JP2003072384A - 自動車用ドアウエザーストリップ - Google Patents
自動車用ドアウエザーストリップInfo
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Abstract
り、製造コストの低廉化を可能とし、また取付け作業性
に優れるドアウエザーストリップを提供する。 【解決手段】 センターピラー13上部とルーフ14と
の接続部に弾接する型成形部1の隅部分であり、ドアサ
ッシュ11に弾接する部分である隅片部3に一つ以上の
挿通孔5を穿設して型成形部本体2を形成し、プレート
本体8の車内側面から一つ以上のクリップ片10を突設
して固定プレート7を形成し、前記プレート本体8を隅
片部3の車外側面に押付けた状態で、固定プレート7を
隅片部3に取付けると共に、前記クリップ片10を挿通
孔5およびドアサッシュ11に形成した固定孔12に挿
通して係合し、前記型成形部本体2の隅片部3をドアサ
ッシュ11に固定する。
Description
上部とルーフとの接続部に弾接する型成形部に特徴のあ
る自動車用ドアウエザーストリップに関するものであ
る。
ウエザーストリップのセンターピラー13上部とルーフ
14との接続部に弾接する型成形部21には、ドアサッ
シュ11への組付けを強固なものとし、ト゛ア開閉による
ドアウエザーストリップの車両後方へのズレ現象を防止
するために、クリップ穴25を内設したインサートパネ
ル27が埋設されている。そして、ドアサッシュ11へ
の組付けは、クリップ30を中空シール部26内からク
リップ穴25とドアサッシュ11に形成したクリップ挿
入孔32に挿入して固定している。
ウエザーストリップにおいては、型成形部21にインサ
ートパネル27を埋設する必要があるので、型成形作業
が厄介であると共にドアウエザーストリップが大型化
し、製造コストが嵩むといった問題がある。また、クリ
ップ30を中空シール部26内から挿入する必要がある
のでクリップ穴25を目視で確認することが困難であ
る。従って、取付け作業が厄介で、作業性が悪いといっ
た問題もある。
ので、型成形部の成形作業を容易として小型化を図り、
製造コストの低廉化を可能とし、また取付け作業性に優
れるドアウエザーストリップを提供することを課題とす
る。
11を参照して説明する。第1の発明は、自動車のドア
に取付けられるウエザーストリップであり、センターピ
ラー13上部とルーフ14との接続部に弾接する型成形
部1の隅部分でありドアサッシュ11に弾接する部分で
ある隅片部3に一つ以上の挿通孔5を穿設して型成形部
本体2を形成し、プレート本体8の車内側面から一つ以
上のクリップ片10を突設して固定プレート7を形成
し、前記プレート本体8を隅片部3の車外側面に押付け
た状態で固定プレート7を隅片部3に取付けると共に、
前記クリップ片10を挿通孔5およびドアサッシュ11
に形成した固定孔12に挿通して係合し、前記型成形部
本体2の隅片部3をドアサッシュ11に固定してなるも
のである。
るウエザーストリップであり、センターピラー13上部
とルーフ14との接続部に弾接する型成形部1の隅部分
でありドアサッシュ11に弾接する部分である隅片部3
に取付孔4と一つ以上の挿通孔5を穿設して型成形部本
体2を形成し、プレート本体8の車内側面から鉤片9と
一つ以上のクリップ片10を突設して固定プレート7を
形成し、前記プレート本体8を隅片部3の車外側面に押
付けた状態で、前記鉤片9を取付孔4に挿通して係合し
固定プレート7を隅片部3に取付けると共に、前記クリ
ップ片10を挿通孔5およびドアサッシュ11に形成し
た固定孔12に挿通して係合し、前記型成形部本体2の
隅片部3をドアサッシュ11に固定してなるものであ
る。
る部分に組付凹部15を形成し、プレート本体8の車外
側面と隅片部3の車外側面とを略面一とすると車両外観
が良い。
7の鉤片9が位置する部分に窪部16を形成し、隅片部
3の車内側面とドアサッシュ11間に鉤片9が入るスペ
ースを設けることもできる。
ザーストリップの一実施形態を、図1および図4乃至図
11に示す。図4において、三角形の黒塗り部分側が型
成形部1であり、白塗り部分側が押出成形部17であ
る。このウエザーストリップは、自動車のフロントドア
に取付けられ当該フロントドアとボディとの間のシール
を確保するものであり、型成形部本体2と固定プレート
