JP2003070733A - 医療情報処理システム - Google Patents

医療情報処理システム

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JP2003070733A
JP2003070733A JP2001264856A JP2001264856A JP2003070733A JP 2003070733 A JP2003070733 A JP 2003070733A JP 2001264856 A JP2001264856 A JP 2001264856A JP 2001264856 A JP2001264856 A JP 2001264856A JP 2003070733 A JP2003070733 A JP 2003070733A
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medical
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Akinobu Uchikubo
明伸 内久保
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Abstract

(57)【要約】 【課題】医療処置情報の集積を自動的に行うことによ
り、蓄積にかかる時間を削減するとともに、誤りのない
カルテ管理業務を実現し、特に患者取り違えを未然に防
止する医療情報処理システムを提供すること。 【解決手段】複数の手術室等にそれぞれ設置してある複
数のコントローラのうち第1の手術室70内の第1のコン
トローラ1は、患者ごとのカルテ情報を蓄積している院
内サーバ3から読み出した患者16を特定する情報と、入
力装置7から入力された患者情報とを照合し、且つ、他
の手術室71又は72の他のコントローラで患者16と同一の
患者を特定する情報が検出されていないことを確認でき
た場合に、前記の照合で一致した患者に関連したカルテ
情報を院内サーバ3から読み出し、他の手術室71又は72
のコントローラで患者16と同一の患者情報が検出された
場合は院内サーバ3からのカルテ情報の読み出しを行わ
ないようにした。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、医療処置情報が記
載されるカルテを生成する機能を有する医療情報処理シ
ステムに関する。 【0002】 【従来の技術】近年、医療機関等において、患者に対す
る医療処置情報や内視鏡検査で得られた内視鏡画像デー
タ等の情報を入力し、電子的にカルテを生成することが
できる医療情報処理システムが利用されている。 【0003】例えば、特願平10−203867号で
は、画面に表示される操作案内に従って、逐一操作者
が、医療処置情報を画面入力したり、内視鏡装置から内
視鏡画像データを取り込んだり、入力された情報を編集
することで、カルテを生成できる手段が示されている。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、例えば
特願平10−203867号等に示されるような従来の
技術では、患者の医療処置情報を画面入力する手間や、
内視鏡画像を取り込む手間が逐一発生し、また、内視鏡
以外の例えば電気メス装置、気腹装置、超音波手術装置
等の手術装置を術者が操作した際の操作情報やこれらの
手術装置で得られた測定情報等の手術装置情報をこれら
の手術装置から取り込む手段が示されていないので、こ
れらの手術装置情報を画面入力するため手間が発生する
等して、様々な医療処置情報を収集蓄積する作業に時間
を要し、日々のカルテ作成業務に多大な時間が費やされ
ている。 【0005】一方で、病院内のカルテの電子化は進んで
いるが、手術室での手術情報の電子化は遅れている。 【0006】院内の医療情報処理システムの患者情報を
オンラインで参照するには手術室側で患者を特定する情
報(氏名、IDなど)の入力が不可欠である。しかしな
がら、人為的なミスで複数の手術室等の医療区域で手術
を受ける患者同士の取り違えが発生することも考えられ
る。 【0007】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、医療処置情報の集積を自動的に行うことによ
