JP2003074290A - シールド掘進機および同時掘進シールド工法 - Google Patents

シールド掘進機および同時掘進シールド工法

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JP2003074290A JP2001270278A JP2001270278A JP2003074290A JP 2003074290 A JP2003074290 A JP 2003074290A JP 2001270278 A JP2001270278 A JP 2001270278A JP 2001270278 A JP2001270278 A JP 2001270278A JP 2003074290 A JP2003074290 A JP 2003074290A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡易なシステムでシールド掘進機の方向制御
を可能とするシールド掘進機および同時掘進シールド工
法を提供する。 【解決手段】 シールド掘進機において、推進シールド
ジャッキ群J2を分割して、負荷側ジャッキ群HJ1,
HJ2および制御側ジャッキ群SJとし、それらに付与
する負荷圧力P1および制御圧力P2を、シールド本体
10の軸心Cと盛替えシールドジャッキ群J1の中心を
通る盛替え中心線Aおよびその盛替え中心線Aに対して
軸心Cを通って直交する分割線Bを中心に生じるモーメ
ントが互いにうち消しあうように設定してゼロモーメン
トで推進するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シールド掘進機及
び同時掘進シールド工法に係り、特に、簡易なシステム
でシールド掘進機の方向制御を可能としたシールド掘進
機及び同時掘進シールド工法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】シールド掘進機は、シールド本体の前面
に設けられた回転カッタで地山を掘削しながら土砂を取
り込んで後方に搬出し、そのシールド本体の後方で順次
セグメントを組み立ててトンネルを構築して行くもので
ある。シールド掘進機の推進は、シールド本体内周に沿
って多数設けられたシールドジャッキで行われ、シール
ドジャッキのロッドを既設セグメントに当接させた状態
でロッドを伸長させてシールド掘進機に推進力を与える
ようにしている。
【0003】近年、掘進速度の高速化の目的から、地山
の掘削を行いつつその後方でセグメントの組み立てを行
う、所謂、同時掘進工法が行われるようになってきてい
る。その場合、円周方向のシールドジャッキ中、組立中
のセグメントに対応するジャッキ(盛替えシールドジャ
ッキ群)のロッドを収縮(不作動)してそこにセグメン
トを組み立てると共に、盛替えシールドジャッキ群以外
のジャッキ(推進シールドジャッキ群)のロッドを伸長
させてシールド掘進機の推進を行う。盛替えシールドジ
ャッキ群は、順次円周方向に移し替えられて、掘進と同
時にセグメントの組立てが行われる。
【0004】ところで、このような同時掘進工法を行う
場合、盛替えシールドジャッキ群の不作動によって、円
周方向における推進力のバランスが崩れるため、シール
ド掘進機に強制的なモーメントが発生する。そこで、同
時掘進時におけるシールド掘進機の方向制御を行うため
に各種装置および方法が提案されている。
【0005】例えば、特許第3104955号公報に開
示されている同時掘進シールド工法は、盛替えシールド
ジャッキ群以外の推進シールドジャッキ群を三つの群に
分割し、各ジャッキ群に付与する圧力を調節してシール
ド掘進機の方向制御を行うものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこの方法
では、推進シールドジャッキ群を3分割してそれぞれ圧
力制御するため、油圧回路も3系統必要となり、装置の