7とで構成される。なお、本実施形態においてはフロン
トドアに取付けるウエザーストリップを示しているが、
リヤドアに取付けるウエザーストリップにも同様に適用
することができる。
部とルーフ14との接続部に弾接する型成形部1の隅部
分であって、かつドアサッシュ11に弾接する部分であ
る隅片部3に、取付孔4と二つの挿通孔5を穿設して形
成している。また、固定プレート7は、Γ字状で剛性に
富む合成樹脂製プレート本体8の車内側18となる車内
側面から一つの鉤片9と二つのクリップ片10を突設し
て形成している。
側19となる車外側面に押付けた状態で、鉤片9を取付
孔4に挿通して係合し、固定プレート7を隅片部3に取
付けている。また、クリップ片10を挿通孔5およびド
アサッシュ11に形成した固定孔12に挿通して係合
し、隅片部3をドアサッシュ11に固定している。こう
することにより、固定プレート7で型成形部本体2をド
アサッシュ11に不動に組付けている。
従来のようにインナープレートを型成形部1に埋設する
必要がないので、型成形作業が容易となると共に型成形
部本体2およびウエザーストリップ全体の小型化を図る
ことができ、製造コストの削減につながる。
からではなく、型成形部本体2の外面側から組付けるの
で、取付孔4および挿通孔5を目視によって確認するこ
とができ、取付け作業が容易である。
は、固定プレート7にクリップ片10を二つ設けてい
る。クリップ片10は図11に示す如く一つでも、固定
することは可能であるが、クリップ片10を二つ以上設
けることにより当該固定プレート7は回転することなく
強固にドアサッシュ11に組付く。従って、型成形部本
体2を安定姿勢で固定することができる。
プレートを示したが、図11に示す如く長方形板状のこ
ともある。
プレート本体8が位置する部分に、当該プレート本体8
の肉厚とほぼ等しい深さの組付凹部15を形成し、プレ
ート本体8の車外側面と隅片部3の車外側面とを略面一
としている。従って、車両外観の見栄えにも優れる。
部3の車内側面で固定プレート7の鉤片9が位置する部
分に窪部16を形成している。この窪部16の深さは、
最深部で鉤片9の係止部9aの肉厚とほぼ等しく設定し
た傾斜状としている。従って、鉤片9が内方へ大きく突
出するのを未然に阻止することができ、型成形部本体2
をドアサッシュ11に安定姿勢で固定することができ
る。
トリップは、その型成形部1を、型成形部本体2と固定
プレート7とで構成し、当該固定プレート7を型成形部
本体2の車外側面に押付けた状態でドアサッシュ11に
固定するので、従来のようにインナープレートを埋設す
る必要がない。従って、型成形作業が容易となると共に
型成形部本体2の小型化を図ることができ、その結果、
製造コストの低廉化を図ることができる。
車外面側から組付けるので、取付孔4および挿通孔5を
目視によって確認することができる。従って、取付け作
業が容易であり、作業性に優れる。
る部分に組付凹部15を形成し、プレート本体8の車外
側面と隅片部3の車外側面とを略面一としているので、
外観の見栄えを損なうことがない。
ト7の鉤片9が位置する部分に窪部16を形成している
ので、鉤片9が内方へ突出するのを未然に阻止すること
ができ、型成形部本体2をドアサッシュ11に安定姿勢
で固定することができる。
車を示す側面図である。
アウエザーストリップを示す拡大図である。
るA部を示す拡大図である。
側面を示す一部切欠側面図である。
図である。
示す側面図である。
トを示す側面図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 自動車のドアに取付けられるウエザース
トリップであり,センターピラー(13)上部とルーフ
(14)との接続部に弾接する型成形部(1)の隅部分
でありドアサッシュ(11)に弾接する部分である隅片
部(3)に一つ以上の挿通孔(5)を穿設して型成形部
本体(2)を形成し、プレート本体(8)の車内側面か
ら一つ以上のクリップ片(10)を突設して固定プレー
ト(7)を形成し、前記プレート本体を隅片部の車外側
面に押付けた状態で固定プレートを隅片部に取付けると
共に,前記クリップ片を挿通孔およびドアサッシュに形
成した固定孔(12)に挿通して係合し,前記型成形部
本体の隅片部をドアサッシュに固定してなる自動車用ド
