JP2003069517A - 信号処理装置及び信号処理方法、多重化装置 - Google Patents

信号処理装置及び信号処理方法、多重化装置

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JP2003069517A
JP2003069517A JP2001260407A JP2001260407A JP2003069517A JP 2003069517 A JP2003069517 A JP 2003069517A JP 2001260407 A JP2001260407 A JP 2001260407A JP 2001260407 A JP2001260407 A JP 2001260407A JP 2003069517 A JP2003069517 A JP 2003069517A
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Akira Okawa
章 大川
Toshio Kanayama
敏雄 金山
Toshiaki Hayashi
俊明 林
Koji Mizumoto
浩二 水本
Hiroyuki Fukushima
裕之 福島
Katsuichi Ohara
克一 大原
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】入力データ信号の入力速度と同期クロック速度
の誤差を吸収し、データ信号を出力する信号処理装置及
び信号処理方法、多重化装置を提供する。 【解決手段】入力信号を格納するメモリ部(100)
と、前記メモリ部(100)から入力信号に含まれるデ
ータ信号を抽出し、所望の出力速度でデータ信号を出力
する抽出部(2)とを有し、前記抽出部(2)は、前記
メモリ部(100)から通知される前記入力信号の格納
情報に基づいてデータ信号を出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はデータ信号処理方法
及び装置に関し、特に非同期データ信号多重化装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】N:1非同期データ信号多重化装置は、
図1に示されるように、N個のインタフェース4から出
力されるデータ信号402を、多重化回路3により多重
化し、1つのデータ信号として出力する装置である。
【0003】図1におけるN組のインタフェース4は、
入力データ信号をFIFOメモリ41に格納し、そのF
IFOメモリ41から抽出回路42によりデータ信号を
抽出し、多重化回路3に出力する。それら複数のインタ
フェースから出力されたデータ信号402を、多重化回
路3が多重化し、その多重化データ信号302と、時分
割多重化周期の先頭を示す出力FP303とを出力す
る。
【0004】この多重化装置における処理の例として3
組のインタフェースA、B、Cからデータ信号が出力さ
れる場合を図2に示す。この図において、数字が振られ
ている正方形はデータ信号を表す。また、この数字は、
入力された順に振られ、インタフェースAは、1から始
まり、インタフェースBは、21から始まり、インタフ
ェースCは、41から始まる。また、この正方形で表さ
れているデータ信号を、正方形内の番号nを用いて、デ
ータ信号nと記すことにする。
【0005】この図2において、インタフェースAは、
多重化回路から出力FPが出力されるごとに、データ信
号1からデータ信号4まで入力されている。また他のイ
ンタフェースも同様に4つのデータ信号が入力される。
そして、それぞれデータ信号は、インタフェースから同
期クロックに同期して出力される。多重化回路は、これ
らのインタフェースから出力されるデータ信号を多重化
し出力FPと共に出力する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】入力データ信号の入力
速度は、同期クロックのクロック速度より速い場合や遅
い場合がある。この場合、図2のように、各インタフェ
ースには、出力FPを出力するごとに4つずつデータ信
号が入力されるのではなく、データ信号の入力速度が速
い場合は、5つ入力されたり、逆に入力速度が遅い場合
には、3つしか入力されないこともあり得る。
【0007】例えば、図3のインタフェースBのよう
に、出力FPの出力ごとに3つのデータ信号しか入力さ
れないようなデータ信号の入力速度が遅い場合は、FI
FOメモリへの入力速度がFIFOメモリから多重化回
路へデータ信号が送信される速度より遅いため、FIF
Oメモリには入力データ信号がなくなり、多重化回路に
送信するデータが欠落する現象が発生する。
【0008】逆に、インタフェースCのように、出力F
Pの出力ごとに5つのデータ信号が入力されるようなデ
ータ信号の入力速度が速い場合は、FIFOメモリへの
入力速度がFIFOメモリから多重化回路へ出力される
速度より速いため、FIFOメモリが飽和し、データ信
号45やデータ信号50のようにFIFOメモリに蓄積
されずに破棄されるスリップ現象が発生する。
【0009】このように、従来の多重化装置による時分
割多重化では、入力データ信号の入力速度と同期クロッ
クに誤差が生じている場合に、入力データ信号の廃棄、
または出力データの欠落が発生する問題があった。
【0010】本発明は、このような問題点に鑑み、入力
データ信号の入力速度と同期クロック速度の誤差を吸収
し、データ信号を出力する信号処理装置及び信号処理方
