JP2003070159A - 電源制御回路及び調理器 - Google Patents

電源制御回路及び調理器

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JP2003070159A
JP2003070159A JP2002127581A JP2002127581A JP2003070159A JP 2003070159 A JP2003070159 A JP 2003070159A JP 2002127581 A JP2002127581 A JP 2002127581A JP 2002127581 A JP2002127581 A JP 2002127581A JP 2003070159 A JP2003070159 A JP 2003070159A
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power
control
switch
load
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JP2002127581A
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Masateru Honda
昌輝 本田
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Sharp Corp
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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B6/00Heating by electric, magnetic or electromagnetic fields
    • H05B6/64Heating using microwaves
    • H05B6/6414Aspects relating to the door of the microwave heating apparatus
    • H05B6/6417Door interlocks of the microwave heating apparatus and related circuits

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Control Of High-Frequency Heating Circuits (AREA)
  • Control Of Resistance Heating (AREA)
  • Electric Ovens (AREA)
  • Cookers (AREA)
  • Direct Current Feeding And Distribution (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 制御手段に電力を供給する給電保持スイッチ
が電源ラインに直列に挿入されることから、負荷電流と
同一の電流を許容する大容量の給電保持スイッチが必要
であり、又、雑音防止コンデンサの充電電荷を放電する
ための抵抗が、雑音防止コンデンサに並列に接続され、
微小ではあっても待機時の消費電力を生じる。 【解決手段】 電源ライン1a、1bの間には雑音防止
用の雑音防止コンデンサ2と給電保持スイッチ4とを直
列接続してなる直列回路21が挿入接続され、雑音防止
コンデンサ2と給電保持スイッチ4との接続点は補助電
源ライン1dを介して降圧トランス7の1次側端子7a
に接続され、降圧トランス7の1次側端子7bは電源ラ
イン1bに接続される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は待機時に制御手段へ
の給電を遮断して消費電力を低減する電源制御回路及び
該電源制御回路を備える調理器に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は、第1の従来例を示す回路図であ
る。同図は、ドアを有する調理器に搭載した電源制御回
路の回路図を示す。図において、1は商用の交流電源で
あり、電源ライン1a、1bが調理器の負荷6へ電力を
供給するために接続されている。負荷6は例えば、調理
器が電子レンジの場合は高周波発生回路であり、調理器
がオーブンの場合は加熱ヒーターである。
【0003】電源ライン1aには、使用に際して制御手
段8に電力が供給されることによりオン制御され、不使
用状態にてオフ制御されるところのリレースイッチから
なる給電保持スイッチ4、フィルタコイル9a、起動ス
