JP2003074251A - 仏間の正面開閉装置 - Google Patents

仏間の正面開閉装置

Info

Publication number
JP2003074251A
JP2003074251A JP2001272151A JP2001272151A JP2003074251A JP 2003074251 A JP2003074251 A JP 2003074251A JP 2001272151 A JP2001272151 A JP 2001272151A JP 2001272151 A JP2001272151 A JP 2001272151A JP 2003074251 A JP2003074251 A JP 2003074251A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pair
france
hanger
front opening
moving frames
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001272151A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshinori Otani
利典 大谷
Yasuyuki Nishizaki
康之 西崎
Shoji Abe
祥司 阿部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
YAMAGUCHIYASUSHI SEISAKUSHO KK
Yamaguchi Yasushi Seisakusho KK
Original Assignee
YAMAGUCHIYASUSHI SEISAKUSHO KK
Yamaguchi Yasushi Seisakusho KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by YAMAGUCHIYASUSHI SEISAKUSHO KK, Yamaguchi Yasushi Seisakusho KK filed Critical YAMAGUCHIYASUSHI SEISAKUSHO KK
Priority to JP2001272151A priority Critical patent/JP2003074251A/ja
Publication of JP2003074251A publication Critical patent/JP2003074251A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】仏間へ容易に正しく取り付け作業できる正面開
閉装置を提供する。 【解決手段】仏間(R)の天井面に取り付け固定された
左右一対の平行なハンガーレール(5)(5)と、上記
ハンガーレール(5)(5)から吊り下げられて、その
ハンガーレール(5)(5)に沿い前後方向へ移動する
左右一対の移動フレーム(F)(F)と、その移動フレ
ーム(F)(F)への直列状態として、複数の蝶番(2
7)(27)(28)(28)により各々回動操作自在
に枢支連結された観音開き式の正面開閉扉(D)(D)
と、上記移動フレーム(F)(F)の下端部へ各々横付
け固定された左右一対の調整戸車ユニット(U)(U)
とを備え、その調整戸車ユニット(U)(U)の接地輪
(37)(37)(37)(37)を昇降調整できる前
後一対づつの二輪車として、しかも水平なシーソー支点
ピン(41)(41)の廻りに常時シーソー運動し得る
ように設定した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は仏間の正面開閉装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】仏間の内部へ押し込み収納することによ
り、正面を開放状態に保ち、逆に仏間から引き出した
上、垂直軸線廻りに回動させることにより、正面を閉鎖
状態に維持する仏間シャッターとして、特開平9−29
6650号が提案されている。
【0003】この公知発明の場合、上下方向への伸縮可
能な連結脚(4)(4)(5)(5)を備えたシャッタ
ー本体(2)(2)の向かい合う前後一対が、X字型に
交叉する連結材(3)を介して枢支連結されている。
【0004】そして、その後側シャッター本体(2)の
連結脚(4)(4)に付属する上下一対の取付金具(1
0)(10)が、仏間(A)の天案内溝(24)と床案
内溝(26)へ各々ビス止め固定される一方、前側シャ
ッター本体(2)の連結脚(5)(5)に付属する上下
一対の戸車(12)(12)が、上記天案内溝(24)
と床案内溝(26)に沿って滑走するようになってい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記公知発
明の構成では、仏間(A)の天案内溝(24)と床案内
溝(26)を前後方向へ滑走する前側シャッター本体
(2)のみならず、特別な後側シャッター本体(2)も
製作準備する必要があり、しかもその後側シャッター本
体(2)の両連結脚(4)(4)を上下方向へ伸縮させ
て、先に仏間(A)の天案内溝(24)と床案内溝(2
6)へ、言わば突っ張り据え立て状態にビス止め固定し
なければならない。
【0006】そのため、前側シャッター本体(2)の両
連結脚(5)(5)をやはり上下方向へ伸縮させる必要
があることとも相俟って、仏間(A)への取り付け作業
上甚だ煩らわしく、不便である。
【0007】その際、先の後側シャッター本体(2)は
X字型の連結材(3)を介して、前側シャッター本体
(2)と枢支連結されており、その連結材(3)の交叉