法、多重化装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、入力信号を格納するメモリ部と、前記メモリ部から
入力信号に含まれるデータ信号を抽出し、所望の出力速
度でデータ信号を出力する抽出部とを有し、前記抽出部
は、前記メモリ部から通知される前記入力信号の格納情
報に基づいてデータ信号を出力することを特徴とする。
請求項1においては、入力データ信号が格納されるメモ
リ部の格納情報により、抽出部が入力信号の入力速度
と、同期クロックの速度との差を認識できるので、メモ
リ部からの入力信号を、その差に対応して処理したデー
タ信号を出力する。
【0012】請求項2に記載の発明は、前記メモリ部
は、第1、第2、第3の3つのメモリ部で構成され、前
記入力信号は、第1、第2、第3のメモリ部の順に順次
格納され、前記第2のメモリ部は、自らの格納情報を前
記抽出部に通知することを特徴とする。請求項2におい
ては、メモリ部を3つに分割することにより、2番目に
格納されるメモリ部の蓄積情報だけで、抽出部が必要と
するメモリ部全体の蓄積情報を把握することが可能とな
る。また、それぞれのメモリ部の容量を変えることによ
り、出力データ信号の欠落や、入力信号の破棄が発生す
るまでの時間差を設定することができる。
【0013】請求項4に記載の発明は、請求項1から3
記載の信号処理装置と、複数の前記信号処理装置から出
力されるデータ信号を多重化し、出力する多重化回路と
を備えることを特徴とする。請求項7においては、上述
した特長を有する複数の信号処理回路から出力されるデ
ータ信号を多重化する多重化回路を備えることにより、
信号処理回路の特徴を有する多重化装置となる。
【0014】請求項5に記載の発明は、データ信号が入
力され、所望の出力速度でデータ信号を出力するデータ
信号処理方法であって、入力信号の入力速度が前記出力
速度より遅い場合は、前記データ信号に無効なデータ信
号を挿入したデータ信号を、前記出力速度で出力し、入
力信号の入力速度が前記出力速度より速い場合は、前記
データ信号に含まれる無効なデータ信号を削除したデー
タ信号を、前記出力速度で出力することを特徴とする。
請求項5においては、入力データ信号に無効なデータを
挿入することにより、出力データの欠落を防ぎ、入力デ
ータ信号に含まれる無効なデータ信号を削除することに
より、有効なデータ信号を優先的に出力する。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態における信号
処理装置及び多重化装置について図面を参照しながら説
明する。
【0016】最初に、このデータ信号処理装置に連続し
て入力されるデータ信号の説明をする。入力データ信号
は、後述するデータ無符号のデータ長と等しいデータ長
からなるデータ信号の単位で構成される。また、それら
の入力データ信号は、有効なデータばかりではなく、無
効なデータであるデータ無符号も含んでいる。そのた
め、有効または無効なデータ信号を識別するために、有
効なデータには、有効なデータが始まることを示す符号
が付加され、有効なデータの末尾には、有効なデータの
終わりを示す符号が付加されている。
【0017】次に、本実施の形態における多重化装置の
全体構成が示された図4について説明する。多重化装置
10は、複数の入力インタフェース1と多重化回路3か
らなる。そのうち入力インタフェース1は、非同期に入
力される入力データ信号101を多重化回路3の同期ク
ロック301を基準に多重化回路3に出力する。そし
て、多重化回路3は、インタフェース1から出力された
データ信号202と他のインタフェースから出力された
データ信号を多重化し、出力データ302と出力FP3
03とを多重化装置10から出力する。
【0018】次に、入力インタフェース1についての説
明をする。入力インタフェース1の構成は、3つのFI
FOメモリ部からなるFIFOメモリ部100(前段F
IFOメモリ部11、中段FIFOメモリ部12、後段
FIFOメモリ部13)と、抽出補正回路2からなる。
【0019】FIFOメモリ部100は、入力データ信
号を格納するメモリである。また、抽出補正回路2は、
FIFOメモリ部100から出力されるデータ信号から
多重化回路3に出力するデータ信号を抽出する回路であ
る。
【0020】次に、FIFOメモリ部100について説
明する。FIFOメモリ部100は、上述したように入
力データ信号を格納するメモリであるので、まず、入力
データ信号のFIFOメモリ部100へ格納方法につい
て説明する。
【0021】FIFOメモリ部100は、上述したよう
に前段FIFOメモリ部11と、中段FIFOメモリ部
12と、後段FIFOメモリ部13の3つのFIFOメ
モリで構成される。入力データ信号は、これら3つのF
IFOメモリに後段、中段、前段の順に順次格納され
る。具体的に、3つのFIFOメモリとも空きである状
態から入力データ信号が格納されるとしたとき、入力デ
ータ信号は、まず後段FIFOメモリ部13に格納され
る。そしてこの後段FIFOメモリ部13が飽和する
と、入力データ信号は中段FIFOメモリ部12に格納
され、さらに中段FIFOメモリ部12が飽和すると前
段FIFOメモリ部11に格納される。
【0022】このような入力データ信号の格納方法か
ら、中段FIFOメモリ部12に入力データ信号が入っ
ていない枯渇状態では、FIFOメモリ部100の空き
メモリ容量に余裕があると判断できる。逆に、中段FI
FOメモリ部12が飽和状態であれば、FIFOメモリ
部100の空きメモリ容量に余裕はないと判断できる。
【0023】このように、FIFOメモリ部100の入