イッチ3が直列に接続され、負荷6の一端に接続されて
いる。起動スイッチ3は、調理器のドア(図示しない)
の開閉に応じて動作するドアスイッチであり、電源ライ
ン1aに接続された共通端子3a、ドアが閉状態の場合
に共通端子3aに接続される閉端子3b、ドアが開状態
の場合に共通端子3aに接続される開端子3cを有す
る。閉端子3bは負荷6に接続され、開端子3cは補助
電源ライン1cを介して交流電源1に接続されている。
【0004】電源ライン1bにはフィルタコイル9b及
び交流電源1から負荷6への電力の供給をオンオフ制御
する負荷通電制御リレースイッチ5が直列に接続され、
負荷通電制御リレースイッチ5には負荷6の他端が接続
されている。
【0005】電源ライン1a、1b相互間には雑音防止
用の雑音防止コンデンサ2、制御電源部を構成する降圧
トランス7の1次側端子7a、7bが接続されている。
また、雑音防止コンデンサ12、13(例えば、各々3
000〜4000ピコファラッド)が電源ライン1a、
1bと接地点との間に各々接続されている。
【0006】降圧トランス7の2次側端子7c、7dに
は調理器における各種制御をするための各種制御信号を
発生する制御手段8が整流平滑回路(図示所略)を介し
て接続されている。制御手段8からの給電保持制御信号
4sは、給電保持スイッチ4をオン制御する。給電保持
スイッチ4は、給電保持制御信号4sが出力されなくな
るまでオン状態を保持する。制御手段8からの負荷通電
制御信号5sは、負荷通電制御リレースイッチ5をオン
オフ制御する。
【0007】電源制御回路の動作を説明する。調理器の
使用に際して被調理物を調理室に収容する為にドアが開
かれると、ドアスイッチで構成される起動スイッチ3の
共通端子3aが開端子3cに接続され、補助電源ライン
1cを介して交流電源1から降圧トランス7に電力が供
給される。降圧トランス7への電力供給により制御手段
8が動作状態になり、制御手段8から給電保持制御信号
4sが出力されて給電保持スイッチ4がオンになり、電
源ライン1aが給電保持スイッチ4を介して交流電源1
に接続される。給電保持スイッチ4は給電保持制御信号
4sによってオン状態が保持されるので、調理器のドア
が再び閉じられ、起動スイッチ3の共通端子3aが閉端
子3bに再び接続されて、開端子3cを介する交流電源
1からの電力の供給が遮断されても、電源ライン1a、
1bを介して降圧トランス7への電力供給が維持され制
御手段8はそのまま動作状態を維持する。
【0008】次に、操作パネル(図示しない)による操
作指示を受け、制御手段8から負荷通電制御信号5sが
出力されて、負荷通電制御リレースイッチ5がオンにさ
れ、電源ライン1a、1bを介して、負荷6に交流電源
1から電力が供給され、所定の調理がなされる。調理が
終了し被調理物が調理室から取出されて不使用状態(例
えば調理終了後のドア開閉検知から所定時間内にドア開
閉検知が無い状態)が判定されたなら給電保持制御信号
4sの出力が停止されて給電保持スイッチ4がオフにな
り、制御手段8は非動作状態になって次の調理器使用ま
での待機状態における消費電力が低減される。
【0009】図5は、第2の従来例を示す回路図であ
る。同図は、ドアを有する調理器に搭載した電源制御回
路の回路図を示す。尚、図4と同一部分には同一符号を
付し、その詳細な説明は省略する。図において、ドアス
イッチ31は単一接点式であり、図4における開端子3
c及び補助電源ライン1cが除かれている。給電保持ス
イッチ4に並列に起動スイッチとして押圧スイッチ11
が接続されている。調理器のドアが閉状態では、ドアス
イッチ31はオン状態であり、電源ライン1aに接続さ
れている端子31aと負荷6に接続されている端子31
bとは接続されている。
【0010】調理器の使用に際して押圧スイッチ11を
押圧することにより、押圧している間だけ押圧スイッチ
11をオン操作することにより電源ライン1aが交流電
源1に接続され、電源ライン1a、1bを介して降圧ト
ランス7へ電力が供給される。降圧トランス7への電力
供給により制御手段8が動作状態になり、制御手段8か
ら給電保持制御信号4sが出力されて給電保持スイッチ
4がオンになり、電源ライン1aが給電保持スイッチ4
を介して交流電源1に接続される。
【0011】押圧スイッチ11への押圧が解除され、押
圧スイッチ11がオフとなっても給電保持スイッチ4は
給電保持制御信号4sによってオン状態が保持されるの
で、電源ライン1a、1bを介して降圧トランス7への
電力供給が維持され制御手段8はそのまま動作状態を維
持する。
【0012】図6は、第3の従来例を示す回路図であ
る。同図は、ドアを有する調理器に搭載した電源制御回