する掛け材(15)(15)がスライド孔(9)(9)
に沿って上下方向へスライドするストロークも、製品と
して予じめの一定に決まっているため、万一仏間(A)
における奥行寸法との関係から、後側シャッター本体
(2)の据え立て位置に狂いがあると、仏間(A)の正
面開閉扉(襖)(C)が上記連結材(3)やそのスライ
ド孔(9)(9)の規制を受ける前側シャッター本体
(2)に枢着されている機構上、その前後方向への進退
滑走ストロークに過不足を生じ、その仏間(A)の内部
へ完全に押し込み収納できなかったり、或いは逆に仏間
(A)から正確な位置まで引き出せなかったりするおそ
れがある。
【0008】又、前側シャッター本体(2)に付属する
上下一対の戸車(12)(12)は、その図外のバネ部
材により天案内溝(24)や床案内溝(26)の不陸を
吸収できるとしても、その不陸の吸収不可能な後側シャ
ッター本体(2)の据え立て姿勢に万一傾きがあると、
やはり連結材(3)やそのスライド孔(9)(9)の拘
束を受けている正面開閉扉(襖)(C)は、正確な召合
い状態に閉合せず、仏間(A)の正面を完全に閉鎖でき
ないことが起り得る。
【0009】何れにしても、上記公知発明の場合仏間
(A)に対する後側シャッター本体(2)の正規な据え
立て作業が著しく困難であり、何度も試行錯誤する如
く、その微調整を繰り返し行なわなければならないの
で、1人の作業者では短時間での軽快に能率良く取り付
けることができない。
【0010】仮令、上記後側シャッター本体(2)が正
規に据え立て固定されたとしても、これと前側シャッタ
ー本体(2)との連結材(3)はX字型のクロスバーと
して、その交叉する掛け材(15)(15)の上端部が
両シャッター本体(2)(2)へ、ピン(17)(1
7)により枢着されていると共に、同じく掛け材(1
5)(15)の下端部が両シャッター本体(2)(2)
のスライド孔(9)(9)へ係合されており、その可動
接点の多数を有するため、図6の状態から図1のように
前方へ引き出す過程において、全体的な捻り変形を生じ
やすく、円滑に引き出し操作することができない。
【0011】更に、図1の引き出し状態では、上記掛け
材(15)(15)の下端部をなすピン(17)(1
7)が、スライド孔(9)(9)の上死点に到達するこ
ととなり、その掛け材(15)(15)と両シャッター
本体(2)(2)との交叉角度が大きく拡開する関係
上、逆に図1の状態から図6のように後方へ押し込む場
合、その正面開閉扉(襖)(C)は上記連結材(3)の
突っ張り抵抗力を受けやすく、軽く円滑に押し込むこと
が困難である。
【0012】又、図1のような前方へ引き出された正面
開閉扉(襖)(C)は、その自重での前下がり傾斜付勢
力を受けて、歪み変形しやすい。この点、上記公知発明
の前側シャッター本体(2)に付属する上下一対の戸車
(12)(12)は、何れも一輪車であるに過ぎず、し
かも図外のバネ部材によって天案内溝(24)と床案内
溝(26)へ、弾力的に接地作用されるようになってい
るため、上記正面開閉扉(襖)(C)の前下がり傾斜付
勢力に対する安定・強圧な突っ張り対抗力を発揮させる
ことができず、その正面開閉扉(襖)(C)の歪み防止
に全然役立たない。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような諸問
題の抜本的な解決を企図しており、そのために仏間の正
面開閉装置として、仏間の天井面に取り付け固定された
左右一対の平行なハンガーレールと、
【0014】上記ハンガーレールから吊り下げられて、
そのハンガーレールに沿い前後方向へ移動する左右一対
の移動フレームと、
【0015】その移動フレームへの直列状態として、複
数の蝶番により各々回動操作自在に枢支連結された観音
開き式の正面開閉扉と、
【0016】上記移動フレームの下端部へ各々横付け固
定された左右一対の調整戸車ユニットとを備え、
【0017】その調整戸車ユニットの接地輪を昇降調整
できる前後一対づつの二輪車として、しかも水平なシー
ソー支点ピンの廻りに常時シーソー運動し得るように設
定したことを特徴とするものである。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面に基いて本発明の具体
的構成を詳述すると、図1は本発明の概略全体を示して
いるが、その仏間(R)に対する観音開き式正面開閉扉
(D)(D)の取付状態は左右対称となる関係上、残る
右側は図示省略してある。
【0019】(1)(1)は仏間(R)の正面を画定す
る左右一対の支柱、(2)は同じく鴨居又は長押、
(3)は仏間(R)の床面(畳寄せ)、(4)(4)は
仏間(R)の天井面に配列固定された左右一対の桟であ
り、これには仏間(R)の前後方向へ延在するハンガー
レール(5)(5)が、各々複数の木ネジ(6)(6)
を介して平行に取り付け固定されている。その各ハンガ
ーレール(5)(5)は、図5のような横向き開放する
チャンネル型のアルミ押出材から成る。
【0020】(7)(7)は上記仏間(R)の両側壁面
(8)(8)と床面(3)との相互間へ、その床面
(3)からの陥没状態に列設された左右一対の溝レール
であり、上記天井面のハンガーレール(5)(5)と正
しく向かい合っていることは、言うまでもない。但し、
その溝レール(7)(7)を省略して、上記床面(3)
の全体が低いフラット面として形成されることもある。
【0021】観音開き式の正面開閉扉(D)(D)は襖
やフラッシュ構造の木質戸などから成り、その支持骨材
となる左右一対の移動フレーム(F)(F)を介して、
上記仏間(R)のハンガーレール(5)(5)から所謂
吊り戸式に吊り下げられている。
