JP2003073670A - 液晶媒体 - Google Patents

液晶媒体

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JP2003073670A
JP2003073670A JP2002185470A JP2002185470A JP2003073670A JP 2003073670 A JP2003073670 A JP 2003073670A JP 2002185470 A JP2002185470 A JP 2002185470A JP 2002185470 A JP2002185470 A JP 2002185470A JP 2003073670 A JP2003073670 A JP 2003073670A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】従来技術の欠点を有しないか、または有してい
ても小さい程度であり、同時に極めて高い抵抗を有す
る、MLCディスプレイ、特にLCoS(登録商標)お
よび反射性ディスプレイおよびOCBモードのディスプ
レイを提供する。 【解決手段】本発明は、正の誘電異方性および高い光学
異方性を有する液晶媒体であって、これが、末端アルケ
ニル基を含む1種または2種以上のビフェニル誘導体を
含む液晶媒体、並びに電気光学的ディスプレイおよび投
射システム、特に反射性ディスプレイおよび複屈折効果
に基づくディスプレイ、例えばOCBディスプレイにお
けるこの使用に関する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、正の誘電異方性お
よび高い光学異方性を有する液晶媒体であって、これ
が、末端アルケニル基から成る1種または2種以上のビ
フェニル誘導体を含むことを特徴とする液晶媒体、並び
に電気光学的ディスプレイおよび投射システム、特に反
射性ディスプレイ、LCoS(登録商標)ディスプレイ
および複屈折効果に基づくディスプレイ、例えばOCB
ディスプレイにおけるこの使用に関する。
【0002】
【従来の技術】OCB(光学的に補償されたベンド)の
ディスプレイは、複屈折効果に基づいており、ベンド構
造を有する液晶層を含む。またpiセルとしても知られ
ている、ベンドセルは、最初に、P. Bos et al., SID 8
3 Digest, 30 (1983)により、電気的に制御可能な二分
の一波長板について提案されており、一方、ディスプレ
イについてのOCBモードは、Y. Yamaguchi, T. Miyas
hitaおよびT. Uchida, SID 93 Digest, 277 (1993)によ
り、続いてT. Miyashita et alの、特にProc. Eurodisp
lay, 149 (1993), J. Appl. Phys. 34, L177 (1995), S
ID 95 Digest, 797 (1995)およびC.-L. Kuo et al., SI
D 94 Digest, 927 (1994)中の論文により記載された。
【0003】OCBセルは、ベンド整列を有する液晶セ
ルおよび正のΔεを有する液晶媒体を含む。さらに、前
述の論文中に報告されたOCBディスプレイは、1つま
たは2つ以上の複屈折光学的抑制(retardation)フィル
ムを含んで、黒色状態におけるベンドセルによる光漏出
を解消する。OCBディスプレイは、いくつかの利点、
例えばねじれネマティック(TN)セルに基づく従来の
ディスプレイよりも広い視野角および短い切り換え時間
を有する。
【0004】前述の論文は、液晶相は、光学異方性Δn
について高い値および誘電異方性Δεについて比較的高
い正の値を有しなければならず、好ましくは、弾性係数
の間の比率K33/K11について、および粘度につい
てむしろ低い値を有して、OCB効果に基づく高度情報
ディスプレイ素子のために使用可能でなければならない
ことを示した。電気光学的ディスプレイ素子におけるO
CB効果の工業的適用は、多数の要求を満たさなければ
ならないLC相を必要とする。ここで特に重要なのは、
水分、空気および物理的効果、例えば熱、赤外線領域、
可視領域および紫外線領域における放射並びに直流およ
び交流電界に対する化学的耐性である。さらに、工業的
に用いることができるLC相は、好適な温度範囲におけ
る液晶中間相、比較的高い複屈折、正の誘電異方性およ
び低い粘度を必要とする。
【0005】LCoS(登録商標)(シリコン上の液
晶)ディスプレイは、従来技術において知られており、
Three-Five Systems Inc. (Tempe, Arizona, USA)から
入手できる。LCoS(登録商標)マイクロディスプレ