力データ信号の格納量に着目すると、入力データ信号の
入力タイミングと多重化回路3に出力されるデータ信号
の出力タイミングとのずれを間接的に認識することが可
能となる。従って、FIFOメモリ部100は、中段F
IFOメモリ部12の格納量の情報を抽出補正回路2に
通知する。
【0024】また、後段FIFOメモリ部13の容量を
変更することにより、中段FIFOメモリ部が空きとな
ってから有効なデータ信号の連続によりデータ信号の入
力遅延が補正されずデータ信号の欠落が発生するまでの
時間差を設定できる。また、前段FIFOメモリ部11
の容量を変更することにより、中段FIFOメモリ部1
2が飽和してから有効なデータ信号の連続によりデータ
信号の入力過剰が補正されずデータ信号の廃棄が発生す
るまでの時間差を設定できる、次に、抽出補正回路2の
処理について説明した後、抽出補正回路2の構成を詳細
に説明する。
【0025】抽出補正回路2は、中段FIFOメモリ部
12が空きであることを通知された場合は、多重化回路
3へ出力するデータ信号の出力速度よりも、入力データ
信号の入力速度が遅いと判断できるので、多重化回路3
へ出力するデータ信号の欠落を防ぐために、有効データ
と有効データとの間にデータ無符号を挿入する。
【0026】また、抽出補正回路2は、逆に中段FIF
Oメモリ部12に空きがないことを通知された場合は、
多重化回路3へ出力するデータ信号の出力速度よりも、
入力データ信号の入力速度が速いと判断できるので、多
重化回路3へ出力するデータ信号に無効データがある場
合は、入力インタフェース1内で削除し、有効なデータ
を優先的に多重化回路3へ出力する。
【0027】このように入力インタフェース1は、FI
FOメモリ部100の空き具合で入力データ信号の入力
速度を判断し、抽出補正回路2でデータの削除や挿入を
行う仕組みとなっている。
【0028】次に、抽出補正回路2の詳細な説明をす
る。
【0029】抽出補正回路2は、図4に示されるよう
に、セレクタ24と、データ監視プロトコル処理回路2
1と、データ有効状態判定回路22と、データ無符号生
成回路23と、データ無符号保持判定回路26と、デー
タ削除FIFOメモリ25からなる。
【0030】データ監視プロトコル処理回路21は、セ
レクタ24から送信されるデータ信号の有効性などを監
視し、その監視結果をデータ有効状態判定回路22また
はデータ無符号保持判定回路26に通知する。
【0031】データ有効状態判定回路22は、データ無
符号生成回路23にデータ無符号の生成を指示する。ま
た、データ有効状態判定回路22は、中段FIFOメモ
リ部12から、中段FIFOメモリ部12のメモリ容量
の状態を通知される。
【0032】データ無符号生成回路23は、データ有効
状態判定回路22から指示を受け、データ無符号を生成
すると共に、セレクタ24に対し後述する指示を行う。
【0033】セレクタ24は、ライン241に出力する
データ信号を、データ無符号生成回路23またはFIF
Oメモリ部100のいずれかから出力するのかを切り替
える。この切り替えは、上記データ有効状態判定回路2
2からの指示により行われる。
【0034】データ無符号保持判定回路26は、データ
削除FIFOメモリ25に対し、データ削除FIFOメ
モリ25に格納されているデータ信号の削除を指示す
る。また、データ無符号保持判定回路26は、中段FI
FOメモリ部12から、中段FIFOメモリ部12のメ
モリ容量の状態を通知される。
【0035】以上に説明した複数の回路により抽出補正
回路2は構成されており、それぞれの回路は同期クロッ
ク301で同期している。なお、図中のライン122、
123、201、211、212、221、231、2
32、241、261は信号線を表す。
【0036】次に、この抽出補正回路2内の個々の回路
につき、その詳細を図5を用いて説明する。
【0037】まず、データ監視プロトコル処理回路21
は、シフトレジスタ21aと、2つのデコーダ21b、
21cからなる。デコーダ21bは、シフトレジスタ2
1aからのデータ信号から、有効なデータ信号の先頭で
あることを示す符号またはデータ信号の末尾であること
を示す符号が検出された場合は、先頭の符号あるいは末
尾の符号を検出したことをデータ有効状態判定回路22
へ通知する。デコーダ21cは、シフトレジスタ21a
からのデータ信号から、データ無符号を検出した場合
は、データ無符号を検出したことをデータ無符号保持判
定回路26へ通知する。
【0038】データ有効状態判定回路22は、ラッチ2
2aとAND回路22bからなる。ラッチ22aは、デ
ータ監視プロトコル処理回路21から通知されたデータ
信号の有効または無効である状態を保持する。AND回
路22bは、中段FIFO12から枯渇状態が通知さ
れ、かつ、ラッチ22aにデータ無効状態が保持されて
いる場合に、データ無符号生成回路23へデータ無符号
生成を通知する。
【0039】データ無符号生成回路23は、カウンタ2
3aと、デコーダ23bと、シフトレジスタ23cから
なる。カウンタ23aは、データ有効状態保持回路22
からデータ無符号生成の通知を受けて、同期クロック3
01に同期してカウンタ値を0からデータ無符号のビッ
ト長と同じ値まで増加させる。デコーダ23bは、カウ
ンタ23aのカウンタ値がデータ無符号のビット長と同
じ値になるまでシフトレジスタ23cにデータ無符号の
送出を通知すると共に、セレクタ24の入力を231側
へ切り替える。シフトレジスタ23cは、デコーダ23
bから通知を受けて同期クロック301に同期してデー
タ無符号をセレクタ24へ送出する。
