JP2003074105A - 大便器 - Google Patents

大便器

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JP2003074105A
JP2003074105A JP2001271742A JP2001271742A JP2003074105A JP 2003074105 A JP2003074105 A JP 2003074105A JP 2001271742 A JP2001271742 A JP 2001271742A JP 2001271742 A JP2001271742 A JP 2001271742A JP 2003074105 A JP2003074105 A JP 2003074105A
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toilet bowl
water
phase delay
water supply
supply valve
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JP2001271742A
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Kentaro Todoroki
健太郎 轟木
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Toto Ltd
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Toto Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 確実に大便器中の大便をより直接的に検出し
て、的確に洗浄水を自動的に供給することによりユーザ
ーの利便性と節水とを実現し、さらに、構造が単純で組
み立てやメンテナンスが容易な自動洗浄式大便器を提供
する。 【解決手段】 陶器製の大便器10の溜水部11の裏面
には、送信手段12、受信手段13が固定されている。
送信手段12から送信されるマイクロ波は陶器を透過し
て溜水中を伝播して、さらに陶器を透過して受信手段1
3で受信されて位相差測定回路16へ出力される。そし
て、位相差測定回路16は、マイクロ波発振器14から
パワースプリッタ15を介して直接受信するマイクロ波
に対する、溜水中を伝播してくるマイクロ波の位相遅れ
θ1を求めて制御部17へと出力する。制御部17は、
位相遅れθ1に基づいて溜水中の大便の有無を検出し
て、洗浄水供給弁18を開閉させることによって、洗浄
水の供給を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、大便器に関するも
のであり、詳しくは、自動で便器洗浄を行なう手段を備
えた大便器に係わるものである。
【0002】
【従来の技術】従来、用足し後の便器本体の洗浄を自動
化する為に、便器に赤外線センサー等の人体検知センサ
ーを設置し、一定時間以上使用者を検知した場合には、
その後に使用者が離れたことを検知して、洗浄水を流す
ようにしたものがある。しかし、このような人体検知に
基づいた自動洗浄システムでは、掃除等の用足し以外の
為にトイレに入っている場合にも洗浄水を流していたの
で、無駄が多かった。
【0003】そこで、上記問題を解決するものとして、
特開2001−214495で提案された装置は、大便
器の水面の上昇・下降を導水管路に設けた光センサーで
検出することによって大便・小便の排泄の有無、及び、
量を算出して、これに見合った適切な量の洗浄水を流す
というものである。この方式によれば、排泄が有ったこ
とを検出するので、大便器の前に来たが用足しをしなか
った人がいても誤って洗浄水を供給する事は無い。離座
するまでもなく汚物が洗浄できるので、匂いを早く消し
去る事ができる。また、大便か小便か、さらには、量を
検出して、これに応じた洗浄水を供給することで、不必
要に大量の洗浄水を無駄に流す事が無い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た水位計測に基づく洗浄システムは、排水管の圧力変動
