JP2003072285A - ボールペン - Google Patents

ボールペン

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JP2003072285A
JP2003072285A JP2001271170A JP2001271170A JP2003072285A JP 2003072285 A JP2003072285 A JP 2003072285A JP 2001271170 A JP2001271170 A JP 2001271170A JP 2001271170 A JP2001271170 A JP 2001271170A JP 2003072285 A JP2003072285 A JP 2003072285A
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tip
rack
pinion
cylinder shaft
swing rod
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JP2001271170A
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Keiji Suzuki
啓司 鈴木
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Tombow Pencil Co Ltd
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Tombow Pencil Co Ltd
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  • Pens And Brushes (AREA)
  • Mechanical Pencils And Projecting And Retracting Systems Therefor, And Multi-System Writing Instruments (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 チップ先端部を繰出す操作を片手で行うこと
ができるとともに、チップ先端部の繰出しストロークの
長さと操作ストロークの長さとの比を所望の値に設計で
き、さらに目新らしいデザインを有するボールペンを提
供する。 【解決手段】 先端開口3dと操作開口3cとを有する
筒軸3内に、ピニオン4を、前記操作開口3cを通して
外部から、回転操作し得るように軸支し、そのピニオン
4と噛合させたラック5を前記筒軸3の軸線方向に往復
運動可能に設け、かつ前記ラック5の先端に中芯9を介
してチップ2を連結し、そのチップ2の先端部2aを、
前記ピニオン4を回転操作することによって前記筒軸3
の先端開口3dより出没自在とし得るようにしたボール
ペンとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、使用の際に、筆記
紙面に押圧するチップ先端部を繰出して使用するボール
ペンに関し、特にチップ先端部の新規な繰出し機構を備
えたボールペンに関する。
【0002】
【従来の技術】ボールペンのチップ先端部の繰出し機構
は、ツイスト式やノック式のものが公知公用である。し
かし、ツイスト式のものは、チップ先端部を繰出す操作
を片手で行うことが困難であり、両手を用いる必要があ
る。
【0003】また、ノック式のものは、チップ先端部を
繰出す操作を片手で行うことができる反面、チップ先端
部を繰出すための操作ストロークの長さが、チップ先端
部の繰出しストロークの長さと同じ大きさとなり、可成
り大きい長さの操作ストロークを必要とするという問題
がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記従来の
現状に鑑み、チップ先端部を繰出す操作を片手で簡単に
行うことができるとともに、チップ先端部の繰出しスト
ロークの長さと操作ストロークの長さとの比を、所望の
値に設計することができる新規な繰出し機構を備えたボ
ールペンを提供することを目的とする。さらに、新規な
繰出し機構を備えることによって、外観上も目新らしい
デザインを有するボールペンを提供することも併せて目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によると上記課題
