JP4313189B2 - 液晶媒体 - Google Patents

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Description

発明の詳細な説明
本発明は、液晶媒体、特に負の誘電異方性を有する化合物の混合物に基づく液晶媒体、電気光学的目的のためとしてのこの使用、およびこの媒体を含むディスプレイ、特にDAP(配向相の変形)、ECB(電気的に制御された複屈折)、CSH(色超ホメオトロピック)、VA(垂直配向)またはIPS(面内切換)効果に基づくディスプレイに関する。
電気的に制御された複屈折、ECB効果またはDAP(配向相の変形)効果の原理は、1971年に最初に記載された(M.F. SchieckelおよびK. Fahrenschon, "Deformation of nematic liquid crystals with vertical orientation in electrical fields", Appl. Phys. Lett. 19 (1971), 3912)。これに、J. F. Kahn (Appl. Phys. Lett. 20 (1972), 1193)並びにG. LabrunieおよびJ. Robert (J. Appl. Phys. 44 (1973), 4869)による論文が追随した。
J. RobertおよびF. Clerc (SID 80 Digest Techn. Papers (1980), 30), J. Duchene (Displays 7 (1986), 3)並びにH. Schad (SID 82 Digest Techn. Papers (1982), 244)による論文は、液晶相が、ECB効果に基づく高度情報ディスプレイ素子に適合するために弾性定数 /K の比率についての高い値、光学異方性Δnについての高い値および約−0.5〜約−5の誘電(DC)異方性Δεについての値を有しなければならないことを示した。ECB効果に基づく電気光学的ディスプレイ素子は、スイッチオフ状態において、ホメオトロピックまたは垂直端配向、即ち電極表面にほぼ垂直な配向を有する。
ホメオトロピック端配向を有するECBディスプレイの一層最近のタイプは、CSHまたはVA(垂直配向)効果に基づくものであり、ここで、後者はまた、用語VAN(垂直配向ネマティック)およびVAC(垂直配向コレステリック)効果の用語の下に知られている。CSHディスプレイは、特に、H. Hirai, Japan Displays 89 Digest, 184 (1989), J. F. Clerc et al., Japan Displays 89 Digest, 188 (1989)およびJ. F. Clerc, SID 91 Digest, 758 (1991)から知られている。VANディスプレイは、特に、S. Yamauchi et al., SID Digest of Technical Papers, 378頁以降(1989)中に記載されており、VACディスプレイは、K. A. Crabdall et al., Appl. Phys. Lett. 65, 4 (1994)中に記載されている。
一層最近のVAディスプレイ、例えばすでに以前に開示されたECBディスプレイは、2つの透明な電極の間に液晶媒体の層を含み、液晶媒体は、DC異方性Δεについての負の値を有する。この液晶層の分子は、スイッチオフ状態において、ホメオトロピックまたは傾斜ホメオトロピック配向を有する。負のDC異方性のために、電極表面に平行な液晶分子の再配向が、スイッチオン状態において生じる。
液晶分子が、スイッチオン状態において、液晶セル全体にわたり均一な優先の方向での平行な配向を有する、慣用のECBディスプレイとは対照的に、VANおよびVACディスプレイにおいては、この均一な平行な配向は、通常、セル内の小さいドメインにのみ限定される。転傾が、これらのドメインの間に存在し、これはまた、ティルトドメインとして知られている。
この結果、VAディスプレイは、慣用のECBディスプレイと比較して、コントラストおよびグレーシェードの大きい視野角依存性を有する。さらに、このタイプのディスプレイは、スイッチオン状態における分子の均一な配向のための、例えばラビングによる、電極表面の追加の処理が、もはや必要ではないため、製造するのが一層簡単である。