路の回路図を示す。尚、図4、図5と同一部分には同一
符号を付し、その詳細な説明は省略する。図において、
給電保持スイッチ4の両端子が、起動スイッチ3の共通
端子3aと開端子3cとに各々接続され、開端子3c
が、降圧トランス7の1次側端子7aに接続されてい
る。又、雑音防止コンデンサ2が交流電源1に並列(電
源ライン1a、1b間)に接続されていることから、交
流電源1への接続用の電源プラグ(図示しない)を抜い
たとき、雑音防止コンデンサ2の充電電荷により生じる
蓄電電圧が電源プラグの両刃間に電圧として発生し、両
刃間に触れて感電することを防止するために、放電抵抗
10が雑音防止コンデンサ2に並列に接続されている。
通常、雑音防止コンデンサ2は雑音防止の観点から、
0.1マイクロファラッド以上の大きさが必要であり、
このような大きなコンデンサを交流電源1に接続すると
1メガオーム程度の放電抵抗10を接続する必要(日本
では安全規格)があり微小電流であっても待機時の累計
消費電力は無視できないものとなる。
【0013】調理器のドアが開かれると、ドアスイッチ
で構成される起動スイッチ3の共通端子3aが開端子3
cに接続され、電源ライン1aを介して交流電源1から
降圧トランス7に電力が供給される。その後の動作は図
4の場合と全く同様であるので省略する。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】第1の従来例、第2の
従来例においては、給電保持スイッチが電源ラインに直
列に挿入されることから、負荷の動作時に流れる負荷電
流と同一の大電流を許容する大電流容量の給電保持スイ
ッチ(リレースイッチ)が必要になるという問題があっ
た。
【0015】また、第3の従来例においては、雑音防止
コンデンサの充電電荷を放電するために、放電抵抗が雑
音防止コンデンサに並列に接続され、微小ではあっても
待機時中に放電抵抗による電力消費が生じるという課題
があった。
【0016】本発明は斯かる事情に鑑みてなされたもの
であり、給電保持スイッチと雑音防止コンデンサとの直
列回路を電源ライン間に接続する回路構成により、負荷
電流が給電保持スイッチに流れないようにして給電保持
スイッチの定格電流を小容量のものにすると共に雑音防
止コンデンサの充電電荷を放電するための放電抵抗によ
る待機時消費電力量を低減させた電源制御回路を提供す
ることを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明に係る電源制御回
路は、起動スイッチを介して電源ラインから電力が供給
される制御電源部と、該制御電源部から電力が供給さ
れ、電源から負荷への電力の供給を制御する制御手段
と、該制御手段に電力が供給されることによりオン制御
され、オフ制御されるまで前記電源ラインから制御電源
部への電力の供給を保持する給電保持スイッチとを備え
る電源制御回路であって、前記給電保持スイッチと雑音
防止コンデンサとの直列回路を電源ライン間に接続し、
前記給電保持スイッチと前記雑音防止コンデンサとの接
続点を前記起動スイッチと前記制御電源部との接続点に
接続し、前記給電保持スイッチを介して前記制御電源部
に電力を供給する回路構成にする。
【0018】本発明に係る電源制御回路は、起動スイッ
チを介して電源ラインから電力が供給される制御電源部
と、該制御電源部から電力が供給され、電源から負荷へ
の電力の供給を制御する制御手段と、前記制御電源部か
ら電力が供給されることによりオン動作し、前記制御手
段によってオフ制御されるまで前記電源ラインから制御
電源部への電力の供給を保持する給電保持スイッチとを
備える電源制御回路であって、前記給電保持スイッチと
雑音防止コンデンサとの直列回路を電源ライン間に接続
し、前記給電保持スイッチと前記雑音防止コンデンサと
の接続点を前記起動スイッチと前記制御電源部との接続
点に接続し、前記給電保持スイッチを介して前記制御電
源部に電力を供給する回路構成にする。前記起動スイッ
チは、手動で押圧操作することにより押圧している間だ
け、又は瞬時的にオンする押圧スイッチ、ドア又は蓋の
開操作によりオンするドアスイッチ又は蓋スイッチ等の
使用に際して手動又は自動で時限的にオンするスイッチ
である。また、前記給電保持スイッチはリレースイッ
チ、トライアック等の半導体スイッチが考えられる。
【0019】本発明にあっては、待機時に制御手段への
給電を遮断して消費電力を低減する電源制御回路におい
て、給電保持スイッチ(リレースイッチ)の定格電流を
小容量のものにし、さらに、従来必要であった雑音防止
コンデンサの放電抵抗を不要にするので、放電抵抗によ
る消費電力低減と小容量の給電保持スイッチ採用による
