JP2001046416A - 身体冷却装置 - Google Patents
身体冷却装置Info
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- JP2001046416A JP2001046416A JP11225893A JP22589399A JP2001046416A JP 2001046416 A JP2001046416 A JP 2001046416A JP 11225893 A JP11225893 A JP 11225893A JP 22589399 A JP22589399 A JP 22589399A JP 2001046416 A JP2001046416 A JP 2001046416A
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- cooling
- main body
- housing
- cooling device
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Abstract
(57)【要約】
【課題】軽量でかつ簡単に身体へ装着できて、長時間の
冷却効果を発揮することができる身体冷却装置を提供す
る。 【解決手段】身体8側へ当接する内側部材6と該内側部
材6と重ね合わせて設けた外被部材7とからなる可撓性
を有する主体1の内部に収容体2を形成させ、外被部材
7に収容体2と連通させた出し入れ口3を設けて、収容
体2に冷却体4を収納させると共に、主体1に身体へ着
脱自在に取り付ける固定手段5に設ける。
冷却効果を発揮することができる身体冷却装置を提供す
る。 【解決手段】身体8側へ当接する内側部材6と該内側部
材6と重ね合わせて設けた外被部材7とからなる可撓性
を有する主体1の内部に収容体2を形成させ、外被部材
7に収容体2と連通させた出し入れ口3を設けて、収容
体2に冷却体4を収納させると共に、主体1に身体へ着
脱自在に取り付ける固定手段5に設ける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、身体へ可及的に密着さ
せて、該身体の冷却効果を得ることができる身体冷却装
置に関する。
せて、該身体の冷却効果を得ることができる身体冷却装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、病気等による発熱に際して、例え
ば、腋の下を冷やすことで,身体の熱冷ましに大きな効
果があることが知られている。しかし、実際には、この
腋の下の位置へ正確で長時間に亘り冷却材をあてがう器
具がないため、十分に熱冷ましに利用することができな
かった。
ば、腋の下を冷やすことで,身体の熱冷ましに大きな効
果があることが知られている。しかし、実際には、この
腋の下の位置へ正確で長時間に亘り冷却材をあてがう器
具がないため、十分に熱冷ましに利用することができな
かった。
【0003】また、炎天下や高温下における外気の中で
作業等を行う人たちに対して、高温対策として、快適に
作業等が行えるように、ベスト等のポケットへ保冷材を
入れて、このベストを作業者等が着ることで、該保冷材
により高くなった体温熱を奪って涼しくさせる試みがな
されている。しかし、このベストは被着したとき、比較
的大きな重量を感じて、疲労感を伴ったり、あるいは、
身体への密着性が低いため冷却効果が低いものであっ
た。
作業等を行う人たちに対して、高温対策として、快適に
作業等が行えるように、ベスト等のポケットへ保冷材を
入れて、このベストを作業者等が着ることで、該保冷材
により高くなった体温熱を奪って涼しくさせる試みがな
されている。しかし、このベストは被着したとき、比較
的大きな重量を感じて、疲労感を伴ったり、あるいは、
身体への密着性が低いため冷却効果が低いものであっ
た。
【0004】そのため、冷却効果を得るための各分野で
は、軽量でかつ簡単に身体へ装着できて、長時間の冷却
効果を発揮することができる身体冷却装置の出現を強く
要望されていた。