を受けるという問題がある。即ち、一般に、排水管は複
数の便器や洗面器等の設備機器の排水部が接続されてい
て、個々の設備機器からの排水を集めて下水設備へと送
っている。排水管内の圧力は、複数の設備機器からの排
水によって絶えず変動しているので、これに応じて大便
器の溜水の水位も変動しており、排泄のみを確実に検出
するのは、実際には難しい。
【0005】また、排泄物の検出は、便器水中に排泄物
が入る時のみ為されるので、大便の性状によっては、流
しきれずに大便が便器内に残ってしまった場合には、そ
のまま放置されてしまう恐れがある。
【0006】また、導水管路に設けた光センサーを用い
て水位計測を行う場合は、導水管路の汚れの影響で、光
の透過特性が変わる為に、検出不良を来たす恐れがあ
る。
【0007】本発明は、上記した背景に鑑みてなされた
もので、その目的とするところは、上記した問題を解決
し、確実に大便器中の大便をより直接的に検出し、さら
に、構造が単純な自動洗浄式大便器を提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段および作用・効果】上記課
題を解決する為に、請求項1に記載の本発明は、給水流
路に洗浄水供給弁が設けられた自動洗浄便器において、
便器内の溜水に向けてマイクロ波を送信する送信手段
と、前記送信手段から送信されたマイクロ波を受信する
受信手段と、少なくとも前記受信手段の出力に基づいて
前記洗浄水供給弁を開放して便器洗浄を行う制御部を備
えることを特徴として構成されている。
【0009】以上の構成において、溜水が清浄な洗浄水
である場合と、溜水中に大便がある場合とでは、送信手
段から受信手段までのマイクロ波の伝わり方が異なるの
で、受信手段の出力に反映するので、溜水中の大便を検
出できる。 また、便器が陶器等のマイクロ波が透過す
る材料で形成されていれば、送信手段と受信手段は、裏
側に溜水とは非接触に設置できるので、腐蝕の恐れから
開放される。さらに、水密の為に部材を用いる必要も無
く、従来の便器の構造を殆ど変える必要が無いので、組
み立てやメンテナンスが容易にできる。
【0010】請求項2に記載の本発明は、請求項1に記
載の大便器において、便器内の溜水に向けてマイクロ波
を送信する送信手段と、前記送信手段から送信されたマ
イクロ波を受信する受信手段と、マイクロ波が送信手段
から溜水を通って前記受信手段に至るまでの位相遅れを
検出する位相遅れ検出手段と、前記位相遅れ検出手段で
検出した位相遅れθ1と、溜水が清浄な洗浄水である場
合の位相遅れと略等しく設定された基準位相遅れθ0と
の差であるΔθ=θ1−θ0に基づいて、前記洗浄水供給
弁を開放して便器洗浄を行う制御部を備えることを特徴
として構成されている。
【0011】以上の構成において、溜水が清浄な洗浄水
である場合は、θ1は、当然、θ0に略等しい値で、Δθ
は略零である。しかし、溜水中に大便がある場合には、
送信手段から受信手段までの誘電率が、水のみの場合と
は異なるので、Δθは大きくなるので、溜水中の大便を
検出できる。この方式は、位相差により検出するので、
汚れの影響を受ける事無く、大便自体を確実に検出でき
る。
【0012】請求項3に記載の本発明は、請求項2に記
載の大便器において、前記洗浄水供給弁を開放した後、
前記位相遅れ検出手段で検出した位相遅れθ1が基準位
相遅れθ0に、略等しくなってから前記洗浄水供給弁を
閉成して便器洗浄を止める制御部を備えることを特徴と
して構成されている。
【0013】本方式によれば、溜水中の大便の有無が認
識できるので、このように大便が流れ出た時点で便器洗
浄を止めることができる。よって、確実に洗浄でき、且
つ、余分に水を流して無駄にする事がなくなる。
【0014】請求項4に記載の本発明は、請求項2から
3に記載の大便器において、前記基準位相遅れθ0は、
前記洗浄水供給弁を閉じた後の前記位相遅れ検出手段で
検出した位相遅れθ1であることを特徴として構成され
ている。
【0015】洗浄水供給弁を閉じた後、つまり、洗浄が
終了して溜水が清浄になった時点での位相遅れθ1を基
