JP2003069803A - 複写装置 - Google Patents

複写装置

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JP2003069803A
JP2003069803A JP2001256397A JP2001256397A JP2003069803A JP 2003069803 A JP2003069803 A JP 2003069803A JP 2001256397 A JP2001256397 A JP 2001256397A JP 2001256397 A JP2001256397 A JP 2001256397A JP 2003069803 A JP2003069803 A JP 2003069803A
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JP
Japan
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image
character string
copying
arbitrarily set
analyzing
Prior art date
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JP2001256397A
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Futoshi Sasaki
太 佐々木
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Canon Inc
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Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 画像データ解析部により任意に設定された文
字列・画像が含まれている原稿と判断した場合、その文
字列・画像部分を自動的に画像編集することができる複
写装置を提供すること。 【構成】 少なくとも原稿を読み取る入力部と、入力デ
ータを一時格納する一時データ格納部と、入力データを
解析して捺印・Confidential・秘等の任意に設定された
文字列・画像の存在を解析する解析部を有し、その情報
に基づいて制御する制御手段を有する複写装置におい
て、画像データ解析部により任意に設定された文字列・
画像が含まれている原稿と判断した場合、その一致した
文字列・画像部分のみを複写しない機能を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スキャン・コピー
における文字列・画像の解析及び画像処理の機能を有す
る複写装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、カラー技術が発達し、複写した原
稿とオリジナル原稿を見分けるのも容易ではなくなって
おり、この種の複写装置では、複写禁止対象の紙幣や有
価証券等の特定原稿を複写できないようにするために特
定原稿の判定回路が設けられ、このような紙幣や有価証
券等の特定原稿を判別する方法としては、入力した画像
データと予め登録してある特定のマーク(パターンデー
タ)とをパターンマッチング方法で比較し、特定のマー
クが存在する場合に原稿が特定原稿であると判別する方
法や、色相分布によるヒストグラムの形状を比較して判
別する方法等がある。
【0003】又、企業内では、紙幣や有価証券以外の一
般文書の場合にも、文書の内容の重要度や機密保持の観
点から、複写が禁止されている文書が多数存在する。一
般的に、このような複写禁止文書にはマル秘、社外秘、
Confidential、社外持ち出し禁止、機密文書、複写厳禁
等を示すマーク等が赤色で押印されており、利用者に複
写禁止文書であることを認識させ、誰でも複写可能な文
書を区別するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、白黒コ
ピーを行うと、複写禁止の文書にマル秘の印鑑や複写禁
止のマーク等も黒色になってしまい、利用者に複写禁止
文書であることが分かりづらくなったり、捺印等、赤色
でなければならない箇所も黒色で複写され、正式文書と
して使用できない等というような欠点があった。
【0005】本発明は上記問題に鑑みてなされたもの
で、その目的とする処は、画像データ解析部により任意
に設定された文字列・画像が含まれている原稿と判断し
た場合、その文字列・画像部分を自動的に画像編集する
ことができる複写装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、少なくとも原稿を読み取る入力部と、入
力データを一時格納する一時データ格納部と、入力デー
タを解析して捺印・Confidential・秘等の任意に設定さ
れた文字列・画像の存在を解析する解析部を有し、その
情報に基づいて制御する制御手段を有する複写装置にお
いて、画像データ解析部により任意に設定された文字列
・画像が含まれている原稿と判断した場合、その一致し
た文字列・画像部分のみを複写しない機能を有すること
を特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。
【0008】図1は本発明に係る複写装置のシステム構
成を示すブロック図であり、本複写装置においては、複
写する前に予め任意に設定された文字列・画像部分のみ
を複写しないのか、任意に設定された文字列・画像部分
のみを任意の色に変えるのか、任意に設定された文字列
・画像が含まれている頁に任意のマークを付けるのかの
モード入力を促すメッセージが表示され、ユーザは入力
部108にて入力し、任意変換方法保存部111にその
モードを保存する。
【0009】複写を実行する際に、画像読取部101に
て原稿を読み取り、画像処理部102にて電子的な画像
データヘ変換する。ビットマップ画像に関しては、読み
取った画像の一部若しくは全部と、図7に示すような任
意設定画像保存部105に登録された画像が一致する
