JP3179676U - 多孔性無機物質を利用する水蒸気温熱布体 - Google Patents

多孔性無機物質を利用する水蒸気温熱布体 Download PDF

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Abstract

【課題】多孔性無機化合物を温熱機能素子として利用した肉体疲労等の回復に利用する肌触りの良好な水蒸気温熱布体を提供する。
【解決手段】所定寸法の2枚の布体を縫合して一枚の円筒状袋を作り、此れをキルティングして連続する分別袋体を縫合し,此の分別袋体内に略等量の多孔性無機物質例えばシリカゲル粒子の温熱機能体3を封入して、水蒸気温熱機能袋体7を作る。此の布体とは別個に、幅が同じで長さの異なる二枚のポリエステル毛羽立ち布で、相互に開通しているポケット10を持った円筒状の毛羽立ち布体8を作る。此のポケット内に、前記シリカゲル機能体袋を挿通して此れ等両者を重ね合わせ、外袋となる毛羽立ち布体の端部裏表に、ジッパー11、12の如き係止手段を取り付け、一枚のマフラー状に仕上げ、電子レンジで加熱して首に巻き、ジッパーで相互の端部を係合し、人体局部保温、防寒並びに疲労回復用衣類として使用する。
【選択図】図4

Description

本考案は、多孔性無機物質例えばシリカゲル等を利用する人体局部を水蒸気温熱用並びに水蒸気セラピー用の携帯又は着付け用の水蒸気温熱布体に関する。
従来、携帯用の保温器又は保温布体としては、植物の炭、灰、金属酸化物、小型電熱器等を利用した懐炉、此れ等熱源を衣服類の一部に取り入れた保温、防寒衣類が多数提案され利用されているが、最近に到っては、穀物例えば小豆,緑豆、米等を加熱又は保温機能素子として採用し、特殊布体内に封入し、此の保温機能布袋体を加熱する事に依って発生する水蒸気と熱とを巧に利用して、じっくりと然も体内深く穏やかにこの熱を浸透させて、徐々ながら血流を活発化させると共に、自律神経を平穏化させて、筋肉の凝り、痛みを取り除き、生理作用をも正常化させると同時に、心身の癒し効果も高める一方、衣類の一部としての装飾性にも深く考慮した着心地、付け心地の良い多くの身体保温布袋製品が提案されるに到っている。
実用新案登録第3043285号 実開平6−10314号 意匠登録第1383531号 意匠登録第1357281号 実用新案登録第3112460号
然しながら、上記の如き此の種保温器具又は布体の内、特許文献1及び2の技術は、スカーフ又はマフラーの如き首巻布体に、磁石や懐炉等の異なる機能を有する複数機能素子を、着脱自在に取り付けるか、又は酸化鉄懐炉のみを取り付けた首巻布体を提供し、首筋、肩筋のこりを解すと同時に,この部分を保温して、生理的疲労の回復並びに心理的セラピー効果を与える様に構成されているが、経済的に高価で、生理的、温熱的効果も又、夫々の機能素子が個別的且つ非連続的の為,さして期待出来るものではないと推測される。
更に又、特許文献3及び4の技術は、保温素子が小豆、緑豆、ペレット等の粒状体であり、此れ等粒状体を連続的且つ個別的袋に密閉した保温機能体を使用する技術であるから、熱容量も重量も比較的大きく、加熱並びに温熱に依って、此れ等粒状体内の水分を加熱若しくは保温中に気化し放出するので、温熱機能素子からの顕熱と共に、皮膚内部にまでじっくりと浸透し、筋肉の血流を活発化し,被労素を運び去り、徐々に凝りや疲れを癒して行く。
但し、単なる無機質のペレットに過ぎない粒子では、加熱、加温に依って自発的に水蒸気を発生しないので、植物豆粒子の如き筋肉の解し効果は得られず、保温効果のみしか得られないと推測される。
斯くの如く、本例での保温並びに生理的物理的癒し効果は、充分期待出来るが、保温機能素子として食物用の豆類を使用するので、経済的に高価となる欠点がある。
一方、特許文献5には、上記の如き保温機能体と類似する機能体に於いて、その装飾性を向上させ、着用者、使用者の肌触りを良好にすると共に、外部への熱の放散を防止する目的の為に、毛皮、毛羽立ち布体の袋状若しくは筒状の布体内に、一種の保温布体を挿通して、スカーフ、首巻又は襟巻き状に使用する保温布体が開示されているが、上記した諸特許文献の保温性、物理的生理的セラピー性程の効果は,期待出来ない短所がある。
課題を解決する為の手段
本考案も又、前記特許文献3及び4に類似する人体の局部的保温並びに局部的癒し及び局部的治療布体に関するものであるが、基本的な差異は、此れ等特許文献の技術が、穀物、特に小豆、緑豆、ペレットを、保温機能素子として使用する技術に関するが、本考案に於いては、係る機能素子が、通常乾燥剤、吸湿剤として使用される安価な多孔性無機物質、例えばシリカゲル粒体を利用する点にある。
元来、此のシリカゲルは、メタケイ酸ナトリューム(NO2SiO2)の水溶液を放置する事に依って得られる酸成分の加水分解で生成されるケイ酸ゲルを、脱水、乾燥したもので、組成式、SiO2n(H2O)の含水化合物である。
又此の物質は、多孔質の為表面積が広く、乾燥剤、触媒単体として広く利用されている。
此の物質にはA型とB型があり、特にA型は、低湿度でも水分を吸着し、加熱すると水分を放出し乾燥剤として再生される。
又、B型は、高温度では水分を多く吸着するが、低温度では水分を放出すると言う珪藻土の様な性質を有している。
斯くの如く本考案の温熱機能素子シリカゲルは、先ず第一に安価である上に、極めて広い接触面を持ち、加えて此の分子内にn(H2O)の結晶水を含み、加熱に依って此の水分を徐々に放出して、前記小豆の加熱に依る水蒸気の作用と同様な効果を発揮する。
逆にシリカゲルは、加熱に依って其の含水成分を放出した後は、環境内の水分を自然に吸着し、再度此の吸着水を加熱に依り放出し得る可逆性の利益を備え、水分を蒸発してしまった小豆は、此の自然的な可逆性を備えていない点に最大の差異が有り、此の差異を以ってシリカゲルの最大の利点とするものである。
更に又本考案に於いては、前記シリカゲルの多孔性の物体内に,例えば香料、芳香剤等の芳香成分を吸着させて、加温時の水分蒸発と同時に発散させ、アロマ的な癒し効果を相乗させ、心身ともにストレスを開放して、可及的速やかに凝りを解し、疲労を回復させる如く作用させる。
勿論、此の芳香成分は、シリカゲルのみに吸着させるのではなく、温熱機能素子を収納するためのキルティングされた袋体、又は其の外被の円筒状毛羽立ち布体にも、必用に応じて含浸、吸収、或いは吸着させて、夫々の効果を高める事も可能である。
他方、斯くの如き構成より成るシリカゲル温熱機能袋体は、上記した如く、その装飾性と保温並びに皮膚接触性を良好にする為に、毛羽立ち筒状又はポケット状布体で包被し、其の両端近くに係止手段例えば雌雄ジッパー,ホック等で相互に係合するか、又は他の衣類上に装着するか、或いは直接身体上に裁置するかして、治療又は回復処置を実施する。
斯くの如き円筒状毛羽立ち布体は、長さの異なる二枚の装飾性毛羽立ち布を相互に縫い合わせ,短小布側の両端若しくは一端を開放して、一方は筒抜け状に、他方はポケット状に形成し、前記シリカゲル温熱機能袋体を、前者の筒抜け状部分に挿通して一体化し、そのシリカゲル機能袋体側を温熱すべき局部の皮膚上又は衣類上に重ねたままで、或いは温熱すべき局部を取り囲み、温熱機能布体を押し当てて、相互の端部をジッパー若しくはフックで係止して、一定の重量の重みを加え、一定の時間加熱、加温して、夫々の局部の凝りを解し、痛みを治療して、ストレス、疲労を解消する。
又一方、前記シリカゲル温熱機能袋体は、前記円筒状毛羽立ち布体の挿入部分がポケット状に形成されている場合には、其の一端をポケット開口部に差込、徐々に袋体内のシリカゲルを揺すりこみながらポケットの奥へ奥へ詰め込み、其の詰め込み先端がシリカゲル温熱袋体の閉塞点即ちポケットの底部分に到達した時、ポケット底部分方向に偏ったシリカゲルを平坦に均して電子レンジで加温し、所望する人体局部に適宜取り付けて温熱治療又は保温処置を実施する。
考案の効果
斯くの如き構成において本考案の多孔性無機物を利用する水蒸気温熱布体は、従来の此の種温熱布体に比して以下の如き優れた諸効果を有している。
(1)・ 本考案の温熱機能素子、シリカゲルは、一般に乾燥剤,吸湿剤として使用され、無毒且つ安価で容易に入手し得る無機物質である。
(2)・ 極めて多孔質の物質であるから、表面積が広く、結晶水を吸着結合しているので、加熱、加温に依って容易に水蒸気を放出し、適度の温度で皮膚の奥深く浸透して加温し、血流を活発化し、自律神経を正常化して心身をリラックスすると同時に,筋肉の凝り、痛み、疲れを程よく解きほぐして爽快な気分に回復させる。
(3)・ シリカゲルの無数の細孔は、湿分を吸着して結晶水として保持し、加熱、保温に依って此れを水蒸気として放出し、常温では又外気の水分を吸着して分子内に吸着保持し、幾度となく此の現象を繰り返す可逆性の物質であるから極めて効率の良い無機物質である。
(4)・ シリカゲル又は此れを収納する袋体等に、香料、芳香剤を含浸、吸着、吸収、付着させているので,温熱による物理的癒しに加え,芳香に依るアロマセラピー効果を相乗させる事が出来る。
(5)・ シリカゲル機能袋体を、此れより長い円筒状毛羽立ち布体で被覆し、肌触り、手触りを良好にし、装飾性の高い布体を使用する事に依ってファッション性を向上させ得るから、心身共に癒し効果が増幅される。
(6)・ 前記円筒状毛羽立ち布体へのシリカゲル機能袋体の挿通又は此れの取出しが簡単に行い得る。
(7)・ シリカゲル温熱機能袋体は、懐炉等の温熱体に比べて重質であるから、被温熱器局部上に密着するので温熱効果が大きい。
考案を実施する為の最良の形態
1.斯くの如きシリカゲル温熱機能袋体は、先ず第一にシリカゲル粒体に香料,芳香性物質を含浸させた後、所定寸法にキルティングされた布体各部内に、略同一量のシリカゲル粒子を封入する。
此の場合、此の種シリカゲル封入布体の少なくとも一方の端部には、一本の引っ張り紐を取り付けて置く。
2.次いで此のシリカゲル封入布体と別個に同一幅の長短二枚の装飾性毛羽立ち布体を長手方向に縫合し、少なくとも一個の開口を有する円筒状布体を形成し、夫々の表裏両端部に雌雄一対のジッパー若しくはフックより成る係止手段を取り付ける。
3.斯くの如く縫製した円筒状毛羽立ち布体の何れかの開口部から、シリカゲル温熱機能袋体を挿通して、表裏毛羽立ち布体間に重層した後、電子レンジで約40℃で一分間加熱して、身体の凝り、痛み、又は疲労局部に直接又は間接的に乗せるか又は取り付けて、温熱処理を開始する。
4.此の有効加熱時間は約30〜40分間継続するので、その間に含浸吸着された細孔内の水分を蒸発し、此の水蒸気を含んだ熱気で徐々に体内深く浸透して、血流、リンパ流を活性化し,筋肉の凝り、痛みを取り去ると同時に,含浸した香料等の芳香を放出してアロマセラピー処置も同時に実施する。
5.斯く如くして温熱処理を終了したシリカゲル温熱機能袋体又は其れを内蔵した円筒状毛羽立ち布体は、室温で放置されて再度シリカゲル内に水分を吸着させ、再び電子レンジで加熱して、繰り返し温熱処理を実施する。
