JP2003071776A - 脚式歩行ロボットの床反力検出器 - Google Patents

脚式歩行ロボットの床反力検出器

Info

Publication number
JP2003071776A
JP2003071776A JP2001258144A JP2001258144A JP2003071776A JP 2003071776 A JP2003071776 A JP 2003071776A JP 2001258144 A JP2001258144 A JP 2001258144A JP 2001258144 A JP2001258144 A JP 2001258144A JP 2003071776 A JP2003071776 A JP 2003071776A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
floor reaction
reaction force
force detector
walking robot
legged walking
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001258144A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4733317B2 (ja
JP2003071776A5 (ja
Inventor
Masato Hirose
真人 広瀬
Hiroshi Gomi
洋 五味
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority to JP2001258144A priority Critical patent/JP4733317B2/ja
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to DE60232530T priority patent/DE60232530D1/de
Priority to KR10-2004-7001487A priority patent/KR100535927B1/ko
Priority to EP02760648A priority patent/EP1433573B1/en
Priority to PCT/JP2002/008299 priority patent/WO2003022533A1/ja
Priority to US10/487,892 priority patent/US7756605B2/en
Publication of JP2003071776A publication Critical patent/JP2003071776A/ja
Publication of JP2003071776A5 publication Critical patent/JP2003071776A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4733317B2 publication Critical patent/JP4733317B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25JMANIPULATORS; CHAMBERS PROVIDED WITH MANIPULATION DEVICES
    • B25J5/00Manipulators mounted on wheels or on carriages
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D57/00Vehicles characterised by having other propulsion or other ground- engaging means than wheels or endless track, alone or in addition to wheels or endless track
    • B62D57/02Vehicles characterised by having other propulsion or other ground- engaging means than wheels or endless track, alone or in addition to wheels or endless track with ground-engaging propulsion means, e.g. walking members
    • B62D57/032Vehicles characterised by having other propulsion or other ground- engaging means than wheels or endless track, alone or in addition to wheels or endless track with ground-engaging propulsion means, e.g. walking members with alternately or sequentially lifted supporting base and legs; with alternately or sequentially lifted feet or skid
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25JMANIPULATORS; CHAMBERS PROVIDED WITH MANIPULATION DEVICES
    • B25J13/00Controls for manipulators
    • B25J13/08Controls for manipulators by means of sensing devices, e.g. viewing or touching devices
    • B25J13/085Force or torque sensors
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25JMANIPULATORS; CHAMBERS PROVIDED WITH MANIPULATION DEVICES
    • B25J19/00Accessories fitted to manipulators, e.g. for monitoring, for viewing; Safety devices combined with or specially adapted for use in connection with manipulators
    • B25J19/0091Shock absorbers