【0022】しかも、上記移動フレーム(F)(F)は
図1〜3に示すような上側移動フレーム(9)(9)と
下側移動フレーム(10)(10)とから成り、その一
対づつが上下方向への伸縮調整自在に差し込み嵌合され
ることによって、仏間(R)の高さ変化に対応できるよ
うになっている。
【0023】即ち、上側移動フレーム(9)(9)はア
ルミ押出材や硬質な合成樹脂材などから、上下方向に細
長く扁平な段付きの角筒盤として成形されており、上記
正面開閉扉(D)(D)よりも背低い適当な一定の背丈
(H1)と、適当な一定の奥行(L1)とを備えてい
る。
【0024】その場合、上側移動フレーム(9)(9)
は正面開閉扉(D)(D)の厚みとほぼ等しい一定の幅
(W1)を有するが、その後側での部分的な狭幅とし
て、その片側面には上下方向へ延在する境界段部(1
1)(11)が列設されてもいる。そのため、これを振
れ止め規制壁として、上下一対の移動フレーム(9)
(9)(10)(10)を円滑に正しく伸縮させること
ができるほか、後述するハンガーステーと上側移動フレ
ーム(9)(9)との固定状態も安定に保てるのであ
る。
【0025】他方、下側移動フレーム(10)(10)
は同じくアルミ押出材や硬質な合成樹脂材などから、上
側移動フレーム(9)(9)の境界段部(11)(1
1)によって言わば区分された前側の広幅な中空内部
へ、抜き差し自在に差し込み嵌合できる対応的な細長い
扁平の角筒盤として成形されており、従って上側移動フ
レーム(9)(9)よりも短かい一定の奥行(L2)
と、同じく狭い一定の幅(W2)並びにその上側移動フ
レーム(9)(9)とほぼ等しい一定の背丈(H2)と
を備えている。
【0026】そして、上側移動フレーム(9)(9)の
前面には上下方向への伸縮調整長孔(12)(12)
が、これと対応する下側移動フレーム(10)(10)
の前面にはネジ孔(13)(13)が、各々開口形成さ
れているため、その前方から伸縮調整長孔(12)(1
2)を通じてネジ孔(13)(13)へ、位置決め調整
ビス(14)(14)を螺入締結することにより、上下
一対づつの移動フレーム(9)(9)(10)(10)
を予じめ仮り止め状態に組み立てることができる。
【0027】その仮り止め状態から仏間(R)の高さに
応じて、上下一対づつの移動フレーム(9)(9)(1
0)(10)を伸縮調整した後、やはり前方から複数の
固定ビス(15)(15)を両移動フレーム(9)
(9)(10)(10)へタッピングすることにより、
その両移動フレーム(9)(9)(10)(10)を固
定一体化するようになっている。その際、上記位置決め
調整ビス(14)(14)を本止め状態に締め上げるこ
とは勿論である。
【0028】上側移動フレーム(9)(9)における後
側の上端部は左右一対のハンガーステー(16)(1
6)へ、図4、5のような複数づつの位置決め調整ビス
(17)(17)(18)(18)と固定ビス(19)
(19)によって取り付け固定されることとなる。その
各ハンガーステー(16)(16)はステンレス鋼板な
どから成り、これには上下方向へ延在する調整長孔(2
0)(20)と、前後方向へ延在する調整長孔(21)
(21)とが開口分布されている。
【0029】そのため、横方向から上記ハンガーステー
(16)(16)の調整長孔(20)(20)(21)
(21)を通じて上側移動フレーム(9)(9)へ、位
置決め調整ビス(17)(17)(18)(18)をタ
ッピングして、上側移動フレーム(9)(9)とハンガ
ーステー(16)(16)を予じめ仮り止め状態に保っ
た上、仏間(R)における上記鴨居(2)の位置関係に
応じて、上側移動フレーム(9)(9)を上下方向と前
後方向に沿い位置決め調整し、最後にやはり横方向から
固定ビス(19)(19)をハンガーステー(16)
(16)と上側移動フレーム(9)(9)へタッピング
することにより、その上側移動フレーム(9)(9)を
ハンガーステー(16)(16)へ固定状態に吊持させ
ることができる。その際、上記位置決め調整ビス(1
7)(17)(18)(18)を本止め状態に締め上げ
ることは、言うまでもない。
【0030】各ハンガーステー(16)(16)が仏間
(R)の上記ハンガーレール(5)(5)へ臨む上端部
には、前後一対づつの滑車(22)(22)(22)
(22)が遊転自在に軸支されており、そのハンガーレ
ール(5)(5)と係合しつつ、これに沿って前後方向
へ走行するようになっている。
【0031】このようなハンガーステー(16)(1
6)の滑車(22)(22)(22)(22)は、予じ
め上記ハンガーレール(5)(5)の切り離し端部から
挿入されることになるが、そのハンガーレール(5)
(5)を前後に分割された継ぎ足し式として、これを天
井面の桟(4)(4)へ取り付け固定した後でも、その
切り離し後端部から上記ハンガーステー(16)(1
6)の滑車(22)(22)(22)(22)を挿入で
きるように定めても良い。
【0032】(23)(23)は各ハンガーステー(1
6)(16)の前端部からハンガーレール(5)(5)
への横向き直角に折り曲げられたストッパー片であり、
その前面に被着されたクッション材(図示省略)が、上
記鴨居(2)の後面へ衝当することになる。
【0033】その場合、図4と対応する図6の変形実施
形態に示す如く、上記ハンガーステー(16)(16)
のストッパー片(23)(23)へ、前方から位置決め
調整ビス(24)(24)を進退自在に螺合締結して、
上記ハンガーステー(16)(16)に開口する前後方
向への調整長孔(21)(21)と、ここから上側移動
フレーム(9)(9)へタッピングされる位置決め調整
ビス(18)(18)とを省略しても良い。
