JP2003070823A - パック部材、パック部材を用いた治療具、およびパック部材の固定具 - Google Patents

パック部材、パック部材を用いた治療具、およびパック部材の固定具

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JP2003070823A
JP2003070823A JP2001356681A JP2001356681A JP2003070823A JP 2003070823 A JP2003070823 A JP 2003070823A JP 2001356681 A JP2001356681 A JP 2001356681A JP 2001356681 A JP2001356681 A JP 2001356681A JP 2003070823 A JP2003070823 A JP 2003070823A
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Ikuko Uragami
郁子 浦上
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URAKO KK
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URAKO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 蓄熱用または保冷用の充填材として環境破壊
を引き起こすおそれのないガラクトマンナンより成る多
糖類を用いるとともに、容器内で細菌が繁殖するのを抑
制して、機能低下と容器の破損とを防止するようにす
る。 【解決手段】 パック部材1を固定具により人体表面に
固定するようにした治療具であり、パック部材1は、ガ
ラクトマンナンより成る多糖類を主成分とするペースト
状またはゲル状の蓄熱用の充填材に活性炭を混入したも
のを耐熱性と可撓性とを有する合成樹脂製の容器2に封
入して構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、保温や保冷のための
用途に用いられるパック部材と、そのパック部材によっ
て患部を加温または冷却してこりや痛みなどの症状を軽
快するための治療具と、パック部材を患部に固定するの
に用いられるパック部材の固定具とに関する。
【0002】
【従来の技術】疲労回復、筋肉痛の緩和、血行の増進、
内臓機能の活性化などをはかるのに、温泉療法が有効か
つ効果的である。ところが、温泉療法は患者自らが温泉
地へ出向く必要があるという欠点と、全身浴のために心
臓などに負担がかかるという欠点とがある。これらの欠
点を解消するものとして、先般、手足のみを浴槽に浸漬
することにより温泉療法の全身浴に匹敵する温熱治療効
果が得られる手足温浴装置が開発された(特公平2−1
4054号)。ところが、この手足温浴装置は、家庭内
で使用するものとしては設備が大掛かりであり、取扱が
簡便でない。また、こりや痛みのある部位を局部的に加
温して治療するには不向きである。
【0003】肩、腰、足などの患部を局部的に加温して
こりや痛みなどを軽快または解消するものとして、水分
蒸散型の温熱パックが提案された(特許第310806
4号)。この温熱パックは、通気性を有する袋体内に大
気中の水分を吸着する性質のあるシリカゲルが充填され
て成るもので、使用に際しては、温熱パックを電子レン
ジで加熱して蒸気熱を発生させる。この温熱パックは、
家庭において電子レンジで加熱して使用できるので、取
扱は簡便であるが、一度使用した後は、シリカゲルが空
気中の水分を吸収するまでは再使用できず、連続的な使
用が困難である。
【0004】電子レンジで加熱して使用できる温熱パッ
クとして、上記した水分蒸散型の温熱パックの他に、ゲ
ル状またはペースト状の蓄熱用の充填材が用いられた保
温蓄熱型の温熱パックがある。この温熱パックは、蓄熱
用の充填材としてポリビニルアルコールのようなプラス
チック系高分子化合物やポリエチレングリコールのよう
なセルロース系高分子化合物を用いたものであり、充填
材を袋状のプラスチック容器に封入して構成される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】保温蓄熱型の温熱パッ