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Robotics (AREA)
  • Human Computer Interaction (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Manipulator (AREA)
  • Force Measurement Appropriate To Specific Purposes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 検出精度を向上させて制御性を悪化させるこ
とがないと共に、起立時の姿勢を安定に保持しつつ、着
地時の衝撃の影響を低減するようにした脚式歩行ロボッ
トの床反力検出器を提供する。 【解決手段】 少なくとも上体と、前記上体に第1の関
節を介して連結される複数本の脚部を備えると共に、前
記脚部の端部に第2の関節(18,20R(L))を介
して連結される足部22R(L)を設けた脚式歩行ロボ
ットにおいて、床反力検出器34を、前記第2の関節と
前記足部の接地端(ソール40など)の間に配置する。
より具体的には、前記第2の関節付近に前記床反力検出
器の上部を接続すると共に、前記足部の接地端に、前記
第2の関節付近を構成する部材(例えばマグネシウム合
金やチタン)よりも剛性において低いバネ機構体38を
設け、前記床反力検出器の下部を前記バネ機構体を介し
て前記足部の接地端に接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は脚式歩行ロボットの
床反力検出器に関する。
【0002】
【従来の技術】脚式歩行ロボット、特に2足歩行ロボッ
トにおいては、床反力検出器床面から作用する床反力を
例えば6軸力センサなどの床反力検出器を用いて検出
し、検出した床反力などに基づいて安定した歩行を実現
するように適宜な制御が行われる。この床反力を検出す
る床反力検出器は、検出精度を向上させるために足部の
接地端に近い場所に配置することが望ましく、このた
め、例えば特開2000−254888号公報で提案さ
れている技術にあっては、床反力検出器を足底下面に取
り付け、床反力検出器自体が床面に接するようにしてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記した従
来技術の場合、床反力検出器自体が床面に接するため、
床反力検出器の剛性を向上させなければならないといっ
た不都合があった。また、脚式歩行ロボット、特に2足
歩行ロボットの足部は、一方では起立時の姿勢を安定に
保持できるように適宜な剛性を備えると共に、他方では
遊脚の着地時の衝撃を吸収して緩和できるように適宜な
弾性を備えることが望ましい。
【0004】このような理由から足部に適宜な弾性を備
える場合、前記した従来技術にあっては、構成上、床反
力検出器よりも上部(より上体に近い部位)に弾性が与
えられることになる。しかしながら、床反力検出器より
も上部に弾性が与えられると、床反力検出器により検出
された床反力がその部位により吸収されることから、検
出した床反力と実際にロボットに作用する力が相違して
しまい、制御性を悪化させるといった問題があった。
【0005】従って、この発明の目的は従来技術の上記
した課題を解決し、検出精度を向上させて制御性を悪化
させることがないと共に、起立時の姿勢を安定に保持し
つつ、着地時の衝撃の影響を低減するようにした脚式歩
行ロボットの床反力検出器を提供することにある。
【0006】また、脚式歩行ロボット、特に2足歩行ロ
ボットにあっては、遊脚の足部は通常踵から着地するた
め、踵周辺に衝撃が集中し易い。このため、足部の踵周
辺が劣化し易く、着地時の衝撃低減効果が経時的に劣化
して安定性を低下させるおそれがあると共に、床反力の
検出精度を低下させるといった問題があった。
【0007】また、特に2足歩行ロボットにあっては、
足部内方が他脚に干渉するのを防止し、かつ安定性を向
上させるために、脚部の中心線に対してロボット外方に
位置する足部の面積を、内方に位置する足部の面積に比
して大きくすることが望ましい。しかし、このように構
成すると、脚部中心線に対して外方に位置する足部によ
り多くの荷重や遊脚によるスピンモーメントなどが加わ
ることになる。このため、その部位が劣化し易く、同様
に安定性を低下させるおそれがあると共に、床反力の検
出精度を低下させるといった問題があった。
【0008】従って、この発明の第2の目的は、踵周
辺、および脚部中心線に対して外方の足部の耐久性を向
上させ、着地時の衝撃低減効果の経時的劣化を防止する
ことにより、安定性および床反力検出精度の低下を防止
するようにした脚式歩行ロボットの床反力検出器を提供
することにある。
【0009】また、脚式歩行ロボットの小型化(ダウン
サイジング)を考えると、足部の内部も種々の制御機器
などを収容するための重要なスペースとなる。しかしな
がら、床反力検出器が配置される足部の内部に制御機器
などを収容した場合、収容した制御機器を流れる電流が
フレームなどを通じて床反力検出器にノイズとして影響
を及ぼす恐れがあった。また、足首関節付近には、足首
関節駆動用のモータが配置されるため、そのモータを流
れる電流によっても同様な影響を及ぼす恐れがあった。
【0010】従って、この発明の第3の目的は、周辺に
配置された制御機器やモータなどの影響を防止するよう
にした脚式歩行ロボットの床反力検出器を提供すること
にある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1項においては、少なくとも上体と、前記
上体に第1の関節を介して連結される複数本の脚部を備
え、前記脚部の端部に第2の関節を介して連結される足
部の接地端を介して床面から作用する床反力を検出する
床反力検出器を備えた脚式歩行ロボットの床反力検出器
において、前記床反力検出器を、前記第2の関節と前記
足部の接地端の間に配置するように構成した。
【0012】床反力検出器を、第2の関節、具体的には
足首関節と足部の接地端の間に配置するように構成した
ので、より接地面に近い位置に配置されることとなって
床反力の検出精度を向上させることができると共に、床
反力検出器と床面との間に足部の接地端が介挿されるこ
ととなって着地時の衝撃の影響を低減することができ、
床反力検出器の剛性を向上させる必要がない。
【0013】また、請求項2項においては、前記第2の
関節付近に前記床反力検出器の一端を接続すると共に、
前記足部の接地端付近を前記第2の関節付近を構成する
部材よりも剛性において低い部材で構成し、前記剛性に
おいて低い部材に前記床反力検出器の他端を接続するよ
うに構成した。
【0014】前記第2の関節付近に前記床反力検出器の
一端を接続すると共に、前記足部の接地端付近を前記第
2の関節付近を構成する部材よりも剛性において低い部
材で構成し、前記剛性において低い部材に前記床反力検
出器の他端を接続するように構成したので、足部に適宜
な弾性が与えられ、より一層着地時の衝撃の影響を低減
することができる。また、床反力検出器よりも下部に弾
性が与えられると共に、その上部(より上体に近い部
位)は高い剛性とされることから、床反力の検出精度を
より一層向上させることができると共に、検出した床反
力と実際にロボットに作用する力が一致し、制御性を悪
化させることがない。
【0015】また、請求項3項においては、前記剛性に
おいて低い部材がバネ機構体からなると共に、前記床反
力検出器を前記バネ機構体を介して前記足部の接地端に
接続するように構成した。
【0016】前記剛性において低い部材がバネ機構体か
らなると共に、前記床反力検出器を前記バネ機構体を介
して前記足部の接地端に接続するように構成したので、
前記したのと同様な効果を得ることができる。また、バ
ネ機構体を後述の如く構成したので、起立時(静止時)
の安定性を維持しつつ、着地時に働く斜め方向の衝撃を
緩和することができる。
【0017】また、請求項4項においては、前記バネ機
構体は少なくとも2個の弾性材を備えると共に、前記床
反力検出器を前記少なくとも2個の弾性材の間に配置す
るように構成した。
【0018】前記バネ機構体は少なくとも2個の弾性材
を備えると共に、前記床反力検出器を前記少なくとも2
個の弾性材の間に配置するように構成したので、床反力
の検出精度をより一層向上させることができる。
【0019】また、請求項5項においては、前記少なく
とも2個の弾性材を前記脚式歩行ロボットの進行方向に
おいて相互に所定の位置関係となるように配列すると共
に、前記床反力検出器を前記所定の位置関係となるよう
に配列された弾性材の間に配置するように構成した。
【0020】前記少なくとも2個の弾性材を前記脚式歩
行ロボットの進行方向において相互に所定の位置関係と
なるように配列すると共に、前記床反力検出器を前記所
定の位置関係となるように配列された弾性材の間に配置
するように構成したので、起立時の進行方向(前後方
向)の安定性を向上させることができると共に、床反力
の検出精度をより一層向上させることができる。
【0021】また、請求項6項においては、前記弾性材
を前記脚式歩行ロボットの進行方向と直交し、かつ重力
方向と直交する方向において相互に所定の位置関係とな
るように配列すると共に、前記床反力検出器を前記所定
の位置関係となるように配列された弾性材の間に配置す
るように構成した。
【0022】前記弾性材を前記脚式歩行ロボットの進行
方向と直交し、かつ重力方向と直交する方向において相
互に所定の位置関係となるように配列すると共に、前記
床反力検出器を前記所定の位置関係となるように配列さ
れた弾性材の間に配置するように構成したので、起立時
の進行方向と直交し、かつ重力方向と直交する方向、即
ち左右方向の安定性を向上させることができると共に、
床反力の検出精度をより一層向上させることができる。
【0023】また、請求項7項においては、前記バネ機
