JPH01126174A - 超音波モ−タの駆動装置 - Google Patents

超音波モ−タの駆動装置

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JPH01126174A
JPH01126174A JP62206714A JP20671487A JPH01126174A JP H01126174 A JPH01126174 A JP H01126174A JP 62206714 A JP62206714 A JP 62206714A JP 20671487 A JP20671487 A JP 20671487A JP H01126174 A JPH01126174 A JP H01126174A
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中濱 勝
Hiroyoshi Nomura
博義 野村
Kunikazu Ozawa
小沢 邦一
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    • H02N2/10Electric machines in general using piezoelectric effect, electrostriction or magnetostriction producing rotary motion, e.g. rotary motors
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    • H02NELECTRIC MACHINES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • H02N2/10Electric machines in general using piezoelectric effect, electrostriction or magnetostriction producing rotary motion, e.g. rotary motors
    • H02N2/16Electric machines in general using piezoelectric effect, electrostriction or magnetostriction producing rotary motion, e.g. rotary motors using travelling waves, i.e. Rayleigh surface waves
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  • General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は圧電体を用いて駆動力を発生する超音波モータ
の駆動装置に関する。
従来の技術 近年圧電セラミック等の圧電体を用いた振動体に例えば
数10KHzの駆動電圧加えて弾性振動を励振し、この
振動体を伸縮振動又は厚み振動させ、この振動を駆動力
としてロータ等の被駆動体く移動体)を押圧駆動するこ
とにより、移動体を回転又は直線運動させるようにした
超音波モータが注目されている。
以下、図面を参照しながら超音波モータの従来技術につ
いて説明を行う。
第6図は円環型超音波モータの斜視図であり、円環型の
弾性体20に円環型圧電体21を貼り合わせて振動体2
2を構成している。23は耐摩耗性材料の摩擦材、24
は弾性体であり、互いに貼り合わせられて移動体25を
構成している。移動体25は摩擦材23を介して振動体
22と接触している。圧電体21に電圧を印加すると振
動体22の周方向に曲げ振動が励起され、これが進行波
となることにより、移動体25を駆動する。尚、同図中
の振動体22には、機械出力取り出し用の突起体26が
設置されている。
第7図は第6図の超音波モータに使用した圧電体21の
電極構造の一例を示している。同図では円周方向に9個
の弾性波がのるように構成されている。同図において、
AおよびBはそれぞれ2分の1波長相当の小領域から成
る電極群で、Cは4分の3波長、Dは4分の1波長相当
の電極である。
電極CおよびDは電極群AとBに位置的に4分の1波長
(=90°)の位相差を作っている。電極AとB内の隣
合う小電極部は圧電体21を分極する際に用いる電極で
、圧電体21の弾性体24との接着面は、第7図に示さ
れた面と反対の面であり、その面の電極は全面平面電極
である。使用時には、電極群AおよびBは第7図の斜線
で示されたように、それぞれ短絡して用いられる。
以上のように構成された超音波モータの圧電体21の電
極AおよびBに ■1=v0・5in(ωt)        −−−(
