JP2003075143A - 位置検出装置及び位置決め装置 - Google Patents

位置検出装置及び位置決め装置

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JP2003075143A
JP2003075143A JP2001271701A JP2001271701A JP2003075143A JP 2003075143 A JP2003075143 A JP 2003075143A JP 2001271701 A JP2001271701 A JP 2001271701A JP 2001271701 A JP2001271701 A JP 2001271701A JP 2003075143 A JP2003075143 A JP 2003075143A
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magnetostriction
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moving body
circuit
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Yutaka Koizumi
豊 小泉
Ryuichi Jinbo
隆一 神保
Manabu Fueki
学 笛木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構成の追加で速度検出と速度制御の機
能を追加できる位置検出装置及び位置決め装置を実現す
る。 【解決手段】 位置センサで移動体の位置を検出する位
置検出装置において、前記位置センサの前回の検出位置
と今回の検出位置との差分をもとに前記移動体の移動速
度を求める速度検出部を有することを特徴とする位置検
出装置である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、位置センサで移動
体の位置を検出する位置検出装置及び位置センサの検出
位置をもとに移動体を位置決めする位置決め装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】図3は、従来における位置検出装置を備
えた位置決め装置の構成図である。位置決め装置101
は、移動体102を固定体103に沿って移動させてこ
の移動体102を所定の位置に位置決めする装置であ
る。位置決め装置101は、例えば、半導体部品などを
垂直方向又は水平方向(直線方向)に搬送するマテリア
ルハンドリング用の直線移動装置(リニアアクチュエー
タ)などである。位置決め装置101は、図3に示すよ
うに、移動体102と、固定体103と、位置検出装置
104と、位置誤差増幅器117と、モータ電流駆動回
路118と、リニアモータ119とを備えている。
【0003】移動体102は、図示しない位置決め対象
物を保持して図中矢印方向に移動するスライダである。
移動体102は、移動方向に沿って所定の間隔で歯が形
成されている。固定体103は、移動体102を移動自
在にガイドするステータである。固定体103は、水平
方向又は垂直方向に配置されており、移動体102側の
歯と対向して長さ方向に沿って所定の間隔で歯が形成さ
れている。
【0004】位置検出装置104は、移動体102の位
置を検出する装置である。位置検出装置104は、磁性
体に磁界を加えて磁気歪みを発生させるとこの磁性体が
振動し、この磁性体に磁気歪みが発生すると磁界が変化
する磁歪効果を利用して、移動体102の絶対位置を検
出する磁歪式超音波ポテンシオメータなどの磁歪センサ
である。位置検出装置104は、図3に示すように、磁
歪線部105と、磁歪発生部106と、磁歪検出部10
7a,107bと、位置検出部108とを備えている。
【0005】磁歪線部105は、移動体102の移動方
向に沿って磁気歪みによる振動が伝播する磁歪スケール
部である。磁歪線部105は、例えば、ニッケルやフェ
ライトなどの磁性体で形成されたパイプ状の部材であ
る。磁歪線部105は、磁歪発生部106及び磁歪検出
部107a,107bを通過して、固定体103と平行
に配置されている。
【0006】磁歪発生部106は、移動体102側から
磁歪線部105に磁気歪みを発生させる部分である。磁
歪発生部106は、移動体102に固定された磁歪ドラ
イブコイルを備えている。磁歪発生部106は、磁歪ド
ライブコイルに磁歪ドライブ電流が流れると磁歪線部1