【0034】そのストッパー片(23)(23)に付属
させた位置決め調整ビス(24)(24)でも、上記鴨
居(2)の位置関係に応じて、上側移動フレーム(9)
(9)の前後方向に沿う位置決め調整を行なえるからで
ある。(25)(25)は上記ハンガーステー(16)
(16)の後端部を受け止める上側戸当りであり、上記
天井面の桟(4)(4)へ複数の木ネジ(26)(2
6)によって取り付け固定されている。
【0035】上下一対づつの移動フレーム(9)(9)
(10)(10)が仏間(R)の高さに応じた伸縮調整
状態として固定一体化された後、その前面へ正面開閉扉
(D)(D)の後面(基端部)が対応的な直列状態に垂
立されて、上下一対づつの蝶番(27)(27)(2
8)(28)により回動操作自在に枢支連結されること
となる。
【0036】(29)(29)(30)(30)は各蝶
番(27)(27)(28)(28)の後部を上下一対
づつの移動フレーム(9)(9)(10)(10)へタ
ッピングする複数の固定ビス、(31)(31)(3
2)(32)は同じく各蝶番(27)(27)(28)
(28)の前部を正面開閉扉(D)(D)へ取り付ける
複数の木ネジであるが、その木ネジ受け入れ孔が図7の
ような上下方向と前後方向へ延在する調整長孔(33)
(33)(34)(34)として開口分布されており、
上下一対づつの移動フレーム(9)(9)(10)(1
0)に対する正面開閉扉(D)(D)の枢支連結上、そ
の正面開閉扉(D)(D)の位置決め調整も行なえるよ
うになっている。
【0037】そして、このように枢支連結された正面開
閉扉(D)(D)と上下一対づつの移動フレーム(9)
(9)(10)(10)とは、直列状態として上記天井
面のハンガーレール(5)(5)と床面(3)の溝レー
ル(7)(7)に沿い、前後方向へ移動することができ
る。(35)(35)は下側移動フレーム(10)(1
0)の後面を受け止める下側戸当りであり、その溝レー
ル(7)(7)の溝底面へ複数の木ネジ(36)(3
6)によって取り付け固定されている。
【0038】その際、正面開閉扉(D)(D)は上下一
対づつの移動フレーム(9)(9)(10)(10)を
介して、仏間(R)のハンガーレール(5)(5)から
吊り下がる吊り戸式であるため、その正面開閉扉(D)
(D)の下面と下側移動フレーム(10)(10)の下
面は、未だ溝レール(7)(7)の溝底面に接地してお
らず、その溝底面からの浮上状態に保たれている。
【0039】(U)(U)は上記下側移動フレーム(1
0)(10)の下端部へ図8〜10のように、横方向か
ら取り付けられた左右一対の調整戸車ユニットであり、
特に仏間(R)の床面(3)を走行する前後一対づつの
接地輪(37)(37)(37)(37)が軸支された
二輪式として、しかもその接地輪(37)(37)(3
7)(37)が昇降調整と常時シーソー運動とを行なえ
るように設定されている。
【0040】即ち、その各調整戸車ユニット(U)
(U)は図11〜21に抽出して示す通り、上記下側移
動フレーム(10)(10)における下端部の側面ヘ横
付け使用される断面ほぼ倒立U字型の固定ボックス(3
8)(38)と、その固定ボックス(38)(38)の
内部へ垂直な昇降調整ビス(39)(39)を介して、
昇降操作のみを行なえるように吊持された断面ほぼ倒立
U字型の昇降枠(40)(40)と、更にその枠内へ水
平なシーソー支点ピン(41)(41)を介して、常時
シーソー運動し得るように枢着された相似な断面ほぼ倒
立U字型のシーソー枠(42)(42)とから成り、そ
の固定ボックス(38)(38)から連続一体に張り出
す前後一対の垂直な取付座板(43)(43)(43)
(43)が、図8〜10のように上記下側移動フレーム
(10)(10)の側面へ、複数の固定ビス(44)
(44)(44)(44)によって取り付けられる。
【0041】そして、各調整戸車ユニット(U)(U)
を形作るシーソー枠(42)(42)の枠内に、前後一
対の上記接地輪(37)(37)(37)(37)が遊
転自在に軸支されているため、上記昇降調整ビス(3
9)(39)を固定ボックス(38)(38)の上方か
ら回動操作することにより、その固定ボックス(38)
(38)に対して昇降枠(40)(40)とシーソー枠
(42)(42)を、図19、20のように昇降調整す
ることができ、上記接地輪(37)(37)(37)
(37)を二輪車として仏間(R)の床面(3)へ押し
付け接地させることにより、その仏間(R)の正面開閉
扉(D)(D)が自重での前下がり傾斜姿勢に歪む付勢
力に対して、強圧な突っ張り対抗力を発揮させることが
でき、その正面開閉扉(D)(D)の歪み防止に寄与す
る。
【0042】しかも、前後一対の接地輪(37)(3
7)(37)(37)を軸支している上記シーソー枠
(42)(42)は、図21のように水平なシーソー支
点ピン(41)(41)を中心として常時シーソー運動
するため、仏間(R)の床面(3)に不正な傾斜や不陸
などがあっても、これらを自づと吸収しつつ、その仏間
(R)の前後方向へ円滑に安定良く走行することができ
る。
【0043】図8〜21におけるその他の符号(45)
(45)(46)(46)は上記固定ボックス(38)
(38)の左右両側面に対応形成された昇降ガイド長孔
とシーソー支点ピン差し込みガイド切欠であり、その差
し込みガイド切欠(46)(46)から昇降ガイド長孔
(45)(45)に向かって差し込まれる水平なシーソ
ー支点ピン(41)(41)が、上記昇降枠(40)
(40)とシーソー枠(42)(42)とを串刺し横断
状態に貫通することとなり、固定ボックス(38)(3
8)の左右両側面によって抜け止め状態に規制される。