複雑化およびコスト増加等の問題があった。
【0007】また、特開平3−212595号公報に
は、シールド掘進機先端部を首振操作することによって
シールド掘進機の方向制御をする方法および装置が開示
されている。
【0008】しかしながら、この方法においても装置が
非常に複雑なものとなり、製造コストが増加する問題が
あった。また、強制モーメントの発生するシールドジャ
ッキの位置とシールド掘進機先端部とに距離があるため
方向制御が難しく、所望の計画線に沿ってシールド掘進
機を正確に推進させることが困難であった。
【0009】更に、特開平2−47496号公報には、
盛替えシールドジャッキ群と対称に位置するシールドジ
ャッキを不作動とすることによって、強制モーメントの
発生を防止してシールド掘進機を直進させる方法および
装置が開示されている。
【0010】この方法では、簡易なシステムでシールド
掘進機の直進制御を行うことができるが、盛替えシール
ドジャッキ群と対称に位置するシールドジャッキを不作
動とするため、推進シールドジャッキ群の本数が少なく
なり、各シールドジャッキの負荷が大きくなる問題があ
った。
【0011】そこで、本発明の目的は、上記課題を解決
し、簡易なシステムでシールド掘進機の方向制御を可能
とする同時掘進シールド工法を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、シールド本体内周に沿って多数設けられた
シールドジャッキの内、組立中のセグメントに対応する
盛替えシールドジャッキ群以外の推進シールドジャッキ
群で既設セグメントから反力を取って推進するシールド
掘進機において、上記推進シールドジャッキ群を三つの
群に分割して、上記盛替えシールドジャッキ群の両隣に
隣接する推進シールドジャッキ群を負荷側ジャッキ群、
残りの推進シールドジャッキ群を制御側ジャッキ群と
し、上記負荷側ジャッキ群の各シールドジャッキに付与
する負荷圧力と上記制御側ジャッキ群の各シールドジャ
ッキに付与する制御圧力を、上記シールド本体の軸心と
上記盛替えシールドジャッキ群の中心を通る盛替え中心
線およびその盛替え中心線に対して上記軸心を通って直
交する分割線を中心に生じるモーメントが互いにうち消
しあうようにそれぞれ設定してゼロモーメントで推進す
るようにしたものである。
【0013】この構成によれば、負荷圧力側と制御圧力
側との2系統の油圧回路でシールド掘進機の方向制御を
行うことができるため簡易かつ低コストで提供できる。
また、盛替えシールドジャッキ群以外の全てのシールド
ジャッキを推進シールドジャッキとできるため、各シー
ルドジャッキの負荷を小さくできる。
【0014】また、上記負荷側ジャッキ群の各シールド
ジャッキに付与する負荷圧力を均一とし、上記制御側ジ
ャッキ群の各シールドジャッキに付与する制御圧力を均
一とし、負荷側ジャッキ群の各シールドジャッキに負荷
圧力を付与し、制御側ジャッキ群の各シールドジャッキ
に制御圧力を付与したときに上記分割線を中心に生じる
モーメントが互いにうち消しあうような上記負荷圧力と
制御圧力の比を予め設定し、シールドジャッキ全体に必
要とされる総推進力から上記負荷圧力と制御圧力とを設
定するようにしても良い。
【0015】また、上記分割線上に位置するシールドジ
ャッキを上記負荷側ジャッキ群とするようにしても良
い。
【0016】また、上記制御側ジャッキ群のうち、上記
盛替え中心線上に位置するシールドジャッキを不作動と
するようにしても良い。
【0017】また、上記シールド掘進機は、中折れジャ
ッキを備えた中折れシールド掘進機であり、掘進方向性
制御は上記中折れジャッキによって行うようにしても良
い。
【0018】更に本発明は、シールド本体内周に沿って
多数設けられたシールドジャッキの内、組立中のセグメ
ントに対応する盛替えシールドジャッキ群以外の推進シ
ールドジャッキ群で既設セグメントから反力を取ってシ
ールド掘進機を推進させる同時掘進シールド工法におい