【0040】セレクタ24は、ライン201側の後段F
IFO13から入力されるデータ信号を削除FIFO2
5およびデータ監視プロトコル処理回路21へ出力す
る。また、セレクタ24は、データ無符号生成回路23
から切り替えを通知された場合は、データ信号を入力す
るラインを231側へ切り替え、データ無符号生成回路
23から出力されるデータ無符号を削除FIFO25お
よびデータ監視プロトコル処理回路21へ出力する。
【0041】削除FIFO25は、セレクタ24から出
力されたデータ信号を格納し、多重化回路3へ出力す
る。また、データ無符号保持判定回路26からデータ無
符号削除の通知を受けた場合に格納されたデータ信号を
削除する。
【0042】データ無符号保持判定回路26は、カウン
タ26bと、AND回路26aと、デコーダ26cから
なる。カウンタ26bは、データ無符号を削除するため
の処理したビット単位で増分するカウンタである。ま
た、AND回路26aは、データ監視プロトコル処理回
路21からデータ無符号が検出されたことの通知があ
り、かつ、デコーダ26cから出力があり、かつ中段F
IFO12から飽和状態が通知されている場合に、削除
FIFO25へデータ信号の削除を通知する。
【0043】ここで、このデータ無符号保持判定回路2
6は、上述したように削除FIFO25へデータ無符号
の削除を通知するが、連続してデータ無符号を削除する
通知を行わないことにする。具体的に、データ無符号が
2つ連続している場合は、1つ目のデータ無符号を削除
し、2つ目のデータ無符号は削除しないことにする。
【0044】そのため、カウンタ26bは、データ監視
プロトコル処理回路21からデータ無符号を検出した通
知を受けて、同期クロック301に同期してデータ無符
号のビット長の2倍の値までカウンタ値を増加する。
【0045】このとき、データ監視プロトコル処理回路
21は、カウンタ値が1以上で、データ無符号のビット
長以下のときは、データ無符号を削除する通知をし、デ
ータ無符号のビット長より大きく、データ無符号のビッ
ト長の2倍の値以下のときは、データ無符号を削除する
通知をしない。このようにして、連続してデータ無符号
を削除しない。
【0046】なお、図中のライン262、263、21
3、222、233、232、234は信号線を表す。
【0047】以上でインタフェース1の構成の説明を終
え、次に、インタフェース1の処理概要を図6のフロー
チャートを用いて説明する。なお、図6のフローチャー
トにおいて、「削除FIFO」は、データ削除FIFO
メモリ25であり、「中段FIFO」は、中段FIFO
メモリ部12を表す。
【0048】まず、起動したときに、データ有効状態判
定回路にデータ無効をセットし、データ削除FIFOメ
モリ25に、データ無符号がセットされる初期処理が行
われる(S1)。
【0049】この初期処理以降、インタフェース1は、
多重化回路3からのデータ信号読み出し要求があるかど
うかの判断(S2)を、各処理の終了ごとに行う。
【0050】まず最初に、データ有効状態判定回路22
は、データ有効を示しており、データ無符号保持判定回
路26も、データ無符号を保持していない通常の状態で
の処理について説明する。
【0051】データ信号読み出し要求を受けると(S2
でY)削除FIFOから多重化回路へデータ信号が出力
される(S3)。次にデータ有効状態判定回路はデータ
有効を示しているので(S4でY)、後述する処理Aが
行われる(S5)。次に、データ無符号の保持もしてい
ないので(S6でN)、再びステップS2の処理に戻
る。
【0052】次に、処理Aについて図7のフローチャー
トを用いて説明する。なおフローチャート中の後段FI
FOメモリ部とは、後段FIFOメモリ部13を表す。
【0053】処理Aは、主にデータ有効状態判定回路2
2のデータ有効状態を必要に応じて更新する処理であ
る。
【0054】まず、後段FIFOメモリ部からデータ信
号を読み出し、削除FIFOへ格納する(S21)。そ
のデータ信号が有効データの開始を示す符号が付加され
ていて、かつ、データ有効状態判定回路22のデータ有
効状態が無効であれば(S22でY)、データ有効状態
判定回路22のデータ有効状態を有効とする(S2
3)。
【0055】また、後段FIFOメモリ部から読み出し
たデータ信号が、有効なデータの最後を示す符号が付加
されていて、かつ、データ有効状態判定回路22のデー
タ有効状態が有効であれば(S22でN、S24で
Y)、データ有効状態判定回路22のデータ有効状態を
無効とする(S25)。
【0056】次に、データ有効状態判定回路22は、デ
ータ無効を示しており、データ無符号保持判定回路26
は、データ無符号を保持している状態での処理について
説明する。
【0057】ステップS4までは、上述した処理が行わ
れる。次に、データが無効なため(S4でN)、中段メ
モリが空きかどうかの判定が行われる。このとき中段メ
モリが空きでなければ(S8でN)、上述したステップ
S5、ステップS6と処理される。また、中段メモリが
空きであれば(S8でY)、データの入力速度が遅いこ
とを示しているので、削除FIFOへデータ無符号を出
力する(S9)。以後ステップS6が処理される。
【0058】次に、ステップS6において、データ無符
号を保持している(S6でY)場合について説明する。
データ無符号保持判定回路26がデータ無符号を保持す
るのは、データ無符号保持判定回路26にデータ監視プ
ロトコル処理回路21からデータ無符号が検出されたこ
との通知があった場合である。
【0059】このとき、処理Bの処理を行う。この処理