VANディスプレイとは対照的に、VACディスプレイにおける液晶媒体は、さらに、スイッチオン状態において、液晶層中に、0〜360°の角度により液晶分子のらせんねじれを誘発する、1種または2種以上のキラルな化合物、例えばキラルなドーパントを含む。好ましい場合におけるねじれ角は、約90°である。
垂直端配向を有するディスプレイについて、補償板、例えば光学的に一軸的に負の補償フィルムを用いることがまた、スイッチオフ状態において、傾斜した視野角において、ディスプレイの不所望な光透過を補償するために、提案されている。
さらに、電極の特別の設計により、ティルト角の優先の方向を、電極の、例えば配向層による追加の表面処理を必要とせずに、制御することが可能である。このタイプのCSHディスプレイは、例えば、Yamamoto et al., SID 91 Digest, 762 (1991)中に記載されている。
IPSディスプレイにおいて、電気信号が、電界が液晶層に平行な顕著な成分を有するように発生する(面内切換)。国際特許出願WO 91/10936には、このタイプの液晶ディスプレイが開示されている。このタイプのディスプレイを駆動させる原理は、例えば、R.A. Sorefにより、Journal of Applied Physics, Vol. 45, No. 12, pp. 5466-5468 (1974)中に記載されている。EP 0 588 568には、このタイプのディスプレイをアドレスする種々の方法が開示されている。
これらのIPSディスプレイは、正の、または負のいずれかの誘電異方性(Δε≠0)を有する液晶材料を用いて動作することができる。しかし、従来知られている材料は、比較的高いしきい値電圧を有し、長い応答時間が、IPSディスプレイにおいて達成される。さらに、低い温度における液晶媒体の結晶化の問題が、従来知られている材料を含むIPSディスプレイにおいて生じ得る。
液晶ディスプレイの他の、高度に有望なタイプは、いわゆる「軸方向に対称的なマイクロドメイン(microdomain)」(略してASM)ディスプレイであり、これは、好ましくは、プラズマアレー(「プラズマアドレス液晶ディスプレイ」からPA LCD)によりアドレスされる。
前記したディスプレイは、アクティブマトリックスまたはパッシブマトリックス(マルチプレックス)タイプであることができる。従って、例えば、アクティブマトリックスまたはマルチプレックスディスプレイとして動作するECBおよびVAディスプレイが、記載され、一方CSHディスプレイは、通常、マルチプレックスディスプレイとして動作する。
このタイプのマトリックス液晶ディスプレイは、知られている。個別の画素を個別に切り換えるために用いることができる非線型素子は、例えば能動的素子(即ちトランジスタ)である。次に、用語「アクティブマトリックス」を用い、ここで、2つのタイプの間で区別をすることができる:
1.基板としてのシリコンウエファー上のMOS(金属酸化物半導体)または他のダイオード。
2.基板としてのガラス板上の薄膜トランジスタ(TFT)。
基板材料としての単結晶シリコンの使用は、ディスプレイの大きさを制限する。この理由は、種々の部分表示をモジュラー集合させてさえも、接合部分に問題が生じるからである。
好ましく、さらに有望なタイプ2の場合において、用いられる電気光学効果は、通常TN効果である。2つの技術の間で、区別がなされる:化合物半導体、例えばCdSeを含むTFT、または多結晶形もしくは無定形シリコンを基材とするTFT。後者の技術に関しては、世界中で格別の研究がなされている。
TFTマトリックスは、ディスプレイの1枚のガラス板の内側に施され、一方他方のガラス板は、この内側に、透明な対向電極を担持している。画素電極の大きさと比較すると、TFTは極めて小さく、像に対する悪影響をほとんど有していない。この技術はまた、フィルター素子が各々の切換可能な画素に対向するように、モザイク状の赤色、緑色および青色フィルターを一般的に配列した全色可能性ディスプレイに拡張することができる。TFTは、通常、背面から照射される。
用語MLCディスプレイは、ここで、集積非線型素子を備えたすべてのマトリックスディスプレイを含み、即ちアクティブマトリックスに加えて、受動素子、例えばバリスターまたはダイオード(MIM=金属−絶縁体−金属)を有するディスプレイをも含む。