アウエザーストリップ。 - 【請求項2】 自動車のドアに取付けられるウエザース
トリップであり,センターピラー(13)上部とルーフ
(14)との接続部に弾接する型成形部(1)の隅部分
でありドアサッシュ(11)に弾接する部分である隅片
部(3)に取付孔(4)と一つ以上の挿通孔(5)を穿
設して型成形部本体(2)を形成し、プレート本体
(8)の車内側面から鉤片(9)と一つ以上のクリップ
片(10)を突設して固定プレート(7)を形成し、前
記プレート本体を隅片部の車外側面に押付けた状態で,
前記鉤片を取付孔に挿通して係合し固定プレートを隅片
部に取付けると共に,前記クリップ片を挿通孔およびド
アサッシュに形成した固定孔(12)に挿通して係合
し,前記型成形部本体の隅片部をドアサッシュに固定し
てなる自動車用ドアウエザーストリップ。 - 【請求項3】 隅片部(3)のプレート本体(8)が位
置する部分に組付凹部(15)を形成し、プレート本体
の車外側面と隅片部の車外側面とを略面一としてなる請
求項1又は2に記載の自動車用ドアウエザーストリッ
プ。 - 【請求項4】 隅片部(3)の車内側面で固定プレート
(7)の鉤片(9)が位置する部分に窪部(16)を形
成してなる請求項1〜3のいずれかに記載の自動車用ド
アウエザーストリップ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001261791A JP3755080B2 (ja) | 2001-08-30 | 2001-08-30 | 自動車用ドアウエザーストリップ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2001261791A JP3755080B2 (ja) | 2001-08-30 | 2001-08-30 | 自動車用ドアウエザーストリップ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2003072384A true JP2003072384A (ja) | 2003-03-12 |
JP3755080B2 JP3755080B2 (ja) | 2006-03-15 |
Family
ID=19088779
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2001261791A Expired - Lifetime JP3755080B2 (ja) | 2001-08-30 | 2001-08-30 | 自動車用ドアウエザーストリップ |
Country Status (1)
Country | Link |
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Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008247196A (ja) * | 2007-03-30 | 2008-10-16 | Toyoda Gosei Co Ltd | ドアウエザストリップの取付構造 |
JP2009006851A (ja) * | 2007-06-28 | 2009-01-15 | Toyoda Gosei Co Ltd | ドアウエザストリップ |
JP2009096458A (ja) * | 2007-09-27 | 2009-05-07 | Toyoda Gosei Co Ltd | ドアウエザストリップ |
JP2011051404A (ja) * | 2009-08-31 | 2011-03-17 | Nishikawa Rubber Co Ltd | ドアウェザーストリップの型成形部取付用のアウトサートパネル |
JP2014227053A (ja) * | 2013-05-23 | 2014-12-08 | 鬼怒川ゴム工業株式会社 | ドアウエザーストリップ |
JP2020069834A (ja) * | 2018-10-29 | 2020-05-07 | 西川ゴム工業株式会社 | 自動車ドア用シール材 |
-
2001
- 2001-08-30 JP JP2001261791A patent/JP3755080B2/ja not_active Expired - Lifetime
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