は、軽量でかつ簡単に身体へ装着できて、長時間の冷却
効果を発揮することができる身体冷却装置の出現を強く
要望されていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記した要
望にかんがみなされたもので、身体側へ当接する内側部
材と該内側部材と重ね合わせて設けた外被部材とからな
る可撓性を有する主体の内部に収容体を形成させ、外被
部材に収容体と連通させた出し入れ口を設けて、収容体
に冷却体を収納させると共に、主体に身体へ着脱自在に
取り付ける固定手段に設けることにより、軽量でかつ簡
単に身体へ装着できて、長時間の冷却効果を発揮するこ
とができる身体冷却装置を提供することを目的としてい
る。
望にかんがみなされたもので、身体側へ当接する内側部
材と該内側部材と重ね合わせて設けた外被部材とからな
る可撓性を有する主体の内部に収容体を形成させ、外被
部材に収容体と連通させた出し入れ口を設けて、収容体
に冷却体を収納させると共に、主体に身体へ着脱自在に
取り付ける固定手段に設けることにより、軽量でかつ簡
単に身体へ装着できて、長時間の冷却効果を発揮するこ
とができる身体冷却装置を提供することを目的としてい
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記した目的を達成する
ための本発明の手段は、身体側へ当接する内側部材と該
内側部材と重ね合わせて設けた外被部材とからなる可撓
性を有する主体と、この主体の内部に形成させた収容体
と、前記外被部材に設けて前記収容体と連通させた出し
入れ口と、前記収容体に収納させた冷却体と、前記主体
に設けて身体へ着脱自在に取り付ける固定手段とを備え
させた身体冷却装置の構成にある。
ための本発明の手段は、身体側へ当接する内側部材と該
内側部材と重ね合わせて設けた外被部材とからなる可撓
性を有する主体と、この主体の内部に形成させた収容体
と、前記外被部材に設けて前記収容体と連通させた出し
入れ口と、前記収容体に収納させた冷却体と、前記主体
に設けて身体へ着脱自在に取り付ける固定手段とを備え
させた身体冷却装置の構成にある。
【0007】そして、身体側へ当接する内側部材と該内
側部材と重ね合わせて設けた外被部材とからなる可撓性
を有する主体と、この主体の内部に形成させた収容体
と、前記外被部材に設けて前記収容体と連通させた出し
入れ口と、前記収容体に収納させた冷却体と、前記主体
に設けて身体へ着脱自在に取り付ける固定手段とを備え
させ、前記主体は、両肩または一方の肩に当接する肩部
材と、この肩部材に延設させて背中に当接する背中部材
と、この背中部材に延設させて腰部に当接する腰部材と
からなり、前記収容体は、主体における肩部材と背中部
材,腰部材のそれぞれに一箇所または複数箇所に設けた
身体冷却装置の構成にある。
側部材と重ね合わせて設けた外被部材とからなる可撓性
を有する主体と、この主体の内部に形成させた収容体
と、前記外被部材に設けて前記収容体と連通させた出し
入れ口と、前記収容体に収納させた冷却体と、前記主体
に設けて身体へ着脱自在に取り付ける固定手段とを備え
させ、前記主体は、両肩または一方の肩に当接する肩部
材と、この肩部材に延設させて背中に当接する背中部材
と、この背中部材に延設させて腰部に当接する腰部材と
からなり、前記収容体は、主体における肩部材と背中部
材,腰部材のそれぞれに一箇所または複数箇所に設けた
身体冷却装置の構成にある。
【0008】また、主体における外被部材は、遮温性を
有する素材により成形される。
有する素材により成形される。
【0009】更に、主体における内側部材と外被部材と
は、その通気性や熱伝導性を異ならせて設ける。
は、その通気性や熱伝導性を異ならせて設ける。
【0010】
【実施例】次に本発明に関する身体冷却装置の実施の一
例を図面に基づいて説明する。図1〜図3,図5および
図6〜図9においてAは、身体冷却装置であって、主体
1と、収容体2と、出し入れ口3と、冷却体4と、固定
手段5とにより基本的に構成される。
例を図面に基づいて説明する。図1〜図3,図5および