構体はn(n≧3)個の弾性材を備えると共に、前記床
反力検出器を、前記足部の底面視において前記n個の弾
性材を頂点とするn角形の重心付近に配置するように構
成した。
【0024】前記バネ機構体はn(n≧3)個の弾性材
を備えると共に、前記床反力検出器を、前記足部の底面
視において前記n個の弾性材を頂点とするn角形の重心
付近に配置するように構成したので、いかなる方向から
の荷重(床反力)に対しても同様な(均一な)衝撃吸収
が可能となるため、安定性が向上すると共に、床反力の
検出精度をより一層向上させることができる。
【0025】また、請求項8項においては、前記弾性材
のうち、前記脚式歩行ロボットの進行方向において前記
床反力検出器よりも後方に配置した弾性材の剛性を、前
記床反力検出器よりも前方に配置した弾性材の剛性より
も大きく設定するように構成した。
【0026】前記弾性材のうち、前記脚式歩行ロボット
の進行方向において前記床反力検出器よりも後方に配置
した弾性材の剛性を、前記床反力検出器よりも前方に配
置した弾性材の剛性よりも大きく設定するように構成し
たので、踵周辺の剛性が高まって耐久性が向上し、よっ
て着地時の衝撃低減効果の経時的劣化を防止することが
でき、安定性および床反力検出精度を低下させることが
ない。
【0027】また、請求項9項においては、前記弾性材
のうち、前記脚式歩行ロボットの進行方向と直交し、か
つ重力方向と直交する方向において、前記床反力検出器
よりも前記脚部歩行ロボットの外方に配置した弾性材の
剛性を、前記床反力検出器よりも前記脚部歩行ロボット
の内方に配置した弾性材の剛性よりも大きく設定するよ
うに構成した。
【0028】前記弾性材のうち、前記脚式歩行ロボット
の進行方向と直交し、かつ重力方向と直交する方向にお
いて、前記床反力検出器よりも前記脚部歩行ロボットの
外方に配置した弾性材の剛性を、前記床反力検出器より
も前記脚部歩行ロボットの内方に配置した弾性材の剛性
よりも大きく設定するように構成したので、脚部中心線
に対して外方に位置する足部の剛性が高まって耐久性が
向上し、よって着地時の衝撃低減効果の経時的劣化を防
止することができ、安定性および床反力検出精度を低下
させることがない。
【0029】また、請求項10項においては、前記床反
力検出器の付近に絶縁体を配置するように構成した。
【0030】前記床反力検出器の付近に絶縁体を配置す
るように構成したので、床反力検出器周辺の付近に配置
された制御機器やモータなどに流れる電流の影響を防止
することができる。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照してこの発
明の一つの実施の形態に係る脚式歩行ロボットの床反力
検出器を説明する。
【0032】図1はこの実施の形態に係る床反力検出器
が前提とする脚式歩行ロボット、より詳しくは2足歩行
ロボットを全体的に示す概略図である。
【0033】図示の如く、2足歩行ロボット(以下「ロ
ボット」という)1は、左右それぞれの脚部(脚部リン
ク)2に6個の関節を備える。6個の関節は上から順
に、股(腰部)の脚部回転用(Z軸まわり)の関節10
R,10L(右側をR、左側をLとする。以下同じ)、
股(腰部)のロール方向(X軸まわり)の関節12R,
12L、股(腰部)のピッチ方向(Y軸まわり)の関節
14R,14L、膝部のピッチ方向の関節16R,16
L、足首のピッチ方向の関節18R,18L、および同
ロール方向の関節20R,20Lから構成される。
【0034】関節18R(L),20R(L)の下部に
は足部(足平)22R,Lが取り付けられると共に、最
上位には上体(基体)24が設けられ、その内部にマイ
クロコンピュータからなる制御ユニット26などが格納
される。上記において、股関節(あるいは腰関節。前記
した第1の関節)は関節10R(L),12R(L),
14R(L)から、足関節(足首関節。前記した第2の
関節)は関節18R(L),20R(L)から構成され
る。また、股関節と膝関節(16R(L))とは大腿リ
ンク28R,L、膝関節と足関節とは下腿リンク30
R,Lで連結される。
【0035】上記の構成により、脚部2は左右の足それ
ぞれについて6つの自由度を与えられ、歩行中にこれら
6×2=12個の関節を適宜な角度で駆動することで、
足全体に所望の動きを与えることができ、任意に3次元
空間を歩行させることができる。
【0036】また、同図に示す如く、足関節18,20
R(L)と足平22R(L)の接地端の間には、公知の
6軸力センサ(床反力検出器)34が取り付けられ、力
の3方向成分Fx,Fy,Fzとモーメントの3方向成
分Mx,My,Mzとを測定し、足部の着地(接地)の
有無および床面(図示せず)から作用する床反力(接地
荷重)などを検出する。また、上体24には傾斜センサ
36が設置され、Z軸(鉛直方向(重力方向))に対す
る傾きとその角速度を検出する。また、各関節を駆動す
る電動モータには、その回転量を検出するロータリエン
コーダ(図示せず)が設けられる。
【0037】これら6軸力センサ34などの出力は制御
ユニット26に入力され、制御ユニット26はメモリ
(図示せず)に格納されているデータおよび入力された
検出値に基づいて関節駆動制御値を算出し、前記した関
節を駆動する。
【0038】足部22R(L)の接地端と6軸力センサ
34の間には、バネ機構体38(後に詳説)が装備され
ると共に、足底にはソール40が貼られてコンプライア
ンス機構42を構成する。足部22R(L)が床反力を
受けると、コンプライアンス機構42においてバネ機構
体38およびソール40がたわみ、足部22R(L)を
変位させて着地時の衝撃を緩和する。
【0039】続いて、図2以降を参照して図1に示した
ロボット1の足部22R(L)の構成、具体的には6軸
力センサ34、およびその周辺部材の構成を詳細に説明
する。
【0040】図2は前記した足部22R,Lのうち、左
脚の足部22Lの側面断面図、図3は図2を底面から見
た底面図である。また、足部22R,Lは左右対照であ
るため、右脚の足部22Rの説明は省略すると共に、以
下特に必要な場合を除きR,Lを付すのを省略する。
【0041】図2に示す如く、6軸力センサ34は足関
節18,20と足部22の接地端、より具体的には足部
22下部のバネ機構体38、足底フレーム50、足底プ
レート52およびソール40からなる接地端の間に取り
付けられる。これにより、6軸力センサ34がより接地
面に近い位置に配置されることとなって検出精度を向上
させることができると共に、6軸力センサ34と床面と
の間に足部22の接地端が介在されることとなって着地
時の衝撃の影響を低減することができ、6軸力センサ3
4の剛性を向上させる必要がない。
【0042】より具体的に説明すると、6軸力センサ3
4の上部は、足関節18,20付近の下腿リンク30に
位置決めピン54によって位置決めされつつ複数個の上
部固定用ボルト56によって締結固定される。下腿リン
ク30はチタンやマグネシウム合金などの高剛性の金属
(合金)により形成される。また、6軸力センサ34の
下部は、前記したバネ機構体38を介し、金属製の足底
フレーム50に接続される。
【0043】バネ機構体38は、逆Ω状フレーム381
と、ゴムブッシュ382(前記し弾性材)と、バネ機構
体用ボルト383から構成される。逆Ω状フレーム38
1は、アルミ(あるいはその合金)からなり、中央に6
軸力センサ34下部と略同形の凹部を備える。この凹部
に6軸力センサ34を挿入しつつ、6軸力センサ34と
逆Ω状フレーム381を複数個(具体的には図1に示す
ように8個)の下部固定用ボルト58によって締結固定
する。これにより、6軸力センサ34をより一層足部2
2の接地端に近付けることができ、検出精度をより一層
向上させることができる。尚、6軸力センサ34の出力
は、ハーネス34aを介して前記した制御ユニット26
に入力される。
【0044】断面H状を呈するゴムブッシュ382は6
軸力センサ34のまわりに複数個(具体的には図3に示
すように4個)配置される。また、逆Ω状フレーム38
1と足底フレーム50は、上下2個のバネ機構体用ボル
ト383でこのゴムブッシュ382のH状中央の凹部を
挟持しつつ接続される。尚、ゴムブッシュ382は合成
ゴムにより形成され、適宜な弾性が与えられる。
【0045】このように構成することで、着地時に6軸
力センサ34に加わる衝撃、特に斜め方向に働く衝撃を
ゴムブッシュ382が変形することによって低減するこ
とができる。また、6軸力センサ34の上部が接続され
る下腿リンク30は、バネ機構体38の全体的な剛性に
比して剛性の高い高剛性部材によって形成されるため、
より一層検出精度を向上させることができると共に、検
出した床反力と実際にロボットに作用する力が一致し、
制御性を悪化させることがない。さらに、荷重が重力方
向へと加わる起立時(静止時)の安定性を向上させるこ
とができる。
【0046】尚、逆Ω状フレーム381と足底フレーム
50の間隙にはリング状部材60が介在し、逆Ω状フレ
ーム381が足底フレーム50内を上下に摺動する際に
ピトンリングのような働きをする。これにより、逆Ω状
フレーム381は、ブレのない滑らかな上下摺動が可能
となる。このリング状部材60はフッ素樹脂、例えばポ
リテトラフルオロエチレン(PTFE)などの潤滑性の
高い素材により形成される。
【0047】次いで図3を参照して説明すると、足部2
2の底面(足底面)は大略矩形状を呈し、その中心位置
よりも前後方向(X軸方向)においてやや後方に6軸力
センサ34が配置される。同図でXcとは、6軸力セン
サ34のX軸方向における感度中心線を示し、Ycと
は、Y軸方向における感度中心線を示す。また、これら
X軸方向感度中心線XcおよびY軸方向感度中心線Yc
は、図2に良く示す脚部中心線(Z軸方向)ftcと直
交する。即ち、6軸力センサ34のZ軸方向感度中心線
Zcが脚部中心線ftcと同一となるように6軸力セン
サ34を配置しているので、ロボット1に作用する床反