Bについて図8のフローチャートを用いて説明する。
【0060】データ無符号を保持していて、中段FIF
Oメモリ部12がオーバーフローで、かつ、データ無符
号を連続して削除することにならない場合(S31で
Y)、データ信号の入力速度が速いため、削除FIFO
25のデータ無符号を削除する(S32)。
【0061】次に、多重化回路よりデータ信号の読み出
し要求がない場合(S2でN)について図6を用いて説
明する。
【0062】この場合、削除FIFOが空きであれば
(S7でY)、上述したステップS8からの処理とな
る。また、削除FIFOが空きでなければ、多重化回路
に出力するデータ信号が削除FIFOに控えているの
で、多重化回路からの読み出し要求待ちの状態であり、
再びステップS2の処理となる。
【0063】以上でインタフェース1の処理の概要の説
明を終え、次に、このように構成されたインタフェース
1に入力したデータ信号が、多重化回路3に出力される
までのインタフェース1の処理内容を、3つの場合に分
けて説明する。
【0064】まず、第1の場合は、中段FIFOメモリ
部12が、空きも飽和もしない場合であり、その場合の
インタフェース1の処理内容を図9と図10を用いて説
明する。
【0065】図9は、インタフェースAとインタフェー
スBの2枚のインタフェースから、多重化回路3にデー
タ信号が出力される様子を示した図である。
【0066】図9において、数字が振られている正方形
は、データ信号を示す。また、その数字は、入力された
順に振られており、インタフェースAは1から始まり、
インタフェースBは、201から始まる。以下、正方形
で囲まれたデータ信号を、その四角内の数字nを用い
て、データ信号nと記す。また、正方形で囲まれた
「無」は、データ無符号を意味する。
【0067】次に、図9に記載されている語句の説明を
する。
【0068】「前段メモリ入力データ」、「中段メモリ
入力データ」、「前段メモリ入力データ」は、それぞれ
前段FIFOメモリ部11への入力データ信号、中段F
IFOメモリ部12への入力データ信号、後段FIFO
メモリ部13への入力データ信号を表す。
【0069】「中段メモリEmpty」は、中段FIF
Oメモリ部12が空きかどうかを表す。また、「中段メ
モリOverFlow」は、中段FIFOメモリ部12
が飽和状態かどうかを表す。
【0070】「データ有効」は、抽出補正回路2へ入力
されたデータ信号が有効なデータ信号かどうかを表す。
また、「データ無し符号保持」とは、データ無符号保持
判定回路26が、データ監視プロトコル処理回路21か
ら、データ無符号の検出通知を受け、データ無し符号保
持をしているのかどうか表す。
【0071】なお、インタフェースBについては、前段
メモリ入力データ(前段FIFOメモリ部への入力デー
タ)と補正回路(抽出補正回路)出力データの記載とす
る。
【0072】次に、多重化回路の「出力データ」とは、
多重回路3から出力されるデータを表し、「出力FP」
は、多重化したデータ信号の先頭を表す。
【0073】次に、図9における具体的なデータ信号の
流れの例を、データ信号1を用いて説明する。まず、デ
ータ信号1は、前段FIFOメモリ部11に入力され
(S101)、中段FIFOメモリ部12を経て(S1
02)、後段FIFOメモリ部13に格納される(S1
03)。このように全てのFIFOメモリ部が空きであ
っても、上記順番で格納される。
【0074】次に、データ信号1は、抽出補正回路2に
入力され(S104)、処理された後、抽出補正回路2
から出力され(S105)、多重化回路3から出力され
る(S106)。
【0075】このような入力データ信号の流れを、FI
FOメモリに着目して表現したのが図10である。次に
図10に記載されている語句の説明をする。
【0076】「入力データ」とは、インタフェースAに
入力されるデータ信号の番号を表し、データ無符号だけ
「0」と表す。また、「回路入力」とは、抽出補正回路
2に入力されるデータ信号の番号を表し、「回路出力」
とは、抽出補正回路2から出力されるデータ信号の番号
を表す。この場合もデータ無符号だけ「0」と表す。
【0077】また、「Empty」は、中段FIFOメ
モリ部12が空きかどうかを表し、空きの場合は「1」
とし、空きが解除されると「0」とする。また、「デー
タ有効」とは、抽出補正回路2へ入力されたデータ信号
が有効なデータ信号かどうかを表し、有効な場合は、
「1」とし、無効な場合は「0」とする。
【0078】なお、この第1の場合は、前段メモリ部1
1にデータ信号は格納されないので、前段メモリ部11
は図示しない。
【0079】次に、図10の説明を、図9で説明したデ
ータ信号1の流れを対応させて説明する。図9における
S101からS103で、後段FIFOメモリ部13に
データ信号1は格納される(S103)。次に、抽出補
正回路2にデータ信号は入力される(S104)。そし
て抽出補正回路2からデータ信号は出力される(S10
5)。
【0080】なお、図9と図10は、図9が連続的な表
現であり、図10が、離散的な表現であるので、これら
表現方法の違いにより図の内容が異なるように見えるこ
とがある。
【0081】以上説明した図9と図10を用いて、第1
の場合の多重化装置10の処理について説明する。
【0082】図10において、データ信号5より、初め
て中段FIFOメモリ部12に入力データ信号が格納さ
れるので、それまでの「Empty」は、空きの状態を
示す1となっている。また、図9においても「中段メモ
リEmpty」は、空きの状態を示している。そして、