り、情報蓄積にかかる時間を削減するとともに、誤りの
ないカルテ管理業務を実現する医療情報システムを提供
することを目的とする。特に、患者取り違えを未然に防
止することが可能な医療情報処理システムの提供を目的
とする。 【0008】 【課題を解決するための手段】本発明は、患者の体腔内
等の被検部位を観察し内視鏡画像情報を得る内視鏡装置
と、前記患者に医療処置を施す手術装置と、前記患者に
係わる患者情報を入力する入力手段とのうち少なくとも
一部の複数の装置で得られる情報を含むカルテ情報を生
成する医療情報処理システムにおいて、前記患者に接触
して利用される前記内視鏡装置及び手術装置を含む医療
機器からの情報を収集する第1のコントローラと、前記
第1のコントローラに接続され、患者を特定する情報を
入力する前記入力手段と、患者を特定する情報及びカル
テ情報を蓄積する患者情報蓄積手段と、患者に接触して
利用される前記医療機器と同様の医療機器からの情報を
収集する前記第1のコントローラとは別の医療区域に夫
々設けられた少なくとも1つの他のコントローラと、前
記第1のコントローラと前記他のコントローラと前記患
者情報蓄積手段とを接続する通信手段とを有し、前記第
1のコントローラは、前記患者情報蓄積手段から読み出
した患者を特定する情報と、前記入力手段から入力され
た患者を特定する情報とを照合し、且つ、前記他のコン
トローラで前記患者と同一の患者を特定する情報が検出
されていないことを確認できた場合に、前記照合で一致
した患者に関連したカルテ情報を前記患者情報蓄積手段
から読み出すようにした。 【0009】本発明によれば、複数の手術室等の医療区
域に夫々設置してある複数のコントローラで、各コント
ローラの入力手段から入力した患者を特定する情報(以
下、患者情報と言うことがある)と前記患者情報蓄積手
段から読み出した患者を特定する情報とを照合した結
果、複数のコントローラで照合できた場合はそれは間違
い(取り違えの可能性有り)と判断でき、前記患者情報
蓄積手段からの患者のカルテ情報の読み出しを禁止する
などの措置をとることができる一方、1つのコントロー
ラでのみ照合できた場合は、取り違え等の間違いが発生
していないものと判断して、前記患者情報蓄積手段から
照合できた患者のカルテ情報を読み出せるようにした。
その結果、患者本人に関連したカルテ情報を、異なった
ところで手術等を受ける患者と取り違えを起こすことな
く、患者情報蓄積手段から読み出すことができる。 【0010】 【発明の実施の形態】発明の実施の形態について図面を
参照して説明する。図1は本発明の一実施の形態の医療
情報処理システムの全体構成を説明する説明図を示して
いる。 【0011】図1に示すように、本実施の形態の医療情
報処理装置は、手術室等の拠点に設置され、第1の手術
室70で発生する医療機器情報(内視鏡装置情報や手術
装置情報)及び患者情報を含む各種医療情報を得る第1
のコントローラ1と、手術室70内に配置され、患者1
6の体腔内等の被検部位を観察し内視鏡画像情報を得て
第1のコントローラ1に供給する内視鏡装置11と、手
術室70内に配置され、前記患者16に手術を含む医療
処置を施し医療処置情報を第1のコントローラ1に供給
する手術装置13と、前記内視鏡画像情報を表示する表
示装置12と、患者の血圧や脈拍等の生体情報を取得し
第1のコントローラ1に供給する生体モニター装置19
と、前記手術室70とは遠隔した地点に配置され、前記
第1のコントローラ1で得られた各種医療処置情報を集
積しカルテを生成する手術部サーバ2と、第2の手術室
71、第3の手術室72に夫々設置された図示しない第
2のコントローラ,第3のコントローラと、前記手術部
サーバ2とは別の拠点に設置され、前記手術部サーバ2
で得られたカルテ情報(病状や、投薬などの医療処置情
報)を患者別に取り込んで整理統合し集積する患者情報
蓄積手段としての院内サーバ3と、院内サーバ3に接続
されて、患者登録情報を入力する患者登録端末22と、
前記第1,第2,第3のコントローラに接続されて、患
者を特定する情報を入力するための入力手段である入力
装置(キーボード、磁気力ードリーダー、バーコードリ
ーダー等)7と、第1のコントローラからの出力により
内視鏡画像,手術装置情報,患者情報,サムネイル画