このタイプのMLCディスプレイは、TV用途に(例えばポケット型TV受像機)またはコンピューター用途(ラップトップ型)用および自動車もしくは航空機構築における高度情報ディスプレイ用に特に適する。コントラストの角度依存性および応答時間に関連する問題に加えて、MLCディスプレイでは、液晶混合物の不十分に高い比抵抗値による問題もまた生じる[TOGASHI, S., SEKIGUCHI, K., TANABE, H., YAMAMOTO, E., SORIMACHI, K., TAJIMA, E., WATANABE, H., SHIMIZU, H., Proc. Eurodisplay 84, 1984年9月: A210-288 Matrix LCD Controlled by Double Stage Diode Rings, 141頁以降、Paris; STROMER, M., Proc. Eurodisplay 84, 1984年9月: Design of Thin Film Transistors for Matrix Addressing of Television Liquid Crystal Displays, 145頁以降、Paris]。
減少する抵抗値に従って、MLCディスプレイのコントラストは低下し、残像消去の問題が生じ得る。液晶混合物の比抵抗値は一般に、ディスプレイの内部表面との相互作用によって、MLCディスプレイの寿命全般を通じて減少するため、長い動作期間にわたり許容し得る抵抗値を有しなければならないディスプレイについては、高い(初期)抵抗値は極めて重要である。
さらに、温度上昇に伴って、および加熱および/またはUVへの暴露の後に、比抵抗値が、可能な限り低い低下を示すことが重要である。従来技術からの混合物の低温特性もまた、特に不利である。低温でさえも、結晶化および/またはスメクティック相が生じず、かつ粘度の温度依存性が可能な限り小さいことが要求される。従って、従来技術からのMLCディスプレイは、今日の要求を満たさない。
前に記載した効果を電気光学的ディスプレイ素子において工業的に用いるには、多くの要求を満たさなければならないLC相が必要である。ここで、特に重要なのは、水分、空気および物理的影響、例えば熱、赤外線、可視および紫外線領域における放射線、並びに直流および交流電界に対する化学的耐性である。
工業において用いることができるLC相は、さらに、好適な温度範囲における液晶中間相および低い粘度を有することが要求される。
現在まで開示されている液晶中間相を有する一連の化合物のいずれも、これらの要求をすべて満たす個別の化合物を含まない。従って、一般的に、2〜25種、好ましくは3〜18種の化合物の混合物を、LC相として用いることができる物質を得るために調製する。しかし、このようにして最適な相を容易に調製することは、可能ではなかった。その理由は、顕著に負の誘電異方性を有する液晶材料が、現在までは適切な程度に入手可能ではなかったからである。
EP 0 474 062号には、ECB効果に基づくMLCディスプレイが開示されている。ここに記載されているLC混合物は、エステル、エーテルまたはエチル架橋を含むが、UVに暴露した後に電圧保持比(HR)についての低い値を有する2,3−ジフルオロフェニル誘導体に基づく。従って、これらは、前記したディスプレイにおいて用いるには、好適性が低い。
従って、多数のグレーシェード、高いコントラストおよび広い視野角を容易にし、前記した欠点を示さないか、または示しても小さい程度のみである、極めて高い比抵抗値および同時に大きい動作温度範囲、低温においても短い応答時間および低いしきい値電圧を有する、特にECB、VA、CSH、IPS、ASMおよびPALCタイプのMLCディスプレイに対する多大の要求が継続している。
本発明は、前に示した欠点を有しないか、または有しても小さい程度のみであり、好ましくは同時に極めて高い比抵抗値および低いしきい値電圧を有するMLCディスプレイを提供する目的を有していた。
ここで、この目的は、本発明の媒体をLCディスプレイにおいて用いる場合に、達成することができることが見出された。
従って、本発明は、液晶媒体であって、これが、1種または2種以上の式I
Figure 0004313189
で表される化合物および1種または2種以上の式II
Figure 0004313189
式中、
は、Hまたは1〜5個の炭素原子を有するアルキルであり、
は、1〜12個の炭素原子を有するアルコキシであり、