は、次のようにして解決される。 (1) 先端開口と操作開口とを有する筒軸内に、ピニオ
ンを、前記操作開口を通して外部から、回転操作し得る
ように軸支し、そのピニオンと噛合させたラックを前記
筒軸の軸線方向に往復運動可能に設け、かつ前記ラック
の先端に中芯を介してチップを連結し、そのチップの先
端部を、前記ピニオンを回転操作することによって前記
筒軸の先端開口より出没自在とし得るようにしたことを
特徴とするボールペンとする。
【0006】(2) 上記(1)項において、前記ピニオン
と同軸に一体的に設けた操作ダイヤルの少なくとも一部
分を、前記筒軸の操作開口に露出させて、その操作ダイ
ヤルを外部から回転操作することによって、前記ピニオ
ンを回転操作可能としたものとする。
【0007】(3) 上記(1)項または(2)項において、
一端を前記筒軸内に止着し、他端を、前記筒軸の軸線と
直角方向に揺動可能な自由端とするとともに、その自由
端を前記ラックの向きに付勢した揺動桿を設け、その揺
動桿に前記ピニオンを軸支させたものとする。
【0008】(4) 上記(3)項において、前記揺動桿の
自由端近傍と前記ラックに、それぞれ係止部を設け、前
記ラックを筒軸の先端開口向きに移動させ、前記チップ
の先端部が前記先端開口より突出して筆記適応状態にな
ったときに、前記付勢の作用によって、前記両係止部が
係合してラックの位置が固定され、かつ前記筒軸の外部
から操作開口を通して、前記ピニオンを押圧することに
より、前記両係止部の係合が解除されるようにしたもの
とする。
【0009】(5) 上記(4)項において、前記揺動桿
を、2部材で構成し、第1部材の一端を前記筒軸内に止
着し、他端に第2部材を軸支し、その第2部材の自由端
近傍に、前記ラックの係止部と係合する係止部を設けた
ものとする。
【0010】(6) 上記(3)項〜(5)項のいずれかにお
いて、前記揺動桿の自由端を、ラックの向きに付勢する
手段として、前記筒軸の内面に、その筒軸の軸線方向と
直角にスプリングを立設し、そのスプリングの先端を前
記揺動桿の自由端近傍に止着したものとする。
【0011】(7) 上記(3)項〜(5)項のいずれかにお
いて、前記揺動桿の自由端を、ラックの向きに付勢する
手段として、揺動桿をJ字状の形状とし、そのJ字状の
下端を筒軸に止着するとともに、J字状の左端外側面
を、筒軸内面に当接して、J字状の湾曲部のヒンジ機能
を利用して付勢するものとする。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は、本発明のボールペンの一
実施形態を示す要部破断正面図、図2および図3は、そ
れぞれ図1におけるII−II線横断面図、III−III線
横断面図である。本発明のボールペン(1)におけるチッ
プ(2)の先端部(2a)を繰出す機構は、基本的に、筒軸
(3)内に組込んだピニオン(4)と、そのピニオン(4)と
噛合させたラック(5)とにより構成されている。
【0013】ピニオン(4)は、前記ラック(5)の向きに
付勢された揺動桿(6)に軸支されている。すなわち、筒
軸(3)の後端(3a)から先端(3b)に向けて、ほぼ5分の2
程度の筒軸(3)内の位置(P)に一端(6a)を止着し、他端
(6b)を筒軸(3)の後端(3a)近傍に位置させ、かつその他
端を筒軸(3)の軸線と直角方向に揺動可能な自由端(6b)
とした揺動桿(6)が設けられている。
【0014】前記揺動桿(6)の自由端(6b)は、筒軸(3)
の内面に、その筒軸(3)の軸線方向と直角に立設したス
プリング(7)の先端を前記自由端(6b)近傍に止着するこ
とによって、前記ラック(5)の向きに付勢されている。
【0015】また、前記揺動桿(6)は、J字状の形状を
有し、そのJ字状の下端を筒軸(3)に止着するととも
に、J字状の左端外側面(6c)の先端(6d)を、筒軸(3)内
面に当接して、J字状の湾曲部(6e)のヒンジ機能を利用
することによっても、前記自由端(6b)が前記ラック(5)
の向きに付勢されている。
【0016】前記ピニオン(4)は、そのピニオン(4)と
同軸に一体的に設けた操作ダイヤル(8)とともに、前記
揺動桿(6)に軸支されている。前記操作ダイヤル(8)
は、少なくともその一部分が、筒軸(3)の外側面に設け
た操作開口(3c)に露出しており、操作ダイヤル(8)を外