【0044】上記固定ボックス(38)(38)と昇降
枠(40)(40)並びにシーソー枠(42)(42)
は、何れも一枚物のステンレス鋼板からプレス加工を経
て、連続的に折り曲げられており、その固定ボックス
(38)(38)の上面と昇降枠(40)(40)の上
面にはネジ孔(47)(47)とバカ孔(48)(4
8)とが、対応的に開口形成されている。
【0045】そして、上記固定ボックス(38)(3
8)の上方からネジ孔(47)(47)へ螺入締結され
た昇降調整ビス(39)(39)の下部先端が、そのバ
カ孔(48)(48)を通じて昇降枠(40)(40)
へ抜け止め状態にかしめ付けられており、そのため昇降
調整ビス(39)(39)をドライバーなどの適当な回
動工具(T)によって、上方から回動操作することがで
きる。
【0046】図1〜21に示した基本実施形態では、上
記調整戸車ユニット(U)(U)の固定ボックス(3
8)(38)を下側移動フレーム(10)(10)の側
面へ外方から横付け使用しており、そのため前後一対の
接地輪(37)(37)(37)(37)が上記仏間
(R)の床面(3)を走行することになるが、図8と対
応する図22の変形実施形態から明白なように、下側移
動フレーム(10)(10)における下端部の側面を切
り欠いて、その下側移動フレーム(10)(10)の中
空内部へ調整戸車ユニット(U)(U)を埋没状態に取
り付け使用することにより、その前後一対の接地輪(3
7)(37)(37)(37)を仏間(R)の溝レール
(7)(7)へ接地させるように定めることも可能であ
る。
【0047】その場合、上記昇降調整ビス(39)(3
9)を丸小ネジに代る六角ボルトや六角穴付きボルトと
して、更にはその円形な頭部に工具受け入れ凹溝の複数
を放射対称分布型に切り欠き、図23のように上記下側
移動フレーム(10)(10)の切り欠き窓(49)
(49)を通じて、六角頭部や六角穴、工具受け入れ凹
溝へ係止させるスパナ、レンチ、六角棒スパナ、適当な
棒材などを回動工具(T)として、上記下側移動フレー
ム(10)(10)の横方向から回動操作すれば良い。
【0048】尚、このような変形実施形態におけるその
他の構成は上記基本実施形態と実質的に同一であるた
め、その図22、23に図1〜21との対応符号を記入
するにとどめて、その詳細な説明を省略する。
【0049】本発明は上記のような構成を備えており、
正面開閉扉(D)(D)を仏間(R)へ取り付け作業す
るに当っては、その仏間(R)における天井面の桟
(4)(4)へ取り付け固定したハンガーレール(5)
(5)へ、予じめハンガーステー(16)(16)の滑
車(22)(22)(22)(22)を挿入係合させて
おく。
【0050】他方、調整戸車ユニット(U)(U)が取
り付けられた下側移動フレーム(10)(10)と、上
側移動フレーム(9)(9)とを差し込み嵌合状態とし
て、予じめ抜けないように仮り止め一体化しておき、そ
の上側移動フレーム(9)(9)を鴨居(2)との位置
関係上、正しく納まる状態に位置決め調整して、上記ハ
ンガーステー(16)(16)へ取り付け固定すること
により、そのハンガーステー(16)(16)からの吊
り下がり状態に保つと共に、上側移動フレーム(9)
(9)に対して下側移動フレーム(10)(10)を伸
縮調整して、仏間(R)の高さに合わせる。
【0051】その後、その伸縮調整状態として固定一体
化された上側移動フレーム(9)(9)と下側移動フレ
ーム(10)(10)へ、前方から正面開閉扉(D)
(D)をやはり仏間(R)の高さと合うように位置決め
調整しつつ、蝶番(27)(27)(28)(28)を
介して回動操作自在に枢支連結する。
【0052】そして、最後に上記調整戸車ユニット
(U)(U)の昇降調整ビス(39)(39)を回動操
作して、その前後一対の接地輪(37)(37)(3
7)(37)を仏間(R)の床面(3)や溝レール
(7)(7)へ押し付け接地させることにより、上記正
面開閉扉(D)(D)が仏間(R)から引き出された場
合にも、その前下がり傾斜姿勢に歪み変形せず、仏間
(R)の前後方向へ円滑に走行するように昇降調整すれ
ば良い。
【0053】このような正面開閉扉(D)(D)の取付
状態において、これを前方から仏間(R)の内部へ押し
込み操作すれば、これとその支持骨材である上下一対づ
つの移動フレーム(9)(9)(10)(10)とが図
24、25のような直列状態として、上記天井面のハン
ガーレール(5)(5)と床面(3)の溝レール(7)
(7)に沿い後方へ移動し、仏間(R)の正面を開放状
態に保つことができ、その何れか一方だけの片開き状態
を得ることも可能である。
【0054】又、図24、25の開放状態から図26、
27のように、正面開閉扉(D)(D)を前方へ引き出
した後、これを蝶番(27)(27)(28)(28)
の垂直軸線廻りに回動操作すれば、その正面開閉扉
(D)(D)の左右一対が図28〜30のように正しく
閉合することとなり、仏間(R)の正面を完全な閉鎖状
態に維持することができる。
【0055】上記操作順序を逆に行なえば、その閉鎖状
態にある仏間(R)の正面が開放されることは、言うま
でもない。
【0056】何れにしても、上記正面開閉扉(D)
(D)は仏間(R)のハンガーレール(5)(5)から
吊り戸式に吊り下げられており、その支持骨材となる上
下一対づつの移動フレーム(9)(9)(10)(1
0)が扁平な角筒盤として、抜き差し自在に差し込み嵌
合されているほか、その下側移動フレーム(10)(1
0)の下端部へ取り付けられた調整戸車ユニット(U)
(U)の二輪式接地輪(37)(37)(37)(3
7)によって、上記正面開閉扉(D)(D)の前下がり
