が可能なセグメント方式の液晶表示装置を用い
れば良い。
【0048】そして前記のガス積算消費量Qの値のデー
タDQ は、ガスメータ内に設置されている記憶手段11
1に記憶される(s4)。このとき記憶されるガス積算
消費量Qの値のデータDQ は、逐次にインクリメントす
るようにして記憶しても良く、あるいはデータ圧縮する
などして時系列的に記憶しても良い。いずれにせよこの
ガス積算消費量Qの値のデータDQ の記憶自体について
は従来の技術を好適に用いることができる。
【0049】ここで、前記のガス流量計測手段101
は、ガス流量ΔQのデータをガス消費停止判定手段10
5にも送出しており、そのガス流量ΔQのデータに基づ
いて、ガス消費停止判定手段105はガス消費が停止し
た状態にあるか否かを判定する(s6)。つまり、ガス
流量ΔQがΔQ=0と見做せる流量であるか否かを判定
する。
【0050】この判定方法としては、さらに詳細には、
例えば微少漏洩検知の際に用いられる微少流量しきい値
Qmin 以下のガス流量の範囲を、前記のガス消費停止判
定手段105がガス消費の停止状態として判定するよう
にしても良い。つまり、微少漏洩検知の場合には、前記
の微少流量しきい値Qmin を越える流量があった場合に
微少漏洩が発生したものとして判定し、Qmin 以下の場
合には微少漏洩の発生とは判定しないが、ガス消費停止
判定手段105の場合にはそのちょうど逆のロジックを
用いて、微少流量しきい値Qmin 以下のガス流量となっ
た場合にガス流量ΔQがΔQ=0と見做せる流量である
こと、即ちガス消費量が0となったことを判定すれば良
い。
【0051】ただし、その前提条件として、遮断弁10
3が閉(遮断)状態にある場合には(s5のN)、ガス
消費停止判定手段105は動作せず、遮断弁103が開
状態にある場合(s5のY)にのみ、ガス消費停止判定
手段105が動作するように制御される。この制御は、
本実施形態では遮断弁開閉スイッチ104の入力に基づ
いて行なわれるものとした。なお、この遮断弁開閉スイ
ッチ104は、このようなガス消費停止判定手段105
の動作の制御手法としては、上記のような遮断弁開閉ス
イッチ104の入力を用いることの他にも、遮断弁の開
閉を自動的に検知してこれに同期して行なうようにして
も良いことは言うまでもない。
【0052】続いて、ガス流量ΔQがΔQ=0と見做せ
る流量であること、つまりガス消費が停止状態にあるこ
とが判定されると(s6のY)、ガス消費停止継続時間
カウント手段106は、ガス消費停止状態が継続してい
る時間tをカウントする(s7)。
【0053】そして比較手段107は、前記のガス消費
停止継続時間カウント手段106によってカウントされ
たガス消費停止継続時間tを、予め定められた継続時間
しきい値Tthと比較する(s8)。なお、この継続時間
しきい値Tthについては、ユーザーごとに異なるガス消
費の時間的パターンにきめ細かく対応して継続時間しき
い値を設定することが、より望ましいので、本実施形態
ではそのような継続時間しきい値Tthを変更可能に設定
できるものとした。即ち、そのような継続時間しきい値
Tthの設定のさらに具体的な手法としては、本実施形態
ではガスメータの使用開始時点などにユーザーとの協議
に基づいてガス管理者がその継続時間しきい値として例
えば3日間や7日間、あるいは18時間などのように、
予め設定値を決めてその値を入力あるいは変更できるも
のとした。
【0054】続いて、このとき比較手段107で比較さ
れた結果、前記のガス消費停止継続時間tが前記継続時
間しきい値Tth以上であった場合には(s8のY)、ガ
スの消費者つまり前記ガスメータが設置されている住居
等に住む独居老人のようなユーザーの安否に異常が発生
したものとして警報を発するための信号Sを、警報信号
出力手段108が出力する。そしてこの信号Sの出力
は、伝送手段300を介して情報収集手段200および
警報発生手段201へと送出される(s9)。
【0055】このとき、信号Sはそのガスメータの認識
番号のデータNと共に情報収集手段200および警報発
生手段201へと送出されることは言うまでもない。ま
た、その信号Sは、ガスメータ側に配置されている警報
発生手段109に対しても送出される。
【0056】そして、ガスメータ側に配置されている警
報発生手段109は、前記の信号Sを受けると、これに
基づいてユーザーの安否に異常が発生したものとして、
警報を発する(s10)。このときの警報は、より具体
的には、まず視覚的情報としてその住居の外部の人間に
対して見落とすことの無い顕著に目立つような赤色灯な
どの警報用ランプ等をガスメータの前面部に配設してお
き、これを点滅させるなどして行なえば良い。あるい
は、前記の表示手段110の液晶表示パネル画面にユー