は、2〜7個の炭素原子を有するアルケニルであり、
は、1〜12個の炭素原子を有するアルキルであり、ここで、さらに、1つまたは2つの隣接していないCH基は、−O−、−CH=CH−、−CO−、−OCO−または−COO−により、O原子が互いに直接結合しないように置換されていることができ、
cは、0または1である、
で表される化合物を含むことを特徴とする、液晶媒体に関する。
本発明は、さらに、負の誘電異方性を有する極性化合物の混合物に基づく液晶媒体であって、これが、1種または2種以上の式Iで表される化合物および1種または2種以上の式IIで表される化合物を含むことを特徴とする、前記液晶媒体に関する。
本発明は、さらに、アクティブマトリックスアドレッシングを有する電気光学的ディスプレイ、特にDAP、ECB、VA、CSH、IPS、ASMまたはPALC効果に基づくディスプレイであって、これが、誘電体として、請求項1に記載の液晶媒体を含むことを特徴とする、前記電気光学的ディスプレイに関する。
式Iで表される化合物において、Rは、好ましくは、Hまたは1〜4個の炭素原子を有する直鎖状アルキル、特にH、メチル、エチルまたはn−プロピル、極めて特に好ましくはHまたはメチルである。Rは、好ましくは、1〜6個の炭素原子を有する直鎖状アルコキシ、特にメトキシ、エトキシ、n−プロポキシまたはn−ブトキシである。
式IIで表される化合物は、好ましくは、以下の式から選択される:
Figure 0004313189
式中、R3aおよびR4aは、各々、互いに独立して、H、メチル、エチルまたはn−プロピルであり、alkylは、C1−6アルキルである。
特に好ましいのは、式IIa、IId、IIeおよびIIgで表される化合物、特に、R3aがHまたはメチルである、式IIeおよびIIgで表される化合物である。
本発明の媒体は、極めて高いHR値、低いしきい値電圧および極めて良好な低温安定性、同時に高い透明点を示す。特に、これらは、従来技術からの媒体と比較して、顕著に減少した回転粘度を示す。
いくつかの好ましい態様を、以下に述べる:
a)さらに、1種または2種以上の式III:
Figure 0004313189
式中、
およびRは、1〜12個の炭素原子を有するアルキルであり、ここで、さらに、1つまたは2つの隣接していないCH基は、−O−、−CH=CH−、−CO−、−OCO−または−COO−により置換されていることができ、
Figure 0004313189
であり、
aは、0または1である、
で表される化合物を含む媒体。
b)さらに、1種または2種以上の式IV:
Figure 0004313189
式中、
およびRは、互いに独立して、式IIIにおいて定義した通りであり、
Figure 0004313189
であり、
Figure 0004313189
であり、
bは、0または1である、
で表される化合物を含む媒体。
c)式IIIで表される化合物が、以下の式:
Figure 0004313189
式中、alkylは、C1−6アルキルであり、R5aは、H、メチル、エチルまたはn−プロピル、特にHまたはメチルである、
から選択されている媒体。特に好ましいのは、式IIIa、IIIb、IIIc、IIIdおよびIIIfで表される化合物である。
d)式IVで表される化合物が、以下の式:
Figure 0004313189
式中、alkylは、C1−6アルキルであり、Rは、C1−6アルキルまたはC1−6アルコキシであり、Lは、HまたはFである、
から選択されている媒体。
e)さらに、式Va〜Vd:
Figure 0004313189
式中、alkylは、C1−6アルキルであり、Lは、HまたはFであり、Xは、FまたはClである、
から選択された1種または2種以上の化合物を含む媒体。特に好ましいのは、XがFである、式Vaで表される化合物である。
f)さらに、式VIaおよびVIb:
Figure 0004313189
式中、RおよびRは、式IIIにおいて定義した通りであり、Lは、HまたはFである、
から選択された1種または2種以上の化合物を含む媒体。これらの化合物におけるRおよびRは、特に好ましくは、C1−6アルキルまたはC1−6アルコキシである。
g)さらに、以下の式:
Figure 0004313189
Figure 0004313189
Figure 0004313189