傾斜付勢力に対する強圧な突っ張り対抗力が与えられて
いるため、その接地輪(37)(37)(37)(3
7)のシーソー運動とも相俟って、上記正面開閉扉
(D)(D)の押し込み操作と引き出し操作を極めて軽
く円滑に行なうことができ、その過程での捻られる如き
不正変形を生じるおそれが一切ない。
【0057】更に、上下一対づつの移動フレーム(9)
(9)(10)(10)は伸縮調整自在に組み立てられ
ており、上記ハンガーステー(16)(16)に対する
上側移動フレーム(9)(9)の取り付けや、その上下
一対づつの移動フレーム(9)(9)(10)(10)
に対する正面開閉扉(D)(D)の取り付けも、各々上
下方向と前後方向への位置調整を行なえ、調整戸車ユニ
ット(U)(U)の接地輪(37)(37)(37)
(37)も昇降調整できるようになっているため、仏間
(R)の高さやその鴨居(2)の位置に相違変化があっ
ても、常に正しく納まる関係状態として、しかも1人の
作業者が簡便に能率良く取り付け作業できるのであり、
現場施工性に著しく優れる。
【0058】但し、上記正面開閉扉(D)(D)を支持
する移動フレーム(F)(F)としては、その下端部に
シーソー運動し得る二輪式の調整戸車ユニット(U)
(U)を具備する限り、作業者が容易にカットできる木
材やアルミ押出材、硬質な合成樹脂材などの一本物を採
用し、その一本物の移動フレーム(F)(F)を施工現
場において、仏間(R)の高さに応じた背丈にカットし
ても良く、又そのカットした移動フレーム(F)(F)
の上端部を所謂現場合わせとして、上記ハンガーステー
(16)(16)と固定ビス(19)(19)のタッピ
ングのみにより取り付け固定する一方、同じく移動フレ
ーム(F)(F)の前面へ正面開閉扉(D)(D)も現
場合わせとして、その蝶番(27)(27)(28)
(28)へ木ネジ(31)(31)(32)(32)に
より取り付け固定してもさしつかえない。
【0059】
【発明の効果】以上のように、本発明に係る仏間(R)
の正面開閉装置では、仏間(R)の天井面に取り付け固
定された左右一対の平行なハンガーレール(5)(5)
と、
【0060】上記ハンガーレール(5)(5)から吊り
下げられて、そのハンガーレール(5)(5)に沿い前
後方向へ移動する左右一対の移動フレーム(F)(F)
と、
【0061】その移動フレーム(F)(F)への直列状
態として、複数の蝶番(27)(27)(28)(2
8)により各々回動操作自在に枢支連結された観音開き
式の正面開閉扉(D)(D)と、
【0062】上記移動フレーム(F)(F)の下端部へ
各々横付け固定された左右一対の調整戸車ユニット
(U)(U)とを備え、
【0063】その調整戸車ユニット(U)(U)の接地
輪(37)(37)(37)(37)を昇降調整できる
前後一対づつの二輪車として、しかも水平なシーソー支
点ピン(41)(41)の廻りに常時シーソー運動し得
るように設定してあるため、冒頭に述べた従来技術の諸
問題を悉く解決できる効果がある。
【0064】即ち、本発明の上記構成によれば、仏間
(R)における天井面のハンガーレール(5)(5)か
ら吊り下がる移動フレーム(F)(F)を支持骨材とし
て、これに仏間(R)の正面開閉扉(D)(D)が複数
の蝶番(27)(27)(28)(28)を介して枢支
連結されていると共に、その移動フレーム(F)(F)
の下端部には昇降調整と常時シーソー運動とを行なえる
二輪式の接地輪(37)(37)(37)(37)を備
えた調整戸車ユニット(U)(U)が取り付けられてい
る。
【0065】そのため、上記調整戸車ユニット(U)
(U)の接地輪(37)(37)(37)(37)を仏
間(R)の床面(3)へ押し付け接地させることによ
り、その床面(3)の不陸や傾斜などを自づと吸収しつ
つ、仏間(R)の正面開閉扉(D)(D)を軽く円滑に
押し込み操作又は引き出し操作することができ、又その
仏間(R)から引き出された正面開閉扉(D)(D)
が、自重での前下がり傾斜姿勢となる付勢力に対して、
強圧な突っ張り対抗力を発揮させることもできることに
なり、その正面開閉扉(D)(D)の歪み変形を確実に
防止し得るのである。
【0066】しかも、上記正面開閉扉(D)(D)は仏
間(R)のハンガーレール(5)(5)から吊り下がる
移動フレーム(F)(F)を支持骨材として、これに枢
支連結されるようになっているため、仏間(R)への取
り付け作業を1人の作業者でも、簡便に能率良く行なう
ことができ、その現場施工性に優れる。
【0067】特に、請求項2の構成を採用するならば、
そのハンガーステー(16)(16)に対する移動フレ
ーム(F)(F)の取付位置を、上下方向と前後方向に
沿って調整することにより、仏間(R)の高さやその鴨
居(2)の位置に相違変化があっても、常に正しく納ま
る関係状態として取り付けることができ、著しく便利で
ある。
【0068】更に、請求項3の構成を採用するならば、
上記正面開閉扉(D)(D)の支持骨材となる移動フレ
ーム(F)(F)を、その捻じられる如く不正変形しな
い高剛性に保つことができ、しかもその上下方向に沿う
伸縮調整によって、仏間(R)の高さ変化に対応し得る
効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の概略全体を示す斜面図である。
【図2】仏間の縦断正面図である。
【図3】図2の3−3線に沿う拡大断面図である。
【図4】図1のハンガーステーを抽出して示す拡大側面
図である。
【図5】図4の5−5線に沿う拡大断面図である。
【図6】図4に対応する変形実施形態を示す側面図であ
る。
【図7】図1の蝶番を抽出して示す拡大側面図である。