イは、代表的には、シリコン背面およびカバーガラスに
よりはさまれた、ねじれネマティック構造を有する液晶
層を含む、反射性ディスプレイである。シリコン背面
は、画素の整列であり、これらの各々は、同時に導電体
である、鏡表面を有する。各々の画素は、電圧を印加す
ることによりホメオトロピック配向に切り換えることが
できる、ねじれネマティック配向を有する活性液晶層に
より覆われた固定した鏡を含む。LCoS(登録商標)
マイクロディスプレイは、小さく、代表的には1.0”
より小さい対角線を有するが、これらは、1/4 VG
A(78,000画素)からUXGA+(2,000,
000画素を超える)までの高度な解像度を可能にす
る。
【0006】小さい画素の大きさのため、LCoS(登
録商標)ディスプレイはまた、代表的には約1ミクロン
である、極めて薄いセルの厚さを有する。従って、これ
らのディスプレイにおいて用いられる液晶相は、特に、
通常は低いΔnを有するLC相を必要とする、従来の反
射タイプLCディスプレイとは対照的に、光学異方性Δ
nについて低い値を有しなければならない。
【0007】現在まで開示されている液晶中間相を有す
る一連の化合物には、いずれも、これらのすべての要求
を満たす単一の化合物はない。従って、一般的に、2〜
25種、好ましくは3〜18種の化合物の混合物が、L
C相として用いることができる物質を得るために製造さ
れる。しかし、理想的な相は、この方法においては容易
に得ることができない。その理由は、同時に高い複屈折
および低い粘度を有する液晶材料が、現在まで入手可能
ではなかったからである。
【0008】OCBモードおよびLCoS(登録商標)
ディスプレイは、マトリックスディスプレイとして動作
することができる。マトリックス液晶ディスプレイ(M
LCディスプレイ)が、知られている。個別の画素を個
別に切り換えるために用いることができる非線形素子の
例は、能動的素子(即ちトランジスタ)である。これ
は、次に、「アクティブマトリックス」と呼ばれ、2つ
のタイプの間で区別をすることができる: 1.基板としてのシリコンウエファー上のMOS(金属
酸化物半導体)トランジスタ、 2.基板としてのガラス板上の薄膜トランジスタ(TF
T)。
【0009】タイプ1の場合において、用いられる電気
光学的効果は、通常動的散乱またはゲスト−ホスト効果
である。基板材料としての単結晶シリコンの使用によ
り、ディスプレイの大きさが制限される。その理由は、
種々の部分表示をモジュラー集合させてさえも、接合部
分に問題が生じるからである。
【0010】好適であって、さらに有望なタイプ2の場
合において、用いられる電気光学的効果は、通常TN効
果である。2種の技術の間で区別がなされる:化合物半
導体、例えばCdSeを含むTFT、または多結晶また
は無定形シリコンを基材とするTFT。後者の技術に関
しては、格別の研究努力が、世界中でなされている。
【0011】TFTマトリックスは、当該ディスプレイ
の1枚のガラス板の内側に施され、一方他方のガラス板
の内側は、透明な対向電極を担持している。画素電極の
大きさと比較すると、TFTは極めて小さく、像に対す
る有害な効果は事実上有していない。この技術はまた、
各フィルター素子が切り換え可能な画素に対して反対に
位置するように、モザイク状の赤色、緑色および青色フ
ィルターを配列した全色コンパティブル画像ディスプレ
イにまで発展させることができる。
【0012】本明細書中に開示されているTFTディス
プレイは、通常、透過光内に交差偏光板を備えたTNセ
ルとして動作し、背面から照射される。しかし、OCB
モードディスプレイの場合において、反射性ディスプレ
イはまた、T. Uchida, T. IshinabeおよびM. Suzukiに
より、SID 96 Digest, 618 (1996)中で提案されてい
る。
【0013】MLCディスプレイの用語は、本明細書中
では、集積非線型素子を備えたマトリックスディスプレ
イのすべてを包含する。即ち、アクティブマトリックス
に加えて、またバリスターまたはダイオード(MIM=
金属−絶縁体−金属)等の受動素子を備えたディスプレ
イが包含される。
【0014】このタイプのMLCディスプレイは、TV
用途に(例えばポケット型TV受像機)あるいは自動車
または航空機構築用の高度情報ディスプレイ用に特に適
する。コントラストの角度依存性および応答時間に関連
する問題に加えて、MLCディスプレイでは、液晶混合
物の不適切な比抵抗値による問題が生じる[TOGASHI,S.,
SEKIGUCHI, K., TANABE, H., YAMAMOTO, E., SORIMACH
I, K., TAJIMA, E.,WATANABE, H., SHIMIZU, H., Proc.