クは、取扱が簡易であるうえに連続的な使用も可能であ
るが、蓄熱用の充填材として人工的に合成された化学物
質を用いているため、毒性があって人体に有害であり、
使用後に廃棄されたとき、自然界で分解されず、環境破
壊を引き起こすという問題がある。
【0006】そこで、発明者は、人体に無害であって、
使用後に廃棄されても環境破壊を引き起こすことがない
充填材の検討を行ったところ、食品加工の分野で増粘剤
などの添加物として広く用いられているローカストビー
ンガムやグアーガムのようなガラクトマンナンがこの種
の充填材に好適であるとの結論を得た。前記ローカスト
ビーンガムは常緑樹であるカロブ樹の種子の胚乳部分
を、また、グアーガムは豆科のグアーの種子の胚乳成分
を、それぞれ粉砕して得られるもので、毒性がなくて人
体に無害であり、使用後に廃棄されても、自然界で分解
されるため、環境破壊を引き起こすことがない。
【0007】ところが、前記したポリビニルアルコール
などの高分子化合物に代えて、天然素材であるガラクト
マンナンより成る多糖類を蓄熱用の充填材に使用した場
合、この充填材をプラスチック製の容器に封入すると、
原料に付着していた細菌や空気中の細菌が容器内で繁殖
するおそれがある。細菌の繁殖過程では、多糖類は炭酸
ガスと水とに分解されるため、ゲル状またはペースト状
の充填材は粘性を失って泥のようになり、蓄熱の機能が
失われるばかりでなく、容器内に炭酸ガスが充満して容
器が膨張し、遂には容器が破裂するという問題がある。
【0008】この発明は、上記問題に着目してなされた
もので、蓄熱用や保冷用の充填材として環境破壊を引き
起こすおそれのないガラクトマンナンより成る多糖類を
用いるとともに、容器内での細菌の繁殖を抑制して、充
填材の機能低下と容器の破損とを防止するようにしたパ
ック部材を提供することを目的とする。
【0009】また、この発明が他に目的とするところ
は、パック部材を患部に密接させた状態で固定して治療
できる治療具を提供することにある。
【0010】この発明がさらに他に目的とするところ
は、患部の位置や症状に応じて所望の個数のパック部材
を所望の部位に固定できるパック部材の固定具を提供す
ることにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明によるパック部
材は、ガラクトマンナンより成る多糖類を主成分とする
ペースト状またはゲル状の蓄熱用の充填材に活性炭を混
入したものを耐熱性と可撓性とを有する容器に封入して
構成されたものである。
【0012】前記多糖類は、例えば、ローカストビーン
ガムおよびグアーガムのうちの少なくとも一種であり、
望ましくは水100に対して多糖類を重量比で1〜5%
混合してゲル状またはペースト状の蓄熱用の充填材を得
る。この充填材に活性炭を重量比で1〜15%混入する
と、細菌の繁殖を抑制する機能と遠赤外線放射による加
温および保温機能とが有効に発揮されるとともに、充填
材の粘度が最適な状態に設定される。もし、活性炭の混
入量が1%より小さければ、細菌の繁殖を抑制する機能
や遠赤線放射による加温および保温機能は十分に発揮さ
れない。また、15%を越えれば、充填材の粘度が必要
以上に増して硬くなる。
【0013】前記した容器は、使用に際して、電子レン
ジなどで加熱されるので、その加熱に耐え得るものでな
ければならず、耐熱性を有することが必要であり、合成
樹脂の他に和紙などを用いることができる。人体の表面
にパック部材を当てるとき、パック部材を人体の表面に
沿わせて密接させるため、可撓性を有することが必要で
ある。この容器として、例えば、プラスチックの単独ま
たは複合フィルムを上下に重ねて周縁部を熱溶着すれ
ば、扁平で袋状のものが容易に製作できる。
【0014】この発明によるパック部材を電子レンジな
どで加熱すると、蓄熱用の充填材として、分子量が大き
な高分子化合物であるガラクトマンナンより成る多糖類
を用いているので、パック部材は容易に冷めず、温かさ
が長時間持続する。また、充填材に活性炭を混入してい
るので、容器内の内容物は細菌の繁殖に適さない弱アル
カリ性程度の環境(pHが7〜8.5)に保持され、加
えて、細菌が活性炭の微細な孔に吸着されて閉じ込めら