【図8】図1の調整戸車ユニットを抽出して示す拡大側
面図である。
【図9】図8の正面図である。
【図10】図8の平面図である。
【図11】調整戸車ユニットの分解斜面図である。
【図12】図11の組み立て状態を示す正面図である。
【図13】図12の背面図である。
【図14】図12の平面図である。
【図15】図12の底面図である。
【図16】図14の16−16線に沿う拡大断面図であ
る。
【図17】図12の17−17線に沿う拡大断面図であ
る。
【図18】図12の18−18線に沿う拡大断面図であ
る。
【図19】昇降枠とシーソー枠の上昇状態を示す断面図
である。
【図20】昇降枠とシーソー枠の下降状態を示す図19
に対応する断面図である。
【図21】シーソー枠のシーソー運動を示す断面図であ
る。
【図22】図8に対応する変形実施形態を示す側面図で
ある。
【図23】図22の23−23線に沿う断面図である。
【図24】正面開閉扉を仏間へ押し込み収納した状態の
平面図である。
【図25】図24の25−25線断面図である。
【図26】正面開閉扉を仏間から引き出した状態の平面
図である。
【図27】図26の27−27線断面図である。
【図28】正面開閉扉の回動操作による仏間の閉鎖状態
を示す平面図である。
【図29】図28の29−29線断面図である。
【図30】図29の30−30線に沿う拡大断面図であ
る。
【符号の説明】
(1)・支柱 (2)・鴨居 (3)・床面 (4)・桟 (5)・ハンガーレール (7)・溝レール (9)・上側移動フレーム (10)・下側移動フレーム (11)・境界段部 (12)・伸縮調整長孔 (14)・位置決め調整ビス (15)・固定ビス (16)・ハンガーステー (17)・位置決め調整ビス (18)・位置決め調整ビス (19)・固定ビス (20)・調整長孔 (21)・調整長孔 (22)・滑車 (23)・ストッパー片 (24)・位置決め調整ビス (25)・上側戸当り (27)・蝶番 (28)・蝶番 (33)・調整長孔 (34)・調整長孔 (35)・下側戸当り (37)・接地輪 (38)・固定ボックス (39)・昇降調整ビス (40)・昇降枠 (41)・シーソー支点ピン (42)・シーソー枠 (43)・取付座板 (44)・固定ビス (45)・昇降ガイド長孔 (46)・シーソー支点ピン差し込みガイド切欠 (D)・正面開閉扉(襖) (F)・移動フレーム (R)・仏間 (T)・回動工具 (U)・調整戸車ユニット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西崎 康之 大阪府大阪市中央区島之内1丁目14番22号 株式会社山口安製作所内 (72)発明者 阿部 祥司 大阪府大阪市中央区島之内1丁目14番22号 株式会社山口安製作所内 Fターム(参考) 2E034 BA01 BD02 DA04

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】仏間(R)の天井面に取り付け固定された
    左右一対の平行なハンガーレール(5)(5)と、 上記ハンガーレール(5)(5)から吊り下げられて、
    そのハンガーレール(5)(5)に沿い前後方向へ移動
    する左右一対の移動フレーム(F)(F)と、 その移動フレーム(F)(F)への直列状態として、複
    数の蝶番(27)(27)(28)(28)により各々
    回動操作自在に枢支連結された観音開き式の正面開閉扉
    (D)(D)と、 上記移動フレーム(F)(F)の下端部へ各々横付け固
    定された左右一対の調整戸車ユニット(U)(U)とを
    備え、 その調整戸車ユニット(U)(U)の接地輪(37)
    (37)(37)(37)を昇降調整できる前後一対づ
    つの二輪車として、しかも水平なシーソー支点ピン(4
    1)(41)の廻りに常時シーソー運動し得るように設
    定したことを特徴とする仏間の正面開閉装置。
  2. 【請求項2】ハンガーレール(5)(5)と係合する前
    後一対の滑車(22)(22)(22)(22)が軸支
    されたハンガーステー(16)(16)に、移動フレー
    ム(F)(F)の上端部を上下方向と前後方向へ位置調
    整自在に取り付け固定したことを特徴とする請求項1記
    載の仏間の正面開閉装置。
  3. 【請求項3】移動フレーム(F)(F)を扁平な角筒盤
    の上側移動フレーム(9)(9)と、その中空内部へ差
    し込み嵌合できる対応的な角筒盤の下側移動フレーム
    (10)(10)とから、上下方向への伸縮調整自在に
    組み立てたことを特徴とする請求項1記載の仏間の正面
    開閉装置。
JP2001272151A 2001-09-07 2001-09-07 仏間の正面開閉装置 Pending JP2003074251A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001272151A JP2003074251A (ja) 2001-09-07 2001-09-07 仏間の正面開閉装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001272151A JP2003074251A (ja) 2001-09-07 2001-09-07 仏間の正面開閉装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003074251A true JP2003074251A (ja) 2003-03-12

Family

ID=19097562