ザーの安否に異常が発生した旨を表示するためのスペー
スを予め設けておき、それを用いてその住居の居住者の
安否に異常が生じた旨の警報を表示するようにしても良
い。
【0057】また、このような視覚的情報のみならず、
聴覚的情報も併せ用いて、さらに効果的な警報を現示す
ることができる。そのような聴覚的情報としては、例え
ば警報ブザーを鳴動させるといった手法を好適に用いる
ことができる。あるいは、ガスメータ側では聴覚的情報
については省略して前記の視覚的情報の現示のみでも良
いことは言うまでもない。
【0058】そして一方、情報収集手段200側では、
前記の信号Sおよび認識番号データNを受けると、まず
その信号Sが送られて来た日時のデータDと共にその信
号Sおよび認識番号データNを記憶手段(図示省略)に
記録する(s11)。またこのとき、集中監視側警報発
生手段201は、送られて来た信号Sおよび認識番号デ
ータNを前記の日時のデータDと共にまず視覚的情報と
して、表示画面(図示省略)に表示する(s12)。
【0059】そしてまた、聴覚的情報として、警報ブザ
ー(図示省略)を鳴動させる(s13)。こうして警報
を発生することで、ガス管理会社等の集中監視システム
に常駐している監視担当者等がこれを確実に確認するこ
とができ、この警報に基づいて、該当するガスメータが
利用されているユーザーの安否の確認や、その異常発生
に対する早期発見あるいは迅速な対処を行なうことがで
きる。
【0060】そして前記の監視担当者が、例えば電話連
絡等の確認方法によって、該当するユーザーの安否に異
常がないことを確認した場合、あるいはユーザーの安否
に異常が発生しており、それに対する適切な対処が終了
した場合などには、その監視担当者は、集中監視システ
ム側つまり情報収集手段200あるいは警報発生手段2
01に付設されている警報停止用のスイッチ202を押
下することで、警報の停止命令を入力する(s14の
Y)。
【0061】すると、これに対応して警報の停止命令の
信号Cが出力されて、上記のガス消費停止継続時間カウ
ント手段106、比較手段107、警報信号出力手段1
08はs6以前の状態にリセットされると共に、ガスメ
ータ側警報発生手段109および集中監視側警報発生手
段201の警報発生動作が停止される(s15)。こう
して一連の警報発生動作が完了すると、再び上記のs1
からの一連の警報発生動作のループに戻る。
【0062】なお、図2の概要フローチャートにおいて
は、既述の如く本発明に係る警報発生動作についてを中
心として説明することを主要目的としていたので、その
一連の動作を中心としたs1〜s15からなるフローチ
ャートを用いてその動作を示したが、実際にはこのガス
メータの全体としての動作は、図2におけるs1〜s4
で示したガス積算消費量の演算および記憶・表示する動
作については、s7以降の警報発生の動作中にも並列的
に継続中であることは言うまでもない。
【0063】また、上記概要フローチャートでは図示お
よび説明は省略したが、前記のガス積算消費量Qの値の
データDQ は、ガス管理会社等の管理担当者等によって
前記集中監視側の情報収集手段200に読み出し命令が
入力されると、そのときのデータDQ は、それが計測さ
れたガスメータの認識番号データNおよび日時データD
と共にI/F301および伝送手段300を介してガス
管理会社等に設置されている前記の集中監視側の情報収
集手段200に読み出される。この動作自体については
従来のいわゆる自動検針機能と全く同様のもので構わな
いことは言うまでもない。
【0064】また、図2の概要フローチャートでは、全
体として1つの無限ループを描いてその動作が繰り返さ
れるように描いてあるが、これは図示しない例えば本装
置の取換寿命が到来するなどして強制的な割り込みモー
ド等でその動作を停止されるような場合には、その停止
動作が行なわれることが可能であることは言うまでもな
い。しかし本発明に係るガスメータおよびそのガス使用
監視システムは、本質的に上記のようなユーザーの安否
監視〜警報の機能およびガスメータとしての自動検針の
機能をその使用継続中は休むこと無く無限ループ状に繰
り返しているのであるから、前記の取換寿命の到来のよ
うな瑣末な事項の説明や図示については本実施形態の説
明および図示の簡潔化を図るために詳述を省略したこと
は言うまでもない。
【0065】また、上記の各構成のうち、特にガス積算
消費量演算手段102は従来のいわゆるマイコンメータ
と呼ばれるようなマイコン(マイクロコンピュータ)を
用いてなるガスメータにおける、そのマイコン等のCP
Uおよび周辺機器を用いて構築することができる。また
このマイコンメータのようにガス積算消費量演算手段1