て、上記推進シールドジャッキ群を三つの群に分割し
て、上記盛替えシールドジャッキ群の両隣に隣接する推
進シールドジャッキ群を負荷側ジャッキ群、残りの推進
シールドジャッキ群を制御側ジャッキ群とし、上記負荷
側ジャッキ群の各シールドジャッキに付与する負荷圧力
と上記制御側ジャッキ群の各シールドジャッキに付与す
る制御圧力を、上記シールド本体の軸心と上記盛替えシ
ールドジャッキ群の中心を通る盛替え中心線およびその
盛替え中心線に対して上記軸心を通って直交する分割線
を中心に生じるモーメントが互いにうち消しあうように
それぞれ設定し、上記シールド掘進機をゼロモーメント
で推進させるようにしたものである。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な一実施形態
を添付図面に基づいて詳述する。
【0020】図1は本実施形態のシールド掘進機の概略
を示したものである。
【0021】図1において、シールド本体10の前面に
はカッタ3が回転自在に設けられており、カッタ3が回
転駆動装置14により回転されて地山を掘削すると共に
カッタ3を介して土砂をカッタ室8に取り込む。カッタ
室8にはスクリュウコンベア16が接続されており、カ
ッタ室8内に取り込まれた土砂を後方に排出するように
なっている。
【0022】また、シールド本体10の後方には、セグ
メントSを組み立てるセグメント組立装置18がシール
ド本体10の軸方向に移動自在かつ固定可能に設けられ
ており、シールド本体10の内周には、既設のセグメン
トSから反力を取ってシールド掘進機1を推進させるシ
ールドジャッキ9が多数本設けられている。シールドジ
ャッキ9はシリンダ9aがシールド本体10に固定さ
れ、シリンダ9aからロッド9bを既設セグメントSに
当接させた状態で伸長させてシールド掘進機1に推進力
を与えるようになっている。また、ロッド9bの伸縮ス
トローク長さは、セグメントSの1リング幅wの2倍よ
り長くなるように、即ち、最大伸長時に2リング分のセ
グメントSの幅よりやや長くなるように形成される。
【0023】更に、シールド本体10は前胴11と後胴
13とからなり、その前胴11と後胴13とは周方向に
多数本設けられた中折れジャッキ20にて連結されてい
る。この中折れジャッキ20を伸長あるいは収縮するこ
とによってシールド掘進機1の掘進方向を制御できる。
【0024】さて、シールド掘進機1はシールドジャッ
キ9により常時推進され、同時に、セグメント組立位置
18にてセグメントSの組み立てが行われる。このと
き、組立中のセグメントに対応するシールドジャッキ9
(盛替えシールドジャッキ群)は収縮(不作動)とさ
れ、それ以外のシールドジャッキ9(推進シールドジャ
ッキ群)を伸長させて既設セグメントSから反力を取っ
てシールド掘進機1を推進させる。
【0025】本発明は、推進シールドジャッキ群を構成
するシールドジャッキ9に付与する圧力を制御して、盛
替えシールドジャッキ群の不作動により発生する強制的
なモーメントをうち消してシールド掘進機をゼロモーメ
ントで推進させるようにしたものである。
【0026】これを、図2〜図5を用いて説明する。
【0027】先ず、図2に示すようにシールド本体10
の内周にはシールドジャッキ9が、例えばNo.1〜1
2で示したように12本が、周方向に等間隔を隔てて配
置されている。これらシールドジャッキ9は全て等しい
能力のものが用いられる。
【0028】また、セグメントは本実施形態では、周方
向に4分割に形成されたセグメントS1〜S4からな
り、S1〜S4の順でセグメント組立装置18により組
み立てられてリングとされ、続いて、シールド本体10
の軸方向に新たなセグメントS1〜S4が組み立てら
れ、これを繰り返すことによってトンネルが構築され
る。
【0029】図2はセグメントS1の組立時を示してお
り、セグメントS1に対応するNo.7〜9のシールド
ジャッキ9が盛替えシールドジャッキ群J1とされる。