この空きの状態でデータ信号5が入力されることによ
り、空き状態が解除され、そのことを示す枯渇解除信号
は、中段FIFOメモリ部12から、データ有効状態判
定回路22に通知される。
【0083】次に、データ信号6が入力されるのと同じ
くして、データ信号1は、抽出補正回路2に入力され
る。このとき、データ信号1は、有効なデータの先頭を
示す符号が付加されているため、データ有効状態判定回
路22は、データが有効であることを認識し、データ有
効状態判定回路22にデータが有効であることが通知さ
れる。これにより、図9の「データ有効」は、データが
有効であることを示し、「データ無符号保持」もデータ
無符号不保持となる。また、図10においても、データ
信号1が抽出補正回路2に入力された時点(S104)
では、データ信号1の有効性が判定されていないが、抽
出補正回路から出力される時点(S105)で「データ
有効」がデータの有効性を表す1となっている。
【0084】このようにしてデータ信号1は、インタフ
ェースAから出力され、インタフェースBから出力され
たデータ信号201と共に多重化回路3から出力される
(図9のS106)。
【0085】これ以降、中段FIFOメモリ部12は、
空きも飽和もしない状態が続く。また、入力データ信号
も、連続して有効なデータが入力されるので、図9のデ
ータ有効やデータ無し符号保持も変わらない。
【0086】以上、中段FIFOメモリ部12が、空き
も飽和もしない場合の処理について説明した。
【0087】次に、入力データ信号の入力速度が遅い第
2の場合について、図11と図12を用いて説明する。
【0088】この第2の場合は、入力データ信号に、デ
ータ無符号が入力される。このデータ無符号は、図11
において、正方形で囲まれた「無」に対応し、図12で
は「IC」に対応している。
【0089】なお、図11の図の見方は、第1の場合に
用いた図9の見方と同じであり、図12の図の見方も図
10と図の見方と同じである。
【0090】次に、第2の場合の処理について説明す
る。まずデータ信号5が入力されるまでは、第1の場合
と同様な処理を行う。次に、図11または図12におい
て、データ信号5が、中断FIFOメモリ部12から、
後段FIFOメモリ部へ格納される(S201)ため、
中段FIFOメモリ部12は、空きとなる。そのため、
図11において、「中段メモリEmpty」は、Emp
ty解除から、再びEmptyとなり、図12において
も、「Empty」は0となる。また、そのときデータ
信号1により、図11において「データ有効」は、デー
タ有効となり、「データなし符号保持」は、データ無符
号不保持となる(S202)。
【0091】そこで、データ無符号が中段FIFOメモ
リ部12に入力されるため(S203)、図11におい
て、「中段メモリEmpty」は、Emptyから、再
びEmpty解除となり、図12においても、「Emp
ty」は0となる。しかし、その後再び中段FIFOメ
モリ部12は、空きとなる。また、このとき中段FIF
O12の枯渇状態がデータ有効状態判定回路22へ通知
される。
【0092】次に、データ信号1から続く有効なデータ
の最後のデータ信号であるデータ信号5が、抽出補正回
路2に入力される(S204)。そのとき、上述したよ
うにデータ信号5には、有効なデータの末尾であること
を示す符号が付加されているため、データ監視プロトコ
ル処理回路21により、データ有効状態判定回路22は
データの無効を通知され、データ有効状態判定回路22
はデータ無効状態にセットされる。従って図11におい
て、「データ有効」は、データ無効となる。
【0093】そして、データ信号5が抽出補正回路2か
ら出力された後、データ有効状態判定回路22は、デー
タ無符号生成回路23にデータ無符号の出力を指示し、
データ無符号生成回路23は、セレクタ24の入力をラ
イン231側へ切り替える。これにより、データ無符号
が挿入され、抽出補正回路2から出力される(S20
5)。また、S205におけるデータ無符号を出力する
時点では、中段FIFOメモリ部12は、まだ空の状態
であるため、再びデータ無符号が挿入され、出力される
(S206)。
【0094】次に、データ信号8の場合も同様に、中段
FIFOメモリ部12が、空き状態のため、データ無符
号が挿入される(S207)。
【0095】以上説明したように、中段FIFOメモリ
部12が空きの状態で、かつデータが無効であれば、デ
ータ無符号を挿入することによりデータの欠落を防ぐこ
とができる。
【0096】次に、入力データ信号の入力速度が速い第
3の場合について、図13と図14を用いて説明する。
【0097】この第3の場合は、入力データ信号に、デ
ータ無符号が入力される。このデータ無符号は、図13
において、正方形で囲まれた「無」に対応し、図14で
は「IC」に対応している。そして、この第3の場合
は、データ無符号が削除される場合がある。この削除さ
れるデータは、図14において「(IC)」と表す。ま
た、データ信号の入力速度が速いため中段FIFOメモ
リ部12のオーバーフローも発生する。その状態を、図
13では「中段メモリオーバーフロー」で表し、図14
では、「Overflow」で表す。
【0098】なお、図13の図の見方は、第1の場合に
用いた図9の見方と同じであり、図14の図の見方も図
10と図の見方と同じである。
【0099】次に、第3の場合の処理について説明す
る。まずデータ信号5が入力されるまでは、第1の場合
と同様な処理を行う。そして、データ信号5の入力によ
り、中段FIFOメモリ部12は、空きではなくなるた