Eurodisplay 84, 1984年9月: A210-288 Matrix L
CD Controlled by Double Stage Diode Rings, 141
頁以降、Paris; STROMER, M., Proc. Eurodisplay 84,
1984年9月: Design of Thin FilmTransistors for
Matrix Addressing of Television Liquid Crystal Di
splays, 145頁以降、Paris]。
【0015】抵抗値の減少に伴って、MLCディスプレ
イのコントラストは悪化する。液晶混合物の比抵抗値
は、一般的に、MLCディスプレイの内部表面との相互
作用によって、MLCディスプレイの寿命全体を通じて
減少するため、長い動作期間にわたり許容される抵抗値
を有しなければならないディスプレイについて、大きい
(初期)抵抗値は極めて重要である。
【0016】ここに開示されているMLC−TNディス
プレイの欠点は、これらの比較的低いコントラスト故
に、これらのディスプレイにおける比較的高い視野角依
存性およびグレーシェード(grey shades)の生成の困難
さである。
【0017】従って、MLCディスプレイ、特に複屈折
効果に基づくディスプレイ、例えば極めて高い比抵抗値
および同時に広い動作温度範囲、短い応答時間および低
いしきい値電圧を有し、この助けにより、種々のグレー
シェードを生成することができるOCBディスプレイに
対する多大な要求が継続している。さらに、同時に低い
粘度、高い複屈折および比較的高い正の誘電異方性を示
すOCBモードディスプレイ用の液晶媒体に対する多大
な要求がある。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前述の欠点
を有しないか、または有していても小さい程度であり、
同時に極めて高い抵抗を有する、MLCディスプレイ、
特にLCoS(登録商標)および反射性ディスプレイお
よびOCBモードのディスプレイを提供することを目的
とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】ここで、この目的は、末
端アルケニル基を有する少なくとも1種のビフェニル誘
導体を含むネマティック液晶混合物を、これらのディス
プレイ素子において用いる場合に、達成することができ
ることが見出された。
【0020】本発明の液晶混合物は、これらが、 ・広いネマティック相範囲、 ・複屈折率の高い値、 ・正の誘電異方性、 ・低い粘度、および ・高いUV安定性 を示すことを特徴とする。
【0021】従って、本発明の液晶混合物を電気光学的
ディスプレイにおいて用いる際に、従来技術の混合物を
含むディスプレイと比較して、応答時間および駆動電圧
の値を減少させ、同時に満足し得るグレースケール性
能、広い視野角および高いコントラストを示すディスプ
レイを達成することが可能である。
【0022】本発明は、従って、正の誘電異方性を有す
る極性化合物の混合物に基づく液晶媒体であって、これ
が、式I
【化10】 式中、Rは、1〜15個のC原子を有するアルキルま
たはアルコキシであり、およびRは、2〜7個のC原
子を有するアルケニルである、で表される1種または2
種以上の化合物を含むことを特徴とする、液晶媒体に関
する。
【0023】式Iで表される好ましい化合物は、R
が、1〜8個のC原子を有するアルキルであるもので
ある。極めて好ましくは、Rは、メチル、エチルまた
はプロピル、特にメチルである。式Iで表されるさらに
好ましい化合物は、Rが、ビニル、1E−プロペニ
ル、1E−ブテニル、3E−ブテニルまたは3E−ペン
テニル、特に3E−ブテニルまたは3E−ペンテニルで
あるものである。
【0024】極めて好ましいのは、式Ia
【化11】 式中、alkylは、1〜8個のC原子を有するアルキ
ル基、特にメチルであり、R2aは、H、メチル、エチ
ルまたはn−プロピル、特にメチルである、で表される
化合物である。
【0025】液晶混合物は、好ましくは、さらに、1種
または2種以上の式II
【化12】 式中、Rは、式Iの意味の1つを有し、Xは、F、
Cl、CF、OCF、OCHF、7個までの炭素
原子を有するフルオロアルキルまたはフルオロアルコキ
シであり、およびYおよびYは、各々互いに独立し
てHまたはFである、で表されるターフェニル化合物を
含む。式IIで表される好ましい化合物は、Xが、F