れるため、容器内での細菌の繁殖が抑制される。さら
に、活性炭によって保温機能が高められ、また、活性炭
より放射される遠赤外線は人体の皮膚の内部に浸透する
ので、人体の加温効果が高められるとともに、ソフトな
温感を付与できる。さらに、活性炭の混入量によって蓄
熱用の充填材の粘度を自在に調整し得る。なお、パック
部材は電子レンジに限らず、温水、ヒータなどで加熱す
ることもできる。
【0015】図1は、活性炭の保温機能を確認するため
の実験データである。同図の横軸は時間経過(分)を、
縦軸はパック部材の表面温度(℃)を、それぞれ示す。
この実験では、活性炭が重量比で5%混入されたパック
部材Aと活性炭が混入されていないパック部材Bとをそ
れぞれ3分間加熱した後に発泡スチロールの支持板上に
置き、各パック部材A,Bの上面および下面の温度を経
時的に測定している。なお、各パック部材A,Bの内容
量は670gである。同図の特性曲線a1,a2は活性
炭入りのパック部材Aの上面および下面の温度変化を、
また、特性曲線b1,b2は活性炭が混入されていない
パック部材Bの上面および下面の温度変化を、それぞれ
示している。同図によれば、活性炭入りのパック部材A
の方が活性炭が混入されていないパック部材Bより保温
効果が大きいことが明らかである。
【0016】因みに、上記とは別の実験において、内容
量が350gの活性炭入りのパック部材を5分間加熱し
た後に発泡スチロールの支持板上に置いて上面および下
面の温度変化を経時的に測定したところ、下面の温度が
加熱直後の温度(58℃)から35℃まで降下するのに
要した時間は2時間1分であり、また、30℃まで降下
するのに要した時間は4時間12分であった。
【0017】この発明によれば、蓄熱用の充填材として
ガラクトマンナンより成る多糖類を用いたから、使用後
に廃棄しても環境破壊を引き起こすことがない。また、
蓄熱用の充填材に活性炭を混入したから、容器内での細
菌の繁殖を抑制でき、蓄熱機能の低下や容器の破損を防
止できるとともに、保温および加温効果を高めることが
できる。
【0018】前記活性炭には、木炭、竹炭、ヤシ殻炭な
どが含まれ、これらの一種または複数種を組み合わせた
ものを充填材に混入する。
【0019】発明者は、水100に対してグアーガムを
重量比で5%混合して蓄熱用の充填材を得、これに活性
炭を混入しなかったもの(サンプルA)と、活性炭を重
量比で1%混入したもの(サンプルB)と、活性炭を重
量比で10%混入したもの(サンプルC)とを用意し、
各サンプルA〜Cを室温が24℃の室内に1週間放置す
る実験を実施した。その結果、サンプルAは、1週間で
容器内に細菌が繁殖し、多糖類が分解されて炭酸ガスが
発生し、粘性を失って泥のようになり、また腐敗臭もあ
った。これに対してサンプルB,Cは、そのいずれもが
最初の状態を保ち、炭酸ガスの発生、蓄熱用の充填材の
粘性変化、腐敗臭の発生などは確認できなかった。
【0020】この発明によるパック部材は、主として、
こりや痛みなどの温熱治療を目的とした用途に使用され
るが、これに限らず、調理された食品などを配送する場
合において、その食品を加温または加熱状態に保持する
のに使用できる。また、保温または加温目的であれば、
その他の種々の用途に使用し得ることはもちろんであ
る。
【0021】上記のパック部材に用いられる蓄熱用の充
填材は、そのまま保冷用の充填材として使用することも
可能であり、上記した保温用のパック部材と同様に構成
すれば、保冷用のパック部材が得られる。すなわち、こ
の発明による保冷用のパック部材は、ガラクトマンナン
より成る多糖類を主成分とするペースト状またはゲル状
の保冷用の充填材に活性炭を混入したものを容器に封入
して構成されたものである。なお、保冷用のパック部材
では、容器は耐熱性や可撓性は必ずしも必要としない。
【0022】この保冷用のパック部材を冷凍庫に入れて
冷却すると、充填材が凍結して固形状になるので、治療
用としての用途よりも、生鮮品などを輸送する場合にお
いて、生鮮品などを低温状態に保持して鮮度を保つなど
の用途に適している。
【0023】例えば、水枕のように、熱のある部位を冷
やす治療用としての用途には、充填材が凍結しない構成
のものが適している。すなわち、この発明による他の保