準値とすることによって、設置場所による洗浄水の特性
等の差に伴う誤検出の恐れを排除できる。
【0016】請求項5に記載の本発明は、請求項1に記
載の大便器において、前記受信手段の出力の振幅に基づ
いて前記洗浄水供給弁を開放して便器洗浄を行う制御部
を備えることを特徴として構成されている。
【0017】以上の構成によれば、溜水中に大便がある
場合には、マイクロ波が大便で反射、散乱するので、受
信手段の出力の振幅は、溜水が清浄な洗浄水のみの場合
と異なるので、大便を検出できる。
【0018】請求項6に記載の本発明は、請求項1から
5に記載の大便器において、前記送信手段と、前記受信
手段は、便器内の溜水を介して対向して配置される事を
特徴として構成されている。
【0019】こうすることにより、送信手段から送信さ
れたマイクロ波の大半が受信手段において受信される事
になるので、溜水の状態を的確に反映する構成となるの
で、結局、大便を確実に検出できる。
【0020】請求項7に記載の本発明は、請求項1から
5に記載の大便器において、前記送信手段と前記受信手
段は、近接して、且つ、便器内の溜水の同方向を指向し
て、配置される事を特徴として構成されている。
【0021】以上の構成において、送信手段から送信さ
れたマイクロ波は、溜水中を経由して、便鉢の対面、も
しくは、水面に達し、一部は透過し、一部は反射する。
反射したマイクロ波は、再び溜水中を経由して受信手段
で受信される事になる。送信手段と受信手段とが近接し
ている為に、反射波を多く受信できる。また、送信手段
と受信手段を一方に配置することで、組み立てやメンテ
ナンスが容易であり、且つ、検出の為の占有スペースを
少なくできる。
【0022】
【発明の実施の形態】本発明の実施例を図面をもとに以
下に説明する。
【0023】図1は、本発明による大便器の一例を示す
機能構成図である。陶器製の大便器10の溜水部11の
裏面には、送信手段12、受信手段13がアンカーを用
いて固定されている。大便は、場合によって、沈む物か
ら水面近くに浮く物まであるが、図1に示すように、送
信手段12と、受信手段13とが高さを違えて配置さ
れ、且つ、両者の指向方向を対向して溜水部を斜めに横
切るように配置してあるので、様々な性状の大便を検出
できる。マイクロ波発振器14で生成されたマイクロ波
はパワースプリッタ15を介して送信手段12と位相差
測定回路16へ出力される。送信手段12から送信され
るマイクロ波は陶器を透過して溜水中を伝播して、さら
に陶器を透過して受信手段13で受信されて位相差測定
回路16へ出力される。そして、位相差測定回路16
は、マイクロ波発振器14からパワースプリッタ15を
介して直接受信するマイクロ波に対する、溜水中を伝播
してくるマイクロ波の位相遅れθ1を求めて制御部17
へと出力する。制御部17は、位相遅れθ1に基づいて
溜水中の大便の有無を検出して、洗浄水供給弁18を開
閉させることによって、洗浄水の供給を制御する。
【0024】図2は、排泄に伴う位相遅れθ1の推移の
一例を示す図である。排泄が開始(t1)する以前は、
溜水は清浄な洗浄水であり、位相遅れθ1は予め設定さ
れている基準値θ0に略等しい値である。尚、θ0は固定
値でも良いし、後述するように洗浄水の特性に合わせて
自動的に更新設定されるようにしても良い。排泄が開始
し(t1)溜水中に大便が入ると、位相遅れθ1は増加し
てゆき、やがて排泄が終了すると(t2)排泄前に比べ
て大きな値で安定する。
【0025】位相遅れθ1の変化に対して、洗浄水供給
弁18を開成して洗浄を始めるまでの制御部17での処
理を、図3に示すフローチャートをもとに説明する。制
御部17は前回の洗浄終了後から、継続的に排泄の始ま
りを検出する。即ち、Δθ=θ1−θ0が閾値θAを超え
るかを判定し(S31)、超えない場合には(S31で
N)、再び閾値θAとの比較を繰り返し、一方、Δθが
閾値θAを超える場合には(S31でY)、排泄を検出
した事になるので、引き続き排泄の終了の検出処理を行
う。具体的には、Δθが所定時間(TA)以上にわたっ
て一定かを判定し(S32)、Nの場合はS2の判定を継