またはClであるもの、特にYおよびYがHである
ものである。
【0026】液晶混合物は、好ましくは、さらに、式I
II〜VIII
【化13】
【化14】 式中、Rは、9個までのC原子を有するアルキル、ア
ルコキシ、フルオロアルキル、アルケニルまたはオキサ
アルケニルであり、Zは、CFO、Cまたは
単結合であり、Zは、CFO、CまたはC
であり、Xは、F、Cl、CF、OCF、O
CHF、7個までの炭素原子を有するフルオロアルキ
ルまたはフルオロアルコキシであり、Y〜Yは、互
いに独立してHまたはFであり、およびrは、0または
1である、から選択された1種または2種以上の化合物
を含む。
【0027】式IIIで表される化合物は、好ましく
は、以下の式:
【化15】 式中、RおよびXは、前に示した意味を有し、R
は、好ましくは、1〜8個のC原子を有するn−アルキ
ルまたは2〜7個のC原子を有するアルケニルであり、
は、好ましくはF、Cl、CF、OCFまたは
OCHF、特にFまたはOCFである、から選択さ
れる。
【0028】特に好ましくは、液晶混合物は、1種また
は2種以上の式IIIa1
【化16】 式中、alkenylは、ビニル、1E−プロペニル、
1E−ブテニル、3E−ブテニルまたは3E−ペンテニ
ル、特に3E−ブテニルまたは3E−ペンテニル、特に
ビニルである、で表される化合物を含む。
【0029】式IVで表される化合物は、好ましくは、
以下の式
【化17】
【0030】
【化18】
【0031】
【化19】 式中、RおよびXは、前に示した意味を有し、R
は、好ましくは、1〜8個のC原子を有するn−アルキ
ルまたは2〜7個のC原子を有するアルケニルであり、
は、好ましくはF、Cl、CF、OCFまたは
OCHF、特にFまたはOCFである、から選択さ
れる。
【0032】特に好ましいのは、式IVa、IVbおよ
びIVcで表される化合物であり、特にここで、X
は、Fである。さらに好ましいのは、式IVfで表さ
れる化合物である。
【0033】式VIで表される化合物は、好ましくは、
以下の式
【化20】
【0034】
【化21】 式中、RおよびXは、前に示した意味を有し、R
は、好ましくは、1〜8個のC原子を有するn−アルキ
ルまたは2〜7個のC原子を有するアルケニルであり、
は、好ましくはF、Cl、CF、OCFまたは
OCHF、特にFまたはOCFである、から選択さ
れる。特に好ましいのは、式VIa、VIbおよびVI
cで表される化合物である。
【0035】式VIIで表される化合物は、好ましく
は、以下の式
【化22】
【0036】
【化23】 式中、RおよびXは、前に示した意味を有し、R
は、好ましくは、1〜8個のC原子を有するn−アルキ
ルまたは2〜7個のC原子を有するアルケニルであり、
は、好ましくはF、Cl、CF、OCFまたは
OCHF、特にFまたはOCFである、から選択さ
れる。特に好ましいのは、式VIIa、VIIbおよび
VIIkで表される化合物であり、特に、XがFであ
るものである。
【0037】液晶混合物は、好ましくは、さらに、式I
X〜XVI
【化24】
【0038】
【化25】 式中、RおよびXは、前に示した意味を有し、
、Y、Y、YおよびYは、互いに独立して
HまたはFである、から選択された1種または2種以上
の4環式化合物を含む。Rは、好ましくは、1〜8個
のC原子を有するn−アルキルまたは2〜7個のC原子
を有するアルケニルである。Xは、好ましくはF、C
l、CF、OCFまたはOCHF 、特にFまたは
OCFである。YおよびYは、好ましくはHであ
る。特に好ましいのは、式XVI(式中、YおよびY
は、Fであり、Yは、HまたはFであり、Yおよ
びYは、Hである)で表される化合物である。
【0039】Yは、好ましくはHである。特に好まし
いのは、式XVIで表される化合物であり、ここで、Y
およびYは、Fであり、Yは、HまたはFであ
り、Y およびYは、Hである。
【0040】液晶混合物は、好ましくは、さらに、式X
VII〜XIX
【化26】 式中、R、YおよびXは、前に示した意味を有
し、フェニレン環は、随意に、F、ClまたはCNで一
置換または多置換されている、から選択された1種また
は2種以上の化合物を含む。好ましくは、Rは、1〜
8個のC原子を有するn−アルキルまたは2〜7個のC
原子を有するアルケニルであり、Xは、F、Cl、C
、OCFまたはOCHF、特にFまたはClで
あり、少なくとも1つのフェニレン環は、Fで置換され
ている。