部から親指などを用いて回転操作することによって、そ
れと同軸に一体的に形成されたピニオン(4)を、間接的
に回転操作することができる。
【0017】ピニオン(4)の回転によって、それと噛合
しているラック(5)が筒軸(3)の軸線方向に往復運動す
る。たとえば、図1において、操作ダイヤル(8)を矢印
Rで示すように右回りに回転操作すると、ラック(5)
は、筒軸(3)の先端(3b)向きに移動する。
【0018】ラック(5)の先端(5a)には、中芯(9)が連
結され、その中芯(9)の先端にはチップ(2)が連結され
ている。そのため前記ラック(5)が、筒軸(3)の先端(3
b)向きに移動するにともなって、前記チップ(2)の先端
部(2a)が、筒軸(3)の先端開口(3d)から突出し筆記適応
状態となる。
【0019】図4は、前記筆記適応状態となったときの
本発明のボールペンの要部破断正面図である。図示する
ように、前記揺動桿(6)とラック(5)には、それぞれ係
止部(6f)(5b)を設けてあり、前記筆記適応状態になった
ときに、前記両係止部(6f)(5b)が、相互に係合するよう
にしてある。
【0020】すなわち、揺動桿(6)の自由端(6b)近傍
に、ラック(5)側に向けて突出した係止爪(6f)が設けら
れ、ラック(5)の後端(5c)近傍に、揺動桿(6)の前記係
止爪(6f)が係合する係合凹部(5b)が設けられている。
【0021】操作ダイヤル(8)を回転操作して、ラック
(5)を筒軸(3)の先端向きに移動させていくと、揺動桿
(6)の自由端(6b)が、常時、ラック(5)の向きに付勢さ
れているため、揺動桿(6)の係止爪(6f)が、ラック(5)
の係合凹部(5b)の位置と符号したときに、前記係止爪(6
f)が、前記係合凹部(5b)と係合する。その係合によっ
て、筆記の際に、紙面に押圧されるチップ先端部(2a)の
上下方向の位置が固定され、安定的に筆記の用に供する
ことができる。
【0022】図5は、筆記終了後に、チップ先端部(2a)
を筒軸(3)内に収容する状態を示す要部破断正面図であ
る。図示するように、操作ダイヤル(8)を介してピニオ
ン(4)を矢印S方向に押圧することにより、揺動桿(6)
の自由端(6b)は、同じく矢印S方向に揺動し、揺動桿
(6)の係止爪(6f)とラック(5)の係合凹部(5b)との係合
は、容易に解除される。
【0023】そのため中芯(9)の先端部(9a)近傍の拡径
部(9b)と、筒軸(3)の先端(3b)近傍の内壁段部(3e)との
間に介在させたスプリング(10)の作用によって、チップ
(2)は、中芯(9)およびラック(5)とともに、筒軸(3)
の後端(3a)方向に瞬間的に移動し、チップ先端部(2a)は
筒軸(3)内に収容される。
【0024】また、前記の実施形態においては、揺動桿
(6)は、1個の部材で構成したが、別の実施形態として
2個の部材で構成することもできる。
【0025】図6は、2個の部材で構成した揺動桿(11)
の分解斜視図である。図示するように、J字状の部材(1
2a)と、その頂部に段部(12b)を設けて付設した半円状板
(12c)とよりなり、その半円状板(12c)に支軸(12d)を立
設させた第1部材(12)と、前記半円状板(12c)とほぼ同
じ大きさの半円状板(13a)と、その頂部一端に延設した
作動桿(13b)とよりなり、その作動桿(13b)に係止爪(13
c)を付設した第2部材(13)とを組合せて揺動桿(11)が構
成されている。
【0026】すなわち、第2部材(13)の前記半円状板(1
3a)には、軸孔(13d)が設けてあり、その軸孔(13d)を利
用して、第2部材(13)を、第1部材(12)の前記支軸(12
d)に軸支させることによって、揺動桿(11)が構成されて
いる。かかる揺動桿(11)の支軸(12d)に、ピニオン(4)
および操作ダイヤル(8)が支軸される。
【0027】図7は、図6に示す揺動桿(11)の作動を示
す図面である。揺動桿(11)は、その下端に設けられた係
止孔(12e)を利用して、前記筒軸(3)内に止着される。
【0028】また、揺動桿(11)の第2部材(13)の自由端
(13e)近傍のスプリング受止突起(13f)には、前記スプリ
ング(7)の先端が止着され、第2部材(13)の自由端(13
c)は、前記ラック(5)の向きに付勢される。
【0029】前記チップ先端部(2a)が筒軸(3)内に収容
された状態、すなわち図1または図5に相当する状態に