盛替えシールドジャッキ群J1を構成するNo.7〜9
のシールドジャッキ9はそのロッドが収縮され不作動と
される。
【0030】そして盛替えシールドジャッキ群J1以外
のNo.1〜6、10〜12のシールドジャッキ9は、
シールド掘進機を推進させるための推進シールドジャッ
キ群J2とされる。
【0031】更に、この推進シールドジャッキ群J2
は、シールド本体10の軸心Cと盛替えシールドジャッ
キ群J1の中心を通る盛替え中心線Aに対して、シール
ド本体10の軸心Cを通って直交する分割線Bで三つの
シールドジャッキ群に分割され、その内、分割線B上に
位置するNo.5,11と、分割線Bよりも盛替えシー
ルドジャッキ群J1側に位置するNo.6,10の合計
4本のシールドジャッキ9が二つの負荷側ジャッキ群H
J1,HJ2とされ、他方側に位置するNo.1〜4,
12の合計5本のシールドジャッキ9が制御側ジャッキ
群SJとされる。言い換えれば、盛替えシールドジャッ
キ群J1の両隣に隣接する推進シールドジャッキ群N
o.5,6、No.10,11がそれぞれ負荷側ジャッ
キ群HJ1,HJ2とされ、残りの推進シールドジャッ
キ群No.1〜4,12が制御側ジャッキ群SJとされ
る。図から明らかなように、負荷側ジャッキ群HJ1,
HJ2および制御側ジャッキ群SJはそれぞれ、盛替え
中心線Aの両隣に対称に選択される。
【0032】そして、負荷側ジャッキ群HJ1,HJ2
を構成する各シールドジャッキ9に付与する負荷圧力P
1および制御側ジャッキ群SJを構成する各シールドジ
ャッキ9に付与する制御圧力P2を、上記分割線Bを中
心に生じるモーメントが互いにうち消しあうようにそれ
ぞれ設定し、上記強制的なモーメントをうち消してシー
ルド掘進機をゼロモーメントで推進させる。負荷圧力P
1および制御圧力P2の設定方法は後述する。
【0033】このように、負荷側ジャッキ群HJ1,H
J2および制御側ジャッキ群SJによって強制的なモー
メントはうち消され、シールド掘進機は直進しようとす
る。そして、図1に示す中折れジャッキ20を適宜伸長
あるいは収縮させて方向制御を行うことによって、シー
ルド掘進機を所望の掘進計画線に沿って推進させる。
【0034】次に、図3はセグメントS2の組立時を示
しており、セグメントS2に対応するNo.1〜3のシ
ールドジャッキ9が盛替えシールドジャッキ群J1とさ
れる。
【0035】一方、盛替えシールドジャッキ群J1以外
のNo.4〜12のシールドジャッキ9が推進シールド
ジャッキ群J2とされ、更に、その推進シールドジャッ
キ群J2の内、シールド本体10の軸心Cと盛替えシー
ルドジャッキ群J1の中心を通る盛替え中心線Aに対し
て、シールド本体10の軸心Cを通って直交する分割線
B上に位置するNo.5,11と、分割線Bよりも盛替
えシールドジャッキ群J1側に位置するNo.4,12
の合計4本のシールドジャッキ9が負荷側ジャッキ群H
J1,HJ2とされると共に、他方側に位置するNo.
6〜10の合計5本のシールドジャッキ9が制御側ジャ
ッキ群SJとされる。
【0036】そして、負荷側ジャッキ群HJ1,HJ2
および制御側ジャッキ群SJの各シールドジャッキ9
に、それぞれ上述したような負荷圧力P1および制御圧
力P2が付与され、シールド掘進機がゼロモーメントで
推進される。
【0037】図4はセグメントS3の組立時を示してお
り、セグメントS3に対応するNo.4〜6のシールド
ジャッキ9が盛替えシールドジャッキ群J1とされる。
【0038】一方、盛替えシールドジャッキ群J1以外
のNo.1〜3,7〜12のシールドジャッキ9が推進
シールドジャッキ群J2とされ、シールド本体10の軸
心Cと盛替えシールドジャッキ群J1の中心を通る盛替
え中心線Aに対して、シールド本体10の軸心Cを通っ
て直交する分割線B上に位置するNo.2,8と、分割
線Bよりも盛替えシールドジャッキ群J1側に位置する
No.3,7の合計4本のシールドジャッキ9が負荷側