像,医師の所見等を集約して表示する表示装置18と、
前記第1のコントローラ1,第2のコントローラ,第3
のコントコーラと前記手術部サーバ2との間及び前記手
術部サーバ2と前記院内サーバ3との間を接続する通信
手段としての通信回線4,通信回線5と、を有して構成
されている。 【0012】上記内視鏡装置11,表示装置12,手術
装置13などの医療機器はサブコントローラ14内に纏
められており、該サブコントローラ14には医療機器に
対して制御指示をだすためのタッチパネル15が接続さ
れている。 【0013】さらに、テレビ会議装置等を有して各手術
室の状態や医療処置の観察及び医療処置の指示を行うカ
ンファレンス室73が前記複数の手術室70,71,7
2と同様に前記通信回線4に接続され、一方インターネ
ットを通して外部の病院等と情報交換を行うためのWE
Bサーバ21が通信回線5に接続されている。 【0014】手術室70内には、第1のコントローラ1
に接続されて、室内の状況を撮影するたの室内カメラ2
0が配設されている。室内カメラ20は、カンファレン
ス室73の医師と手術室70,71又は72の担当医師
がテレビ会議装置を用いて会話しながら手術等を実行し
ていく場合などに、カンファレンス室の医師からの撮影
位置の指示などに基づいてカメラアングルをコントロー
ルできるようになっている。 【0015】なお、前記通信回線4,5は、公衆回線、
専用回線、LAN(構内通信網)等のどのような通信回
線でもよい。 【0016】上記の第2の手術室71,第3の手術室7
2は、第1の手術室70と同−構成であり、説明を省略
してある。また、前記院内サーバ3は、前記手術部サー
バ2と同一拠点に設置されてもよい。 【0017】サブコントローラ14は、患者の体腔内等
の被検部位を撮像し内視鏡画像を含む映像信号を得る内
視鏡装置11と、この内視鏡装置11で得られた映像信
号を抽出する表示装置12と、例えば電気メス装量、気
腹装置、超音波手術装置等の手術装置13とを有し、前
記手術装置13を制御したり、前記手術装置13による
測定情報等の手術室装置情報を取得する。このサブコン
トローラ14には、前記手術装置13に対する制御指示
等を前記サブコントローラ14へ入力するためのタツチ
パネル15等の手術装置制御入力手段が接続されてい
る。 【0018】前記サブコントローラ14から与えられる
手術室装置情報及び生体モニター装置19から得られる
患者情報は、通信回線を介して第1のコントローラ1に
集積され、他の拠点にある手術部サーバ2へ伝送され
る。 【0019】前記内視鏡装置11から得られた映像信号
や、手術室内の風景を撮像する室内カメラ20から得た
映像信号は、第1のコントローラ1を介し通信回線4を
経てカンファレンス室73に伝送されたり、第1のコン
トローラ1を介して信号伝達装置17に入力され、通信
回線6を介して外部に伝送される。 【0020】手術室70は、第1のコントローラ1が得
た手術室装置情報、及び院内サーバ3に基づいて手術部
サーバ2から得た術前の画像や病歴などの患者情報や、
前記信号伝送装置17が院外の他拠点から受信した情報
を表示する表示装置18を有している。手術部サーバ2
は、通信回線5を介して院内サーバ3及びWEBサーバ
21と接続されている。院内サーバ3には、病院の患者
登録端末22からの患者登録情報と、各患者に関連する
病歴及び医療処置情報や医療画像情報などのカルテ情報
が蓄積されている。手術部サーバ2は、前記院内サーバ
3から手術を行う患者の氏名や生年月日などの登録情
報、患者に係わる診療記録(病歴や医療処置)及び医療
画像を通信回線5を介して読み出す。 【0021】尚、図1では、入力装置(キーボード、磁
気力ードリーダー、バーコードリーダー等)7を第1の
コントローラ1に接続したが、これに限定されるもので
なく、サブコントローラ14に入力装置7を接続し、サ
ブコントローラ14から患者情報を第1のコントローラ
1に送る構成にしても良いことは言うまでもない。 【0022】図2は図1における第1のコントローラ1
の構成を示すブロック図である。図2に示すように、第
1のコントローラ1は、このコントローラ1の各部を制
御するプロセッサ51と、このプロセッサ51が実行す
るソフトウェアや前記内視鏡画像及び前記手術室の情報