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001272151A Pending JP2003074251A (ja) 2001-09-07 2001-09-07 仏間の正面開閉装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003074251A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007002657A (ja) * 2005-05-23 2007-01-11 Inoue Kanamono Kk フラット引戸
JP4979043B1 (ja) * 2011-08-08 2012-07-18 満男 市川 扉開閉装置
JP2022507445A (ja) * 2018-11-14 2022-01-18 ユリウス ブルーム ゲー・エム・ベー・ハー 可動に支持された扉をガイドするためのガイドシステム

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0176978U (ja) * 1987-11-12 1989-05-24
JPH02107384U (ja) * 1989-02-14 1990-08-27
JPH0455978U (ja) * 1990-09-21 1992-05-13
JPH09296650A (ja) * 1996-05-07 1997-11-18 Okumura Tateguten:Kk 仏間シャッター

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0176978U (ja) * 1987-11-12 1989-05-24
JPH02107384U (ja) * 1989-02-14 1990-08-27
JPH0455978U (ja) * 1990-09-21 1992-05-13
JPH09296650A (ja) * 1996-05-07 1997-11-18 Okumura Tateguten:Kk 仏間シャッター

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007002657A (ja) * 2005-05-23 2007-01-11 Inoue Kanamono Kk フラット引戸
JP4979043B1 (ja) * 2011-08-08 2012-07-18 満男 市川 扉開閉装置
JP2022507445A (ja) * 2018-11-14 2022-01-18 ユリウス ブルーム ゲー・エム・ベー・ハー 可動に支持された扉をガイドするためのガイドシステム
JP7130871B2 (ja) 2018-11-14 2022-09-05 ユリウス ブルーム ゲー・エム・ベー・ハー 可動に支持された扉をガイドするためのガイドシステム
US11952816B2 (en) 2018-11-14 2024-04-09 Julius Blum Gmbh Guide system for guiding a movably mounted door leaf

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI494496B (zh) 可供被可樞轉支托之分隔元件用的位移裝置及傢俱件
CA2615240C (en) Door roller system
US7891152B2 (en) Sliding door arrangement
JP2003074251A (ja) 仏間の正面開閉装置
JPH03114411A (ja) 物品展示システム
CA2641559C (en) Support means
CN110735573A (zh) 一种多功能欧标u槽隐形铰链
CN219169745U (zh) 一种凹形柱切割夹具
EP1767735B1 (en) Support and anchorage device in built-in counterframes of sliding doors
JP3872941B2 (ja) 間仕切壁
JP3438864B2 (ja) ノンレール引戸及びその建て込み方法
US7360805B1 (en) Double lock sliding door
JP2604974Y2 (ja) 車輪装置つき門扉
JP3200633B2 (ja) ドアキープスタンド
US9140046B1 (en) Hanger bracket used in overhead sliding door installation
KR101148120B1 (ko) 도어 개폐구조
US9896141B2 (en) BikeSeatBoost power seat, fits all bicycles
JP3590597B2 (ja) 建具へ横付け使用可能な二輪式の調整戸車
EP2156000B1 (en) Adjustable bracket for sliding wardrobe doors
JPH0622784Y2 (ja) オ−バ−ドア用可動中柱の高さ調整装置
GB2275601A (en) A display system
JP2002038635A (ja) 間仕切壁
JP2003020849A (ja) ピボットヒンジ
KR20230115171A (ko) 여닫이용 상부 힌지장치
JPH04166582A (ja) 扉開閉装置

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040113

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040518