力を精度良く検出することができる。
【0048】尚、上記で前後方向とはX軸方向を意味
し、前記した図1から明らかなように、ロボット1の進
行方向を意味する。また、左右(横)方向とはY軸方向
を意味し、X軸方向(進行方向)およびZ軸方向(重力
方向)に直交する方向を意味する。以下同様とする。
【0049】6軸力センサ34は、互いに所定の位置関
係になるように同一直線上に配置された2個のゴムブッ
シュ382(382FとR、あるいは382aとb。い
ずれもその下方に位置するバネ機構体用ボルト383で
示す)の中心付近にZ軸方向感度中心線Zcが位置する
ように配置される。具体的には、進行方向(X軸方
向)、より具体的にはX軸方向感度中心線上に位置する
2個のゴムブッシュ382FとRの中心付近にZ軸方向
感度中心線Zcが位置するように配置されると共に、左
右方向(Y軸方向)、より具体的にはY軸方向感度中心
線上に位置する2個のゴムブッシュ382aとbの中心
付近にZ軸方向感度中心線Zcが位置するように配置さ
れる。さらには、4個のゴムブッシュ382(382
F,R,a,b)によって形成される四角形、具体的に
は各頂点が直角の長方形(より具体的には四辺同長の正
方形)の重心付近にZ軸方向感度中心線Zcが位置する
ように配置される。
【0050】これにより、いかなる方向からの荷重(床
反力)に対しても同様な(均一な)衝撃吸収が可能とな
るため、安定性、特に起立時の進行方向(X軸方向)お
よび左右方向(Y軸方向)の安定性が向上すると共に、
床反力の検出精度をより一層向上させることができる。
【0051】ところで、脚式歩行ロボット、特に2足歩
行ロボットにおいては、通常歩行において遊脚は踵から
着地するため、踵周辺の劣化が生じ易いのは前述した通
りである。
【0052】このため、この実施の形態にあっては、進
行方向(X軸方向)において6軸力センサ34よりも後
方のゴムブッシュ382Rの剛性を、6軸力センサ34
よりも前方のそれよりも高くするように構成した。6軸
力センサ34のZ軸方向感度中心線は前記したように脚
部中心線ftcと同一であるため、6軸力センサ34よ
りも後方のゴムブッシュ382Rとは、即ち踵に近い位
置に配置されたものを示す。このように、踵に近い位置
に配置されたゴムブッシュ382Rの剛性を高くするこ
とで、踵周辺の剛性が高まって耐久性が向上し、よって
着地時の衝撃低減効果の経時的劣化を防止することがで
き、安定性および床反力検出精度を低下させることがな
い。
【0053】説明を続けると、6軸力センサ34のX軸
方向感度中心線Xcに対してロボット1における外方の
足部22a(同図は左脚の足部22Lであることから、
起立時においては同図右側の足部22aが外方となると
共に、左側の足部22bが内方となる)は、先端の爪先
64から前後方向(X軸方向)後方に向けて左右(横)
方向(Y軸方向)の幅(足幅)が徐々に広くなり、さら
に、Y軸方向感度中心線Yc付近で最大値をとった後、
踵66に向けて前記した爪先64と同じ幅となるように
狭くなる形状を呈する。
【0054】前記したように、6軸力センサ34のX軸
方向感度中心線Xc(およびY軸方向感度中心線Yc)
は、図3に良く示す脚部中心線(Z軸方向)ftcと直
交する。即ち、X軸方向感度中心線Xcに対してロボッ
ト1における外方の足部22aとは、脚部中心線ftc
に対してロボット1における外方と換言することができ
る。内方の足部22bについても同様である。
【0055】このように、脚部中心線ftcに対して外
方の足部22aの底面は、内方の足部22bの底面に比
して面積が大きく形成される。これにより、足部内方
(22b)の他脚への干渉を防止すると共に、ロボット
1の安定性を維持することができる。
【0056】ここで、面積の大きい外方の足部22aに
はより多くの荷重や遊脚によるスピンモーメントなどが
加わり、よってその部位が劣化し易いといった問題があ
るのは前述した通りである。従って、この実施の形態に
あっては、脚部中心線ftcに対して外方の足部22a
に配置されるゴムブッシュ382aの剛性を、内方の足
部22bに配置されるゴムブッシュ382bよりも高く
するように構成した。このように、面積の大きい外方の
足部22aに配置されたゴムブッシュ382aの剛性を
高くすることで、外方の足部22aの剛性が高まって耐
久性が向上し、よって着地時の衝撃低減効果の経時的劣
化を防止することができ、安定性および床反力の検出精
度を低下させることがない。
【0057】また、足部22の底面には、X軸方向感度
中心線Xc付近を除く全面に2分割されたゴム製のソー
ル40が複数個(具体的には9個)のソール固定用ボル
ト68によって締結固定される。これにより、着地時に
ロボット1に作用する衝撃をより一層低減することがで
きると共に、足裏の摩擦力を向上させてスリップなどを
防止することができる。
【0058】ところで、足関節18,20は前記したよ
うに、ピッチ方向の関節18、およびロール方向の関節
20から構成される。具体的には、図2に示すように、
足関節18,20のうち関節18は、モータの回転によ
って生じた駆動力が減速ギヤ(共に図示せず)を介して
伝達されることによって駆動され、足部22にロール方
向(X軸まわり。具体的には18Xcで示す足関節ロー
ル方向中心線まわり)において所望の動きを与える。ま
た、関節20は、足部22の上方に設置されたモータ
(図示せず)の回転によって生じた駆動力が減速ギヤ
(図示せず)、ベルト70およびプーリ72を介して伝
達されることにより駆動され、足部22にピッチ方向
(Y軸まわり。具体的には足関節ロール方向中心線18
Xcと脚部中心線ftcに直交する方向まわり)におい
て所望の動きを与える。
【0059】これらモータを駆動するためのドライバ7
4を、スペースの有効活用のため、この実施の形態にお
いては6軸力センサ34の配置位置に近い爪先付近に設
置した。しかしながら、前述したように、床反力検出器
が配置される足部22の内部に制御機器などを収容した
場合、収容した制御機器を流れる電流がフレーム(足底
フレーム50)など導電性の部材を通じて6軸力センサ
34にノイズとして影響を及ぼす恐れがあった。また、
下腿リンク30付近にはモータ自体が設置されると共
に、ドライバ74を足部22の爪先付近に設置すると、
ドライバ74から各モータへとつながる電線76が例え
ば図示のように配線されることにより、下腿リンク30
を通じた電流によっても同様に6軸力センサ34にノイ
ズの影響を及ぼす恐れがあった。
【0060】そこで、この実施の形態にあっては、6軸
力センサ34付近に絶縁体が配置されるように構成し
た。具体的には、6軸力センサ34の上部と下腿リンク
30の間に第1の絶縁体78が介在されると共に、6軸
力センサ34の下部と逆Ω状フレーム381の間に第2
の絶縁体80が介在される。
【0061】これら第1および第2の絶縁体78,80
は、絶縁性が高く、かつ機械的強度の高い部材から形成
される。また、前記した位置決めピン54も同様な性質
を持つ部材から形成される。
【0062】さらに、図4に良く示すように、(6軸力
センサ)上部固定用ボルト56の頭部56aと6軸力セ
ンサ34の間には、第1の絶縁ワッシャ82が介在され
る。また、第1の絶縁体78および6軸力センサ34の
上部固定用ボルト56が挿通する部分には第1の絶縁ス
リーブ84が設けられる。これにより、6軸力センサ3
4が下腿リンク30および上部固定用ボルト56から完
全に絶縁される。
【0063】また、図5に良く示すように、(6軸力セ
ンサ)上部固定用ボルト58の頭部58aと逆Ω状フレ
ーム381の間には、第2の絶縁ワッシャ86が介在さ
れる。また、第2の絶縁体80および逆Ω状フレーム3
81の下部固定用ボルト58が挿通する部分には第2の
絶縁スリーブ88が設けられる。これにより、6軸力セ
ンサ34が逆Ω状フレーム381および下部固定用ボル
ト58から完全に絶縁される。尚、第1および第2の絶
縁ワッシャ82,86、ならびに、第1および第2の絶
縁スリーブ84,88も同様に絶縁性が高く、かつ機械
的強度の高い部材から形成される。
【0064】このように、6軸力センサ34付近に絶縁
体を配置するように構成したので、周辺に配置された制
御機器やモータなどに流れる電流の影響を防止すること
ができる。
【0065】図6は、従来技術とこの実施の形態に係る
6軸力センサ34における電流によるノイズの影響を対
比して示すグラフである。同図から明らかなように、こ
の実施の形態においてはモータ駆動時のノイズを略完全
に解消している。
【0066】尚、逆Ω状フレーム381と足底フレーム
50は、前記したようにゴムブッシュ382を挟持しつ
つ接続されていることから、ゴムブッシュ382の絶縁
性を向上させることで逆Ω状フレーム381を介した電
流の影響を防止することができる。しかしながら、絶縁
性を考慮に入れると弾性の設計自由度(材質の選別自由
度)が低下してしまうため、所望の衝撃吸収性能を得る
ことが困難となるが、上記のように絶縁体を介挿する構
成とすることで、係る不具合も解消することができる。
【0067】次いで図7を参照してこの発明の第2の実
施の形態に係る脚式歩行ロボットの床反力検出器につい
て説明する。
【0068】図7は、第2の実施の形態に係る床反力検
出器を説明するための、図3と同様な足部22R,Lの
うち、左脚の足部22Lの底面図である。
【0069】同図に示すように、6軸力センサ34は、
同一直線上に配置された2個のゴムブッシュ382(3
82FaとRb、あるいは382RaとFb。いずれも
その下方に位置するバネ機構体用ボルト383で示す)
の中心付近にZ軸方向感度中心線Zcが位置するように
配置される。さらには、4個のゴムブッシュ382(3
82F,R,a,b)によって形成される四角形、具体
的には各頂点が直角の長方形(より具体的には四辺同長
の正方形)の重心付近にZ軸方向感度中心線Zcが位置
するように配置されるため、安定性を向上させることが