図6〜図9においてAは、身体冷却装置であって、主体
1と、収容体2と、出し入れ口3と、冷却体4と、固定
手段5とにより基本的に構成される。
【0011】そして、図1〜図3,図5における身体冷
却装置Aは第一の実施例を示すもので、このうち、前記
した主体1は、布やネットあるいは合成樹脂製のシート
等の可撓性を有する素材により帯状に成形してあって、
身体8側へ当接する内側部材6と該内側部材6と重ね合
わせて設けた外被部材7とからなる二重構成としてあ
る。
却装置Aは第一の実施例を示すもので、このうち、前記
した主体1は、布やネットあるいは合成樹脂製のシート
等の可撓性を有する素材により帯状に成形してあって、
身体8側へ当接する内側部材6と該内側部材6と重ね合
わせて設けた外被部材7とからなる二重構成としてあ
る。
【0012】また、内側部材6と外被部材7とは、その
通気性や熱伝導性を異ならせて設けることもあるもの
で、例えば、図3に示すように、身体8側へ当接する内
側部材6を薄厚の網目状に形成して、後記する冷却体4
の冷気の流通性と温度の伝導性を良好にさせる。
通気性や熱伝導性を異ならせて設けることもあるもの
で、例えば、図3に示すように、身体8側へ当接する内
側部材6を薄厚の網目状に形成して、後記する冷却体4
の冷気の流通性と温度の伝導性を良好にさせる。
【0013】主体1における外側に位置する外被部材7
は、ネオプレーンウレタン樹脂等の素材により成形し
て、外気への通気性や冷気の伝達を抑えると共に、外気
から後記する収容体2内への熱気の侵入を防止して、冷
却体4の冷却時間を可及的に延長させる。
は、ネオプレーンウレタン樹脂等の素材により成形し
て、外気への通気性や冷気の伝達を抑えると共に、外気
から後記する収容体2内への熱気の侵入を防止して、冷
却体4の冷却時間を可及的に延長させる。
【0014】なお、この外被部材7の表面側には、アル
ミ蒸着等の断熱被膜を形成して外部からの温度を遮断す
ることもできる。
ミ蒸着等の断熱被膜を形成して外部からの温度を遮断す
ることもできる。
【0015】この内側部材6と外被部材7との素材の選
択は、使用目的や使用箇所、体感温度、あるいは使用す
る冷却体4の種類に応じて適宜行う。
択は、使用目的や使用箇所、体感温度、あるいは使用す
る冷却体4の種類に応じて適宜行う。
【0016】前記した収容体2は、主体1の内部に形成
させてあるもので、この主体1の形成にあって、図4に
示すような、横長の方形状に形成した基材1aを幅方向
の中央位置において二つ折りにして、縫製等の連結手段
9によって、図1に示すように、複数室となるように区
画することで形成される。なお、内側部材6と外被部材
7とは別体に成形してもかまわない。この区画は、その
大きさは任意の大きさが設定し得るもので、使用する人
の体型や、使用目的や使用箇所あるいは使用する冷却体
4の種類に応じて適宜形成する。
させてあるもので、この主体1の形成にあって、図4に
示すような、横長の方形状に形成した基材1aを幅方向
の中央位置において二つ折りにして、縫製等の連結手段
9によって、図1に示すように、複数室となるように区
画することで形成される。なお、内側部材6と外被部材
7とは別体に成形してもかまわない。この区画は、その
大きさは任意の大きさが設定し得るもので、使用する人
の体型や、使用目的や使用箇所あるいは使用する冷却体
4の種類に応じて適宜形成する。
【0017】前記した出し入れ口3は、外被部材7に設
けて収容体2と連通させてあって、冷却体4の出し入れ
を行うもので、図4に示すように、基材1aの長手方向
の両端部に面状ファスナーやホック,ボタン等の止着部
材10(本実施例にあっては面状ファスナーを用い
た。)により常時は閉塞しておく。なお、この例にあっ
ては、この出し入れ口3を下方に向けておけば、腋の下
等の冷却に際して、冷却体4の出し入れが容易となると
共に、止着部材10が腋の下等に当接することがなく、
これに起因する不快感を与えない。
けて収容体2と連通させてあって、冷却体4の出し入れ
を行うもので、図4に示すように、基材1aの長手方向
の両端部に面状ファスナーやホック,ボタン等の止着部