か、文字列・画像比較判定部104により判定する。文
字列に関しては、読み取った画像を画像データ解析部1
03にてOCR等の方法で画像の解析を行って文字列に
変換し、その文字列の一部若しくは全部と、図6に示す
ような任意設定文字列保存部106に登録された文字列
が一致するか、文字列・画像比較判定部104により判
定する。
【0010】文字列・画像比較判定部104にて判定さ
れた結果と、予め設定された任意変換方法保存部111
のモードに従い、読み取った画像に対してシステム制御
部113を介して画像処理部102にて画像編集を行
い、画像出力部110にて印刷する。この一連の動作
で、複写画像を画像加工しながら、複写を実行したこと
になる。
【0011】次に、本複写装置の動作を図2のフローチ
ヤートを用いて説明する。
【0012】ステップ202では、原稿台に置かれた原
稿を読み取り、電子的な画像データヘ変換してステップ
203に移行する。ステップ203では、図7に示すよ
うな任意設定画像保存部105、図6に示すような任意
設定文字列保存部106に設定された、任意に設定され
た画像・文字列の読み取りを行い、ステップ204に移
行する。ステップ204では、ビットマップデータに関
しては、読み取った画像の一部若しくはは全部と、任意
設定画像保存部105に登録された画像が一致するか、
文字列・画像比較判定部104により判定する。
【0013】文字列に関しては、読み取った画像を画像
データ解析部103にてOCR等の方法で画像の解析を
行って文字列に変換し、その文字列の一部若しくは全部
と、任意設定文字列保存部106に登録された文字列が
一致するか、文字列・画像比較判定部104により判定
する。ステップ204では、その判定結果に基づいて或
る文字列・画像が一致していると判断したときはステッ
プ206に移行する。ステップ206では、一致した文
字列や画像に対して、周りの色に合わせてその画像デー
タを編集加工してステップ207に移行する。ステップ
207では、ステップ206で編集加工した画像データ
を印刷してコピーを終了する。
【0014】ステップ204においては、その判定結果
に基づいて或る文字列・画像が一致していないと判断し
たときはステップ205に移行する。ステップ205で
は、ステップ202で読み取った画像をそのまま印刷し
てコピーを終了する。
【0015】次に、任意に設定された文字列・画像部分
のみを複写しないモードでの動作例を図9のオリジナル
原稿の一例を複写した場合について説明する。
【0016】図6、図7及び図8に示すように、画像加
工用に文字列、画像、マーク情報を予め登録しておく。
図9に示すオリジナル原稿には、図7に示す登録文字列
情報に設定されている“Confidential”、図6に示す登
録画像情報に設定されている“佐々木”の画像が存在す
るため、“Confidential”の文字列、“佐々木”の画像
は、周りと同じ地肌色に画像加工を施して複写を行うた
め、図10に示す複写原稿となる。
【0017】次に、本複写装置の別の動作を図3のフロ
ーチャートを用いて説明する。
【0018】ステップ302では、原稿台に置かれた原
稿を読み取って電子的な画像データヘ変換し、ステップ
303に移行する。ステップ303では、図7に示すよ
うな任意設定画像保存部105、図6に示すような任意
設定文字列保存部106に設定された、任意に設定され
た画像・文字列の読み取りを行ってステップ304に移
行する。ステップ304では、ビットマップデータに関
しては、読み取った画像の一部若しくは全部と、任意設
定画像保存部105に登録された画像が一致するか、文
字列・画像比較判定部104により判定する。
【0019】文字列に関しては、読み取った画像を画像
データ解析部103にてOCR等の方法で画像の解析を
行って文字列に変換し、その文字列の一部若しくは全部
と、任意設定文字列保存部106に登録された文字列が
一致するか、文字列・画像比較判定部104により判定
する。ステップ304では、その判定結果に基づいて或
る文字列・画像が一致していると判断したときはステッ
プ306に移行する。ステップ306では、一致した文
字列や画像に対し、任意に指定された色にその画像デー
タを編集加工し、ステップ307に移行する。ステップ
307では、ステップ306で編集加工した画像データ
を印刷してコピーを終了する。ステップ304において
は、その判定結果に基づいて或る文字列・画像が一致し
ていないと判断したときはステップ305に移行する。
ステップ305では、ステップ302で読み取った画像
をそのまま印刷してコピーを終了する。
【0020】次に、本複写装置の更に別の動作を図4の
フローチャートを用いて説明する。
【0021】ステップ402では、原稿台に置かれた原
稿を読み取り、電子的な画像データヘ変換してステップ
403に移行する。ステップ403では、図7に示すよ
うな任意設定画像保存部105、図6に示すような任意
設定文字列保存部106に設定された、任意に設定され
た画像・文字列の読み取りを行ってステップ404に移
行する。ステップ404では、ビットマップデータに関
しては、読み取った画像の一部若しくは全部と、任意設
定画像保存部105に登録された画像が一致するか、文
字列・画像比較判定部104により判定する。
【0022】文字列に関しては、読み取った画像を画像
データ解析部103にてOCR等の方法で画像の解析を
行って文字列に変換し、その文字列の一部若しくは全部
と、任意設定文字列保存部106に登録された文字列が
一致するか、文字列・画像比較判定部104により判定
する。ステップ404では、その判定結果に基づいて或
る文字列・画像が一致していると判断したときはステッ
プ406に移行する。
【0023】ステップ406では、一致した文字列や画
像に対し、任意に指定された置換用の文字列や画像をそ
の画像データに編集加工してステップ407に移行す
る。ステップ407では、ステップ406で編集加工し
た画像データを印刷してコピーを終了する。ステップ4
04においては、その判定結果に基づいて或る文字列・
画像が一致していないと判断したときはステップ406