1)V2=VO−cos(ωt)        −−
−(2)ただし、Vo : を圧の瞬時値 ω:角周波数 t :時間 で表される電圧■1および■2をそれぞれ印加すれば、
振動体には ξ=ξo・(CO5(ωt) −cos(kX)+5i
n(ωt) −5in(kX) )・ξ6− cos(
ωt−kX)      −−−(3)ただし、ξ :
曲げ振動の振幅値 ξ0:曲げ振動の瞬時値 に:波数(2π/λ) λ :波長 X:位置 で表せる、円周方向に進行する曲げ振動が励起される。
第8図は振動体22の表面のA点が進行波の励起によっ
て、長軸2W、短軸2Uの楕円運動をし、振動体22上
に加圧して設置された移動体25が、楕円の頂点近傍で
接触することにより、摩擦力により波の進行方向とは逆
方向にV・ωxUの回転速度で運動する様子を示してい
る。また、この速度は振動体22と移動体25の間にす
べりがあるときは、上記の■より小さくなる。同図の矢
印Bは、移動体25の進行方向を示し、矢印Aは、この
進行波の進行方向を示す。また、上記した移動体25の
速度Vは、この曲げ振動の瞬時値ξ0に比例する。
さて上記のように構成された超音波モータ5に超音波周
波数の交流電圧を印加して振動体22を励振し、進行波
を得て、移動体25を駆動するとき、その周波数がモー
タ5固有の共振周波数でないと効率的でないが、この共
振点近傍で駆動すると圧電体21特有の跳躍現象やヒス
テリシス現象などのため移動体25が急に停止するなど
動作が不安定となり実際この周波数近傍で超音波モータ
5を安定に動作させることは難しい。従来この問題を解
決するために、圧電体21がこの不安定な周波数領域よ
り高い周波数で駆動してやれば安定に動作することから
、駆動周波数を共振点の不安定領域より常に高めになる
ように周波数自動追尾をかけて超音波モータ5を駆動し
ている。この周波数自動追尾は、圧電体21に印加され
る交流電圧と圧電体21に流れる電流の位相関係を検出
することで駆動周波数の状態わかるので、その位相関係
を所定の値に保つように駆動周波数を制御することで実
現している。この電圧と電流の位相差によって周波数自
動追尾を行うことに付いては特願昭60−233641
号で提案されている。
第10図はこの周波数自動追尾により超音波モータを駆
動する装置のブロック図を示す、第11図は、その動作
を説明するための波形図である。
第10図において、1は入力される電圧値によって出力
周波数が制御された交流信号を発生する可変発振器、2
は可変発振器1の出力から90°位相の異なった二つの
信号を発生させる90°移相器、3.4はこの90°位
相の異なった各々の信号を超音波モータ5を駆動するの
に十分な電圧しベルまで増幅し圧電体21の各々の電極
に印加するための電力増幅回路、6は圧電体21の電極
に印加される電圧を検出しロジックレベルで出力する電
圧検出器、27は圧電体21に流れる電流を検出しロジ
ックレベル出力する電流検出器、8は電圧検出器6の出
力v1と電流検出器27の出力■2の位相差を検出する
ための排他的OR回路(以下EX−ORと略す)、9は
抵抗とコンデンサおよび演算増幅器とからなる積分フィ
ルタである。
以上のように構成された装置において、可変発振器1が
交流電圧を出力して超音波モータ5が駆動されると、電
圧検出器6は電力増幅器3.4の出力によって圧電体2
1に印加される電圧のどちらか一方を検出しロジックレ
ベルに波形整形した信号■1を出力(以下の説明では電
力増幅器3による電圧とした)し、電流検出器27は電
力増幅器3によって圧電体21に供給される電流を検出
しロジックレベルに波形整形した信号V2を出力する。
この電流検出は周知のように電力増幅器3と圧電体21
の電極の間に抵抗を挿入しその両端電圧を得ることによ
って行える。ここで電圧検出器6が電力増幅器4による
電圧を検出するならば、電流検出器27は電力増幅器4
によって圧電体21に供給される電流を検出するように
構成される。
各々の検出器から出力された信号V1、V2はEX−〇
R8に入力され両者の位相差が検出され、その位相差に
対応して幅が変化するパルス信号■3が出力される。パ
ルス信号■3は抵抗R,、コンデンサCIからなるフィ
ルタによってに整流され直流信号V4となる。
第11図にこれらの波形関係を示す、この図は、V!と
v2の位相差即ち電圧と電流の位相差がθである場合を
示し、V3はこの位相差θに相当した正極性のパルス幅
のパルス信号である。V4は上記したようにV3をフィ
ルタで整流した結果得られる直流信号で、そのレベルは
■3のパルス幅が広いとき即ち電圧に対して電流の位相
が遅れているときは高く、v3のパルス幅が狭いとき即
ち電圧に対して電流の位相が進んでいるときは低くなる
この電圧と電流の位相差θに対応した直流信号V4は積