式中、Rおよびalkylは、前に定義した通りであり、dは、0または1である、
から選択された1種または2種以上の化合物を含む媒体。これらの化合物におけるRは、特に好ましくは、C1−6アルキルまたはC1−6アルコキシであり、dは、好ましくは1である。特に好ましいのは、式VIIc、IXbおよびXbで表される化合物である。
h)さらに、式XII:
Figure 0004313189
式中、RおよびRは、式IIIにおいて定義した通りであり、好ましくは、1〜8個の炭素原子を有するアルキルである、
で表される1種または2種以上の化合物を含む媒体。
i)さらに、式XIII:
Figure 0004313189
式中、RおよびRは、式IIIにおいて定義した通りであり、好ましくは、1〜8個の炭素原子を有するアルキルである、
で表される1種または2種以上の化合物を含む媒体。
k)さらに、以下の式:
Figure 0004313189
式中、R、R5aおよびalkylは、前に定義した通りである、
から選択された1種または2種以上の化合物を含む媒体。これらの化合物におけるRは、特に好ましくはC1−6アルキルまたはC1−6アルコキシである。
l)1〜4種、好ましくは1種または2種の式Iで表される化合物および1〜6種、好ましくは1、2、3または4種の式IIで表される化合物を含む媒体。
m)本質的に、1〜4種の式Iで表される化合物、1〜6種の式IIで表される化合物、1〜10種の式IIIで表される化合物および1〜5種の式IVで表される化合物からなる媒体。
n)全体としての混合物中の式Iで表される化合物の比率が、5〜35%、好ましくは9〜25%である媒体。
o)全体としての混合物中の式IIで表される化合物の比率が、5〜50%、好ましくは10〜36%である媒体。
p)本質的に、
5〜35%の1種または2種以上の式Iで表される化合物、
5〜50%の1種または2種以上の式IIで表される化合物、
25〜70%の1種または2種以上の式IIIで表される化合物および
2〜25%の1種または2種以上の式IVで表される化合物
からなる媒体。
液晶混合物は、好ましくは、少なくとも80K、特に好ましくは少なくとも100Kのネマティック相範囲および、290mPa・sを超えない、好ましくは250mPa・sを超えない回転粘度を有する。
本発明の液晶混合物は、20℃および1kHzにおいて、約−0.5〜−7.5、特に約−2.8〜−5.5の誘電異方性Δεを有する。
液晶混合物における複屈折Δnは、一般的に、0.15より低く、特に0.06〜0.14であり、特に好ましくは、0.07〜0.12である。誘電定数εは、一般的に、3よりも大きいかまたはこれに等しく、好ましくは3〜5である。
誘電体はまた、当業者に知られており、文献中に記載されている他の添加剤を含むことができる。例えば、0〜15重量%の多色性染料を加えることができ、さらに、導電性塩、好ましくは4−ヘキシルオキシ安息香酸エチルジメチルドデシルアンモニウム、テトラブチルアンモニウムテトラフェニルボラナートもしくはクラウンエーテルの錯塩(例えば、Haller et al., Mol. Cryst. Liq. Cryst. 24, 249-258 (1973)参照)を加えて、導電性を改善することができるか、または物質を加えて、ネマティック相の誘電異方性、粘度および/または配向を修正することができる。このタイプの物質は、例えば、DE-A 22 09 127、22 40 864、23 21 632、23 38 281、24 50 088、26 37 430および28 53 728に記載されている。
本発明の液晶混合物の式I、II、IIIおよびIVで表される個別の成分は、知られているか、またはこれらの製造方法は、これらが、文献中に記載されている標準的な方法に基づくため、関連する業界の当業者により、従来技術から容易に導き出すことができる。
式IおよびIIIで表される対応する化合物は、例えば、EP 0 364 538に記載されている。
式IIで表される対応する化合物は、例えば、EP 0 122 389、DE 26 36 684およびDE 33 21 373に記載されている。
式II〜IVにおける「alkenyl」の用語は、12個まで、好ましくは2〜7個の炭素原子を有する直鎖状および分枝状アルケニルを含む。直鎖状アルケニル基が好ましい。さらに好ましいのは、C〜C−1E−アルケニル、C〜C−3E−アルケニル、C〜C−4−アルケニル、C〜C−5−アルケニルおよびC−6−アルケニル、特にC〜C−1E−アルケニル、C〜C−3E−アルケニルおよびC〜C−4−アルケニルである。