できると共に、検出精度をより一層向上させることがで
きる。
【0070】また、この実施の形態の場合、ゴムブッシ
ュ382Fbよりも382Faおよび382Rbを、3
82Faおよび382Rbよりも382Raの剛性を高
くすることで、踵周辺および外方の足部22aの剛性が
高まって耐久性が向上し、よって着地時の衝撃低減効果
の経時的劣化を防止することができ、安定性および床反
力検出精度を低下させることがない。
【0071】尚、他の構成については前述の実施の形態
と同一なため、説明を省略する。
【0072】次いで図8を参照してこの発明の第3の実
施の形態に係る脚式歩行ロボットの床反力検出器につい
て説明する。
【0073】図8は、第3の実施の形態に係る床反力検
出器を説明するための、図3と同様な足部22R,Lの
うち、左脚の足部22Lの底面図である。
【0074】同図に示すように、6軸力センサ34は、
3個のゴムブッシュ382(382F,Ra,Rb)に
よって形成される三角形、具体的には各頂点が同角度の
正三角形の重心付近にZ軸方向感度中心線Zcが位置す
るように配置されるため、安定性を向上させることがで
きると共に、検出精度をより一層向上させることができ
る。
【0075】また、この実施の形態の場合、ゴムブッシ
ュ382Fよりも382Rbの剛性を高くすると共に、
382Rbよりも382Raの剛性を高くすることで、
踵周辺および外方の足部22aの剛性が高まって耐久性
が向上し、よって着地時の衝撃低減効果の経時的劣化を
防止することができ、安定性および床反力検出精度を低
下させることがない。
【0076】尚、他の構成については前述の実施の形態
と同一なため、説明を省略する。
【0077】このように、この実施の形態にあっては、
少なくとも上体24と、前記上体に第1の関節(股関節
(あるいは腰関節)。関節10,12,14R(L))
を介して連結される複数本の脚部(脚部リンク2)を備
え、前記脚部の端部に第2の関節(足関節(足首関節。
関節18,20R(L))を介して連結される足部22
R(L)の接地端を介して床面から作用する床反力を検
出する床反力検出器(6軸力センサ34)を備えた脚式
歩行ロボット1の床反力検出器において、前記床反力検
出器を、前記第2の関節と前記足部の接地端(バネ機構
体38、ソール40、足底フレーム50および足底プレ
ート52)の間に配置するように構成した。
【0078】また、前記第2の関節付近に前記床反力検
出器の一端を接続すると共に、前記足部の接地端付近を
前記第2の関節付近を構成する部材(下腿リンク30)
よりも剛性において低い部材で構成し、前記剛性におい
て低い部材に前記床反力検出器の他端を接続するように
構成した。
【0079】具体的には、前記剛性において低い部材が
バネ機構体38からなると共に、前記床反力検出器を前
記バネ機構体を介して前記足部の接地端に接続するよう
に構成した。
【0080】また、前記バネ機構体は少なくとも2個の
弾性材(ゴムブッシュ382)を備えると共に、前記床
反力検出器を前記少なくとも2個の弾性材の間に配置す
るように構成した。
【0081】また、前記少なくとも2個の弾性材を前記
脚式歩行ロボットの進行方向(前後方向)において相互
に所定の位置関係となるように配列する(ゴムブッシュ
382F,R)と共に、前記床反力検出器を前記所定の
位置関係となるように配列された弾性材の間に配置する
ようにに構成した。
【0082】また、前記少なくとも2個の弾性材を前記
脚式歩行ロボットの進行方向と直交し、かつ重力方向と
直交する方向(左右方向(横方向))において相互に所
定の位置関係となるように配列する(ゴムブッシュ38
2a,b)と共に、前記床反力検出器を前記所定の位置
関係となるように配列された弾性材の間に配置するよう
に構成した。
【0083】また、前記バネ機構体はn(n≧3)個の
弾性材を備えると共に、前記床反力検出器を、前記足部
に底面視において前記n個の弾性材を頂点とするn角形
の重心付近に配置するように構成した。
【0084】また、前記弾性材のうち、前記脚式歩行ロ
ボットの進行方向において前記床反力検出器よりも後方
に配置した弾性材(ゴムブッシュ382R,Ra,R
b)の剛性を、前記床反力検出器よりも前方に配置した
弾性材(ゴムブッシュ382F,Fa,Fb)の剛性よ
りも大きく設定するように構成した。
【0085】また、前記弾性材のうち、前記脚式歩行ロ
ボットの進行方向と直交し、かつ重力方向と直交する方
向において、前記床反力検出器よりも前記脚部歩行ロボ
ット(具体的には脚部中心線ftc)の外方に配置した
弾性材(ゴムブッシュ382a,Fa,Ra)の剛性
を、前記床反力検出器よりも前記脚部歩行ロボットの内
方に配置した弾性材(ゴムブッシュ382b,Fb,R
b)の剛性よりも大きく設定するように構成した。
【0086】また、前記床反力検出器の付近に絶縁体
(第1および第2の絶縁体78,80、第1および第2
の絶縁ワッシャ82,86、第1および第2の絶縁スリ
ーブ84,88)を設けるように構成した。
【0087】尚、上記において、ゴムブッシュの数を3
個あるいは4個とし、それによって形成される多角形を
三角形あるいは四角形としたがそれに限られるものでは
なく、任意のn個(n≧3)のゴムブッシュを用いて任
意のn角形として良い。また、三角形および四角形も例
示した長方形(正方形)あるいは正三角形に限られるも
のではなく、任意に頂点の角度や辺の長さを設定して良
く、要はその重心付近に6軸力センサ34を配置するよ
うにすれば良い。
【0088】また、上記した種々の部材の材質も記載し
たものに限られず、適宜選別しても良いことは言うまで
もない。
【0089】また、ゴムブッシュの配置位置に応じてそ
の剛性を相違させるように構成したが、これは、材質の
相違によって成しえても良いし、形状の相違によって成
しえても良い。
【0090】また、2足歩行ロボットを例にとって説明
したが、この発明は3足以上の脚式歩行ロボットにおい
ても妥当するものである。
【0091】
【発明の効果】請求項1項においては、より接地面に近
い位置に配置されることとなって床反力の検出精度を向
上させることができると共に、床反力検出器と床面との
間に足部の接地端が介挿されることとなって着地時の衝
撃の影響を低減することができる。また、床反力検出器
と接地面との間に足部の接地端が介在することとなり、
床反力検出器の強度を向上させる必要がない。
【0092】請求項2項においては、足部に適宜な弾性
が与えられ、より一層着地時の衝撃の影響を低減するこ
とができる。また、床反力検出器よりも下部に弾性が与
えられると共に、その上部(より上体に近い部位)は高
い剛性とされることから、床反力の検出精度をより一層
向上させることができると共に、検出した床反力と実際
にロボットに作用する力が一致し、制御性を悪化させる
ことがない。
【0093】請求項3項においては、前記したのと同様
な効果を得ることができると共に、起立時(静止時)の
安定性を維持しつつ、着地時に働く斜め方向の衝撃を緩
和することができる。
【0094】請求項4項においては、検出精度をより一
層向上させることができる。
【0095】請求項5項においては、起立時の進行方向
(前後方向)の安定性を向上させることができる。
【0096】請求項6項においては、起立時の進行方向
と直交し、かつ重力方向と直交する方向、即ち左右方向
の安定性を向上させることができる。
【0097】請求項7項においては、いかなる方向から
の荷重(床反力)に対しても同様な(均一な)衝撃吸収
が可能となるため、安定性が向上すると共に、床反力の
検出精度をより一層向上させることができる。
【0098】請求項8項においては、踵周辺の剛性が高
まって耐久性が向上し、よって着地時の衝撃低減効果の
経時的劣化を防止することができ、安定性および床反力
検出精度を低下させることがない。
【0099】請求項9項においては、脚部中心線に対し
て外方に位置する足部の剛性が高まって耐久性が向上
し、よって着地時の衝撃低減効果の経時的劣化を防止す
ることができ、安定性および床反力検出精度を低下させ
ることがない。
【0100】請求項10項においては、床反力検出器周
辺の付近に配置された制御機器やモータなどに流れる電
流の影響を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一つの実施の形態に係る脚式歩行ロ
ボットの床反力検出器が前提とする脚式歩行ロボットの
正面図である。
【図2】図1に示す脚式歩行ロボットの足部の側面縦断
面図である。
【図3】図2に示す足部の底面図である。
【図4】図2に示す断面図の一部を拡大した部分拡大断
面図である。
【図5】図2に示す断面図の一部を拡大した図4と同様
な部分拡大断面図である。
【図6】この発明に係る脚式歩行ロボットの床反力検出
器と従来技術に係る床反力検出器におけるノイズの発生
を対比して示すグラフである。
【図7】この発明の第2の実施の形態に係る脚式歩行ロ
ボットの床反力検出器を示す、図3と同様な足部の底面
図である。
【図8】この発明の第3の実施の形態に係る脚式歩行ロ
ボットの床反力検出器を示す、図3と同様な足部の底面
図である。
【符号の説明】
1 脚式歩行ロボット 2 脚部リンク 24 上体 18,20R,L 足首関節(第2の関節) 22R,L 足部(足平) 30 下腿リンク 34 6軸力センサ(床反力検出器) 38 バネ機構体 382 ゴムブッシュ(弾性材) 40 ソール 50 足底フレーム 52 足底プレート 78 第1の絶縁体 80 第2の絶縁体 82 第1の絶縁ワッシャ 84 第1の絶縁スリーブ 86 第2の絶縁ワッシャ 88 第2の絶縁スリーブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2F051 AA10 AB06 BA07 DA03 DB03 3C007 AS36 CS08 HT36 KS34 KW03 KX12 WA13 WC23