並びに前記患者情報等のデータを格納したり、プロセッ
サ51の作業領域を確保するためのハードディスク52
及びメモリ53と、前記表示装置18を駆動する映像信
号を生成する表示制御部54と、前記生体モニター装置
19やサブコントローラ14と接続され、生体情報及び
手術装置情報等を伝送する通信インタフェース56と、
前記信号伝送装置17との間で内視鏡画像を含む映像情
報を入出力する映像信号入出力回路57と、前記通信回
線4との間で情報を伝送する通信インタフェース58を
有して構成されている。 【0023】前記プロセッサ51は、前記ハードディス
ク52及びメモリ53に格納されるソフトウェアととも
に、前記通信インターフェース56,58を介して患者
個別に入力される患者情報、生体情報、手術装置情報等
を集積する情報集積部51aと、この情報集積部51a
により集積された情報を編集して表示装置18に表示さ
れる画面情報を生成する表示情報生成部51bと、集積
された情報を編集してカルテを生成するカルテ生成部5
1c等を有している。 【0024】前記映像信号入出力回路57は、入力され
るアナログ映像信号をデジタル映像信号に変換するA/
D変換部57aと、デジタル映像信号をアナログ映像信
号に変換して出力するD/A変換部57bと、前記A/
D変換部57aを介して入力された映像信号を復号した
り、この入力された映像信号のうちから所望の内視鏡画
像信号を抽出したり、出力しようとする映像信号を符号
化してD/A変換部57bへ与える機能を有する映像信
号符号復号部57cと、この映像信号符号復号部57c
等の映像信号入出力回路57各部を制御する制御部57
dを有して構成されている。 【0025】なお、例えば、ハードディスク52は、ハ
ードディスクに限らず、例えば光磁気ディスク等の他の
記憶手段であってもよい。 【0026】図3は表示装置18に表示される集約情報
画面の表示例を示す図である。図3に示すように、前記
第1のコントローラからの出力により前記表示装置18
へ抽出される集約情報画面61には、内視鏡画像を表示
する内視鏡画像エリア62と、内視鏡画像の画素を間引
く等して縮小した複数のサムネイル画像を表示するサム
ネイル画像エリア63と、患者情報を表示する患者情報
エリア64と、手術装置情報を表示する手術装置情報エ
リア65等が配置されている。 【0027】次に、以上に述べた本発明実施の形態の作
用を説明する。第1のコントローラ1には、入力装置
(キーボード、磁気力ードリーダー、バーコードリーダ
ー等)7が接続されており、図3の患者情報エリア64
中のカルテナンバー(IDナンバー)及び氏名を入力す
るようになっている。コントローラ1は、前記入力装置
7で入力された患者情報をもとに手術部サーバ2を介し
て院内サーバ3に蓄積された患者の診療記録及び術前画
像(MR、CT、X線画像等)を読み出し、前記表示装
置18の前記サムネイル画像エリア63と患者情報エリ
ア64に関連する情報を表示する。 【0028】第1,第2,第3の各手術室70,71,
72の入力装置で患者情報(氏名,IDコード)を入力
したとき、院内サーバ3内の所定の領域に各手術室ごと
に入力された患者情報が書き込まれるようになってい
る。即ち、各手術室70,71,72の患者情報が院内
サーバ3の中に全て蓄えられているので、第1の手術室
70内の第1のコントローラ1がこの院内サーバ3を参
照することによって、第1のコントローラ1に入力した
患者情報が、隣りの第2の手術室71や第3の手術室7
2で入力した患者情報と同じであるか否かを容易に判断
することができる。 【0029】手術室70内の第1のコントローラ1は、
入力装置7から入力された患者の氏名及びIDコード
と、院内サーバ3から読み出した別の手術室71,72
に設置された第2,第3の他のコントローラに入力され
た患者の氏名及びIDコードとが一致する場合は、複数
の手術室に同一の患者が検出されるという入力ミス(患
者取り違えを起こす可能性有り)が発生しているとみな
し、前記表示装置18の患者情報エリア64の患者情報
(例えばIDナンバー)の表示窓を点滅させて、異常を
示す表示を行う。 【0030】この時、同時に院内サーバ3から、サムネ
イル画像エリア63と患者情報エリア64と手術装置情