02をCPUおよびその周辺機器である記憶素子等を用
いて構築する場合には、そのCPUおよび周辺機器をさ
らに適用して、本発明に係る上記のガス消費停止判定手
段105、ガス消費停止継続時間カウント手段106、
比較手段107、警報信号出力手段108をそのCPU
を用いて構築するとともに、記憶手段111やI/F3
01をその周辺機器等を用いて構築することができる。
このようなCPUおよび周辺機器等を用いて本発明に係
るガスメータの主要部を構築した場合のハードウェア構
成の概要の一例を図3に示した。なお、この図3におい
て、100はガスメータ全体、401a,bはガス流量
計測手段101として用いられる超音波発/受振器、4
02は表示手段110として用いられる液晶表示装置
(I/Fや画像信号処理回路系等を内蔵していることは
言うまでもない)、403は前記のCPU、404は記
憶手段111として用いられる前記の記憶素子であるD
−RAM、405は警報発生手段109のうち視覚的情
報として警報を発生する警報用ランプ、406は警報発
生手段109のうち聴覚的情報として警報を発生する警
報ブザーを、それぞれ示している。なお、図示は省略し
たが、この他にもガスメータの寿命期間中安定的に電源
電力を供給可能な長期耐用型のリチウム電池等も配設さ
れていることは言うまでもない。
【0066】また、上記実施形態においては、ガス消費
停止判定手段105の動作以降(つまり図2におけるs
6以降の、本発明に係るガス使用監視機能の各ステッ
プ)が機能する前提条件として、遮断弁が開状態である
場合について述べたが、この前提条件は省略して、遮断
弁が閉状態であっても本発明に係るガス使用監視機能が
動作するようにしても良い。ただしこの場合には、ユー
ザーが長期間に亙って外出するような場合には、その間
に本発明に係るシステムが誤ってそれをユーザーの安否
に異常があったものとして判定しその警報を発する場合
も考えられるが、このような不都合については、例えば
ガスメータ側の警報発生手段109には警報ブザーを配
設しないで視覚的な警報を発するのみとする一方、ガス
管理会社等の集中監視システムにのみその警報が発せら
れるようにすれば良い。
【0067】
【発明の効果】以上、詳細な説明で明示したように、本
発明によれば、独居老人のような独居者が通常の生活を
続けているか否かについて、即ち独居者の安否について
を、従来の専用ホームセキュリティーシステムのような
繁雑なシステムの付加を必要とすることなく、極めて簡
易で安価なシステムを用いて住居の外部から確実に確認
することができるようにすることができる。換言すれ
ば、独居老人が住居内で具合が悪くなって誰にも気付か
れずに亡くなってしまう、といった痛ましい事態を、本
発明の技術を導入することで回避することができる。し
かも、そのような機能を、繁雑な専用システムを付加す
ること無しに、従来のガスメータ自体の構造およびそれ
を用いてなる従来の自動検針システムを巧妙に用いるこ
とで、簡易で安価に実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るガスメータおよびそれを用いたガ
ス使用監視システムの構成の主要部を示す図である。
【図2】本発明に係るガスメータおよびそれを用いたガ
ス使用監視システムにおける警報発生動作についてを中
心に示す概要フローチャートである。
【図3】本発明に係る上記のガス消費停止判定手段10
5、ガス消費停止継続時間カウント手段106、比較手
段107、警報信号出力手段108をそのCPU403
を用いて構築するとともに、記憶手段111やI/F3
01をその周辺機器等を用いて構築する場合の一例を示
す図である。
【符号の説明】
101…ガス流量計測手段 102…ガス積算消費量演算手段 103…遮断弁 104…遮断弁開閉スイッチ 105…ガス消費停止判定手段 106…ガス消費停止継続時間カウント手段 107…比較手段 108…警報信号出力手段 109…ガスメータ側の警報発生手段 200…情報収集手段 201…集中監視側の警報発生手段 300…伝送手段

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上流側のガス供給管又はガスボンベから
    下流側のガス消費機器側へと流れるガスの流量又は流速
    を計測するガス流計測手段と、前記計測されたガスの流
    量又は流速の値に基づいて前記ガスの消費量の積算値を
    演算するガス積算消費量演算手段とを有するガスメータ
    において、 前記ガス流計測手段によって計測された前記ガスの流量
    又は流速の値に基づいて前記ガスが消費停止の状態にあ
    るか否かを判定するガス消費停止判定手段と、 前記ガス消費停止判定手段によって前記ガスの消費が停