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも上体と、前記上体に第1の関
    節を介して連結される複数本の脚部を備え、前記脚部の
    端部に第2の関節を介して連結される足部の接地端を介
    して床面から作用する床反力を検出する床反力検出器を
    備えた脚式歩行ロボットの床反力検出器において、前記
    床反力検出器を、前記第2の関節と前記足部の接地端の
    間に配置することを特徴とする脚式歩行ロボットの床反
    力検出器。
  2. 【請求項2】 前記第2の関節付近に前記床反力検出器
    の一端を接続すると共に、前記足部の接地端付近を前記
    第2の関節付近を構成する部材よりも剛性において低い
    部材で構成し、前記剛性において低い部材に前記床反力
    検出器の他端を接続することを特徴とする請求項1項記
    載の脚式歩行ロボットの床反力検出器。
  3. 【請求項3】 前記剛性において低い部材がバネ機構体
    からなると共に、前記床反力検出器を前記バネ機構体を
    介して前記足部の接地端に接続することを特徴とする請
    求項2項記載の脚式歩行ロボットの床反力検出器。
  4. 【請求項4】 前記バネ機構体は少なくとも2個の弾性
    材を備えると共に、前記床反力検出器を前記少なくとも
    2個の弾性材の間に配置すること特徴とする請求項3項
    記載の脚式歩行ロボットの床反力検出器。
  5. 【請求項5】 前記少なくとも2個の弾性材を前記脚式
    歩行ロボットの進行方向において相互に所定の位置関係
    となるように配列すると共に、前記床反力検出器を前記
    所定の位置関係となるように配列された弾性材の間に配
    置することを特徴とする請求項4項記載の脚式歩行ロボ
    ットの床反力検出器。
  6. 【請求項6】 前記弾性材を前記脚式歩行ロボットの進
    行方向と直交し、かつ重力方向と直交する方向において
    相互に所定の位置関係となるように配列すると共に、前
    記床反力検出器を前記所定の位置関係となるように配列
    された弾性材の間に配置することを特徴とする請求項4
    項記載の脚式歩行ロボットの床反力検出器。
  7. 【請求項7】 前記バネ機構体はn(n≧3)個の弾性
    材を備えると共に、前記床反力検出器を、前記足部の底
    面視において前記n個の弾性材を頂点とするn角形の重
    心付近に配置することを特徴とする請求項3項記載の脚
    式歩行ロボットの床反力検出器。
  8. 【請求項8】 前記弾性材のうち、前記脚式歩行ロボッ
    トの進行方向において前記床反力検出器よりも後方に配
    置した弾性材の剛性を、前記床反力検出器よりも前方に
    配置した弾性材の剛性よりも大きく設定することを特徴
    とする請求項4項、5項および7項のいずれかに記載の
    脚式歩行ロボットの床反力検出器。
  9. 【請求項9】 前記弾性材のうち、前記脚式歩行ロボッ
    トの進行方向と直交し、かつ重力方向と直交する方向に
    おいて、前記床反力検出器よりも前記脚部歩行ロボット
    の外方に配置した弾性材の剛性を、前記床反力検出器よ
    りも前記脚部歩行ロボットの内方に配置した弾性材の剛
    性よりも大きく設定することを特徴とする請求項4項、
    6項および7のいずれかに項記載の脚式歩行ロボットの
    床反力検出器。
  10. 【請求項10】 前記床反力検出器の付近に絶縁体を配
    置することを特徴とする請求項1項から9項のいずれか
    に記載の脚式歩行ロボットの床反力検出器。
JP2001258144A 2001-08-28 2001-08-28 脚式歩行ロボットの床反力検出器 Expired - Fee Related JP4733317B2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001258144A JP4733317B2 (ja) 2001-08-28 2001-08-28 脚式歩行ロボットの床反力検出器
KR10-2004-7001487A KR100535927B1 (ko) 2001-08-28 2002-08-15 레그식 보행 로봇의 바닥 반력 검출기
EP02760648A EP1433573B1 (en) 2001-08-28 2002-08-15 Floor reaction detector of legged mobile robot
PCT/JP2002/008299 WO2003022533A1 (fr) 2001-08-28 2002-08-15 Detecteur de reactions du sol integre a un robot marcheur mobile
DE60232530T DE60232530D1 (de) 2001-08-28 2002-08-15 Bodenreaktionsdetektor für beweglichen laufroboter
US10/487,892 US7756605B2 (en) 2001-08-28 2002-08-15 Floor reaction detector of legged mobile robot