これらの基の中で、特に好ましいのは、ビニル、1E−プロペニル、1E−ブテニル、1E−ペンテニル、1E−ヘキセニル、1E−ヘプテニル、3−ブテニル、3E−ペンテニル、3E−ヘキセニル、3E−ヘプテニル、4−ペンテニル、4Z−ヘキセニル、4E−ヘキセニル、4Z−ヘプテニル、5−ヘキセニルおよび6−ヘプテニルである。5個までの炭素原子を有するアルケニル基が、特に好ましい。
本発明のディスプレイにおけるネマティック液晶混合物は、一般的に、これら自体、1種または2種以上の個別の化合物からなる2種の成分AおよびBを含む。
成分Aは、顕著に負の誘電異方性を有し、ネマティック相に≦−0.3の誘電異方性を付与する。これは、好ましくは、式IおよびIIIで表される化合物を含む。
成分Aの比率は、好ましくは、45〜100重量%、特に60〜90重量%である。
成分Aについて、≦−0.8のΔεの値を有する1種または2種以上の個別の化合物が、好ましく選択される。この値は、全体としての混合物中の成分Aの比率が小さくなるに従って、一層負でなければならない。
成分Bは、顕著なネマトゲン性(nematogeneity)および250mPa・sより大きくない回転粘度を有する。
成分Bは、単変的または互変的にネマティックであり、スメクティック相を有せず、スメクティック相の発生を、液晶混合物において極めて低い温度まで防止することができる。例えば、高いネマトゲン性を有する種々の材料を、スメクティック液晶混合物に加える場合には、これらの材料のネマトゲン性を、達成されるスメクティック相の抑制の程度により比較することができる。多数の好適な材料が、文献から当業者に知られている。特に好ましいのは、式IIで表される化合物である。
本発明の液晶混合物は、好ましくは、4〜25種、特に6〜18種の、式I、II、IIIおよびIVで表される化合物を含む。
式I、II、IIIおよびIVで表される化合物に加えて、他の構成成分が、例えば、全体としての混合物の45重量%までの量で、しかし好ましくは最大35重量%までの量で、特に最大10重量%までの量で存在することができる。
他の構成成分は、好ましくは、ネマティックまたはネマトゲン性(nematogenic)物質、特にアゾキシベンゼン、ベンジリデンアニリン、ビフェニル、ターフェニル、安息香酸フェニルもしくは安息香酸シクロヘキシル、シクロヘキサンカルボン酸フェニルもしくはシクロヘキサンカルボン酸シクロヘキシル、フェニルシクロヘキサン、シクロヘキシルビフェニル、シクロヘキシルシクロヘキサン、シクロヘキシルナフタレン、1,4−ビスシクロヘキシルビフェニルまたはシクロヘキシルピリミジン、フェニルジオキサンもしくはシクロヘキシルジオキサン、随意にハロゲン化されたスチルベン、ベンジルフェニルエーテル、トランおよび置換されたケイ皮酸の群からの既知の物質から選択されている。
このタイプの液晶混合物の構成成分として適する最も重要な化合物は、式XV
−L−G−E−R XV
式中、
LおよびEは、各々、1,4−二置換ベンゼンおよびシクロヘキサン環、4,4’−二置換ビフェニル、フェニルシクロヘキサンおよびシクロヘキシルシクロヘキサン系、2,5−二置換ピリミジンおよび1,3−ジオキサン環、2,6−二置換ナフタレン、ジおよびテトラヒドロナフタレン、キナゾリンおよびテトラヒドロキナゾリンにより形成される群からの炭素環式または複素環式環系であり、
Gは、
Figure 0004313189
またはC−C単結合であり、
Qは、ハロゲン、好ましくは塩素、または−CNであり、
およびRは、各々、18個まで、好ましくは8個までの炭素原子を有するアルキル、アルコキシ、アルカノイルオキシもしくはアルコキシカルボニルオキシであるか、または、これらの基の1つは、あるいはまた、CN、NC、NO、CF、F、ClまたはBrである、
により特徴づけすることができる。
これらの化合物のほとんどにおいて、RおよびRは、互いに異なっており、これらの基の1つは、通常アルキルまたはアルコキシ基である。提案された置換基の他の変種もまた、一般的である。このような物質の多くまたはこの混合物もまた、商業的に入手できる。これらのすべての物質を、文献から知られている方法により、製造することができる。