め(S301)枯渇解除信号をデータ有効状態判定回路
22に通知する。この後、この第3の場合において、中
段FIFOメモリ部12が空きとなることは無い。
【0100】次に、データ信号1から連続した有効なデ
ータ信号の最後のデータ信号5が、抽出補正回路2に入
力される(S302)。この場合、第2の場合と異な
り、中段FIFOメモリ部12は空きではないので、デ
ータ無符号が挿入されることはない。その後、データ信
号12の後の入力データ信号は、3つ連続してデータ無
符号が入力されている(S303)。このうち2つは、
後に削除されるデータ無符号である。
【0101】次に、データ信号13が中段FIFOメモ
リ部12に格納されるため、中段FIFOメモリ部12
は飽和し、データ無符号保持判定回路26に飽和が通知
される。また、図13において、「中段メモリOver
flow」は、Overflowを示し、図14におい
て、「Overflow」は、飽和を示す1となる。そ
して、データ信号12が、抽出補正回路2に入力される
ことにより、図13の「データ有効」は、データ無効と
なる(S305)。また、図14においても、「データ
有効」は、データ無効を示す0となる。そして、データ
無符号が、抽出補正回路2に入力される。この状態で、
中段FIFOメモリ部12は、飽和しており、かつ、入
力データが、データ無符号であるので、このデータ無符
号は削除される(S306)。
【0102】次の状態も同様に中段FIFOメモリ部1
2が飽和しており、かつ、入力データが、データ無符号
であるが、上述した連続してデータ無符号を削除しない
ようにしているので、このデータ無符号は削除されない
(S307)。
【0103】しかし、次のデータは、中段FIFOメモ
リ部12が飽和しており、かつ、入力データがデータ無
符号であり、連続して削除することにはならないので削
除される(S308)。その後、S309で上述の条件
によりデータ無符号は、削除される。
【0104】以上説明したように、中段FIFOメモリ
部12が飽和の状態で、かつデータが無効であれば、デ
ータ無符号を削除することによりスリップ現象を防ぐこ
とができる。
【0105】上記各実施の形態において、抽出補正回路
2は、抽出部に対応し、後段FIFOメモリ部13、中
断FIFOメモリ部12、前段FIFOメモリ部11
は、それぞれ第1、第2、第3のメモリ部に対応する。
【0106】また、データ監視プロトコル処理回路21
は、監視部に対応し、データ有効状態判定回路22は、
データ判定部に対応し、データ無符号生成回路23は、
無効データ生成部に対応し、データ無符号保持判定回路
26は、データ無符号判定部に対応し、データ削除FI
FOメモリ25は、削除部に対応する。
【0107】以下、本発明の要旨の一部を以下に列挙す
る。
【0108】(付記1) 入力信号を格納するメモリ部
と、前記メモリ部から入力信号に含まれるデータ信号を
抽出し、所望の出力速度でデータ信号を出力する抽出部
とを有し、前記抽出部は、前記メモリ部から通知される
前記入力信号の格納情報に基づいてデータ信号を出力す
ることを特徴とする信号処理装置。
【0109】(付記2) 前記メモリ部は、第1、第
2、第3の3つのメモリ部で構成され、前記入力信号
は、第1、第2、第3のメモリ部の順に順次格納され、
前記第2のメモリ部は、自らの格納情報を前記抽出部に
通知することを特徴とする付記1記載の信号処理装置。
【0110】(付記3) 前記抽出部は、前記メモリ部
から所定の内容が通知された場合、前記入力信号に無効
なデータ信号を挿入したデータ信号を出力することを特
徴とする付記1記載の信号処理装置。これにより、入力
データ信号に無効なデータ信号を挿入することにより、
出力データ信号の欠落を防止する。
【0111】(付記4) 前記抽出部は、前記メモリ部
から所定の内容が通知された場合、前記入力信号に含ま
れる無効なデータ信号を削除したデータ信号を出力する
ことを特徴とする付記1記載の信号処理装置。これによ
り、入力データ信号に含まれる無効なデータ信号を削除
することにより、有効なデータ信号を優先的に出力す
る。
【0112】(付記5) 前記抽出部は、前記メモリ部
から出力されたデータ信号を監視する監視部と、前記メ
モリ部から格納情報の通知と、前記監視部からのデータ
信号の有効性の通知とを受けるデータ判定部と、前記入
力信号に挿入する無効データを生成する無効データ生成
部とを有し、前記無効データ生成部は、前記判定部から
の通知により、前記入力信号に無効データを挿入するこ
とを特徴とする付記1記載の信号処理装置。
【0113】メモリ部から入力データ信号の格納情報が
通知され、監視部からデータの有効性を通知されるデー
タ判定部が、2つの通知内容に基づき、無効データ生成
部に無効データの生成を指示し、無効データをデータ信
号に挿入する。この監視部からの通知は、データ信号が
無効なデータかどうかの通知内容である。
【0114】(付記6) 前記抽出部は、前記メモリ部
から出力されたデータ信号を監視する監視部と、前記メ
モリ部から格納情報の通知と、前記監視部からのデータ
信号の有効性の通知とを受けるデータ無符号判定部と、
データ信号を削除する削除部とを有し、前記削除部は、
前記データ無符号判定部からの通知により、前記入力信
号に含まれる無効データを削除することを特徴とする付
記1記載の信号処理装置。
【0115】メモリ部から入力データ信号の格納情報が
通知され、監視部からデータの有効性を通知されるデー
タ無符号判定部が、2つの通知内容に基づき、削除部に
無効データの削除を指示し、無効データをデータ信号か