報エリア65などの患者と密接に関連する静止情報を取
り出して表示せずに、ライブの動画像である内視鏡画像
エリア62のみ表示するようにしてもよい。これは次の
ような理由による。即ち、カンファレンス室73の医師
と手術室の担当医師がテレビ会議装置(室内カメラ20
を含む)を用いて会話しながら手術等を実行していく場
合などに、複数の手術室の各々の複数のコントローラで
同一の患者情報が検出されたときに、カンファレンス室
73或いは各コントローラがその患者のカルテ情報を院
内サーバ3から読み込んで図3に示すように集約画面と
して表示したとすると、サムネイル画像エリア63と患
者情報エリア64と手術装置情報エリア65などのカル
テ情報は各室に居る患者のカルテ情報とは異なっている
可能性が高く信憑性が低い。これに対して、いま会話を
している手術室での動画像、例えば内視鏡画像というは
その手術室の患者を特定する画像であり、且つカンファ
レンス室73の要望に従って撮影している生の動画像な
のでカンファレンス室73に送って見れるようにしてお
く。しかしながら、院内サーバ3から患者情報(複数の
手術室でダブっているので間違いの可能性が高い情報)
に従って読み出した術前の画像や手術歴などの情報は不
確かな情報なので表示しないようにする。 【0031】なお、同一の患者情報が複数の手術室それ
ぞれに置かれた複数のコントローラで同時に検出された
ときに、通信回線4を介して第1のコントローラ1が第
2,第3の手術室の各コントローラと情報のやり取りを
行うことが可能であるので、それら複数のコントローラ
に同じ患者情報が検出されていることが確認されると、
当該複数のコントローラは院内サーバ3からその患者の
カルテ情報を読み込まないように各コントローラを構成
(プログラムによって)することが可能である。逆に、
院内サーバ3から見て、院内サーバ3の所定領域に蓄え
られている各手術室ごとに入力された患者情報について
同じ患者情報があるときは、複数のコントローラからそ
の患者のカルテ情報を読み込みたいという要求がきても
その読み込み要求には応答することなく読み出しを禁止
するように院内サーバ3を構成(プログラムによって)
することも可能である。 【0032】また、手術室とカンファレンス室との間だ
けでなく、手術室同士で進捗状況を見ながら手術を進め
ていく例として移植手術の場合がある。例えば片側の肺
を摘出している手術室と肺を移植する側の手術室とで、
両方が進捗状況をお互いに通信回線を介して連絡をとり
ながら実行していく形態である。従って、前述のライブ
動画像についてはカンファレンス室に限らず、他の手術
室等へ送る構成とすることが望ましい。 【0033】他のコントローラとの患者情報の重複がな
い正常な状態では、前記第1のコントローラは、手術部
サーバ2を介して院内サーバ3より得た患者情報及び術
前画像と、手術中に得た内視鏡画像と、手術中に使用し
た手術装置13の記録情報を1つの電子ファイルに統合
して手術部サーバ2に送信する。院内サーバ3は、手術
部サーバ2から前記統合された手術記録の電子ファイル
を読み出し、既に蓄積している患者の来院から退院まで
の電子カルテ情報の中に取り込む。 【0034】前記WEBサーバ21は、病院外とインタ
ーネットを介して接続されている。前記手術部サーバ2
は、前記院内サーバ3に蓄えられていた患者情報や術前
画像に加えて前記WEBサーバ21から外部の病院に蓄
積された該当患者の患者情報や術前画像を読み込み、参
照できるようにしている。 【0035】尚、以上述べた本発明は、上述した実施の
形態のみに限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱
しない範囲で種々変形実施可能である。 【0036】〔付記〕 (付記項1)患者の体腔内等の被検部位を観察し、内視
鏡画像情報を得る内視鏡装置と前記患者に医療処置を施
す手術装置と前記患者に係わる患者情報を入力する入力
手段とのうち少なくとも一部の複数の装置で得られる情
報を含むカルテ情報を生成する医療情報処理システムに
おいて前記患者に接触して利用される医療機器からの情
報を収集する第1のコントローラと、前記第1のコント
ローラに接続され、患者を特定する情報を入力する入力
手段と、患者を特定する情報を蓄積する患者情報蓄積手