コストダウンが図れる。
【0020】本発明に係る調理器は、高周波発生回路を
備える調理器において、前記高周波発生回路を負荷とす
る本発明に係る電源制御回路を備えることを特徴とす
る。
【0021】本発明にあっては、給電保持スイッチ(リ
レースイッチ)の定格電流を小容量のものにし、さら
に、従来必要であった雑音防止コンデンサの放電抵抗を
不要にする電源制御回路を備える調理器を提供できる。
【0022】
【発明の実施の形態】<第1実施の形態>図1は、本発
明に係る第1実施の形態を示す回路図である。同図は、
ドアを有する調理器に搭載した電源制御回路の回路図を
示す。図において、1は商用の交流電源であり、電源ラ
イン1a、1bが調理器の負荷6へ電力を供給するため
に接続されている。負荷6は例えば、調理器が電子レン
ジの場合は高周波発生回路であり、調理器がオーブンの
場合は加熱ヒーターである。なお、起動時にドアを開閉
操作する調理器以外の機器における電源制御回路への適
用も可能である。
【0023】電源ライン1aにはフィルタコイル9a、
起動スイッチ3が直列に接続され、負荷6の一端に接続
されている。起動スイッチ3は調理器のドア(図示しな
い)の開閉に応じて動作するドアスイッチであり、電源
ライン1aに接続された共通端子3a、ドアが閉状態の
場合に共通端子3aに接続される閉端子3b、ドアが開
状態の場合に共通端子3aに接続される開端子3cを有
する。閉端子3bは負荷6の一端に接続され、開端子3
cは制御電源部を構成する降圧トランス7の1次側端子
7aに接続されている。降圧トランス7の1次側端子7
bは電源ライン1bに接続されている。
【0024】電源ライン1bにはフィルタコイル9b及
び交流電源1から負荷6への電力の供給ラインをオンオ
フ制御する負荷通電制御リレースイッチ5が直列に接続
され、負荷通電制御リレースイッチ5には負荷6の他端
が接続されている。
【0025】電源ライン1a、1b相互間には雑音防止
用の雑音防止コンデンサ2(例えば2マイクロファラッ
ド)と給電保持スイッチ4とを接続してなる直列回路2
1が挿入接続されている。給電保持スイッチは、電磁リ
レースイッチにより構成され、後述の制御手段8に電力
が供給されることによりオン制御され不使用状態にてオ
フ制御される。又、雑音防止用の雑音防止コンデンサ2
と給電保持スイッチ4との接続点は補助電源ライン1d
を介して降圧トランス7の1次側端子7a(又は、起動
スイッチ3の開端子3c)に接続されている。更に、雑
音防止コンデンサ12、13(例えば、各々3000〜
4000ピコファラッド)が電源ライン1a、1bと接
地点との間に各々接続されている。
【0026】降圧トランス7の2次側端子7c、7dに
は調理器における各種制御をするための各種制御信号を
発生する制御手段8が接続されている。つまり、制御電
源部を構成する降圧トランス7は、整流平滑回路及び定
電圧回路(図示省略)を介して制御手段8に必要な制御
用電力を供給する。制御手段8からの給電保持制御信号
4sは、給電保持スイッチ4をオン制御する。なお、給
電保持スイッチ4は、給電保持制御信号4sが出力され
なくなるまでオン状態を保持する。制御手段8からの負
荷通電制御信号5sは、負荷通電制御リレースイッチ5
をオンオフ制御する。
【0027】起動スイッチ3は、手動で押圧操作される
ことにより、押圧されている間だけオン動作する押圧ス
イッチ、ドアの開操作によってオンするドアスイッチ等
の使用に際して操作されることによりオンするスイッチ
であればよく、また、給電保持スイッチ4は、電磁リレ
ースイッチ(継電器)の他にトライアック等の半導体ス
イッチが考えられる。
【0028】次に上記電源制御回路の動作を説明する。
調理器のドアが開かれると、これに応じて起動スイッチ
3の共通端子3aが、閉端子3bから開端子3cに切り
替えられて接続され、交流電源1から降圧トランス7に
電力が供給される。降圧トランス7への電力供給により
制御手段8が動作状態になり、制御手段8から給電保持
制御信号4sが出力されて給電保持スイッチ4がオンに
なり、補助電源ライン1dが給電保持スイッチ4を介し
て交流電源1に接続される。給電保持スイッチ4は給電
保持制御信号4sによってオン状態が保持されるので、
調理器のドアが閉じられ、起動スイッチ3の共通端子3
aが閉端子3bに切り替えられて、開端子3cを介する
降圧トランス7への電力供給が遮断されても、補助電源
ライン1dを介して交流電源1から降圧トランス7へ電
力が供給されるので、制御手段8はそのまま動作状態を
維持する。給電保持スイッチ4は雑音防止コンデンサ2
を働かせると共に制御手段8への電源供給を保持するス