分フィルタ9に入力され直流電圧vIllEFとの差が
積分される。ここで直流電圧■REFはV□とV2が所
定の位相差になったときのv4の値即ち周波数自動追尾
の位相基準を与えるものである。この積分フィルタ9の
出力は可変発振器1の発振周波数を制御する信号として
可変発振器1に入力される。その信号により可変発振器
1は電圧と電流の位相が所定の位相よりも遅れていれば
、発振周波数を今よりも低く、逆に進んでいれば今より
も高くするように動作し、超音波モータ5を駆動する交
流電圧の周波数を変化させる0以上説明したループによ
ってv4の値が位相基準値V REFになるように即ち
印加電圧と圧電体21に供給される電流の位相が所定値
になるように制御(周波数自動追尾)される。
発明が解決しようとした問題点 しかしながら上記のような構成では、超音波モータ5を
共振点近傍の不安定な領域を避けて駆動するので、移動
体25を停止させるようなことなく安定に回転させるこ
とが出来、移動体25と振動体22の接触状態等の負荷
の状態が常に一定であればこの移動体25の移動速度も
一定になるが、この周波数自動追尾は移動速度に対して
はオープンループであり、また移動体25と振動体22
の接触状態等の負荷は常に一定ではなく絶えず変動して
いるため、移動体25の移動速度はこの変動に応じて変
化する。従って印加電圧と電流の位相差を一定の設定値
にのみ制御する上記した従来装置の構成だけでは移動体
25の移動速度を所定の一定値に制御することは困難で
あった。  ゛本発明はかかる点に鑑み、常に所定の一
定の速度で移動体を移動させる超音波モータの駆動装置
を提供することを目的とした。
問題点を解決するための手段 本発明は圧電体を交流電圧で駆動して、前記圧電体と弾
性体とから構成される振動体に弾性波を励振することに
より前記振動体上に接触して設置された移動体を移動さ
せる超音波モータと、前記移動体の移動速度を検出する
速度検出手段と、前記速度検出手段の出力と速度基準値
とを比較する速度比較手段と、前記圧電体に印加される
前記交流電圧と前記圧電体に流れる電流との位相差を変
化させる位相差制御手段とを有した超音波モータの駆動
袋!である。
作用 本発明は前記した構成により、速度比較手段の出力に応
じて印加電圧と圧電体に流れる電流の位相差を変化させ
移動体の速度を制御する。
実施例 本発明の実施例を述べる前に超音波モータ5の特徴につ
いて付は加える。
超音波モータ5を等価回路で示すと第9図の様になるこ
とが知られている。この図においてcoは振動体22の
電気的な静電容量で、C1は振動体22のコンプライア
ンス、Llは質量、R,は制動係数及び負荷に相当に相
当するものである。このC1、Ll、R1で構成された
回路を機械椀と呼び、圧電体21の電極に供給される電
流lのうちこの機械椀に流れる電流1.を機械腕電流と
呼ぶ、この機械腕電流iヨの周波数特性を第3図に示す
、同図において、(a)は機械腕電流i、の大きさ(レ
ベル)の周波数特性を、(b)は印加電圧と機械腕電流
i。
との位相差θ、の周波数特性を示す。この図から解るよ
うに共振周波数で1より高い周波数では位相差θ1の値
によって機械腕電流i、の大きさが1対1に対応してお
り、共振点(fl)近傍の不安定領域を除いて位相差θ
、をθ、1からθヨ2の範囲(周波数の変化としてΔf
)を変化させればそれに応じて機械腕電流i、は1ml
から1m+2範囲変化する。またこの機械腕電流11が
超音波モータの速度(移動体の移動速度)に比例(但し
負荷の状態によってその比例係数は異なる)することか
ら、速度の変動に応じて位相差θ、を変化させることで
速度制御を行うことが出来る。
第1図は本発明の第1の実施例における超音波モータの
駆動装置のブロック図を示すもので、従来例と同一番号
を施したものはその動作が同じであるので説明は省略す
る。同図において7は上記した機械腕電流11を検出す
る機械腕電流検出器、11は移動体25の周囲に貼付さ
れ着磁されたプラスチック状のマグネットから移動速度
に比例しな磁束の変化を磁気抵抗素子で検出する周知の
周波散発を機のごとき速度検出器、12は速度検出器1
1より得た移動体25の速度情報と速度基準値と比較し
その誤差信号を速度基準値を中心とした電圧(以下、単
に誤差信号と称す)で出力する速度比較器でその出力は
積分フィルタ9を構成する演算増幅器の非反転入力端子
に入力される。
第2図は機械腕電流1.の検出方法を説明するための図
で、位相の異なった二つの交流電圧のうち少なくともど
ちらか一方はトランス13を介して圧電体21に印加し
く図においては電力増幅器3の出力)、印加電圧を検出
する電圧検出器6には同図のようにトランス13の2次
側の電圧が入力される。また機械腕電流検出器7は同図
のようにトランス13の2次側に接続された抵抗R,と
コンデンサCo°およびR,にががる電圧を増幅する増
幅器とこの出力をロジックレベルに整形する波形整形器
より構成される。ここでコンデンサC0′を第9図の等
価回路のCoと等しくシトランス13の巻線比を1=1
にすると抵抗R,に流れる電流iRoはI RQ = 
 (1/(2・RO−Co’・S+1))・imとなる
が、この式の右辺の第1項の折点周波数は数MHzであ
り、それに比べ駆動周波数は数10K)lzであるので
上式は 1pO=i++m と近似できる。従って抵抗ROにかかる電圧は機械腕電
流i、に比例したものとなり、同図のようにこの電圧を
検出すれば機械腕電流i、を検出することができる。
以上のように構成された本実施例の超音波モータの駆動
装置に付いて、以下その動作を説明する。
可変発振器1が動作して90°移相器および電力増幅器
3.4を通じて交流電圧が超音波モータ5(圧電体21
)に印加されると移動体25が回転駆動される。と同時
に第2図で示した回路によって印加電圧と上記した機械
腕電流が電圧検出器6及び機械腕電流検出器7によって
検出され、EX−〇R8及び抵抗R1、コンデンサ1に
よって両者の位相差に応じた直流信号(以下、単に位相
差信号と称す)に変換されて積分フィルタ9に入力され
る。
積分フィルタ9の出力は可変発振器1に入力され周波数
自動追尾のループが形成される。一方移動体25の移動
速度は速度検出器11によって検出されその速度情報は
速度比較器12に入力される。
速度比較器12では所定速度に相当する速度基準値と比
較されその差に比例した誤差信号が出力される。その誤
差信号は周波数自動追尾の位相基準となるべく積分フィ
ルタ9の非反転の端子に入力される。積分フィルタ9は
この誤差信号と位相差信号を積分しその出力でもって可
変発振器1の発振周波数を制御する。この結果位相差信
号が誤差信号の値になるように即ち印加電圧と機械椀電
流の位相は誤差信号に相当する値になるよう周波数自動
追尾される。ところで、この誤差信号は移動体25の速
度が所定速度よりも遅ければ機械椀電流を増すべく印加
電圧と機械椀電流との位相差を小さくするような、逆に
速度が速ければ機械椀電流を減らすべくその位相差を大
きくするような、速度差に比例した値をとることから、
本実施例における周波数自動追尾は従来と異なり移動体
25の移動速度を所定値にするような位相差に常になる
よう追尾をかけていることになる。
以上のように本実施例によれば、移動体25の速度の情
報も含めて周波数自動追尾を行うので、安定でかつ移動
体の移動速度を所定の速度で駆動することが出来る超音
波モータの駆動装置が実現できる。
第4図は本発明の第2の実施例を示す超音波モータの駆
動装置のブロック図であり、第5図はその動作波形図で
ある0本実施例は印加電圧と機械椀電流の位相差の比較
検出に、電圧検出器もしくは機械腕を流検出器のどちら
か一方の検出信号で台形波を作成し他方の検出信号から
作成されるサンプリングパルスでこの台形波の傾斜の上
記位相差に応じた位置をサンプリングする所謂サンプリ
ング方式を用いた周波数自動追尾に本発明を適用したも
のである。
第4図において第1の実施例と同一の番号を施したもの
はその動作が同じであるので説明は省略する。第4図に
おいて14は電圧検出器6の出力V1の立ち上がりエツ
ジを基準に周知の技術で台形波■5を作成する台形波発
生器、15は機械腕電流検出器7の出力v2の立ち上が
りエツジから速度比較器12の出力に応じて遅延した位
置にサンプルパルス■6を発生させ電圧制御型の単安定
モノマルチバイブレータ等で構成されるる位相遅延器、
16はサンプルパルスv6によって台形波■5の傾斜の
一部をサンプルしホールドするサンプルホールダーであ
る。
前記のように構成された第2の実施例の超音波モータの
駆動装置について、以下その動作を説明する。超音波モ
ータ5が駆動され電圧検出器6によって印加電圧が検出
されvlが出力されると台形波発生器14は第5図に示
すようにVlの立ち上がりエツジを基準にして台形波V
5をサンプルホールダー16に出力する。また機械腕電
流検出器7によって機械椀電流1つが検出され■2が出
力されると位相遅延器15は後述する速度比較器12の
出力電圧によって決まる量遅延したサンプリングパルス
■6をサンプルホールダー16に出力する。サンプルホ
ールダー16ではこのサンプルパルス■6によって台形
波V5の傾斜の、印加電圧と機械椀電流のその時の位相
差に応じた位置をサンプルしその電圧値を次のサンプル
パルスが来るまでホールドして積分フィルタ9に出力す
る0次に積分フィルタ9はこのホールドされた電圧と中
心電圧V。の差を積分してその出力でもってホールド電
圧が中心電圧■。になるように可変発振器1の発振周波
数を変化させて超音波モータ5を駆動する。この様に動
作する周波数自動追尾のループにおいて、定常状態では
サンプルパルス■6と台形波V5の時間間係は、第5図
に示すように台形波V5の傾斜の中心にサンプルパルス
V6がくるようになる。即ち、サンプルホールドされた
電圧が中心電圧V0になるタイミングである。このこと
から位相遅延器15での遅延量が第5図に示すように、
例えばT、1であったとしたとVlとV2の関係即ち印
加電圧と機械椀電流との位相関係はθ1に、またT、2
であればθ2に、T、3であればθ3に周波数自動追尾
がかかることになる、このことは位相比較器15の遅延
量で位相差を変えれることを意味する。
ところで速度比較器12は第1の実施例と同様速度検出
器11から得られる移動体25の速度情報と基準値が比
較されその差に比例した誤差信号を出力し、即ち速度が
遅ければ速度を上げるべく機械椀電流を増すために位相
遅延器15の遅延量をこの速度差の量に対応して多くな
るような電圧を、逆ならば遅延量が少なくなるような電
圧を位相比較器15に出力する。従って、以上のように
構成した本実施例によれば、第1の実施例と同様に移動
体25の速度情報をもとに所定速度になる位相差になる
ように周波数自動追尾をかけることになるので安定でか
つ移動体25の移動速度を常に一定にする超音波モータ
の駆動装置が実現できる0本実施例では電圧検出器6の
出力V、で台形波■、を作成し、機械腕電流検出器の出
力v2でサンプリングパルス■6を作成したが、逆にV
lでサンプリングパルスV6を、V2で台形波V、を作
成し同様のことを行なうことも可能である。
ここで位相差を変化させるのに遅延量T、を変化させた
が、この位相差は上記した如くサンプルパルス■6と台
形波v5の傾斜の中心との時間関係によって決まるので
、遅延量T、を一定にして、速度比較器12の出力によ
って台形波■5の傾きを変化させてもこの実施例のよう
に位相差を変化させることが可能である。
発明の詳細 な説明したように、本発明によれば、移動体と弾性体と
の接触状態の変化等の負荷変動等があっても移動体の移
動速度を所定の速度で安定に駆動する超音波モータの駆
動装置を提供することができ、その実用的効果は大きい
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明における一実施例の超音波モータの駆動
装置のブロック図、第2図は機械椀電流検出器の実施例
を示すブロック図、第3図は機械椀電流の周波数特性図
、第4図は本発明の他の実施例のブロック図、第5図は
同実施例の動作波形図、第6図は円環型超音波モータの
切り欠き斜視図、第7図は第6図の超音波モータに用い
た圧電体の形状と電極構造を示す平面図、第8図は超音
波モータの動作原理の説明図、第9図は超音波モータの
等価回路図、第10図は従来の超音波モータの駆動装置
のブロック図、第11図は同従来例の動作波形図である
。 1・・・可変発振器、2・・・90”移相器、3.4・
・・電力増幅器、5・・・超音波モータ、6・・・電圧
検出器、7・・・機械椀電流検出器、8・・・排他的O
R回路、9・・・積分フィルタ、11・・・速度検出器
、12・・・速度比較器、14・・・台形波発生器、1
5・・・位相遅延器、16・・・サンプルパルダー。 代理人の氏名 弁理士 中尾敏男 はか1名第2図 で 第3図 第4図 第5図 第6図 / 2Δ 第7図 第8図 手続補正書 昭和62年9 月30日

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) 圧電体を交流電圧で駆動して、前記圧電体と弾
    性体とから構成される振動体に弾性波を励振することに
    より前記振動体上に接触して設置された移動体を移動さ
    せる超音波モータと、前記移動体の移動速度を検出する
    速度検出手段と、前記速度検出手段の出力と速度基準値
    とを比較する速度比較手段と、前記速度比較手段の出力
    に応じ前記圧電体に印加される前記交流電圧と前記圧電
    体に流れる電流との位相差を変化させる位相差制御手段
    とを有したことを特徴とした超音波モータの駆動装置。
  2. (2) 速度比較手段により移動体の移動速度が遅いと
    きは圧電体に印加される交流電圧と前記圧電体に流れる
    電流との位相差を少なく、前記移動速度が速いときは前
    記位相差が多くなるよう制御する位相差制御手段を有し
    たことを特徴とした特許請求の範囲第1項記載の超音波
    モータの駆動装置。
JP62206714A 1987-08-20 1987-08-20 超音波モータの駆動装置 Expired - Lifetime JP2689435B2 (ja)

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