段と、前記第1のコントローラとこの第1のコントロー
ラと同様な機能を有し第1のコントローラとは別の医療
区域に設けられた少なくとも1つの他のコントローラと
前記患者情報蓄積手段とを接続する通信手段とを有し、
前記第1のコントローラは、前記患者情報蓄積手段から
読み出した患者を特定する情報と、前記入力手段から入
力された患者情報とを照合し、且つ、他のコントローラ
が前記患者に適応されていない事を確認できた場合に、
同一の患者に関連した情報を前記患者情報蓄積手段から
読み出す事を特徴とする医療情報処理システム。 【0037】(付記項2)付記項1において、前記第1
のコントローラは他のコントローラに同一の患者が適応
されている場合、ライブの動画像のみ伝送し、患者情報
や手術装置の動作状態は伝送しない事を特徴とする医療
情報処理システム。 【0038】(付記項3)付記項1において、前記入力
手段は磁気力ードリーダー、光カードリーダー、ICカ
ードリーダーのいづれかである事を特徴とする医療情報
処理システム。 【0039】(付記項4)付記項1において、前記入力
手段はキーボードである事を特徴とする医療情報処理シ
ステム。 【0040】 【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、医療
処置情報の集積を自動的に行うことにより、蓄積にかか
る時間を削減するとともに、誤りのないカルテ管理業務
を実現でき、しかも患者取り違えを未然に防止できる医
療情報処理システムを実現することが可能となる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の一実施の形態の医療情報処理システム
の全体構成を説明する説明図。 【図2】図1における第1のコントローラの構成を示す
ブロック図。 【図3】集約情報画面の表示例を示す説明図。 【符号の説明】 1…第1のコントローラ 3…院内サーバ(患者情報蓄積手段) 4,5…通信回線 7…入力装置(入力手段) 11…内視鏡装置 13…手術装置 16…患者 18…表示装置 19…生体モニター装置 70,71,72…第1,第2,第3の手術室
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4C061 AA00 BB01 CC06 DD00 JJ19 NN03 NN05 NN07 UU01 YY13 YY18 4C341 KL10 5B050 AA02 BA10 BA15 EA18 FA02 FA19 GA08

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 患者の体腔内等の被検部位を観察し内視
    鏡画像情報を得る内視鏡装置と、前記患者に医療処置を
    施す手術装置と、前記患者に係わる患者情報を入力する
    入力手段とのうち少なくとも一部の複数の装置で得られ
    る情報を含むカルテ情報を生成する医療情報処理システ
    ムにおいて、 前記患者に接触して利用される前記内視鏡装置及び手術
    装置を含む医療機器からの情報を収集する第1のコント
    ローラと、 前記第1のコントローラに接続され、患者を特定する情
    報を入力する前記入力手段と、 患者を特定する情報及びカルテ情報を蓄積する患者情報
    蓄積手段と、 患者に接触して利用される前記医療機器と同様の医療機
    器からの情報を収集する前記第1のコントローラとは別
    の医療区域に夫々設けられた少なくとも1つの他のコン
    トローラと、 前記第1のコントローラと前記他のコントローラと前記
    患者情報蓄積手段とを接続する通信手段とを有し、 前記第1のコントローラは、前記患者情報蓄積手段から
    読み出した患者を特定する情報と、前記入力手段から入
    力された患者を特定する情報とを照合し、且つ、前記他
    のコントローラで前記患者と同一の患者を特定する情報
    が検出されていないことを確認できた場合に、前記照合
    で一致した患者に関連したカルテ情報を前記患者情報蓄
    積手段から読み出すことを特徴とする医療情報処理シス
    テム。
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