続し、Yの場合は、洗浄水供給弁18を開放する(S3
3)。
【0026】図4は、洗浄水供給弁18を開成した後
の、位相遅れθ1の推移の一例を示す図である。洗浄水
供給弁18を開成して(t3)、大便が溜水中から流れ
去るとともに位相遅れθ1は減少してゆく。やがてΔθ
が、閾値θBを下回ると、制御部17は洗浄水供給弁1
8を閉じて洗浄が終了させる(t4)。この際、制御部
17が洗浄水供給弁18を閉じる指令を出してから、実
際に洗浄水の流れが止まるまではタイムラグがあるの
で、位相遅れθ1は、必ずしも、閾値θBで留まるわけで
はない、即ち、溜水中に大便が若干残るという事は無
い。洗浄終了後は、溜水が清浄な洗浄水のみとなって、
位相遅れθ1は、排泄前と略同じ値で安定する。
【0027】制御部17が、洗浄水供給弁18を閉じる
指令を出した後に、基準値θ0を洗浄水の特性に合わせ
て自動的に更新設定する方法の一例を図5のフローチャ
ートをもとに以下に説明する。洗浄水供給弁18を閉成
してから5秒経過するまで待ち(S51)、その後(S5
1でY)、θ1をθ0に代入する(S52)。
【0028】次に、送信手段12、及び、受信手段13
の配置について、他の一例を説明する。送信手段12、
及び、受信手段13は、図6に示すように、同一の基板
20の面上に、同一方向を指向して、パッチアンテナと
して形成されている。基板20は、図7に示すように、
大便器30の溜水部31の底部裏面に、送信手段12、
及び、受信手段13の指向方向が上向きになるように、
アンカーを用いて固定されている。大便は、場合によっ
て、沈む物から水面近くに浮く物まであるが、この例に
示した配置の場合は、流水の底部から水面までの誘電率
が位相遅れθに反映されるので、様々な性状の大便を検
出できる。
【0029】他の回路構成による大便検出方法の一例を
以下に説明する。図8は大便器の一例を示す機能構成図
である。陶器製の大便器40の溜水部41の裏面には、
送信手段42、受信手段43がアンカーを用いて固定さ
れている。大便は、場合によって、沈む物から水面近く
に浮く物まであるが、図8に示すように、送信手段42
と、受信手段43とが高さを違えて配置され、且つ、両
者の指向方向を対向して溜水部を斜めに横切るように配
置してあるので、様々な性状の大便を検出できる。マイ
クロ波発振器44で生成されたマイクロ波は送信手段4
2から送信されて、陶器を透過して溜水中を伝播して、
さらに陶器を透過して受信手段43で受信されて振幅検
出回路45へ出力される。そして、振幅検出回路45
は、マイクロ波の振幅を制御部46へと出力する。制御
部46は、振幅Vに基づいて溜水中の大便の有無を検出
して、洗浄水供給弁47を開閉させることによって、洗
浄水の供給を制御する。
【0030】図9は、排泄に伴う振幅Vの推移の一例を
示す図である。排泄が開始(t1)する以前は、溜水は
清浄な洗浄水であり、振幅Vは一定の値(VA)で安定し
ている。排泄が開始し(t5)溜水中に大便が入ると、
溜水中の送信手段43から受信手段43へのマイクロ波
の伝達が妨げられるので、振幅Vは減少してゆき、やが
て排泄が終了すると(t6)排泄前に比べて低い値で安
定する。
【0031】振幅Vの変化に対して、洗浄水供給弁47
を開成して洗浄を始めるまでの制御部46での処理を、
図10に示すフローチャートをもとに説明する。制御部
46は前回の洗浄終了後から、継続的に排泄の始まりを
検出する。即ち、振幅Vが閾値VBを下回るかを判定し
(S101)、下回らない場合には(S101でN)、
再び閾値VBとの比較を繰り返し、一方、振幅Vが閾値VB
を下回る場合には(S101でY)、排泄を検出した事
になるので、引き続き排泄の終了の検出処理を行う。具
体的には、振幅Vが所定時間(TB)以上にわたって一
定かを判定し(S102)、Nの場合はS102の判定を
継続し、Yの場合は、洗浄水供給弁47を開放する(S
103)。
【0032】洗浄が為され、溜水部41が清浄な洗浄水
なると、振幅Vは略、排泄前の値(VA)に等しくなる。
制御部46は、振幅Vが略VAとなった事を検出して洗浄
水供給弁47を閉成して、洗浄水の供給を停止する。