に移行する。ステップ405では、ステップ402で読
み取った画像をそのまま印刷してコピーを終了する。
【0024】次に、本複写装置の別の動作を図5のフロ
ーチャートを用いて説明する。
【0025】ステップ502では、原稿台に置かれた原
稿を読み取り、電子的な画像データヘ変換してステップ
503に移行する。ステップ503では、図7に示すよ
うな任意設定画像保存部105、図6に示すような任意
設定文字列保存部106に設定された、任意に設定され
た画像・文字列の読み取りを行ってステップ504に移
行する。ステップ504では、ビットマップデータに関
しては、読み取った画像の一部若しくは全部と、任意設
定画像保存部105に登録された画像が一致するか、文
字列・画像比較判定部104により判定する。
【0026】文字列に関しては、読み取った画像を画像
データ解析部103にて、OCR等の方法で画像の解析
を行って文字列に変換し、その文字列の一部若しくは全
部と、任意設定文字列保存部106に登録された文字列
が一致するか、文字列・画像比較判定部104により判
定する。ステップ504では、その判定結果に基づいて
或る文字列・画像が一致していると判断したときはステ
ップ506に移行する。
【0027】ステップ506では、一致した文字列や画
像が含まれている頁に対し、任意に指定されたマークを
その画像データに編集加工してステップ507に移行す
る。ステップ507では、ステップ506で編集加工し
た画像データを印刷してコピーを終了する。ステップ5
04においては、その判定結果に基づいて或る文字列・
画像が一致していないと判断したときはステップ505
に移行する。ステップ505では、ステップ502で読
み取った画像をそのまま印刷してコピーを終了する。
【0028】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
よれば、少なくとも原稿を読み取る入力部と、入力デー
タを一時格納する一時データ格納部と、入力データを解
析して捺印・Confidential・秘等の任意に設定された文
字列・画像の存在を解析する解析部を有し、その情報に
基づいて制御する制御手段を有する複写装置において、
画像データ解析部により任意に設定された文字列・画像
が含まれている原稿と判断した場合、その一致した文字
列・画像部分のみを複写しない機能を設けたため、画像
データ解析部により任意に設定された文字列・画像が含
まれている原稿と判断した場合、その文字列・画像部分
を自動的に画像編集することができるという効果が得ら
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る複写装置のシステム構成を示すブ
ロック図である。
【図2】本発明に係る複写装置の動作を示すフローチャ
ートである。
【図3】本発明に係る複写装置の動作を示すフローチャ
ートである。
【図4】本発明に係る複写装置の動作を示すフローチャ
ートである。
【図5】本発明に係る複写装置の動作を示すフローチャ
ートである。
【図6】登録文字列情報を示す図である。
【図7】登録画像情報を示す図である。
【図8】登録マーク情報を示す図である。
【図9】オリジナル原稿を示す図である。
【図10】複写原稿を示す図である。
【符号の説明】
101 画像読取部 102 画像処理部 103 画像データ解析部 104 文字列・画像比較判定部 105 任意設定画像保存部 106 任意設定文字列保存部 108 入力部 109 表示部 110 画像出力部 111 変換方法保存部 113 システム制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H027 EE07 FD06 FD08 FD10 ZA07 2H134 NA14 NA20 NA27 NA32 5C076 AA02 AA14 AA16 AA26 BA06 BA07 5C077 LL14 PP19 PP21 PP23 PP65 PQ20 PQ22 TT06

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも原稿を読み取る入力部と、入
    力データを一時格納する一時データ格納部と、入力デー
    タを解析して捺印・Confidential・秘等の任意に設定さ
    れた文字列・画像の存在を解析する解析部を有し、その
    情報に基づいて制御する制御手段を有する複写装置にお
    いて、 画像データ解析部により任意に設定された文字列・画像
    が含まれている原稿と判断した場合、その一致した文字
    列・画像部分のみを複写しない機能を有することを特徴
    とする複写装置。
  2. 【請求項2】 画像データ解析部により任意に設定され
    た文字列・画像が含まれている原稿と判断した場合、そ
    の一致した文字列・画像部分のみを任意の色に変えて複
    写する機能を有することを特徴とする請求項1記載の複
    写装置。
  3. 【請求項3】 画像データ解析部により任意に設定され
    た文字列・画像が含まれている原稿と判断した場合、そ
    の一致した文字列・画像部分のみを任意の文字列・画像
    に変えて複写する機能を有することを特徴とする請求項
    1記載の複写装置。
  4. 【請求項4】 画像データ解析部により任意に設定され
    た文字列・画像が含まれている原稿と判断した場合、そ
    の一致した文字列・画像が含まれている頁に任意のマー
    クを付ける機能を有することを特徴とする請求項1記載
    の複写装置。
JP2001256397A 2001-08-27 2001-08-27 複写装置 Withdrawn JP2003069803A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005349711A (ja) * 2004-06-10 2005-12-22 Sharp Corp 画像出力装置
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