    止状態にあることが判定されると、該ガスの消費停止状
    態が継続されている時間をカウントするガス消費停止継
    続時間カウント手段と、 前記ガス消費停止継続時間カウント手段によってカウン
    トされた前記ガス消費停止継続時間を予め定められた継
    続時間しきい値と比較する比較手段と、 前記比較手段で比較された結果、前記ガス消費停止継続
    時間が前記継続時間しきい値以上であった場合には、前
    記ガスの消費者の安否に異常が発生したものとして警報
    を発するための信号を出力する警報信号出力手段とを備
    えたことを特徴とするガスメータ。
  2. 【請求項2】 上流側のガス供給管又はガスボンベから
    下流側のガス消費機器側へと流れるガスの流量又は流速
    を計測するガス流計測手段と、前記計測されたガスの流
    量又は流速の値に基づいて前記ガスの消費量の積算値を
    演算するガス積算消費量演算手段とを有するガスメータ
    において、 前記ガスの前記上流側から下流側への流れを遮断する遮
    断弁と、 前記遮断弁の開閉を切り替えるための遮断弁開閉スイッ
    チと、 前記遮断弁開閉スイッチによって切り替えられて前記遮
    断弁が開いた状態となっているときに、前記ガス流計測
    手段によって計測された前記ガスの流量又は流速の値に
    基づいて前記ガスが消費停止の状態にあるか否かを判定
    するガス消費停止判定手段と、 前記ガス消費停止判定手段によって前記ガスの消費が停
    止状態にあることが判定されると、該ガスの消費停止状
    態が継続されている時間をカウントするガス消費停止継
    続時間カウント手段と、 前記ガス消費停止継続時間カウント手段によってカウン
    トされた前記ガス消費停止継続時間を予め定められた継
    続時間しきい値と比較する比較手段と、 前記比較手段で比較された結果、前記ガス消費停止継続
    時間が前記継続時間しきい値以上であった場合には、前
    記ガスの消費者の安否に異常が発生したものとして警報
    を発するための信号を出力する警報信号出力手段とを備
    えたことを特徴とするガスメータ。
  3. 【請求項3】 上流側のガス供給管又はガスボンベから
    下流側のガス消費機器側へと流れるガスの流量又は流速
    を計測するガス流計測手段と、前記計測されたガスの流
    量又は流速の値に基づいて前記ガスの消費量の積算値を
    演算するガス積算消費量演算手段とを有するガスメータ
    と、少なくとも前記ガスの消費量の積算値のデータを前
    記ガスメータの外部の情報収集手段に対して伝送する伝
    送手段とを有するガス使用監視システムにおいて、 前記ガス流計測手段によって計測された前記ガスの流量
    又は流速の値に基づいて前記ガスが消費停止の状態にあ
    るか否かを判定するガス消費停止判定手段と、 前記ガス消費停止判定手段によって前記ガスの消費が停
    止状態にあることが判定されると、該ガスの消費停止状
    態が継続されている時間をカウントするガス消費停止継
    続時間カウント手段と、 前記ガス消費停止継続時間カウント手段によってカウン
    トされた前記ガス消費停止継続時間を予め定められた継
    続時間しきい値と比較する比較手段と、 前記比較手段で比較された結果、前記ガス消費停止継続
    時間が前記継続時間しきい値以上であった場合には、前
    記ガスの消費者の安否に異常が発生したものとして警報
    を発するための信号を、前記伝送手段を介して前記情報
    収集手段へと出力する警報信号出力手段とを備えたこと
    を特徴とするガス使用監視システム。
  4. 【請求項4】 上流側のガス供給管又はガスボンベから
    下流側のガス消費機器側へと流れるガスの流量又は流速
    を計測するガス流計測手段と、前記計測されたガスの流
    量又は流速の値に基づいて前記ガスの消費量の積算値を
    演算するガス積算消費量演算手段とを有するガスメータ
    と、少なくとも前記ガスの消費量の積算値のデータを前
    記ガスメータの外部の情報収集手段に対して伝送する伝
    送手段とを有するガス使用監視システムにおいて、 前記ガスの前記上流側から下流側への流れを遮断する遮
    断弁と、 前記遮断弁の開閉を切り替えるための遮断弁開閉スイッ
    チと、 前記遮断弁開閉スイッチによって切り替えられて前記遮
    断弁が開いた状態となっているときに、前記ガス流計測
    手段によって計測された前記ガスの流量又は流速の値に
    基づいて前記ガスが消費停止の状態にあるか否かを判定