冷用のパック部材は、ガラクトマンナンより成る多糖類
を主成分とするペースト状またはゲル状の保冷用の充填
材に食塩を混入したものを可撓性を有する容器に封入し
て構成されたものである。
【0024】前記食塩は、望ましくは重量比で20〜3
0%混入されるもので、充填材の凍結を防ぐとともに、
食塩の混入量によって充填材の粘度を調整することがで
きる。また、食塩が水分に溶けると、細菌の生育に必要
な水分量が少なくなるため、腐敗が抑制される。さら
に、細菌は食塩の浸透圧作用により脱水されて生育が抑
えられるため、容器内での細菌の繁殖が抑制される。こ
のように食塩は、前記した活性炭の機能のうち、細菌の
繁殖抑制機能や粘度調整機能を代替するが、充填材に食
塩と活性炭との両方を混入し、さらに加えて、細菌の繁
殖を抑制機能と減菌作用のあるアルコールを混入すると
よい。
【0025】図2は、この発明によるパック部材の恒温
特性を示す実験データである。同図の横軸は時間経過
(分)を、縦軸はパック部材の表面温度(℃)を、それ
ぞれ示す。この実験では、食塩と活性炭とが混入された
パック部材Aと活性炭だけが混入されたパック部材Bと
をそれぞれ8時間冷凍室に入れて冷却した後に発泡スチ
ロールの支持板上に置いて各パック部材A,Bの上面お
よび下面の温度を経時的に測定している。なお、パック
部材Aの内容量は300g、パック部材Bの内容量は3
50gである。上記の冷却処理によってパック部材Bは
凍結して固形状になるが、食塩入りのパックAは凍結せ
ず、固形体にならない。同図の特性曲線a1,a2はパ
ック部材Aの上面および下面の温度変化を、また、特性
曲線b1,b2はパック部材Bの上面および下面の温度
変化を、それぞれ示している。
【0026】細菌の繁殖に適さない環境は、何もアルカ
リ性に限らず、酸性であってもよい。そのために、蓄熱
用または保冷用の充填材に容器内の内容物を酸性に設定
するための水素イオン指数の調整剤を混入するようにし
てもよい。この調整剤として、例えば、ソルビン酸やク
エン酸が用いられ、容器の内容物を例えばpHが5以
下、望ましくは3〜4程度の酸性に設定する。
【0027】上記した構成のパック部材を治療具に用い
る場合、この発明による治療具は、パック部材と、この
パック部材を人体表面に固定する固定具とで構成され
る。前記固定具には種々の態様があるが、典型的には、
少なくとも1個のパック部材を全体が覆われた状態で収
容することが可能な収容部とその収容部に対するパック
部材の出し入れが可能な出入口とを有するカバー布と、
前記収容部にパック部材を収容した状態でカバー布を人
体に固定するための固定手段とを備えたものである。
【0028】保温用のパック部材については電子レンジ
などで加熱し、一方、保冷用のパック部材については冷
凍庫などで冷却し、その後、パック部材を出入口よりカ
バー布の収容部へ収容する。カバー布の収容部にパック
部材を収容したとき、パック部材の全体が覆われるの
で、パック部材が人体に直接接触することがない。前記
固定手段は、カバー布で覆われた状態のパック部材を人
体の表面に密接させた状態で固定するもので、紐、ベル
ト、帯、金具など、種々のものを採択し得る。
【0029】この発明の好ましい実施態様においては、
前記固定具は、パック部材が収容されたカバー布を人体
の複数の部位に固定することが可能に構成されている。
特に保温用のパック部材については、こりや筋肉痛が発
生し易い部位、すなわち首、肩、腰、腕、脚などに固定
できることが望ましい。
【0030】この発明の好ましい他の実施態様において
は、前記固定具は、パック部材が収容されたカバー布を
足裏に固定することが可能に構成されている。この実施
態様によれば、多数の経穴が集まっている足裏に温熱刺
激を付与できるという効果がある。
【0031】なお、パック部材を人体表面に固定するた
めの固定具は、必ずしもパック部材と別個独立した形態
のものである必要はなく、パック部材の容器に一体形成
するなど、パック部材の容器に設けることも可能であ
る。一体形成の場合、パック部材の容器が直接肌に触れ
ないようにするために、容器を布製のカバーで包んだ
り、容器の表面に布地を貼設したりするのが望ましい。
【0032】この発明によるパック部材の固定具は、複
数個のパック部材を全体が覆われた状態で収容すること