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001258144A JP4733317B2 (ja) 2001-08-28 2001-08-28 脚式歩行ロボットの床反力検出器

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2003071776A true JP2003071776A (ja) 2003-03-12
JP2003071776A5 JP2003071776A5 (ja) 2007-11-15
JP4733317B2 JP4733317B2 (ja) 2011-07-27

Family

ID=19085715

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001258144A Expired - Fee Related JP4733317B2 (ja) 2001-08-28 2001-08-28 脚式歩行ロボットの床反力検出器

Country Status (6)

Country Link
US (1) US7756605B2 (ja)
EP (1) EP1433573B1 (ja)
JP (1) JP4733317B2 (ja)
KR (1) KR100535927B1 (ja)
DE (1) DE60232530D1 (ja)
WO (1) WO2003022533A1 (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1294045C (zh) * 2004-09-09 2007-01-10 上海交通大学 足部浮动支撑的四足步行机器人的脚结构
US7600591B2 (en) 2004-08-30 2009-10-13 Honda Motor Co., Ltd. Leg type mobile robot
US7904200B2 (en) 2004-09-03 2011-03-08 Honda Motor Co., Ltd. Leg type mobile robot
WO2011096367A1 (ja) * 2010-02-02 2011-08-11 公立大学法人 高知工科大学 移動型床反力計測装置
CN103434581A (zh) * 2013-08-08 2013-12-11 大连理工大学 一种机器人的脚掌机构
CN105564529A (zh) * 2016-01-14 2016-05-11 大连理工大学 一种足式机器人仿生足底机构
JP2016074055A (ja) * 2014-10-06 2016-05-12 本田技研工業株式会社 動力システム
CN106272533A (zh) * 2016-10-16 2017-01-04 福州幻科机电科技有限公司 一种仿真智能机器人的脚掌关节总成

Families Citing this family (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3726058B2 (ja) * 2001-12-28 2005-12-14 本田技研工業株式会社 脚式移動ロボットおよびその床反力検出装置
EP2305436B1 (en) * 2002-03-18 2015-10-28 Sony Corporation Robot device and movement controlling method for a robot device
JP3938326B2 (ja) * 2002-05-10 2007-06-27 川田工業株式会社 ロボット用付加的支持構造
KR100571839B1 (ko) * 2004-03-31 2006-04-17 삼성전자주식회사 인간형 로봇
KR100688338B1 (ko) * 2005-09-30 2007-03-02 한국과학기술원 시간영역 수동성 제어를 이용한 보행 로봇의 충격제어시스템
EP1953071B1 (en) 2007-02-02 2020-07-29 Honda Motor Co., Ltd. Leg type mobile robot with schock absorber
JP5171290B2 (ja) * 2007-02-02 2013-03-27 本田技研工業株式会社 脚式移動ロボット
JP4847401B2 (ja) * 2007-06-18 2011-12-28 本田技研工業株式会社 移動ロボットの駆動装置
US7905303B2 (en) * 2009-02-10 2011-03-15 Honda Motor Co., Ltd. Legged locomotion robot
WO2011002306A1 (en) * 2009-07-01 2011-01-06 Rex Bionics Limited Control system for a mobility aid
CN102556199B (zh) * 2011-12-29 2013-07-31 北京航空航天大学 一种仿人机器人多自由度柔性脚板
KR101985790B1 (ko) * 2012-02-21 2019-06-04 삼성전자주식회사 보행 로봇 및 그 제어 방법
US10988191B2 (en) 2014-08-20 2021-04-27 Hydraulic Systems, Llc Load transporting apparatus and methods of using same
CN107472394A (zh) * 2017-09-15 2017-12-15 杭州南江机器人股份有限公司 一种机器人触地感知脚掌结构
CN108068908B (zh) * 2017-12-29 2023-10-10 深圳市优必选科技有限公司 机器人脚板结构和人形机器人
CN109606500B (zh) * 2018-12-14 2020-07-28 浙江大学 一种跑跳双足机器人踝足机构
US11813742B2 (en) * 2019-10-25 2023-11-14 Sony Interactive Entertainment Inc. Foot structure of legged mobile robot and legged mobile robot

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3148827B2 (ja) * 1992-04-30 2001-03-26 本田技研工業株式会社 脚式移動ロボットの歩行制御装置