    するガス消費停止判定手段と、 前記ガス消費停止判定手段によって前記ガスの消費が停
    止状態にあることが判定されると、該ガスの消費停止状
    態が継続されている時間をカウントするガス消費停止継
    続時間カウント手段と、 前記ガス消費停止継続時間カウント手段によってカウン
    トされた前記ガス消費停止継続時間を予め定められた継
    続時間しきい値と比較する比較手段と、 前記比較手段で比較された結果、前記ガス消費停止継続
    時間が前記継続時間しきい値以上であった場合には、前
    記ガスの消費者の安否に異常が発生したものとして警報
    を発するための信号を、前記伝送手段を介して前記情報
    収集手段へと出力する警報信号出力手段とを備えたこと
    を特徴とするガス使用監視システム。
  5. 【請求項5】 請求項1又は2記載のガスメータにおい
    て、 前記警報信号出力手段によって出力された信号に基づい
    て、前記ガスの消費者の安否に異常が発生したものとし
    て視覚情報および聴覚情報のうち少なくともいずれか一
    方による警報を発する警報発生手段を、さらに具備する
    ことを特徴とするガスメータ。
  6. 【請求項6】 請求項3又は4記載のガス使用監視シス
    テムにおいて、 前記警報信号出力手段によって出力された前記信号が前
    記伝送手段を介して前記情報収集手段に伝送されると前
    記信号に基づいて前記ガスの消費者の安否に異常が発生
    したものとして視覚情報および聴覚情報のうち少なくと
    もいずれか一方による警報を発する警報発生手段を、さ
    らに具備することを特徴とするガス使用監視システム。
  7. 【請求項7】 請求項1および2および5のうちいずれ
    かに記載のガスメータにおいて、 前記比較手段は、前記継続時間しきい値を変更可能な比
    較手段であることを特徴とするガスメータ。
  8. 【請求項8】 請求項3および4および6のうちいずれ
    かに記載のガス使用監視システムにおいて、 前記比較手段は、前記継続時間しきい値を変更可能な比
    較手段であることを特徴とするガス使用監視システム。
JP1279198A 1998-01-26 1998-01-26 ガスメータおよびガス使用監視システム Pending JPH11211532A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1279198A JPH11211532A (ja) 1998-01-26 1998-01-26 ガスメータおよびガス使用監視システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1279198A JPH11211532A (ja) 1998-01-26 1998-01-26 ガスメータおよびガス使用監視システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11211532A true JPH11211532A (ja) 1999-08-06

Family

ID=11815235

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1279198A Pending JPH11211532A (ja) 1998-01-26 1998-01-26 ガスメータおよびガス使用監視システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11211532A (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003075220A (ja) * 2001-09-06 2003-03-12 Matsushita Electric Ind Co Ltd 流量計測装置
JP2006038630A (ja) * 2004-07-27 2006-02-09 Yazaki Corp 電子式ガスメータ
JP2006194587A (ja) * 2005-01-11 2006-07-27 Toyo Keiki Co Ltd 流体使用状況監視方法および流体使用状況監視装置
JP2008014805A (ja) * 2006-07-06 2008-01-24 Matsushita Electric Ind Co Ltd ガス流量監視モニター装置
JP2008026104A (ja) * 2006-07-20 2008-02-07 Matsushita Electric Ind Co Ltd ガス器具監視装置
JP2010101820A (ja) * 2008-10-27 2010-05-06 Panasonic Corp ガス遮断装置