【0033】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る大便器の機能構成図であ
る。
【図2】本発明の実施例に係る位相遅れθ1の排泄に伴
う推移の一例を示す図である。
【図3】本発明の実施例に係る大便の検出から洗浄に至
る制御方法を示すフローチャートである。
【図4】本発明の実施例における洗浄中に伴う位相遅れ
θ1の推移の一例を示す図である。
【図5】本発明の実施例に係る基準値θ0を洗浄水の特
性に合わせて自動的に更新設定する方法の一例を示すフ
ローチャートである。
【図6】本発明の実施例に係る送信手段、及び、受信手
段の形態を説明する図である。
【図7】本発明の実施例に係る送信手段、及び、受信手
段の配置の一例を示すである。
【図8】本発明の他の実施例に係る大便器の機能構成図
である。
【図9】本発明の実施例に係る受信振幅Vの排泄に伴う
推移の一例を示す図である。
【図10】本発明の実施例に係る大便の検出から洗浄に
至る制御方法を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10…大便器、11…溜水部、12…送信手段、13…
受信手段 14…マイクロ波発振器、15…パワースプリッタ、1
6…位相差測定回路 17…制御部、18…洗浄水供給弁 20…基板 30…大便器、31…溜水部 40…大便器、41…溜水部、42…送信手段、43…
受信手段 44…マイクロ波発振器、45…振幅検出回路、46…
制御部 47…洗浄水供給弁

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 給水流路に洗浄水供給弁が設けられた自
    動洗浄便器において、便器内の溜水に向けてマイクロ波
    を送信する送信手段と、前記送信手段から送信されたマ
    イクロ波を受信する受信手段と、少なくとも前記受信手
    段の出力に基づいて前記洗浄水供給弁を開放して便器洗
    浄を行う制御部を備えることを特徴とする大便器。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の大便器において、マイ
    クロ波が送信手段から溜水を通って前記受信手段に至る
    までの位相遅れを検出する位相遅れ検出手段と、前記位
    相遅れ検出手段で位相遅れθ1を検出し、溜水が清浄な
    洗浄水である場合の位相遅れと略等しく設定された基準
    位相遅れθ0との差であるΔθ=θ1−θ0に基づいて、
    前記洗浄水供給弁を開放して便器洗浄を行う制御部を備
    えることを特徴とする大便器。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の大便器において、前記
    洗浄水供給弁を開放した後、前記位相遅れ検出手段で検
    出した位相遅れθ1が基準位相遅れθ0に略等しくなって
    から、前記洗浄水供給弁を閉成して便器洗浄を止める制
    御部を備えることを特徴とする大便器。
  4. 【請求項4】 請求項2から3に記載の大便器におい
    て、前記基準位相遅れθ0は、前記洗浄水供給弁を閉じ
    た後の前記位相遅れ検出手段で検出した位相遅れθ1で
    あることを特徴とする大便器。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の大便器において、前記
    受信手段の出力の振幅に基づいて前記洗浄水供給弁を開
    放して便器洗浄を行う制御部を備えることを特徴とする
    大便器。
  6. 【請求項6】 請求項1から5に記載の大便器におい
    て、前記送信手段と、前記受信手段は、便器内の溜水を
    介して対向して配置される事を特徴とする大便器。
  7. 【請求項7】 請求項1から5に記載の大便器におい
    て、前記送信手段と前記受信手段は、近接して、且つ、
    便器内の溜水の同方向を指向して、配置される事を特徴
    とする大便器。
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