Family Cites Families (32)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0360923B1 (de) * 1988-09-30 1993-01-13 Kistler Instrumente AG Messplattform
US5255753A (en) * 1989-12-14 1993-10-26 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha Foot structure for legged walking robot
US5500635A (en) * 1990-02-20 1996-03-19 Mott; Jonathan C. Products incorporating piezoelectric material
US5455497A (en) * 1992-04-20 1995-10-03 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha Legged mobile robot and a system for controlling the same
US5357696A (en) * 1992-05-01 1994-10-25 Gray Frank B Device for measuring force applied to a wearer's foot
US5416393A (en) * 1992-05-20 1995-05-16 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha Legged mobile robot foot structure
FR2697492B1 (fr) * 1992-11-05 1994-12-23 Commissariat Energie Atomique Pied de robot marcheur.
US5918384A (en) * 1993-08-17 1999-07-06 Akeva L.L.C. Athletic shoe with improved sole
JP3330710B2 (ja) * 1993-12-30 2002-09-30 本田技研工業株式会社 移動ロボットの位置検知および制御装置
US6206934B1 (en) * 1998-04-10 2001-03-27 Flex-Foot, Inc. Ankle block with spring inserts
US5551525A (en) * 1994-08-19 1996-09-03 Vanderbilt University Climber robot
US5765300A (en) * 1995-12-28 1998-06-16 Kianka; Michael Shoe activated sound synthesizer device
US5813148A (en) * 1996-04-08 1998-09-29 Guerra; Rafael J. Footwear with optical fiber illuminating display areas and control module
JP3667914B2 (ja) * 1997-01-31 2005-07-06 本田技研工業株式会社 脚式移動ロボットの遠隔制御システム
EP1053835B1 (en) * 1997-01-31 2006-12-27 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha Leg type mobile robot control apparatus
US6625846B2 (en) * 1998-03-06 2003-09-30 Shigeo Takizawa Caster for robot
US6289265B1 (en) * 1998-04-20 2001-09-11 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha Controller for legged mobile robot
US6519876B1 (en) * 1998-05-06 2003-02-18 Kenton Geer Design Associates, Inc. Footwear structure and method of forming the same
US6553692B1 (en) * 1998-07-08 2003-04-29 Gary G. Pipenger Shock absorption mechanism for shoes
US6751891B2 (en) * 1999-04-29 2004-06-22 Thomas D Lombardino Article of footwear incorporating a shock absorption and energy return assembly for shoes
US6442871B2 (en) * 1999-06-28 2002-09-03 Brown Shoe Co. Shoe heel
JP4279425B2 (ja) * 1999-11-05 2009-06-17 本田技研工業株式会社 脚式歩行ロボットの足部構造
JP3615702B2 (ja) * 1999-11-25 2005-02-02 ソニー株式会社 脚式移動ロボットの動作制御装置及び動作制御方法、並びに、脚式移動ロボット
US6280045B1 (en) * 2000-01-06 2001-08-28 E. S. Originals, Inc. Lighted footwear module with random time delay
JP2001260063A (ja) * 2000-03-21 2001-09-25 Sony Corp 多関節型ロボット及びその動作制御方法
US6578291B2 (en) * 2000-06-06 2003-06-17 John Hirsch Shoe wear indicator
WO2002002034A1 (en) * 2000-06-30 2002-01-10 Roland J. Christensen, As Operating Manager Of Rjc Development, Lc, General Partner Of The Roland J. Christensen Family Limited Partnership Prosthetic foot
US20020094919A1 (en) * 2000-07-26 2002-07-18 Rennex Brain G. Energy-efficient running aid
JP2002127059A (ja) * 2000-10-20 2002-05-08 Sony Corp 行動制御装置および方法、ペットロボットおよび制御方法、ロボット制御システム、並びに記録媒体
WO2002069609A2 (en) * 2001-02-27 2002-09-06 Anthrotronix, Inc. Robotic apparatus and wireless communication system
US7153242B2 (en) * 2001-05-24 2006-12-26 Amit Goffer Gait-locomotor apparatus
US20090030530A1 (en) * 2002-04-12 2009-01-29 Martin James J Electronically controlled prosthetic system

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3148827B2 (ja) * 1992-04-30 2001-03-26 本田技研工業株式会社 脚式移動ロボットの歩行制御装置

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7600591B2 (en) 2004-08-30 2009-10-13 Honda Motor Co., Ltd. Leg type mobile robot
US7904200B2 (en) 2004-09-03 2011-03-08 Honda Motor Co., Ltd. Leg type mobile robot
CN1294045C (zh) * 2004-09-09 2007-01-10 上海交通大学 足部浮动支撑的四足步行机器人的脚结构
WO2011096367A1 (ja) * 2010-02-02 2011-08-11 公立大学法人 高知工科大学 移動型床反力計測装置
JP2011158404A (ja) * 2010-02-02 2011-08-18 Kochi Univ Of Technology 移動型床反力計測装置
CN103434581A (zh) * 2013-08-08 2013-12-11 大连理工大学 一种机器人的脚掌机构
CN103434581B (zh) * 2013-08-08 2015-10-14 大连理工大学 一种机器人的脚掌机构
JP2016074055A (ja) * 2014-10-06 2016-05-12 本田技研工業株式会社 動力システム
CN105564529A (zh) * 2016-01-14 2016-05-11 大连理工大学 一种足式机器人仿生足底机构
CN106272533A (zh) * 2016-10-16 2017-01-04 福州幻科机电科技有限公司 一种仿真智能机器人的脚掌关节总成
CN106272533B (zh) * 2016-10-16 2018-07-10 福州幻科机电科技有限公司 一种仿真智能机器人的脚掌关节总成

Also Published As

Publication number Publication date
EP1433573B1 (en) 2009-06-03
US7756605B2 (en) 2010-07-13
WO2003022533A1 (fr) 2003-03-20
JP4733317B2 (ja) 2011-07-27
KR20040030890A (ko) 2004-04-09
US20040238240A1 (en) 2004-12-02
EP1433573A4 (en) 2008-02-13
DE60232530D1 (de) 2009-07-16
KR100535927B1 (ko) 2005-12-09
EP1433573A1 (en) 2004-06-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2003071776A (ja) 脚式歩行ロボットの床反力検出器
JP4213310B2 (ja) 2足歩行脚式移動ロボット
JP4255663B2 (ja) 脚式移動ロボット
US6401846B1 (en) Knee pad for a legged walking robot
JP5539040B2 (ja) 脚式移動ロボット
JP3682525B2 (ja) 二脚歩行式人型ロボット
JP3574952B2 (ja) 二脚歩行式移動装置及びその歩行制御装置
JP5427231B2 (ja) 二脚歩行式移動装置
JP4279425B2 (ja) 脚式歩行ロボットの足部構造
KR100560556B1 (ko) 2각 보행식 인간형 로봇
EP1637050B1 (en) Legged mobile robot with means for removing the static electric charge accumulated in the robot's feet
JP5436300B2 (ja) 脚式移動ロボット
JP2011224752A (ja) 脚式移動ロボット
JP4277671B2 (ja) 歩行ロボットとその足先装置
JP2004344989A (ja) 脚式移動ロボット
JP5602057B2 (ja) 脚式移動ロボット及び揺動構造
JPH05293776A (ja) 脚式歩行ロボットの足部構造
JPH04122586A (ja) 脚式移動ロボット及びその歩行制御装置
JP4675356B2 (ja) 脚式移動ロボット
JP2005040919A (ja) モーション・ベース
JP2002307339A (ja) 脚式移動ロボット及びその制御方法、並びに脚式移動ロボットのための足首構造
JP2004299035A (ja) 脚式二足歩行ロボットの足および脚式二足歩行ロボット
JP5450203B2 (ja) 脚式移動ロボット
KR101267800B1 (ko) 다리식 이동 로봇 및 요동 구조
CN117208114A (zh) 点足式双足机器人、机器人

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071001

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071001

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100817

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101012

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110405

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110422

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140428

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 4733317

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees