JP3014573U - 保冷具と保冷袋の保持具 - Google Patents

保冷具と保冷袋の保持具

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JP3014573U
JP3014573U JP1994013840U JP1384094U JP3014573U JP 3014573 U JP3014573 U JP 3014573U JP 1994013840 U JP1994013840 U JP 1994013840U JP 1384094 U JP1384094 U JP 1384094U JP 3014573 U JP3014573 U JP 3014573U
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直次 山岸
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 保冷対象部の形状に関係無く、的確に保冷す
る構造を得る。 【構成】 凍結性又は不凍性の各種の保冷剤9,10を
充填した複数の保冷袋1a,1bを連結バンド3で連結
する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、保冷袋内の保冷剤の性質及び保冷対象部の形状に関係無く、保冷対 象部を的確に保冷できるようにした保冷具と保冷袋の保持具に関するものである 。
【0002】
【従来の技術】
これまで保冷対象部に固定して使用する保冷具としては、各種の保冷剤を充填 した1つの袋体から成る保冷部の両端に保冷対象部への固定手段を設けたものや 、予めヘルメット型や筒型等に形成した1つの袋体に各種の保冷剤を充填したも のが知られていた。
【0003】
【考案が解結しようとする課題】
従来の技術で述べたもののうち前者は、主に額部周辺を保冷する事を目的とし ており、1つの袋体で形成された横長の保冷部で保冷する仕組みなので、立体的 な額部からこめかみ部を的確に被装するには無理があった。また、充填されてい る保冷剤は冷凍室内で蓄冷すると凍結して硬くなってしまい、保冷具を被装して 使用する事ができず、凍結させない為に冷蔵室内で蓄冷したのでは熱容量が小さ くなってしまう。
【0004】 後者においては、保冷部が保冷対象部に合うように形成されているので被装す る事には問題はなかったが、保冷部が1つの袋体で作られているので、一部分だ けを保冷したい場合でも被装された全体が保冷されてしまう不便さがあった。
【0005】 本考案は、従来の技術が有するこのような問題点に鑑みてなされたものであり 、その目的とするところは、保冷袋に充填されている保冷剤が不凍牲の時は勿論 の事、凍結性の場合でも保冷対象部を的確に保冷できると井に、保冷対象部がご く一部であったり離れた複数ケ所であっても、希望ケ所だけを保冷し、不必要な 所を保冷せすに済む保冷具及び保冷袋の保持具を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案に係る保冷具及び保冷袋の保持具は、前記課題を解決したものであって 、次のようなものである。まず、立体的な保冷対象部を無理なく保冷する為の保 冷具は、凍結性又は不凍牲の各種の保冷剤9,10を充填した複数の保冷袋1a ,1bを、保冷袋1a,1bの外装と同質又は異質の柔軟な素材の連結バンド3 又は伸縮性バンド7で連結し、両端の保冷袋1a,1bに保冷対象部への固定手 段を設けたものである。又は、連結バンド3で連結した複数の保冷袋1を保持具 本体16の収納部12に収納したものでもよい。
【0007】 また、凍結性又は不凍性の各種の保冷剤9,10を充填した複数の保冷袋1を 、保持具本体16の収納部12を本体隔壁13で数ケ所に区画して隔離収納し密 封したものでもよい。
【0008】 前記の目的と共に、保冷希望ケ所が離れた複数ケ所であったり、ごく一部であ った楊合の保冷具としては、保冷袋1を着脱自在に保持具本体16に固定できる ように、保冷袋1の外装及び保持具本体16上に係合固定具5a,5bを設けた ものである。
【0009】 また、同様の目的の保冷袋の保持具としては、保冷袋を隔離収納できるように 、保持具本体16の収納部12を本体隔壁13で数ケ所に区画又は、保持具本体 16上に独立した保冷袋収納ポケット18d,18bを設け、開閉自在な収納口 14を設けることにより保冷袋を収納自在にしたものである。
【0010】 そして、連ねてある複数の保冷袋1が保冷対象部に的確に当たるように調節で きる保冷具としては、保冷袋1同士の連結バンド3又は、保冷対象部への固定バ ンド4に紐、ボタン、マジックテープ等を利用した長さ調節用具6を設けたもの である。
【0011】
【作用】
本考案に係る保冷具は次のように使用する。冷凍室内又は冷蔵室内で蓄冷した 保冷具で保冷対象部を被装し、固定手段により固定する。このようにして使用す るとき、連結バンド3又は伸縮性バンド7で連結した保冷袋1,1a,1b又は 、区画された収納部12に収納された保冷袋1は、隣接した保冷袋1,1a,1 bの動きの影響を受けず独自の動きが可能となり、保冷対象部が立体的であって も的確に被装する。
【0012】 連結バンド3又は固定バンド4に長さ調節用具6を設けた保冷具の場合は、保 冷袋1を保冷対象部に装着し固定手段で固定する。このように使用するとき、長 めに作られている連結バンド3又は固定バンド4の長さを、長さ調節用具6で調 節し、使用者の体の大きさに合わせて保冷袋1が的確に保冷対象部に当たるよう にする。
【0013】 収納部12又は保冷袋収納ポケット18a,18bに保冷袋を収納する保冷袋 の保持具及び係合固定具5bを設けた保冷袋1を保持具本体16上に設けた係合 固定具5aに固定する保冷具の場合は、保冷袋及び保冷袋1のみを予め冷凍室内 又は冷蔵室内で蓄冷し、保持具の収納部12又は保冷袋収納ポケット18a,1 8bに収納又は、係合固定具5aに固定する。このように使用するとき、保冷袋 を収納部12又は保冷袋収納ポケット18a,18bの全部に収納又は、保冷袋 1を係合固定具5aの全面に固定する。あるいは一部に収納又は一部に固定する 。
【0014】
【実施例】