材10(本実施例にあっては面状ファスナーを用い
た。)により常時は閉塞しておく。なお、この例にあっ
ては、この出し入れ口3を下方に向けておけば、腋の下
等の冷却に際して、冷却体4の出し入れが容易となると
共に、止着部材10が腋の下等に当接することがなく、
これに起因する不快感を与えない。
【0018】前記した冷却体4は、収容体2に収納させ
て身体8等を冷却するための冷媒となるもので、図2お
よび図3に示すように、水や多価アルコール、凝固点降
下剤などを含んだ高分子吸水ポリマー、同じくCMCな
どに代表される天然ゲル化剤等の冷却材11を合成樹脂
フィルム等の包材12により密封包装してある。また、
該冷却体4の大きさは、収容体2内に納まり得る形状で
あれば任意の形状が選択でき、しかも、この収容体2内
へは一個または複数個が収納される。なお、この冷却体
4は使い捨てでもよいが、反復使用できるものが好まし
く、この場合、冷凍室等において適温に、例えば、0℃
〜−20℃に冷凍させて用いる。
て身体8等を冷却するための冷媒となるもので、図2お
よび図3に示すように、水や多価アルコール、凝固点降
下剤などを含んだ高分子吸水ポリマー、同じくCMCな
どに代表される天然ゲル化剤等の冷却材11を合成樹脂
フィルム等の包材12により密封包装してある。また、
該冷却体4の大きさは、収容体2内に納まり得る形状で
あれば任意の形状が選択でき、しかも、この収容体2内
へは一個または複数個が収納される。なお、この冷却体
4は使い捨てでもよいが、反復使用できるものが好まし
く、この場合、冷凍室等において適温に、例えば、0℃
〜−20℃に冷凍させて用いる。
【0019】前記した固定手段5は、主体1の長手方向
における両端部において設けて、身体8へ該主体1を着
脱自在に取り付けるもので、面状ファスナーやホック,
ボタン等(本実施例にあっては面状ファスナー)を用い
る。
における両端部において設けて、身体8へ該主体1を着
脱自在に取り付けるもので、面状ファスナーやホック,
ボタン等(本実施例にあっては面状ファスナー)を用い
る。
【0020】前記のように構成される本発明の身体冷却
装置Aの第一の実施例は、以下に述べる作用を奏する。
あらかじめ、冷却体4を冷凍室等において冷凍させてお
き、この冷却体4を主体1の出し入れ口3から該当する
部位あるいはその全部の収容体2内へ収納しておく。
装置Aの第一の実施例は、以下に述べる作用を奏する。
あらかじめ、冷却体4を冷凍室等において冷凍させてお
き、この冷却体4を主体1の出し入れ口3から該当する
部位あるいはその全部の収容体2内へ収納しておく。
【0021】冷却体4を収納した後は、この出し入れ口
3は止着手段10により閉塞しておく。
3は止着手段10により閉塞しておく。
【0022】例えば、風邪等を引いて発熱したときは、
図1に示すように形成された身体冷却装置Aを、身体8
における腋の下位置に、図5に示すように、巻き付け、
身体8を圧迫しない程度の強さをもって、固定手段5に
より止め付ける。このとき主体1は身体8へ直に当接し
てもよく、もちろん衣服の上に被着してもよい。
図1に示すように形成された身体冷却装置Aを、身体8
における腋の下位置に、図5に示すように、巻き付け、
身体8を圧迫しない程度の強さをもって、固定手段5に
より止め付ける。このとき主体1は身体8へ直に当接し
てもよく、もちろん衣服の上に被着してもよい。
【0023】すると、収容体2内の冷却体4はその冷気
を、主体1における内側部材6を介して伝達するもの
で、体温に対する熱交換を行って、速やかにかつ持続し
た冷却が行われ、身体8における解熱作用が発揮され
る。
を、主体1における内側部材6を介して伝達するもの
で、体温に対する熱交換を行って、速やかにかつ持続し
た冷却が行われ、身体8における解熱作用が発揮され
る。
【0024】一方、主体1における外被部材7は、収容
体2内の冷却体4の冷気を外気側へ放出することなく保
冷するものであり、更に、収容体2内への外気からの熱
気の侵入を防止して、冷却体4の冷却効果をできるだけ
維持させることができる。
体2内の冷却体4の冷気を外気側へ放出することなく保
冷するものであり、更に、収容体2内への外気からの熱
気の侵入を防止して、冷却体4の冷却効果をできるだけ
維持させることができる。
【0025】図6〜図9においてAは、第二の実施例の
身体冷却装置を示すもので、袖無し胴衣式に着込むもの
であって、前記した第一実施例による身体冷却装置Aと
同様に構成されるもので、主体1と、収容体2と、出し
入れ口3と、冷却体4と、固定手段5とにより基本的に
構成される。
身体冷却装置を示すもので、袖無し胴衣式に着込むもの
であって、前記した第一実施例による身体冷却装置Aと
同様に構成されるもので、主体1と、収容体2と、出し
入れ口3と、冷却体4と、固定手段5とにより基本的に
構成される。
【0026】そして、前記した主体1は、布やネットあ
るいは合成樹脂製のシート等の可撓性を有する素材によ
り袖無し胴衣式(ベスト状)に成形してあって、身体8
側へ当接する内側部材6と該内側部材6と重ね合わせて
設けた外被部材7とからなる二重構成としてある。その
全体構成は、両肩または一方の肩に当接する左右一対の
肩部材20,20と、この肩部材20に延設させて背中
に当接する背中部材21と、この背中部材21に延設さ
せて腰部に当接する左右一対の腰部材22,22とから
なる。
るいは合成樹脂製のシート等の可撓性を有する素材によ
り袖無し胴衣式(ベスト状)に成形してあって、身体8
側へ当接する内側部材6と該内側部材6と重ね合わせて
設けた外被部材7とからなる二重構成としてある。その
全体構成は、両肩または一方の肩に当接する左右一対の
肩部材20,20と、この肩部材20に延設させて背中
に当接する背中部材21と、この背中部材21に延設さ
せて腰部に当接する左右一対の腰部材22,22とから
なる。
【0027】また、内側部材6と外被部材7とは、その
通気性や熱伝導性を異ならせて設けることもあるもの
で、例えば、図8(a)に示すように、身体8側へ当接
する内側部材6を薄厚の網目状に形成して、後記する冷
却体4の冷気の流通性と温度の伝導性を良好にさせた
り、図8(b)に示すように、ネオプレーンウレタン樹
脂等の素材により成形する。
通気性や熱伝導性を異ならせて設けることもあるもの
で、例えば、図8(a)に示すように、身体8側へ当接
する内側部材6を薄厚の網目状に形成して、後記する冷
却体4の冷気の流通性と温度の伝導性を良好にさせた
り、図8(b)に示すように、ネオプレーンウレタン樹
脂等の素材により成形する。
【0028】更に、主体1における外側に位置する外被
部材7は、ネオプレーンウレタン樹脂等の素材により成
形して、外気への通気性や冷気の伝達を抑えると共に、
外気から後記する収容体2内への熱気の侵入を防止し
て、冷却体4の冷却時間を可及的に延長させるもので、
図8(b)に示すように、内側部材6と外被部材7との
厚さを異ならせることもある。
部材7は、ネオプレーンウレタン樹脂等の素材により成
形して、外気への通気性や冷気の伝達を抑えると共に、
外気から後記する収容体2内への熱気の侵入を防止し
て、冷却体4の冷却時間を可及的に延長させるもので、
図8(b)に示すように、内側部材6と外被部材7との
厚さを異ならせることもある。
【0029】なお、この外被部材7の表面側には、アル
ミ蒸着等の断熱被膜を形成して外部からの温度を遮断す
ることもできる。
ミ蒸着等の断熱被膜を形成して外部からの温度を遮断す
ることもできる。
【0030】この内側部材6と外被部材7との素材の選
択は、使用目的や使用箇所、体感温度、あるいは使用す
る冷却体4の種類に応じて適宜行う。
択は、使用目的や使用箇所、体感温度、あるいは使用す
る冷却体4の種類に応じて適宜行う。
【0031】前記した収容体2は、二重構成とした主体
1の内部に室状に区画して形成させてあるもので、この
主体1の適所に、すなわち、主体1における肩部材20
と背中部材21,腰部材22のそれぞれに一箇所または
複数箇所に設けてある。この区画は、その大きさは任意
の大きさが設定し得るもので、使用する人の体型や、使
用目的や使用箇所あるいは使用する冷却体4の種類に応
じて適宜形成する。
1の内部に室状に区画して形成させてあるもので、この
主体1の適所に、すなわち、主体1における肩部材20
と背中部材21,腰部材22のそれぞれに一箇所または
複数箇所に設けてある。この区画は、その大きさは任意
の大きさが設定し得るもので、使用する人の体型や、使
用目的や使用箇所あるいは使用する冷却体4の種類に応
じて適宜形成する。
【0032】前記した出し入れ口3は、外被部材7に設
けて収容体2と連通させてあって、冷却体4の出し入れ
を行う。図示してない止着手段により常時は閉塞させて
もかまわない。
けて収容体2と連通させてあって、冷却体4の出し入れ
を行う。図示してない止着手段により常時は閉塞させて
もかまわない。
【0033】前記した冷却体4は、収容体2に収納させ
て身体8等を冷却するための冷媒となるもので、第一実
施例と同様に、図8(a)に示すように、水や多価アル
コール、凝固点降下剤などを含んだ高分子吸水ポリマ
ー、同じくCMCなどに代表される天然ゲル化剤等の冷
却材11を合成樹脂フィルム等の包材12により密封包
装してある。また、該冷却体4の大きさは、収容体2内
に納まり得る形状であれば任意の形状が選択でき、しか
も、この収容体2内へは一個または複数個が収納され
る。なお、この冷却体4は反復使用できるものが好まし
く、この場合、冷凍室等において適温に、例えば、0℃
〜−20℃に冷凍させて用いる。
て身体8等を冷却するための冷媒となるもので、第一実
施例と同様に、図8(a)に示すように、水や多価アル
コール、凝固点降下剤などを含んだ高分子吸水ポリマ
ー、同じくCMCなどに代表される天然ゲル化剤等の冷
却材11を合成樹脂フィルム等の包材12により密封包
装してある。また、該冷却体4の大きさは、収容体2内
に納まり得る形状であれば任意の形状が選択でき、しか
も、この収容体2内へは一個または複数個が収納され
る。なお、この冷却体4は反復使用できるものが好まし
く、この場合、冷凍室等において適温に、例えば、0℃
〜−20℃に冷凍させて用いる。
【0034】前記した固定手段5は、主体1における肩
部材20と腰部材22の外端部に設けて、身体8へ該主
体1を着脱自在に取り付けるもので、ベルトや紐等の連
係部材23を介してその端部に設けた面状ファスナーや
ホック,ボタン等(本実施例にあっては面状ファスナ
ー)を用いて行う。
部材20と腰部材22の外端部に設けて、身体8へ該主
体1を着脱自在に取り付けるもので、ベルトや紐等の連
係部材23を介してその端部に設けた面状ファスナーや
ホック,ボタン等(本実施例にあっては面状ファスナ
ー)を用いて行う。
【0035】なお、腰部材22の取り付けにあっては、
ベルト状にその連係部材23の両端部の固定手段5によ
り止め、肩部材20の取り付けにあっては、その連係部
材23の端部の固定手段5を腰部材22の固定手段5に
おける連係部材23に設けた固定手段5に連結する。
ベルト状にその連係部材23の両端部の固定手段5によ
り止め、肩部材20の取り付けにあっては、その連係部
材23の端部の固定手段5を腰部材22の固定手段5に
おける連係部材23に設けた固定手段5に連結する。
【0036】前記のように構成される本発明の身体冷却
装置Aの第二の実施例は、以下に述べる作用を奏する。
あらかじめ、冷却体4を冷凍室等において冷凍させてお
き、この冷却体4を主体1の出し入れ口3から該当する
部位あるいはその全部の収容体2内へ収納しておく。
装置Aの第二の実施例は、以下に述べる作用を奏する。
あらかじめ、冷却体4を冷凍室等において冷凍させてお
き、この冷却体4を主体1の出し入れ口3から該当する
部位あるいはその全部の収容体2内へ収納しておく。
【0037】この状態で、主体1を身体8の背中側に回
して、その肩部材20を肩部ヘ添わせ、腰部材22を腰
部に添わせると、背中部材21が背中に当接するもの
で、連係部材23を介して、図9に示すように、固定手
段5により身体8へ主体1を止め付ける。このとき主体
1は身体8へ直に当接してもよく、もちろん衣服の上に
被着してもよい。
して、その肩部材20を肩部ヘ添わせ、腰部材22を腰
部に添わせると、背中部材21が背中に当接するもの
で、連係部材23を介して、図9に示すように、固定手
段5により身体8へ主体1を止め付ける。このとき主体
1は身体8へ直に当接してもよく、もちろん衣服の上に
被着してもよい。
【0038】すると、収容体2内の冷却体4はその冷気
を、主体1における内側部材6を介して伝達するもの
で、体温に対する熱交換を行って、速やかにかつ持続し
た冷却が行われ、身体8における解熱作用が発揮され
る。
を、主体1における内側部材6を介して伝達するもの
で、体温に対する熱交換を行って、速やかにかつ持続し
た冷却が行われ、身体8における解熱作用が発揮され
る。
【0039】一方、主体1における外被部材7は、収容
体2内の冷却体4の冷気を外気側へ放出することなく保
冷するものであり、更に、収容体2内への外気からの熱
気の侵入を防止して、冷却体4の冷却効果をできるだけ
維持させることができる。
体2内の冷却体4の冷気を外気側へ放出することなく保
冷するものであり、更に、収容体2内への外気からの熱
気の侵入を防止して、冷却体4の冷却効果をできるだけ
維持させることができる。
【0040】このベスト式の身体冷却装置Aは、スポー
ツ等において筋肉に炎症を起こしたときのアイシング
や、炎天下や高温下での立ち仕事、例えば、野球の審判
員や道路工事等の交通誘導員等の過酷な状況下での使用
が有効である。
ツ等において筋肉に炎症を起こしたときのアイシング
や、炎天下や高温下での立ち仕事、例えば、野球の審判
員や道路工事等の交通誘導員等の過酷な状況下での使用
が有効である。
【0041】特に、全体を軽量でかつ身体8へ馴染むよ
うな可撓性を有する素材により主体1を成形しているた
め、冷却体4の冷気がむらなく身体8へ伝達させること
ができる。また、多数の収容体2への冷却体4の個数や
位置等の選択的な収容により、冷却状態や冷却条件,冷
却時間等を調節することができる。
うな可撓性を有する素材により主体1を成形しているた
め、冷却体4の冷気がむらなく身体8へ伝達させること
ができる。また、多数の収容体2への冷却体4の個数や
位置等の選択的な収容により、冷却状態や冷却条件,冷
却時間等を調節することができる。
【0042】
【発明の効果】前述のように構成される本発明は、身体
側へ当接する内側部材と該内側部材と重ね合わせて設け
た外被部材とからなる可撓性を有する主体と、この主体
の内部に形成させた収容体と、前記外被部材に設けて前
記収容体と連通させた出し入れ口と、前記収容体に収納
させた冷却体と、前記主体に設けて身体へ着脱自在に取
り付ける固定手段とを備えさせることにより、主体内の
収容体における冷却体の冷却時間を可及的に延長させる
ことができて、長時間での使用が可能となる。
側へ当接する内側部材と該内側部材と重ね合わせて設け
た外被部材とからなる可撓性を有する主体と、この主体
の内部に形成させた収容体と、前記外被部材に設けて前
記収容体と連通させた出し入れ口と、前記収容体に収納
させた冷却体と、前記主体に設けて身体へ着脱自在に取
り付ける固定手段とを備えさせることにより、主体内の
収容体における冷却体の冷却時間を可及的に延長させる
ことができて、長時間での使用が可能となる。
【0043】全体を軽量でかつ身体へ馴染むような可撓
性を有する素材により主体を成形しているため、冷却体
の冷気がむらなく身体へ伝達させることができると共
に、日常的な身体の動きを阻害させない。
性を有する素材により主体を成形しているため、冷却体
の冷気がむらなく身体へ伝達させることができると共
に、日常的な身体の動きを阻害させない。
【0044】主体における内側部材と外被部材とのその
通気性や熱伝導性を異ならせて設けることにより、使用
状況に合わせた主体の選択ができて、より効果的な冷却
を行うことができる。等格別な効果を奏するものであ
る。
通気性や熱伝導性を異ならせて設けることにより、使用
状況に合わせた主体の選択ができて、より効果的な冷却
を行うことができる。等格別な効果を奏するものであ
る。