以下、図面を参照して好個の実施例を説明する。
本考案の多孔性無機物質、シリカゲルを利用する水蒸気温熱布体(7)は、図4乃至図6に示す如く、先ず適当な布体2枚を縫合した後、縫い目(5)(5)・・で示す様に、適当な小袋区画(4)(4)・・を形成する如くキルティングし、此等各小袋内に略同程度の量のシリカゲル(1)(1)・・・を封入して一個のシリカゲル温熱機能袋体(3)を形成すると共に、此れとは別に、同一幅で長さの異なる大小二枚の毛羽立ち布体例えば毛羽立ちポリエステル布体(8)(4)を長手方向に縫い合せて、二個の開口(9)(9)を備えたポケット(10)を持つ円筒状毛羽立ちポリエステル布体(8‘)を形成し、此のポケット内に、前記シリカゲル温熱機能袋体(3)を挿入若しくは挿通し、例えば此の温熱布体がマフラー又はショールである場合には、その表布(8)の裏表二面上に、雌雄ジッパー(11)(12)を取り付けて、適度に(例えば40℃に)電子レンジで加熱されたシリカゲル温熱機能袋体(3)を、図4の如く挿通し、図5の矢印[F],(F’)方向に夫々の両端を折り曲げ、図7の如く使用者(W)の首周りに巻き付け、前記ジッパー(11)(12)で係止して着用する。
勿論、此のシリカゲル温熱機能袋体(3)の加熱は、此れを円筒状毛羽立ちポリエステル布体(8‘)内に挿入してから加熱しても差し支えない。
尚、前記シリカゲル温熱機能袋体(3)の両端に取りつけられた紐体(6)(6)は、前記円筒状毛羽立ちポリエステル布体(8)の開通ポケット[9][9]間に、シリカゲル温熱機能袋体(3)の挿通を効率化する為の紐であり、又此のポケット(9)は、何れか一方の開口が閉鎖された純粋なポケットであっても差し支えない。
此の加熱に際してシリカゲル粒子(1)は、先ず電子レンジ等に依る約40℃、1分間の加熱に依り、図1及び図6の(f‘)(f’)(f“)で示す如く、シリカゲル粒子超微細孔(2)(2)・・・内に吸着した結晶水を気化し、水蒸気(v)として放出し、暖められたシリカゲルから放出される温暖な熱気と共に、約20〜30分間じっくりと身体の凝り部分又は疲労患部の奥深く浸透して、血流及びリンパ流を活性化すると共に自律神経の緊張を消滅させ、筋肉の凝りをときほぐし,疲労素を排除して痛みを和らげ正常化する。
一方、上記の如き作用を終了し、此の布体が冷却された場合には、袋内のシリカゲル(1)(1)・・・は、その環境内に滞留する湿分を、矢印(f)(f)・・方向に吸着して、粒子細孔(2)(2)・・・内にシリカゲル結晶水として吸着し、極く弱く結合して留保、滞留する。
従って、シリカゲル粒子の水蒸気温熱によるセラピー効果が衰弱し、適当時間後には、シリカゲル粒子の温度も冷却し、再びその環境内の湿分を吸着し始めるから、頃合を見て再度電子レンジ加熱を行い、幾度でも同様な温熱処理を繰り返す事が可能である。
勿論此の場合、シリカゲル(1)、其れを収納する温熱機能袋体(3)及び円筒状毛羽立ち布体(8‘)の何れか又は夫々には、香料,芳香剤等が含浸されているので、前期シリカゲル温熱機能袋体(3)又は円筒状毛羽立ち布体(8’)の温熱と同時に、夫々固有の芳香を放出し、そのアロマセラピーの相乗効果で、より強く,より迅速に、心身の回復に寄与する事が可能となる。
又、この様なシリカゲル水蒸気機能袋体(3)は、そのままでも温熱機能体として利用出来るが、商品としての装飾性を高め、使用時の手触り、肌触りを良好にし、場合に依っては、人体患部の低温火傷を防止する様に、上記の如く毛羽立ち布体例えば水玉模様の毛羽立ちポリエステル布体で包被し、清潔且つ清涼感を付与し、特に健康、美容、ファッション等の流行に敏感な婦女子の関心を引く如く配慮する事は、此の種商品の流通に重大な関係があると思料される。。