当業者には、本発明のLC混合物が、例えば、H、N、O、ClおよびFが対応する同位体により置換されている化合物をも含むことができることは、言うまでもない。
本発明の液晶ディスプレイの構成は、例えばEP-A 0 240 379に記載されているように、通常の幾何学に対応する。
以下の例は、本発明を、これを限定せずに説明することを意図する。本明細書中、百分率は、他に述べない限り、重量パーセントであり;すべての温度は、摂氏度で示す。
以下の略語を用いる:
Figure 0004313189
Figure 0004313189
Figure 0004313189
さらに:
cl.p.は、透明点[℃]を示し、
Δnは、20℃および589nmにおける光学異方性(複屈折)を示し、
Δεは、20℃および1kHzにおける誘電異方性を示し、
εは、20℃および1kHzにおけるディレクターに平行な誘電定数を示し、
/Kは、弾性定数KおよびKの比率を示し、
γは、回転粘度[mPa・s]を示し(他に述べない限り20℃において)、
は、容量性しきい値電圧[V]を示し、
LTSは、(T(℃)における)試験セルにおけるネマティック相(nem.)の低温安定性を示す。
容量性しきい値電圧の測定のために用いられるディスプレイは、20μmの距離において2枚の面平行外板および、液晶分子のホメオトロピック端配向を生じる外板の内側上の、レシチン配向層で被覆した電極層を有する。
例1
以下のもの
Figure 0004313189
を含む液晶ディスプレイ。
例2
以下のもの
Figure 0004313189
を含む液晶ディスプレイ。
比較例1
以下のもの
Figure 0004313189
を含む液晶ディスプレイは、例1および2と比較して、高い回転粘度を有する。
例3
以下のもの
Figure 0004313189
を含む液晶ディスプレイ。
例4
以下のもの
Figure 0004313189
を含む液晶ディスプレイ。
比較例2
以下のもの
Figure 0004313189
を含む液晶ディスプレイは、例3および4と比較して、高い回転粘度および低いΔnおよび劣悪な低温安定性を有する。
例5
以下のもの
Figure 0004313189
を含む液晶ディスプレイ。
比較例3
以下のもの
Figure 0004313189
を含む液晶ディスプレイは、例5と比較して、高い回転粘度を有する。
例6
以下のもの
Figure 0004313189
を含む液晶ディスプレイ。
比較例4
以下のもの
Figure 0004313189
を含む液晶ディスプレイは、例6と比較して、高い回転粘度を有する。
例7
以下のもの
Figure 0004313189
を含む液晶ディスプレイ。
比較例5
以下のもの
Figure 0004313189
を含む液晶ディスプレイは、例7と比較して、高い回転粘度を有する。
例8
以下のもの
Figure 0004313189
を含む液晶ディスプレイ。
比較例6
以下のもの
Figure 0004313189
を含む液晶ディスプレイは、例8と比較して、高い回転粘度を有する。
例9
以下のもの
Figure 0004313189
を含む液晶ディスプレイ。
比較例7
以下のもの
Figure 0004313189
を含む液晶ディスプレイは、例9と比較して、高い回転粘度を有する。
例10
以下のもの
Figure 0004313189
を含む液晶ディスプレイ。
例11
以下のもの
Figure 0004313189
を含む液晶ディスプレイ。
比較例8
以下のもの
Figure 0004313189
を含む液晶ディスプレイは、例10および11と比較して、高い回転粘度を有する。
例12
以下のもの
Figure 0004313189
を含む液晶ディスプレイ。
比較例9
以下のもの
Figure 0004313189
を含む液晶ディスプレイは、例12と比較して、高い回転粘度を有する。

Claims (14)

  1. 液晶媒体であって、これが、1種または2種以上の一般式I
    Figure 0004313189
    で表される化合物および1種または2種以上の式II
    Figure 0004313189
    式中、
    は、Hまたは1〜5個の炭素原子を有するアルキルであり、
    は、1〜12個の炭素原子を有するアルコキシであり、
    は、2〜7個の炭素原子を有するアルケニルであり、