ジャッキ群HJ1,HJ2とされると共に、他方側に位
置するNo.9〜12,1の合計5本のシールドジャッ
キが制御側ジャッキ群SJとされる。
【0039】同様に、図5はセグメントS4の組立時を
示しており、セグメントS4に対応するNo.10〜1
2のシールドジャッキ9が盛替えシールドジャッキ群J
1とされる。
【0040】一方、盛替えシールドジャッキ群J1以外
のNo.1〜9のシールドジャッキ9が推進シールドジ
ャッキ群J2とされ、シールド本体10の軸心Cと盛替
えシールドジャッキ群J1の中心を通る盛替え中心線A
に対して、シールド本体10の軸心Cを通って直交する
分割線B上に位置するNo.2,8と、分割線Bよりも
盛替えシールドジャッキ群J1側に位置するNo.1,
9の合計4本のシールドジャッキ9が負荷側ジャッキ群
HJ1,HJ2とされると共に、他方側に位置するN
o.3〜7の合計5本のシールドジャッキ9が制御側ジ
ャッキ群SJとされる。
【0041】このようにして、1リング分のセグメント
Sの組み立てが完了したならば、上記と同様の方法にて
軸方向に新たなセグメントSを組み立て、順次これを繰
り返していく。
【0042】この方法によれば、油圧回路は負荷圧力用
と制御圧力用の2系統あればよく、簡易かつ低コストな
システムで方向制御が可能となる。また、シールドジャ
ッキ9によって、盛替えシールドジャッキ群の不作動に
より発生する強制的なモーメントをうち消してゼロモー
メントとした上で、中折れジャッキ20にて掘進方向性
制御を行うため正確な方向制御ができる。従って、信頼
性の向上が図れる。また、盛替えシールドジャッキ群J
1以外のシールドジャッキ9を全て推進シールドジャッ
キ群J2としているため、推進シールドジャッキJ2を
構成するシールドジャッキ9の本数が多く、各シールド
ジャッキ9の負荷が大きくならない。
【0043】ここで、図6を用いて、負荷圧力P1と制
御圧力P2の設定方法を説明する。
【0044】図6はセグメントS1の組立時を示してお
り、No.7〜9のシールドジャッキ9が盛替えシール
ドジャッキ群J1、No.5,6,10,11のシール
ドジャッキ9が負荷側ジャッキ群HJ1,HJ2、N
o.1〜4,12のシールドジャッキ9が制御側ジャッ
キ群SJとされる。
【0045】そして、負荷圧力P1および制御圧力P2
は、それぞれ、盛替え中心線Aを中心とするヨーイング
Y方向へのモーメント力および分割線Bを中心とするピ
ッチングP方向へのモーメント力がゼロとなるような値
に設定される。
【0046】まず、盛替え中心線Aを中心とするヨーイ
ングY方向に生じるモーメントについて説明する。
【0047】負荷側ジャッキ群HJ1,HJ2を構成す
るNo.5,6,10,11の各シールドジャッキ9に
付与する負荷圧力P1および、制御側ジャッキ群SJを
構成するNo.1〜4,12の各シールドジャッキ9に
付与する制御圧力P2はそれぞれ均一であり、盛替え中
心線Aの両隣に位置する負荷側ジャッキ群HJ1,HJ
2および制御側ジャッキ群SJの本数はそれぞれ同一で
あるので、当然、盛替え中心線Aで対向する負荷側ジャ
ッキ群HJ1,HJ2および制御側ジャッキ群SJの圧
力は等しい。従って、盛替え中心線Aで対向する負荷側
ジャッキ群HJ1,HJ2および制御側ジャッキ群SJ
によりヨーイングY方向に発生するモーメント力は互い
にうち消し合い、負荷圧力P1および制御圧力P2の設
定値に関わらず、結果としてゼロモーメントとなる。
【0048】次に、分割線Bを中心とするピッチングP
方向へのモーメント力を説明する。
【0049】まず、負荷圧力をP1とすると、負荷側ジ
ャッキ群HJ1,HJ2により発生するピッチングP方
向へのモーメント力MHは、次式で表すことができ
る。
【0050】 MH=(2P1×r×sinθ1+2P1×r×sin0°)×Q ・・・ ただし、r:円上に配置されたシールドジャッキの配置
半径、Q:ジャッキシリンダ面積。