05に磁界を発生し、磁歪効果を利用して、磁歪線部1
05に超音波を発生させる。磁歪発生部106は、移動
体102と一体となって図中矢印方向に移動する。
【0007】磁歪検出部107a,107bは、磁歪線
部105を伝播する磁気歪みによる振動を磁歪線部10
5側で検出する部分である。磁歪検出部107aは、磁
歪線部105の一方の端部105aに固定された磁歪検
出コイルを備えており、磁歪検出部107bは磁歪線部
105の他方の端部105bに固定された磁歪検出コイ
ルを備えている。磁歪検出部107a,107bは、超
音波が到達すると磁界が変化する磁歪効果を利用して、
バイアス磁界を加えた状態で磁歪検出コイルに発生する
磁歪検出電圧(誘導電圧)を検出する。
【0008】位置検出部108は、磁歪発生部106か
ら磁歪検出部107a,107bに磁気歪みによる振動
が到達する到達時間に基づいて、移動体102の位置を
検出する部分である。位置検出部108は、磁歪検出部
107a,107bが出力する磁歪検出電圧(磁歪信
号)を位置検出電圧(位置検出信号)に変換して、移動
体102の位置及び速度を検出する磁歪信号変換回路で
ある。位置検出部108は、図3に示すように、クロッ
ク信号を発生するクロック発生回路109と、このクロ
ック発生回路109が出力するクロック信号に同期して
磁歪発生部106に磁歪ドライブコイル電流を流す駆動
回路(コイル電流駆動回路)110と、磁歪検出部10
7aが出力する磁歪検出電圧を波形整形するコンパレー
タ111aと、磁歪検出部107bが出力する磁歪検出
電圧を波形整形するコンパレータ111bと、積分電流
切替スイッチ115a,115bの切替動作とサンプル
ホールド回路116のサンプルホールド動作のタイミン
グを調整するタイミング調整回路112と、基準電圧
(+VREF)を発生する基準電圧発生回路113a
と、基準電圧(−VREF)を発生する基準電圧発生回
路113bと、抵抗R1〜R4(抵抗R(Ω))、コン
デンサC(静電容量C(F))及び演算増幅器OPで構
成され基準電圧に基づいて時間/電圧変換する積分回路
114と、この積分回路114に流れる電流を切り替え
る切替スイッチ115a,115bと、サンプルホール
ド動作に応じて積分回路114が出力する出力電圧を位
置検出電圧として出力するサンプルホールド回路116
とを備えている。
【0009】位置誤差増幅器117は、図示しない位置
指令部が出力する位置指令入力電圧と位置検出部108
が出力する位置検出電圧との差分を演算してPID処理
し推力指令電圧を出力する回路である。モータ電流駆動
回路118は、位置誤差増幅器117が出力する推力指
令電圧に基づいてリニアモータ119を制御する制御部
である。リニアモータ119は、移動体102を駆動す
る駆動部である。リニアモータ119は、モータ電流駆
動回路118によって励磁されるモータコイルを備えて
おり、移動体102側の歯と固定体103側の歯との間
に磁気吸引力を発生させて、移動体102を駆動するた
めの推力を発生する。リニアモータ119は、移動体1
02に搭載されている。
【0010】次に、図3の位置検出装置の検出動作を説
明する。図4は、図3の位置検出装置における検出のし
かたを説明するための図である。図4に示すLは、磁歪
検出部107aと磁歪検出部107bとの間の距離であ
る。xは、磁歪検出部107aと磁歪検出部107bと
の中間点から磁歪発生部106までの距離であり移動体
102の位置である。従来の位置検出装置104は、温
度による音速の変化をキャンセルするために、磁歪発生
部106から磁歪検出部107aに超音波が到達する到
達時間T1と、磁歪発生部106から磁歪検出部107
bに超音波が到達する到達時間T2とを計測する。従来
の位置検出装置104は、移動体102の絶対位置を以
下の数1によって演算する。
【0011】
【数1】
【0012】数1の到達時間T1とT2は計測によって
得られ、距離Lは既知である。従って、数1から距離x
が求められる。
【0013】図5は、図3の位置検出装置の検出動作を
説明するためのタイミングチャートである。図5で、時
刻t1において、クロック発生回路109がクロック信
号を発生すると、このクロック信号に同期して駆動回路
110が磁歪発生部106に磁歪ドライブコイル電流を
流す。その結果、磁歪発生部106が磁歪線部105に
超音波を発生させてこの超音波が磁歪線部105を伝播
する。また、時刻t1において、クロック発生回路10
9がクロック信号を発生すると、タイミング調整回路1
12が切替スイッチ115a,115bをON動作する