実施例1 本考案の実施例1を図1に基づいて説明する。この保冷具は、額部を保冷する 為の横長の保冷袋1aと、両側にあり、こめかみ部周辺を保冷する保冷袋1bが 伸縮性バンド7で連ねてある。両側の保冷袋1bからは、係合固定具5を有する 固定バンド4が設けてある。保冷袋1a,1b内の構造及び充填されている保冷 剤に限定はない。
【0015】 実施例2 実施例2を図2に基づいて説明する。これは手用の保冷具であり、手を被装す る面を凹状にした2個の保冷袋1a,1bの一辺が柔軟な素材の連結バンド3で 繋いである。そして、手のひらが接する側の保冷袋1aの中には熱容量の大きい 各種の凍結性保冷剤9が充填してあり、もう一方の保冷袋1bの内部は保冷袋内 隔壁8で2つの室に分けられている。手の甲が接する側の室には各種の不凍性保 冷剤10が充填してあり、外側の室には凍結性保冷剤9か充填してある。また、 連結バンド3を設けた向かいの辺には固定バンド4及び係合固定具5が設けてあ る。
【0016】 実施例3 実施例3を図3に基づいて説明する。これは胴巻式わきの下用保冷具であり、 2個の保冷袋1が連結バンド3と伸縮性バンド7で連ねてある。そして連結バン ド3の背面側には2本の紐から成る長さ調節用具6が設けてある。また、2個の 保冷袋1には係合固定具5を有する固定バンド4が設けてある。伸縮性バンド7 と長さ調節用具6とにより、保冷袋1を保冷対象部に無理なく当てられる。尚、 長さ調節用具6としては他に、ボタンやマジックテープ等を利用したものも考え られる。また、長さ調節用具6は固定バンド4に設けてもよい。保冷袋1内の保 冷剤に限定はない。
【0017】 実施例4 実施例4を図4及び図5に基づいて説明する。この保冷具は連結バンド3で連 なった3個の凍結性又は不凍性の各種保冷剤9,10を充填した保冷袋1が、柔 軟な素材でできている保持具本体16の収納部12に収納されている。保持具本 体16の両端からは、係合固定具5を有する固定バンド4が設けてある。尚、保 冷袋1は収納部12に密封収納してもよいし、保持具本体16に収出し口を設け る事により収納自在としてもよい。また、この実施例での連結バンド3は保冷袋 1を区画する事により設けたものである。
【0018】 実施例5 実施例5を図6及び図7に基づいて説明する。この保冷具は、保持具本体16 の収納部12が本体隔壁13で区画され4室に分かれており、各室には凍結性又 は不凍性の各種の保冷剤9,10を充填した保冷袋1が密封収納されている。ま た保持具本体16の両端からは、保持具本体16と連なって一つの輪になる一部 を伸縮性バンド7とする固定バンド4が設けられている。
【0019】 実施例6 実施例6を図8に基づいて説明する。この保冷袋の保持具は、保持具本体16 の収納部12が本体隔壁13で3室に分かれている。また、保持具本体16の両 端からは、結び合わせて保冷対象部に固定する固定紐20が設けられている。尚 、保冷袋を出し入れする為の収納口14には開閉固定手段が設けられていない。
【0020】 実施例7 実施例7を図9に基づいて説明する。これは胴体用の保冷袋の保持具であり、 貫頭口17から被るようになっているベスト型の保持具本体16の内面全体に、 保冷袋収納ポケット18dと収納口14を開閉する為の開閉蓋15及び係合固定 具5が規則的に設けてある。また、保持具本体16の両側には、背部と腹部を連 結する為の固定バンド4a,4bと係合固定具5が2段に設けてある。そして、 上段の固定バンド4aには、わきの下を保冷する保冷袋を収納する為の保冷袋収 納ポケット18bと開閉蓋15及び係合固定具5が設けてある。尚、保持具本体 16に通気性の無い素材を使用する時には、通気孔を設けるとよい。
【0021】 実施例8 実施例8を図10及び図11に基づいて説明する。これは足の保冷具であり、 保冷袋1を着脱自在に保持具本体16に固定できるように、保冷袋1の外装の一 面及び足袋型の保持具本体16の内面全体に係合固定具5a,5bが設けてある 。また、保持具本体16の後部には、足を被装した時に固定する為の固定バンド 4と係合固定具5が3段に設けてある。保持具本体16は通気牲のある素材とす ることが望ましい。保持具本体16の型としては他に、ヘルメット型や長方形に したものの両端に保冷対象部への固定手段を設けたもの等が考えられる。保冷袋 1の内部構造及び充填されている保冷剤に限定は無い。
【0022】
【考案の効果】
本考案は上述のとおり構成されているので、次に記載する効果を奏する。
【0023】 請求項1,3及び4の保冷具においては、保冷袋内に充填されている保冷剤が 不凍性であるか凍結性であるかに関係なく、立体的な保冷対象部を無理無く被装 し的確に保冷できる。
【0024】 請求項2の保冷具においては、長さ調節用具により保冷袋が保冷対象部に的確 に当たるように調節できる。
【0025】 請求項5の保冷袋の保持具及び請求項6の保冷具においては、保冷対象部の広 さ又は位置に応じて保冷袋の収納数又は固定数及び収納ケ所又は固定位置を調節 できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1を示す斜視図である。
【図2】実施例2の外部及び内部構造を示す一部外装を
切断した斜視図である。
【図3】実施例3を示す斜視図である。
【図4】実施例4を示す斜視図である。
【図5】実施例4の内部構造を示すA−A線拡大断面図
である。
【図6】実施例5を示す斜視図である。
【図7】実施例5の内部構造を示すB−B線拡大断面図
である。
【図8】実施例6の外部及び内部構造を示す一部を断面
とした斜視図である。
【図9】実施例7の外部及び内部構造を示す一部を断面
とした斜視図である。
【図10】実施例8の保冷具の保持具の外部及び内部構
造を示す一部を断面とした斜視図である。
【図11】実施例8の保冷具の保冷袋を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
1,1a,1b 保冷袋 3 連結バンド 4,4a,4b 固定バンド 5,5a,5b 係合固定具 6 長さ調節用具 7 伸縮性バンド 8 保冷袋内隔壁 9 凍結性保冷剤 10 不凍性保冷剤 12 収納部 13 本体隔壁 14 収納口 15 開閉蓋 16 保持具本体 17 貫頭口 18a,18b 保冷袋収納ポケット 20 固定紐 A,B 断面ケ所指示部