イッチということができる。
【0029】操作パネル(図示しない)による操作指示
を受け、制御手段8から負荷通電制御信号5sが出力さ
れて、負荷通電制御リレースイッチ5がオンにされ、電
源ライン1a、1bを介して、負荷6に交流電源1から
電力が供給され、所定の調理がなされる。調理が終了し
被調理物が調理室から取出され不使用状態が判定された
なら給電保持制御信号4sの出力が停止されて給電保持
スイッチ4がオフになり、制御手段8は非動作状態にな
って調理器の待機状態における消費電力が低減される。
【0030】雑音防止用の雑音防止コンデンサ2と給電
保持スイッチ4とからなる直列回路21を電源ライン1
a、1b相互間に負荷6と並列に接続し、負荷動作時の
負荷電流が給電保持スイッチ4には流れない構成とし
た。つまり、給電保持スイッチ4には、負荷電流に比較
して小電流であるコンデンサ2への充電電流及び制御手
段8への制御用電力を供給する降圧トランス7への供給
電流のみが流れるので、給電保持スイッチ4の定格電流
(リレースイッチの電流容量)の小さいもので良い。
【0031】また、交流電源1への接続用の電源プラグ
(図示しない)を抜いたときには、給電保持スイッチ4
がオフするので、雑音防止コンデンサ2の充電電荷によ
り生じる蓄電電圧が電源プラグの両刃間に放電電圧とし
て発生することが無い。したがって、従来必要であった
放電抵抗10(図6参照)が不要となり、コストダウン
となる。
【0032】<第2実施の形態>図2は、本発明に係る
第2実施の形態を示す回路図である。同図は図1の回路
図にサージ吸収用の保護素子を追加接続し、更に実用性
を持たせたものである。尚、図1と同一部分には同一符
号を付し、その詳細な説明は省略する。図において、雑
音防止コンデンサ12、13に並列に、例えばバリスタ
からなるサージ吸収体22が接続され、その一端は電源
ライン1aに、他端は降圧トランス7の1次側端子7b
に接続されている。降圧トランス7の1次側端子7bに
は、更に、別のサージ吸収体23が接続され接地されて
いる。降圧トランス7の1次側端子7bには、ヒューズ
24の一端が接続され、ヒューズ24の他端は電源ライ
ン1bに接続されている。
【0033】第2実施の形態においても、従来必要であ
った放電抵抗10(図6参照)が不要となり、給電保持
スイッチ4(リレースイッチ)の定格電流が小さいもの
でよく、コストダウンを計ることができる。
【0034】<第3実施の形態>図3は、本発明に係る
第3実施の形態を示す回路図である。尚、図1、図2と
同一部分には同一符号を付し、その詳細な説明は省略す
る。図において、給電保持スイッチ4の両端子が、起動
スイッチ3の共通端子3aと開端子3cとに各々接続さ
れ、開端子3cが、降圧トランス7の1次側端子7aに
接続されている。又、給電保持スイッチ4と開端子3c
との接続点と電源ライン1bとの間に雑音防止コンデン
サ2が接続されている。
【0035】また、給電保持スイッチ4はリレースイッ
チからなり、降圧トランス7の2次側端子7c,7dに
接続された整流平滑回路14を介して得られた制御電源
に抵抗15と直列接続されたリレーコイル16によって
オン/オフするように成っている。そして、リレーコイ
ル16に並列にトランジスタ17及びダイオードが接続
され、トランジスタ17は制御手段8によりオン/オフ
制御される回路構成に成っている。
【0036】給電保持スイッチ4の動作は降圧トランス
7及び整流平滑回路14によって構成される制御電源部
に電力が供給され抵抗15を介してリレーコイル16が
通電されることによりオン動作する。制御手段8が不使
用状態を判定してトランジスタ17のベースにオン信号
を出力すると、トランジスタ17はオン状態となり、コ
レクタからエミッタに電流が流れて、抵抗15及びトラ
ンジスタ17による電流経路ができるので、リレーコイ
ル16には電流が殆ど流れなくなり、給電保持スイッチ
4はオフ動作する。
【0037】この回路構成は制御手段8を介して給電保
持スイッチ4をオン動作させないので、給電保持スイッ
チ4がオン動作するまでの時間が前述の実施形態のもの
に比べ、制御手段8が起動して給電保持制御信号4sを
出力するまでの時間を短縮でき起動スイッチ3に押圧ス
イッチを採用する場合に好適である。本実施の形態も従
来技術で必要であった放電抵抗を不要としたものであ
る。また、給電保持スイッチ4(リレースイッチ)の定
格電流が小さいもので良いことは、第1実施の形態及び
第2実施の形態と同様である。
【0038】なお、雑音防止コンデンサ2が交流電源1
から離れているので雑音を吸収しきれない場合、小容量
の雑音防止コンデンサ25を更に接続することもある