とともに、サンプルホールド回路116をサンプルから
ホールドに切り替える。その結果、基準電圧発生回路1
13a,113bから積分回路114に基準電圧(+V
REF,−VREF)が加わり、積分回路114の積分
器出力Viが出力電圧値VXN-1から徐々に増加する。タ
イミング調整回路112がサンプルホールド回路116
をサンプルからホールドに切り替えているために、サン
プルホールド回路116が位置検出出力Vxとして積分
器出力Vi=VXN-1を出力する。
【0014】時刻t2において、磁歪線部105を伝播
する超音波が磁歪検出部107aに到達して磁歪検出部
107aがこの超音波を検出すると、磁歪検出部107
aがコンパレータ111aに磁歪検出電圧V1を出力
し、コンパレータ111aがコンパレータ出力P1を発
生する。その結果、タイミング調整回路112が積分電
流切替スイッチ115aをOFF動作して、積分回路1
14の積分器出力Viが徐々に減少する。
【0015】時刻t3において、磁歪線部105を伝播
する超音波が磁歪検出部107bに到達して磁歪検出部
107bがこの超音波を検出すると、磁歪検出部107
bがコンパレータ110bに磁歪検出電圧V2を出力
し、コンパレータ111bがコンパレータ出力P2を発
生する。その結果、タイミング調整回路112が積分電
流切替スイッチ115bをOFF動作して、積分回路1
14の積分器出力Viが出力電圧値VXNになる。
【0016】時刻t4において、クロック発生回路10
9がクロック信号を停止すると、タイミング調整回路1
11がサンプルホールド回路116をホールドからサン
プルに切り替える。その結果、サンプルホールド回路1
16が位置検出出力Vxとして積分器出力Vi=VXN
出力する。
【0017】位置検出部108は、磁歪発生部106が
発生する超音波の音速がv(m/s)であり、磁歪検出
部107a,107bに超音波が到達する時間がT1,
T2であるときには、以下の数2により距離xを演算す
る。
【0018】
【数2】
【0019】ここで、図5に示す位置検出出力VXNは、
以下の数3によって演算される。
【0020】
【数3】
【0021】ここで、T1+T2≒CRとすると、位置
検出出力VXNは、以下の数4によって表される。
【0022】
【数4】
【0023】数4に示す位置検出出力VXNが位置検出値
(位置検出電圧)となり、検出感度は、VREF/(T
1+T2)・V(V/m)である。
【0024】しかし、上述した従来例では次の問題点が
あった。 (a)移動体102の位置検出に用いる磁歪センサの出
力は位置検出信号のみであるため、位置制御ループしか
構成できない。このため、高速応答を実現するための速
度制御ループを実現できなかった。 (b)上述した理由から速度指令値を入力できない。こ
のため、速度指令を行うタイプの制御装置と組み合わせ
て使用できなかった。
【0025】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上述した問題
点を解決するためになされたものであり、位置センサの
前回の検出位置と今回の検出位置との差分をもとに移動
体の移動速度を求める速度検出部を設けることにより、
簡単な構成の追加で速度検出と速度制御の機能を追加で
きる位置検出装置及び位置決め装置を実現することを目
的とする。
【0026】
【課題を解決するための手段】本発明は次のとおりの構
成になった位置検出装置及び位置決め装置である。
【0027】(1)位置センサで移動体の位置を検出す
る位置検出装置において、前記位置センサの前回の検出
位置と今回の検出位置との差分をもとに前記移動体の移
動速度を求める速度検出部を有することを特徴とする位
置検出装置。
【0028】(2)前記速度検出部は、前回の検出位置
をホールドする第1のサンプルホールド回路と、この第
1のサンプルホールド回路にホールドした前回の検出位
置と、位置センサで新たに求めた今回の検出位置の差分
をとる差分検出回路と、この差分検出回路で求めた差分
をホールドする第2のサンプルホールド回路とを有する
ことを特徴とする(1)記載の位置検出装置。
【0029】(3)前記位置センサは、前記移動体の移
動方向に沿って磁気歪みによる振動が伝播する磁歪線部
と、この磁歪線部側に固定され磁歪線部に磁気歪みを発
生させる磁歪発生部と、前記磁歪線部を伝播する磁気歪
みによる振動を前記移動体側及び前記磁歪線部側で検出
する磁歪検出部と、前記磁歪発生部から前記磁歪検出部
に磁気歪みによる振動が到達する到達時間に基づいて、