CN107783531A (zh) * 2017-11-29 2018-03-09 廊坊新奥燃气设备有限公司 一种应用在燃气表控制器自动检测系统的治具、自动检测系统和检测方法
JP2020201190A (ja) * 2019-06-12 2020-12-17 パナソニックIpマネジメント株式会社 ガス微少漏洩検出装置及びガス微少漏洩検出システム
CN115560817A (zh) * 2022-08-12 2023-01-03 荣成市宇翔实业有限公司 燃气表的控制方法、监测异常供气状态的方法和燃气表
KR102592815B1 (ko) * 2023-01-13 2023-10-23 제이비 주식회사 홈네트워크기기를 활용한 실거주 확인 시스템

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003075220A (ja) * 2001-09-06 2003-03-12 Matsushita Electric Ind Co Ltd 流量計測装置
JP2006038630A (ja) * 2004-07-27 2006-02-09 Yazaki Corp 電子式ガスメータ
JP2006194587A (ja) * 2005-01-11 2006-07-27 Toyo Keiki Co Ltd 流体使用状況監視方法および流体使用状況監視装置
JP2008014805A (ja) * 2006-07-06 2008-01-24 Matsushita Electric Ind Co Ltd ガス流量監視モニター装置
JP2008026104A (ja) * 2006-07-20 2008-02-07 Matsushita Electric Ind Co Ltd ガス器具監視装置
JP2010101820A (ja) * 2008-10-27 2010-05-06 Panasonic Corp ガス遮断装置
CN107783531A (zh) * 2017-11-29 2018-03-09 廊坊新奥燃气设备有限公司 一种应用在燃气表控制器自动检测系统的治具、自动检测系统和检测方法
JP2020201190A (ja) * 2019-06-12 2020-12-17 パナソニックIpマネジメント株式会社 ガス微少漏洩検出装置及びガス微少漏洩検出システム
CN115560817A (zh) * 2022-08-12 2023-01-03 荣成市宇翔实业有限公司 燃气表的控制方法、监测异常供气状态的方法和燃气表
KR102592815B1 (ko) * 2023-01-13 2023-10-23 제이비 주식회사 홈네트워크기기를 활용한 실거주 확인 시스템

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH11211532A (ja) ガスメータおよびガス使用監視システム
US8442696B2 (en) Gas meter and gas safety system
JPH10238772A (ja) ガス器具監視装置
KR20100075821A (ko) 유량 계측 장치, 통신 시스템, 유량 계측 방법, 유량 계측 프로그램, 유체 공급 시스템 및 가스 기구 감시 장치
JPH07231363A (ja) 緊急通報ネットワークシステム
CN208270990U (zh) 手术净化远程监控系统
JP4862781B2 (ja) ガス遮断装置
JP2008026104A (ja) ガス器具監視装置
JPH1123113A (ja) 冷凍機遠隔性能診断装置
JP3976624B2 (ja) ガス使用報知システム並びにガスメータ及びガス漏れ警報器
JP5288600B2 (ja) ガス遮断装置
JP5028950B2 (ja) ガス遮断装置
JP2008256535A (ja) ガス遮断装置
JP2002098613A (ja) ガス漏洩検知装置
JPH08122110A (ja) ガス管漏洩検出装置
JP2784405B2 (ja) ガス配管漏洩検査装置
JP2002150459A (ja) アダプタ式メータ
JP2006017514A (ja) ガスメータ
JPH11271164A (ja) ガス漏洩検知装置
JP5259297B2 (ja) ガス遮断装置
JP2008209097A (ja) ガス器具管理システム
JP5013519B2 (ja) ガス遮断装置およびガス供給システム
JP2002122458A (ja) ガス遮断装置
JP6474003B2 (ja) 器具判定装置
JP2017129392A (ja) ガスメータ

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20020312