が可能な複数の収容部と各収容部に対するパック部材の
出し入れが可能な出入口とを有するカバー布と、少なく
とも1個の収容部にパック部材を収容した状態でカバー
布を人体に固定するための固定手段とを備えたものであ
る。前記固定手段は、カバー布に設けられた少なくとも
2本の紐と、カバー布の各収容部の境界位置に設けられ
た紐通し孔とを備えている。
【0033】好ましい実施態様においては、固定具のカ
バー布には複数の収容部が一列に設けられているが、複
数の収容部を複数列設けたものであってもよい。また、
前記固定手段の紐は、カバー布の両端にそれぞれ1本ま
たは2本づつ設けるのが望ましいが、取付位置や本数は
これに限られるものではない。
【0034】この発明によるパック部材の固定具は、患
部の位置や症状に応じて所望の個数のパック部材を所望
の部位に固定し得るようにしたものである。例えば、患
部が腰部であれば、カバー布の全長を胴部に巻き付け、
2本の紐を互いに結ぶようにして固定する。患部が脚部
であれば、カバー布の一部を脚部に巻き付け、一方の紐
を紐通し孔に通した上で他方の紐と結ぶようにして固定
する。患部が肩部であれば、カバー布の全長を首から両
肩に至る範囲に当て、2本の紐を腕に縛るようにして固
定する。このように、2本の紐は互いに結んでもよく、
人体の適所に縛ってもよい。また、カバー布は、患部に
応じて全長を用いたり、一部分を用いたりする。パック
部材は、使用範囲に応じた個数だけカバー布に収容す
る。
【0035】好ましい実施態様においては、前記カバー
布は、紐の収納が可能な紐収納部を備えている。パック
部材を人体上に載せるだけで固定しない場合は、紐は不
要であって紐収納部に収納しておく。
【0036】
【発明の実施の形態】図3および図4は、この発明の一
実施例である温熱治療用のパック部材1を示す。なお、
このパック部材1は、温熱治療以外の保温のための種々
の用途に使用できることはいうまでもない。図示例のパ
ック部材1は、グアーガムを主成分とする蓄熱用の充填
材に活性炭としての備長炭を混入したものを合成樹脂製
の容器2に封入して構成されている。前記蓄熱用の充填
材は、水100に対してグアーガムを重量比で1〜5%
混合してゲル状またはペースト状に形成されたもので、
この充填材に備長炭(木炭の一種)が重量比で1〜15
%混入されている。なお、この実施例では、蓄熱用の充
填材としてグアーガムを用いているが、これに代えてロ
ーカストビーンガムを用いてもよく、また、グアーガム
とローカストビーンガムとを組み合わせて用いてもよ
い。
【0037】さらに、この実施例では、蓄熱用の充填材
に備長炭と水素イオン指数の調整剤としてのクエン酸を
混入して、容器2内の内容物をpHが5以下の酸性に設
定しているが、充填材に活性炭のみを混入して容器2内
の内容物の水素イオン指数(pH)を7〜8.5の弱ア
ルカリ性に設定してもよい。
【0038】前記容器2は、2枚の矩形状のプラスチッ
クシート2a,2bを上下に重ねて周縁部を熱溶着する
ことにより扁平かつ袋状に形成されたものである。図
中、3は一周する熱溶着部であり、この熱溶着部3によ
って容器2内に充填された内容物4が封入される。この
パック部材1は電子レンジで加熱して使用されるので、
容器2は耐熱性を有するものでなければならない。ま
た、パック部材1は人体表面に沿わせて密接させるの
で、容器2は比較的柔軟で可撓性を有する材質のものを
用いる必要がある。
【0039】パック部材1を製造するには、水と、グア
ーガムを主成分とする蓄熱用の充填材と、活性炭として
の備長炭と、水素イオン指数の調整剤としてのクエン酸
とを混ぜて撹拌し、合成樹脂製の容器2に充填して封入
した後、110℃に設定された高温加圧窯に20分間入
れてレトルト殺菌を行う。
【0040】図5および図6は、上記したパック部材1
を人体表面に固定するのに用いられるパック部材1の固
定具5を示す。なお、このパック部材1の固定具5は、
この発明によるパック部材1に限らず、他の保温蓄熱型
のパック部材や水分蒸散型のパック部材、さらには保冷
用のパック部材にも使用可能である。
【0041】図示例の固定具5は、患部の位置や症状に
応じて1〜3個のパック部材1を所望の部位に固定し得
るようにしたもので、帯状のカバー布6と、このカバー