【0051】一方、制御圧力をP2とすると、制御側ジ
ャッキ群SJにより発生するピッチングP方向へのモー
メント力MSは、次式で表すことができる。
【0052】 MS=(2P2×r×sinθ2+2P2×r×sinθ3+P2×r×si nθ4)×Q ・・・ シールド掘進機をゼロモーメントで推進させるには、上
記MHとMSの大きさが等しく(MH=MS)、互いに
うち消し合うようにすれば良い。従って、分割線Bを中
心に生じるモーメントが互いにうち消しあうような負荷
圧力と制御圧力の比はおよびの式から求められ、次
式で表すことができる。
【0053】 P2/P1=sinθ1/(sinθ2+sinθ3+(sinθ4/2)) ・・・ 本実施形態では、θ1およびθ2は30°、θ3は60
°、θ4は90°であるので、sinθ1、sinθ2
=1/2、sinθ3=31/2 /2、sin90°=1
をそれぞれ代入すると次式となる。
【0054】P2/P1≒0.27 ・・・ 従って、負荷圧力P1と制御圧力P2を、式を満たす
ように設定すれば、ヨーイングY方向およびピッチング
P方向へのモーメント力はゼロとなり、シールド掘進機
をゼロモーメントで推進させることができる。
【0055】このように、ピッチングP方向へのモーメ
ント力がゼロとなるような負荷圧力P1と制御圧力P2
の比が予め設定される。この比は、等分割セグメントで
あり、シールドジャッキ9が周方向に等間隔に配置され
ている場合であれば、セグメントの組立位置に関わらず
常に一定である。セグメントが不当分割、あるいはシー
ルドジャッキ9が不当間隔に配置されている場合、各セ
グメントの組立位置に対して、ヨーイングY方向および
ピッチングP方向へのモーメント力がゼロとなるような
負荷圧力P1と制御圧力P2の比が設定される。
【0056】次に、推進シールドジャッキ群J2全体に
よる総推進力TFは次式で表すことができる。
【0057】 TF=(P1×Hj+P2×Sj)×Q ・・・ ただし、Hj:負荷側ジャッキ群HJ1,HJ2のシー
ルドジャッキの本数、Sj:制御側ジャッキ群SJのシ
ールドジャッキの本数。
【0058】推進シールドジャッキ群J2全体に必要と
される総推進力TFは、シールド掘進機が掘進時に地山
から受ける反力により決定される。従って、掘削すべき
地山の土質等によって総推進力TFが決定されると、上
記およびの式に基づいて負荷圧力P1および制御圧
力P2が算出される。
【0059】このように、本発明によれば簡単な計算式
により負荷圧力P1および制御圧力P2を設定すること
ができる。従って、高価な計算機器等が必要なく低コス
ト化が図れる。
【0060】なお、図6において、制御側ジャッキ群S
Jの内、盛替えシールドジャッキ群J1と正面対向する
シールドジャッキ9、即ち、盛替え中心線A上に位置す
るNo.2のシールドジャッキ9は不作動としても良
い。
【0061】次に、図7を用いて、各シールドジャッキ
9に油を供給する油圧回路について説明する。
【0062】図に示すように、油圧回路30は油圧ポン
プOPに接続された圧油供給ライン31を備えており、
その圧油供給ライン31に油圧ポンプOPより油が供給
され、リリーフ弁32によって圧油供給ライン31内の
油圧が、設定された負荷圧力P1に維持される。シール
ドジャッキ9は、負荷圧力側回路33および制御圧力側
回路34を介して圧油供給ライン31と接続されてい
る。負荷圧力側回路33には、負荷圧力側回路33を開
閉する弁手段35と、逆止弁36とが設けられている。
一方、制御圧力側回路34は、制御圧力側回路34内の
油圧を設定された制御圧力P2まで減圧する減圧弁37
と、制御圧力側回路34を開閉する弁手段38と、逆止
弁39とが設けられている。
【0063】図示したシールドジャッキ9が推進シール
ドジャッキ群J2に選定され、更に負荷側ジャッキ群H
J1,HJ2と選定された場合、負荷圧力側回路33の
弁手段35が開、制御圧力側回路34の弁手段38が閉
とされ、圧油供給ライン31の油が負荷圧力側回路33
を通ってシールドジャッキ9に供給され、負荷圧力P1
が付与される。
【0064】一方、図示したシールドジャッキ9が、制
御側ジャッキ群SJと選定された場合、制御圧力側回路
34の弁手段38が開、負荷圧力側回路33の弁手段3
5が閉とされ、圧油供給ライン31の油が制御圧力側回
路34を通り、減圧弁37により制御圧力P2まで減圧
された後、シールドジャッキ9に供給され、制御圧力P
2が付与される。
【0065】更に、シールドジャッキ9が盛替えシール
ドジャッキ群J1と選定された場合、制御圧力側回路3
4の弁手段38および負荷圧力側回路33の弁手段35
が共に閉とされ、シールドジャッキ9に油は供給されな
い。また、シールドジャッキ9内の油は図示しないリリ
ーフ回路によってタンクへと戻され、シールドジャッキ
9は収縮(不作動)となる。
【0066】このように、本発明によれば油圧回路は負
荷圧力側と制御圧力側との2系統あれば良い、従って、
簡易かつ低コストな構成とすることができる。
【0067】なお、本発明は通常の矩形状のセグメン
ト、ハニカムセグメント、DNAセグメント等、様々な
タイプのセグメントに適用できる。
【0068】更に、シールド掘進機の掘進方向を中折れ
ジャッキにて制御するとして説明してきたが、本発明は
この点において限定されず、テーパーフードや可動そり
等他の装置を使用しても良い。要するに、シールドジャ
ッキによって盛替えシールドジャッキ群の不作動により
発生する強制的なモーメントをうち消すことができるも
のであり、シールド掘進機の方向性制御にはどのような
装置を適用しても良いものである。
【0069】
【発明の効果】以上要するに本発明によれば、以下に示
すごとく優れた効果を発揮するものである。 1)簡易かつ低コストなシステムで同時掘進シールド掘
進機の方向制御を行うことができる。 2)信頼性の向上が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るシールド掘進機の概
略図である。
【図2】本発明の一実施形態において、セグメントS1
を組み立てる状態を示す図である。
【図3】本発明の一実施形態において、セグメントS2
を組み立てる状態を示す図である。
【図4】本発明の一実施形態において、セグメントS3
を組み立てる状態を示す図である。
【図5】本発明の一実施形態において、セグメントS4
を組み立てる状態を示す図である。
【図6】負荷圧力と制御圧力の設定方法を説明する図で
ある。
【図7】シールドジャッキに油を供給する油圧回路の概
略図である。
【符号の説明】
9 シールドジャッキ 10 シールド本体 20 中折れジャッキ A 盛替え中心線 B 分割線 J1 盛替えシールドジャッキ群 J2 推進シールドジャッキ群 HJ1,HJ2 負荷側ジャッキ群 SJ 制御側ジャッキ群

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シールド本体内周に沿って多数設けられ
    たシールドジャッキの内、組立中のセグメントに対応す
    る盛替えシールドジャッキ群以外の推進シールドジャッ
    キ群で既設セグメントから反力を取って推進するシール
    ド掘進機において、 上記推進シールドジャッキ群を三つの群に分割して、上
    記盛替えシールドジャッキ群の両隣に隣接する推進シー
    ルドジャッキ群を負荷側ジャッキ群、残りの推進シール
    ドジャッキ群を制御側ジャッキ群とし、上記負荷側ジャ
    ッキ群の各シールドジャッキに付与する負荷圧力と上記
    制御側ジャッキ群の各シールドジャッキに付与する制御
    圧力を、上記シールド本体の軸心と上記盛替えシールド
    ジャッキ群の中心を通る盛替え中心線およびその盛替え
    中心線に対して上記軸心を通って直交する分割線を中心
    に生じるモーメントが互いにうち消しあうようにそれぞ