【0041】式XVIIで表される好ましい化合物は、
式XVIIa
【化27】 式中、Xは、FまたはCl、特にFである、で表され
るものである。式XVIIIで表される好ましい化合物
は、YがFであり、Xが、FまたはCl、特にFで
あるものである。
【0042】液晶混合物は、好ましくは、さらに、式X
X〜XXIII
【化28】 式中、RおよびRは、独立して互いに式I中のR
の意味の1つを有し、Lは、HまたはFである、から選
択された1種または2種以上の化合物を含む。
【0043】式XXで表される化合物において、R
よびRは、好ましくは、1〜8個のC原子を有するア
ルキルまたは2〜7個のC原子を有するアルケニルであ
る。式XXI、XXIIおよびXXIIIで表される化
合物において、RおよびRは、好ましくは、1〜8
個のC原子を有するアルキルまたはアルコキシである。
【0044】本発明は、さらに、電気光学的ディスプレ
イ、好ましくは、OCB効果に基づくアクティブマトリ
ックスアドレッシングを有するディスプレイ、反射性デ
ィスプレイまたはLCoS(登録商標)ディスプレイで
あって、誘電体として、前記した液晶媒体を含むことを
特徴とする電気光学的ディスプレイに関する。好ましく
は、混合物は、本質的に、一般式I、IIおよびIII
〜XXIIIを含む群から選択された化合物を含む。
【0045】本発明の好ましい態様は、以下のものを含
む混合物に関する:・少なくとも5重量%、好ましくは
5〜30重量%の、式Iで表される1種または2種以上
の化合物。・少なくとも10重量%、好ましくは10〜
45重量%の、式IIで表される1種または2種以上の
化合物。・20〜75重量%、好ましくは25〜68重
量%の、式IV、特に式IVa、IVbおよびIVc
【化29】 式中、RおよびXは、前に示した意味を有する、で
表される1種または2種以上の化合物。
【0046】・少なくとも1種の式Iaで表される化合
物(特に、式中、Rは、CHであり、R2aは、CH
である)。 ・少なくとも1種の式IIで表される化合物(式中、X
は、Clであり、YおよびYは、Hである)。 ・少なくとも1種の式IIIa1で表される化合物(特
に、式中、alkenylは、ビニルである)。 ・少なくとも1種の式VII、特に式VIIkで表され
る化合物(式中、Xは、Fである)。
【0047】・少なくとも1種の式IXで表される化合
物(特に、式中、X、Y、YおよびYは、Fで
ある)。 ・1種または2種以上の式XVIで表される化合物(式
中、Xは、F、OCF またはOCHFであり、Y
およびYは、Fであり、Yは、HまたはFであ
り、YおよびYは、Hである)。 ・1種または2種以上の以下の式
【化30】 式中、RおよびXは、式Iにおいて示した意味を有
し、Xは、好ましくはFまたはClである、で表され
るフッ素化ターフェニル。 ・少なくとも1種の式XXIで表される化合物(式中、
Lは、HまたはFである)。
【0048】式Iで表される化合物およびこれらの合成
は、ドイツ国特許出願DE 10128492.6に記載されてい
る。式II〜XXIIIで表される化合物は、従来技術
から知られているか、または既知の方法により製造する
ことができる。式Iで表される化合物を用いることによ
り、同時に高い複屈折および高い透明点を有する、本発
明の液晶混合物を得ることが可能である。式IIで表さ
れる化合物を用いると、本発明の混合物において高い値
の複屈折がもたらされる。液晶混合物は、好ましくは、
少なくとも75Kのネマティック相範囲、60℃より高
い、特に70℃より高い透明点を有する。
【0049】液晶混合物における複屈折Δnは、好まし
くは、少なくとも0.18、極めて好ましくは少なくと
も0.19であり、特に0.20またはこれより高い。
誘電異方性は、好ましくは、+6より大きく、極めて好
ましくは少なくとも+7.5である。
【0050】本発明の混合物は、通常、示した核構造お
よび他の非シアノ成分を有する媒体極性成分に基づいて
いる。しかし、当然、HRについての極度に高い値が必
要ではない場合、例えばTNまたはSTN使用について
は、このような混合物はまた、さらに、既知のシアノL
C成分、好ましくは式XXIV
【化31】 式中、R、r、YおよびYは、前に示した意味を
有し、
【化32】 は、トランス−1,4−シクロヘキシレンまたは1,4
−フェニレンである、を含むことができる。得られた混
合物は、極めて低い温度(屋外での使用)を含む極めて
広いネマティック相範囲を達成するのに重要である。