布6を人体に固定するための固定手段15とで構成され
ている。
【0042】前記カバー布6は、織布、不織布などの1
枚の布地7を幅中央で折り返して上下に重ね合わせ、そ
の上下の布片7a,7bの両端部を縫い合わせて、布片
7a,7b間にパック部材1の収容空間を形成したもの
である。この収容空間は長さ方向の二箇所で仕切られ、
折り返し部7cを底とする3個の収容部9が形成されて
いる。二箇所の仕切り部8,8は、後述する紐通し孔1
0の外周に沿って上下の布片7a,7bを一体に縫い合
わせることにより形成されている。
【0043】各収容部9は、横幅Xおよび深さYがパッ
ク部材1の横xおよび縦yより大きく形成されているの
で、3個のパック部材1を全体が覆われた状態で一列に
収容することが可能である。各収容部9は、折り返し部
7cと反対側が開放されており、この開放部を各収容部
9に対するパック部材1の出し入れが可能な出入口11
となしている。上下の布片7a,7bの内面には、各出
入口11に対応する位置に、それぞれ面ファスナ12,
13が取り付けてある。対向する面ファスナ12,13
を噛み合わせれば出入口11が閉鎖され、噛み合わせた
面ファスナ12,13を離せば出入口11が開放され
る。
【0044】前記固定手段15は、上記したカバー布6
の少なくとも1個の収容部9にパック部材1を収容した
状態でカバー布6を人体に固定するためのものであり、
カバー布6の両端部にそれぞれ2本づつ取り付けられた
帯状の紐14と、カバー布6の各収容部9,9間の境界
位置に上下2箇所づつ開設された紐通し孔10とで構成
されている。各紐通し孔10の開口面積は各紐14を通
すことが可能な大きさに形成されている。
【0045】上記したパック部材1の固定具5を用いて
1〜3個のパック部材1を肩、腰、脚、腕などの部位に
固定する場合、患部に応じてカバー布6の全長を用いた
り、カバー布6の一部分を用いたりする。この場合、両
端部の紐14は互いに結んだり、人体の適所に縛ったり
する。そして、パック部材1は、患部の大きさに応じた
個数だけカバー布6に収容する。
【0046】図7〜図9は、上記した固定具5の使用方
法を示している。図7は、患部が腰部である場合の使用
方法を示すもので、カバー布6の全長を人体の胴部Pに
巻き付け、両端部の紐14,14を互いに結ぶようにし
て固定する。この場合、患部の大きさに応じて1〜3個
のパック部材1を収容部9に収容する。
【0047】図8は、患部が首部や脚部である場合の使
用方法を示すもので、カバー布6の一部を例えば人体の
首部Qに巻き付け、一端部の紐14を紐通し孔10に通
した上で他端部の紐14と結ぶようにして固定する。
【0048】図9は、患部が肩部である場合の使用方法
を示すもので、カバー布6の全長を首部Qから両肩R
1,R2に至る範囲に当て、両端部の紐14,14を人
体の上腕S1,S2に縛るようにして固定する。
【0049】なお、図示していないが、パック部材1の
固定具5がパック部材1を収容したカバー布6を足の裏
面に固定できる構成のものであれば、多数の経穴や、臓
器や組織の反射区が集まっている足裏に温熱刺激を付与
でき、前記した手足温浴装置と同様の効果を得ることが
可能となる。
【0050】図10は、固定具5の他の実施例を示す。
この実施例では、固定手段15としての帯状の紐14を
カバー布6の両端部にそれぞれ1本づつ取り付け、ま
た、カバー布6の各収容部9,9間の境界位置に紐通し
孔10を1箇所づつ開設している。カバー布6の両端部
には、前記紐14を収納することが可能な紐収納部20
と、各紐収納部20に対する紐14の出し入れが可能な
紐出入口21とがそれぞれ設けられており、パック部材
1を人体上に載せるだけで固定しないような場合に、不
要な紐14を紐収納部20に収納し得るようになってい
る。なお、この実施例の他の構成は前記した図5の実施
例と同様であり、ここでは対応する構成に同一の符号を
付することで説明を省略する。また、この実施例の使用
方法も図5の実施例とほぼ同様であるので、その説明を
省略する。
【0051】図11に示す固定具5の他の実施例は、図
10の実施例における紐収納部20に代えて、両端の紐
14がカバー布6より取り外すことができる構成とした
ものである。この実施例では、カバー布6の両端部に紐