    れ設定してゼロモーメントで推進するようにしたことを
    特徴とするシールド掘進機。
  2. 【請求項2】 上記負荷側ジャッキ群の各シールドジャ
    ッキに付与する負荷圧力を均一とし、上記制御側ジャッ
    キ群の各シールドジャッキに付与する制御圧力を均一と
    し、負荷側ジャッキ群の各シールドジャッキに負荷圧力
    を付与し、制御側ジャッキ群の各シールドジャッキに制
    御圧力を付与したときに上記分割線を中心に生じるモー
    メントが互いにうち消しあうような上記負荷圧力と制御
    圧力の比を予め設定し、シールドジャッキ全体に必要と
    される総推進力から上記負荷圧力と制御圧力とを設定す
    る請求項1記載のシールド掘進機。
  3. 【請求項3】 上記分割線上に位置するシールドジャッ
    キを上記負荷側ジャッキ群とする請求項1又は2記載の
    シールド掘進機。
  4. 【請求項4】 上記制御側ジャッキ群のうち、上記盛替
    え中心線上に位置するシールドジャッキを不作動とする
    請求項1〜3いずれかに記載のシールド掘進機。
  5. 【請求項5】 上記シールド掘進機は、中折れジャッキ
    を備えた中折れシールド掘進機であり、掘進方向性制御
    は上記中折れジャッキによって行う請求項1〜4いずれ
    かに記載のシールド掘進機。
  6. 【請求項6】 シールド本体内周に沿って多数設けられ
    たシールドジャッキの内、組立中のセグメントに対応す
    る盛替えシールドジャッキ群以外の推進シールドジャッ
    キ群で既設セグメントから反力を取ってシールド掘進機
    を推進させる同時掘進シールド工法において、 上記推進シールドジャッキ群を三つの群に分割して、上
    記盛替えシールドジャッキ群の両隣に隣接する推進シー
    ルドジャッキ群を負荷側ジャッキ群、残りの推進シール
    ドジャッキ群を制御側ジャッキ群とし、上記負荷側ジャ
    ッキ群の各シールドジャッキに付与する負荷圧力と上記
    制御側ジャッキ群の各シールドジャッキに付与する制御
    圧力を、上記シールド本体の軸心と上記盛替えシールド
    ジャッキ群の中心を通る盛替え中心線およびその盛替え
    中心線に対して上記軸心を通って直交する分割線を中心
    に生じるモーメントが互いにうち消しあうようにそれぞ
    れ設定し、上記シールド掘進機をゼロモーメントで推進
    させるようにしたことを特徴とする同時掘進シールド工
    法。
  7. 【請求項7】 上記負荷側ジャッキ群の各シールドジャ
    ッキに付与する負荷圧力を均一とし、上記制御側ジャッ
    キ群の各シールドジャッキに付与する制御圧力を均一と
    し、負荷側ジャッキ群の各シールドジャッキに負荷圧力
    を付与し、制御側ジャッキ群の各シールドジャッキに制
    御圧力を付与したときに上記分割線を中心に生じるモー
    メントが互いにうち消しあうような上記負荷圧力と制御
    圧力の比を予め設定し、シールドジャッキ全体に必要と
    される総推進力から上記負荷圧力と制御圧力とを設定す
    る請求項6記載の同時掘進シールド工法。
  8. 【請求項8】 上記分割線上に位置するシールドジャッ
    キを上記負荷側ジャッキ群とする請求項6又は7記載の
    同時掘進シールド工法。
  9. 【請求項9】 上記制御側ジャッキ群のうち、上記盛替
    え中心線上に位置するシールドジャッキを不作動とする
    請求項6〜8いずれかに記載の同時掘進シールド工法。
  10. 【請求項10】 上記シールド掘進機が中折れシールド
    掘進機であり、掘進方向性制御は中折れシールド掘進機
    の中折れジャッキによって行う請求項6〜9いずれかに
    記載の同時掘進シールド工法。
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