前記移動体の位置を検出する位置検出部とを備えた磁歪
センサであることを特徴とする(1)記載の位置検出装
置。
【0030】(4)(1)から(3)までのいずれかに
記載の位置検出装置を備え、前記移動体を移動するモー
タと、位置指令値と前記位置センサの検出位置の偏差を
もとに速度指令値を求める位置制御部と、速度指令値と
前記速度検出部の検出速度の偏差をもとに推力指令信号
を求める速度制御部と、前記推力指令信号をもとにモー
タを駆動するモータ駆動回路と、前記位置制御部が出力
する速度指令値を前記速度制御部に与える接続状態と、
外部からの速度指令値を前記速度制御部に直接与える接
続状態との切替を行うスイッチ手段とを有することを特
徴とする位置決め装置。
【0031】
【発明の実施の形態】以下図面を用いて本発明を詳しく
説明する。図1は本発明の一実施例を示す構成図であ
る。図1で前出の図と同一のものは同一符号を付ける。
図1で、差分検出回路130は、サンプルホールド回路
116にホールドした前回の検出位置と、積分回路11
4で新たに求めた今回の検出位置の差分をとる。サンプ
ルホールド回路131は、差分検出回路130で求めた
差分をホールドする。位置検出は一定のサンプリング周
期毎に行われ、サンプリング周期は既知であるため、差
分検出回路130で求めた位置の差分から移動体の速度
を求められる。従って、サンプルホールド回路131で
ホールドした差分から検出速度が得られる。
【0032】位置誤差増幅器117の出力は速度指令値
となる。速度誤差増幅器132は、図の速度指令入力電
圧として与えられている外部からの速度指令値と、サン
プルホールド回路131でホールドした差分から検出速
度の偏差を増幅し推力指令信号を求める。外部からの速
度指令値は、例えば速度指令部(図示せず)が出力す
る。モータ電流駆動回路118は、この推力指令信号を
もとにリニアモータ119を駆動する。スイッチ手段1
33は、モード切替スイッチとして機能する。スイッチ
手段133は、S1側に接続されているときは、位置誤
差増幅器117が出力する速度指令値を速度誤差増幅器
132に与える接続状態にする。また、S2側に接続さ
れているときは、外部からの速度指令値を速度誤差増幅
器132に直接与える接続状態との切替を行う。スイッ
チ手段133がS1側に接続されているときは、速度制
御のマイナーループをもつ位置制御ループが構成され
る。スイッチ手段133がS2側に接続されているとき
は、速度制御ループのみが構成される。
【0033】請求範囲でいう速度検出部は、サンプルホ
ールド回路116,131と差分検出回路130からな
る部分である。また、請求範囲でいう位置制御部及び速
度制御部は、位置誤差増幅器117及び速度誤差増幅器
132に相当する。
【0034】図2は図1の実施例の検出動作を説明する
ためのタイミングチャートである。位置検出の動作につ
いては図5のタイミングチャートと同様であるため、説
明を省略し、速度検出の動作について説明する。積分回
路114によって今回の検出位置が求められると、差分
検出回路130は、今回の検出位置とサンプルホールド
回路116にホールドされている前回の検出位置との差
分をとる。このとき、サンプルホールド回路131は、
所定時間だけサンプル状態になった後にホールド状態に
なる。これによって、サンプルホールド回路131の速
度検出出力はVVN−1からVVNに更新される。サン
プルホールド回路131が新たな速度検出出力VVN
ラッチした後にサンプルホールド回路116は今回の検
出位置VXNをサンプリングする。これによって、今回
の検出位置どうしの差分をとった検出速度をサンプルホ
ールド回路131にホールドすることを防げる。
【0035】速度を離散時間で表すと、 Vn={X(t)−X(t−Δt)}/Δt Vn:速度、t:時間、X(t):時間tにおける位
置、Δt:時間差 磁歪センサでは、クロック発生回路109のクロックに
同期して検出される位置の差分VVN=VXN−V
XN−1が速度になる。クロック発生回路109が発生
するクロックの周期をTとすると、速度検出感度はVR
EF・T/(T1+T2)・v[V/m/s]である。
【0036】なお、実施例ではリニアモータを用いた場
合について説明したが、磁歪線部を円弧状に湾曲するこ
とによって、回転型のモータに用いてもよい。
【0037】
【発明の効果】本発明によれば次の効果が得られる。
【0038】請求項1乃至請求項3記載の発明によれ
ば、位置センサの前回の検出位置と今回の検出位置との