【図1】本発明に関する身体冷却装置の第一実施例を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図2】図1における身体冷却装置の要部を拡大して示
す断面図である。
す断面図である。
【図3】図1における身体冷却装置の他の例を示す断面
図である。
図である。
【図4】図1における身体冷却装置の成形状態を示す説
明図である。
明図である。
【図5】図1における身体冷却装置の使用状態を示す説
明図である。
明図である。
【図6】本発明に関する身体冷却装置の第二実施例を示
す展開状態の正面図である。
す展開状態の正面図である。
【図7】図6における身体冷却装置を示す斜視図であ
る。
る。
【図8】図6における身体冷却装置の要部を拡大して示
す各例の断面図である。
す各例の断面図である。
【図9】図1における身体冷却装置の使用状態を示す説
明図である。
明図である。
1 主体 2 収容体 3 出し入れ口 4 冷却体 5 固定手段 6 内側部材 7 外被部材 8 身体 20 肩部材 21 背中部材 22 腰部材
Claims (4)
- 【請求項1】 身体側へ当接する内側部材と該内側部材
と重ね合わせて設けた外被部材とからなる可撓性を有す
る主体と、この主体の内部に形成させた収容体と、前記
外被部材に設けて前記収容体と連通させた出し入れ口
と、前記収容体に収納させた冷却体と、前記主体に設け
て身体へ着脱自在に取り付ける固定手段とを備えさせた
ことを特徴とする身体冷却装置。 - 【請求項2】 身体側へ当接する内側部材と該内側部材
と重ね合わせて設けた外被部材とからなる可撓性を有す
る主体と、この主体の内部に形成させた収容体と、前記
外被部材に設けて前記収容体と連通させた出し入れ口
と、前記収容体に収納させた冷却体と、前記主体に設け
て身体へ着脱自在に取り付ける固定手段とを備えさせ、 前記主体は、両肩または一方の肩に当接する肩部材と、
この肩部材に延設させて背中に当接する背中部材と、こ
の背中部材に延設させて腰部に当接する腰部材とからな
り、 前記収容体は、主体における肩部材と背中部材,腰部材
のそれぞれに一箇所または複数箇所に設けたことを特徴
とする身体冷却装置。 - 【請求項3】 主体における外被部材は、遮温性を有す
る素材により成形されたことを特徴とする請求項1また
は2記載の身体冷却装置。 - 【請求項4】 主体における内側部材と外被部材とは、
その通気性や熱伝導性を異ならせて設けたことを特徴と
する請求項1または2記載の身体冷却装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11225893A JP2001046416A (ja) | 1999-08-10 | 1999-08-10 | 身体冷却装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11225893A JP2001046416A (ja) | 1999-08-10 | 1999-08-10 | 身体冷却装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001046416A true JP2001046416A (ja) | 2001-02-20 |
Family
ID=16836539
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11225893A Pending JP2001046416A (ja) | 1999-08-10 | 1999-08-10 | 身体冷却装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001046416A (ja) |
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-
1999
- 1999-08-10 JP JP11225893A patent/JP2001046416A/ja active Pending
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