ら削除する。この監視部からの通知は、データ信号が無
効データかどうかの通知内容である。
【0116】(付記7) 付記1から6記載の信号処理
装置と、複数の前記信号処理装置から出力されるデータ
信号を多重化し、出力する多重化回路とを備えることを
特徴とする多重化装置。
【0117】(付記8)データ信号が入力され、所望の
出力速度でデータ信号を出力するデータ信号処理方法で
あって、入力信号の入力速度が前記出力速度より遅い場
合は、前記データ信号に無効なデータ信号を挿入したデ
ータ信号を、前記出力速度で出力し、入力信号の入力速
度が前記出力速度より速い場合は、前記データ信号に含
まれる無効なデータ信号を削除したデータ信号を、前記
出力速度で出力することを特徴とする信号処理方法。
【0118】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
入力データ信号の入力速度と同期クロック速度の誤差を
吸収し、データ信号を出力する信号処理装置及び信号処
理方法、多重化装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】N:1非同期データ信号多重化装置の全体図で
ある。
【図2】多重化装置における処理の例を示す図である。
【図3】多重化装置における処理の例を示す図である。
【図4】多重化装置の全体構成を示す図である。
【図5】多重化装置の全体構成の詳細を示す図である。
【図6】処理概要のフローチャートである。
【図7】処理Aのフローチャートである。
【図8】処理Bのフローチャートである。
【図9】第1の場合におけるインタフェース1のタイム
チャートである。
【図10】第1の場合におけるインタフェース1のメモ
リの様子を示す図である。
【図11】第2の場合におけるインタフェース1のタイ
ムチャートである。
【図12】第2の場合におけるインタフェース1のメモ
リの様子を示す図である。
【図13】第3の場合におけるインタフェース1のタイ
ムチャートである。
【図14】第3の場合におけるインタフェース1のメモ
リの様子を示す図である。
【符号の説明】
1…入力インタフェース 2…抽出補正回路 3…多重化回路 10…多重化装置 11…前段FIFOメモリ部 12…中段FIFOメモリ部 13…後段FIFOメモリ部 21…データ監視プロトコル処理回路 22…データ有効状態判定回路 23…データ無符号生成回路23 24…セレクタ 25…データ削除FIFOメモリ 26…データ無符号保持判定回路 100…FIFOメモリ部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 金山 敏雄 神奈川県横浜市港北区新横浜2丁目3番9 号 富士通ディジタル・テクノロジ株式会 社内 (72)発明者 林 俊明 神奈川県横浜市港北区新横浜2丁目3番9 号 富士通ディジタル・テクノロジ株式会 社内 (72)発明者 水本 浩二 神奈川県横浜市港北区新横浜2丁目3番9 号 富士通ディジタル・テクノロジ株式会 社内 (72)発明者 福島 裕之 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 大原 克一 神奈川県横浜市港北区新横浜2丁目3番9 号 富士通ディジタル・テクノロジ株式会 社内 Fターム(参考) 5K028 AA01 KK01 KK12 NN31 SS26

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力信号を格納するメモリ部と、 前記メモリ部から入力信号に含まれるデータ信号を抽出
    し、所望の出力速度でデータ信号を出力する抽出部とを
    有し、 前記抽出部は、前記メモリ部から通知される前記入力信
    号の格納情報に基づいてデータ信号を出力することを特
    徴とする信号処理装置。
  2. 【請求項2】 前記メモリ部は、第1、第2、第3の3
    つのメモリ部で構成され、 前記入力信号は、第1、第2、第3のメモリ部の順に順
    次格納され、 前記第2のメモリ部は、自らの格納情報を前記抽出部に
    通知することを特徴とする請求項1記載の信号処理装
    置。
  3. 【請求項3】 前記抽出部は、前記メモリ部から出力さ
    れたデータ信号を監視する監視部と、 前記メモリ部から格納情報の通知と、前記監視部からの
    データ信号の有効性の通知とを受けるデータ判定部と、 前記入力信号に挿入する無効データを生成する無効デー
    タ生成部とを有し、 前記無効データ生成部は、前記判定部からの通知によ
    り、前記入力信号に無効データを挿入することを特徴と
    する請求項1記載の信号処理装置。
  4. 【請求項4】 請求項1から3記載の信号処理装置と、 複数の前記信号処理装置から出力されるデータ信号を多
    重化し、出力する多重化回路とを備えることを特徴とす
    る多重化装置。
  5. 【請求項5】データ信号が入力され、所望の出力速度で
    データ信号を出力するデータ信号処理方法であって、 入力信号の入力速度が前記出力速度より遅い場合は、前
    記データ信号に無効なデータ信号を挿入したデータ信号
    を、前記出力速度で出力し、 入力信号の入力速度が前記出力速度より速い場合は、前
    記データ信号に含まれる無効なデータ信号を削除したデ
    ータ信号を、前記出力速度で出力することを特徴とする
    信号処理方法。
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