差分をもとに移動体の移動速度を求める速度検出部を設
けることにより、位置検出機能しか持たない位置検出装
置に簡単な構成を追加するだけで速度検出機能を追加で
きる。
【0039】請求項4記載の発明によれば、位置制御機
能だけしか位置決め装置に簡単な構成を追加するだけで
速度制御機能を追加できる。また、スイッチ手段によ
り、速度制御のマイナーループをもつ位置制御ループと
速度制御ループのみをもつ制御ループに切り替えること
ができる。このため、高速応答を実現するための速度制
御ループを実現し、制御特性を改善できる。さらに、速
度指令を行うタイプの制御装置と組み合わせて使用する
ことができる。従来における位置決め装置では、サンプ
リング周期毎に得られる階段状の位置検出信号を微分し
て速度検出信号を得るものがあった。しかし、この位置
決め装置では、階段状の位置検出信号を微分したときに
大きなノイズが発生するという問題がある。これに対し
て本発明にかかる位置決め装置では、位置センサの前回
の検出位置と今回の検出位置との差分をもとに速度を求
めているため、微分演算に伴うノイズが発生することは
なく、ローノイズ化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す構成図である。
【図2】図1の実施例の検出動作を説明するためのタイ
ミングチャートである。
【図3】従来における位置検出装置を備えた位置決め装
置の構成図である。
【図4】図3の位置検出装置における検出のしかたを説
明するための図である。
【図5】図3の位置検出装置における検出のしかたを説
明するための図である。
【符号の説明】
101 位置決め装置 102 移動体 105 磁歪線部 106 磁歪発生部 107a,107b 磁歪検出部 108 位置検出部 117 位置誤差増幅器 116,131 サンプルホールド回路 130 差分検出回路 132 速度誤差増幅器 133 スイッチ手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2F068 AA02 BB04 CC04 DD07 DD12 EE02 FF03 GG02 QQ44 2F077 AA21 AA31 CC02 LL03 PP06 TT06 TT25

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 位置センサで移動体の位置を検出する位
    置検出装置において、 前記位置センサの前回の検出位置と今回の検出位置との
    差分をもとに前記移動体の移動速度を求める速度検出部
    を有することを特徴とする位置検出装置。
  2. 【請求項2】 前記速度検出部は、前回の検出位置をホ
    ールドする第1のサンプルホールド回路と、この第1の
    サンプルホールド回路にホールドした前回の検出位置
    と、位置センサで新たに求めた今回の検出位置の差分を
    とる差分検出回路と、この差分検出回路で求めた差分を
    ホールドする第2のサンプルホールド回路とを有するこ
    とを特徴とする請求項1記載の位置検出装置。
  3. 【請求項3】 前記位置センサは、 前記移動体の移動方向に沿って磁気歪みによる振動が伝
    播する磁歪線部と、この磁歪線部側に固定され磁歪線部
    に磁気歪みを発生させる磁歪発生部と、前記磁歪線部を
    伝播する磁気歪みによる振動を前記移動体側及び前記磁
    歪線部側で検出する磁歪検出部と、前記磁歪発生部から
    前記磁歪検出部に磁気歪みによる振動が到達する到達時
    間に基づいて、前記移動体の位置を検出する位置検出部
    とを備えた磁歪センサであることを特徴とする請求項1
    記載の位置検出装置。
  4. 【請求項4】 請求項1から請求項3までのいずれかに
    記載の位置検出装置を備え、 前記移動体を移動するモータと、位置指令値と前記位置
    センサの検出位置の偏差をもとに速度指令値を求める位
    置制御部と、速度指令値と前記速度検出部の検出速度の
    偏差をもとに推力指令信号を求める速度制御部と、前記
    推力指令信号をもとにモータを駆動するモータ駆動回路
    と、前記位置制御部が出力する速度指令値を前記速度制
    御部に与える接続状態と、外部からの速度指令値を前記
    速度制御部に直接与える接続状態との切替を行うスイッ
    チ手段とを有することを特徴とする位置決め装置。
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