あるときは、揺動桿(11)の第2部材(13)が支軸(12d)を
支点として揺動し、自由端(13e)がラック(5)から離れ
る向きに、つまり図7における矢印Xの向きに移動した
状態となる。
【0030】一方、チップ先端部(2a)が筒軸(3)の先端
開口(3d)から突出し筆記適応状態、すなわち図4に相当
する状態にあるときは、スプリング(7)の作用によっ
て、第2部材(13)が同じく支軸(12d)を支点として揺動
し、自由端(13c)がラック(5)の向きに移動して、係止
爪(13c)が、ラック(5)の係合凹部(5b)と係合した状態
となる。
【0031】前記係合を解除する際には、第2部材(13)
は、その第2部材(13)の半円状板(13a)の下端後部(13g)
と第1部材(12)の段部(12b)とが当接して、支軸(12d)を
支点とした、図7における矢印Yの向きの揺動が抑制さ
れるため、操作ダイヤル(8)を介してピニオン(4)を、
図4における矢印S方向に押圧することにより、第2部
材(13)の自由端(13e)は、同じく図4における矢印S方
向に揺動し、係止爪(13c)と、ラック(5)の係合凹部(5
b)との係合は、容易に解除される。
【0032】
【発明の効果】本発明によれば、次のような効果を奏す
る。 (1) 請求項1記載の発明によれば、チップ先端部を繰
出す操作を片手で簡単に行うことができるとともに、チ
ップ先端部の繰出しストロークの長さと操作ダイヤルを
回転操作する操作ストロークの長さとの比を、ピニオン
と操作ダイヤルの半径比を適宜選択して設計することに
より、所望の値にすることができる。
【0033】そのため、たとえば本発明のボールペンを
ポケットや鞄などに入れて、持ち歩く際に、操作ダイヤ
ルが、ポケットや鞄の内側面や、他の収容物と接触し
て、ある程度、回転しても、操作ダイヤルの回転ストロ
ークの長さよりも、チップ先端部の繰出しストロークの
長さを小さくすることによって、チップ先端部が筒軸の
先端開口から突出することを防止し、従来のノック式の
ボールペンで頻繁にみられたポケットや鞄の内側、ある
いはその収容物を汚損することを有効に防止することが
できる。
【0034】さらにまた、本発明におけるチップ先端部
の繰出し機構は、従来のものとは全く異なる新規な機構
であって、外観上も目新らしいデザインを有するボール
ペンを得ることができる。
【0035】(2) 請求項2記載の発明によれば、筒軸
の外部から、操作ダイヤルを介して、ピニオンを容易に
回転操作し、筒軸の先端開口からチップ先端部を簡単に
繰出して、筆記の用に供することができる。
【0036】(3) 請求項3記載の発明によれば、ラッ
クの向きに付勢した揺動桿にピニオンを軸支させている
ため、ピニオンとラックの噛合を確実にすることができ
るとともに、揺動桿が筒軸の軸線と直角方向に揺動可能
であるため、筆記終了後に、ピニオンとラックの噛合を
簡単に解除することができ、チップ先端部を筒軸内に容
易に収容させることができる。
【0037】(4) 請求項4記載の発明によれば、チッ
プ先端部が繰出されて筆記適応状態になったときのチッ
プ先端部の上下方向の位置の固定を確実に行うことがで
きるとともに、筆記終了後のチップ先端部の筒軸内への
収容も簡単に行うことができる。
【0038】(5) 請求項5記載の発明によれば、ラッ
クの係止部と係合する係止部を設けた第2部材が、第1
部材に軸支されているため、第2部材の自由端をラック
から離れる方向に容易に揺動させることができ、そのた
め筆記終了後に、操作ダイヤルを軽く押圧するだけで、
第2部材の自由端近傍に設けられた係止部と、ラックの
係止部との係合を解除することができ、チップ先端部を
容易に筒軸内に収容することができる。
【0039】(6) 請求項6記載の発明によれば、揺動
桿の自由端を、ラックの向きに容易に付勢することがで
き、ピニオンとラックの噛合を良好にすることができる
とともに、筆記適応状態におけるチップ先端部の上下方
向の位置の固定を確実に行うことができる。
【0040】(7) 請求項7記載の発明によれば、付勢
手段専用の部品を用いることなく、揺動桿の自由端を、
ラックの向きに容易に付勢することができ、前記(5)項
と同様な効果を奏することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のボールペンの一実施形態を示す要部破
断正面図である。