此の様な水蒸気温熱布体は、単に一本のマフラー、スカーフ状の機能布体に形成されるばかりではなく、例えばテレビー、パソコンなどの見過ぎ、使いすぎに依る眼精疲労や、運動過多に依る脚部の疲労、食あたり等に依る下痢、腹冷えによる腹痛等の治療に、アイマスク、レッグウォーマー、腹巻き、肩掛け、エプロン、等種々な保温、防寒、温熱治療用機能布体として、気軽に利用する事が出来、特に最近では、OL.主婦等の女性の美容の維持、ストレスの解消、心身の癒し等に効果のある商品として極めて多く利用されるに到っている。
本考案に使用する温熱機能素子、シリカゲルの温熱効果を説明する為の一部切断拡大図である。 シリカゲル温熱機能袋体の一部切断平面図である。 図2のシリカゲル機能袋体の一部切断正面図である。 本考案の水蒸気温熱布体の裏面部分図である。 図4の水蒸気温熱布体の表面部分図である。 図5の線VI−VIに沿って切断した断面図である。 本考案の水蒸気温熱布体の着用状態を示す説明図である。
1 シリカゲル
2 シリカゲル粒子超微細孔
3 シリカゲル温熱機能袋体
4 小袋区画
5 縫い目
6 紐体
7 シリカゲル水蒸気温熱布体
8 毛羽立ちポリエステル布体
8‘ 円筒状毛羽立ちポリエステル布体
9 開口
10 ポケット
11 雌型ジッパー
12 雄型ジッパー

Claims (5)

  1. (1): 所定寸法の2枚の所望布体を縫合して形成された1枚の筒状布体を、所定間隔でキルティングして形成した連続する所定数の分別袋体内に、略同量の多孔性無機物質粒子を夫々封入して形成した水蒸気温熱機能袋体と;
    (2): 此の温熱機能袋体より長く、然も此れと同一幅の1枚の毛羽立ち布体と、此れと同一幅で前記温熱機能袋体長さより若干短い同質の一枚の布体とで縫合され、其の長手方向の縫い合わせ端の双方又は一方が開口されている円筒状毛羽立ち布体とを夫々別途に形成し;
    (3): 前者の温熱機能袋体を、後者の何れかの開口から、その開通袋若しくはポケット内に挿入して一体化し;
    (4): 前記分別袋体若しくは円筒状毛羽立ち布体或いはシリカゲル粒子の少なくとも一種に、適当な香料若しくは芳香剤を、含侵若しくは吸収又は付着させた事;
    を特徴とする多孔性無機物質水蒸気温熱布体。
  2. 前記円筒状毛羽立ち布体の両端面上に、雌雄ジッパー、フック等の係止具を、又前記水蒸気温熱機能袋体の両端或いは何れか一方の端部に、挿通又は抜き取り用の紐体を装着した事を特徴とする請求項1記載の多孔性無機物質水蒸気温熱布体。
  3. 前記円筒状毛羽立ち布体が、毛皮、人工毛皮、毛羽立ち化繊布特にポリエステル毛羽立ち布、若しくは其れ等に均等な布体である事を特徴とする請求項1乃至2何れかに記載の多孔性無機物質水蒸気温熱布体。
  4. 前記多孔性無機物質が、シリカゲル、ゼオライト、珪藻土、又はこれ等に均等な無機化合物である事を特徴とする請求項1乃至3何れかに記載の多孔性無機物質水蒸気温熱布体。
  5. 前記多孔性無機物質水蒸気温熱布体が、首巻、襟巻き、肩掛け、腹巻、レッグオーマー、アイマスク形状に形成されている事を特徴とする請求項1乃至4何れかに記載の温熱布体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN106858853A (zh) * 2017-04-07 2017-06-20 贵州大学 一种具有警示保护和保暖功能的红领巾

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