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 凍結性又は不凍性の各種の保冷剤(9,
    10)を充填した複数の保冷袋(1a,1b)を、保冷
    袋(1a,1b)の外装と同質又は異質の柔軟な素材の
    連結バンド(3)又は伸縮性バンド(7)で連結した保
    冷具。
  2. 【請求項2】 保冷袋(1)同士の連結バンド(3)又
    は、保冷対象部への固定バンド(4)に長さ調節用具
    (6)を設けた保冷具。
  3. 【請求項3】 連結バンド(3)で連結した複数の保冷
    袋(1)を保持具本体(16)の収納部(12)に収納
    した保冷具。
  4. 【請求項4】 凍結性又は不凍牲の各種の保冷剤(9,
    10)を充填した複数の保冷袋(1)を、保持具本体
    (16)の収納部(12)を本体隔壁(13)で数ケ所
    に区画して隔離収納した保冷具。
  5. 【請求項5】 保冷袋を隔離収納できるように、保持具
    本体(16)の収納部(12)を本体隔壁(13)で数
    ケ所に区画又は、保持具本体(16)上に独立した保冷
    袋収納ポケット(18a,18b)を設け、開閉自在な
    収納口(14)を設けることにより、保冷袋を収納自在
    にした保冷袋の保持具。
  6. 【請求項6】 保冷袋(1)を着脱自在に保持具本体
    (16)に固定できるように、保冷袋(1)の外装及び
    保持具本体(16)上に係合固定具(5a,5b)を設
    けた保冷具。
JP1994013840U 1994-10-03 1994-10-03 保冷具と保冷袋の保持具 Expired - Lifetime JP3014573U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003070823A (ja) * 2001-06-19 2003-03-11 Urako Kk パック部材、パック部材を用いた治療具、およびパック部材の固定具

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003070823A (ja) * 2001-06-19 2003-03-11 Urako Kk パック部材、パック部材を用いた治療具、およびパック部材の固定具

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