    は、1〜12個の炭素原子を有するアルキルであり、ここで、さらに、1つまたは2つの隣接していないCH基は、−O−、−CH=CH−、−CO−、−OCO−または−COO−により、O原子が互いに直接結合しないように置換されていることができ、
    cは、0または1である、
    で表される化合物を含むことを特徴とする、液晶媒体。
  2. さらに、1種または2種以上の式III
    Figure 0004313189
    式中、
    およびRは、1〜12個の炭素原子を有するアルキルであり、ここで、さらに、1つまたは2つの隣接していないCH基は、−O−、−CH=CH−、−CO−、−OCO−または−COO−により置換されていることができ、
    Figure 0004313189
    であり、
    aは、0または1である、
    で表される化合物を含むことを特徴とする、請求項1に記載の媒体。
  3. さらに、1種または2種以上の式IV
    Figure 0004313189
    式中、
    およびRは、互いに独立して、式IIIにおいて定義した通りであり、
    Figure 0004313189
    であり、
    Figure 0004313189
    であり、
    bは、0または1である、
    で表される化合物を含むことを特徴とする、請求項1または2に記載の媒体。
  4. 1種または2種以上の以下の式:
    Figure 0004313189
    式中、alkylは、C1−6アルキルであり、R5aは、H、メチル、エチルまたはn−プロピルである、
    から選択された化合物を含むことを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載の媒体。
  5. 1種または2種以上の以下の式:
    Figure 0004313189
    式中、alkylは、C1−6アルキルであり、Rは、C1−6アルキルまたはC1−6アルコキシであり、Lは、HまたはFである、
    から選択された化合物を含むことを特徴とする、請求項1〜4のいずれかに記載の媒体。
  6. 1種または2種以上の以下の式:
    Figure 0004313189
    Figure 0004313189
    式中、RおよびRは、請求項2において定義した通りであり、alkylは、C1−6アルキルであり、Lは、HまたはFであり、Xは、FまたはClであり、dは、0または1である、
    から選択された化合物を含むことを特徴とする、請求項1〜5のいずれかに記載の媒体。
  7. 本質的に、1〜4種の式Iで表される化合物、1〜6種の式IIで表される化合物、1〜10種の式IIIで表される化合物および1〜5種の式IVで表される化合物からなることを特徴とする、請求項1〜6のいずれかに記載の媒体。
  8. 全体としての混合物中の式Iで表される化合物の比率が、5〜35%であることを特徴とする、請求項1〜7のいずれかに記載の媒体。
  9. 全体としての混合物中の式Iで表される化合物の比率が、9〜25%であることを特徴とする、請求項8に記載の媒体。
  10. 全体としての混合物中の式IIで表される化合物の比率が、5〜50%であることを特徴とする、請求項1〜7のいずれかに記載の媒体。
  11. 全体としての混合物中の式IIで表される化合物の比率が、10〜36%であることを特徴とする、請求項10に記載の媒体。
  12. 本質的に、
    5〜35%の1種または2種以上の式Iで表される化合物、
    5〜50%の1種または2種以上の式IIで表される化合物、
    25〜70%の1種または2種以上の式IIIで表される化合物および
    2〜25%の1種または2種以上の式IVで表される化合物
    からなることを特徴とする、請求項1〜6のいずれかに記載の媒体。
  13. アクティブマトリックスアドレッシングを有する電気光学的ディスプレイであって、これが、誘電体として、請求項1〜12のいずれかに記載の液晶媒体を含むことを特徴とする、前記電気光学的ディスプレイ。
  14. ECB、VA、DAP、CSH、IPS、ASMまたはPALC効果に基づくことを特徴とする、請求項13に記載の電気光学的ディスプレイ。
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