取付孔22が形成され、各紐14の一端部には互いに噛
み合う一対の面ファスナ23a,23bが取り付けられ
ている。
【0052】図12は、固定具5のさらに他の実施例を
示すものであり、上記した固定手段15としての紐14
に代えて、カバー布6の両端部に互いに噛み合う一対の
面ファスナ24a,24bを取り付けている。
【0053】上記した温熱治療用のパック部材1はその
まま保冷用のパック部材として使用でき、また、上記し
た固定具5の各実施例も保冷用のパック部材を人体表面
に固定するための固定具として使用できるもので、ここ
では同じ説明を繰り返さない。
【0054】つぎに、この発明による保冷用のパック部
材のうち、凍結しないタイプのパック部材の実施例を説
明するが、このパック部材も、その外観は図3および図
4に示したものと同じであり、ここでは図示を省略す
る。この実施例のパック部材は、水と、グアーガムを主
成分とする保冷用の充填材と、活性炭と、充填材の凍結
を防止しかつ細菌の繁殖を抑制するための食塩と、細菌
の繁殖を抑制する機能と減菌作用のあるエタノールと、
水素イオン指数の調整剤としてのクエン酸とを混入した
ものを合成樹脂製の容器に封入して構成されている。こ
の場合、食塩の混入量は重量比で20%以上が望まし
く、エタノールの混入量は重量比で1〜2%に設定す
る。なお、容器内の内容物は酸性、望ましくはpHが3
〜4に設定する。
【0055】凍結しにくいタイプの保冷用のパック部材
は、温熱治療用のパック部材のように使用に際して加熱
されないので、容器は耐熱性を有するものである必要は
ないが、人体表面に沿わせて密接させるので、比較的柔
軟で可撓性を有する材質のものを用いる。なお、食塩入
りのパック部材の製造に当たっては、内容物の粘度が低
下するおそれがあるため、レトルト殺菌は行わない。
【0056】なお、保冷用のパック部材1の固定具5
は、前記した各実施態様のものが使用できる他、種々の
態様のものを使用し得るが、保温用のパック部材と同
様、人体にパック部材が直接触れることがなく、かつパ
ック部材が布地を介して人体表面に密接させることが可
能なように構成されることが望ましい。
【0057】図13に示す実施例は、パック部材1の容
器2と固定具5とが一体形成されたものである。図示例
の容器2の内部には3個の充填室30a,30b,30
cが区画形成されており、各充填室30a,30b,3
0cに充填口31a,31b,31cより内容物が充填
されて封入される。固定具5は容器2の両端部より突出
させた一対の帯状体32をもって構成され、各帯状体3
2を相互に結ぶか、また人体の適所に縛ることにより、
パック部材1を人体に固定できる。なお、この実施例で
は、容器2の表面が直接肌に触れないようにするため
に、容器2の表面に布地33を貼設しているが、これに
限らず、容器2の表面に繊維を植毛してもよい。また、
この実施例における実施態様は保冷用のみならず保温用
にも適用できる。
【0058】さらに、温熱パック1の固定具5は、上記
した各実施例のように、必ずしも、複数の部位に固定で
きる構成のものである必要はなく、部位毎に固有のもの
であってもよい。
【0059】
【発明の効果】この発明のパック部材によれば、蓄熱用
または保冷用の充填材としてガラクトマンナンより成る
多糖類を用いたから、使用後に廃棄されても環境破壊を
引き起こすことがない。しかも、蓄熱用の充填材では活
性炭を、保冷用の充填材では活性炭または食塩を、それ
ぞれ混入し、また、必要に応じて水素イオン指数の調整
剤を混入したから、容器内で細菌が繁殖するのを抑制で
き、充填材の機能低下と容器の破損とを防止できる。
【0060】また、この発明の治療具によれば、パック
部材を直接人体に接触させずに患部に密接させた状態で
固定できるので、患部に対して的確な治療が行える。
【0061】さらに、この発明のパック部材の固定具に
よれば、患部の位置や症状に応じて所望の個数のパック
部材を所望の部位に固定できるので、一層的確かつ最適
な治療が行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】活性炭の保温機能を示した実験データを示す図
である。
【図2】パック部材の恒温特性についての実験データを
示す図である。
【図3】この発明の一実施例である温熱治療用のパック
部材の外観を示す平面図である。
【図4】図3のA−A線に沿うパック部材の断面図であ
る。
【図5】この発明の一実施例である固定具の外観を示す
平面図である。
【図6】図5のB−B線に沿う固定具の断面図である。
【図7】固定具を胴部に固定した状態を示す斜視図であ
る。
【図8】固定具を首部に固定した状態を示す斜視図であ
る。
【図9】固定具を肩部に固定した状態を示す斜視図であ
る。
【図10】固定具の他の実施例を示す正面図である。
【図11】固定具の他の実施例を示す正面図である。
【図12】固定具の他の実施例を示す正面図である。
【図13】固定具の他の実施例を示す正面図である。
【符号の説明】
1 パック部材 2 容器 5 固定具 6 カバー布 10 紐通し孔 14 紐 15 固定手段

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガラクトマンナンより成る多糖類を主成
    分とするペースト状またはゲル状の蓄熱用の充填材に活
    性炭を混入したものを耐熱性と可撓性とを有する容器に
    封入して構成されて成るパック部材。
  2. 【請求項2】 ガラクトマンナンより成る多糖類を主成
    分とするペースト状またはゲル状の保冷用の充填材に活
    性炭を混入したものを容器に封入して構成されて成るパ
    ック部材。
  3. 【請求項3】 ガラクトマンナンより成る多糖類を主成
    分とするペースト状またはゲル状の保冷用の充填材に食
    塩を混入したものを容器に封入して構成されて成るパッ
    ク部材。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載されたパ
    ック部材であって、前記多糖類は、ローカストビーンガ
    ムおよびグアーガムのうちの少なくとも一種であるパッ
    ク部材。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかに記載されたパ
    ック部材であって、前記充填材には、容器内の内容物を
    酸性に設定するための水素イオン指数の調整剤が混入さ
    れて成るパック部材。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれかに記載されたパ
    ック部材と、このパック部材を人体表面に固定する固定
    具とから成る治療具。
  7. 【請求項7】 前記固定具は、少なくとも1個のパック
    部材を全体が覆われた状態で収容することが可能な収容
    部とその収容部に対するパック部材の出し入れが可能な
    出入口とを有するカバー布と、前記収容部にパック部材
    を収容した状態でカバー布を人体に固定するための固定
    手段とを備えて成る請求項6に記載された治療具。
  8. 【請求項8】 前記固定具は、パック部材が収容された
    カバー布を人体の複数の部位に固定することが可能に構
    成されている請求項6または7に記載された治療具。
  9. 【請求項9】 前記固定具は、パック部材が収容された
    カバー布を足裏に固定することが可能に構成されている
    請求項6または7に記載された治療具。
  10. 【請求項10】 前記固定具は、パック部材の容器に設
    けられている請求項6に記載された治療具。
  11. 【請求項11】 複数個のパック部材を全体が覆われた
    状態で収容することが可能な複数の収容部と各収容部に
    対するパック部材の出し入れが可能な出入口とを有する
    カバー布と、少なくとも1個の収容部にパック部材を収
    容した状態でカバー布を人体に固定するための固定手段
    とを備え、前記固定手段は、カバー布に設けられた少な
    くとも2本の紐と、カバー布の各収容部の境界位置に設
    けられた紐通し孔とを備えて成るパック部材の固定具。
  12. 【請求項12】 前記カバー布は、紐の収納が可能な紐
    収納部を備えている請求項11に記載されたパック部材
    の固定具。
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