【0051】混合物は、好ましくは、媒体極性のハロゲ
ン化された成分に基づいており、および/または実質的
にシアノ成分を含まない。式I〜XXIVで表される成
分において、R、R、RおよびRは、好ましく
は、1〜7個の炭素原子を有する直鎖状アルキル基であ
るか、または直鎖状メトキシアルキル(メトキシメチ
ル、メトキシエチル、メトキシプロピル、メトキシブチ
ル、メトキシペンチル、メトキシヘキシル、メトキシヘ
プチル)である。
【0052】用語「アルケニル」は、2〜7個のC原子
を有する直鎖状および分枝状アルケニル基を含む。直鎖
状アルケニル基が、好ましい。さらに好ましいアルケニ
ル基は、C〜C−1E−アルケニル、C〜C
3E−アルケニル、C〜C −4−アルケニル、C
〜C−5−アルケニルおよびC−6−アルケニル、
特にC〜C−1E−アルケニル、C〜C−3E
−アルケニルおよびC 〜C−4−アルケニルであ
る。
【0053】これらのうちで、特に好ましいアルケニル
基は、ビニル、1E−プロペニル、1E−ブテニル、1
E−ペンテニル、1E−ヘキセニル、1E−ヘプテニ
ル、3−ブテニル、3E−ペンテニル、3E−ヘキセニ
ル、3E−ヘプテニル、4−ペンテニル、4Z−ヘキセ
ニル、4E−ヘキセニル、4Z−ヘプテニル、5−ヘキ
セニルおよび6−ヘプテニルである。5個までのC原子
を有するアルケニル基が、特に好ましい。
【0054】本発明の混合物の調製は、従来の方法にお
いて実施される。一般的に、小さい方の量で用いられる
成分の所望の量を、主成分を構成する成分に、好ましく
は高温で溶解する。これらの温度を、主成分の透明点よ
りも高く選択する場合には、溶解の工程の完全性を、特
に容易に観察することができる。しかし、成分の溶液
を、好適な有機溶媒、例えばアセトン、クロロホルムま
たはメタノール中で混合し、溶媒を蒸留により除去する
ことも可能である。好適な添加剤により、本発明の液晶
相を、これらを、すべての以前に開示されている種類の
AMDにおいて用いることができるように修正すること
ができる。
【0055】
【実施例】以下の例は、本発明を、これを限定せずに例
示する作用を有する。例において、液晶物質の融点およ
び透明点を、摂氏度で示す。パーセンテージは、重量に
よる。本特許出願において、および以下の例において、
LC化合物のすべての化学構造を、頭文字により示し、
この化学式への変換は、以下に示すようになされる。す
べての残基C2n+1およびC2m+1は、そ
れぞれ、n個およびm個の炭素原子を有する直鎖状アル
キル基である。表Bのコードは、自明である。表Aにお
いて、核構造についての頭文字のみを示す。具体的に、
この頭文字に、ダッシュおよび置換基R、R、L
およびLについてのコードが続く。
【0056】
【表1】
【0057】表A:
【化33】
【0058】
【化34】
【0059】以下の略語を用いる。Δnは、20℃およ
び589nmにおいて測定した光学異方性を示し、n
は、20℃および589nmにおける異常屈折率を示
し、Δεは、20℃における誘電異方性を示し、ε
は、分子軸の方向に平行な誘電定数を示し、cpは、
透明点[℃]を示す。
【0060】例1 以下のものを含む液晶混合物を調製した。
【表2】
【0061】例2 以下のものを含む液晶混合物を調製した。
【表3】
【0062】例3 以下のものを含む液晶混合物を調製した。
【表4】
【0063】例4 以下のものを含む液晶混合物を調製した。
【表5】
【0064】例5 以下のものを含む液晶混合物を調製した。
【表6】
【0065】例6 以下のものを含む液晶混合物を調製した。
【表7】
【0066】例7 以下のものを含む液晶混合物を調製した。
【表8】
【0067】例8 以下のものを含む液晶混合物を調製した。
【表9】
【0068】比較例 以下のものを含む液晶混合物を調製し、
【表10】 これは、式Iで表される化合物(PP−1−2V1)を
含む例1〜8の混合物よりも顕著に低い光学異方性を示
す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 591032596 Frankfurter Str. 250, D−64293 Darmstadt,Fed eral Republic of Ge rmany (72)発明者 真辺 篤孝 ドイツ連邦共和国 デー−64293 ダルム シュタット フランクフルター シュトラ ーセ 250 (72)発明者 フォルカー・ライフェンラート ドイツ連邦共和国 デー−64293 ダルム シュタット フランクフルター シュトラ ーセ 250 Fターム(参考) 2H088 GA02 JA09 4H027 BB13 BC04 BD04 BD07 BD10 CD02 CG04 CQ04 CT04 CU05

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 正の誘電異方性を有する極性化合物の混
    合物に基づく液晶媒体であって、これが、式I 【化1】 式中、Rは、1〜15個のC原子を有するアルキルま
    たはアルコキシであり、およびRは、2〜7個のC原
    子を有するアルケニルである、で表される1種または2
    種以上の化合物を含むことを特徴とする、液晶媒体。
  2. 【請求項2】 さらに、1種または2種以上の式II 【化2】 式中、Rは、式Iの意味の1つを有し、Xは、F、
    Cl、CF、OCF、OCHF、7個までの炭素
    原子を有するフルオロアルキルまたはフルオロアルコキ
    シであり、およびYおよびYは、各々互いに独立し
    てHまたはFである、で表される化合物を含むことを特
    徴とする、請求項1に記載の混合物。
  3. 【請求項3】 さらに、式III〜VIII 【化3】 式中、Rは、9個までのC原子を有するアルキル、ア
    ルコキシ、フルオロアルキル、アルケニルまたはオキサ
    アルケニルであり、Zは、CFO、Cまたは
    単結合であり、Zは、CFO、CまたはC
    であり、Xは、F、Cl、CF、OCF、O
    CHF、7個までの炭素原子を有するフルオロアルキ
    ルまたはフルオロアルコキシであり、Y〜Yは、互
    いに独立してHまたはFであり、およびrは、0または
    1である、から選択された1種または2種以上の化合物
    を含む、請求項1または2に記載の混合物。
  4. 【請求項4】 さらに、式IX〜XVI 【化4】 【化5】 式中、R、X、Y、YおよびYは、前に示し
    た意味を有する、から選択された1種または2種以上の
    化合物を含むことを特徴とする、請求項1〜3のいずれ
    かに記載の混合物。
  5. 【請求項5】 さらに、式XVII〜XIX 【化6】 式中、R、Y、YおよびXは、前に示した意味
    を有し、フェニレン環は、随意にF、ClまたはCNで
    一置換または多置換されている、から選択された1種ま
    たは2種以上の化合物を含むことを特徴とする、請求項
    1〜4のいずれかに記載の混合物。
  6. 【請求項6】 さらに、式XX〜XXIII 【化7】 式中、RおよびRは、互いに独立して、式Iにおけ
    るRの意味の1つを有し、Lは、HまたはFである、
    から選択された1種または2種以上の化合物を含むこと
    を特徴とする、請求項1〜5のいずれかに記載の混合
    物。
  7. 【請求項7】 1種または2種以上の式Ia 【化8】 式中、alkylは、1〜8個のC原子を有するアルキ
    ル基であり、R2aは、Hまたはメチルである、で表さ
    れる化合物を含むことを特徴とする、請求項1〜6のい
    ずれかに記載の混合物。
  8. 【請求項8】 20〜75重量%の式IVa、IVbお
    よびIVc 【化9】 式中、RおよびXは、前に示した意味を有する、か
    ら選択された1種または2種以上の化合物を含むことを
    特徴とする、請求項1〜7のいずれかに記載の混合物。
  9. 【請求項9】 5〜15重量%の式Iで表される1種ま
    たは2種以上の化合物を含むことを特徴とする、請求項
    1〜8のいずれかに記載の混合物。
  10. 【請求項10】 10〜45重量%の式IIで表される
    1種または2種以上の化合物を含むことを特徴とする、
    請求項1〜9のいずれかに記載の混合物。
  11. 【請求項11】 請求項1〜10のいずれかに記載の液
    晶混合物の、液晶ディスプレイにおける使用。
  12. 【請求項12】 請求項1〜10のいずれかに記載の液
    晶混合物を含む、電気光学的液晶ディスプレイ。
  13. 【請求項13】 請求項1〜10のいずれかに記載の液
    晶混合物を含む、LCoSまたはOCBモードの電気光
    学的液晶ディスプレイ。
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