【図2】図1におけるII−II線横断面図である。
【図3】図1におけるIII−III線横断面図である。
【図4】図1に示すボールペンが、筆記適応状態にある
ときの要部破断正面図である。
【図5】同じく、図1に示すボールペンについて、筆記
終了後に、チップ先端部を筒軸内に収容するときの状態
を示す要部破断正面図である。
【図6】揺動桿の他の実施形態を示す分解斜視図であ
る。
【図7】図6に示す揺動桿の作動を示す図面である。
【符号の説明】
(1)ボールペン (2)チップ (2a)先端部 (3)筒軸 (3a)後端 (3b)先端 (3c)操作開口 (3d)先端開口 (3e)内壁段部 (4)ピニオン (5)ラック (5a)先端 (5b)係止部(係合凹部) (5c)後端 (6)揺動桿 (6a)一端 (6b)他端(自由端) (6c)左端外側面 (6d)先端 (6e)湾曲部 (6f)係止部(係止爪) (7)スプリング (8)操作ダイヤル (9)中芯 (9a)先端部 (9b)拡径部 (10)スプリング (11)揺動桿 (12)第1部材 (12a)J字状の部材 (12b)段部 (12c)半円状板 (12d)支軸 (12e)係止孔 (13)第2部材 (13a)半円状板 (13b)作動桿 (13c)係止爪 (13d)軸孔 (13e)自由端 (13f)スプリング受止突起 (13g)下端後部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端開口と操作開口とを有する筒軸内
    に、ピニオンを、前記操作開口を通して外部から、回転
    操作し得るように軸支し、そのピニオンと噛合させたラ
    ックを前記筒軸の軸線方向に往復運動可能に設け、かつ
    前記ラックの先端に中芯を介してチップを連結し、その
    チップの先端部を、前記ピニオンを回転操作することに
    よって前記筒軸の先端開口より出没自在とし得るように
    したことを特徴とするボールペン。
  2. 【請求項2】 前記ピニオンと同軸に一体的に設けた操
    作ダイヤルの少なくとも一部分を、前記筒軸の操作開口
    に露出させて、その操作ダイヤルを外部から回転操作す
    ることによって、前記ピニオンを回転操作可能としたこ
    とを特徴とする請求項1記載のボールペン。
  3. 【請求項3】 一端を前記筒軸内に止着し、他端を、前
    記筒軸の軸線と直角方向に揺動可能な自由端とするとと
    もに、その自由端を前記ラックの向きに付勢した揺動桿
    を設け、その揺動桿に前記ピニオンを軸支させたことを
    特徴とする請求項1または2に記載のボールペン。
  4. 【請求項4】 前記揺動桿の自由端近傍と前記ラック
    に、それぞれ係止部を設け、前記ラックを筒軸の先端開
    口向きに移動させ、前記チップの先端部が前記先端開口
    より突出して筆記適応状態になったときに、前記付勢の
    作用によって、前記両係止部が係合してラックの位置が
    固定され、かつ前記筒軸の外部から操作開口を通して、
    前記ピニオンを押圧することにより、前記両係止部の係
    合が解除されるようにしたことを特徴とする請求項3記
    載のボールペン。
  5. 【請求項5】 前記揺動桿を、2部材で構成し、第1部
    材の一端を前記筒軸内に止着し、他端に第2部材を軸支
    し、その第2部材の自由端近傍に、前記ラックの係止部
    と係合する係止部を設けたことを特徴とする請求項4記
    載のボールペン。
  6. 【請求項6】 前記揺動桿の自由端を、ラックの向きに
    付勢する手段として、前記筒軸の内面に、その筒軸の軸
    線方向と直角にスプリングを立設し、そのスプリングの
    先端を前記揺動桿の自由端近傍に止着したものとしたこ
    とを特徴とする請求項3〜5のいずれかに記載のボール
    ペン。
  7. 【請求項7】 前記揺動桿の自由端を、ラックの向きに
    付勢する手段として、揺動桿をJ字状の形状とし、その
    J字状の下端を筒軸に止着するとともに、J字状の左端
    外側面を、筒軸内面に当接して、J字状の湾曲部のヒン
    ジ機能を利用して付勢するものとしたことを特徴とする
    請求項3〜5のいずれかに記載のボールペン。
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