が、例えば、2.2マイクロファラッドの雑音防止コン
デンサ2を接続することにより、雑音防止コンデンサ2
5は0.1マイクロファラッドより小さくでき、放電抵
抗の接続を不要にできる。
【0039】
【発明の効果】以上詳述したとおり、本発明にあって
は、待機時に制御手段への給電を遮断して消費電力を低
減する電源制御回路において、制御手段への給電を制御
する給電保持スイッチ(リレースイッチ)を定格電流の
小容量なものにでき、さらに、従来必要であった雑音防
止コンデンサの充電電荷を放電するための放電抵抗を不
要にでき、放電抵抗による消費電力の低減とコストダウ
ンを図ることができる。
【0040】本発明にあっては、高周波発生回路を備え
る調理器において、給電保持スイッチ(リレースイッ
チ)を定格電流の小容量なものにし、さらに、雑音防止
コンデンサの充電電荷を放電するための放電抵抗を不要
にした電源制御回路を備える調理器にできるので、低消
費電力でコストの安い調理器を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1実施の形態を示す回路図であ
る。
【図2】本発明に係る第2実施の形態を示す回路図であ
る。
【図3】本発明に係る第3実施の形態を示す回路図であ
る。
【図4】第1の従来例を示す回路図である。
【図5】第2の従来例を示す回路図である。
【図6】第3の従来例を示す回路図である。
【符号の説明】
1 交流電源 1a、1b 電源ライン 2、12、13 雑音防止コンデンサ 3 起動スイッチ 4 給電保持スイッチ 6 負荷 7 降圧トランス 8 制御手段 9 フィルタ 10 放電抵抗 11 押圧スイッチ 14 整流平滑回路 16 リレーコイル 21 直列回路 4s 給電保持制御信号 5s 負荷通電制御信号

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 起動スイッチを介して電源ラインから電
    力が供給される制御電源部と、該制御電源部から電力が
    供給され、電源から負荷への電力の供給を制御する制御
    手段と、該制御手段に電力が供給されることによりオン
    制御され、オフ制御されるまで前記電源ラインから制御
    電源部への電力の供給を保持する給電保持スイッチとを
    備える電源制御回路であって、前記給電保持スイッチと
    雑音防止コンデンサとの直列回路を電源ライン間に接続
    し、前記給電保持スイッチと前記雑音防止コンデンサと
    の接続点を前記起動スイッチと前記制御電源部との接続
    点に接続し、前記給電保持スイッチを介して前記制御電
    源部に電力を供給する回路構成にしたことを特徴とする
    電源制御回路。
  2. 【請求項2】 起動スイッチを介して電源ラインから電
    力が供給される制御電源部と、該制御電源部から電力が
    供給され、電源から負荷への電力の供給を制御する制御
    手段と、前記制御電源部から電力が供給されることによ
    りオン動作し、前記制御手段によってオフ制御されるま
    で前記電源ラインから制御電源部への電力の供給を保持
    する給電保持スイッチとを備える電源制御回路であっ
    て、前記給電保持スイッチと雑音防止コンデンサとの直
    列回路を電源ライン間に接続し、前記給電保持スイッチ
    と前記雑音防止コンデンサとの接続点を前記起動スイッ
    チと前記制御電源部との接続点に接続し、前記給電保持
    スイッチを介して前記制御電源部に電力を供給する回路
    構成にしたことを特徴とする電源制御回路。
  3. 【請求項3】 前記電源ラインにフィルタコイルを直列
    に挿入し、該フィルタコイルの負荷側に前記直列回路を
    接続したことを特徴とする請求項1又は2に記載の電源
    制御回路。
  4. 【請求項4】 前記起動スイッチは、押圧されている時
    にのみオン動作する押圧スイッチであることを特徴とす
    る請求項1乃至3のいずれかに記載の電源制御回路。
  5. 【請求項5】 使用に際してドアを開閉操作する機器に
    搭載された請求項1乃至3のいずれかに記載の電源制御
    回路において、前記起動スイッチは、ドアの開操作に伴
    ってオン動作するドアスイッチであることを特徴とする
    電源制御回路。
  6. 【請求項6】 高周波発生回路を備える調理器におい
    て、前記高周波発生回路を負荷とする請求項1乃至5に
    記載の電源制御回路を備えることを特徴とする調理器。
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